アナリストのジーン・マンスター曰く「TeslaはおそらくModel 3の生産目標に届かない」

アナリストのGene Munsterの予測によると、TeslaはModel 3の生産目標を達成できそうにない。Bloombergが伝えた。MunsterはBloombergのインタビューに、投資家らはTeslaが週に2500~3000台生産すると予想したが、実際には週に1500~2000台となる可能性が高いと答えた。そんな予測にも関わらず、MunsterはTeslaの将来に楽観的だ。

「Model 3のような予約が入る車はめったにない」とMunsterは言った。「これ以上増えることはないだろうが、おそらく予約は40万台くらいで供給より需要が多い状態なので、Elon Muskはそれを強調するだろう。短期的には投資家の耳には届かないだろうが、長期的には生産のペースが上がれば株価はすぐに戻るだろう」」

Munsterの予測のすぐ前に、BernsteinのアナリストらはTeslaがModel 3の最終組み立てに自動化を多用しすぎていると指摘していた。彼らはTeslaが生産目標に届かないのはそれが原因だと主張した。

昨年8月、Tesla saidは2017ね末までにModel 3を週に5000台生産すると予想した。その後同社は数字を調整した。Teslaは1月に四半期末にModel 3の生産ペースは週に2500台で、Q2末には毎週5000台を目指すと語った。

Teslaはこの件についてコメントを拒んでいる。

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「Teslaはオートメーションを使いすぎ」とアナリストが指摘

英国金融系調査会社、Bernsteinのアナリスト、Max WarburtonとToni Sacconaghiが、Elon Muskはオートメーションを使いすぎている、と指摘している。Business Insiderが報じた。そして、Tesla が思うようにスケーリングできないのはそれが理由だという。

「Teslaは最終組み立て工程の超オートメーション化を試みた」と記事は伝えている。「TeslaはModel 3生産ラインでオートメーションに意欲的すぎたとわれわれは考えている。実際に見た人はほとんどいないが(現在工場は非公開)、これはわかっている:Teslaは伝統的OEMと比べて1台あたりに約2倍の費用をかけている」

プレス加工、塗装、溶接などの工程を自動化しただけでなく、Teslaは最終組み立て工程も自動化しようとしている。そこには部品を車体に組み込む作業も含まれている。

「これは、2段階の最終ラインに部品の並べ替えを自動化するロボットを配置することを意味している。Teslaはこの部分(および溶接とバッテリーパックの組み立て)で問題に直面していると思われる」と記事は伝えている。

オートメーションは費用がかさみ、「統計的に品質と逆相関する」と記事は書いている。さらに、仮にTeslaが最終組み立て作業の50%を自動化しても、削減できる人間労働はわずか5時間だとWarburtonとSacconaghiが後に書いている。

Teslaは莫大な資本を投入して労働者を5人減らせるかもしれないが、プログラムを管理してロボットを維持するために熟練した技術者を時給100ドル(われわれが推定したロボティックエンジニアの時給)で雇わなくてはならない。

つまり労働費の節約は1台につき差し引きわずか50ドルかもしれない。しかも工場に自動化を導入するためには通常の工場と比べて生産能力1台あたり4000ドルの追加費用がかかる。その製品が7年間生産されるとして、1台につき550ドル以上の減価償却費がかかることになる。フリーモントのModel 3ラインが稼働できたとしても、経済的に成り立つとは思えない。つまりなぜTeslaはこの道を選んだのか? まったくわからない。

TechCrunchはBernsteinとTeslaにコメントを求めている。いずれかの情報が入り次第続報する予定。

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TeslaがModel Xの死亡事故について知っていること

Tesla は、先週起きたModel Xの火災を伴う死亡事故について追加情報を公開した。今夜のブログ記事でTeslaは、事故が起きる直前に何が起きたのかまだ明らかになっていないと言った。Teslaは事故の原因についてもわかっていないと言った。

Teslaは、同社のデータによると2015年に自動制御システムを発売して以来、Tesla車は国道101号線の同じ区間を約8万5000回オートパイロットモードで走行していることを指摘した。今年に入ってからTeslaドライバーはこの区間を2万回問題なく走ったとTeslaは言っている

「この事故がこれほど重大な結果を招いたのは、コンクリート壁に衝突した際の衝撃を緩和するために設置されるクラッシュ・バリアーと呼ばれる安全柵が、事故当時取り除かれていたか、あるいは事故の前に壊れて置き換えられていなかったことが原因だ」と同社は書いている。

下の写真は、安全柵の本来あるべき状態と、事故の前日の状態とを比べている。

Teslaはこの最近の写真を、定期的にこの区間を走っている目撃者の車載カメラから入手したと言っている。同社は「Model Xがこれほど激しく損傷を受けたのを見たことはこれまでにない」と言った。

すでに報じられているように、この事故は火災も引き起こした。Teslaのバッテリーパックは、火災が起きた際に乗っている人が車の外に出るための時間を確保するように設計されていると同社は言っている。

「目撃者によると、火災が被害を及ぼす可能性のあった時点でModel X社内には誰も乗車していなかった」とTelsaは言う。「この種の大事故が起きると車の種類に関わらず火災が起きるうる。Teslaの数十億マイルに上る実走行データによると、米国ではガソリン車の方がTesla車より火災が起きる可能性は5倍高い」

Teslaのオートパイロットシステムの使命は自動車事故を減らすことだ。同社のブログには、米国政府の実施した独立した審査によると、オートパイロットによって事故率は40%減少した、とTeslaが書いている。もちろんそれは、このテクノロジーがあらゆる事故を防ぐ完璧なものであるという意味ではない。

本日(米国時間3/27)National Transportation Safety Board(国家安全運輸委員会)は、運転手が死亡し火災を起こした同事故を捜査していると発表した。

[NTSBの調査員2名だ2018年3月23日にカリフォルニア州マウンテンビュー付近で起きたTeslaの死亡事故について現地調査を実施している。事故当時自動制御装置が働いていたかどうかは不明。調査対象の問題は、衝突後の火災、現場から車両を安全に取り除く手順など。]

「当社の顧客および家族のプライバシーを尊重し、調査が完了するまでこれ以上詳しい情報を公開する予定はない」とTeslaはブログ記事に書いた。「お客様のご家族、ご友人に深い哀悼の意を捧げたい」。

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Elon Muskが自分とSpaceXとTeslaのFacebookページを#deletefacebookに賛同して削除

Elon Muskは、自分の会社であるSpaceXにFacebookのページがあることを知らなかったようだ。SpaceXとTeslaのCEOは、#deletefacebook運動を支持するために自分とSpace XとTeslaの公式ページを取り下げろ、というTwitter上の呼びかけに応えて、最初に、その存在を知らなかったと述べ、それに続けて、それらを本当に取り下げる、と約束した。

彼はその言葉を実行し、今日の早朝まであったSpace XのFacebookページは、今やない。下図のスクリーンショットは、12:10 PM ETに撮られたものだ。

私がこの記事を公開した時点(米国時間3/23朝)では、これらのページを開こうとすると“Sorry, this content isn’t available right now”というメッセージが出るだけだ。MuskがTwitter上で指摘されてから約20分後だから、早い!

Twitter上でMuskは、Instagramを使いすぎだ、とも言われた。Facebookは、Instagramのオーナーでもある。この多産な起業家によれば、Instagramは“ボーダーライン”だったそうだ。それは彼によると、Facebookの影響の波及がゆっくりだったからだそうだが、とにかくInstagram上のプレゼンスは維持する気らしい。

削除の前にSpace XとTeslaのページは260万あまりのLikesとFollowsがあり、エンゲージメントのレートも超高い。Muskのソーシャルメディアを管理している担当社員は、泣きながら削除をしたのではないか。

続報あり…

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

スイス警察、通常任務用車両としてTesla Model Xを導入

TeslaのModel Xが、法執行機関からの注目を集めているようだ。と、こんな言い方をすると誤解を招いてしまったかもしれないが、悪い意味ではなく、肯定的な評価を得ているようなのだ。たとえばトロント警察は、警察車両として利用する場合のカラーリングを施したデモ車を公開していた。そしてスイスのバーゼルシュタット警察は、正式な警察車両としてModel Xをオーダーしたのだ。

Electrekによれば、オーダーされたもののうち、最初の7台が秋に納車される予定となっているとのこと。バーゼルシュタット警察のこれまでの公式車両と比べて初期費用は高くつくものの(これまでは、1台あたり平均9万7千ドルのディーゼル車を使用していた。新しい警察仕様のModel X P100Dは14万7千ドル程度となっている)、トータルでのメンテナンスおよび燃料費をおさえることができると踏んでいるそうだ。

秋に導入される最初の7台に続いて、2019年中にも納車されることとなっている。バーゼルシュタット警察によれば、エコロジー面およびトータルコストの観点からModel Xの採用にいたったとのこと。荷物の積載量の多さも決め手のひとつだったと述べている。

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(翻訳:Maeda, H

Appleの無人運転試験車、この2カ月で倍増

Appleの自動運転車への取組みが進んでいる。1月以来試験走行車の数が2倍近くになった。

現在同社はカリフォルニア州運輸局に45台の自動運転車を登録しているとFinancial Timesは伝えている。この結果Appleの自動運転車両の数はカリフォルニア州でGeneral Motorsに次ぐ第2位となった。

2017年4月、Appleは3台の自動運転車をテストする許可を初めて受けた。今年1月に試験車は27台となり、その後わずか2カ月で倍近くに増やした。Appleはアリゾナ州でもテストを行う計画だ

その一方で、規制のハードルは上がろうとしている。日曜日(米国時間3/18)の夜、アリゾナ州テンピでテスト中の自動運転車が事故を起こし、衝突した歩行者が死亡した。

これは自動運転車の事故で死亡者がでた初めてのケースであり、Uberは全都市で試験運転を中止した。

この事故を受け、試験走行の実施に対して当局がこれまで以上に慎重な態度にでる可能性がある。

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Lyft曰く、売上成長率はUberの3倍

Lyft は2017年に大きく躍進した。米国内での市場拡大に加えて主要ライバルであるUberのさまざまな悪いニュースのおかげでもある。会計2017年度の売上はGAAP基準で10億ドルを超え、特にQ4の伸び率はUberの2.75倍となる前年比168%を記録した。Uberは61%増だった。

もちろん両社とも非上場のため正式な財務状況を公開する必要はないが、今は見せたいようだ。Lyftは2018年に入ってからのデータも発表している。

Lyftによると、現在も毎週1000万回以上の乗車があり、3月末締めの四半期は20期連続の前年比100%増以上の四半期になると言っている。

昨年はLyftが初めて海外進出した年でもあり、カナダのトロントおよびオタワで運行を開始した。また同社はTesla&#のJon McNeilをCOOに迎え、YouTubeからEmily Nishiが人事責任者に就任した。

Lyftの売上成長率がUber以上であることは驚きではないが、Uberとの差は少なくとも北米ではまだ大きい。

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Teslaのセミトラック、自社用バッテリーを載せて初の貨物走行

Teslaは新しい電動セミトラックの発売に向けて、最初の「本番」走行を行った —— ごく近しい顧客のために。Tesla自身も顧客なので、トラックはGigafactroyで作られたばかりバッテリーパックを満載したトレーラーを引いて、カリフォルニア州フリーモントの自動車工場に向かった。

Elon Muskは運行中のトラックの写真を公開した。マットブラックのバージョンとエアロフード付きのシルバーのバージョンが写っていて、おそらく公式お披露目したのと同じものだろう(少なくとも色は同じ)。トラックにはフルサイズのトレーラーが付随しており、これはこれまで見せたことのない姿だ。

Gagafactroyからフリーモント工場までは260~270マイルで約4時間半の旅になる。これは厳密には長距離輸送とはいえないが、多くの顧客にとって利用価値が高い。そしてTesla自身も輸送業務用に、このトラックを本来の目的で定期的に利用する必要がある。

Teslaはこれを「本番」走行と呼んでいるが、実際の生産は2019年からとみられ配車は2020年になる可能性が高い。それでもこの貨物走行は貴重な情報を同社にもたらすだろう。現在相当数の予約台数を処理しなくてはならないTeslaにとっては、いっそう重要だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

クラウドのセキュリティが弱いと暗号通貨の採掘に無断で使われる、最新の被害者がTesla

この新種で悪者の暗号通貨採掘者は、手当たりしだい誰でも攻撃しているようだ。最新流行のハッカー行為の今度の犠牲者は、なんとTeslaだ。クラウドコンピューティングのセキュリティが貧弱だったため、彼らはまんまと侵入した。

セキュリティ企業のRedLockはすでにこのタイプの攻撃をいくつか検出していたが、その最新の例がこれだ。いずれの場合も、Kubernetesのアドミンコンソールが完全無防備だった。パスワードすら、なかった。

RedLockに見つかるものなら、当然、ハッカーにも見つかる、…そして、見つけた。そのクラウドコンピューティングの、正規のユーザーによる正常な利用のようなふりをしてログインし、TeslaのAWSエンジンを無断で使って、黙々と採掘をした。ただし、そうやって彼らがマイニングをした時間と、被害額は公表されていない。暗号通貨は乱高下が激しいから、被害額の正しいドル換算は難しいだろう。

言うまでもなく対策は、とにかくインフラストラクチャのセキュリティに万全を尽くすことだ。使えるツールは何でも使おう。また、トラフィックが異様に増えたり、ふつうでない使い方がされていないか、たえずチェックしよう…利口なハッカーが、すでに侵入したかもしれないから。そして、いずれにしても、パスワードは必ず設けよう。

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イーロン・マスクのテスラとスターマンはここにいる――軌道追跡サイトでチェックしよう

先日、イーロン・マスクのSpaceXの最新大型ロケット、Falcon Heavyで宇宙に飛び立ったチェリーレッドのTesla Roadsterとその運転席に座ったダミー、スターマンは火星と地球の軌道を横切りながら太陽を周回する巨大な楕円軌道を描いている。しかし搭載バッテリーが切れて、通信が途絶した今、Teslaとスターマンがどこにいるかの知るにはどうしたらよいだろう?

SpaceXの大ファンで、航空宇宙産業でエンジニアとして働いているBen Pearsonが、Where is Roadster(ロードスターは今どこ?)というサイトを開設している。これはJPL(NASAジェット推進研究所)の Horizonsシステムを利用してTeslaの軌道を表示している。これによればTeslaとスターマンのコンビは火星だけでなく、太陽や他の惑星にも接近することがわかる。

このサイトではスターマンの任意の時間における位置や速度も示してくれるので、火星に近づきつつあるのか遠ざかりつつあるのかなどもわかる。このサイトは公式にSpaceXやTeslaと提携しているわけではないが、イーロン・マスクがツイートで取り上げているのが面白い。

たしかこのあたりに駐めたはず。 ―イーロン・マスク

Falcon Heavyが飛び立った後も、このサイトがあればマスクは自分のTeslaをパーキングした場所を探してうろうろせずにすむわけだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

イーロン・マスク、「Model Yのすぐ後」にピックアップトラックを作ると約束

Teslaの全電動セミトラック と第2世代Roadsterを11月に発表したばかりのElon Muskは、今日(米国時間12/26)Twitterで、Teslaをもっと良くするには何をすればいいかをファンに尋ねた。

MuskはTeslaのピックアップトラックを要望した人に答えて、「ピックアップトラックはModel Yのすぐ後に作ることを約束する。基本設計とエンジニアリング要素は5年近く前から私の頭の中にある。作りたくてたまらないんだ」と言った

サイズについてMuskは、Ford F-150と同じくらいだが「真に革新的な(と私が思っている)機能を付けるために、たぶんほんの少し大きくなるだろう」と語った。

これはさして驚くことではない。なぜならMuakは今年、今後数年のうちに電動ピックアップを披露するつもりだと話していたからだ。そして11月にセミトラックを発表した大イベントで、Muskは電動ピックアップトラックの画像を披露し、その設計はセミトラックを基にしたものだった。さらに2016年に発表したMuskの「マスタープラン、パート2」には、Teslaが「新しいタイプのピックアップトラックをつくる」計画が書かれていた。

タイミングに関する唯一の手がかりは、TeslaがModel Yのすぐ後にピックアップを作るということだけで、そのModel Yはまだ正式公開されていない。 Model YはクロスオーバーSUVと呼ばれるカテゴリーに属する車て、開発は後期段階にあると報じられている。TeslaはModel Yを2020年までに出荷する計画だ。

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今年もあった。テスラのEVにクリスマス用隠し機能「サンタモード」。ディスプレイの自車が「プレゼント満載のソリ」に

eng-logo-2015ここ数年、クリスマスが近づくにつれ「今年はどんなんかな~」とごく一部の人が気になりはじめるのが、テスラのEVに仕込まれたクリスマス向けイースターエッグです。今年は例年に比べるとやや地味ながら、最新版ソフトウェアにアップデートすれば、チャックベリーの「Run Rudolph Run」にのせてサンタの”そり”がコンソールディスプレイを走る「サンタモード」が現れます。

サンタモードでは、コンソールディスプレイ内の自分の車がサンタの”ソリ”になり、雪の降る道を疾走する画面になります。さらにセンサーが検知する他車は白いトナカイの表示となり、道路を走行しつつも子どもたちにプレゼントを届けに向かっているような気分になれそうです。

またウィンカーを出したときの音は鈴の音に変わっており、Autopilot走行時には走行路面が氷のような雪道に変わります。

すでに毎年恒例、と言える様になってきているテスラのクリスマス向けイースターエッグですが、楽しいのはわかりつつも運転中にそればかり見ていると前方不注視で何らかの障害物に衝突などということもあるかもしれません。

もし試してみる場合は、(ドライバーなら当たり前ですが)公道を走行中は周囲に車や歩行者などがいないのを確認するようお願いしたいところです。

ちなみに、イーロン・マスクは「イースターエッグの中にもイースターエッグがあるよ。たけどあまり面白くないと思う」とツイートしています。

Engadget 日本版からの転載。

Tesla車のナビゲーションシステムは2018年に「大規模改造」が行われる

Teslaは車内ナビゲーションへのアプローチの改良に取り組んでいる。そして「大規模な改造ナビゲーション」を「2018年の早期に」配備するとTesla CEOのイーロン・マスクは語った。この発言は、Twitter上での顧客からの問いかけに答えて行われたものだ。マスクは、現在行われているテストが完了次第、リリースが行われると付け加えたが、それは現在Teslaの車に提供されているナビゲーションよりも「光年先」を行くものになるようだ。

マスクの発言は、Tesla車を3年所有しているが車載マップの更新は一度しか行われていないし、そのときプッシュされた情報も既に古くなっていると指摘したオーナーに対して行われた。マスクの反応は、Teslaが新しいナビゲーションソフトウェアで、単純な地図アップデートよりも遥かに進んだものを考えていることを示唆している。頭のてっぺんから爪先に至るまで、車内システムの振る舞いを完全に変えてしまうというものだ。

2018年の早い段階でナビゲーションに大規模な改造を行う予定だ。現在のシステムよりも「光年」進んだものだが、公開に先立ち厳密なテストを行っている最中だ。

テスラの現在のナビゲーションソフトウェアは、スマートフォンなどのモバイルデバイスに搭載されたナビゲーションアプリとそれほど異なるものではないが、テスラチャーチジャーやスーパーチャージャーの場所などの重要な情報が組み込まれている。それでも、現在のナビゲーションシステムはユーザーたちが一貫して不満を述べ続けてきたものなのだ。

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(翻訳:sako)

米運送大手のUPS、全電動トラックTesla Semiを125台予約

Teslaがまた大物顧客をつかんだ。UPSはTesla Semiをこれまでで最大数予約した。輸送最大手のUPSはTesla Semiトラック125台を予約注文し、先週のPepsiCoの予約100台を上回った。

UPSは代替燃料自動車約8500台を全世界ですでに稼働させており、温室効果ガス排出量を2025年までに12%削減することを約束している。この目標達成には大胆な代替燃料車の導入が必要であり、今後もTesla車を大量に購入する可能性がある。

現在UPSの配達車両は10万8000台以上あり、地元配達用バン、一般車、牽引オートバイのほか、ハイブリッド車などの代替燃料自動車まで多岐にわたる。貨物輸送事業では5500台以上のトラクターが2万1000台以上のトレーラーを牽引しているので、Teslaの巣立ちつつあるトラックビジネスにとって巨大な顧客になる可能性がある。

Teslaにはほかにも、トラックの発売に先駆けて小規模なパイロット注文をする潜在顧客がいくつかある。現在の予約価格は前払い2万ドル(残金15万ドルは配車時に支払う)なので、UPSの予約はTeslaに250万ドルの現金が直ちに流れ込むことになる。

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ペプシコ、Tesla電動トラックの発注でバドワイザーを一歩リード

PepsicoはTeslaの来るべき電動トラックを発注したことを明らかにした最新の会社であるとともに、注文台数も最大となった。飲料メーカーの同社はトラック100台を注文したとReutersは伝えている。Teslaは前払い金額を当初の5000ドルから引き上げており、PepsiCoは1台につき少なくとも2万ドル支払うことになる。

実は、今週Teslaの電動トラック購入の意思表示をした飲料メーカーはPepsiCoが2社目になる。Budweiserを製造するAnheuser-Buschは最近、Tesla Semi 40台を発注したことを明らかにした。

Teslaはすでに多くの予約注文を受けている。多くの運送を手がけるWalmartやカナダの食料品チェーン、Loblawsなど数多くの会社が名乗りを上げている。しかし台数は(PepsiCoの100台を除くと)2桁に留まっており、各社が運用しているトラックの総数と比べると割合はごくわずかだ(たとえばPepsiCoは1万台以上のトラックを稼働させている)。

それでもTeslaにとっては大きな数字だ。トラックを作るのは初めてで、数々の「生産地獄」(Elon Muskが現在のModel 3の製造状況を指して言った言葉)を乗り切ってたくさんのトラックを早く作る必要がある。しかし現在の注文は小売り業者らにとってパイロットテストにすぎない。それでも、生産車のまだない段階でこれだけの大型業者がパイロットを実施しているのは、いずれにせよ良い兆候とみて間違いない

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たとえ倒産してもTeslaは偉大な会社だ

Teslaは会社としては皆に愛されている。しかしビジネスとしては? 数多くのトップクラスの投資家がTeslaの事業について不満を口にしている。たとえば「投資に対する利益という観点からはTeslaは破滅的だ」という主張がある。また「Teslaは毎分8000ドルの金を燃やしている(毎時48万ドル)」、あるいは 「Teslaはライバルがいないのに巨額の金を失いつつある―しかも近く巨大なライバルが登場する」などだ。

空売りで名高い投資家のJim Chanosはこうした問題をシビアにまとめて、「時価総額数百億ドルの上場企業が巨額の損失を出している。このビジネスは循環的だ。貸借対照表には目一杯レバレッジがかかっている。会計処理には疑問が多い。多くの幹部が会社を去っている。運営するCEOは事実に向き合いたがらない。これだけ悪材料が揃っていれば十分だ。ダニが詰まった箱のようなものだ」と述べている大勢の人間がTeslaには倒産が迫っていると考えている。もちろんこれは今に始まったことではなく、何年も前からTeslaの財務を疑問視する声は出ていた。しかしこれまでのところそうした意見はすべて間違いだった。しかし今後はどうだろうか?

今のところはっきりしたことは誰にも言えない。しかし(たとえば私のように)Teslaに何の財政的利害もない人間はTeslaが倒産しても困りはしない。

いや、冗談を言っているのではない。金がすべての成功の尺度である資本主義における企業の目的は投資家に利益をもたらすことにある―少なくとも倒産しないことにある、とわれわれは考えがちだ。もちろんほとんどの会社についてこれは正しい。しかしTeslaは別だと思う。経済学者のチャールズ・グッドハートは、ある指標が経済運営の目標になると、その指標は間もなく指標としての用をなさなくなると述べた。 これはまさしく金というもの性質を言い当てている。 Teslaという会社の目的は金を儲けることではない。電気自動車をマス市場に普及させ、そのインフラを形成するためのパイオニアだ。Teslaが先陣を切ったバッテリーのテクノロジーは自動車以外にもあらゆる場所に用いることができる。利潤を上げることは付随的な目的に過ぎない。

つまり、企業として儲けていようといまいと、Teslaは目的を達成することに成功している。Teslaは世界最大級の工場を作った。現に世界でもっとも大きい工場を建設中だ。まだ完成していないが、一部はすでに稼働を始めている。高級電気自動車市場を支配しているだけでなく、あらゆる電気自動車市場において大きな存在となりつつあり、バッテリー・パック市場でも重要な役割を果たしている。

イーロン・マスクはこうした事業から利益を上げることができればもちろん嬉しいだろう。細かいことを言えば、それが経営者としての信任義務だ。しかし利益を上げることに失敗したら失敗ではない。もちろこれは株主、投資家以外の話だが(またTeslaがどうなろうとイーロン・マスクが貧乏になる心配はない)。

儲けを出すことが不可能な事業であってとしても、マスクは要するに市場でだぶついていた資金をTeslaという優れた目的のために使ったというに過ぎない(興味深いのは、そこで得た技術的成果をオープンソースの特許としたことだ)。マスクは、会社としては膨大な損失を出しながら単に自動車だけでなく、われわれの明日の生活を一変させるようなテクノロジーを開発し広く社会に貢献したことになる。

Teslaの株式の価値がゼロになり、会社がデフォールトに陥って投資家は1ドルについて数セントの残余財産しか得られないことになっても、Teslaという資産、つまり工場、ソフトウェア、人材はそのまま残る。どんな破産裁判所であれ、Teslaは部分をバラ売りするより全体のほうがはるかに価値が高いことを認識するだろう。Teslaはドーバー海峡トンネルのような存在ではないだろうか。ドーバー海峡トンネルは民間資本で建設されたものの、投資家にとっては完全な失敗だった。「トンネルはわれわれ全員が恩恵を被るすばらしい施設となった。ただしその建設に資金を出した人々にとってはそうではなかった」と評される。

これはもしかするとTeslaにも当てはまるかもしれない。投資家、株主に対して不公平な意見だろうか? そうではない。これは資本主義の見本だ。誰も投資を強制されたわけではない。儲けが出ると期待して金を出したのだ。そこには当然リスクがある。しかし財政的利害関係者でないなら、Teslaのビジネスについて暗い予言を叫びたてるマスコミの意見は無視してもいいだろう。Teslaの財政がどうなろうと、われわれ一般人はすべて勝者なのだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Teslaの電動トラック「Semi」の価格は15万ドルから。予約受け付け中

“Tesla Semi” —— Tesla社の全電動貨物輸送トラックの価格が明らかになった。航続距離300マイル(480km)のモデルが15万ドル、500マイル(800km)が18万ドルだ。興味のある向きは予約が可能で基本予約金は2万ドル。初期ロット1000台の「ファウンダーズ・シリーズ」を手に入れるためには20万ドルが必要だ。

この価格はTeslaのウェブサイトで新しく発表されたもので、ディーゼルトラックと比べて驚くほど競争力がある。低価格帯のディーゼルトラックは10万ドル程度で、Teslaはトラックの生涯にわたるランニングコストで20万ドル節約できると約束している。これは電気とディーゼルのエネルギーコストの違いによる。

TeslaはSemiの性能上の利点も強調する。0から60mph加速20秒(8000ポンドの荷重積載時)、5%の勾配を65 mphで走行可能など、同じ荷重を牽引する同等のディーゼルトラックよりずっと速い。さらにSemiは、業界をリードする安全機能として、ジャックナイフ現象の完全排除、高度なオートパイロット機能、最大級の衝突にも耐えられるガラスなどを備えている、とTeslaは言っている。

上記の数字は基本価格のため、追加機能やパッケージによって最終購買価格は変わってくるが、どんなオプションが提供されるのかはまだわかっていない。初期出荷時期は2019年中を目標にしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Teslaの最新製品はスマホ充電用のモバイルバッテリーパック

一週間のうちに新型全自動トレーラートラック史上最速の量産車を発表するだけではTeslaには物足りなかったようだ。同社は密かに第3の「製品」を発表した。しかも買うために2年間待つ必要はない!それはスマートフォンなどを充電するための モバイルバッテリーパックだ。

家庭用蓄電池のPowerwallに対してPowerBankと名付けられたこのバッテリーパックは、Teslaのカリフォルニア本社オフィスのに設置されているスーパーチャージャーモニュメントをかたどっている。

機能的にはUSB、microUSBおよびLightningケーブルを内蔵しており、端末を充電するために別のケーブルは必要ない。

バッテリーはTesla車を動かしているのと(ほぼ)同じものだ。同社によるとバッテリーパックに使っているのは18650という標準的なリチウムイオン電池で、TeslaのModel 3以前の全車種に使われいた。Model 3以降はさらに効率の高いカスタム電池に切り換えた。もちろんTeslaの車はこの電池を何千個も使っているが、モバイルバッテリーパックに入っているのは1つだけだ。

充電容量はわずか3350mAhで、これは多くのスマートフォンを1回しか出をできない容量なので、大型バッテリーパックに依存している人はがっかりすることになる。5V/1.5Aという出力も今出ているほかのバッテリーパックとほぼ変わらない(Qualcommのクイック充電テクノロジー)を使っている新しい製品を除く)。

そして価格は? 45ドル、これはTeslaがバッテリーパックを売る値段としては私の予想よりずっと安い。もちろん、 まったく同じスペックのジェネリック商品は9.99ドルで買えるが、それの何が面白いというのか。

まじめな話をするなら、これはTeslaファンにはすてきなプレゼントになるが、最高のバッテリーパックを探している、という人にはAnkerなどのもっと安くて性能のいいブランドをおすすめする。

下のスライドショウでバッテリーパックの画像を見ることができる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ウォルマートが新しいTeslaセミトラックの試験運行に名乗りを上げた

ウォルマートは、Teslaの新型完全電動セミヘビーデューティートラックを試験運行する最初の企業の1つになる予定だと語った。同社はCNBCに対して、新しい車両をテストする「最初の企業になることに興奮している」と語り、総合的な排気ガス量削減を含む「長期的なサステナビリティゴール」を達成するために、どれほど役立つのかを見たいと語っている。

ウォルマートは、米国とカナダの両方でTeslaセミの試験運行を行なうということだ。同社は現在、物流センターから各店舗に品物を輸送するために、約6000台のトラックを運行している。

これは多くの人びとが考えているものよりも、Teslaセミが大きなインパクトを与える可能性を示すものだ。もちろん車両のコストは考慮されなければならないし、Teslaは車両が実際に利用可能となったときの販売価格についてはあまり語っていないが、彼らが言及した運用コストに関していえば、クラス8ディーセル大型車両よりも安くなると言われている。

しかし、ウォルマートの声明は、さらにもう1つの重要なセールスポイントを明らかにしている。Teslaセミは、企業のサステナビリティに対する取り組みを支援することができるということだ。世界中の企業は排気ガス削減と生態系への影響度を下げることを約束しているが、それが内部目標や企業イメージへの配慮であるか、あるいは規制当局や統治機関からの要請であるかは問わない。

Teslaセミは様々な点に配慮している。ディーゼルトラックの能力とあまりにもかけ離れることのないように800キロの航続距離を提供したり、再生可能エネルギー発電所の建設に出資するなどの高価な努力を強いられることなく、企業の総合的なCO2排出量を削減する手段を提供したりといった点だ。

これはまた、Teslaセミの発表が単なる華やかなステージショーではないことを示す最初のサインだ。実際にトラックを使用することを熱望していることを語る試験運用パートナーの存在は、話以上の実際の動きがあることを示している。

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(翻訳:Sako)

Tesla、全電気トレーラー、Semiを発表――ジャックナイフ事故を防ぐ新技術も

Teslaは昨日のプレスイベントで全電動トレーラー・トラクター、Semiを発表した。このトラクターヘッドはバッテリーと電気モーターで駆動されるという以外にもいくつか革命的なテクノロジーを採用していた。その一つはSemiがトレーラーにとってもっとも危険な事故を自動的に回避する仕組みを採用した点だ。

トレーラーの重大事故の一つは「ジャックナイフ」と呼ばれる現象から起きる。名前だけでも何やら不安をそそるが、実際ひどい被害をもたらすことで悪名高い。「ジャックナイフ」という名前を知らなくても、それがどういう事故であるかはアメリカのドライバーにはよく知られている。トレーラー・トラックが急激にハンドルを切るとトラクターヘッドはその方向に曲がるが、重く長いトレーラーは追随できずそのまま直進してしまう。トラクターヘッドとトレーラーのバランスが崩れてトレーラーは急激に折れ曲がっていき、最後には転覆してしまう。こうして高速道路の全レーンが塞がれて起きた大渋滞に遭遇したドライバーは多いだろう。

Tesla Semiにはこの種の事故を積極的に防止する仕組みが搭載されている。これは全電気自動車であるという特色と密接に関連する。つまりSemiではそれぞれの駆動輪ごとに独立の電気モーターが取り付けられている。Semiはセンサーでそれぞれの車輪ごとの荷重を感知し、最大限の安定を得るためモーター出力とブレーキをコントロールする。荷重移動の変化からオーバーステアが起きそうになっていることを感知すると即座に修正がかかる。

ドライバーがいちいち介入する必要なしに、トレーラー自身がジャックナイフが起きるのを防止するわけだ。これは牽引しているトレーラーのモデル、サイズ、重量とは関係なしにトラターヘッドだけで行われる。イーロン・マスクは発表会の壇上で「トレーラーという仕組からしてジャックナイフ現象を完全にゼロにすることは不可能だ」と述べた。

Tesla Semiのこうした安全性とはドライバーにとっても魅力的だろうが、ロジスティクスを実行する会社側にも、自社の車両、人員、そして搭載している貨物がさらに高度に守られていることを意味するわけだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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