OnePlusが老舗カメラメーカー Hasselbladと3年のスマホイメージング提携、OnePlus 9に新カメラ搭載

イメージングが、スマートフォンの争いが繰り広げられる主戦場となって久しい。これは理にかなっている。2021年のスマートフォンに特徴があるとすれば、ほとんどが非常に優れているということだ。確かに差別化要素はあるが、どの大手メーカーの端末でもそれなりの金額を払えば、かなり良いデバイスが手に入るのではないだろうか。

しかし、スマートフォンの画像処理と専用カメラシステムの間のギャップを埋める機会はまだ十分にある。そして今回OnePlusは、Hasselblad(ハッセルブラッド)との提携を発表し、その方向へ潜在的に重要な一歩を踏み出した。DJIが所有するスウェーデンの同カメラメーカーは、OnePlusと3年間の提携を結んだという。

ニュースリリースによると、両社はOnePlusを集団の先頭に飛び出させるだめに、契約の過程で1億5000万ドル(約163億円)を費やすことを計画している。HasselbladはMoto Zのアタッチメントなどでモバイル市場にすでに足を踏み入れており、DJIのドローンのためのカメラを作成しているが、それにしても、これは180年の歴史を持つカメラ会社にとってかなり大きな動きとなる。

パートナーシップの最初の成果は、3月23日に発売予定の新しいスマートフォンであるOnePlus 9に搭載されるという。両社は「刷新されたカメラシステム」を約束している。この端末はソニーIMX789センサーを搭載しており、HDR動画撮影、 8K 30FPSと4K 120FPSの映像キャプチャが可能とのこと。

リリースではこう述べられている。

このパートナーシップは、カラーチューニングやセンサーキャリブレーションを含むソフトウェアの改善から始まり、将来的にはより多くの次元へと拡大し、今後3年間にわたって継続的に発展していく予定です。両社は、モバイルカメラ体験の技術基準を共同で定義し、革新的なイメージング技術を開発し、「Hasselblad Camera for Mobile」を継続的に改善していきます。両社は、OnePlusユーザーに直ちに便益を提供する一方で、長期的にユーザー体験と品質をさらに向上させるために継続的に協力していく所存です。

今回の契約には、米国と日本の拠点を含む4つのグローバルラボの開発、そして以下の点も含まれている。

140度の視野角を持つパノラマカメラ、フロントカメラでの高速フォーカスを実現するTレンズ技術、超広角写真のエッジの歪みを実質的に排除するフリーフォームレンズ(OnePlus 9シリーズに初搭載)など、将来のOnePlusカメラシステムに向けてスマートフォンのイメージング技術の新分野を開拓しています。

Hasselbladのような企業がモバイルイメージングにどのように取り組んでいくのか、興味深いところだ。OnePlusがApple(アップル)やSamsung(サムスン)のような相手に対抗してモバイル業界の代表的ブランドであろうとしている中、このような契約は秘密兵器になる可能性がある。

関連記事:インドの中古スマートフォンビジネスのCashifyが16.6億円を調達

カテゴリー:ハードウェア
タグ:スマートフォン カメラ

[原文へ]

(文:Brian Heater、翻訳:Aya Nakazato)

インドの中古スマートフォンビジネスのCashifyが16.6億円を調達

インドでは毎年何千万という人々が中古スマートフォンを買っている。そこは世界で2番目に大きい市場だ。携帯電話メーカーやAmazon(アマゾン)、Flipkart(フリップカート)などの巨大オンライン販売業者はその事に気づいているが、中古スマホを検査、修理して再販売することは彼らにとってあまりにも面倒だ。しかし、同時に彼らは、顧客が今持っている端末を下取りに出せれば、もっとスマートフォンを買うであろうことも知っている。

現地時間3月4日、その課題に挑戦する企業を助けるためのスタートアップが、新たな調達ラウンドで1500万ドル(約16億1000万円)調達した。ニューヨーク拠点のOlympus Capital Asiaが、環境セクターに特化したファンドであるAsia Environmental Partnersを通じて出資した。初期の出資者としてBlume Venturesを迎えた創業5年のスタートアップは、これまでに4200万ドル(約45億円)調達している。

Cashify(キャシファイ)は、オンライン、実店舗、および無人端末で名前が示すどおりのプラットフォームを運用しているスタートアップで、ユーザーはそこでスマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ノートパソコン、デスクトップ、ゲーム機などを売買できる。ただし現在プラットフォーム上の取引の90%はスマートフォン関係だと、CashifyのファウンダーでCEOのMandeep Manocha(マンディープ・マノチャ)氏がTechCrunchのインタビューで語った。

「消費者に対する私たちの提案は、今持っているいるデバイスを簡単に売れるようにすることです。当社のサイトかアプリで質問に答えてデバイスの状態を客観的に評価すれば、どれだけの価値になるか見積もりを出します」と彼は言った。「価格が気に入れば、店頭で引き取って即金で払います」。

数年前に私は、世界的に返品に悩まされているeコマース企業について書いた。そこには法的責任に係る課題がたくさんあり、返品されたスマートフォンが内部に手を加えられていないことを保証するのもその1つだ。さらには注文取り消しにかかる間接コストもある。

マノチャ氏は、ここ数年電話機メーカーとeコマース会社は返却された商品を扱う良い方法を見つけたが、それでも相当量の費用がかかっていると語った。こうした問題がCashifyのようなスタートアップに大きなチャンスを生み出した。

Cashifyはインドでこの業界で最大手だと言っている。スタートアップの提携先はApple(アップル)、Samsung(サムスン)、OnePlus(ワンプラス)、Oppo(オポ)、Xiaomi(シャオミ)、HPなど「ほぼすべてのOEM」だ。「あなたが今、Appleストアに行くと、そこで使われているのは私たちのプラットフォームです」。インドの消費者が下取りプログラムを利用する場合、Apple.comもCashiftyの下取りプラッフォームを使っている、と彼は言った。

会社はインド最大級のeコマース企業とも提携している。Amazon、Flipcart、Paytm Mall(ペイティーエム・モール)などだ。これらの企業はCashiftyの下取り・交換ソフトウェアを使っているだけでなく、同社によるデバイスの現金化も利用している。Cashiftyは受け取ったデバイスを修理し、再生された商品を顧客に販売する。

「実際、直接当社を訪れても、有名eコマース会社や携帯電話OEMに行っても、取引きのほとんどは当社が処理しています」と彼は言った。客がデバイスをOEM会社やeコマース会社に持ち込んだ場合でも、デバイスはそこからCashiftyのような業社に売られる。同スタートアップには1500以上の都市で200万人以上の顧客がいる。

Cashifyは新たな資金の一部を、オフライン市場でのプレゼンス拡大に使う計画だ。マノチャ氏によると、Cashifyはインドのショッピングモールでオフライン店舗と無人店舗を数十カ所運営しており、顧客へのブランド認知が非常に効果的であることをすでに証明している。

同社はインド以外にも拡大し、人材を増やすとともに自社サービスの情報を広めるために投資を増やす計画だ。「Cashiftyの経営チームは、強力な消費者向けフランチャイズをつくり、OEM、eコマース企業や電子機器小売業者と関係を築いて消費者とのあらゆる接点で存在を示すことに関して理想的な経験を持っています」と、Asia Environment Partnersのマネージング・ディクターであるPankaj Ghai(パンカイ・ガイ)氏は声明で語った。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Cashifyインドスマートフォン資金調達

画像クレジット:Nasir Kachroo / NurPhoto / Getty Images

原文へ

(文:Manish Singh、翻訳:Nob Takahashi / facebook

インドでのシェアトップの座を奪われたシャオミが同国での生産を拡大、新たにBYDとDBGとの提携を発表

中国のXiaomi(シャオミ)は、最近まで3年連続でインドのスマートフォン市場を席巻していたが、Samsung(サムスン)にトップの座を奪われた。インド政府が国内生産を支援するために定めたルールブックに基づき、Xiaomiは本国の中国から出荷するのではなく、インドでスマートフォンを製造するようにしてきた。今回新たにBYDとDBGという2つの新しいサプライチェーンのパートナーが加わることによって、インドにおける生産をさらに拡大していくと、同社は現地時間2月25日に発表した。

この動きは、インド政府が中国のテクノロジー企業にさらなる圧力をかけ始めていることと時期が重なる。2020年6月には、TikTokなどインドで人気の高い数十の中国製アプリが、国家安全保障上の懸念から同国で禁止された

関連記事:インド政府がTikTokなど中国企業の59のアプリを禁止すると発表

これまでのところ、ハードウェア企業はほとんど影響を受けていないものの、インドと中国の関係が悪化していることは、インドの消費者を求める中国企業にとって良い兆候とは言えないだろう。Xiaomiとその中国の競合企業であるVivo(ヴィーヴォ)、Oppo(オッポ)、Oppo傘下のRealme(リアルミー)は、2020年の第3四半期にインド市場で合計すると64%ものシェアを占めていた

これはつまり、中国企業がインド政府に対し、現地経済にどのように貢献できるかを示す時だということだろう。今回の新たな生産提携により、Xiaomiはインドでの生産量を大幅に増加させることが可能になると、同社は述べている。

BYDやDBGとの提携は、中国国内の人件費上昇や対中貿易の敵対化政策に対応するため、中国メーカーが国外に工場を設立する傾向が強まっていることを反映している。BYDはエレクトロニクス部品の製造で長い歴史を持つ中国最大の電気自動車メーカーで、DBGはHuawei(ファーウェイ)を含む中国の通信会社の主要サプライヤーである。DBGはハリヤナ州に生産工場を設立し、すでにXiaomiの現地生産を約20%増加させている。タミルナドゥ州にあるBYDの施設は、2021年の上半期までに稼働を開始する予定だ。

BYDとDBGとの提携に先立ち、すでにXiaomiはApple(アップル)の長年の契約生産業者である台湾の大手Foxconn(フォックスコン)と、カリフォルニア州に拠点を置くFlex(フレックス)を通じて、インドで販売するスマートフォンの99%を現地で生産していた。

Xiaomiはまたマザーボード、バッテリー、充電器などの部品を、Sunny India(サニー・インディア)やNVTなどのインド国内サプライヤーから購入し、現地調達していることも強調。これらを合わせると同社のスマートフォンの75%の価値を占めるという。

これとは別に、Xiaomiのインド事業は、同国で売れているスマートテレビを生産するため、オハイオ州に本社を置くRadiant Technology(ラディアント・テクノロジー)という新たなパートナーを迎えた。現在、現地のエレクトロニクス企業であるDixon(ディクソン)が同社のスマートテレビを製造している。

Xiaomiのローカリゼーションへの取り組みは、同社がインドに上陸した6年前に始まり、現在では生産、販売、物流のスタッフを含む6万人のチームに成長した。同社は現地の雇用を促進していることに誇りを感じており、Xiaomi Indiaのマネージングディレクターを務めるManu Kumar Jain(マニュクマール・ジャイン)氏が今回の発表で指摘したように、2020年はインドで1万人の従業員を追加した。「さまざまな組織が従業員を削減しているとき、私たちはインド市場おける成長の構成要素、つまり従業員をまとめることに集中していました」と、同氏は語った。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Xiaomiインドスマートフォン

画像クレジット:Xiaomi

原文へ

(文:Rita Liao、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

モトローラ・モビリティ・ジャパンは2月18日に、6.5インチディスプレイを搭載するエントリークラスのスマートフォン、moto e7とmoto e7 powerを発表しました。価格はmoto e7が1万8800円(税込)、moto e7 powerが1万6800円(同)。どちらも2月26日発売予定です。

moto e7/e7 powerは、motorolaのラインナップの中ではエントリークラスに位置付けられるmoto eシリーズの新端末。国内では2020年9月に発売されたmoto e6sの後継モデルとなります。

モトローラ、1万円台のエントリースマホ「moto e6s」を発表。9月4日発売

基本性能が強化されたmoto e7

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

まず上位モデルとなるmoto e7ですが、ディスプレイはmoto e6sよりも若干大きくなり、6.5インチで解像度は1600×720のIPS液晶を搭載。フロントカメラは水滴型のノッチとなっています。

SoCはMediaTekのHelio G25(2.0GHzオクタコア)でRAMは4GB、ストレージ64GB。DSDV対応で、片方のSIMはmicroSD(最大512GB)と排他利用になります。

背面カメラは4800万画素(f/1.7)のメインカメラと200万画素(f/2.4)のマクロというデュアル仕様。メインカメラは4つのピクセルを1つに束ねて光の感度をアップさせるクアッドピクセルテクノロジーに対応します。

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

そのほかの仕様としては、バッテリー容量は4000mAh。サイズは164.93 x 75.73 x 8.89mm(最薄部)、重さ180g。インターフェースはUSB-C(USB 2.0)に3.5mmジャック。NFC(FeliCa)や防水防塵には非対応。指紋センサーは背面のロゴ部分に搭載します。

なお、最近省かれがちな5Wのチャージャーとヘッドセットも付属します。カラーはミネラルグレイとサテンコーラルの2色展開。

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

大容量バッテリーのmoto e7 power

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

もう1つのmoto e7 powerは、moto gシリーズではお馴染みの5000mAh大容量バッテリーを搭載するモデルです。最長で約2日間の駆動を実現するとしています。

ディスプレイは6.5インチで解像度は1600×720と、moto e7と同一。SoCもHelio G25で同じですが、RAMは2GB、ストレージも32GBと少なめです。こちらもDSDV対応で、片方はmicroSDと排他利用になります。

背面カメラは1300万画素(f/2.1)のメインカメラと200万画素(f/2.4)マクロのデュアル仕様。

そのほかの仕様としては、本体サイズはe7よりもやや大きく、165.06 x 75.86 x 9.2mm(最薄部)で重さは200g。インターフェースはUSB-C(USB 2.0)に3.5mmジャック。NFC(FeliCa)や防水防塵には非対応。指紋センサーは背面のロゴ部分に搭載しているあたりはe7と共通です。

こちらには10Wのチャージャーが付属します。カラーはタヒチブルーとコーラルレッドの2色展開です。

モトローラがエントリー向け6.5型スマホ発表、1万8800円のmoto e7と1万6800円のe7 power

(Source:motorola(1)(2)Engadget日本版より転載)

関連記事
約3.6万円でペン&トリプルカメラ搭載!6.4型スマホ「moto g PRO」
モトローラの第2世代折り畳みスマホRazrは10月2日に米国発売決定、価格は約12.6万円
モトローラが約4.2万円の格安5Gスマホを欧州向けに発表、米国向けには約5.4万円以下の端末を今秋投入
モトローラは2020年も低価格スマホ中心の戦略、Moto G FastとMoto Eが登場

カテゴリー:ハードウェア
タグ:ガジェット(用語)スマートフォン(用語)モトローラ / Motorola(企業)日本(国・地域)

世界の2021年スマホ出荷台数はリバウンドで前年比11%増に回復、5Gも後押し

他の多くの産業と同様、スマートフォンの販売は2020年に大幅に落ち込んだ。新型コロナウイルス(COVID-19)によりまず供給が減り、その後は消費者の需要も減少し、2020年のスマホ出荷台数は前年比10.5%減となった。メーカーにとってはここ数年タフな状況が続いていたが、2020年はそれまでよりも厳しい年となった。

Gartnerが発表した最新レポートは、スマホ販売台数が2020年以前の水準にリバウンドすると指摘している。同社は2021年に世界でスマホ15億台が出荷され、前年比11.4%増となると予想する。もちろんリバウンドの傾向は2020年第4四半期に表れていた。iPhoneが過去最高の販売台数となったことが大いに貢献し、前年割れ幅は縮小傾向が続いた。

Gartnerは、Apple(アップル)にとっての「スーパーサイクル」の始まりを指摘している。これはパーフェクトストームのようなものだ。過去数年、消費者は端末のアップグレードのサイクルを長くしていた。端末の価格は上がり、一般的に機能はあまり説得力がなく、既存のデバイスはまったく問題ないという状況で、2〜3年で端末をアップグレードするというそれまでのパターンは崩れていた。

アナリストは、2020年初めのスマホ販売台数が振るわなかったのには明らかに5Gが関係していたと指摘したが、グローバルパンデミックが追い討ちをかけた。しかしながら、どちらかといえば新型コロナによる新iPhone発表のずれ込みは、実際のところAppleにとって輝かしい四半期につながった。発表はちょうどホリデー商戦に間に合い、平常に戻れる可能性を秘めている複数のワクチンも開発された。

レポートによると、待望の5Gの浸透は利用しやすい価格で次世代ワイヤレスを提供しようという動きと相まって2021年も続く。

「200ドル(約2万1000円)からのさまざまな5Gスマートフォンとともに、5Gネットワークがどんどん利用できるようになっていることが、成熟した市場と中国において需要を掘り起こすでしょう」とGartnerは書いている。「新興国における需要はより良いスペックを搭載し、オプションで5G接続も選べるスマホを探しているバイヤーによってもたらされると見込まれます。世界の2021年の5Gスマホ販売台数は計5億3900万台となり、スマホ販売全体の35%を占めると予想しています」。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:スマートフォン5G

画像クレジット:Getty Images

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Nariko Mizoguchi

約25万円の「Xperia PRO」実機レビュー、ターゲットはYouTuberや報道カメラマン

約25万円「Xperia PRO」実機レビュー、ターゲットはYouTuberや報道カメラマン
開発発表からおよそ1年越しに発売日が決まった「Xperia PRO」。税込で約25万円という価格設定に驚いた方も多いでしょう。

しかし、単なる高性能スマートフォンを求める層に、ソニーモバイルも「Xperia PRO」を売る気は無いようです。それは「Xperia PRO」が、放送や写真のプロフェッショナルに向けて開発された業務用スマートフォンだからです。スマートフォン単体で使うメリットはほとんど無く、αシリーズなどのレンズ交換式一眼カメラやプロ向けビデオカメラと組み合わせて初めて威力を発揮します。

Xperia PRO

Xperia PRO

レンズ交換式の一眼カメラなどと組み合わせて初めて威力を発揮する

レンズ交換式の一眼カメラなどと組み合わせて初めて威力を発揮する

というのも、「Xperia PRO」はスマートフォンとしては珍しくHDMI端子を搭載します。これをレンズ交換式カメラと接続することで、カメラの外部モニターとして利用できます。「Xperia PRO」のディスプレイは長辺だけ見れば4K(3840 x 1644)解像度で、HDR表示かつBT.2020の広色域に対応しており、高性能なモニター画面として利用できるわけです。

カメラの外部モニターとして利用している様子

カメラの外部モニターとして利用している様子

画面をダブルタップで拡大・縮小。細部のピントのズレも大画面で確認できる

画面をダブルタップで拡大・縮小。細部のピントのズレも大画面で確認できる

画面をダブルタップで拡大・縮小。細部のピントのズレも大画面で確認できる

画面をダブルタップで拡大・縮小。細部のピントのズレも大画面で確認できる

画面をダブルタップで拡大・縮小。細部のピントのズレも大画面で確認できる

また、YouTuber向けのユースケースとして重要なのが、高速な5Gや4G通信に対応し、かつ汎用なAndroid OSを搭載する点です。これによって、出先で高級ミラーレスカメラ「α9」で撮影中の映像を、「Xperia PRO」経由でYouTubeにリアルタイム配信できます。

汎用の配信アプリ「StreamLabs」も利用できる

汎用の配信アプリ「StreamLabs」も利用できる

プロカメラマン向けのユースケースとしては、プロスポーツ試合の撮影が挙げられます。従来、カメラマンは撮影した写真をハーフタイムにまとめて、雑誌の編集部や新聞社などに伝送していました。しかし「Xperia PRO」と一眼カメラを組み合わせれば、カメラマンは撮ったそばからリアルタイムで写真を納品できるようになります。報道現場においても速報性の向上に威力を発揮します。

こうしたプロ向けの用途では『安定性』が何より大事。Xperia PROでは数時間にわたる映像伝送も安定してこなせるよう、放熱設計を工夫しています。

本体はα7シリーズなどソニーのミラーレスカメラと質感が共通。まるでカメラを持っているような手触りです。また、筐体に金属ではなく樹脂を使うことで、一般的な消費者向けのスマートフォンに比べて5Gの電波をつかみやすくしているほか、デバイスの4つの側面に配置したアンテナにより、「ミリ波」と呼ばれる、5Gの周波数の中でも特に高い周波数の電波もつかみやすくしていると言います。

筐体の手触りはαシリーズと瓜二つ。樹脂を採用して5Gの電波を透過しやすくしている

筐体の手触りはαシリーズと瓜二つ。樹脂を採用して5Gの電波を透過しやすくしている

基本は一眼カメラなどと組み合わせて使う「Xperia PRO」ですが、本体には「Xperia 1 II」と同等仕様のカメラを搭載します。なお、レンズは本体から飛び出しておらず、むしろ引っ込んでいます。これは、レンズに対する外光の影響を抑える意図をもった設計です。

背面カメラは35mm換算で16mm(広角)・24mm(標準)・70mm(光学3倍望遠)のトリプルレンズ構成

背面カメラは35mm換算で16mm(広角)・24mm(標準)・70mm(光学3倍望遠)のトリプルレンズ構成

SoCにはクアルコムのSnapdragon 865を採用。その後継となるSnapdrgaon 888が登場した今となっては型落ち感が否めませんが、あえて最新SoCではなく1世代古いSoCを搭載したのは、安定性を重視した結果なのかもしれません。

その他、12GBのRAM、1TBまでのmicorSDXC、512GBのストレージを搭載。防水防塵はIP68等級に対応します。FeliCaは非搭載です。

イヤホンジャックもしっかり搭載する

イヤホンジャックもしっかり搭載する

側面の「Xperia PRO」ロゴがカッコいい

側面の「Xperia PRO」ロゴがカッコいい

側面の「Xperia PRO」ロゴがカッコいい

「Xperia PRO」は日本ではSIMフリーモデルとして展開される予定です。販売は、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」に加え、銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神にある実店舗、さらには一部家電量販店でも購入できます。

関連記事
ハードは飛躍的に進化したPS5だが、ソフト不足・品不足は深刻
ソニーが最高性能・最高価格のプロ向けフルサイズミラーレス一眼カメラ「α1」を発表
ソニーがフルサイズミラーレス一眼αを搭載するドローン「AirPeak」発表
iPhone 12 miniレビュー、小型ながら主要機能に省略がない近年最高のコスパモデル
iPhone 12 Pro Maxレビュー、プレミアムモデルには扱い難さを乗り越える価値がある
ソニーがSuica決済とAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ「wena 3」発表
ソニーのノイキャンヘッドフォン「WH-1000XM4」は4万円台クラスで最高の出来栄え
ソニーがAIチップ内蔵の画像センサーを製品化

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Xperiaガジェット(用語)スマートフォン(用語)Sony / ソニー(企業)レビュー(用語)

2画面スマホ「LG VELVET」は画面が曲がる先進性より、折り畳める実益を重視する方にお勧め

LGエレクトロニクス・ジャパンは、2画面スマホの第3弾となる「LG VELVET L-52A」(エルジー ベルベット)を2020年12月18日に発売した。ディスプレー折りたたみ型スマホ「Galaxy Z Fold2 5G SCG05」は税抜25万9980円と高価だが、LG VELVETは税抜8万8704円と9万円を切っている。2画面の間にベゼルが入るが、大画面を持ち歩く点ではコスパに優れた端末なのだ。

LGエレクトロニクス・ジャパン「LG VELVET L-52A」。価格は税抜8万8704円

LGエレクトロニクス・ジャパン「LG VELVET L-52A」。価格は税抜8万8704円

LG V60 ThinQ 5Gよりもさらにコスパを重視

LG VELVETはOSに「Android 10」、SoCに「Snapdragon 765G」(2.4GHz+1.8GHz、8コア)を採用。メモリー(RAM)は6GB、ストレージ(ROM)は128GBを搭載している。

ディスプレーは約6.8インチFHD+有機EL(1080×2460ドット)。「LGデュアルスクリーン」を装着することで、2画面を利用可能になる。なお従来は必ずLGデュアルスクリーンが同梱されていたが、LG VELVETは7万488円で本体のみを購入可能だ。

カメラはリアに標準(約4800万画素、F1.8、1/2.0インチ)、広角(約800万画素、F2.2、1/4.0インチ)、深度(約500万画素、F2.4)、フロントに標準(約1600万画素、F1.9、1/3.0インチ)を搭載。望遠カメラは含まれていないが、約4800万画素の高画素イメージセンサーを活かし、最大10倍のデジタルズームが可能だ。

通信機能は5G、Wi-Fi 5(11ac)、Bluetoothに対応。防水防塵性能はIPX5/IPX8、IP6Xで、FeliCa機能も搭載されている。

スペックを総括すると、ミドルレンジクラスのSoCが採用されており、前モデル「LG V60 ThinQ 5G L-51A」の下位モデルと位置づけられる。SoC、メモリー(RAM)、カメラ、Wi-Fiなどは差別化されているが、ユーザー体験を大きく左右するディスプレーは同じサイズの有機ELを採用。LG VELVETはLG V60 ThinQ 5Gよりもさらにコスパを重視したモデルといえよう。

  1. 2画面スマホ「LG VELVET」は画面が曲がる先進性より、折り畳める実益を重視する方にお勧め

LGデュアルスクリーンのフタ部分には日時や通知を確認できるサブディスプレーを装備。本体カラーはオーロラグレーとオーロラホワイトの2色が用意

LGデュアルスクリーンのフタ部分には日時や通知を確認できるサブディスプレーを装備。本体カラーはオーロラグレーとオーロラホワイトの2色が用意

右がLG VELVET本体、左がLGデュアルスクリーンの画面。LGデュアルスクリーン側にもノッチ(切り欠き)が存在する

右がLG VELVET本体、左がLGデュアルスクリーンの画面。LGデュアルスクリーン側にもノッチ(切り欠き)が存在する

LGデュアルスクリーンは360度回転させて、本体の背面に回せる。この点はGalaxy Z Fold2 5Gより優れていると言える

LGデュアルスクリーンは360度回転させて、本体の背面に回せる。この点はGalaxy Z Fold2 5Gより優れているといえる

LGデュアルスクリーン装着時、本体下部には磁力で吸着する充電コネクターと3.5mmヘッドフォンジャックを用意。LG VELVET本体にはUSB Type-C端子が装備されている

LGデュアルスクリーン装着時、本体下部には磁力で吸着する充電コネクターと3.5mmヘッドフォンジャックを用意。LG VELVET本体にはUSB Type-C端子が装備されている

本体右側面には電源ボタン、左側面にはボリュームボタンとGoogleアシスタントキーが配置されている

本体右側面には電源ボタン、左側面にはボリュームボタンとGoogleアシスタントキーが配置されている

強制的にワイドモードで表示する「WideMode for LG」は必携アプリ

LGデュアルスクリーンの使い勝手は従来モデルから変更はない。基本はふたつの画面に異なるアプリを表示して利用するが、「ワイドモード」に対応したアプリならふたつの画面をまたがって全画面表示できる。

LGデュアルスクリーンのワイドモードは「Whale」、「Chrome」、「Gmail」などの一部アプリでしか利用できないが、「WideMode for LG」をインストールすればほかのアプリでも強制的にワイドモードで表示可能となる。LGの2画面スマホユーザー必携のアプリだが、すべてのアプリで正常に動作することが保証されているわけではない点は承知しておこう。

Androidのマルチウィンドウ機能を利用すれば最大3つのアプリを表示できる

Androidのマルチウィンドウ機能を利用すれば最大3つのアプリを表示できる

一部アプリは「ワイドモード」を設定可能

一部アプリは「ワイドモード」を設定可能

ワイドモードを有効にすれば、ふたつの画面をまたがって全画面表示できる

ワイドモードを有効にすれば、ふたつの画面をまたがって全画面表示できる

ウェブページなどは横持ちすると中央ベゼルが行間に来るので閲覧しやすくなる

ウェブページなどは横持ちすると中央ベゼルが行間に来るので閲覧しやすくなる

非対応アプリでも「ワイドモード」を利用可能にするアプリが「WideMode for LG」

非対応アプリでも「ワイドモード」を利用可能にするアプリが「WideMode for LG」

「WideMode for LG」をインストールすれば、電子書籍リーダー「Kindle」でもワイドモードを利用可能となる。ただし、見開き表示には対応していない(鈴木みそ氏「ナナのリテラシー1」より)

「WideMode for LG」をインストールすれば、電子書籍リーダー「Kindle」でもワイドモードを利用可能となる。ただし、見開き表示には対応していない(鈴木みそ氏「ナナのリテラシー1」より)

AnTuTu Benchmarkの総合スコアは321161

LG VELVETのパフォーマンスをチェックするために「AnTuTu Benchmark」を実行したところ、総合スコアは321161という結果になった。1月10日時点のAnTuTu Benchmarkのランキングで「HUAWEI Mate 40 Pro」が661059だったので、LG VELVETはその約49%のパフォーマンスということになる。一般的な用途には十分なパフォーマンスだが、3Dゲームなどのためにより高い性能を発揮する2画面スマホが必要なら、Snapdragon 865を搭載するLG V60 ThinQ 5Gを選ぶことをお勧めする。

「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは321161、「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは1919、「3DMark」のWildlifeのスコアは1662

「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは321161、「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは1919、「3DMark」のWildlifeのスコアは1662

発色が濃い傾向があるが好ましいカメラ画質

カメラ画質はやや実際の色よりも発色が濃い傾向があるが、個人的には好ましく感じた。望遠カメラは搭載されていないが、約4800万画素のイメージセンサーを搭載しているおかげで、10インチ以下のディスプレーで鑑賞するなら実用レベルだと思う。

特に高く評価できるのが夜景を撮影するための「ナイトビュー」モード。夜景を撮影すると明るい看板や照明などが白飛びする端末が多いが、LG VELVETのナイトビューでは白飛びを抑えてくっきりと撮影できる。今回は試せなかったがイルミネーションの撮影などでも威力を発揮するはずだ。

広角カメラで撮影

広角カメラで撮影

標準カメラで撮影

標準カメラで撮影

標準カメラで撮影(2倍デジタルズーム)

標準カメラで撮影(2倍デジタルズーム)

標準カメラで撮影(10倍デジタルズーム)

標準カメラで撮影(10倍デジタルズーム)

標準カメラで撮影

標準カメラで撮影

標準カメラで撮影(ナイトビュー)

標準カメラで撮影(ナイトビュー)

ディスプレーが曲がる先進性よりも、折り畳める実益を重視する方にお勧め

前述のとおりLGデュアルスクリーンを装着したLG VELVETは画面の間にベゼルが入る。未来感という点ではGalaxy Z Fold2 5Gのほうが上だ。しかし、ふたつのアプリを同時に使う場合にはまったく気にならないし、ワイドモードで全画面表示した場合でも実用上はほぼ問題にならない。ディスプレーが曲がるという先進性ではなく、折り畳める実益を重視する方にとって、LG VELVETはコスパに優れる、もってこいの端末といえる。

一方の画面をゲームコントローラーとして利用できる機能も用意されている

一方の画面をゲームコントローラーとして利用できる機能も用意されている

 

関連記事
「Galaxy Z Flip 5G」は折り畳めば5Gスマホで最もコンパクト
約3.6万円でペン&トリプルカメラ搭載!6.4型スマホ「moto g PRO」
完成度を高め使い勝手が大幅に向上した折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」、ただし中途半端感も
Galaxy Note20 Ultra 5GはApple Pencil&iPadユーザーにこそぜひ1度試してほしい
「AnTuTu」60万超え、約6万1000円から購入できるゲーミングスマホ「RedMagic 5S」
サムスンの新しい試み「折り畳みスマホ」は定着するか? 第1世代「Galaxy Fold」を振り返る
モトローラの第2世代折り畳みスマホRazrは10月2日に米国発売決定、価格は約12.6万円
2画面スマホ「LG V60 ThinQ 5G」は5Gの可能性を引き出せるか?

カテゴリー:ハードウェア
タグ:LG / LGエレクトロニクス(企業)折り畳みスマートフォン / フォルダブルスマートフォン(用語)ガジェット(用語)スマートフォン(用語)レビュー(用語)

中国におけるファーウェイのスマホシェアが急低下、米制裁の影響如実に、アップルはじめライバルには追い風

米政府による制裁は引き続きHuawei(ファーウェイ)にダメージを与え続けており、中国最大のスマートフォンメーカーである同社の同国でのスマートフォン出荷の勢いを削いでいることがCanalysの最新レポートで明らかになった。しかしHuaweiの出荷減はApple(アップル)含む主要ライバル企業にとっては新たなチャンスとなっている。

iPhone 11とiPhone 12のおかげで、Appleの中国での2020年第4四半期業績はここ数年の中で最高だったとCanalysは指摘する。通年の出荷台数は2018年の水準に戻り、四半期としてはiPhone 6sがローンチされた2015年第4四半期以来、最も多くなった。

2020年の中国における全スマホ出荷台数は前年比11%減の3億3000万台で、Huaweiが新たな端末を出荷できないことがマーケット回復を妨げた。Huaweiデバイスに対する中国国内の需要は依然として大きいものの、同社は米国企業との取引を禁止するトランプ政権時の米政府による制裁への対応に苦慮し、新たなチップを確保する能力が著しく落ちた。

2020年5月、HuaweiのGuo Ping(グオ・ピン)輪番会長は、集積回路のような半導体部品をデザインできても「他の多くをこなすことはできない」と述べている。

そうした事情で、同社は自社デバイスに対する需要に対応することができない。しかしこれはライバル企業にとって新たなチャンスとなっている、とCanalysのモビリティ担当副社長Nicole Peng(ニコール・ペン)氏はレポートに書いた。「Oppo(オッポ)、Vivo(ビボ)、Xiaomi(シャオミ)は過疎地を含め中国各地にあるHuaweiの実在店舗パートナーを獲得しようと争っています。そうしたパートナー企業は店舗拡大やマーケティング支援で莫大な投資を受けてきました。こうした投資は迅速に結果をもたらし、マーケットシェアはものの数カ月で改善しました」。

AppleもHuawei減速の恩恵を受けた。というのもHuaweiのMateシリーズは高価格カテゴリーにおけるiPhoneの主要ライバルであり、第4四半期に出荷されたMateはわずか400万台だったとCanalysの調査アナリストAmber Liu(アンバー・リュー)氏は書いている。「さまざまなeコマースサイトでの積極的なオンライン販促、広く利用できるトレードインプラン、大手銀行との手数料なし分割払いなどがAppleの輝かしい業績につながりました」。

2020年第4四半期の中国本土のスマホ出荷台数は前年比4%減の8400万台だった。Huaweiは出荷台数では1位の座を守ったが、マーケットシェアは前年の41%から22%に急激に縮小した。出荷台数はわずか1880万台で、ここには低価格ブランドHonorの台数も含まれる。Huaweiは2020年11月にHonorの売却で合意している。

中国におけるトップ5のスマートフォンメーカーの出荷台数(画像クレジット:Canalys)

一方、Huaweiの主なライバル企業は軒並み2020年第4四半期に出荷台数を増やした。Oppoが第2位で、出荷台数は前年同期比23%増の1720万台だった。Oppoと熾烈な争いを繰り広げているVivoは1570万台だった。Appleは1530万台超を出荷し、マーケットシェアは前年同期の15%から18%に増やした。トップ5に入り込んだXiaomi(シャオミ)は1220万台を出荷し、この数字は前年同期比52%増だった。

Honorを売却するというHuaweiの決断は、Honorがすでに消費者に認識されているブランドであるため、Honorが2021年にマーケットシェアを急拡大させることを意味する、とペン氏は書いている。5Gもまた中国のスマホ出荷、特にプレミアムモデルの出荷を後押しすると予想されている。

関連記事
ファーウェイが米国による新たな妨害の悪影響を懸念
ファーウェイが低価格スマートフォンのHonor事業部を政府系企業などからなるのコンソーシアムに売却

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Huaweiスマートフォン中国

画像クレジット:Barcroft Media / Getty Images

原文へ

(文:Catherine Shu、翻訳:Nariko Mizoguchi)

中国におけるファーウェイのスマホシェアが急低下、米制裁の影響如実に、アップルはじめライバルには追い風

米政府による制裁は引き続きHuawei(ファーウェイ)にダメージを与え続けており、中国最大のスマートフォンメーカーである同社の同国でのスマートフォン出荷の勢いを削いでいることがCanalysの最新レポートで明らかになった。しかしHuaweiの出荷減はApple(アップル)含む主要ライバル企業にとっては新たなチャンスとなっている。

iPhone 11とiPhone 12のおかげで、Appleの中国での2020年第4四半期業績はここ数年の中で最高だったとCanalysは指摘する。通年の出荷台数は2018年の水準に戻り、四半期としてはiPhone 6sがローンチされた2015年第4四半期以来、最も多くなった。

2020年の中国における全スマホ出荷台数は前年比11%減の3億3000万台で、Huaweiが新たな端末を出荷できないことがマーケット回復を妨げた。Huaweiデバイスに対する中国国内の需要は依然として大きいものの、同社は米国企業との取引を禁止するトランプ政権時の米政府による制裁への対応に苦慮し、新たなチップを確保する能力が著しく落ちた。

2020年5月、HuaweiのGuo Ping(グオ・ピン)輪番会長は、集積回路のような半導体部品をデザインできても「他の多くをこなすことはできない」と述べている。

そうした事情で、同社は自社デバイスに対する需要に対応することができない。しかしこれはライバル企業にとって新たなチャンスとなっている、とCanalysのモビリティ担当副社長Nicole Peng(ニコール・ペン)氏はレポートに書いた。「Oppo(オッポ)、Vivo(ビボ)、Xiaomi(シャオミ)は過疎地を含め中国各地にあるHuaweiの実在店舗パートナーを獲得しようと争っています。そうしたパートナー企業は店舗拡大やマーケティング支援で莫大な投資を受けてきました。こうした投資は迅速に結果をもたらし、マーケットシェアはものの数カ月で改善しました」。

AppleもHuawei減速の恩恵を受けた。というのもHuaweiのMateシリーズは高価格カテゴリーにおけるiPhoneの主要ライバルであり、第4四半期に出荷されたMateはわずか400万台だったとCanalysの調査アナリストAmber Liu(アンバー・リュー)氏は書いている。「さまざまなeコマースサイトでの積極的なオンライン販促、広く利用できるトレードインプラン、大手銀行との手数料なし分割払いなどがAppleの輝かしい業績につながりました」。

2020年第4四半期の中国本土のスマホ出荷台数は前年比4%減の8400万台だった。Huaweiは出荷台数では1位の座を守ったが、マーケットシェアは前年の41%から22%に急激に縮小した。出荷台数はわずか1880万台で、ここには低価格ブランドHonorの台数も含まれる。Huaweiは2020年11月にHonorの売却で合意している。

中国におけるトップ5のスマートフォンメーカーの出荷台数(画像クレジット:Canalys)

一方、Huaweiの主なライバル企業は軒並み2020年第4四半期に出荷台数を増やした。Oppoが第2位で、出荷台数は前年同期比23%増の1720万台だった。Oppoと熾烈な争いを繰り広げているVivoは1570万台だった。Appleは1530万台超を出荷し、マーケットシェアは前年同期の15%から18%に増やした。トップ5に入り込んだXiaomi(シャオミ)は1220万台を出荷し、この数字は前年同期比52%増だった。

Honorを売却するというHuaweiの決断は、Honorがすでに消費者に認識されているブランドであるため、Honorが2021年にマーケットシェアを急拡大させることを意味する、とペン氏は書いている。5Gもまた中国のスマホ出荷、特にプレミアムモデルの出荷を後押しすると予想されている。

関連記事
ファーウェイが米国による新たな妨害の悪影響を懸念
ファーウェイが低価格スマートフォンのHonor事業部を政府系企業などからなるのコンソーシアムに売却

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Huaweiスマートフォン中国

画像クレジット:Barcroft Media / Getty Images

原文へ

(文:Catherine Shu、翻訳:Nariko Mizoguchi)

2020年第4四半期のスマホ販売台数減少、一方アップルはiPhone 12で好調

Canalysの最新データによると、2020年に見られたスマートフォン市場の大幅な減少は鈍化している。過去1年は業界に大きな打撃を与えた。5Gの到来が業界を救うだろうという希望は、新型コロナウイルス(COVID-19)によって打ち砕かれた。

状況は好転しているが、その主な要因は第4四半期に登場したiPhoneだ。Apple(アップル)は米国時間1月27日夜に決算を発表し、iPhone 12による成功を伝えた。新型コロナウイルスの流行による発売の遅れにもかかわらず、この端末は嵐のように完璧に到着した。大多数の顧客がデバイスをアップグレードする 「スーパーサイクル」 の始まりである。

2020年の第4四半期の数字は下がっているが、Appleは2%しか下がっていない。これは同社が4モデルの5G端末を発表したことは、iPhoneの第1四半期の好調に少なからず貢献している。Canalysによると同社は4%の伸びを示しており、ホリデーシーズンに合わせて5Gモデルを拡大している。

アップルは12%の減少にもかかわらず、2位のSamsung(サムスン)を抑えて世界第1位の座を獲得した。また中国メーカーのXiaomi(シャオミ)、OPPO、Vivoがトップ5を占め、いずれも前年同期比で2桁の増加となった。

画像クレジット:Canalys

スマートフォンカテゴリーはサプライチェーンの問題、そしてパンデミックに起因するより大きな経済問題のために苦しんだ後、2021年は回復すると予想されている。

「新型コロナウイルスのワクチンの導入は2021年の景気感を押し上げ、業界における計画と投資を可能にしています」と、アナリストのBen Stanton(ベン・スタントン)氏はこのデータについて述べている。「今後は政府の景気刺激策が薄れていく中で経済への波及効果が顕著となり、新たなウイルス株の出現に対する懸念も続いています。しかし全体的には業界の心理はポジティブであり、2020年に7%の減少を記録したスマートフォン市場は2021年には回復するでしょう」。

Canalysの別のレポートによると、タブレットとChromebookの販売好調によりPC市場は前年比で35%の伸びを示しており、PC市場にとってポジティブなニュースとなっている。

関連記事
Appleの第1四半期売上は11.6兆円と過去最高だが市場は無反応
2021年こそ5Gがスマホ販売を救う年になる

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Appleスマートフォン

画像クレジット:Apple

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter

アップルがインドで最高の四半期を迎える、150万台のiPhoneを販売し市場シェアは2倍に

米国時間1月27日に行われるApple(アップル)の決算報告では、きっとインドのことが言及されるだろう。

Appleは、2020年12月で終わった四半期にインドで150万台あまりのiPhoneを販売した。調査会社CounterpointとCyberMediaによると、それは前年同期比で100%の増加(2倍増)であり、同四半期は史上世界最大のスマートフォンメーカーにとって最高のものとなった。

前世代のiPhone11とiPhone XR、iPhone12そして新しいiPhone SEの売上が好調で、Appleは同四半期にインドでの市場シェアを倍増させ、4%に達したという。。

Counterpointによると、Appleは2020年にインドで320万台以上のiPhoneを出荷し、前年比で60%増加したという。

売上の伸びは、Appleが同国でオンラインストアを立ち上げてから数カ月後に訪れた。インド向けストアにはさまざまな支払方法とアップグレードオプション、AppleCare+、さらにiPhone 11の購入者にはAirPodsがおまけされるといった収益性の高いサービスが用意されていた。2021年末には、インドで直営店もオープンする予定になっている。

Appleは10年以上前から、インドでの高価な携帯電話販売で苦戦してきた。同国で販売されるほどんとのスマートフォンの価格は100〜200ドル(約1万400〜2万800円)の間だ。その間、Samsung(サムスン)やXiaomi、Oppo、Vivoをはじめとした中国スマートフォンベンダーグループが、手頃な価格のスマートフォンでインド市場を席巻していた。

そうであるにもかかわらず、最近のAppleは、世界で最も急速に成長しているスマートフォン市場のひとつであるインドへの関心を高めており、同社の同社の契約メーカーが地元でiPhoneの一部機種とアクセサリーを組み立てている。これは2年以上前に始まった取り組みだ(しかしAppleが契約する製造業者の1つWistronのインド工場における最近の暴動事件は、インドでの現地生産を拡大しようとする同社の課題となっている)。

インド国内で生産することで、客が負担していた輸入関税もなくなりAppleはインドで一部の旧世代iPhoneの価格を引き下げることができた。ちなみに同国で製造していないiPhone 12 Pro Maxの価格は、米国では1099ドル(約11万4000円)であるのに対して、インドでは1781ドル(約18万4600円)となっている。またAirPods Proは米国では249ドル(約2万5800円)だが、インドでは発売時341ドル(約3万5300円)、AirPods Maxは米国では549ドル(約5万6900円)だが、インドで815ドル(約8万4500円)で販売されている。ただし、インドの販売価格が米国ほどだったとしても、平均年収2000ドル(約20万7300円)の国ではあまり変わらないだろう。

Convergence CatalystのチーフアナリストであるJayanth Kolla(ジャヤンス・コラ)氏によると、多くの外国企業がインドで製品やサービスを世界で最も安価、もしくは無料で提供しているが、Appleは大金を支払う余裕のある人口のごく一部にのみ焦点を当てているという。

そうであるからといって、Appleがインドの価格戦略に変更を加えなかったわけではない。Apple Musicの月額利用料は米国では9.99ドル(約1040円)、インドでは1.35ドル(約140円)であり、Apple Music、TV+、Arcade、iCloudを含むApple Oneは、インドでは月額2.65ドル(約270円)で利用することができる。

関連記事
アップルがインドでオンラインストアをオープン
アップルが年内にインドでオンライン販売を開始、直営店は2021年オープン
インドの第3四半期スマホ出荷台数が過去最多、新型コロナロックダウンの反動
フォックスコンがインドでiPhone 11の製造を開始、すでに小ロットを出荷で生産増強に意欲的
アップルがインドのiPhone工場での暴動を受けサプライヤーWistronへの発注を一時停止

カテゴリー:ハードウェア
タグ:AppleインドスマートフォンiPhone

画像クレジット:

原文へ

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Samsung Galaxy S21シリーズ発表、カメラ強化とS Pen対応で約2.1万円値下げ

2021年のSamsung(サムスン)は時間を無駄にしない。Mobile World Congress(MWC)が約6カ月延期される中、同社はCES 2021の余韻が残るうちに新製品を発表した。ただし、先日のプレスカンファレンスとは異なり、今回のUnpackedイベントは単独製品のみで行われた。

それも当然だろう。さまざまな問題を抱えるモバイル業界(新型コロナパンデミックはもちろん助けにならない)の中で、Galaxyシリーズは実に好調だ。みんな数年前ほどフラグシップ機種を買わなくなったかもしれないが、買うならSamsungというのはよく聞く話だ。

私は普段この手の記事で価格は最後まで書かないのだが、今回は先出しする価値がある。米国時間1月14日、SamsungはS21シリーズの新たな3機種S21、S21+、S21 Ultraを発表した。米国での価格はそれぞれ799ドル(約8万2900円)、999ドル(約10万3700円)、1119ドル(約11万6100円)。2020年は999ドル、1199ドル、1399ドル(約14万5200円)だった。まだまだフラグシップ的な価格には違いないが、200ドル(約2万800円)の値下げは決して小さくない。

画像クレジット:Samsung

そしてこれは、フラグシップ機の廉価版やフラグシップ・ライトを出して市場を鎮めようとしているのとは違う意識的な変更だ。スマートフォンの販売はパンデミック以前から下降しており、1000ドル(約10万3800円)以上というフラグシップモデルの定常的な値づけは特にその煽りを受けている。もちろんパンデミックは、さまざまな意味でそれを深刻化させた。そして売上のリバウンドを呼ぶはずだった5Gも、期待にはほど遠かった。

もちろん5Gは、2019年以来Samsungの目玉機能だ。同社はこのところGalaxyシリーズにあらゆるものを盛り込んでいるので、5Gもまあ予想通りの機能だ。おそらくSamsungは、改めて画像処理を重要な差別化要因として考えているようだ。

モバイル責任者のTM Roh(TM・ロー)氏が新端末についてこう語っている。

モバイルファーストの世界で多くの人々がリモートで働き、家で過ごす時間が増えている中、変化し続ける人々の行動の厳しいマルチメディア需要に応えるスマートフォン体験を届けたいと私たちは考えます。そして今だからこそ、選択肢の重要性も認識しています。Galaxy S21シリーズが、みなさんのスタイルとニーズに合った最高の端末を選ぶ自由を提供しているのはそれが理由です。

各企業が最近の発表の中で「この困難な時期に」という表現を続けている理由は痛いほどわかるが、ほとんどの場合、新型コロナウイルス(COVID-19)に対応した新機種というのは、上で述べた価格を別とすればいい過ぎだろう。そして私が思うに、家を出る人が少なくなっている現在、スマートフォンが主要な生産性機器になるという夢は、おそらく消えかかっている。

画像クレジット:Samsung

とはいえ、S21 Ultraは非常に重要なものを1つ隠し持っている。UltraをS Pen対応にしたことでSamsungは、Galaxy SとNoteの境界線を一層曖昧にした。ユーザー体験はある程度違うが、ユーザーはスタイラスを使って端末に文字や絵を書くことができるようになる。ペンは別売りで、端末にも格納できないが、Samsungはペンを入れられるケースを発売する予定だ。果たして新しいNoteで積極的に差別化していくのか、それとも2つのシリーズが統合されていくのか注目だ。なんといってもS Penは長年の重要な差別化要因だったのだから。

新機種にはUltra-Wideband(超広帯域無線)機能もついたため、クルマのドアを解錠したり、ARメッセージで落としモノを見つけるといった数々の機能が入った。詳しくは後日。

外観で最大の変化は、カメラハウジングが一直線になったことだ。実際に見るまで私の評価は控えるが、新たな「コンターカット」ハウジングは、ブルータリストというか前の世代よりも工業製品的だ。拡張メモリーは廃止された。昨今の内蔵メモリーはmicro SDをほとんど無用のものにした、という話も聞くが、ちょっとした差別化要因ではあった。

Samsungはヘッドフォンの充電アダプターもパッケージから外した。Appleが環境への配慮と称してアクセサリーの同梱を止めたことを揶揄する広告をSansungが取り下げた時から予想されていた動きだ。ヘッドフォンジャックのときと同じく、歴史は繰り返すのだから。

ハードウェア面では、トリプルカメラの状況はさほど変わっていない。S21とS21+は、12メガピクセル超広角、12メガピクセル広角、および64メガピクセル望遠と、30倍スペースズームを搭載している。Ultraは、12メガピクセル超広角、108メガピクセル広角、および3倍と10倍の光学ズームからなるデュアル望遠システムを搭載する。Samsungがデュアル望遠を採用するのは初めてだ。さらにUltraは、Bright Nightセンサーのおかげで低照度撮影も改善された。


画像処理ソフトウェアでは、8K動画から静止画を切り取る機能、映像安定化の改善、フロントとリアカメラを同時に使える「Vloggerビュー」などが加わった。最後の機能を日常的に使うことは私にはありそうにないが、創造的な使い方を見つける人が出てくるに違いない。

画面のサイズはそれぞれ約6.1、約6.7、約6.8インチで、最後の数字は全モデルであるS20 Ultraの6.9インチより小さい。リフレッシュレートはすべて120Hzで使用方法に適応する。全機種についた新しいEye Comfort Schieldは、ブルーライトを減少させる。

米国では、3機種とも最新のQualcomm Snapdragon 888が搭載される。S21とS21+はRAM8GB、ストレージ128GBから、UltraはRAM12GB、ストレージ256GBから。バッテリーはそれぞれ4000、4800、5000mAhと十分だ。米国では現在予約受付中で出荷は1月29日の予定となっている。

関連記事:サムスンがAirPods対抗のワイヤレスイヤフォンGalaxy Buds Pro発表、約2.1万円の価格で勝負

カテゴリー:ハードウェア
タグ:SamsungSamsung Galaxyスマートフォン

画像クレジット:Samsung

原文へ

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

「折り畳み」の次は「ローラブル」、LGとTCLが巻き取り式スマホを披露

はっきりいって、スマートフォンの売れ行きは悪い。ここ数年ずっとそうだ。現在進行中のパンデミックが助けになっていないのも確かだ。5Gと新しいフォームファクタがある種の立ち直りを引き起こすだろうという説は、人々が不必要な贅沢品の購入にブレーキをかける中で、隅に押しやられてしまった。

Samsungは折り畳み式フォームファクタで成功を収めた唯一の企業だが、そのスタートはいばらの道だった。最初は技術的な問題が多く、あまり良くない第一印象につながったのである。最近では、価格が主なハードルであり続けている。特に多くの人にとって、スマホに1000ドル(約10万4000円)以上を必要なことが、購入の赤信号に等しいこのご時世ならなおさらだ。

携帯電話のフォームファクタの世界では、少なくとも2つ製品が登場すれば、トレンドが始まったと見なされる。CES 2021の初日、LGとTCLの両社はそれぞれ、モバイルデバイスの画面の面積をさらに広げる新たなフォームファクタを披露した。

画像クレジット:TCL

2つのオプションのうち今のところLGの製品の方が注目度が高いのは、同社が実際にリリースを予定している点が大きい。米国1月12日朝に公開されたインタビューで、広報担当者のKen Hong(ケン・ホン)氏は日経の取材に対し「CES 2021で発表されているように、2021年発売されるとお伝えできます」と述べている。

確かに、LGは奇抜なフォームファクタでチャンスをつかむことを恐れない会社だ。この傾向を示す近年の例はいくつかあるが、最も顕著なものとして回転デュアルスクリーンのLG Wingが挙げられる。

それでも、この製品は記者会見でのほんの数秒間のティーザー(いってみればシーン間の移行のための演出)に過ぎなかったので、この技術はまだまだ先のことだと思っていいだろう。

一方のTCLは、製品はまだコンセプト段階にあることを前面に出しているが、その姿はもう少しよく見ることができた。未完成の現実世界の製品よりも、コンセプトを披露する方が容易なのは確かだ。詳細はまだわずかだが、同社はデバイスを6.7インチ(約17cm)から7.8インチ(約19.8cm)に広げられるという。対するLGは、画面サイズで6.8インチ(約17.2cm)から7.4インチ(約18.8cm)に広げられるとのことだ。

モバイル業界は、折り畳み式の最初のバッチで発生した問題から学んだのではないかと想像する。あるいは少なくとも、そう期待している。時に、技術を市場に投入するための競争のあまり中途半端な製品が供給され、Samsung(サムスン)やMotorola(モトローラ)のような企業はしっぺ返しを喰らう。ラボでするテストと、現実の世界は大きく違う。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:スマートフォンLGTCLCES 2021

画像クレジット:LG

原文へ

(翻訳:Nakazato)

2021年スマートフォン市場がゆっくり回復するもファーウェイに恩恵なしとTrendForceが予測

陰鬱な年を経て、2021年、世界のスマートフォン市場はゆっくりと回復を始めると、TrendForce(トレンドフォース)は予測する(TrendForceリリース)。しかし、Huawei(ファーウェイ)はその恩恵にあずかることができないどころか、同調査会社が作成した生産台数による世界のスマートフォンメーカー上位6社のリストから脱落するという。

2020年、世界のスマートフォン生産量は前年比で11%低下し、12億5000万台だった。2021年は古い機種の買い換えで新興市場での需要が高まることから、9%増加して13億6000万台になるとTrendForceは見ている。しかし、そんなささやかな回復ですら、経済と現在ほぼ全世界の電子機器業界に生産の遅延をもらしている世界的なチップ不足(Reuters記事)に、パンデミックがこのまま影響をおよぼし続けるか否かによって左右される状況にある。

2020年、生産台数トップ6のブランドは、Samsung(サムスン)、Apple(アップル)、ファーウェイ、Xiaomi(シャオミ)、OPPO(オッポ)、Vivo(ヴィーヴォ)だった。だが2021年は、このランキングからファーウェイが脱落し、新トップ6はSamsung、アップル、Xiaomi、OPPO、VivoそしてTranssion(トランシオン)になるとTrendForceは予測した。

この6社は、2021年には世界のスマートフォン市場の80%を占め、ファーウェイは7位に落ち込むと見られている。

ファーウェイ脱落の主な原因は、格安スマートフォンブランドのHonor(オナー)の売却だ。ファーウェイは2020年11月、Honorを企業コンソーシアムに売却し、その部門のサプライチェーンを米国政府の取引制限による打撃から保護する計画があることを認めた。

Honorの独立は、ファーウェイの事業に損害を与えた制裁から同ブランドを守るための対策だ。しかし「新しいHonorがファーウェイの支援なしに消費者の関心を集められるか否かは未知数であり、しかもファーウェイと新しいHonorは、Hoaweiへの米国の制裁が解かれた将来、互いに直接競い合う関係になる」とTrendForceの報告書は伝えている。

Honor売却が発表された直後に公開された前回の報告書では、その取引が、世界的なチップ不足と相まって、2019年には17%、2020年には14%と見積もられていたファーウェイの市場占有率を、2021年にはわずか4%にまで落ち込ませるとTrendForceは予測していた。ファーウェイのハイエンドスマートフォンのシェアの一部はアップルが奪取を目論んでいる。Xiaomi、OPPO、Vivoもその恩恵に浸ろうとしている。独立したてのHonorは、2021年には2%の市場占有率を獲得するとTrendForceは見積もっている。

関連記事
ファーウェイが低価格スマートフォンのHonor事業部を政府系企業などからなるのコンソーシアムに売却
2021年こそ5Gがスマホ販売を救う年になる

カテゴリー:ハードウェア
タグ:スマートフォンHuawei中国

画像クレジット:Barcroft Media / Getty Images

原文へ

(翻訳:金井哲夫)

Samsungが新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を日本時間1月15日午前0時に開催

すでにお聞きかもしれないが、Samsung(サムスン)の次世代フラッグシップは米国時間1月14日にデビューする予定だ。同社が次回の「Unpacked」イベントを、米国東部標準時の1月14日午前10時(日本時間15日午前0時)より開催する(もちろんバーチャルで)と発表した。そのテーマは「Welcome to the Everyday Epic」とされている。

「この1年間で、人々がリモートで仕事をしたり、家で過ごす時間が増えたりする中、モバイル技術は日常生活の中心的な役割を果たしてきました。モバイルファーストの世界への移行が加速したことによって、日常生活を非日常的な体験に変えることができるデバイスが求められています」と、同社は述べている。

イベントの興味深い日程は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がいまだに大いに懸念される中、2021年の奇妙なショーのスケジュールによって決まったものだ。過去のイベントUnpackedでは通常、Mobile orld Congress(モバイルワールドコングレス)の前後に開催されていた。例年2月後半に開催されてきMWCは2020年は中止され、2021年はリアル開催に戻れることを願いつつ、夏まで延期されることになっている。そこでサムスンは、例年より1カ月ほど早く次世代フラッグシップの発売に踏み切ることにしたわけだ。

今回のUnpackedイベントは、CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)のわずか数日後に開催される。毎年最大のハードウェアショーの後、ガジェットジャーナリストが数日の休みを取れる時代は過去のものとなった。それはまた、おそらくCESではサムスンの大きな発表がないだろうということの兆しでもある(とはいえこの電子産業の巨大企業は、それでもCESで興味深い存在感を保つのに十分以上の多くの部門を抱えているが)。

2021年のもう1つの奇妙な変化は、我々がまだ見てもいない「S21」をすでに予約できるということだ。それが堅実なスマートフォンであることは、まず間違いない。とはいえ、このスマートフォンの売れ行きが下降気味にある時代に、サムスンがどんな次の一手を打ってくるのか、多くは謎に包まれたままだ。現時点でリークされている情報では、ある種の物足りなさが感じられるものの、サムスンは通常、その袖の下にいくつかの楽しいサプライズを隠し持っている。「Galaxy Buds Pro」と呼ばれる新型ワイヤレスイヤフォンについては、すでに十分な情報が漏れ伝えられているので、実質的にサプライズの対象とはならない。しかし同社はイヤフォンの分野で十分な実績があるため、期待する理由にはなる。このAirPods Proの競合製品は、199ドル(約2万500円)というリーズナブルな価格になるといわれている。

関連記事
MWCの開催中止が決定、主催者のGSMAが新型コロナウイルスを懸念
サムスンが未発表のGalaxy S 21の予約を開始

カテゴリー:イベント情報
タグ:SamsungGalaxyスマートフォン

画像クレジット:Samsung

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

呼吸をしているかのように背面カラーが変わるOnePlusの新コンセプトスマホ

2020年1月にOnePlusは、最初のコンセプトスマートフォンを披露した。Concept Oneと名づけられたこの端末は色が変わるガラスを採用し、デバイス背面の「見えないカメラ」を実現した。このコンセプトは実用的というわけではないが、退屈な古いスマートフォンのアップデートという意味では楽しい気分転換だった。

この観点から見ると、今回のOnePlus 8 Tのコンセプトは大差なく、スマートフォンのアップデートという意味では特に便利というわけではない。もちろん、この技術が実際の端末に搭載される保証もない。このコンセプトの技術は実際の機能というよりも、その外観に関わる。

重要なのはECMF(Electronic Color, Material and Finish)と呼ばれる技術だ。これは基本的には、色が変わるスマートフォンを覆うフィルムだ。素材として金属酸化物を含み、電圧をかけると活性化することでガラスを濃い青から薄い銀に変える。

画像クレジット:OnePlus

OnePlusは「デザイナーたちは、トルコのパムッカレ温泉にある多色の流れ出るお湯から発想しました。自然から多くのデザインが完成し、パムッカレや他の自然の要素からインスピレーションを得ることで、より自然かつ直感的で簡単な新しいインタラクション体験を作り出すことができます」と述べている。

コンセプトモデルの技術的な実用性について、OnePlusは着信を知らせるために色を変える機能を提案している。また奇妙なことに、5Gのミリ波技術によりユーザーの呼吸パターンをキャプチャし、「色を同期して変更することで、スマートフォンを効果的なバイオフィードバックデバイスにする」アイディアも登場している。

この技術が実用化するかどうか、注視しておこう。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:OnePlusスマートフォンコンセプトモデル

画像クレジット:OnePlus

原文へ

(翻訳:塚本直樹 / Twitter

「Galaxy Z Flip 5G」は折り畳めば5Gスマホで最もコンパクト

auはディスプレイ折り畳み型Androidスマートフォン「Galaxy Z Flip 5G SCG04」を11月4日に発売した。価格は税込18万5835円。同製品は2月28日に発売された「Galaxy Z Flip SCV47」(税込17万9360円)の後継モデル。大きな進化点としては5Gへの対応が挙げられ、ボディデザインはまったく同じでマイナーチェンジモデルとして位置づけられる。そこで今回は前モデルからの進化点にスポットを当ててレビューしていこう。

auから発売された、ディスプレイ折り畳み型Androidスマートフォン「Galaxy Z Flip 5G SCG04」(税込18万5835円)

auから発売された、ディスプレイ折り畳み型Androidスマートフォン「Galaxy Z Flip 5G SCG04」(税込18万5835円)

5G、SoC、Wi-Fi、カラー以外のスペックはまったく変わらない

Galaxy Z Flip 5GはOSに「Android 10」、プロセッサー(SoC)に「Qualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platform」(3GHz×1、2.4GHz×3、1.8GHz×4)を採用。メモリー(RAM)は8GB、ストレージ(ROM)は256GBを搭載。メモリーカードの装着は非対応だ。

通信機能は前述のとおり5G(sub6)、Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.0をサポート。5Gの最大通信速度は下り3.4Gbps、上り183Mbpsとされている。

ディスプレイはふたつ搭載。メインディスプレイは約6.7インチFHD+有機EL(2636×1080ドット、425ppi)、カバーディスプレイは約1.05インチ有機EL(300×112ドット)。小さなカバーディスプレイもカラー表示に対応している。

カメラは超広角(1200万画素、1.12μm、約123度、F2.2)、広角(1200万画素、1.4μm、約78度、F1.8、デュアルピクセルAF、OIS)、セルフィー(1000万画素、1.22μm、80度、F2.4)という構成。セルフィーカメラはパンチホール仕様だ。

本体サイズはオープン時で約73.6×167.3×6.9~7.2mm、クローズ時で約73.6×87.4×15.4~17.3mm、重量は約183g。実際に持ってみると非常に薄く感じられる。「iPhone 12 mini」は64.2×131.5×7.4mm/133gで5Gスマホとして世界最小・最薄・最軽量を謳っているが、折り畳んだときのフットプリントという限定条件であればGalaxy Z Flip 5Gに軍配が上がる。

バッテリーは3300mAhを内蔵しており、連続通話時間は約1350分、連続待受時間は約350時間、電池持ち時間は4G LTE/WiMAX 2+エリアで約100時間、5Gエリアで約95時間とうたわれている。防水・防塵には非対応。FeliCa(おサイフケータイなど)、NFC機能も搭載されていない。

  • メインディスプレイ:約6.7インチ Dynamic AMOLED(有機EL)
  • カバーディスプレイ:約1.05インチ Super AMOLED(有機EL)
  • プロセッサー(SoC):Qualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platform(3.0GHz×1、2.4GHz×3、1.8GHz×4、Octa Core)
  • メモリー:8GB
  • ストレージ:256GB(外部ストレージなし)
  • 無線機能:Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.0
  • 背面カメラ(超広角):約1200万画素(1.12μm、約123度、F2.2)
  • 背面カメラ(広角):約1200万画素(1.4μm、約78度、F1.8、デュアルピクセルAF、OIS)
  • 前面カメラ:約1000万画素(1.22μm、80度、F2.4)
  • サイズ(開いた状態):幅73.6×高さ167.3×厚さ6.9(最厚部7.2)mm
  • サイズ(閉じた状態):幅73.6×高さ87.4×厚さ15.4(最厚部17.4)mm
  • 重量:重量183g
  • バッテリー容量:3300mAh
  • 連続通話時間/連続待受時間:約1350分/約350時間
  • 対応通信規格:5G(sub6)、4G LTE、WiMAX 2+
  • OS:Android 10

Galaxy Z Flip 5GとGalaxy Z Flipの差分をまとめると下記のようになる。つまり、5G、プロセッサー、Wi-Fi、カラー以外のスペックはまったく変わらないわけだ。

  • Galaxy Z Flip 5G:5G、SD865+、11ax、カラー(ミスティックブロンズ)
  • Galaxy Z Flip:LTE、SD855+、11ac、カラー(ミラーパープル、ミラーブラック、Thom Browne Edition)
オープン時

オープン時

クローズ時。カバーディスプレイの情報は一定時間で消灯する

クローズ時。カバーディスプレイの情報は一定時間で消灯する

本体下面にはUSB Type-C端子を用意

本体下面にはUSB Type-C端子を用意

本体右側面にはボリュームボタンと指紋認証センサー一体型電源ボタン、左側面にはnanoSIMカードトレイが配置

本体右側面にはボリュームボタンと指紋認証センサー一体型電源ボタン、左側面にはnanoSIMカードトレイが配置

折り畳んだときのコンパクトさが「Galaxy Z Flip 5G」の真骨頂

改めてフォルダブルスマホ(折りたたみスマホ)としてのGalaxy Z Flip 5Gの魅力を挙げておくと、とにかく折り畳んだときのコンパクトさに尽きる。サイズ感的にはポロシャツやワイシャツの胸ポケットにすっぽり入り、それでいて本体を開けば約6.7インチの大型ディスプレイが現われる。縦に長めの画面比率はマルチウインドー表示に最適だ。

筆者が携帯性以外のメリットと感じているのが、ディスプレイを閉じると強制的に情報を制限できること。クローズ状態では小さなサブディスプレイにしか情報が表示されなくなる。スマホを机の上に置いているとついつい気が散ってしまうという方に、Galaxy Z Flip 5Gは絶好の端末だと思う。

横幅が73.6mmと狭いので、手が小さめの方でもしっかりと握りやすい

横幅が73.6mmと狭いので、手が小さめの方でもしっかりと握りやすい

折り畳めば誇張抜きで「手のひらサイズ」。ガラケー時代を彷彿とさせるサイズ感だ

折り畳めば誇張抜きで「手のひらサイズ」。ガラケー時代を彷彿とさせるサイズ感だ

ディスプレイは好きな角度に無段階で調整可能。三脚などがなくても自立させてタイマー撮影が可能だ

ディスプレイは好きな角度に無段階で調整可能。三脚などがなくても自立させてタイマー撮影が可能だ

AnTuTu Benchmarkのランキングで8位を獲得

処理性能については「Qualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platform」を搭載しているだけに、定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは「581533」を記録した。12月3日時点のランキングを見てみると、1位の「ROG Phone 3」のスコアは「647919」で、Galaxy Z Flip 5Gは8位にランクインしている。Galaxy Z Flip 5GのスコアはROG Phone 3の約90%に相当するが、現時点のAndroidアプリを動かしてパフォーマンスに不満を感じる局面はないはずだ。

定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは「581533」、CPU/Computeベンチマーク「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは「3213」、3Dベンチマーク「3DMark」のWild Lifeは「4149」

定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは「581533」、CPU/Computeベンチマーク「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは「3213」、3Dベンチマーク「3DMark」のWild Lifeは「4149」

Galaxyシリーズならではのカメラクオリティー

Galaxy Z Flip 5Gのカメラ画質は満足感が高い。搭載されているカメラのスペック自体は「Galaxy S20 Ultra 5G SCG03」や「Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06」とは見劣りするが、広角、超広角カメラで撮影できる写真は同等のクオリティーだ。特に優れているのが「ナイトモード」。強い光源が画面内にあっても白飛びを押さえつつ、全体を明るく撮影してくれる。ただし望遠カメラを搭載していないので、8倍デジタルズームでは塗り絵感の強い写真となってしまう。この点だけは割り切りが必要だ。

超広角カメラで撮影

超広角カメラで撮影

広角カメラで撮影

広角カメラで撮影

広角カメラ(8倍デジタルズーム)で撮影

広角カメラ(8倍デジタルズーム)で撮影

広角カメラで撮影

広角カメラで撮影

広角カメラ(ナイトモード)で撮影

広角カメラ(ナイトモード)で撮影

フォルダブルが当たり前の選択肢になる時代が早く来てほしい

ディスプレイを折りたためること自体にはメリットしかない。コンパクトに折り畳めるiPhone、iPad mini、iPad Proなどを待ち望んでいる方も多いはずだ。そこで問題になるのは価格だが、この点は折り畳みディスプレイを大量生産すれば解決される。それでもとにかく安価な端末を求める層、ひたすら丈夫なデバイスを必要とする方、考えうる機能を詰め込みまくったスマホを要求する人はいらっしゃるだろうが、フォルダブルが当たり前の選択肢になる時代が早く到来してほしいと思う。

関連記事
約3.6万円でペン&トリプルカメラ搭載!6.4型スマホ「moto g PRO」
完成度を高め使い勝手が大幅に向上した折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」、ただし中途半端感も
Galaxy Note20 Ultra 5GはApple Pencil&iPadユーザーにこそぜひ1度試してほしい
「AnTuTu」60万超え、約6万1000円から購入できるゲーミングスマホ「RedMagic 5S」
サムスンの新しい試み「折り畳みスマホ」は定着するか? 第1世代「Galaxy Fold」を振り返る
モトローラの第2世代折り畳みスマホRazrは10月2日に米国発売決定、価格は約12.6万円
カメラの性能が素晴らしい4万円台のGoogle Pixel 4a、5G対応Pixelを待つ必要なし
Surface Duoファーストインプレッション、Gmailや電子書籍リーダーは使い勝手良好、カメラは次期モデルに期待
TCLのラストモデル「BlackBerry KEY2 Last Edition」の実力は?そして物理QWERTYキースマホの系譜はこれからも続く
シャオミのコスパモンスターなミドルレンジスマホ「Redmi Note 9S」を試す
スライド式キーボード搭載スマホ「F(x)tec Pro1」は実用性より心地よさに価値がある
2画面スマホ「LG V60 ThinQ 5G」は5Gの可能性を引き出せるか?
ファーウェイが折り畳みスマホ「Mate Xs」を披露、不運な初代が堅牢に

カテゴリー:ハードウェア
タグ:折り畳みスマートフォン / フォルダブルスマートフォン(用語)Samsung / サムスン(企業)Samsung Galaxy(製品・サービス)ガジェット(用語)スマートフォン(用語)レビュー(用語)

今冬AndroidにGoogleマップの簡単ルート検索やEmoji Kitchenなど6つの新機能追加

米国時間12月3日、Google(グーグル)は、この冬、Androidスマートフォンに6つの新機能が追加されれるアップデートがあると発表した。これによってGboard、Google Playブックス、Voice Access、Googleマップ、Android Auto、Nearby Shareといったアプリが改良される。

Androidスマートフォンは現在、毎年行われるOSのメジャーアップデート以外でも、数々の新機能が随時追加されている。今回のリリースはその最新のものだ。これらのアップデートでは、Androidの主な機能が最新版に更新されるわけではないかもしれないが、しかしより頻繁に、着実な改良が提供されている。

今冬のアップデートで、最も楽しいちょっとした機能の1つが、Gboardキーボードアプリに追加される「Emoji Kitchen」だ。ユーザーはお気に入りの絵文字を組み合わせて新しい絵文字を作り、それをシェアすることができる。グーグルによると、この機能が2020年初めに導入されて以来、ユーザーはこれまでに30億回以上も絵文字をリミックスしてきたという。今回のアップデートでその選択肢は広がり、デザインできる組み合わせは従来の数百から、1万4000以上に増えることになる。2つの絵文字をタップすると、それらを組み合わせた絵文字がいくつか提案されるので、その中から1つを選んで使用することができる。あるいは1つの絵文字をダブルタップすると、それをもとに「さらに感情を高めた」絵文字が提案されるという。

画像クレジット:Google

このアップデートされた機能は、Gboardアプリのベータ版で配信されていたが、今後数週間のうちにAndroid 6.0以上の端末で使えるようになる予定だ。

そのほかGoogle Playブックスでは、オーディオブックの利用が広がるアップデートが施される。オーディオ版が提供されていない書籍でも、ナレーションが自動生成されるようになるのだ。グーグルは、Google Playブックスにこれらの自動ナレーション付き書籍を追加するため、米国と英国の出版社と協力したと述べている。この機能はいまのところベータ版だが、2021年初頭にはすべての出版社で展開される予定だという。

音声コマンドを使って携帯電話を操作できるアクセシビリティ機能「Voice Access」も改良される。今回のアップデートで、この機能は機械学習を活用し、スクリーン上の各アプリにインターフェースラベルを追加することが可能になる。ユーザーは追加された「戻る」や「詳細」などのボタンを参照し、音声でそれらを使ってナビゲートできる。

現在はベータ版となっているVoice Accessの新バージョンは、Android 6.0以上を搭載した世界中のすべてのデバイスで利用できるようになる。

Googleマップのアップデートでは、人々が最も利用しているアプリの1つに新機能が追加される。

新しい (おそらくWazeにインスパイアされた) 「Goタブ」を使うと、 ユーザーは頻繁に訪問している場所、たとえば学校や食料品店などを、1タップするだけでナビゲーションの目的地として設定できる。そこまでの道順や渋滞情報、通行止めなどの情報が表示され、実際の住所を入力しなくても正確な到着予定時刻がわかる。お気に入りの場所や、公共交通機関を使用するユーザーは特定のルートを「Go」タブに保存しておけば、簡単にアクセスできる。公共交通機関で乗り換えが必要な場合は、正確な発着時間、地元の鉄道会社やバス運行会社からのアラート、そして随時アップデートされる到着予定時刻を見ることができる。

画像クレジット:Google

この新機能の便利な使い方としては、目的地への公共交通機関を使ったルートとドライブルートの両方をピン留めしておき、それぞれの到着予定時間を比較してより早いオプションを選択するという活用法も考えられるだろう。

この機能は、Android版だけでなくiOS版のGoogleマップにも、数週間以内に搭載される予定だ。

Android Autoは、今後数カ月間でより多くの国で利用可能になる予定だ。グーグルは当初、36カ国になると述べていたが、その後、予定が白紙に戻されたとして発表を訂正。現在は具体的な数字は挙げておらず、どこの国に導入されるということも明らかにしていない。楽しみにしていたユーザーは、今後のニュースに注目しながらしばらく待つ必要がありそうだ。

画像クレジット:Google

そして最後に紹介するアップデートは、携帯電話会社の電波やWi-Fiが使えない環境でも、近くにいるユーザー同士でリンク、ファイル、写真などを共有できる「Nearby Share」についてのもの。主に新興市場を念頭に置いて設計されているこの機能は、新たにユーザーが周囲の人とGoogle Playからアプリを共有できるようになる。

これを行うには、Google Playアプリを開いて「マイアプリ&ゲーム」に追加される「アプリの共有」メニューから、共有したいアプリを選択する。この機能は今後数週間で導入される予定だ。

これらの機能の中には、すでに導入が開始されるものもあるので、「数週間」というフレームより早く利用可能になるかもしれないが、進捗はそれぞれのアップデートによって異なる。

関連記事:GoogleのGboardキーボードのEmoji Kitchenで絵文字のマッシュアップができる

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:GoogleAndroidGoogle Playアプリスマートフォン

画像クレジット:Google

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

約3.6万円でペン&トリプルカメラ搭載!6.4型スマホ「moto g PRO」

モトローラ・モビリティ・ジャパンはスタイラスを内蔵したAndroid 10搭載6.4型スマートフォン「moto g PRO」を10月26日に発表、10月30日に発売した。ペン内蔵スマートフォンといえばGalaxy Noteシリーズが圧倒的なシェアを獲得しているが、moto g PROは直販価格税込3万5800円という低価格が魅力。また、2世代のOSアップグレードと2年間のセキュリティーアップデートが保証されたAndroid One端末なので、長く安心して利用できる点も特徴だ。今回、moto g PRO実機をモトローラから借用したので、ペン機能にスポットを当ててレビューをお届けしよう。

モトローラの6.4型「moto g PRO」。Android 10搭載でスタイラスペンを内蔵。直販価格は税込3万5800円

モトローラの6.4型「moto g PRO」。Android 10搭載でスタイラスペンを内蔵。直販価格は税込3万5800円

SoCはミドルレンジクラス、トリプルカメラは変則構成

moto g PROはOSにAndroid 10、SoCに「Qualcomm Snapdragon 665」を採用。メモリー(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は128GBを搭載しており、最大512GBのmicroSDメモリーカードを装着可能だ。

通信機能は2G/3G/4G、Wi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5.0、NFCをサポート。nanoSIMカードを2枚装着可能で、デュアルSIMデュアルVoLTEに対応する。ただし、2枚目のnanoSIMカードとmicroSDメモリーカードは排他利用だ。

ディスプレイは6.4インチのFHD+ IPS液晶(2300×1080ドット、19:9)。輝度や色域、コントラスト比は公表されていない。

カメラは4800万画素メイン(F1.7、1.6um)、200万画素マクロ(F2.2)、1600万画素117度広角アクションカメラ(F2.2、2.0um)、1600万画素イン(F2.0、1um)という構成。ただし、4800万画素メインカメラは4つの画素を合わせて1200万画素相当の明るい静止画を撮影する「クアッドピクセルテクノロジー」が採用されており、最大解像度は4000×3000ドットとなる。また、1600万画素117度広角アクションカメラは動画専用だ。

最大解像度は「12MP(推奨)48MP/クアッドピクセル」

最大解像度は「12MP(推奨)48MP/クアッドピクセル」

本体サイズは158.55×75.8×9.2mm、重量は約192g。バッテリーは4000mAhを内蔵。バッテリー駆動時間、バッテリー充電時間は公表されていない。

生体認証は本体背面に指紋認証センサーが用意されている。また、通常のインカメラを使うが顔認証機能も利用可能だ。

6.4インチのFHD+ IPS液晶ディスプレイはパンチホール仕様

6.4インチのFHD+ IPS液晶ディスプレイはパンチホール仕様

モトローラのロゴ部分に指紋認証センサーを内蔵

モトローラのロゴ部分に指紋認証センサーを内蔵

本体下面にUSB Type-C(USB 2.0)、3.5mmイヤフォン・マイク端子、スタイラススロットを配置

本体下面にUSB Type-C(USB 2.0)、3.5mmイヤフォン・マイク端子、スタイラススロットを配置

本体右側面にボリュームボタン、電源ボタン、本体左側面にnanoSIMカード&microSDメモリーカードスロットを用意

本体右側面にボリュームボタン、電源ボタン、本体左側面にnanoSIMカード&microSDメモリーカードスロットを用意

パッケージには本体以外に、クリアケース、充電器、USBケーブル、ヘッドセット、イヤピース、SIMピン、クイックスタートガイド、LG(法令/安全/規制)が同梱されている

パッケージには本体以外に、クリアケース、充電器、USBケーブル、ヘッドセット、イヤピース、SIMピン、クイックスタートガイド、LG(法令/安全/規制)が同梱されている

クリアケースは軟らかなTPU素材

クリアケースは軟らかなTPU素材

充電器の仕様は入力100-240V~0.6A、出力5V/3.0A、9V/2.0A、12V/1.5A、容量18W

充電器の仕様は入力100-240V~0.6A、出力5V/3.0A、9V/2.0A、12V/1.5A、容量18W

ヘッドセットには大、中、小の3種類のイヤピースが付属

ヘッドセットには大、中、小の3種類のイヤピースが付属

パームリジェクション非対応ながらペンの使い勝手は◎

moto g PROのスタイラスペンはパッシブ方式で、手のひらなどの接触を無視する「パームリジェクション」機能は搭載されていない。また筆圧検知も非対応だ。しかしスタイラスペンで描画しているときに指で線を描いてみると、一瞬表示されるもののすぐに指で描いた線は消去される。パームリジェクション機能は実装されていないものの、ソフトウェア的に誤描画を防止する仕組みを取り入れているようだ。

また、Galaxy Noteシリーズほど多機能ではないが、スタイラスペンを抜き出せば対応アプリのアイコンがフローティング表示され、そこから専用メモアプリ「Motoメモ」の新規ページ、スクリーンショットへの書き込み、「Motoメモ」のページ一覧、Google製メモアプリ「Google Keep」などを起動できる。「メモスマホ」として十分実用的だ。

スタイラスペンを抜くと対応アプリのアイコンがフローティング表示される。つまり2アクションでメモ書きを始められる

スタイラスペンを抜くと対応アプリのアイコンがフローティング表示される。つまり2アクションでメモ書きを始められる

これは専用メモアプリ「Motoメモ」。ペン先は軟らかめ。適度な摩擦があって個人的には好みの書き味だ

これは専用メモアプリ「Motoメモ」。ペン先は軟らかめ。適度な摩擦があって個人的には好みの書き味だ

上からふたつ目のアイコンをタップするとスクリーンショットが撮影される。さらに左下のサムネイルをタップすると、画像にスタイラスペンで注釈などを書き込める

上からふたつ目のアイコンをタップするとスクリーンショットが撮影される。さらに左下のサムネイルをタップすると、画像にスタイラスペンで注釈などを書き込める

moto g PROがロックされているときにスタイラスペンを抜くと、そのままMotoメモの新規ページが開かれ、すぐにメモ書き可能。Galaxy Noteシリーズの「画面オフメモ」と同等の機能だ

moto g PROがロックされているときにスタイラスペンを抜くと、そのままMotoメモの新規ページが開かれ、すぐにメモ書き可能。Galaxy Noteシリーズの「画面オフメモ」と同等の機能だ

ミドルレンジ向けSoC搭載スマホとして順当なパフォーマンス

パフォーマンスについては、定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」を実行したところ、総合スコアが178200、CPUが70650、GPUが34802、MEMが38648、UXが34100という結果になった。記事執筆時点(11月26日)のランキングトップが総合スコア647919の「ROG Phone 3」だ。つまりmoto g PROは、ROG Phone 3の約28%のパフォーマンスということになる。

ミドルレンジ向けSoC搭載スマホとして順当なスコアであり、ウェブ閲覧、SNS利用、動画視聴、音楽鑑賞などの一般的な用途であれば処理性能に不満を感じることはないはずだ。

定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは178200、CPUベンチマーク「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは1376、「3DMark」のSling Shot Extreme - OpenGL ES 3.1は1125

定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは178200、CPUベンチマーク「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは1376、「3DMark」のSling Shot Extreme – OpenGL ES 3.1は1125

見たままの色で撮影できる素直なカメラ

moto g PROのカメラは基本的に見たままの色で撮影でき、非常に使いやすく感じた。また、4800万画素メインカメラで4画素を合わせて明るい1200万画素相当の静止画を撮影する「クアッドピクセルテクノロジー」の効果は、夜景モードの「ナイトビジョン」などで実感できる。3.6万円弱のスマホの夜景モードとしては高いレベルだ。

ただし、「料理」モードを有効にしたら、驚くほど色が引っ張られてしまった。オフにすれば普通においしそうに撮れるが、適度な補正効果に改善されることを期待したい。

背面カメラは、4800万画素メイン(F1.7、1.6um)、200万画素マクロ(F2.2)、1600万画素117度広角アクションカメラ(F2.2、2.0um)のトリプル構成

背面カメラは、4800万画素メイン(F1.7、1.6um)、200万画素マクロ(F2.2)、1600万画素117度広角アクションカメラ(F2.2、2.0um)のトリプル構成

4800万画素メインカメラで撮影

4800万画素メインカメラで撮影

1600万画素117度広角アクションカメラで撮影した動画を画像として書き出し

1600万画素117度広角アクションカメラで撮影した動画を画像として書き出し

4800万画素メインカメラで撮影(8倍デジタルズーム)

4800万画素メインカメラで撮影(8倍デジタルズーム)

200万画素マクロで撮影

200万画素マクロで撮影

4800万画素メインカメラで撮影(ナイトビジョン)

4800万画素メインカメラで撮影(ナイトビジョン)

上が料理モードオフ、下が料理モードオン

上が料理モードオフ、下が料理モードオン

ペン搭載スマホを安価に手に入れたい方にもってこいの1台

カメラの構成はちょっと変則的だが、画質は基本的に良好。スタイラスペンも必須機能はしっかり押さえており、メモ帳として便利に活用できる。Galaxy Noteシリーズと比較すると及ばない性能、足りない機能は多々あるものの、3.6万円弱という価格を考えるとコストパフォーマンスでは優劣つけがたい。

ペン搭載スマホをできるだけリーズナブルな価格で手に入れたいという方に、これ以外に選択肢はないと言い切れるほどもってこいな1台だ。

約3.6万円でペン内蔵&トリプルカメラ搭載!6.4型スマホ「moto g PRO」実機レビュー

関連記事
「AnTuTu」60万超え、約6万1000円から購入できるゲーミングスマホ「RedMagic 5S」
5G、OLED、トリプルカメラを搭載し約6.5万円の高コスパスマホ「AQUOS zero5G basic」
モトローラの第2世代折り畳みスマホRazrは10月2日に米国発売決定、価格は約12.6万円
カメラの性能が素晴らしい4万円台のGoogle Pixel 4a、5G対応Pixelを待つ必要なし
5G対応の折り畳みスマートフォン「Motorola Razr」が約15万円で登場
TCLのラストモデル「BlackBerry KEY2 Last Edition」の実力は?そして物理QWERTYキースマホの系譜はこれからも続く
シャオミのコスパモンスターなミドルレンジスマホ「Redmi Note 9S」を試す
モトローラは2020年も低価格スマホ中心の戦略、Moto G FastとMoto Eが登場

カテゴリー: ハードウェア
タグ: ガジェット(用語)スマートフォン(用語)モトローラ / Motorola(企業)レビュー(用語)

KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売

KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売KDDIは11月10日、中国Nreal(エンリアル)と共同開発したスマートグラス「NrealLight」 (エンリアルライト)」を12月1日から発売開始すると発表した。5Gスマートフォンと接続し利用する。価格は税込6万9799円。販売店舗はau Online Shop、KDDI直営店。

KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売NrealLightは、5Gスマートフォンに接続するだけで、手軽に5GとXR技術を組み合わせた映像体験が可能。対応スマートフォンは、「Xperia 5 II」「Galaxy Note20 Ultra 5G」(今後順次追加予定)。発売に先立ち、2020年11月11日午前10時から「NrealLight」の予約を開始する。KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売

  • 重量:約106g
  • 対応視野角:約52度
  • 搭載カメラ:3基
  • 接続:USB-C接続
  • 機能:SLAM(自己位置推定)対応、6DoF対応、平面検知、画像認識

KDDIとNrealは、2019年5月に戦略的パートナーシップを締結し、日本国内におけるXR技術を活用したスマートグラスの企画開発や受容性の検証など、さまざまな取り組みを行ってきた。

今回発売のNrealLightは、メガネのように折り畳むことが可能で、かけやすいコンパクトなデザインを採用。スマートフォン接続型とすることで、従来のコンピューティングユニットを別に用意するタイプや、一体型のスマートグラスと比較し、持ち運びが容易となる軽量・小型化を実現した。

NrealLightは、従来のAndroidアプリをグラス内で起動し、プライベートなセカンドスクリーンとして利用できるミラーリングモードや、グラス内で空間上に映像を映し出すMR(Mixed Reality)モードも実装。さらにARコンテンツのような、現実空間とデジタル情報を融合するXR技術をより自然に体験可能としている。KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売

これにより、目の前に100インチ規模のプライベートな仮想スクリーンを広げることができる。人気のTV動画配信サービスがセットになったテレビパックのコンテンツやsmash.をはじめとした動画視聴、またさまざまなゲームにおいて、没入感のあるリッチな映像を体験できる。

KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売今後、ARを用いた作業マニュアルの表示といった遠隔作業支援など、ビジネスシーンでも利用可能なデバイスとして法人顧客にも提案していく。

KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売NrealLightは、KDDIコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」にて2020年11月11日から先行展示。他の全国21ヵ所のKDDI直営店および沖縄セルラー直営店では、12月1日から展示を開始する。KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売KDDIが5Gスマホと接続し利用するスマートグラス「NrealLight」を12月1日発売

関連記事
バーチャルYouTuberの人数が1万3000人突破、人気1位はファン数286万人のキズナアイ
Galaxy Note20 Ultra 5GはApple Pencil&iPadユーザーにこそぜひ1度試してほしい
FacebookがARが日常生活になるスマートグラスを2021年に発売、Ray-BanブランドのLuxotticaともコラボ
フォトリアルな3D CGによるバーチャルヒューマンのプロデュースを展開するAwwが1億円を調達
Vue Liteスマートグラスは約1万9000円で音楽や通話、音声アシスタント用スピーカーをテンプルに内蔵
網膜に直接投影するメガネ型ディスプレイの500円レンタルがスタート
グーグルがスマートグラスのNorthを買収、North製スマートグラスのFocals 2.0は出荷中止
Epson、最新スマートグラス Moverio BT-300を発表

カテゴリー: ハードウェア
タグ: ウェアラブル(用語)MR拡張現実 / AR(用語)スマートグラス(用語)スマートフォン(用語)ディスプレイ(用語)日本