今度のオリンピックでNBCが全85時間のVR放送を行う、ただし対応機はSamsung Gear VRのみ

BOSTON, MA - OCTOBER 17:  Fans attend Team USA's Virtual Reality Experience Powered by Samsung Gear VR during the 2015 Road to Rio Tour at the Head of the Charles Regatta on October 17, 2015 in Boston, Massachusetts.  (Photo by Scott Eisen/Getty Images for Samsung)

NBCはVRへの関心が盛り上がっていることに乗じて、オリンピックの完全中継ではその形式も提供する、と示唆していたが、今回初めて、リオ支局がその具体的なやり方を少し明かした。

まず、対象機はGear VR「のみ」である。VRのコンテンツは計85時間放送されるが、それを見るためにはSamusungのVRヘッドセットと、それを操作するGlaxyスマートフォンが必要である。VR番組の視聴はNBC Sportsというアプリから行う。開会式と閉会式もあるし、種目の選択も、男子バスケットボール、陸上(トラックとフィールド)、体操、ボクシング、ビーチバレー、フェンシング、ダイビング等と、ほぼ妥当と思われる。

コンテンツはほぼ一日遅れで提供されるから、全試合を見られる。どの種目も、VR向けに事前の編集が行われる。開会式は8月5日金曜日だ。

Samsungは、なぜか、この夏季オリンピックのOfficial Smartphone Partnerだ。一方NBCは、“これまででもっともライブなオリンピック放送”と称して、アプリへリアルタイムストリーミングする全4500時間の一部を4Kと8K対応にする、と発表している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

「360度動画のテレビ局を目指す」360Channelが本日ローンチ

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360Channelは本日、オリジナルの360度動画の配信サービス「360Channel(サンロクマルチャンネル)」をローンチしたことを発表した。360Channelはコロプラの100%子会社で、VRで視聴できる360度動画に特化したサービスを提供するため昨年11月に設立した。これまで事業内容や提供サービスなどに関する情報開示をあまり行ってこなかったが、今月16日になって360度動画の配信サービスを開始すると発表していた。そして昨日、本日のサービスローンチに先駆け、メディア向け発表会を開催したので、その内容をお伝えしたい。

360Channelは「360度動画のテレビ局」を目指すと同社経営企画の中島健登氏は話す。360Channelでは、オリジナルの360度動画製作と動画配信を行う。360Channelは現在20名ほどの社員を抱え、テレビ番組や広告映像の製作に携わってきたメンバー、そして360度動画を製作するための映像をスティッチする部隊で高品質の動画コンテンツをユーザーに届けると話す。

最初に手がけるのは「バラエティ」「旅行」「ライブ」「パフォーマンス」「体験」「ドキュメンタリー」といったカテゴリーの6チャネルで、ローンチ時では22のコンテンツが視聴可能だという。1コンテンツの長さは5分から10分程度だ。お笑い芸人のチュートリアルが司会を務めるバラエティー番組やアイドルの音楽ライブ、ANAと協力し製作した機体工場見学などのコンテンツがある。動画の更新頻度に関しては、ユーザーの視聴習慣を促せる頻度で行ってしていきたいと360Channelは話す。

動画製作には、下の写真にあるGoProのアクションカメラを複数台取付けたVRカメラを使用しているという。

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動画コンテンツはPC、スマホ、そしてヘッドマウントディスプレイ(HMD)で視聴可能だ。ローンチ時にはOculus RiftとGear VRに対応している。順次他の機種にも対応予定だという。ユーザーは360Channelにアカウント登録をすることで動画コンテンツをお気に入りに登録することもできる。

Gear VR

Gear VRと360Channelのアプリ

今回、Gear VRとOculus Riftのどちらでもコンテンツを視聴した。Gear VRとOculus Riftの性能に差があるため操作方法が少し違ったり、動画の画質にも少し差があるが、360Channelでできることは基本的には一緒だという。

360Channelの「チャンネル」は、テレビのようにずっとコンテンツを配信しているということではなく、番組名を指しているようだ。見たいチャンネルの中に複数ある録画コンテンツの中から一つを選んで視聴する形だ。360度動画はYouTubeでもFacebookでも平面のものはいくつか見たことがあるが、HMDで見る360度動画は臨場感があり、ありきたりな表現だが本当にその場にいる雰囲気が味わえた。旅行番組では行ったことがない街のお店を見てまわっているような感覚になり、アイドルの番組では実際に話しかけられているようにも感じられた。ドキュメンタリー作品である熊本の震災現場を写した動画では、これまであまり自分ごととして感じていなかった震災がすごく身近に感じられて恐いと思う反面、震災への備えをしたり、危機感を持とうと思えた。

360Channelの体験デモ

私は今回初めてHMDで360度動画を視聴したが、操作方法は直感的ですぐに慣れることができ、意外とHMDも軽くて快適だった。動画コンテンツも頭の動きと動画表示の差はさほど感じなかったので、違和感なく楽しむことができた。ただ、自分で動画内を見回すという狭い範囲での動きは可能だが、当然のことだが動画の中で歩くことはできないし、また動画は定点で撮影しているものが多く、動画の中でシーンが切り替わることでしか次の場面に移動することもない。動画の中では、さもその場を歩いて回ったり、興味がある箇所に近寄ったりできそうな感覚なのに、そうできないのはちょっともどかしく感じた。

360Channelでは、今後動きに対応する端末への対応や動画にインタラクティブな要素を加えたり、生中継などのコンテンツも追加したりすることも考えていると話していたので、さらにコンテンツが充実していくことに期待できそうだ。

Gear VRは昨年の12月、Oculus Riftは今年の3月末に一般向けに発売されたことを考えると、まだVRが普及するには時間がかかるかもしれない。今後魅力的なコンテンツが増えるほど、より多くの人がHMDを手に取る機会も増えていくだろう。

BBCが会費制ストリーミングサービスBritflixでNetflixと競合へ

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Telegraphの今朝(米国時間5/16)の記事によるとBBCは、Netflixのような会員制ストリーミングサービスの創設を検討しているらしい。

このサービスはBBCと競合する民放大手ITVとの共同事業になり、ストリーミングを送出するインフラとしてはBBCのiPlayerが使われるようだ。

これまでのBBCの主な収益源は、政府が決めている受信料で、これはテレビ放送を受診ないし録画できる機器を持っている世帯や企業が必ず払わなければならない。

世界最古の(そして最大の)国営放送企業であるBBCは、コンテンツのストリーミング提供に、未来の風を感じ取っているようだ。私たちは今徐々に、あらゆるコンテンツが一括提供される形から、見たいものだけを自由に選んで見るオンデマンドの時代へ移行しつつある。

BBCの定款の更新を概説している、先週発表の白書の中で文化大臣のJohn Whittingdaleは、新たな会員制サービスなど、そのほかの収益源の導入を要求している。

白書の発表後のTelegraphのインタビューでWhittingdaleは、会員制サービスの拡張はBBCの考えであり、政府はそれを奨励する、と言っている。

Telegraphから引用しよう:

彼らがその種のものを探求したいのなら、われわれはそれを奨励する。未来には、すべてのテレビがオンラインで提供されるようになるかもしれないし、そうなれば任意の会費制への移行がより現実的な可能性になる。そのため、世界の変化の方向性を見据えているBBCは、‘iPlayerから本放送以外の新しいコンテンツを配布するのではなくても、そのようなオンライン化の未来に備えるべきだ’、と言っているのだ。

記事は、サービスの名称が’Britflix’になるかもしれない、と言っている。まさしく、Netflixとの競合を意識したネーミングだ。

Telegraphの情報筋によると、BBC放送のコンテンツだけでなく、NetflixがOrange Is The New BlackやHouse Of Cards、Making A Murdererなどでやってるように、オリジナルコンテンツのストリーミング提供も今後はありえる、という。House Of Cardsは元々90年代のBBCの番組だ。

BBCからの公式発表はまだないが、あらゆる兆候から見て、会員制ストリーミングサービスの開始はほぼ確実なようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Netflix Partyで他のユーザーと番組視聴を共有してチャットができる

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残念ながら『ハウス・オフ・カード 野望の階段』の今シーズンが終わってしまったらNetflixが次のシーズンのストリーミングを始めてくれるまで新しいエピソードを見ることはできない。しかし朗報だ。Netflix Partyがやってきた。

これはChromeブラウザの拡張機能で、時間も場所も関係なく、番組の視聴を他のユーザーと共有できる。このサイドバーでは自由にグループ・チャットができる。Xbox LiveでもNetflix Partyは可能だ。ただしChromeブラウザを立ち上げなければならない。

重要な点はこの拡張機能はNetflixが提供するものではなく、サードパーティ製だという点だ。インストールは自己責任で。

Netflix Partyのインストールは非常に簡単だ。拡張機能をダウンロードしてNetflixを見るだけだ。プラグインは自動的に共有可能なリンクを用意する。もうThe Red Fern Grows(原作は『ダンとアン』』)を見ても一人で涙をこぼさなくてよい

〔日本版〕このChrome拡張機能は日本からも追加できるもよう。ただし記事にもあるように、作者はStephan Boyerという個人。ランダム文字列を暗記しやすくするためのハフマン符号化を利用したニーモニックの自動生成などのアプリを発表している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoogleがChromecastのアプリをGoogle Castと改名、デバイスの多様化に対応(今ではスピーカーも)

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Googleが今朝(米国時間3/22)、Chromecastのアプリを”Google Cast”に改名する、と発表した。それは、デバイスが今や、Chromecastドングルだけでなく、テレビ、ディスプレイ、スピーカーなどへと多様化してきたからだ。同社によると、アップデートされたアプリはiOS、Androidどちらも今週、全ユーザーに展開される。

ご存知のようにChromecastは、Roku, Fire TV, Apple TV, Google自身のAndroid TVなど、高度なストリーミングメディアに対抗する、低価格のコンペティターとしてスタートした。2013年に登場したそのデバイスは、インターネットのコンテンツをスマートテレビでないふつうのテレビにも、簡単に持ち込む。その使いやすさとお値段の安さで、最初のChromecastドングルは2000万台以上売れて、2015年には人気最高のストリーミングデバイスになった

しかし最近のGoogleは、その製品と技術的プラットホームを拡張してきた。昨年の秋にはChromecastの第二のバージョン、Chromecast 2をリリースし、そのデザインはスティック状から小さな円盤状に変わって、テレビに差し込みやすくなった。同時期にChromecast Audioというものも発売して、インターネットの音声コンテンツをAUX入力のあるスピーカーに送り込めるようにした。

また、Sony, LG, B&O Play, Harman Kardon, Onkyo, Philips, Pioneer, Raumfeld, Frontier Silicon, StreamUnlimitedPlusなどのパートナーと組んでChromecastの技術を彼らの製品に組み込んだ。最後に挙げたStreamUnlimitedPlusが作ったのは、Chromecast Audioを利用するソフトウェアとハードウェアだ。Vizio, Sharp, Sonyなどのテレビメーカーは、一部の機種でGoogle Castの技術をサポートしている(ドングルなしで)。

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さらにGoogleが今日(米国時間3/22)発表したVIZIOのSmartCast P系列のディスプレイと、VIZIOのサウンドバーおよびスピーカーも、Google Castの技術をサポートする。つまりスマートフォンやタブレットからNetflixやGoogle Play Musicを取り込んだり、ラップトップ上のChromeブラウザーからWebサイトをテレビの大画面に映したりできる。なお、Googleによれば、SmartCast Pディスプレイは、4KウルトラHDやDolby Vision High Dynamic Rangeの高品質映像にも対応している。

アプリの改名はすでに進行中だが、まだそのアップデートができないプラットホームも一部にはあるようだ。

新しいアプリと並行してGoogleは、Google CastのWebサイトも更新した。そこには、特殊なアクセサリなしでキャスティングをサポートしているスピーカーやテレビのリストがある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Chromecast AudioとAndroid TVの新たなハードウェアパートナーをGoogleが発表

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Android TVのことは、とっくに忘れてしまっていても、誰にも咎められないだろう。でも不運だったGoogle TVの、Androidベースの後継プロジェクトは、発表から一年後の今でも健在だ。Googleは今日(米国時間1/6)、Android TVのさらに新しいハードウェアパートナー複数社を発表し、またChromecastのオーディオのみバージョンChromecast Audioを採用するパートナー(スピーカーのメーカー)も発表した。

これからは、Arcelik, Vestel, RCA, Hisense, TCL, Bang & Olufsenなどのテレビ受像機がAndroid TV対応になる。GoogleはインドネシアのケーブルとブロードバンドプロバイダLinknetと、Android TV対応のためのセットトップボックスの提供で折衝中だ。これまでAndroid TVが見られるのは、SonyとSharpとPhilipsのテレビだけだった。

Chromecast Audioは、SonyとLGが最初に飛びついた。今ではB&O Play, Harman Kardon, Onkyo, Philips, Pioneer, Raumfeldのスピーカーが仲間に加わっている。またFrontier SiliconStreamUnlimitedは、ハードウェアメーカーがChromecast対応機器を簡単に作れるためのソフトウェアとハードウェアを提供している。

これらのChromecast Audio対応スピーカーはいずれ、Chromecast Audioのマルチルームシンクをサポートするだろう。複数の部屋にそれぞれスピーカーがあって、それらを一斉にChromecast Audioに同期させたい(一斉に鳴らしたい)人には、この機能が不可欠だ。

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SamsungのスマートテレビがSmartThingsを統合化、テレビがホームオートメーションのハブになる

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SamsungとSmartThingsの提携で、テレビから家の中のいろんなものをコントロールできるようになる。

今やインターネットに接続されたデバイスが世の中に氾濫している。標準的なセキュリティシステムもあれば、“電脳照明”があり、やかんまでネットに接続されている。でも現状ではまだ、これらの“電脳XXX”を一箇所でコントロールできる共通の統一言語がない。製品ごとに、機種ごとに、それぞれ専用の制御インタフェイスを使わざるをえない。そんな現状の中でSmartThingsは、ホームオートメーションないしホームインテリジェンスのインタフェイスの統一化・共通化を目指している。最初はまずAmazon Echoとパートナーし、そして次はSamsungのスマートテレビ(Smart TV)が、そのSmartThingsをサポートする。

今回のパートナーシップにより、2016年製以降のSamsung SUHD TVから、今およそ200あまりあるSmartThings対応デバイスをコントロールできる。

この統合により、SmartThingsのアプリケーションには両社が共同開発したテレビ用のインタフェイスが存在することになり、テレビ画面上のそのインタフェイスから、部屋の明かりのon/off、ホームシアターのコントロール、屋外に設置したセキュリティカメラからの信号の受信や表示、などなどができるようになる。

IoTの今の最大の問題は、完成度の高い製品種類が少ないことではない。インタフェイス言語が統一されていないから、いろんなIoT製品〜ホームオートメーション製品を買うたびに、別々のコントロールアプリを使うことだ。一つ二つなら我慢できるが、五つ十となると、もう人間の手にも頭にも負えない。またSmartThingsのような統一言語でも、家の中の対応機種のコントロールは一箇所から簡単にできることが望ましい。たとえばAmazon Echoから、あるいはスマートテレビから…。

Amazon EchoがSmartThingsを統合したことによって、さまざまなデバイスを音声でコントロールできるようになったが、でもテレビは依然としてアメリカの家庭の中心的な存在だから、スマートテレビとの統合によってホームオートメーション/ホームインテリジェンスのコントロールはなお一層便利になるだろう。

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Apple iPhone 6sの今度のテレビコマーシャルは3Dタッチ入門編、上級編も必要だね

AppleがiPhone 6sの新しいTVコマーシャルを開始した。基調は前回と同じで、“何もかも変えたのはiPhoneだけ”(the only thing that’s changed is everything)と言っている。今回はiPhone 6sのもっとも重要な機能のひとつ、3Dタッチ(3D Touch)が主役だ。

時間をかけてpeekジェスチャとpopジェスチャを説明している。軽いプレスで情報をpeek(ちら見)し、強いプレスでそのコンテンツをロードする(pop)。そのデモに使われるのは、Mail、Maps、MessagesなどAppleのアプリと、Instagramなどサードパーティのアプリだ。

Apple Watchや、新型MacBookのトラックパッドではForce Touchと呼ばれる新しい技術が使われている/いたが、3D Touchは物理的には同じものを、ソフトウェアによってまったく別の実装にした。つまり別のジェスチャ集合が実装され、それによってインタフェイスのアクションが速くなった。ぼくは、スマートフォンの使い方そのものが革命的に変わると思っている。

これまでいろんなアプリで3Dタッチを経験したが、ぼくの感想は変わらない。最初は、3Dタッチを導入したばかりのTweetbotだった。本誌の常勤ライターJohn Biggsにいたっては、3DタッチはAppleの秘密兵器だとまで言っている。

それでも、知らない人に3D Touchを説明するのは難しい。iPhone 6sを実際に使ってみるのが、ベストの方法だ。しかしご近所にApple Storeがない人も多いから、今回のコマーシャルはハウツー・ビデオみたいになったのだ。

30秒ですべてを語ることはできないから、登場しない使い方もある: ホーム画面のショートカット、Live Photos、ライブ壁紙、そしてぼくの好きなタッチパッド機能:

[新しいiPhoneの3Dタッチ: プッシュするとタッチパッドになり、カーソルを動かしたりテキストをセレクトできる。世界が変わった。]

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Facebook、ビデオ発見機能をテスト中―YouTube、スマートTVに対抗、収益化も視野に

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Facebookのニュースフィードでは友達が投稿した思いがけないビデオを見るチャンスが多い。Facebookは現在、各種の新機能をテスト中だが、この中にはビデオクリップ共有専用のチャンネルのようなビデオ発見機能を大幅に強化するものも含まれている。

iOSアプリのホームスクリーンの場合、最下部のメッセンジャー・ボタンの代わりにビデオ・ボタンが表示される。現在この機能は比較的少数のユーザーを対象に表示されており、おそらくはこのスタイルのままで実用化されるわけではないだろう。

新しいビデオ・フィードはノンストップでクリップを表示し続ける。寝転がってずっとFacebookを眺めているポテトカウチ族には絶好だ。時折、友達がメインのニュースフィードに投稿したビデオも表示される。 ユーザーはチャンネルクをスクロール・ダウンして好きなクリップを見ることもできる。Facebook側では「われわれはスマートTVのようなまったく別のプラットフォームも(このフォーマットで)実現できる」としている。

Videos section

Facebookはこのビデオ機能にここ2年ほど実験してきたいくつかの発見機能を組み込んでテスト中だ。たとえば、 お勧めにビデオマルチタスクが有効な場合、ピクチャー・イン・ピクチャーでドッキングしたビデオの表示「後で見る」オプションのサポートなどだ。

Facebookではこうした実験を「テキストと写真からビデオへの拡張の自然な道筋」としている。つまり将来のFacebookの仮想現実(AR)化への通過点というわけだ。ビデオの発見機能の強化のテストと同時に、 360度のVRビデオ著名人のビデオのライブストリーミングビデオ・クリエーターに対する権利保護、さらにはクリエーターへの支払機能なども実験される。

Facebookで表示されるビデオは4月時点で1日40億本とされている。現在はおそらく1日50億本になっているだろう。オーガニックな、つまり自然な投稿だけでなく、Facebookはこの強力なビデオ機能を現行各種テレビと張り合えるような収入源に育てていくつもりのようだ。

視聴方法

「お勧めビデオ」は現在、大部分のiOSアプリ・ユーザーに対して表示される。Facebookではこの機能をさらにウェブとAndroidアプリに拡張しようと準備しており、テスト自体は2014年から開始されている。

現在はもっと便利なフル・スクリーン機能がテスト中だ。ニュースフィード中で背景を暗くしたライトボックス・モードに移行してクリップを見た後、ユーザーはそのままスクロール・ダウンするだけで他のビデオを自動再生できる。Facebookではこのようにして「お勧め」による新ビデオの発見とスマートTVのような「連続視聴」の間の橋渡しを試みている。

Suggested videos

面白そうなクリップを見つけたが、ずっと見ている暇がないユーザーのために、Facebookではこの6月からクリップをサムネイル・サイズに縮小してニュースフィード・スクリーンの隅で再生を続ける 機能も提供している。この機能は音楽ビデオの場合、ことに有効だろう。

Watch while multitasking

また「後で見る(Save)」ボタンのデザインも改良されて見やすくなった。「後で見る」ボタンを押すとビデオはユーザーのプロフィール・ページに保存され、後で簡単に再生が可能だ。

Saved

ビデオ・クリエーターの権利を最大限尊重

Facebookは今後も「ただ乗り屋」を厳しく取り締まっていく考えだ。一部のパブリッシャーが他のクリエーターのビデオを勝手に利用して金を儲けようとすることはFacebookでは許されない。これまでもAudible Magic のビデオ指紋抽出ソフトなど、ビデオのただ乗りを防ぐためのサードパーティーのツールは市場に出ていたが、被害を防ぐという点で実効性が低いという不満が出ていた。そこでFacebookが直接乗り出したきたわけだ。Facebookのツールは極めて強力で、内部的構造としてはYouTubeのコンテンツIDに匹敵するという。

こうした措置が取られれば、クリエーターが興味あるクリップやミニ・ムービーをFacebookに投稿するインセンティブは大きく高まるだろう。実はYouTubeやVineがティーンエージャーの間でこれほど人気が高く、運営者にとって大きな収入源になっている理由の一つはこうした権利保護措置にもある。

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ただし、Facebookのビデオ・フィードはYouTubeが行っているような「検索してサブスクリプションする」というインターフェイスに直接対抗するものではない。Facebookがビデオを強化するのはあくまでメインのニュースフィードの邪魔にならない範囲であり、ソーシャル・ディスカバリーが機能する範囲においてだ。

Facebookが実験中のビデオ強化は、自然にビデオ機能をユーザーに浸透させるという点でYouTubeのように特定のテーマを積極的に検索するモデルの対極にあり、Facebookの本質によく合致していると思われる。ひとたびビデオ機能が受け入れられればFacebookが広告をそこに挿入する余地は無限にあるに違いない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

今月末にはChromecastのニューバージョンもローンチ、という噂

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Appleの前よりも強力なApple TV、そしてAmazonの4K対応Fire TV(とFire TVゲームエディション)、この二巨頭のあとを追うようにGoogleは、同社のストリーミングメディアスティックChromecastのニューバージョンを用意している。リーク文書を手に入れた9to5Googleによると、Chromecastの次世代機には、“高速再生”、Wi-Fiの改良、背景画像のフィード、そしてSpotifyのサポートなどなど、さまざまな新機能がある。

そのスクープ記事によると、ニューバージョンは形も変わるらしい(下図のように風船形…この記事が正しければ!)。そしてWi-Fiは802.11acをサポートする。最初のChromecastは802.11b/g/nだけだった。

高速再生(”Fast Play”)機能は、アプリの”Cast”ボタンを押したときテレビへの接続が前よりも速くなる。ユーザから、一、二瞬の遅れに対する不満が多く寄せられたのだろう。

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Chromecastのホーム画面にユーザのコンテンツをフィードできるようになる。これまではGoogleが勝手に送ってくる画像(や天気予報)だけだった。9to5Googleの記事は、“スクリーンセーバー”モードのとき、ユーザのソーシャルメディアなどからのフィードを表示するのだろう、と推測している。

また、今度からHDMIだけでなくAUXコードもつくから、テレビではなく別のスピーカーで良い音を楽しめる。

実現の可能性はどうだろう? このリークが正しければ、じきに分かる。そのリーク文書によると、発表はGoogleの9月29日のイベントで行われるそうだ。その日は、新しいNexusデバイスもローンチする、という噂だ。

出典および画像: 9to5Google

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有名大手ほぼ全滅のテレビ受像機でディスラプトをやってのけたVizioがついにIPOへ

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チープなテレビ受像機やそのほかの電子製品を作ってきたVizio Inc.が金曜日(米国時間7/24)、クラスA普通株の初公募(initial public offering, IPO)により最大1億7250万ドルを調達したいむね、合衆国政府当局へ趣意書を提出した。

このオファーの引受人としては、BofA Merrill LynchとDeutsche Bank SecuritiesとCitigroupが挙げられている。株式の発行数と、どの市場へ上場するのかについては、現段階では公表されていない。

2002年に創業したVizioは、スマートテレビやホームオーディオなどの安価な消費者電子製品を売って、徐々に名前を知られてきた。今回の趣意書で同社は、6500万台の消費者電子製品を売ったことと、30億時間相当のエンタテイメントコンテンツをそれらのデバイスへストリームしてきたことを誇っている。

そのいわゆるS-1文書でVizioは、財務状況と業界における立ち位置を次のように説明している:

弊社の製品は全米8000店の小売店で売られている。弊社は合衆国において、サウンドバーの台数シェアでは1位、2014年のスマートHDTVでは2位である。2013年、2014年、2015年の6月30日までの、それぞれの純売上額は30億ドル、31億ドル、そして13億ドルであり、純収益はそれぞれ2570万ドル、4500万ドル、そして3140万ドルである。実質的には、売上のすべてがテレビジョンとサウンドバーからのものである。

カリフォルニア州Irvineに本社を置く同社は、クラスA普通株を”VZIO”というティッカーで上場するという。

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PanasonicはスマートテレビのOSとしてFirefox OSを採用…まずヨーロッパ市場から発売へ

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Mozillaは1月のCESで、低価格スマートフォン用のOSとして知られるFirefox OSがスマートテレビの上で動いているところを見せた。そして今、その努力の最初の果実が、今日(米国時間5/14)からヨーロッパの店頭にお目見えする。

PanasonicはMozillaのローンチパートナーで、同社のスマートテレビVieraシリーズのうちの6機種がFirefox OSを搭載する。それらはCR850とCR730、CX800、CX750、CX700、そしてCX680で、Pnasonicの初めての曲面LED LCDテレビも含まれる。同社によるとこれらの機種および関連機種は、ヨーロッパ以外の市場には数か月後に投入される。

しかしFirefox OSは、スマートフォンをこれから買う消費者においてすら知名度が低いから、スマートテレビの市場でもそれ自身での集客力はおぼつかない。それでも、MozillaのHTML5ベースのプラットホームにより、PnasonicによるとそのテレビはWebアプリケーションをサポートし、Mozillaが公開しているAPIによりデベロッパはこのプラットホーム向けのさまざまな開発ができ、またそのほかのWebコンテンツ見たり、お気に入りのチャネルを作ったり、ほかのデバイスと対話することもできる。主なコンテンツ企業がこのプラットホーム向けのアプリケーションを提供しているから、NetflixやHulu、YouTubeなどを大画面で楽しめる。

MozillaによるとFirefox OSは、“ユーザとデベロッパと事業者とハードウェアメーカーにより多くの選択とコントロールを提供する”、と言う。しかしGoogleのAndroid TVと、そのいろいろささやかれた将来計画は、スマートテレビ製品とデベロッパの関心の面では、部屋の中の巨象のように身動きとれないものになっている。ほかにSamsungのTizenというプラットホームも、一部のテレビに搭載されている。そんな中で、Panasonicというメジャーな名前をローンチパートナーとして得たことによりMozillaは、その、テレビへのフォークに消費者の関心を確実に惹きつけることができるだろう。

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