DJIに脆弱性報告のハッカー、報奨金3万ドルを突き返す。実績公表禁じる契約、法的措置ちらつかされ反発

eng-logo-2015Phantomシリーズを始めとしたセミプロ~プロ向けドローンで知られるDJIは、この8月からバグ報奨金プログラムを開始しました。ところが、重大なシステム上の問題と欠陥を発見し、報告したとあるハッカーは、DJIの姿勢に疑問を感じてプログラムから離脱、賞金の受け取りを辞退したことを明らかにしました。

ハッカーが発見したバグを公表前に報告してもらい、かわりに報奨金を出す取り組みは、Googleやマイクロソフトアップルなどをはじめとして、いまや多くの企業が取り入れ、製品やサービスのセキュリティ向上に役立てています。

Kevin Finisterre氏は、DJIがGitHubに誤って公開していたSSL証明書の秘密鍵を入手し、その鍵を使ってDJIのサーバーに保存される機密情報にアクセスできることを発見しました。そしてDJIに対しこの発見がバグ報奨金プログラムの対象かどうかを尋ねたところ、報告書と引き換えにプログラムの最高額となる3万ドルを支給するとの返答を得ました。

ところが、31ページにもわたる詳細な報告書を作って提出したFinisterre氏を待ち受けていたのは、DJIとのセキュリティ改善に向けた協力ではなく、脆弱性に関する内容を公にしないよう求める契約でした。

Finisterre氏のようなホワイトハッカーにとって、自身が発見した脆弱性を活動実績として公表することが重要です。しかし、契約に関して交渉を試みたFinisterre氏をDJIの法律チームは脅威と認識し、脆弱性の発見は不正アクセス行為に該当するとしてコンピュータ犯罪取締法をちらつかせたとされます。

Finisterre氏は、この契約が不誠実であり、どう見ても不利だとする弁護士の指摘を受け、結局3万ドルを放棄してプログラムから離脱する道を選択、その経験を公開するにいたりました。

通常、バグ報奨金プログラムの多くは協力者がやって良いことと悪いことに関する取り決めや条件があらかじめ公開されているものです。しかしDJIの場合はプログラム開始当初、情報受付のためのページを公開してはいたものの、そこに諸条件など細かい取り決めを記載していませんでした。このため、Finisterre氏との間の条件の詰めに齟齬が生じた可能性は否定できません。

Finisterre氏が手記を公開したあと、DJIはバグ報奨金プログラムの公式サイトを立ち上げ、条件も明確化しています。そして声明において「我々は脆弱性の公開前に機密データの保護および脆弱性の分析と解決を実施するバグ報奨金プログラムの基準に従うよう報告者に求めている。しかし問題のハッカーは、DJIの条件に関する交渉を拒否して、自身の要求を満足させるよう我々を脅した」としました。

どちらが脅しているのかはさておき、発見した脆弱性を悪用せずに報告したホワイトハッカーを脅威とみなしていたのでは、本来の目的はどこへやらです。より多くの問題報告を得るためにも、バグ懸賞金プログラムで報告者たちと良好な関係を築くことのほうが、本来優先すべき事のはず。そういう意味では、DJIはもう少しじっくりと準備してからバグ報奨金プログラムを開始すべきだったかもしれません。

Engadget 日本版からの転載。

DJI Sparkドローンのコントロールアプリは4種類の自動飛行モードをサポート、SDKも最初から提供

今日(米国時間5/24)ニューヨークで行われたメディアイベントで、DJIが新製品のドローンSparkを発表した。それはポータブルなドローン入門機であり、日常的な航空撮影にも適している。ぴかぴかのSparkを手に入れたあなたのために、DJIはiOS上のコントロールアプリGO 4をリリースした。

このアプリには、4種類の自動飛行モードがあり、そのおかげで、あなたやぼくがちょいと複雑な飛ばし方をして、499ドルもするおもちゃを壊すおそれがない。起動時のGO 4はActiveTrackモードで、画面中の飛行物体に焦点を合わせる。Panoモードは、複数の画面を自動的に縫い合わせてパノラマを作る。ShallowFocusは背景をぼかす〔これは‘飛行モード’ではない〕。TapFlyはターゲットの上でホバーしたり、そいつを追ったりする。Gestureモードは手のジェスチャーで自撮りをしたりビデオを撮ったりする。

もちろんGO 4には写真やビデオ用のフィルターや、自動編集機能もある。YouTube, Instagram, Twitter, Facebookなどのソーシャルネットワークへのアップロードもできる。

Sparkの飛行モードはすべて、GPS/GLONASSのセンサー群と3Dセンサーシステムと、そしてDJIが視界位置決めシステム(vision positioning system)という名前でマーケティングしている機能により飛行時の安定を維持し、完全な自律飛行ができる。

SparkのSDKもすでに提供されていて、Epsonとのパートナーシップや、ドローン使用中のコーディング、一人称ビューのゴーグルの併用などにより、飛行モードや撮影機能などに関してクリエイティブな工夫ができる。

Sparkは今、予約販売中で499ドル、店頭に出るのは6月15日の予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

DJI、今週発表するミニドローンのティーザービデオを公開


DJIは今週水曜日(米国時間5/24)にニューヨークで行われる同社のイベントで発表する、新型ドローンのティーザービデオを公開した。先日招待状が送られた後、発表されるのは新しいミニドローンだろうと本誌は推測していたが、このビデオはそれを裏付けているようだ。

ビデオはDJIのティーザーではおなじみの空撮ビデオから始まるが、図書館の本棚の間や工事現場などの狭い空間を飛ぶドローンからの映像も見せている。これは、新しいドローンが現行機よりもかなり小さいことを確信させるものだ。Mavicでさえビデオに出てくる空間には収まりきらない。

そしてもしこのヒントだけでは不足なら、ビデオの最後で点滅するテキストにはこう書かれている「その〈サイズ〉を見逃すな」。

DJI Sparkと呼ばれると噂されているドローンの写真が最初に見つかったのは去る4月だった。そこに写っていた機体はMavicの半分ほどの大きさで、固定アームと下向きのセンサーと上下動のみ可能なジンバルを備えていた。

まだリークしていないものの一つは価格だ。新ドローンがMavicの999ドルより安くなることはほぼ確実だが、現在499ドルで販売されている同社のエントリーモデル、DJI Phantom 3と比べて安いか高いかはまだはっきりししていない。

出荷時期もわかっててない。DJIにとって早期に出荷する恩恵はあるが ―― 夏のアウトドアシーズン(と父の日)に間に合うように ―― この会社にはMavicの発表後に製造が遅れた前例がある

上のビデオをご覧あれ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

DJIがスェーデンの名門カメラ・メーカー、ハッセルブラッドを買収

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DJIは2016年にスウェーデンを代表するカメラメーカー、ハッセルブラッドの少数株主になった。このとき両社はハイエンドのドローン・カメラの分野で協力していくことを発表した。DJIがドローン空撮のテクノロジーを、ハッセルブラッドがカメラを提供するという仕組みだ。

最近のLuminous Landscapeの報道に基づいてTechCrunchが独自に取材したころによれば、DJIはハッセルブラッドを買収した。直接の買収契約ではないが、DJIはハッセルブラッド社の株式の過半数を取得したという。時代を象徴する出来事の一つだ。

ハッセルブラッドは1941年の創立で、一時は市場でもっとも進歩したカメラとして知られていた。NASAが60年代に宇宙での活動を記録するカメラとして採用したことは有名だ。アポロ計画で撮影された印象に残る月面写真の数々はハッセルブラッドのカメラで撮影された。一方、DJIは急成長を続ける商用ドローン市場の最大手で、ベンチャーキャピタルが支援する非公開の中国企業だ。

ハッセルブラッドのカメラは高品質で知られるものの、一眼レフ・ボディーが数千ドルから4万ドルという一般ユーザーにはとうてい手が届かない価格だ。そこでDJIがどうやってハッセルブラッドの品質を維持してカメラを製造するつもりなのか、どのようにハッセルブラッドのテクノロジーを利用するつもりなのかについて興味が持たれる。

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DJIは当面ハッセルブラッドを独立企業として従来どおり運営を続けさせるようだ。しかしハッセルブラッドのカメラはDJIのドローン・ハードウェアに簡単に組み込めるものなのか? それともDJIはハッセルブラッドのカメラ・テクノロジーを利用して、Phantomタイプでまったく新しいカメラ・ドローンを内製するのだろうか? どちらにしても成功すれば両社にとって大きなメリットがあることになる。

ともあれ、DJIのカメラは非常に高品質だ。ドローン・カメラとしては世界でトップかもしれない。しかしDJIはプロ写真家が好むような高級なブランド・イメージに欠けている。ハッセルブラッドの買収はブランド価値の面でDJIに好影響を与えるはずだ。また―商業的にはニッチ市場だが―超高級カメラのテクノロジーを自由に利用できることになる。

残念ながらハッセルブラッドの超高級カメラに特化した戦略はうまくいっていない。同社は最近ビジネス的に失敗を繰り返しており、何度も所有者が変わった。最近の例でいえば2011年にヨーロッパのファンド、Ventizzが買収している。今回の買収でハッセルブラッドは中国だけでなくアメリカやアジアにも強力な拠点を持つ強大なメーカーを親会社にすることになった。

両社と直接ビジネスを行っている業界情報源が買収を確認しているものの、DJIは従来から外部にほとんど情報を出さないことで知られている。DJIの広報担当者は「DJIとハッセルブラッドの提携について新しいニュースはない。われわれは引き続き提携を続け、世界最高のイメージング企業を目指している」とだけコメントした。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoProが手に持つタイプのスタビライザー「Karma Grip」を発売:価格は299ドル

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GoProがKarma Gripの発売を開始した。同社は本日、この手に持つタイプのスタビライザーを、一部のGoProショップとGoPro.comで販売開始すると発表した。価格は299ドルだ。この製品は、Karma Droneに同梱されていたグリップと同じものだ — 少なくとも、このドローンがバッテリーの不具合でリコールされるまでは。

Karma Gripの直接的な競合はDJI Osmoだ。ただ、私とTechCrunchのビデオ製作チームは、この2つのプロダクトがそれぞれ異なるアドバンテージを持っていることに気がついた。私たちは両方のプロダクトを韓国に持ち込み、製品の腕前を試してみることにした。両製品を比べると、DJI Osmoはカメラのコントロール性能に優れていることが分かった。この特徴は熱狂的なビデオ撮影家が特に気に入る点だろう。一方でGoPro Karma Gripでは、Hero 5と一緒に使用することでOsmoよりも優れた映像クオリティを生み出すことができる。使ってみた感じでは、Karma Gripの方が故障を気にせず多少乱暴に扱えそうだ。

Karma Gripは、私が持っている古いGoProカメラをもう一度使ってみようという気にさせてくれる。このスタビライザーのおかけで、古いカメラのクオリティが格段に向上するのだ。

Karma Gripを買ってもカメラは付いてこない。Karma Gripの本体価格は299ドルで、カメラは別売りのものを別途取り付ける必要がある。このグリップに取り付けられるのは、Hero 5とHero 4のブラックエディションとシルバーエディションだ。GoProによれば、同製品は2017年の第2四半期からHero 5 Sessionにも対応する予定だという。

Karma Gripには専用のケースと様々なアクセサリーが同梱されている。もし読者がすでにHero 4を持っていれば、299ドルのKarma Gripを買う価値があるだろう。だが、カメラを持ってないとすると、299ドルに加えてカメラ本体の価格(Hero 5の価格は399ドル)を支払う必要があり、このグリップを買う価値が薄れてしまう。

TechCrunchはGoProに、今後Karma Droneが入手可能になるのかどうか聞いてみた。それについては同社はコメントを控えるとのこと。先月の初め、GoProはKarma Droneのリリースからわずか18日後に、同プロダクトに対するリコールを発表している。それはちょうど、私がKarma Droneのレビュー記事を発表した日と同じ日だった。

DJI Osmo vs GoPro Karma Grip:2つのジンバルの物語

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(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter

DJI Osmo対GoPro Karma Grip―韓国取材でジンバル・カメラを対決させてみた

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アクションカメラの大ファンだが、ぐらぐら揺れる画面はお断りだというユーザーは多いだろう。そこでジンバル・メカの登場だ。手持ち撮影の映像を安定化させるハンドヘルド・ジンバルは長らくプロのビデオ・フォトグラファー専用だった。

しかし2015年にDJIがOsmoで手持ちジンバルを発売し、GoProも最近Karmaドローンと同時に同様の安定化グリップをリリースした。そこでわれわれは両方のシステムを韓国取材に持ち出して実機でテストすることにした。

一言でいえば、どちらも素晴らしい製品でスムーズで安定したビデオを撮影することができた。ただし両者にはかなり異る部分もあり、これはDJIが本質的にドローン・メーカーであり、GoProがカメラ・メーカーであるところからくるものと思われた。

DJI Osmoはカメラ込みで価格559ドルからスタートする。GoPro Karma Gripは299ドル、Karmaドローンを含めると799ドルだ(こちらはカメラは含まず)。GoPro Hero5カメラは299ドルから。ただしKarma Gripは既存のHero4 Silver、Blackカメラを取り付けることができる。

スタビライザー

OsmoとKarma Gripはどちらも似通ったスタビライザー・メカニズムを装備している。撮影結果もほぼ同レベルだ。高速道路を走る自動車に取り付けられていてもスケードボードをしながらの手持ち撮影でも十分にスムーズな撮影ができる。ジンバルの効果は非常にはっきりしている。

下で述べるような差異もあったが、安定化の面では両者は同等といっていい。どちらも期待通りに作動した。

カメラ

DJIではこのシリーズにいくつかのモデルを用意している。トップ・オブ・ザ・ラインのOsmo Proは1999ドルで撮像素子はマイクロフォーサーズ。アクションカムとしては最高画質を狙っている。われわれがテストしたOsmoは550ドルのバージョンで、センサーはやや小型だが、4kビデオを撮影する能力は問題なかった。

GoPro Karma GripはGoProカメラを利用する。最新のHero5、Hero5 Sessionだけでなく、古いHero4カメラも使用できる。GoProカメラはサイズの割に驚くほど鮮明な動画を撮影できるだけでなく、カラーバランスなどの高度な調整も可能だ。

われわれのテストではOsmoの動画がわずかに鮮明さで勝っていたが、発色の自然さと色飽和の耐性ではGoPro Hero5がやや優れていた。 両者を並べてみるとGoProビデオの画質が少し優っているように見えたが、DJIは最近Osmoの新しいバージョンを発表しており、多少高価な分、カメラも改善されているようだ。

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ジンバル

GoProカメラの実際の利用状況を考えてみると圧倒的に〔ファインダーを使わない〕ポイント・アンド・シュート撮影が多いだろう。最初のモデル以來長いあいだGoProカメラには組み込みのディスプレイがなかった。Karma Gripもこういう使い方を前提としている。写したい対象の方向にカメラを向ける。それだけだ。

Karma Gripが要するに手持ちのジンバルであるのに対して、Osmoはそれより高機能な撮影プラットフォームだ。 Karma Gripの場合、取り付けるカメラによっては画像を表示するスクリーンが内蔵されている場合もある。しかしその場合でもグリップのメカニズムによって、それでなくても小さいスクリーンの半分が隠されてしまう。

またKarma Gripにはカメラの向きをコントロールする装置は付属していない。ユーザーはグリップを動かしてカメラの向きを変えることになる。これは直感的であり、簡単だがそれなりの慣れが必要だ。

Osmoはこれとは異なり、DJIは小型のジョイスティック式ボタンを付属させている。装置を安定した状態に静止させておいて、このボタンを操作することでカメラをパン、ティルトさせることができる。精密なカメラの動きが必要な場合にはたいへん便利だ。Osmoをしっかりした三脚に固定した場合、ボタンの操作でカメラを自由にコントロールできる。別のボタンを押すとカメラが急速に半回転してユーザー側に向き、セルフィー撮影モードになる。

これに対してKarma Gripのボタンは電源などの基本的なものしかない。あくまでポイント・アンド・シュートが前提だ。 ただしKarmaにはある程度の防水性があり、かなりの耐久力もある。Osmoはもう少しデリケートな感じだ。

ディスプレイ

ユーザーによって好みが別れるところかもしれないが、私はカメラにはディスプレイ欲しい派だ。GoPro Karma GripにHero5またはHero4 Silverをセットした場合は、ディスプレイがあるので対象をきちんとフレーミングできる。Osmoには内蔵のディスプレイはなく、ユーザーは手持ちのスマートフォンをグリップの横にセットする。

理屈の上では内蔵ディスプレイには優位性があるはずだ。GoProの背面のディスプレイはあまりに小さく、しかもジンバル機構が真後ろにあって邪魔をするので実際には非常に使いにくい。非常に奇妙な設計で、せっかくディスプレイを取り付けたのにその魅力を大きく削いでいる。

Osmoとスマートフォンを接続する場合、DJIの独自アプリをインストールする必要がある。 また接続の操作はかなり難しく数分かかることもある。使用中スマートフォンは危なっかしく横に突き出したままだ。しかしOsmoを利用するのにスマートフォンは必須ではない。GoPro同様、単にポイント・アンド・シュートで使うことができる。ビデオはローカルのmicroSDに記録される。Osmoアプリを利用すればスマートフォンにダウンロードすることもできる。

DJIのOsmoアプリを利用すればビデオ撮影に対して細かいコントロールができる。アプリにはビデオ撮影に関して多数の高度な設定ができる他、カメラからスマートフォンに動画をダウンロードするのも簡単だ。

この項の執筆にはKhaled “Tito” Hamzeが参加

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〔日本版〕gimbalの発音は辞書によればジンバル、ギンバルいずれでもよい。ただしアメリカ英語ではギンバルと発音する場合が多く、その発音の方が通じやすい。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DJIの折りたたみ式ドローンは大人気、生産間に合わず、発売予定日から5日経ってもまだ音沙汰なし

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GoProがスコーバレーで待望のKarma Droneを披露したとき、DJIのPR担当が皮肉たっぷりにツイートした: “今、新しい競合製品を見ている。こんなの、まったく気にならないけど”。

同社は数週間後に、独自の折りたたみ式ドローンを披露した。より小さいし、機能も多いから、PR担当がKarma Droneを無視するのも当然かもしれない。DJIのファンたち、そしてドローンコミュニティの全体も、心底、気に入ったようだ。

しかし今日(米国時間10/20)は、そのMavic Proの発売予定日から5日も経っているし(Karmaはまだ3日後)、アーリーアダプターたちは待ち焦がれてそわそわし始めている。一部の評論家などは実物を手にしたことがあるが、すでに小売店に前金を払っている一般消費者には梨(なし)の礫(つぶて)だ。

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DJIは、このドジを埋め合わせようとして、PRトップの声明を発表した:

Mavic Proの発表後、意外なほど強力な全世界的需要が生じております。ご注文になるべく早くお応えすべく、ただ今、昼夜を問わずフル回転で生産しております。

この声明は詳しい情報が何もないが、どうやら遅れの真犯人は製造部門にあるらしい。この声明から2日経っても、遅れが解消する気配はない。今DJIに問い合わせているから、公式の返事が得られたらこの記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

簡単なアドオンでDJI Phantom 4をレスキューツール化するEXO 1 Exoskeleton

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DJIドローンはそれ自体、多目的に使えるドローンだと言って良いだろう。さらにEXO 1 – Search & Rescue Exoskeletonを用意すれば、本格的な捜索ツールとして利用できるようにもなる。3D印刷で製作したアドオンパッケージで、ドローンに簡単に装着することができる。このアドオンを装備することで、ドローンが緊急捜索隊必携のツールに生まれ変わるのだ。

基本的にはGoProのマウンティングポイントとして機能するもので、カメラやライト、その他マウンターにフィットするさまざまなデバイスを装着することができるようになっている。装着にはプラスチック製の結束バンド(zip-tie)を用いる。

パーツのデザイナーによれば、軽くてGoPro用のマウンターもついているKnog Qudosのライトなどを取り付けることができるとのこと。

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またシンプルながら役に立ちそうな、カラビナおよびネオジム磁石を利用する荷物運搬の仕組みも備えている。小さな荷物をドローンに積み、着陸することなくターゲット地点に荷物を下ろすことができるのだ。

本ツールはDJIおよびShapewaysが、Phantom 4およびShapewaysの3Dプリンティングの応用可能性を示すために行ったデザインコンテストから誕生したものだ。EXO 1が優勝し、1000ドルの賞金と、Phantom 4が与えられた。

EXO 1はShapewaysのサイトからオーダーでき、価格は113ドルとなっている。

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(翻訳:Maeda, H

DJIの折り畳みドローン、9月の発表イベントを前に新たな写真がリーク

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DJIの次期ドローンは、折り畳み可能なDJI Mavicになりそうだ。DJIの商標登録申請資料からリークした最新画像による。リーク写真はDJIの撮影用ドローンに、アームを折り畳むデザインを取り入れたもので、現在の固定アームクアッドコプターと比べてかなりポータブルになる。なお同社は9月27日のプレスイベントの招待状を本日(米国時間9/6)発送した。

新たなリーク画像を最初に掲載したのは、HeliguyMyFirstDrone(via Slashgear)で、ヒンジのついた折り畳み式アームを上下に取り付けられた本体は、展開すれば通常のクアッドコプターの形状になって飛行が可能になる。新ドローンの仕様もリークされている。カメラは4Kビデオ対応で、内蔵ジンバルを用いた2軸回転によるスムーズな撮影が可能になっている。バッテリーは取り外し可能なので、ポータブルなデザインと相まって、野外での撮影に便利だ。

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9月は、空撮業界全般にとってホットな月になりそうだ。GoProも同社初のドローン、Karmaを今月中にデビューさせる予定だ。スマートフォンの急速な普及が、趣味の動画撮影の質と手軽さに膨大な影響を与え続けているが、この分野もその例に漏れない。ライバルたちの争いを見るのが楽しみだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

DJIからスマートフォンのスタビライザーOsmo Mobile登場―Plusそっくりだがカメラ含まず

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DJIはスマートフォンのユーザーが手ぶれして非常に見にくいビデオにうんざりしていると考えている。DJIのOsmo Mobileは3軸ジンバルにより安定した手持ち撮影ができるスマートフォン用スタビライザーを発表した。

これはDJIのドローンにも用いられているスタビライザーとグリップのセットで、スマートフォンをセットして非常に安定した滑らかな動画が撮影できる。

このプロダクトはTechCrunchが最近紹介したOsmo Plusから専用の4Kカメラを取り除き、ビデオ機能のあるスマートフォンにカメラの役割を果たさせるというものだ。

DJIによればOsmo Mobile、Osmo Plusに用いられているテクノロジーは基本的に同社のPhantom 4ドローンのスタビライザーと同じものだという。DJI独自のソフトウェアのおかげで、スタビライザーは人間の顔にロックさせることができる。ラフティングで急流を下るようなカメラも人間も激しく揺れる状況でのビデオ自画撮りに理想的だ。このソフトを利用すれば三脚を使わずにタイムラプス、パノラマ、長時間露光などの高度なショットが撮れる。

価格は300ドルで、出荷は2週間後になるという。

スマートフォンのスタビライザーというコンセプトは特にユニークなものではない。電子手ブレ補正なら50ドル程度から、メカニカルなジンバルを用いた製品でも100ドルくらいから入手可能だ。しかしDJI Osmoが追随を許さない点はバンドルされているソフトウェアだ。今回発表されたOsmo Mobileでもソフトウェアは安定化メカニズムと協調動作する。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DJIが4kジンバル・カメラをアップグレード―ズームレンズ、タイムラプスを追加

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今日(米国時間8/26)、DJIは人気のカメラOsmoをアップグレードした。新機種Osmo Plusと呼ばれ、オリジナルのOsmoにズーム、モーション・タイムラプスなどの新機能が付け加えられている。またカメラのスタビライズ・システムも改良された。

オリジナルのOsmoも販売が続けられる。OsmoとOsmo Plusは手持ち用ハンドルに取り付け可能な3軸ジンバルによるカメラ安定化システムを採用している。ジンバルの効果によって歩きながら、あるいは自動車や自転車に取り付けても安定した動画が撮影できる。

Osmo Plusにズームレンズが採用されたのは朗報だ。私自身、オリジナルのOsmoを持っている。優れた製品だがズームレンズがないためiPhoneのカメラとの差別化が十分でないように感じていた。Osmo Plusは7倍ズームが可能だ。これは3.5倍の光学ズームと2倍のロスレス・デジタル・ズームを組み合わせて実現している(1080p撮影時)。

DJIによれば、このシステムは最近発表されたInspire 1ドローン搭載のZenmuse Z3にごく近いが互換性はないという。

Osmo Plusの小売価格は本体499ドル、手持ち用ハンドルをバンドルすると649ドルとなる。

〔日本版〕DJI JAPANのサイトではOsmo+の紹介が掲載されているが、まだ購入可能になっていない。オリジナルのOsmoは販売中。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

救命活動から環境汚染のモニタリングまで、ドローンが支える中国経済

Drones  Putting China’s economy on autopilot   TechCrunch

【編集部注:本稿の執筆者、は元ファイナンシャルアナリストで軍人】

世界のドローン市場は、テクノロジーセクターにおける主要な柱として現れつつあり、ドローンファンといえる顧客を魅了し急速に拡大してきた。

ドローンの利用、生産の観点から非常に急速な盛り上がりが見られる1つの国は中国だ。中国はすでに他の航空宇宙機の中間部パーツの生産に多大な投資を行ってきた。ドローン製造の世界の工場、そして購買欲旺盛な消費者拠点であることを証明し始めている。

2015年に中国で1.3兆元(GDPの2%超を構成する)の投資がなされるテクノロジーイノベーションの有望な部門として、ドローンは将来中国経済の成長を支えることになる。

ドローンと経済成長

ドローンはテクノロジーイノベーションの1つの柱で、中国が経済成長を促進するために必要なこと(大量生産の使い捨て商品の対極として)であるので、中国の経済成長を支え続けるだろう。行政、民間企業の両方で、テクノロジーセクターにおけるイノベーションを狙いとする「国産イノベーション」施策やプログラムが開始されている。

米国の投資家はすでに、この中国の市場に経済成長の可能性を見ている。インテルは2015年8月に中国のメーカーYuneecに6000万ドルの投資を行っている(他にも8社の中国ドローン企業に対して6700万ドルの投資をしている)。CBInsightsは2015年にはドローン部門単独で5億ドル近い投資がなされたと報告している。

さらに、ZDNetは2015年の中国のドローンの輸出は合計して4億1300万ドル以上だと報告する。その額は継続して増加していくと予測される。中国はテクノロジーイノベーションを取り入れることで、国内のテクノロジー研究開発においてドローンは継続的に増加するセクターとなった。また、ドローンが将来の中国のGDPを増やす重要なセクターとなることは必然だ。

政府のサポート

組織全体でテクノロジーの変化を積極的に活用し、ドローンが中国社会に非常に円滑に適応できた主要な要因は中国政府にある。中国政府は新しいテクノロジーに対して即座に訴訟を起こしたり、禁止するかわりに規制することを選択してきた。2016年早く、中国の民間航空局は一連の規制を発表した。無人航空機(UAV=Unmanned aerial vehicle)を重量とサイズに基づいて7つの階層に区分し、人口密集地域での飛行についての規則を設定した。

ドローンのイノベーションはハイテクなアプローチを遅れた農業経済に導入することになる

中国の民間人や政府によるドローンの利用普及が経済成長に貢献する。中国政府はドローンを市町村から国家レベルのあらゆる業務に利用している。中国の個々の人々はドローンを航空写真、建設現場、不動産の撮影目的、中でも、中国企業は石油燃料やガスの利益を守ること、そして農業を促進するためにドローンを利用している。

行政サービス

市町村レベル

中国の市町村はドローンを活用することで、ローカルレベルでの行政サービスが大幅に改善している。すでにローカルレベルにおいて始まっている救急医療サービスと治安維持で最も改善が見られる。

2014年、マグニチュード6.1の地震が中国の南西の雲南省に位置する魯甸県を直撃した。この地震は12000軒以上の家屋の倒壊させ、600人以上の死亡者を出し、20万人以上の人々が避難せざるえなくなった。

山間地域にはがれきや植物が密生しているので、中国医学救援協会(CADERM)は生存者の急速な探索、損害の調査のために民間のドローンのチームを組織した。これらの無人航空機は救援者に損害の鳥瞰図を提供し、探索と救援の優先順位づけを可能にする。

ドローンの探索と緊急対応における利用で、CADERM率いる地方行政は「地震で形成された下流を洪水の脅威にさらす堰き止め湖の地図の作成や監視ができるようになりました」と中国人民解放軍予備役のエンジニアXu Xiaokun氏は言う。またそれは命を救う適切な時間、リソースの配分を可能にする結果となった。

ドローンは中国の警察庁によって市町村レベルで利用されている。航空警察局補佐官Lin Daolin氏は25省において、警察官が行くことが難しい地域のパトロールの支援のために300の警察用ドローンが利用されていると報告する。中国南東の例えば広東省、恵東県はデートレイプ・ドラッグのケタミンの有力な生産拠点である。中国全土のドラッグの流通の3分の1を占めている。

中国の地方警察はドラッグの中枢への手入れのための調査データ、有力な証拠をドローンを使って入手してきた。1000人以上の警察官を動員したその手入れで多くのドラッグ、ドラッグの生産者を摘発しただけでなく、ドラッグトレードから利益を得ている地方政府の役人も摘発した。これは中国人が地方を守るためにどのようにドローンを活用しているかを示す1つの例だ。

省レベル

省レベルにおいて中国のドローン利用は環境汚染のモニタリングサービス、国境パトロールのツールとして利用されてきた。市町村レベルまでに地元密着ではなく、中華人民共和国全土で実施されるものではないが、省レベルでのドローンの利用実施で通常はアクセス出来ない地域のモニタリング、調査、重要なデータを提供することで省政府を大いに助けてきた。

中国は省レベルで野生動物保護法の徹底と監視のためにドローンを利用している。北東に位置する吉林省の琿春で、琿春森林公安局は128億元(20億ドル)を絶滅危惧種のシベリアトラとアムールヒョウの保護のために投資している。4000平方キロメーター以上を監視では、野生動物保護の隊員だけでは地域をカバーしきれないでいる。

ドローンを活用することで、野生動物保護の隊員は、不法な密猟を防ぐのと同時に、地表で人と動物が遭遇した時にどちらにも被害が出ないよう安全を確保することができる。ドローンは中国のドローン経済の成長を支えるのと同様に、中国の野生動物の保護を変革する可能性を持っている。

米国の投資家はすでに、この中国の市場に経済成長の可能性を見ている。

国境パトロールは中国の省レベルのドローンコミュニティーの新たな焦点となってきた。チベット自治区、新彊ウイグル自治区、云南における中国の国境パトロール部隊はドローンを航空調査のために利用している。人員のみ、または国家レベルの利用のための人工衛星でカバーするのは難しく、国境パトロール部隊は国境の監視の難しさに直面していた。

物体の存在や国境の範囲を探知する電子光学デバイスと適合しているドローンは国境パトロール部隊が高い水準で機能することを可能にする。さらに、これらのドローンは24時間年中機能する。これは部隊にドラッグの取引、中国の国境を横断して行われる不法行為と戦う力を与える。

国家レベル

全国的な行政サービスは中国においてはは様々だ。地域ごとに異なる資金の制限がある。しかしながら、ドローンの利用はこれらの制限を変える。以前はアクセスできなかった地域の視察、監視が行政にとって可能になる(とりわけ環境汚染のモニタリングと軍用に使用される)。

環境汚染は中国において大きな問題になっている(世界で最も汚染された大気だった)。中国の環境保護省は環境汚染の監視をドローンの利用に委ねた。高解像度のカメラを装着した無人航空機は、汚染問題に大きく関与している疑わしい工場、作業現場を監視する力を与える。通常、中国は地上点検、衛星による遠隔測定を利用してきた。

しかしながら、これらのリソースは地域に局在している、もしくは国家レベルでの利用となっている。中国は省レベルでギャップを抱えていたのだ。ドローンはそのギャップを埋める手助けをする。企業に中国の環境保護法に準拠を徹底させることができる。これらの省レベルのプログラムに参加している省は中国の北東の 陝西省、同じく北東の山東省、中部の河南省などを含む。実際に、環境保護省は環境保護に違反しているために、254の工場のうち25%以上の工場がさらに追加点検されるべきだという予備調査結果を発表した。

中国はドローン製造の世界の工場であることを証明し始めている。

中国軍は無人航空機をかなり高い比率で軍用利用してきた。Chengdu Aircraft Industry GroupのWing Loong、China Aerospace Science and Technology CorpのCH-3、CH-4Bのような中国のドローンは防衛武器として開発してきた。それらのドローンは情報収集とともに軍事行動としてミサイルの発射や爆弾の投下も可能だ。

中国がこれだけ早いペースでテクノロジーを取り入れることに熱心なのは、テクノロジーを開発するのと同じだけ早く導入、運用することを欲していることの証拠だ。さらに、中国企業EHangが人をのせることのできるドローンを登場させ、EHangの184が戦場から兵士を輸送するための中国軍に使われるのではとの推測が広がった。

サービスセクター

中国はサービスセクターにおいて、とりわけ航空写真、建設現場、不動産、配達において重用してきた。

航空写真と映画製作

中国人によってドローンは写真、映画製作のために利用されている。ウェディングの写真家たちのWebサイト上ではドローンでの写真撮影のサービスを新郎新婦に売り込んでいる。地上で撮影したワイドな写真とは比べものにならない写真を撮影できる。ドローンは比較的少ない投資で高額な機材でしか撮れないような写真撮影を可能にする。この写真撮影は中国のウェディング業界のブームにうまく乗ることができた。

さらに、写真家は世界中で見られる壮大な写真展示を作るためにドローンを利用している。たとえば香港の写真家Andy Yueng氏は中国の巨大建築物の100枚の写真がInternational Photograph Awards One Shot Competitionにおいて優勝した。

建設現場、不動産

中国においてドローンは建設現場と不動産サービスのために利用されてきた。ドローンメーカーのDJIによって設立されたスタートアップのDroneBaseはドローンとパイロットを貸し出している。DJIが報告するところによると「不動産のプロモーション、建設現場、地図作成、地形のモデル化」が典型的なリクエストだそうだ。これはドローンの鳥瞰図がこれまで人がやっていたい仕事をコスト、信頼性の点で大きく優れているからだ。さらに、ドローンは通常の測量者よりも遠く、高い地域もカバーできる。

大規模な産業

中国の石油燃料とガス、農業の大規模な産業もまたドローンの利用からべネフィットを得ている。

石油燃料とガス

中国は石油燃料とガス資源を支配下におくためにドローンを利用している。中国は非常にエネルギー資源に渇望しているのだ。エネルギー資源のための調査は中国、アフリカ圏内の辺境にまで拡大している。中国企業はドローンを潜在的なパイプラインが存在する地域の調査のために利用している。とりわけローカルエリアなどのアクセスが簡単ではない中国農村部などだ。

さらには、中国政府は中国の石油燃料とガス供給の多くを占めるナイジェリアにおいて、リソースの管理と支配をドローンを使って強めている。ドローンは中国がリーチすることが難しい地域で存在を示し、エネルギー資源を確保することを可能にする。

農業

農業を対象とするドローンが中国企業によって開発、発表されている。ドローン首位企業のDJIは1時間に7~10エーカーの土地に2.6ガロンの農薬をまくことができる農薬散布用のドローンを発表した。XAircraft Technologyはドローンテクノロジーを中国の農業市場に導入しようと試みている70社以上の企業のうちの1社だ。

中国政府は自然農業の持続的な発展計画を通して農業のドローン市場におけるイノベーションを奨励している。中国はドローン市場を開拓するために、1億2000万ヘクタールを超える農場を活用する。また、中国はドローン開発を行うために何百万もの資金を投入している。農業は中国経済の背骨であったし、ドローンのイノベーションはハイテクなアプローチを遅れた農業経済に導入することになる。

まとめ

中国のドローンを日常生活にすんなり取り入れることができていることは、中国政府の新しい技術を導入する意欲とこの種のテクノロジーを取り入れることができる中国人の新たな富の両者の存在を指し示している。

中国のテクノロジーへの関心はまだそこまで育っていない。テクノロジーの成長とイノベーションの可能性は巨大だ。現在、ドローン市場はいくらかニッチなものの1つである。しかし、正しく使えば、今後に続く中国経済の土台になるだろう。

現在、中国はドローンの世界首位メーカー、デペロッパー、消費者だ。スマートフォン、ソーラー発電車の国産のイノベーションと同様にドローン関連のイノベーションが次にこないと誰が言えるだろう?

原文

(翻訳:Shinya Morimoto)

ドローンレースの人気が高まりつつある中、ドローン界のランボルギーニのようなVortex 250が登場

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DJIのInspire 1やPhantom 4などを飛ばしてきて、そろそろドローンについてはエキスパートの仲間入りだなと考えていた。Horizon Hobbyのレース用ドローンであるVortex 250 Proに「経験者向け」と書いてあっても、べつにそれが何を意味するのか考えてみることもなかった。ちょっと家の周りを飛ばしてみて、写真やビデオを撮ってみようくらいにしか考えていなかったのだ。

もちろん、今は反省している。

自己安定の仕組み(self-stabilizing)を搭載したドローンに慣れた自分にとって、このVortexドローンはプリウスで運転練習をしたあとにランボルギーニに乗るようなものだと感じられた。左スティックを少しだけ長く倒していると、あっという間に木に突っ込んでしまう。スロットルの調整を少し間違えれば、操縦不能な錐揉み状態になってしまう。

そうは言ってもドローンだろうとか、おまえの操縦が下手なだけだろうとか、そうした意見もあるに違いない。ぜひ下のビデオを見て欲しいと思う(操縦しているのは、私よりもはるかに上手な人だ)。

非常にセンシティブで、すばやく進行方向を変えることができるマシンなのだ。多目的型ドローンとはまったくことなる、まさにレースのために生まれてきたメカだ。

このドローンの重さは1ポンドをわずかに超える程度であり、4台の2300Kv無整流子モーターを積み、最高速度は時速60マイルに達する。

FatShark FPVを積み、5.8 GHzヘッドセットに対応している。加えてGoProなどのビデオレコーダーを追加搭載することもできる。

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いくつかのプリ設定が行われていて、状況に応じて選んだり、カスタマイズしていくこともできる。Phantomなどとは違い、状況に応じて設定を変更することに楽しみを見出す人向けのものだとも言える。細かな設定が行えるし、逆にいえば細かく設定しなければ最適な結果を出すことはできないようになっている。

マシンの細かいところまで知らなければ、すぐに破壊してしまうことにつながるだろう。その意味でも細かい設定を必要とすることは、むしろ良いことだとも言えるわけだ。前部と後部は2mm厚のカーボンファイバーで覆われ、モーターアームは4mm厚のカーボンファイバーでできている。

価格は499ドル(コントローラー、バッテリー、充電器、FPVゴーグルなどは別売り)だ。現在すでに発売中となっている。

障害物を自動的に避けたり、4Kビデオの撮影機能などはもっていない。気軽に飛ばして友だちを感心させるためのものではないのだ。しかし、いよいよ広がろうとしているドローンレーシングの世界に飛び込みたいのなら(あるいは既にドローンレーシングに参加しているのなら)、ぜひ検討したい一台だといえるだろう。

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(翻訳:Maeda, H

DJI、3DR、Parrot、GoProの4社が、新たなドローン擁護団体を設立

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DJI、3DR、Parrot、およびGoProの4社は、独自のドローン擁護団体を作り、「革新と安全を推進し、実用的で責任ある規制の枠組みを作る」ためのロビー活動を行う。

一方で、DJI、3DR、Amazon Prime Air、およびその他ドローンエコシステムに関心のある組織が参加して設立したSmall UAV Coalitionが、ドローン製造メーカーのための主要なロビーグループの一つとして2014年の設立以来活動を続けている。

しかし、現在DJI、3DR、Parrot および GoProのロゴは、Small UAV Coalitionのメンバーページに見当たらない(Google[x]、Amazon Prime Air、AirMap、Intel等の名前は今も載っている)。

「米国でのドローン利用による経済的および社会的利益は膨大であり、業界は政策立案者らと協力して安全な飛行環境の確保に務めなくてはならない」と新アライアンスのメンバーらが今日の声明で語った。「Drone Manufacturers Allianceは、注意深くバランスを保った枠組を作るためには、利害関係者全員の声を聞き、継続した技術革新の価値と必要性を認識する必要があると信じている。革新に焦点を当て、教育を強調することによって、われわれは政策立案者と共に、ドローンが国家の空域と安全に融合し続けることを確実にしていく」。

ドローン市場 ― およびその中の企業の数 ― が成長するにつれ、Small UAV Coalitionは、もはや主要ドローンメーカーを代表するグループとしては適切でないと感じたのだろう。

DJIやParrot等の関心は、ドローンを使ってサービスを提供したり、ドローン配達事業を開始しようと計画しているエコシステム内の他の会社とは、おそらくかなり異っており、現在メーカーにとって最大の市場は消費者市場なので、他のドローン会社が取り組んでいる問題とは異質なのかもしれない。

これが不要な縄張り争いに発展することさえなければ、事実上同じ問題を擁護する団体が2つ存在することは、あながち悪いとは言えない。もし今、Small UAV Coalitionは商用ドローン利用に焦点を当てていて、Drone Manufacturer Coalitionは消費者問題に集中しているのであれば、なおさらだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FordとDJIがドローンと自動車のコミュニケーションシステムで賞金10万ドルの懸賞

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ドローンが車と対話できたら、どうだろう? そんなことは考えたこともない人が多いと思うが、たとえばもしもあなたが国連などの救難機関にいて、ピックアップトラックの床からドローンを発進したいとき、どうするか?

Fordと世界最大のドローンメーカーと言われるDJIが今日(米国時間1/4)、FordのAppLinkやOpenXCでドローンと車両がコミュニケーションする技術の開発で、賞金10万ドルの懸賞を発表した。

FordのResearch and Advanced Engineering部門のVP、Ken Washingtonは、声明文の中でこう述べている: “Fordはその事業のあらゆる部分で、人間の生活を快適便利にするためのイノベーションに取り組んでいる。このたびはDJIと国連とのパートナーシップにより、人間の乗り物とドローンが共通の目的に向かって協働する、これまでにない新しい技術に挑戦しようとしている”。

懸賞の対象は、Ford F-150のタッチスクリーンから運転者がドローンを発進できるシステムで、スマートフォンのアプリにもリンクしていること。

Fordはこう説明している: “運転者のスマートフォンを使ってF-150は、ドローンとトラックとクラウドとのリアルタイムのリンクを確立し、車両のデータを共有できるようにする。データはドローンに中継され、運転手は次々と行くべき目的地を見つける。ドローンはトラックに追いつき、トラックとドッキングできる”。

Fordはこの懸賞によって、デベロッパ受けの良い企業になろうとしている。今週同社は、車とモバイルアプリが通信するための同社独自のソフトウェアAppLinkのオープンソースバージョンSmartDeviceLinkを発表したが、これをトヨタなど多くの自動車メーカーが採用して、AppleのCarPlayやAndroid Autoに代わるものまたはそれらとの併用をねらっている。Fordはさらに、そのプラットホームのデベロッパ知名度の向上を願っており、DJIとの協働や、ドローンという人気の高いトピックに取り組むことが、その願いの実現に貢献するだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

DJIが農地の害虫駆除専門のドローン機種を発売、消費者市場よりも大きな市場をねらう

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中国深圳のDJIといえば、消費者向けドローンの高級品で有名だが、しかし同社の最新モデルを見るとドローンメーカーたちの今後の競合は、一般消費者市場ではないところで戦われる、という気がしてくる。

ローターが8つあるドローンAgras MG-1は、より安全な農薬散布の方法を提供することがねらいだ。これまではヘリや小型飛行機、何らかの陸上車、あるいは化学薬品を背負った人間が手に噴霧器を持って散布していた。

DJIによるとこのドローンは、一時間で7から10エーカーの農地に散布できる。

Wall Street Journalの記事によると、Agras MG-1の価格は約15000ドルで、中国と韓国で発売され、その後ほかの国向けの予約販売を開始する。数か月前Accelから7500万ドルを調達したDJIは、さまざまな業界に専門的に取り組むドローンソフトウェアのデベロッパの、エコシステムを作る気だ。ライバルのYuneecとEHANGも、それぞれ6000万ドル4200万ドルという大きな資金を獲得して、商用ドローンの開発に注力しようとしている。

 

 

農家以外の人は、Agras MG-1にそれほど関心を持てないかもしれない。これまでドローンの商用利用といえば、航空写真(やビデオ)の撮影とか、eコマースのデリバリが主に話題になっていた。でも農業は、今後最大のドローン市場になると予想されている。

Association for Unmanned Vehicle Systems International(国際無人機協会, AUVSI)によると、将来的に農業用ドローンは商用ドローン市場の80%を占める。Agras MG-1のような殺虫剤を散布する機種は、ドローンの農業利用のひとつの例にすぎない。ほかにもたとえば、高解像度のカメラを搭載した機種は作物の生育状態をモニタし、病害や干ばつの兆候を早期に教えてくれるだろう。

ただし農業経営は今どこの国でも厳しいから、今後はドローンがもたらす利益を具体的にかつ数字を上げて、農家に訴求していく必要がある。Agras MG-1は確かに、農業労働者が化学物質にさらされる時間を減らしてくれるが、現在の農薬散布方式に比べると、農地の単位面積あたりの費用が高い。しかも、一回の飛行でカバーできる農地面積も小さい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

中国のDJIがスウェーデンの名門カメラ・メーカー、ハッセルブラッドの大株主に

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Accel Partnersから7500万ドルの投資を受けた中国を代表するドローンの王者、DJIが手持ち資金の一部を興味深い方面に投資した。 DJIは今週、スウェーデンのカメラ・メーカー、Hasselbladの株式の一部を取得したと発表した。ハッセルブラッドは過酷な環境で高品位な写真撮影を可能にする製品で知られている。

取得された株式はハッセルブラッドの議決権を左右する数量ではなく、TechCrunchの取材に対し両社とも株式数などの詳細は明らかにしなかった。それでも取得株はハッセルブラッドの取締役会にDJIが1名を送り込むことができるほどの数量だった。

両社は「われわれは今後もそれぞれ独自にビジネスを運営していく」と述べた。しかしこの投資によって実現した提携により、ハッセルブラッドはDJIの無人飛行に関するノウハウを得ることができる。またDJIもハッセルブラッドの高品質な写真を可能にするテクノロジーにアクセスでき、両社はプロフェッショナル・フォトの分野での地位を強化できるものと見られる。

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ハッセルブラッドのCEO、Perry Oostingは「われわれはドローン分野における明白なリーダーであるDJIのパートナーとなることができたことを光栄に思っている」と述べた。またDJIのファウンダー、CEOのFrank
Wangは「このパートナーシップにより、両社は強みを持ち寄り、画像処理分野におけるテクノロジーの限界をいっそう先まで推し進めることができるだろう」と述べた。

いくつかの理由でこの投資は興味深い。DJIの側からいえば、高画質ドローンの分野への参入に役立つということが考えられる。DJIは空撮ドローンのパイオニアであり、この分野ではプロ、アマを問わずハイエンド・ユーザーからの強い信頼を勝ち得ている。しかし最近、あらゆるレベルで競争が激化している。たとえば一般ユーザーをターゲットにする分野ではParrotが有力なライバルとなっている。同じ中国のYuneecも今年に入っててIntelから多額の資金を調達している。

今年10億ドルの売上が見込まれるDJIとしてこの投資は初めてのものではない。だが投資を公表したのはこれが初めてだ。「現時点では他の投資については公表することは控える」とDJIの広報担当は私に言った。

Ubuntu Linuxで知られるCanonicalは今週DJIとの提携を発表した。これによりManifoldという新しいUbuntuコンピューターがDJIのドローンに搭載される。ただしDJIの広報担当によれば「純然たるテクノロジー上の提携であり、投資など財務上の関係は一切ない」ということだ。

テクノロジーであろうとなかろうと、提携はこれで終わることはないだろう。DJIは今年5月にAccelと共同でSkyFundという無人飛行機のスタートアップへの投資に特化したファンドを立ち上げた。今回のハッセルブラッドへの投資がSkyFundの一部なのかどうかについては何も発表がない。しかしAccelが沈黙しているということは、この投資がDJIの独自判断に基づくものだという推測に力を与える。

ハッセルブラッドから見てもこの投資は興味深い。ハッセルブラッドも中国の新興ビジネスからの大型投資を受け入れるようになったわけだ。CEOのPerry OostingはTechCrunchの取材に対し、メールで返信し、、「われわれが外部からの投資を受け入れたことは1941年の創立以来例がなく、今回が唯一だ。われわれは現在DJI以外の投資を受けていないし、戦略的な提携関係も持っていない」と述べた。

ハッセルブラッドは宇宙開発の歴史の輝かしいアイコンだ。人類が最初に月に着陸したとき、最初に月面の鮮明な映像を送るのに用いられてのハッセルブラッドのカメラだった。NASAの重要なミッションでハッセルブラッドが重要な役割を果たした例は数知れない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DJIとCanonicalがパートナーしてUbuntu Linuxが動くドローン搭載専用コンピュータを発表

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ドローンのメーカーとして世界最大といわれる中国のDJIと、Linuxの人気ディストリビューションUbuntu Linuxを作っている Canonicalが共同で、ドローンに搭載されることだけをねらったコンピュータManifoldを発表した(上図)。

今のところ対象機はDJIのMatrice 100だけなので、Phantomのドローンなどでは使えない。この3300ドルのMatrice 100はDJIの空飛ぶデベロッパプラットホームという位置づけの機種で、Manifoldのようなハードウェアや各種のセンサなどを装着できる。

Manifold 1

ManifoldのプロセッサはARM Cortex A-15クワッドコア、それにNVIDIA KeplerベースのGPUがある。GPUはグラフィクス用というより、画像処理や並列処理のためだ。〔OSはUbuntuをプレインストール。Manifoldの仕様等のページ。〕

DJIによると、ドローンがこのクラスのコンピュータを搭載することによって、コンピュータビジョンや深層学習など、最新の人工知能アプリケーションを利用できるようになる。USBとEthernetのポートもあるので、カメラ、大気測定装置、監視装置、多様なセンサなどを接続できる。HEMIポートもあるから、モニタに画像や音声を送るアプリケーションも可能だ。

“Manifoldを搭載したドローンは、新しい時代の、よりスマートで速くて強力な空中プラットホームになる。Manifoldで空中と地上のテクノロジが協働することにより、複雑な問題を解決できる”、とDJIの戦略的パートナーシップ担当部長Michael Perryが、今日の発表声明で述べている。“今後この新しいプラットホーム上でデベロッパコミュニティが作り出すアプリケーションが、楽しみだ”。

なお、デフォルトで搭載されているUbuntu Linuxは、14.04 Long Term Support(LTS)である。

Manifold 4

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

見よ、プロペラ54基のドローンで浮上するこの男を

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今やドローンの操縦は大流行。最新のDJI Phantomは超ホットだ。しかし、愛機に乗ってそれを飛ばす? それは未知の領域だ…今日までは。

このイギリス人は「54基の反転ローターと6群制御チャネルにHobbykingスタビライザー」を載せた珍妙な代物で、地球の上をホバリングしている。

いったい地上何メートル浮上しているのかを知ることは難しい。おそらく4~5メートルだろう。とにかく相当にクールだ。

通りがかった車がこれに気付いて、一旦停止してバックするところが映っている。

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こちらは無人飛行(あまりクールではない):

本誌のTravisの言葉を引用すると:「まるで映画『グース』を見ているようだが、違うのはガチョウの代わりにオタクが空を飛んでママの元へ帰ろうとしていること」。まさしくその通り。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

「簡単に」ドローンを飛ばしたいのならDJI Phantom 3 Professionalの一択!

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DJIのドローンを「入門者向け」と考える人はほとんどいなかっただろう。しかしParrotを上回る人気を集め、非常に面白い機種を生み出していることには皆が賛成するところだろう。そのDJIだが、Phantom 3 Professionalは非常に簡単に操作でき、その意味では「入門者向け」とも言えるのではないかと思う。ホビー用ドローンに期待される機能はすべて備え、非常に美しい写真やビデオを撮影することができる。

このPhantom 3は、本来的に空撮用という位置づけだ。本体下部にはジンバル経由でカメラが接続されており、価格は1259ドルあたりとなっている。操縦にはプロポやスマートフォンから行う。スマートフォンから操作を行う場合、スマートフォン側からGPS情報などが送られるようになり、またドローンからの映像をリアルタイムで確認することができる。

コントロール面でもっとも新しいのは、クラッシュ・フリー化がいろいろと進化している点だ。木に衝突したりしても、十分なスペースさえあればソフトランディングを行うことができるのだ。操作的にはアイコン操作ひとつで離着陸を行うことができるのだ。たとえば離陸したい場合、スマートフォン側の離陸ボタンを押せばドローン側で離陸準備を行なって浮き上がる。着陸させたい場合にもホームボタンないし着陸ボタンを押して空から呼び戻すことができるようになっているのだ。ドローンはゆっくりとホーム指定位置に戻り、着陸動作を行うようになっている。ドローンが破損する最大の原因は着陸時の誤動作(誤操作)だ。しかし着陸時のミスは大幅に減ることになるだろう。

Professonalモデルのカメラは1200万画素で、いずれの高度においても4096x2160pのビデオを撮影することができるようになっている。ビデオ撮影時にもジンバルの働きにより、ほとんどぶれをなくした撮影が行える。強風下でも飛行可能で(実際的には飛行しない方が良いとは思う)、そのような中でもカメラは狙った被写体を安定して撮影することができる。これだけでも一度は試してみる価値があると思う。

オーバースペックだと感じる人もいるかもしれない。そういう人はPhantom 3 StandardやAdvancedを試してみてはどうだろう。こちらは価格が799ドルないし999ドルとなっている。撮影用のデバイスとしても、またフライトを楽しむためのプロダクトとしても、DJIのPhantom 3シリーズを大いに気に入っている。ドローンは短い間に急激な進化を遂げたが、中でもDJIの進化には目を見張る。安価なドローンもいろいろと出てきてはいる。しかしこれまで見てきた中で、もっとも容易に飛ばせるのがPhantom 3だと思う。機会があればぜひ試してみては如何だろうか。

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(翻訳:Maeda, H