今日発表されたGalaxy S10、4モデルのスペックを比較する

今日(米国時間2/20)のイベントでSamsungは一挙にS10を4モデル発表した。フラグシップのGalaxyファミリーに追加されたのは、S10e、S10、S10+、S10 5Gだ。全モデルのスペックを簡単にチェックしたいという読者も多いだろう。下記を参考にしていただきだい。

こちらは現地で取材したBrian Heater記者のS10各モデルの詳しい比較記事だ。下の表はごく簡単なものだが、各モデルのスペックを一覧して比較するには便利だろうと思う。

スペックの各項目は見ればわかるものばかりだが、PowerShareというのは何だろうと不審に思ったかもしれない。これはS10各モデルにSamsungが追加した他のワイヤレス充電可能なデバイスを充電できる新機能だ。つまりPowerShare機能のあるデバイスはワイヤレス充電パッドの役割を果たせる。もっとも供給できる電力は限られているのでSamsungが発表したGalaxy Budヘッドフォンの充電などに向いているかもしれない。

5G対応モデルの価格は未定。

TechCrunchのSamsungのS10イベント関連記事はこちら

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滑川海彦@Facebook Google+

Samsung Galaxy S10は、ほかのスマホをワイヤレス充電できる

穴あき画面はともかくとして、Wireless PowerShareはS10シリーズの目玉機能だ。Samsungの最新フラグシップ機はこの機能を備えだ最初の端末ではないが(Huawei Mate 20 Proの方が数ヶ月早かった)、クールな新機能に違いない。

そしておそらくもっと重要なのは、Samsungがこの件でAppleを出し抜いたことだろう。様子を見る限り、クパチーノはワイヤレス技術の商品化に問題を抱えているようだ(行方不明のAirPower充電器を思い出してほしい)。

新機能で他のデバイスを充電できるのは、S10の大型バッテリーのおかげだ。たとえば、街なかで友達のスマートフォンが瀕死の状態になったとき、あなたが設定でWireless PowerShareをオンにして2台の端末を背中合わせにするだけで、窮地を救うことができる。

Qi標準で充電できる端末ならどれでも使えるはずだ。さらにSamsungの新しいGalaxy Budsでも使うことができる。Galaxy BudsはAirPodsより一足先にワイヤレス充電ケースを採用している。

もちろん、どちらかの端末はうつ伏せにする必要があり、充電速度は有線よりも遅いが、嬉しい機能であることに変わりはない。出張の多い人には便利だろう。夜充電しなければならない機械が1つ減ることになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsung、Galaxy携帯の販売台数20億台を突破

今日(米国時間2/20)最も高価なスマートフォンを発表したSamsungは、これまで大量に販売したGalaxy携帯の発展過程についても話した。

壇上、Samsung Electronicsのプレジデント、DJ Kohは、過去10年間に同社が販売したGalaxy端末が20億台を超えたことを明らかにした。

同社のGalaxyブランド製品はスマートフォンだけではないが、この華々しい数字は彼らがこのブランドで成し遂げてきたことすべてを物語っている。SamsungはGalaxy端末のアクティブ・インストール数に関する詳細には触れなかったが、スマートフォンの販売台数については全詳細を公表した。

本日同社はGalaxy S10Galaxy Foldをはじめとする数多くの端末の情報を公開した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsungが折りたためるGalaxy Foldを発表、機能も価格も超プレミアム

Samsungの折りたたみスマートフォンのプロトタイプを始めて見たのは去年のデベロッパー向けカンファレンスの壇上だったが、そのときは実際にも比喩的にも製品は闇に包まれていた。柔軟なディスプレイを用いており、折りたためることしか分からなかった。

予告どおり、今日(米国時間2/20)のS10カンファレンスでGalaxy Foldが発表され、今回はかなり詳細を知ることができた。もちろん今回の発表はGalaxyファミリーのアップデートがテーマだった。しかしGalaxy FoldはSamsungがモバイル・デバイスのメーカーとして先頭を走り続ける決意を明らかにした点で強い関心を集めた。

折りたたみスマートフォンを世界で最初に量産したのは中国のメーカー、Royoleだった。しかしこのFlexPieに対する市場の反応は暖かいものとは言えなかった。Samsungが折りたたみフォンを発表すると予告したとき、FlexPieを教訓として、フォームファクターが決定的に重要になるということを認識していたはずだ。

Galaxy Foldは折りたたまれた状態では4.6インチのディスプレイとなる。これはフロント側の4分の3を占める。広げた状態ではディスプレイは7.3インチのミニタブレットのサイズになる。SamsungはAndroid開発チームの協力を得て、ソフトウェアも折りたたみに最適化している。


FoldのOSで重要な点は「アプリの継続作動」だ。折りたたんだ状態でアプリを起動した後でスマートフォンを広げても作動は中断されない。Foldを広げてタブレット状態にしたときには3つのアプリを同時に立ち上げることができる。

デバイスの中央にはSamsungが独自に開発したヒンジがセットされ、数十万回の開閉に耐えるという。本体には2個のバッテリーがヒンジの両側に搭載されている。トータルで4380mAhの容量がある。RAMは12GB、ストレージは512GBと大きい。

デザインもたいへんスマートだ。Samsungは長くベストセラーを続けているGalaxyファミリーのデザイン水準をFoldでも維持しようと十分に時間をかけたようだ。Foldは新しいS10と並べて置いても見劣りしない。ただし壇上のデモでは光の加減で折りたたみが行われる部分に薄く線が見えることがあった。まだ実機を手にしていないのでこれが実際の使い勝手に影響するかどうについては判断を控えたい。

Foldに搭載されているカメラは2台でも3台でもなく、なんと6台だ。ありとあらゆる場所にカメラが埋め込まれている。背面に3台、折り畳みの内側に2台、それにフロントカメラが1台という構成で、デバイスがどんな状態であってもカメラが機能するようデザインされている。

機能もデザインもプレミアムなFoldだが、さすがに価格もプレミアムだ。というかプレミアム以上かもしれない。Appleが1000ドルのスマートフォンを発表したときわれわれは驚いたものだったが、Foldはその2倍だ。最低価格が1980ドルだという。2台分の役割を果たせるスマートフォンだというが、価格も他社のフラグシップモデルの2倍だ。来るべき5G版の価格については情報がないが、安くはあるまい。住宅ローン方式で銀行から融資を受ける必要がありそうだ。

Galaxy Foldは4月26日から出荷される。カラーバリエーションはブラック、シルバー、グリーン、ブルーだ。ヒンジ部分のカラーは自由にカスタマイズできる。このデバイスは私が想像していたよりはるかに先に進んでいた。来週パルセロナで開催されるMWC(Mobile World Congress)にも出展されるので、さらに詳しい情報が得られるものと期待している。

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明日のS10イベントで公開されるSamsungの折りたたみスマホの名前がリーク

Samsungは明日サンフランシスコで開催されるビッグイベントで魅力的な外観の折りたたみスマートフォンを公開すると約束している。 昨年の11月のデベロッパー・カンファレンスですでに短い動画が披露された。しかしこのプロダクトがどういう名前になるのかについては今まで情報がなかった。

これはSamsungにとってまったく新しいカテゴリーの製品だ。したがってこれまでの製品命名システムを踏襲する必要はないはずだ。一時、Galaxy Fという製品名が候補として挙げられたが、評判が悪かった。しかし今日(米国時間2/19)、有力なツイートがあった。

リーク情報提供の常連、Evan Blass(最近ではS10のリークが記憶に残る)によれば、新製品はGalaxy Foldと命名されるという。悪くないかもしれない。Galaxy Fよりましなのは確かだ。正直、Glaxy FではFワードを連想させ、下品なからかいの対象にされるに決まっている。

ではたぶん製品名はGalaxy Foldとなるのだろう。どんなプロダクトなのか、詳しいことは明日判明する。来週バルセロナで開催されるMWCも折りたたみスマートフォンの新製品のラッシュになるのは間違いない。

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Samsungタブレット新製品はBixby 2.0を載せてスマートホームのハブをねらう

SamsungのスマートアシスタントBixbyは今やいろんなスマートフォンや家電製品にあるが、なぜか同社のタブレットの上では、どこを探しても見つからなかった。ただしぼくには、この件で同社の戦略について知ったかぶりする能力はない。

いずれにしても、もうすぐMWC(Mobile World Congress)と同社のUnpacked(S10)イベントが始まるという今日(米国時間2/15)のこの日に同社は、タブレットとしては初めてBixby 2.0を載せたTab S5eに関する情報を大量に放出した。その最大のねらいは、タブレットも含むモバイル製品を同社のスマートホーム戦略の主役に据えることだ。

同社はこう言っている: “Tab S5eは、あなたのデバイスと対話するための、よりスマートでより便利な方法を提供し、また、あなたのコネクテッドホームデバイスをコントロールする理想的なハブとして奉仕する。Quick Commandで、テレビと電灯を同時にスイッチオンできる。あなたがカスタマイズして、もっと多くのアクションを一つのコマンドで実行できる。家の中のさまざまな音声コントロールがずっと速く、簡単に、そしてあなた好みになる”。

しかし、いろいろな家電製品がBixbyをサポートしているが、現状はほとんどSamsung製品ばかりだ。それが、AlexaやSiri、Google Homeなどに比べて深刻な限界だ。

この新しいタブレットは電池寿命が延びて14.5時間、10.5インチのsAMOLEDディスプレイと最大6GBのRAM、そして128GBのストレージを搭載する。発売は本年第二四半期、お値段は400ドルからだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Samsungは来週のイベントで折りたたみ式フォーンを詳しく見せてくれるようだ

Samsungはその最新の小出し情報で、われわれがまだ知らなかったことを何一つ開示していない。でもサンフランシスコまでまた文句を言うために飛ぶよりは、すこしでも良いところをご紹介した方が健康的だ。

Galaxy S10に加えてSamsungは、2月20日に同社のサンフランシスコのイベントで、かなり前から約束していた折りたたみフォーン(フォールダブルフォーン)を、もっと詳しく見せてくれるらしい。“The Future Unfolds”と題するアニメを、その会場で上映するようだ。

思い出せば、同社のデベロッパーカンファレンスではそのプロダクトの“フィーリング”だけを見せてくれたが、製品そのものはミステリーだった。ハードウェアのプロトタイプも、バカでかかった。

来週のイベントでは、未来の製品のもっと詳細を見せてくれるのだろう。名前も、そしてもしかして発売日も。しかしいちばんありうるのは、同社の次の旗艦機がより詳しく紹介されるのだろうな。

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Samsungのメモリチップ新製品でスマートフォンの内蔵ストレージが1TBになるだろう

スマートフォンがアプリや写真やビデオなどですぐに満杯になってしまうから、かったるいって? でも近未来にはスマートフォンの内部ストレージが1TBになり、しかもふつうのメモリーカードの10倍速くなるかもよ。

Samsungはスマートフォンのメーカーとしてよく知られているが、同社の本当の稼ぎ頭であるメモリ部門が今日(米国時間1/29)、スマートフォン用の1TBのフラッシュメモリーの量産を開始した、と発表した。それがいつスマートフォンに搭載されるのか、それは分からないが、今年の前半の間に生産量を増やすそうだ。

Samsungは曰く、“スマートフォンのファンはもうすぐ、ノートブックPCの高級機なみのストレージ容量をエンジョイできるようになる。もう、予備のメモリーカードを持ち歩く必要はない”。

容量1TBといえば、同社のこれまでの最大容量の倍だ。それによってGalaxy Note 9の512GBモデルが可能になり、さらに512GBのSDカードをプラスして‘テラバイト’の壁を超えたのだ。しかしこれからは、カードがなくても本体だけで1TBになり、しかもパフォーマンスもアップするらしい。

Samsungによると、その新しい技術によりスピードは最大で毎秒1000メガバイト(MB/s)に達した。全長5GBのHDビデオなら、わずか5秒で転送できる。従来のmicroSDカードなら1分近くもかかっていた。速くて大容量となれば、高画質のビデオ撮影も十分に可能だろう。

しかし、搭載機の年内出荷は可能なのか? Samsungの噂工場は、Galaxy Note 10が1TBモデルだと言っているが、まだなにも証拠はない。今後のリークを、拾いそこねないようにしたいね。

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サムスン、プラスチック包装を廃止へ

日曜日(米国時間1/27)にSamsung Electronicsは、携帯電話、タブレット、家電製品からウェアラブルまで、同社製品群に使われているプラスチック包装材料を紙や生分解性プラスチックなどの環境的に持続可能な材料に置き換えると発表した。

Samsungは今年前半に移行を開始する。同社の目標は、来年までに森林認証制度で認められた紙包装材料のみを使用することだ。2030年までにリサイクルプラスチック50万トンを使用し、廃棄された製品750万トン(いずれも2009年からの累積値)を回収する計画だとSamsungは言っている。

同社はプラスチックの使用を回避する革新的包装のアイデアを考案ずくための社内特別チームを結成したと言った。

たとえば、携帯電話やタブレットを保持するために使われているプラスチックトレーは、パルプ製のものに置き換える。Samsungは、充電器のデザインも変更して外観の光沢面をマット処理にして保護フィルムを排除することでプラスチックの使用を減らすとも言っている。

テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの家電製品やキッチン家電の表面を保護するためのビニール袋もリサイクル材料および生分解性プラスチックを使用したものに置き換える。生分解性プラスチックは廃棄プラスチックやデンプン、サトウキビなどの非化石燃料材料から作られている。

さらに同社は、包装およびマニュアルに、森林管理協議会、FSC、PEFC、およびSustainable Forestry Initiatives[持続可能な森林イニシアティブ]などの国際環境保護組織の認証を受けた繊維材料のみを使うことも確約した。

今後はたとえコスト増になっても環境維持可能材料の採用を増やしていくと、Samsungのグローバル顧客満足センター長Gyeong-bin Jeonが声明で語った。

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来月発表のSamsung Galaxy S10、リーク情報まとめ

Galaxy S10は2月20日にサンフランシスコで開かれるイベントでお披露目される。Samsungはすでに数週間前にこのビッグイベントへの招待メールを発送ずみだ。2月25日からバルセロナで開催されるMobile World Congressでも多数の新製品が発表されるはずであり、Samsungはその先を越そうとしているのは明らかだ。

Samsungはこのイベントで、将来の折りたたみ式スマートフォンについて何か発表するはずだ。Samsungは以前のデベロッパー・カンファレンスでも言及していた。招待メールの画像の真ん中に折り目をつけあるのは「折りたたみ」に注目を集めようとする努力だろう。しかしイベントの本当のスターはS10だということは間違いない。

サムスンの場合、いつものことだが、S10についての情報はすでにこれでもかというほどリークされている。われわれは考えられるあらゆる角度からこのフラグシップ機の写真を見てきた。そういった次第で、かなりの確信をもってS10はこうなるだろうとわれわれは予測している。

まず第一に、サムスンはディスプレイ上端のノッチを廃止している。トップベゼルは細く、そのすぐ下のSamsungがInfinity Oと呼ぶディスプレイの裏にピンホール・カットアウト方式でセルフィー・カメラが設置されている。最近発表されたGalaxy A9 Proに見られるものとほぼ同じ仕組みだ。一方、S10 +はフロントカメラを2台搭載するためにピンホール・カットアウトを横長の楕円形にしている。

興味ある点は20日に発表されるS10には3シリーズが用意されていることだ。スタンダードなS10(6.1インチ)、大型のS10 Plus(6.4インチ)、および廉価版(5.8インチ)が発表されると見られている。廉価モデルはSamsung版のiPhone XRだ。このプロダクトにはGalaxyを特徴づける曲面スクリーンは搭載されていないかもしれない。

振り返ってみればサムスンのNoteは電池の能力不足が目立つプロダクトだった。そこでSamsungはS10に3100mAh、S10+には4100mAhのバッテリーを搭載した。これでバッテリー駆動時間を大きくアップさせることを狙っているという。事実なら巨大なバッテリーだ。

バッテリーの情報に比べると驚きは小さいが、チップはQualcomm Snapdragon 855だという。855は今年、iPhone以外のフラッグシップ機種のほとんどに搭載されるはずだ。Android 9(Pie)も確実。ただし5Gサポートはまだ確実ではない。サムスンはすでに次世代携帯電話技術を採用したスマートフォンを1つならず2機種用意していると発表したことは事実だが、S10がその中に含まれるかどうかはまだ分からない。

ただし5G搭載のGalaxy S10 Xが準備されているという噂は事実なのかもしれない。Samsungが5Gをいきなり主力モデルに投入するより可能性が高いだろう。今年は結局のところ5Gの普及が飽和点に届くことはない。S10モデルは今後5Gモデルを追加し、4シリーズとなるかもしれない。

同様に、ヘッドフォンジャックの有無についての噂もいたるところに流れている。最新のリーク画像ではサムスンがジャックを維持しているように見える。かつてあらゆるデバイスに装備されていた伝統的ポートを残す数少ないフラッグシップになる模様だ。

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Samsung Galaxy S10は標準、大型、廉価の3モデルになるらしい

Evan Blassがツイートしたリーク画像によると、 Samsungの新しいフラグシップ機は3モデルになるようだ。Samsung Galaxy S10、Samsung、Galaxy S10+、Samsung Galaxy S10Eが準備されているという。

Blassは数週間前にも新Galaxyのリーク写真を発表しているが、今回はさらにバリエーションが加わった。写真で分かるように、S10は各モデルとも画面トップの切り欠きがない。S10ではセルフィーカメラをホール・パンチ(画面の裏側から撮影する)方式に変えたようだ。指紋センサーもこの方式で前面のスクリーンの裏に配置されるかもしれない。

前モデルと同様、S10でもメイン機種に加えて大型スクリーン版がS10+として用意される。リーク写真だとS10+はセルフィー・カメラも2台になるようだ。

S10Eは今回新たに追加されるラインナップで、SamsungではS10の発売を機に廉価版を出すことにした。 上級モデルのメイン・カメラは3台だが、S10Eでは2台に簡略化されている。おそらくS10EのディスプレイはAMOLEDではなく普通の液晶だろう。

SamsungではS10の発表イベントを2月20日にサンフランシスコで開催する。われわれも現場からレポートするのでご期待いただきたい。

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Samsungの障害者用外骨格製品を試着して歩いてみた

Samsungの新しい事業であるロボット部門は、その中途半端な姿勢が疑問を喚(よ)んでいるが、でも同時に同社は、そのGEMS(Gait Enhancing and Motivation System, 歩行の強化と動機付けシステム)を嬉々としてデモしてくれた。

デモには、三つの着用型外骨格、A(ankle/足首), H(hip/尻), そしてK(knee/膝)が含まれていた。それぞれ、異なるニーズと筋肉に奉仕するが、歩行アシスタント+介護者の力とバランスのアップ、という機能性は同じだ。

障害者等用の外骨格製品はもちろん、Samsung以前にもいろんな企業が作っている。そのそれぞれが、歩行の補助やリハビリ、あるいは仕事の現場などで難しい作業のアシスタントとして利用されている。RewalkやEkso, SuitXなどの企業が強力な製品を提供しており、また複数の自動車企業がこの分野に投資している。

そんな中で、新人Samsungが何を提供できるのか、まだよく分からないが、確実なのは同社がお金持ちであることだ。ノウハウも、そして優秀な社員も抱えている。ロボットに関しても、本気で取り組めば、きっとすばらしい製品を作れるだろう。

H(hip/尻)システムを試着してみたが、アシストと抗力機能は完成しているようだ。同社の社員は抗力(resistance)機能のことを、水面下を歩くような感覚、と言ったが、もっと良い比喩が欲しいね。アシスト機能は、最初はよく分らなかったが、実際に階段を上がってみると納得できた。

ロボットもそうだが、この外骨格プロダクトも、スマートフォンとテレビとチップの会社と思われている同社の製品群の、どのへんにどうやって収まるのか。次のCESが始まる前に、組織も事業も元気に動き出すことを期待したい。

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SamsungのQ4も利益は下降、メモリチップなど半導体の需要低迷で

がっかりするような結果を覚悟しなければならないのは、Appleとそれを取り巻くアナリストたちだけではなかった。Samsung Electronicsの2018最終四半期の決算ガイダンスも、二年ぶりに利益が減少するだけでなく、アナリストたちの予想をはるかに下回っている。同社はその下降の原因として、メモリチップの需要が予想外に低かったことを挙げている。これまでの各四半期ではメモリが、同社のスマートフォン事業の低迷を補ってあまりある存在だった。

Samsung Electronicsによると、約10兆8000億ウォン(96億7000万ドル)の連結営業利益は、前年同期の15兆1500億ウォンを28.7%下回り、Thomson Reutersが取材したアナリストたちの予測13兆2000億ウォンすら下回る予想だ。連結売上の予想59兆ウォンは前年同期65兆9800億ウォン(529億ドル)を10.6%下回る。アナリストたちの予想は62兆8000億ウォンだった。

声明で同社は、“メモリビジネスの困難な状況により2019年の第一四半期も低調な決算が続くことが予想される”、と言っている。とくにデータセンターの顧客の一部において、需要が予想外に弱かったそうだ。

先週は、SamsungのライバルAppleが、第一四半期決算のガイダンスを下げ、CEOのTim Cookは、売上予測が当初の890-930億ドルから840億ドルにダウンする、と述べた。新興市場における需要低迷がその原因とされたが、しかし一般的にスマートフォンの市場そのものが最近の二年は不調なのだ。

ほぼ1年前にGartnerが、2004年以来初めてのスマートフォンの全世界的な売上減を報告した。そのときは、高品質な低価格スマートフォンの不在によりアップグレードが不調だったことと、とくに高級機のオーナーに長期保有の傾向があることが、市場低迷の原因とされた。

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Apple、SamsungのスマートTVにiTunesコンテンツ提供へ

Appleは今年自前のストリーミングサービスを導入する計画だが、それに先駆けて同社はSamsungと提携し、SamsungスマートTVからiTunesにアクセスできるようにする。Samsungは今朝、世界100カ国超で新しいアプリ“iTunes Movies and TV”を使ってSamsungスマートTV上でiTunesの映画やテレビ番組を視聴できるようになる、と発表した。また190カ国超で AirPlay 2もサポートする。

新しい“iTunes Movies and TV”アプリを使ってiTunesのコンテンツに直接アクセスできるようになるテレビメーカーはSamsungが初めてだが、iTunesのコンテンツがAppleのエコシステム外で利用できるのはこれが初めてではない。

iTunesのコンテンツはすでに、Prime Video、Google Play、Microsoft Movies&TV、Vuduそのほかで購入したものと同様にサードパーティーのMovies Anywhereアプリでアクセスできるようになっている。このアプリは現在、RokuやFire TV、Apple TVといった多くのストリーミングメディアサービスと連携している。加えて、Apple Musicは今やAndroidデバイスやEchoスピーカーでも流すことができ、 iTunesはWindows PCでも利用できる。

Samsungによると、Appleの“iTunes Movies and TV”アプリで、SamsungのスマートTV所有者はすでに持っている iTunesのライブラリや iTunesストアをブラウズできる。 iTunesストアでは4K HDRの豊富なセレクションを含む何十万もの映画やテレビ番組を購入したり借りたりできる。これらの映画とテレビ番組では、ユニバーサルガイドBixby、検索といったSamsungのスマートTVの機能が使える。

一方、SamsungはQLED 4Kと8KのTV、フレームTV、SerifライフスタイルTV、その他UHDモデル、HDモデルなど、幅広いスマートTVでのAirPlay 2サポートを展開する。こうしたTVの所有者はTVでビデオや写真、音楽、ポッドキャストを視聴できるようになる。

「SamsungのスマートTVを通じて世界中の顧客にiTunesとAirPlay 2を提供することを楽しみにしている。iPhone、iPad、そしてMacユーザーは、お気に入りのコンテンツを家の中で一番大きなスクリーンで楽しむ手段を手にする」とAppleのインターネットソフトウェア・サービス担当シニア・バイス・プレジデントEddy Cueは声明文で述べている。

2019年に独自のストリーミングサービスを立ち上げるAppleの計画ーおそらくすでに展開しているiTunesアプリを通じてーを考えるとき、Apple TVはさほど浸透していないために、リビングルームにあるより多くのデバイスでアプリを利用できるようにする、というのは理にかなっている。

Samsungは、新しいアプリとAirPlay 2は今春、2019 Samsung Smart TVモデルで提供され、2018 Samsung Smart TVにはアクセスを可能にするファームウェアのアップデートが案内される、としている。

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(翻訳:Mizoguchi)

Samsung Galaxy S10、初のリーク写真から分かること

むむむ、これは一体なんだ? 多産系のスマートフォン情報リーク屋EVLeaksによれば、これはSamsung Galaxy S10だそうだ。もしそうだとしたら、2か月後のMobile World Congressで披露されるはずのそれの、初めてのリーク写真だ。

アイコンがすべてぼかされているし、トリミングもへたで、非常に雑な写真だ。ソースを隠そうとしたのか? でもスマートフォンの前面の撮り方としてはまともだし、1か月も経てばこれの別バージョンが世の中にどっと出てくるだろう。

ここでいちばんおもしろいものは、イコール、いちばん意外でないものだ。前の世代(S9)でノッチを避けたSamsungは今回それを完全に跳び越えて、本誌が2019年に大流行すると予言した‘穴あけ方式’(hole-punch)のデザインをカメラに採用した。とくに目立つのは、Huaweiがすでに昨年、Samsungに先駆けて同社のNova 4にhole-punchを採用したことだ。

EVが上のツイートで言っている“Beyond 1”は、このフラグシップ機の仮称だ。“Beyond 2”がS10 Plus, “Beyond 0”がiPhone XRのような低価格機だろう。

このリーク写真のもうひとつの注目箇所は、どうやらワイヤレス充電に対応し、そしてSamsungのウェアラブルとの互換性がありそうなことだ。これもまた、Huaweiの最新機Mate 20 Proへの追随だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

2019年に注目すべきスマートフォンのトップトレンド

今年は、スマートフォンにとって良い年ではなかった。なにしろ、とどまるところを知らないと見られていた成長に、初めて陰りが見られたのだ。

まず2月には、Gartnerの調査がこのカテゴリを扱うようになってから初めて、前年比での減少を記録するという、幸先の悪いスタートとなった。強大なAppleでさえ、そのトレンドから逃れられなかった。そして先週には、影響力の強いアナリストMing-Chi Kuoが2019年の売上予想を引き下げたため、株価も打撃を受けた。

人々は、以前ほど頻繁には買い替えたがらなくなっただけだ。これは、フラグシップモデルのできが、どのメーカーのものを見ても、かなり良くなっていることと無関係ではない。多くのメーカーがしのぎを削って戦い続けてきた結果、自分で自分の首を締めることになったとも言える。継続的に買い換えなければならないような差し迫った理由は、もはやなくなってしまった。

もちろん、だからと言って、メーカーは戦いを止めるわけにはいかない。来年には、カメラのような、いわば通常のアップグレードに加えて、スマートフォンの「形状」に対する根本的な発想の転換、さらには5Gへの最初の試みも、いくらかは期待できそうだ。

もし運が良ければ、さらにいくつかの驚きもあるかもしれないが、以下に挙げるトレンドは、2019年の既定路線と考えていいだろう。

5G

中国広州−12月6日:2018年12月6日に、中国は広東省広州のPoly Worldトレードセンター展示ホールで開催されたChina Mobile Global Partner Conference 2018のQualcommのブースで、5G携帯電話を注視する参加者。3日間のカンファレンスは、5Gネットワークをテーマにして、木曜日に始まった。(写真は、Getty Images上のVCG/VCGによるもの)

これについては、しばらく放って置く方がいいかもしれない。ちょっと変な話ではあるが、多くの出版物が、2019年は「5Gの年」であると言いたがっている。しかしそれらはみんなフライングだ。とはいえ、来年には5G携帯電話の最初の波を見ることになるのは確かだ。

OnePlusとLGは、5G携帯電話を約束した。Samsungは、やはりSamsungらしく、その後その2社に追従することを発表した。さらにVerizonも5GのMiFiを確約し、HTCとSprintも、何だこれは、というものを発表した。

他社は、特に目立つのはAppleだが、それらの列に加わっていない。この会社は、2020年までに5G携帯電話を発売することはないと見られている。それでは、進化から取り残されてしまうと思われるかもしれないが、実は5Gというのは、マーケティング上の戦略としてこの世に登場したのだ。5Gが完全に機能するようになれば、スマートフォンや、それに続くものに対して、革新的な素晴らしい技術となる潜在能力を持っている。そして、いくつかのキャリアは、来年初めにも米国内で5Gのサービスを開始すると発表しているものの(AT&Tでさえ、フライングしている)、実際にユーザーが使う携帯電話は、より多くの時間、4Gで接続されることになりそうだ。

つまり、5Gのカバーエリアが広がるまでは、ほとんど利用しない機能ために、高額の利用料金を支払うことになる。もちろん、だからといって、ハードウェアメーカー、コンポーネントの製造会社、それと手を組むキャリアが、そうしたデバイスをできるだけ早く市場に投入するのを止めようとするはずはない。余計な出費をする前に、自分のキャリアのカバーエリアの地図を確認した方がいいだろう。

折りたたみ式


これまでに、2機種が発表された。しかし実際には1つ半といったところだろう。スマートフォンメーカーは、次の目玉を見つけ出そうと躍起になっているので、さらに何機種かを見ることになるのは間違いない。何年も待たされたあげく、これまでに登場した折りたたみ式の携帯電話は、がっかりさせられるようなものだった。

Royoleは魅力的だが、その実用化にはまだ足りないものがある。Samsungのプロトタイプは、当分の間、やはりプロトタイプに過ぎない。同社は、それを最近の開発者会議の中心に据えていたが、具体的な製品化を明らかにすることはできなかった。なぜなら、まだ完成した製品を発表するための準備ができていないからだ。

長年期待を集めてきた技術が、ようやく消費者向けとしての準備を整えた今、いくつかの会社が、さまざまな形状の製品を模索していることに期待してもいいだろう。状況から考えて、GoogleがSamsungと協力して、その形状に合わせたAndroidのバージョンを開発したことは間違いない。ちょうどAndroid Pieがディスプレイ上部のノッチに対応したのと同様だ。

もちろん、5Gと同じように、こうした折りたたみ式の製品にも特別高い価格が付けられるだろう。しかし初期の目新しさがなくなったとき、そうした製品が人生に不可欠であると消費者に納得させることは、かなり難しい課題となる。

ピンホール


ベゼルは忌み嫌われている。良かれ悪しかれ、ノッチはフラグシップのスマートフォンの主流となっている。実際に誰もが(Samsungを除いて)、エッジ・トゥ・エッジを実現するために、その切り欠きを採用している。Googleでさえ、それをAndroidに取り込んだ(世の中にノッチを普及させておきながら、Pixel 3 XLは一段と高いところから見下ろしているようだが)。

Oppoのポップアップカメラのような、巧妙な代替策も登場しているし、さらにいくつかが続くだろう。Huawei Nova 4のように、ディスプレイにピンホールを開けたデザインは、大多数のカメラメーカーにとって、より合理的な選択肢のように見える。

埋め込み指紋認証


全面ディスプレイへの競争の側面には、指紋認証をどうするかという問題もある。いくつかの会社は、それを背面に移動した。また別の会社、たとえばAppleは、顔認証を採用することで、指紋認証は廃止した。もちろん、そうした技術は、顔の完全な3Dデータを登録できない限り、かなり簡単にごまかすことができる。そのため、指紋認識がすぐに廃れてしまうことはない。

OnePlusの6Tは、ディスプレイ内蔵の指紋認証を市場に投入した最初の製品となった。それは非常にうまく機能している。その技術の仕組みは以下の通りだ(数ヶ月前の私自身の記事から引用)。

画面がロックされると、どこを押すべきかを示す指紋アイコンがポップアップ表示される。指が正しい位置に置かれると、AMOLEDディスプレイが強く発光し、指の表面からの反射光によってスキャンする。メーカーは、0.3秒ほどでスキャンが完了するとしているが、私自身のテストでは1秒近くかかった。親指を適切な位置まで動かす時間を含めれば、もっとかかることもあった。

2月ごろに発売される予定のSamsungのS10も、その技術を採用すると言われている。そして、他の多くのメーカーがそれに追従したとしても、まったく驚くには値しない。

カメラ、カメラ、カメラ(そして、カメラ)


背面カメラの合理的な最大数はいくつだろうか? 2つ? 3つ? 数ヶ月前にリークされたNokiaのモデルが搭載する5台のカメラというのはどうだろう? 電話機が脇役になって、カメラが主役になるのはいつなのだろうか? このまま多くのメーカーが写真で差別化しようとし続ければ、やがて存続の危機に対処しなければならないような事態にもなりかねない。

最近のスマートフォンのカメラは、どこを見渡しても非常に優れているので、シンプルな解決策は、単純に数を増やす、ということになる。LGの最新モデルは、数を増やすことがどれだけ効果的であるかを示す、好例となっている。そのV40 ThinQは、前面カメラを2つ、背面カメラを3つ備えている。背面の3つは、標準、超広角、そして2倍の光学ズームレンズとなっている。スマートフォンは薄いので、1種類のカメラでは十分な光学ズーム性能を実現し難いが、3種類用意して、それぞれ異なるなるタイプの画像を撮影しようというわけだ。

それとは反対に、既存の部品を使いながら、よりよい写真が撮れるようなソフトウェアの開発に、それなりの投資をしている会社もある。AppleとGoogleは、ちょっとしたAIと機械学習の採用でも、写真撮影をどれほど向上させられるかを、いずれも最新のモデルで実証した。そうした技術は、特に非常に暗い場所での撮影と、ズーム機能に大きな効果を発揮する。

画像クレジット:Otto Steininger/Getty Images

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Verizonと並びAT&TもSamsungの5G機を来年前半にリリース、もうひとつ別の5G機も

Samsungは昨日(米国時間12/3)、来年の前半に5Gの携帯を市場に投入すると発表し、キャリアとしてVerizonの名を挙げていた。しかし今朝はAT&Tが慌(あわ)ただしく、まだ名前のないそのスマートフォンを2019年の前半に提供開始する、と声明した

翌日版となったそのプレスリリースでAT&Tは、Verizonと同じく、ハンドセットに関する情報よりも、二社が関与したことに関する自画自賛を強調している。AT&Tは5Gの、“まだ誰も見たことのないような技術”を訴え、“顧客には最良のテクノロジーとイノベーションを提供する”と誓っている。

同社はまた、Samsungの無名機は同社が最初に計画していた5Gデバイスではない、と急いで加筆している。その名前は同社が10月に発表したモバイルのホットスポットの名前でもあるらしい。そのリリースの日程は発表されていないが、それもまた2019年の前半と見るのが、妥当なところだろう。

昨日も書いたように、OnePlusやMotorolaも来年の同じ時期に5Gハンドセットをリリースする、とすでに約束している。一方AppleのiPhoneが5Gに対応するのは、2020年だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Samsungは2019年に5G携帯電話をリリース

Samsungが、2019年のロードマップにおける重要な手の内をまた1つ明らかにした。数週間前に、折り畳み可能携帯電話について発表したときのように、同社は今週マウイ島で開催されるQualcomm Snapdragon年次サミットで、再びコンセプト実証モデルを披露する。

SamsungとモバイルパートナーのVerizonは、来年前半でのリリースを狙っているものの、製品仕様などに関する詳細は、今回も深くは触れられないだろう。ここではQualcommがキーハードウェアパートナーを務めている。Snapdragon X50 5G NRモデムとアンテナモジュールを、Snapdragon Mobile Platformを介して供給するのだ。

この発表によりSamsungは、OnePlusやMotorolaのような、2019年に5Gを提供することを約束している幾つかの企業の1つとなったわけだが、Samsung以外の企業はこれを、Moto Mod(Motorolaの提供する拡張モジュール)を用いて提供する予定だ。一方、Samsungの主要な競争相手であるAppleは、最新の噂によれば2020年までこの技術を採用する予定はないようだ。

Samsungは既にこの技術を取り込み済で、Mobile World Congress 2017では5Gの家庭向けルータを展示していた。一方、当社TechCrunchの親会社であるVerizonの上司たちは、家庭用5Gサービスのデモンストレーションを、ヒューストン、インディアナポリス、ロサンゼルス、そしてサクラメントなどのいくつかの都市で行っている。

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(翻訳:sako)

Samsung、労働環境問題で謝罪。補償金支払いへ

和解から数週間、Samsungは従業員に病気や死亡をもたらした工場労働環境について謝罪した。「病気を患った社員とその家族に対して心からお詫び申し上げる」と役員のKinam Kimが先週の記者会見で言った。

これは、同社の液晶およびチップ製造ラインに対する長年続いた健康上の訴えを受けたもので、数十人の従業員が病気を患い脳腫瘍や白血病患者もいた。The Associated Pressが伝えた。

2007年に従業員が白血病で死亡した後、労働者らに代わって支援者グループが戦ってきた。公開謝罪に加えてSamsungは、労働環境による発病に対して従業員1名あたり最大13万3000ドルの慰謝料を支払う。流産や労働者の子供が小児がんになったケースもあった。

謝罪の中でSamsungは、以前の対応が「不十分」であったことを認め、今後労働環境を改善していくと語った。エレクトロニクスの巨人は2028年までに保証金を支払うことを約束した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsungのデュアルスクリーン折りたたみスマホはいまいち

最初に言わせてほしい。折りたたみスマホ/タブレットのデバイスというアイデアはすごく好きだ。僕は、マイクロソフトが開発を試み、結局失敗に終わったCourierのファンだった。ユニークな形状や曲げられるものに僕は大賛成だ。しかしSamsungが初めて披露した折りたたみデバイスは不可解なもので、おそらく発売時には終わってると思う。新しいことにチャレンジするという姿勢は称賛したいが、この折りたたみデバイスに関してはもう少し開発に時間をかけるべきだった。

もちろん、僕はこのデバイスを使ってはいない。だからこの記事は十分な知識なしの僕の意見だ(教化のために記事化した)。しかしこのデバイスは本当に変だ。もちろん良い意味でではない。小さなスクリーンのまわりに大きなベゼルがある分厚い電話で、開くと小さなタブレットになる。誰もこんなの欲しくない!

考えてみてほしい。なぜ大きなスクリーンが欲しいのだろう?

多くの人がおそらくそうだろうが、ビジュアルメディアのためであれば、ほとんどのビジュアルメディアがいまワイドスクリーンであり、水平(YouTubeとNetflix)か垂直(InstagramとFacebook)だ。水平にするか、垂直にするかはかなり簡単に変えられる。基礎幾何学のために、このデバイスの中の“大きな”スクリーンは、ビジュアルメディアをたくさん見せることはできそうにない。フロントのスクリーンよりは大きいくらいだ。

(このデバイスの場合、これはフロントディスプレイのベゼルが本当に馬鹿でかいからだ。彼らがなぜ会場の照明をオフにしたと思う?ノーティフィケーションバーの位置を見てほしい)。

中のスクリーンは、2つの背の高いスクリーンを隣り合わせにしたようだ。1つのスクリーンを倍に広げることになるが、デバイスを横にした時はそれあまりに広い。この大きなスクリーンで得られるのは、たくさんのレターボックスかウィンドウボックスだ。それから、おそらく厚さは4分の3インチ、重さはハーフパウンド。まるで怪獣だ。

パワーユーザーなら生産性のために大きなスクリーンが欲しいかもしれない:電子メールとドキュメントの取り扱いはGalaxyノートのような大きなデバイスではかなりいい。すると、折りたたみタブレットにはエクセルの可能性がある(たとえばの話)。言葉だったりチャートだったりコントロールだったりをそこで扱うことはできる。素晴らしい! しかしこのスマホがパワーユーザー向けのものであれば、なぜフロントに小さなスクリーンを持たせる必要があるのだろう。ノーティフィケーションを素早くチェックしたり、あるいは無視したりするためのものかもしれない。しかし一体誰が欲しがるだろう。そうした使用体験は、デバイス全体にデザインされたものよりもいつも劣る。

僕はむしろ本スタイルのスクリーンが内部だけにくるスマホを歓迎するだろう。それだと、スマホを使いたい時に開けて広げるのを邪魔しない。大きなスマホを使っている多くの人がどのみちスマホに本みたいなカバーをつけているのだから! その数インチの四角形を、クレジットカード入れやそのほかの用途ではなくディスプレイとして使うことができたら素晴らしい。

他にもそのスクリーンのクリエイティブな使用法がある:左半分と右半分は異なるアプリ;上半分はコンポーズ、下はキーボード;上半分はメディアで下はコントロールとコメント。書くよりも早くそうした使用法が思い浮かんだ。

一方、“フロント”ディスプレイの意義ある関わり方や、決して同時に見ることのない第二のディスプレーとしての使い方が僕には思いつかない(それとも第一ディスプレイなのだろうか)。思うに、第一か第二のディスプレーどちらかを使うことになるが、それは結局デバイスの全能力を使えないことを意味する。

どんなものだったらクールだろうか。この形状で現Galaxyにあるようなベゼルディスプレイを使ったデバイスだ。スマホを本のように閉じることができ、しかし、バッテリー残量やメッセージなどを知らせる常にオンのノーティフケーションストリップが1つ(あるいは2つ!)付いているものだったらどんなに格好いいだろう。しかも、デバイスを1回タップすると、自動で物理的に開くとか! それは素晴らしいものになるだろう! しかもSamsungなら作れるはずだ。

なのに、彼らがつくったのがこれ。

私にとってはがっかりするものだった。それは、彼らがデザインしたデバイスが好きではなかったからだけではない。このスマホの必然的な誤りが、ユニークなデバイスをつくろうという業界の野望のようなものを冷ましてしまうだろうと考えたからだ。しかし、それは間違いだ! 人々はクールで新しいものを欲している。しかし人々はまた、そうしたデバイスに合理的なものであってほしいのだ。

僕はこのテクノロジーがいかに伸びるか期待を寄せている。そして数年内に折りたたみスマホを所有しているだろうと推測する。しかしこの初のデバイスは大きな踏み誤りで、いかようにもなる未来を発展させるどころか後退させるものに思える。

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(翻訳:Mizoguchi)