Atom Ticketsの新しい映画チケットは、Snapchatアプリ内で直接サービスを提供するために、Snapの新しいミニアプリ配信プラットフォームを利用する。好みにアプリには、瞑想アプリのHeadspaceなどがある。
Atom Ticketsは、ミニアプリは今夏の初めに発売する予定だったが、新型コロナウイルスの感染蔓延の影響で全国の映画館が閉鎖されたため、その計画は頓挫していた。現在は映画館が再開し、「Tenet」「Bill and Ted Face the Music」「Wonder Woman」「The New Mutants」などの新作が銀幕に登場する中、新サービスを売り込むのに適した時期になったようだ。
「場所の安全対策と映画に戻ることを熱望する映画ファンと、我々はタイミングがSnapchat上でAtomのチケットの経験を起動するために右だった知っていた “マシューBakal、共同創設者とAtomチケットの会長は、声明の中で言った。”私達は映画ファンが欲しいものを与える安全な、無接触のデジタルサービスを提供して幸せである-映画を脱出し、楽しむ少しの時間。私たちは、社会的なプラットフォームとしての私たちの既存のDNAに基づいて構築された新しいMovie Tickets by Atom Miniが、映画を見に行くことをより簡単にし、友人を一緒に連れてくることを確信しています。”
Atom Ticketsの共同創設者で会長のMatthew Bakal(マシュ−・バカル)氏は声明で「安全対策が整っており、映画ファンが映画館に戻りたがっていることから、SnapchatでAtomのチケット販売体験を開始するのは適切なタイミングだと考えました」と述べた。「私たちは、安全で非接触型のデジタルサービスを提供することで、映画ファンは欲しいものを手に入れられます。Atom Miniの新しい映画チケットは、我が社の既存のDNAをベースにしたソーシャルなプラットフォームによって、映画をより身近にして友達を結びつけるものです」と続ける。
Snap Miniは、Snapchat内で提供されるミニアプリサービスで、同社のメッセージングインターフェースからアクセスできるのが特徴だ。Movie Tickets by Atomでは、ユーザーはチケットを購入し、ダイレクトメッセージ、グループチャット、ストーリーで詳細を投稿して共有、友人が近くの席を見つけられるようにリンクを含めることもできる。
SnapのプラットフォームパートナーシップのディレクターであるAlston Cheek(アルストン・チーク)氏は「Movie Tickets by AtomがSnapchatに登場することに、これ以上の喜びはありません。Atom Ticketsは、Snapにミニアプリとしてシームレスなeコマース体験を構築し、北米のSnapchatユーザーに最高のものを提供するでしょう」と声明で述べている。
Atom Ticketsは、AMC Theatres、Cinemark、Harkins Theatres、National Amusements’ Showcase Cinemas、CMX Cinemas、Landmark in Cinemas of Canada、Studio Movie Grill、Malco Theatres、Landmark Theatres、ArcLight Cinemas、Larry H. Miller Megaplex Theatresなど、新しくオープンしたばかりの映画館と提携している。
画像クレジット:Sunil Ghosh / Hindustan Times / Getty Images
Snapchatの場合、ユーザーはSnapが約束している「しっかりとした」音楽カタログから音楽を選び、ビデオを撮る前後に追加できる。これはWarner Music Group、Warner Chappell、Universal Music Publishing Group、NMPAパブリッシャー会員、Merlinなど音楽産業パートナーとの提携によるものだ。こうしたパートナーがSnapchatアプリでの音楽使用のライセンスを与える。
新しいスナップを音楽付きで受け取った人は、スワイプしてアルバム画像や曲のタイトル、アーティスト名を閲覧できる。そして「Play This Song」リンクも利用できる。クリックすると、スニペットではなくユーザーがSpotifyやApple Music、SoundCloudといったお気に入りのストリーミングプラットフォームで曲をフルに聴けるようにするLinkfireのウェブビューが開く。
■ショッピングモール Snapchat:CEOのEvanは一人ひとりに見せ始めて、使い方を教えたり、なぜ面白いかを説明した。アプリのダウンロードまで彼が代わりにやってあげていた。ユーザー獲得のために何でもやった。ショッピングモールに行ってSnapchatのチラシもばらまいてた。ショッピングモールで「消える写真を送ってみたいか?」と聞いて、よく断られてた(Billy Gallagher氏、How to Turn Down a Billion Dollars, The Snapchat Storyより)。
■Hacker News Dropbox:CEOのDrewは簡単なプロダクトのデモ動画を2007年4月にHacker Newsに投稿した。そのタイトルは「My YC app: Dropbox – Throw away your USB drive」(僕のYCアプリDropbox:USBドライブを捨てよう)。その動画で初期ユーザーを集めた(John Popel氏)。
■アプリストア TikTok(Musical.ly):当時はアプリストアに秘策があった。アプリ名をすごく長くできた。そしてアプリストアの検索エンジンはキーワードよりアプリ名にウェイトをかけるのを知ってた。なので、アプリ名を「make awesome music videos with all kinds of effects for Instagram, Facebook, Messenger」にしたら検索からの流入が入ってきた(Alex Zhu氏)。
■既存のオンラインコミュニティ Netflix:ユーザーとつながるためにCorey Bridgesをユーザー獲得するために採用した。彼はライターとしての才能があった。Coreyが気づいたのはDVDオーナーはネットのウェブフォーラムなどで集まっていたこと。そのコミュニティに入り込もうとした。CoreyはNetflix従業員とは名乗らず、映画好きな人として会話に参加したり、友達を作った。そこで、徐々にコミュニティ内のモデレーターや一番リスペクトされてたユーザーにNetflixと言う素晴らしいサイトを宣伝し始めた。ローンチ前から大きく種まきをしてくれてた(Marc Randolph氏、That Will Never Workより)。
Instagram:創業者は初期ユーザーを慎重に選んでいた。良い写真家、特に高いTwitterフォロワー数のデザイナーを選んでた。その初期ユーザーが最初のトーン、良質なコンテンツを出した最初のInstagramをプロモーションするインフルエンサーキャンペーンと言えるだろう。Jack DorseyはInstagramの一番の営業マンだった。最初は彼の投資が(Instagramの前身のサービスである)Burbnではないアプリに行くことに対してショックだったが、すぐにInstagramをBurbn以上に好きになった。そしてInstagramが2010年10月6日にローンチした時に、Jack Dorseyが共有してくれたおかげですぐにバズった。アップルのアプリストアのカメラアプリの中でいちばんになった(Sarah Frier氏、No Filter: The Inside Story of Instagramより)。
DNCはAirbnbにとってよかったが、結局1週間しか続かなかった。創業者がイベントからのインパクトを最大限に広げられないかとキッチンで座ってたときに、シリアルを売って黒字化するアイデアを思いついた。2人ともデザイナーで名門ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの卒業生だった。嘘のシリアルの「Obama O’s, the Cereal of Change」と「Cap’n McCain’s, a Maverick in Every Box」を考えた。箱のアートは彼ら自身で考え、カリフォルニア大学バークレー校の生徒にお願いして安く箱を印刷してもらった。箱はフラットな長方形で印刷されたので、1つひとつ形を切り取って手作りした。
創業メンバーはいろんなテックブロガーに箱を送り、それについて記事を書いてもらった。その後に一箱40ドルで売った。Obama O’sが売れすぎて、Cap’n McCainを無償でつけるようになった(Pandoより)。
Instagram:PR会社を使わずに直接プレスにコンタクトした。これは正しい戦略だったとKevin Systromが語る。いいプロダクトと熱い創業者からピッチするといい記事となる。プロダクトを好きになりそうな人に関しては躊躇なく連絡した。それがうまくいった。New York Timesとかに連絡する意味がないといろんな人から言われたが、NYTは話すだけではなく、直接会いにきてくれた。そして2010年10月にローンチした同日にプレスが出て、サーバーへの負担がハンパなかった(TNWより)。
Los Angeles Rams (ロサンゼルス・ラムズ)は、この流れに乗ったばかりのNFLのチームだ。今年後半にNFLで最もハイテクなスタジアムがオープンするのを前に、ソーシャルメディア大手のSnap、そしてEA Sportsのアメリカンフットボールゲーム「Madden NFL」シリーズと協業して、新しいユニフォームのデザインを発表した。このユニフォームは、SnapchatのAR(拡張現実)レンズをカスタムメイドしたもので、ラムズファンの行動を駆り立てる機能が備わっている。
It. Is. Time. From Snow White and the Seven Dwarfs to The Mandalorian, check out basically everything coming to #DisneyPlus in the U.S. on November 12.
Another year of movies is ahead of us! We’ve mentioned a lot of these films already, but here’s a handy list of all the films coming to Netflix this year…so far. (thread)
Snapchat is shifting from social media (Stories got cloned to death) to entertainment (Shows, playing with AR, games) layered atop chat. Smart differentiation vs FB/IG pic.twitter.com/bTpmGN8o7b
Snapchat brings Stories to other apps. Social video app Triller, video messaging app Squad, online dating app Hily and social augmented reality (AR) app Octi are the first apps to integrate their platforms with App Stories. https://t.co/Wkw2JdAIX2pic.twitter.com/WQgkXYyt55
一方Snapchatは、パートナーが偽情報を共有するのを禁じ、同社のクローズドなプラットフォームだけを利用している。それはFacebookといったオープンなプラットフォームを悩ませている、ニュースデマを防ぐためだ。SnapchatはDiscoverのパートナーであるテレビ局や新聞社、通信社(NBCのStay Tuned、Sky News、The Wall Street Journal、The Washington Post、CNN、NowThisなど)などがシェアしている健康情報を強調表示しており、以下のようなものがある(ただし、モバイルでしか見られないコンテンツもある)。
加えて、2つの台本なし番組が期間中に放送される。それぞれ1日あたり2つのエピソードを扱う。1つは、平昌五輪でデビューした「Chasing Gold」で、米国選手団をフォローする。もう1つは、Snapchatユーザー向けに精選された最も心に残る場面のデイリーリキャップで、今年初めての試みだ。どちらもNBCUniversal Digital Labがプロデュースする。
Pew Research Center(ピューリサーチセンター)の調査によれば、この7月の調査の対象となった米国の成人の半数以上(約52%)は、すでにFacebookでニュースを読んでいるという。その結果、Facebookが、ソーシャルメディアの中でもっとも人気のあるニュースソースとなっている。ちなみに、2位はYouTubeで28%、3位はTwitterの17%となっている。Instagram、LinkedIn、Reddit、Snapchat、といった他のさまざまなプラットフォームも、数字は小さいながら、それなりの存在感を示している。
ユーザーがSnapchatカメラを長押しすると、周囲の「Scan」が開始される。算数の式に対する答が魔法のように現れるのだ。10ドル札を撮影すれば、肖像として印刷されたハミルトンが生き返り、ミュージカルからのナンバーを歌い出すだろう。もしピザのスライスをスキャンしたなら、ダンスするGiphyのGIFピザが登場する。ユーザーには新しいSnapchat AR Barも表示される。そこにはScan、Lens作成、あるいはSnapchatのコミュニティによって作成された40万個のAR Lensを探索するための専用ボタンが表示される。実際、Snapの1日あたり1億8600万人のユーザーの75%が、Lensを使って毎日プレイしており、これまでの累計プレイは150億回に達している。ScanはScan.meと呼ばれるスタートアップの買収によって開発されたものだ。これまではSnapに友達を追加したりLensをアンロックするための、QR Snapcodeのための機能を提供していた。