世界の殆どで、Twitterはこう使われている

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何だかよくわからないが、Twitterには3.16億人だかのユーザーがいて、成長していない。 彼らは成長できるのか? 成長するのか? Twitterが何とかして消費者と共に勢いづき、投資家の信頼を取り戻したいのなら、答えなければいけない質問がたくさんある。

Twitterにとって一般認知度は問題ではない。Twitterを使っていない、そして今後も使うことのない多くの人々もTwitterが何であるかを知っている。そこは人々がわめき散らす場所だ。時々ニュースが湧き出るところでもある。そしてスポーツチームがダベりあう場所。

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先週末ESPNの人気番組Sports Centerで、ヤンキースがワイルドカードゲームのホーム球場開催権を得たことを聞いた。そうなったことは知っていたが、上のような劇場状態のことは知らなかった。

– チームAが他球場の途中経過をツイートで発表する
– チームBがそのツイートにお気に入りをつける
– チームAが元ツイートに対するチームBのアクションについてツイートする

私はTwitterでヤンキースをフォローしていない。誰がするものか。私はフィリーズファンだ。私は全く見ていなかった。

しかし…

ESPNが私に見せて、説明した…背景と共に。テレビ局は非常に「押しつけ」がましいやり方で、一般消費者であってコアなTwitterユーザーでない私に、Twitterは重要であり「誰もが」そこにいることを改めて強調した。もちろん画面にはお気に入りをつけたりシェアするためのボタンはない。しかしESPNのようなチャンネルが生放送時間を費してツイートを説明するのを見て、私はこのサービスがわれわれの生活に組み込まれていることを思い知らされた…好調な四半期決算を見るのとは違う形で。そう、企業経営にとっては決算の方が重要だ。すべては自然に起きている。

同じことは殆どのニュースネットワークで、もちろんCNNでも起きる。Twitterのニュアンスは、ツイートする人の個性によってほぼ作られ、われわれの日常に入り込んでいる。どの会社もそのためなら何でもする。そうだろうか? いや、それを収益化できればの話だ ― Twitterにはできていない。

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なぜTwitterは、ツイートを表示したり話題をシェアしたりすることを、自分たちよりうまくテレビ局やメディア企業にやられているのか。これはIT業界最大の謎の一つだと私は思っている。もし一連のツイートが主要なテレビ視聴者にとって十分意味があるなら、なぜオンラインでTwitterそのものの群がる人々にとって十分でないのか?なぜ、文脈のあるツイートによる魅力的体験は、4~5年来既にTwitterを使う唯一の方法になっていないのか?

¯_(ツ)_/¯

誰がTwitterの次期CEOになろうとも、この会社は他の全員が既に見つけている答を見つけ出す必要がある ― そしてウォール街が喜ぶようにそれを実行することが。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Twitter、Jack Dorseyの永続的CEO復帰報道で4%高

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今日(米国時間9/30)Re/codeは、数ヶ月に及ぶ噂の後、Jack Dorseyが永続的CEOに就任すると報じた。これまで投資家や同社に近い人々はDorseyの登板を望んできたが、取締役会の手続きが続いていた。そとも早ければ明日には完了するとRecodeの情報筋は伝えている。これは、DorseyがTwitterとSquareを同時に率いることを意味している。取締役会も改編され、元CEOのDick Costoloは退任する見込みだ。

Twitterの株価はこのニュースを受け4%以上高値をつけた:

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投資家のChris Saccaは、次期CEOにDorseyを推す熱心な支持者の一人だ。Dorseyにとってこれが2度目の任務となる。

[多くの投資家、アナリスト、ユーザー、広告主、メディアパートナー、およびTwitter従業員にとって、誰かが次のTwitter CEOになるべきかは明白だ。]
[Twitterは @jackを永続的CEOに指名し、@adambainをプレジデント兼COOに昇格させるべきだ。@evは取締役会最高責任者になるべきだ。]

Saccaをはじめ多くの人々は、Twitterがサービスを進化させ成長を促進して再び軌道に乗るためには、Dorseyが適任であると信じている。それはこれが元々彼のプロジェクト(Ev WilliamsのOdeoに基づく)だからだ。彼はTwitterの「心の拠りどころ」であると、内部で度々言われてきた。

元Twitterのプラットフォーム責任者で現在Redpointの投資家であるRyan Sarverは、Dorseyの復帰について思いをこう語った。

[私は今もTwitterが10億人以上の人々に触れる世界で最も重要なサービスの一つになれると信じている。]
[Twitterは才能ある人にとってずっと面白い働き場所になり、@Jackは最高の人材を引き入れる能力を見せてきた。]

果たしてDorseyが実際CEOに復帰するかどうかに関して、あるゆる兆候は肯定的だ。残る疑問は「いつ」だけだ。その疑問は一部人材の流失や不満を呼んだ。おそらくこれがTwitterに必要なパンチなのだろう。

本誌はTwitterとSquareの両社にコメントを求めており、情報が入り次第続報する予定だ。

アップデート:両社ともコメントを拒んだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

あのエドワード・スノーデンが「@Snowden」のTwitterアカウントを開設

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読者の方々には、この2年間ほどエドワード・スノーデン(Edward Snowden)関連のニュースを追いかけてきた人も多いことだろう。これからはスノーデンの追っかけが、多少はらくになるかもしれない。スノーデン自身のTwitterアカウントができたのだ。

フォローしてもフォローバックは期待しない方がいいと思う。現在のところスノーデンは、ただアメリカ国家安全保障局(NSA)のみをフォローしている。

かつて政府職員であったスノーデンは、まず最初に以下のようなツイートを投稿している。

現在ロシアに滞在するスノーデンは、これまで通り監視社会に対する注意喚起を行おうとしているのだろう。スノーデンはアメリカの諜報機関の活動についての政府秘密文書をマスコミにリークして、亡命生活を余儀なくされている。これまでもカンファレンスに参加したりインタビューには応じてきていたが、Twitterにアカウントを設けることで、政府の監視行動についてよりダイレクトで影響力のある発言を行うことができるようになる。

スノーデンのアカウントはTwitterが本人であると確認している。プロフィールには「政府のために働いていたが、今は公衆のために働いている。@FreedomOfThePressのディレクター」と記されている。

The Interceptの記事によれば、スノーデンはこのTwitterアカウントを個人で運営しているのだとのこと。最近行った宇宙物理学者のNeil deGrasse Tysonとのインタビューの中でも、スノーデンはTwitterにアカウントを開設する可能性について語っていた。

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(翻訳:Maeda, H

Twitterの投票(二択質問)機能はとってもひどいアイデアだ

If you use this photo, please link to www.CGPGrey.com for attribution.

ついにやった。Twitterがその掟(おきて)を破った。新しいCEOが、ではない。違う。それは、ユーザが関心を持つであろうコンテンツを配布するための、新しい方法でもない。

それは、投票だ。

そのまだ未完成な機能が多くのTwitter社員とアーリーアダプターたちのストリームを襲った。例を一つここに埋め込んでもよいが、長すぎる。画像にしよう:

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Twitterの良いところは、Jack Dorseyや創業者チームがこれまで何度も言ってきたように、人びとが自分の考えを共有し、自分の想いを語り、そのすべてをリアルタイムで行うことだ。投票以上に、これと対極のものはほかにない。実情は、Twitterはお金儲けをするために(統計的に扱いやすい)定型データが欲しいのだ。大量の定型データが欲しい。Facebookが、ずっとずっと昔に思いついたことだ。3億のユーザの140文字の物思いをスキャンして感情や兆候を知る代わりに、彼らは投票機能を展開することにした。

Do you like me? Y/N

私を好きですか? Y/N

ぼくもTwitterで、素敵なフォロワーのみなさまに、質問をしたことはある(今、あらためてお詫びしたい)。そのときは、すばらしい答が得られた。答がすばらしかった唯一の理由は、答を一つとか二つとか三つとか四つとかに制限しなかったからだ。答、といっても、140文字しか書けないし、その中にはユーザ名もある。にもかかわらずすばらしいから、まるで奇跡だった。

でも、こいつはどう?

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[質問訳: オプションが二つしかなくて、本当にいいですか?]

奇跡もクソもない。

投票でも、自分の考えを答えることはできるが、そのためなら、投票は最適の方法ではない。投票の答には、ツイートのほかの要素(テキスト、写真、…)をほとんど付けられないから、人が考えを表す最適の方法ではない。こんなものを、ユーザが求めたのか? これでTwitterの新規ユーザがぐっと増えるのか?

ありえないね。

ブランド(〜企業)やメディアやスポーツチームなどは、昔から二択の質問が好きだ。BuzzFeedもこのクソを埋め込んだし、それに来年は大統領選挙がある! でも、あなたが誰かに投票をぶつけたら、その人の本当の声を聞くことはできない。そんなの、心理学のイロハのイだ。しかし、Twitterは考えた: Twitterユーザの言葉は信用できない、Twitterは彼らに何もしてやれない(それは難しすぎる)、ツイートの構造を工夫すべきだ、コンテンツからお金を得るためにも…。

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これがいつ、Twitterの正式機能になるのか、その発表はない。上に書いたようなテストを今やってる、ということは、いずれ正式機能になるのだ。Twitterにコメントを求めたら、“Twitter上でユーザに投票を求める新しい方法を実験中である”、という答が返ってきた。

Screen Shot 2015-09-25 at 11.42.50 AM

やれやれ(ため息)。

こんなものより、バカな人たちからのいじめ(ハラスメント)がなくなって、もっと多くの人が、もっとたくさん自分の心を語れる方法でも考えろ。TwitterをかつてのMyspaceのQ&Aウィジェットみたいにしてしまったら、ユーザが増えるどころか、近寄らない人が増える。(投票ツイートをポストする人や企業の)うそっぽいプロフィールなんか、見たくもないね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Periscopeは、スクリーンショットをソーシャル体験に変えようとしている

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今日(米国時間9/22)App Storeで公開されたPeriscopeには、視聴者がストリーム閲覧中に撮ったスクリーンショットをシェアする機能が追加されている。画面には小さなスクリーンショットアイコンが現れ、スクリーンショットが撮られたことが全員にわかる。これはPericope版の「リツイート」だと言える。

実に賢い機能でありスムーズに使える、視聴者が自分のフォロワーたちと現状を共有できるところがポイントだ。私はTwitterのフィードで、Perisocpeへのリンクを見かけても無視することが非常に多い。もし誰かが、車椅子でマラソンを完走した男性のことを画像で見せてくれればクリックする可能性は高くなる。

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スクリーンショットが撮られたことの通知は、有名人等の大規模なストリーミングではともかく、個人がストリームを放送したり宣伝したりする際の意味は大きい。Snapchatのようにスクリーンショット絶対禁止なサービスと異なり、Periscopeはスクリーンショットを完全にソーシャルなもにしたがっている。Twitterの関係グラフを活用できるのはもちろんだ。

すべては、Periscopeをセレブ(ネットおよび主流の両方)御用達のライブストリーミングサービスにするためだ。これは最近発表したウェブプロフィール機能とも相性がいい。人々が撮った自分のストリームのスクリーンショットを全部プロフィール画面で見られれば、本物のソーシャル体験になる。

Perisocpeは、独自のエンターテイメントプラットフォームになりつつあり、それはTwitterの別のビデオ機能であるVineともよく似ている。両サービス共に「スター」が登場し企業はそのスポンサーになっている。ブランドは「完全パッケージ」を切望している

今月本誌は、PeriscopeがApple TVアプリを秘かに開発していることを報じたが、これは近い将来ライブストリームをもっと見るようにになることを意味している。

一方、Periscopeはプライベートなブロードキャスト利用も無視することなく、「mutuals」という機能を導入した。これは相互にフォローしている人全員のリストを見て、ワンタップで全員を招待できる機能だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

注意:ISISツイートをリツイートすると、FBIがやってくるかもしれない

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NY Daily Newsの記事によると、FBIは「リツイート」をはツイートへの「支持」であると解釈しているようだ。すべての場合においてというわけではないのかもしれないが、しかしテロ組織であるISISが関係する場合には、当局の評価が厳し目になるらしい。このことについては以前からも指摘されていた。

下に全文を掲載した9月16日付の裁判所文書によれば、官憲はTwitter上での振る舞いをチェックして、それを拠り所としてクイーンズ群在住のAli Saleh(22歳)の身柄を確保したようだ。

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Salehは2013年より、Twitter上でISISの発言を共有していたのだとのこと。

過激な思想を表現したといっても、1度やほんの数回のツイート(ないしお気に入り登録)により官憲がいきなり逮捕しにやってくることはない。しかし悪い方向に進みつつある人物としてマークされることとなるようだ。FBIはSalehを監視下におき、そしてさらなるリツイートなどの行動により、身柄を拘束するにいたったようだ。

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Twitterのプロフィール欄で「リツイートは支持を表明するものではありません」と記載している人は多いが、FBIはそのように捉えないことがあるということを覚えておいた方が良いだろう。とくにテロ関連については慎重であることが求められている様子。

今回のケースの詳細はまだわからないが、官憲側がツイートの「危険性」を独自に判断しうることが示された事例ということもできるかもしれない。支持しているわけでもなく、むしろ揶揄する意図をもってリツイートした場合にも、当局にマークされるというようなことは起こりえるのだと思う。

Twitterなどの公の場に公開したことは、いろいろな解釈を経て取り上げられることがあるということだ。「テロリスト」になってみたいなどと思う人は、ISISのツイートなどをせっせとリツイートすればのぞみの身分を手に入れることができるかもしれない。

本件について、Twitter社のコメントを要求しているところだ。何か動きがあれば改めてお伝えしたい。

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(翻訳:Maeda, H

TwitterとSquareの提携で、新たな政治献金の方法が生まれた

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政治家候補への献金は、ドナルド・トランプの頭髪に関するジョークを140文字で発信するたけでよくなった。

Twitterは火曜日(米国時間9/15)、支払いサービスのSquareと提携してユーザーが政治家候補にツイートで寄付できるようにすると発表した 。候補者はSquare Cashを通じてアカウントを登録すれば、$Cashtagをツイートして支持者から寄付を募れるようになる。Twitter Square

新機能は火曜日の午前にスタートしたばかりだが、Twitterは公開前に全主要大統領候補者に会っている。これまでに9人の大統領候補と民主党全国委員会が参加した。バーニー・サンダースヒラリー・クリントンスコット・ウォーカージョン・ケーシックリック・サントラムボビー・ジンダルランド・ポールマイク・ハカビー、およびマルコ・ルビオの各氏がすでに寄付を求めるツイートを発信している。

有名どころでは、ジェブ・ブッシュとドナルド・トランプがサービス利用者のリストにない。彼らのキャンペーン陣営にコメントを求めたところ、すぐには回答がなかった。

2016年の大統領選挙は未だに一年以上先だが、キャンペーンは既に最高潮に達し候補者たちは党のトップ技術者の獲得を争っている。オバマ大統領が2008年と2012年にインターネットを使った草の根キャンペーン推進に成功して以来、多くの政治家はターゲットされたデジタル広告とオンライン寄付がホワイトハウス獲得の鍵だと信じている。

TwitterとSquareの提携は、オンラインキャンペーンの転換点と言える。もし今、マルコ・ルビオがディベートで優位な瞬間にあれば、彼の陣営は寄付を募るツイートを発信できる。メーリングリストよりずっと早く、キャンペーンのターゲット対象になっていない人々と有機的につながる可能性も高い。

この提携によって、キャンペーン陣営は初めてモバイル支払いの威力を真に役立てられ。Appleには、モバイルアプリが政治献金を求めてはいけないという厳格なルールがある。しかし、Twitter/Square提携によって、ユーザーはSquare Cashにリダイレクトされる。Square Cashは、出来の悪いキャンペーンサイトと異なりあらゆるモバイル端末で動作し、いかなるApple Storeルールや選挙資金法にも触れることはない。

Squareは各取引毎に1.9%の手数料を取り、これは企業がSquare Cashを使う場合の通常レートだ。Twitterが水曜日の共和党全国大会に先立ってサービスを公開したのは、ディベート等のライブイベントの最中には、政治に関するツイートが最も多く発信されるからだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Vine ❤️ Music

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Twitterの6秒ループビデオアプリ、Vineは今日(米国時間8/27)、ビデオ内のオーディオをこれまで以上に重視する新機能を発表した。

明日から、Vineユーザーはコンテンツに音楽を追加できるようになる。

これまでも、vineに音楽を追加することは別のデバイスを使って音楽を再生すれば可能だったが、これからはスマホ内の曲や音を直接Vineで利用できるようになる。

それだけではない。

Vineビデオは(元々)ループ再生されるため、耳障りならないように音楽をループさせるのは困難だった。このためVineは、Snap to Beatという、Vineに付加する音楽を完璧にループさせる機能を導入した(次のループに入ったことがわからない)。

実際には、Snap To Beatは完璧なループを作るために必要な音楽の長さを求め、それに合わせてビデオを切り取る。

もちろん、Snap To Beatはオプションであり、ユーザーはこれを無視して好きなように音楽や音響効果を加えることもできる。

曲の追加機能の他、Vineはアプリ内で音楽を簡単に発見できるようにした。同社はアプリに “Featured Tracks” セクションを追加した。ユーザーはビデオ制作時に自分のスマホからだけでなく、このセクションからも曲を選ぶことができる。

さらに、アプリ内でVineビデオを見ているユーザーは、コンテンツ上の音楽アイコンをタップするだけで、流れている曲名を見ることができる。この機能が導入される前は、ビデオ作者が曲名をキャプションに入れるか、ユーザーがコメント欄で質問する必要があった。

アマチュアビデオを作る人なら誰でも(作らない人なんている?)、オーディオ制御がどれほど違いを生むかを知っている。ユーザーがVineで簡単に音楽を追加できるようになることで、これまで以上に高品質なコンテンツを見られるようになるだろう。

ブログ記事によると、Vineは定期的にVineを見るユーザーが2億人を越えたほか、Vine.coでもビデオを視聴できるようになった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

TwitterのツイートがGoogle検索のデスクトップの結果にも載ることに

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5月にGoogleとTwitterがパートナーして、モバイルの検索結果にツイートが載るようになった。それは、両社どちらにとってもビッグな契約だった。

両社の関係はその後も良好らしくて、このほど5月のときのブログ記事に8月21日付けのアップデートが加わり、デスクトップの検索結果にもツイートが含まれる、と発表された:

Update, 8/21/2015: We’ve extended this to desktop now too, and in English everywhere.(当面英語、全世界対応)

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これはもちろん、ツイートの露出がより大きくなることなので、Twitterにとってはありがたい。検索で上のようなツイートを見つけた人が会話に参加したくなったら、Twitterのユーザがまた一人増えることになる。

Googleは検索がより充実し、Twitterはツイートがより広い世界へ広まる。これは願ってもない良縁だから、GoogleがTwitterを買収するという噂が、かねてから絶えなかったのだ。でもTwitterは最近、株価がIPO時すれすれまで低空飛行しているから(今日で$26.50)、噂は再燃するかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

今どきリンク共有サイトが話題になりシード資金61万ドルももらうとは?…情報過剰へのひとつのソリューションThis.

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最初はWho(誰)で、二度目はWhat(何)かもしれないけど、このお話の主人公はいつもつねにThis(これ)なのだ。そのThis.が今、初めてのシードラウンドをやっている。Atlantic Mediaで孵化した同社は、“ジャーナリズムとアートとエンタテイメントに関して情熱的な人びとのためのキュレーションプラットホーム”、を自称している。しかし、これだけでは、さっぱり分からないね。

このサービスのユーザは、気に入ったコンテンツのリンクを一日に一つポストして、それを互いにシェアする。ということは、今のSNSなどと違って、ノイズがほとんどない、ということなのだ。

ファウンダのAndrew GolisはAtlanticの社員起業家だったが、そこを飛び出てThis.を作った。61万ドルのシード資金は、エンジェルたちと、シード専門のVCたちからだ(The New Republic Fund、Matter Ventures、FusionのCTO Hong Qu、元Twitterのメディア担当VP Chloe Sladden、そしてJohn S. and James L. Knight Foundation)。

GolisはかつてFrontlineのデジタルメディア担当ディレクター、その前はYahooでYahoo! Newsを担当し、TalkingPointsMemoのパブリッシャー代理でもあった。

Golisは語る: “FrontlineやAtlanticで痛感したのは、今ではソーシャルネットワークがメディアの王座を奪いつつあるけど、本当に自分の時間を費やしたくなるコンテンツを、なかなか見せてくれないことだ。むしろ彼らはパブリッシャーやアクティブユーザたちを商業的に刺激して、量の競争に走っている。だからますます、すばらしいコンテンツに出会う機会が、枯渇している。2013年の秋に、某大学のランチタイムで、ぼくの不満を説明したときに、‘ぼくが毎晩欲しいと思うのは、Ta-Nehisi Coatesからのメールひとつだけだ。メールのタイトルはいつも「This.」で、内容はたった一つのリンクだ’、という例話をした。そしてそのとき、このThis.はすごいアイデアだ!とわれながら思った”。

こうして、This.が生まれた。

元Tumblrの社長でThis.に投資しているJohn Maloneyはこう言う: “This.には自己規制があるのが良いね。Golisと彼のチームは、今のインターネットの大きな問題を解決しようとしている。Webには毎日にように、とっても良いメディアがあるけど、雑多な情報の供給過剰の中でそれを見つけるのは、ますます難しい”。

サイトは今非公開ベータだが、ユーザ数は約4500。秋には一般公開される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

このサイトは、スタートアップのホームページの変遷を見られるタイムマシンだ

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先日私が、Twitterのホームページデザインの変遷を調べた時、それはまるでタイムマシンで過去に向かっていくような体験だった。2009年に彼らが会社で最も重要なページをどう考えていたのかを見るのは実に興味深かった…そして、すぐに変わってしまったことも。

これを楽しいと思ったのは私だけではなかった。Startup Timelinesというサイトが、様々なスタートアップのホームページの歴史を収集している。

例えばこれは、Squareのサイトが進化していった様子

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サイトを運営するBakz Awanは、われわれと同じくスタートアップのファンで、面倒な作業の一切(Way Back Machineをクリックして、スクリーンショットを取り、GIFに変換して、所蔵する)をみんなに代わってやってくれる。

本誌も年とともに変わってきた

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サイトは無作為に集められているわけではない。例えば、 Y Combinato 2015年夏学期などのコレクションにまとめられている。 ユーザーがサイトを提案することもできる。

Twitterの過去をスクリーンショットに収めるだけだった私にすれば、Awanの仕事には大いに感心する。今日自分が世に出すものが、来週は違うかもしれないことを思い出させてくれる、ありがたい存在だ。物事は変化し、シリコンバレーは進化で溢れている。一息ついて、 Startup Timelinesというタイムマシンに乗ってみよう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Twitter、5%以上の大幅下落で上場時の株価水準に近づく

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今日(米国時間8/3)、Twitterの株価は大幅に下げた。一時は6%近く下落した。この記事の執筆時点でTwitterの株価は29ドルを少し上回る水準で、新安値を更新中だ。

Twitterは26ドルで上場し、その日のうちにに45.10ドルまで高騰し1、1日で74%のアップを記録した。投資家は酔ったようにTwitterに殺到した。

その後株価は上昇を続け、2014年上半期には70ドルを記録した2。 ところがその直後に30ドル近く3まで暴落、2014年いっぱいヨーヨーのように上下を繰り返した。そして2015年第1四半期の決算4を嫌気して急落している。

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Twitterはその後なんとか横ばいを維持したが、最近発表された第2四半期の決算で再び急落5した(マスコミにはTwitterの28.91ドルは上場以来の新安値だという記事が見えている。われわれはそれが事実かどうか確認中だ)。

こちらが上場以来の株価の推移だ。

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上のグラフのように、Twitterはこれまでにも株式市場で大きな困難を経験し、そこからカムバックすることに成功してきた。しかし今日の急落は簡単には見過ごせないだろう。株価下落はストックオプションに期待する社員の士気に打撃を与え、優れた人材の採用を困難にする。それがまたプロダクトの改良、新機能の追加のサイクルを遅くし、サービスの品質低下を招く。

一方、今年に入ってTwitterの共同ファウンダーたちの株式市場での動きが目立った。Ev Williamsは2015年に2億7503万7833ドルもの株を売却した。これはEv Williamsでさえ会社の前途に困難が横たわっていると考えているというサインを市場に送ることになったかもしれない。

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それでもTwitterのユーザー数がホッケースティック状の急上昇を続けていれば市場も先行きを楽観できただろう。しかし実情はその逆で、ある記事によればTwitterは前四半期から月間アクティブユーザーを800万しか増やしていない。しかもCEOは暫定だ。

はっきり言ってひどい状態だ。

Twitterの株式市場での苦闘はさらに続くだろう。

〔日本版〕Google Financeによれば、Twitterの終値は29.25ドル、時間外取引でもさらに下げて29.22ドルとなっている。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Twitter、いち早くWindows 10向けの新アプリを公開

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Windows 10の公開と同時に、Twitterがこのプラットフォーム専用のまったく新しいアプリをリリースした。

こちらからダウンロードできる

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Windows 10のローンチに向けて準備された新アプリは、ログインしないでも人気トップのツイートや写真、ビデオを見ることができる。

ライブタイル機能はWindows 10専用だが、他の新機能は今後他のOSのアプリにも順次導入されるという。

– ツイートに複数の写真―1回のツイートに最大4枚の写真アップロードできる
– GIFアニメ
– Vineビデオの再生
– ツイートの写真、Vineビデオ、その他のコンテンツがホーム・タイムラインでプレビューできる
– ダイレクト・メッセージで非公開で写真を共有

TwitterのデスクトップアプリはOSごとにリリース時期、内容がばらばらだ。これはサードパーティーに開発をアウトソースしているかららしい。

それはともあれWindows 10ユーザーは新アプリを試してみる価値がありそうだ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Twitter、Q2決算で予想を上回るも、ユーザー数停滞の悩みは続く

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アップデート:Twitter株は時間外取引の高値から、やや高に戻っている。投資家は未だにこの四半期の評価を迷っているようだ。

Twitterは、2015年第2四半期に調整後1株当たり利益0.07ドル、売上5.02億ドルを達成したことを今日(米国時間7/28)報告した。投資家らの予測は、1株当たり利益0.04ドル、売上4.8128億ドルだった。

同社は、月間アクティブユーザー数が3.16億人に伸びたと報告した。直近四半期の月間アクティブは3.02億人で、さらにその前四半期は2.88億人だった。アップデート2:筆者の数字の扱いに誤りがあった。SMSベースの「ファーストフォロワー」を除くと、月間アクティブは3.04億人に減る。当初私は、SMSを含めた数値を、過去のSMSを含まない数値と比較していた。その結果、実際よりも成長が大きく見えていた。下にグラフを示すと共にお詫びする。

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同四半期のアクティブユーザー中モバイルを利用していたのは80%だった。前四半期も同じく80%だった。

同社は、「このユーザー数の成長には満足していない」と語った。

Twitterの売上にとってモバイルは鍵となる推進力だ。今回のリリース文によると、同社の広告売上はなんと88%がモバイルから来ている。これは3.98億ドルに相当する。

決算報告を受け、Twitter株は時間外取引で約5%上昇した。同社はこの日の通常取引でも好調で、一日を通じて約5%の高値だった。米国市場全体は高値気味ながら取引高は少なかった。

Twitterは、保有現金および現金相当物36億ドルで四半期を終えた。

将来に関して、Twitterは現四半期の売上を5.45~5.60億ドル、大幅調整後のEBITDAを 1.10~1.15億ドルと予測した。投資家らは第3四半期の売上を5.5578億ドルと予想している。

Twitterにとって、この四半期は過去の再現のように感じるだろう。財政的には売上、利益共に好調だった。しかし、ユーザー数の成長の低さは悩みの種で、ここしばらく全く同じ悩みをもたらし続けている。Twitterの株価は時間外取引ですでに高値から戻っている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Twitter、パクツイ対策に新たな動き?

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Twitterにジョークを投稿したりしたことがあるだろうか。あるとすれば、投稿したそのジョークは全くのオリジナルのものだったろうか。あるいはTwitter上で見かけたツイートを、元投稿者のクレジットもなく拝借したものだろうか。

もし後者であれば、あなたのツイートは著作権法に触れるものとしてブロックされてしまう可能性がある。元の投稿をした人が、Twitterに著作権法違反の旨を報告すると、そのツイートを拝借してしまった人の発言が読めなくされてしまうようなのだ。

この件を報じたのはVergeだ。@PlagiarismisbadというTwitterユーザーが、Olga Lexell (@runolgarun)が投稿したジョークについて、無断でツイートを再投稿しているツイートのブロックが行われていることに気づいたのだ。

人のツイートを盗用することについて「著作権法」を持ちだしてくるのは、少々新しい動きかもしれない。もちろんTwitter上でも言及されているように、これまでにも同様の説明により、ツイートが削除されるようなケースはあった。たとえば2年前の下の発言のような例もある。

Twitterが140文字の中で展開されるジョークについて、積極的に保護しようとポリシーを変更したのかどうか、まだ詳細なことはわからない。投稿したコンテンツが著作権法の保護に値すると考え、Twitterに対して盗用禁止の申し立てを行い、その対応のために一時的に削除したものが人目につき話題になったということなのかもしれない。

アメリカの著作権法では、短い文言については著作権を認めないこともある(商標権の問題として扱われることが多い)。その流れでいえば、140文字のツイートを著作権保護の対象とすることは、従来の法解釈の拡大であるということになるかもしれない。ただしTwitter上のルールが法律と完全に合致していなければならないわけでもなく、自らのプラットフォーム上でのルールを独自の用語で定義して用いることもできる。

Twitterのスポークスパーソンは、個別のツイートについてのコメントすることは差し控えるとのことだった。コメントの代わりに「著作権とDMCAに関するポリシー」を示してくれた。このポリシーを見てみると、写真やビデオ、ないし外部メディアへのリンクなどを主な保護対象として想定しているようで、ツイートされたジョークについての言及はなかった。しかし、ツイートの盗用により著作権を侵害されたと考える人がいれば、Twitterに報告するみちは用意されているということだ。

@runolgarunは現在、自らのアカウントを非公開設定としている。しかしVergeによるとTwitterに投稿したジョークを盗用された旨、Twitter側に報告は行ったともツイートしていたとのことだ。彼女はプロのライターであり、面白い話を作ることで生計を立てているのだとのこと。Twitterを、制作したジョークのテスト場所にも使っているのだそうだ。また、以前にも著作権侵害についてTwitterへの申し立てを行ったことがあるとも言っている。オリジナルの投稿に言及しない、著作権法的に問題がありそうな行為は、スパムボットによって日常的に繰り返されているのだとも話している。

Twitterは最近、自社プラットフォーム上を流れるコンテンツをコントロールしようとする意志を強めつつあるようにみえる。たとえば攻撃的・暴力的なツイートに対する対応を進めていたりもする。これはIPO以前の初期段階に、Biz Stoneが「徹底的フリースピーチ」の立場にたっていたのとは好対照な状況であると言えるかもしれない。当時は「ツイートは広めてこそ意味がある」(tweets must flow)として、可能な限り発言の制限(削除)はしないようにしたいとの立場をとっていた。

知的所有権法の観点からツイートを見えないようにするというのは、もちろん「気に入らない発言を削除する」というのは大いに異なる。ただし、今回の件についても、利用者増およびメインストリーム層の獲得をねらうツイッターが、徐々にその立ち位置を変え始めている一例となっているのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H

Twitter、ユーザーがアップロードした背景画像を削除―広告掲載の準備か?

2015-07-22-twitterhome

Screen Shot 2015-07-20 at 7.03.10 PMTwitterはユーザーに自由に背景を選ばせていた。ボスの顔写真を貼ることもできた。今日までは。

特に発表はなかったにもかかわらず、もはやTwitterの背景をユーザーがカスタマイズすることはできなくなった。われわれがTwitterに「どうしたんだ?」と問い合わせたところ、広報担当からこういう答えが返ってきた。

われわれはすべてのユーザーのウェブのプロフィール・ページとホーム・タイムラインから背景画像を取り除きました。現在背景画像が有効なのは Tweetページリスト・ページコレクション・ページだけです。デザインのカスタマイズについてはヘルプセンターのこちらを参照してください。

おやおや、クールになったわい。

Screen Shot 2015-07-20 at 6.37.26 PM

こういう変更が行われた理由は公式には一切明らかにされていない。私が耳にした一つの噂は、Twitterは広告の表示に対するコントロールを強めたがっているというものだ。そこでもしTwitterがユーザーの背景に全面広告を掲載したいとしよう。これまでは不可能だった。そこにはユーザーがアップロードした画像が表示されているからだ。

そこでユーザーがカスタマイズした背景をすべて削除した…という推測だ。

Twitterユーザーはホームとタイムラインを一時のMySpaceを思い出させるような派手さで飾り立ててきた。MySpaceがあれほど人気を得た大きな理由の一つはプロフィール・ページをいくらでも自由にカスタマイズできるからだった。しかしそのことがデザイナーと広告主を苛立たせた。同じような状況がTwitterにも起きているのかもしれない。

Twitterのユーザーはこの突然の変更に驚き、不満の声を上げている

混乱に輪をかけているのが、背景色をカスタマイズできるオプションが表示されるにもかかわらず、正常に機能しないことだ。.

私は背景色をオレンジ色にしてみた(Twitter全体が白一色になってしまった中で非常に目立つ)。

Screen Shot 2015-07-20 at 6.47.04 PM

ところがオレンジに設定後、数回クリックしていると元の白に戻ってしまう。非常に奇妙なユーザー体験だ。

〔日本版〕訳者の環境でも背景色設定はしばらく保存されるが、ページを閉じて再度開くと白に戻っている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Twitterがプロダクトページを導入、いよいよ本格的なeコマースへ

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Twitterがさきほど発表した新しい機能により、“プロダクトや場所の発見がより容易になる”そうだ。

同社はeコマースにも手を広げ、昨年秋には[Buy]ボタンを導入した。でも、たった一つのツイートでものを売るのはしんどいし、読者がそのプロダクトについて何も知らないこともある。そこでTwitterは、プロダクトそのものに関するページを作って、情報やコンテンツを提供することにした。

それらのページには複数のツイートや、製品に関する基本的な情報、そして、そう、もちろん、実際に製品をそこで買う機能もある。たとえば下図は、Andy Weirのベストセラー、The Martianを売ってるページだ。
The Martian page

また、本誌TechCrunchなどTwitterに指定された“キュレーター”が、いろんなテーマのコレクションを作れる。たとえば本誌は、”スマートキッチンガジェット5種“というコレクションをツイートした。コレクションは画像が複数あるふつうのツイートに見えるが、でもそれを開くとさらに個々の製品に関するツイートへ行き着く。そしてそれらのツイートには、プロダクトページへのリンクがある。

キッチンガジェットのコレクションにはぼくは関与していないし、得意な分野でもないけど、ポップスターDemi Lovatoがおすすめする製品や、Game of Thrones関連製品のコレクションを、ここではご紹介しておこう。

Twitterのブログ記事は、これはまだテストだ、と言っている:

これは、まだ始まったばかりです。数か月後には個人化(パーソナライゼーション)を強化して、あなたが知りたいと思っている場所や物に関する情報をお届けする予定です。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

TwitterのLightningプロジェクトは非会員もアクセスできるイベント関連のリッチメディアコンテンツ集

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Twitterの拡張計画は、必ずしもそのユーザベースの成長を必要としない。同社は2013年の上場以来、投資家が期待したほどのペースでユーザは増えていない。しかしBuzzFeedのMat Honanのさきほどの記事が詳しく説明しているTwitterの‘Project Lightning’は、ログインユーザと非会員のオーディエンスの両方を対象とし、イベント関連のリッチメディアコンテンツに単純にアクセスさせる。

Lightningのローンチは今年の後半を予定しているが、特定のイベントに関するキュレートされたコンテンツを提供し、ユーザはそれをWebにもそのほかのアプリにも埋め込みできる。コンテンツに含まれるビデオや画像は、TwitterやVine、Periscopeなどからピックアップしたもので、ユーザがクリックするとすぐにロードされるように、事前にキャッシュされている。

デザインはいわゆる没入型を心がけていて、ビデオも画像もフルスクリーンで表示される。ログインユーザに対しては、イベントをフォローすると関連コンテンツが、そのイベントの開催期間中はフィードに入ってくる、などの機能が提供される。

非会員のユーザにとってはLightningがゲートウェイとなって、完全なコンテンツにアクセスできる(ただしツイート由来の雑多なコンテンツは見れない)。またコンテンツに対して自分のコンテンツやレスで参加もできる。

Lightningが取り上げるイベントは、NBAファイナルのような事前に日程が決まっているものと、予告なく急に行われるものの両方だ。情報筋によると、人間が手作業でキュレートするぶんの量と、そのイベントに関するユーザからのポストに基づいてライブでアップデートする量ないし回数については、目下検討中だそうだ。

同じ情報筋によると、ビッグイベントに関しては、パートナー企業からの特別のコンテンツもありえる。オスカーとかグラミー賞、メジャーリーグのゲームなどでは、おそらくスポンサー企業が目白押しだろう。

イベントをライブで扱うことは、今多くのスタートアップがねらっていて、ライブのブログプラットホームだったScribbleLiveやコンテンツキュレーションのLivefyre、リアルタイムのソーシャルメディアキュレーションアプリBanjoなどがそのトレンドの代表格だ。しかしLightningプロジェクトでは、Twitter傘下のPeriscopeやVineなどが、有利かもしれない。

Lightningのローンチの具体的な日程はまだ発表されていないが、BuzzFeedの記事では“数カ月後”だそうだ。何らかのビッグイベントに合わせるのではないか、と思うが、でもそれは何だろうか?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Twitter、ビデオおよびGIFの自動再生機能を提供開始

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Twitterが、iOSアプリケーションおよびウェブにて、ビデオやアニメーションGIFを自動再生する機能の提供をを開始した。Android版でも間もなく実装される予定であるとのこと。TwitterにアップロードされたネイティブビデオやVine、あるいはGIFなどは、タイムラインに表示されるようになると同時に再生されるようになるわけだ。Facebookでのビデオ自動再生と同じような機能だといえばわかりやすいだろうか。

この機能はしばらく前から限定的にテストされていたものだ。本日より、すべての利用者にむけて公開されることとなった。Twitterはこの自動再生の機能を「より多くの情報を伝えるための手段」と位置づけているそうだ。もちろん広告プラットフォームとしての価値を高めるための機能拡張であることも明言している。

Autoplay_videos_on_Twitter

TwitterのGlobal Revenue部門のプレジデントであるAdam Bainによると、ビデオ広告に対する課金が発生するのはビデオが100%表示されている場合のみであるとのことだ。上下がカットされたりしておらず、かつ3秒以上再生された場合にのみ課金するような仕組みになっているのだとのこと。広告の「ビュー」を明確に定義することにより、ビデオ広告を出そうとする企業にとって最善のプラットフォームたらんとする発想によるものだとのことだ。

ビデオの自動再生はミュート状態にて行われる。もちろんこれはふさわしい振る舞いであるはずだ。また、自動再生をオフにする機能もある(標準ではオンだ)。再生中のビデオをクリックすればフルスクリーン・ビューとなり、さらに音声も再生されるようになる。またデータ通信量を意識して、Wi-Fi接続時のみオートプレイをオンにするオプションもある。また帯域幅の狭い地域やデータ通信料金が高額な地域の利用者に対しては、これまで同様にクリックして再生する形式が標準として提供されるのだそうだ。

今回の変更についてどのような反応があるのかは興味深いところだ。Facebookがビデオの自動再生をはじめたときには、反対の声もさほどなかった様子。しかしTwitterについては別の反応もあり得るだろう。またフォローしている人の数や、フォロー相手によっては、タイムラインがとても騒々しくなるということはあり得る話だ。そのような中から、予想外な反応が生まれてくることも考えられる。

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(翻訳:Maeda, H

Twitter、DMの140文字制限を撤廃。メッセージングに本腰

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Twitterは公開発信プラットフォームであると同時に、1対1あるいは1対多の個別コミュニケーション機構にも徐々になりつつある。同社は今日、さらにそれを推進すべく、ダイレクトメッセージ機能の変更を発表した。7月以降、DMからあの140文字制限が撤廃される

このDMへの変更は、TwitterのAPIを使っているデベロッパーが対応を準備するために予告された。今後はDMを通じて送られてくるかもしれない巨大なテキストを処理しなければならないからだ。

DMの文字数制限撤廃は、同機能を頻繁に使っている人にとって大きな意味を持つだろう。簡潔さはTwitterの公開ストリームの鍵である。なぜならそれは「マイクロブロギング」プラットフォームの本質だからだ。しかし、プライベートでは、しょっちゅう長い文章を複数メッセージに分割しなければならないことを意味するだけであり、実際非常に面倒だ。

変更は7月から有効になるので、今はまだDMも140文字に制限されている。通常ツイートの140文字制限が変わることはないので、不平をぶちまけたくなった時にはツイートの嵐を送るしかない。

DMが益々柔軟で強力になることによって、個人間で今以上に便利に使えるようになる。Twitterがこの方針を貫いていくなら、いずれFacebook Messenger等のプラットフォームと本格的に競合することになるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook