安全運転のために運転時にiPhoneの機能を制限する方式でAppleが特許を取得

AppleInsiderによると、Appleにこのほど認められたパテントは、多くの不注意運転を防止するかもしれない。その技術は、携帯電話に搭載されているセンサや、あるいはBluetoothなどによる車への直接接続により、デバイスの機能を制限し、運転中にはSMSやメールなどにアクセスできないようにする。

このパテントは加速度計などデバイス搭載のセンサからの情報により、車が走行中か停車中かを判断し、それに従って機能をロック/アンロックする。最近はそんな機能が最初からある車もあるから、そんな車なら携帯をBluetoothで接続するなどの手間は要らない。Appleのシステムは、デバイス上のセンサではなく、車から直接、今走ってる/止まってるの情報を得ることもできる。

またこのパテントが記述している機能の中には、“今運転者以外のほかの人が携帯を使ってるから大丈夫”、とシステムに教える機能がある。それは顔認識を利用して、今自分を使っている人間が運転者でないことをデバイス自身が判断するのだ。そして運転者ではない、と判断したら、走行中でもメールなどをロックしないのだ。

しかしこのパテントは、車の運転以外の領域もカバーしている。すなわち運転モードのほかに親業モードがあって、子どもがSMSなどを使おうとしたときにはパスワードの入力を求める、といった使い方ができる。親が一部の機能を要パスワードに設定できる機能はiPhoneに前からあるが、今回のはその機能の拡張だろう。

でも、現段階では、Appleがこういうものを製品に実装することはないと思われる。今のAppleは、iOS 7.1におけるSiriによるCarPlayの統合のように、コミュニケーションの安全オプションを運転者に提供することに、関心があるようだ。単純に何かの機能をロックしたら、それが運転時の安全に寄与するものであっても、ユーザの大半がフラストレーションを感じるだろう。むしろCarPlayの今後のバージョンではますます、コミュニケーションをスマートフォンがアシストする、という方向に進むだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ワイヤレス充電器Cotaが距離を拡大, ドアなど障害物もOKに

昨年のDisrupt BattlefieldでデビューしたワイヤレスパワーのパイオニアOssiaが、同社のプロダクトCotaに新たな改良を加え、投資家たちに披露した。この改良により、給電範囲が広くなり、また壁などの障害物の向こうにも給電できるため、日常的な実用性が増した。すなわち今では、あいだに壁やドアなどのある40フィート向こうのスマートフォンに充電できる。

これは消費者製品としての完成度にかなり近づいた、ということを意味するので、なかなかすばらしい。同社は今年の終わりごろに、新しいプロトタイプをお目見えする予定だが、それにはもちろん今回の改良が含まれるだろう。Ossiaは今、Cotaの技術を消費者電子製品のメーカーにライセンスして、彼らの製品(スマートフォンなど)がCotaのトランスミッター(送電機)に対応するよう働きかけている。デバイスとトランスミッターは、ちょうど今の、デバイスとWiFiルータのようにコミュニケーションして、充電をバックグランドで行う。

同社のビジョンは、一家(あるいは小さなオフィス)にCotaのトランスミッターが一台あれば、全員のデバイスを充電できる、という状態だ。同機はまず、超低電力のビーコン信号を使って、充電を必要としているデバイスを見つけ、それから高エネルギーの充電信号を送る。しかも送信に要するエネルギーは、あなたがそのスマートフォンで電話をするとき消費するエネルギーより少ないだろう。距離の延長とドアなど障害物の克服によりCotaは、実際に、一家に(あるいは小さな会社に)一台というビジョンを達成しそうだ。

到達距離がさらに長くなれば、工場などでの需要…遠隔モニタ装置の充電など…にも対応できると思うので、同社にはその方向で今後も頑張ってほしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、OS Xベータテストを全ユーザーに公開するシードプログラムを開始

これまで、Appleの新しいOSを一般公開前に試すためには、デペロッパーアカウントが必要だった。実際に何かを開発する必要はないが、登録には年間99ドルが必要なうえ、そのためだけに登録するのは厳密にはルール違反だ。今日(米国時間4/22)Appleは、OS Xベータ・シードプログラムを発表し、リリース前のMac OSソフトウェアを、使ってみたい人誰でもが入手できるようにした。

ここでサインアップ可能で必要なのはApple IDだけだ。登録を済ませたユーザーは、Mavericksのプレリリースビルドを、一般提供前に試すことが可能になり、フィードバックを送り、Appleが一般公開前に問題を解決する手助けができる。これは万人向けのものではないが、市場に出る前に新機能を覗き見したい、というアーリーアダプターにとっては嬉しい機会だろう。

プログラムに参加すると、特別なユーティリティーソフトが渡され、自分のMacにインストールすると、Mac App Storeのアップデートタブでプレリリース版OS Xが見えるようになる。加えて、ユーザーはAppleの “Beta Seed and Confidentiality Agreement” に同意する必要があり、おそらくこれはテベロッパーがソフトウェアをテストする前に同意する契約とよく似たものだと思われるが、参加するための費用は不要だ。

この変更は、来たる6月2日にスタートするAppleのWWDCデベロッパーカンファレンスの、わずか数週間前に行われた。Appleは同イベントで次期OS Xを披露すると予想されており、同時にプレリリーステスト用のプレビュー・ビルド版OSを公開する可能性が高いため、新しいシードプロクラムの参加者も、それを早期入手できるかどうかは興味深い。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple、iOS 7.1.1をリリース―指紋認証の精度低下問題などに対処

今日(米国時間4/22)、AppleはiOS 7のアップデートを行った。新しいiOS 7.1.1にはバグ修正といくつかのマイナーな改良が加えられている。

その一つはTouch IDの改良だ。つまりiPhone 5sにおける指紋認証の精度改善だ。Touch IDに登録した指紋の認証制度が時間が経つにつれて低下するという問題が一部のユーザーで生じていた。

今回のアップデートでこの問題が解決されていることを期待したい。

AppleInsiderによると、Appleはこの指紋認証精度の低下への対策を準備していたというから、それが今回発表されたのは予想どおりだ。Appleのリリースによると、「アクセシビリティ」の「自動読み上げ」をオンにしているときにBluetooth接続のキーボードに生じる不具合も解消されたという。

アップデートするには「設定」の「ソフトウェアアップデート」を開くか、コンピュータに接続してiTunesを開けばよい。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Nike曰く、FuelBand事業の閉鎖は噂に過ぎず、新しいカラーモデルの登場も間近

Nikeがレイオフを行ったことから、FuelBand部門の閉鎖をきめたという噂が流れた。積極的な動きを見せる企業がフィットネス用ウェアラブルデバイス市場から退場することになるのかと、驚きをもって迎えられることとなった。しかしre/codeの記事によると、これは事実ではないとのことだ。

レイオフを行ったこと自体は、Nikeもこれを認めている。しかしNike+ FuelBand SEでは新しいカラーバリエーションを準備中だそうで、今のところは販売およびサポートを停止する予定はないとのことだ。

確かにNikeは、Nike+ FuelBand SEのシルバーおよびローズゴールド以外にも数量限定版のカラーモデルを出すという話をしていた。但し、撤退の噂が流れた現在でも、FuelBandの次期モデルの話は出てきていない。デバイスをリリースするのは今回のモデルまでだということもありないわけではない。

将来的に、Nikeはソフトウェアの方に軸足を移すのではないかという話もあちこちで噂されている。Apple等、他社のハードウェアに搭載する形で連携していくのではないかという話だ。AppleはiWatchに健康管理機能を付ける予定なのだと言われている。そしてAppleのCEOであるTim Cookは、Nikeの取締役でもあるのだ。

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(翻訳:Maeda, H


次のChromebookは、持ち主のスマホが近づくと自動的にアンロックされるかもしれない

パスワードは本当に頭に来る。将来はパソコンにログインしなくてよくなるかもしれないが、Chromebookはそんな機能を標準塔載する最初のパソコンになるかもしれない。Android PoliceがChrome OSデベロッパープレビューの中にヒントを見つけた(via 9to5Google)。最新ビルドに入っていたコードが、自分のアカウントに登録しておいたAndroid端末が近くに来ると、Chromebookがアンロックされる仕掛けを示唆している。

この「Easy Unlock」なる機能には、グラフィックベースのわかりやすい説明画面まで用意されているが、実際の機能はまだ提供されていないので、たとえあなたが最先端のデベロッパーでも、自分用にビルドして新機能を試すことはできないだろう。それでも、これがGoogleの単なる思いつきでないことはわかる。

Googleは、パスワードの代わりに物理的認証を使うことをかなり前から考えており、昨年1月にはパソコンのUSBポートで使う暗号カードの開発に取り組んでいることを本誌が報じた。この種の認証には特殊な専用ハードウェアよりもスマートフォンの方が手軽なのは明らかであり、さらにGoogleは、本物の人間かどうかを検出する自社製のCAPTCHAソフトウェアを騙す方法も見つけていることから、ハードウェアによる解決には、今後ログインだけに留まらない応用の可能性がある。

これがChrome OSの一般向けリリースに実装される可能性は十分にあるが、次のChromebookが出てくるのはまだ数ヵ月先になるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Googleの環境感知プロジェクトTangoのプロトタイプデバイスを分解してみた

GoogleのProject Tango用スマートフォンのプロトタイプは、カメラを4つ搭載して自分のまわりの環境をぐるっと眺め、そして3Dの奥行き感知情報を記録し利用する。要するにそれは大量のカメラとセンサを、クァドコアのプロセッサと2GBのRAMを載せたかなりハイエンドなAndroidスマートフォンに詰め込んで、大量の環境データをパクつく、というしろものだ。iFixitが例によってこれを分解し、中身を見せてくれたが、この市販品ではないハードウェアには、たしかにおもしろい臓器がいくつかあるようだ。

USBポートは一つではなく三つある。mini USBとmicroUSBとUSB 3.0だ。そしてこのデブのおちびさんには3000mAhのバッテリーと5インチのディスプレイがある。しかし、いちばんの見ものはカメラだ。フロントカメラは視野角120度で、人間の目に近い。そして4メガピクセルのメインカメラには、3D奥行き感知用の赤外線センサがある。

魚眼レンズカメラは180度の視界を撮り、B&Wカメラは動きを追う。iFixitはこのデバイスの赤外線プロジェクターも動かしてみたが、自分のまわりの奥行きマップを構築する能力は、Kinectに似ている。

iFixitによると、これは消費者製品ではないにもかかわらず、消費者のための修理サービスがとてもしやすい構造になっている。同社がつけた修理適正の評価は9点から10点で、スマートフォンとしては最高の部類だ。結局それは、デベロッパやハードウェアマニアなどがいじりやすい設計にしている、ということだ。Araが実際に製品化されるまで一般消費者は、完全に閉じたシステムを一方的にあてがわれるしかないのだが。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、専門家とビデオチャットできるHelpoutsのiPhone版を提供

Helpoutsは、昨年Googleが「困っている人を助ける(HELP PEOPLE OUT)」ために作ったサービスだ。システムはHangoutsを通じて働き、ふだんやっているように友達とダベるだけでなく、個別の問題解決のためのエキスパートと、有料または無料でビデオチャットできる。そのHelpoutsが、iOSでも使えるようになった

iOS版Helpoutsは、ウェブ版と同じように動作し、Google Hangouts上で使用できる無料ビデオチャットとつながることができる。無料のみなのは、Appleを通じて有料サービスを提供すると通常の30%手数料がかかり、Googleにとってそれは価値がないか、そもそもやりたくないことだからだろう。

Android版のHelpoutsは昨年11月から提供されてたが、Appleフレンドリーなサポートは少々出遅れていた。アプリでは、エキスパートの評価やスケジューリングが可能で、iPhoneから直接セッションに参加できる。アプリは無料で、iPhone専用に作られている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Google+に自動バックアップした写真が、Gmailから簡単に利用可能に

ソーシャルネットワーク本来の用途としては、あまりGoogle+を利用していない。しかし写真のオートバックアップはかなり便利に使っている。そして、Gmailとの連携で、Google+の写真関連機能がさらに便利になりそうだという話が入ってきた。オートバックアップした写真を、Gmailで簡単に再利用できるようになったのだ。スマートフォンで撮影した写真を、簡単にウェブ版Gmailで利用できるようになったわけだ。

ウェブ版Gmailのメール作成画面で、「写真を挿入」を選ぶと、最初にオートバックアップした写真が候補として表示されるようになった。最近バックアップしたものから順に、これまでに蓄積したものが一覧で表示されるわけだ。アルバムを利用しているのならば、アルバム全体をシェアすることもできる。インラインもしくは添付形式で挿入することができ、インライン形式で挿入した場合には、編集画面で簡単にリサイズすることもできる。

機能が見当たらない人も慌てる必要はない。Googleによると徐々に適用ユーザーを拡大していくつもりなのだとのこと。もちろん、写真の自動バックアップは有効にしておく必要がある(訳注:訳者の環境では、訳しているうちにいつの間にか機能が有効になっていました)。

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(翻訳:Maeda, H


Google、コンタクトレンズ内埋め込みカメラの特許を申請

9to5Googleが発見したところによると、Googleはアメリカ特許庁にコンタクトレンズ内カメラの特許を申請したという。超小型のカメラをコンタクトレンズ内に埋め込むという基本概念の特許だ。Google Glassのコンセプトをさらに一歩進める可能性があると同時に視覚障害者に対して視覚情報の補助を与えるのに役立つことも期待されている。

Googleは最近、血糖値測定装置をコンタクトレンズに組み込む計画を詳しく公表している。これが実現すれば糖尿病患者はいちいち指先に針を刺すことなく、リアルタイムで連続的に血糖値がモニタできる。

コンタクトレンズ・カメラについても、視覚障害者に対して装着者の位置や危険な障害物の存在を知らせるなどの医療技術への応用が考えられている。さらに将来はGoogleGlassのようなウェアラブル・コンピュータとの接続も考えられる。

Googleのような巨大テクノロジー企業は常に数多くの特許を出願している。そのうち実際の製品となるのはごくわずかだ。それにカメラを目の中に装着する考えに抵抗を感じる消費者も多いだろう。しかし障害者に対する補装具として考えれば、難聴者に対する人工内耳の内耳蝸牛への埋め込みなどに比べて侵襲性が少なく、比較的近い将来実用化されてもおかしくない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、Facebookも狙っていたと噂の長時間滞空ドローンのTitan Aerospaceを買収

なかなかドラマチックな展開となった。Wall Street Journalによれば、Googleは高空に長時間滞空するドローンのTitan Aerospaceを買収した。

このスタートアップは最近、Facebookが買収のターゲットにしているという噂が流れていた(こちらはTechCrunchの記事)。Googleの買収の詳細は明らかになっていないが、Facebookはこの発表の直前にTitan Aerospaceのライバルでイギリスのスタートアップ、Ascentaをインターネット接続網の世界的展開のために買収している。

AscentaとTitan Aerospaceは共に大気圏上層に長時間滞空できるドローンの開発を目的としている。これによって世界のどんな辺鄙な場所にも安価なインターネット接続を提供しようという計画だ。WSJによれば、GoogleはTitanAerospaceのテクノロジーとノウハウをProject Loonに利用するという。Googleが取り組んでいるこのプロジェクトは高空を漂う気球によってインターネット接続を提供しようというものとされている。

しかしProject LoonだけがTitanのどローンの使い道ではないはずだ。このドローンを使えばリアルタイムで地表の高精細度画像を得られるから、マップの強化に大きな効果がある。「災害救援や環境保護にも役立つだろう」とGoogleの広報担当はWSJに語った。しかしやはり最大の目的は、Facebookもそうだが、これまでインターネットが普及していなかった地域への高速接続網の提供だ。両社とも世界指折りの大企業になったことに安住せず、新たな帝国づくりに熱意を燃やしている。

GoogleやFacebookのような大企業に買収されるというエグジットがTitanのようなスタートアップにとって現実的でもあれば有利でもあるという点についてはわれわれのSarahPerez記者がTitanがベンチャーキャピタリストの強い関心を呼ぶという記事で説明している。Titanの大型ドローンは6万5000フィート(20km)上空を太陽電池を動力にして3年にわたって飛び続けることができるようにすることが目標だ。しかし最近開発に必要な巨額の資金の調達が難しくなっていると報じられていた。

Googleも最近、Project Loonで利用する予定のプロトタイプの気球が驚くほど短期間で地球を一周することを実証するデモに成功している。しかしインターネット接続を提供する上で、操縦可能で災害救援などの緊急事態にも対応できるドローンの方が何かと便利であることは否めない。 気球とドローンの双方を利用するハイブリッドシステムも研究されているかもしれない。

Titan Aerospaceは、Googleのロボット・テクノロジー関連企業の買収の最新の例でもある。 Googleはこれまでロボット事業の新たな総責任者、Andy Rubinの指揮のもと、Boston Dynamicsはじめ7社の有望なロボット企業を買収している。 Googleのロボット事業に対するビジョンは謎めいた部分が多いが、Titanの場合は目的がはっきりしている珍しい例といえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Adobe、iPadでRAWが扱えるLightroom Mobileを発表―CC契約者は無料

AdobeはLightroomをモバイル・デバイスに移植してほしいというユーザーの要望に耳を傾け、Lightroom mobileをリリースした。当面iPad版が利用可能になるが、iPhone版も近く登場する。Lightroom Mobileアプリは。デスクトップ版同様、RAWファイルの現像、編集ができると同時にモバイル・デバイスで撮影した写真の編集もできる。さらにデスクトップ版のLightroom 5と自動的に同期する。

Adobe Creative Cloud(CC)の契約者はLightroom mobileを無料で利用できる。残念ながらパッケージ版のLightroomの購入者はmobile版を利用できない。

Lightroom mobileをクラウド・サービス専用としたのはなかなか巧妙なマーケティング戦略だ。AdobeはLightroomのモバイル版への需要が大きいことに気づいていた。モバイル版には優れた機能が数多く容易されている。前述のようにデスクトップ版と自動的に同期するし、カメラ・メーカー独自の各種RAWファイルを始め、ほとんどあらゆる画像フォーマットをサポートする。またiOSデバイスのカメラロールから直接インポートができる。またソーシャルメディアで共有する場合、公開前に画像を処理 してプレビューする機能もある。 またスライドショー機能が内蔵されているのでLightroomオンライン•ポータル経由で共有ライブラリーにアクセスすればスライドショーを公開することができる。

Lightroom mobileのユーザーインターフェイスはiPadやiPhoneで操作するために全く新しくデザインされている。画面の大部分には写真が表示され、タッチ操作に最適化されたコントロール類が残りの部分に配置されている。デスクトップ版にある露出、色調などの調整機能はモバイル版にも全て用意されている。しかしモバイル版はデスクトップ版を置き換えるものではなく、あくまでユーザーのワークフローの中で相互補完的なものとなるようデザインされている。

Adobe Lightroom mobileを利用するためには4種類のCreative Cloudプログラムのどれかを契約しなければならない。

  • Photoshopプラン(9.99ドル/月)
  • Creative Cloudフル•プラン(49.99ドル/月 )
  • Creative Cloud学生、教員プラン(29.99ドル/月)
  • Creative Cloudチームプラン(1ユーザー69.99ドル/月)

サポートされるデバイスはiOS 7以降を搭載したiPad 2以降のiPadとなる。 or later to run the software, and will also need to be on or later. Adobe says it’s working on an Android version, but firm plans on launch or release date for software compatible with Google’s mobile OS just yet.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Twitterのデザインがリニューアル―プロフィールはFacebook的になり、背景画像は廃止

TwitterはこれまでFacebook的デザインの新しいプロフィール・ページをベータテストしてきたが、今日(米国時間4/7)から一般ユーザーにも公開し始めた。公式ブログの記事にデザインと新機能の詳しい紹介が説明されている。

まずヘッダー写真は横幅がページいっぱいになり、プロフィール写真もサイズが大きくなった。デザインとしてはFacebookのプロフィール・ページによく似ている。またリンクの色も多少の変更ができる。

その代わり、これまで可能jだった背景のカスタマイズは廃止された。ユーザーが背景画像をアップできるというのはある意味MySpace時代の名残だったとはいえ、ここに連絡先など有益な個人情報を掲載しているユーザーも多かった。しかし背景画像が廃止されたことでプロフィール・ページに統一感が与えられ、すっきりした雰囲気になったのは確かだ。Twitterが最近特に力を入れている新規ユーザーの獲得の面からも、背景画像をアップするという余計な手間がなくなるのはむしろ良いことなのだろう。

コンテンツについては、プロフィール・ページに表示されるタイムラインでは、RTやコメントなどの反響が大きかったツイートが大きいフォントで表示され、さらに注目を集めやすくなった。ただしこの処理はユーザー本人のコンテンツだけに行われ、RTには行われない。

またユーザーは自分のツイートから一つを選んで、タイムラインのトップに「ピン止め」しておくことができるようになった。ユーザーは「自慢のツイート」をピン止めして、自分の関心や得意領域が何であるかを読者に示すことができる。またタイムラインに「写真を添付したツイート」あるいは「ビデオを添付したツイート」だけを表示するオプションが加わった。

新規ユーザーはただちに新デザインを利用できるが、アップデートが全ユーザーに行き渡るには今後数週間かかるという。

Twitterはこの数ヶ月、さまざまな新デザインをテストしてきた。その中にはツイートを時間軸に沿って縦一列に並べたタイムラインではなく、Pinterestのようにタイル状に並べたものもあった。新バージョンは従来どおり縦一列のタイムラインだが、プロフィール・ページについては単線的なデザインからだいぶFacebook的デザインに近づいている。これも新規ユーザーが馴染みやすいようにという配慮なのだろう。古参ユーザーから(例によって)不満の声が上がるだろうが、私は全体として好ましいバージョンアップになっていると感じた。〔日本版:新デザインはミシェル・オバマ大統領夫人の公式アカウントがわかりやすい。〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


キッチンスケールは栄養価をも計測する時代に ― Prep Padに続いてSITU登場

皆、自分が何を食べているのかということくらいは知っている。しかしその食べ物にどれほどのカロリーが含まれているのかということについては、よくわからないという人も多いだろう。そんな人に役立つのが、SITUというキッチンスケールだ。但し、はかるのは重さだけではない。計量しているものの栄養価もはかってくれるのだ。Bluetooth経由でiPadと繋がり、SITUに載せたものの栄養価を次々と計測してくれる。充実した食品栄養価データベースを背景に、よく食べるものを登録しておくことで、簡単に処理していくことが出来るようになっている。

もちろん、載せれば魔法のように栄養価が示されるというわけではない。SITU製作者のMichael Grothaus(情報開示:AOL傘下のTUAWでの執筆活動も行っている)が、デモビデオの中で仕組みについて解説を行っている。スケールに載せる食品の種類は自分で指定する必要があるのだ。SITUが自分で計量中の食材が何であるかを認識するわけではないのだ。ただ、ふだん食べるものの登録がだいたい完了すれば、次からは簡単に該当する食品を呼び出して計測することができる。Grothausによれば、SITUを使い出してから、60ポンド(25kgほど)ほど体重を減らすことができたのだそうだ。食品の栄養価を測定して気にし続けることで、自分の身体に実際の成果をもたらすことができるわけだ。

SITUには競合プロダクトもある。Orange Chef(元々はChef Sleeveという名前だった)も昨年5月にBluetooth接続型のスマートスケールのプロジェクトをKickstarterで展開した。こちらの方はデバイス名をPrep Padといい、現在は一般流通チャネルで販売中。Williams-Sonomaなどからも入手することができる。SITU同様にアプリケーションと連携して利用するもので、食品を計量すると栄養価が表示される。こちらの方も利用状況を記録しておき、使うほどに簡単に使っていくことができる。

SITUの入手可能価格は70ポンドに設定されていて、ドルになおせば120ドルほどだ。参考までにPrep Padの方は150ドルで販売されている。SITUは計測に利用する表面を凹型にくぼませ、食品を載せやすくなっている。また内蔵ディスプレイもあり、簡易表示のみでOKの場合にはアプリケーションと連動させずに使うこともできる。尚、Prep Padの方はリサイクル素材をつかったアメリカ製のプロダクトとなっている。こうしたプロダクトは今後さらに増えてくるのだろう。SITUとPrep Padにもさほど大きな違いはない。どちらが使いやすそうか、まずはウェブなどでじっくり比べて見るのが良いだろう。Kickstarterでのキャンペーンがうまくいった場合、SITUの出荷開始は今年の11月頃になる見込みだ。最初のロットの出荷開始にともなって、ベータ版のアプリケーションがリリースされることとなっている。

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(翻訳:Maeda, H


シャワーの後の濡れた身体を、乾いたタオル以外でなんとかしたい

シャワーはとても便利なものだと思う。とても大好きだ。しかし身体を拭く段になるとどうだろう。これは非常に面倒だと思うのだ。あちこちをタオルで拭くうちに汗をかいて、もう一度シャワーを浴びたくなるようなこともある。ニューヨークのThe Body Dryerも、そのように感じたようだ。そこでタオルを使わずに身体を乾かす方法を生み出してくれたのだ。

名前からしてすでにおわかりだろう。体重計のような形をしたこのデバイスは、下から風を送ることでいらない水分を飛ばしてしまう仕組みになっているのだ。快適に身体を乾かすことができるだけでなく、濡れたタオルで増殖して育っていくバクテリアを減らすことにもつながるわけだ。濡れタオルというのは黴などの絶好の巣となってしまうのだ。

このBody Dryerではイオン化した温風ないし冷風を送り出すことが出来るようになっている。家庭用としてだけではなく、ジムなどなどの業務施設でも利用できるのではないかと、商機をうかがっているところだ。定価は250ドル程度となる予定だそうだ。しかし現在進行中のindiegogoのキャンペーンにてプレオーダーを行えば、125ドルで手に入れることができる。目標資金調達額は5万ドルだが、すでに3万4000ドル以上が集まっている。

こうしたプロエジェクトを紹介する際、たいていプロジェクトページに置かれたビデオも併せて紹介するようにしている。ただし今回は不必要なビキニ女性が使われていることが少々気になったので、ビデオは掲載せずにおいた。しかしその点はおいておいて、シャワーの後のタオルを無用にするというアイデアはとても良いと思う。洗濯物も減らすことができるわけだ。

乾燥にかかる時間は30秒ほどであるとのこと。もちろん身長などにもよるのだろう。背の低い人の方が送風校に近いわけで、はやく乾くのだと思う。出荷開始は9月を予定しているとのこと。もしかするとダイソンが競合に名乗りをあげてくることになるかもしれない。しかしともかく、プロダクトは面白そうだと思う。

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(翻訳:Maeda, H


AmazonのFire TVをApple TV, Google Chromecast, Rokuと比較してみた

Amazonが今日(米国時間4/2)、ネット上のストリーミングメディアをテレビ受像機で視聴する装置Fire TV〔ロゴ上ではfireTV〕を発表したが、しかしこの分野は先行選手も多い。今回のAmazonのツールキットをApple TVやGoogleのChromecast、Rokuの一連のストリーミングSTBや最新のHDMIスティックなどと比較すると、どういうことが言えるだろうか?*〔*: Dell Wyseは、この記事では扱われていない。〕

ファーストパーティ(の)コンテンツ

ここではAmazonが断然優勢だ。AmazonのInstant Videoには、メジャーなソースからの豊富なタイトルが揃っている。たとえばFoxのhit 24のストリーミングはAmazonが独占契約だし、またさまざまなオリジナルのビデオやゲームの制作にAmazon自身が資金を出している。音楽は、MP3ストアと、そのユーザのライブラリにアクセスできる。ただしInstant Videoの無料アクセスは、年会費が99ドルに上がったAmazon Primeの会員だけだ。

しかしファーストパーティコンテンツの豊富さでは、iTunesを抱えるApple TVが上だ(音楽、映画、テレビ番組)。そこにはありとあらゆる種類の視聴覚メディアが含まれるし、世界各地の市場をカバーしている。その点では、他社が真似できない優位性がある。ただしiTunesの場合、無料のストリーミングサービスはきわめて限定的で、多くの場合、一つ一つのコンテンツを買わなければならない。だからAmazonの場合と同じぐらいの量・質のコンテンツをiTunesで楽しむとしたら、とても年間99ドルでは足りないだろう。

GoogleにもPlay MusicとPlay Moviesがあり、ストリーミングも提供しているが、コンテンツの豊富さではAppleにかなわないし、しかも提供地域が限られている。また、iTunesの場合と同じく、無制限見放題というサービスはない。

Rokuはファーストパーティコンテンツがほとんどないから、ここでは比較の対象にならない。

サードパーティサービス

これらの製品の今後の死命を握るのは、それぞれ独自のファーストパーティコンテンツではなく、ユーザが世界のどこにいてもアクセスできるようなサードパーティサービスと、その豊富さだ。

このところ各種サードパーティサービスのデベロッパが次々とサポートを提供し始めている*点では、Chromecastがいちばん良い走りをしている。またその先進的なSDKにより、高度な統合化も可能だ。ただしこのデバイスは、スマートフォン、タブレット、デスクトップコンピュータなどの親デバイスを(ユーザサイドで)必要とするから、機能もそれらの機能に制限される面がある。〔*: 3~4月(2日)の新名乗りは、Rdio, Slingbox, Showyou, Photowall, Cards Against Humanity, Plex〕

Apple TVはAirPlayでサードパーティサービスを強力にサポートしている。そのストリーミングプロトコルにより、MacやiOS製品からコンテンツをテレビに送るのだ。Appleはネイティブアプリを次々とApple TVに加えて、サードパーティのコンテンツをこのプラットホームに持ち込もうとしている。そのやり方は、SDKをオープンにする方法より遅いと思われるが、それによってサードパーティサービスの充実が進んでいることも事実だ。Netflixがずっと、その主役的なサービスだったが、今でもまだそうかもしれない。

Rokuは元々サードパーティ専門であり、その大きなChannel Storeに加え、製品に内蔵のサードパーティアプリもある。AmazonのInstant Videoに対抗する主役級のサービスはここでもNetflixだが、自社のライブラリやコンテンツストアに縛られないことは有利だし、サードパーティとの契約でもAppleよりは柔軟性がある(しかしGoogleのChromecast…の今の勢い…には負けるか?)。Rokuはまた、Chromecastなどのようにユーザサイドで親デバイスを必要とせず、単独でテレビに接続でき、独自の提供形式と長年の経験を有していることが、有利だろう。

Amazonは今日の発表プレゼンテーションで、サードパーティに対するオープン性をしきりにリップサービスしていたし、有力サービスのほとんどとすでに契約済みだ。今後パートナーはもっと増えて、きわめてデベロッパフレンドリなプラットホームになりそうでもある。サードパーティ対応では今はRokuがトップだが、AmazonのFire TVが追いつくのも早いだろう。

ゲーム

この種のストリーミングデバイスにとって、ゲームは新しい分野だ。ChromecastもAndroidデバイス上の斬新なゲームをサポートすると言われているが、まだ具体的な情報はない。Rokuではすでに、Angry Birdsなど多くのタイトルをプレイできるが、その多くはあまりパッとしないモバイル向けポートであり、Rokuは本来、ゲーム用のデバイスではない。

Apple TVもゲームをサポートしているが、それはかなり回りくどいやり方だ。サードパーティのデベロッパにAirPlayへのアクセスを提供し、そしてそのデベロッパがiOSデバイスを使用する大画面用のゲームを作るのだ。そのやり方で、おもしろい二画面ゲームなどもできているが、まだゆっくり滑走路を走っている段階で、離陸はしていない。いっそのことAppleがこのプラットホームのネイティブのAPIをゲームデベロッパに公開したら良いのでは、とも思うし、最近はそんな噂もちらほら聞こえてくる。

Amazonは最初から、Fire TVをゲーム機としてもみなしている。OSはベースがAndroidだからゲームの移植は簡単、コントローラは40ドルで別売だが、いずれスマートフォンやタブレットからでもゲームをコントロールできるようになる。Amazonはすでに独自のゲーム開発スタジオを開設し、小規模なインディーデベロッパからビッグな大衆路線のスタジオまで、多様なデベロッパとパートナーしている。同社は、Fire TVのゲームのおもしろさは、実際にプレイしてみれば分かる、と言っているが、なにしろ今日の発表を見るかぎり、ゲームが製品の構想中に最初からあったことは、絶対に確実だ。

サイズと消費電力

消費電力という点では、USBポートを使うChromecastが断然有利だし、Rokuのストリーミングスティックもその点は同じだ。

Apple TVとRokuのSTBはふつうの電源コードを使うし、テレビへの接続でもスペースを取られる。なお、Apple TVにはEthernetポートがあり、オーディオの光出力もある。

AmazonのSTBもまさにSTBで、ドングルではないが、とても小型だ。そしてEthernet、USB、HDMI、光オーディオをサポートしている。リモコンがあり、8GBのストレージもある。これだけの機能があれば、ドングルではないことは不利とは言えない。

セットアップと使いやすさ

これらのデバイスはほとんどどれも、プラグアンドプレイだ。専用アプリを使ってセットアップするChromecastが、セットアップの容易さではトップかもしれない。ただしそれでも、WiFiへの接続とかアプリのダウンロードという手間はある。Apple TVでは、あまり有能ではないリモコンを使って、仮想キーボード上で大量のタイピングをしなければならない。

Amazonはほぼ完全なプラグアンドプレイで、わずか3ステップでセットアップは終わる。小さなコンテンツなら、ロード時間を待たなくてもすぐに再生が始まる。これも重要な利点だ。

価格

Apple TVは99ドル、Rokuは50~100ドル。GoogleのChromecastは35ドルだが、上述のように親機を必要とする。Amazon Fire TVの99ドルはGoogleの35ドルに比べると高いが、しかし中身が濃い。Amazonは、同価格のRoku 3やApple TVに、消費者の心の中で勝つことを最初からの目標にしたと思われる。今日のプレゼンテーションでは、UIの充実/多機能や、オリジナルコンテンツとゲームが最初から豊富にあることを、重要な差別化要因として挙げていた。それらが本当に、消費者が他製品を排してFire TVに飛びつく理由になるか、市場でその結果を見たいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


グリーンピース、Amazonを叩き、Apple、Google、Facebookを賞賛(最新レポートによる)

環境監視団体のGreenpeaceは、世界の有力インターネット企業の環境成績に再び注目し、この 最新レポートによると、Apple、Facebook、およびGoogleが環境に優しい電力によるインターネットを率先しているのに対し、Amazon、具体的にはAWSが全員の足を引っ張っている。

AWSは、世界最大級の分散型ホスティングサービスだが、その二酸炭素排出量の詳細は、同社顧客にも一般にも公開されておらず、これがGreenpeaceのランク付けルールに抵触した。Amazonは同レポートで最も透明性の低い会社であるだけでなく、同団体の独自調査によると、わずか15%しかクリーンエネルギー源を使っていない。Greenpeaceは、エネルギー成績に関して同社はライバルから離される一方であると言っている。

成績上位者たちは、はるかに多くのクリーンエネルギー源を使い、石炭や原子力などの悪玉を避けることでGreenpeaceの点数を稼いでいる。Appleは、Greenpeaceによると、クリーンエネルギー源100%でiTunesとiCloudを運用している。その一部は同社の太陽光発電所から供給されており、米国の民間所有では最大の同発電所は、同社ノースカロライナ・データセンターも維持している。Facebookは全体の半分をクリーンエネルギー源に依存しており、同社とInstagramが使用しているノースカロライナおよびアイオワのデータセンターに電力供給するための、再生可能エネルギープロジェクトに投資している。Googleも多くのクリーンエネルギーを使用しており、同社のウェブ資産の34%(Gmail、YouTube、Google Playを含む)をクリーンに運用している。

次は何か?Greenpeaceは、全主要ウェブ企業に対して、100%再生可能エネルギーを使用し、自社のエネルギー源を透明化するよう訴えている。最終的に彼らは、インターネットの巨人たちが、もっと強く再生可能エネルギー源に移行するための明確な戦略を見出すことを望んでいる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Androidのカメラアプリがアップデート–背景をぼかす, サードパーティ製フィルタのサポートなど

Engadgetの最新の記事によると、GoogleはAndroidスマートフォンのカメラアプリの改良に取り組んでいる。それはユーザインタフェイスの全体的なオーバホールに加えて、ポートレート写真で背景をぼかしたり、PanoramaやPhoto Sphere撮影の改良も含まれる。

このアップデートは、アプリ単体のみであり、Android OSの新たなアップデートにはならないようだ。サードパーティ製フィルタのサポートも加わるので、デベロッパが作った特殊なエフェクトをユーザがダウンロードして使う、ということもありえる。HTCでは今現在すでに、Oneのカメラアプリで、カスタムフィルタの利用ができる。しかしこれからは、Google Playでさまざまなフィルタエフェクトをダウンロードできるようになるのだろう。

背景のフォーカスを変えられる機能は、NokiaのRefocusアプリやHTC Oneのカメラ機能に似ているが、Googleのはカメラのハードウェアを特定しない。どっちが良いか、見るのが楽しみだ。ただし最近の画像処理ソフトウェアの進歩はすごいから、ハードウェアに依存しない方法でもあなどれない。PanoramaとPhoto Sphereの改良では、画像の解像度がより精細になる、とEngadgetの記事は言っている。デスクトップの大型画面で見ても遜色ない、ということだろうか。

Googleは最近、Google+とモバイルの両方で画像技術に力を入れている。今回の、Androidの内蔵カメラの機能強化は、まだやり残していたことの一部だろう。これで、Androidスマートフォンで撮る写真がさらに良くなることを期待したい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、iPhoneカメラ用にバヨネット方式マウントを模索中

Appleは、USPTO[米国特許商標局]から、モバイルデバイス用レンズ交換の特許を与えられた(AppleInsiderが最初に報じた)。これは将来のiPhoneカメラに、例えば接写のためのマクロレンズや、景色を一望できる広角レンズと交換できる機能が内蔵されるかもしれないことを意味している。同特許は、数週間前に出願中との情報があったが、Appleはすでにこの知的財産の権利を取得していた。

これが何の意味も持たないこともある。Appleは必ずしもすぐに製品化しない技術を特許化することが頻繁にあるからだ。しかし、多くを意味する可能性もある。最近Foxconn内部からリークしたと言われる写真には、iPhoneのカメラ部分がわずかに突出しているところが写っており、特許資料の図版にも同様のデザインが描かれている。もちろんその画像の素性は定かではなく、カメラ部分の突出には別の理由も考えられる(デバイスの厚さ等)ので、ここから何かを読み取るのは早すぎる。

AppleがiPhone本体にレンズ交換機能を組み込むことは、モバイル端末最高のカメラを提供するという同社の専心とも一致する。同様のシステムは既にサードパーティーから提供されているが、その殆どはクリップオン方式であり、デジタル一眼やミラーレスカメラと同じバヨネット方式は、レンズ交換における利便性、確実性や画像品質において優れており、Appleの特許資料にもこれらがすべて利点として挙げられている。

レンズ交換式カメラの熱烈なファンの一人として、私はこれがモバイル端末に組み込まれることに興奮している。レンズを付けていない時のデザインや機能を損うことなく製作することが可能であれば、これはわれわれの携帯ガジェットの写真性能を強化しつつ荷物を減らす最高の方法だ。もし、望遠ズームと小さなマクロレンズをスマートフォンと一緒に持ち歩くだけで、デジ一を入れた20kg以上のバッグが不要になるなら、私にとってその価値は非常に大きい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


VR社員教育のプラットフォームとしてOculus Riftに賭けている会社がある

Oculus RiftとそのメーカーであるOculus VRはFacebookに買収され、それが原因で、MinecraftのデベロッパーMojangのように、同プラットフォームでの開発を見直す人々がいる。しかし、Oculusへの賭け金を倍増する人々もいる。社員教育ソフトウェア開発のTechnology Transfer Services(TTS)もそんな一社だ。

これもまた、エイプリルフールの早出しではないことを確認する必要のあるニュースだったが、そうではないことをTTSのJohn Hooverが保証してくれた。同社は本当に「没頭型学習環境」を開発中で、「バーチャルワールド、インストラクター主導教育、現場固有教育、カスタムEラーニング、およびシミュレーションを組み合わせることによって、社員を効率的に教育する」ものであると、TTS CEOのLou Riveraがメールによるリリースに書いている。

では具体的にそれは何を意味しているのか? 例えば、劣化ウランを処理する工場で働いている人が、危険物を正しく廃棄する方法を学びたかったら、手足や命を危険に曝す代わりに、安全なバーチャル環境で行うことができる。TTSはすでに、発電所シミュレーションのプロトタイプを作って運用しており、新入社員たちは、数百万人の命を危うくすることなく、経験を積むことができている。

もう一つ可能性のある用途:オフィスで動く人たちが、ドアやキャビネット、イス、鉛筆、くずかごなどの危険に、実際遭遇する前に備えるのに役立つかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook