3D VR画像であなたの部屋のインテリアデザインをサービスするModsyが一般公開に備えて$8Mを調達

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Pencil+Pixel社は、最先端のテクノロジーであなたの部屋をアップグレードする。ついにやっと、その時が来た。そのModsyと呼ばれるサービスはまだベータ中だが、早くもシリーズAで800万ドルを獲得し、一般公開に向けて飛び立とうとしている。

同社がその革新的なインテリアデザインサービスを非公開ベータでローンチしたのは2015年の半ばだったが、それを見たぼくは、ぶっ飛んでしまった。その正式ローンチの前の段階では、ユーザーは自分の部屋の写真を4枚同社へ送る。すると数日後に、見事にインテリアデザインされたその部屋の様子が、VRで返ってくる。それが気に入ったら、Modsyがお店の名前やサイトを教えてくれるから、そこでそのVR中のカーテンやソファーなどなどを買える。

消費者から見ると、それはまるでマジックみたいだ。Modsyは、スマートフォンの写真4枚を3Dの画像に変えて、その中におしゃれな家具や装飾品を配置する。もちろんそのためには、ソフトウェアが高度な分析や描画を行っている。

今、Modsyのベータには参加したい人たちの待ち行列ができているが、Pencil+Pixelは一般公開に向けてアクセルを踏み込む気だ。CEOでファウンダーのShanna Tellermanによると、今度得た資金で技術者とデザイナーを増員し、またローンチに備えてマーケティング努力にも力を入れる。

800万ドルの投資により、同社の総資金は1175万ドルになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

業績予測を下方修正してレイオフも示唆したGoPro、株価が23%の大幅下落

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Q4の成績が予想を下回ることをアナウンスしたGoProの株価が23.34%も下落して10.87ドルとなった。株価はここしばらくの間も過去最低の水準で推移していた。取引終了直前に11.20ドルと若干値を戻す展開となり、GoProの時価総額は20億ドルということになっている。

今回の株価低迷は、4Qの売り上げが4億3500万ドルで、2015年トータルで16億ドルになるとアナウンスしたことが直接の要因となっている。これはGoProがアナウンスしていた予測を下回るものとなっているのだ。

GoProの出資者たちはカメラ販売の拡大と、新たな収益プランを産み出すことを求め続けており、いまのところそれに応えられないGoProの株価が低下するという流れが続いてきている。

そのような中、GoProは1500人の従業員中7%(105人ほど)のレイオフを行うことも決定している。この2年間で50%も社員を増やしたことが負担となっている格好だ。リストラ費用として500万ドルないし1000万ドルを見込んでいるそうだ。

GoProが株式を公開したのは2014年のことで、35ドルの株価があっという間に89ドルまで上昇した。しかしそこを天井に徐々に株価は低迷を続け、数週間のうちに資産価値を半分に減らすような状況もあった。最新の機種となるHero 4 Sessionの売り上げが前機種ほどに伸びないことおあり、出資者たちの不満や不安も出てきているところだ。

ちなみにGoProのCEOであるNick Woodmanは2015年アメリカにおける公開企業の中で、5番目に多い報酬(総額7700万ドル)を受け取る人物ともなっている。前年比では4079%というのも驚愕の数字だ。


2015年のDisruptで行った、GoProのCEOであるNick Woodmanとのインタビュービデオを掲載しておく。

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(翻訳:Maeda, H

CESの来場者に選ばれた人気製品GoSun Stoveは太陽熱だけで調理する

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今や、火を使う人は原始人。現代人は持続可能で再生可能な太陽熱で、肉や野菜を調理する。この、GoSun Stoveのように。

同社はCESのHardware Battlefield 2016で、来場者選抜ワイルドカード選手に選ばれた。賞金5万ドルとトロフィーを目指して、他の14社と競うのだ。

このストーブは賢いデザインにより、太陽光を中心部のシリンダーに導く。するとシリンダーの温度は、10〜20分で最大550°F/290°Cまで上昇する。食品は太陽光用の真空管(solar evacuated tube)*の中で調理され、それは管へ反射される太陽光の80%以上を吸収する。角度を自由に変えられる賢いデザインなので、太陽の移動に追随しながら調理できる。〔*: solar evacuated tube, この企業のホームページを「真空管式太陽熱温水器」で検索してみてください。〕

このストーブは集熱効率が良いので、冬でも利用できる。太陽が雲に隠れたときでも、調理を続けられるだけの温度を保てる。

いろいろな型番があるが、GoSun Sportは279ドルで今すでに入手できる。

同社の最新製品GoSun Grill(下図)はもっと大きくて、鶏をまるごと焼いたり、ケーキも焼ける。今年の夏に、749ドルで発売予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

アレルギーを持つ人の生活を楽に。Nimaは食べ物にグルテンが含まれているかを2分で検出する

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多くの人はパンを食べることでむくんだり、具合が悪くなったりすることはないことを知っている。そうなるのは、グルテンに敏感になっているか、アレルギーを持っている場合だ。6SensorLabsが開発したNimaは、グルテンアレルギーを持つ人の人生を楽にするプロダクトだ。

「チーズイットのお菓子がどんな味か知りたいだけなの」と数ヶ月前、娘が兄弟に話しているのを聞いた。6歳の子の言葉は、私の心を締め付けた。彼女は生後14ヶ月の時、成長が大幅に遅れている理由を調べるため、何種類もの検査を行った結果、グルテンにアレルギー反応を起こすセリアック病であると診断された。現在、彼女は6歳になり健康だが、他の多くの子供と同様、アレルギーのために毎日の食事には十分注意を払う必要がある。

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アレルギーを持つ人は、リスクのある食べ物を判別することにさほど問題はない。Nimaは判断しずらい食品を念を押して安全かどうかを確かめるための製品だ。このフレンチ・フライにはグルテンが入っていないだろうか、といった具合だ。毎食チェックすることを想定しているのではない。

Nimaは食品にグルテンが入っているかを2分で検出することができる。Nimaは抗体ベースのテストを行い、ファウンダーによると研究施設で行うのとほぼ同レベルの結果が得られるという。このデバイスは使い捨ての小さな容器を使い、食品のサンプルを分解する。容器は1つ3.99ドルでデバイス本体の小売価格は249ドルだ。容器は毎月使用するセット分で販売する。

この容器は他のアレルギー、添加物、病原体の検出用も制作している。ピーナッツ、乳製品を検出するための容器が開発段階にあるという。

Nimaでのテスト結果は、Nimaのデータベースへとアップロードされる。それらのデータはYelpやFoursquareなどの新しい場所やレストランを発見するアプリと連携することも将来的に可能となるだろう。

6SensorLabsはNimaのプロダクトにFDAの承認を必要としないのは重要な点だ。このデバイスは単純にグルテンが入っているかどうかを検出するためのもので、ユーザーの健康に影響を与えるような提言は一切していない。

6SensorLabsはNimaの事前予約を受け付けている。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

SpaceX、大型Falcon 9ロケットの着陸に初めて成功

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SpaceXがやってのけた。Elon Muskのロケットスタートアップは、つい先ほどFalcon 9ロケットを発射し約10分後に着陸させた。これまで数回の試みは炎上爆発に終っていた。

ロケットは低地球軌道に向けられた人工衛星11基を運んだ。重要なのは、このロケットが使い捨てではなく、Blue OriginのNew ShepardやSpace XのGrasshopperのような小型ロケットでもないことだ。Falcon 9は重要な荷物を運んだのであり、打ち上げロケットの着地はミッションの二次的目標だった。

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Falcon 9は本格的なロケットで、9基のエンジンが生み出す150万ポンド力(667万N)の推進力によって、高度124マイル(200 km)まで到達する能力を持つ。重要な機器を重要な軌道に運ぶために設計された。Blue Originは数人の人間を62マイル(100 km)の上空に送る能力がある ― これもまた素晴らしい。

従来SpaceXは、Falcon 9をロボット〈はしけ〉に着陸させようとしていた。今回は、乾いた大地と巨大なコンクリート着陸場を選んだ。

Falcon 9ロケットの着陸はSapceX長年の目標だった。同社はGrasshopperという小型のテスト用ロケットでシステムを試験していた。徐々に、数回の発射を経て、その小型ロケットは数百フィートから準軌道飛行まで新たな高度に到達してから、地球に戻り垂直着陸するようになった。

Falcon 9は2段ロケットである。今日着陸したのは大型のブースターロケットのみ。残りのカプセルには荷物が積まれ、再利用はされない。

これは、Falcon 9にとって2015年中6回目の発射だった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

3DR、ドローンの安全飛行エリア情報を提供するAirMapと協同開始

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ドローンを飛ばすのに、気にしなければいけないことが増えてきた。果たして飛行させたいと考えている場所が飛行許可エリアなのかどうか。自由な飛行を禁じている国立公園や飛行場などがないかどうか。そうした判断に役立つのが、飛行可能エリアを示してくれるAirMapだ。そしてこのAirMapが、3DR Soloのアプリケーションに統合されることとなった。

アプリケーションでは、飛行禁止区域が黄色のオーバーレイ形式で表示されるようになる。飛行禁止となっている理由なども表示される。

ライバルのDJIも、以前から同様な機能を備えてはいる。しかしAirMapの方がより多くの情報を提供してくれる。またDJIの方は「後付」の機能のような感じが拭えていない。

「ドローンはパワフルかつ重要なテクノロジーで、ますます広く利用されるようになるでしょう。そのような中、より簡単に安全な飛行を楽しめるようにしたいと考えたのです」と、AirMapの共同ファウンダー兼CEOのBen Marcusは述べている。「3DRのような業界のリーダーと協業することで、多くのドローン利用者に飛行可能エリアについての情報を提供できるようになりました」。

AirMapは2014年12月にBen MarcusおよびGregory McNealによって創業された。シード資金として260万ドルを調達している。商利用および趣味でドローンを飛ばすひとたちに情報を提供することを主要なサービスとしている。実際に制限区域を設定するのはFAAだが、AirMapはドローンの利用者に対して、安全な飛行を実現するための情報をわかりやすく伝えている。

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(翻訳:Maeda, H

サムスン発の新しいGear VR、99.99ドルの価格でプレオーダーを開始

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サムスンのVR実現ツールであるGear VRの第二世代版が、99.99ドルの価格でプレオーダーを開始した(Best Buy)。このデバイスにより、バーチャルリアリティというものが一気に広がることになるかもしれない。

以前のGear VRと同様に、Gear VRの前面に装着するGalaxy製のスマートフォンやノートなどによりバーチャルリアリティを実現する仕組みだ。そのおかげでGear VR自体の仕組みは簡単なものとなっているが、ただしOculus RiftやHTC Viveなどと比べると、バーチャルリアリティを楽しむ機能は制限されてはいる。Gear VRではNetflixを見たり、Googleのストリートビューを使った移動体験をしてみたり、数が増えつつあるVRゲームを楽しむことなども行える。

Gear VRには加速度センサー、近接センサーなどの各種センサーを搭載していて、VR体験を十分楽しむことができるようになっている。より多くの人がVRの世界を楽しむようになることだろう。

先にも記したが、Oculusの方がよりリアルなグラフィック能力を備え、動作も自然に感じられるようになっていて、一層本格的なVRを提供してくれる。またコントロールもより本格的に行うことができる。しかし利用にあたってはPCと接続することが必要で、また費用もかなり高額になっている。Oculusのようなものがより低価格で利用できるようになるまで、Gear VRは十分にVR世界の魅力を伝えてくれるものとなってくれるだろう。

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(翻訳:Maeda, H

Apple、12.9インチの大型iPad Proを水曜日から世界のオンラインショップで発売

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もっと大きいiPadを探していたユーザーに朗報だ。Appleは12.9インチのiPad Proを11月11日(水)から40ヵ国のオンラインショップ発売する。発売はオンラインが先で、実店舗への入荷は今週末になるとみられる。スマート・スタイラスのApple Pencilとスマート・キーボードも水曜日に注文可能だ。

入門モデルはメモリ32GBで799ドル、128GBメモリーに携帯網接続機能がついたモデルは1079ドルとなる〔日本サイトでは11/10朝現在、ページは用意されているもの価格は表示されておらず、予約ボタンもまだライブになっていない。〕

iPad Proが新しいのはディスプレイのサイズだけではない。このモンスターには美しい12.9インチ画面が搭載され、HD映画を見るのにも高度なアートワークにも十分なスペースを提供する。また2つのアプリをワンタッチで切替られるフルスクリーン・マルチタスクが可能だ。マルチタッチ・スクリーンはAppleの誇る次世代チップ、A9Xで駆動され、これは以前のA8に比べて1.8倍速いという。iPad Proのバッテリーは10時間の作動に十分な容量があり、8MPのiSightカメラ、Touch ID、4基のスピーカーを備える。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

クラウドファンディングで100万ドルを集めたガジェットが、また一つ墜落した

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あのRobotic Dragonfly[ロボットトンボ]を覚えているだろうか? その小さなドローンはクラウドファンディング創成期のサクセスストーリーの一つとして、2012年にIndiegogoで100万ドルの支援金を集めた。当時クラウドファンドで100万ドル以上を集めた初めてのガジェットだった。プロジェクトは、鳥のように飛び、虫のようにホバリングする小さなロボットを ― わずか99ドルで ― 約束した。諸君、残念なニュースがある。その小さなドローンは計画通りには離陸しない。

会社は深刻な金銭トラブルに見舞われていることを昨日発表した。しかしこれは彼らの落ち度ではない、とファウンダーらはIndiegogoのコメントで言っている。責任は資金を解放しないPayPalとIndiegogoにあると彼らは言う。金額? 同社はその情報を公表していない。

TechCrunchは、開発元のTechJect、およびPalPal、Indiegogoの各社に問い合わせて追加情報を求めている。返答があり次題本稿を更新する予定だ。

クラウドファンドされたガジェットが出荷されないのはこれが初めてではない。むしろトレンドになりつつある。Pirate3Dは、簡単に使えて低価格な3Dプリンターを約束したが、Kickstarterで受けた注文を満たす前に現近が尽きた。

どうやらTechJectはロボットトンボの開発を完了することすらできなかったようだ。プロジェクトがIndiegogoに登場したのは3年近く前だというのに。Indiegogoのプロジェクトページには、米国空軍から100万ドルの助成金を受けて(少なくとも2012年には)プロジェクトがスタートしたと書かれている。「われわれはユーザーにテクノロジーが浸透するのを待って欲しくない」とページは言う。しかし、支援者たちは未だに待ち続けている。

昨日会社が資金問題について発表して以来、Indiegogoのコメント欄には支援者たちが大挙して押し寄せている。当然だ。今日同社は、プロジェクトが厳密な意味で中止されてはいないことを明言した。継続には追加資金が必要なだけだ。さらに同社は、もし製品を出荷できない場合、「同社の持つDragonflyに関するあらゆる知的財産権をライセンス権利を含めて全支援者に公開し、損失を取り戻すために利用、再販その他を自由にできるようにすることを発表した。

Robotic Dragonflyはいつも少々現実離れしていた。本誌はプロジェクトが生まれたジョージア工科大学の研究室を訪れた後このキャンペーンを紹介した。しかし、優れたエンジニアは必ずしも優れたファウンダーにならない。製品をCAD図面からプロトタイプを通じて店頭に並べるためには、特別なチームが必要だ。

これは消費者がクラウドファンディングにもっと注意を払うべきであることを示す、新たな事例に過ぎない。クラウドファンディングに保証はなく、告知されている以上のリスクが伴う。Robotic Dragonflyはクラウドファンディング初期の2012年に資金を集めた。以来、Indiegogoは支援者の安全性を高めるために利用規約を改訂した。しかしその後も、途方もない約束や疑わしい主張を掲げるプロジェクトがいくつも出現している。Robotic Dragonflyはクラウドファンディングの墓場に足を踏み入る最後のガジェットではなさそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Twichが80〜90年代の人気絵画教室番組The Joy of Painting全403回204時間を完全ストリーミング

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Bob RossがTwitchを占拠している。現時点(米国時間10/30早朝)では、Bob Rossのお絵描き番組を見ている人の方が、Dota 2やHearthstoneを見ている人よりも多い。TwitchのCreativeチャネルは、今現在のビューワ数が約45000、たくさんの人が、Bob Rossの穏やかな筆さばきを見て癒やされている。

TwitchがCreativeチャネルをローンチしたのは二日前だが、でもゲームプレイの実況だけをやってるころから、クリエイターたちの利用も少なくなかった。ゲーマーと同じくクリエイターも、発表と共有の場が欲しいのだ。

Creativeチャネルの立ち上げ記念‘番組’としてTwitchは、Janson MediaとBobRoss Inc.の協力を求め、80〜90年代に放送された「ボブの絵画教室」(The Joy of Painting)全403回、全長204時間(8日半)をぶっ続けでストリーミングする。多くの人が狂喜するだけでなく、天国のBobも嬉しいだろう。久々の、出演だからね。

Watch live video from BobRoss on http://www.twitch.tv

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

GoPro、来年リリース予定の自社製ドローンから撮影した映像を公開

GoProは2016年初頭に、ドローンをリリースする予定にしている。それにむけて、GoProは発売予定のドローンより撮影した映像を公開している。とても滑らかなビデオが撮れているようだ。

ちなみにこのビデオを公開する数時間前に行ったQ3決算報告では、予想を下回る成長となったことを発表していた。決算発表後は株価が18%も下落する事態ともなった。アナリストたちがGoProの今後の成長力にも疑問を持ち、またビデオのマネタイズの可能性にも懐疑的であることを示した結果だ。GoProとしては、ドローンの投入で改めて市場の注目を取り戻したい狙いがある。

ともかく、公開されたビデオではまずその滑らかさに驚いてしまう。撮影後にぶれ補正などの編集は加えていないとのこと。カメラに搭載されたソフトウェアによるものなのか、それともハードウェア的なスタビライザーの機能によるものなのかはわからない。おそらくは双方の相乗効果によるものなのだろう。

先月のTechCrunch DisruptにてGoProのCEOであるNick Woodmanは、「ドローンの投入により、GoProカメラの魅力をいっそう引き出すことができるようになるでしょう」とも語っていた

GoProのカメラは既に他社製のドローンと組み合わせて利用されることが多い。GoProとしては自社製のドローンを用意することで、さらに売り上げを伸ばしていきたい考えであるわけだ。

Canva Disrupt SF 2015 Nick Woodman copy

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(翻訳:Maeda, H

ParrotのBebopドローンが自律飛行できる…カメラの向き(視点位置)も設定可能

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Parrot Bebopが今や自分で飛べる。Flight Modeを買ったら、Bebopのオーナーはウェイポイントを送信して、あとはドローンが自律飛行をするのを見守るだけだ。そのためにはアプリ内購入でFlight Planというアップグレードをしておくこと。20ドルだ。

モバイルアプリを何度かプレスして、航路や高度をセットする。作業はドラッグ&ドロップだけだ。HDカメラの視点もセットできる。

その機能は、オープンソースのMAVlinkで航路を送信する。飛行中にいつでも、人間操縦者がコントロールを取り戻し、航路を調節できる。Parrotによると、ドローンの位置精度は6フィートだそうだ。

前日にはFAAが、ドローンの保有を登録制にすると発表したばかりだ。自律飛行でも、ルールや規制は守るべきだ。とくに合衆国では、ドローンは必ず人間操縦者の視界内で飛ばさないといけない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

時計を作って逮捕された工作少年、カタール財団の招待を受け移住へ

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Ahmed Mohamedはカタール財団の招待を受け、同財団の青少年イノベーションプログラムに参加する。Mohamed一家はホワイトハウスのイベントでオバマ大統領と会ってから約24時間後の今日、移住を発表した。

Ahmedは先月、学校職員が警察に通報し、手作りデジタル時計を学校に持ってきたために逮捕されたことで一躍インターネットの有名人になった。職員らは、その時計(立派なケースに入っていた)を爆弾と見間違えた。Ahmedは校内で警察の尋問を受けたと言った。まもなく彼は転校した。

この若きメーカー(作り手)の話は、Mark ZuckerbergからAlexis Ohanian、オバマ大統領まで、あらゆる人々の注目を浴びた。ハッシュタグの #IStandWithAhmed はすぐにトレンドとなり支持者は急増した。1ヵ月と少しの間に、ハッシュタグは400万人以上のTwitterユーザーに届いたとKeyholeのデータは示している。

Ahmedは昨日、ホワイトハウスの天体観測イベントに数百人の生徒や先生と共に訪れ、オバマ大統領とも短時間面会した。

彼の家族の引越しは、カタール財団が発行したプレスリリースで今日発表された。Ahmedは文中、「カタール財団の提案には何もかも感謝していてキャンパスは本当にすばらしい。科学やテクノロジーに興味を持つ他の子供たちとも会える。そこで多くのことを学び大いに楽しめると思っている」と語った。

幸運を祈る、Ahmed、作り続けろ!

【下の画像が表示されない場合は、リンクをクリックしてみてください】

SO HAPPY, I CANT BELIEVE THAT I MET THE #president of THE #UNITEDSTATES!!!

Ahmed Mohamedさん(@official_istandforahmed)が投稿した写真 – 2015 10月 20 9:58午前 PDT

//platform.instagram.com/en_US/embeds.js

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、4Kおよび5Kディスプレイを搭載した新iMacを発表

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AppleがiMacラインにて超高解像度スクリーンの適用をさらにおしすすめてきた。21.5インチのオールインワンiMacに4Kスクリーンを採用したのだ。さらに27インチのiMacでは5Kディスプレイが搭載されることとなった。

これにより1920×1080の画面をもつ機種は安価な21.5インチモデルのみとなった。iPhone 6sでも4Kカメラを搭載しており、もはや1920×1080のサイズへのニーズは低下しつつあると判断しているのだろう。

もちろんピクセル数が増すことにより価格も高くなっている。新たにアナウンスされた4Kマックは172,800円からとなっており、1080pモデルの126,800円からとくらべればかなり高額になっている。ちなみに4Kモデルでも標準搭載メモリーは8GBで、グラフィックカードも1080pモデルの高性能版から変わっていない。

なおMagic Keyboardも新しくなっている。より小さく、軽くなっているようだ。電池はリチウムイオンとなり、従来の単三電池から変更されている。キーボードにはLightningケーブルが繋がり、搭載のリチウムイオン電池を2時間で充電できるとのこと。1回の充電で1ヶ月程度利用できるのだそうだ。

(Apple Japan、iMacのページはこちらより)

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(翻訳:Maeda, H

Netflix、最人気プランを突如値上げ

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これは驚きだ! Netflixが高くなった。サービスで最も人気の高いプランは9.99ドルになった。既存ユーザーには猶予期間が与えられるが、米国、カナダと一部南米の新規購読者には新料金が即時適用される。Netflixは8月にヨーロッパで静かに料金を値上げしている。

この値上げによってスタンダードプランは月額9.99ドルになった。これはHDビデオのストリーミングと同時に複数のストリーミングが可能なプランだ。

これはNetflixが、独自番組の拡大をはかろうとする一環の出来事だ。同サービスの番組は最近エミー賞4部門を獲得した。しかしAmazonはその上を行き、「トランスペアレント」は初のエミー賞を取った。大きな人気を呼んだこのコメディーではジェフリー・タンバーがシリーズの主役を演じた。

Netflixは、既存購読者に対してはまだ料金値上げに関する正式な通知を送っていない。同社は現在全世界で6500万人の定期購読者を持ち、うち米国内は4200万人だ。

値上げのニュースは、Netflix株の暴落を呼んだ。株価は大きく下げた後、現在急騰している。

Netflixは料金値上げについて、本誌に送られた正式声明の中で認めた:

多くのNetflixオリジナルを含むテレビ、映画のタイトルを増やしていくために、当社は米国、カナダおよび南米の一部新規メンバーに対して料金をやや高くすることにした。既存のNetflixメンバーについては、感謝の意を込めて現行料金を1年間据え置く ― 既に従来の料金保証の対象になっている場合を除く。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Microsoft、Apple Pencilをからかう

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「ちょっと変だろう、消しゴムのついていない鉛筆なんて」とMicrosoftのPanos Panayは、Surface Pro 4の新型スタイラス発表の際に言った。なぜなら、Apple Pencilには消しゴムがなく、Surface Penにはついているので、Microsoftはこの機にジョークを飛ばす必要があったからだ。

Windows 10 Hardware Event

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Amazon、新Fire TVでAppleに挑戦状

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これをホビーと呼んではいけない。Amazonのリビングルームへの野望は本気であり、メディアレシーバー、Fire TVの第2世代をまもなく発売する。同社は最初のFire TVを1年半前に発売し、そこには新たに強化されたApple TVと類似の機能が備わっていた。初代Fire TVは音声検索もアプリもゲームも持ち、新機種はさらに強力になっている。

Amazonの次期デバイスは、FCCウェブサイトに仮の名前で載ってたデバイスを見つけたDave Zatzによって暴露された。書類には新たにmicroSDカードスロットが、802.11ac、Bluetooth 4.1、イーサーネットポートおよびUSBポートと共に記載されている。しかし、ガジェットはハードウェア仕様だけで売れるわけではない。

現時点で、Fire TVのインターフェースが変わるのか、あるいはゲームにもっと焦点を当てるのかは不明だ ― いずれも新しいApple TVと正面から戦うために必要だ。そしてDave Zatzが指摘するように、4K出力は一部の人々にとってキラー機能になり得るが、まだはっきりしていない。

Amazonがこの新モデルをごく間近に発売する可能性は高い。例年この会社は新しいハードウェアを秋の始めに発表しており、現在Amazonは初代Fire TVを入手不可と表示している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

16台のGoProカメラから成る360度3Dの仮想現実撮影用リグOdysseyが15000ドルで発売

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この前のGoogle I/Oで、GoProのカメラのでっかい配列が披露された。そう、そして今日(米国時間9/8)それが製品として発売された。というか、プロのコンテンツ作者がこのOdysseyを注文すると、予定では11月初めに発送される。お値段は、15000ドルだ。

これはGoogleの、3Dで360° の仮想現実プラットホームJumpの一環だ。Odysseyは、GoProのHero4 Blackを16台使用している。GoogleがJump Assemblerと呼んでいるものを使って同期化されたビデオを立体像のVRビデオへ編纂する。それをVRヘッドセットで体験するか、または単純にYouTubeで見る(下のビデオ)。

ビデオのあちこちをクリックすると、誰もが初めて経験するコントロール感で映像が回転する。モバイルならAWSDを使ってビデオを回転させるか、または画面をクリックしてドラッグする。

リリースの発表声明でGoProのTony Bates社長が述べている: “仮想現実は商用とアートの両面で大きな新しいイノベーションの可能性を秘めている。OdysseyとJumpにより、コンテンツのクリエイターたちが新しい技術を開拓することを、GoProは期待する。没入的なコンテンツの、制作、編集、そして共有に新しい形を作り出していただきたい。すでに周知のように、GoProのユーザは世界でもっとも有能なコンテンツクリエイターなので、そういうプロの方々がOdysseyを使って、人生のもっともすばらしい瞬間を、まったく新しい方法で捉えることを、待ちきれない気持で待ちたい”。

Odysseyを注文した人にはGoProとGoogleによる資格審査があるので、購入の申し込みはOdyssey Limited Access Programに対して行う。そのキットには16台のカメラと、マイクロフォン、保証書、そしてサポート契約が含まれる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Android WearのスマートウォッチがiOSをサポート?、この予約ページを眉に唾して見よう

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Apple Watchが嫌なら、これはどう? Huawei WatchのAmazonの予約ページには、 このデバイスがiOSをサポートしている、とある。現時点では誤報なのか未公開情報なのかよく分からないが、後者ならおもしろい。

今のところ、iPhone互換のスマートウォッチは意外と種類が少ない。Apple WatchとPebbleの製品ぐらいだ。一方、Android Wearのスマートウォッチはすでに何十種類もあり、それぞれ独自のデザインや機能で差別化に努力している。Android WearのウォッチがiOS互換にもなったら、iPhoneを持ってる人には突如として、スマートウォッチの選択肢がどっと増えるのだ。

このHuawei Watchは、豪華ではないが洗練されたデザインで、明らかに高級品ふうだ。ステンレスのケース+革バンドだと349ドル、最高は800ドルまで。1.4インチの円形AMOLED ディスプレイで、iOS 8.2互換をうたっている。予約者への出荷は、9月2日からになる。

今、AmazonとHuaweiの両方に、問い合わせているところだ。

〔訳注: 日本時間08/29 11:00現在、このHuawei Watchのページは存在しない。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ソニーモバイルコミュニケーションズ、ドローンビジネスに参入

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ソニーがドローンビジネスに乗り出すようだ。正確には実際にドローンビジネスを担うのはソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社だ。ソニーが100%出資しており、モバイルフォン、小型イメージセンサーなどを手がけている。このソニーモバイルコミュニケーションズが東京のスタートアップである株式会社ZMPと共同で新会社を設立する予定なのだそうだ。ただし、ソニー製ドローンが誰でも買えるようになるというわけではないようだ。

設立される新会社は「エアロセンス株式会社」となる予定。この新会社を通じてソニーモバイルコミュニケーションズは同社の技術(とくにイメージセンサー)の市場を開拓していきたい考えだ。ちなみにソニーはAppleのiPhone 6やSamsungのGalaxy S6などにイメージセンサーを提供している。ドローンを使って、この市場をさらに拡大していこうとしているわけだ。

Wall Street Journalによれば、ソニーの狙いとしてはドローンの販売というよりも、ドローンが提供できる農業やインフラ整備などの面におけるサービスを提供していくことだとのこと。市場にソニー製ドローンが出てくるというわけではないわけだ。

プレスリリース(訳注:日本語のプレスリリースはこちらにある)によれば、ソニーモバイルコミュニケーションズがカメラ、センサー、無線通信、およびロボティクス技術を提供し、ZMPが自動運転および関連ロボティクス技術を提供していくのだとのこと。両者は以前にも自動運転関連ベンチャーで協働した実績をもつ。新会社についてはソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が50.005%の株式を保有し、残りの49.995%を株式会社ZMPが保有する。

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(翻訳:Maeda, H