iPhoneとAndroid Wearウォッチがつながった!ジェイルブレイク不要
iPhoneを持っているけどAndroid Wearウォッチが使いたい? 残念! GoogleとAppleは、スマートウォッチの焦点をそれぞれのプラットフォーム向けに絞っていて、クロスプラットフォームへの配慮はできる限り遠避けようとしている。
幸運にも、世界には物事を正すことのできる才気あふれる作り屋がいる。ここに、世界初のiPhone-Android Wearコネクションのビデオを紹介する。ジェイルブレイクは不要だ。
MohammadAGは、多くのAndroidモジュールを開発した多作のデベロッパーで、iOSからMoto 360に通知を送る方法を見つけだした。
何がすごいかって? MohammadAGのiPhoneはジェイルブレイク〈済み〉(Messageのアイコンがバウンドしているのがわかるだろう ― あれはジェイルブレイクの仕業だ)であるにもかかわらず、このアプリにはジェイルブレイクが不要であることだ。
MohammadAGによると、モジュールはPebbleウォッチが使っているのと同じANCSプロトコルを利用しており、これはiOS 7以来iPhoneに組み込まれている。ウォッチ上で動くカスタムAPKが、通知を待機している。この方法によるiOS-Android Watchの互換性は、基本的な通知のサポートに限定される ― しかし、そこが出発点だ、そうだろ?
残念ながらMohammadAGはウォッチアプリを一般公開する予定がないので、これは一回限りの出来事だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
Apple、さらに多数の絵文字をサポート、ガジェットのアイコンもアップデートへ
iOSとOS Xの新しいデベロッパー向けプレビュー版で、Appleがさらに多様な絵文字をサポートすることが判明した。新たに追加される絵文字には多様な肌色の人の顔や国旗などが含まれる。これまでも一部の国の国旗はサポートされていたがあまり数は多くなかった。
新たな肌色オプションを起動するには、顔や手などの絵文字の長押しすればよい。すると6色の肌色が選択できる。当然だが、幽霊、ドクロ、仮面などは「人間」のセクションの絵文字であっても肌色オプションがサポートされない。「旅行と場所」のセクションに新たに32ヵ国分の国旗が追加された。
Appleが絵文字のサポートを拡大することは昨年3月にMTV ActがAppleのCEO、ティム・クックに送った要請のメールにAppleの広報責任者、Katie Cottonが「われわれはUnicodeコンソーシアムに働きかけている」と回答したときから予期されてていた。その後Unicodeは絵文字の多様性を高めるための修飾オプションのサポートに関するテクニカル・ドラフトを公開した。このレポートの筆者はGoogleのMark DavisとAppleのPeter Edbergだった。どうやら絵文字の修飾オプションは正式に導入されるようだ。
AppleはまたiPhone 6を含むガジェットのアイコンのデザインをアップデートしている。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)
Gmailの宛先候補にご注意―馬鹿げたアドレスを指定するバグに多くのユーザーが抗議
間違った相手にメールを送ってしまうのは仕事の上の失敗の中でも恥ずかしい方のトップ5に入る。機密情報を無関係な相手に漏らしてしまったり、悪口を書いてその当人に送ってしまったりすれば笑い事ではすまない。
Gmailのパワー・ユーザーは宛先の候補表示にバグを発見して非常に苛立たしい思いをしている。数日前から多数のフォロワーを持つ有名なベンチャーキャピタリスト、起業家、それにわれわれのAlexia Tsotsis共同編集長がこのバグを報告している。たとえばマーク・アンドリーセンは「私が1万回もメールを送っている相手を無視して、たった1回しかメールを送ったことのない相手を候補に出すとは殺人的にバカな人工知能だ」とツイートしている。
われわれが問い合わせたところ、Googleは「Gmailの自動補完機能に問題がある」と認めた。Googleの広報担当者は「われわれはGmailの自動補完に現在問題があることを確認し、対処に務めている。ご迷惑をおかけして申し訳ない」とコメントした。
さらに情報が入り次第、この記事をアップデートする。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)
IBM、InterConnectカンファレンスで野心的なハイブリッド・クラウド戦略を発表
IBMは、ラスベガスで今日(米国時間2/23)開幕したInterConnectカンファレンスで、ハイブリッド・クラウド推進のための新たなイニシアチブを発表した。これによりユーザーは多様なリソースをあたかも単一のクラウドであるかのように扱えるようになるという。
ハイブリッド・クラウドとは、サードパーティーの公開クラウドサービス、プライベートクラウド、オンプレミスのデータセンターを組み合わせたコンピューティング資源のことだ。
クラウド・アーキテクチャーとテクノロジー担当副社長、Angel Diazは「このイニシアチブの目的は、あらゆるプラットフォームとタイプのクラウド資源をユーザーができるかぎり容易に管理できるようにすることだ。これにより、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、自社データセンター、さらにはクラウドのクラウドさえもその設置場所を問わず、単一のインフラであるかのように運営できるようになる」と語った。
IBMは企業がIT部門のクラウド化を試みる際に直面する典型的な問題の解決を図っている。現在クラウドにシフト中の多くの企業は、さまざまなタイプのコンピューティング資源を抱え込み、結果としてハイブリッド・クラウドの状態になっている。これらの多様なインフラからデータを引き出し、処理、共有することには多くの困難が伴う。
DiazによればIBMはこの問題を3つの課題に分けて解決を図るという。第一の分野は、企業固有のシステムにデータを統合すること。次にさまざまなシステム、プラットフォームのデータへのアクセスを容易にし、必要なときに必要なデータが容易に得られるようにすること。最後に、クラウドとオン・プレミスの資源にまたがって存在するアプリケーションとデータをそれらが世界中どこにあろうと、必要なときに結合すること。
いずれも非常に複雑な課題だが、IBMはいくつかの新しいアプローチを提案した。
まずIBMはコンテナー・テクノロジーを重視する。IBMはDockerと提携し、IBM向けにカスタマイズされたDockerコンテナをエンタープライズに提供する。これらのコンテナーはアプリケーションがオン・プレミスに存在しようとクラウドに存在しようと関係なく、セキュリティー、運営プロセス、データ・フォーマットなど企業固有の既存のプロセスを適用できるようにする。
次のアプローチはIBM DataWorksと呼ばれる。これはデベロッパーが多様なデータのソースをマッピング・テクノロジーを用いて、どこに所在しようと安全かつ自動的に処理うることを可能にする。
IBMはこうして統合されたデータをWatson人口知能へAPIによって処理し、きわめて高度な分析を実現しようとしている。この点に関しては、先週、MicrosoftもAzure機械学習プラットフォームを正式に公開している。DiazはMicrosoftのプロダクトに対するWatsonの優位性を強調したが、アプローチの方向としては類似点が多い。Diazは「Watsonは単にデータを解析し、意味づけを行うだけでなく、複雑な現象から相関関係を見出し、さまざまな仮説のどれがどれほど正しそうであるかをユーザーに知らせることができる」と述べた。
これらに加えて重要な要素はBlueMixの設定を容易にするBlueMix Localだ。Bleumixは IBM独自のPaaSで、アプリケーションを構築、管理、実行するためのオープン・スタンダードとクラウドをベースとしたプラットフォームだ。通常のパブリック・クラウドとは異なり、ユーザーはアプリケーションをオン・プレミスの資源と各種のクラウドに分散して配置し、必要に応じて作動させることができる。
Diazによれば、BlueMix Localは「アプリケーションの可視性と制御をシームレスに提供する」という。
最近のIBMのツールの例に漏れず、これらは広汎かつ多様なパートナーによって強化される。以前IBMはすべてを自前で用意していたが、この態度は様変わりした。現在では普通ならIBMのライバルと考えられる企業やプロダクトとも積極的な連携が図られている。
Diazは「現在顧客が直面している困難かつ複雑な課題は多くのパートナーとの連携なしには解決できないと語った。「こうした複雑きわまる問題を単独で解決できるようなベンダーは存在しない。そんなベンダーが存在する考えるのは幻想だ」とDiazは言う。
IBMはできるかぎり多様なパートナーと連携し、重層的なツール群を提供していくという。このアプローチがどのような成果を収めるか注目だ。
画像: Erik Drost/Flickr UNDER A CC BY 2.0 LICENSE
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)
NSAのハッキング報道に対して、Gemalto社が自社製SIMは「安全」と主張
米NSAおよび英GCHQに暗号化キーを盗まれたと報じられているSIMカード製造会社、Gemaltoは、NSAから漏洩したとされる文書の内容に反して、同社の製品は安全であると主張した。
オランダ、アムステルダムに拠点を置く同社の態度は強気、もしくは大胆だ。本日(米国時間(2/23)発行された声明文は、初期調査の結果同社製品は安全であると言っている。
初期の調査結果は、既にGemaltoのSIM製品(並びに銀行カード、パスポート、および他の製品、プラットフォーム)が安全であることを示しており、会社が明確な経済的不利益を受けるとは考えていない。
水曜日(米国時間2/25)にはより詳細な情報が得られるだろう。同社は同日の現地時間10:30からパリで記者会見を開き、調査の全容を詳しく説明する予定だ。
報道によるとGemaltoは年間2億枚以上のSIMカードを製造し、世界600社以上と取引きがある。先週同社は、英国および米国のスパイ機関が暗号化システムに侵入し、同社製SIMカードを使っている無数の携帯電話ユーザーの情報にアクセスできる可能性が生じたことに、気付いていなかったことを認めた。
The Interceptは、Glenn Greenwaldが運営し、Pierre OmidyarのFirst Look Mediaが支援しているニュース機関であり、NSAの告発者エドワード・スノーデンの漏洩情報に基づいて、先週このニュースを特報した。
同記事や他の続報に対して、オランダ側は反発し詳細説明を求めているが、一方でプライバシー擁護派は情報漏洩の重要性を重視する。
Electronic Frontier Foundations[電子フロンティア財団]のMark Rumoldは、先週TechCrunchの取材に、暴露内容は「著しく重要である」と答えた。
「事実上NSAとGCHQは、世界中のあらゆるモバイル通信を解読できる鍵を手に入れた。そこには地域キャリア(少なくともある程度、諜報機関の行動をチェックする役割を持つ)の介入すら必要がない。これは、同機関が世界数百万、数億の玄関の鍵を複製し、必要とあればいつでも侵入できるようになったのと同じ意味だ。率直に言って、人々は世界中のモバイル通信への信頼を失った」と彼は付け加えた。
Gemaltoはこのまま押し切れると考えたいのかもしれないが、同社のビジネスはすでに問題の兆しを見せている。オーストラリアの電話会社は暴露の調査に入っており、セキュリティーの懸念を受けSIMカードの大量リコールを命ずる可能性がある。
悪評は取り付く。業界や消費者の意識に宿る不安を取り除くためには、当事者の社内調査による「問題なし」の自己診断では不足だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
Galaxy S6はどうやらフルメタルボディ+曲面ディスプレイとなるらしい
Samsungがついに、これまでのプラスチックや合成皮革を用いたボディデザインを脱却しようとしているらしい。
これはティーザー画像に基づく推測であり、T-Mobileが取り上げ、Vergeでも記事にされている。もちろん、間もなくバルセロナで開催されるMobile World Congressでお披露目予定と目されているGalaxy S6の話だ。
Samsungは最近、Galaxy A3およびGalaxy A5というフルメタルボディのデバイスをリリースしている。その点から考えても、フラッグシップモデルであるSシリーズの素材変更は十分ありえるものとは言えるだろう。そもそもこれまでに採用してきたプラスチック素材は、安物に見えてしまうとして不人気でもあった。
また、SamsungはS6が曲面ディスプレイを持つものであることもほのめかしている。Galaxy Note Edgeと同様の曲面ディスプレイを、両サイドに配したものとなるようだ。Note 4/Note Edgeのケースと同様に平面ディスプレイ版と曲面ディスプレイ版の両方が用意されるのか、それとも曲面版のみとなるのかはまだわからない。曲面版のみという可能性もありそうに思える。
曲面ディスプレイを求める声はさほど大きなものではなく、また有効な活用方法も少ないことを考えれば、2つのモデルが用意されるという意見にも説得力がある。AppleもiPhone 6では2つのモデルを販売しており、Samsungはといえば価格帯やスタイルを変えた複数のモデルを用意することを常としてきてもいる。Galaxy S5にもActive、Zoom、およびMiniがあったことを考えれば、複数モデルの可能性の方が高いのかもしれない。
ともかく、3月に入ればすぐに本当のところがわかるはずだ。
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(翻訳:Maeda, H)
愛用している 14 の Google Chrome エクステンション
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ピーター・ティールいわく「ベンチャーはディスラプトなんて無視しろ!」
「バズワードとして常に疑っているのは『ディスラプション』(破壊)という言葉。やたらポジティブに使われているけど、ベンチャー企業が持つべきマインドセットじゃない」。
著書「ゼロ・トゥ・ワン」のPRキャンペーンで来日中のピーター・ティールが2月23日、楽天主催の「楽天金融カンファレンス2015」に登壇してこう語った。
ゼロから1を生み出せば市場を独占できる
シリコンバレーでバズワードとなっている「ディスラプト」に否定的な見方を示したティールは、音楽業界を「破壊」したNapsterを引き合いに出して、次のように続ける。
「Napsterは音楽業界を大きく壊したけど、ビジネスとして成功したわけじゃない。既存企業を壊すことよりも、まだ注目されていない問題に着手するほうがよっぽど健全だよ」。
さらにティールは、著書のテーマでもある「ゼロから1を生み出すこと」が、市場の独占につながるメリットがあると強調する。
「1からnへ向かうことは、コピーにほかならない。一方、ゼロから1を生み出すのは、何もないことからイノベーションを起こすこと。これを正しく行えば、独占企業になれる。2002年以来、Googleが検索で競合がないのが良い例。ひと言で言うなら、競争するのではなく、誰もやってないことをやれということだ。」
三木谷氏「日本の起業家にとってバイアウトは賢い選択」
ティールとともに登壇した楽天の三木谷浩史会長は、日本の起業家が「バイアウト」を目指すようになってきたと、持論を展開した。
シリコンバレーでもそうだが、eBayやYahoo!がアクティビスト(モノ言う株主)に苦戦しているのは事実。だからこそ、多くの起業家がIPOではなく事業売却を目指しているのだと、実際にいくつかのベンチャーを買収してきた三木谷氏は語る。
「バイアウトは賢い選択。とはいえ、日本の起業家はまだまだ、売却したがらない。小さな時価総額でもIPOしようしていて、少し頑固なんじゃないか」。
SEOとコンテンツの関係 – SEOはバイラル化をもたらすのか?
「SEOとコンテンツにはどんな関係があるのだろうか?」– 私は以前からこの問いの答えを出そうと試みてきた。コンテンツはSEOにとって非常に重要だが、コンテンツの配信においてSEOは重要なのだろうか?
SEOのベストプラクティスに関する「規則」が存在することは理解している。しかし、経験上、全てのコンテンツにこの規則が当てはまるとは限らない。事実、全く理にかなっていないように思えることもある。このように、SEOとコンテンツの関係を解明することに苦労していたが、ついにこの疑問に対する答えを出すことが出来た。
今回の投稿では、「バイラル」、SEO、そして、コンテンツのタイプの関係を導き出していきたいと思う。まずは、あるケーススタディに注目してもらいたい。
SEOはコンテンツをバイラル化させることは出来るのか?
上の表で矢印をつけた箇所に注目してもらいたい。この矢印は、過去12ヶ月間、私のウェブサイトに大量のトラフィックをもたらした3本の記事を指している。当該の記事を紹介していく。
1月 — コンテンツショック! もしくは、コンテンツマーケティングの終焉(日本語)
11月 — こんなスピーチ二度と聞けません
この3本の記事は、会社が徐々にブランドを構築するために用いる「コンテンツのパターン」の定義では、「ヒーローコンテンツ」に当たる。このパターンは、3つのタイプのコンテンツで構成されている。
- ハイジーンコンテンツ 一般のオーディエンスのニーズを満たし、大方、検索エンジンのトラフィックをターゲットにする。
- ハブコンテンツ 詳細なストーリーを伝え、読者とブランドとの架け橋となる。
- ヒーローコンテンツ バイラルな配信を通して、ブランドアウェアネスを生み出す。
この3つのタイプのコンテンツの中で、ヒーローコンテンツは最も難易度が高い。バイラル化を狙って計画を立てることは不可能だ。しかし、上の3本の記事は、ウェブに常に押し寄せる流れに勝つ上で必要な「エピック」(傑作)コンテンツに共通する品質を兼ね備えている。
1. SEOとは関係ない
皮肉にも、この3本の記事は、2014年に投稿した記事の中で、とりわけSEOを軽視した部類に入る。「コンテンツショック」と言う用語は、私が考案した造語であり、検索トラフィックをもたらすとは考えにくい。
実に興味深い現象だと言える。私達はSEOに注意して、ブログにトラフィックをもたらすべきだと言われているが、成功した3本の記事においては、SEOに特に役割は与えられていなかった。その理由を説明する。
この3本の記事を作成した時、私は敢えてSEOを度外視し、オーディエンスが好むであろう良質なコンテンツを作ることに専念した。要するに、「人気の高い検索用語でコンテンツを埋め尽くしたところで、オリジナリティ – チャレンジ精神の欠片も見られない作品に仕上がる」。
当然のことだが、SEOの用語を巡って競争すると、キーワードの優位性を巡って他のサイトを打ち負かさなければならなくなる。バイラル化を狙ってコンテンツを作ると、新たなキーワード – オリジナリティを礎にした優位性が生まれる。
従って、SEO戦略は、「バイラル」泣かせなのかもしれない。
2. 大変だった
優れた記事を作るには、通常、2-3時間を要する。バイラル化した3本のコンテンツに費やした取り組みを挙げていく。
コンテンツショック — 2013年の7月、モントリオールで初めてこのコンセプトを紹介した。その後、アイデアをまとめ、2014年1月に投稿するまで、毎週、コンセプトを練り上げていった。つまり、6ヶ月間以上を費やしたことになる。
70名の成長株 — このコンテンツの完成には6週間以上を要したが、実際に作成に費やした時間はあまりにも多く、カウントしていない。恐らく、この3年間で最も時間をかけて作成した投稿だと言える。
こんなスピーチ二度と聞けません — この記事は、12分間のスピーチとして産声を上げ、それぞれのワードに納得することが出来るまで何度も声に出して練習した。つまり、この台本は、数週間の作業の成果とも言える。
ただし、時間をかけて作った作品が必ず成功するとは限らない。ブログの記事に多大な時間をかけても、駄作が生まれることもある。しかし、この3本には、オリジナリティとコンテンツの奥深さが反映されている。濃いコンテンツであるため、他の記事よりも作成に時間がかかり、この濃さ故、私は見返りを得られたのだ。
3. コンテンツが長い
私のブログの記事の多くは、1000ワード以下だ。読者の時間、そして、要点を考慮し、短ければ短いほど良い、と言う立場を以前から取ってきた。しかし、最近、この考え方は間違えているのではないかと思うようになった。この3本の記事は、人気が高いだけでなく、今まで投稿した記事の中で特に長い記事に数えられる。
リサーチによって、詳細なコンテンツが、よりシェアされる事実が裏づけされている。BuzzSumoが1億本のウェブベースの記事を分析したところ、基本的に長文形式のコンテンツは短文形式のコンテンツよりもソーシャルメディアで多くシェアされることが判明した。事実、長ければ長いほど、シェアされる回数は多く、3000 – 10000ワードの記事が最もシェアされるようだ。New York Timesが行ったリサーチでも同じことが確認されている。Eメールされた回数の記事のほぼ全てが、3000ワードを超える記事であった。
SEOとコンテンツに対する新たな考え方
この体験、および、現在のSEOについて考えていた時、SEOに重点を置くかどうかは、コンテンツの目標に左右されるのではないかと思うようになった。 以前は、このアイデアをなかなか受け入れられずに苦労していた。SEOは必要であり、一部のコンテンツに勢いを与える上で役に立つことは理解しているが、先程説明したケースでは、SEOは大して影響を与えているとは思えない。
そのため、SEOはコンテンツに勢いを与えるための万能薬ではなく、作成するコンテンツのタイプと関係があるのではないかと考えるようになった。以下のグラフは私の考え方を代弁している。
「大半のコンテンツにとっては、発見してもらうプロセスでSEOは欠かせない役割を担っている」と、このセオリーは示唆する。一方、SEOのベストプラクティスに執着すると(タイトル、リンク、コピーに人気の高いキーワードを埋め込む)、広範な接触範囲に達するコンテンツの力を削いでしまう可能性がある。
皮肉にも、SEOを全く考慮せずに作成した記事「コンテンツショック」は、業界の多くの有名なブログから多数の被リンクを引き寄せることに成功した。SEOを無視したにもかかわらず、今まで一番のSEOにおける成功を収めたのだ。
確かなコンセプトかと問われれば、自信はない。そこで、読者の皆さんに手伝ってもらいたい。だからこそ、コメント欄を用意しているのだ。このコンセプトに関する意見を是非聞かせてもらいたい。
この記事は、{grow}に掲載された「SEO and Content: Can SEO drive “viral?” 」を翻訳した内容です。
ちなみに私もSEO Japanで、基本SEOやコンテンツマーケティングを中心にしつつ、たまに知名度アップやサイトのSEO評価向上を目指しバイラル拡散を狙ったネタ記事を出していたことがありました。以前はたまに大ヒットしていたのですが、最近はそうでもないので控えていますが、、、最近の一番ヒットは、上にも書かれているコンテンツショックの記事でした。 — SEO Japan
スマート懐中電灯のFogo、Kickstarterでキャンペーン開始
Fogo Digitalのことは、今年のCESハードウェアバトル参加者として覚えている読者もいるかもしれない。そのFogoがスマート懐中電灯をKickstarterでデビューさせた。
Fogoの懐中電灯には、GPS受信機、位置座標を表示するための画面、内蔵バッテリーでスマホを充電するためのUSBポート、および今後販売が予定されている別売専用モジュールを追加するためのスマートポートがついている。
Fogoの1月のプレゼン以後、本誌は懐中電灯とモジユールのより具体的な内容と発売時期に関する情報を得た。Kickstarterの初期支援者は、懐中電灯単体が175ドル、トランシーバー機能モジュール付きなら225ドルで手に入る。早割終了後は、それぞれ25ドル高くなる。
トランシーバーの他にFogoは、衛星モデム、レーザー測距機、雪崩ビーコン等のモジュールを計画している。Fogoの共同ファウンダー、Tyler Gilbertは先週私に、衛星モデムが最優先項目で来年初めに提供する予定だと言った。他のモジュールも2016年中に販売される。
Fogoの外観デザインは、われわれが最後に見てから少し変わっていた。画面周囲のステンレス製ベゼルは、GPS受信能力を上げるために強化プラスチックで置き換えられた。GarminとGoProマウントのためのアダプターも開発中だ。
ソフトウェア面では、Active Battery Managementという新機能をGilbertは説明した。「GPSデータ、周囲の照明条件、バッテリーの充電状態、および推定移動期間に基づいて、懐中電灯の明るさおよびGPS追跡速度を最適化することによって、使用中にバッテリーがなくなることがないようにしている」。C++を使える人なら、API経由で機能をカスタマイズすることができる。
同社はクラウドファンディングで12万5000ドルの資金調達を見指している。出荷は9月(早割分)または10月の予定。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
Yahoo、〈広告プラットフォーム〉戦略で巻き返しなるか
私はこれを、プラットフォームならぬ「プラッドフォーム[PlAdform]」戦略と呼ぶ。より優れたアプリを作るための開発プラットフォームを無料で提供することによって、有力広告媒体は「アプリインストール広告」を買ってくれるデベロッパーを誘導することができる。Facebookは、買収したParseとAudience Networkで「開発・成長・収益化」のサイクルを生み出すことによってこれを実現した。Twitterは、CrashlyticsとMoPubによって、開発プラットフォームのFabricを立ち上げた。
そして長年沈没を免れることだけを続けてきたYahooが、ついにモバイルで独自のPlADform戦略を開始した。先週同社は、Yahoo Mobile Developer Suiteを公開した。私が思うにこれはここの数年間でYahooが行った最も賢い行動だ。
上に貼った私のトークビデオと、先日書いた記事、「Yahooの新モバイル開発スイートは、アナリティクス、検索、広告でアプリ開発者を誘惑」(未訳)で、Yahooがどうやって、なぜ、この行動を起こしているかを読み取ってほしい。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
Wantedlyがインターン探しに特化した新アプリ、スタートアップ案件多数
Facebookのつながりを活用したソーシャルリクルーティングサイト「Wantedly」は、主に転職ユーザーを対象としたサービスだ。でも実は、全体の求人案件の約3割は学生インターンの募集で、その数は昨年度比400%と加速度的に増えているそうだ。こうした需要を背景にWantedlyが2月23日、新卒学生のインターン探しに特化したiPhoneアプリ「Wantedlyインターン」をリリースした。
新卒向けアプリでは、スタートアップを中心に1500件の求人を掲載。学生はプロフィールを入力することで、インターン募集先からスカウトが届いたり、先輩の会社を見つけられるのが特徴。自分の趣向に合わせてインターンを探せるようになっているので、スタートアップで経験を積みたい学生にはよさそう。PCサイトもある。
インターンというと、一部では「やりがい搾取」的に低賃金で働かせるようなケースもあるようだが、Wantedlyでは、求人の応募数やPV数、企業を「応援する」ボタンが押された回数が多い企業が上位に表示されるため、評判の良い企業がひと目で分かるようになっている。
Wantedlyの月間ユーザー数は約40万人。うち、学生ユーザーは約5万人を占める。新卒向けアプリでは、東京を中心とする上位校で就活中の学生5万人を取り込みたい考え。学生時代に新卒向けアプリを通してWantedlyのコンセプトを理解してもらい、就職後もWantedlyを使い続けてもらう狙いもあるようだ。
Lenovoがラップトップにプレロードした”SuperFish”とそのごみを完全に削除するツールを提供
今週のはじめに、LenovoがそのWindows PCの多くに”SuperFish”といういかがわしいアドウェアプログラムを、これまで何か月もプレインストールしていた、という話が広まり始めた。
そして研究者たちが、劣悪な脆弱性を見つけ始めた。すなわち、SuperFishは、あるかなり醜いハックを使ってユーザのコンピュータの暗号の証明をいじくり、暗号化されているはずのユーザの通信(HTTPSによる通信)を、ユーザがWiFiの共有接続(スタバ、空港など)を使っている場合には危険にさらした。
今朝ほど(米国時間2/20)、合衆国国土安全保障省は、Lenovoのラップトップのユーザに、そのツールを削除せよと強制した。
仮にセキュリティの問題がなかったとしても、SuperFishは相当胡散臭い。Google検索の結果をそれらが画面に現れる前に捕捉して、広告を水増しし、それから検索結果を表示していたのだ。ユーザの承認なく。
Lenovoは今、火消しに追われている。昨日同社は、SuperFishに関連したあらゆるものを1月にサーバ上で停止した、と発表した。しかし、その善き行いも、ユーザのラップトップ上のセキュリティの醜悪な欠陥を修復することはできなかった。
そこでLenoveは今日、自動的に削除を行う一連のツールをリリースし、“すべてのメジャーなブラウザからSuperFishとCertificatesを確実かつ完全に削除する”、と確約した。
さらにその削除ツールのソースコードも、その内部を調べたい人や、自分でコンパイルしたい人たちの便宜のために公開した。
こうなると、そのツールすら疑う人が少なくないと思われるので、Lenovoは手作業でSuperFishを削除する方法も上記のページで紹介している。
この件でLenovoからの発表はやたら多いが、以下は、最新の発表声明からの部分引用だ:
ユーザからの苦情に基づき、1月にSuperfishのプレロードの停止とサーバ接続の遮断を命じたが、セキュリティの脆弱性が残ることについては昨日まで無知であった。これが弊社の過誤であることを認め、今後はこのようなことがないよう、努力する所存である。今現在は、その脆弱性の修復に取り組んでいる。
今となってやっと知ったことに基づいて、迅速果敢に行動した。この問題は弊社のThinkPadやタブレット、デスクトップ、スマートフォン、エンタプライズサーバ、ないしストレージデバイスに対しては無害であるが、Lenovoの全顧客にお知らせすべきであると認識している。理由の如何を問わず、ユーザにご心配をおかけしたことをお詫びするとともに、経験から学習して弊社の今後の行動とその方式を改善していきたい。ソフトウェアとそれがもたらす脆弱な証明の削除を、顧客が容易に行えるための努力を今後も継続し、顧客が期待して当然かつ要求する権利のある、弊社製品に対する安心感を、今後とも持ち続けていただけるよう努めていきたい。
[上図中の死魚の写真は、Flickr上のBen Brophyの作品を、クリエイティブコモンズの規約のもとに改変したもの。]
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
TwitchのTwitchCon、他人のゲームプレイを見るだけのサービスがいっちょまえにカンファレンスを
春はコンベンションの季節だ。猫も杓子もコンベンションをやる。FacebookはF8、TwitterはFlight、SalesforceはDreamforce。本誌TechCrunchはTC Disrupt。
そして今度は、TwitchのTwitchConだ。
Twitchごときが本格的なコンベンションを主催するなんて、そんながらじゃねーだろ、と思っているあなたは、少数派ではない。多くの人が、“ほかの人たちがビデオゲームをプレイしているところを見る”ためのサービスが、ビジネスとして成り立つわけねーだろ、と思っているのだ。
そんなTwitchを、Amazonは10億ドル近くも出して買収した。
とは言え、このカンファレンスの内容はまだよく分からない。公式スケジュールを数か月後に出す、と言っているが、今同社は“Twitchのすべてを祝う”、と言ってるだけだ。
その、同社初のカンファレンスは9月25−26日に行われる。会場はサンフランシスコのMoscone Westで、ここはGoogle I/OやWWDCなど、マンモス級のイベントが数多く行われている。
前売りチケットや入場料の情報なども、まだない.
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
会社の事務・雑務を全部やってくれるコワーキングスペースAlleyNYCが$16Mを獲得して規模拡張へ
2012年にスタートしたニューヨークのコワーキングスペースAlleyNYCが、1600万ドルを調達した。このラウンドのリーダーはVandewater Capital Holdings、そしてEntrepreneur Mediaが参加した。
AlleyNYCを始めたJason SaltzmanとNsi Obotetukudoは、デスクがたくさんあるだけの部屋、ではないものを作りたいと思った。彼らが作りたいと思ったのは、単なるスペースではなくて、起業家たちがいつもいろんな情報を持ち寄れるコミュニティだ。
今Alleyのメンバーや約50社200名だ。今度の資金で同社は、Chelseaに4万平方フィートのスペースを確保する。今のMidtown Manhattanのスペースは、約16000平方フィートだ。
Saltzman曰く、“新たな資金の残りとChelseaのスペースで支えられるメンバーは、110社あまり600〜800名ぐらいになるだろう”。
Saltzmanはその拡張を’Alley 2.0’と呼ぶ。2.0に新たに加わる予定のサービスは、コンシエルジュサービス、会計経理、法務、バックエンドの設計、それに健康保険だ。
そのコミュニティは、AlleyNYCにいる会社や働く人たちの枠を超え、同社のニューズレターを文字通りの媒体(メディア)として、30万近くの人びとにまで広がっている。また、年間を通じて、いろんなイベントを開催してコミュニティを広げている。
“会社を興すとなると、面倒な雑務がやたら多くなるけど、うちを利用すれば自分の技術とプロダクトだけに集中すればよい。うちはほかのコワーキングスペースのようにデスクとコーヒーマシンを提供するだけではなくて、会社に必要な裏方的な事務を全部やってあげる”、とSaltzmanはメリットを力説する。
AlleyNYCのようなサービスは、WeWorkなどほかにもある。後者はトータルで3億6200万ドルを調達している。
AlleyNYCについて詳しく知りたい方は、ここへ。
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
Appleは昨年のOS Xに次いで今年はiOSでも公開ベータをやる…その大きな方針変更の意味は?
Appleは3月からiOS 8.3、今夏からiOS 9の、公開ベータを開始する意向だ、と9to5Macが報じている。昨年はMac OS Xの公開ベータを、Apple曰くシステムの容量制限により100万人の人たちに提供し、一般公開前のYosemiteを試食させた。そして今年は、その流れでiOSだ。
OS Xの公開ベータが成功したら、次はiOS、という噂は前からあった。だから今年のそれは、そんなに意外なニュースではない。公開ベータのビルドは、まだバグの多いDeveloper Previewビルドとは違う。Appleのねらいは、なるべく多数の、そしてなるべくふつうの(プロのデベロッパではない)ユーザからフィードバックを得ることにある。
日常的にMacを使っているふつうのユーザが、ローンチ前のソフトウェアの上でいろんな使い方をすることによって、現実的実際的な問題が露呈され、最終安定版が本当に‘安定した’バージョンになる。しかしiOSのユーザベースは、Mac OS Xとは比べ物にならないぐらい大きいし、他社製品との競合も激しく、メディアの扱い量も多い。ベータテストを行う場としてiOSは、OS Xのように安全ではないが、でも、そんな不安より得られる利益が大きいなら、やってみるべきだ。
iOSの最近のリリースは、バグいと批判されている。だからこそ大規模な公開ベータが、それを解決する助けになる。しかも今後のバージョン(iOS 9)では、ワイヤレスのCarPlayやBeatsの技術をベースとする音楽ストリーミングサービスなど、大物機能が続々登場する。安定性や信頼性向上のための、修正箇所も多い。だからタイミング的にも、正式ローンチ前になるべく多くの人からヘルプを得ることが、理にかなっているのだ。
9to5Macによると、iOSのベータは、対象がノンデベロッパのテスター10万名だそうだ。OS Xのときの100万に比べると、とても少ない。それは、OS XよりはiOSの方が、はるかに重要性が大きくて、テスターのグループに対するよりタイトなコントロールが必要だからだ。いずれにしても今後は、公開ベータの一般慣行化により、Appleのソフトウェア政策が大きく変わっていくと思われる。Appleのメディア戦略も並行して変わるだろうから、そのへんを見守りたい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
大量の専門技術者をごっそり抜かれたLi-ion電池専門メーカーがAppleを告訴へ
Appleは、自動車など大型車両用のリチウムイオン電池を作っている企業と直接競合するような電池事業部を作っている…そういう事業部を作るためにその企業からエンジニアを引き抜いている、とAppleを非難する訴訟の訴状が、そう言っている。電池メーカーA123 Systemsが裁判所に提出したその訴状によると、Appleが同社(A123)のプロジェクトを指揮していたエンジニアたちを積極的に勧誘してきたため、2012年に倒産保護を申請せざるをえなかったA123 Systemsは、彼らが担当していたプロジェクトの一部を閉鎖しなければならなかった。
Reutersの記事によると、その訴訟の中では、Appleは“A123のものと同一ではないまでも類似の”電池事業部”を構築している、とされ、またAppleはLGやSamusung、Panasonic、Toshibaなどからも電池技術者を雇用しようとしている、と示唆している。AppleはTeslaからも、自動車製造技術の専門技術者を雇用し、そのことが、Appleは同社独自の電気自動車を作るらしいという噂が広まる原因になった。
Reutersの記事では、元A123の技術者11名が、今ではLinkedIn上でAppleの社員になっており、確かにこの電池メーカーからクパチーノに本社があるあの企業への、大量引き抜きがあったことをうかがわせる。A123の訴訟は、Appleの意図が自動車ないし自動車技術の構築にある、とは言っていないが、同社から技術者を引き抜くということは、その強い可能性を示唆している、と述べている。
しかしAppleがリチウムイオン電池技術の経験のある専門技術者を雇用していることは、それが車に使われるか否かとはかかわりなく、同社にとって十分な意義がある。またA123 Systemsの現在の経営状態からすれば、有能な社員がよそに機会を求めても不思議ではない。もちろんAppleは、ものすごく魅力的なオプションを提示しているはずだ。今回の訴訟の原告A123の勝ち目は、そこに挙名されている社員たちの唐突無断の中途退社が、同社と彼らが雇用時に交わした公式の雇用契約に違反していることにある。
この訴訟自体は意外でもないし、平凡な結果に終るだろう。しかし大型リチウム電池を通常の(良質な)サプライチェーンから入れずに、専門メーカーからわざわざ大量の人さらいまでして自分で開発することの、Appleの真のねらいは何だろう? われわれとして興味津々なのは、その点だ。事態の今後の展開を、ゾクゾクしながら見守りたい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
Facebookのモバイルアプリで、写真にスタンプを貼れるようになった
Facebookは、iOSおよびAndroidアプリの最新アップデートでスタンプ遊びを強化した。ユーザーは写真をスタンプでデコレートして投稿できるようになったとEngadgetは伝えている。
世界最大のソーシャルネットワークは、これまでも近況ステータスのコメントにスタンプを貼ったり、スタンドアロンの Stickered アプリを使って写真にスタンプ貼れるようにしてきた。しかし、今回の変更は、われわれのタイムラインに本格的なスタンプ地獄をもたらすものだ。
物珍しさから試している以外に、長い目で見て多くのFacebookユーザーは、スタンプまみれの写真に興味はない。スタンプ現象は、アジアでLine、WeChat、Kakao Talkなどのアプリから始まり、Facebookが後を追ったことでお墨付きを与えた。このジャンルを開拓したLineにとってスタンプはその「魂」の一部であり ー Fast Companyが最近指摘したように ー 「他のアプリの機能を真似するのは簡単だが、魂を盗むことはそうではない。
新機能を試してみたい人は、iOSまたはAndroidのFacebookアプリを最新版にアップデートしたら、撮影してスタンプを貼って作品を投稿して、友達を感心/嘲笑させよう。
【日本語版注:訳者のiOS環境ではまだこの機能が使えなかった】
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)