過激なロボットバトル、BattleBotsを見て育った人なら誰でもこのテクノロジーの戦いにスリルを覚えるだろう。ドローンロデオやGame Of Dronesは、今はニッチに思えるかもしれないが、ドローンやロボットによるスポーツが5年のうちに流行っても不思議ではないと私は思う。われわれのエンターテインメンとのためにアスリートたちの安全が危険に曝されるところを見るのも、機械であればずっと罪悪感が薄れる。
超小型ドローンZanoは、サイズが2.5 x 2.5インチ、重量55グラムで、5メガピクセルのHDビデオカメラとデジタルマイクが載っている。光学式の画像安定機能もあるから、上質なスチルやビデオが撮れる。カメラのスペックは1080p 60 fpsだけど、通信帯域の都合で最大精度は720pだ。でももちろん、今後のバージョンアップには期待できる。
Airwareはすでに4000万ドルを調達しているが、GEがそれにどれぐらい上乗せしたのかは公表されていない。GEはお金のほかにAirwareに対する技術援助と、同社の膨大な数の企業顧客の紹介も行う。AirwareのCEO Jonathan Downeyによると、GEはAirwareと密接に協働して、同社の多様なユースケースへの確実な対応を図っていく。
昨年末に話題になった、ジェフ・ベゾスのAmazon Air Primeは、ドローンの認識を新たにするのにひと役買ったものと思われる。しかし、これはあくまでも実験段階のもので、まだまだそれなりの人口密度のあるところでのドローン実用化は難しい面もある。Airwareとしては、すぐにも利用できる分野についての知識を、世に伝えたいと考えているのだ。