iPhone 6/6 Plusの売れ行きは新記録―発売直後の週末で1000万台

AppleはiPhone 6と6 Plusの発売開始後、最初の週末ですでに1000万台を販売したことを公式に確認した。これは昨年の iPhone 5sと5cの900万台を上回り、iPhoneの発売直後の週末のセールスとして新記録となった。2012年のiPhone 5の場合は500万台だった

アナリストの予測は、BernsteinのToni Sacconaghiの7-800万台からWells FargoのMaynard Umの千数百万台までまちまちだったが、多くは供給能力の制限を考慮に入れて1000万台前後と予測していた。今回のiPhone 6/6 Plusの世界同時発売開始は前回に比べて1カ国少なかった―中国だ。最近のAppleにとって稼ぎ頭となっている国だけに、この影響はかなりあったはずだ。

iPhone 6/6Plusの予約は受付開始後 24時間で400万台を超えた。2年前のiPhone 5のときは200万台だったから倍増したことになる。発売開始時に世界のAppleストアの前に出来た行列の長さも新記録だった。Apple自身、需要が供給能力を上回っていることを認めた。今日(米国時間9/22)発表されたプレスリリースで、CEOのティム・クックは新世代のiPhoneに対する需要について、「われわれの製造能力がもっと大きければはるかに多くの台数が売れただろう」と述べた。

今週末にはAppleは6/6 Plusの販売を新たに次の20カ国で開始する予定だ。オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリー、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦。

Appleはデバイスの種類別の売れ行きを公表しないのが常だが、アナリストは一致してiPhone 6が6 Plusより売れていると考えている。しかし6 Plusの供給も需要に追いついていないようだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


今週のまとめ―iPhone 6はカメラがすごい、Amazonは新Kindle発表、IBMのWatson、いよいよ商用化

新iPhoneはカメラがすごい

先週発表されたiPhone 6/6 Plusは24時間で400万台予約受付と大人気だ。インターネットは新しいiPhoneのファーストインプレッションで花盛りだが、TechCrunch記事で反響があったのはEtherington記者のiPhone 6のカメラはやはりすごい―とうとうコンデジを捨てる決心がついたという記事だった。カメラ・フリークを自認し、自ら記事のフォトグラファーも勤めるEtherington記者は私生活でもコンデジを離さない。しかしiPhone 6をじっくり使った結論は、「これは普段使いのメインカメラになる」だった。

しかしiPhone 6/6 Plusを実際に使ってみて、低光量での写真が十分以上に使いものになることがわかった。もちろんデスクトップ・パソコンの大画面で表示すればノイズが目立つし、周辺の解像度も甘い。しかしiPhone自体のディスプレイで見た場合はすばらしくきれいだし、Facebook、 Twitter、Instagramに投稿した場合も十分な画質だ。

特に低光量で十分が画質が得られる点が決めてになったようだ。たしかにこの作例を見ても納得できる。



暗いシーンではさすがに粒子がやや荒れるが、光が十分回っていれば、犬の毛並みもはっきり写るし、花の背景もきれいにボケている。

新しいiPhoneの解像度と画質は、普通の人間の98%のユースケースで十分以上のものがある―いや、私のようなカメラ・フリークにとってさえ十分だ。コンパクト・デジタルカメラにまだ居場所があるという幻想は最終的に消えていこうとしている。

というのがEtherington記者の宣告だ。


コンパクト・デジタルカメラ、いわゆるコンデジはここ数年、スマートフォンのカメラの進化に正確に反比例して売上を落としてきた。CIPA(カメラ映像機器工業会)によると、2014年のデジタルカメラの販売台数は5000万台という予測で、2010年の1億2000万台から60%の急減だ。

この減少の大部分はコンデジによるものだ。キヤノン、ニコン、ソニーのトップ3社の場合は半減程度だが、下位メーカー中には90%減という壊滅的な例もある。iPhone 6/6 Plusのカメラがこれだけ進歩すればAndroid機も当然対抗してカメラに力を入れてくる。Panasonicは高機能コンデジにスマートフォン機能をもたせたカメラフォンMC-CM1を発表した。その意欲は買えるが、ニッチ製品という印象は免れない。来年はコンデジ市場の消滅がますます加速することは間違いない。日本の下位カメラメーカーから脱落者が出ることになるかもしれない。

iOS 8―キーボードが大人気、日本ではiOS版ATOKが登場

iOS 8のアップデート内容のまとめはiOS 8レビュー:洗練されてユーザー体験は大きく進化―制限緩和はデベロッパーのチャンスを参照。メッセージ、写真、QuickType、サードパーティー・キーボード、ヘルスケア、ファミリー共有、iCloud Drive、連携、通知と拡張、音声認識などカテゴリーごとに要点がまとめてある。アメリカではiOS 8がリリースされてからのApple App Storeの上位はキーボードアプリが占拠しているという

Swypeはキーボードに指を滑らせることで入力され、予測変換によって高い確率で正しい候補が表示される。Swiftkeyも予測変換の精度が売りだ。いずれもAndroidで人気の高いアプリだった。もちろんこれらはいずれも英語入力用だ。日本ではジャストシステムがATOKのiOS 8版を開発中だと告知しているが、詳しいことは明らかになっていないアップデート:ATOK for iOSはこちらから購入できる。料金は1500円。

Amazon、プレミアムeブックリーダー、Kindle Voyageを発表

Appleが新iPhoneを発表した直後にAmazonも新しいデバイスをリリースした。出荷は10月中の予定で、クリスマス商戦に十分間に合う。新製品はe-inkタブレットの新しいKindleとKindle Voyage、タブレットのFire HD 6、HD 7、8.9インチディスプレイとKitKatベースのFire OS 4.0を搭載したFire HDX 8.9、それに子供向けにペアレンタル・コントロールや丈夫なケースを備えたFire for Kidsだ。日本のAmazonサイトではFire for Kids以外の5モデルについて予約受け付け中

クイズ王を破ったIBMの人工知能、Watsonで誰でもビッグデータ解析ができる

アメリカの人気クイズ番組『ジェパディー』で人間のチャンピオン2人を打ち破った人工知能としてあまりにも有名なWatson人工知能の商用利用がいよいよ始まった。 IBM、Watson Analyticsを発表―Watson人工知能が万人にビッグデータ解析能力を与えるという記事によると、Watson Analyticsという新しいプロダクトは一般のビジネス・ユーザーに高度なビッグデータ解析能力を与えるという。

ユーザーは既存のビッグデータ、たとえばSalesforce.comのCRMデータなどをそのままインポートして利用できる。このサービスにはポピュラーなビジネス・ツールによって生成されるデータをインポートするためのコネクター・ツールが用意されており、データをセットすれば、ユーザーは思いつくままに自然言語で次々に質問をすることができる。またサービスにバンドルされているストーリー・テンプレートを利用して標準的な統計分析を行うこともできるという。IBMではこれまでデータサイエンティストとビッグデータ処理に通じたエンジニアのチームがなければ不可能だった高度、大規模な処理が誰でもできるようになるとしている。しかもベーシック版は料金無料というフリーミアム・モデルだ。

「このミステリー作家とその夫はシリアの古代都市ウルケシュの発掘を試みました」という質問に即座に「アガサ・クリスティー」と答える(ビデオの0:41あたり)ことができるWatsonがさまざまな知的専門分野に進出してくることを考えると、いささか不気味なものがある。

滑川海彦@Facebook Google+


iPhone 6 vs. iPhone 6 Plus、販売初日は6が6 Plusを圧倒?!

馴染みのサイズに近いiPhone 6と、かなり大きなiPhone 6 Plusとでは、どちらが多くを売り上げるのだろうか。

発売開始となってまだ間もないのだが(本記事は発売開始18時間の時点で執筆されている)、すくなくとも現段階ではiPhone 6が6 Plusを大幅に上回っているようだ。

下に掲載しているグラフはMixPanelのものだ。データは1時間毎に更新されている。ご存じない方のために補足すれば、MixPanelとはモバイルアプリケーションやサイト向けのGoogle Analyticsのようなものだ。App Storeに登録されているアプリケーションの多くも、このMixPanelのSDKを利用している。これによりiOS 8へのアップデート率などといったデータも取得できるようにもなっている。

データの解釈についてはいろいろな可能性があるが、取り敢えず現在のトレンドを把握することができる。

協定世界時(UTC)の20日0時の段階のデータでは、iPHone 6が2.45%で、一方のiPhone 6 Plusの方はわずか0.31%という数値になっている。残りの97.4%は、これまでのiPhoneシリーズが占めている。

今後、この数値がどのように推移していくのかは大いに注目に値する。グラフの様子を見ると、両者の差はさらに広がっていくようにも見える。但し、双方のデバイスともに品薄の状態となっているわけで、iPhone 6 Plusの出遅れは単純に製造台数が少なかったのだという可能性もある。もしそうであるのなら、製造が追いつき始めた段階で、双方の数値が近づいていく可能性もあるわけだ。しかしその場合でも、もしかすると6 Plusを望みながらも、仕方なく6を購入したというケースもあるかもしれない。

Appleからのアナウンスなどにも注目していきたい。

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(翻訳:Maeda, H


Apple、iPhone 6/6 Plusを400万台予約受付(開始24時間で)

Appleは、週末のiPhone予約で過去最高となる売上を記録し、金曜日の午前に開始した予約注文は同日中に400万台に達した。店頭では注文の多さに起因する技術的問題も発生したが、それでも6 Plusに続いてiPhone 6も午前中に売り切れた。Appleは、9月12日のうちに予約が「新記録」であることを公表し、今日米国時間9/15)正式に総数が発表された。

これは、2012年にiPhone 5が達成した、初日24時間の記録、予約200万台の2倍だ。昨年Appleは、iPhone 5sおよび5cの初日予約数を正式発表しなかったが、一部アナリストの推計によると、220万台程度と言われている。

Appleは、iPhone 6および6 Plusを、9月19日の現地時刻8 AMから、同社の小売店および提携キャリア等で販売開始する。同じ時期に販売される国は、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、プエルトリコ、シンガポール、および英国。9月26日には、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、およびアラブ首長国連邦で発売される。

たとえあなたが今年は新しいiPhoneを買うつもりがなくても、iPhone 4S以降を持っているなら、今週、9月17日水曜日からiOS 8をダウンロードしてインストールできる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


「大きすぎるか?」と心配する皆様へ

Appleが新しい(大きい)iPhoneをリリースしてすぐに、世界中から声が聞こえてきた。曰く「ぴったりのジーンズに収まるだろうか」、「自分の小さな手で操作できるだろうか」、「倍ほども大きくなっているのではないか」などなどといったものだ。個人の感覚にもよるものなので、実機が出まわるようになるまでは回答も得にくい疑問だろう。

と、そんな中で注目すべきが3Dプリンターかもしれない。

MakerbotのThingiverseでも無料の3Dデータが提供されており、実際に大きなiPhoneを手に持ってみることができる。データを入手して3Dプリンターで印刷すれば、いろんな不安にもかたがつく。大きなiPhoneも、「巨大」というわけでもなさそうだと安心できるかもしれない。手持ちの3Dプリンターがなくても、近所の印刷サービスショップなどで3Dプリントに対応したところを見つけることができるかもしれない。

尚、DIY(?)できない場合にも、Amazonなどでモックアップを買うことができる。価格は10ドル程度だ。(動かないけれど)iPhone 6やiPhone 6 plusを手に入れて、実機のようにいろいろと弄んでみることもできる。

余談ながら付け加えれば、印刷したり購入したりを面倒だと感じる人は、身近なAndroid利用者に尋ねるという手もある。おそらくは、新型iPhoneレベルでは「大型」と呼ぶにも値しないと言われることだろう。結局はそうして、大きなデバイスが席巻していくのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


iPhone 6と6 Plusを個人的に試用…その様子を超接写ビデオ

Appleの新型iPhoneは今や報道の大洪水に翻弄されているが、でもまだ、間近で見た人は少ないのではないか。ぼくたち一部のプレスは個人的に触ってみる機会があったし、ハードウェアの新しい機能やソフトウェアをすべて試してみた。iPhone 6と6 Plusはそれぞれ、一長一短とも言えるが、でも、どちらも同じ布を裁断して縫ったドレスという印象だし、多くのモバイルユーザの期待を十分に満たす製品だと感じた。

このビデオでちょっとおもしろいのは、たとえばiPhone 6 Plusのホーム画面をランドスケープで使ってみてるところだ。一部の内蔵アプリは、その状態でしか使えない機能がいろいろある。また片手モードも、その実際を見れば、うまくできてると感心するだろう。

もちろん実際に自分のものになったら、もっと詳しく見たいが、でもこの簡単なビデオを見ただけでも、今年のクリスマス年末商戦の売れ線トップになりそうだ、と思わせる重要な理由が、いろいろと分かるね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iPhone 6とiPhone 6 Plusを使ってみた

iPhone 6と6 Plusは、Appleの新たな旗艦製品であり、これまでの製品とは大きな違いがある。4.7インチの6は、新型Retina HD解像度ディスプレイと角の取れたエッジを備え、画面とそれ以外のケース部分とのスムーズな遷移を実現している。カメラも改善されている他、一番の注目かもしれないのがApple Payだ。これはNFCを利用したテクノロジーで、Touch IDを認証に使用して支払い承認を行う。6 Plusは、以上に加えて、光学手ぶれ補正およびさらに大容量のバッテリーを塔載している。

iPhone 6

iPhone 6を手に持った感じは、明らかに大きくなってはいるが、注目すべきはさほど嵩張って感じないことだ。丸みを帯びた縁と薄くて軽い筐体は、iPhone 3GS以前の旧機種を彷彿とさせるが、使われている材料は上質で、さらに高級感を増している。


【日本語版注:ここにスライドショウが表示されない場合は、原文にてご覧下さい】

画面が大きくなっても、上端に手を伸ばしてタップすることに不便を感じることはなく、画面解像度も実にすばらしい。ピクセル密度の違いは見てすぐにわかる。最初のRetinaディスプレイの説明を信じるなら、理論的には人間の目の識別能力を越えているのだが。解像度のせいであれ、カラーレンダリングと画面ライティングの改善のせいであれ、その効果は人工的にさえ感じる ― まるで画面にデモ画面の写真を貼り付けたかのようだ。

新しいカメラに触れてみてわかった改善点もまた印象的だった。iPhone 6は、光学手ぶれ補正を除き、iPhone 5sの2倍の240 FPSスローモーションビデオ(再生は2倍遅い)を含むすべての新機能を塔載している。カメラのオートフォーカスは、フェーズディテクションによって、より速く効果的でになり、ピントの合った部分のハイライトはなくなった。改善のおかげで必要なくなったからだ。

iPhone 6 Plus

6 Plusは、手の小さな人には向かない。5.5インチ画面を使うには、間違いなく慣れが必要だ。ただしそのためのプロセスは、新たに導入された、ホームボタンのダブルタッチ(プレスではない)で、アプリ、ホーム画面を含むOSの全機能を片手で使える新モードのおかげで簡単になっている。このモードでは、すべてのUIが親指の届く範囲にシフトされる。

6 Plusには、便利なランドスケープ(横位置)ビューが加わり、例えばメッセージやメールを見ながら、受信箱を見たり、システムソフトウェアで詳細ビューを見たりできる。これは、迅速に作業する上で大きな利点であり、iPadで見られる機能に匹適するものだ。

Appleの光学手ぶれ補正も、画像品質を大きく改善することが期待できるが、iPhone 6の補正機能と比べて、実際どの程度の違いがあるのかは、詳しくテストしてみるまだわからない。

全体的に見て、両機種とも多くの面で著しく改善されたデバイスであり、私が試した短い時間のあらゆる場面においてOSのレスポンスの良さとスピードが感じられた。新しいA8プロセッサーは明らかに効果を発揮しているので、今後テストを重ねる上でどんな結果が出るのか楽しみだ。これは一部のユーザーには強力なセールスポイントになるかもしれないが、価格とサイズを考えると、6 Plusは街中で見かけることが稀なデバイスになりそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple Payは画期的NFC支払システム―登録はカメラ、指紋認証、店にカード番号が渡らず

噂の通り、Appleは今朝(米国時間9/9)開催されたプレスイベントで、新しいiPhoneはモバイル支払機能をサポートすると発表した。この支払システムは指紋認証のTouch IDとNFC〔近距離無線通信〕テクノロジーを利用する。ユーザーは特に新たな手続きをしなくても、既存のiTunesアカウントに登録しているクレジットカードで支払いが可能となる。巨大な既存ユーザーを擁していることがモバイル支払参入にあたってAppleの最大の武器となるだろう。

現在、Appleには8億人の登録ユーザーがいる。iPhone 6シリーズに直ちにアップグレードするユーザーは一部だろうが、既存の契約が切れ、AppleがiPhone 6シリーズに魅力的な新機能の追加を続けるうちに移行が進むだろう。

AppleのCEO、ティム・クックは今日のイベントで、アメリカのeコマースの取引総額は毎日120億ドルに上ると語った。今回のApple Payの導入でAppleはこの巨大市場の相当部分を制することになりそうだ。

作動の仕組み

ユーザーがホームボタンに指を乗せる内蔵されたTouchID機能が登録された指紋を認識し、NFCを通じて店舗のターミナルと通信して支払を行う。

現在チケット購入やポイントカードのために利用されているPassbookアプリに登録したすべてのクレジットカードが表示され、ユーザーは自由に選択することができる。iPhone 6ではクレジットカード情報はSecure Elementと呼ばれる専用チップに安全に格納される。

ユーザーはiPhoneの新しいiSightカメラでクレジットカードの写真を撮るだけでPassbookにカード情報を登録できる。その後Appleはカードが真正なものであることを確認する。確認が済んだ後はAppleは自社サーバーにカード情報を記録しない。またカード情報は店舗にも渡らない。

つまりAppleは支払いの都度、一回限りの取引番号を生成する。Appleは「われわれは取引記録の履歴を保存しない」と強調した。また「iPhoneを探す」機能からクレジット・カードを停止することが可能となっている。

マーチャントもカード番号を知ることはできない。店側に渡るのはダイナミックに生成された固有取引番号と金だけという仕組みだ。

今日のローンチ時点ではアメリカの6銀行がこのサービスをサポートしている。現在サポートされているカードはAmEx、MasterCard、Visaで、Apple Storeストアは言うまでもなく、メーシー、ブルーミングデール、ウォルグリーン、サブウェイ、マクドナルド、ホールフーズなどの22万箇所のマーチャントがすでに対応するターミナルを設置ずみだ。また MLB、Instacart、OpenTable、GrouponでもこのApple Payサービスが利用できる。

もう一つApple Payの興味あるパートナーはスターバックス・コーヒー・チェーンだ。というのも、スターバックスは初期からのパートナーとしてSquareのモバイル支払システムを設置してきたが、その成績は思わしくなかった。Apple Payの発表に先立ってAppleがSquareと買収交渉を進めているという噂があったが、実現していない。Apple Payは今年10月にアメリカでスタートし、将来は全世界に拡大される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


新iPhone、予約は9月12日から、出荷は9月19日午前8時〔日本時間〕、価格は6万7800円から

今朝(米国時間9/9)、クパチーノのフリント・センターで開催されたプレスイベントでAppleは2種類のサイズの新しいiPhoneを発表した。Appleによれば、予約受け付け開始は9月12日、出荷は9月19日だという〔日本も同日。出荷開始は午前8時〕。

新iPhone 6の価格は2年契約付きで4.7インチの16GBモデルが199ドルから。追加ストレージ容量に関しては従来よりも割安になっており、64GBが299ドル、128GBが399。 5.5インチのiPhone 6 Plusは16GBモデルが299ドルで、以下各モデルトとも100ドルずつ高くなっている。

〔日本版〕 Appleの日本サイトによれば、4.7インチが6万7800円から、5.5インチのiPhone 6 Plusが7万9800円からとなっている。一番高い製品はiPhone 6 Plusの128GBモデルで9万9800円。

iPhone 5sと5cは当面販売が続けられるが、5sの価格は99ドルに引き下げられ、5cは無料となった。〔日本サイトではまだ情報がない。〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Apple、新しいiPhone(s)をアナウンス:iPhone 6およびiPhone 6 Plus

大方の予想通りといったところか。

たくさんの噂が流れていた中(今回は真のリークも多かったように思う)、ついに正式に新しいiPhoneが発表となった。正確な英語でいえばiPhone[s]というべきか。iPhone 6およびiPhone 6 Plusという2機種が発表されたのだ。

現在、まさに新しいデバイスの紹介を行っているところだ。会場にはスティーブン・フライ(Stephen Fry)やドクター・オズ(Dr. Oz)などの有名人や、TechCrunchから派遣されてライブブログを行っているDarrell EtheringtonおよびMatthew Panzarinoも出席している。
会場は、クパチーノのフリントセンターで、この場所は1984年にオリジナルのMacintoshがアナウンスされた場所であり、また1998年には最初のiMacもここで発表された。

とりあえずは機種発表と同時に本記事を公開している。最新の情報についてはTechCrunchの英語サイトなども確認していただきたい。

最初にアナウンスされたスペックについてのみ触れておこう。

  • 双方ともに「Retina HD」ディスプレイを搭載している。iPhone 6は4.7インチ(1334 x 750)で、iPhone 6 Plusは5.5インチ(1920 x 1080)だ。
  • Apple曰く「過去最薄のモデル」だとのこと。それぞれ厚さは6.9mmおよび7.1mmとなっている。

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(翻訳:Maeda, H


Apple iPhone 5cの運命やいかに?

来週Appleが新型iPhoneを発表するにあたって湧いてくる疑問:現行モデルはどうなるのか?

最近の新製品発売においてAppleは、旧機種を一部の地域で低価格にして、販売し続けてきた。しかし、どの旧モデルが消え、どれが残り、価格はいくらになるのだろうか?

ちょっとした思考訓練として、この話題を考えてみよう。

私の勘では、iPhone 5cはなくなる。多くの人にとってさほど驚きにあたらないだろう ー 最近になって販売が上向いてはいるが。個人的にはあのルック・アンド・フィールを気に入っているし、よく出来た製品だと思うが、感覚としては、古い臓物を詰め込んだ「ローエンド」端末だ。Appleが、これをラインアップから外して、新しい「ローエンド」機に席を譲ることは容易に考えられる。

その新しいローエンドは? おそらくiPhone 4Sだ。

たしかに3年たった機種ではあるが、ハードウェアは今も健在で、iOS 7(そしてiOS 8)が問題なく動く。そして、3年たった ー ということは、Appleがこの端末の製造コストを削減、いや大きく削減するのに十分な時間がたっているという意味でもある。

生産設備をこれら旧機種の製造に特化し、安くなるばかりの部品とプロセスを使うことによって、Appleは4Sの価格を300〜350ドルまで下げ、インドや東南アジアなど、「助成金に厚い」米国以外で浸透が必要な市場に対して、比較的魅力的な価格で提供することが可能になる。

iPhone 5sについては、こちらもおそらく残るだろう ー 「ミディアムエンド」の助成金モデルとして。Appleがもしこれを500ドル程度で売ることができれば、中国の中間層顧客の高級品として成功する可能性がある。そしておそらくAppleは、米国では助成金によって50〜100ドルまで下げる道を見出すだろう。

そのブレミアム機種 ー プレミアム材質を伴う ー としてのステータス故に、5sは、あの5cの「あけすけなプラスチック感」的印象の罠に陥ることはないだろう。5cは、「安くて楽しい」と呼ぶには高価すぎ、ステータスシンボルとしては(見た目が)安すぎた。

もちろん私が間違っていて、5cが来年も出回っているかもしれない。それは見てのお楽しみ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


iWatchにNFCが組み込まれるなら支払だけでなくすべてのAppleデバイスのハブとなる

Wall Street Journalの記事によると、AppleはいわゆるiWatchにNFC(近距離無線通信)を組み込み、支払いデバイスにするかもしれないということだ。しかしNFCのiWatch(とiPhone 6)への組み込みが事実とすれば、単に支払いだけでなく、消費者に「これなら欲しい」と思わせるような多くの便利な機能への扉が開かれるはずだ。

WSJの記事は、来週のイベントで発表が噂されている時計タイプのウェアラブルデバイスにNFCが組み込まれるなら、それはAppleが支払サービスに本格的に参入を開始することを意味すると推測している。業界ではAppleは遅かれ早かれ、その膨大なiTunes Storeアカウントをデジタル・コンテンツの販売以外に利用することになると見てきた。iWatchに支払機能が組み込まれるというのは当然すぎる方向だろう。

またiWatchには2種類のサイズが用意され、曲面ディスプレイとヘルス関連の多数のセンサーが内蔵されるものと見られているが、New York Timesの記事によれば、iWatchに装備される歩数計、心拍計はこれまで市場に出回っている同種の製品よりはるかに精度が高いという。またフレキシブル・ディスプレイとワイヤレス充電機能が備えられるとも観測している。

その他多くの報道もNFCなどiWatchの基本的な機能に関してはほぼ一致している。私は当初、Appleが支払サービスに参入する理由を理解するのに苦しんだ。しかしNFCと支払機能がiPhoneだけでなくウェアラブルデバイスにも組み込まれるということになれば、なるほどきわめて強力なセールスポイントになる。

iWatchがNFCでMacとiOSデバイスと通信して、ユーザー認証を行ってくれれば、いちいちパスワードを手で入力する必要がなくなる。これだけでもユーザー体験の画期的な進歩だ。これまでにもBionym Nymiなどの専用認証デバイスは存在したが、Appleならこれを実用的な多機能ウェアラブルデバイスとして実現できる。iWatchによってユーザー体験がスムーズ化されるのは店舗での支払だけでなく、(iOS 8のHomeKit機能を通じた)iOSデバイスのコントロール、さらにはPassBookを利用したポイントカード入力や切符、チケットの購入まで幅広い。

Android Wearを利用したスマートウォッチが次々に市場に出ている中、iWatchが基本的にそれと同じ機能なのであれば(iPhoneと連携できるにせよ)さほどの魅力はない。 スマートウォッチが本当にマスマーケットに普及するためには、すべての普及しつつあるスマートホームデバイスも含めたすべてのデバイスのコンパニオンとして利用できるような機能を備えていなければならない。現在市場に出ているウェアラブルデバイスは程度の差こそあれ、いずれもあまり使いやすいとはいない。もしAppleがあらゆるAppleデバイスをコントロールできる機能をこれまでのプロダクトのようにシンプルなユーザー体験で提供できるなら、ウェアラブル市場の勝者となることは容易だろう。

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Appleは9月10日〔日本時間〕のプレスイベントをApple製品にライブストリーム配信する

Appleは来週9月9日太平洋時間午前10時〔日本時間9月10日午前2時〕から開かれるプレスイベントの模様もライブストリーミングすると発表した。視聴にはデスクトップの場合、OS X v10.6.8以降とSafari 5.1.10以降、モバイルの場合にはiOS 6以降とSafariが必要となる。Apple TVの2世代、3世代のソフトウェアv5.0.2以降でも視聴できる。

これまでAppleは招待されて来場するプレスその他の関係者のみにライブストリーミングを提供し、現に進行中のイベントをストリーミングでも見られるようにしていた。今回は一般公開となったもののMac、iOSデバイス、Apple TVなどApple製品のユーザーが対象だ。Apple製品を持っていない、あるいは勤務時間中にライブストリーミングを見ている口実が見つけられない読者はわれわれのライブブログをどうぞ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Apple、プレスイベントへの招待状を発送―いよいよ9月9日に新iPhoneのお披露目だ

Appleが「9月9日にスペシャル・イベントを開催する」という招待状を送ってきた。このイベントで次世代iPhoneが発表されるのは間違いない。9月9日、水曜日という日付は先ごろRe/codeが推測したとおりだった。iPhone 4S以後、Appleが毎年秋に新製品を発表してきたこととも合致する。

発表されるiPhoneが1種類なのか2種類なのかはまだなんともいえない。4.7インチ・モデルに加えて5.5インチ・モデルも発表されるという噂も流れている。しかしイベントの直後に出荷開始となるのは4.7インチ・モデルだけだろう。大型モデルの出荷はかなり先になると予想されている。新モデルの少なくとも一部にはきわめて強度の高いサファイアガラスが用いられると報じられている。ひび割れ、引っかき傷に非常に強い素材ということだ。

ひとつ異例なのは、このイベントがAppleのクパチーノ本社でもサンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsでもないことだ。今回の会場はクパチーノのFlint Center for the Performing Artsだという。Appleの社内講堂は狭いので、大型イベントには向かない。今回はウェアラブル・デバイスの発表 もあるかもしれないとなればどうしても広い会場を使う必要があっただろう。

これまでのパターンに従うなら、このイベントでiOS 8の一般公開も発表されるだろう。iPhone 6(Appleはまだ正式名称を発表していないが)の出荷前に既存iPhoneのユーザーはiOSのアップデートができるはずだ。

われわれはもちろんこのイベントに参加し、ライブで経過を報告する予定だ。〔日本時間ではイベントは9月10日、午前2時ごろから開始となる見込み〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Apple、9月9日にiPhone 6に加えてウェアラブル・デバイスも発表か?

Appleは9月9日(まだ確認はされていないが)のプレスイベントに向けて大忙しだろう。Re/codeの最新記事によれば、このイベントでAppleはiPhone 6に加えてウェアラブル・デバイスの発表も行うということだ。John Paczkowskiは「Appleのウェアラブル・デバイスはiOS 8に搭載されるHealthKitと連動してヘルスとフィットネスの機能を発揮する。同じくiOS 8のHomeKit機能を利用してし、家庭の機器とも連動するだろう」と」書いている。

この記事は、「Appleのウェアラブルは2015年に入るまで発表されない」というこれまでの観測とは異なる。ただし、Appleが9月のイベントでデバイスの外観や機能の概要だけを発表し、実際の出荷は年明けとなるという可能性も残されている。デスクトップのMac Proの場合も発表から出荷までかなりの間が開いた。

これまでの情報を総合すると、Appleのウェアラブルは多数のセンサーを搭載し、血圧、発汗、心拍、歩数などをモニタできるデバイスになるらしい。またスマートウォッチとして各種のプッシュ通知を表示する機能も備えているということだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


iPhone 6最大の呼び物は、反転可能USBコネクターかもしれない

iPhone 6が、おそらく9月に行われるであろうAppleのスペシャルイベントで紹介された時、多くの人々にとって最大の注目は大きなスクリーンだろう。しかし、日々の使用にもっとインパクトを与える可能性のある変更は、今週何度かリークされている、反転可能なUSB-Lightningケーブルかもしれない。

そのリーク情報は、まだ確認が取れていないが、どちら向きにでも挿せるUSBコネクターの付いたLightningケーブルで、どっちの面を「上」にするかを気にしなくてよい。ケーブルのプロトタイプ版と思われるその写真は、今週まずNowhereelse.frに登場し、後に同じ物を写した画像が、パーツ情報リークの常連、Sonny Dicksonによって掲載した(via MacRumors)。

反転可能なコネクターは、新しいUSB 3.1標準の一部であり、既に製造できる状態にあるが、果たしてこれらのリーク画像が、LightningケーブルのUSB 2からUSB 3への転換を意味するかどうかは定かでない。さらには、これがApple純正ケーブルなのか、iPhone 6が発売される際に同梱されるかどうかも不明だ。しかし、実に興味をそそられる可能性であり、世界をリードするAppleスマートフォンの入出力兼充電ケーブルに残された、最も厄介な問題を一つ解決するものだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


9月9日に発表されるiPhone 6がデバイス・オブ・ザ・イヤー確実なこれだけの理由

Appleは9月9日に大がかかりな製品発表イベントを準備している。これが新しい iPhoneの発表であるのは間違いない。iPhone 5sは前世代の5に対する小改良にとどまったが、iPhone 6(と現在呼ばれている)はiPhone 5sに対して大きなバージョンアップとなるはずだ。 またこのところかなり長期間にわたってフラグシップモデルの投入を控えてきたAppleにとっても極めて重要な製品リリースとなる。

ここ1と月ばかりのリーク情報の氾濫によって、すでにわれわれは新iPhoneについてかなり詳しい情報を得ている。そうした情報によれば、まず4.7インチ・スクリーンのモデルが出荷され、同時にか、あるいはやや遅れて5.5インチ・モデルも販売されるという。5.5インチが遅れるのは製品供給が間に合わないからだという。

iPhoneに大型スクリーン・モデルが投入される影響を軽視すべきではない。Samsungは最近「Appleが今になってやっと大型スクリーンを出した」と揶揄するコマーシャルを作ったが、これはむしろ多くのユーザーが大型ディスプレイを欲しながら、Androidに乗り換えることをせず、Appleがそれを出すまで辛抱強く待っていたことを証拠立てるものだ。

しかも今回の目玉はスクリーンのサイズだけではない。Appleは保護ガラスに新素材を使うと言われている。おそらくサファイアガラスの一種であるらしいが、ひび割れ、傷つきに対して画期的に強いという。Appleはゴリラガラスの採用でパイオニアだったが、現在では多くのライバルが採用するようになっている。さらに強力な新ガラスの投入はAppleに大きな優位性をもたらすだろう。

またカメラも改良されるだろうし、ついにNFCが搭載されるかもしれない。そうなればiPhoneには支払ツールとしても大きな可能性が開けることになる。

Appleは新モデルには既存のファン、乗り換え組を惹きつけるためにCPUなどのパフォーマンスの改良を行ってきた。それに加えて上のような目玉機能も発表されれば、今回のイベントはAppleファンをこれまでで最高に熱狂させるものになるに違いない。現行iPhoneは製品ライフサイクルの終盤にさしかかっているにもかかわらず、力強い売れ行を見せている。今回の新製品が「単に」スクリーンを大型化するだけの改良だと考えるなら、それは大いに観察を誤っている。それにAppleはこれまでもずっと「そしてもう一つ」の驚きを用意してきた。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


速報:AppleのiPhoneイベントは9月9日で事実上確定

Appleは9月9日にiPhoneイベントを準備しているという情報が流れている。Re/Codeの John Paczkowskiによれば、このイベントで次世代のiPhoneがお披露目されるという。9月9日という日付は過去のiPhone発表の流れにも沿う。次世代のiPhoneには大型スクリーン版が加わると報じられてきた。これまでの例では、Appleは発表イベントの直後に予約受付を開始し、1週間から10日後に出荷開始というスケジュールだった。

われわがつかんだ情報によれば、Appleはほぼ間違いなく4.7インチのiPhoneを発表する。5.5インチ版も用意しているはずだが、5.5インチ版の発表はもう少し遅れるかもしれない。デザインに関しては全モデルに金属製筐体が用意されるという噂もある。また気圧、気温、湿度センサー、NFC機能が搭載されてくるかもしれない。

AppleはおそらくこのiPhone 6と同時にiOS 8を一般公開するはずだ。既存のiPhoneのOSのアップデート開始も9月9日になる可能性が高い。iOS 8にiPhone 6の新しいハードウェア専用の機能が含まれているかどうかも判明するだろう。

われわれはAppleに情報の確認を求めている。何か新しい情報が入り次第アップデートする。

アップデート:BloombergWSJも9月9日と報じた。日程はこれで事実上決まったとみていい。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Samsungがコマーシャルで発売前のiPhone 6をトロる

Samsungは事あるたびに、虎の威、じゃなかったAppleの威を借りたい会社のようだ。相手のデバイスが、まだ実際には存在しないときでも。この韓国のスマートフォンメーカーが最近YouTubeに載せたビデオは、今秋発売されるiPhone 6の、画面が大きいという噂をサカナにしている。そしてSamsungの言い分は: そんなの前からやってるぜ!、だ。

しかしそれが、まさにSamsungの問題なのだ。これまで、すでに数年間も、大きくて、確かに美しい画面のデバイスを次々と出してきたけど、このコマーシャルに登場するiPhoneお兄ちゃんは、そのことを知らない。そんなこと、いやしくも、現代の世の中では、あってはならないことだ。だって、どんなメディアも、どんなショップも、Samsungの大型ディスプレイのスマートフォンを、人びとにいくつも見せつけてきたはずだから。

Appleの新製品を待っている人たちに対する、そんなの前からあるよ、という訴求は、しかしあまり有効とは言えない。むしろ、Samsungにとって逆効果だろう。ぼくがふつうにテレビでこのコマーシャルを見たら、今まで待って良かったな、と思うだろうし、Googleでたくさん検索をして、大画面のiPhoneが噂ではなく真実であることを、確認するだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、4.7インチ、5.5インチの新iPhoneを早ければ9月にも発表と日経新聞が報道

先ほど日本の有力ビジネス紙、日経新聞日本語版〕が報じたところによると、Appleは4.7インチと5.5インチのスクリーンを備えた次世代iPhoneを早ければ9月にも発表するという。

この記事によれば、量産準備はすでに開始されており、部品供給業者は指紋センサーやLCDドライバー・チップなどの製造に入っている。またLCDの量産は4月-6月四半期から始まるということだ。

Appleはまたディスプレイの大型化に伴い解像度の引き上げを行うという。この情報が正しければ、フルHDがサポートされることになるのかもしれない。

まだ時期が早いのでiPhoneに関する噂を全てうのみにはできないが、 この日経の記事にはいくつか本当らしさを感じさせるところがある。4.7と5.5インチのスクリーン・サイズについては、今年に入ってBloombergWall Street Journalが「大型化したスクリーンを備えた2機種が開発されている」と伝えている。また日経は昨年、「iPhone 5sと5cは日本で9月20日に発売される」と公式発表の前に正確に報道している。

Appleに対しては長らく「より大型のスクリーン」を要求する声が強かった。最近、次世代モデルのスクリーン・サイズは現行iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5sに共通する4インチを上回ることになるという噂がしきりに流れていた。

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