iPhone 7がHIV/AIDSとの戦いを支援するために真っ赤な色になった

これまでの10年間、製品を赤く染めてHIV/AIDSと戦うための資金を集めてきたAppleがついに、その色を同社の最大の製品に採用した。金曜日(米国時間3/24)に同社は、iPhoneの鮮やかな赤いバージョンを発売する。それは慈善団体(RED)との、共同事業だ。

これまでと同じく赤いデバイスの売上の一部は、サブサハラアフリカでその疾病と戦っているグループへ支援される。これまでの寄付総額は、1億3000万ドルに達する。それはこの慈善団体が得た援助総額4億6500万ドルの1/4以上にあたる。(RED)のCEOによると、企業の寄付としてはAppleが最大である。

CEOのDeborah Duganは、プレスリリースの中でこう述べている: “世界でもっとも愛されているスマートフォンのグローバルなリーチと、私たちのサブサハラアフリカで抗レトロウイルス薬による救命医療へのアクセスを増やそうとする努力が結びつくことにより、顧客には、この新しくて美しい赤いiPhoneを買うことにより、Global Fundに寄与貢献して世界を変えていく、すばらしい機会が得られる”。

それはiPhone 7と7 Plusの、とても目立つデザインだ。鮮やかな赤のバックと、白いフロントベゼル、その組み合わせは、Appleの清廉潔白な企業姿勢に似合っている。背面のAppleのロゴだけは、反射性のあるシルバーだ。

この赤いiPhoneのほかには、Beatsのヘッドフォンなどのアクセサリが(RED)のバナーつきで売られる。赤いiPhoneは779ドルだ。今週シアトルで発売され、その後、今月中に世界の40か国に展開される。4月には、さらに5つの国が加わる。

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Apple、iPhone SEの16GBをようやく廃止、4万4800円で32GBが手に入る

新しい4インチ画面iPhoneは、ストレージが32 GBまたは128 GBとこれまでの16 GBと64 GBからそれぞれ2倍になった。大容量モデルは50ドルアップの499ドルになるが、入門機は399ドルに据え置き。

あらゆるiOSデバイスの例に漏れず、ユーザーが交換可能なメモリーカードで容量を増やすことは一切できない。ストレージは与えられたものを使うしかない ― よって容量の増加は大歓迎だ。

クパチーノはiPhone SEを1年前に発売し、去る2012年にiPhone 5でデビューした4インチディスプレイを復活させた ― そして小さなスマホの愛好者を誘惑した。ただし、大容量ストレージはついてこなかった。

実際Appleは、スマートフォンでリッチメディアをシェアするこの時代にわずか16 GBの端末を売り続けていることを批判されてきた。そして、ようやく耳を傾けた ― 最低価格のiPhone SEを価格はそのままにストレージを倍増した。

【日本語版注:日本では32GBが4万4800円、128 GBが5万5800円】

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iPhoneプレミアムモデルは曲面OLEDを採用(全モデルでポートはUSB-Cに)

CUPERTINO, CA - SEPTEMBER 09:  Apple CEO Tim Cook models the new iPhone 6 and the Apple Watch during an Apple special event at the Flint Center for the Performing Arts on September 9, 2014 in Cupertino, California. Apple unveiled the Apple Watch wearable tech and two new iPhones, the iPhone 6 and iPhone 6 Plus.  (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

iPhoneが登場して10周年を迎えた今年、iPhoneには特別モデルが用意されるだろうという話が広がっている。それにともないさまざまが流れている。そうした中、WSJに詳細な記事が掲載されている。記事のもととなった匿名の情報源によれば、プレミアムモデルは他のモデルとハードウェア的にずいぶん違ったものになるとのこと。

記事によれば、iPhoneのプレミアムモデルでは、SamsungのGalaxy S7 edge同様の曲面OLEDスクリーンを搭載するそうだ。曲面ディスプレイはSamsungが製造するものとなるらしい。

このハイエンドモデルの価格は、1000ドルが見込まれている。iPhone 8ないしiPhone 8 Plusとは別の特別モデルとして販売されることになる。

尚、すべてのモデルではライトニングポートを廃してUSB-Cを搭載することになるようだ。もしこれが本当なら、iPhoneとして初めて独自規格を捨ててAndroidなどのライバル機種と同じ標準規格を採用することになる。これは最新のMacBook Proなどをみれば、たしかにありそうな話だ。

USB-Cは電力、データ、音楽、ビデオなどを、LightningないしUSB 3規格よりもはるかに高速に転送することができる。MacBook Proでも、この規格の優位性を認めたからこそ、MacBook Proにおける唯一のI/OインタフェースとしてUSB-Cを採用したわけだ。しかしこのせいでiPhoneをMacBook Proと直接つなぐことができなくなったのは問題ではあった。USB-CとLightningを変換するケーブルが必要だたのだ。iPhone側にもUSB-Cを搭載することで、こうした状況が変化することとなる。

話を戻して、WSJのレポートが実現するのなら、iPhoneには従来と異なる新たなエコシステムが生まれることとなる。iPhone 8およびiPhone 8 Plusとは別に用意されるという噂のiPhone Xだが、ハードウェア的な仕様も異なるものとなるわけだ。このプレミアムモデルの登場で混乱する消費者も生じることだろう。しかしプレミアムモデルの販売は、たしかにAppleを潤すこととなるのだろう。
USB-C化)
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(翻訳:Maeda, H

次期iPhoneは大画面と大容量バッテリー搭載か

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iPhone 8は9月まで発表されることはないが、先週は来たるべきこのデバイスの噂でもちきりだった。そしてショウの主役はおそらくディスプレイだ。

噂によるとAppleは新しい端末を3種類発表する。iPhone 7とiPhone 7 Plusそれぞれの新バージョンと新しいハイエンド機で、これは1000ドルを超えるかもしれない。ディスプレイにまつわる噂は謎に包まれたこの”iPhone Pro” モデルについてらしい。

KGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo(いつもかなり信頼できる人物)によると、次期iPhoneには5.8インチ OLEDディスプレイが搭載されるが本体は今のiPhone 7とほぼ同じサイズになるだろうという。Appleはそのために画面周辺のベゼルをなくし表面を巨大なスクリーンだけにする。MacRumorsによるとこんな感じになる。

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この図でわかるようにAppleは下部にバーチャルボタンを置くスペースを残している。iPhone版Touch Barのようなものかもしれない。バーチャル〈ホームボタン〉のほかに、その時使っているアプリに関連するボタンが出てくるかもしれない。ミュージックアプリなら再生ボタン、メッセージアプリなら写真を選ぶボタンを想像してほしい。

TouchIDはどうなるのか? AppleInsiderは、Appleが指紋センサーをスクリーンに埋め込む特許を取得したことを確認した。Appleは多くのAndroid機のように端末の背面に指紋センサーを置くことはないと私は思っている。

もう一つ注目すべきは、画面が従来よりタテに長くなることだ。そうすることでAppleは幅の狭い端末を作り他の大型スマートフォンよりも持ちやすくすることができる。

画面は16:9ではなくなる。つまりYouTubeのビデオをフルスクリーンで見ると、左右に黒い帯が見えることになる。21:9のビデオなら黒い帯は左右わずか49ピクセルずつになる。

もうひとつ、5.15インチのメイン表示部分が5.8インチのOLEDそのものより少し幅が狭いのがおわかりだろうか。これが何を意味するのか私にはよくわからない。おそらくOLEDディスプレイの両サイドがSamsung Galaxy S7 Edgeのようにカーブしているのだろう(曲面部分にテキストは表示したくない)。

このディプレイには大量のピクセルが詰め込まれることになる。ピクセル密度528 PPIは現在のiPhone 7やiPhone 7 Plus(それぞれ326 ppiと401 ppi)よりも高画質だ。

iPhone 7 Plusと同じく、Appleは様々なレベルの「ズーム」と3x レンダリングを標準設定として採用するかもしれない。iPhone 7 Plusはどの画像もまず2208 x 1242ピクセルでレンダリングしてから、1920 x 1080にスケールダウンしている。メイン画面エリアの幅が1242ピクセルなら、大いに理にかなっている。

要するにこの噂のiPhoneはiPhone Plusと同じだけのコンテンツを表示して、かつ画面の高さがある分だけ何行か多くテキストを表示できる。ただしすべてが少し小さくなるので、Appleは2倍表示機能を用意してリアルタイムでスケールダウンすると思われる。

しかし小さい本体に大きい画面を載せるとバッテリーの持ちが悪くなるのが普通だ。KGIのMing-Chi KuoによるとAppleは同じケースにもっと大きなバッテリー を積む方法を見つけたらしい。Appleはメイン基板をスタック式にしてトランジスタを積み重ねる方式を採用するかもしれない。9to5macの画像がこれだ。

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メイン基板が小さくなればバッテリーのスペースが増える。そして、次期iPhoneはワイヤレス充電を採用するかもしれない。そうなれば一日中もっと簡単に充電できるようになるはずだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

インドのiPhoneの価格はすぐには変わらない―、Appleの現地生産に新情報

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どうやらAppleはiPhoneをインドで現地生産していくようだが、だからといってインド国内の製品価格が下がるという話でもないようだ。

The Economic Timesは、数ヶ月のうちにAppleが印度南西部のカルナータカ州でiPhone SEの生産をスタートさせると本日報じた。今月に入ってから、同州のIT大臣もAppleと生産の合意に至ったとのコメントを残していたが、The Economic Timesの報道にはさらなる詳細が記載されている。

現状インドのiPhoneの価格は、世界で1番高く設定されている。これは、iPhoneが中国で生産されているため、Appleが関税を支払わなければいけないからだと考えられている。そこでAppleは、インド現地でiPhoneを組み立てれば価格を下げられるのではないかと考えた。継続的にスマートフォン市場が成長している数少ない国のひとつであるインドで、Appleは思うようにシェアを伸ばせていないため、これは同社にとって大変重要なことだ。

最近のIDCのレポートによれば、中国メーカーが2016年Q4のインドのスマートフォン市場を席巻し、トップ5に現地メーカーは1社も含まれていなかった(これは初めてのことだった)。一方Appleはこれまでで最多となる250万台をインドに出荷したが、インドのスマートフォン市場における2016年Q4の総出荷台数が2800万台以上だったことを考えると、この数字はとるに足らないものだった。

またAppleが現地生産を開始すれば、すぐに価格が下がると思っている人もいるかもしれないが、実はそうとも言えないようだ。

「通常Appleが急激に価格を下げることはないため、現地生産で浮いたお金は小売網の構築やマーケティングに使われる可能性があります」とCounterpoint Researchでアナリストを務めるNeil Shahは話し、現在インドにはAppleの直営店が1軒もないと指摘する。

「一方でAppleは、お祭りのシーズンに絞って値引きをすることもあります。それでも値引き率はせいぜい4〜5%程度で、12〜13%(現地生産で抑えられるコスト)全てが顧客に還元されることはないと思います」

さらにShahは、Appleはすぐには「台湾や中国のような本格的な生産を行わないでしょう」と話し、当面はリスクを避けるために、四半期ごとの生産台数は40万台以内に落ち着くと彼は考えている。

もちろん彼の言っていることは短期的な話であり、もしもAppleがインドでの生産を拡大しプロセスを効率化できれば、製品価格が下がる可能性もある。現地生産開始はAppleにとってもインドのAppleファンにとっても良いニュースだが、消費者が現地生産の効果を十分に感じるまでには少し時間がかかりそうだ。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

次世代iPhoneはワイヤレス充電の可能性―AppleはWPCに加入

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Appleはすでに WPC〔ワイヤレスパワーコンソーシアム〕のメンバーだ。このことは9to5macが発見した。 コンソーシアムのウェブサイトは最近アップデートされ、213社のメンバーにAppleが加わっていた。そのため次世代iPhoneはワイヤレス充電機能を備えるのではないかという推測が加熱している。

ワイヤレス充電そのものは新しいテクノロジーではないが、Appleは採用にきわめて慎重だった。Apple Watchにはすでに採用されているが、iPhoneにはこれまでワイヤレス充電機能は装備されていなかった。

実用化当初、ワイヤレス充電は充電速度が遅かったりバッテリーが過熱したりする問題があった。場合によっては長期の使用でバッテリー自体を損傷する可能性もあった。こうした技術上の困難に加えて規格の標準化という問題もあった。しかしワイヤレス充電のテクノロジーと規格策定は十分に進歩したため、Appleも対応する運びとなるようだ。

台湾のKGI Securitiesの信頼性の高いAppleアナリスト、Ming-Chi Kuo〔郭明錤〕はこれに先立って「次世代iPhoneはLightningポートに加えてワイヤレス充電システムを備える」と予言していた。

昨年9月の段階でもAppleは iPhoneに3種類ものモデルを発表することができた。今年の秋には、(実際のモデル名がどうなるかまだ分からないが) iPhone 8とiPhone 8 Plusに加えてハイエンドのいわば「プロ」モデルが加わるはずだ。

ワイヤレス充電機能を備えるのが3モデル全てになるのか最上位モデルだけになるかは今のところ不明だ。同様に、ワイヤレス充電器が付属するのか、Lightningポートがどうなるのかについても確かな情報はない。

WPCにはSamsung、LG、Huawei、HTC、Qualcommを始め多数の会社が参加している。そのためAppleが加盟したというニュース自体は次世代iPhoneの仕様を明らかにする上でそれほど大きな意味を持たない。とはいえ、現在渦巻いている噂にいわば油を注ぐ効果はある。火のないところに煙は立たないというが、大量の煙が渦巻いていることは確かだ。

さてAppleはLightningポートをどうするだろう? もしAppleが「ユーザーはLightning接続なしでも困らない」と判断するなら、ワイヤレス充電を実装するのをチャンスにiPhoneに残された最後のポートを廃止するかもしれない。

アップデート: AppleはWPCに参加したことを確認する声明を発表した。〔声明全文は原文に掲載〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

次期iPhone最上位機種は1000ドル以上か―OLED採用、メモリも改良との情報

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次期iPhoneに関する情報が飛び交う季節になった。最新の情報によると、次のiPhoneは1000ドル以上になるだろうという(少なくとも最上位モデルの場合)。

もちろんこれはさほど大きな変化ではない。現在でもiPhoneの最上位機種は900ドルを超えている。しかしFast Companyのレポートによれば、AppleはディスプレイをLCDからOLEDに変更するという。

これはiPhoneの製造コストがアップすることを意味する。またこのレポートは情報源の話として次世代iPhoneのメモリもアップグレードされると伝えている。これもコストの上昇要因だ。

次のアップデートでiPhoneは10年目を迎える。そこでAppleはこれをiPhone X〔テン〕と呼ぶだろいうという観測が根強い。

噂によれば、次期フラグシップモデルは 5.8インチで、現在のiPhone 7 Plusよりわずかに大きい。

これまでの戦略は多少変更され、次期iPhoneは現在のiPhone 7(4.7インチ)、iPhone 7 Plus(5.5インチ)と同サイズの2機種も同時に発売されるという。これらはそれぞれiPhone 7S、iPhone 7S Plusと呼ばれるという観測だ。

台湾のKGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Quo〔郭明錤〕は昨年11月に  「iPhone 8(あるいはiPhone X)だけにOLEDディスプレイが採用される」と書いている

筐体がやや大きくなり新ディスプレイが採用されるという点から、新iPhoneは背面もガラス製になり、側面はアルミからステンレスに変更されるという噂だ。

情報によると、いちばん大きな変更はAppleがついにホームボタンを廃止し、ディスプレイの下にタッチ式インターフェースを装備するという。情報源によれば、次期iPhoneは物理的なボタンを一切持たないという。ボリューム/ロックについても側面の金属ベルトに接触感応式の部分が設けられるようだ。

もちろんAppleは次期iPhoneについて今年の秋と想定されている製品発表まで何も語らないはずだ。以上の情報は公式なものではない。しかしOLEDが採用されるという情報が事実なら、購入予定者は銀行の通帳をもう一度チェックした方がいいかもしれない―価格は少々アップするはずだ。

〔日本版〕「郭明錤」の繁体字表記は台湾の科技新報のページから。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple、1Q決算は売上予測を上回って株価は3%高

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Appleは直近の四半期で売上予測を上回り、株価は時間外取引で3%上昇した。

2017年会計第1四半期の利益は1株当たり3.36ドルの新記録となり、ウォール街予測の3.21ドルを大きく上回った。売上も773億ドルの予測を上回る784億ドルだった。

iPhoneも予想の7630万台に対して7830万台を売り、投資家を喜ばせた。

ただし次期に向けてのガイダンスは投資家の予測をわずかに下回った。Appleは515~535億ドルとしているが、Thomson Reutersの行ったアナリスト調査結果は537.9億ドルだった。

Apple株は昨年25%近く値上がりしたが、それでも期待に沿うことはなかった。昨年CEO Tim Cookの給与は、iPhone販売目標未達を受け15%削減された

時価総額6360億ドルのAppleは、現在株式市場で最も価値の高い会社だ。Dow Jones株価指数を決める30社にも入っており、市場の健康状態を測る上で特別なウェイトを与えられている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FTCに続いて今度はAppleがQualcommに対し10億ドルの訴訟を起こす

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Qualcommにとってひどい始まり方をした週が、さらにひどくなった。Appleが週末に先駆けて、訴訟列車に新たな荷物を積み込んだ。その前には連邦取引委員会(FTC)が、このサンディエゴののモバイルチップメーカーに対して、約10億ドルの訴訟を起こした。

Appleの名前は、最近のFTCの文書にも登場する。その文書はQualcommを非難し、同社の反競争的な“ライセンスなければチップなし”(no license, no chips)ポリシーは特許の使用料をつり上げ、競合他社のプロセッサーを使っている電話機メーカーにより多くの支払いを強制している、としている。

今週の初めにFTCはこう言っている:

Qualcommは2011年から2016年にかけてAppleに対し、ベースバンドプロセッサーをQualcommの競合他社から入手できないようにしていた。Qualcommは、Appleのビジネスを勝ち取った競合他社は、それがどこであれ、自分より強くなると認識し、その独占的ポリシーを利用して、AppleがQualcommの競合他社と協働して競合製品の実効性を高めることを妨げた。

Apple自身の10億ドルの訴訟は、Qualcommの特許料の課金を非難して、QualcommはTouchIDやディスプレイやカメラなど“何の関係もないもの”に対しても特許料を請求し、ライセンスをより高価にすることによって、イノベーションを窒息させようとしている、と訴えている。

Appleは本誌TechCrunchに提供した声明でこう付言している:

Qualcommはその事業を古いレガシーのスタンダードの上に構築しているが、独占的な戦術と過剰なロイヤリティによってその支配性を増強している。セルラーの基本的な規格には10数社が貢献しており、Qualcommはその中の一社にすぎないにもかかわらず、弊社が合意している他社のセルラー関連特許をすべて合わせた額の少なくとも5倍をAppleに対し執拗に課金しようとしている。

Qualcommにはこれら以前にも、世界中からいろんな訴訟を起こされており、その中には韓国や中国からの巨額な罰金求刑もある。今本誌は、同社にコメントを求めている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

駐トルコ大使を殺害した男のiPhone 4sのアンロックがロシアに要請される

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ロシアの駐トルコ大使を殺害した警察官は、その数分後にトルコの特殊部隊によって射殺された。MacReportsHabertürkによれば、トルコ当局はその男が所持していたiPhone 4Sのアンロックをロシアに要請しているという。

男が所持していたのは4桁のパスコードを利用したiPhone 4Sであり、そのアンロックは比較的容易だと考えられる。iPhone 4Sをアンロックする方法はすでにいくつか発見されており、今回の件でAppleの助けを借りる必要もない。

iPhone 4Sは今となっては旧式のデバイスであり、最新のiPhoneに比べればそのセキュリティ性は低い。第一に、iPhone 4SではiOS 5からiOS9までのオペレーションシステムを利用できるが、実際にはOSがアップグレードされていないデバイスがほとんどだ。

男のデバイスがiOS 7かそれ以前のオペレーションシステムを搭載していれば、iPhoneの中にあるデータを取り出すのは非常に簡単である。iPhoneの中身が暗号化されているのはiOS 8以降を搭載したiPhoneだけなのだ。そのため、当局がデータの内容を取り出すのも簡単だということだ。

第二に、たとえ男のiPhoneがiOS 8以降のOSを搭載していたとしても、iPhone 4SにはSecure EnclaveやTouch IDセンサーが導入されていない。Secure Enclaveは、データ漏洩を防ぐセキュアなブートプロセスを可能にするコプロセッサの一種だ。Secure EnclaveにはデバイスごとのユニークID(秘密鍵のようなもの)が格納されており、ほかのシステムからそのIDにアクセスすることは不可能である。たとえAppleであっても、そのIDを取り出すことは出来ない。そのIDにアクセスする際には1回限りのキー(公開鍵のようなもの)が発行される。その2つのキーが揃ってはじめて、コプロセッサ上でデータの暗号化および復号が可能になるのだ。

iPhone 5s以降のデバイスでは、パスコードなどのセンシティブな情報はSecure Enclaveによって守られている。より重要なのは、Secure Enclaveを搭載したデバイスに誤ったパスコードが入力されるたびに、次のパスコードを入力できるまでの時間が徐々に増えていくという仕組みである。これにより、デバイスへの「ブルートフォースアタック(可能なパスコードの組み合わせをすべて試すこと)」を防ぐことができる。

デバイスにSecure Enclaveが搭載されていなければ、数百ドルのハードウェアを利用するだけでiPhoneをアンロックすることができる。iPhoneにはパスコードの入力を10回間違えるとデータを消去するという機能もあるが、ブルートフォースアタック用のハードウェアはその保護機能を回避することも可能で、ものの数時間の内にiPhoneをアンロックすることができてしまう。

iOS8.1.2以降になると、IP-BOXなどのデバイスを利用した暗号解読も不可能になった。だがその一方で、フォレンジック調査を行う企業はiPhoneがもつ他の脆弱性を利用するようになる。サンバーナーディーノ銃乱射事件の一件で、FBIがiOS 9を搭載したiPhone5cをアンロックしたのがその例だ。なかには、iOS 9を搭載したiPhone 4Sのアンロックも可能だと主張する企業もある。Secure Enclaveを搭載したiPhoneのアンロックは「比較的難しくなる」というだけなのだ。

これらの理由を踏まえても、今回の件にAppleが関与する可能性は極めて低い。ロシア当局は、ほぼ確実に自力でこのiPhone 4Sをアンロックできるだろう。だからこそ、Appleはこの件に関して沈黙を続けているのだ。

[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter

紛失モードのiOS 10デバイスは簡単なコピー&ペーストの犯行手口でアンロックできる

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なくしたり盗まれたiOSデバイスは、悪い人がこの、力づくでActivation Lockを無視する方法を知ったら、やばいことになる。特殊な器具や技術は要らない。そこらの悪ガキでも、できる。でも対策は簡単だ。しかしそれまでは、iPhoneなどをどこかに置き忘れないように、注意しよう。

ドイツのセキュリティ企業Vulnerability LabのファウンダーBenjamen Kunz-Mejriが、最新の手口を詳しく説明している。Slash SecureのHemanth Josephが見つけた初期のやつはiOS 10.1を犯し、10月にAppleに報告された。同社は10.1.1に講じた工夫で問題を直そうとしたが、また攻撃があったということは、直ってなかったということだ。

iOSデバイスのオーナーがFind my iPhone/iPadでLost Mode(紛失モード)を起動すると、デバイスはリモートでActivation Modeに置かれ、それをアンロックし正常復帰するためにはユーザーのApple IDが必要だ。しかしログインはインターネット接続を要するので、そのためにWi-Fiを使うこともある。すると犯人はそのWi-Fiネットワークのセレクト画面へ行って、“other network”(そのほかのネットワーク)をセレクトする。

やばいことが始まるのは、ここからだ。セレクトするときのネットワーク名やパスワード欄には文字数の制限がない!

Appleも馬鹿ではないから、その欄から任意のコードを実行できることはない。だからここでは、深刻なバッファオーバフロー攻撃はありえない。しかし二つの欄に大量の文字(最大10000まで)詰め込むと、デバイスは動作が遅くなり、最後にはフリーズする。そのデバイスにカバーをかけて、数秒眠らせる。そして開く。おやおや!ホーム画面だ!

そのやり方は10.1の場合だが、10.1.1では画面の回転やNight Shiftモードが必要だ。ホーム画面は一瞬出るだけだが、Kunz-MejriがSecurityWeekに語っているところによると、タイミング良くボタンを推せばずっと表示されるようになる。

この問題は、文字数制限という簡単な方法で直るが、Appleはそれを見落としたのか、それともアップデートのときに実装する時間がなかったのだろう。

本誌TechCrunchは今Appleに、詳細を問い合わせている。情報が得られ次第、この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Appleサイトで整備済みiPhoneが買えるようになった

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iPhoneを少しでも安く買いたいがAppleの正式サポートは受けたいと考えている人に朗報だ。Appleは公式オンラインストアで整備済みiPhoneの販売を開始した。これまで整備済み製品はiPad、Mac、Apple TVだけだった。

Apple公式ということから予想される通り、価格は世間の中古品ほど安くはない。定価から80~110ドル引きだ。また、これも驚くことではないが最新や最高の機種は在庫にない ― SEもiPhone 7も。

現在の品揃えはiPhone 6sと6s Plusだけで、価格は16GB 6sの449ドルから64GB 6s Plusの589ドルまで、いずれも通常小売価格の15%引きだ。商品にはAppleの1年間保証の他、おそらく、ちょっとした安心感も付いてくる。

via MacRumors

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Q4でiPhoneの売り上げが減少、販売台数は4550万台

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以前としてAppleはiPhoneを大量に販売しているが、2015年の数字には遅れを取り続けている。

同社は2016年Q4におけるiPhoneの販売数量が4551万台だったことを発表した。昨年同四半期の販売数量は4800万台だった。今回の販売数量はウォールストリートの予測よりも良かったとは言わないまでも、それに見合った数字だ。アナリストたちは本四半期のiPhoneの出荷台数は4500万台になると予測している。

Apple CEOのTim Cookはプレスリリースの中で、「iPhone 7とiPhone 7 Plusに対する顧客の反応は良く、とても嬉しく思う」とコメントしているものの、このカテゴリーが減速していることは明らかだ。iPhoneの売り上げ高は昨年と比べ13%減少し、販売台数も昨年比5%減となっている。

興味深いことに、Cookは決算発表資料のなかで同社の主要マーケット40ヵ国のうち、33ヵ国でiPhoneの売り上げが伸びていることを明らかにした。おそらく、Appleにとって最大のマーケットである北米や中国での不調が今回の売り上げ減少の原因のようだ。北米マーケットでの合計売り上げ高は7%減少し、さらに中国及び周辺諸国での売り上げ高は30%減少となっている。

それとは対照的に、2016年度におけるインド市場のiPhone販売台数は昨年に比べて50%上昇しているとCookは話す。

iPhone 7が発売された当初は供給不足の問題があったという理由で、Appleは発売直後の売り上げを公表していない。CookはiPhoneの供給不足が以前として続いていると話し、Apple CFOのLuca Maestriも、iPhone 7 Plusでは特にそれが顕著だと話している。

供給不足に関する投資家からの質問に対しCookは、iPhone7の生産が需要に追いつくようになるのは本四半期の後半になる見込みだが、iPhone 7 Plusに関しては12月までに生産が追いつくかどうかは疑わしいと答えている。

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(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter

Appleの新CMは「メッセージ」アプリの背景アニメーションが主役

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AppleがiPhoneとiOSの新しいビデオ広告を公開した。これまでの広告と同じく、このビデオは従来のものとは大きく異なっている。そこにはTor Myhrenの影響が感じられる。

最近入社したこのマーケティング・コミュニケーション担当副社長は、広告業界で輝しい実績を持つ人物で、現在Appleの広告を任されている。昨年のCMと比べて、さらに洗練され、ストーリーを伝えようとしていると感じるのは、そのためだろう。

今日の新CMには、終了直前までiPhoneが登場しない。代わりにAppleは、風船が飛んでいってしまうと何が起きるかを、ゆっくりと明らかにしていく。

最後の最後になって、すべてがiOS 10のメッセージ・エフェクトのことだったとわかる。気の利いたCMで、製品を売ろうとしていない。そもそもiOS 10は無料でダウンロードできるので、これはAppleのブランドイメージ向上を狙ったものだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

自動印刷カメラアプリのFotr、iPhoneがフィルムカメラになったらどうなる?

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あなたが最後に写真を印刷したのはいつだろうか。新しいiPhone向けアプリFotrは、撮影された写真全てを自動的に印刷することで、写真印刷のリバイバルを目論んでいる。このアプリの根底にあるアイディアは、撮影枚数を減らして各写真のクオリティを向上させるという、アナログ写真の要素を取り戻すことだ。

This is a photo of a phone taking a photo of a phone.

これは電話の写真を撮っている電話の写真。

実際のところ、写真印刷はまだまだ死んでいない。フォトキナでも、プリンター一体型の新しいPolaroidのカメラが展示されていたほか、Leicaは、Sofortと名付けられた高級インスタントカメラを発表した。また、ファッションデザイナーのMichael Korsは、ファッション好きの消費者に向けて、特別仕様のinstax(”チェキ”で知られるFujifilm製のインスタントカメラ)の製造に関わっていた。さらに、私はようやくインスタントカメラ界の新星、Impossible ProjectのI-1に触れることができた。

Fotrは、前述のような写真を即座に印刷できるカメラの動作を真似ており、ユーザーが気に入っているかどうかに関わらず、撮影された全ての写真が印刷されるようになっている。

「最近では、私たちは無数の写真を撮っていますが、ハードドライブの中に保存されたままで、全ての写真をチェックする時間もありません。私たちは、Fotrで写真を形にしたかったんです。Fotrを使えば、アプリが例外なしに全ての写真を印刷するので、ユーザーは、日の目を浴びることのないたくさんの写真のことを忘れてしまっても問題ありません」とFotrファウンダーのOndrej Loudilは説明する。

Having to buy a "film" before you take photos on your iPhone will make you think twice about what and how you shoot, the app's makers believe.

iPhoneで写真を撮る前に”フィルム”を購入するというプロセスが追加されることで、ユーザーが何をどのように撮影するかというのを熟考するようになると、Fotrは考えている。

Fotrアプリを使って撮影された写真は、10日以内に印刷されてユーザーの手元に届けられる。

「多くのプロカメラマンが、写真の技術を磨くためにアナログカメラの購入を勧めています。フィルムは高価なため、写真を撮る前に考えるようになるんです」とOndrejは語る。

写真1枚1枚の印刷費用を支払わなければいけないという制約によって、撮影者のクリエイティビティが解放されるとFotrは主張する。

アプリの中では、通常の6×4サイズのほかに、一回り大きい7×5サイズも選択することができる。さらに、カラー印刷か白黒印刷か、そして”フィルム”は24もしくは36フレームから選ぶことができる。フィルムの価格は17〜35ドルで、これには世界中への写真の配送料も含まれている。

Fotrのサービスが良いアイディアなのかどうかについて、はっきりと言うのは難しい。良い写真だけを印刷するというのにも利点があるし、Fotrよりも安く写真を印刷できるサービスはある。一方で、暗室で写真を現像・印刷するのに何時間も費やしたことのある者として、アプリの背景にある考えには納得がいく。写真についてもっと意識させられることで、ユーザーが撮る写真に素晴らしい変化が起きる可能性があるのだ。Fotrをメインの写真アプリとして使うユーザーがたくさんいるとは思えないが、自分のクリエイティビティを溢れださせるのには、(最大)35ドルを支払う価値があるかもしれない。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

iPhone 7を分解してみた…Intel製のモデム、ものすごく薄いA10チップを搭載

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世界中の熱心なiPhoneファンたちが、行列に並ぶ用意をしていたり、予約したのがやっと届くのを待ち焦がれている中で、ハードウェア分解修理屋iFixitとChipworksの連中は、庭のBBQのステーキをねらう飢えた野鳥のように、自分たちの道具を研ぎ澄ましていた。

両サイトはiPhone 7(と7 Plus)の分解過程をライブブログで報じ、そしてその間に、いくつかのおもしろいことに気づいた。旧機種との違いは、外側よりも中の方がずっと多かった。しかしまず彼らが直面したのは、大量の接着剤との苦闘だった。いわば接着剤製の薄膜が、新型機の耐水性の強化に貢献しているようだ。またその薄膜は、壊れやすいと悪評だった触覚型のホームボタンも守っているらしい。

また、接着剤が防水性の鍵であるのなら、その性能はiPhoneを修理に出すと失われるかもしれない。

チップに関しては、基板の前面どまんなかにA10が鎮座している。占める表面面積も125平方ミリメートルと大きい。APL1W24という、誰にも覚えられないような名前のそのチップはTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)製で、InFO(integrated fan-out)と呼ばれるパッケージング技術で収容され、その極端な薄さを実現している。

Chipworksが分解したA1778モデルには、Intel製のモバイルセルラープラットホーム一式が搭載されている。それらは二つのRF送受信機、電源管理、そしてモデムだ。CDMAのA1660 モデルはQualcomm製のチップかもしれない。IntelはCDMAに関しライセンスの問題を抱えているらしいから。詳細はまだ不明だが。

ストレージにはHynixとToshibaが採用されている。メモリはiPhone 7が2GB、7 Plusが3GBだ。

iFixitの報告を見る限り、iPhone 7の修理適性は単純には評価できない。上述の接着剤という問題のほかに、新しい特殊規格のネジが使われているから、計4種類のドライバーが必要だ。

出典: iFixit, Chipworks

画像提供: iFixit

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

AppleのiPhone 7、店頭では超品薄。ジェットブラックとPlus全モデルは既に売切れ

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Appleは今夜(米国時間9/15)声明を発表し、iPhoneを手に入れるべく金曜日にAppleストアに並ぼうと考えている人々の期待を打ち砕いた。そこには、予約分以外のiPhoneは在庫が僅少であることが明確に書かれていた。

声明には、ジェットブラックのiPhoneおよび〈iPhone 7 Plusの全カラーモデル〉が、初期のオンライン予約で売切れとなり、在庫が〈ない〉ことも示されている。

そうだ、その通り。ジェットブラックのiPhoneが欲しかったら、オンラインで注文して待つしかない ― 店頭で買うことはできない.

これは私が聞いていた話とも合致する。ジェットブラックのiPhone 7は恐ろしく手に入りにくく ― Appleの社員や幹部でさえも ― Plusモデルは特にそうだという。レビュワー等、早期に入手した人のほとんどがマットブラックのiPhone 7 Plusをテスト用に受け取っている ― 一つだけ例外を知っているが。

個人的にはジェットブラックの仕入げが気に入っている。たとえいくらキズがつきやすかろうが、私はレビュー機のiPhone 7に心から魅せられた。ジェットブラックのPlusを買うつもりだ。

Appleの声明文は以下の通り:

このたびiPhone 7およびiPhone 7 Plusにつきまして発表当初からご好評をいただき誠にありがとうございます。全世界の直売店および提携店舗を通じて販売することを楽しみにしております。

9月14日金曜日より、iPhone 7のシルバー、ゴールド、ローズゴールドおよびブラックをAppleストア店頭で数量限定にて販売いたします。iPhone Plusの全カラーモデルおよびiPhone 7のジェットブラックは、オンライン予約期間中に完売となり店頭での販売はございません。提携店舗によって在庫は異なる場合があるため、事前に確認することをお薦めします。

全モデル、全カラー共に引き続きapple.com で注文いただけます。お客様のご理解に感謝するとともに、購入ご希望の方全員にできるだけ早く新しいiPhoneをお届けできるよう、全力を尽す所存でございます。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iPhoneのデュアルレンズは傑作だけど、デジタルズームを使ってはならない理由

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Appleはさらなる機能を備えたより高品質なカメラをローンチして、引き続き世界中のフォトグラファーたちをとりこにしている。しかしAppleのマーケティングVPであるフィル・シラーが壇上に立って「デジタルズームは良いものだ」と言ったとき、真のフォトグラファーたちは誰も耳を貸さなかった。あなたも耳を貸すべきじゃない。その理由をここで述べたい。

レンズが2つ。素晴らしさも2倍。28mm相当レンズと56mm相当レンズ。よしきた。

レンズが2つ。素晴らしさも2倍。28mm相当レンズと56mm相当レンズ。いいぞApple。

iPhone発表会を見ていた筆者がイスの上でのたうちまわり、コンピューターに向かってののしってしまったのは、フィル・シラーがデジタルズームは何か良いもののように主張していたからだ。デジタルズームは本当にマズい。これまでも良かったことがないし、これからも決して*良くはならない。

デジタルズームの問題点

何が問題かというと、写真というのはカメラが集めることのできる光の量によって制限されるからだ。デジタルズームを使った場合、画像センサーはフルに使われない。代わりに使用する画素数はもっと少なくなる。大抵はそれでも同じだけの画素数は得られるが、そうするにはより少ない画素数を補間し、画像全体を埋め合わせねばならない。これがあまりよろしくないということは、プロの写真家でなくとも分かるだろう。

写真を撮るのに12メガピクセルすべてを使う必要がないとしても、撮った作品をFacebookやInstagram、Snapchatにアップロードする場合のことを考えてみよう。実はデジタルズームには他にも問題があるのだ。手ぶれ補正はフルフレームの画像用に最適化されている。だからデジタルズームすると手ぶれ補正の利点がすみずみまで活かせなくなる。つまり、ズームを使うなら手は石のようにして絶対に動かしてはいけない。

何よりも最悪なのは — カメラにも欠点があり、それを避ける手だてはないということだ。ピクセル単位でのあら探しを始めたなら、そうした欠点は見るにたえないくらいあからさまになるだろう。

「けれども筆者のHajeさん」と、がっかり感とフラストレーションを抱えたあなたは泣きそうになりながら言うかもしれない。「だったらフレーム内の被写体を大きく写すにはどうしたらいいんですか?」

答えは簡単だ。自分の足を使ってズームすればいい。被写体をもっと大写しにしたければ、歩いて近寄ればいい。そうすればあなたの作品はうんと良くなる。

誤解しないでもらいたい、筆者もデュアルカメラにはものすごく興奮している。焦点距離のより長いレンズを追加したのは素晴らしい進歩だ。つまり被写体にもっと迫って切り取ることが可能になる。スマートフォンで写真を撮る人にとって、これは大きな違いになると確信している。

素晴らしいカメラだが、光学ズーム比に留まれ

Schiller, I love you, man, but this is just being silly.

シラー、あなたのことは嫌いじゃないけど、冗談はやめてくれ。

 

今回、1つの光学ズーム機能ではなく、2つの全く異なるカメラ構造を盛り込んだのはスマートな選択だった。しかしこれだけ小型なカメラの内部において、可動性をもつ部品はとてつもなく精密な制作公差を必要とする。こうした可動性部品は衝撃にも敏感で、メカニクスは最後には摩耗するだろう。だからこそデュアルレンズは賢い選択なのだ。実際、AppleのiPhone 7とiPhone 7 Plusは、モバイル端末付属のカメラとしては最も優れたものの1つであることに疑いの余地はない。

だが、カメラを最大限に有効活用したいなら、壇上でペラペラとマーケティング文句をしゃべってる連中の言葉を聞いてはならない。デジタルズームのことは疫病並みに避けてかかり、カメラ本来のもつズーム機能に固執すべきだ。AppleのiPhone 7 Plusの場合なら、1倍または2倍ズームで撮影しよう。どちらかの間でも、それ以上でもいけない。どうしても「ズーム」する必要があれば、あとから画像を切り取ればほぼ同じ効果が得られる。

*この点については、1つだけものすごく細かくてギークな注意がある。極端な2つのものの中間地点をデジタルズームを使ってズームする場合、理論的には高性能な光照射野計算のおかげで、それぞれのパーツの性能を単純に足し合わせたよりも良いズーム比が得られる。その場合には、カメラは広角カメラを切り取ったバージョンを使い、もう一方のカメラからのデータでそれを増強し、合成画像を作成できる。これは理論的には有効な手段となるはずだ。LightのL16が採用しているのも結局この手法だ。しかし現時点ではこれがAppleのiPhone 7 Plusにも当てはまるという確証はない。

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(翻訳:Ayako Teranishi / website

App Storeのアプリダウンロード数は累計1400億、今年は前年比で二倍増、なぜ?

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AppleのCEO Tim Cookが今朝(米国時間9/7)、iPhoneのプレスイベントの冒頭で、App Storeに関する短い最新ニュースを述べた。それによると、Appleのこの、アプリケーションのマーケットプレースでは、これまでにアプリのダウンロードが1400億回行われた。また、過去2か月における前年比成長率が106%だった、と述べた。成長率100%というと倍増というすごい意味だが、その原因については何も語られなかった。

でも察するに、その原因はたぶんPokémon Goだろう。アプリの異端児、これまでのモバイルゲームの中で最高の人気を獲得したアプリだ。このゲームの先月のインストール数は1億を超え、一日の売上が1000万ドルに達した。今日のAppleの発表によると、合計ダウンロード数は5億を超え、このゲームはApple Watchにもやってくる。

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Cookは付け加える、“App Storeの売上は直近のコンペティターの倍であり、その成長はグラフの作図に収まりきれないぐらい、途方もなく大きい”。

彼によると、Appleのストアはゲームのプラットホームとしても世界最大である。今App Storeには、50万のゲームがあるそうだ。

もちろん彼のこの話は、一種の予告編だ。AppleのApp Storeについに、これまでで世界最高人気の、ゲームの主人公がやってくる。それは新作ゲーム“Super Mario Run”に乗ってやってくる、任天堂のマリオだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

AirPodsはこうして片方だけがなくなる

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Appleがワイヤレスのイヤホンを出した!値段は159で、ケーブルは一切つながっていない。ケースの中で充電されている時以外は耳の中に入っている。バッテリーは5時間ほどもつし、ケースに入れれば24時間充電できる。

すごいだろう、本当に。まるで映画『her/世界でひとつの彼女』から飛び出してきたようだ。しかし「her」の登場人物はワイヤレスイヤホンを片方の耳だけにつけていた。

私の推理はこうだ:もう片方を失くしたから。

これは、あなたのAirPodでも起きるに違いない ― 両方ではなく片方を失くし、Appleから交換部品を買うはめになる(79ドルか何かだろうがわからない)。

あなたがAirPodsの片方を失くすであろう状況をいくつか挙げてみる。

  • 地面に落として見失う…
  • …あるいは落とした後、自分で踏んづけて潰してしまう。
  • うっかり上に座って片方を潰してしまうが、両方ではない。
  • スピードメタルでヘッドバンギングをやりすぎた。
  • 走っている時に外れて落ちる(実際、外れないの?)
  • 片方をつけようとして、もう片方を道路の排水口に落とす。
  • マジシャンがコインを耳の後に隠すトリックをして、あなたのAirPodを消滅させる。

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  • Google Glassみたいに嫌われて壊される(ただし、やっぱり片方だけ)。
  • ソファーのクッションの間に挟まれる。
  • 洗濯/乾燥機に壊される。
  • 冷蔵庫の下に転がり込む。
  • 料理の最中に火の中に落ちる。
  • 片方を耳に入れたままなのを忘れてプールに飛び込む。
  • 流しのディスポーザーに落とす。
  • 犬に食べられる。
  • 犬に食べられたケースにAirPodが片方だけ入っていた。

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  • 子供を抱っこしていたら、耳から取り出して投げた。
  • ケースを間違ってくずかごに捨てたら、AirPodが片方だけ入っていた。
  • バッテリーが死んでケースがだめになったと思ったら、実は充電し忘れただけだったのに捨ててしまった。
  • 電話会議の雑音でスピーカーが壊れた。
  • PinterestのDIYハックをしようとして壊した。
  • バッグの底でなくなったか、埋もれたか、潰された。
  • 勇気が足りなかった。

Happy AirPod-ing!

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook