YouTube上のビデオ作品の話題を主要ソーシャルネットワーク上で広めるためのツールEpoxyが公式ローンチ

YouTubeは若い新人ビデオ作家にとって主要な配布チャネルだが、オーディエンスを見つける場としては唯一ではない。そこで今日(米国時間5/20)ローンチしたロサンゼルスのEpoxyは、YouTube上のビデオ作家たちが様々なソーシャルネットワーク上でファンと会話できるようにしてくれる。

Epoxyのファウンダは元Team DowneyのデジタルチーフJuan Bruceと、財務サービスのProtoを作ったJason Ahmadだ。二人は、YouTube上でオーディエンスを増やしていけるためのプラットホームを作り、そのためにファンと対話できるための総合的なツールを提供したい、と考えた。

EpoxyはFacebookとTwitterとInstagramと、そしてもちろんYouTubeを統合して、ビデオ作家たちがコンテンツの社会的な配布を拡大できる方法を提供し、また同時に、コンテンツに関するファンからのフィードバックがリアルタイムで得られるようにしている。これによってEpoxyのユーザは、ソーシャルな共有行為によって視聴者を増やし、登録会員数も増やすことができる。

CEOのBruceによると、Twitter上のビデオに関する会話で、その中に作者のTwitterユーザ名が出てくるのはわずかに20%である。そこで単純な検索では、会話の3/4あまりが拾われない。

そこでEpoxyはYouTubeのAPIを利用することによって、作者のスクリーンネームが登場しない会話でも、そのビデオ作品が話題になっている会話なら拾えるし、会話に参加できるようにした。

それにEpoxyのツールを使うと、ビデオに関する情報をソーシャルネットワーク上に配布でき、しかもその場合に、各ネットワークのオーディエンスの特性に合わせた情報の提示を行う。たとえば、提供するプレイヤー上の広告は同じでも、それを各ネットワーク上の共有に適した形に最適化できる。

ビデオ作品の、Instagram上の共有の方法が、Epoxyでは独特だ。Epoxyのユーザは、自分のビデオ作品を、Epoxyが提供しているエディタを使ってInstagramのための投稿作品へと変形できるのだ。あとはそれをInstagram上で配布するだけだから、作品本体をモバイルの上へコピーして操作する必要はまったくない。

今日のEpoxyのローンチは一般公開だが、当面はベータだ。ここまで来るまでに同社は、Upfront VenturesやGreycroft Partners、Bertelsmann Digital Media Investments、Advancit Capital、MachinimaのファウンダAllen DeBevoise、Makerの会長Ynon Kreiz、Shine Groupのデジタル担当VP Yoel Flohr、Stradella RoadのCEO Gordon Paddisonらから200万ドルの資金を調達している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Twitchは、基本的にリーグオブレジェンドを見るためのサービス

【本稿のライターは Kyle Russell】
Googleは、事実上1種類のゲームをプレイする人々を見る観衆たちのために、10億ドルを払おうとしているのかもしれない。

Twitchで最も多く見られているゲームのランキングを見ると、明らかに際立ったフロントランナーがいる。それは League of Legends。絶大な人気を誇るオンラインマルチプレーヤーゲームで、1月時点のプレーヤー数は2700万人だ

どの瞬間をとっても、同サービス上のLeague of Legends視聴者数は10~20万人で、次によく見られているゲームの3~6倍に上る。

この視聴人数の規模を実感するために例を挙げると、Fox Newsをプライムタイムに見ている25~54歳の視聴者数は約20万人だ。TwitchでLeague of Legentsを見ている人数は、日中それを上回る ― そしてその内訳は殆どが価値ある若い男性層だ。

単一のゲームにそこまで依存することは脆弱性とも受け取れるが、事実はといえば、League of Legendほどパワフルなゲームはそもそも他に存在したことがない。

Counter-Strike、Quake、StartCraft等のゲームは、Eスポーツ分野を確立させたかもしれないが、League of Legendsは、毎月7000万人のプレーヤーを集め、昨年の推定売上は6.24億ドルだった。同ゲームのReddit内セクション3月中に2億ビュー以上をもたらし、同サイトのユーザーが〈入会時に自動的に登録される〉サブセクションの数々を上回っている。

これらの数字は、ハードコア・ゲーム業界にとっては天文学的だ。League of Legendsのライバルで、Half-LifeゲームシリーズSteamのビデオゲームストアやソーシャルプラットフォームを作った会社が運営するDota 2は、先月790万人のプレーヤーを集め、少額取引きによる昨年の売上は約8000万ドルだった。

GeekWireのTricia Duryeeは、Googleによる買収の話題が報じられた時、Twitchを「ビデオゲーム業界のESPN」と呼んだ。現在のところ、この表現はあまり意味をなさない ― Azubuなどのライバルは、何ら比較できるような実績を残していない。

Googleのリソースを得て、Twitchが主要ゲーム機に内蔵され、League of Legendsのプレーヤー基盤が飛躍的な伸びを続ければ ― 2012年末以来2倍以上に増えている ― Twitchがあらゆるプラットフォームのゲーマーにとって必須のサービスになる可能性もある。ESPNがテレビを見るあらゆるスポーツファンにとって必須であるように。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


YouTubeの音楽ビデオに歌詞が表示されるMusiXmatcのChrome用エクステンション

YouTubeで音楽ビデオを見ながら一緒に歌いたいけど、歌詞を知らない、なんてことよくあるでしょ。そのとき助けてくれるのが、MusiXmatchが作ったChromeエクステンションだ。この、イタリアとイギリスの二国籍企業の社内的ハッキング作品は、同社が正式なライセンスを得ている歌詞データベースから歌詞を取り出して、YouTubeのビデオにオーバレイする。

単純にそのエクステンションをインストールして、YouTubeの音楽ビデオを見る。そこにMusixMatchのボタンがあったら、それを押すと歌詞の字幕が表示される。まるで急に、カラオケビデオが始まったみたいに。

ただし今のところ、歌詞のタイトルと音楽ビデオのタイトルが完全に同じでないといけない。自称世界最大の公式歌詞データベースを誇るMusixMatchには、ほとんどの曲の歌詞があるといわれるが、この、曲名とビデオの題名のマッチング問題は今後の課題だと同社は言っている。

おもしろい裏話がある。同社はそれまで音楽ビデオを提供するVEVOとパートナーしていたが、VEVOが歌詞の表示を嫌ったため関係は解消した。ビデオに合わせて歌うのは、人気があるのにね。社内でいろいろ議論した挙句、YouTube用のChromeエクステンションを作るのがベスト、という結論に達した。中でもとくに、“許可を求める”必要がないのがよい。

曲の作者や発行者に歌詞の使用料が行かないわけではない。同社と彼らとのあいだにはすでに、収益共有の契約があり、それはiOS、Android、WP8、Mac、W8、Spotify、それに同社のAPIなど幅広いプラットホームをサポートしている。

MusixMatchは今、GoogleのPC→TVドングルChromecastのサポートに取り組んでいる。歌詞が流れるYouTubeビデオが、テレビで見られるようになるのだ。同様のカラオケスタイルの歌詞表示は、すでにAppleのAirplayにも提供されている。これによってiPhoneアプリがAppleTVとシンクして、今聞いている曲の歌詞をテレビ画面に表示するのだ。

同社は最近、IK Multimediaとパートナーしてハードウェアにも進出した。それはiOSアプリ用の、“カスタムデザインの”マイクロフォンアクセサリだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


記事テンプレートとして使える WordPress の『投稿フォーマット』の使い方とアイディア例

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投稿フォーマット、使ってますか? WordPress には投稿フォーマットという機能があり、上手く使えば記事の種類によってデザインを簡単に切り替えたり、ちょっとしたテンプレートとして利用する事が出来ます。 本記事では「投…

【注意】「3.11の津波ニュースに映りこんだ謎の生物が発見される動画」の呟きのリンクを見てしまった人はすぐにアプリ連携を解除しよう

aosehafoused

Twitter で流れ始めた以下のスパム(?)ですが、引っかかる方が多いようなので念のためです。 「3.11の津波ニュースに映りこんだ謎の生物が発見される動画」 1分40秒付近と9分55秒付近 マジだった スパムかどうか…

YouTubeのデザイン変更: Googleのカードレイアウトを採用, プレイリストを強調

YouTube今日からデザインを一新し、Googleが今、Webやモバイルの各所で使っている“カードのような”レイアウトを採用する。その目的は、Googleによると、プレイリストを左のサイドバーの主役にすることによって、それを強調することだ。

また、整列をCENTERにすることによって、今YouTubeのビジタの半分を占めるモバイルアプリのレイアウトに合わせる。これによってカードふうのレイアウトも、やりやすくなる。今カードは、Googleの全プロダクトを支配しようとしている“ページ上の諸要素のまとめ方”のメタファなのだ。

新デザインの一環としてサイドバーに新しいアイコンが乗り、画面右上のYouTubeのロゴの横に恒久的なメニューボタンが置かれる。それを押すと、プレイリストやチャネルのサブスクリプション(会員視聴)など、ユーザのYouTube利用のすべてに関するガイドが出る。全体的にサイトのルックスはフレッシュになり、明るくなり、またフォントを変えたことによってやや読みやすくなった。

プレイリストは、自分が作ったものとチャネルのものが、すべてサイドバーに表示される。また各チャネルにもプレイリストタブが付き、なにしろプレイリストがいろんなところで強調される。プレイリストの作り方も、簡単になった。プレイリストを作ろうとすると新しいページがポップアップするので、そこにビデオを並べればよい。

この新しいデザインは今日(米国時間2/20)から展開されるが、地域によっては数時間~数日ぐらい遅れるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、YouTubeのCEOにスーザン・ウォジスキー上級副社長を任命―サラー・カマンガーは新プロジェクト担当に

The InformationRe/codeはGoogleは創立当初からの社員で広告/コマース担当上級副社長のスーザン・ウォジスキをYouTubeのトップに据えるのではないかと推測していたが、それが事実であることが確認された。Googleがわれわれに対して確認のコメントを送ってきた他に、ウォジスキ自身がTwitterでYouTubeへの異動を明らかにした。.

ウォジスキはこれまでのYouTubeのCEO、サラー・カマンガー上級副社長の後任となる。カマンガーはGoogleの9人目の社員で、2010年にYouTubeのファウンダー、チャド・ハーレーに代わってそのトップとなった。ウォジスキはGoogleの16番目の社員だが、それ以前に1998年のGoogleの創立時に、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンにガレージを貸したことで有名だ。

GoogleのCEO、ラリー・ペイジの声明によれば、今回のトップの人事異動でYouTubeの経営戦略に大きな変化はないという。

サラーとYouTubeチーム全員は素晴らしい仕事をした。YouTubeは10億人のメンバーを擁する全地球的コミュニティーに成長し、ありとあらゆる動画をキュレーションしている。誰でもクリエーティブなコンテンツをアップロードして世界に向かって発信することができるし、さらには金を稼ぐこともできる。サラー同様、スーザンも不可能に挑戦するのが好きだ。スーザンはYouTubeを一層ユーザーに愛される存在にしていくことだろう。

とはいえ、この異動はGoogleがYouTubeの収益性を改善するために広告とeコマース戦略の強化に力を入れ始めたことを意味するのかもしれない。ウォジスキはこれまでGoogle広告ビジネス全般を統括してきた。またAdSenseの成長でも大きな役割を果たしたし、パブリッシャーがさまざまな方法でコンテンツから収益を上げる手法を開発してきた。

Re/codeの記事によると、カマンガーはGoogleで初期段階のプロジェクトを指揮する役割に就くという。これはベテランの上級幹部を新事業の責任者に充てるという最近のGoogleの人事政策(アンディー・ルービン、ジェフ・フーバーなど)に合致するものだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


YouTubeがビデオ提供者/制作者のための便利なコメント管理ページをローンチ

YouTubeが今日(米国時間1/13)立ち上げた新しいコメント管理ツールにより、ビデオ作家は自分の複数のビデオに寄せられるすべてのコメントを一か所で見ることができる。

YouTubeがGoogle+経由のコメントシステムを開始してユーザの不興を買ったとき、同時にコメントを管理するための新しいツールをいくつか提供した。しかしその変更によってビデオ提供者はコメントをYouTube Inboxから管理できなくなり、コメントに対する通告機能はアラートに移行された。

YouTubeのユーザはこの変更に対して不満を合唱し、それに対し同社は今日、ビデオ提供者/作者がコメントを一か所で見られて、対応できて、調停等(モデレート)もできるイベント管理ページを発表した。それは要するに、昔のYouTube Inboxの復活だ。

このページでビデオのオーナーは、コメントをすばやく一望、悪質なコメントを削除、スパムにチェックを入れる、良いコメントに親指アップする、などのことができる。また、コメントを、公開、保留、スパムへと分類できる。

これらは、どれをとってもYouTubeの新しいコメントシステムの“嫌い”を“好き”に変えうるものではないが、ビデオをYouTube上に公開する者にとっては、人生が少し楽になるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google Glass、メジャーアップデート―ウィンクで撮影、ロックスクリーン、YouTubeアップロード、ハングアウトでチャットなど

さきほどGoogleはGoogle Glassのソフトウェアに大幅なアップデートを行ったことを発表した。これにはロックスクリーン、ハングアウト・チャット、YouTubeへの直接アップロード、ウィンクで写真撮影などの機能が含まれる。ウィンクで撮影については、だいぶ前にデベロッパーがGlassのファームウェア中にその機能を推測させるコードを発見していた。

ユーザーが「ウィンクで撮影」モードをオンにすると片目をつぶるだけで写真撮影ができる。これまでのように撮影ボタンを押したり音声で命令したりする必要がなくなった。

ただ、一部のレストランではすでに店内でGoogleGlassの着用を禁止しているが、手をメガネのツルまで上げたり声で撮影を命令したりするのにくらべてウィンクはずっと目立たない行為だから、プライバシー問題を懸念する声が再燃するかもしれない。

「Glassはユーザーがテクノロジーに振り回されることなく、周囲の環境に応じて適切なデータを得ることができるようにする仕組みだ」とGoogleの公式ブログは述べている。この記事によると「ウィンクで撮影」は手始めに過ぎないようだ。「タクシーメーターに向かってウィンクすると自動的に支払いが行われる、ショーウィンドウの気に入った靴に向かってウィンクすると自分のサイズの靴が購入され、自宅に発送される」など例を挙げている。

レシピに向かってウィンクすると料理の手順が即座に表示され、両手がふさがったままでも読めるなんていうのは素敵だろう。 ”

また今回のアップデートでGoogle MusicのAll Access契約者は楽曲と自分のプレイリストにGlassからもアクセスできるようになった。

GoogleはまたiOS版のMyGlassを早まってApp Storeに公開してしまったことを認めた。このアプリは公開後すぐに削除されたが、Googleによると今週中に再公開されるという。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


YouTubeがライブストリーミングとGoogle+ Hangouts On Airを完全一般公開

【抄訳】

学校の休日行事でもいい。あるいは、地域の野球大会、詩の朗読の独演、などなど、などなど、YouTubeのライブビデオサービスを今日からは、われわれ一般大衆も使えるようになる。正規のアカウントを持っていれば誰でも、YouTubeの上でライブのビデオをストリーミングできるし、Google+のHangout on Airを作れる。

YouTubeのライブサービスの“視聴率”の数字はないが、有名企業や有名人などによるライブのイベントは相当な数のビューワを稼いでいる。たとえばRed Bull Stratos Missionは、同時視聴数が800万に達した。

ライブイベントのビデオストリーミングを大衆化したことによって、Googleの(YouTubeの)、ロングテールをアーカイブしヴァイラルなビデオクリップを保存する役割が拡充される。また予約視聴は広告主にとって新しい広告手法になり、YouTube自身はテレビと互角な媒体としての地位を確保する。

膨大な視聴数を稼ぐことはないロングテールのコンテンツが、メディアとしてのYouTubeの未来にどう貢献するか、それはまだ未知数だが、近隣ローカルな広告に機会を与え、小企業のためのワンストップマーケティングを自負するGoogleの提供リソースを充実させることは確かだ。

【後略】

画像: Middle School Musical, Breaking Bad

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iPhone 版 『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』 がついに発売!

先ほど、12 月 12 日へと日付が変わってすぐに、ついに iPhone 版の『ドラクエ VIII』が発売されました! ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君カテゴリ: ゲーム, ロールプレイング いやー、...

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マーケターは抑えておきたい、日本で人気のYouTube動画広告トップ10

日本でも盛り上がりを見せつつある動画広告。YouTubeでは多くの企業やブランドがプロモーションを行っているが、グーグルが12月9日、今年日本で人気を集めた動画広告のランキング「YouTube Ads Leaderboard」を発表した。トップ10では著名人が出演するTVCMの映像が目立つ一方で、15秒や30秒といったCMの時間的な制限にとらわれないメイキング映像も数多くランクインしている。以下、マーケティングに携わる人にとって広告戦略のヒントになるかもしれないトップ10の動画広告を紹介する。

1位は炭酸飲料スプライトのTVCM「スプラッシュ自販機」篇の15秒メイキング特別映像

2位は千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」がドワンゴの着ボイス「お・も・て・なっしー」をアピールするTVCM

3位はビキニ姿の美女がスバルのフォレスターで荒野を爆走するショートムービー

4位は再びスプライトのTVCM「スプラッシュ自販機」のドキュメンタリームービー

5位は心がざわつくと話題になった NIKE BASEBALLの選手宣誓

6位は2月20日にニューヨークで開催されたPlayStation Meeting 2013のイメージムービー

7位はAKB48の小嶋陽菜が出演する下着ブランド「ピーチジョン」のドリームブラを宣伝するショートムービー

8位は矢沢永吉がHeyJudeを熱唱するサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のショートムービー

9位は外国人ユニット「デジタル本兄弟」がノリノリでダンスを踊りながら電子書籍ストア「BookLive!」の魅力を伝えるショートムービー

10位はきゃりーぱみゅぱみゅが東京の街をスマホで操ることでauが目指す世界観を表現したショートムービー


Google からの評価をアップさせるために、コンテンツの切り貼りは有効か?その公式な回答

昨今、オリジナル性の無いコンテンツ(NAVER, 2ch コピペブログ等)が非常に増えてきましたが、Google がそれに関連する内容について公式に回答しています。 「Google からの評価をアップさせる施策として、他...

Google からの評価をアップさせるために、コンテンツの切り貼りは有効か?その公式な回答 is a post from: Room 402

GoogleはやはりYouTubeストリーミング音楽サービスを準備中―Androidアプリのソースコードに詳しい情報

だいぶ前からGoogleがYouTube内に音楽ストリーミング・サービスを作ろうとしているという情報が流れていた。

GoogleはGoogle PlayでMusic All Accessサービスを運営中だから両者の関係がどうなるのかいささかわかりにくい。しかしAndroid Policeによれば、YouTube音楽サービスが用意されていることを示す証拠が最新のAndroid版YouTubeアプリのソースコードに見つかった。このサービスはMusic Passと呼ばれるらしい。

コードの内容を検討すると、Music Passには他のアプリを使用している最中でも音楽を聞けるバックグラウンド再生、オフライン再生、再生中は広告が表示されない機能などが用意されているという。そしてGoogle PlayのMusic All Accessとは異なり、もちろんビデオも再生される。

コードによれば、ビデオは48時間に限りデバイスに保存することができ、標準(360p)またはHD(720p)画質で再生できる。有料契約の特典、その料金プランなど多くの重要な点がまだ不明だが、Googleがこのサービスを真剣に準備していることは非常に確実になった。ローンチされるのもそう遠い将来ではないだろう。遅れが出ているとすれば、巨大メディア企業のプロジェクトにはつきものの困難だが、関係者全員とのライセンス契約に手間取っているのだろう。

Googleが同時に2つの音楽ストリーミング・サービスを始めるというのは少々ユーザーを混乱させそうだが、YouTube版のビデオの魅力で両方に加入するユーザーもいそうだ。しかし第三者として言わせてもらえば、よほど料金が違うのでないかぎり、Google Play版ではなくビデオが見られるYouTube版の方がお得だろうと思う。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google の Matt Cutts 氏が教える 『画像』 に施す SEO 対策とその効果

今回は、Web サイトにアクセスを呼びこむための『SEO 対策』についてのお話です。さらに言えば、『画像』に対しての『SEO 対策』についての技術をご紹介したいと思います。

この記事は Google がフォトグラファーの Web サイトに向けた SEO 対策について解説したビデオと、それに関連する記事を交えながら話を進めています。特にフォトブログやギャラリーサイトなどの、文章が少なく、SEO 対策を施す余地が少ないサイトで効果を発揮することでしょう。勿論、ブログ等のサイトであっても、その効果は期待できます。

それでは早速見てみましょう。

『画像』 への SEO 対策という意識

世の中に SEO 対策についての記事は多くあれど、『画像』への SEO 対策について言及している記事は圧倒的に少ないような気がします。(勿論、私の知らないところではきっとあるのでしょう。)
また、「画像に SEO 対策」と言われても、いまいちピンと来ない方も少なくないかと思います。その効果についても。

そこで、一枚の画像をご用意しました。

このアクセス解析結果は、私が先日作成した或るギャラリーサイトの初月のデータです。
作成したギャラリーサイトには文章が殆ど無く、一記事に記述出来る文字数はほんの一文か二文程度でした。ちょうど画像から、ここまで程度の文章です。

この結果を見てどう感じるかは人それぞれかも知れませんが、画像に施す SEO 対策について少しでも興味を持って頂けたなら、この記事は役に立つかと思います。

Google の Matt Cutts 氏が教える画像への SEO 対策効果

How can a photographer’s image-focused site gain PageRank? – YouTube

画像に施す SEO 対策については、上記のビデオで全てが語られています。最初にアクセス解析結果をお見せしたギャラリーサイトについても、ここで言われている SEO 対策を行ったのみになります。

このビデオは、「文章のないフォトサイトで、PageRank を上げるにはどうすれば良い?」という、カリフォルニアの写真家からの質問に Google の方が回答している内容になります。

内容が英語になりますので、意訳を交えつつ簡単に内容をご紹介したいと思います。

SEO に大切な 5 つのポイント

このビデオで Matt Cutts 氏は 5 つの話題を挙げて話を進めています。

  1. SEO 対策という観点から見た画像の名前の付け方
  2. 画像を記述する title, alt タグの活用
  3. 画像の『周囲』に施す SEO 対策への手助け
  4. Matt Cutts 氏がおすすめする 1 つの工夫
  5. 画像ファイルへの SEO 対策がもたらす効果

それぞれ順番に見て行きましょう。

SEO に有利な画像のファイルネーム

まずはじめに、画像ファイルそのもの『名前』に注目してみましょう。

例えば、あなたの Web サイトのロゴ画像があるとします。
その画像のファイル名を、決して logo.png とはしないでください。以下の内容を参考にして、あなたの最切なロゴ画像にきちんと名前を付けてあげて下さい。

  • 画像の内容に関連した単語を交えて
  • 人間がファイル名を見て画像を推測できる

この 2 つの点を意識してファイル名をつけるとよいでしょう。

  • 良い例 … room402-wordpress-blog-logo_01.png
  • 悪い例 … logo.png

こうする事で、検索エンジンが画像の内容をより正確に把握するデータが増えると共に、画像検索に載る可能性も出てきます。

また、画像の扱いに関しては Google が公式に見解を出していますので、併せて下記の記事も読んでおくと良いでしょう。

title タグと alt タグの活用

ビデオでは、画像を記述する際の titlealt についても触れています。これは非常にシンプルな内容です。

  • title タグには画像のタイトルを面倒でも記述しよう
  • alt タグには人間が読んで分かるような画像の説明を記述しよう

この 2 点だけです。要するに、「titlealt は少し面倒でも記述するのを忘れずにね!」という事です。勿論、それぞれの箇所で記述内容が重複しないのがベストです。

画像の『周囲』に施す SEO 対策

また、可能であれば画像の回りに『その画像を説明するようなキーワード』を散らばしておくと効果的です。出来ればページ全体に配置しておくと良いでしょう。

例えば、あなたがとても可愛い猫の写真を撮って、それを記事にするとしましょう。
それだけでは、Google も、記事を読んでいるあなたも、そして私も、その写真が「猫の写真(らしい)」という事までしか分かりません。

そこで、画像の周囲に、その画像の理解を深めるための『キーワード』を散らばしておくのです。

例えば、

  • どんな種類の猫?
  • 何匹写ってる?
  • 何してる?
  • 周りの状況は?
  • どういうシチュエーションで撮った?

などです。この他にも、まだまだ沢山思いつきますね。

話が長くなって恐縮ですが、上記の要素を使って幾つか例文を用意しました。画像の周囲に配置されている文章から、どれだけの違いが生まれるかを体感して頂ければと思います。

仲良くご飯を食べる二匹の猫

「さっき近所のスーパーまで買い物に行ったら、二匹のキジトラが仲良さそうに家の軒下でご飯食べてた!かわいい!」

雨宿りしている孤高の猫

「会社から帰ってくる時、マンションの玄関で雨宿りしている黒猫が居たよ。じーっと外見てて、退屈そうだった。かわいい。」

めっちゃ威嚇してくる猫

「綺麗なアメショが居たから撫でさせて貰おうとしたのに、めっちゃ威嚇されて逃げていっちゃった…。かわいい…。」

この違いによって、Google はより画像への理解を深めるという訳です。
「ちょー可愛い猫」から一歩進んで、どの様にちょー可愛いのか説明しましょう。

Matt Cutts 氏がおすすめする 1 つの工夫

先ほど挙げた、画像の周囲にキーワードを配置するための一助として、Matt Cutts 氏は 1 つの施策を薦めています。

それは、画像ページにコメント欄を設けることです。

例えば Flickr を御存じですか?
Flickr はプロの写真家も愛用する写真の共有サイトで、素晴らしい写真が沢山あります。そして、そのページにはコメント欄があって、ユーザーが自由に会話出来るようになっています。

コメント欄を設ける事によって、少なくとも 2 つの SEO 的なメリットを得る事ができます。

  1. コメントがその写真を説明してくれる役割を果たす
  2. キーワードが貯まっていく事でコンテンツを獲得できる

これは、ギャラリーサイトやフォトサイトが『文章』というコンテンツを得るための、優れた施策の一つになるかもしれません。

画像ファイルへの SEO 対策がもたらす効果

ビデオの冒頭で Matt Cutts 氏は以下の様に述べています。

Googleはかなり正確に画像の内容を理解する事が出来るようになってきているよ。けど、その内容を完璧にするのは、現在のコンピューター工学では、まだ少し難しいんだよね。

その為に、上記で挙げたような画像ファイルへのSEO対策を行う事によって、Googleはより正確に画像の内容を判断する事が出来るようになると述べています。また、それに伴って適切なSEO対策を施せばPageRankも相応のものになるとも述べています。

全部をやる必要は無いかもしれないけど、検索結果にランキングさせたい画像なら時間をかければ大きな違いが出る筈だよ。


このアクセス、殆ど Google 検索からなんです。

まとめ

思いの外長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂いて有難う御座います。
SEO 対策はきりがない部分もあるので、負担にならない程度で気楽な範疇で行うのが良いと思います。

SEOは何かをやったら劇的な効果が出るというものではなく、こつこつと積み重ねて劇的な結果が出る所が面白いですよね。
今回のビデオは、私にとっても少し画像ファイルに対する意識が代わった内容でした。

あなたにとっても、何かのご参考になれば幸いです。

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YouTubeは、それぞれのビデオからGIFを作るGIFジェネレーターを実装すべき!

好き嫌いはいろいろとあるだろうが(そして発音の仕方もいろいろ流儀があるようだが)、GIFが廃れてしまうようなことはあるまい。

GIFというものが蔑視の対象であったのはそれほど昔のことではない。GIFを使った「Under Construction」バナーなどは揶揄の対象となっており、GIFを使おうとするデザイナーもほとんどいなかった。

しかし時代は高速インターネットの時代となった。これにより、従来より長尺で高品質なGIFが即座に表示できるようになった。さらに、コンテンツの作成の仕方に大きな変化が訪れた。デザイナーが念入りなデザインのもとで提供するものばかりでなく、たとえばコメントや、ただ文書を記したブログ記事、あるいはツイートなどが重要なコンテンツとして機能し始めたのだ。そしてGIFが復権することとなった。GIFミーム、あるいはGIFによる動物画像などが大流行することとなった。TumblrでもGIFは大いに流通することとなり、80年代後半に生まれ、そして次第に馬鹿にされるようになっていったフォーマットが、ついに改めて人気を獲得しつつあるのだ。

確かに、GIFを中核に据えるデザイナーなどはなかなかいないかもしれない。しかし一般の人の手になるGIFが広く流通するようになってきている。多くの場合、GIFは動画より簡単にシェアすることもできる。動画共有サイトに投稿する必要もなく、簡単に皆に見てもらうことができ、また対応するデバイスの数も多い。面白い動画を公開するにはかなりの準備作業が必要ともなるが、GIFならばすぐに思ったような表現を生み出すことができる。GIFを使う方が面白いことができるというようなケースも多いはずだ。

但し、簡単だとは言ってもGIF作成に難しさを感じている人もいることだろう。確かに、もっと簡単に作ることの出来るプラットフォームがあっても良いだろう。今でもYouTubeのクリップからGIFを生成するようなサービスは数多くある。しかしそのほとんどが、どうにも使えないものになっている。便利なツールかと思えばスパイウェアであるものまである。作成したGIFにぶざまなウォーターマークを貼り付けまくるようなものもある。いずれも「簡単な操作」を提供してはいるが、「簡単な操作」の結果として出てくるものがゴミばかりではどうしようもない。使えるものもないではない。ただ、そういうものに限ってすぐに提供が停止されてしまったりもするのだ。そういう状況の中、サードパーティーに依存するのはやめてしまえばどうかと思うのだ。

YouTube自らが、簡単に現在の状況を改善することができるはずだ。GIF化して共有する機能を加えてしまえば良いのだ。「動画をシェアすれば良いじゃないか」と思う人も、もうしばらくお付き合い願いたい。

ともかく、YouTubeに実装して欲しいGIFジェネレーターの様子を掲載しておこう。もちろんGIF形式にしておいた。

され、それではYouTubeにとってのメリットとはなんだろうか。

1)トラフィック拡大:「出処はどこだ?」と、面白いGIFを見つけると大勢の人が気にすることだ。YouTube発のGIFに動画へのリンクを埋め込んでおけば、大勢の人がYouTubeサイトにやってくることになる。GIFを見て興味をもった人によるビデオ閲覧回数も増えることになる。

2)データ:多くの人が、ビデオに含まれる同じ箇所からGIFを作ったとしよう。それはつまり、ビデオの該当箇所を面白いと感じる人が多いことを意味する。すなわち、この部分を広告として利用すれば良いわけだ。注目すべき箇所が、クラウドソーシングにより信頼性高く提示されることとなる。

ぜひ実現をお願いしたい。GIFを作ってみたいと思っている元ビデオがたくさんあるのだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


“死んじまえGoogle+”–YouTubeの新しいコメント方式を怒るかわゆい歌声

YouTubeユーザの中には、コメントがGoogle+上になったことが嬉しくない人がいる。ある少女は、もっともかわゆくて、もっとも不埒な方法で抗議をした。“うちのサイトを壊しといてそれを統合と呼ぶ/この歌を書いたのは怒りのやり場がほかにないから/死んじまえ、Googleプラァ~~~~ス!”

ぼく的には、コメントをGoogle+に移したことはとっても良いことと思う。いじめや荒らしがなくなり、今の糞溜めを礼節あるディスカッションの場に変えるだろう。しかもコメントは人気順にランクづけされるから、良質なコメントを見る機会が多くなる。

でも、これまで単純に感情をぶつけてきたガキどもには不満だ。Facebookも2006年にNews Feedをローンチしたときはユーザの10%、とくに学生達が、反対した。今ではインターネットの人気サービスの一つだし、Facebookがやみつきになる理由でもある。

YouTubeに最初からあるコメントシステムは、構造があまりに単純なので、同性愛者差別や人種差別の巣窟になってしまった。しかし中には、自分が使い慣れているやり方がなくなるから嫌だ、という人たちもいる。

Emma Blackeryは、変化を無理強いされることが嫌だ、という気持ち、そしてそのほかのYouTube批判を、うまく表現している:

“うまくいくのならとっくにやってたはず/いっそYahooに直してもらったらいいわ”

“見たいビデオが見れないわ/ビデオのレスは殺された/一見(いちげん)さんはコメント残せない/ねぇ聞いてる?Googleさん!/死んじまえGoogle+”

Blackeryは、YouTubeがGoogle+によるコメントをやめることはないだろう、と認める。彼女もそのうち、匿名の汚い発言がなくていいわ、と思えるだろう。でも今のところ彼女は、Googleがコンテンツクリエイターたちの主義信条信念を無視しないことを、求めるのだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


今やYouTubeトラフィックの40%がモバイル。2012年は25%、2011年には6%だった

何であれ人々をスマートフォンやタブレットに集中させるのは難しいものだが、どうやらYouTubeは例外らしい。このビデオサービスは、逸早くモバイルに侵入し、今やトラフィックの40%が小さな画面によるものであり、昨年の25%から大きく伸びていると、今日の決算会見でGoogleは語った。2011年には、YouTubeトラフィックのわずか6%がモバイルだった。

10億人以上のユーザーベースを急速にモバイルへ移行させているのはGoogleだけではない。

比較してみると、Facebookは2013年Q2、全ユーザー11.5億人のうち8.19億人(73%)がモバイルだったと言った。2012年Q2は9.55億人中5.43億人(56%)、2011年Q2は7.39億人中3.25億人(43%)、2010年は4.82億人中1.55億人(32%)だった。ただしこれは、Facebookをモバイルで1回以上使った人々であり、加えてデスクトップも使っている場合もあることに注意されたい。Facebookは、利用量の何%がモバイルによるものかを公表していないが、広告売上の41%は携帯電話とタブレットからであり、この数字は2013年Q1には30%、2012年Q4は23%、2012年Q3は14%だった。

今日(米国時間10/17)、前プロダクト管理責任者がツイートしたところによると、YouTubeは、すばらしいモバイル体験を提供するために、ウェブとAndroidに長らく投資を続け、最近アプリの制御をAppleから取り戻してからはiOSにも力を入れている。

[モバイルとタブレットのYouTubeは誰かって? YOUTUBEさ!われわれは早期に投資して、今やトラフィックの40%を占めている。 @dobry2000 と彼のチームに拍手!]

具体的には、WalkによるとYouTubeがモバイルチームを結成したのは2007年で、当時まだモバイルには需要もそこでの収益も多くなかった。彼らは全ビデオファイルをモバイル用フォーマットに変換し、AppleとはYouTubeアプリをiPhoneにプレインストールする契約を結んだ。

YouTubeにおけるモバイルの重要性の高まりは、Microsoftと協力してWindows Phoneに質の高いアプリを提供する必要があることを明確に示している。数ヵ月間にわたる堂々巡りの末、Microsoftは自社製YouTubeアプリを公開したが、Googleの基準を満たしておらず取り下げられた。今月に入り、最少限の機能に絞ったWindows Phone用YouTube「アプリ」が公開されたが、ユーザーをモバイルサイトのm.youtube.comに飛ばすだけだった。

YouTubeモバイル製品の最新ニュースとして、ユーザーがビデオを保存してオフラインで見られるようにする機能が11月に予定されている。それ以前にも、マルチタスキングがiOSAndroidアプリでサポートされ、ビデオ画面を最小化して他のコンテンツを検索、閲覧している間も音声を聴けるようになった。YouTubeの膨大なミュージックビデオ・ライブラリーを、音楽ストリーミングサービスとして使っているユーザーにとっては特に嬉しいだろう。いずれの機能も好評で、ユーザー作成ビデオの本家としてのYouTubeの支配に太刀打ちできるライバルはいそうにない。

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(翻訳:Nob Takahashi)


ダンス専門のYouTubeネットワークDanceOnが$4Mを調達–オリジナルコンテンツの充実へ

YouTubeネットワークDanceOnは、成長著しいビデオビジネスのために資金を調達した最新のニューメディア企業だ。YouTubeでダンスといえばここ、といわれるナンバーワンのチャネルが、Plus CapitalとAMC Networksが幹事するラウンドで400万ドルを確保したのだ。

このところYouTube上では、多くのチャネルをアグリゲート(集積)し、自分のビデオも作る、というマルチチャネルネットワークがいくつも登場しているが、DanceOnもその一つだ。また、Machinimaはゲーマー、Tastemadeは食べ物、というように、DanceOnもやはり特定の垂直市場をターゲットとする。それは、ダンスエンタテイメントだ。

数年前にスタートした同社は、YouTubeがオリジナルコンテンツ育成のために用意した1億ドルのファンドの対象となる、100あまりのチャネルの一つに選ばれた。その幸運がバネとなって、同社はオリジナル番組の制作や、YouTube上のそのほかのクリエイターたちとのパートナーシップにより、人気を増していった。

DanceOnのCEO Amanda Taylorによると、彼女が最初に考えたのは、ダンス愛好家のコミュニティを作ることだった。会社の立ち上げは、 MadonnaのマネージャでA-Gradeの協同ファウンダでもあるGuy Osearyや、MachinimaのCEO Allen Debevoiseに助けられた。

DanceOnは、YouTube上にダンス専門のチャネルやクリエイターを見つけて彼らのビデオのマネタイズを助けるだけでなく、人気の高いDance Showdownに代表されるような有料オリジナルコンテンツのシリーズも制作している。たとえばダンスコンペ”So You Think You Can Dance”ふうのシリーズでは、ダンスとは関係ないカテゴリーのYouTube上のスターたちを招き、コンペに無理やり参加させる。またドキュメンタリーシリーズ”The Edge”では、ミュージシャンのツアーやビデオ制作現場を追う。

今後は、オリジナルコンテンツにより力を入れると同時に、技術にも投資していく。たとえば、パートナーたちがコンテンツをもっと容易にアップロードできるためのツールがほしい。今社員は16名だが、数か月以内に25名あまりに増やす予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Twitter世代向けに、数分間単位のごく短い教育ビデオを提供するCoursmos

Dave McClureのみならず、シード投資家に売り込みをかけるときは、相手を惹きつけることのできる内容から始めるべきだ」。

これを実践してまずCoursmosというiOSアプリケーションをリリースして、少なからぬ人の注目を集めることに成功したスタートアップがある。

そのスタートアップは、ロシアに拠点をおいている。彼らは、既存Eラーニングの問題点を突いて、より効果的な学習環境を提供するのだと主張している。長い時間(最低でも数週間)をかけて学習を行う従来型MOOCと異なり、Coursmosはレッスンをより細かい、把握しやすい規模に分解する。たいていは数分程度のビデオにまとめられていて、たとえば職場に向かうバスの中などでの利用を想定しているわけだ。

これは言うならば「Twitter世代に向けたEラーニング」といったところだ。マイクロブロギングサービスのように、教育コースを短い制限時間内で提供しようという試みだ。気を散らしやすい世代(Generation Distracted)向けの教育環境とも言えるのかもしれない。

「人々は学びたいと思っています。ただ、現在のMOOCは従来型のオフライン教育のやり方に拘り過ぎていると思うのです。もちろん、オンラインコースでも従来と同じクオリティを保とうと考えてのことなのでしょう。しかしひとまとまりの長さを小さくすることで、レッスンを受ける前に時間についてあれこれと悩む必要もなくなるでしょう。世に広がっているMOOCでは、受講前にかなりの覚悟が必要となってしまうのです」と、共同ファウンダーのPavel Dmitrievは言っている。

「Coursmosのマイクロコースフォーマットは、さほど時間をとることなく、簡単に内容を把握できるようになっています。3分間を確保できるのなら、レッスンをひとつ受けることができます。繰り返しておきますが、30分でなく3分でワンレッスンを完了することができるのです」。

ワンレッスンの長さを短くしようとする狙いを実現する意味もあって、CoursmosはモバイルファーストでまずはiOSアプリケーションをリリースすることとした。Androidアプリケーションも現在準備中だ。Dmitrievによれば、ウェブプラットフォームも構築する予定であるとのこと。6月の設立以来、これまでにシード資金として15万ドルを調達している。出資しているのはロシアのエンジェル投資家の他、ウクライナのテック系インキュベーターであるHappy Farmなどだ。

Coursmosはレッスン自体をどこから入手するのか。それはクラウドからだ。今のところ、講座の数はまだまだ非常に少ない。そして大方の予想通り、品質的にもばらつきが大きい。しかしこれは、新たなプラットフォームを開拓しようとする際にはよくあることだとも言える。

しかし、実はこの記事自体、500 StartupsのメンターであるVitaly Golombの作成したマイクロコースをきっかけに執筆にいたっているのだ。但しぱらぱらと他のコースを見てみたところでは、それほど面白いと思うものには出会えなかった。短いのだから全てのコースが簡潔にまとめられているというわけでもないようだ。

UGC(User Generated Content)というのが広く受け入れられるようになっており、Coursmosとしては「レッスン」についてもクラウドから良いものが出てくるはずだという信念を持っているのだろう。アプリケーションの中でも「フィーチャードコンテンツ」として、品質の高いコンテンツをまとめて提示することができるようになっている。そうした形で紹介できるほどに、たくさんのコンテンツが生まれてくるのであれば、なるほど面白いプラットフォームとして機能することになるのだろう。

また、アプリケーションには講義をカテゴリ毎に分類して表示する機能もある。カテゴリはアートや料理からコンピューター、工芸、健康、ビジネスなどの多岐にわたっている。購読するコースは「Your classes」タブにまとめておくことができ、簡単に見なおしてみることもできる。さらにすべてのレッスンには「mark completed」(完了マークを付ける)ボタンが用意されていて、「Your classes」タブ内のレッスンを全て受講したかどうかなど、簡単にチェックすることができる。

仕組みとしてはきちんとしていると思う。ただ、こうした仕組みの「中身」を埋めるのは、講義ビデオと同じような「短い間の苦労」では済まないかもしれない。今のところはコンテンツが登録されていないカテゴリもかなり存在するのだ。

確かに、YouTubeなどでも、シナモンパウダーにむせ返らない方法など、さまざまな知識を無償(ないしはほんの少しではあれ、ネット上でのウケを獲得するために、それとももしかすると広告収入でリッチになるという実現可能性の低い目的)で公開してくれる人がいる。そういう意味でCoursmosも、クラウド経由によるコンテンツの充実を願っているのだろう。ただ、YouTubeは多くのオーディエンスの獲得を期待できる大きなプラットフォームであり、また何ら「教育的」でなくてもコンテンツをアップロードすることができる。そういう意味でみるとCoursmosのハードルは少々高めに設定されていると言うこともできよう。

もちろんCoursmosも、ただ手をこまねいてコンテンツの充実を願っているわけではない。講座を有料にするオプションも提供して、口座開設のモチベーションをあげようと努力もしている。ちなみに有料化した場合は9%がCoursmosの取り分となり、それによりマネタイズの途も確保しようという考えだ。但し、同時に有料化する講座は少ないだろうとも予測しているようだ。既存MOOCでも大学レベルの教育プログラムを無料で提供しているわけで、3分の講座を有料で提供するには、相当に特殊かつ充実した内容でなければ難しいはずだと考えているわけだ。また、気を散らしやすい世代は、なかなか財布の紐を緩めないものだという認識もある。実際問題として、さくらんぼの柄を口の中で結ぶという難しい技も、YouTubeで無料公開されたりしているのだ。

無料で学ぶための方法として、MOOCが最大の関心を集めているのは間違いのないところだ。しかしCoursmosも、YouTubeで公開されているチュートリアルなどとは充分に競合していけるという目論見をもっている。誰もが自由にコンテンツをアップロードするのではなく、組織的な管理を行って、利用者側も体系だって閲覧できる仕組みを提供することにより、変わった猫のビデオなどよりは人気がでるはずだと考えているのだ。

「Coursmosは組織的に、教育分野に注力することで、より多くの人に学習環境を提供していきたいと考えているのです」とDmitrievは述べている。

本稿の執筆にはTechCrunchのSteve O’Hearも協力している。

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(翻訳:Maeda, H