iPhone 7の背面カメラには出っぱりがなくなるかもしれない

iphone-6-plus-corner-macro

上の写真に写っている、iPhone 6やiPhone 6sのカメラモジュールの出っぱりは、殆どの人が嫌っていることだろう。iPhone 7のデザインに関する新たな噂(Mac Rumors)によると、次期iPhoneの背面カメラは平坦らしい。背面を横断するアンテナバンドもなくなりそうだ。

iPhone 6の本体はiPhone 5sよりかなり薄い。しかしそこには欠点があった ― 優れたカメラを使いたけれはカメラモジュールを薄くすることができない。現在、カメラモジュールはiPhoneの中でもっとも厚い部分を成している。

それが突起の理由だ。それが殆どのAndroidフォンのカメラの周囲に突起がある理由だ。カバーを使っていれば問題にならないが、もしAppleがこの突起をなくせるものなら、そうするはずだ。

可能性が2つある。カメラモジュールのメーカーは近年大きく進歩しているので、もっと薄いモジュールを作れる。あるいは、Appleが新たな技術を使って同じ写真品質を得られる方法を見つける。

Appleがデュアルカメラシステムの採用を検討しているという最近の噂を考え合わせると、薄型カメラモジュールはそうあり得ない話ではない。

2枚のレンズを使うことでカメラモジュールをスリムにできるかどうかはわからないが、部品を2層に分ける方法はあるかもしれない。

去る12月、テレビ番組の”60 Minutes” は、Appleでは800人がiPhoneカメラに取りかかっていることを明かした。Appleは常にカメラモジュールを小さくする方法を評価しているに違いないが、会社には別の懸念がある ― 利益率と製造だ。

デュアルカメラセンサーに切換えることは、Appleにとって経費が増すことを意味している。iPhoneの利益率を下げるものは何であれ同社の利益を圧迫する。またAppleは四半期にiPhoneを数千万台販売しているので、サプライチェーンへの制約は避けたい。それにしても、このしょうもない突起には本当に頭にくる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、 2芯AC電源プラグをリコール。「ごくまれ」に感電の恐れ

screen-shot-2016-01-28-at-4-14-21-pm

珍しいApple製品のリコール ― 同社は一部地域向けのAC電源プラグの自主リコールを発表し、2芯プラグが破損しユーザーが感電する「ごくまれ」なリスクがあるとしている。

ワールドトラベルアダプタキットのユーザーも、このリコールの対象となる。

Appleからの通知:

ヨーロッパ大陸、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、アルゼンチン、ブラジル向けに設計された 2 芯の Apple AC 電源プラグ (「ダックヘッド」) がごくまれに故障し、手で触れると感電する危険性があることが判明しました。これらの電源プラグは、2003 年から 2015 年にかけて Mac や一部の iOS デバイスの同梱物として出荷され、また、Apple ワールドトラベルアダプタキットにも含まれていたものです。

Apple にとってお客様の安全は最優先事項です。そのため Apple では、対象となる AC 電源プラグを新設計の電源プラグ (新品) と自主的に無償交換させていただくことにいたしました。対象となる電源プラグをお持ちのお客様は、下記の方法で交換手続きをしていただきますようお願いいたします。

注:その他の電源プラグ (米国、英国、中国、日本向けの AC 電源プラグや、 Apple USB 電源アダプタなど) は本プログラムの対象外です。

Appleは利用者に対して、対象のAC電源プラグの使用を中止し、http://www.apple.com/jp/support/ac-wallplug-adapter/ で、対象アダプターを設計変更された新しい物に交換する方法を調べてほしいと呼びかけている。

自分のアダプターが対象かどうかはどうやって見分ければよいか? Appleによると、対象の2本プラグは、Apple電源アダプターとの接触部のくぼみ(凹部)に、4~5文字が記載されているか、または文字が一切記載されていない、と説明している。

リコールについての詳細は交換プログラムのページを参照のこと。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

IBM PS/2 Model 30の新古品を立ち上げてみた

私は古いモノが再び働くところを見るのが大好きだ。ビデオにはIBMの伝説的マシンが登場すれ。このIBM PS/2 Model 30は1990年台はじめに登場し、Intel 286 CPUを使った初期のパソコンの一つだった。10MHzの怪物は、Sierra のゲームを楽々と動かした。そして今、まるでトード・ザ・ウェット・スプロケットがまだビッグだった頃のように、突然命を吹き込まれた。

重要なのは、これが新古品であり、つまり一度も開けられていないということだ。これを発見したRick Chanという男が、開封の儀のフォトギャラリーを投稿し、彼がビンテージ部品を探していた時、ニューヨークにある古いマシンで一杯の倉庫を見つけたと書いている。

「ある会社が倉庫に売り残りの新古品在庫の大きな山を抱えていて、eBayで売れるかどうか見ようと考えた」と彼は言った。「彼らはIBM PS/2、NEC Pentuim 1、Reply 486、IBMキーボード、マウス、モニター等を複数台持っていた」。

「思いがけなく幸運なことに、私が中古のビンテージPCを探していたところ、たまたま彼らが必要な部品を持っていたので、eBay経由で連絡を取ったところ、90年台の新品マシンを売ると言ってきた」

この手の代物が滞りなくブートするのは、当時のマシンが戦車のように頑強だったことをものがたっている。最近のノートPCが20年以上生き延びて、ましてや電源を入れるだけで立ち上がるところを想像できるだろうか?

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

この3Dプリント時計は、時を刻むのが苦手だがそんなことは気にしない

6c9cf6c4fa382342318abad63575904a_preview_featured

Ke$haでなくてもチクタクはすごく楽しいし、この3Dプリント時計も例外ではない。この時計、実際にはゴーイングバレル方式のトゥールビヨンの特徴は、ダウンロード可能なDIYプランが用意されていて、数時間のうちに、あなたや友達が、それなりに、時間を知ることができることだ。

ネットで同じようなことしている人は他にもいるが、作者のChristoph Laimerは、「てん輪」から「ひげぜんまい」まで全部を作ってアップロードした最初の人物だ。つまり、時計をリミックスして好きなように試してアップグレードすることができる。

しかし最も大切なのは、彼が完動するトゥールビヨンを ― 持続時間は30分だが ― プラスチックで作ったことだ。これは世界一正確ではないが ― この種のモノでは摩擦が大きな影響を与え機構を台無しにする ― 私はこのすべてをLaimer設計したと信じている。これはまた、時計の製造が平均的工作者にとってずっと容易になる未来も暗示している。精密機械に興味のある人にはまたとない朗報だ。

Hodinkeeによる彼のインタビューが仲々良い。要するにこれは、3Dプリント機戒装置の巨大な一歩だ。私はこれをダウンロードしてプリントするリスクを負わないとしても。Laimerは多大な忍耐力とスキルを持っているので、私はPLA吐出マシンを完全に使いこなせるようになるまで、この科学の進歩を見守るだけにするつもりだ。みなさんには、 より高く!を目指してほしい。


[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple Watch、2015年スマートウォッチ市場の過半数を占める

0910_apple-iwatch_2000x1125-1940x1091

ウェアラブル市場への遅い参入にもかかわらず、Appleは販売台数でトップの地位を築いたことが今週のJuniperの最新調査でわかった。Apple Watchは2015年のスマートウォッチ販売台数の50%以上を占めたと同調査は報告している。さらに印象的なのは、Apple Watchが発売されたのは昨年4月になってからだという事実だ ― 即ち、1年に満たない期間に市場の過半数を獲得したことになる。

一方、スマートウォッチプラットフォームのライバル、Android Wearは、Huawei、Motorola、Sony、ASUS、LG、Fossilその他多くのメーカーに採用されているにもかかわらず、2015年の市場シェアはわずか10%以下だった。

またSamsungのTizenベースのGear S2は、評判は上々だが、11月の発売以来の販売は好調とはいえない、と同報告書は言っている。

「その他のスマートウォッチは、殆どが低価格、低機能の機種で、Martian、X、Razer等の小規模メーカーの製品だ。Razerは最近、Nabu Watchを発売した」と、Juniperが詳細報告の中で付け加えた(ちなみに、Nabu Watchはスマートウォッチと呼べるかどうか微妙なところで、メーカーでさえこれを「スマート」機能付きデジタルウォッチと説明している)。

pebble-time-lg-g-watch-r-apple-watch

スマートウォッチ市場におけるAppleの存在は、ライバル会社の競争をもいっそう困難にしていることが、今週のFitbitの暴落からも見てとれる。

フィットネストラッカーメーカーの同社は、CESでスマートウォッチ、Fitbit Blazeを発表したが、Appleと競争しようという大胆さを直ちにウォール街から咎められた。発表のほぼ直後、Fitbit株は18%下落し、ハイエンドにApple、対極にPebble等の既存スマートウォッチメーカーが控える市場での、Fitbitの競争力に対する投資家の不信が露になった。

Fibtitの株価は今週も下がり続け、ホリデー後の高値からわずか数週間で史上最安値をつけた(以前の高値は、FitbitアプリがApp Storeのトップに踊り出たニュースによる ― これはホリデー期間の販売が好調であったことを示している可能性が高い)。

しかし、Appleが市場シェア52%でリードしているからといって、スマートウォッチ市場が確立したと言うにはほぼ遠い、ともJuniperは言っている。

「現在スマートウォッチは、市場を待っているカテゴリーの一つ」とJuniperの調査アナリスト、James Moarは言う。「新しい機種は洗練された外観と微妙に異なる機能を持つが、全体的機能や用途を変えるような大きな変更はない。スマートウォッチの機能が確立すれば、それを欲しいかどうかを決めるのは消費者であり、テクノロジー企業が購入理由を増やすことではない」

言い換えれば、市場の将来は消費者の手にかかっている ― 腕に着けたテクノロジーが自分の生活に侵入する必要を感じるか否かだ。

Juniperの発見は、IDCによる以前の調査とも一致している。IDCの調査でAppleは、2015年のスマートウォッチ分野をリードし、Android Wearが大差の2位だった。具体的には、Appleのシェアを61.3%、Androidを15.2%と予測していた。

Screen Shot 2016-01-13 at 2.34.56 PM

IDCはPebbleについて、AndroidとApple watchOSの両プラットフォームに市場を浸食されるだろうが、消えることはないと予測している。ちなみに、SamsungのTizenは、Androidスマートフォンとの互換性およびアプリ選択肢の大きさから、業界の「ダークホース」と目されている。

またIDCは、ウェアラブル端末市場が2016年に1.111億台となり、2015年の8000万台から44.4%増えるとも予測している。

JuniperとIDCの報告書は主としてスマートウォッチに集中しているが、Appleのシェアはウェアラブル市場全体でも拡大している。IDCの昨年8月の調査は、Appleは全世界ウェアラブルのナンバー2で、Fitbitを目前に捕えつつあるとしている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

グリルボットは、バーベキューグリルを自動的に掃除するロボット

dsc_0101

今日(米国時間1/7)われわれはCES会場でGrillbotを発見し、それは正にその名の通りのものだった ― 汚れたバーベキューグリルを自動的に掃除してくれるロボット。129ドルで販売されるそのロボットは、交換可能な金属ブラシを3本備え、グリルを動き回って掃除をする。

充電池と3台のモーターを内蔵し、液晶表示のタイマーとアラームも付いているので、離れていても作業の終了を知らせてくれる。

さて、これが難しいところ。クリーナーをスタートする前にグリルを約200度(93℃)に熱しておく必要がある。通常のグリル温度は400度(204℃)くらいなので、掃除を始める前に少々グリルを冷ます必要がある。ただし、Grillbotには熱すぎるグリルに置いた時にはアラームを鳴らす機能がある。

つまるところGrillbotは、あの古き良きElbow Grease[クリーナー剤]ほど効果的ではないが、自分自身や怠惰なバーベキュー人へのしゃれた贈り物にはなるかもしれない。

CES 2016

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

スマート玩具メーカーのElemental Path、IBMワトソン塔載の恐竜人形を予約開始

new-cognitoys_01

Elemental Pathが、同社のスマート玩具の予約受付を開始した。

スマート玩具メーカーである同社は、CogniToysと呼ばれる、子供が遊びながら学び成長するおもちゃ製品ラインをひっさげ、昨年Kickstarterでデビューを果たした。3Dプリントされた恐竜をはじめとする同社製品は、IBMのスーパーコンピューター人工知能、Watsonの力によって、持ち主である子供の声を聞いてつながりを深め、新しい物ごとを学習する手助けをする。

恐竜人形は子供の質問に数秒以内に反応し、子供がおもちゃを使って世界について学ぶにつれて賢くなっていくと同社は言う。

Elemental PathのKickstarterキャンペーンは、目標の5万ドルを超え、2015年3月に2256人の支援者から27万5000ドルを集めた。スマート玩具メーカーはその後すぐに恐竜人形を作り始めた ― 様々な色やプロトタイプを用意してファンが投票した。

image2

同社は親のためのバックエンドシステムも導入している。ウェブベースのダッシュボードを使って、子供と恐竜とのやりとりを見守ることができる。将来は、おもちゃを通じて子供に寝る時間を伝える等の、ペアレンタルコントロール機能も追加する計画だ。

このスマートな恐竜たちは、少量生産、期間限定で予約を受付けている。その後Elemental Pathは、初期バージョンの受注を終了し、2016年のホリデーシーズンに再開する予定だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

自動追跡4K飛行カメラのSnap、CESのステージに登場

snap-pre-flight

昨年9月に紹介した空飛ぶカメラ、Snapが、今日(米国時間1/7)CESのTechCrunchハードウェアバトルフィールドに参戦し、ステージ上でスポットライトを浴びる。

Vantage Roboticsが作ったこのデバイスは、プロフェッショナルな空中撮影をしたいが、厄介(かつ高価)なDJI Inspireのようなドローンを操縦したくない、という人たちのための新たな選択肢だ。

このほど発表されたSnap(今春出荷予定)のスペックはかなり魅力的だ。Snapの重量はわずか1.1ポンド(500 g)で、一回の充電で20分間飛行できる。

snap-hero

カメラ自身は4K対応のSony Exmorセンサーで、超小型スムーズロック式ジンバルに装着されており、これは標準的ドローン用ジンバルの1/6の重さだと同社は言っている。

ユーザーはスマートフォンまたはタブレットでSnapを制御できるが、Vantage Roboticsが山ほどのソフトウェアベース機能を本体に盛り込んでいるため、ドローンを制御さえすることなくプロ品質のビデオを撮影することができる。

たとえば、「エアー三脚」は、カメラを静止させつつ自動的に目標物をフレーム内に収めることが可能で、「バーチャルワイヤー」は、対象を事前に定めたワイヤーに沿って追いかける(障害物があれば避ける)。フリーフォームの追跡もできる。

Snapの最終価格は1295ドルだが、Vantageウェブサイトの期間限定予約価格は895ドル。

CES 2016

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Spheroの新しいリストバンドは、BB-8をジェスチャーで制御できる ― フォースでも

「私たちはすべてのスターウォーズファンにフォースの力を授ける」とSpheroのCEO Paul Berberianは言った。

彼は今日(米国時間1/6)CESでTechCrunchのステージに立ち寄り、Force Bandを披露してみせた。同社のロボット、BB-8をジェスチャーで制御できる装置だ。どうやって使うかを聞かれて、Berberianは最初、「フォースが不思議な形で働く」と答えたが、最終的にもう少し詳しく話した。

「実際に何が起きているかと言うと、[ユーザーの]体のあらゆる動きを検出し、その動きをBB-8の中のセンサーと同期している ― 両者は完全に一致している」と彼は言った。

Force Bankは今年の秋には提供される予定だが価格は未定だと彼は付け加えた。

本誌は、このロボティックスタートアップが、どうやってDisneyと協力して、最新の映画スターウォーズのBB-8をベースにしたスマホ制御ロボットを作るに至ったのかについても話を聞いた。彼はBB-8がこれまでに何台売れたかは明かさなかったが、Spheroの製品ライン全体で2015年に100万台以上のロボットを売ったと言った。「〈以上〉を強調して」。そしてもちろん、BB-8がトップセラーだった。

CES 2016

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

自動運転車がリアルタイムで道路を「学習」するための新システム

105730_web

米ケンブリッジ大学で作られた新しいシステム、SegNetは、道路を「読んで」標識、道路標示、歩行者、さらには空も含めた様々な状況を認識する。システムは道路のRGB画像を見て、ベイズ分析を用いて場面を様々な要素に分類する。

リリース文より:

第一のシステム、SegNetは、見たことのない街の場面の画像を見て、対象物を12の区分 ― 道路、道路標識、道路標示、歩行者、建物、自転車等 ― にリアルタイムで分類することができる。明るい場所、影、夜間にも対応し、現在画素の90%以上を正確に識別している。従来のレーザーやレーダーのセンサーを用いた高価なシステムでも、リアルタイムでこのレベルの精度を出すことはできない。

第二のシステムは、位置にかかわらず車両を正しい方向に向ける興味深いしくみだ。つまり、システムは画像を「見る」ことによって「位置と方向を数メートル、数度の精度」で評価する。同システムはGPSよりはるかに優れており、分析や位置の報告のために無線通信も必要としない。

SegNetを試してみたい人は、自分の街の道路の写真を送るか、用意された写真でテストすることができる。システムが分析して何が見えたかを教えてくれる。

この種のシステムの利点は、GPSを全く使わず、3D空間の機械学習に特化していることだ。ただし、まだ完全とはいえない。

「短期的に、この種のシステムは室内用ロボット― 例えばロボット掃除機 ― でよく見かけるようになるだろう 」と研究リーダーのRoberto Cipolla教授は言った。「運転者が自動走行車を全面的に信用できるまでには時間を要するが、こうした技術の効果と精度が高くなればなるほど、無人自動車やその他の無人ロボティクスの普及に近づくことができる」。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

この2.7メートルのiPhoneケーブルは究極のホリデーギフト、しかもたったの12ドル

anker-pitfall

ベッドから乗り出したり、空港の床に座ったり、その他あらゆる不快な姿勢から友達や家族を解放してあげよう。このAnker 2.7m iPhone/iPad lightningケーブルを買う。通常のケーブルの約3倍の長さだ。

anker-smile

なぜこれが完璧なギフトなのか:

  • 安価だがもらった人は毎日これを大喜びで可愛いがる
  • 通常のiPhoneケーブルは必ず端がほつれて壊れるが、これは超頑丈だ
  • iPhoneケーブルは簡単になくなるので、いくつあっても足りない
  • もし相手がiPhoneを持っていなければ、持っている誰かに再ギフトできる

われわれは皆、電子に中毒している。このケーブルは遠方から注入してくれる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google、Chromecast Audioにマルチルーム再生を追加、ハイレゾにも対応

multi

今年の9月、Googleは突然Chromecast Audioを発表した。そのアイデアは、Chromecastのコンセプト(ボタンひとつで、テレビにビデオを送ってスマホから操作する)をオーディオ専用にして、家にあるステレオセットにWiFiを利用したスマート機能を追加する。

ただし、一つ大きな弱点があった。Sonos等と異なり、同時に1台のChromecast Audioでしか再生できない ― たとえ家中にChromecast Audioがあっても、複数の部屋で同時に曲を流して、すてきなフルハウスサウンドを楽しむことはできない。

今日それが変わる。Chromecast Audioはマルチルームに対応した。この機能の設定方法は、グループを簡単にリアルタイムで作ったり消したりすることに焦点を絞っているSonosとは〈少々〉異なる。

Chromecast Audioでは、事前にグループを設定しておく。「家全体」グループ、「キッチンのスピーカー」グループ、「1階」グループ等を作れる。Chromecast Audioでオーディオグループを作るには、今使っているアプリからGoogle純製のChromecast アプリに一旦切り替え、グループを作り、元のアプリに戻ってその新しいグループに音楽を送る。

OK、Google:今度はこれをふつうのChromscastにも載せて、複数台のテレビにケーブル無しで同じ物を完全に同期して再生できるようにして、未来的スペースウィザードの気分にさせてくれ。

Chromecast Audioは、ハイレゾオーディオストリームにも対応した。最高96KHz/24bitロスレスのオーディオを扱えるようになり、これはワイヤレス基準では衝撃的な音質 ― CD以上だ。もちろん、オンボロのスピーカーの音がすばらしくなる魔法ではない ― しかし、今すでに高級なスピーカーセットを持っているなら、Chromecast Audioは遅れを取っていない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ソニーが今日発表したPlayStation VRのゲームがすごい

screen-shot-2015-12-05-at-11-40-28-am

今日(米国時間12/6)サンフランシスコで行われたPlayStation Experience(PSX)イベントで、SonyはPlayStation VRに関する新情報を発表し、新タイトルもいくつか披露した。残念ながら発売日については、2016年初めという以上の情報は得られなかった。しかし、キーノート講演で見たゲームは魅惑的だった。

Sonyが見せた新タイトルは、UbisoftのEagle Flight、Rez Infinite、Santa Monica StudioのModern Zombie Taxi Co.、Job Simulator、Highwire GamesのGolem、100 foot Robot Golf、Psychonauts 2、およびBandaiのAce Combat 7。当然どのゲームも発売日は決まっていないが、PlayStation VR同時に発売されるものと思われる。

  1. screen-shot-2015-12-05-at-11-24-35-am.png

  2. screen-shot-2015-12-05-at-11-25-07-am.png

  3. screen-shot-2015-12-05-at-11-26-47-am.png

  4. screen-shot-2015-12-05-at-11-28-35-am.png

  5. screen-shot-2015-12-05-at-11-28-15-am.png

  6. screen-shot-2015-12-05-at-11-29-28-am.png

  7. screen-shot-2015-12-05-at-11-31-19-am.png

  8. screen-shot-2015-12-05-at-11-34-09-am.png

  9. screen-shot-2015-12-05-at-11-34-20-am.png

ちなみに、中には単に「VRモード」があるだけのゲームもあるが、それでも恐ろしいほどすごい。PS4の準備を怠りなく。

下にいくつかのゲームの予告ビデオを貼った。
100ft Robot Golf

Eagle Flight

Golem

Job Simulator

Modern Zombie Taxi Co.

本誌では、以前「Project Morpheus」と呼ばれていた頃のハンズオン記事を4月に掲載したので、本物を待つ間に一読されたい

VRで忙しい週だった。OculusはHarmonixとRock Band VRを発表し、これも2016年初めに出荷予定だ。「2016年はバーチャルリアリティーの年」的なことを言うつもりはないが、言わないつもりもない。

PlayStation Experienceのライブフィードはこちら:

そしてハンズオンのビデオはこちら。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、iOS 9の採用率は70%と発表。App Storeの利用状況に基づく

1384121895_c26dc5ad45_b

AppleがiOS 9を公開してから2ヵ月半が過ぎ、同社はその採用率データを公式ウェブサイトで発表した。Appleによると、App StoreをアクセスするiOSデバイスの70%でiOS 9が動いている。この採用率は昨年よりも高い。

現在22%のiOSデバイスでiOS 8が走り、8%がiOSまたはそれ以前のOSで動いている。合わせて92%のiOSユーザーがiOS 8またはiOS 9を使っている。これはデベロッパーにとって、例えば自社アプリでiOS 7サポートをやめるかどうかを決める重要な基準になる。特に、新しいAPIを使っているデベロッパーは、コードベースを一新することができる。

では今年の数字はこれまでと比較してどうなのか?昨年、60%のiOSユーザーが11月21日までにiOS 8をインストールした。2年前、74%のユーザーが12月初めまでにiOS 7を使っていた。

どうやら今年の数字はiOS 7の採用率とほぼ同じで、iOS 8をやや上回っているようだ。ちなみに昨年は、多くの人々がiOS 8へのアップデートを遅らせ、それはAppleが多くの空き容量を要求したためだった。今年Appleは、インストールを容易にするためにスリムなアップデートを公開した。

今使っているデバイスでiOS 8が動いていれば、iOS 9にアップデートできる。Appleは今年の主要アップグレードでは、旧機種のサポートをやめなかった。10月16日時点では、55%のiOSユーザーがiOS 9にアップデート済みだった。

Screen Shot 2015-12-02 at 16.23.54

これと比較してAndroidでは、約26%のユーザーが2015年11月2日時点でLollipopまたはMarshmallowを使っている。Googleの最新モバイルOSが公開されたのは10月始めなので、Marshmallowの採用率が低いのはそれが理由だろう。

しかし、Lollipopを加えてもiOS 9の採用率には遠く及ばない。GoogleはLollipopを2014年11月に公開した。Appleの採用サイクルの速さは、エンドユーザーに新しい機能を普及する上で大きな利点だ。Androidユーザーの多くは、Androidの新バージョンを使うために新機種を買わなければならない。

Screen Shot 2015-12-02 at 16.50.52

Via Apple Insider

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

goTennaなら、電波のないところでも携帯電話を使える

gotenna-phone

GoTennaの共同ファウンダー、Daniela Perdomoは彼女のスタートアップが「長い間静か」だったことを知っているが、それには正当な理由があると言う ― チームはプロトタイプを「量産」できるものに変えるのに忙しかった。

この会社の目的は、携帯電波の全くないところでもコミュニケーションできる手段を提供することだ。森の奥深くであっても混雑したフェスであっても。同社は事前予約キャンペーンを2014年中頃に行い、このたび正式に発売を開始した

早期ユーザーたちはgoTennaを、ハイキングやスノースポーツ、あるいはハンティングや釣り等の静かなアウトドア活動に利用している。私がgoTennaのブルックリンオフィスを訪ねた時、Perdomoはあまり冒険的でないデモを見せてくれた ― アプリをダウンロード(荒野に向かう〈前に〉やっておきたいことだ)して、iOS、Android端末とペアリングした後、携帯電波もWiFiもないところでも、テキストメッセージを送って見せた。

メッセージは1対1でもグループ内でも、さらには近くの人全員に一斉配信することもできる(ブロックすることもできるのでご心配なく)。ユーザーはGPS情報も送ることができ、事前にダウンロードしておいた地図上に表示される。

アウトドア的な利用形態を考えると、「オフラインでいることの意味はオフラインでいることなのでは?」と不思議がる人もいることをPerdomoは認めている。言い換えれば、スキーやロッククライミングに行った時、本当に友達からテキストメッセージをもらいたいと思うだろうか?

「これは世界に向けてInstagramしようというのではない」とPredomoは言った。「『日没に会おう。私はここにいる』と言うためのものだ」

その説を裏付けるべく、goTennaではテキストと位置情報以外にはシェアできない。少なくとも今のところ。

デバイスは軽くわずか51gでパックパック等にクリップで付けるように作られている。Perdomoは、到達範囲は地形によって変わることを付け加えた ― ニューヨーク市街では数ブロックから半マイル程度だが、アウトドアでは4~5マイルの距離で通信できたという報告がある。

バッテリーは1回の充電で、メッセージ送信700通、受信はそれ以上可能可能。

goTennaの価格は2台セットで199ドル。1台では買えないが、一人でテキストを送る意味はあまりない。(現在ブラックフライデー/サイバーマンデーの25ドル割引実施中で限定のブラックバージョンもある)。Predomoは、1台当たり100ドルは大げさな衛星通信と比べてはるかに安いと言っている。

さらに良いことに、月額料金は不要だ。Perdomoは、将来追加サービスを有料で提供するかもしれないが、基本機能は常に無料だと言っている。そもそも彼女と弟のJorgeがこのアイデアを思いついた理由の一つは、ハリケーン・サンディー等の災害時に連絡を取るためだったので、支払いが滞っていたから緊急連絡ができないというのはかなり困る。

同じ流れで、goTennaはニューヨーク市経済開発公社と提携して、災害時の連絡用にデバイスを中小企業に提供している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

「Facebookでログイン」がApple TVでも使えるようになった

screen-shot-2015-11-26-at-18-22-54

Appleの新しいApple TVで最大の欠点はiPhoneのRemoteアプリが使えないことだ。特に、初めて使う時が問題で、Netflixのパスワード、Huluのパスワード、等々をApple TVのリモコンで入力しなければならない。しかし、FacebookのtvOS用の新しいSDKは、この面倒な入力手続きを回避する良い方法のようだ。

iOSと同じように、FacebookはデベロッパーがこのSDKをアプリに統合して、「Facebookでログイン」機能を使えるようにする。しかし、tvOSにはさらに一ひねりが加えられている。最初にFacebookのパスワードを聞く手順をスキップできる。

上の画像のように、ログイン画面には、スマートフォンでfacebook.com/deviceへ行くように書かれている。スマホでログインしたら、8桁の確認コードを入力するだけでFacebookアカウントとApple TVを結び付けられる。Facebookにログインしていなければ、まずそれが必要だが、スマホでやる方がずっと簡単だ。

この手法を使っているのはFacebookだけではない。Apple TVでYouTubeアプリをダウンロードすると、同じ方法でGoogleアカウントを結合できる。Android TVが動作しているデバイスでも同じしくみを使っている。

Facebook SDKには、アプリデベロッパーが分析に利用できる機能もある。iOS用SDKと同じようにイベントのログが記録される。

Facebookのシェアボタンをアプリに組み込んで、リンクや写真、ビデオ等をシェアすることもできる。ゲームデベロッパーにとっては、利用者拡大に有用な機能かもしれない。そしてもちろん、Facebookを使ってログインすれば、デベロッパーはFacebookのソーシャルグラフを使って、マルチプレーヤーゲームで友達を探すこともできる。

しかし、ソーシャルグラフにもっと強く依存しているアプリもある、例えばTinder。いま米国では感謝祭であることを考えれば、テレビでTinderを使える可能性をもたらしてくれたFacebookに、みんなで感謝すべきかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Appleのホリデー向け広告にアンドラ・デイとスティーヴィー・ワンダーが登場、VoiceOverも

screen-shot-2015-11-25-at-18-09-01

「Someday at Christmas」 (*)と題されたAppleのホリデー向けビデオ広告が、米国の感謝祭とホリデーシーズンを前に公開された。驚いたことに、そこにAppleの最新最高の製品は登場しない。代わりに、音楽と家族の時間に焦点が当てられている。そして、新人アーティストのアンドラ・デイとスティーヴィー・ワンダーも出演してする。[* スティーヴィー・ワンダーの曲で、日本語タイトルは『想い出のクリスマス』]

2人のアーティストがピアノを囲んで歌い、子供たちがプレゼントを開き、休日に家族が集まる様々な場面が写し出される。唯一見ることのできるApple製品は、始まり直後のMacBookとApple Watchだけだ。AppleロゴはCMの最後に一瞬表示されるだけで、焦点がAppleのブランドでないことを表している。

ビデオの最初で、MacのGarage Bandを使うスティーヴィー・ワンダーが、VoiceOverを使っているのが興味深い。画面に何があるか、何ができるかを読み上げてくれる機能だ。Appleがアクセシビリティーに注ぐ努力は際立っていて、多くのテクノロジー企業はこの点で遅れをとっている。WWDCのワークショップで特に興味を引いたのが、VoiceOverのプレゼンテーションだった。

アクセシビリティーツールがいかに重要であるかは、毎日それに頼っていないとつい忘れがちだ。そして今日のCMに出てきたVoiceOverの短いデモはいい感じだった。。Appleの仕事がデバイスをもっと多く売ることだけではないことを示している。ResearchKitもその一例だ。

こちらがそのビデオ:

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

リボルバー拳銃の3Dプリント設計図が公開された

James Patrickという工学部の学生が、3Dプリントのリボルバー拳銃を作った。22口径の弾丸を輪ゴムと釘を使って発射する。

このリボルバーは、6発または8発の弾丸を保持することが可能で、1発撃つたびに弾倉が回転する。Patricは、拳銃を落とした時に暴発しないための保護装置を実装している。彼の一つ前のプロジェクトで単発モデルのSongbirdも、彼のサイトで入手できる。

この手のピストルは、面白いと同時に3Dプリントホビーストの世界にダメージを与える。銃の制作は、3Dプリンターで頑丈な物を作ることに関する理想的な概念実証だが、規制当局の神経を十分に逆撫でする。

設計図はここでダウンロードでき、制作には金属探知機にかからない程度の量の金属が必要だ。耐久性の高いABSプリンターを使わないと、手の中で爆発することになる。下のビデオでPatrickが銃を撃つところが見られる。

via DigitalTrends

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

セイコー、エイリアンと戦うリプリーの未来的腕時計を再発売

seiko-giugiaro-7a28-ripley-watch-12

宇宙では誰にもチクタク音は聞こえない。

映画『エイリアン』で、未来的エイリアン退治人、シガニー・ウィーバー、別名リプリーは、未来的外観のクロノグラフを着けている。この時計、Seiko 7A28-7000は初期クォーツ式クロノグラフの一つであり、独特のデザインのプッシャーを持ちケース側面の大きな金属バーの両端にボタンが配置されている。元々自動車(およびApple製品)デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが発想したこのウォッチは、デザイン面で時代をはるかに超越しており、1960年代終りから1970年代初めにかけてクォーツ時計とクロノグラフへと移行したSeikoの動きの一環だった。要するに、マニアのお気に入りだ。

こちらでもう少し詳しい歴史が読める

このたびSeikoは、この製品に少々手を加えて再発売する。新型Seiko X Giugiaro Spirit Smartは、オリジナルモデルに少し似ているが、新しいクオーツクロノグラフ機構を塔載しながら、あの古いが魅力あるプッシャー位置を守っている。新しい時計の価格は、グレイ色が260ドル、ブラック色が292ドルで、3000台の限定生産。

Seiko-Giugiaro-7A28-ripley-watch-23

Seikoは新たなSpiritシリーズで、最近奇妙なスタイルの作品を実験中だ。例えばSCVE007は、ジウジアーロに触発された1970年代ディスコ時計と初期のSwatchをかけ合わせたようなデザインだ。ごくわずかな象徴的デザイン ― および多くの退屈なクォーツ時計 ― を作ることに専念する会社による、このユニークな再発売への動きは大いに楽しみだ。

via AblogToWatch

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Googleの自動運転車、速度が遅すぎて白バイに止められる

screen-shot-2015-11-11-at-5-00-29-pm

今日(米国時間11/12)、自動運転車に乗っている人に警察官が話しかけている写真が投稿された時、 インターネットは酔いしれた。そう、止められたのだ。

なぜか? Googleによると、速度が遅すぎたから。元の投稿主は、マウンテンビューの警察官は事情を知らなかったようで、道路をパトロール中なぜそんなに遅いのかを知りたかったらしい、と言っている。

運転手と話したけど、マウンテンビュー警察はNEV(近隣用EV)を知らないようで、なぜそんなに遅く走っているのか聞くために止めたらしい。

そしてこれが、決定的瞬間の写真。

まあ、残念なことになるより安全な方がいいが、時速25マイル(40km)は断じて遅すぎない。

でも。こいつはなかなかカッコいい。Googleが新進のアーティストに絵を描かせているから。害がなければ違反ではないだろう。反則キップが切られたかどうか知らないが、Alphabetなら払える。

Screen Shot 2015-11-12 at 3.49.34 PM

本当にクールだったので、私のPhotoshop加工に悪意はない。この「事象」が来月の自動運転車レポートに載ることを期待している。

それまでの間、コメント欄で写真のキャプションを募集中。

Screen Shot 2015-11-12 at 4.06.20 PM

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook