SONYがPS用タッチスクリーン付きコントローラーの特許を出願

2017年に出願され最近公開された継続特許によると、Sonyはタッチスクリーン付きのプレイステーションコントローラーを作る試案をもっているかもしれない。

コントローラー自身にタッチスクリーンを付けることがコストアップに値するかどうかは不明だ。

現在プレイステーションのコントローラーにはタッチ対応のセンターボタンがあり、ユーザーはメニューその他のアクティビティーをタッチ方式で操作できる。このセンターボタンは、クリックするとゲーマーがゲームデータなどの追加情報を見ることもできる。

この特許出願は、いったいどんなタイプのコンテンツがタッチスクリーン上に表示されるのかというわれわれの想像もかきたてる。コントローラー向けコンテンツとしては、通常はメイン画面に表示されているゲーム内情報などが考えられる。

しかし、タッチスクリーン付きプレイステーションコントローラーが、ビデオの発信や友達申請の対応といった新しいインターフェースを提供することは考えにくい。

ちなみにNintendoによるタッチスクリーン対応コントローラーの実験は悲惨な結果に終わった。Wii Uを覚えているだろうか? Nintendoはその後誤りを正してSwitchを発売した。Switchはカジュアルゲーマーの間にハイブリッドコンソールとしての居場所を見つけ発売以来2000万台以上売れている。

もちろんSonyのタッチスクリーンコントローラーはまだ特許出願以上の何ものでもないので、次世代プレイステーションがわれわれの慣れ親しんだのと同じコントローラーと共に出荷される可能性は十分にある。しかし、万が一Sonyの誰かが創造性を発揮したときは、会社がタッチスクリーンコントローラーを考えるための特許は取得済みだ。

記事によると、次世代Sonyゲーム機の登場は、早ければ2019年、遅くて2021年とのこと。

[via DualShockers]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

PlayStation Classic(海外版)に載ってる20のゲームはこれだ

PlayStation Classicは、発売日が12月3日で、お値段100ドルと発表されたが、今日(米国時間10/28)まで肝心のゲームの発表がなかった。そして、このエレクトロニクスのジャイアントはついに、大人気のNES Classicエディションに対抗する20のゲームの完全なリストを発表した。

全体としてかなり充実したリストであり、このコンソールならではの古典を揃えている。また、ファイティング、レーシング、RPG、そして、えー、車泥棒と、ジャンルの広さを誇っている。この可愛いコンソールはすでに予約を受け付けているが、アメリカとカナダでは12月3日に店頭に現れる。コントローラーは二つついている。

では、これがその、完全なリストだ。〔*印は日本版PSC未収録〕

  • Battle Arena Toshinden(闘神伝)
  • *Cool Boarders 2(クールボーダーズ2)
  • *Destruction Derby(デストラクション・ダービー)
  • Final Fantasy VII(ファイナルファンタジーVII インターナショナル)
  • *Grand Theft Auto(グランド・セフト・オート)
  • Intelligent Qube(I.Q インテリジェントキューブ)
  • Jumping Flash!(JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻)
  • Metal Gear Solid(メタルギア ソリッド)
  • Mr Driller(ミスタードリラー)
  • *Oddworld: Abe’s Oddysee(エイブ・ア・ゴーゴー)
  • *Rayman(レイマン)
  • Resident Evil Director’s Cut(バイオハザード ディレクターズカット)
  • Revelations: Persona(女神異聞録ペルソナ)
  • Ridge Racer Type 4(R4 RIDGE RACER TYPE 4)
  • Super Puzzle Fighter II Turbo(スーパーパズルファイターIIX)
  • *Syphon Filter(サイフォンフィルター)
  • Tekken 3(鉄拳3)
  • *Tom Clancy’s Rainbow Six(レインボーシックス)
  • *Twisted Metal(ツイステッドメタル)
  • Wild Arms(ワイルドアームズ)

〔日本版のみ: アークザラッド/アークザラッドII/アーマード・コア/グラディウス外伝/XI [sái]/サガ フロンティア/Gダライアス/パラサイト・イヴ/〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

SonyのPlayStation Classicはレトロゲーム用にオープンソースのエミュレーターを使っている

ワームが再び戻ってきたようだ。昔のゲーム機のゲームをパソコンで遊べるようにするエミュレーターは、かつてはゲーム産業の害虫だった。そして今Sonyは、まさにその、悪者だったソフトウェアを、レトロなゲーム機PlayStation Classicで使っている。

Kotakuのレビューによると、同機のソフトウェアライセンスリストにはPCSX ReArmedが載っている。それはPCSX ReloadedのARMポートだが、後者はさらに、2003年に開発をやめたPCSXエミュレーターからのフォークだ。

でももちろん、それは犯罪ではない。Sonyには、それを使う権利が十分にある。でも皮肉なのは、20年以上にもわたるエミュレーターデベロッパーたちの、主に海賊行為のための労作が、このように公式にデプロイされることだ。PCSXとそれを起源とするソフトウェアは、GPLによるオープンソースだ。

それはかつての、ハッカー的デベロッパーたちにとって、すごい名誉かもしれない。彼らのソフトウェアは、大企業のプロプライエタリな(私権のある)ソフトウェアをリバース・エンジニアリングしたものだが、それが今や、それらの古いゲームをプレイするための最良の方法になり、当のSonyが採用したのだ! ゲームの歴史を研究しているFrank Cifaldiは、それがなぜ一部の人たちにとって驚愕的なのか、という記事を書いている

ある意味でそれは、合理的な選択だったかもしれない。Sonyがエミュレーターをスクラッチで作るとしたら、たいへんな作業になっただろうし、またPlayStationのハードウェアの方を作り変えるとしても、それ以上にたいへんだ。何年間も活発に開発されテストされてきた高品質なオープンソースのエミュレーターがあるのだから、それを使わない手はない。

そのように考えない企業もある。Nintendoは、そのミニゲーム機NES/SNES Classicのために新たにエミュレーターを開発したし、前にはVirtual Consoleや、そしてGemeCube用のAnimal Crossingでもそうした。でもそのときですら、それらのデバイスではLinuxのカスタムビルドが動いていたのだから、オープンソースがベースだった。というわけでゲームの世界は、必ず何らかの形で、オープンソースとベッドを共にしているのだ。

エミュレーターは、それ自体が違法なのではなく、何らかのプロプライエタリコードを使っていたら違法なのだ。だからROMやゲームのコピーに対しては、企業は強硬に戦ってきた。でもエミュレーターはつねに、ある種のグレーゾーンにいた。いくらやられても、全滅はしなかった。最近はレトロゲームへの関心が高まり、それらに進んでお金を出す人たちもいる。でも、エミュレーターの無料の数十年間、というゲームプレイの歴史がなかったら、レトロゲームへの関心が、ここまで生き延びることはなかっただろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

予算目的別、おすすめワイヤレスヘッドフォン(イヤフォン)

本稿執筆はMakula DunbarWirecutterとのパートナーシップに基づく記事となっている。読者の方がWirecutterセレクトのプロダクトを購入した場合、WirecutterおよびTechCrunchにアフィリエイト・コミッションが発生するケースがあることをお伝えしておく。

スマートフォンが普及して、ヘッドフォンさえあれば、いつでも好きな音楽、ポッドキャスト、あるいはオーディオブックを聴くことができるようになった。さらに、自分好みのものを聴きながらも電話を受け損なうこともない。しかし最近ではスマートフォンからヘッドフォンジャックが消えるような事態も起こっている。時代はBluetoothに移りつつあるのだ。そんな中、多くの人が良い音を楽しめる、安定的に動作する、便利な機能のついたヘッドフォンはないかと探し始めている。

そのような人々の参考になればと、当方では数百ものワイヤレスイヤフォンやヘッドフォンをテストしてみた。予算は30ドルだという人もいるだろうし、あるいは300ドルまでなら出しても良いという人もいるだろう。そうしたさまざまな要求に応えられるものを探してみたので参考にして欲しい。

 

Bluetoothイヤフォン: Skullcandy Ink’d Bluetooth

今回紹介するものの中で、最安値のプロダクトだ。このSkullcandy Ink’d Bluetoothイヤフォンは、50ドル以下のイヤフォンの中で、もっともおすすめできるプロダクトだと思う。コントローラー部を首周りにまわすことになるが、しかし十分に軽量であり、装着していることを忘れるほどだ。Ink’d Bluetoothイヤフォンはカナル型、たいていの人の耳にフィットするだろう。ちなみに耐水性(water-resistant)となっている。

バッテリーのもちも、1日中聴いていられるほどのものだ。接続性能も高く、2部屋離れるまで音飛びもなく再生してくれた。

Photo: Kyle Fitzgerald

ワークアウト用ヘッドフォン: Aukey Latitude EP-B40

ジムで使うのなら、集中力を高めるために信頼性の高いイヤフォンを用いたくなるだろう。安めの価格ながらワークアウトに対応した快適なイヤフォンということであれば、Aukey Latitude EP-B40をおすすめしたい。50ドル以下なら一択だと考えている。バッテリーの駆動時間は8時間を超える。ジムで過ごす時に用いるのなら、十分の長さといえるのではないだろうか。

スマートフォンと繋がるイヤフォンは、集中力を高めるのに役立つものだろう。ただ、有線イヤフォンはどうしても邪魔になってしまう。ワークアウトの際には、やはり無線イヤフォンが利便性で勝るといって良いと思う。同価格帯の有線イヤフォンより便利だし、また音質も十分に満足できるものであるように思う。

Photo: Kyle Fitzgerald

Budget Bluetooth wireless: Jabra Move Wireless

なお、イヤフォンでは不満を感じるという人もいるだろう。そんな人にはJabra Move Wirelessがある。100ドル以下のワイヤレスヘッドフォンの中で最高品質のものだと考える。ヘッドフォンを使いたいけれど、高額な出費は避けたいと思う人には有力な候補になり得ると思う。Move Wirelessの音質は、4倍の価格のものに劣らないし、それでいて簡単充実の操作性能を犠牲にしてもいない。快適に装着してサウンドを楽しむことのできる設計だ。

Photo: Rozette Rago

True Wireless: Jabra Elite 65t

もし、最新機能を搭載したモデルを使いたいということならば、こんなページも参考にしていることだろう。従来の人気機種にまじってJabra Elite 65tなども紹介されている。Bluetoothイヤフォンとして十分満足のいく音を鳴らし、駆動時間にも問題ない。完全ワイヤレスのイヤフォンに魅力を感じる人も多いだろう。

Elite 65tは周囲のノイズを大幅にカットしてくれる。しかしトランスペアレントモードを利用すれば、マイクを経由して周囲の音を聞くこともできる。音声アシスタント(Google Assistant、Siri、あるいはAlexa)との連携して、ボリュームおよびトラックのコントロールも行うことができる。当方で利用してみたところ、Elite 65tのBluetooth 5.0は、他の機種よりもシームレスかつより強固なコネクションを実現してくれた。通話音声のクリアさも特筆に値するものだった。さらに、同様の完全ワイヤレスモデルが望みで、かつワークアウトに利用したいということであるのならJabra Elite 65tをおすすめしたい。

Photo: Rozette Rago

Bluetooth Wireless: Sony H.ear On WH-H900N

最新機能を搭載したハイエンドモデルを使いたいということであれば、Sony H.ear On WH-H900Nはいかがだろうか。アクティブノイズキャンセリング機能も高性能だし、バッテリー駆動時間も長い。音声通話時に感じるマイク性能も満足のいくものだ。もちろんヘッドフォンの音質は素晴らしい。

当方の感覚では、H.ear On WH-H900Mの音質は群を抜くものだった(ノイズキャンセリングのオン・オフ時ともに良い音を聴かせてくれた)。低音のブースト性能も他にはないクリアさを示してくれた。重量的にも長時間着用しても疲れない軽量さを実現しているし、カラーバリエーションが豊富なのもポイントが高いところだ。

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(翻訳:Maeda, H

ニューヨークでAiboお披露目(ビデオ)――ソニーのかわいいロボットドッグがアメリカにやってくる

ソニーは先週ニューヨークで復活した新しいAiboを紹介するプレスイベントを開催した。ソニーのアメリカ法人、Sony Electronicsの新事業担当副社長、Michiko Arakiはビデオで次のように述べた。

ソニーが初代のAiboを発表してから20年近くになる。この間、ソフトウェアはもちろんセンサー、アクチュエータなどテクノロジーはあらゆる面で大きく進歩した。さらに現在ではWiFiを通じてインターネットのクラウドにアクセスすることができるようになった。

これにより新しいAiboはオーナーと本当の絆を育てることができる。それぞれのオーナーとの交流を通じて学び続け、独自のパソナリティーを育てていく。交流を深めるほど独自の性格が生まれ、友情も深まる。Aiboは伴侶を求める人なら誰にでも勧められるすばらしいロボットだ。これはソニーがAIとロボティクスの分野で何ができるかを実証するショーケースといえる。

アメリカ向けAiboの価格は2899ドルでAibo本体の他にクラウドAIとの接続契約3年分、Aiboが好きなピンクのボールといったおもちゃ、特製のドッグタグなどが付属する。9月から販売が開始され、出荷はおそらくホリデーシーズンとなるだろう。

TechcrunchのAibo記事はこちら

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滑川海彦@Facebook Google+

SonyがE3 2018で発表するPSゲームの数々、最人気はやはりバイオハ…

SonyはE3 2018のプレスカンファレンスをイベントにしたかった。Microsoftみたいに“新しいタイトルを50揃えました”ではなく、記者たちが席から立ち上がって歩きまわるものに。

それはまるで、今流行(はや)りの実験的レストランみたいだ。一食々々がとても小さいので食べ終えてもお腹が減っているが、でもそれが意外と楽しかったりする。

The Last of Us Part II

情熱的なキスで始まりキスで終わるトレーラーが、この人類絶滅後のサバイバルゲームのとても精巧なゲームプレイを強調している。でもそれは、このシリーズに初めから期待されているものであり、大画面のクローズアップでは全員がコーフンしていた。

Ghost of Tsushima

これも大画面が似合う凄惨で血まみれの傑作。このサムライ時代劇は時代が蒙古襲来のころで、大量の人斬りチャンバラ剣劇あり。サッカーパンチプロダクションズの最新ゲームが、この席でデビューした。

Control

あまり話題はないが、トレーラーを見ると、本物のFPSインセプションをかけ合せたみたい。大いにグッド。

Resident Evil 2

大人気のゾンビー殺人シリーズのリメイクは、集まった記者たちが大コーフン。ネタバレがたくさんあったが、犠牲者の顔を食べるゾンビーが、よくできてる。今日(米国時間6/11)から予約販売し、発売は来年1月だ。

Trever Saves the Universe(ワンダーウーマン)

リック・アンド・モーティの共同制作者たちの作のひとつ。トレーラーは笑いを取ろうとしていたが、ちょっと物足りない。集まった全員がPlaystationのファンでもね。でも、色はきれい。

Death Stranding

Norman Reedusが自分の足の爪をはぎ取るところが、それまでの30分のゾンビー殺人を全部合わせたのよりもキモ悪い。でも美しい風景や、出産のクローズアップ、かっこいい未来の傘など、最高に画期的なトレーラーだ。

MarvelのSpider-Man Game(スパイダーマン)

発売が9月だから、このイベントでも大きく扱われた。Sonyはいろんなゲームプレイを用意し、あなたの仲良しの隣人Spider-Manが監獄島Raftの超悪人たちと戦う。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ソニー、ウルトラ低照度カメラ搭載の新XZ2 Premium発表

ソニーは今年2月のMWCのプレスイベントで次世代スマートフォンに超低照度対応カメラを搭載することを約束した。突然の発表はSamsungの最新のフラグシップモデルを牽制する意味だったに違いない。しかし同社が発表した最新モデルExperia XZ2の影も薄くするという皮肉な結果も招いた。しかし優秀なカメラを作れるのでなければソニーではない。

ソニーはこの約束を果たすべく、新しいXperia XZ2 Premiumを発表した。MWCで発表された時点ではまだあちこち未完成の状態だったと思う。ともあれPremiumの出荷は今年夏以降になる。

最終的にPremiumには通常のXZ2にはない機能が多数追加されたので、当然価格もそれに見合うものになるだろう。 アップグレードの中でも主要なものはやはりカメラだ(なにせソニーだ)。同社の発表によれば、Premiumeが搭載するウルトラ低照度対応カメラは静止画はISO 12800、ビデオも51200と高性能なものとなる。今朝(米国時間4/16)のプレスリリースによれば、 デュアル・リアカメラ( XZ2ではメインカメラが2台装備される)と独自のAUBE画像プロセッサーの利用によりこの能力が実現されたという。

このとおりなら印象は強烈だ。最近のSamsungの低照度対応カメラの能力をはるかに上回ることになる。私はソニーのスマートフォンの新モデルをいつも興奮して待つわけではないが、今回は期待が高まる。ソニーはいつもカメラの能力でわれわれを驚かせてきた。 実際、Xperiaの最大のセールスポイントもカメラだろう。残念ながらアメリカでの販売力はあまり強くない。

その他の新機能:ソニーのフラグシップモデルとしては当然だが4K HDRの高精細度ディスプレイとなる。動画撮影は4K、デザインは他のXZ2各モデルと共通で、これまでの角ばった直線的な箱型デザインが曲線を多用したスマートなものになる。バッテリーも3540mAhと強力でSnapdragon 845を搭載する。

ソニーのこれまでの戦略から考えて、この超低照度対応カメラはまずXperiaに搭載された後、社外に販売され他社製品に組み込まれ始めるだろう。しかもさほど遠くないうちにそうなると思う。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

耳をふさがないイヤホン「ambie sound earcuffs」にワイヤレス版が登場——WiL・ソニー設立ベンチャーから

ベンチャーキャピタルのWiLソニービデオ&サウンドプロダクツが立ち上げたスタートアップ、ambie(アンビー)がファーストプロダクトとして、耳をふさがずに音楽を楽しめるイヤホン「ambie sound earcuffs(アンビー サウンドイヤカフ)」を世に出したのは、昨年2月のこと。それから約1年たった4月5日、今度はBluetooth対応の「wireless earcuffs(ワイヤレスイヤカフ)」が発売されることになった。

前作のサウンドイヤカフは、耳に挟んで装着するタイプのイヤホンで、耳穴をふさがないため周囲の音を聞くことができ、会話することもできるというもの。実は私も使っているが、オフィスで音楽を聴いていても人の話を無視しないで済むし、散歩などのときに車や自転車の接近にも気づくことができるので、重宝している。

新製品のワイヤレスイヤカフは、有線モデルの前作の特徴はそのままに、無線化した首かけタイプだ。

首かけ部分の再生ボタンを長押しすることで、Bluetooth接続したスマートフォンのGoogleアプリやSiriが起動でき、ランニングや料理中でスマホ操作が難しいシーンでも使いやすいように設計されている。一度の充電で連続6時間まで音楽再生が可能。耳への負担が少ないため、長時間使っても疲れにくくなっている。

カラーは全6色。価格は1万2000円(税抜)で、明日4月5日午前0時からambieのオンラインサイトで販売開始される。また、e☆イヤホン、タワーレコード、蔦屋家電、蔦屋書店、ビームスでも取り扱うという。

新製品発売にあたり、ambieディレクターの三原良太氏は「1号機では『ながら聴き』の特徴を正確に伝えるため、また、新規事業としてのリスクを下げるため、あえて有線のみの販売を進めてきた。発売以降たくさんの要望をいただけたおかげで、設立約1年の小さなベンチャーという体制ながら、Bluetoothに接続対応した新製品の開発を進めることができた」とコメントしている。

ambieは2017年1月の設立。資本金は3億円で、出資比率はWiLが67%、ソニービデオ&サウンドプロダクツが33%。「人と音の、関わり方を変えていく」を理念に掲げ、オーディオ製品やデジタルコンテンツの企画、開発、製造、販売を行っている。

ソニーのPSVRヘッドセットが100ドル値下げ――仮想現実の体験が容易になった

VR on PS4でVRを体験するのがさらに容易になった。

ソニーはPlaystation 4向けVRヘッドセット、PSVRのバンドル価格を100ドル値下げした。カメラとDoom VFRバンドル版ののメーカー希望小売価格は299ドルになった。Skyrim VRのバンドルはMoveコントローラーが付属し、メーカー希望価格は349ドルだ。

これまでもあちこちのストアでセールを探せばこの価格のPlayStation VRを見つけることもできなくはなかったが、やはりメーカー自身の価格が299ドルからになったことの意味は大きい。このヘッドセットが2016年に発売されたときの定価は399ドルで、専用PSVR用カメラは別売だった。

この1、2年でハイエンドのVRヘッドセットの価格は急激に安くなっている。このトレンドのパイオニアはやはりFacebookのOculusだろう。HTCのViveも今や499ドルでOculus Riftは399ドルだ。これらと比較するとPS4をベースとしたソニーの総合的な優位性が見えてくる。他のハイエンド・ヘッドセットはパソコンを必要とするが、これは性能も価格もまちまちだ。

ヘッドセットの価格低下に伴い、ベースシステム、ヘッドセット、カメラ、モーションコントローラーなどをひっくるめた仮想現実を体験するために必要なデバイスのコストも大きく引き下げられつつある。今日の値下げでソニーPS4の場合は649ドルになった。ソニーはパソコン接続タイプのヘッドセットでは世界のトップに立っていないが、PS4というポピュラーかつクローズドなシステム上のVRは利用も容易でアプリケーションも多い。PlayStation 4のオーナーには魅力的なプロダクトになっている。

〔日本版〕日本ではソニーストアが34,980 円+税で販売開始。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SonyはMWCで新機種発表とともに近未来機の超低照度撮影技術を紹介、Samsungを意識

今朝(米国時間2/26)のSonyの記者会見は、慌ただしかった。同社は新しいスマートフォン2機種と、Xperia Ear Duoの紹介を、わずか1時間にまとめてしまったのだ。とはいえ、これだけ早いと、すっきり爽快でもある。でも一つだけ、“まだもうひとつあります”(“one more thing”)があり、将来のカメラ技術として、非常に暗いところでも撮れるカメラが紹介された。

そのニュースは何よりも、前の晩のSamsung Galaxy S9の発表を意識しているようだった。発表のステージでは、昨年の旗艦機の960FPSの動画撮影機能が、超スローモーションではSamsungに勝(まさ)る、と勝ち誇ったように紹介された。もちろん、業界通の人なら誰もが知ってるように、Xperiaスマートフォンはあまり売れていない。だから性能でトップであることは、単純に同社の技術の誇示なのだ。

しかしそうではあっても、テクノロジー系ジャーナリストたちのオーディエンスを前に、今同社が取り組んでいる低照度撮影の技術を紹介し、二つのデモを見せることには十分意義がある。もちろん新製品のXperia XZ2にも独自のカメラ機能がある…いちばん目立つのは4K HDRのビデオ撮影だろう。でも、暗いところで撮るためにSonyの機種に期待している人は、しばらく待たなければならない。

一方Samsungは、S9のデュアル口径レンズで、低照度問題に有効に対応しようとしている。それは何よりも、同社が最近リリースした折りたたみ式スマートフォンからの応用だ。そしてSonyのその新製品も、デュアルレンズ方式だ。それは、長年カメラメーカーでもあったSonyが、初めて取り組む技術だ。

Sonyからの今回の情報は、あまり多くない(主役は二つのスマートフォン新機種だから)。でもとにかく、その低照度撮影の能力は、すごいらしい。暗いところでの撮影、それは長年、スマートフォンのカメラの大きな弱点だった。同社によると、新しい技術による撮影能力は、写真で最大ISO 52100まで、ビデオで最大12800まで可能、ということだ。

しかしSamsungとZTEも、低照度撮影を新機種の主要なセールスポイントにしている。そもそもソーシャルメディアに投稿される写真は、バーやレストランなど、暗い場所が多い。そんな場所でくっきりシャープな写真が撮れるなら、すばらしいことだからね。

その低照度技術が実装されたSonyの、あるいはサードパーティ製の、新しいスマートフォン機種の発売スケジュールなどは、何も話がなかった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

MWC:ソニーの新フラグシップXperiaは4K HDRをサポート

ソニーはバルセロナで開催されているMWC(MobileWorld Congress)Xperiaの新しいフラグシップ・モデルを発表した。長年同社のスマートフォンの特徴となってきた尖った角は廃止され、新デザインについてソニーは「オーガニック」だとしている。その意味は全体に丸みを帯びさせたということらしい。

ソニーが世界最大の家電メーカーの一つなのは間違いないが、スマートフォンに関しては首をかしげるような点があった。Xperiaはトップクラスのスマートフォンとして世界のメーカーと競争することを目指すというより、むしろソニーのカメラ・テクノロジーのショーウィンドウではないかと感じされることがあった。新製品もこの点を根本的に変えるものではなさそうだ。スマートフォンとしてきわめてしっかりした製品なのでやや残念だ。

新製品ではデザインが一新された他、強固なGorilla Glass 5が前面、背面ともに用いられている。もう一つの大きな特長は4K HDRビデオ撮影機能のサポートだ。これはソニーのスマートフォンとして初の試みであると同時にほとんどすべての他メーカーのスマートフォンに先駆けるものだ。

ソニーが投入する新しいテクノロジーはライバルが翌年のフラグシップ機でコピーしてくるのは興味ある点だ。昨日発表されたGalaxy S9にスーパースローモーション撮影機能が搭載されたのがまさにその例だ。ソニーは去年のMWCでフラグシップ機にスーパースローモーション撮影を導入した。すると、見よ、これが今年のSamsungの最大のセールスポイントになっている。

XZ2には19.2メガピクセルのリアカメラ、5メガピクセルのフロントカメラが搭載される。また、革命的とまでは言えないが、ソニーは引き続き3Dスキャン能力を進化させた。今年のXZ2は3Dでセルフィーが撮影できる。ユーザーが3Dセルフィーを撮りたいが、その場に手伝ってくれる友達がないという場合など便利だ。画面サイズは5.7インチでアスペクト比は18:9のHDRだ。

Qualcommの最新チップ、Snapdragon 845を搭載し、RAMは4GB、ストレージは64GBからとなる。バッテリー容量は3180mAhと十分だ。

今回同時に5インチのコンパクトモデル、Xperia XZ2 Compactも発表された。大型モデルとスペックはほとんど同一だが背面がややプレミアム感の薄いポリカーボネートとなっている。バッテリーは2870mAh。両モデルとも3月に出荷される。

〔日本版〕XZ2/XZ2 Compactの日本での発売時期、価格等は未定。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SonyのPS 4の総売上は7000万台超、VRヘッドセットは200万台と好調

Sonyが今日(米国時間12/7)発表した数字によると、PS4本体の累計売上台数は7060万台、PS4用ゲームの売上は6億1780万本、VRヘッドセットは200万、VRゲームは1220万だ。

ゲーム機全体が好調な中でSonyはほぼ確実に、Microsoftとの勝負には勝っているようだ。Microsoftは今年1月の数字しか発表していないが、その時点でXbox Oneは2600万売れていた。当時のMicrosoftは、4K対応のXbox Oneを発売したばかりだった。SonyがPS4のアップデートバージョンを出したのは、昨年だ。

Sonyは、VRヘッドセットでも健闘している。6月の発表では100万台のヘッドセットが売れたと言っていたが、その後値下げやカメラ同梱により売上を上方へ引っぱり上げた。

PS4は6000万台を超えたあたりから、Sonyの旗艦機的コンソール(console, ゲーム機のこと)として、前世代PS3の生涯売上7000万台に急速に接近してきた。PS4が北米市場に登場したのは2013年の11月だった。これまで、あらゆるゲーム機の中でもっとも売れたPlayStation 2は、全生涯で1億5500万台売れた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

新型aiboをソニーが発表。自ら好奇心を持った、生活のパートナーとなる犬型ロボット

eng-logo-20152017年11月1日、ソニーが新製品発表会を開催。噂通り、新型のaibo(シリーズ名や発音も『あいぼ』です)を発表しました。形状も、前シリーズを継承した犬型です(ただし「犬」と明言するのは今回が初めて。とのこと)。
モデル名は『ERS-1000』。プレフィックスのERSも、前シリーズを継承したものです。本体カラーはソニー流の洒落か(?)『アイボリーホワイト』。

発売日2018年1月11日、価格は19万8000円(税別)。ただし使用には別途「aiboベーシックプラン」への加入が必要。こちらは3年契約で、一括では9万円、分割では1月あたり2980円となります。
先行予約は専用サイトより、本日(11月1日)午後11時1分から開始されます。

もちろん、中身は昨今のスマートデバイスとして大きく進化。眼は有機ELディスプレイとなり、可動は22軸。腰を振る、顔を震わせる動きも可能とアピールします。そしてLTEモデムを標準で搭載。心臓部となるSoCはクアルコムのSnapdragon 820を採用します。

発表会には同社CEOの平井一夫氏が登壇。新型AIBOを抱きかかえる演出なども行なわれました。

aiboシリーズの新モデルだけあり、ソニー側のアピールする特徴は「親近感のあるルックス、視線を惹きつける瞳など愛らしい姿や、躍動感のある多彩な動きと小気味良い反応」。技術的な観点よりも、従来のシリーズと比較しても進歩した、外観や動きのかわいらしさを前面に打ち出しています。

実際にその動きは、スムーズかつ妙に、と表現したくなるまでにリアリティのこもった印象。
以前のAIBOは犬型と銘打っていなかったこともあってか、ある程度以上は犬に近づけるモーションをあえて避けていた感もありました。
対して今回の子は、犬っぽい動きの再現にかなりの力が注がれていると感じます。

動画:1分でわかる新aibo、ソニー「aiboは挑戦のスタートに過ぎない」

【編集中】

Engadget 日本版からの転載。

Sony公認の小さくてかわいいPS4コントローラーは子どもや手の小さい人にぴったり

ゲーム機を子どもと一緒に遊ぶことが好きな人は気づいておられると思うが、子どもの手は小さすぎて、ある種の同時操作ができなかったり、指がボタンに届かないときがよくある。それで対戦相手としてやっと互角になる、とも言えるが、でも子どもたちの体格に合ったコントローラーがあった方が、ずっといいだろう。そして、それがついに登場した!

この小さなかわいいコントローラーはHoriが作り、Sonyが公式にライセンスしている。オリジナルより40%小さくて、しかし必要なコントロールはすべてある。必要ないもの…ヘッドセットジャック、スピーカー、振動モーター、モーションセンサー、ライトバーなどはない。ライトバーは邪魔なので、ぼくは絶縁テープを貼って隠している。

タッチバーも当然小さいが、Sonyによれば、“一部のタッチパッド入力は左右のスティックでシミュレートできる”そうだ。でもボタンは揃っているから、ブラッドボーンなどには十分だ。

でも、小さいから子どもの手にもよくなじむ。10フィート(3メートル)のコードがついているから、子どもたちの部屋でコントローラーが行方不明になってしまう可能性は低い。子どもが自分の首を締める事故を心配する声もあるが、数年前にワイヤレスがスタンダードになるまでの長年、Nintendo, Genesis, Super Nintendo, N64, Playstationなどなどでそんな事故は一度もなかったと思う。むしろ、SwitchのJoy-Conを飲み込むことの方が心配だね。なにしろ、とくに幼児は、目を離(はな)してはいけない。

いずれにしても30ドルと安いから、PS4一族の仲間入りをしてもらうのも気楽だ。子どもはもちろん、カウチで一緒に遊ぶ大人たちにもふさわしい。発売はもちろん、ホリデイシーズンの前だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ソニー、人工知能を搭載したAibo復活へ――Amazon Echo風AIロボット犬になる?

エレクトロニクスの巨人は引退したプロダクトを復活させて新たな仕事をさせる。Nikkei Asian Reviewなどの報道によれば、ソニーは愛され、惜しまれていたロボット犬の開発を再開するという。新しいAiboは時代に合わせて人工知能アシスタントを搭載することになる見込みだ。

スマートAiboはソニーの消費者向けスマート製品の最初の一つとなる。ソニーはAIプロダクト市場でAmazon、Google、Appleなどの先行組に追いつく努力を本格化させるようだ。

ソニーの人工知能搭載ロボットがAibo製品になるかどうかは発表されていないが、Aiboは時代に大きく先駆け、広く知られたブランドだ。しかし7年間の歴史でメインストリームの消費者製品となることはなかった。

Aiboが再開されるという噂ははるか以前にも出ていたが実現はしなかった。しかしその後10年もたち、Aiboブランドはノスタルジーの中からフルに復活することになる。

ソニーはロボット・テクノロジーを主として産業用分野で追求していたが、今回の動きは消費者向けロボット製品に戻ってくることを意味する。また消費者向け製品で再び大ヒットを狙うのだろう。Amazon Echoや Google Homeの急成長を見れば、スマート・アシスタント製品が有望分野であることはあまりにも明らかだ。

情報によれば新しいプロダクトはAiboのハードにAmazon Echoのようなスマート・ホーム機器の能力を組み込んだものになるようだ。本物の犬のように歩き回って家の中を監視し、音声でコントロールできるという。

過去のソニーのスマート・アシスタントに関する取り組みは中途半端なものだった。ソニーはAssistantと名付けたスマート機能を開発しXperia Ear Bluetoothなどのウェアラブル製品に 組み込んだものの欠点が多く、今年の1月のIFAでデモされたHome Podのライバルを目指す製品などでAlexaやGoogle Assistantと連係していた。

今回の報道によれば、Aibo風のロボット犬はソニー独自のAIを搭載することになり、サードパーティーも機能を追加できるという。このAIがAssistantの改良版になるのか、まったく新しいプロダクトとなるのかは不明だ。いずれにせよソニーは人工知能分野でGoogleやAmazonにキャッチアップすべく大規模な研究を開始しているという。

われわれはソニーにコメントを求めている。

画像: Getty Images

〔日本版〕先月、ソニーは傘下のベンチャーキャピタル、Sony Innovation Fundを通じてロボティクスのスタートアップ、Acutronic Roboticsに出資している。TechCrunch記事によれば、ソニーはロボット事業にAcutronicのプラットフォームを採用するという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ソニー、Acutronic Roboticsに投資――同社のハードウェア・ロボットOSを採用へ

ソニーは傘下のベンチャーキャピタル、Sony Innovation Fundを通じてAcutronic RoboticsのシリーズAラウンドに参加した。またソニーはAcutronicのハードウェア・ロボットOS(H-ROS)をロボット事業部で採用するとしている。今回の投資はDARPAの投資に引き続いて行われた。Acutronicのプラットフォームはハード、ソフトを通じてロボット業界の標準となることを目標としている。

Acutronicは2016年に設立されたスタートアップでロボットを構成するハードウェアとソフトウェアを標準化し、目的に応じて組み合わせることによってさまざまな現場に適合する新たなロボット・システムを容易に開発できるようにする。同社では標準化された汎用部品を多数開発し、LINUXベースのソフトウェアと組み合わせることで業種、現場のニーズに合わせたロボット・システムを開発している。これらのプロダクトはアプリケーションに合わせて再利用可能であり、新しい目的に応じて再構成ができる。

AcutronicのシリーズAラウンドの規模、ソニーの投資額などは発表されていない。しかしソニーが自社のロボット事業部でAcutronicのプラットフォームを採用すること、またDARPAも出資していることなどから考えると、現在、細分化されているロボット関連市場を再編、統合することに対する関心は大きいものと考えられる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Sony、超小型アクションカメラ RX0を発表

Sonyは新しいカメラ、RX0を発表した。流行りの機能満載のカメラではなく、アクションカメラの形態に伝統的な撮影能力を組みあわせた超小型カメラだ。ちょっと変わった組み合わせだが、どこかひかれるものがある。

防水、耐衝撃性のRX0は、1インチ、15メガピクセル(21からトリミング)のセンサーと24 mm相当F/4のレンズを備え、これは超広角で比較的暗いレンズのGoProカメラとの差別化ポイントだ。ただし、ズームを始め、RX100等のコンパクトカメラのもつ数多くの機能はない。つまり、これは持ち歩いてスナップ写真を撮るためのカメラではない。

RX0は、GoProの頑丈さと万能さは必要だがもう少し自由度と解像度が欲しい、というビデオグラファー(ビデオ撮影者)のための、一種のモジュラーシステムという位置づけのようだ。複数のRX0を同期することや、スローモーション撮影(最大960 fps)なども可能

700ドルという価格は、自転車やサーフボードにカメラを付けたいだけの人には少々高すぎるが、GoProの代わりにRX0を、という人は山ほどいるだろう。

ちょっと奇妙で小さなマシンだが、考えれは考えるほど、非日常的な場面で使いたくなってくる。発売は10月から。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

SonyのPlaystation NowのストリーミングサービスにPS4のゲームが加わる

ゲームのストリーミングサービスは今や一つの業態として確立してしまったようで、今日(米国時間7/6)はSonyのPlaystation Nowが嬉しいアップデートを行った: このサービス上のPS4のゲームがNowでも初めてプレイできるようになる。そのデビューリストには最初PS4用に出た24のゲームが載っていて、PS Nowを彼と同世代のコンソールゲームの世界へ初めて連れて行ってくれるのだ。

リストにはマイナーなリリースもたくさんあり、またGod of War 3 Remasteredのようにリマスターバージョンもある。しかもこれはほんの序の口で、Sonyは今後もこのサービスへの投資を続け、最新の人気作も加えていくようだ。ゲームがストリーミングされるのはユーザーのコンソールのほかに、Windows PCでもよい。料金は月額19ドル99セントだが、最初の1か月は9ドル99セントになる。年額は99ドル99セントだ。

全体としてPS Nowのライブラリには500あまりのゲームがあり、Red Dead Redemptionなどはお買い得と言えるだろう。今後は新作がどんどん入ってくるといいなぁ、と期待してしまう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ソニー、デジタルペーパー・タブレットの新機種を発売。解像度が大幅アップ

Sonyの巨大13インチデジタルペーパー・タブレットは、書き込みのできる大きなKindleとも言える。まだめったに見かけることはないが、私はずっと愛着を持って見守ってきた。だからSonyがこのユニークなデバイスに力を注ぎ、今回大きく改善された新型機を出したことを喜んでいる。

DPTS1に代わるDPT-RP1には、ユーザーが喜ぶにちがいない変更がいくつかある。E InkのMobiusディスプレイを採用した画面は解像度が1200 x 1600から1650 x 2200へと増えた(206 DPIはすばらしい)。解像度の増加によるバッテリー寿命への影響はないようだ。ほかのEペーパーディスプレイと同じく超長寿命で1~2週間使える。

タッチスクリーンも改善され、表面の質感も変わった。Eペーパーディスプレイの反応は決してよくないので、体験を改善する変更はなんであれ歓迎だ。これによって、端末での新たなメモや注釈の機能が可能になるものと思われる。

そしてもちろん、ハードウェア自身も刷新された。重量は変わらないが、デザインがすっきりしてベゼルがわずかに細くなった。

左が新型機

ミニマルなルックスになってよかったと私は思う。ただし、スタイラスの置き場所は別に探す必要がある。

変わらなかったのは高価であること。それでも、700ドルの新型デジタルペーパータブレットは、旧機種よりは安くなった。

Surfaceシリーズを始めとするコンバーチブル・コンピューターやreMarkable等の新規Eペーパー製品がSonyのシェアを奪おうと狙っている。オフィスに何台か置くべきかどうか知るために、使ってみる機会を作るつもりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

SONY、新型ミラーレスカメラα9を発表。20コマ/秒連続撮影が可能

つい先ほどSonyはミラーレス一眼カメラのフラグシップモデル、α9を発表した。新しいG Master望遠レンズも同時に発表された。α9の特長は、積層型2420万画素35 mmフルサイズCMOSセンサーで、20 fpsの連続撮影が可能だ。来月から米国では4500ドル、カナダでは5299ドルで発売される。[日本語版注:日本での発売は未発表]

このオールインカメラは、あらゆるビデオブロガーとプロ写真家の夢と言える。

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α9の主な特徴:

・20コマ/秒の連続撮影
・最速シャッタースピード 3万2000分の1秒
・693測定点AFセンサー
・ファインダー視野率93%
・14 ビット Rawデータ対応
・フルフレーム 4Kビデオ
・AF/AE計算60コマ/秒
・ブラックアウトなし撮影
・振動なしのサイレント撮影

サイレント撮影は、動物を驚かせずに写したり、ホワイトハウスのような場所で雰囲気を壊さないためなど様々な場面で有効だ。

このほか5軸ボディー内蔵手ぶれ補正、イーサーネットポート、UHS-II SDカードスロットも装備している。当然ながらA9の消費電力は増加するがバッテリーも強化された。Zバッテリーは従来のフラグシップ機α7R IIの2.2倍の容量を持つ。

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新しいG Master望遠レンズは、5月のA9に続いて7月に発売される。100 – 400 mm f/4.5 – 5.6のズームで、価格は米国で2499ドル、カナダで3399ドル。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook