このニュースに先立ち、今月Googleは、New York TimesやWall Street Journal、Financial Times等の有料ニュースサイトが購読者を集めやすくするしくみを発表した。その中で出版社はGoogle検索経由で無料アクセスできる記事の上限を決められるオプションを与えられている。これまでGoogleは1日3本以上の無料記事を出版社に要求していた。
The Hollywood Reporter(THR)の最新記事によると、AppleとAmazonは次期ジェームズ・ボンド作品の配給権を巡って現在最有力のワーナーブラザーズに立ち向かっている。これは、ハリウッドの映画配給のやり方を大きく変える可能性があることを意味している。AmazonとAppleは、2015年の『スペクター』の後Sonyとの配給契約が切れたMGMと交渉を続けているSony、Universal、Foxらと同じ土俵で戦うことになる。
THRの情報筋によると、AmazonとAppleはボンド映画の権利獲得のために、古参映画会社と同額あるいはそれ以上の金額を提示しているという。Appleの映画・テレビ担当新役員、Zack Van AmburgとJamie Erlichtが交渉の先頭に立っており、ITの巨人はテレビ放映権を含めたさらに大きい契約締結を目指しているらしいと情報筋は言っている。
NetflixはHouse of CardsやStranger Thingsのような台本のある番組で大成功したが、Chelseaや Bill Nye Saves the Worldのような番組もある。それらはヒットしなかったが、Netflixは今でも打ち切っていない。Sense8などより、制作費が安いせいもあるだろう。なおNetflixは視聴率などの数字を公表しないから、勘で言うしかないが。
一方Lettermanは、2015年にCBSのLate Showをやめてから、ずっとおとなしくしている。でも彼は、気候変動に関するドキュメンタリーYears of Living Dangerouslyには出たし、また最近のNew York誌の、話題の広いインタビューでは、彼の人を笑わせる能力が健在であることを示した。
Google Nowのリリースから4年以上経ち、Googleはすべてのコア・プロダクトにAIアシスタント機能を組み込みつつある。検索機能のカスタマイズは特に影響の大きい分野だ。Googleは「検索」という言葉の意味自体に大きな変革を起こそうとしている。Googleのように各ユーザーとその関心を熟知している場合、これは大きな意味を持つ。