テレビ放送に高価な衛星は要らない、Amagiはクラウド利用の放送プラットホームを提供

テレビ局の放送の仕方を変えようとするスタートアップAmagiが、アメリカでローンチした。

テレビの視聴者は現在の放送の物理的なインフラストラクチャに大きな問題があると思わないかもしれないが、しかしAmagiによると、人工衛星による番組供給は、費用が高く、時間を浪費し、またコンテンツの各国向けローカライゼーションも難しい。

しかし、同社のCloudportプラットホームを使えば、コンテンツをクラウドから配布できる。グローバルな拡張のためにも衛星は要らないし、そのための地上局設備も不要だ。ローカライゼーションもソフトウェアでできるから、各国向けのフィードをひとつのダッシュボードでモニタできる。

そういうプロセスの自動化を、Cloudportは人工知能を使って行う。それにより、画面の異状の自動検出などもできる。そして局は、独自のオンデマンドのストリーミングチャネル(“チャンネル”)を作れる。

協同ファウンダーのK.A. Srinivasanは、ローンチを発表する声明文の中で、人工衛星を使うやり方には“持続可能性がない(unsustainable)”、と言っている。

Srinivasanは曰く、“衛星が必須の放送インフラなら、中小規模の放送局やコンテンツのオーナーなどなどの人たちは何もできなくなる。そんな状態を打破するためには、放送をしたい多くの人びとがクラウド技術を利用して“放送能力”を持つ必要がある”。〔AbemaTVのようにそれ自身が局ではなく、Amigaはあくまでも放送をしたい者のためのプラットホームサービスを提供する。〕

ただしAmagiも、衛星や光ファイバーによる配布を行うが、あくまでもメインはクラウドだ。また広東語放送Dim Sum TVのように、衛星とクラウドを併用して東南アジア全域を可視聴域にする例もある。

というわけで、今日ローンチとは言っても、すでに一部の放送者にはサービスを提供している。バンガロールで生まれたAmagiは、今ではニューヨークに本社を置き、ロサンゼルスにもオフィスがある。今は、Vice MediaやTurner Broadcastingにも営業を仕掛けている。Viceはすでにこのプラットホームを使って、アフリカやニュージーランドなど向けの新たなチャネルVicelandを作った。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Twitter、ブックマーク機能をテスト中――気になったツイートを後で読める

先月、Twitterは「後で読むためにセーブしておく」ことができる機能のテストを始めた。ユーザーはタイムラインで気になるツイートを見つけたら印をつけ、都合のいいときに戻ってきて読むことができる。昨日(米国時間11/22)、この機能に正式に名前がついた―ブックマーク(Bookmarks)だ。この名前でテストは続行される。

ブックマーク機能、およびいくつかの新機能が公開ベータに移されたことは、Twitterに勤務するプロダクト・デザイナー、Tina Koyamaの昨夜のツイートで発表された。Koyamaによれば、Twitterはデザイン、機能が異なる複数のバージョンのブックマークをテストしてきたが、今後はTwitterコミュニティーで広くテストしてもらうのだという。

Twitterはこれらのツイートで発表した以上の詳細についてはコメントを控えている。 広報担当者によれば、「正式な発表ができる時期が来れば、さらに詳しいことをお知らせします」とのことだ。

これまでにTwitterが発表したところからすると、ブックマーク機能はモバイル・アプリの場合、ツイートの下、右側のメニュー、あるいはデスクトップの場合、ツイートの右上のVアイコンのメニューの中に表示される(機能が有効になっているユーザーの場合)。ブックマーク機能と同時に、ツイートをダイレクト・メッセージで友達に送ったり、モーメントを新規に作成したりするなど他の新機能も公開テストされている(モーメントというのは既存のツイートから一つのテーマでツイートを選び、まとめておく機能)。

その他の詳細についてはこちらで情報が得られるかもしれない。

保存されたブックマークはユーザーのプロフィール・ページからアクセスできる。ここにはモーメントやリストも表示される。

(読者がテスト対象に選ばれていたらここで解説した以外の機能が含まれていないか観察し、もしあればわれわれに知らせていただきたい)

Twitterのユーザーは現在すでにツイートの下部のメニューからハートのアイコン(いいね)をクリックできる。この機能を使えば気に入ったツイートを後で読むのにも使える。

しかしハート(いいね)はツイートの投稿者およびその他のユーザー一般に「自分はこのツイートが気に入った」ことを知らせるためのものだ。ブックマークはリストが公開されないし、かならずしも「良い」と思ったツイートだけを選ぶ必要がないので、やはり便利だろう。【略】

ブックマークは最近のTwitterの機能拡張の努力の一つだ。Twitterは最近、投稿できる文字数を 2倍にした。つまりこれまで140文字だったのが280文字になった〔日本など2バイト文字利用国は除く〕。また一つのテーマに沿って複数のツイートをスレッドの形で投稿するツイートストーム(連ツイ)支援機能もテストされている。【略】

同社はこのところ成長の減速、あるいは頭打ちという問題に悩まされてきたが、直近の四半期決算では3億3000万のアクティブ・ユーザーがあった。これは対前年比4%のアップで、株価もアップした。ブックマークのような新機能は有用なのでユーザーを増やし、トラフィックを増加させる効果があるかもしれない―ただし、その過程で既存の環境を破壊するようなことがないよう祈るものだ。

画像: DragojaGagiTubic / iStock Editorial / Getty Images Plus

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Google、ニュース出版社との収益分配を計画中との報道

Googleはニュース配信社と収益分配する準備を進めているとFinancial Timesが報じた。Googleの個人データの宝庫と機械学習アルゴリズムを組み合わせることでニュース配信数の拡大と定期購読者ベースの維持をはかる。

Googleはニュース購読者を一人連れてくるたびに、30%の紹介料を受け取る。条件はGoogleがAdSenseビジネスで伝統的広告主と結んでいる契約と似たものになるだろうと記事は伝えている。

アップデート 1:27pm PT: Googleは、30%の紹介料とは真実ではなく収益面の結論はまだ出ていないと言った。さらに広報担当者は、収益分配は出版社側に有利で非常に寛容な条件になると付け加えた。

このニュースに先立ち、今月Googleは、New York TimesやWall Street Journal、Financial Times等の有料ニュースサイトが購読者を集めやすくするしくみを発表した。その中で出版社はGoogle検索経由で無料アクセスできる記事の上限を決められるオプションを与えられている。これまでGoogleは1日3本以上の無料記事を出版社に要求していた。

デジタルニュース会社の暮らしを楽にしようとしているのはGoogleだけではない。先週Facebookはインスタントアーティクルの定期購読を促進するテストを開始した。この新しい取り組みでFacebookは、10本以上の記事を無料で読者に提供することを要求している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

精子の動きを再現するCGアニメが生物学の進歩にも貢献した

精子が動きまわる短編3Dアニメが、精子のかつてなかったほど詳細なモデルとして、大きな科学的価値を持つことになった。あの中で一体何が起きているのか、前から関心があった方にも、たいへん参考になるだろう。

ハーバード大学Wyss研究所のDon Ingberが、生物学的過程を原子のレベルで正確に視覚化したい、と考えた。呼吸でも視覚でもなんでも、きわめて複雑な過程だが、でも、精子が卵子に殺到して、自分を卵子に埋没させていく過程は、単純かつ、彼の制作努力に見合うほど十分にドラマチックだろう。

彼は、同じくWyssにいて映画畑で働いたことのあるCharles Reillyとコンビを組んだ。絵コンテは作ったが、精子の長い尾のアニメーションで難航した。尾の動きは、精子の推力を作り出している。二人は精子の動きに関して大量の文献を読んだが、マクロのレベルで見るような単一のモデルを作ることには役に立たなかった。尾の実際の動きは、原子のレベルで起きていることの直接の結果だった(分子モーターが動きを作り出す)。

しかし、ばらばらの知識をとにかく大量に寄せ集めて、精子のさまざまな実態に合ったモデルを作ることに成功した。精子の尾の動きという過程を原子〜分子レベルで視覚化すると、きわめてユニークな映像になった(下図)。尾を構成しているのは長い軸糸(axonemes)と呼ばれる原子の構造で、それらのあいだにダイニン(dynein)と呼ばれる酵素分子が並んでいるのだ。

その原子レベルの動きの全体を、彼らの短編アニメで見ることができる。それは見ておもしろいだけでなく、ダイニンが関与している、ボートの漕ぎ手のような動きを、エレガントに説明している。おまけに、科学的価値も高い。

IngberがWyssのニュースリリースで説明している:

われわれの物理学レベルのシミュレーションとアニメーションシステムは、そのほかの、データに基づくモデリングシステムと比べても遜色はなく、またそれだけでなく、新しい科学的知見にも導く。すなわち、ダイニンヒンジの制約された動きが、ATPの加水分解(ATP hydrolysis)によってリリースされるエネルギーをフォーカスすることである。それによってダイニンの形が変わり、微小管の滑動と軸糸の動きを駆動する。

さらに、ダイニンのこれまでの研究により、その分子の二つの異なる静的配座が明らかとなったが、われわれのアニメーションは、それら二つの形状の間をプロテインが遷移する、ひとつの妥当な様相を示している。それは、他のシミュレーションにできなかったことだ。またアニメーションによって、ダイニンの列が一斉に働く様子を視覚化でき、それはボート競技の漕ぎ手たちの揃った動きを連想させる。これも、従来の科学的シミュレーションの方法では困難である。

彼らがこの短編アニメーションで見せていることは、精子の実際の動きの理解を、一歩前進させることに役立つだろう。

では、アニメの最終バージョン、“The Beginning”をご覧いただこう:

それは、奇異であると同時に優れた作品だ。これを実際に作れたことは、喜ばしい。

Ingberは語る: “われわれは、アートとサイエンスが本当に互恵的に互いの役に立つことを実証できた。このプロジェクトが今後のさらなるコラボレーションを喚起し、アートとサイエンスの密接な協働がエンターテインメント産業でも活用されて現実を描き出し、万人がそれらを楽しめることを期待したい”。

このアニメの創作過程は、ジャーナルACS Nanoにドキュメントされている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

若き日のハン・ソロを描く映画、正式タイトル発表――‘Solo: A Star Wars Story’ は来年公開へ

スターウォーズ世界では若きハン・ソロを主人公とした映画の製作が進行中だ。このほとロン・ハワード監督がTwitterビデオで自ら大きなプラカードを抱えて正式名称を発表してくれた。そのタイトルはSolo: A Star Wars Storyだ。

この作品はスターウォーズ・シリーズの最初の公式スピンアウト作品、『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』を引き継ぐもので、スターウォーズ世界を背景とするがシリーズ本作とは別個のものとなる。つまりスカイウォーカー家を中心とした物語ではないが、『聖典』(スターウォーズ9部作)の世界を背景とする。

ロン・ハワード監督は下にエンベッドしたビデオでハン・ソロ映画はすでに撮影を終えたことを明らかにした。2018年年5月25日の公開に向けて編集などのポストプロダクションに入ることになる。この映画のオリジナルは『LEGO ムービー』だが、そのプロデューサー/監督のフィル・ロードとクリストファー・ミラーのコンビが製作に加わっていた(上の写真に写っている)。しかし先ごろ、2人はLucasfilmのプレジデントであり従ってスターウォーズ世界の最高司令官であるキャスリーン・ケネディとのクリエーティブ上の意見の相違を理由として製作チームを去った。.

撮影を終えたのでわれわれのスペシャル・メッセージをお届けする。 ロン・ハワード

この映画に出演するスターはハン・ソロを演ずるアルデン・エーレンライクを始め、エミリア・クラーク(ゲーム・オブ・スローンズ)、ドナルド・グローバー(スパイダーマン/ホームカミング)らだ。期待に違わぬ出来であると信ずる。

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「未知との遭遇」、40周年を記念して8ビットで再現

Close Encounters of the Third Kind[未知との遭遇]が40歳になった。これは少々信じがたいことで、だからこのレトロ8ビットによるスティーブン・スピルバーグ監督の影響力あるSF作品の再現は、実際の公開日付よりもモダンに感じる、と私は思う。

これはChristopher Harrison作の楽しいオマージュで、未知との遭遇自身の4K UHDおよびBlu-ray版の宣伝に使用されている。ディスクは両バージョンともすでに発売中なので、星のかなたからやってきた仲間たちとビジョンを共有できる。

また、もしあなたがまだこの名作を見ていなくて、Stranger Things[ストレンジャー・シングス 未知の世界]のファンなら、明らかに影響を受けているが、もちろんこれ自体十分に見る価値がある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ポルノサイトが人工知能でビデオをタグづけ――PornHubのシステムは出演者、場面を認識する

新しいテクノロジーを採用するのが速いのはポルノビジネスだという説がある。PornHub〔閲覧注意〕はこれが必ずしも伝説ではないことを示そうとしている。このサイトではこれまでは人力でビデオの分類、タグづけを行っていた。しかし毎日8000万の訪問者がある巨大サイトにアップされるビデオを手作業でタグづけするのは大変な作業だ。

そこで分類、タグづけのための人員を増やす代わりにPornHubではロボットを採用することにした。

PHubの副社長、Corey Priceは「われわれはファンに対してビデオやモデルに関する情報を迅速、正確に提供することによってユーザー体験を改良し、エンゲージメントをアップさせることを目指している」と語った。,そのためにはプラットフォームを最新のテクノロジーを用いて常にアップデートしていかねばならない。「サイトがナビゲーションしやすくなればユーザーがサイトに戻ってくる可能性が高くなる」という。

PHubが採用したコンピューター・ビジョン・システムは各シーンに登場する出演者を識別できるだけでなく、シーンの…なんというか、属性を認識することができる。このシステムの能力をTechCrunchのような真面目なサイトで具体的に説明するのは困難だが、ともあれシステムはリアルタイムでパフォーマーをタグづけし、パフォーマンスの種類も分類できるという。上のデモではモデルの名前が表示されている。下の画像では斜め横からでも人物を認識し、パフォーマンスの種類を分類している。

「現在われわれは50万本のフィーチャービデオでこのシステムを使っている。これにはユーザーがアップロードしたビデオも含まれる。2018年の初めまでには全ライブラリーをスキャンする予定だ。近くこのシステムはさらに多様な場面を正確に認識し、適切にタグ付けできるようになる」とPrice。

顔認識はかなり以前に開発されたテクノロジーで、現在はモバイル・アプリでも用いられているが、PHubのシステムが「ビデオをスキャンして場面を適切なカテゴリーに分類する」というのは一歩進んだ利用法だ。さて実際にどの程度正確なのだろう?

「非常に正確だ」とPriceは断言した。

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イーロン・マスク、「スタートレック:ディスカバリー」で宇宙のパイオニアに認定される

Elon Muskはライト兄弟や人類に光速ワープをもたらした科学者と肩を並べた。Star Trek: Discoveryによる。昨夜CBSの All-Accessで、ジェイソン・アイザックス扮するキャプテン・ガブリアル・ロアカが、ライト兄弟や架空の動力発明家ゼフラム・コクレーンと共に、宇宙飛行技術革新の立役者としてMuskの名前を挙げた。

SFファンとしてよく知られるMuskは、この比較と名前の言及に興奮したことだろう。SpaceXのファウンダーは人類を惑星間生物種にする野望をもっており、最初のターゲットは火星に植民地を作ることだ。MuskのSpaceXは、再利用可能ロケットの改善にも取り組んでおり、宇宙での作業方法にパラダイムシフトを起こす可能性をもっている。

この言及でもうひとつ興味深いのは、AmazonとBlue OriginのファウンダーであるJeff Bezosの名前がないことだ。このもう一人の宇宙起業家はスタートレックの大ファンで、スタートレックBeyondへのゲスト出演を買って出てエイリアン役で登場することに成功したが、ロアカに宇宙飛行の英雄として取り上げられることはなかった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

パシフィック・リムの続編、アップライジングの予告編が来た

パシフィック・リム:アップライジングの予告編が公開された。ロボットはさらにスマートになり、パイロットのジョン・ボイエガが英国英語を披露する。製作者は観客の好みを良く知っている。カイジュー・モンスターはさらに大きくなり、悪賢さも進化した。

大ヒットしたギレルモ・デル・トロ監督のオリジナルの続編は、予告編をみるかぎり、ストーリーはさらにジェットコースター的になっているようだ。戦闘は市街地を舞台に巨大なスケールで繰り広げられる。

第1作に比べると雰囲気は パワー・レンジャー〔日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」がベース〕に近いかもしれない。もっともだから悪いということにはならないが、注意しないと世界観をぶち壊しにしてしまう危険がある。ともかくうまく行っていることを祈ろう。私はパシフィック・リムの大ファンなので続編が次々に作られることを期待している。ワイルド・スピード・シリーズのカイジュー版になればいいと思っているのだが。

〔日本版〕情報によれば、菊地凛子が引き続き森マコを演じ、千葉真一の息子、新田真剣佑も出演するという。

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YouTubeがHDRビデオの再生を一部のAndroidスマートフォンでサポート

昨年11月にYouTubeは、そのビデオをテレビで見たい人たちのためにHDRのサポートを開始した。今日(米国時間9/8)同社は、そのサポートをモバイルにも広げる、と発表した。当初は一部のAndroid機のみで、iOSはまだだ。HDRがサポートされると、ビデオは画質が良くなり、コントラストは高く、暗い画面でも生き生きとした色を見られる。

最初、YouTubeのモバイルアプリがHDRをサポートする機種は、Pixel, LG V30, Samsung Galaxy S8, 同Note8, そしてSony Experia XZ Premiumだ。

同社によると、今後パートナーを増やす努力を続け、HDRを再生できる機種を徐々に増やしていくそうだ。

YouTubeが最初にHDRをローンチしたときは、MysteryGuitarMan, Jacob + Katie Schwarz, Abandon Visualsなど、ごく一部のYouTubeチャネルが使っていたにすぎない。

今でも‘広く普及した’とは言い難(がた)いが、今日のYouTubeはHDR品質のビデオを見られるチャネルやビデオをいくつか紹介している。それらは: Youtube.com/4K, HDR shelf, Venice Carnival(4K HDR 60P(UHD)), The Redwoods(Epic-W, HELIUM 8K S35 Sensor, 8K HDR), Peru(8K HDR 60FPS(FUHD))などだ。

HDRはテレビではまだ今後の技術だ。HDRテレビはたくさん出回っているが、まだテレビの買い替え需要に結びついていない。4KやHDRは、大衆的な普及が始まるのは数年後以降だろう。

今のところHDRテレビの方が4Kより人気があり、2022年には2億4500万台に達すると言われている。

でも、今回モバイルがHDRをサポートしたことによって、普及は早まるかもしれない。スマートフォンは多くの‘個人’が持っているし、買い替えサイクルもテレビより短いからね。

HDRをローンチしてからYouTubeは、この技術を利用してみたいと思っているクリエイターたちと協働してきた。ニューヨークやロサンゼルスなど一部のYouTube Spacesでは、HDR録画機を使えるようにした。

Googleもその流れに乗って、Chromecast UltraでHDRコンテンツをテレビにストリーミングできるようにした。

YouTubeによるHDRのモバイルサポートは、すでに上記の機種で利用できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Techdirt誌、「電子メールの発明者」裁判に勝利

マサチューセッツ州判事はTechdirtの主張を認め、Shiva Ayyaduraiが同社およびファウンダー、Mike Masnickとライター、Leigh Beadonを相手取った1500万ドルの訴訟を棄却した。

裁判の焦点は、Techdirtが記事にした、自分は電子メールの発明者であるとするAyyaduraiの主張だった。この件に対するMasnickの立場は「これが真実だ:Shiva Ayyaduraiは電子メールを発明しなかった」という記事で実に明確に説明されている。

AyyaduraiはTechdirtを名誉棄損で訴えたが、記事は調査に裏付けられたものであり、表現の自由にも守られているとMasnickは主張した(さらに同氏は、結果の如何にかかわらず、本訴訟はTechdirtに「きわめて深刻な萎縮効果」を及ぼしたと語った)。

勝訴を報告した記事でMasnickは次のように語った。「これは、明らかに、憲法修正第1項と言論の自由にとって大きな勝利である ―― とりわけ、Shiva Ayyaduraiのような著名人を名指しで批判する権利は重要だ。氏はマサチューセッツ州から米国上院議員選挙に立候補している」

F. Dennis Saylor判事は判決文で、記事が修正第1条に守られていたことに同意し、理由のひとつとして、記事は「立証可能な虚偽ではなく、客観的事実の知識を暗示しない主観的表現、あるいは比喩的表現や誇張を含む表現である」ことを挙げた。

判決には、Ayyaduraiが、実際に、電子メールの発明者であるかどうかという疑問に触れている部分もあるが、判事は「問題の記事は原告が〈ひとつの〉電子メールステムを創出したかどうかを議論したものではない。むしろ、原告がその発明に基づき、電子メールの〈発明者〉と見なされることが適切であるかどうかを議論している」と書いている。

さらにSaylor判事は、その最初の電子メールシステムが、他の形態の電子通信と厳密にどう異なるかについて、必ずしも広く合意されていない ―― たとえば、Ayyaduraiの訴状では、電子メールを受信箱、送信箱、フォルダーなどの機能を有するものと定義しているが、 Merriam-Webster辞典の定義の方がずっと一般的だ ―― と指摘した

「このため、電子メールを発明したという原告の主張が「誤り」であるかどうかは、『電子メール』の実効的定義に依存する。その定義には、単一の客観的に正しい答えが存在しないため、主張の真偽を立証することは不可能である」。

Saylor判事はAyyaduraiの訴訟を棄却したことでTechdirtの側についたが、本件がカリフォルニア州の反SLAPP法の対象であるとするTechdirtの主張は認めていないため、訴訟費用は同社の負担となる。

本誌はAyyaduraiに連絡を取りコメントを求めている(ただし電子メール経由ではない、彼のアドレスを知らないので)。

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AppleとAmazon、ジェームズ・ボンド作品の配給権獲得に参戦か

The Hollywood Reporter(THR)の最新記事によると、AppleとAmazonは次期ジェームズ・ボンド作品の配給権を巡って現在最有力のワーナーブラザーズに立ち向かっている。これは、ハリウッドの映画配給のやり方を大きく変える可能性があることを意味している。AmazonとAppleは、2015年の『スペクター』の後Sonyとの配給契約が切れたMGMと交渉を続けているSony、Universal、Foxらと同じ土俵で戦うことになる。

THRの情報筋によると、AmazonとAppleはボンド映画の権利獲得のために、古参映画会社と同額あるいはそれ以上の金額を提示しているという。Appleの映画・テレビ担当新役員、Zack Van AmburgとJamie Erlichtが交渉の先頭に立っており、ITの巨人はテレビ放映権を含めたさらに大きい契約締結を目指しているらしいと情報筋は言っている。

記事によると、Appleはオリジナルコンテンツの開発に来年度10億ドルの投資を計画しているらしい。Appleはこのキャラクターを中心として大きな映画ユニバースを展開することもできるだろう。MarvelのスーパーヒーローやStar WarsでDisneyがやっているように。

契約の行方はまったくわからないため、AppleとAmazonは何も得られない可能性はいくらでもある。配給権は伝統的映画スタジオの手に渡り、IT企業はテレビその他のコンテンツ契約を結ぶことになるかもしれない。いずれにせよこれは、クリエイティブ作品と観客を奪い合う戦いに、ストリーミングサービスがどう参戦していくかを占う興味深い機会だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Appleとハリウッド、デジタル映画の早期レンタルで交渉中

ワーナーブラザーズやユニバーサルピクチャーズを始めとする映画会社は、新作映画を劇場公開からわずか数週間後にレンタルする計画について、AppleおよびComastと検討を続けている。Bloombergが報じた。しかし話し合いには、劇場チェーン運用会社という強力なメンバーが入っていない。記事によると、今もハリウッドに強い影響力を持つ彼らはこの話を喜んでいない。

消費者が映画1本当たり30~50ドルを払えば、劇場公開から早くて2週間後に見ることができるという早期レンタル計画については以前にも記事になった。昨年12月、Bloombergがこの計画を取り上げ、これは低調なホームビデオとDVD販売にてこ入れするために映画会社が始めた取り組みの一環だと説明していた。

その後変わったのは、映画会社やAppleを始めとする計画賛成派と、劇場チェーン運用会社を中心とする反対派との交渉が手詰まりになっていることだ。計画の中には新しいレンタル方式の収益を劇場と分配する案もあるが、実現するためには映画館側が10年契約を望んだため、映画会社側はのむことができなかった、とBloombergは伝えている。

それでも、希望する会社は早ければ来年中に、劇場公開からわずか2週間後にAppleやComcastなどでデジタル映画を配信できる。もちろん思わぬ弊害を生む可能性もある。劇場チェーンは、この種の協定に参加する会社の映画を上映しないと言う選択肢もあるからだ。

Disneyのようにこの計画に乗ってこない映画スタジオもある。Bloombergによると、同社の作品は大きな画面で見るのが最適だと考えているからだという。計画に賛同していることを公言している会社もある。Lionsgate CEOのJon Feltheimerは、来年のうちにはこのプラットフォームに参加する可能性が高いと言い、「ビジネスとして非常に有望」なので実現を望んでいる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

FacebookとInstagramにデザイン・アップデート――iOS、Androidアプリが読みやすくなる

Reddit、Messenger、線描画からヒントを受けてFacebookがサイトのデザインの改革に乗り出した。これよってニュースフィードは読みやすくなり、クリックやコメントもしやすくなると期待されている。特に投稿に対するコメント・スレッドの開始と終了の場所がいまよりはるかにわかりやすくなっている。一方、今日(米国時間8/15)、Instagramもデザインのアップデートを受け、コメントがスレッド化され、公開で会話ができるようになった。

Facebookは定期的にユーザー・インターフェイスを見直しており、意味のない飾りや重要性の少ない機能を削除してすっきりした読みやすいデザインを目指してきた。Facebookの画面には時間の経過とともに白地が増えている。これはごたついたデザインでを疲れさせることを防ぎ、友達の投稿など重要な要素をさらに目立させる効果を狙っている。

Facebookのデザイン・チームは「われわれは見場をよくするためにデザインの細部をいじりまわさない。何十億もの人々が毎日このサイトを使うことを考えて、少しでも使いにくさを減らすことがわれわれの目標だ」と書いている

FacebookとInstagramのアップデートは iOS版Android版共に数週間以内に全ユーザーに行き渡るはずだ。

Facebookコメント

FacebookはMessengerの会話のバブルスタイルを採用する。これにより投稿に対するコメント・スレッドがさらに明瞭になる。同時にMessengerにおけるようなリアルタイムでの活発な会話を促進する狙いもある。Facebookではコメントをさらに活発化させるためにfリアルタイムの会話が行われる場合、専用のチャット窓を開くテストを行っていた。

ナビゲーションと「いいね!」ボタン

Facebookではナビゲーションやリアクションのためのボタンを大きく、見やすくした。 ここでは内部を着色せず線描スタイルのデザインが用いられている。ニュースフィード、ビデオ、マーケットプレイス、いいね!、コメント、シェアのボタンがすべてこのスタイルになっている。また「お知らせ」は独特の地球儀のアイコンを止めて、もっと標準的な鐘のアイコンに変えられた。この変更でアイコンが目立たなくなったともいえるが、Facebookではユーザーの気を散らす要素を減らし、コンテンツそのもの集中させたいようだ。

可読性を向上させる努力としては、テキストのコントラストがアップされると同時にプロフィール写真が正方形から円形になり、スペースを取らなくなり、同時に印象を和らげようとしている。「もっと読む」などの文字やリンク先プレビューはやや大きめになり、さらに多くのクリックを誘うことを狙っている。これにより外部サイトを開く回数が増えるかもしれない。ただしFacebookでは今回のアップデートは「トラフィックの増大が狙いでない」としている。外部サイトへのリンクも見やすくなり、ユーザーがニュースメディアと間違えて紛らわしい悪質サイトを開いてしまう可能性が減少した。

サイトマップにおける現在位置の明確化

Facebookではトップのニュースフィードから何層にもわたってレイヤーが重ねられているため、ユーザーが「自分の現在位置」を見失わないようにすることに力を入れている。新しいデザインでは階層を戻るために黒丸を並べたはっきりしたボタンが設置された。【略】

デザインの倫理

Facebook、Instagramのデザイン・アップデートはもちろんエンゲージメントを増大することが目的だ。そこでこうしたデザインの改良を律する倫理がどのようなものかが問題となる。単に「ネズミ罠を改良する」だけで社会に対して利益をもたらせるだろうか?

Googleで以前デザイン倫理を担当していたTristan HarrisのTED講演によれば、ソーシャルメディアではエンゲージメント拡大のために最適化を行いすぎると、サイトが強い中毒性を持つようになり、かえって有害となるという。

私は数年前からFacebookのトップ、最高プロダクト責任者のクリス・コックスやニュースフィード担当副社長のアダム・モッセリに「本質的に広告ビジネスであるために引き起こされるネット中毒の防止ないし最小化のためにFacebookではどのようなリサーチを行っているのか」と何度か尋ねている。残念ながらこの問題に高い優先順位を与えていることを証拠だてるような直接の答えは得られなかった。

ただしFacebookがユーザー体験に気を配っていることは確かであり、私のインタビューに対してコックスは「われわれがこうした規模にまで拡大した以上、ソーシャルメディアが世界をより良い場所にするために何ができるのか注意深く検討すべき時期に来ている」と述べた。しかし「良い」ことを狙うのは往々にして「やり過ぎ」になりかねない。

将来、ソーシャルメディアのアプリは、単に使いやすさを追求するだけでなく、使いすぎも注意してくれるようになるべきかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

David LettermanがNetflixの新番組で復帰する、ひげと毒舌は健在か?

David Lettermanが、6話終了の新番組をNetflixで持つことになった。

同社はこの番組のテーマや形式、ゲストなどの詳細を明らかにしていないが、ふつうのスタジオ・トークショウではなさそうだ。NetflixのChief Content Officer(CCO) Ted Sarandosが声明で述べている: “David Lettermanはテレビの真の偶像であり 、とくに彼はスタジオの外へ出たときや、彼がおもしろいと感じた人びとにインタビューするとき、もっとも生彩があった。彼のいない世界は、想像できない。今度の番組には、ちゃんとひげをつけて出演してくれるだろうか”。

NetflixはHouse of CardsStranger Thingsのような台本のある番組で大成功したが、Chelsea Bill Nye Saves the Worldのような番組もある。それらはヒットしなかったが、Netflixは今でも打ち切っていないSense8などより、制作費が安いせいもあるだろう。なおNetflixは視聴率などの数字を公表しないから、勘で言うしかないが。

一方Lettermanは、2015年にCBSのLate Showをやめてから、ずっとおとなしくしている。でも彼は、気候変動に関するドキュメンタリーYears of Living Dangerouslyには出たし、また最近のNew York誌の、話題の広いインタビューでは、彼の人を笑わせる能力が健在であることを示した。

Lettermanの新番組は、来年始まる予定だ。

彼は発表声明でこう言っている: “おかげで、勉強になりました: 引退して家族と過ごす時間を増やしたいなら、その前に家族と相談すべきだね*。視ていただいて、ありがとう。車の運転には、気をつけてね”。〔*: 家族にとっては、迷惑かもしれない。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

スペイン語の曲‘Despacito’が最多視聴の王座を短期間で奪い、YouTubeプラットホームのグローバル化を象徴

Luis Fonsiの“Despacito ft. Daddy Yankee”は、これまででもっとも多くストリーミングされた曲であるだけでなく、YouTubeの最多視聴記録を更新して、視聴数30億回を超えた。

これまでのトップWiz Khalifaの“See You Again”は、わずか3週間で王座を追われた。しかし短期間で最上位に登りつめたDespacitoは、もっと長い王位を享受するのではないだろうか。

このスペイン語の音楽ビデオは、誰もが驚くビュー数に、7か月弱で達した。Wiz Khalifaの曲は、Psyの“Gangnam Style”を追い抜くまでに26か月あまりを要している。Despacitoはリリースが1月12日だったから、これまでの一日の平均視聴数は1500万弱、毎秒170回だ。Justin Bieberが登場するリミックスバージョンは、5億近くのビューを稼いでいる。

スペイン語のビデオが過去最高のビューを稼いだことは、YouTubeがいよいよますますグローバルになっていることを示す。YouTubeのこの夏の発表によると、現在の月間ログインユーザーは15億以上、モバイルビデオの一日あたり平均視聴時間は1時間だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Laurene Powell JobsのEmerson CollectiveがThe Atlanticの過半数株を買い上げ

Laurene Powell Jobsが創設した社会活動団体Emerson Collectiveが、その活動の一環として、今年で創刊160年になる名門誌The Atlanticの過半数の株式を買い入れることで合意した。

The Atlanticの会長David Bradleyはスタッフ宛のメモで、家族に後継の意思がないために買い手を探していた、と述べている。(Emerson CollectiveとBradleyの両方が支援している高級ネット誌Axiosは、そのメモを入手した。)

今年64歳のBradleyは今後も、彼より100歳近くも年上の雑誌の、株の多くを保有し続けるが、3-5年後にはそれをEmersonに売ることも“ありえる”という。QuartzなどAtlantic Mediaのそのほかの保有資産は、彼が完全なオーナーであり続ける。

The New York TimesのメディアエディターだったPeter Lattmanが、新たにThe Atlanticの副会長になる。それ以外では、同誌の首脳部に変化はないようだ。

Emerson Collectiveが掲げる同団体のメインのミッションは、“教育、移民制度の改正、環境、そのほかの社会正義活動”、となっている。しかしそれだけでなく、Udacityなど、いくつかのテクノロジー/メディアスタートアップも支援している。

テクノロジー業界のビッグネームが高名な老舗メディア企業を買うのは、Powell Jobs(AppleのSteve Jobsの寡婦)が初めてではない。New RepublicはFacebookの協同ファウンダーChris Hughesに買われて波乱を経験したし、AmazonのJeff Bezosは2013年にThe Washington Postを買った

Bradleyはそのメモの最後の部分で、Powell Jobsのシリコンバレーとの関係に触れている: “私が最初からLaureneに好感を抱(いだ)いたのは、彼女への信任が、われわれ〔イーストコースト〕とは異なる沿岸地域〔ウェストコースト〕で形成されているからだった。彼女の志(こころざし)は、単なるメディア人である私より大きい。だから、これからの私たちの仕事を通じて、われわれの時代の叡智が間違いであったことを、実証していこうではないか”

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Sling Studioでプロ級マルチカメラ・ビデオが制作できる――バックパックでどこでもロケ可能

私はビデオを作るのが好きだ―それが仕事でもある。 そこでこの仕事を簡単してくれるガジェットを発見したときには興奮し、レビューのビデオと記事を作ろうと決心した。それがSling Studioだ。これはバックパックに詰めて持ち歩ける小型ハードウェアだが、マルチ・カメラによるビデオ・プロダクションに必要な機能がすべて備わっている優れものだ。

バックパックというのは文字通りの意味だ。私はこの「どこへでも持ち出せるスタジオ」の機能と使い勝手に強い印象を受けた。スペックや感想は下に書いたが、レビューそのものは上のビデオを見ていただきたい。

マルチカメラ・ビデオ・プロダクションに必要なすべてのハードウェアがバックパックに収まる

Sling Studioの画像

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結論(ビデオを全部見る時間のない読者向け)

Sling Studioシステムにはいくつかの制限がある。たとえば接続できるカメラは最高4台まで、また当面ライブ配信できるのは Facebook Liveと YouTube liveだけだ。しかしSling Studioによれば、ユーザーは将来独自のRTMPを追加し、自由にライブ配信ができるようになる。また今のところ、独自のアニメーション・グラフィックスを追加することができないが、ロゴ、静止画、およびSlingがサポートする少数のグラフィックを追加できる。

Slingにはかなりのレイテンシーがあり、被写体の現実の動きとiPadでモニターする映像の間には明らかにズレが認められる。そこでこのシステムを使うときにはiPadの映像に集中し、現実の動きは見ない(聞かない)ようにする必要がある。でないとライブアクションのスイッチングはめちゃめちゃになる。あとキャリヤを切り替えるなどして別のインターネットに接続してもシステムが自動的に認識してくれないのも多少わずらわしい。接続パラメーターの変更はユーザーがマニュアルで実行しなければならない。つまりシステムに新しい接続速度を設定するには「アップデート」をクリックしてメニューを開く必要がある。/p>

こうした多少の問題はあるものの、Slingはマルチカメラをスイッチングする本格的ビデオ制作のハードルを大きく下げた。これはすごいことだ。一式すべてバックパックに詰めてどこにでもでかけ、撮影後すぐに動画編集ができる。これはゲームのルールを変える存在だ。小規模なビデオプロダクション会社を運営しているなら時間と資金の節約は大きいだろう。ライブストリーミングの画質も操作性もすばらしい

TechCrunchではTricasterのビデオ・プロダクション・システムを使っている。これはすべての機能を備えたプロ用機器で、われわれは当分これを使い続けるつもりだ。しかしTricaster的でもっと手頃、あるいはもっと携帯性の高いシステムを探しているならSling Studioは間違いなくお勧めだ。

クレジット

脚本: Tito Hamze
出演 Tito Hamze
撮影: Gregory Manalo, John Murillo, Tito Hamze
編集: Tito Hamze

スペシャル・サンクス:Mitch Eason、Joe Seiler、Keven Hempel、Jenni Curticeはすてきなティー・サロン、Luna Teaでの撮影に協力してくれた。

〔日本版〕Sling Studio本体は999ドル。本体用バッテリーは149ドル、ワイヤレスカメラ・リンクは1台349ドル、専用バックパックは199ドルなど。操作のためにiPadを別に必要とする。スマートフォンはiPhone 6以降、Galaxy S6以降がサポートされる(詳しくはサイトで確認)。下はSling Studio制作のプロモーションビデオ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Playbuzzが対話性満載の記事を書くための新しいエディターを披露、ハフポはユーモア要素の導入に活用

Playbuzzは、投票やギャラリーなどの成分を加えた、より対話的なコンテンツの制作を手伝ってくれる。

これまでそんな成分は、記事中に埋め込むためのウィジェットとして提供されているものが多かったが、PlaybuzzのStorytellingプラットホームでは、最初からそういう要素を含む記事全体を作っていける。

WordPressなどのブログツールにも前からそんな機能はあるが、Playbuzzはあくまでも対話性を重視する。投票など既存の機能に加えて、今度の新しいエディターではGettyやGiphyの画像が統合化される。また、ビデオを簡単迅速に作れる機能もある。

記事全体をWordPressにインポートするためのWordPressプラグインも用意されている。

同社の“チーフ・ストーリー・テラー”Shachar Orrenがデモを見せてくれたが、彼女によると、目標は“記事全体を参加性と対話性のある記事にすること”だ。Playbuzzを使うと、まず記事を書いてから、後で対話的な部品を一つ二つ加える、という工程にはならない。最初から随所に、要素を加えていく。

投票や質問はこれまでクリックベイト(クリックを釣るための餌)として使われることが多かったが、Orrenによるとそれらは、重要なニュースの理解を深めるためにも利用できる。

“Huffington Postは硬派なニュースをミレニアル世代にも読んでもらうために、そんな対話的要素をうまく使っている”、と彼女は語る。

たとえばHuffPo(本誌 TechCrunchと並んで今やVerizon/Oathがオーナー)は、Storytellingプラットホームを使って、トランプ大統領と共和党議員の抗争の記事にユーモアの要素を加えている。またイギリスの選挙をアメリカの読者に説明するために、いろんな形を組み合わせている。

Playbuzzが期待するのは、すべてのパブリッシャーがStorytellingを使ってくれることだ。Orenによると、Storytellingを使いながらでも、個別にウィジェットを作ることは可能だそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google、ホームページ大幅改革へ――個人別にAIでカスタマイズしたニュースをフィードする

Google Nowのリリースから4年以上経ち、Googleはすべてのコア・プロダクトにAIアシスタント機能を組み込みつつある。検索機能のカスタマイズは特に影響の大きい分野だ。Googleは「検索」という言葉の意味自体に大きな変革を起こそうとしている。Googleのように各ユーザーとその関心を熟知している場合、これは大きな意味を持つ。

今日(米国時間7/19)、Googleは昨年リリースしたGoogleアプリのアップデートを発表した。Googleは巨大な知識グラフを活かしユーザーが関心を持つトピックに関して重要な情報をタイムリーにフィードするという。またユーザーは関心あるテーマを「フォロー」することができる。

当面、新しいニュースフィードはAndroidとiOS(プラス、Pixel Launcher)のアプリ内で有効だが、近々モバイル・アプリおよびデスクトップにおいて、Googleのホームページに新しいニュースフィードが表示されることになる。

そう、あのスパルタンなGoogle.comのホームページが近く抜本的なアップデートを受ける予定だ。ただし具体的にどういうデザインになるかはアップデートが実施されるまでわからない。従来Googleのホームページは大きなGoogleロゴと検索ボックス以外ほとんど空白だった。Googleではモバイル・アプリとデスクトップの双方のホームページにユーザーの「必要に応じて」さまざまな情報を提供するという方向に舵を切った。

われわれは「ニュースフィード」という言葉を聞くと反射的にFacebookを思い浮かべる。しかしGoogleはニュースフィードといって検索ボックスにソーシャルな要素を持ち込もうと考えているわけではない。ニュースフィードに掲載される記事はそれぞれのユーザーのGoogle(Alphabet)グループのサービス内部での活動に基づいて選択される。

たとえばGoogleカレンダーにロンドンへのフライトが記入されると、ロンドン旅行の案内やロンドンのレストランについての情報カードが表示されるかもしれない。YouTubeである特定のバンドを頻繁に検索していれば、そのバンドのコンサート情報が表示される可能性が高まる。同様にお気に入りの著作家について常に情報を得たいと考えるなら、検索結果に表示されるフォロー・ボタンをタップすればよい。するとGoogleアラート的な方式でフィード中にその作家の情報が現れる。同様にして映画、スポーツ、音楽などさまざまな分野で特に興味を持つ対象をフォローすることが可能だ。

ユーザーはフォローしたトピックをアンフォローすることもできる。またGoogleによればある種のトピックがニュースフィードに現れないよう設定することも可能だ。蕁麻疹にやられたらしいのであわててGoogle検索を繰り返した後で、蕁麻疹に関する情報がニュースフィードに現れるのをストップさせることができるわけだ。

もうひとつ重要な点はGoogleが新しいニュースフィードによってニュース全般を受け止める方法を改革しようとしていることだろう。単なるスタンドアロンのサービスにばらばらにニュース記事を放り込むのではなく、新しいGoogle Feedは異なるソースを明記して複数のニュースを伝え、ファクトチェックを加えてニュースの真実性と重要性をユーザーが判断できるようにするもようだ。

アメリカのユーザーは今日からこの改良版ニュースフィードを利用できる。ここ数週間のうちに全世界のユーザーに公開される予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+