スマートウォッチの出荷は2020年の1Qまでは増加、Apple Watchが1位を堅守

全世界を襲う新型コロナウイルスによる打撃にもかかわらず、スマートウォッチの世界的な出荷台数は、今年の最初の3か月間成長し続けている。オンライン販売に牽引されたもの。調査会社Strategy Analyticsの新しいレポートが明らかにした。

画像クレジット:d3sign/Getty Images

2020年第1四半期の出荷台数は前年比で20%増加した。昨年の第四半期と比べても、1140万ユニットから1370万ユニットに増加している。Apple Watchのグローバル市場でのシェアは55%で、トップの座に留まっている。それに続く2位はSamsung(サムスン)で、3位には順位を上げたGarmin(ガーミン)が入っている。

「スマートウォッチはオンラインの小売チャンネルを通してよく売れています。多くの消費者は、新型コロナによるロックダウンの中、スマートウォッチを使って自分の健康とフィットネスをモニターしているのでしょう」と、Strategy Analyticsのシニアアナリストを務めるSteven Waltzer(スティーブン・ウォルツァー)氏は書いている。

2020年の第1四半期に出荷されたApple Watchは760万台で、1年前の同時期に出荷された620万台から23%増加している。Apple Watchの市場シェアも54%から55%に増加した。

サムスンは昨年の170万台に対して、190万台のスマートウォッチを出荷した。ただし、市場シェアは15%から14%に減少している。ウォルツァー氏によれば、韓国での新型コロナウイルスによるロックダウンによって、サムスンのスマートウォッチの成長が鈍化したことと、ガーミンのような新たなライバルとの競争の結果だとしている。

ガーミンは2年ぶりに3位の座を奪い返した。第1四半期のスマートウォッチの出荷台数は110万だ。これは、1年前の80万台と比較して38%の増加となっている。この結果、同社のグローバルなスマートウォッチ市場におけるシェアも7%から8%に増加した。OLEDのカラータッチスクリーンを装備したVenuのような新モデルの貢献が大きい。

Strategy Analyticsでは、世界的なスマートウォッチの出荷は、2020年の第2四半期には鈍化すると予測している。新型コロナのパンデミックの影響だ。しかし今年の下期には、実店舗が再開し、自分の健康状態をモニターするためにスマートウォッチを使うようになる消費者のおかげで、売り上げも回復するとしている。

「スマートウォッチの長期的な見通しには、非常に明るいものがあります。新型コロナ後の世界では、若者も高齢者も、より健康志向が高まると考えられるからです」と、アナリストのWoody Oh(ウッディ・オー)氏は書いている。「スマートウォッチを使えば、酸素レベルなど、重要な健康指標をモニターすることができます。消費者も、手首に仮想ヘルスアシスタントを装着しておくことで、安心が得られるでしょう」。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

救急車を呼ぶとiPhoneが病歴やアレルギー情報を伝えてくれるようになる

911[日本なら119番]に電話したとき、対応した通信指令員が知っておくべき病歴をあなたはわかっているだろうか? 薬剤アレルギーや、現在服用している薬などだ。

iPhoneとApple Watchは、この情報を自動的に指令員に送れるようになる(本人が選択した場合)。

ユーザーがこの機能を有効にした状態で911を呼ぶと、Appleは指令センターの位置を確認して、 “Enhanced Emergency Data”(拡張緊急データ)に対応しているかどうかを調べる。これはAppleが数年前に開発したサービスで、救急センターに発信者の場所を伝えるしくみだ。対応していれば、ユーザーのメディカルID情報(ヘルスケアアプリで設定する)が救急サービスに通知される。

このしくみはApple Watchの転倒検出機能とも連動していて、ユーザーが転倒して動けないことを検出すると自動的に911を呼び出す。

新機能は今日(米国時間5/6)午前に公開されたiOS 13.5ベータに導入され、Appleは「数週間以内」に一般公開されると言っている。

これはきわめて理にかなった機能であり、まず間違いなく命を救うだろう。人は911に電話したときに冷静でいることはめったになく、ほとんどの人は意識を失いかけているときに、「ところで私は[薬剤の名前]にアレルギーがあります」と言おうなどとは考えない。しかしそれは、指令員が知るべきことなのだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple Watchのデザイナーが5周年を機に誕生秘話明かす

Apple(アップル)に20年間在籍したImran Chaudhri(イムラン・チョウドリ)氏は、iPhoneやiPad、Macなど同社の最も象徴的な製品ラインの多くを手がけてきた。同氏は2017年に同社を去ったが(そして2週間前にマイクロソフトのHoloLensチームに所属した)、米国時間4月24日、彼は5回目の誕生日を迎えたApple Watchの誕生について興味深い洞察を提供している。

チョウドリ氏のツイートは、Apple Watchの誕生についての楽しい事実の宝庫だ。当時のアップルをフォローしていた人にとっては大きな驚きではないかもしれないが、Apple Watchの初期プロトタイプは、腕時計のバンドにiPod nanoを取り付けたものだった。

スマートウォッチ市場に本格的に参入する5年前、アップルは四角いタッチスクリーンを搭載したiPod nanoを発表した。そして初代Pebbleが登場する3年前、既にスマートウォッチの可能性が検討されていた。アクセサリーメーカーはすぐにこれに便乗し、タッチスクリーンのミュージックウォッチとして機能するリストバンドを発表した。この第6世代の製品は、最終的には人気デバイスの基盤となったのだ。

チョウドリ氏は次のように語る。

私はiOS 5をまとめ、IDチームに通知センターとSiriがどのようなもので、将来的にはどのようなものになるのかを見せるために書き留めた。これをSteve(故スティーブ・ジョブズ)と共有することはできず、iOS 5の直後に彼を失った。

その他の興味深い点は以下のとおりだ。

  • ソーラーのウォッチフェイスは「イスラム教徒がラマダンを観察する際に、太陽の位置を素早くすばやく確認し、その時間との関係をすべての人が理解できるように」設計された。
  • 蝶のアニメーションは本物の蝶(死んではいたが)を使って作成された(そのうちの1つは現在、彼の家に飾られている)。
  • タッチ機能は当初は「E.T.(エレクトロニック・タッチ)」と呼ばれていた。
  • デジタルタッチの描画機能は、シャウドリ氏のグラフィティアーティスト時代にインスピレーションを受けたものだ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Facebookが親しい人とだけつながれるApple Watchアプリを試験展開

Facebook(フェイスブック)内のR&Dグループが米国時間4月14日、Apple Watchを通じて仲の良い友達とつながれる新しいアプリを発表した。このアプリはKit(Keep in Touch)という名称で、QRコードそしてFacebookがすでに展開しているMessengerサービスと一緒に使用する。

App Storeにある説明によると、使うにはまずApple WatchのQRコードを最初にスキャンするか、fb.com/devicesでアクセスコードを入力する。そして、Kitを使ってつながりたい人をMessengerの連絡先から選ぶ。

するとワンタップであらゆる種類のメッセージを送ることができるようになる。音声録音、絵文字、位置情報共有、走り書き、そして口述メモなども含まれる。Apple WatchからiMessageを使うのに似ている。しかしこれらのメッセージはSMSやiMessageではなくFacebookのMessengerサービス上で送信される。

新しいアプリではまた、通知を受け取ったり、送られてきたメッセージを読んだりすることもできる。

アプリの目的はユーザーがスマホを手にしなくても人とつながれるようにすること、とApp Storeの説明にはある。

FacebookのMessengerは既にApple Watchをサポートしているが、Kitは親友や家族といったかなり親しい人とつながることにフォーカスしている。そのため、小さなスクリーン上でメッセージを読んだり返信したりするApple WatchのMessengerとは異なるユーザーインターフェースや体験になる。

Kitは、FacebookのR&D部門であるNPE Teamが手がけた最新のアプリだ。NPE Teamは新しいアプリのコンセプトをテストしており、これまでにミームクリエイターのWhale、会話アプリのBump、音楽アプリのAux、ビデオアプリのHobbi、そして最新のものではカップル向けのアプリTunedなど、さまざまな新しいソーシャルアプリを生み出してきた。しかしユーザーを引きつけられないアプリはすぐに停止するとFacebookが以前語っていたように、それらのアプリの中で今日まで残っているのはわずかしかない。

これまでにNPE Teamが手がけた新しいソーシャル体験ができるアプリはFacebookの既存のプロダクトとつながっていなかった。KitはMessengerとつながっている。Messengerの10億を超えるユーザーにアピールするものであり、さらなるオーディエンスを取り込むことになるかもしれない。加えてKitは、新型コロナウイルス(COVID-19)により、人々が公共スペースにいるときや手袋をはめているときにスマホを触らないようにしている現在、極めて役立つものであると証明できるかもしれない。Kitではスマホを使わなくても親友や家族からの大事なメッセージに答えることができる。

Kitはまた、NPE TeamがApple Watchで展開する初のアプリという点でも特筆すべきものだ。

Facebookは通常NPE Teamの実験についてコメントせず、利用可能になったことを発表する。

Apptopiaのデータによると、Kitはまだ新しくApp Storeランキングに入っていない。現時点ではカナダでしか利用できないようだ。

無料でダウンロードできるiOSアプリだが、Apple Watchでのみ使える。

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(翻訳:Mizoguchi

iPhone不要、Apple Watchだけで音楽が聴けるPandoraの最新アプリ

PandoraのApple Watchアプリにスタンドアロンのストリーミングがやってくる。米国時間2月18日、同社は外出先でiPhoneなしにApple Watchだけで音楽やポッドキャストを聞けるApple Watchアプリを発表した。これでPandoraは、Apple Watch向けスタンドアロンアプリを提供する(Apple Music以外で)初めての主要サードパーティーになった。

念の為に書いておくと、PandoraはApple Watchアプリを提供する初めての非Apple Musicサービスではない。よく知られているところではSpotifyが2018年に 専用Watchアプリを公開した。ほかにもSoundCloud、Napster、DeezerなどもApple Watch体験を提供している。

ただし、Spotifyのアプリを使うためにはiPhoneとつながっている必要がある。これはSpotifyの中核ユーザーグループの間では触れられたくない話題のひとつで、特にエクササイズしながらApple Watchで音楽を楽しみたい人たちにとっては、iPhoneを持ち歩くことは面倒だ。なかにはApple Musicにくら替えするユーザーもいて、未だにオフライン利用をサポートしないこのアプリを「ただのリモコン」と呼んでいる。

Pandoraの新しいアプリは、ストリーミングとオフラインダウンロードの両方に対応し、iPhoneを家に置いてでかけることができる。

アプリはAppleが2019年の年次デベロッパーカンファレンスで発表したストリーミングAPIを活用している。watchOS 6から、デベロッパーはiPhoneに頼ることなく独立したオーディオ体験を提供できるようになった。

Pandoraにとってこれは、ユーザーがAppel Watchから直接App Storeに行ってアプリをダウンロードして、ログインしてストリーミングを始められることを意味している。iPhoneがなくても再生、一時停止、曲のスキップ、ポッドキャストの続きを聞く、好きな曲にサムズアップする、音量調節などが可能になる。

Pandora Premiumのサブスクライバーなら、好きな曲やアーティストやアルバムを検索してオンデマンドで再生することできる。

一方、オフラインでのリスニングは、Pandora PlusまたはPremiumの有料サブスクライバーが利用可能で、Apple Wacth内に曲を保存しておける。これは、電波の弱いところや届かないところ、たとえば飛行機や地下鉄にいるとき特に便利だ。

Pandoraの新しいApple Watchアプリは、すでに古いバージョンをインストールしている人にも最新バージョンにアップデートした人も利用できる。

アプリはAppleの新しいストリーミングAPIを使ってスタンドアロンストリーミングを行っているので、watchOS 6が必要だ。最新バージョンのアプリは、Apple Watch Series 1以上で動作するが、スタンドアロンストリーミングを使用できるのは上記の制約のためSeries 3以上のみだ。なお、音楽のストリーミングまたはダウンロードには、Wi-Fiまたは携帯通信によるインターネット接続が必要だ。

PandoraのWatchアプリ改定のニュースは先週すでに伝えられていた。しかし、当時いくつかニュースレポートが新アプリについて報じたあと、Pandoraはごく一部のユーザーグループ(1%)だけに向けて公開していたと明言した。Pandoraは1月にWatchアプリのデザイン変更と再生機能の改善を行ったばかりだった。

本日、2月19日から、米国の全ユーザーにアップデートされたApple Watchアプリが提供される予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ジムでのApple Watch活用を促進するプログラムが米国で登場

手首に着けるフィットネストラッカーは、屋外でのエクササイズに適している。一方、ジムのマシンが好きな人たちにとっては微妙だ。GPSによる距離の計測ができないし、エリプティカルのようなマシンを使った運動も計測しにくい。

最近のApple WatchシリーズとwatchOSでは、この問題が解決してきている。ワークアウトの検知が向上したのと、2017年にリリースされたwatchOS 4でGymKitが追加されたためだ。GymKitに関しては、Appleはまずマシンメーカーと連携し、旧式の30ピンのiPodに対応したトレーニングマシンからApple Watchで検知できる新しいマシンへと進化させるよう働きかけた。

今週、Appleはジムと提携して、Apple Watchの取り組みをさらに一歩進めた。4つのジムをパートナーとして、Apple Watch Connectedプログラムを新たに始めるのだ。その4つのジムはOrangetheory、Basecamp、YMCA、Crunch Fitnessで、昔ながらのジムから小規模な特化型のジムまでバラエティに富んでいる。ただ、これまでのGymKitと同様に、マンハッタンやミネソタ州のツインシティーズといった大都市圏に住んでいるのでない限り、近所のジムで使えるようになるにはしばらく時間がかかるだろう。

Apple Watch Connectedプログラムは、ジムの中と外の生活をさらに近づけるためのものだ。プログラムには4つの柱がある。GymKit対応マシン、Apple WatchとAppleが開発したiOSアプリ、ジムがApple Payに対応すること、そしておそらくこれが最も興味深い点だが「インセンティブプログラム」が柱となる。

前述の4つのジムがどのようにこのプログラムに関わるかは、それぞれのビジネスモデルにより異なる。特にGymKit対応マシンは必ずしも使用されるとは限らない。たとえばOrangetheoryのワークアウトはマシンを移動しながらの高強度インターバルトレーニングなので、結局のところGymKitでの記録はあまり意味がない。

インセンティブプログラムも、ジムにより異なる。Orangetheoryでは基本的にアクティビティの成果に応じてNikeやAppleのギフトカードがもらえる。Crunch Fitnessでは会費が2年間で最大300ドル(約3万3000円)割引になる。YMCAでは収益が「コミュニティイニシアチブ」に充てられ、Basecampではジムが提供するGPS付きApple Watch Series 5の費用に充てられる。

トータルで見ると、どの関係者にとっても良い話のようだ。Appleは小規模ながらも成長しているジムに対して積極的に関与できる。ジムはAppleとのパートナーシップを特典のひとつにすることができる。そしてGymKitのパートナーはこれからさらに多くのマシンを販売できる。GymKit対応マシンはすでに5万から10万台が出回っているが、ここには最近公表されたWoodway、Octane、TRUE Fitnessといったマシンメーカーの数字は含まれていない。

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(翻訳:Kaori Koyama)

まさに手首にTwitter、Apple Watch用の高速高機能Twitterアプリ「Chirp 2.0」

Chirpは、数十万人のApple Watchユーザーに愛用されるTwitter(ツィッター)クライアントアプリだ。昨年に登場して以来の最大のアップグレードが施された。この新バージョンのChirpは、watchOS 6用に設計し直され、以前よりもずっと高速に、しかも無限にスクロールできるタイムライン機能を装備した。また、iOS 13のダークモードのサポートやTwitterーのユーザー名に色を付ける機能なども追加されている。

当初このアプリは、2017年にTwitterが独自のApple Watchアプリの開発を中断し、代わりにApple Watchの通知機能を利用するようにしたことで生じた空白を、ちょうど埋めるように登場した。

Chirpは、Apple Watchの小さな画面から、本物のTwitterクライアントにアクセスすることも可能にしている。それにより、ホームタイムライン、トレンド、メンション、ダイレクトメッセージなども表示できるようになる。ただし、Apple Watchからダイレクトメッセージを送信したり、ツイートを記述したりするものなど、一部の機能は有料のChirp Proでのみ有効となる。

Chirp Proは、ユーザーにとって便利な「欲しい機能だけを買う」機能によって、4.99ドル、5.99ドル、7.99ドルのいずれかの金額を寄付することでアプリをアップグレードできる。サブスクリプションは不要だ。Sensor Towerのデータによると、Chirpはこれまでに、約20万件のインストールを獲得している。有料版ユーザーは、それよりずっと少ない。

新しいバージョンのChirp 2.0では、「手首にTwitter」というユーザー体験を強化して、より多くのユーザーがアップグレードしてくれることを期待している。そのために、以前よりも高速かつ安定して無限にスクロールが可能なタイムライン、強化されたビデオプレーヤー、画像のグリッド表示などを装備している。

「タイムラインを書き直すためのインスピレーションは、私が幸運にもスカラシップを獲得してWWDC 2019に参加したときに得たものです」と、Chirpの開発者であるWill Bishop(ウィル・ビショップ)氏は説明する。「基調講演で、Apple(アップル)はSwiftUIを発表しました。これまでよりずっと速く、デベロッパーがユーザーインターフェースを開発できるようにする新たなフレームワークです。しかも、動作も速くなるのです。それによって、Apple Watch用のアプリを開発する、まったく新しい方法が切り開かれたのです」と彼は続けた。

「SwiftUI以前は、Apple Watchのユーザーインターフェイスは、すべてドラッグ&ドロップで設計していました。これは便利ですが、いくつかの大きな欠点もあります。基調講演での発表からインスピレーションを得たので、私は会場を抜け出して、すぐにSwiftUIを使ってタイムラインの再実装に取り掛かりました」とビショップ氏は述べた。

  1. Compose

  2. Timeline-Colored-Username

  3. Timeline

  4. Messages

  5. Menu-Chinese

ダイレクトメッセージ機能も更新され、プライベートメッセージング機能で共有された画像やツイートを含めることができるようになった。

Chirp 2.0では、Apple Watch上で、ライブなコンプリケーションもサポートする。つまり、最近のツイートを文字盤上で直接見ることができ、それらをタップすることでChirpアプリに戻って返信したり、いいねを付けたり、リツイートすることができる。この機能は、Pro版のユーザーのみが使用可能だ。

他にも、Twitterのユーザー名をカラフルにすることで、ちょっとシャレた感じを醸し出す機能もある。これは、ユーザーからのリクエストに応えて実装したもの。アプリ内課金で購入できる。このオプションを有効にするための料金は、Proユーザーの場合は1ドル、そうでなければ2ドルだ。ビショップ氏の場合、そうした機能を実装するための自身の作業の負荷に応じて価格を決定している。そうしたオプションへの課金によって、Pro版の購入にお金を払いたくないという人からも、それなりの収入を得ることができるのだ。

ただしビショップ氏によれば、このオプションは6月のPride(プライド)月間には無料で利用できるため、誰でもユーザー名を虹色にすることができるという。

さらにChirp 2.0は、英語以外にも、中国語(簡体字)、デンマーク語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)といった言語でも利用できるようになった。アプリ自体は、iOSやApple WatchのApp Storeから無料でダウンロード可能だ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Apple Watchがインターネットテレビのリモコンになる

選局数1000局以上を誇るインターネットストリーミング受信機のRokuのリモコンが、あなたの手首にやってくる。同社は米国時間11月8日、Rokuメディアプレーヤーや一部のRoku TVなどのRokuデバイスをコントロールできるアップルウォッチ用アプリを発表した。Rokuのモバイルアプリと同じくタップして選局するが、今度のは手首サイズだ。

小さな画面なのにアプリはかなり堅牢で、各種の機能も十分に揃っている。

再生や停止、ポーズなどのメディアコントロールはもちろんあるが、そのほかにホームボタンやセレクトボタン、バックボタン、そして方向矢印もある。局は最近見た順に並んでいるから、お気に入りのチャンネルをすぐに見られる。例えば、いつもNetflixばかり見る人なら、選局のために画面をスクロールする必要がない。

しかも、この小さなリモコンアプリには音声検索の機能がある。使い方は、声のアイコンをタップしてから「Launch Hulu」(Huluを映して)とか「search for comedies」(コメディを探して)と言えばいい。「switch to HDMI」(HDMIに切り替えて)のように、Roku TVの入力を変えることもできる。アプリは、Apple Watchのバージョン1から5までで使える。

Roku UltraやRoku TVを持っていて、ソファの下などに隠れたリモコンのありかをチャイムの音で知らせるRemote Finder機能があるなら、RokuのApple Watchアプリを使ってRokuのリモコンの所在をで知ることができる。

これらはすべて、Rokuのスマートフォン用リモコンを使ってる人にはおなじみのもので、Apple Watchのアプリはそのミニチュアバージョンだ。Roku Channelsの無料映画をストリーミングすることだけできないけど、それを腕時計でやりたい人もあまりいないだろう。

Roku Apple Watchアプリを入手するにはRoku iOSアプリの最新バージョン(6.1.3)をダウンロード、もしくはアップデートする必要がある。Apple Watchの設定でアプリの自動インストールを無効にしてなければ、アプリがApple Watch上に現れるだろう。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

常時オンディスプレイ搭載したApple Watch Series 5が登場 

Apple(アップル)はスペシャルイベントにて新型Apple Watchを発表した。Apple Watch Series 5は常時オンディスプレイを搭載している。ただ、見た目はApple Watch Series 4にそっくりだ。

「Apple Watchは革新的なヘルスケア、フィットネス、コミュニケーション機能を膨大な数の人々に提供する」と、AppleでCEOを務めるTim Cook(ティム・クック氏)は語った。そして、Apple Watchで人々がより健康になる事例を動画で紹介した。

Apple Watch Series 5の常時オンディスプレイは、自動で明るさを調整する。つまり、腕を下げれば明るさも下がる。搭載されたLTPOディスプレイは、リフレッシュレートが調整できる。たとえば1Hz、さらには数秒に1回の書き換えも可能だ。これにより、ディスプレイをオンにしたままでも18時間の動作時間を達成している。

その外Apple Watch Series 5はコンパスを内蔵している。新しいアプリでは緯度、軽度、方向を知ることができる。ハイキングには持ってっこいな機能だ。

緊急通報については、対象国が150カ国に拡大される。サイドボタンを押しっぱなしにすれば、地元の救命サービスへと発信する。

アルミニウムモデルではシルバー、ゴールド、スペースグレーが登場。これは、リサイクルされたアルミ素材から作られている。ステンレススチールモデルではつやのあるゴールドとスペースブラックが用意される。

最後に、2つの新たなチタンモデル(カラーはつや消しのシルバーとブラック)、そしてセラミックモデルが発表された。また、NikeモデルとHermèsモデルも刷新された。

アルミ素材のApple Watch Series 5のGPSモデルは399ドル(約4万3000円)から、セルラーモデルは499ドル(約5万4000円)から。予約は本日から始まり、9月20日に発売される。2017年に発売されたApple Watch Series 3は199ドル(約2万1000円)からに値下げされる。

さらに、専門機関との提携による3つのヘルスケア研究も発表された。Appleは世界保健機構とミシガン大学と協力し、生理周期の追跡について国立衛生研究所やハーバード大学と提携する。さらに、心臓や運動に関する研究についてアメリカ心臓協会やBrigham and Women’s Hospital病院と協力する。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

アップルが健康調査のためのResearchアプリを米国で年内にリリース

アップルはApple Watchユーザー向けのResearchアプリを新たにリリースする。これは、Apple Watchとその多くのセンサーやヘルスケアアプリから収集されたデータを共有することで、ユーザーが健康調査に個人的に貢献できるようにするアプリだ。米国時間9月10日のイベントで、新しいApple Watch Series 5や健康に関する最新の研究ともに発表された。

ユーザーがApple Watchを通じてデータを共有し貢献できる例として、アップルはミシガン大学、WHO(世界保健機関)、ハーバード公衆衛生大学院、NIH(米国立衛生研究所)、米国心臓協会、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院と連携した最新の研究をいくつか紹介した。

研究テーマには、音が聴覚に与える長期的な影響、月経周期をもとにした不妊症と骨粗鬆症のスクリーニング、活動と運動が健康全般に与える影響などがある。

これまで、アップルとのパートナーシップを通じて健康に関する研究に参加したいユーザーは、その研究専用のアプリをiOSデバイスにインストールする必要があった。新しいResearchアプリは、参加できる研究がまとめられたポータルになる。

アップルは、研究への参加に際し「どのデータを共有するかはユーザー自身が決める」と説明し、また個人を直接特定する情報にアップルは一切アクセスできないとして、ユーザーのデータのプライバシーを尊重することを約束している。

Researchアプリは年内に米国でリリースされる予定だ。

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(翻訳:Kaori Koyama)

Apple Watch Series 5に早速触ってみた

新しいApple Watchは新しいiPhone以上に前の機種と区別するのが難しい。Fitbitのスマートウォッチが世代を重ねるごとにApple風に見えてきたことを思えば、会社もなにかに気づいたのかもしれない。iPhone同様、AppleはここしばらくWatchのデザインに手を入れていないところを見ると、もう変えるところがないのだろうか。

新しいチタンとセラミックのケースは見栄えがするけれども価格も高い。すてきな磁石式バンドも加わり、Appleのインストアカスタマイゼーションオプションを利用すれば人とは違うスタイルが見つかるかもしれない。

Apple Watch Series 5

Series 5は大きな前進のようには見えない。しばらく前のLTEの追加のような劇的なものは何もない。ちなみに睡眠トラッキングは先送りされたようだが、おそらくこれはバッテリーの制約からだろう。実際、18時間というのは1日中つけているのに十分以上の長さだが、寝ている間も腕時計を着用する場合は別だ。

もっとも、バッテリーの改善もある。スペック上のバッテリー持続時間は前モデルと変わらないが、この時間は常時オンディスプレイを前提にしている。おそらく便利な機能になるだろう。腕を上げたとき以外も常に画面が表示されている。

Apple Watch Series 5常時表示ディスプレイは他のスマートウォッチと同じく、低消費電力ディスプレイを使うことで実現している。しかし画面の変化は新型のFitbit Versaほど極端ではない。文字盤は反転するが、コンプリケーションなどの画面要素は見えている。デモ機で試したところ、切り替わるタイミングは光センサーを手で隠したときや自然に腕を下ろしたときなどに変わった。

私はFitbitで常時表示を使っているが、いいことばかりではない。寝るときには無駄だし(夜はオフにすべきだ)、映画館ではむしろ迷惑。それでも、ウォッチを積極的に持ち上げなくても時間を知りたい場面のほうがずっと多い。Appleはバッテリーの改善に力を入れているようなので、スリープトラッキングにも期待したい。

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コンパスの採用はうれしい。今後デベロッパーが活用することが容易に想像できる。デモでいちばん良かったのがNight Skyだ。以前からある星空アプリだが、向きを変えて全天を見ることができるのは楽しい。

Series 5の価格は、GPS版が4万2800円(399ドル)から、セルラー版が5万3800円(499ドル)から。チタン側は8万2800円から。iPhoneと同じく9月20日に発売が開始される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple Watchのケースとバンドを自由に組み合わせて購入できる

アップルの最新ラインアップは、好みに合わせて買えるようにバリエーションが増えている。iPhone 11の本体カラーにはグリーンやパープルなどが登場した。そして、Apple Watchのケースとバンドを好きなように組み合わせて購入できるApple Watch Studioも発表された。

これまでは、アップルがApple Watchのケースとバンドを組み合わせて販売していた。最初に付属していたバンドが好みでなければ、あとからアップルや他社のバンドを追加で購入しなくてはならなかった。

Apple Watch Studioでは、購入の際に好みのケースとバンドを選ぶことができる。

米国時間9月10日に開催されたイベントで、リテール+人事担当シニアバイスプレジデントのDeirdre O’Brien(ディアドラ・オブライエン)氏は「アップルは常にお客様の製品をカスタマイズし、パーソナライズできるようにしてきた。今回、Apple Watchについてもこれをさらに推し進める」と述べた。

Apple Watch Series 5の登場とともに、Apple Storeとオンラインで好きな組み合わせを作って購入できるようになった。

オブライエン氏によれば、ケースとバンドのバリエーションがたくさんあるため、Apple Watchのカスタマイズは「1000とおりを超える」という。

イベントでは、Apple Watch Series 5のアルミニウムケースはシルバー/ゴールド/スペースグレイ、ステンレススチールケースはシルバー/ゴールド/スペースブラック、ホワイトセラミックケース、そして新たにチタニウムケースのシルバー/スペースブラックが発表された。新しいバンドも登場し、iPhone 11の新色に合いそうなカラーもある。

深いトーンのパイングリーンやミッドナイトブルー、オウバジーン(パープル系)、あざやかなカラーのイエロー系やオレンジ系、そしてもちろんクラシックなブラックやブラウン系などもある。

アップルのサイトではあらかじめある程度決められたケースとバンドの組み合わせで購入することもできるが、新たに登場したApple Watch Studioのサイトでさまざまな組み合わせを試すことも可能だ。このサイトにはApple Watchの画像が表示され、サイズ、ケース、バンドを選んでカスタマイズする。オプションが横方向に並んで表示されるので、左右にスクロールして組み合わせを簡単に変えられる。

好みのものが完成したら「完了」ボタンをクリックし、購入手続きに進む。大きな変更ではないが、購入時点で好きなものを選べるようになったので、他社のバンドではなくアップルのバンドを使う顧客が増えるかもしれない。

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(翻訳:Kaori Koyama)

Appleがサーモグラフィーで本人確認するApple Watch用ベルトの特許を取得

Apple(アップル)はApple Watchのベルトをもっとスマートにする方法を研究しているらしい。

PatentlyAppleによると、米国時間9月3日午前、同社のいくつかの特許が承認された。いずれもベルトを使って新しい仕組みをApple Watchに持ち込むものだった。

apple watch wrist 2

1つ目の特許は、Apple Watchまたはベルトに組み込まれたセンサーが、赤外線を使って手首のサーマル画像を作成し、肌の質感や体毛などの特徴を識別することで、誰が使っているかを特定する。指紋に似ているが、代わりに手首を使う。

他の多くのAppleデバイスと異なり、Apple Watchはアンロックに生体認証を利用していない。Touch IDのための指紋センサーもFace IDのためのカメラもない。Apple Watchをアンロックするには、小さな画面に暗証番号を打ち込む必要がある(設定によってはiPhoneをアンロックすればウォッチもアンロックされる)。このセンサーを使えば、iPhoneをアンロックしなくてもウォッチを自動的にアンロックできる。

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2つ目の特許は、長さを自動的に調節する時計ベルトだ。Nikeの自動ひも締めシューズの腕時計バージョンだと思えばいい。走っている時、ウォッチがずれたことが検知されると(上で述べたサーマルセンサーが変化を感じた時も)、命令を受けた内蔵テンショナーがベルトを締めたり緩めたりする。

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そして3つ目の特許は、時計ベルトに内蔵されたライト・インジケーターで、メールの着信や一定の距離を走った後、カレンダーの予定が近づいた時などにベルトが光って通知する。いずれもウォッチの画面ではすでに出来ていることだが、画面をオンにすることなく見ることができる。

apple watch meters

例によって、特許が承認されたからといって、すべての機能が製品化されるわけではない。AppleのR&D部門が何かいいアイデアを見つけたものを会社が権利を確保しただけだ。

これまでApple Watchのベルトは比較的シンプルで交換しやすくさまざまな材質で作られていて、電子的な部分はウォッチ本体がすべて受け持ってきた。センサーやインジケーターをベルトに組み込むと、そのシンプルさが損なわれることになる。ユーザーは、自分にいちばん似合ったベルトを買うか、派手なインジケーターライトのついたものにするかを決めなくてはならない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

次期Apple Watchは睡眠トラッキング機能を搭載か

次のApple Watchに搭載されるかもしれない機能の詳細が取り沙汰されている。睡眠トラッキングだ。Apple(アップル)が睡眠トラッキング機能に取り組んでいるとBloomberg(ブルームバーグ)が最初に報じ、その機能がどんなものになりそうか9to5macが取り上げた。

新機能は次のApple Watchでお目見えするかもしれない。新たなデバイスは来週開かれるAppleのiPhoneイベントで発表されるかもしれないし、秋のイベントでの発表になるかもしれない。すでに販売されたデバイスでこの新機能が使えるかどうかは定かではない。

睡眠をトラッキングするのに別途ハードウェアが必要なわけではない。Apple Watchを手首につけるだけだ。Apple Watchは内蔵の加速度計を使ってユーザーの動きを追跡する。Appleはまた、心拍センサーも活用する計画だ。興味深いことに、ノイズを収集するのにマイクを使うかもしれない。

朝起きるとユーザーはiPhoneの「ヘルスケア」アプリで睡眠の質をチェックできる。9to5macによると、Apple Watch用の新しい「Sleep」アプリも展開される見込みだ。

スマホの目覚まし機能を活用するとき、AppleはアラームをApple Watchにも反映させるようだ。なので、アラームはまずApple Watchで鳴り、iPhoneはバックアップとなる。また。Apple Watchでのアラームはバイブレーションのみにするということも可能なようだ。この機能は起床時間が異なるカップルには特に使い勝手がいいものだろう。

バッテリーの持ちに関しては、就寝前にユーザーにApple Watchを充電することをリマインドする通知を送ることが想定される。Apple Watchのバッテリーは小さいのですぐに充電できる。ものの数分で十分なバッテリーをチャージできるだろう。

睡眠トラッキング機能は新iPhoneとは特にうまく連動するはずだ。噂ではAppleは新iPhoneにワイヤレスでバッテリーを融通する機能を加える。つまり、Apple WatchをiPhoneの背面に置くだけで直接充電できることを意味する。

もしあなたがApple Watchを長く愛用しているのなら、Appleはあなたを新たなApple Watch購入へと誘導し、専用の睡眠トラッカーとして使用させることができるかもしれない。そうすれば就寝前にApple Watchを別のものに付け替えるだけでいい。

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(翻訳:Mizoguchi)

アルミニウム製のApple Watchに不思議なひび割れ、アップルはスクリーンを無料交換

アルミニウム製のApple Watch Series 2やSeries 周辺がひび割れる。どこかにぶつけた記憶はないし、乱暴に扱ってもいない。

意外や意外!それはあなたのせいではないようだ。

Apple(アップル)が確認したところによると、「きわまてまれな状況において」、アルミニウム製のSeries 2と3のウォッチの丸みのある縁一帯に亀裂が生じる。

でも、あなたのApple Watchのディスプレイに亀裂が生じて、その原因が正に上述の問題なら、スクリーンを無料で交換してもらえる。厄介なのは、Genius Barでは直してもらえないから、AppleにApple Watchを送って返ってくるまで5日あまり待たなければならない。

Appleが認めているその亀裂は、写真のように極めて特殊だ。丸みのあるエッジに沿って、ぐるりと割れている。だからウォッチの上に何かを落としてディスプレイが壊れても、無料交換の対象にはならない。

MacRumorsによれば、この無料交換の対象になるウォッチのApple発表の完全なリストが公開されている。同社によると、アルミニウム製のSeries 2と3はすべて対象になり、期間は買った日から3年以内または本日から1年以内の長いほうだ。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

次期Apple Watchにはセラミック製とチタン製か

Apple(アップル)は次期Apple Watch(アップルウォッチ)で、新材料となるチタンとセラミックをケース素材に使用するかもしれない。この情報は最新のwatchOSベータ版に基づくもので、ブラジルのサイトiHelp.br9to5Mac経由)が発見して報じた。ベータ版で明らかになった新たなスクリーンでは、セットアップでのApple Watchペアリングに使われるグラフィックが示されていて、そこにはモデルサイズの識別情報とともに“チタンケース”と“セラミックケース”と表示されている。

Appleは以前、シリーズ 2とシリーズ 3のモデルでセラミックのApple Watchをプレミアム価格で、そして黒と白のケースのオプションで提供していた。チタンはこれまでに使用していないが、この軽くて丈夫な金属は従来の時計メーカーの間では人気だ。というのもチタンは時計のケースの重量を大幅に抑えられ、それでいてプレミアムな外観と感触があるからだ。

昨年のApple Watchシリーズ4では2015年の投入以来、ボディデザインにおいて初の大きな変更があったにで、今年再び大きな変更をするというのはあまり考えられない。新たなデザインではケースが大きくなり(40mmと44mmで、旧世代では38mmと42mmだった)、そしてディスプレイの角が丸くなって、ベゼルもスリムになっている。

新しい材料のものを提供するというのは、Appleにとってはプロセッサーや部品に改良を加えつつ、著しく新たな外観の新ハードウェアを提供する手段となる。Appleはこれらをステンレス製とアルミ製のモデルとともに展開することが予想され、おそらく今秋にもリリースされる。もちろん、この新素材モデルは高価格になるだろう。

シリーズ4のApple Watchはパフォーマンス面で大きな改善が図られ、ECG(心電図記録機能)などの機能が加わった。しかしながら、Appleがより高機能なプロセッサーを採用してwatchOSをiPhoneから独立したものに改良しつつあることから、目を引く新たなルックスというのはAppleがシリーズ5で想定していることではないと考えられる。

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(翻訳:Mizoguchi)

アップルは非接触型の学生証の導入をさらに多くの大学に拡大

米国の新年度である9月を控えて、Apple(アップル)は米国時間の8月13日、iPhoneの「Wallet」(ウォレット)アプリを利用した非接触の学生証を、さらに多くの米国の大学に導入することを発表した。その結果、10万人以上の大学生が、iPhoneまたはApple Watchとして学生証を携行できるようになる。利用範囲は、食事や軽食代金の支払い、学生寮やキャンパス内の施設といった建物への入場など、かなり幅広い。

今回新たに採用を決めた大学としては、クレムソン大学、ジョージタウン大学、テネシー大学、ケンタッキー大学、サンフランシスコ大学、バーモント大学、アーカンソー州立大学、サウスダコタ州立大学、ノーフォーク州立大学、ルイバーグ大学、ノースアラバマ、チョウワン大学が挙げられる。

以前から利用していた大学は、デューク大学、オクラホマ大学、アラバマ大学、テンプル大学、ジョンズホプキンス大学、マーシャル大学、マーサー大学だ。Appleが、この非接触型学生証の計画を最初に発表したのは、2018年のWWDCだった。その後、昨年の10月から上記の大学で初めて配備を開始した。

このデジタル学生証は、学生の身分証明書として機能するだけでなく、学内での購買に対する支払いにも使える。たとえば、カフェテリアでの食事、学内の書店での教科書や文具の購入などが賄える。非接触のIDを使って建物に入場したりすることは、大学のキャンパスでもだいぶ一般的になってきた。Appleの学生証を使えば、入場カードを毎回リーダーに通さなくてもドアを開けることができる。

大学の学生証をサポートすることは、Appleが物理的な財布を置き換えようとしている取り組みの1つの側面に過ぎない。同社は、デビットカードやクレジットカードから、交通カードやポイントカード、チケット類まで、Walletに追加する機能をサポートしている。さらに、Apple Pay Cash(アップルペイキャッシュ)によって、紙幣を追加することまで可能にしている。そして今、独自のクレジットカードを導入して、Apple製品のショッピングや、Apple Payでの支払いに対してキャッシュバックしようとしている。

「iPhoneとApple Watchを使い、かつてないほど便利にキャンパス内を動き回って活動できる学校を増やすことができるのをうれしく思っています」と、Appleのインターネットサービス担当副社長であるJennifer Bailey(ジェニファー・ベイリー)氏は、学生証のサポート拡大に関する声明の中で述べている。「学生たちが、この機能を気に入っているのは間違いありません。私たちのパートナーとなっている大学によれば、導入以来、全国のキャンパスで、学生は、iPhoneとApple Watchをタップすることで、125万食を購入し、400万回以上ドアを開いたということです」。

今回の発表の中でAppleは、キャンパスにおける認証とモバイルアクセスに関するソリューションプロバイダーとして、CBORD、Allegion、HIDの各社をサポートすることも表明している。そうした会社のシステムを利用可能とすることで、すでにそれらを導入している他の学校に対しても、Appleは今後容易に食指を動かすことができるようになったわけだ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

アップルがiOS 12.4を公開、Apple Cardに対応か

新機能満載のiOS 13はすぐそこまで来ているが、まだ準備は整っていないようだ。Apple(アップル)はiOS 12.4を公開した。安定バージョンの最新アップデートだ。大きな変更はほとんどないが、理論的にApple Cardをサポートした最初のバージョンになる。ただし機能はまだ有効になっていない。

Appleが自社製クレッジットカードのテストを始めてから数週間になる。Bloombergによると、Appleストアの店員はiOS 12.4と招待状があればApple Cardを申し込めるようだ。

ちなみに、Appleは米国ユーザー向けクレジットカードでゴールドマン・サックスと提携している。サインアップするとMaster Cardのクレジットカードをウォレットアプリで使えるようになる。

アプリでは、最近の購入一覧を見られるほか、購入商品をカテゴリー別に見ることもできる。Apple Cardで支払った場合は1%、Apple Payを使った場合は2%、Apple製品の購入なら3%のキャッシュバックがある。

キャッシュバックはApple Cashカードに直接加算される。残高はApple Payを使った各種支払いやApple Cardの支払いに使うか、自分の銀行口座に振り込むことができる。

Apple Cardが最初に発表されたのは今年の3月だった。その時Appleは夏には使えるようになると言っていた。iOS 12.4が公開された今、Apple Cardのリリース日はそう遠くないはずだ。

またiOS 12.4には、iPhoneから別のiPhoneに無線でデータ転送できる移行ツールが入った。新しいiPhoneに切り替える時、iCloudを使っていない人には特に便利だろう。

このアップデートでは、Apple News+のコンテンツを細かく調整できるようになった。たとえば、ダウンロード済みの雑誌を削除したり、ダウンロードされた雑誌のチェックなどができる。

また今日のアップデートでは、Apple Watchのトランシーバー機能が再度有効になる。Appleは同機能に脆弱性が見つかったため、一時的に無効化していた。

Appleのセキュリティー情報ページによると、今回のiOS 12.4には36件のセキュリティー修正が含まれている。

アップデートの前に、iPhoneをiCloudかiTunesにバックアップするのをお忘れなく。そのあと設定アプリで、一般 > ソフトウェアアップデートへ進む。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

アップルがwatchOSアップデートによりトランシーバーアプリの脆弱性を修正

米国時間7月22日のwatchOSのアップデートにより、トランシーバー(Walkie Talkie)アプリが復活した。watchOS 5.3のリリースノートには、「トランシーバーアプリの修正を含む重要なセキュリティアップデート」と記載されている。

この機能は、Apple(アップル)が虚弱性を見つけた2週間ほど前に無効化された。その詳細は明らかにされていないが、watchOS 5にて搭載された機能を即座に無効化するのに十分な内容だった。

トランシーバーアプリを使うと、2人のユーザーはお互いに短いチャットメッセージを送ることができる。これはApple Watchをフル機能のコミュニケーションツールとして使う複雑さを軽減し、ボイスメッセージを使うよりもスピーディーにメッセージをやり取りすることができる。

watchOSのアップデートはすでに入手可能だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

盗聴の恐れありでApple Watchのトランシーバー機能を一時停止へ

Apple(アップル)は、Apple Watchのトランシーバーアプリ(米国ではWalkie Talkieアプリ)を、まだどこにも報告されていない脆弱性があるため無効にした。その脆弱性により、ほかの人のiPhoneを同意なく聞くことができる(盗聴できる)と同社は米国時間7月10日の夜に公表した。Appleはそのバグと、バグが直るまで使えない不便さについて謝罪した。

Apple Watchのトランシーバーアプリを使うと、互いにお誘いをOKした二人のユーザーが「ボタンを押して話す」という昔の携帯電話のPTT(Push-to-Talk)ボタンのようなインタフェイスを使って音声でチャットできる。

Appleは次のようにコメントしている。

Apple Watchのトランシーバーアプリに関連する脆弱性を先ほど告知し、早速そのフィックスに着手するとともにアプリを無効にした。その不便を顧客にお詫びし、できるだけ早急な回復を図りたい。この脆弱性の、顧客に害を与える使い方や、それを悪用するための特定の条件や事象の継起はないはずであるが、私たちは顧客のセキュリティとプライバシーをきわめて真剣に重視している。私たちの結論としては、アプリを無効にすることが正しい行為である。なぜならこのバグにより、べつの顧客のiPhoneを同意なく聴取できるからだ。この問題とご不便に関して、再度お詫び申し上げたい。

Appleは「脆弱性をご報告ください」と名付けたポータルで直接このバグを知らされたが、現在のところそれの悪用が広まっている証拠はないそうだ。

同社はこの機能をフィックスが完全に行われてデバイスへ展開されるまで一時的に無効にしている。そのトランシーバーアプリはデバイスにインストールされているままだが、バグフィックスでアップデートされるまでは機能しない。

今年の初めに見つかった、FaceTimeのグループ通話機能のバグでは、通話を受け入れる前に相手の声が聞こえてしまう。それを発見したGrant Thompson少年は、Appleに報告したが何も応答がなかった。Appleはそのバグをフィックスし、最終的には彼にバグ発見賞金を贈った。しかし今回Appleは、「脆弱性をご報告ください」ポータルを頻繁に見ることによって脆弱性報告に遭遇し、早めにその機能を無効にできたようだ。

米国時間7月10日、AppleはMacのアップデートを黙ってプッシュし、ビデオ会議アプリのZoomから通話の開始を簡便にする機能を削除した。その機能を使うと、メールやウェブサイトがユーザーの許可なくそのユーザーを今行われているビデオ通話(ビデオ会議)に加えてしまえるからだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa