Dedroneはセンサーで収集したデータをいかなるサードパーティーにも販売しないが、上空周辺で記録されたドローンの活動を日報にまとめて利用者に知らせる。DedroneはこのシステムをBooz Allen HamiltonやBosch Security Systemsのような物理的警備を実施する能力のあるパートナーを通じて販売する計画だ。
TechCrunch Disrupt NY 2016にも、特別参加したGeoOrbitalは、ちょっと変わった仕組みの電動自転車を世の中に送り出そうとしている。自転車本体にモーターを搭載するのではなく、ホイールにモーターを積むのだ。このアイデアは、ファンダーのMichael Burtovが映画のTronを見ているときに思いついたのだそうだ。隙間だらけに見えるホイールの空間をうまく活用できないのかと考えたそうなのだ。そこからGeoOrbitalというホイールが生まれることとなった。
価格に伴う魅力を感じるかどうかも微妙なところだ。価格は35,980円から(米ドルでは290ドルより)で、Kobo Aura H2Oの190ドルよりかなり高価だし、iPad Mini 2の270ドルよりも高い。たとえばiPad Mini 2には電子書籍リーダーにはない機能もいろいろと備わっていて、Kindle Oasisを高いと感じる人が多いのではないかと思う。
Re/codeによれば、Motorolaの元CEO、リック・オスターロー( Rick Osterloh)が Googleに復帰してハードウェア事業全般を統括することになった。われわれの取材に対し、Googleの広報担当者もこのことを確認した。Googleがすべてのハードウェア製品を一人の人間が指揮する単一組織にまとめたのはこれが初めてだ。
Core mプロセッサが第六世代(Skylake)になったことで、グラフィックは従来のIntel HD Graphics 5300から、25%高速な Intel HD Graphics 515へ。またWiFiウェブブラウズ時のバッテリー駆動時間は従来の最大9時間から10時間へ、iTunes動画再生時は従来の10時間から最大11時間へと伸びています。
このタイミングの計画の発表は、財務状況の悪化が公表され株価がジェットコースター状態になったことと関連があるだろう。GoProではユーザーと販路を拡大し、売上を増加させてGoProの輝き(と売上)を取り戻したいに違いない。アクションカメラは需要が一巡してしまえば後は買い替え需要しか見込めない。しかしGoProを毎年買い換えるユーザーはまずいない。新しいクールなアクセサリーとソフトウェアが新しいユーザーを呼び込み、さらに既存ユーザーには積極的にカメラを使ってもらい―できれば新機能を搭載した次世代モデルを買ってもらいたいということだろう。イベントではサードパーティーの製品のための“Works with GoPro”〔GoProと連携〕という規格とロゴも発表された。
600ドルというOculus Riftの価格は、HoloLens Dev Kitの3000ドルと比べるとかなり安いが、後者のヘッドセットにはコンピューターが搭載されている。逆に言えば、グラフィック処理も難なくこなす高機能のゲーミングコンピューターとRiftを接続する必要がある。Riftを動かすために差額分の2400ドルを費やす必要はないが、費やそうと思えば簡単だ。そう考えると、この2つの実質的な価格の差はなくなる。