Oculus Riftヘッドセット、いよいよ予約受付開始へ〔日本時間1/7(木)午前1時から〕

A man tries out the Oculus Rift virtual reality headset at the Oculus booth at the Electronic Entertainment Expo on Wednesday, June 11, 2014, in Los Angeles. (AP Photo/Jae C. Hong)

長い道のりだった。いかにガジェット好きであろうと、頭に何かを被る必要があることを一般消費者に納得させるのは容易なことではない。今やOcculus Riftを装着すれば脳のシナプシスを最大限に興奮させるスリルに満ちたまったく新しい体験が提供される。

今朝の(米国時間)のOculusの発表によれば、消費者向け仮想現実ディスプレイ、Oculus Riftヘッドセットの予約は太平洋標準時で1月6日(水)午前8時〔日本時間1月7日(木)午前1時〕から受付が開始される。昨年末、同社は「開発は順調に進んでおり、製品は目標通り2016年第1四半期に出荷される」と確約していた。

ただし、今回出荷されるRiftの詳細なスペックが明らかになるのはもう少し先になる。 Oculusは依然として発表内容を細かく調整しており、購入に当たって重要となる要素、たとえば価格などはまだ発表されていない。離陸しつつある仮想現実マーケットでRiftがどれほどのシェアを獲得することになるのかは、予約開始を待たなければ予測が難しそうだ。

重要な点については口が固いOculusだが、ユーザーの期待をかきたてる方法は知っている。デベロッパー向けRiftキットは350ドルだったが、消費者バージョンの価格はもっと高いらしい。すくなくともRiftのファウンダー、, Palmer Luckeyがほぼそういう意味のことを述べている。Luckeyの「おおむねその範囲」という価格が正確にいってどの範囲に収まることになるのかは水曜日を待たないと分からない。

価格はともあれ、消費者向けRiftにはゲームが2本、無料でついてくる。PlayfulのLucky’s TaleとCCPのEVE: Valkyrie.の2作だ。

TechCruchチームは今週開かれるCES会場でRiftの実機をテストできるはずだ。フォロー記事に期待していただきたい。

画像: Jae C. Hong/AP

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

クリスマスをねらって家族向けゲームのChromecastバージョンが続々登場、画面にコントローラが表示されるのだ

55810660-14e0-4f45-ae4a-10040359a15b

クリスマスの休日がまだ遠い先のころから、Googleのお値段35ドルの最近アップデートされたChromecastではゲームをかなり楽しんだ。ゲームが楽しいだけじゃなくて、この“ゲーム機”のお値段が爽快感を与える。

休日が目の前に迫ってきた今日このごろは、テレビの大型画面に向かって家族たちに大声をあげさせるゲームの数も増えてきた。たとえばAngry Birds FriendsとDriver Speedboat Paradiseは、Chromecastバージョンがもうすぐ出る。Riskは前からChromecast対応なので、十分楽しませていただいた。

さらに、Hasbroのゲームも数本がChromecast向けに“リマスター”された。スマホやタブレットをコントローラとして使える。Monopoly Here & NowとYahtzee Blitz、The Game of Life、そしてScrabble Blitz 2.0がある。

うちのおチビさんの家族は、ChromecastでWheel of Fortuneをプレイし、大量の時間を浪費した。小さくて安いデバイスなのに反応が速いので、プレイ感覚は快適だ。この点では、Apple TVに負けていない。ファミリー向けのアプリも十分あり、セットアップも容易だ。

Screen Shot 2015-12-22 at 8.41.51 AM

Chromecast対応アプリの数は、急速に増えている。そのリストがhttp://chromecast.com/appsにある。そして簡単なギフト・アイデアを求めている人には、35ドルのChromecastが最適だ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Samsung Gear VRの最新コマーシャルはVRを一般消費者レベルの感性で訴求、これで来年のVRレースに勝てるかな?

samsung-vr

Samsung Gear VRの発売がいつになるかは、まだ分からないが、でも予告広告はコンスタントに登場している。そしてその、“とても良い仕事をしている”コマーシャルは、VRの未来に関する重要な問題を追おうとしている。今回のは、ゲームがテーマだ。

前の記事にも書いたように、現状でVRに対する質問は、“○○○はできるか?”、“☓☓☓はできるのか?”、というものが多い。そしてSamsungのコマーシャルは、一貫してそれを話題にしている。まず、見てみよう:

最後のメッセージは、Gear VR体験をうまく言い表している…”Your world just got bigger”(世界がとっても大きくなります)。通常の、スマホの画面を見ている状態からVRへの移行が、とても簡単にできる。Gear VRにスマホをぱちんとセットするだけだ。前にも体験談を記事にしたが、ユーザ自身がやるVRのセットアップは、これだけだ。

gJJjRj

ユーザの想像力に期待するVRのコマーシャルではなく、テレビ画面からVRの迫力の一端を見せ、その没入感をナレーションで煽る: “実際にゲームの中に入れます”、“空の星を見るだけではありません、星たちの中を飛行します”。

今のスマホは圧倒的に、何かを見るために使われているから、それを延長してさらに没入的にしたのがVRだ、と消費者を教育する。では、何でそれを体験するのか? Samsungの製品で、ですよ、もちろん。

Screen Shot 2015-12-16 at 10.52.33 AM

これらのコマーシャルにあふれている消費者親切精神は、完全にAppleだ。Samsungというブランドの表示がなければ、Appleの広告と思うだろう。使いやすさの訴求と、よくあるFAQに実際のユーザ体験の画面で答える。根っからのゲーマーでないふつうの人でもFOMO感に苛(さいな)まれる。そう思わせるほど、説得力のある物語になっている。来年、Oculus Rift、HTC Vive、Sonyと出揃ってきたときに、一般消費者のマインドシェアで優位に立っていたいのだ。

Samsungの、これほどまでのテコ入れは、ペイするだろうか? 馬を水辺に連れてきたが、水を飲んでくれるか? もちろん、各社がそれを望んでいるのだが。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

スターウォーズ公開間近―Googleがスマートフォンをライトセイバーに変身させる〔日本語サイトあり〕

2015-12-16-starwars

このところ右を向いても左を向いても『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』というフレーズが目に入る。ディズニーは人類に知られているありとあらゆるブランドと提携して昨夜ロサンゼルスで先行公開されたこの映画のプロモーションに努めている。そしてディズニーはついにGoogleとも提携した。

今日(米国時間12/15)、ディズニー、 Google、LucasFilm、Industrial Light & Magicは新しい試みとしてChromeブラウザを通じてLightsaber Escapeを発表した。Google、ディズニーなどはウェブサイトを通じて「映画の世界への没入を体験できる」と主張している。本物の映画を見るためのチケットをお持ちなら、もちろんそっちの方がいいに決まっているのだが。

CWS 1280x800_0003_4

それでChromeでの実験というのはこういうことだ。読者はスター・デストロイヤーの艦内にいて、手持ちのスマートフォンがライトセイバーだ。つまりこのゲームではChromeブラウザとスマートフォンの双方を必要とする(ウェブサイトとChromeにアクセスできれば種類は問わない)。読者は次々に現れる悪漢をなぎ倒すことができる。

  1. img_1296.png

  2. img_3383.jpeg

まずデスクトップのChromeからg.co/lightsaberというサイトを開くと、「スマートフォンでURLにアクセスしてください」という表示が目に入る。 黄色で目立つよう表示されたURLには個人別のキー文字列が含まれているはずだ。サイトの指示どおりにURLを入力する。やがてChromeの画面に「スマートフォンのキャリブレーションが必要です」と表示される。ユーザーは画面の指示に従ってスマートフォンを両手で握り、垂直になるようにかざす。

その後、ストームトルーパーの攻撃のかわし方を学ぶトレーニング・セッションが続く。スマートフォンを振り回すと敵はばたばたと倒れる。ビジュアルといい動きのスピードといい、非常によく出来ている。

ゲームの3Dグラフィックスは WebGLで書かれており、 3Dのレンダリングはウェブサイトを経由していると思えないほど速い。スマートフォンとデスクトップとの通信はWebRTCとWebSocketsが利用され、タイムラグやレイテンシーはまったく感じられない。プラグインは使われていない。つまりこのゲームはGoogleが技術力をデモするという重要な目的にも役立っている。

読者がギークならデベロッパー・ケーススタディーを訪問してみるとよい。いやというほどスターウォーズ関連のアプリを発見できる。少なくとも私の場合、実際に大きいスクリーンで動作を試してみたいアプリがいくつもあった。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

YouTube Gaming for Androidに“Cardboard Mode”が加わり、劇場の大画面感覚を楽しめる

screen-shot-2015-12-11-at-11-35-20-am

GoogleバージョンのTwitch、YouTube Gamingは、新しい機能を素早く取り入れることで競争の先頭に立とうとしている。今回のは残念ながらAndroidオンリーの機能だが、”Cardboard Mode”(カードボードモード)と呼ばれ、ビデオを映画館の大画面のような状態で見ることができる。

Screenshot_2015-12-11-11-27-22

Google Cardboardをまだ持ってない人は、そのスターウォーズバージョンを無料でもらおう(合衆国のみ)。

劇場の椅子に座って、大画面を見ているような気分になる。ゲームプレイの録画はまだ2Dのみだが、360度の立体VR画像で可能になるのも、そう遠くはないだろう。

要するにGoogleとYouTubeは、よそで実現し進歩したVR技術を自分たちも利用する、という姿勢ではない。自分でフェンスをぶち壊して、前進したいのだ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

プログラマの人的イメージ(白人、男)を変えるために女子プログラミング教育のNPO Girls Who Codeがモバイルゲームを利用

girlswhocode

女子をコンピュータサイエンスから遠ざけている大きな要因は、プログラマがもっぱら白人の男性である、という偏見的イメージだ。GoogleがGallupに依頼して行った調査の結果はそう言っている。そこで非営利団体Girls Who CodeはモバイルゲームのメーカーPixelberry Studiosとパートナーして、後者の売れ線ゲーム”High School Story”に、若い女子のプログラマに関するお話を入れてもらうことにした。

そのGabrielaという名前のプログラマは、”High School Story”では初めてのテク関連のキャラクターだ。Pixelberryによると、このゲームを合衆国の女子高生の30%以上がこれまでプレイしたそうだ。ストーリーは、Girls Who Codeを巣立った女の子たちがモデルになっている。そのストーリーではGabrielaが主役で、最後の決戦がハッカソンだ。そこでの目的は、モバイルアプリを作ること。これまでもHigh School Storyには、ネット上のいじめや、ボディーイメージ(body image, 身体像)*に関するストーリーがあった。〔*: body image, 自分の性的魅力の観点から自分の体やその部品を気にすること。〕

Girls Who CodeのCEO Reshma Saujaniのねらいは、プログラマに関するイメージを、狭いもの(白人男性)から広いもの(誰でも)に変えることだ。“女子たちに、プログラミングが自分のやりたいことを達成する手段であることを、理解させたい。コンピュータの伝統的文化像を変えて、それは女子にも作れる文化であり、むしろ女子に向いている創造的文化であることを伝えたい”、と彼女は語る。

“High School Story”はiOSとAndroidで遊べる無料のゲームだが、その中にアプリ内購入があって、自分を表すキャラクターのシャツを買ったりできる。今回のストーリーでは、それがGirls Who Codeの収益源になる。Girls Who Codeは合衆国の41の州で活動を展開しており、2012年の立ち上げ以来今日まで、1万名あまりの女子にプログラミングを教えた。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ファイナルファンタジーVIIのリメーク版は、カルトクラシックをアクションRPGに変える

final-fantasy-vii

6月のE3 2015イベントで発表して以来初めて、Square Enixは大いに待ち望まれているFinal Fantasy VIIのゲームプレイ予告編を公開した。そしてそれは単にグラフィックを一新したリメーク版ではなかった。

下の動画で見られるように、新ゲームは壮観だ。実際のゲームプレイの画面もあるが、特に注目すべき点がいくつかある。まず、新ゲームはオリジナル版の定点カメラアングルから三人称ゲームへと作り変えられている。

次に、戦闘システムが一新された。Final Fantasy VIIは今、アクション・ロールプレイングゲームにリアルタイムコンバットが加わった。果たしてハードコアなFinal Fantasy VIIファンがこの変更を喜ぶかどうか私にはわからないが、ターン方式の戦いが今や時代遅れなのは確かだろう。

この2番目のビデオでは、プロデューサーの北瀬佳範氏がリメーク版での変更について説明している。アート的な方向性に関して、チームは映画『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の雰囲気を再現しようとしている。

北瀬氏は新しいリアルタイム戦闘システムを採用したことを認めたが、プレーヤーはクラシックなRPGアイテムも武器として選ぶことができる。新たなアクション中心の方向性がストーリーに影響を及ぼすかどうかはまだわからない。

おさらいしておくと、Final Fantasy VIIのリメーク版はPlayStation 4で動く。噂によるとSquare Enixは、オリジナル版の20周年を記念して2017年に公開したいらしい。またこれは一時的な独占タイトルであり、後日Xbox OneやPC版が発売される可能性もある。まだまだ長く待たされることになりそうだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ゲーム用製品に特化したRazerが最大のコンセプトストアをバンコクにオープン

ゲームファンの方なら、Razerをご存知だろう。ハイエンドのハードウェア企業で、ゲーム用のラップトップやXboxの周辺装置類、サウンドバーなど、ゲームをより楽しむための製品を作っている。昨年Intelからの投資を得て、評価額10億ドル以上のスタートアップの仲間入りをした。

しかしこのカリフォルニアの企業が、アジアにコンセプトストアを展開していることは、あまり知られていない。同社はこれまでの台北とマニラに次いでこのほど、バンコクにも新たにコンセプトストアを‘開店’した。

コンセプトストアは、売るためのストアではなく一種のショウルームで、今度のバンコク店は建坪180メートル四方(正方形)と、これまでで最大だ。高級ショッピングモールの中にあり、超薄型のゲーム用ラップトップやXboxのアクセサリ、カラフルなマウスやキーボードなど、同社のゲーム用製品を賑やかに並べている。その狙いは、消費者がRazer製品を実際に買わずに試用できること、そしてゲーマーたちのたまり場になることだ。つまり、物を買わなくてもよくて、好きなだけくつろげる場所、だ。

バンコクのコンセプトストアをRazerでプロダクトマーケティングを担当しているJun Shen Chiaが案内してくれた。多くの製品が展示されている中で、やはりいちばん光るのはラップトップのBlade(刃(は))だろう。これはCEOのMin-Liang Tanが、出張先でもゲームがしたくて、設計した製品だ。

またカラーマウスChromaは、ヘッドセットやマウスマット、キーボードなどとセットにして、好きなゲームに合わせた買い方ができる。そしてXbox 1用のWildcatは、人間工学的に設計されたゲームパッドで、手に持って快適であるだけでなく、専用のボタンやペダルも付いている。

Razerのゲーム用製品は、MMOGのファンにとくに人気がある。RazerのNagato、Anansi、Tartarusなどの製品は、ボタンのサポートとそのスタイルによって、ゲーマーのゲームプレイをより便利にした。マウスとキーボードのクレージーな組み合わせのようなRazer Naga Hexは、ゲーマーたちの願いをまさしく実現している。

RazerのCEO Tanによると、コンセプトストアは合衆国やそのほかの地域でもオープンしたいが、規制やお役所仕事〜官僚主義のためにうまくいかないところもある。しかし合衆国とヨーロッパはそんな問題が少ないので、遠くない未来に実現できるらしい。楽しみに待とう。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Oculus Riftの発売日に提供されるコンテンツはVRゲームRock Band VR、すでに予告編あり

screen-shot-2015-12-03-at-7-23-25-pm

Oculusからの重大な発表が、何であるか分かった。それは、今夜(米国時間12/3)ロサンゼルスで行われたThe Game Awardsのステージで共有された。

その発表は、同社のVRヘッドセットRiftの発売スケジュールやお値段ではなかった。それは、“2016年のQ1”になるしかないようだ。

しかし、23歳のOculusファウンダでRiftを発明したPalmer Luckeyが発表したのは、 HarmonixとのパートナーシップによるVRゲームRock Band VRだ。そのときの彼の短いステージには、まさにロックバンドDragonForceがいたんだけど。なお、ゲームの発売は2016年の早め、だそうだ(ということはRiftも?)。

Screen Shot 2015-12-03 at 7.17.19 PM

これがThe Game Awardsにおける、その発表だ:

そして予告編:

Rock Bandを前から知ってる人は、どんなのか想像できるだろう。プレーヤーは、バンドの奏者になりきってプレイする。予告編でちらっと見たかぎりでは、よくできてるし、まさにVRならではの没入的(immersive, イマーシブ)だ。

“実際に満員の聴衆がいて、自分が本当のロックスターになった気になれるのは、とってもすばらしい体験です”、とLuckeyは述べた。

ステージ上でLuckeyは、両社のチームはかなり前から協働している、Riftのローンチ(いつのことやら)では、ほかのゲームも発表される、と言った。今のところは、Rock Band VR はVRゲームとして完成度がとても高そうだから、ぼくも絶対に買いたい。ギターをプレイしているぼくが、だせぇアホに見えても、かまわないよ。

Screen Shot 2015-12-03 at 7.14.04 PM

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ソニーのPS4はJaguar第7コアの利用で少し強力になっている

2015-12-02-ps4

たぶん一般のゲーマーのほとんどは気づいていないだろうが、PlayStation 4はほんのわずかだが強力になっている。PlayStation 4のCPUはオクタ(8)コアのAMD Jaguarだ。これまでゲーム・デベロッパーはそのうちの6コアを利用できた。他の2コア、つまり第7と第8のコアはOS専用だった。しかしソニーは最近、第7コアのOSロックを外して、というか部分的にはずして、デベロッパーが利用できる道を開いた。

ソニーはこの点についてまだ何も発表していないが、一部のデベロッパーはすでに第7コアを使い始めている。たとえば、オーディオ・ミドルウェアを提供しているFirelight Technologiesは人気のサウンドエフェクト・エンジン、FMODの新バージョンをリリースしている。

Firelight TechnologiesではバージョンアップのログEurogamerサイトが第7コアについて新発見をしたと指摘し、特に次のように述べている。「PS4:新しく、FMOD_THREAD_CORE6が追加され、このスレッドによって第7コアへのアクセスが可能になった」。

FMODはすべてのゲーム・コンソールのOSで作動するモジュールだ。PlayStation 2、3、 4、Portable、Vitaだけでなく、MicrosoftのXbox、Xbox
360、Xbox One、任天堂のWii、Wii U、 3DS、また iOSやAndroid、OS X、Windows、LinuxでもFMODは走る。またUnreal EngineUnity、 CryEngineSource Engineなどのゲームエンジンを通じて多くの人気ゲームに組み込まれている。つまり、Firelight Technologiesは単にPS4だけでなくすべてのプラットフォームにおけるオーディオ・エンジンの効率改善の手法を教えてくれたわけだ。

ちなみに、Microsoftは今年、Xbox Oneについて第7コアの利用方法を発表している。

PS4とXbox Oneはどちらもこのコアを音声コマンドのようなタスクの実行に利用しているようだ。ゲーム・デベロッパーが第7エンジンを利用するときはすでにシステムこのコアを使っていることに留意する必要があるだろう。

ところでこのアップデートは一般のPS4ユーザーにはどの程度の影響があるのだろう? すべてのゲームは最初の6コアをフルに利用しており、ソフトウェアは6コアに最適化されている。つまりそのままでは7番目のコアを利用することはできない。利用するためには新しいパッチが必要になる。第7コアのり利用には6コアですでに順調に動いているソフトのためにわざわざパッチを開発するほどのインセンティブはなさそうだ。

しかし今後開発される新しいゲームについては話が別で、第7コアをフルに利用することが前提になるだろう。デベロッパーはゲーム開発の途中であっても第7コアが使えるようソフトを書き換えるはずだ。上記のゲーム・エンジンのメーカーは真っ先にアップデートを行い、新機能が利用できるようにするだろう。

ただしPS4やXbox Oneにおける現在のゲームソフトではGPUの能力がCPPUより重視される傾向にある。ゲーム・デベロッパーはさまざまな昨日をGPUに分担させてきたからだ。つまりCPUの改良は天地が逆転するほどの影響は持たない。しかしゲームを今よりスムーズに走らせるためには大いに役立つだろう。

画像: TechCrunch

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SonyがPS4のMacとPC用リモートプレイを近くリリース…SCEの人がそうツイートした

screen-shot-2014-08-20-at-3-28-54-pm

インディーのデベロッパTwistedに、予想もしなかった大反響が舞い込んだ。PlayStation 4のPC用の、非公式のリモートプレイアプリを発表したら、あちこちで何百名もの人たちが、そのリリースが近いことを書いた。そして、その話を小耳に挟んだらしいSonyも、同社が今MacとPC用のPS4リモートプレイアプリを作っていることを確認した。

ゲームはPlayStation VitaやSonyの一部のスマートフォンにストリーミングできるから、Sonyがそこまで手を伸ばす必要はない。PlayStation TVを買えば、PS4のゲームをほかのテレビにストリーミングできる。

でも、家に一台しかないテレビを子どもに占領されているとき、Destinyをデスクトップコンピュータでプレイしたければ、どうするか。Sony Computer EntertainmentのShuhei Yoshidaが、その機能はもうすぐ提供される、とツイートしている:

Xbox Oneに関してMicrosoftは最近、PC用リモートプレイを可能にした。ただしWindows 10用だからMacユーザは無念残念。でも正しくセットアップすれば、Xbox OneのゲームをPC上で、60fps、1080pでプレイできる。

ただし画質やレイテンシは、使ってるネットワークの品質次第だ。コンピュータとXbox OneがWi-Fiを使っていたら、60fpsは無理かもしれない。Ethernetを使えるなら、たぶん大丈夫だ。

PS4のリモートプレイがこれほどの話題になるからには、今後コントローラもPCやMacをサポートするために改良されるのだろう。PS4のコントローラはBluetoothとUSBを使うから、PCでも十分に使えるはず。

ただし、タッチパッドのサポートは難しいだろう。OS X用とWindows用の公式ドライバを、期待しよう。

出典: Engadget

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ソニー、クリスマス商戦を控えて「PS4の世界での販売は3000万台以上」と発表

2015-11-26-sonyps4

クリスマス商戦が近づく時期だが、 今日(米国時間11/25)、ソニーはPlayStation 4の世界での累計販売台数を明らかにした。ソニーはすでに 3020万台のPS4を売ったという。この数字はライバル・メーカーのゲーム機販売台数を大きく上回るものだ。

ソニーがこの発表を行ったのはクリスマス商戦の開始を告げるブラック・フライデー〔感謝祭直後の金曜日〕に先立つタイミングを見計らってのことだろう。今年、ソニーはアメリカで300ドルのPS4の販売に全力を挙げている。このハードにはUncharted: The Nathan Drake Collectionがバンドルされる。このバンドルはカナダでは369.99カナダ・ドルとなる。ヨーロッパのファンにはまた別のセールが用意されている。

Sonyは先ごろ、PS4を349ドルまで値下げしたPS4の販売台数はこの3月に2000万台だった。つまりソニーは最近の8ヶ月たらずで1000万台をう売ったことになる。一月平均120万台というのは相当な数字だ。.

ライバルの動向について言えば、Microsoftの最近の発表によると、約1年前に発売されたXbox Oneの販売台数が1000万台を超えたという。 非公式ながらゲーム機の売れ行きをモニターしているVGChartzによると、 Xbox Oneコンソールの総販売台数は現在のところ1560万台に近づいており、任天堂のWii Usは 1100万台と推計されている。.

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

2003年にタイムスリップ、SonyがPlayStation 4用のPlayStation 2エミュレータを開発

screen-shot-2014-08-20-at-3-28-54-pm

大きなピクセルのゲームが好き、という懐古趣味の人たちに、Sonyが特別サービスを提供する。同社はこれまでひそかに、PlayStation 4の上で動く、そして機能的に完全な、PlayStation 2エミュレータを作っていたのだ。このエミュレータがあれば、古典的名作、PS2のStar Warsをとりあえず遊べる。Wired誌に語っているところによると、PS4で遊べるPS2のゲームを、これからもっと出すそうだ。

最初に提供されるStar Wars Battlefrontバンドルの構成は、PlayStation 4本体、EAの最新のStar Warsゲーム、そしてたくさんの古いゲームだ(Super Star Wars, Star Wars: Racer Revenge, Star Wars: Jedi Starfighter, Star Wars: Bounty Hunter)。

Eurogamerがこれらのゲームをトライして、以外に良い、と驚いている。これらのゲームはPS4に移植されたのではなくて、PS2エミュレータの上で動くのだ。

これらのゲームをブートすると、PS2のスタートボタン、セレクトボタン、仮想メモリカード、なつかしいPlayStation 2のロゴが現れる。でも大型テレビで見ると見づらいこともあるから、今後はアップスケーリングされるのだろう。

そのほかのゲームについては、Sonyからの発表はない。古いゲームを、ネットで売るのか、それとも有料会員制にしてアクセスさせるのか、そのへんも未定だ。GTA III、Vice CityとSan Andreas(グランド・セフト・オート)、Final Fantasy X、Metal Gear Solid 2と 3、God of War、Ratchet & Clank、Jak & Daxterなどなど、どれも懐かしい。なんといっても、ゲーム機の歴史の中でもっとも多く売れたベストセラー機がPlayStation 2なのだ。

でも本当は、ファームウェアをアップデートしてこのエミュレータを無料にしてほしい、と思うゲーマーが多いだろう。PlayStation 2のディスクを持ってる人は、それらをエミュレータで遊べないのはおかしいよ、と思うだろうね。

Microsoftはつい先週、Xbox OneにXbox 360の後方互換性を加えた。E3でMicrosoftをほめるゲーマーが多かったのも、お金を一銭も払わずに古いXbox 360のゲームを遊べるからだ。

ただしそのためには Xbox 360のゲームにパッチを当てなければならないから、時間がかかる。現在Xbox Oneで遊べる360のゲームは、104本ある

Sonyなら、パッチなんか当てなくても古いゲームをPlayStation 4で遊べるようにできるはずだから、15年前のゲームにまたお金を払うなんて、かっこ悪いことしなくてすむはず、と思うんだけどね。

〔訳注: PS4にこだわらなければ、PS2エミュレータってすでにいろいろあるけど…。〕

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Google Trendsのデータを利用するクイズTrendquizは、やり始めるとやめられないから、朝の忙しいときにはおすすめしない

8671901426_76af7e674a_k

ぼくはGoogle Trendsのファンだ。新しい話題やビッグニュースが登場するたびに訪ねて、人びとの関心の高さや、その経過(関心のピークと低落時)を知る。〔日本語サイト。〕

trendquizというシンプルなサイトは、Google Trendsのデータを利用して、あなたのトレンド知識をテストする。質問は二択方式で、カテゴリ(例: テクノロジ)の指定もできる。

Screen Shot 2015-11-20 at 11.38.28 AM

自分の得意分野を選んだら、トレンド推移グラフが4つ出るから、何のトレンドかを二択の中から選ぶ。会社名のこともあるし、スポーツ選手のこともある。最近のニュースに関するあなたの知識をベースに、正解を当てる。

Screen Shot 2015-11-20 at 11.39.41 AM

それではお楽しみを! でもインチキやイカサマはいけない。制限時間もあるけど、でも何度でもプレイできる。ぼくなんか、朝の時間がこれでつぶれてしまう。あなたもたぶんね。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ゲームのスタープレーヤーたちによるライブストリーミングをメディアコンテンツととらえるKamcordが、日本韓国を皮切りにグローバル進出を開始

screenshot-2015-11-20-11-17-38

モバイルで自分のゲームプレイを録画したりストリーミングできる、という合衆国のサービスKamcordは、1年近く前に1500万ドルを調達してアジア市場の開拓に着手したが、ついに今日(米国時間11/19)、日本と韓国でそのサービスを開始した。

Y Combinatorを2012年に卒業したKamcordは、この二か国の人気上位のゲームストリーマーの多くと組んで、両国におけるライブストリーミングサービスを立ち上げた。

同社のライブストリーミングは合衆国でも、始まったのはやっと今年の夏だ。スタープレーヤーのデバイス上で行われていることをリアルタイムでブロードキャストすると、ファンたちが自分のモバイルやWeb上でそれを見て楽しむ。合衆国でKamcordはスター級のプレーヤーをたくさん囲い込み、サービスの立ち上げを飾った。たとえばClash Of Clansが得意なChief Patは、YouTube上の視聴会員が140万人もいる。日本(明日ローンチ)や韓国(今日ローンチ)でも、やり方は同じだ。

Kamcordの協同ファウンダAditya Rathnamによると、韓国での立ち上げ記念に参加したライブストリーマーたちは100万名あまりの視聴を稼いだ。スターたちの代表格がMinecraftをプレイするDottyだ。日本では参加ストリーマーたちの、YouTube等におけるファンの累計が60万だ。

kamcord

“合衆国と同じく、パートナーたちはライブストリーミングのできるデスティネーションを求めている。Twitchを試してみたが、だめだった、という人が多い”、とRathnamは言っている。

合衆国でもライブストリーミングは始めてまだ4か月だが、すでに手応えは十分だそうだ。

だいたい一人のユーザがストリーミングを見る時間は平均20分ぐらいだが、これまでで一番人気のストリームは視聴者計が19万2000に達した。Kamcordの上位8名のパートナーの合計フォロワー数は、これまでの計で30万、Clash of ClansをプレイするGaladonは、Kamcordのフォロワー数(64000)の方がTwitch(22000)よりも多い。

東京のオフィスには5名、ソウルには2名の社員を置くが、Rathnamによれば、これは世界進出のほんの端緒にすぎないという。まだ当面は、合衆国が主力になりそうだ。

“でもポテンシャルは、世界の方が大きいからね”、と彼は語る。“言語はまだ英語だけなのに、すでに英語以外の国からのダウンロードがとても多い。ライバルたちの多くがまだ国際市場にあまり手を出していないから、そのことを好機と捉えて、各国の高品質なローカルコンテンツをどんどん出していきたい”。

Rathnamによると今同社は、合衆国、日本、韓国に次ぐ第四の市場を模索中だ。

“たぶん、中国かまたは、ヨーロッパのどこかだろうね”、とRathnamは言うが、まだ現時点では決まっていない。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Nvidia Shield Tablet K1はゲーマーの夢のタブレット、しかも大幅値下げ、X1機が出る予兆か?

shield-tablet8

根っからのゲーマーが欲しがるタブレットとは、どんなのだろう? iPadの最新機種は強力なタブレットだし、良いゲームもある。でもNvidiaから今度出るShield Tablet K1は、それよりも安くて、しかも高性能・高機能をねらっている。

Nvidiaのタブレットは199ドルだから、399ドルからの最新のiPad miniよりも相当安い。そのほかの199ドルクラスのAndroidタブレットと比べても、Shield Tabletは性能機能的にずっと上だろう。なんといっても、Nvidiaの強力なSoCを使っているのだから。

ただしそのチップは新たにアップデートされず、昨年のTegra K1のと同じだが、それでもなお、その他大勢のAndroidタブレットより速い。ストレージは16GB、mini-HDMIポートとmicroSDスロットあり、重さは390グラムだから、他機よりやや重い。

ディスプレイは8インチ1080p、スピーカーは前面に2つ、別売の専用カバーもあり、これはキックスタンドにもなる。そしてもちろん、Shieldコントローラを買えばゲーム機に変身する。それにまた、‘ゲームのNetflix’とも呼べるストリーミングサービスGridで、いろんなゲームを楽しめる。

前のShield TabletはGPUにやはりK1を使っていたけど機種の名前にK1はなく、LTEあり32GBで399ドル、LTEなし16GBで299ドルだった。しかしそれらは、電池の発火という残念なトラブルで回収された。今ではもちろん、電池問題は解決済みだろう。今回は32GBタイプは、ないのかもしれない。

Shield Tabletは、Nvidiaのモバイルチップセットの‘見せ場’でもある。Nvidiaがモバイルチップのアップデートを発表したのは1月のCESだった。Tegra X1は265コアのMaxwell GPUと8コア64ビットのARM CPU を搭載、H.265またはVP9のコーディングで4K UHDのビデオを60fpsで再生できた。

K1より相当速いのだろうし、すでに同社はNvidia Shield for TVでX1を使っている。

しかし今回機種名にわざわざNvidia Shield Tablet K1とK1の名が入った(前はNvidia Shield Tabletのみ)ことは、当然(?)次はX1機Nvidia Shield Tablet X1が出る、ということなのだろう。それも、近いうちに。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

なつかしいDungeons & DragonsをAltspaceVRが仮想現実(VR)で再現

dndasvr4

Dungeons & Dragonsのファンで、仮想現実(virtual reality, VR)のデバイスを持ってる人は、今ただちに、仕事も食事も何もかも中断した方がよい。ソーシャルVR企業を自称するAltspaceVRが、あの愛すべきテーブルトップロールプレイング・ゲームの没入型(イマーシブ, immersive)バージョンを発売したのだ。

AltspaceVRはD&DのパブリッシャーWizards of the Coastとの共同制作で、このプレー体験を作り出した。

同社によると、この作品により初めて、このゲームを、ゲームの世界の中を動き回りながらプレイできるようになった。VRだから当然だが、RPGとVRは最高に相性が良いね。

複数のプレーヤーやビューワー(見物人)が“部屋”に集まって、チャットしたり、ジェスチャしたり、他のプレーヤーのリアクションを見たりできる。

  1. dndasvr3.png

  2. dndasvr2.png

  3. dndasvr1.png

Dungeons & Dragonsのブランドディレクター Nathan Stewartが、こんなことを言っている:

これまでのDungeons & Dragonsの、友だちはテーブルの回りにただ座って見てるだけ、というつまらなさをAltspaceVRは解消した。これからはみんながAltspaceVRの酒場に集まって、友だちのゴブリンのものまねを笑ったり、20面ダイス(さいころ)が転がるのを見たり、ついに20(最高値)を出して、敵を打ち負かしたりできる。

キャラクタシートやフィギュア、地形などは原作そのままだが、マップとアドベンチャーの内容はプレーヤーが自作もできる。

AltSpaceVRは最近1000万ドルあまりを調達したカリフォルニア州Redwood Cityの企業だが、出身はモスクワだ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Bethesda Softworksの新アポカリプス・ゲーム、Fallout 4は(何のサイトか知らないが)Pornhubに勝った

インターネットのポータルだと思うが、Pornhubというサイトがある。誓って私はアクセスしたことがないが、衣服を着用しない複数の人物が通常そのような状態で期待されるような興味ある行為を実行しているという。誓うといえば、誓ってFallout 4のようなゲームもプレイしないが、今月10日にリリースされたこの新ゲームとPornhubには深い関係があるらしい…

普段からゲームに熱中しているのであろう、smutwranglersというくだらないサイトによると―

新ゲームのリリースを待つのはPornhubのビデオに似ている。期待が次第に高まっていき、サイトをくりえし訪問せざるを得なくなる。

のだという。しかし統計データは雄弁だ。Fallout 4のリリースと同時にPornhubはトラフィックの大きな落ち込みを体験したそうだ。

pornhub-insights-fallout-4-general-gamer-traffic (2)

さてこれがインターネットの将来像に関してどういう意味があるのかとは聞かないでもらいたい。実は私にもよく分からない。ともかく、

通常の日に比べて、明け方3時から4時にかけてPornhubへのゲーマーのトラフィックが5%増加したことが観察された。しかし明け方5時に突然トラフィックがドロップした。この時点でゲーマーの大部分はダウンロードを完了し、プレイがスタートしたはずだ。下落幅は最大10%と大きく、午前7時から正午まで続いた。午後に入ってトラフィックは一時通常レベルに近づいたが、午後6時過ぎからPornhubのトラフィックは再び下落した。これは午後5時で勤務を終えたユーザーが帰宅してパソコンのスイッチを入れ、Fallout 4をスタートさせた時間帯と一致している。深夜0時を過ぎるとほとんどのゲーマーが疲労を覚えてFallout 4を中断したらしく、Pornhubのトラフィックは平均を15%も上回った。

正確に言って何のことか見当もつかないが、ともかく多くのユーザーがこの週末熱心にFallout 4をプレイすることになるのだろう。Bethesda Softworks が久々に発表した新ゲームはこちらからダウンロードできる。Darrel Etheringtonの紹介記事はこちら

〔日本版〕Fallout 4は核戦争後のラスベガスを舞台にしたアポカリプス・ゲームの新作。日本でも人気を呼んでいる。英語版は公開ずみだが、日本語版は予約受付中。TechCrunchの炎の剣に関する記事

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Xbox OneでXbox 360のゲームをプレイできる、まず手始めに104タイトル

xbox-one

木曜日(米国時間11/12)から、これまでXbox 360でしかプレイできなかったゲームのうちの104種を、 Xbox Oneでもプレイできるようになる。たとえば、Fable II、Fallout 3、Gears of Warなどだ。どれも、無料である。

Microsoftはこのことを、この前のE3で発表し、最初な100タイトル、次にまた100タイトル、と約束していた。同社はその約束を果たしつつあるが、今回の最初のグループの中に入っていない人気タイトルもある。

まずネット上では、ゲームを直接、Xbox 360で買うと、ゲームはユーザのライブラリに入り、ダウンロードできるようになる。DVDなら、ふつうにXbox Oneでプレイできる。

Microsoftは頑張って、これらにゲームにパッチを当てた。DVDの場合は、Xbox Oneがそのパッチをダウンロードして、ゲームをプレイできるようにする。

次回のタイトルも一部発表されており、それらはHalo Reach、Halo Wars、Call of Duty: Black Ops 1、Bioshock、Bioshock 2、Bioshock Infinite、Skate 3などだ。

木曜日には、Xbox Oneの大きなソフトウェアアップデートもリリースされる。インタフェイスが新しくなり、速くなる。CortanaがXbox Oneに来るのは来年だから、今回のアップデートではそれほど新しい機能はない。それはWindows 8用ではなくWindows 10用のXboxアプリケーションみたいになるだろう。

今回の後方互換性の実現で年末にXbox Oneが多く売れるか、それはまだ分からない。でもMicrosoftがこの機能を無料で提供したのは、良いことだ。

以下が、今回対応のゲームだ:

A Kingdom for Keflings
A World of Keflings
Alien Hominid HD
Assassin’s Creed II
Asteroids & Deluxe
Banjo Kazooie: N n B
Banjo-Kazooie
Banjo-Tooie
BattleBlock Theater
Bejeweled 2
Bellator: MMA Onslaught
Beyond Good & Evil HD
Blood of the Werewolf
BloodRayne: Betrayal
Borderlands
Call of Juarez Gunslinger
Castle Crashers
Castlestorm
Centipede & Millipede
Condemned
Crazy Taxi
Deadliest Warrior: Legends
Defense Grid
DiRT 3
DiRT Showdown
Discs of Tron
Doom
Doom II
Dungeon Siege III
Earthworm Jim HD
Fable II
Fallout 3
Feeding Frenzy 2
Gears of War
Gears of War 2
Gears of War 3
Gears of War: Judgment
Golden Axe
Halo: Spartan Assault
Hardwood Backgammon
Hardwood Hearts
Hardwood Spades
Heavy Weapon
Hexic HD
Ikaruga Arcade
Jetpac Refuelled
Joy Ride Turbo
Just Cause 2
Kameo
LEGO Pirates of the Caribbean: The Video Game
LEGO Star Wars: TCS
Lode Runner
LUMINES LIVE!
Mass Effect
Metal Slug 3
Metal Slug XX
Might & Magic Clash of Heroes
Mirror’s Edge
Missile Command
Monday Night Combat
Monkey Island 2: SE
Monkey Island: SE
Ms. Splosion Man
Mutant Blobs Attack
N+
NBA JAM: On Fire Edition
NiGHTS into dreams…
OF: Dragon Rising
Pac-Man C.E。
PAC-MAN CE DX+
Perfect Dark
Perfect Dark Zero
Phantom Breaker: Battle Grounds
Pinball FX
Plants vs. Zombies
Prince of Persia
Putty Squad
R-Type Dimensions
Rayman 3 HD
Sacred Citadel
Sega Vintage Collection: Alex Kidd & Co。
Sega Vintage Collection: Golden Axe
Sega Vintage Collection: Monster World
Sega Vintage Collection: Streets of Rage
Shadow Complex
Sonic CD
Sonic The Hedgehog
Sonic The Hedgehog 2
Sonic The Hedgehog 3
Super Meat Boy Arcade
Supreme Commander 2
The Stick of Truth
Tom Clancy’s RainbowSix Vegas
Tom Clancy’s RainbowSix Vegas2
Torchlight Arcade
Toy Soldiers Arcade
Toy Soldiers: Cold War
Tron: Evolution
Ugly Americans: Apocalypsegeddon
Viva Piñata
Viva Piñata: TIP
Wolfenstein 3D
Zuma

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

「gumiショック」からの復活は? TechCrunch Tokyoでgumi代表の国光氏に聞く

いよいよ開催まで2週間を切ったスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2015」。また新たな登壇者について紹介したい。今回登壇が決まったのはgumi代表取締役社長の国光宏尚氏だ。

gumi代表取締役社長の国光宏尚氏

gumi代表取締役社長の国光宏尚氏

国光氏率いるgumiは2007年の創業(当時の社名はアットムービー・パイレーツ)。当初は自社でSNS「gumi」を提供していた。

実はこのgumi、mixiやDeNA、GREEなどよりも早くオープン化を実施した先進的なSNSだったりするのだが、早すぎるオープン化は当時ユーザーに受け入れられなかった。その後同社はSNSからソーシャルゲームの開発へと事業をシフトするが、これまでに資金繰りに苦戦し、3度倒産の危機を迎えたのだという。

そんな苦労の末に2014年12月、見事東証マザーズ市場に上場するが、今度は上場から2カ月半で業績予想の下方修正を発表。2015年4月期の業績が営業利益13億円の黒字から4億円の赤字になると発表。追い打ちをかけるように無担保での30億円の銀行借入や韓国子会社での横領事件などがあきらかになったこともあって「gumiショック」なんて揶揄され、市場の投資家から厳しい批判を受けた。

今日時点の株価を見てもまだ上場時の価格には遠い状況だが、10月に完全子会社化したエイリムの新作タイトル「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」は好調のようだし、以前決算説明会などで発表していた新作タイトルなども続々リリースの予定。さらにはこれまで立ち上げてきた海外拠点での展開も加速するとしている。復活の準備は整ってきたようだ。

TechCrunch Tokyoではそんな国光氏に、上場後の振り返り、そしてgumiの今後の展開について語ってもらう予定だ。取材や講演の場ではことあるごとに「(総合エンターテインメント企業として)ディズニーを目指す」と語っていた国光氏。そのディズニーへの道に向けた新しい話もあるかもしれない。興味がある人は是非とも同氏のセッションを見に来て欲しい。

TechCrunch Tokyo 2015チケットはこちらから→

TechCrunch Tokyo 2015学割チケットはこちらから→