イヤフォンのワイヤレス新時代、 Appleが159ドルのAirPodsを発表

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このたった8グラムの物体が159ドルもするなんて高いと思うだろうか。その金額にはそれなりの理由がある。iPhone 7の発表後、AppleはAirPodsを発表した。従来のEarPodsに慣れ親しんでいるなら、これもすぐに気に入るだろう。AirPodsはEarPodsのワイヤレス版だ。

このイヤフォンはオーディオ処理とペアリングを行うW1チップを内蔵している。プロダクトページによると、端末からオーディオを転送する際にBluetoothを利用しているそうだ。しかし、どのBluetooth端末でも使用できるのか、あるいはApple製品にのみ対応しているのかは明示されていない。

スマホとペアリングすると、同じApple IDを共有する他のApple端末とも自動でペアリングを行うことができる。MacでもiPhoneでもiPadでも、さらにはApple WatchでもAirPodsでシームレスに音楽を聞くことができる。

フルに充電すると、音楽を5時間再生することができる。ケースは充電器の代わりにもなっているので、充電するにはAirPodsをケースに戻す必要がある。15分間の充電で3時間のバッテリーが補給される。ケースには24時間分のバッテリーを保持することが可能だ。

AirPodsには、耳に装着したことを認識するセンサーを搭載している。これによりAppleはバッテリーを節約することができる。同様に、内蔵されているマイクは、ユーザーが話している時にだけ起動する。「Her」の映画がお気に入りの人には朗報だ。AirPodsをダブルタップするとSiriを起動させることができる。

AirPodsは10月後半に出荷予定だ。iPhone 7には通常のEarPodsが同梱される。専用のライトニングケーブルも一緒だ。

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しかしそれだけではない。Beatsも同じW1チップを搭載した新型ヘッドフォンをリリースする予定で、Apple IDと連動するという同じペアリングの仕組みを採用する。

BeatsXは、秋頃に149.95ドルで販売予定だ。耳に入れるタイプのイヤフォンで、首の後ろを回るコードでつながっている。ライトニングポートもあるので、iPhoneケーブルで充電可能だ。

Powerbeats 3 Wirelessも秋に199.95ドルで販売予定だ。これはmicro-USBで充電できる。Beats Solo 3 Wirelessの方はすでに事前予約を受け付けていて、これは299.95ドルだ。これもmicro-USBによる充電だ。

ワイヤレス新時代へようこそ。もうヘッドフォンジャックの時代を懐かしく感じているかもしれない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

Appleの新CPU、A10 Fusionは電力消費を最適化してバッテリー寿命を延ばす

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今日(米国時間9/7)AppleはiPhone 7を発表した。新しいCPU、A10 Fusionは昨年のA9より40%速く、A8の2倍速く、初代iPhoneの240倍速い。特に興味深いのは、4コアのCPUが、高性能CPUコア2つと、従来の1/5しか電力を消費せずバッテリー寿命を延ばす「高効率」コア2つからなることだ。

新しいCPUは、処理に応じて高性能コアと低消費電力コアを切り替えるコンフィギュレーションスイッチを備えている。全体ではこのiPhone 7チップは前世代機の2/3しか電力を消費しない。このため、iPhone 7のバッテリーはさほど大きくなっていないが、バッテリー消費は著しく減少している。

平均的な使用状況で、iPhone 7はiPhone 6sより1日当たり2時間以上長く使える。iPhone 7 Plusのバッテリー寿命はiPhone 6s Plusより1時間長くなる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

英語学習のFleexでNetflixのコンテンツが利用可能に

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最初にFleexを特集した時は、それはよくできたビデオプレーヤーで、お気に入りの映画やテレビ番組を使って英語が学習できる、というものだった。それ以来、ReversoはFleexで働いていたチームを買収により獲得し、この語学学習のプラットホームに新しい特徴を付け足して再ローンチしようとしている。その特徴というのは、Netflixだ。

以下の点に関して私の考えは少し偏っているかもしれない、というのも、私がそのように英語を学んだからだが、私は言語を学習することにおいては、映画やテレビ番組をその言語で見ることが言語学習に極めて効果的だと考えている。

最初は、字幕を入れる。次に字幕を外国語に切り替えて、音声と字幕の両方を外国語にする。その後、字幕を非表示にしてしまう。毎回、次のステップに行く時、最初は理解するのが難しいと感じるよう自分を追い込まなくてはならない。

Fleexでは、最初は自分の母国語と英語の両方の字幕からスタートする。徐々にFleexは母国語の字幕を抜いて行く。ビデオの難しい部分では、両方の言語の字幕が表示されるが、いつも両方が表示される訳ではない。その後、字幕が完全に非表示となる。

使用中はいつでも、ビデオはポーズすることができ、単語をクリックするとReverso Contextを使ってその語の定義を参照し、その単語を学習リストに加えることができる。

Fleexのコストは月6.90ユーロ、または年39ユーロだ。Fleexプレーヤーをコンピュータに直接ダウンロードしなければTEDトークや自分のビデオも使うことが出来る。しかし、同社は使用可能なソースとしてNetflixも追加する予定だ。まだ試すことはできないが、いつ利用可能になってもおかしくない状態のようだ。

それでは、Netflixはどの様にこの事に関与しているのだろうか。実はこれはクライアント側で組み込んだサービスなのだ。NetflixはAPIを持っておらず、代わりにブラウザのエクステンションが利用するHTML5プレーヤーを使用している。例えば、字幕や種々の動作をNetflixプレーヤー上で付け加えることが可能だ。

「Netflixは2年前までは他の国では見ることが出来ませんでしたが、今ではNetflixは非常にオープンになり、直接Netflixプレーヤーと作業することが可能になりました。APIを使っておらず、オープンなのです」と、ReversoのCEOであるTheo Hoffenbergは私に言った。

良いことには、自分のブラウザをいじっても、Netflixはそれを止めることは出来ない。Netflixのサーバーから見れば、更にもう一人がNetflixの番組をストリーミングしているように見えるだけだ。そして、Netflixの観点からも、顧客がもっとNetflixのコンテンツに時間(とお金)を使ってくれてハッピーなはずだ。つまりはどちらもハッピーな関係なのだ。

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(翻訳:Tsubouchi)

マーク・ザッカーバーグ、Internet.org通信衛星の爆発に「深く失望」

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今日(米国時間9/1)、SpaceXのロケットFalcon 9が、発射台上で爆発した。原因はまだわかっていない。詳細は現在調査中だが、同社がテスト中に起きた何らかの異常が大惨事を生んだことはたしかだ。幸い発射台近くに人はいなかった。しかしこの事故はFacebookのInternet.orgプロジェクトに深刻な影響を与えるだろう。通信に使用する人工衛星も事故で破壊されたためだ。

事故の被害に対しては保険が支払われる見込みだが、このロケットはEutelsatの通信衛星、Amos-6を載せて飛ぶ予定だった。この通信衛星はアフリカの広い範囲でFacebookのためにインターネット接続を提供することになっていた。

このようなプロジェクトは準備に数年かかる ― 人工衛星は一夜のうちには作れない。しかし事故に遭えば数分のうちに壊れてしまう。Internet.orgのスタートが遅れることは間違いない。

FacebookのCEO Mark Zuckerbergは、自身のFacebookアカウントでメッセージを公開した。そこに書かれているように、Zuckerbergは事態を重く受け止めている。この爆発はZuckerbergにとっても大きな痛手だったに違いない。

これも書かれているが、Facebookは途上国にインターネットを届けるために巨大ドローン(Aquilaプロジェクト)やレーザー等、別の方法も検討している。インターネットを使える人は事実上全員Facebookアカウントを持っている今、次の課題はインターネットにつながる人を増やすことだ。

FacebookとEutelsatの契約では、衛星が来年1月1日までに運用可能にならければFacebookが契約を解除できる。現時点で実現の可能性はほとんどない。通信衛星の夢よさようなら。あるいは、そろそろやり直して新しい通信衛星を打ち上げる時かもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Appleは見捨てられたアプリをApp Storeから削除する

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Apple App Storeのお掃除の時間だ。Appleは、デベロッパーたちに送ったメールで、App Storeに近く訪れる変化について語っている。今や動かないアプリや、古くなってしまったアプリは、削除される。そして、今がその時だ。

“今行っているアプリの評価過程を通じて、もはや意図したように機能しないアプリや、現在のレビューの指針に合わないアプリ、あるいは時代遅れとなったアプリを削除いたします”、とAppleは書いている。

それまでのApp Storeでは、Appleはいつも、ものすごい数字を挙げていた。何百万ものアプリをインストールできる人なんかいないから、それは宣伝臭の強い数字でもあった。しかしそれでもAppleは毎年、新しい数字を共有し続けた。2016年では、iPhoneとiPad用のiOSアプリの合計が200万ある。それらはApp Storeがローンチされた2008年以降、1300億回ダウンロードされた。

でも、これらのアプリの多くは、まったく動かなかったり、あるいは、一度もダウンロードされていない。古いバージョンのiOSの上で開発されたアプリは数億にのぼると思われるが、そのほとんどがアップデートされていない。だから、App Storeを、良いアプリを見つけやすい場所にするためにも、改良すべきだ。それによってApp Storeのアプリの数が果たして激減するか、それが気になるけどね。

検索広告や、iOS 10におけるいろんなアプリのエクステンションなど、App Storeの検索ページを汚している無意味なアプリも、Appleはすべて削除する計画だ。

Appleが掃除するのは、見捨てられたアプリだけじゃない。同社は、スパム的な名前のアプリとも戦っている。たとえばApp Storeで“Instagram”で検索すると、その最初の方の結果には“[アプリ名] Photo Collage, Picture Editor, Pic Grid, F…”等々が出る。それらはすべて、削除される。

こんなSEOテクニックによって、アプリのデベロッパーたちはApp Storeの検索を騙そうとする。“pic collage”で検索したら、やはりこれらのアプリが見つかるだろう。Appleは、名前のクリーニングをして、App Storeの検索を再び、役に立つものにしたいのだ。これからは、アプリの名前は50文字未満でなければならない。

Appleは古いアプリの見直しを9月7日に開始する。立ち上げるとクラッシュするアプリは、直ちに削除される。そのほかのアプリは、最初にAppleから通知が来る。そして30日以内にアップデートされないと、そのアプリは削除される(そのアプリを再提出してもよい)。Appleはこの件に関する説明を、FAQのページに収めている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

iPhone 7にはLightningイヤホンと256GBオプションが付くかもしれない

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Appleの次期iPhone発表を9月7日に控え、事態はいよいよ面白くなってきた。Nowhere Elseが見つけた新たなリーク情報には、iPhone 7 Plusの想像上のパッケージが載っている。このあやふやなリークによると、AppleはiPhone 7にLightningイヤホンを同梱し、古き良きヘッドホンジャック用イヤホンに取って代わる。

さらに驚きなのは、iPhone 7にLightning-ヘッドホンジャックアダプターが付属するかもしれない、とも書かれていることだ。これは、次期iPhoneにヘッドホンジャックがないことに対する反発を、Appleが認識していることを示している。

Appleは高価なアクセサリーを抱きあわせて売るのが大好きだ。しかし、ヘッドホンジャックを失うことによる傷は、今はまだ生々しすぎるかもしれない。おそらく来年は、アダプターが別売りになるだろう。

リーク記事には、Appleが256 GBモデルのiPhone 7を出そうとしていることも書かれている。これは、以前の噂と一致している。既にiPad Proには256 GBオプションがあり、次期iPhoneのストレージは32 GBからになるという噂もある。

例によって、これはフォトショップ加工の可能性があり、次期iPhoneにLightningイヤホンが付くことを証明するものではない ― ただし可能性はある。Appleがワイヤレスヘッドホンを売るかどうかも、大いに注目される。

Bluetoothヘッドホンはかなり良くなってきたが、スマホとのペアリングや充電等々は未だに面倒だ。おそらくAppleはApple Pencilの真似をして、ワイヤレスヘッドホンをiPhoneにつなぐだけで、設定アプリを開かずにペアリングと充電ができるようにするのではないだろうか。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Parrotのアンリ・セドゥー、スターウォーズのXウィングそっくりのドローンを公開

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フランスの有力ドローン・メーカーParrotのCEO、アンリ・セドゥはパリで開催されたプレスカンファレンスで新しいミニドローンを数種を発表した。Parrotの新製品の中には通常のクワドコプターとは異なった新種が含まれている。これはクワドコプターと固定翼の「いいとこどり」を狙ったものだ。

Parrot Swingは通常のクワドコプター同様、垂直に離陸するが、ジョイスティックを前に倒する空中で姿勢を変え、ポリスチレンの翼を固定翼機のように使って飛行し始める。固定翼機モードで飛行しているときにはスターウォーズ・シリーズで有名なXウィングそっくりだ。 私が聞いたところではParrot内での開発コードネームもWing-Xだったという。

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セドゥはSwingドローンは「庭で操縦するホビー用」だとしたが、同時に従来のクワドコプター式ドローンよりはるかに操縦しやすく、飛行も安定していると述べた。「私にさえ操縦できる。私の運動神経といえば自転車には乗れるがローラーブレードも無理なくらいだ」ということだ。

SwingはBluetoothを内蔵しており、 操縦用ゲームパッドが同梱される。高度90mでもBluetoothは作動するという。

「このドローンを飛ばすのは普通のクワドコプターよりずっと面白い。想像力に訴えるものがある」とセドゥーは述べた。

Swingの開発にあたって多数の特許が取得されている。もっともセドゥは「コピーするライバルがたくさん出てくるだろう」とジョークを飛ばしていた。Swingの価格は139ユーロ(16000円)だという。

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プレスカンファレンスでParrotはMamboというもっと伝統的なクワドコプター方式のドローンも発表した。このドローンはモジュールを簡単に取り付けて機能を拡張できる。エアソフトガンを取り付れば「ミニ戦闘ヘリ」にできる。小さいプライヤーを取り付けることもできる。「ジョークマシンだ」とセドゥは説明した。この2つの付属品込みでMamboは119ユーロ(13600円)程度だ。

Parrotは新しいドローンに多数のセンサーを内蔵させている。加速度計、超音波センサー、圧力センサー等々だ。これらのドローンは9月中に出荷されるという。

〔日本版〕Parrotの共同ファウンダー、CEOのアンリ・セドゥ(Henri Seydoux)はフランスで非常に有名な起業家。007/スペクターで話題になった女優、レア・セドゥの父であり、大手映画チェーン、パテのオーナー、ジェローム・セドゥの息子。また石油採掘機器のトップ企業、シュルンベルジェの共同ファウンダー、マルセル・シュルンベルジェが母方の曽祖父という。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Parrotのアンリ・セドゥー、スターウォーズのXウィングそっくりのドローンを公開

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フランスの有力ドローン・メーカーParrotのCEO、アンリ・セドゥはパリで開催されたプレスカンファレンスで新しいミニドローンを数種を発表した。Parrotの新製品の中には通常のクワドコプターとは異なった新種が含まれている。これはクワドコプターと固定翼の「いいとこどり」を狙ったものだ。

Parrot Swingは通常のクワドコプター同様、垂直に離陸するが、ジョイスティックを前に倒する空中で姿勢を変え、ポリスチレンの翼を固定翼機のように使って飛行し始める。固定翼機モードで飛行しているときにはスターウォーズ・シリーズで有名なXウィングそっくりだ。 私が聞いたところではParrot内での開発コードネームもWing-Xだったという。

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セドゥはSwingドローンは「庭で操縦するホビー用」だとしたが、同時に従来のクワドコプター式ドローンよりはるかに操縦しやすく、飛行も安定していると述べた。「私にさえ操縦できる。私の運動神経といえば自転車には乗れるがローラーブレードも無理なくらいだ」ということだ。

SwingはBluetoothを内蔵しており、 操縦用ゲームパッドが同梱される。高度90mでもBluetoothは作動するという。

「このドローンを飛ばすのは普通のクワドコプターよりずっと面白い。想像力に訴えるものがある」とセドゥーは述べた。

Swingの開発にあたって多数の特許が取得されている。もっともセドゥは「コピーするライバルがたくさん出てくるだろう」とジョークを飛ばしていた。Swingの価格は139ユーロ(16000円)だという。

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プレスカンファレンスでParrotはMamboというもっと伝統的なクワドコプター方式のドローンも発表した。このドローンはモジュールを簡単に取り付けて機能を拡張できる。エアソフトガンを取り付れば「ミニ戦闘ヘリ」にできる。小さいプライヤーを取り付けることもできる。「ジョークマシンだ」とセドゥは説明した。この2つの付属品込みでMamboは119ユーロ(13600円)程度だ。

Parrotは新しいドローンに多数のセンサーを内蔵させている。加速度計、超音波センサー、圧力センサー等々だ。これらのドローンは9月中に出荷されるという。

〔日本版〕Parrotの共同ファウンダー、CEOのアンリ・セドゥ(Henri Seydoux)はフランスで非常に有名な起業家。007/スペクターで話題になった女優、レア・セドゥの父であり、大手映画チェーン、パテのオーナー、ジェローム・セドゥの息子。また石油採掘機器のトップ企業、シュルンベルジェの共同ファウンダー、マルセル・シュルンベルジェが母方の曽祖父という。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

AppleとSony、決戦は9月7日

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9月7日午前10時(日本時間9月8日午前2時)に、ティム・クックはステージに上がり、今年最も待たれていた技術プレスカンファレンスを始める − 新しいiPhoneを披露するためだ。その2時間後、Appleのカンファレンスが終わるころには、ニューヨークではSonyもPlayStation 4 ‘Neo’を発表する。これらの2つの会社はいわばプレスカンファレンス対決で、あなたの関心を奪い合うことになる。

もちろん、あなたは多くのPlayStationファンはiPhoneことを気にかけないし、そして多くのiPhoneファンはPlayStationを買うことを望んでいないと考えるかもしれない。けれどもそれはニュースサイクルにとってはどうでも良い。

アップルは間違いなく、これまで20年にわたってプロダクト披露プレスカンファレンスを完璧にしてきた。それから、ハイテク企業が同じパターンを踏襲してきた − スポットライトへの渇望である。

Sonyは6月にE3で、あるいは先週のGamescomの間に、PlayStation 4をお披露目することができたはずだ。けれどもSonyはその3カ月後にニューヨークのタイムズスクエアにある巨大なPlayStationシアターを使った、自らの手によるメガイベントの開催を選択した。

これらの会議が存在する理由は、それらが彼ら自身のエンターテイメントショウになったからだ。何百万という人々がライブストリームを見て、それらについて話し、友人たちとそのニュースを共有するだろう。そしてもちろん、何千人というジャーナリストたちがそこに参加する。

TechCrunchは両方のイベントをカバーするが、多くのメディアは両方にジャーナリストを派遣する余裕がない。よって彼らは厳しい決断をしなければならないだろう。同様に、新聞は1つの物語をページの最上部に、そしてもう片方を1番下に置くだろう。テックサイトはSonyのカンファレンスの間に、アップルの紹介ビデオをアップロードするだろう。各種ニュースレターもお互いを続けて紹介するだろう。

もっと重要なことだが、あなたは次の日何について話をしているのだろうか?そして、9月8日にあなたのFacebookニュースフィード上で何を見るだろうか?勝利者はただ最も驚くべきプロダクトを披露した会社じゃないだろう。iPhoneはPlayStationより人気が高い、しかしそれは必ずしもアップルがこの争いで勝つことを意味しない。SonyとAppleはとても抗しがたい物語を伝えようとするだろう。

こうしたことは、すべて内輪のネタのように聞こえるかもしれない、しかしこれらの2つの会社のどちらか1つが翌朝には、プレスカンファレンスのタイミングを後悔するだろう。このスケジューリング決定はAppleあるいはSonyにとって何百万ドルもの損失に終わるのかもしれない。

原文へ
(翻訳:Sako)

Appleは9月7日に次世代iPhoneを発表する

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先ほどAppleから9月7日(水)のプレス・カンファレンスへの招待が届いた。次世代iPhoneの発表イベントであることは間違いない〔米国太平洋時間9/7朝は日本時間9/8の明け方〕。

いつものとおり、招待状には具体的な内容はなかった。Appleはそれとなくヒントを与えるのが好きだが、今回は上の画像のとおり、単に「7日にお目にかかりましょう」と言ってきただけだ。

会場はサンフランシスコのビル・グラハム・シビック・オーディトリウムだ。Appleはこの会場を去る6月のWWDCでも使っている。

過去3年、Appleは新しいiPhoneを9月上旬に発表してきた。今年も同じパターンが繰り返されている。今回のiPhoneはどんな製品になっているのか?

過熱気味のリーク情報によれば、iPhone 7(実際にAppleが何と名付けるかは不明だが)のデザインはiPhone 6sとほぼ同一になるようだ。裏側のアンテナ部分はややスマートになり、カメラはやや大きくなる。イヤホンジャックは消える。

大型モデルについてはデュアル・カメラが導入される可能性が高い。2台のカメラで同時に撮影することにより低照度での画質は大きく改善される。またHDR撮影や色の再現にも有利だろう。ことなるアングルの光学ズーム機能が導入されるかもしれない。詳しいことはまだ不明だ。

Appleはこのプレスイベントで新しいMacBook Proのお披露目も行うかもしれない。これまでもMacBook ProについてはTouch IDセンサーやキーボード上部に設置されるリボン状のOLEDミニスクリーンについて情報が飛び交ってきた。Apple Watchもクリスマス商戦前にアップデートされることは間違いない。ただし来る7日のイベントで発表されるかどうかは分からない。

TechCrunchチームは会場からステージ写真多数を含めたライブブログや新製品をテストしているビデオなどお送りする。新しいiPhoneを買う予定がなくても、9月にはiOS 10が正式に公開される。具体的内容についてはTechCrunchの 関連記事をチェックしていただきたい。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Twitch、人気ゲームコミュニティーを運営するCurseを買収

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ゲームのライブストリーミング・プラットフォームTwitchAmazonの子会社)は業界で有名なゲームコミュニティーを運営するCurseを買収することで攻勢をかける。買収の詳細は公開されておらず、Twitchは公式発表以上のコメントは差し控えた。

Curseは多様なウェブサイトとサービスを運営している。その内のいくつかはここ数年内に自社開発したもので、その他のものは買収で獲得したものだ。2006年、CurseはWorld of WarcraftのMOD(改造データ)を提供するウェブサイトとして始まった。

World of Warcraftの全盛期は過ぎ去ったが、Curseは最新ゲームでも巨大なオーディエンスを惹きつけ、新たなコミュニティーを構築することができた。例えば、CurseにはLeague of Legends、World of Warcraft、NFLのゲームなどのデータベース、ガイドとなるウェブサイト、ゲームのニュースサイト、高いトラフィックを誇るMinecraft、ポケモン、Diablo III、Hearthstoneなどのゲームフォーラム、ゲーム版ウィキぺディアのGamePediaなどを運営している。Curseはさらに様々なゲームのMODのデータベースも要している。これは結構な分量になる。Curseのサイトには毎月3000万人以上が訪れている。

それに加え、最近同社はシンプルに「Curse」と名付けたコンピューター向けのプロダクトをローンチした。これはTeamSpeakの競合サービスで、オンラインの友人と待ち合わせ、一緒にゲームを楽しむためサービスだ。これにはチーム内でやりとりできるIRCに似たチャット機能やゲームをしながらチームメイトと作戦を立てるVoIP機能、TwitchやYouTube Gamingなどでストリーム配信を助けるストリームツールなどがある。

Twitchは自社のゲーム動画配信ソリューションにおいて、これらのアプリを活用することができるかもしれない。現時点でTwitchは ユーザーに対してサード・パーティー製のソフトウェアをインストールすることを薦めている。

また、この買収にはもちろんTwitchは巨大なゲームコミュニティーとともに活発なコミュニティーを育てる方法を知っている人たちも含まれている。本質的にTwitchの生死は、ゲームのストリーミング配信をする人と視聴者のコミュニティーにかかっていると言える。興味深いことにCurseとTwitchは同じニッチなユーザーを共有しているのだ。

Curseはメインストリームにあるゲームのニュースサイトとは競合しない。Curseは、慎重に競争力の出せるオンラインゲームのみに事業を集中してきた。また、Twitchの上位ゲームを見てみると、その多くはCurseのコミュニティーと一致していることがわかる。 League of Legends、Hearthstone、Dota 2、Counter Strike、Overwatchなどだ。TwitchのCEO、Emmett Shearは来月のTechCrunch Disrupt SFに登壇するので、その時に買収について詳しく聞きたいと思う。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website

この秋、MacBook Proが一新される―Touch ID装備 、ファンクションキーはミニOLEDスクリーンに

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近くMacBook Proが大幅にアップデートされる。Appleが準備しているノート・パソコンはretinaディスプレイを装備したMacBook Proの13インチ、15インチモデルだ。BloombergのMark Gurmanによれば、Macbook ProはTouch IDセンサー、ファンクションキーを代替する OLEDミニ・スクリーンを始めとしてすべての面で新しくなるという。

MacBook Proに関する噂に関心がある読者には必ずしも驚くような内容ではないかもしれないが、KGI Securitiesの情報通のアナリストのMing-Chi Kuoと9to5macが報じていた内容をBloombergのGurmanが確認した。一言でいえば、MacBook Proのアップデートは非常に大幅なものになる。

まず外観から検討してみよう。新MacBook Proは現行モデルより薄く、軽くなる。しかしMacBook Airや12インチのretinaモニターのMacBookと違ってくさび形ではない。モニター周辺のベゼルは細くなり、デバイスの筐体も小型化される。

MacBook Proの筐体デザインがMacBook Airのようなくさび形ではないというのはグッド・ニュースだ。現行MacBook Proに装備されているポートに多様な機器を接続しているユーザーは多い。新モデルにも1つ以上のポートが装備されるはずだ。現行のUSB、MagSafeはType-C USBに置き換えられる。USB-CはThunderboltプロトコルをサポートするのでThunderboltポートも廃止されるかもしれない。Appleは内部のスペースを稼ぐためにHDMIポートとSDカード・スロットを廃止するかもしれないが、今のところはっきりしたことは言えない。

チップに関しては AppleがIntel Skylakeプロセッサーを採用しているのはほぼ確実だ。これによりパフォーマンスと省エネが一段と進む。Wi-FiとBluetoothのチップも新型に置き換えられるだろう。

しかし新MacBook Proで最大の改良点は本体のキーボードの上部に設けられた細長いOLED画面だ。これは現行のファンクション・キーや物理的なボタンを置き換えるタッチスクリーンだ。この新機能は誰も予想しておらず、Appleがこのタッチスクリーンにどんなタスクを割り振っているのか正確なところはまだ不明だ。いずれにせAppleはこのタッチスクリーンにアプリ別のショートカットや各種情報を表示させることができる。

またAppleはTouch IDセンサーを組み込み、MacBook Proを起動するためにキーボードからパスワード打ち込む必要をなくす。さらに重要な点だが、Touch IDセンセーには指紋データをデバイス内に安全に保管するsecure enclaveという仕組みが組み込まれている。セキュリティーが非常に高いため、デベロッパーはTouch IDによる認証を他の目的、たとえばパスワード管理ソフトの起動などに使うことができる。またmacOS SierraでApple Payを安全に利用することできるようになった。

最近各方面からMacBook Proはどうしようもなく時代遅れだという批判が聞かれるようにあった。実際、前回のメジャー・アップデートは2012年の7月で、retinaと新しいデザインの筐体が導入されている。

もう忘れているユーザーも多いが、MacBook Proに1枚のアルミ板から成形されたユニボディー筐体が採用されたのは、retinaアップデートからさらに4年をさかのぼる2008年だった。つまりAppleはノートパソコンのメジャー・アップデートを頻繁には行わないということだ。もちろんその間にも内部の各種コンポネントのアップグレードは何度も行われている。

もっとも、そうであるならSkylakeプロセッサーの採用はもっと早くてもよかったはずだ。Gurmanの観測によれば、9月7日になる可能性が高いiPhoneのアップデート・イベンドで新しいMacBook Proが同時に発表されることはないだろうという。AppleがMacBook Proの新モデルを発表するのは10月になるらしい。このスケジュールは納得できる。

〔日本版〕 iOS 9以降を導入したデバイスでTouch IDをサードパーティー製に交換するとデバイスは無効化され、復活させる方法はない。これはユーザーの指紋データがApple純正センサー内にのみ保管されるため。secure enclaveの記事内リンク先に詳しい情報あり。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

iPhone 7のホームボタンは、タッチ式になるかもしれない

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ここ数年Appleを追いかけている人なら、この会社がボタンやポートなどあらゆる出っ張りを外したがっていることを知っているだろう。Mark Gurmanの 最新レポートによると、Appleはあの古き良き機械式ホームボタンを触覚フィードバック付き圧力感知ボタンで置き換えようとしている。

この変更によって、iPhoneオーナーに繰り返し故障をもたらすある部分がなくなることになる。先日上海の地下鉄に乗った時、iPhoneの機械式ホームボタンを使えなくなっている人を何人も見かけた。代わりにAssistiveTouchという画面上で押せるバーチャルホームボタンを使っていた。

ただし、ホームボタンはTouch IDで指紋をスキャンする役割も果たしていることを忘れてはならない。ホームボタンを置き換えることは簡単でもなければ安くもない。もしサードパーティの修理店でホームボタンを交換すると、Touch IDが使えなくなり、”secure enclave”が無効となるため、iPhoneのセキュリティーは弱体化する。

私は2月にsecure enclaveについて次のように書いた。

「… 指紋データはsecure enclaveに保存される。secure enclaveとは、安全なブートプロセスを利用することで不正アクセスを防ぐように作られたコプロセッサーで、iPhoneの他の部分からもAppleからもアクセスできないユニークIDを備えている ― 秘密鍵に似ている。iPhoneシステムは一時キー(公開鍵に相当する)を生成してsecure enclaveとやり取りする。このユニークIDがなければ、secure enclaveのデータを暗号化することも復号することもできない。

そして、このsecure enclaveを無駄にしたくなければ、269〜329ドルを払ってホームボタンを交換し、Touch IDを有効にする必要がある。それが、ホームボタンを画面タッチで置き換えると多くの人が喜ぶ理由だ。またAppleはiPhoneを文鎮化する「エラー53」問題を繰り返したくないと思っている。

だが、Appleはどうやってホームボタンのようなルックアンドフィールを再現するつもりなのか?AppleはMacBookや最新のトラックパッドに触覚フィードバックを採用している。物理的なクリックの代わりに、トラックパッドが触覚フィードバックを返して実際に画面をクリックしたようにユーザーを錯覚させる。これが驚くほどうまくいく。

すでにiPhone 6sは、3D Touchのフィードバックに触覚フィードバックを使っている。アイコンを強く押すと、iPhoneがかすかに振動して3D Touchショートカットが起動されたことを知らせる。

Appleはこれを一歩進め、同じような技術を使って機械式ホームボタンを搭載することなく、ホームボタンのクリックを作り出せるかもしれない。触覚フィードバック式ホームボタンについては、すでに複数報告がある。

別の噂についても、本誌がすでに報じた数々の機能や特徴をGurmanは確認している。iPhone 7にはヘッドホンジャックが付かない。Appleは第2のスピーカーを付けた上でワイヤレスヘッドホンへの移行を促進する。そしてiPhone 7のデザインは、iPhone 6sとほぼ変わらないが、裏面のアンテナ線がなくなる。

Appleは、iPhone 6sの後継機種を9月始めに発表すると予想されている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iPad Proはパソコンの役割を担う、というのがアップルのビジョン

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皆さんお察しの通りだとは思うが、アップルCEOのティム・クックが繰り返し言っているようにiPad Proこそがアップルにとっての未来のコンピュータのあるべき姿だ。そして今日、アップルの新しいコマーシャルを見ればそのビジョンが明確に見て取れる。

そのコマーシャルで、アップルはiPad Proを始めてコンピュータと呼んでいる。コマーシャルの結びのセリフは以下の通りだ。「もしあなたのコンピュータがiPad Proだったら、そのコンピュータで何ができるか想像してみてください」

このビジョンを裏付ける様に、アップルはiPad Proが有用なデバイスたるようあらゆる手を尽くしている。スマート・キーボード、アップル・ペンシル、マイクロソフトワード、エクセル、パワーポイント、フォトショップFix、Procreate、Netflix、Safari、iBooksなどがiPad Proで利用可能だ。

個人的な経験では、周りにはiPad Proを愛用しておりコンピュータをあまり使わなくなった人がいる。一方でiPadの使用は補助的なものに留まり、コンピュータを離れる気はさらさらない人もいる。

しかし、私を含む多くの人がコンピュータを一週間離れても全ての仕事をiPadで出来たという事実は、アップルのビジョンの正当性を物語るものだ。しかしながら、古い慣習というのがなかなか変わらないというのもまた事実である。。


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(翻訳:Tsubouchi)

Apple、最新iOS 10ベータにオリンピック、LGBT旗など絵文字多数を追加―😱🎉🙌

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Appleは先ほど次世代OSのベータ版のv4をリリースした。これにはiOS、tvOS、 macOS、watchOSが含まれる。特に注目されるのは絵文字のセットが一新されたことだ。多数の新しい絵文字が追加され、既存の絵文字もデザインがアップデートされた。

Appleは新しい絵文字の一部をサイトで公開しているが、これだけでも多くの変更がみてとれる。まず既存の絵文字については性差別化の撤廃に留意したアップデートが行われた。たとえばスポーツでは女性アスリートの絵文字が充実した。

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既存のデザインが一新された絵文字も多い。ピストルの絵文字は消え、代わりに水鉄砲の絵文字が追加された。

Apple_Emoji_Water_Pistol

新しい旗が追加された。今回は国旗ではなく、LGBTのシンボルのレインボーフラッグだ。

Apple_Emoji_Rainbow_Flag

iOS 10でAppleは絵文字に非常に力を入れている。この秋に正式公開される予定のiOSでは、QuickTypeの単語バーに絵文字を含んだ候補が表示される。メッセージでは絵文字だけを送信した場合、これまでより3倍も大きく表示されるようになった。私が個人的に気に入っているのは絵文字化機能だ。入力を絵文字キーボードに切り替えると、iOSは既存のテキスト中で絵文字に置き換え可能な単語をハイライト表示する。タップするだけで単語は魔法のように絵文字に変わる。

現在iOSまたはmacOSの公開ベータ版プログラムに参加している場合、今日はまだアップデートは行われない。Appleはアップデートをいくつかの段階に分けるのが通例だ。新バージョンはまずデベロッパー版が公開される。つまり年額99ドルを支払ってデベロッパー・アカウントを取得したユーザー向けだ。これで大きなバグが発見されなければiOS 10、macOS Sierraがアップデートされる。これには数日かかる見込みだ。

もちろん新しいiOS 10には他にも無数のアップデートを受けている。 強化されたSiri、スクラッチで作りなおされたメッセージ・アプリ、等々だ。これらについて私はこちらの記事で紹介している。

しかし正直に言えば、新しい絵文字こそユーザーをiOS 10にアップデートさせる切り札になりそうだ。他のユーザーがぴかぴかの新しい絵文字を使っているのに自分だけ取り残されたくはないはず。

アップデートを今日ダウンロードできるのは上記のようにデベロッパーやMac App Storeのオーナーに限られる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DNAシークエンシングのIllumina社、アップルのPhil Schillerを役員に迎える

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IlluminaはDNAシークエンシングの分野でトップを走る会社の内の一つだ。本日、同社は取締役会にアップルのワールドワイドマーケティング副社長であるPhil Schillerを迎えると発表した

そのいまいちなウェブサイトのデザインとは裏腹に、同社はDNA塩基配列決定にかかるコストを劇的に低下させることに成功した。2007年時点で100万ドルかかっていたものが2013年時点でたったの4000ドルにまで下がった

「ワールドクラスの製品を市場に送り込むことに関して、Philのこれまでの経歴と世界を股にかけた経験は、我々が今後顧客に対して革新的なソリューションを開発する際に大きな指針を与えることになると思います」と、Illumina社長兼CEOのFrancis deSouzaは声明中で述べた。「彼のビジョン、誠実さと熱意はIlluminaの中核を成す価値観と完全に一致します」

そして、この市場のスケールを物語る数字を1つ挙げるならば、Illuminaの株式市場における現在の時価総額は約240億ドルほどである。実のところ、DNAシークエンシングというのは大変実入りの良い産業なのだ。
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(翻訳:Tsubouchi)

大統領候補に指名されたヒラリー・クリントンの「消えたメール」を見つけ出すようトランプがロシアに要請

Republican presidential nominee Donald Trump speaks at a campaign event at Trump Doral golf course in Miami, Florida, U.S., July 27, 2016.  REUTERS/Carlo Allegri

民主党大会でヒラリー・クリントンが正式に大統領候補に指名されたことがトップ・ニュースとなっているが、そのスポットライトのいくぶんかを奪おうとしたのか、共和党の大統領候補、ドナルド・トランプが奇妙な発言をしている。

今日(米国時間7/27)、フロリダで開かれたプレス・カンファレンスでトランプ候補はロシア(そうロシアだ)がクリントン候補の私用サーバーから消えたとされる「3万通のメールを回復するよう」求めた。

これはなんとしても無責任な発言だと思う。

クリントン候補の自宅サーバーから消えたとされるメールに国家機密が含まれているなら、それを外国勢力に解読させようとするのはアメリカの利益とならない。しかしトランプ候補には選挙に勝つという目的以外は眼中にないようだ。

トランプ候補は「ロシアの皆さん、これを聞いているのであれば消えた3万通のメールを発見する力があることを期待します。成功すればわが国のメディアに大々的に取り上げられるでしょう。そうなることを期待しています」と述べた。

トランプ候補は同趣旨の発言をツイッターに投稿している。クリントン候補は国務長官時代に私用のメールサーバーを利用しており、このサーバーに保管されていた3万通の公用メールを安全保障上の調査に協力するため国務省に引き渡した。サーバーには別に3万通の私用メールが保存されていたが、調査では安全保障に無関係とされた。トランプ候補が公開を求めているのはこの私用メールだ。

トランプのコメントは民主党全国委員会のメールがハックされウィキリークスに公開された直後に行われた。民主党全国委員会のメールの暴露にはロシアのハッカーが関与しているという疑いが持たれている。Washington Postの記事によればロシア政府に関連があるハッカーが1年前から民主党の秘密ファイルにアクセスしていたということだ。【略】

2015年12月にトランプはプーチン大統領をリーダーに相応しい人物だと称賛し、アメリカは「プーチンともっとうまくやっていく道を探らねばならない」と主張した。これに対してプーチンはトランプを「聡明で才能がある」と評した

現在トランプはプーチンについての無条件の称賛をトーンダウンさせており、「私はプーチンに会ったことはない。〔だから〕プーチンがどんな人物であるか知らない」と述べた。トランプ候補によれば「プーチンは一度私について良いことを言ってくれた。プーチンは私は天才だと言った。そこで私は新聞に『どうもありがとう』と言った。それだけの話だ」だそうだ。

〔民主党全国委員長を辞任に追い込んだ〕メールのリークの背後にロシア政府がいるのかどうかはともかく、トランプは重要な政治的課題が議論された民主党大会への関心を多少でも奪おうとしてこういう発言をしているのだろう。しかし仮にFBIがロシア政府が大統領選挙に不当な関与をしている証拠を発見するなら苦境に立つのはトランプ候補の方になるだろう。

〔日本版〕TechCrunchにはシリコンバレーを中心とするテクノロジー界には「反トランプ派が多い」という記事も掲載されてる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

iPhone、 iPad、Macの販売は落ちたけど、Appleが強調するのはサービスの売上

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Appleは先ほど、2016年Q3の決算発表を行い、株価が屋根を突き抜けるほど投資家の好感を得た。だがAppleはアナリストの予測値を超えることができたのものの、iPhone、iPad、Macの販売台数は昨年同時期より減少している。全てのプロダクトラインがいつまでもグロースし続けた期間が終わったと確実に言える。

具体的に見ると、Appleが昨年4750万台を販売したiPhoneの今年の販売台数は4040万台だった。15%の減少だ。Macの販売も480万ユニットから430万ユニットだった(10.5%の減少)。さらに、iPadの販売は、iPad Proへの大型アップデートがあったにも関わらず減少した。昨年1090万台から今年は1000万台だった(8.3%の減少)。

驚くことに利益はどこでも上がっているが、Appleの全体の利益率は39.7%から38%に大きく下がっている。その理由の大部分を占めるのはiPhone SEのリリースだろう。iPhone 6sと同じ構成部品で安い価格のスマホを販売しているのだから、同社の利益には傷が付く。

iPadは例外で、販売数は減少したものの、より多くの利益を得ている。9.7インチと12.9インチのiPad Proのモデルはどちらも昨年のiPad Air 2より高額だ。

それでも、Appleは会社の別の側面を見てほしいと思っている。決算リリースを見てわかるように、Appleはサービスのことを話したくて仕方がないようだ。Apple Music、Apple Store、Apple Pay、iCloudは結構な利益を出し始めている。

「私たちのサービスは昨年同期比で19%成長し、Apple Storeの利益は過去最高額を達成しました。私たちの導入した基盤は継続的に成長し、カスタマーとの取引で新しい記録を打ち立てました」とAppleのCFOであるLuca Maestriはリリースで伝える。

また、決算発表でもTim Cookは同社のサービスについて「来年にはFortune100の会社と同じくらいの規模になることが期待できます」としている。

この四半期だけでAppleのサービスにおける収益はおよそ60億ドルだった。昨年同期比19%の増加だ。Appleはここ数ヶ月、自社をサービス提供企業としてブランディングを行ってきた。ただAppleのサービスは新しいものではない。Mac、MobileMe、iCloudに始まり、iTunes、Apple Music、App Store、Mapsなど、Appleはこれまでもサービス提供企業だった。そして、今のAppleのサービスに突出した何かがあるわけでもない。けれども、ローンチして1年でApple MusicをリデザインしたことやApp Storeの変更から、Appleがサービスに多くを投資していることがわかる。

また、Appleは研究開発に多額の資金を費やしている。しかしこの項目では、実際に同社が開発しているものが何であるかは分からない。売上数値や上昇する研究開発費から注目をそらす内容としてサービスの売上はもってこいの内容だったのかもしれない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

確定―VerizonがYahooのインターネット事業を48億3000万ドルで買収

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何ヶ月にも渡った価格交渉数回にわたるレイオフの末、アメリカYahooはついに売却先を確定した。

Verizon(AOLの親会社。AOLはわれわれTechCrunchの親会社)はYahooの本体事業を48億3000万ドルのキャッシュで買収することを公式に発表した。買収される事業にはYahooの広告、コンテンツ、検索、モバイル活動の一切が含まれる。

Verizonの会長、CEOのLowell McAdamはプレスリリースで、「われわれは1年と少し前にAOLを買収し、あらゆるサイズのスクリーンを利用する消費者、クリエーター、広告主を結びつけるという戦略を一歩進めた。今回のYahoo買収でVerizonはトップクラスのグローバルなモバイル・メディア企業としての競争力をさらに高めることができた。同時にデジタル広告における売上の加速も期待される」と述べた。

YahooのAlibaba、Yahoo Japanの持株は今回の買収の対象となっていない。これらの資産には数百億ドルもの価値がある。7月22日現在、Yahooが保有するAlibabaの15%の持ち分は312億ドル、Yahoo Japanの34%の持ち分は83億ドルだった。 Yahooの特許ポートフォリオも今回の売却の対象外だが、10億ドル前後の価値があるとみられている。TechCrunchがつかんだところによるとサニーベールのYahoo本社は売却の対象だという。

Yahoは最終的にAOLと統合される。Verizonの執行副社長、プロダクト・イノベーションと新事業の責任者、Marni Waldenが買収プロセスを指揮する。AOLのCEO、ティム・アームストロングは社内向けメモの中で、マリッサ・メイヤーと緊密に協力していることについて触れている。メイヤーはYahooの社内向けメモの中で、「個人的には(Yahooに)留まるつもりだ。私はYahooとそのチームを愛し、信じている。Yahooを次の章に飛躍させることは私にとって重要だ」と書いている。メイヤーは買収手続が完了するのは2017年の第1四半期の末と予想している。【略】

昨年、Verizonは AOLを44億ドルで買収した。Verizonは現在でもトップクラスのテレコム企業だが、AOLとYahooを買収したことからすると、今後は事業とその売上の多様化を図っていくつもりのようだ。

買収手続が完了した後、YahooとAOLを統合すれば、巨大なメディアと広告の子会社が生まれる。AOLははるかに大きなスケールでウェブとモバイルのオーディエンスにリーチすることが可能になる。広告事業のターゲットは10億人単位になるかもしれない。

〔ティム・アームストロングのメモにあるように〕最終的にVerizonはデジタル広告事業でGoogle、Facebookと競争できる存在になるつもりらしい。オンライン広告は現在、シリコンバレーのこの2社にほぼ独占されたかたちだ。Verizonは3番目のプレイヤーになろうとしているようだ。

反トラスト法当局により買収が承認されるとして、Verizonはさらに2つのハードルを超えなければならない。直近の四半期決算の電話記者会見でYahooは社員8800人、契約社員700人を擁していると述べた。これに対してAOLの社員は6800人だ。どちらも数千人という規模の2つの会社を統合するのは誰にとっても容易な仕事ではない。第二に、 Yahooは近年相当の赤字を出し続けている。VerizonはYahooをまず黒字体質に変える必要がある。そうでなければYahooはAOLの足を引っ張る存在になってしまう。

プレスリリースで VerizonはYahoo買収の理由を説明し、同社には10億人のユーザー(うち6億はモバイル)がいることを挙げた。またYahooが数多くの優良ブランドを所有していることも指摘している。Verizonはニュース、スポーツ、Yahoo Mail(月間アクティブ・ユーザー2億2500万人)を例示した。広告媒体と広告テクノロジーではBrightrollFlurryGeminiを例に挙げている。面白いことに VerizonはTumblrについては触れなかった。

Yahooが公式に 事業売却の可能性を認めたのはこの2月だった。【略】マリッサ・マイヤーが 2012年にYahooに加わったとき、Yahooを再活性化するビッグ・プランがあるということだった。マイヤーやモバイル化の努力を倍加し、人材獲得のためのスタートアップ買収を10回以上実行した。Tumblrは11億ドル、Brightrollは6億4000万ドルだった。またYahoo Mail、Flickr、Yahoo Weather、Yahoo Messengerなど既存プロダクトのアップデートにも力を入れた。

しかしこうした努力もYahooの収益構造を目立って改善するには至らず、ついにオンライン事業の売却という結果になった。

今から考えれば、売却先は当初からVerizon以外なかったかと思えるがYahoo買収に関心を示した企業にはAT&T、TPGグループ、Dan GilbertのQuicken Loans関連の投資家などがある。Verizonはこの後電話記者会見を予定しており、さらに詳しい説明が聞けるかもしれない。このニュースが流れた後のVerizonの株価は、市場取引スタート前の数字だが、特に動きがない((+0.21%)。 この買収の情報は金曜日にリークし始め、株主、投資家は今日の発表を十分に予期していた。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Withings社の「洗練された」スマート体温計が発売

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この度、フランス企業のWithingsは、CESにおいてWithings Thermoの発表を行った。Withingsはすでにノキアにより1億9000万ドルで買収されている。Withings Thermoは体温の変化を追える、100ドルのスマート体温計だ。本日(訳注、7月19日)より、アップルストア、アップルとWithingsのウェブサイトで発売される。

Withings Thermoは側頭部動脈の温度を測定する装置で、今日手に入る最高の体温計だろう。側頭部の動脈の温度を使い体温を測る。操作は、装置をこめかみに置き、ボタンを押し2秒ほど待つ、たったそれだけだ。

実際の装置内部では、この体温計は16の赤外センサーを備えており、2秒間に4000回もの測定を行っている。これこそが、この装置が昔懐かし体温計よりずっと正確な理由だ。また、この体温計は小さなディスプレーに体温を表示するが、実際のところその機能は単なる体温計の域を超える。
この体温計はBluetooth経由でWi-Fiネットワークや電話に接続可能なので、熱が長引いている場合は、体温の時間的推移をモニターすることが容易だ。

また、子供がいる場合は、複数のプロファイルを作成し、例えばイブプロフェンをいつ服用したかなどを記録しておくことができる。また、赤ちゃん成人を問わず、使用可能だ。FDAの認可を受けているおかげで、ボストン小児病院の開発した、発熱診断ツールであるThermiaを使って子供の発熱の処方にも取り組んでいる。

たとえこの体温計をスマホに接続しない場合でも、それ自体がなかなか良い装置だ。小さなディスプレーが備わっているので、スマホがなくてもちゃんと使える。

AAA規格の電池2個で、2年ほど作動するため、使うたびに電池交換する必要はない。

Withings Thermoは現在アメリカのみで販売されているが、すぐに世界中で手に入るようになるはずだ。同様に、Withings Thermoは他の店舗からも入手できるようになるだろう。同社とアップルは製品発売に際した一過的な独占販売の契約を交わしているからだ。

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(翻訳:Tsubouchi)