新型コロナの影響で第1四半期のPC需要は急増したが出荷数は減少

働く人々は在宅勤務になり学生たちはオンライン授業に移行したため、今年の第1四半期はPCの需要が急増した。しかし調査会社のCanalysによれば、需要が増えているにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響に伴うサプライチェーンの問題で実際の出荷台数は前年同期比で8%減った。同社によれば、8%の減少は2016年に記録した12%に次ぐ減り方だという。

企業はオフィスでいつもデスクトップPCを使っている従業員のために新しいマシンを求め、保護者は突然オンライン授業になった子供のためのPCを購入している。

Canalysの調査ディレクターのRushabh Doshi(ルシャブ・ドーシー)氏は、第1四半期にPCは飛ぶように売れたが、いくつかの要因により供給が限られ、PCメーカーは需要に応えられなかったと述べた。

ドーシー氏は報告書で次のように説明している。「2020年のはじめは、インテルの10nmプロセスの遅れのためプロセッサの供給が少なかった。中国で旧正月後に工場が生産を再開できなかったことで、この状況がさらに悪化した。供給は遅れるのに、需要は加速した。企業はリモートワーク用の新しい機材を用意する必要に迫られて、大量のPCを緊急に注文した。子供たちも、休校でオンライン授業になったために自分のPCが必要になった」。

2020年第1四半期のPC市場では、Lenovoが23.9%、HPが21.8%と大きなシェアを獲得している。Dellが3位で19.6%、Appleは6%と水をあけられての4位だった。

前年同期比で増えたのはDellのみで、1.1%と微増した。ほかのメーカーは前年同期比で減少し、Appleは21%の大幅減だった。

売上の面では、少なくとも短期的には悪くない。需要が多く供給が少ないので販売価格が比較的高いと思われるためだ。しかし1年を通して考えると、PCメーカーの先行きは明るくない。今年の第2四半期以降、経済の見通しが不透明であり短期的な需要は満たされたことから企業も消費者も購入を控えると考えられ、したがって販売はさらに落ち込むとCanalysは予想している。

画像:Getty Images

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(翻訳:Kaori Koyama)

レノボ初の折り畳みラップトップThinkPad X1 Fold

Lenovo(レノボ)は2019年5月にそのコンセプトを発表した、ThinkPad X1 Foldを正式に発表した。この製品は折り畳みディスプレイを搭載したラップトップで、レノボはオフィス志向のプロダクトとして興味深いコンセプトを実験しようとしている。

ThinkPad X1 Foldは、タブレットとノートパソコンの優れた機能を1つのフォームファクタに集約した、コンバーチブルラップトップの最新モデルだ。

広げた状態で13.3インチの折り畳みディスプレイを搭載しており、本体はかなりコンパクトだ。また、Bluetoothキーボードは画面の下半分に置いてラップトップとして使うことも、あるいは取り外して使用することもできる。なおら24ドル(約2600円)のスタンドは別売りだ。またキーボードが使用されていないときは、中央に置けばワイヤレス充電できる。実用度はなんともいえないが、かなりクールだろう。

ディスプレイはLG製のpOLED(プラスティックOLED、プラスティック基板を用いた有機ELパネル)方式で、レノボによると広範囲な耐久性テストが実施されたという。ただし、その評価は実際に使うまで待つ必要があるだろう。また、折り畳み機構は炭素繊維プレートで補強されている。

ThinkPad X1 Foldの価格は2499ドル(約27万円)前後で、Windows10搭載モデルは今年中旬に発売予定。Windows 10X搭載モデルはその後に発売される。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

レノボがオフィス向けMicrosoft Teams連携スマートディスプレイを発表

Lenovo(レノボ)は高価なオンライン会議用デバイスのThinkSmart Hubを販売している。同時にはるかに安価なスマートディスプレイも販売している。来週のCESでは、これら2つの異なる製品ラインの流れを横断するプロダクトとしてThinkSmart Viewが発表される予定だ。このデバイスは、基本的にはGoogleアシスタントスタイルのスマートディスプレイかつ、オフィス環境向けに再設計されたものだ。

しかし、このシステムはGoogle(グーグル)のホームAIを中心としたものではなく、基本的にMicrosoft Teamsで動作する。これは他のエンタープライズ向けソリューションの数分の1のコストで、オフィスでの専用音声/ビデオ会議デバイスを提供するものだ。価格は349ドル(約3万8000円)、オープンオフィス向けのBluetoothヘッドフォンが付属するモデルは449ドル(約4万9000円)から。なお、昨年登場したThinkSmart Hub 500の価格は1800ドル(約19万円)だ。

ThinkSmart Viewは、小規模な会議室や予算に余裕のある中小企業に最適だ。個人のデスク上やリモートワーカーが使うこともできるが、個人のPCにMicrosoft Teamsをインストールする代わりに(Teamsが組み込まれた)ThinkSmart Viewの購入を正当化するため、このデバイスを頻繁に使うようになるだろう。メーカーがキッチンや寝室以外でのスマートディスプレイの用途を模索していることを考えると、これは同分野における興味深い取り組みといえる。

製品のメリットとしては、Teamsを使ってすぐにミーティングができる点や、プライバシー保護のための物理的なシャッターを備えている点だ。もちろんレノボは、オフィス向けGoogle HangoutsでもThinkSmart Viewと同様のことを実現できるだろう。とはいえ今回の製品が、Microsoft(マイクロソフト)やグーグルのスマートホワイトボードに法外な値段を払う理由をなくしたことは明らかだ。ThinkSmart Viewは今月発表される。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

レノボの新スマートディスプレイはスリムに

Nest Homeが出てくる前、いやGoogle Home Hub以前にLenovo Smart Displayが展開されていた。このスマートスクリーンはオリジナルのGoogleアシスタントスクリーンで断然よかった。そしてLenovo(レノボ)とGoogleのパートナーシップは、ベッドサイドに置く目覚まし時計として作られた、最近のSmart Clockを含め、実りあるものであり続けている。

ベルリンで開かれている家電見本市のIFAで9月5日発表されたSmart Display 7で、Lenovoはスクリーンサイズ、そして全体的な大きさも控えめにしている。スクリーンサイズはオリジナルの2つのモデル(8インチと10インチ)よりも小さい7インチだ。新世代でスクリーンを小さくするのはまれだが、このカテゴリーでの新味を考えたとき、試行錯誤の意味合いがあるのだろう。

デザインは十分に素敵だ。おそらく裏側がフェイクのウッドパネルになっている最初の世代よりもほんの少しだけ一般的な外観だが、ファブリックスピーカーグリルは他のGoogle Homeラインアップともしっくりきて手触りもいい。機能面では、YouTubeやスマートホームコントロールなど、他のアシスタントスマートディスプレイとほぼ同じことができる。

もちろん、LenovoにはGoogleが展開しているNest Hub Maxという直接的な競合相手がいる。こうした製品の場合、開発当事者と競うのはかなり厳しいものになる。従って130ドルという価格はGoogleの製品より100ドル安い。Smart Display 7は来月出荷が始まる。

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(翻訳:Mizoguchi)

レノボのSmart Clockが最新アップデートでさらに便利に

6月にレビューしたとき、Lenovo Smart Clockを気に入った。これは、ベッドの横で使用するという非常に限定された目的のために開発された、ミニマリストなスマートディスプレイだ。機能は合理化されており、なんでも詰め込むのではなく、限定されたいくつかのアシスタント機能とカスタマイズされたアラーム機能が利用できる。

米国時間8月22日、Google(グーグル)はいくつかの新機能を発表し、ベッドサイドの製品という性質を保ちながら同時に機能を追加した。Google Photosの追加により、アプリによってアイドル状態でも小さなスクリーンをデジタルフォトフレームとして使えるようになる。

Googleはまた、スマートカメラから動画を閲覧する機能により、スマートディスプレイの優れた機能を小型ディスプレイに持ち込んだ。これは、ベッド脇で使う機能ではない。興味深いことに、製品は明らかに動画を再生できるのに、GoogleはYouTubeを導入していない。これは「気が散らないようにするため」だと説明されている。

それはそれでいいのだが、YouTubeは常にGoogleのスマートディスプレイにおける最大の武器だ。同社はEchoデバイス上のYouTubeへのアクセスをブロックすることで、Amazon(アマゾン)の邪魔をした。ただし、ユーザーからのフィードバック次第で、この機能は復活するかもしれないとGoogleは伝えている。

新たに追加されたContinued Conversationは、AI(人工知能)により「自然な会話」を作り出すために、AIアシスタントを長時間アクティブにしておく機能だ。これはユーザーがAIアシスタントと会話するために、ウェイクワードを使わないければいけない回数を減らすことを目的としている。

これらの機能は今週からロールアウトが開始される。また、Lenovo Smart Clockはインドといった複数ヶ国でも販売が開始される予定だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Lenovo、80ドルのGoogle Assitant対応アラームクロックを今春発売へ

AmazonのEcho Spot——枕元に置くフルカラーディスプレイ付き音声入力対応アシスタント——のアイデアは好きだが、AlexaよりもGoogle Assistantの方がいい、という人にとって選択肢は限られていた。

スマートフォンをドックに挿すことはできるが、同じとは言えない。Google Home Hubは、限られた場所に置くナイトスタンドとしてはちょっと大きすぎる。

Smart Home at CES 2019 - TechCrunch

そこに目をつけたLenovoがSmart Clockを作った——80ドルのGoogle Assistant内蔵ベッドサイド用デバイスだ。

前面の480×800タッチスクリーンには、時計のほか天気などの情報を表示できる。Googleカレンダーと同期させれば、ふだんの目覚まし時計の時刻を変更する必要があるとき事前に知らせてくれる。

音楽を聞くための小さなスピーカーを内蔵し、背面には他のデバイスを充電するためのUSBポートがある。全体はソフトなグレイの布地で覆われていて、どんなGoogle Homeデバイスともマッチするだけでなく、80ドルのデバイスとは思えないおしゃれな外観だ。

もちろんGoogle Assistantを中心に据えているので、音声制御オートメーションからテレビのリモコン操作までGoogle Homeでできることはなんでもこなす。

Echo Spotと異なり、Lenovoのクロックには内蔵カメラがない——ベッドルームで使うことを考えると、おそらく懸命な判断だ。

今春出荷予定だとGoogleは言っている。

CES 2019 coverage - TechCrunch

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Lenovoの新型タブレットはAlexaスマートディスプレイとの二役をこなす

Lenovoは優れたスマートアシスタントが何かを知っている。同社はGoogleと組んで最初のサードパーティー製スマートディスプレイを作った会社で、このたびAlexaタブレットも作った。

同社が発表したデバイスは、Smart Tab M10およびP10の2モデル。いずれも10.1インチタブレットで、Amazon Fire以外でスマートアシスタントを搭載した初めてのタブレットだ。商品にはLenovo製の新しいSmart Dockが同梱され、タブレットを置くと「Showモード」になり、充電中はEcho Showとの二役を務める。このドック/スタンドは3 Wスピーカーを搭載し、内蔵スピーカーがAlexaコマンドに聞き耳を立てる。

Lenovoは同製品を一種のトラベル用Echo Showと位置づけていて、この分野では興味深い試みだ。ドックは小さいとは言えないが、全体構成としては、スマートスピーカーをバッグに押し込むよりも間違いなく運びやすい。

こういう製品にどれほどの需要があるか私には定かでないが、旅先でスマートスピーカー離脱症状を経験するTechCrunchスタッフが少なくとも一人いるので、おそらく存在価値はあるのだろう。

タブレット本体に関して、2つのモデルの主な違いはデザインにある。P10の方がスリムで洗練されたデザインで軽量だ。RAM(4 GB)とストレージ(最大64 GB)容量も大きく、7000 mAhの大型バッテリーを搭載している。価格は300ドルでM10より100ドル高い。

両機種とも今月発売予定。

CES 2019 coverage - TechCrunch

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

AmazonのAlexaがSonyのスマートTVとLenovoのタブレットにやって来る

AmazonはAlexaに、できるだけ多くの人と対話させたいし、できれば彼らに何かを見せたい。そのためには、このバーチャルアシスタントをAmazonの画面付きAlexaデバイス、Echo ShowやFire TVのような、Alexaに声だけでなく顔も与えるデバイスから解放してやる必要がある。

そこで同社は木曜日に行われたビッグなハードウェアイベントで、“smart screen” SDKのリリースを発表した。これを使ってデベロッパーは、Amazon以外のハードウェア製品にEcho Showのような機能を持たせられる。スマートTVでも、最新の冷蔵庫でも、なにしろ画面のあるものなら何でも、Alexaデバイスにしてしまえる。

実際にすでにそれをやった企業が、二社ある。Amazonの発表によると、LenovoとSonyが、このSDKを使ってAlexaを自社製品に統合する。Lenovoは“近日発売”のAndroidタブレット、Smart Tabだ。

一方Sonyは、Alexa対応のテレビ、と呼ばれる製品シリーズの全機種にこのSDKを統合する。最初は、音楽と、スマートホームのカメラのみを年内に。Alexaが画面に何かを見せるという機能は、来年前半に実装される。

このイベントを取り上げた本誌記事(英文原文)の一覧が、ここにある。

画像クレジット: TechCrunch/Devin Coldeway

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

LenovoのYoga Book C930はキーボードの代わりに電子ペーパーを搭載

今年のIFAでLenovoはオールインワンで行くようだ。同社は新しいChromebook、Snapdragon搭載Windowsノートのほかホームデバイスもいくつか発表した。しかし、もっとも魅力的だったのは、Yoga Book C930だ。

このノートパソコンは2016年のIFAで大きな話題を呼んだコンバーチブル機の Yoga Book A12の系譜を引く。そのデバイスは標準キーボードの代わりにタッチスクリーンを搭載し、そこは入力装置とお絵かきボード兼用になっていた。タイピングには必ずしも向いていなかったが、革新的であったことは間違いない。

C930はさらに一歩進めて、Yogaのハロキーボードを電子ペーパーディスプレイで置き換えた。これは、主として電書リーダーの世界に追いやられてきたテクノロジーの興味深い応用だ。第2ディスプレイの役割はA12と同じくキーボード、メモ帳、電書リーダーの三役を担う。

この機能は、ノートはタイプするより手で書く方が得意という学生にとっては、魅力的な提案だ。もちろん、A12と同じく伝統的なキーボードとトラックパッドの感触を犠牲にして第2ディスプレイの多機能性をとることになる。平らな表面をタイプするにはある程度の慣れが必要だ。

実機に触れる機会がなかったので、Eインク画面の反応の具合について語ることはできないが、Kindleを使ったことのある人ならわかるように、この手のデバイスではリフレッシュレートが命だ。

C930は10月発売で価格は1000ドルから。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Lenovoが完全にベゼルゼロ、オールスクリーンの次期Android機Z5をチラ見せ作戦

AppleのiPhone Xに負けたくないLenovoが、このほど、新製品の本当にオールスクリーンのスマートフォンをチラ見せした。

iPhone Xはこれに非常に近いが、でも小さなベゼルと目立つノッチがある。しかしこのLenovoのZ5は、LenovoのVP Chang ChengがWeiboで共有したスケッチ(上図…最初に載ったのはCNET)によると、もう一歩先を行っているようだ。

発売は6月で、Chengによると“4つの画期的な技術”と“18の特許取得技術”を盛り込んだ、という。詳細は言わない。

このLenovoの役員氏は前に、Weiboでデザインの一端を見せたことがある。それが、右図だ。そのときはオールスクリーンとは言わず、上面に画面が占める比率95%、と言った。

これらの画像を見るかぎり、iPhone Xふうの画面上部のノッチはない。前面カメラやマイク、センサーなどはどこへ置くのか、それはまだわからない。

数多くのAndroidフォーンメーカーが、Appleのデザインを厚かましくコピーしている。でもApple自身はXを発表したとき嘲笑されたのだから、皮肉だ。

それでも同機はよく売れたから、HuaweiAndy RubinのEssential, Asusなどはノッチを取り入れた。そのデザインはスタンダードのようなものになり、Googleでさえも、Android Pではノッチのために時計の場所を変えた

この井戸端会議にLenovoが何を持ち込むのか、それはまだわからない。でも同社は、ヒット作が絶対的に必要だ。中国本土でLenovoは、Xiaomi, Oppo, Vivo, Huaweiに次いで5位だ。そしてZ5がもしも、Chengのねらいどおり世間を騒がせたら、Lenovoに希望の道が開ける。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoogleのVR180対応のカメラがLenovoから登場

Lenovoは、ヘッドセットのMirage Solo発売に合わせて、Googleの180度テクノロジーに対応した最初のカメラを発表した。Lenovo Mirage Cameraは、YouTubeクリエイター向きを強く意識した製品で、13メガピクセルの魚眼レンズ2基が両目の位置に配置され、VRビューイングに最適な高画質の3Dビジョンを提供する。299ドルというか価格は、試してみようというクリエイターにとって高すぎることはないが、そのニッチの大きさが果たしてどのくらいなのかは考えなくてはならない。今日から出荷される。

カメラはYouTubeのVR180プラットフォームをベースに作られていて、クリエイターが少しでも簡単にVRのライブ撮影できることを目的としている。実際360度カメラは多くの注目を集めてきたが、クリエイターはこれで何ができるのかわかっていなかった。Googleの割り切りは、撮影対象を360度の半分にしてメディアとカメラを簡易化することで、そこまでコストをかけずに鮮明な3D 4Kビデオを提供することだった。

カメラの作りは非常にしっかりしている。はっきりした高級感はないものの、十分堅牢で何よりも携帯性が非常に高い。多くの360度カメラと同じくバッテリーの持ちは2時間とさほど長くないが、交換可能で1台スペアがついてくるのがうれしい。VR180とは180度を意味している。これは、特にカメラの上端に指がかかっていると180度の半球に映り込んでしまうのでよくわかる。

GoogleのVR180アプリを使うと、写真をプレビューしたり、カメラからYouTubeにライブストリームすることができる。

これは成功のための正しい答なのかもしれないが、問題は商品の登場が遅すぎたのではないかということだ。山ほどのYouTubeクリエイターが、VRビデオを試そうとしてフラストレーションを募らせていることは間違いない。ヘッドセットの数は増えているものの、VR視聴者の数はチャンネルを維持できるのにはいたっていない。「マジックウィンドウ」モードを使うとヘッドセットがなくてもモバイルやデスクトップでVR180ビデオを見ることはできるが、当然のことながら最大の売り物である3D機能は失われる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

LenovoからGoogle WorldSenseベースのVRヘッドセット――Mirage SoloはQ2出荷で400ドル以下

今日(米国時間1/9)、CES 2018でGoogleのWorldSense VRテクノロジーをベースにポジション・トラッキング機能をサポートするDaydreameヘッドセットの現物を初めて見る機会があった。Lenovoが公開したMirage Soloヘッドセットは今年第2四半期に出荷が計画されている。これはスタンドアローン・デバイスでQualcomm 835チップセット、4GBのRAM 、 64GBのメモリをオンボードで搭載している。

またデュアル・マイク、ヘッドフォンジャック(ちゃんと付属する!)、2560×1440の液晶スクリーンを備える。Lenovoによれば、バッテリー駆動時間は7時間だというが、これが正確ならすばらしい。

ビッグニュースはこのデバイスがGoogle WorldSenseをベースとしていることだ。Microsoftの混合現実系VRヘッドセットにも似たシステムが採用されているが、WorldSenseは同様のインサイドアウト方式のポジション・トラッキング・システムを用いている。

Mirage Soloはポジション・トラッキングを内蔵しているが、Wiimoteに似たコントローラーが操作性をある程度制限することにになるだろう。このコントローラーはGoogleのスマートフォン・ベースのモバイルVRヘッドセット、Daydream Viewのものと同一のレイアウトだ。Oculusはやはりポジション・トラッキング能力を備えたコードネーム、Santa Cruzというヘッドセットを開発中だ。これは現在のハイエンドのヘッドセットなみのユーザーを体験を与えるという。

GoogleのVRストアにはDaydream上のコンテンツは多数出ている。 問題はデベロッパーにコンテンツをポジション・トラッキングに対応させるアップデートを促すだけの売れ行きをLenovoのヘッドセットが得られるかどうかだ。 3軸の回転運動と平行移動に対応する6DoF(〔6自由度〕対応トラッキング・テクノロジーはきわめて高度なユーザー体験をもたらす。また今日GoogleはSoloでプレイできる『ブレードランナー』ベースのゲームを発表した。

LenovoはSoloヘッドセットの価格をアグレッシブに設定してきた。まだ最終的な価格は決定されていないものの、同社によれば400ドル以下になるという。現在Soloは
WorldSenseベースで唯一の市販ヘッドセットとなる。新たな提携関係についての発表は特になかった。WorldSense唯一のデバイスという状態はこの先もう少し続きそうだ。HTCは以前、Googleプラットフォームでヘッドセットを開発する計画を進めていたが、後にキャンセルしてQualcommと提携し、中国市場向けにVive Focusヘッドセットを独自に提供している。価格は600ドル程度だ。

LenovoのVRヘッドセットはFacebookのOculus Goの主要なライバルとなるかもしれない。Mirage Soloは199ドルのGoヘッドセットが欠いているポジション・トラッキング機能を備える他、ハードとしての能力も優れている。またVRには興味があるがデスクトップ・パソコンや専用ゲーム機に接続する高価で取り扱いも面倒なハイエンド・モデルに手を出すのをためらっている消費者にとっても魅力的な価格帯だろう。

〔日本語版〕SoloはGoogleの日本語サイトで予告されている。アウトサイドイン/インサイドアウトのポジション・トラッキング・システムについてAcerのサイトがわかりやすいイラストで比較している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

MinifreeのLibreboot T400は無料ではなく自由の意味でfreeなコンピューター

Libreboot T400の外見は、とても平凡だ。要するにそれはLenovo Thinkpadの改造機で、Lenovo/IBMの伝統的なトラックポイント*と、小さなタッチパッドがある。単純に黒一色のラップトップで、平社員が出張のとき必ず持つようなやつだ。でもその内部は、自由のために闘うマシンなのだ。〔*: トラックポイント、[G][B][H]キーに囲まれている小さな円形の赤いボタン、機能はマウスと同じ。〕

このT400は、まず、BIOSがフリーでオープンなBIOS Librebootだ。そしてOSはTrisquel GNU/Linux。この二つがあることで、同機のセキュリティのレベルは高い。“あなたのLibreboot T400はあなたに従います。ほかの誰にも従いません!”、と作者たちは書いている。たぶん、そのとおりだろう。

で、性能などはどうか? LinuxをインストールしたThinkpad改造機を300ドルで買うべきか? 答は、あなたが何をしたいかによるだろう。ぼくが試したのはローエンド機で、スピードや性能は十分なはずだが、Trisquelはややのろいし、セキュアなブラウザー、すなわち“フリーでないソフトウェアを非推奨するMozillaベースのノーブランドブラウザー” は、厳しすぎて使いづらい。いくつかの問題はユーザーが自力で回避できるが、気の弱い人が使うのは無理だろう。

とは言うものの、あなたの目の前にあるのは、ほとんど完全にオープンなコンピューターだ。スクリーンは14.1インチ、プロセッサーはIntel Core 2 Duo P8400、RAMは4GBから、ハードディスクは160GBからだ。価格は257ドル+送料、バッテリーとアメリカ仕様の充電器がつく〔アメリカ仕様とは、電源コードのこと〕。

このT400を実際に使い始めたら、完全にクリーンなマシンが動く。フリーな(自由という意味でのfree)オペレーティングシステムが動き、ドライバーとアプリケーションはすべてオープン、BIOSもオープンだから、中身のよくわからない私企業規格に閉じ込められることはない。パッケージを自分で作り変えることも容易にできるが、でも、ぼくの場合のように、どうしてもプロプライエタリなソフトでないとだめ、というニーズにぶつかることもあるだろう。今後はMinifree社がもっと多くのフリーソフトを揃えてくれると、いいのだが。

プライバシーとセキュリティとオープン・スタンダードにあくまでもこだわる人は、このラップトップを使うべきだ。安くて丈夫だから、最初から予備機を買っておいてもよい。

ここまでセキュアで自由なデバイスではなく、もっと一般的なLinuxデスクトップの時代も、まだ訪れていない。最近のLinuxは簡単にそして楽しくインストールできるが、毎日使うラップトップでそれをやる人は、あまりいないだろう。でも、T400はそこらのスマホよりも安いし、しかも多くの私企業の利害にまったく奉仕しない形で、安全でセキュアなコンピューティング体験を確保できる。完全なラップトップではないけれども、他人ではなく自分が(自分だけが)完全にコントロールできるコンピューターを探していた人には、まさにぴったりの製品だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

MotorolaがMoto ZのTangoモジュールを出すかもしれない…むしろモジュールが合ってる技術か

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歩みは遅いけどしかし確実に、Moto Zはエコシステムができつつある。その将来性のありそうなハンドセットはしっかりとしたスペックを持ち、アドオンも多く、これまでのモジュール化ハンドセットとしてはいちばん完成度が高かった。でも、もちろん、それだけでは足りない。

Motorolaは足りないものを補うべく、デベロッパーに開放して改造を自由にし、このハンドセットの機能を充実多様化するために、ハッカソンまで開催した。

今週シカゴで行われたイベントで同社の社長Aymar de Lencquesaingは、報道陣を前に、同社のZハンドセットに近くTangoモジュールが提供されるかもしれない、と述べた。はっきりしない言葉だし、完全な発表ではないが、パートナーシップとしてはありえる話だ。

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そもそも、Motorolaの親会社Lenovoは、このGoogleの拡張現実カメラ技術の、初めての実装製品を作って発売した企業だ(上図、Phab 2 Pro)。Tangoの現状は、一般消費者の購入動機になりうるほど完成度の高いものではないが、しかしそれでも、Moto Zのような多機能型スマートフォンのアドオンとしては十分だろう。

特別なハードウェア、それに新たにカメラや電池も必要とする技術だから、モジュールにするのがむしろふさわしいし、その方がインドアの3Dマッピングソフトウェアも本領を発揮しやすい。またそれによってMoto Zの、ハードウェア実験のためのプラットホームという位置づけもより確定し、今一般的な2年というスマートフォンのアップグレードサイクルとは無縁な位置を維持し続けられる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

VRヘッドセットに世界標準誕生か?HP, Dell, Lenovo, Asus, AcerがMicrosoftと提携で共通規格製品を作る

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Microsoftは今(米国時間10/26)、ニューヨークで報道陣向けのカンファレンスをやっている。そこで発表されるものには、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)など、3Dと、ありとあらゆる‘現実’(realities)ものが多い。同社はその積極姿勢の一環として、PCメーカー5社とのパートナーシップにより、Windows 10の次のアップデートに間に合うべく、各社にVRヘッドセットを新発売してもらうことになった。

Microsoftの発表によると、HP, Dell, Lenovo, Asus, Acerの5社が全員、有線方式で6軸方向(前、後、上、下、左、右)の自由度センサーのある、PC用VRヘッドセットを作る。外付けセンサーが要らないし、HTC Viveのように大きな部屋も要らない。そしてお値段は、299ドルからだ。

これで、この規格のVRヘッドセットがたちまち市場でコモディティーになりそうだから、OculusやHTCなども急いでOEMの一員になるだろう。仮想現実の市場全体に、やっと、大きな突破口が見えてきた、とも言える。

Windows 10のCreators Updateはリリースが来春だから、ヘッドセットは年初から出回るだろう。Windows 10のアプリケーションのVR化デモも、今日行われた。仮想空間の中の壁にアプリケーションが投射され、それと対話できる。

しかもMicrosoftにはHoloLensという3D ARの伝家の宝刀があるから、VRが作る仮想の3Dオブジェクトやアニメーションなどを、現実世界の上にARすることもできるのだ。同社は、HoloLensの中でMicrosoft Edgeを動かす、というデモをやった。

このヘッドセットがあれば、たとえばHouzzの3Dオブジェクトを自分のリビングルームで見ることができる。自分の部屋にARで家具などを置いてみる、というやり方はすでにスマートフォンではふつうだが、そのARがHoloLensになれば、もっとすてきだろう(下図)。

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Microsoftが今日紹介したHoloTourアプリケーションは、名前はダサいけど、VRヘッドセットを有効に使える例だ。Google Cardboardのアプリケーションにも似たようなのがあったと思うが、世界中を旅して、有名なモニュメント(自由の女神、モアイ像、奈良の大仏、…)をその真ん前で見られる、という仮想体験だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

[ビデオ]LenovoがGoogleのTangoを実装したスマートフォンを、実際に操作してみた

今朝(米国時間6/9)Lenovoが、Googleの新しいコンピューターヴィジョンの取り組みであるProject Tango(今では”Tango”のみ)を実装した世界初のスマートフォンを披露した。

どこが新しいのか? なにしろ、すごーい拡張現実(Augmented Reality, AR) の能力を持ち、しかもそれをすべて、電話機本体の、自分の回りを認識する能力だけで実現している。ビデオゲームがあなたのリビングルームで(ARの)生き物になり、家具にぶつかってはねたり、ソファーの後ろに隠れたりする。

このデバイスの上でデモをいくつか見た。どれも十分にクールだ。でもTangoはまだ始まったばかり。不具合があり、Lenovoのキーノートの間(かん)にも、デモは何度かクラッシュした。しかしTangoは、少なくともその複雑な、ハードウェア駆動の拡張現実というコンセプトは、今後も長寿だろうと思われる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

LenovoがIntel入ってるのスマートスニーカーを発表してIntelのCEOにプレゼント

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いや、本当だよ。Lenovoがスマートスニーカーを披露するのは、今日(米国時間6/9)のTech Worldが初めてではない。去年も同じ場で同社は、その人の気分を判断して表示する靴を公開した。そんなコンセプトに実用性があるのか、そんなものを欲しがる人が実際にいるのか、全然分からないけど、写真を見るかぎり、幸せそうな顔をしてるね。

Lenovoは今日の記者発表で、Project Tangoのスマホを披露した。それに比べるとインターネットに接続するスニーカーは地味だが、昨年に比べると同社の姿勢も、この製品に対しては抑え気味になっている。

詳細はまだよく分からないが、このスマートシューズには、誰もが予想するように、フィットネスのデータを集める機能があるようだ。ウォーキングをした距離とか、消費したカロリーなんかだ。ゲームの機能もありそう。運動センサーを利用して、ユーザーの足の動きがゲームへの入力になるのかな。LEDが靴についてるけど、それも何かに利用するのだろう。

Lenovo Smart shoes

LenovoのCEO Yuanqing Yangが、そのスマートスニーカーをIntelのCEO Brian Krzanichにプレゼントしている。彼が雲(クラウド)の中を歩けるように、ね。[一瞬の間、そして笑い。]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Lenovo、最初のProject Tangoスマホを発表、9月から500ドルで販売

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今われわれはサンスランシスコのLenovo Tech Worldイベント会場にいる。つい先ほどLenovoは — 何ヵ月ものティーザーの後 — Googleの野心的コンピュータビジョンシステム、Project Tango(単にTangoという名前になった)塔載のスマートフォンを披露した。

その名は、PHAB2 Pro ― あまり耳に残りそうではない名前だ。しかし、問題は中身だろう。

これが中身だ:

  • Android Marshmallow
  • 巨大な6.4インチディスプレー、解像度は2560×1440
  • 内蔵ストレージ、64 GB
  • RAM 4 GB
  • 16メガピクセルのリアカメラ
  • 8メガピクセルのフロントカメラ
  • 4050mAh バッテリー(2.4倍高速充電が可能)
  • 本体背面に指紋センサー内蔵

しかし、最も注目すべきは、背面にずらりと並べられたセンサーによって、”Tango” 対応になっていることだ ― これを称することができる初めての端末だ。

Tangoって何?という人のために。

まず、約2年前に発表されたProject Tangoは、本格的コンピュータビジョン機能をスマートフォンやタブレットに載せようという、Googleの取り組みだ。端末は部屋に中のどこにいるのか、周りに何があるのかを感知することができる。例えば、スマホをかざすだけで、部屋の正確な3Dモデルが作られ、そこに正しくスケールされた家具の画像を置くところを想像してほしい。あるいは、テーブル上でAR(拡張現実)ゲームをプレイし、キャラクターがテーブルの端から落ちたり、昇ってきたりするところを。まだ初期段階だが、このビデオを見れば何が起きようとしているのか理解できるだろう。

PHAB 2 Proは9月に全世界で発売予定で、価格は契約なしで500ドル。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Lenovo Connectは、世界中で使える低価格ローミングサービス

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Lenovoは他のOEMメーカーと同じく、パソコンやスマートフォンで最もよく知られている。しかし同社は、自社製品をライバルと差別化すべく、新しいサービスをスタートする。Lenovo Connectは、世界中を低価格のローミングプランでつなぐサービスだ。

つまりLenovoは、データプランのローミングに特化した、MVNO(仮想移動体通信事業)になる。一度サインアップすれば、世界中を旅することができる。

Lenovo Connectの展開はゆっくりとしている。まず今月は中国で、スマートフォンのLeMeng X3またはタブレットのMIIX 700を使っている人々向けにサービスを開始する。世界50ヵ国以上で使えるという。

今四半期中には、欧州、中東、およびアフリカの45ヵ国で、ノートPCのThinkPad向けにLenovo Connectを提供する。この時点でサービスは110ヵ国以上で利用可能になる予定だ。

Lenovoは以前からMVNOに取り組んでおり、現在1100万人の顧客を持つ。Intelチップを塔載するWindowsノートには差別化要素がないので、これは賢明な行動だ。LenovoのAndroid携帯を他社と比較しても同様だ。

Lenovoは企業顧客との長い業務経験があり、Lenovo Connectのようなサービスは、世界中を渡り歩くビジネス顧客にとって意味がある。ローミング料金を減らし、Lenovo製品への愛着を促進する良い方法だ。

あとは対応する国の全リストおよび各国のデータプラン料金が公表されるのを待つのみだ。現時点で詳細は殆ど明らかになっていない。そして、こうしたユニバーサルなデータローミングプランにもっと多くの会社が取り組むべきだと私は考えている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

今年のCES 2016で見つけたクールなガジェット10種類をまとめて紹介

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新年早々ラスベガスで開催されたCES 2016でわれわれはクールなガジェットをたくさん発見した。ヘルスケア、ウェアラブル、プリンター、ドローン、3Dプリンター、仮想/拡張現実などジャンルはさまざまだった。取材チームはUberのプロモーションのヘリに乗ってラスベガスの「ストリップ」を1000フィート(300m)上空から見下ろす機会にも恵まれた。なんといってもホットだったのはガジェットのスタートアップだが、個別の紹介記事はこちら。以下にわれわれの注目を集めたガジェットのトップ10をまとめてご紹介しよう。

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1. EHang 184は乗客を乗せられる巨大なドローンだ。中国のUAVメーカー、EHangが作ったこの自律飛行可能な機体は、乗客1人を乗せて時速60マイル(96km)で23分間飛行することができる。EHang184はガルウィング・ドアを備え、乗降の際にローター・アームは上方に折りたたまれる。


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2. 中国のLenovoはGoogleのプロジェクトTangoスマートフォンの製造を開始することを発表した。 カンファレンスは短く、発表された情報は少なかったが、 ともかくLenovoがこの夏、おそらく500ドル以下のAndroidスマートフォンを売り出すことは分かった。最終的なデザインはまだ固まっていないらしいが、上の写真は5つの候補デザインのうちの一つだ。


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3. GPSやナビゲーターの有力企業、Garminが発表したVaria Visionはサングラスに画像が投影される拡張現実ディスプレイだ。見た目がスマートであるだけでなく、カーナビのような道案内や交通渋滞の情報なども表示される。価格は400ドルで、今年の第1四半期中に出荷が予定されている。自転車愛好家には理想的なデバイスだろう。


4. Parrotが発表したわずか700グラムのParrot Discoドローンを実際にテストできた。飛行時間は45分、最高速度は50マイル(80km/h)弱だ。1080p、でBebop 2と同じ14メガピクセルのカメラがフロント部に搭載されている。


5. Daqriのスマート・ヘルメットは産業用デバイスで、装着者の眼前に作業に必要な各種情報を表示する。頭部の保護と同時にゴーグルの役割も果たすので、重機の操縦や危険の多い職場での装着に適している。


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6. 6 Sensor Labsから登場したNimaは249ドルのガジェットで、食べ物をテストし、抗体検査によりわずか2分でグルテン含有量を測ってくれる。食物のポッドはディスポーザブルだ。セリアック病やグルテン・アレルギーの患者にとっては生活を一変させる可能性のるガジェットだ。6 Sensor Labsはこの製品により、ハードウェア・バトルフィールドの最優秀賞と賞金5万ドルを獲得した。


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7. GoSun Stoveはソーラー・パワーを利用した調理用グリルで、ユニークな構造だ。シリンダーに送り込まれた太陽光は、容器内を最高で華氏550度(290℃)まで熱するという。モデルによって異なるが、持続時間は10分から20分程度だ。調理される食材は太陽得エネルギーの80%以上を吸収する。


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8.トヨタの高級車ブランド、 Lexusはホバーボードのプロトタイプを披露した。トヨタによれば、液化窒素を利用した超伝導体と強力な永久磁石による磁気浮上テクノロジーが用いられているという。


9. われわれはBonaverdeのHans Stierをハードウェア・バトルフィールドに迎え、まったく新しいインターネット接続コーヒーマシンについて紹介を聞くことができた。


10. Grillbotはバーベキュー・グリルの掃除ロボットでルンバ(Roomba)のグリル版と思えばよい。油で汚れたグリルの掃除は面倒なものだが、Grillbotは自動的にきれいにしてくれる。価格は129ドルだ。このロボットには3基の交換可能なワイヤーブラシが装備されており、これによってグリルの掃除と自分自身の移動を行う。充電式バッテリーで動く3基の電気モーターが動力源だ。操作は液晶パネルから行うが、タイマーとアラーム機能を備えており、ユーザーはいったんセットすればその場を離れることができる。ただしバーベキュー・グリルの表面温度が華氏200度(93℃)以下に下がってから使用すること。


〔日本版で再生できないビデオがあった場合、原文をご参照ください。〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+