PCの売上が6年ぶりに増加、企業のWindows 10リプレースが主な原因

幽霊かもしれない。でもPCはまだ生きていた。調査会社のGartnerによると、全世界のパーソナルコンピューターの売上台数〔推測値〕は、2012年以来初めて、前年比で増加した。2018年第二四半期の総発売台数は6210万台で、前年同期比では1.4%の増だ。報告書は“1年前に比べて若干の成長を経験した”、と述べているが、それに続けて、PC業界の回復を宣言するのはまだ早い、とも言っている。

上位5社のPCベンダーがすべて成長を経験した中で、最大の成長率はLenovoの10.5%だが、これは富士通との合弁事業の寄与が大きい。以下、HPが6.1%, Dellが9.5%, Apple 3%, Acer 3.1%となっている。長年停滞していた業界にしては、良い数字だ。しかしこの報告書からはChromebookが抜けている*。Chromebookは近年のノートブックコンピューターにとって脅威だったが、今回業界は、それ抜きでも成長を記録した。〔*: 報告書原文より: Data includes desk-based PCs, notebook PCs and ultramobile premiums(such as Microsoft Surface), but not Chromebooks or iPads.

Gartnerによると、好調の主因は企業需要の増加だ。消費者市場は依然としてモバイルの増加が続き、PCは減少が続いている。しかし企業セクターの成長も長くは続かないだろう、と同報告書は言っている。

Gartnerの主席アナリストMikako Kitagawaが報告書中で書いている: “企業分野におけるPCの増勢は、Windows 10への置換がピークを迎える2年後以降は弱まるだろう。PCベンダーは、Windows 10へのアップグレードサイクル終了後の企業市場の成長を維持する方策を、探すべきである”。

消費者の多くは今後も身辺にコンピューターを置き続けると思われるが、しかしWebが第二のデスクトップになって以来、カジュアルユーザーのアップグレードサイクルは年々長くなっている。多くの人びとにとって、家にあるコンピューターはChromeブラウザーが使えればそれで十分なのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Tesla Model 3に自動パーキングモードがついた

あのModel 3が自分で駐車できるようになった。Summonと呼ばれるその機能はTeslaの新しいセダンにやってきた。

SummonはTesla車のネット接続と自動運転機能を活用した賢いシステムだ。オーナーは駐車場所に止めてエンジンを切るようModel 3に命令できる。しかもガレージのドアも操作できる——すべて運転席に座ることなく遠隔操作による。 Teslaはこの機能をModel SとModel Xには昨年導入した。

これはModel 3の発売後にTeslaか追加した最新機能だ。会社は生産目標の達成に向けて血眼になっているところだが、Model 3のつながるプラットフォームのおかげで、生産後の車にも機能を追加することが可能だ。

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次世代iPhoneはカラーバリエーション大幅拡大へ――グレー、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジが加わる

サプライチェーンからの情報によればAppleはこの秋、iPhoneに3つのシリーズを用意しているという。ひとつは 5.8インチのiPhone Xでスペックが向上し価格は引下げられる。2つめは新しい6.5インチのiPhone X Plusシリーズで、ディスプレイがOLEDだ。3つ目が6.1インチのiPhoneでFace IDに加えてカラーバリエーションが多彩になり、グレー、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジが選べるようになるという。

9to5macによれば、著名なAppleアナリスト、Ming-Chi Kuo〔郭明錤〕は「最高モデルとなる6.5インチのiPhone X Plusは1000ドル前後で現在のiPhone Xとほぼ同額になる」と予想している。つまり次世代iPhone Xは現行価格より引き下げられることになる。カラフルな6.1インチiPhoneは価格としてはもっとも手頃なモデルとなり、700ドル程度だろう。記憶容量についてはレポートは触れていない。

廉価版のiPhoneの外観はiPhone Xによく似ており、FaceIDも含まれる。ただしデュアルカメラはX、X Plus限定となるかもしれない。郭明錤は700ドル前後のこのモデルがiPhone販売の55%を占め、2019年までにiPhoneのセールスはさらに上昇すると予想している。

カラーバリエーションについての情報が正しいなら、Appleはこれまで色彩に乏しかったマーケットに大胆な変革を持ち込むことになる。他のベンダーのスマートフォンも標準はグレーと黒で他の色はスペシャルモデルとなることが多い。これでは飽きが来る。Appleは廉価版のiPhone 5cでカラーバリエーションを増やそうとしたことがあるが、ベストセラーのモデルに多数の新色を持ち込むとすれば大きな戦略の転換だ。当然SamsungやLGも対抗することになるだろう。スマートフォンも虹のようにカラフルな世界になりそうだ。

画像:9to5Mac

〔日本版〕Ming-Chi Kuo〔郭明錤〕はAppleのプロダクトについて正確な予測をしてきたことで世界的に有名だが、この4月に台湾のKGI Securites(凱基證券)を離れ、香港のTF International(天风证券)に移った。今回の予測はTF Internationalのアナリストとしてのレポートという。新色のレッドが現行の(PRODUCT) REDと異なるのかどうかなどの詳細はまだ判明していないもよう。

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今年の独立記念日では、Intelドローン500基が花火に取って代わる

今年のカリフォルニア州フェアフィールドのトラビス空軍基地では、いつもと少し違う7月4日(独立記念日)を迎える。花火の代わりに、Intelのドローン、Shooting Star 500基がこの祝日と基地の75周年を記念して編隊を組んで空を舞う。

これはディズニーワールドスーパーボウル、そしてオリンピックで演じたのと同じドローン集団だ。

各ドローンの飛行経路は高度な制御プラットフォームを駆使して事前に計画されているため、ひとりの人物が編隊を制御する。Intelの技術者は、このシステムは無制限の数のドローンを制御できると言っていた。私の見たバージョンでは、ドローンはGPSを利用して定位置に留まり、衝突検知センサーは備えていなかった。

これは印象的なテクノロジー表現だ。わたしはディズニーワールドで最初のショウを見る機会があったが、ドローンは花火に代わるすばらしい演者だった。花火はたしかに独立記念日の伝統だが、このドローンたちと同じことはできない。しかもドローンはずっと静かなので、ずっと多くの人たちがショウを楽しめる。

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マルチレンズ/マルチカメラにこだわるLightがカメラ5-9台を載せたスマホを開発中

あの、とてつもないL16カメラを作ったLightが、今度は複数のカメラを装備したスマートフォンを作っている。The Washington Postの記事によると、今同社がプロトタイプを作っているのは、カメラが5つから9つぐらいあるスマートフォンで、64メガピクセルの写真を撮れる、という。

外観はiPhone Xよりそれほど厚くない、とPost紙は報じている。センサーを増やして、暗いところでもよく撮れて、奥行き効果を強調し、内部処理によって複数の像をひとつにまとめる。

同社は1950ドルのL16カメラを2015年に発表し、2017年に発売した。そのカメラはレンズが16あり、52メガピクセルの画像を撮った。結果は感動的で、とくにカメラのサイズが小さいことがすごい。まさに、ポケットに収めることができる。でも、消費者が求めるのは、便利な携帯電話に本格的なカメラがあることだ。そこでLightも、その流れに従った。

このようなスーパーカメラフォーンはLightの独占ではない。カメラメーカーのREDが近く発売するスマートフォンはモジュール構造のレンズシステムを誇り、REDの映画撮影用カメラのファインダーとしても使える。またHuaweiが最近発売したP21 Proは、三つのレンズで色やズームなどの最適オプションをユーザーに提供する。さらに数年前にはNokiaが、41MPのセンサーを搭載したLumia 1020とPureView 808で超高精細カメラを試みた。

Lightのマルチカメラスマートフォンは、発売日等がまだ不明だ。詳しい仕様も、発表されていない。今Lightに問い合わせているから、情報が得られ次第この記事をアップデートしよう。

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これはAppleの次期iPhone用USB-C高速充電器かもしれない

今現在、新しいiPhoneについてくるケーブルは、新しいMacBook Proにドングルなしではつながらない。#donglelifeは現実だ。しかし、もしこのリークが本当なら、その誤りはまもなく正される。

このたび明るみに出た写真は、Apple 18 W USB-C充電器のプロトタイプで、次期iPhoneに同梱されると思われる。もし本当なら、オーナーはiPhoneの高速充電機能を何も買い足すことなく利用できることになる。しかも、iPhoneとMacBook Proを買ってきたままでつなぐこともできる。

この噂は昨年にもあったが、それを裏付ける写真はなかった。

もし本当なら、このアダプターはiPhoneの電源アダプターにとって初めての大変更となる。Appleは長年5Wの充電器をiPhoneに同梱してきた。これは十分役目を果たしているが最高速で充電するために必要な電力は供給できない。仮にこの写真が公式Apple製品ではなかったとしても、Appleが似たようなものを準備している可能性はある。以前のリークでも同じような写真があった。

Appleは高速充電機能をiPhone 8/8 PlusおよびiPhone Xに搭載したが、その能力を利用するために必要な充電器はついてこない。ユーザーはサードパーティー製充電器にするAppleの30W充電器を50ドルで買う必要がある。

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デトロイト荒廃の象徴だった駅ビル、自動運転で復活へ――フォードがミシガン・セントラル・ステーションを買収

この巨大なビルと操車場は長年、デトロイト衰退の象徴だった。しかしフォードがこの厄介物を買収することを決めた。ミシガン・セントラル・ステーションはデトロイト復活のシンボルに変身しようとしている。

セントラル・ステーションのビルの前で開かれたプレスイベントでフォードはこの歴史的建造物を買収する提案が受諾されたことを発表した。この買収により、デトロイトのコークタウン地区は自動運転テクノロジー開発チームの本拠となることが決まった。

今日のイベントでは、このビルを1995年から所有しているMoroun家を代表してMatthew Morounが「契約は完了した。施設にには新しい未来が確保された。セントラル・ステーションは未来を開くのにふさわしい次の所有者を得た。ミシガン・セントラル・ステーションはデトロイトの進歩と成功の輝かしいシンボルとなるだろう」と述べた。

建前とは違って、この買収は4ヶ月も前から内容が知れ渡っていた。フォードの自動運転チームが移転してくることは荒廃していたコークタウン地域に活気を取り戻す切り札と考えられている。この地区は繁栄を取り戻したデトロイトのダウンタウンの中心部に隣接しているにもかかわらず、これまで復活の恩恵にあずかっていなかった。アムトラックが施設を最後に使ったのは1988年で、以後所有者は何度も変わった。

この買収はデトロイトそのものを大きく変える可能性がある。ダウンタウンはすでにデトロイトの復活によりビジネス、文化とも活気づいているが、周辺地域はまだ苦闘中だ。コークタウンは立地もよく住宅や社屋の建設に適したスペースが十分にある。セントラル・ステーションがフォードの新しいテクノロジー・ハブとして成功すれば、この地域に再開発に必要な関心と資金を集めるのに役立つだろう。

今回の買収はコークタウンへのフォードの2回目の大型投資となる。今年初め800メートルと離れていないザ・ファクトリー・ビルディングにオフィスを移転させ、200人以上のフォード従業員が入居した。セントラル・ステーションの再開発では1000人以上の従業員が移転することになるかもしれない。現在フォード本社の従業員の大半はデトロイト郊外のディアボーンのいくつかのオフィスに勤務している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DIYで作るこのスマートミラーは小さくてすごくて機能山盛り

数年前にGoogle XのエンジニアMax Braunが、彼が作ったスマートミラーに関する記事をMediumに載せた。その彼が、さらに小さく、さらにスマートなニューバージョンを手にして戻ってきた。これはぼくも支持できるスマートミラーだけど、でもぼく自身はスマートミラーを重要なデバイスとは思えない。

彼は自分のプロジェクトをMediumに発表し、それを作るために必要な工程と部品について説明している。万人向けのプロジェクトではないが、でもMaxは企業が実際に製品化に取り組めるほどの、十分なインストラクションを提供している。

最近スマートミラーをレビューして記事を書いたことがあるが、ちょっと馬鹿げているけど役に立つ、と感じた。それはMaxのスマートミラーのように、ソフトウェアはパッシブで常時動いている。ユーザーは、ミラーと対話することをいちいち意識しなくてよい。正しい情報が、自動的に表示されるはずだ。しかし鏡とディスプレイの両者を兼ねることは、一種の曲芸のようだ。

現時点では、スマートミラーとはマジックミラーのうしろにAndroidタブレットを置いたものにすぎない。同じ情報がスマートフォンや音声アシスタントから得られるのだから、今の高価な小売価格では買う人がいないだろう。そもそも、天気予報を知るために人は何台のデバイスを必要とするのだろうか。

〔訳注: ユーザーの顔(など)を診断して個人化された美容情報や健康情報を提供するミラーが本当のスマートミラー。提供する情報が天気予報やニュースなどだけなら、ミラーのスマート化(“スマートなミラー”)とは言えない。〕

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DIYで作るこのスマートミラーは小さくてすごくて機能山盛り

数年前にGoogle XのエンジニアMax Braunが、彼が作ったスマートミラーに関する記事をMediumに載せた。その彼が、さらに小さく、さらにスマートなニューバージョンを手にして戻ってきた。これはぼくも支持できるスマートミラーだけど、でもぼく自身はスマートミラーを重要なデバイスとは思えない。

彼は自分のプロジェクトをMediumに発表し、それを作るために必要な工程と部品について説明している。万人向けのプロジェクトではないが、でもMaxは企業が実際に製品化に取り組めるほどの、十分なインストラクションを提供している。

最近スマートミラーをレビューして記事を書いたことがあるが、ちょっと馬鹿げているけど役に立つ、と感じた。それはMaxのスマートミラーのように、ソフトウェアはパッシブで常時動いている。ユーザーは、ミラーと対話することをいちいち意識しなくてよい。正しい情報が、自動的に表示されるはずだ。しかし鏡とディスプレイの両者を兼ねることは、一種の曲芸のようだ。

現時点では、スマートミラーとはマジックミラーのうしろにAndroidタブレットを置いたものにすぎない。同じ情報がスマートフォンや音声アシスタントから得られるのだから、今の高価な小売価格では買う人がいないだろう。そもそも、天気予報を知るために人は何台のデバイスを必要とするのだろうか。

〔訳注: ユーザーの顔(など)を診断して個人化された美容情報や健康情報を提供するミラーが本当のスマートミラー。提供する情報が天気予報やニュースなどだけなら、ミラーのスマート化(“スマートなミラー”)とは言えない。〕

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フィラデルフィア・イーグルスのためにプレイするならホワイトハウスを仮想ツアーするこのアプリ

ホワイトハウスとその周辺を仮想ツアーできるAndroidとiOSのアプリがある。CuseumとWhite House Historical Associationが共同開発したそのアプリで、三つのツアーを体験できる。オーバルオフィスやリンカーンベッドルーム、プレスオフィスなどの各部屋を、MAGAハットをかぶるプレッシャーもなく訪問できる。

White House Historical Associationがメラニア・トランプとクレジットされている声明文をリリースした:

“White House Historical Associationの前向きなお考えにより、より多くのアメリカ人にPeople’s Houseを訪問できる機会を提供されたことを、とても嬉しく思います。White House Historical AssociationとAmazon Web ServicesとCuseumのみなさまに、このアプリの設計におけるクリエイティブで革新的なコラボレーションを感謝いたします。実際に、または仮想的に来訪されるみなさまに、この新しい機能はどなたにも、すばらしい邸宅の多くの歴史的な居室、居住区やイーストウィング、そしてウェストウィングをお見せできます。”

Cuseumは前から、こんなアプリが得意だ。同社ははSFMOMA(サンフランシスコ近代美術館)や, MF Houston, ICA Bostonなど100を超えるパートナーのために、このような仮想ツアーアプリを開発している。

ホワイトハウスのアプリには、新しい機能がある。ユーザーが自撮り写真を撮ると、歴代のどの大統領またはファーストレディーと似ているか、アプリが判断する。比較するのは、White House Collectionにある大統領らの肖像画だ。ただし、手のサイズまでは比べてくれないようだ。

〔訳注: 国家斉唱のとき一部の選手が抗議のため起立しなかったフィラデルフィア・イーグルスは今年のスーパーボウルで優勝したがトランプは彼ら“非国民たち”のホワイトハウス表敬訪問を断った。〕

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Apple WWDC開幕:iOSアプリがmacOSで使えるようになる

今日(米国時間6/4)サンノゼのマケナリー・コンベンションセンターでスタートしたWWDC 2018でAppleのソフトウェア・エンジニア担当上級副社長、Craig FederighiはiPhoneアプリをMacに導入する準備をしていることを明らかにした。ただしアプリの統合は一夜にして実現されるわけではないという。Federighiによればこれは数年がかりのプロジェクトとなる。またMacで使えるようになる最初のiOSアプリはApple製となる。

「すでに数百万のiOSアプリが公開されている。 その一部はMacでも素晴らしいアプリになる」とFederighiは述べた。

ただし、AppleはiPhoneとMacのOSを統合しようとしているのではないという点には留意する必要がある。Federighiはキーノートの冒頭で、「両者は今後とも別々のプロダクトだ」と強調した。プロジェクトの最初の段階はネーティブiOSアプリのフレームワークをmacOSに移植することだ。現在アプリの動作のフレームワークとしてmacOSはAppKitを、iOSはUIKitを使っている。そのため異なるOSにアプリをポーティングするには多大の努力が必要だ。Federighiによればアプリ統合の最初のステップはiOSのフレームワークをmacOSに導入し、iOSアプリがデスクトップ環境で正しく作動するようにする。つまりトラックパッド、ウィンドウ・リサイズといった機能がサポートされる。

macOSで動く最初iOSアプリが登場するのは今年後半になる。これには株価、ニュース、ホーム、ボイスメメモなどのアプリが含まれる予定だ。基本的な機能はオリジナルのモバイル・アプリのとおりだが上で述べたようにデスクトップ環境に適合するようアップデートされるはずだ。この部分でフレームワークの移植が重要な意味を持つことになる。

サードパーティーのデベロッパーがこの機能にアクセスできるようになるのは2019年になる見込みだ。まだ詳細についての情報を得ていないが、iOSアプリとmacOSアプリがこのように統合されることになれば向こう何年にもわたってアプリのエコシステムは大きく再活性化されることになるはずだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

AmazonとGoogleがEchoとHomeに追加すべき8つの機能

Amazon EchoとGoogle Homeは素晴らしいデバイスであり、どちらも互いに負けない機能を誇っている。私の家では、Amazon Echoを使っているが、家の内外にそれらが配置されている。リビングルームにはオリジナル版、寝室、オフィス、そして外にはDot、また木工作業場にはTapが置かれ、子供部屋にはSpotsが置かれている(カメラはテープで目隠しされている)。みな素晴らしいデバイスだが、とても完璧とは言い難い。いくつかの重要な機能が欠けているからだ。Google Homeも事情は同じである。

私はTechCrunchのスタッフたちからの意見を募ってみた。以下に並んだものが、次世代のデバイスで搭載されて欲しいと私たちが考えている機能だ。

赤外線送信装置

今でもEchoやHomeを使ってテレビを制御することは可能だが、そのためにはサードパーティ製のデバイスが必要である。EchoまたはHomeの上に360度放射型の赤外線送信装置が搭載されていたら、スマートスピーカーから、テレビ、エンターテイメントシステム、暖房/冷房装置を直接制御することができる。

EchoやHomeは、オープンな場所に置かれることが自然なため、赤外線を使うデバイス制御のためにはぴったりだ。「テレビをオンにして」または「エアコンをオンにして」と言えば、それに応えてEchoがテレビや壁のエアコンへの赤外線コードを放射する。

このことはAmazonとGoogleに対して、完全な汎用リモートコントロール手段をEchoやHomeへ統合することを要求する。これは簡単な仕事ではない。LogitechのHarmony、Universal Remote Controlなどの企業は、自分たちのリモコンが市場のあらゆるものと互換性があることを保証すべく、大変な努力を重ねている。それは新しい赤外線コードに対応し続ける無限の戦いのように思えるが、私はAmazonとGoogleがその戦いに取り組んでくれたらと願わずにはいられない。面倒なしに、Echoを使って電気暖炉と電動ウィンドウシェードをコントロールしたいのだ。

音楽とスマートホームのための専用アプリ

現在のHomeならびにAlexaアプリは、日々の利用のためには複雑でで使い難い代物だ。ほとんどの作業に対してスピーカーの利用をユーザーに強制するので、それは意図的なものなのかもしれない。だがEchoとHomeはもっと良い物に成り得るものだ。

現在AmazonとGoogleは、ユーザーに対して、これらのデバイスを設定するために音声を使用させようとしているように思える。そしてそれはある程度までは問題ないだろう。ユーザーがこれらのスピーカーを使用してSpotifyを聴いたり、Hueライト群を制御したりという用途には、現在のアプリと音声設定はうまく働く。しかし、もしユーザーがEchoに対して、様々な異なるベンダーからの複数のスマートホームデバイスの制御を望んだ場合には、スマートホームエコシステムに対する専用アプリが用意されるべきだ。もっと複雑なシステムに対しては、デスクトップアプリも提供されることが望ましい。

Sonosを見て欲しい。Sonos Oneは素晴らしいスピーカーであり、おそらく最高の音響を誇るマルチルームスピーカーシステムである。このスピーカーにはAlexaが組み込まれてはいるものの、それでもSonosアプリはEchoとHomeに対しても提供して欲しい位便利なものだ。専用の音楽アプリがあれば、EchoとHomeのユーザーたちは、より簡単に音楽をブラウズしたり、曲を選んだり、異なるデバイス上での再生を制御したりすることができる。

またスマートスピーカーは、複雑なスマートホームエコシステムの中心と成り得るものである。設定と保守のための有能なコンパニオンアプリを提供するに値するものなのだ。

LogitechのHarmonyアプリも良い例である。このデスクトップアプリを使ってユーザーは、複数のユニバーサルリモコンを設定できる。EchoとHomeのデバイスでも同じことが可能になるべきだ。たとえば、私の子供たちは自分のSpotifyアカウントを持っていて、私のVivintホームセキュリティシステムや、リビングルームのHueライトに音声でアクセスする必要はない。私は、家中のEchoデバイスを、より簡単にカスタマイズできる方法を必要としているのだ。こうしたシステムを設定することは現時点では不可能であり、いずれにせよ目的専用ではないモバイルアプリを利用して行おうとするのは厄介で退屈な作業だろう。

メッシュネットワーキング

EeroやNetgearのOrbiなどの製品シリーズが人気のある理由は、単一のアクセスポイントからのWi-Fiブロードキャストよりも、より速く安定したWi-Fi接続で対象区画を満たしてくれるからだ。メッシュネットワークは、Google HomeやAmazon Echoに含める必要がある。

これらのデバイスは、オープンスペースならびに共通スペースに配置するように設計されており、Wi-Fiルーターを置くためにも最適な場所を占めている。これらのデバイスにメッシュネットワーキング拡張を組み込むことで、魅力が高まり、所有者のWi-Fi環境を改善しつつ、より多くを購入するように促すことになるだろう。誰もがハッピーだ。

AmazonやGoogleにとって、Eeroを買収することは合理的な行動のように思える。Eeroは既に市場で最高のメッシュネットワーキング製品を生産している。この製品は、小さな筐体の中に設計されパッケージングされている。たとえGoogleやAmazonがスピーカー本体にメッシュネットワーキングを組み込まないとしても、スピーカーの壁に差し込む電源部分に収納することもできる、こうすればどちらの会社もその製品ラインに組み込むことが可能で、追加購入時の論理的な追加項目となる。

3.5mm光出力

私は、3.5mmオーディオ出力を使って、複数のDotをフルオーディオシステムに接続してきた。しかしそれは単なる2チャンネルのアナログ出力であり、NPR(米国の公共ラジオネットワーク)を聞くには十分なものの、私はもっと高品質なものを欲しいと思っているのだ。

何世代かに渡って、MacBook Proは3.5mmジャックを介した光出力を提供していた。おそらく広くは使われなかったのだろう、そのためAppleは新しい世代ではそれを外してしまった。だがEchoとHomeもこのオプションを提供してくれたなら素敵だ。

今のところ、デバイスは比較的低いビットレートでストリーミングするので、デジタル接続はオーディオの品質に大きな違いをもたらすことはない。しかし、GoogleやAmazonのいずれかが、Tidalから提供されるような高音質オーディオを追求することを決めた暁には、これはハードウェアに欠かせないものになるだろう。

アウトドア版

私は夏十分な時間を家の外で過ごし、Echo Dotをわが家のデッキに設置することもなんとかできた。Dotは屋外に設置することは考えられていない、幸い私が設置したものは屋外で1年以上生き延びてきたものの、もしもっと堅牢な全天候型Echoはあれば素晴らしい。

私がデッキにEcho Dotを設置した方法は以下の通りだ。まずこのような電気ボックスをEcho Dotの雨よけとして設置した。ボックスの側面の1つの穴を抜き、ボックスの中にDotを収めた。Dotを入れたまま下に向けた。電源ケーブルと3.5mmケーブルを側面の穴に差し込み、このようなアンプにオーディオを流して、1組の外部スピーカーを鳴らした。私はデッキから落ちてくる水からそれらを保護するために、両方の装置の上部を覆うアスファルトシングル(屋根などに使われる板)を使用した。これまでのところ、このやり方でミシガンの夏と冬を乗り越えることはできている。

私は郊外に住んでいて、常に屋外でスピーカーを使っている。デッキの下に置かれたDotは、それでもなんとか庭にいる私の声を拾い上げ、Spotifyやスマートホームの制御を行うことができる。それは素晴らしい体験だ。私はより多くの人たちがボイスアシスタントを屋外に連れ出すことができるようなバージョンを、AmazonやGoogleに作って貰いたい。

改善されたプライバシー

家の中で常にデバイスが聞き耳を立てているということには、独特の気味悪さがつきまとう。初期のGoogle Home Miniは、バグにより、すべてを記録し、その記録をGoogleに送り返していた。消費者は、AmazonやGoogleが記録されたデータをどのように扱うかについての、より多くの選択肢が必要だ。

もし譲歩しなければならないとしても、記録をAmazonやGoogleに対して送り返すか否かの選択肢がユーザーに与えられていなければならない。必要に応じて、ユーザーにはいくつかの機能をオプトアウトするか、数日または数週間後に記録を削除するかどうかを、ユーザーに決定させるオプションを与えるべきだ。

Facebookの大失敗を受けて、話題が増えるにつれて、消費者たちはこの手のコントロール手段を求め始めるだろう。GoogleやAmazonは、消費者の期待に先んじることが賢明だと思う。

新しいポータブルスピーカー

私は作業場でTap(バッテリー駆動可能のポータブルEchoデバイス)を使っていて、それは調子よく働いている。しかし布カバーの部分は汚れている。さらに私はそれを1度落として、耐久性がないことも発見した。さらに悪いことに、常時リスニングモードが有効になっている場合、12時間毎にスピーカーをドックに戻さなければ、バッテリーが完全に消耗してしまう。

Tapは、初期のAmazon Echoデバイスの1つだった。もともとユーザーはAlexaを起動するためにはボタンを押す必要があったが、Amazonはその発売後に音声アクティベーションを追加した。これは便利なスピーカーだが、アップグレードは必要だ。

ポータブルEchoもしくはHomeは、全天候型で耐久性があり、簡単に掃除できる必要がある。ドックと内蔵のマイクロUSBポートを持ち、音声アクティベーションが可能でなければならない。もし未知の声に反応しないようにできれば更に素晴らしい。

改善されたアクセシビリティ機能

音声アシスタントデバイスは、これまで以上にテクノロジーへのアクセスを容易にしているものの、さらに追加する必要がある機能がある。耳は完全に聞こえるが、発話が上手く行えない人は沢山いる。しかしAlexa EchoやGoogle Homeは、そうした人の発話を正確に認識することができない。

Appleはこの対策をSiriに追加している。この場合ユーザーはクエリとしてテキストを入力することができる。このオプションは、iOS11上のアクセシビリティメニューから利用することができる。Google HomeやAmazon Echoも同じ機能を持つ必要がある。

ユーザーは自分の携帯電話を使って(Alexaアプリから自由形式のテキスト型チャットボットを介して)Echoにテキストクエリを送信し、応答を音声で聞いて、それでも替わらずに全てのスキル(応用)とスマートホームインテグレーションを活用できるようになるべきだ。技術的な観点から言えば、音声から文字への変換を必要としないため、それは簡単な筈である。そして、そのことで新しい購買層に対してデバイスをアピールすることができる。

モーションセンサー

モーションセンサー(近くで動くものを検知するセンサー)が内蔵されることによって、音声アシスタントのユーザー体験が改善される幾つかのケースが考えられる。

目覚まし時計は動きで止められないと、強力さが増すかもしれないが…一定量の動きを検知することで止めることも可能になる。動作感知機能はライトスイッチとしても使える。動きが感知されたら明かりを点け、動くものが居なくなったら明かりを消すといった具合だ。しかし、それ以上の応用も考えられる。動くものが居ない場合には自動的に音量を下げる、警報装置の追加センサーとして、そして空調システムのために人間を検知するなどの用途だ。

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(翻訳:sako)

これがUberの空飛ぶタクシーのコンセプトだ

Uberはユーザーが空飛ぶUberを呼び出せる未来を構想している。そしてそれはCEO Dara Khosrowshahiが言う「大きく大胆な賭け」だ。彼は今日午前のCBSのインタビューで、大きく大胆な賭けがUberを作ったと話した。

「われわれはこの乗り物を使ってネットワークを作り、一般の人々が渋滞を避けて長い距離を移動したいとき、手頃価格で空飛ぶタクシーを使えるようにしたい」とKhosrowshahiは言った。

目標は無人運転で4人乗りの空飛ぶタクシーを作って料金を安くすることだ。ユーザーはアプリでエアタクシーを呼びUberの屋上施設で乗り込む。CBSのインタビューによると、タクシーは複数のプロペラと電動モーターのおかげで比較的静かになるとUberは言っている。

同社は2020年までにトライアルを始める計画だ。

Uberは今日(米国時間5/9)、明日のUber Elevateカンファレンスでエアタクシーの詳細を発表する予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

任天堂が今年の夏にモバイルのRPGをリリースする、Cygamesを起用して

Shadowverse(シャドウバース)Granblue Fantasy(グランブルーファンタジー)のメーカーとNintendoが組んで、新しいモバイルRPGを作っている。それはDragalia Lost(ドラガリアロスト)と呼ばれる日本的なアクションRPGで、プレーは無料だがルートボックス的な仕組みがあるので、NintendoとデベロッパーのCygamesの財布は膨らむだろう。

予告ビデオでは、ストーリーがよく分からないが、タイトルから察すると、ドラガリアという人がいなくなって(lost)、一見弱そうなヒーローたちがチームを組み、ドラガリアを見つける旅の途上でモンスターと戦うのだろう。たぶん。

NintendoはZelda(ゼルダ)やXenoblade(ゼノブレイド)をモバイル向けに作りなおすことをせず、Cygamesの力を借りてこの新しいタイトルを作ることにした。このゲームは、キャラクターをランダムにアンロックしたりアップグレードするCygamesのシステムを使っているらしい。ルートボックスに似ているが、ルートボックスとは呼ばれていない。ゲームの売上の源泉は、プレーヤーが、お金を払ってアンロックをたくさんしたくなるところにある。

この契約に伴い、NintendoはCygramesの5%を取得する。Nintendoは、スマホ向けプラットホームのメーカーDeNAの株主でもある。こちらはCygramesの25%を保有しており、Nintendoのモバイルゲーム進出の遅さを象徴している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

iPhone SE 2にヘッドフォンジャックありとのリーク――背面はガラス、6月のWWDCで発表か

結局のところヘッドフォンジャックにはまだ未来があったようだ。iPhone SE 2のリーク写真とされるものを見ると、背面がガラスでヘッドフォンジャックを備えている。現在のiPhone SE同様、このモデルもクラシックなiPhone 5のデザインをベースにしているようだ。

9TO5Macの記事によれば、次世代iPhone SEは背面がガラスのためiPhone 8、 iPhone Xと似たワイヤレス充電に対応するという。

Appleが新しいiPhone SEをすでに準備しているという噂は根強く流れていた。2016年3月16日にオリジナルが発表され1年後にアップデートされた。モニターは4インチでiPhoneファミリー中でサイズ最小でもっとも安価なモデルだ。

6月上旬のWWDCがAppleが主催する次のメジャー・イベントとなる。新しいSEはここで発表されるはずだ。先月、Appleはシカゴで学校向けiPadの発表を含むイベントを実施した。AppleがiPhone SE 2の発表を6月のWWDCに延ばしたのは新しいiPadから注意が逸らされるのを防ぐためだったと考えれば納得がいく。

AppleはiPhoneのフラグシップモデルからヘッドフォンジャックを排除したが、SEには残されたようだが、これは合理的だ。AppleにとってSEは急成長中の世界の低価格スマートフォン市場で優位性を得るためにカギとなるモデルだ。Appleとしては低価格を武器にしたいはずなので、購入者がワイヤレス・ヘッドフォンなどの高価なデバイスを買わねばならない事態は避ける必要がある。

WWDC(ないしその後のイベント)で発表するiPhone SEは小型でヘッドフォン・ジャックがあるスマートフォンを必要とするユーザーにとって魅力的だろう。実は私にとってもそうだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Tesla、Model 3の生産を24時間体制へ

TeslaはModel 3セダンの生産能力を引き上げようとしていることがJalopnikが入手したメールでわかった。今週当社はModel 3の製造ラインを中断したが、このメールによるとラインは間もなく再開されるほか、第三の作業シフトが追加されて深夜にも製造が可能になる。Teslaは6月までに週6000台のペースでModel 3を製造することを目標にしている。

Elon Muskが書いたと言われているそのメールには、Model 3の生産や支出計画、製造公差から、Tesla社が利益をあげていないこと、ミーティングが会社を滅ぼすことなど幅広い話題について詳細に書かれている。

このメールによると、Model 3の生産ラインが「包括的なアップグレード」のために停止していたのは3~5日間だった。Teslaは来月中でにModel 3の生産台数を3000台から4000台に引き上げる予定だ。同社は走行距離6000マイルを可能にする新しいアップグレードを6月末までに計画している。先週Teslaは、3週連続でModel 3を2000台以上生産した。

2カ月で生産台数を3倍にするのはかなりの難題だ。

この目標達成のために、Teslaはフリーモント工場の総合組立て、車体、および塗装ラインに新たなシフトを導入する。また同社はフリーモント工場およびGigafactoryで、生産日程を守るために計400名の従業員を雇用する。

この生産増加のニュースは、Tesla工場の安全性と労働環境に関する一連の批判を受けて公表された。Teslaは必死に報道と戦っているが、従業員らがMuskの高い生産目標と戦うかぎり問題は続くに違いない

Muskは出費も管理しようとしているようで、100万ドル以上の支出はすべてMusk本人の承認が必要なった。おそらくMuskは、ファンたちが資金を募って買ったソファーは受け取ることになるだろう。

Jalopnikはメール全文を公開し、ミーティングについて最後に書かれている部分は読む価値がある。ごく一部を以下に引用する。「多すぎる会議は大会社を破滅させる原因であり、ほぼ間違いなく時間とともに悪くなる。大人数の会議は、出席者全員に価値を与える確信があるときだけに限り、その場合も非常に短かくすべきだ」

Teslaは本誌のコメント要求に返信していない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

イーロン・マスク、今度は風船とバウンスハウスでロケットを回収か

Elon Musk は日曜日(米国時間4/15)夜に、SpaceXの上段ロケットの新しい回収方法をTwitterで発表した。風船 —— Muskの表現を直接引用すると “giant party baloon” —— がロケットの一部を空気で膨らませたバウンスハウスへと運ぶ。これは冗談ではない。

他の誰がこのアイデアを提案したとしても無視されただろうが、最近のElon Muskは狂気のアイデアを現実にする術を持っている。

SpaceXが初めてロケットを打ち上げたのは、ついこの間の2012年だったが、その後ロケットはどんどん大きくなっていった。そして今年SpaceXは、高速ボートと巨大な網でロケットの一部を捕獲する方法を試みた —— ただしまだ成功はしていない。

ロケットの回収に風船が使われるのはこれが初めてではない。伝説のプログラマー、John Carmack のロケット会社が、2012年に風船を使ってロケットの本体とノーズコーンを取り戻そうとした。計画どおりには進まず、 当時の関係当局によると、ロケットはニューメキシコ州のSpaceport America敷地周辺に「ハードランディング」した。

SpaceXの自動着陸ロケットや巨大ネット船と同じように、目的は部品を再利用してロケット打ち上げコストを削減することだ。この最新計画がいつ実施されるか明らかではないが、将来SpaceXが少なくともテストしてみる可能性は高い。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

セガ、『メガドライブ ミニ』を今年中に発売

Nintendoに続き、Segaも同社を象徴するゲームシステム、Mega Driveのミニバージョンを発表した。商品は2018年中に発売予定。さらに同社は、Mega Drive発売30周年を祝って、Segaの名作ゲーム15タイトルをNintendo Switch向けにこの夏発売する予定だ。

Segaは新ハードウェアの開発をAtGamesに依頼した。AtGamesはかつて少々出来のわるいSega Genesis Flashbackを作った会社で、今回はもっといい製品になることを願いたい。Nintendoは自社のレトロシステムの細部にこだわった製品を作っている。mini NESとmini SNESは最高の過去を現在に持ってきたすてきな先祖返りだ。コントローラーのコードさえもう少し長くしてくれればよかったのだが。

子供のころ私はSNES派だった。両親がSegaのゲームは暴力的すぎると思っていたからだ。基本的に、Mortal KombatよりもKiller Instrinct。今ならScorpionのラストの動きにも対応できるかもしれない。

これでもノスタルジアが不足という人たちのために、Sega Agesシリーズのプロデューサー、下村一誠氏は、Sega DreamcastのゲームもSwitch向けに発売されることを示唆した。そうなればPhantasy Star OnlineやJet Set RadioがNintendoのシステムで動くようになる

なお本誌のイラストレーターの星、BryceはGenesiが北米以外ではMega Driveと呼ばれていたことを知らなかった。もちろん彼だけではない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

スマートミラーを使ってみて感じた5つのこと

最近、レビュー用のスマートミラー「Embrace」が届いた。40インチもある鏡で、鏡の裏に24インチAndoroidタブレットをセットし、サードパーティ第三者のソフトウェアで作動させるというもの。今回はそのEmbraceを実際に使ってみて感じたことをお伝えしよう。

スマートミラーのいい写真を撮るのは無理

まずはこのスマートミラーがどんなものかを示そうと写真を撮ったのだが、これには手を焼いた。三脚を使ったり、自撮り棒を使ったり、アングルを変えてみたり。考えつくあらゆる方策で試したのだが、正直、実物の良さを写真では伝えられていないと思う。スマートミラーを取り付けた洗面の照明をつけると、文字が鏡に浮かび上がる。これはなかなかいい。時刻表示も大きく、その下に表示される情報は数フィート離れたところからでもはっきり見える。

洗面を暗くすると、鏡裏にあるタブレットが透けて見える。というのも、スクリーンは完全に真っ黒というわけではなく、実際グレーに光るからだ。しかし、これは大した問題ではない。タブレットは一定の時間使わなければオフになり、ほとんどの場合、洗面の照明が灯ると自動で起動する。つまり、洗面に入って照明をつけるまではこのスマートミラーはただの鏡だ。

スマートミラーアプリはたくさんあるが、使えるのは一握り

このスマートミラーには、背面で使うAndroidタブレットに入っているソフトウェア以外のものは用意されていない。やや残念だが、だからといって致命的というほどではない。実際、Play Storeにはスマートミラー用のAndroidアプリがいくつかある。僕が気に入ったのは1つだけだったけれど。

僕がEmbraceを“魔法の鏡”にするためにアプリの「Mirror」を選んだのは、一つはインターフェースがこざっぱりとしていて、文字のフォントも快適だったからだ。データモジュールの場所が複数から選べたらなお良かったのだが。このアプリが最後に更新されたのは2017年7月なので、使う際には自己責任でお願いしたい。

同様に使えるアプリとしては、Googleの斬新なアイデアを生み出すチーム、Google XにいたMax Braun氏によるものがある。彼が作ったスマートミラーは2016年に発表され、スマートミラー作りのノウハウも公開すると同時に、ソフトウェアもGitHubにアップロードしている

子供はスマートミラー大好き

僕の子供はテクノロジーに囲まれて育ってきた。だから、大抵のものでは驚かない。これは僕にも責任があるのだけど。しかし、今回のスマートミラーは違った。かなりスマートミラーを気に入って、ベタベタ指紋をつけながらしょっちゅういじってる。子供たちは、あっという間にソフトウェアをマスターし、たくさんのゲームをデバイスにインストールした。結局、僕と子供2人は、家にのあちこちにあるデバイスではなく、真っ暗な洗面にこもって、スマートミラーでゲームをしたりYouTubeを観たりした。

おそらく、これこそがスマートミラー製作者の意図だ。開発元は、鏡の前で身支度をしながら、メーキャップを指南するYouTubeビデオを観るというような使い方を提案している。実際、そうした使用方法はありだろう。ただし、難点もあるにはある。鏡ごしにスクリーンを操作するので、最新のAndroidタブレットのように素早く反応するわけではない。それはひとえに、タブレットが鏡で覆われているからなのだが、それは同時にタブレットから洗面の湿度を遠ざけていることをも意味し、その点は安心して使える。

大人にはつまらないかも

僕の家にはかなりのガジェットがあり、うちにきた友達はガジェットをいろいろと試す。そうしたガジェット類を使ったときの反応と、スマートミラーのときとではかなり違った。

「Matt、これ一体何?」と洗面の扉の向こうから尋ねてくる。「スマートミラーだよ」と僕が声を大にして返す。すると、彼らはトイレの水を流し、眼を大きく見開きながら洗面を後にする。

このスマートミラー、いいね、みたいなことを言ってくれる大人はまだ一人もいない。

確かにつまらない

スマートミラーというのは実際、馬鹿げたガジェットだ。ある程度おもしろいのだけど、結局のところ、天気情報を調べたりするだけのガジェットにすぎない。鏡は指紋だらけになり、動画を観るには画面がやや暗い。

Embraceに関していえば、ソフトウェアは用意されていないがハードウェアは悪くない。ミラーは薄く、VESAポートを使えば壁にかけるのも簡単。装置の下の方にはスイッチがあり、カメラのオンオフなどが操作できる。防塵・防水機能のIP65規格をクリアしているので、洗面でも使える。モーションセンサーでデバイスを起動できるし、子どもがいなければの話だが、そう汚れるわけでもない。

繰り返しになるが、このスマートミラーはソフトウェアが用意されていないので、Andoroidタブレットのホームスクリーンにウィジェットを加えなければならない。この点について、僕は納得いかない。この手のものは最低必要限のソフトウェアを用意しておくべきだ。箱から取り出した段階では、ただの鏡とAndroidタブレット。これだけでは使い物にならないのだ。幸い、この問題の解決策となる無料アプリがいくつかある。

Embraceの価格は1299ドルもするが、これは販売されているスマートミラーの中では最安値の部類に入る。もちろん、スマートミラーはDIYも可能で、The Vergeが指摘しているように、けっこう簡単であることも付け加えておく。

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(翻訳: TechCrunch翻訳チーム)

Virgin Galactic、VSS Unityの動力飛行に成功――2014年の事故以来、最初の宇宙往還機飛行実験

今日(米国時間4/5)、Virgin Groupの宇宙企業、Virgin Galacticは3年にわたって開発してきたロケット宇宙往還機の初飛行テストを行い、無事成功させた。発射母機のSpaceShipTwoは往還機、VSS Unityを吊り下げて離陸した。所定の高度に達した後、往還機は母機から切り離され、ロケットを30秒にわたって作動させた。これによりUnityはマッハ1.6まで加速された。

Virgin Galacticにとって2014年にSpaceShipTwo Enterpriseが悲劇的な事故により破壊されて以来、初の動力飛行テストだった。

前回の事故以後、リチャード・ブランソンの宇宙計画は大幅な見直しを迫られ、多数のパーツが再設計された。最近、実験はスピードアップされ、Unityの滑空テストに成功していた。

今日のテストパイロット、Mark “Forger” StuckyとDave Mackayの2人が母機から切り離されたVSS Unityを操縦した。オリジナルのSpaceCraftTwoと異なり、今回のUnityはVirgin Groupの企業、The Spaceship Companyによって製造された。同社はさらに2機の同型機を製造している。

Virgin Galacticは今回のテストで目標としていた高度、速度をまだ発表していない。今回の飛行はVirgin Glacticにとってきわめて重要なテストだったが、同社はこれまでできる限りメディアへの露出を避けてきた。これはメディアに豊富な情報を提供するイーロン・マスクのSoaceXとは対照的な方針だ。

アップデート:リチャード・ブランソンは実験の成功後、簡単な内容のツイートをしている。

Virgin Glacticは活動を再開、動力飛行に成功した。マッハ1.6。飛行データを検討した後、次のフライトに進む。いまや宇宙は手の届くところに来た。 ――リチャード・ブランソン

Virgin Galacticは再利用可能な宇宙往還機を開発、運用することを目的とする企業で、これまで同社の往還機は最高高度110キロの弾道飛行に成功している。1人あたり25万ドルの料金で乗客に宇宙観光を提供するのが目的だ。今回のテスト成功で事業のフィージビリティーは大きくアップした。同社は前回の死亡事故から立ち直ったが、万一同様な事故が再発すれば会社にとって致命的となるだろう。

〔日本版〕Virgin Galacticがさきほど公開したビデオ映像。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+