Pokémon Goのインストール数、Candy Crush、LinkedIn、Lyft、Tinderなどを上回る

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バイラルによるPokémon Goの広がりに驚いている人も多いのだと思う。というか、むしろ驚かない人の方が少ないかもしれない。先日の段階でTwitterのデイリーユーザー数を超え、プレイ時間でもFacebookの利用時間を超えた。そしてデイリー・アクティブ・ユーザーの数もPandora、Netflix、Googleハングアウト、およびSpotifyを上回ることとなっている。さらにインストール数でみると、Candy Crush、Viber、LinkedIn、Clash of Clans、Tinderなどといった名だたるアプリケーションを上回るまでになっている。

数値はいずれも調査会社であるSimilarWebの調査(アメリカ国内のAndroid利用者が調査対象)に基づいたものだ。

7月11日には、米国Android利用者の5.9%がPokémon Goをプレイしていた。一方で同じ日にTwitterを利用した人は4.1%となっている。もちろんPokémonの前に立ちはだかるアプリケーションも多い。すなわちMessenger、Instagram、WhatsApp、およびSnapchatなどだ。

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多くの人が強いエンゲージメントを示しているPokémonではあるが、依然として「過去最高のインストール数」などの数値には手が届かない。Pandora、Netflix、Google Hangouts、Spotifyなどが、この面では上回っているのだ。

具体的に見てみると、Pokémon Goは、米国におけるAndroidフォンの10.8%にインストールされている。一方でSpotifyは17%でTwitterは20%にもなっている。

ただし、Pokémon Goはアメリカでデビューしてまだ1週間程度であることはおさえておきたい。それでいてCandy Crush、Viber、LinkedIn、Clash of Clans、ESPN、iFunny、Lyft、musical.ly、あるいはTinderなどを上回ってインストールされているのだ。

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ここに挙げたデータは、先ほどのべたようにアメリカ国内の様子を示したものだ。しかしオーストラリアおよびニュージーランドでもPokémon Goは注目すべき数字を達成している。それぞれの国のAndroidデバイスについて、15.1%ないし16%のインストール率を示しているのだ。

開発社であるNiantic Labsのウェブサイトへのトラフィックも急増している。今週の月曜日に、デスクトップ版およびモバイル版を含めて1,171,000という、過去最高の訪問数を記録した。

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(翻訳:Maeda, H

Pokémon Goのエンジン、Unityが1億8100万ドルのモンスター資金調達―評価額は15億ドルと報道

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この数年、Unity Technologiesはゲーム開発だけでなくエンタテインメント・ビジネス全般にとって欠かせない存在になっている。Unityはその上でユーザー体験を開発すればさまざまなOSで広く分散実行可能なエンジンを提供している。仮想現実と拡張現実の実用化に伴い、Unityがそうしたソフトウェア開発の将来を握るカギとなる可能性が高まってきた。

こうした未来を実現するには当然ながらキャッシュが必要だ。

今日(米国時間7/13)、Unity TechnologiesはシリーズCラウンドによる1億8100万ドルの資金調達を発表した。このラウンドはDFJ Growthがリードし、投資家にはChina Investment Corporation、FreeS Fund、Thrive Capital、Max Levchinらが加わっている。また既存投資家のSequoia Capital、WestSummit Capitalも参加した。

今回の大型ラウンドはUnityのこれまでのラウンド(わず2550万ドル)をかすませてしまっただけでなく、同社がいかにアグレッシブに拡張を図っているかを示すものとなった。New York Timesは2つのソースの情報として、この資金調達におけるUnityの会社評価額は15億ドルだとしている。2014年の後半、MicrosoftはUnityの買収を検討したと報じられたことがある。このときのUnityの言い値は10億ドルから20億ドル程度だったようだ。もちろんこの買収は実現しなかった。

Unityは創立後12年の会社だが、特にここ数年、Unityゲーム・エンジンがデベロッパーの間で事実上の標準となるにつれて、猛烈な成長をみせていた。今日、Unityは統計をアップデートし、550万以上のデベロッパーがUnityプラットフォームに登録ずみだと明らかにした。最近、Unityの直接のライバルであるEpic Gamesは同社のUnreal Engineの登録ユーザーが200万であると発表している。

Unityの急速な成長を可能にした大な要因はプラットフォームの多様化にあるとみられる。ゲーム・エンジンの世界では、以前のUnityには「負け犬」の印象がついてまわったが、2008年にモバイル対応を戦略の中心に据えた。UnityはApp Storeがスタートした当初からiPhoneのゲーム・アプリのプラットフォームを提供していた数少ないパイオニアだった。

その後も同社はトレンドのトップを走り続けるために多大の努力を払った。 VR〔仮想現実〕とAR〔拡張現実〕に力を入れてきたのもその例だ。同社の推計によれば、VRを代表するもっともポピュラーなヘッドセットのひとつであるGear VR向けアプリの90%にはUnityのエンジンが用いられている。ARを利用したユーザー体験をベースにするアプリ、たとえば最近のスマッシュ・ヒットとなっているPokémon GoもUnity Technologiesのゲーム・エンジンを用いている。

DFJ Growthのパートナー、Barry Schulerはプレスリリースに付随する声明で次のように述べた。

Unityのプラットフォームはゲーム産業に革命を起こした。インディーのデベロッパーもトリプルAクラスのゲームソフト企業もこのプラットフォームを利用することで美しく説得力ある世界を創造することができるようになると同時に、広告とアナリティクスの機能を利用して効果的な収益化が可能となった。今回〔の資金調達で〕、UnityはAR/VRテクノロジーを進化をさらに加速させる。「一度書けば多数の環境に提供くできる(write once/ publish many)」 という特長を持つユニークなUnityエンジンを利用することでゲーム・スタジオは新しいOSにも即座に対応が可能だ。どの環境が最終的に勝利するか見極めるために待つ必要はない

DFJ GrowthはベンチャーキャピタルのDraper Fisher Jurvetsonにおいて後期スタートアップに投資するための組織だ。このグループはこれまでにBox、Foursquare、Tumblrなどに投資している。今回の資金調達でSchulerはUnityの取締役に就任する。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

水曜日にはポケモンを捕えに2万2000人がサンフランシスコに集結?

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ここ数週間、いつも以上に多くの人たちが、妙な歩き方をしたり急に立ち止まったりするのを見たかもしれない。全員スマートフォンを見ながら。おそらく彼らは、昨年大きな資金を調達したゲーム、Pokémon Goをプレイしていた。先週水曜日(米国時間7/6)にスタートして以来バイラルに広がっている。

今週水曜日(米国時間7/12)のサンフランシスコPokémon Goながら行進のためのFacebookイベントには、3600人が参加を表明し、1万8000人が「興味あり」をクリックした。

「このイベントがこれほど多くの人々に届くとは思っていなかった。深夜にイベントを立ち上げてfacebook友達を何人か招待してベッドに入った」とFacebookイベントの管理者、Sara Witschが私に話した。「目が覚めたら500人が参加すると言っていた。24時間のうちに2000人に達し、1万1000人が興味を示した。来るとしてもせいぜい数百人だと思っていた」

「サクラメントの集まりを見て、サンフランシスコの方がいい場所じゃないと思った」とWitshcがFacebookイベントページに書いた。何が起きようとしているかを知らずに。

お気に入りのポケモンに扮して参加するようにとのお薦めがあってグループは盛り上がった。イベントは街を練り歩いた後、バーでクライマックスを迎える予定だ。しかし、一番大きなバーでも人が溢れることになるのは間違いない。参加予定者のごく一部だけが実際に現れたとしても。

「参加予定者と興味を示した人の数を踏まえてルートを考えた」と彼女は言う。「中間点をいくつか決めて、部分的にも参加できるように、一箇所に何千人もの人が集まらないようにした」

もしまだアプリの意味がわからくて、一体何の騒ぎかと思っている人には、Pokémon Companyの作ったこの紹介ビデオが役に立つだろう。

サンフランシスコ市警察に問い合わせているので、回答があり次第続報の予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Pokémon Goは現実の人の流れを作り出した―ポケストップ、ポケモン・ジムも登場

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ごく珍しいポケモン・アイテムを探しているときに上のような張り紙―ポケモンは有料のお客様に限ります―を見つけたらどうすべきだろう? 私ならたぶん金を払って中に入ってどんなポケット・モンスターが店内に棲息しているのか確かめようとするに違いない。

Ingressと任天堂は、まだ入場料を払ってPokémon Goがプレイできる現実の場所というビジネスモデルをスタートさせていない(おそらくアプリ内課金だろう)。しかしこのアプリには現実世界で人の流れを作り出す力があることは否定できない。上の画像はNeoGAFという掲示板に投稿されたものだが、似たような例は多数、報告されている。

一部のビジネスはこれを逆に利用して、Pokémon Goがプレイできることを宣伝して客を呼びこもうとしている〔日本版:下の画像がそのポケストップの立看板〕。

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現在Pokémon Goがプレイできるこうした場所はPokéStopやPokémon Gym(これは覚えておくべき用語だ)などと呼ばれている。Pokémon Goのプレイヤーはこれらの場所に集まって珍しいアイテムを手に入れたり、技を競い合ったりしている。こうした地点はユーザーの申請によってIngressの地理情報データベースに登録される。申請は自由にできるが、公開データベースへの登録はNianticによって審査される。

Ingresはゲーム内ロケーションの登録を収益化のために活用している。 東京三菱UFJ銀行はNianticと提携してIngressを使った大がかりなブランド・キャンペーンを展開した。たとえばMUFG銀行のATMがIngressのポータルとなったり、MUFG銀行ブランドのゲーム内アイテムが登場したりした。Zipcar、AXA、Circle Kなど多数の企業がIngressの拡張現実ロケーション情報を利用している。

Nianticのプロダクト・マネージャー、Brandon Badgerは以前、gamesindustry.bizによるインタビューの中で、ブランドによるロケーションを導入する方式でIngressの収益化を図るビジョンを説明している。

Pokémon Goはすごいことになっている。写真は〔ニューヨークの〕セントラルパーク。事実上Pokémon Goの本部化している。 

すでにNianticと任天堂がPokémon Goに用意した仕組みを使って現実世界で人の流れを作り、ビジネスに結びつけようとするユーザーが多数現れている。たとえば、Forbesの寄稿者、Jason Evangelhoの記事には大勢のプレイヤーを無我夢中でPokéStopに押しかけさせるために頭のいいビジネス・オーナーがどのような手法を利用しているかが詳しく報告されている。

しかしどんな手法にせよ、そもそもPokéStopがすでに開設されているのでなければ利用できない。当然ながら大小さまざまなビジネスが自分たちの場所をポータルとして登録するようNianticに申請中だ。

ゲームの人気を利用して現実の人の流れを作り出したことがあるのはNianticばかりでなく、任天堂もそうだ。 ニンテンドーゾーンは専用ゲーム機の通信機能を利用して特定の場所に設置されている機器と通信し、特別なコンテンツをゲーム機にダウンロードできるサービスだ。任天堂は日本ではマクドナルド、アメリカではWiFiキャリヤのBoingoと提携し、無料でコンテンツがダウンロードできるようにしている。 Chris ScullionはMcDonaldとの提携方式がPokémon Goでも利用できるとして次のようにツイートしている。

マクドナルドなどの企業が大金を払ってチェーン店のすべてをポケモン・ジムに変え始めるまでに6ヶ月と考えている 

ゲームがこれほどの成功を収めたことが明らかになると、大小を問わずビジネスとしてはこのゲームを利用する方法を考えた方が、歩道に昔ながらの看板を立てておくより、はるかに賢明なのは間違いない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Pokémon Goで任天堂の株価は90億ドルアップ―さらに今週にも日本を含めて世界公開へ

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この週末、任天堂はPokémon Goを公開した国々ですでに大波に乗ることに成功している。東京証券取引所における任天堂の株価は急上昇し、今日の終値は280億ドル〔2.8兆円〕に近づいた

しかも株価はまだ上昇する気配だ。Pokémon Goが公開されたのはまだ数カ国に過ぎない。これからイギリス、ヨーロッパ、そしてピカチュウの故郷である日本そのものでの公開が控えている。Wall Street Journalの記事によれば、数日のうちにこれらの市場でも公開される。情報源は「このゲームについて詳しい筋」だという。

ここまでのPokémon Goの成績は? ReutersはSimilarWebのデータを引用し、アプリはアメリカのAndroidデバイスの5%以上にインストールずみだと報じた。これは出合い系アプリのTinderの普及率よりも高い。Pokémon Goの1日当たりアクティブ・ユーザー数(DAU)はTwitterを抜き、SimilarWebによれば1日あたり43分という利用時間はAndroidアプリの代表であるInstagramに費やされる時間より長いという。

Pokémon Goのリリースはいくつかの点できわめて特異だった。アナリティクス企業のSensorTowerからTechCrunchに送られたデータにそのユニークさが現れている。

  • GoはApp Storeのゲーム部門で4.5時間も首位にとどまった。最近のゲーム・アプリとして新記録だった。
  • アメリカ市場ですでにトータル5位のアプリとなっている。ローンチ後1日でClash of ClansやCandy Crushよりも上位となった(同じ任天堂のMiitomoは最高で総合73位までしか届かなかった)。
  • オーストラリアとニュージーランドではローンチ後2日でダウンロード数、売上ともにトップ。

Pokémon Goが任天堂にとって成功であることは明確となった。問題はこれが同社の将来の行動にどう影響するかだ。Miitomoはビジネスモデルとして似たような仕組みを持っている。しかしMiitomoはGoのような成功を収めることはできなかった。

ゲーム専用機以後の時代に入った任天堂にとって、Goの成功によって知的所有権を有する他のビジネスも活気づけられるというのが理想。しかしどの部分がビジネスを成功に導き、どの部分がそうでないかを見極めるのは依然として困難な作業になるかもしれない。

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GoogleとNintendoが支援するARポケモンゲームPokémon Goが今日からiOSとAndroidにローンチ

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おや、びっくり! GoogleもNintendoも投資しているあの待望の拡張現実(AR)ゲームPokémon Goが今日(米国時間7/6)、あなたの手の中にあるAndroidとiOSデバイスにやってくる。

このゲームはアメリカで5月にベータでリリースされたが、今日ついに、そのほかの多くの国のiOSとAndroidユーザー向けにも発売されるようだ。最初はニュージーランド限定だったが、これはアプリが世界展開されるときのよくある第一歩で、もうすぐ市場が一気に大きく広がる前触れだ。この記事を書いている時点では二大市場のアメリカとイギリスはまだだが、今日の水曜日中には各国で手に入るようになるはずだ。

本誌TechCrunchの常連ライターGreg Kumparakはやや前にこのゲームをプレイし、そのあと、”awesome”(すごい、すばらしい、とってもいい)という言葉しか出てこなかった。

Pokémonゲームで育った人は、今でもプレイしている人はもちろん、必ずGoへ行くだろう。スマートフォンにPokémonのキャラクターを登場させ、戦闘はあなたが選んだ現実の場所で行われる。ゲームのダウンロードは無料だが、一部のキャラクターはアプリ内購入でアンロックする。このゲーム用の35ドルのウェアラブルが、今月の終わりごろ発売される。

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ゲームはIngressにとてもよく似ている。それはPokémon Goを作ったNiantic Labsの名を上げたゲーム、そして同社は昨年、Googleからスピンアウトした企業だ。Ingressは二つのチームが全世界のテリトリーを奪い合う戦闘ゲームで、これまでのオンラインゲームと違って、ARによって現実の世界がゲームの戦場になるところがおもしろい。

現時点〔日本時間7月6日18時〕ではニュージーランドのみだが、iOSはここ、Androidはここでダウンロードできる。ほかの国でもできるようになったら、リンクを更新しよう。

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ゲーム企業Paradox Interactiveがクラウドから$11.8Mを調達…上場ご祝儀の意味も?

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Hearts of Iron, Stellaris, Europa Universalisなどの人気ゲームで有名なParadox Interactiveが、スウェーデンの投資型クラウドファンディングPepinsで1180万ドルあまりを調達した

キャンペーンは最初から強力で、最初の300万ドルをわずか8分で調達し、そのトータルで1億スウェーデン・クローナ(1180万ドル)のラウンドは、ゲーム分野におけるこれまでで最大の投資型クラウドファンディングキャンペーンとなった。

重要なのは、この投資型クラウドファンディングキャンペーンが、同社のNasdaq First North市場への上場の直前に行われたことだ。この市場は、ヨーロッパの比較的小さな急成長企業を対象にしている。金曜日の終値で同社はSEK 51.75で取引され、クラウドファンディングキャンペーンにご祝儀的に多くの人の買いが入る大きな理由となった…彼らはSEK 33で買った。

このキャンペーンは、わずか数か月前にローンチしたPepinsにとっても、大きな勝利となった。

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インディーのデベロッパーたちはコントローラーの要らないゲームを志向する…今年のE3より

今年のE3で、ありすぎるほどあったものは、コントローラーだ。大量にあった! Xboxのコントローラー、Dual Shockコントローラー、サードパーティのコントローラー、モーションコントローラー。しかしインディーゲームのコーナーIndiecadeでは、デベロッパーたちが、コントローラーまったくなしでゲームをプレイするさまざまな方法を工夫していた。それらにより、デジタルのゲームに、独特のアナログな楽しさがある。

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ClapperというiPadゲームは、プレーヤーが曲に合わせてパティケーキ的に手をたたくと、iPadのカメラがそれを捉える。画面の上をいろんなアイコンが流れていくとき、正しいタイミングで手をたたかなければならない。一種の、リズムゲームだ。Clapperは子ども向けのゲームだが、E3の会場は子ども不在で、大人たちがけっこう楽しんでいた。単純なゲームだから、ぼくのおふくろが幼いいとこと遊ぶこともできるだろう。でもレベルが上がると難しくなるから、大人のための愉快なパーティーゲームとしても最適だ。

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OctoboはYuting Suの修士論文から生まれたゲームだが、評判が良いので作者自身が商品化することにした。Octoboはぬいぐるみの蛸(上図)で、子どもたちは蛸の足のあいだに物を置くことによって、蛸と対話する。蛸の円い大きな目とその下の口はiPad miniの画面で、アニメーションによって表情を変える。絵本がついていて、その中でOctoboは、魚を捕まえたいからシマシマ(縞々)をちょうだい、などと言う。子どもは、言われたとおりの物をOctoboに与える。絵本の物語とテクノロジーをうまく結びつけているし、なにしろ、とってもかわいい。

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Prizm LabsのPlayTableは、まだプロトタイプだ。それは、古くからある卓上ゲームを大きなタッチディスプレイに移植したようなゲームで、いろんなゲームピースを使える。それらのフィギュアやカードにはRFIDのタグがついていて、それをタブレットが見分ける。また、手のジェスチャーによって魔法などのアクションを表現する。今年の終わりごろ一般公開するときには、もっと詳しい情報を提供できる、と言っている。

ここでは三つだけ取り上げたが、従来的なコントローラーを使わないゲームは、もっともっとあった。たとえば、Leap Motionを利用するゾンビー退治ゲームがあったし、大きな鏡の前でプレーヤーがダンスを踊るのもある。また、ふつうにコントローラーやキーボードやマウスを使うゲームにも、新しい工夫がたくさん見られる。詳しくは、IndiecadeのWebサイトへ行ってみよう。

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今年のE3の最高にクールなビデオゲーム11編…それらの予告編を全部見よう

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今年のE3ではVRと新しいタイプのゲームを主に取り上げてきたが、でもほかのものを無視していたわけではない。読者の中で、実際に行った人でも、見逃したものは多いだろう。そこでここでは、僭越ながら、ぼく自身にとって面白かった“予告編”ビデオを集めてみた。

The Legend of Zelda: Breath of the Wild

今年はLinkが目立ちすぎるから、あえて取り上げなかった。NintendoのブースはZelda一色で、ひな壇のVIPエリアもこのゲームのために使われていた。発売は来年だが、ちょっとプレイしてみた感想は、すごい!の一言。本誌でも、必ず誰かが記事を書くだろう。

We Happy Few

ディストピアはゲームにふさわしい環境だ。このゲームもまさにそうだ。オーウェル的でハックスレー的でもあるこのゲームは、独裁政権に苦しめられている人びとと、JoyというSomaのようなドラッグがメインのテーマだ。

Sea of Thieves

誰もが参加できるマルチプレーヤーの海賊ゲーム。あなたは酔っ払って海の戦闘に加わるのだが、波の描き方は完璧だ。

Detroit: Become Human

Heavy RainやBeyond: Two Soulsを作ったデベロッパーの作品だから、ここでもテーマは対立。プレーヤーもその対立に加わる。めでたくエンディングに到達するためには、10回以上プレイしなければならないだろう。

Death Stranded

Sonyの記者発表でHideo Kojimaがライトの中を歩く様子は、シュールだった。でもそれは、この予告編に比べたら大したことない。比べる気にもならないけどね。

Titanfall 2

ぼくは、1をプレイしていない。それでも、続編を見たかった。シングルプレーヤーの戦闘、拡張された互換性、そしておなじみの、巨大ロボットの破壊。

Horizon: Zero Dawn

おかしな名前だけど、ゲームはおもしろい。あなたは、黙示録後の世界で洞窟に住む女性。そして巨大な恐竜ロボットを退治する。最初は、かなりUbisoft的かと思ったけど、今度の予告編ではゲームが前面に出て、しかもゴージャスだ。

Watch Dogs 2

Watch Dogsは、”非常にUbisoft的”と批判された。それでも大成功したが、今や影が薄い。予告編が、良すぎたのだ。しかし今回の続編は、あちこち改良されている。Ubisoftスタイルのチェックリストゲームはスナック菓子のようなものだから、ぼくもプレイするだろう。

Spider-Man

Marvelの人気最大のヒーローの、パワーと敏捷さを再現したゲーム。これまでの、いかにも職人的でまじめな“スパイダーマンのゲーム化”とは違う。ただし、この予告編のとおりの出来ならばね。

The Last Guardian

このゲームは開発に長くかかりすぎた力作だ。でもそれは、どうでもよいこと。すばらしいゲームだし、今や赤ちゃんグリフィンが2頭もいる。どっちか1頭が死んだだけでも、ぼくは大泣きするだろう。

God of War

最初の三部作とおまけゲームは、ちょっとしかプレイしていない。ギリシャ神話もエンドレスな大虐殺も好きだけどね。でも、そんなぼくでさえ、今年のSonyのゲームにはコーフンした。Kratosが登場するときの、オーディエンスのワァーッという声は、すごかったね。

もっともっと取り上げるべきだとは思うけど、11はまあまあの数だろう。しかもこれから、Square-Enixとのアポイントがあるので、それに遅れたらやばいからね。

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カールツァイスが高級Google Cardboardヘッドセットを作った

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Google Cardboard最大の魅力は何といってもその手軽さだ。新聞と一緒に配達することだってできる。ドイツのカメラの老舗、Zeissは、129ドルのVRヘッドセット、One Plus(スペースのないOnePlusとは別物)で違う方向性を示している。作りは高級で、もちろん同社のハイエンドな光学システムが使われている。

使用できるスマートフォンは、4.7~5.5インチ画面の機種で、調節可能なシステムによってヘッドセットに固定される。One Plusには多くのパッドが付けられていて、長時間の使用を快適にする。

鍵となるのは、もちろんレンズで、焦点調整なしでシャープな画像を見ることができる。同様のデバイスでよく見られるような周辺の歪みも排除されている。これまでで最高レベルのGoogle Cardboard体験であることは間違いない。

ヘッドセットには、ちょっといい拡張現実を味わえるキューブが同梱される(スマートフォンのカメラを利用したもので、デベロッパー向けの概念実証に使用される)。One PlusはAndroidおよびiOSに対応しており、DJIアプリと連携してドローンからの一人称視点も提供する計画。GoogleのVR規格、Daydream対応も開発中だ。
発売は8月の予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

似た物同士の多いVRヘッドセット市場でSonyがそのひそかな勝策を語る…勝者を決めるのは高度なコンテンツだ

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Oculus, HTC, Samsung, それにたくさんのマイナーメーカーたち、2016年はVRの存在がE3におけるホッケースティックグラフの様相を呈した。ここ数日のロサンゼルスの会場の熱気を見ていると、それは単なる‘見本市の展示物’を超えて、E3に出展している大企業たちの、最大の気合の入れどころになっている。

Microsoftですら、そのE3直前のビッグイベントで、VRが課す厳しいハードウェア要件を満たしたゲーム機のアップデートを披露した。もちろん、VRでトップに立ちたいSonyも負けてはいない。このハードウェアの巨人はまず2014年にProject Morpheusを発表し、さらに昨年は、もっと単刀直入なPlayStation VRに名前を変えた。

今年のイベントで同社は、年末にPlayStationにお目見えするゲーム作品をいくつか発表し、またヘッドセットの価格と発売時期を発表した。その399ドルという価格は、疑いもなく、このデバイスの重要なセールスポイントの一つだ。なにしろ、RiftやViveよりも200〜400ドル安い。

[PlayStationのチームがVRゲームの未来を語る]

Sony PlayStationのマーケティング担当VP John Kollerによると、同社のVR作戦は価格だけにとどまらない。“コアユニットの399ドルという価格は、たしかに大きな市場機会を弊社に与えるだろう。でも、弊社の優位性を決定づけるのはむしろゲームだ。年内に50本発売するし、今150本を制作中だ。デベロッパーを、230名投入している。それは、コンテンツの量としては、ものすごいものになるだろう”。

また、当面はゲームがSony VR製品の出足を加速するだろうけれども、長期的には、VRヘッドセットを利用する多様な没入的コンテンツを構想している。今、そっち方面に、ゲームデベロッパーでなく多くのコンテンツデベロッパーを投入している。“われわれ内部における今の主な話題は、ゲーム以外の多様な選択肢だ”、とKollerは述べる。“それは、ぜひやらなければならない課題だ。VRの最高におもしろい体験は、ユーザーが自分の好きなアドベンチャーを選ぶタイプになるだろう。それは、ストーリーが多様に枝分かれしていくようなコンテンツだ”。

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Facebook Messengerに新しいイースター・エッグ―サッカーのリフティング・ゲームはやみつきになる

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この3月にFacebook Messengerに隠されていたイースター・エッグ、バスケットのミニゲームを覚えているだろうか?

新しいイースター・エッグが発見された。今回はサッカー・ゲームだ。簡単にいえば、サッカーボールのリフティングで、くたびれるて止めるか失敗するまでサッカーボールを空中に保持し続けるのが目的だ。

このベームを探しだす方法はバスケットのときと同じで、絵文字を使う。

プレイの方法

  • Facebook Messengerが最新の状態にアップデートされていることを確認する
  • Messengerを開いて友達(友達グループでも可)と会話を始める
  • サッカーボールの絵文字を送信する
  • サッカーボールをタップする

ポン! これでリフティングのミニゲームを始めることができる。バスケットのときと同様、システムはスレッドで達成されたハイスコアを記録している。

私のハイスコアは18だ。これは本物のボールで私ができる回数より17回ほど多い!

(もしゲームが作動しないようなら最初に戻ってMessengerが最新の状態か確認すること。アップデートすれば動くはず)

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

任天堂とNianticのPokemon Goのリリースは今月末頃か—Go Plusデバイスは35ドルと判明

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すでにかなりのことがPokémon Goについて報じられている。Ingressの開発チームが任天堂と協力してiOSとAndroidでプレイできるクレージーな拡張現実ゲームを開発した。実際、私はもうプレイしてみた

しかし一つだけミステリーが残っている。リリースの日付」だ。開発したNianticはリリース・スケジュールに関してはスーパー沈黙を守ってきた。それでも若干のニュースが聞こえてきた。

今朝(米国時間6/15)、任天堂、The Pokemon Company、Nianticは共同でライブのQ&Aセッションをアメリカに配信した。この中で任天堂の伝説的なゲーム・プロデューサー、宮本茂氏は大方の意表を突いてPokemon Go Plusのリリースのスケジュールを明らかにした。Go Plusはこのゲームのオプションとなるハードウェアだ。屋外でスマートフォンの画面を見続けなくても、このGo Plusがあればポケモンの位置を知ったり、捕まえたりすることができる。

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宮本氏によれば、Go PlusはJuly月末まえにリリースされ、価格は34.99ドルだという。

ライブ画像ではこのニュースに対してパネリストたちが驚いて身じろぎする様子を見ることができた。つまり、このデバイス自身はゲームと連動するのでなければ、見た目がクールだという以外に役に立たない。それが7月末に出荷されれるのであれば、ゲーム本体は当然それより前にリリースされていなければならない。

The Pokemon Companyの石原恒和CEO・社長はすぐにこの意味に気づき [通訳を介して]こう述べた。

「宮本さん、あなたはGo Plusデバイスの出荷日をお話になったのだと思いますが…そうなると当然アプリはその前に出ていないといけない。皆さんを失望させないために、われわれは全員これからハードワークをこなす必要がありますね。」

もちろんこれは具体的な日付ではない。しかしリリース・スケジュールに関して今のところいちばん詳しい情報だ。Nianticの社員の1人は私の取材に対して、「最終的なローンチ日付はまだ公開できる段階になっていない :(」と返事してきた。

また石原氏は私が前回の記事で書いたこのゲームの詳細をいくつか確認した。リリース当初、プレイヤーはPokemonをトレードすることはできない。しかしその機能は将来追加される、などだ。

このゲームについて簡単におさらいしておくと、Pokemon Goはわれわれにとって馴染み深いGameboy/DSゲームからのゲーム・コンセプトのドラスティックな転換といえる。われわれは画面の中に入り込むのではなく、現実の世界に出る。われわれはiPhone/Androidのカメラを通じて拡張現実の世界を見ることができ、そこでPokemonを探すことになる。詳しくは私のゲーム体験レポートで。

〔日本版〕こちらはTechCrunch Japanの5月下旬のPokemon Go記事

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Ubisoft、今秋VRゲーム版「スタートレック」を発売

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ファンにとっては、一番楽しみなVRゲームランキングの頂点に立ちそうなタイトルが明らかになった。E3を前にした大規模な記者会見で、Ubisoftは今年の秋にOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRでそれぞれ発売予定の新規タイトル「Star Trek: Bridge Crew」を発表した。

同作のトレイラー映像では、「スタートレック」シリーズの出演者、レヴァー・バートン、ジェリー・ライアン、カール・アーバンの面々がクルーメンバーとして一緒にゲームをプレイしているが、全員が協力して行うゲームの操作性に好印象を得ている様子が伺えた。中でもバートンは、ホスト役を務めたアイシャ・タイラーと共にゲームについて興奮気味に語っている。

ゲーム内容としては、最大4人のプレイヤーが船長や操舵手など、それぞれ異なる役割を担い、各々が任せられた責任を果たしながらミッションを遂行するというものだ。また、コンピューターにクルーを任せて自分が船長を務めるソロプレイも可能だ。

見たところ、画面上の操作が多く、宇宙空間での冒険というよりは飛行シミュレーションに近い。また、トレイラーからは最先端の映像を用いているようには見えない。

それでも、レナード・ニモイが初めてゴム製の耳をつけてMr.スポックを演じたときから、スターフリートの宇宙艦を操縦していたいと夢見てきた人にとっては、明らかに夢の実現への第一歩だろう。今週後半には、TechCrunchでも実際にデモを体験する予定だ。ラフォージ中尉(レヴァー・バートンの役名)のように楽しめることを願っている。

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(翻訳:Nakabayashi)

PlayStation VRは10月13日発売、お値段399ドル。ゲームは年内に50本を揃える。

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一般大衆の一人であるブロガーとして、The Last Guardianにコーフンするのは当然だけど、同じく一般大衆の一人として、今夜(米国時間6/13)のE3前夜祭のSonyの記者発表に、すばらしいハードウェアの発表を期待するのも当然だ。しかも今年は2016年だから、Sonyも同社独自のVRプロダクトでOculus RiftsやHTC Vivesと同じレースを走り始めるはずだ。

今夜の同社は、たしかにそのとおりだった。SonyはPlayStation VRのヘッドセットを発表し、発売は10月13日、価格は399ドル、と述べた。いや、もちろん、ハードウェアだけあったってしょうがない。年内に50種のゲームを揃える、と同社は言明した。すごい量だね。

すでにそれらのゲームのいくつかを、ちらっと見ることができた。大人気ゲームの移植もあり、またVRとしてはStar Wars Battlefront: X-Wing VR Mission, Batman Arkham VR, Final Fantasy XVなどがある。同社はその一部を、もっとじっくり見せたいようだから、もうすぐ本誌も、ハードウェアの試用体験記を載せられるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Xbox One Sよりもさらに強力なProject ScorpioはVRゲーム向け、2017年に発売予定

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たしかにXbox One S今日のイベントのビッグニュースだったが、Microsoftはもうひとつの大きなサプライズをひそかに用意していた。Project Scorpioが、それだ。ステージに最後に登場したXboxのトップPhil Spencerが、“Xbox Oneファミリーの最新メンバー”を紹介し、派手な“予告編”を見せた。その中では、デベロッパーたちも相当興奮している。

このゲーム機(“コンソール”)は2017年のホリデイシーズンに発売され、Xbox Oneのゲームにも完全に対応している。同社の位置づけによると、Xbox OneとOne SとScorpioは三人兄弟なのだ。ただし、処理能力は大幅にアップされ、VRゲーム対応、となっている。

[今日が…目の前の空間全体がゲーム空間となる…未来の始まりだ。]

そのビデオは、内部をちょろっと見せてくれただけだが、発表されたスペックによると、CPUは8コア、GPUは6テラフロップスで4K対応、“これまでで最強のコンソール”だそうだ。早めに発表したのはデベロッパーの関心をそそるため。そしてもちろん、今年のE3の立ち上げに花を添えるためだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

PlayStation 4 ‘Neo’は噂ではなく本当、でもE3には出さないそうだ

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Financial TimesのインタビューでSony Interactive Entertainmentの社長でグローバルCEOのAndrew Houseが、PlayStation 4 ‘Neo’は確かに発売するけど来週ロサンゼルスで行われるE3カンファレンスにはお目見えしない、と確認した。E3では‘Neo’の発表を行わない、と。

より強力なPlayStation 4、コードネーム‘Neo’の噂は、3月のKotakuが皮切りだった。今のPlayStation 4よりも強力にするのは、よりパワーを要するゲームのためで、とりわけPlayStation VRのヘッドセット用だ。

仮想現実は強力なコンピューターを必要とする。なめらかな体験を得るためにはゲームのフレームレートは毎秒60フレーム以上はほしい。それにVRのヘッドセットは顔にとても近いから、高い解像度もほしい。そこで、PS4でもPlayStation VRをとりあえず使えるけれども、別途ハイパワーのコンピューターを持ってない人は、PS4 ‘Neo’で仮想現実を楽しむべきだ。

Houseは基本的にこれらすべての噂を確認し、’Neo’は4Kテレビを持ってる人にもよろしい、と言った。つまり、初の4K対応ゲーム機(コンソール)、というわけだ。

次に、がっかりする点だが、まず、噂ではPS4のこの新型機の発売はホリデイシーズンの前、となっていた。それならE3がそれを披露する良いチャンスだが、しかしHouseはE3の直前にFT誌のインタビューを行い、E3に行ったけど月曜日の記者発表では何もなかった、という幻滅感をを事前に和らげる作戦に出たのだ。

第二に、PS4 ’Neo’は今のPS4の350ドルよりも高い。店には両製品を置き、新型機が現行機をリプレースしないことを訴求する。

そこで最後の問題だが、今持っているPlayStation 4の今後の運命はどうなるのか? そのユーザーは、置いてきぼりを食らうのか? Houseは、今後のゲームもすべて前のPlayStation 4に対応する、と約束したかったようだ。でもそれらのゲームも、PS4 ‘Neo’の上ではもっとビューティフルになるのだろう。

Microsoftも、Xbox Oneのアップデートをやるようだ。同社は来週のE3で、スリムで安いXbox Oneを発表するかもしれない。そして来年は、より強力なXbox Oneをリリースするという噂だ。それはPS4 ‘Neo’よりも強力、とか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

VOEZはアニメをテーマにしたクセになるリズムゲームだ


VOEZは台湾発の新しいゲームで現在アプリのゲームチャートを急上昇中だ。Rock Bandの様であり、DDRの様でもあるが、もう少しカラオケっぽいセッティングになっている。単純に言えば、VOEZはアニメをテーマにしたリズムゲームだ。プレイヤーは色鮮やかなコマンドが標的ラインに向かって降ってくるのに応じてタップ、ホールド、スワイプを繰り出す必要がある。動作は数種類しかないが、どんどん激しい曲に移行するにつれ、ゲームの難度度は増す。このゲームが他と違う点を一つ言えば、ベースラインでプレーしていると落下するレーンがシフトし移動してくる所だ。Rock Bandが静的であるのに対して、このゲームではベースラインがシフトし、脈打って拡がるところが何か浮遊感がある。

少なくとも私にとって、このゲーム中で特に難しかったのは、見つけるのが難しい白い点々とレーンをシフトしてくるスライドホールドだ。これらは本当に厄介なのだが、そのせいでゲームがより面白くなってもいる。

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少し自分でも驚いたことは、私はこのゲームが好きだっただけでなく、実際かなり上手だったことだ。クラブっぽいダンスビートにもかかわらず(少しDJになった気分になる)、リズミカルにプレーすることで爽快感と開放感が同時に入り混じった気分になる。私は自分のiPhone SEとフルサイズのiPadの両方でこのゲームをやってみたが、VOEZは小さなスマホでプレーする方がずっと簡単で楽しいということが分かった。

VOEZは回数無制限でプレーでき10曲ほどが無料でついてきて曲は入れ替わる。もしあるレベルが気に入れば、その曲をずっとロック解除にするためには「鍵」を買わねばならない。楽曲にはメローポップ、ロック、インテンステクノがある。歌詞は英語ではないが、心配は無用、ゲームのチュートリアルと操作の解説には英語を含む4つの言語で対応している。

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VOEZは台北を拠点とするゲームディベロッパーRayark Internationalのゲームで、同社からは2番目のヒット作だ。以前ヒットしたCytusは、よく似たスタイルのリズムゲームだった。しかし、今回のゲームは前作とは十分に異なっており、前作の続き物という感じはせず、むしろ同じ流れ、といった感じだ。

あと、ゲームをダウンロードするにはWi-Fiに繋がっている必要がある、ということは知っておいたほうが良いだろう。メインのアプリは約200MBのスペースが必要で、曲を追加するたびにさらに5MBほどが必要になる。まあ、それぐらいだ。VOEZはiOSGoogle Playの両方で、無料で楽しめる。だから結局のところは、それだけのスペースをスマホに確保するほどそのゲームが好きかどうか、ということだろう。

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(翻訳:Tsubouchi)

プレーヤーが背中に背負って動き回るVR専用機をHPとMSIが開発、ゴーストバスターズみたいに

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出力は、ひたすらヘッドセットに固執している企業が多いようだ。コントローラに関しては、かなり流動的だが、良さそうなソリューションがいくつかある。でも、PCの部分はどうか?

たしかに、多くのコンピューターメーカーがVRブームに乗り遅れまいとして、強力なシステムを作っているが、しかし、デジタルの自由、のようなものを提供するために設計された技術にしては、どれもこれも、牛や馬のようにつながれていて、束縛がきつい。

と考えるのはぼくだけではないようで、MSIとHPの天才たちが、どこにもつながれないポータブルなソリューションとして、どちらも同じことを考えた。そう、映画「ゴーストバスターズ」のように、必要なものを背中に背負えばよいのだ。〔参考: 映画のファンによるコスプレ。〕

昨日(米国時間5/26)、ゲーム専用機Omenシリーズを発表したHPが今日は、VRゲームのためのPCを披露した。それは、プレーヤーが文字通り背中にくくりつけるマシンだ。この、HP Omen X VR PC PackとかOmen X by HP VR PC Packと呼ばれるシステムは、同社にとってまだかなり初期的な形のようだ。まだ詳しい情報はないが、重量は10ポンド足らずで、電池寿命は短いらしい。

HPがこのプロトタイプを披露する前に、MSI Backpack PCという、もっと分かりやすい名前の製品が発表された。これはIntel Core i7プロセッサーとNVIDIA GTX980グラフィクスカードを搭載している。すでに製造ラインに乗っているかのように見えるこのシステムは、今年台北で行われるComputexでデビューする。

スペック以外にも知りたいことは山ほどある。お値段も、もちろん重要だ。どちらのシステムも、VR専用のPCを求める消費者がターゲットのようだけど、そうなると、PCというより一種のコンソール(ゲーム機)のように見えてくる。そして、実際にはどれくらいポータブルなのか、そこが売れ行きを決めるだろう。

バックパックは必ずしも、もっともエレガントなソリューションではないけど、伝統的なPC企業が、伝統的なボックス以外のデザインを考えたのは、おもしろいね。腰痛になりそうな、気もするけど。

出典: CNET

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

SonyのPlayStation 4の全世界売上が4000万台を突破、ぶっちぎりのトップ

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SonyはPS4が依然好調で、これまでの売上が全世界で4000万台を超えた。それはもう、勝負がついたと言える数字かもしれない。VGChartzの非公式の推計によると、MicrosoftのXbox OneとNintendoのWiiUはそれぞれ、2099万台と1311万台だ。

PS4が3000万台に達したのは昨年の11月だったから、過去6か月で1000万台増えたことになる。2000万から3000万までの1000万増は8か月を要しているから、Sonyはますます快調だ。

Sonyによると、PS4の2013年11月の発売以来、ゲームの売上はダウンロードも合わせると2億7090万部あまりとなる。同機は北米地区で発売され、その後数週間でヨーロッパ、南米、オーストラリアと展開し、Sonyの拠点市場日本は2014年2月、中国は2015年3月となった。中国は、まだゲームの数(種類)が少ない。

Sony Interactive Entertainmentの社長兼グローバルCEO Andrew Houseが、こう声明している: “全世界のファンとパートナーのみなさまからの多大なるご支援を感謝申し上げる。みなさまのおかげで、このような短い期間で大きな成果を達成できた”。

Sonyは、PlayStation 4向けの開発を今でも続けている。

最近ではPCとMac用のリモートプレイが加わり、10月にはVRヘッドセット— PlayStation VR –が予定されている。それは、お値段が399ドルと競合製品に比べて安く、またハイエンドのPCを要しないところから、かなりの市場性が期待されている。それに加えて、Sony/PlayStationまわりの豊富なゲーム資産と、ゲーム業界との結びつきもあるから、コンテンツの面でも期待は大きい。

またSonyはNintendoに倣って、ゲーム専用機ゲームのモバイル化(iOS/Android)も計画している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))