GoogleのPixel Slate(ハイブリッド・タブレット)ハンズオン

Googleが今日(米国時間10/9)披露したハードウェア新製品の中には。Pixel Slateがある。それは、同社がChrome OSの新たなる進化と呼ぶタブレットで、AppleのiPadやMicrosoftのSurfaceの対抗製品のようでもある。〔slateは、昔の文房具としての石板。〕

プレゼンテーションの後で実際に触(さわ)ってみる機会があったけど、記者たちで混みあった部屋の中ではスピーカーの音がよく聞こえないし、それに、付属品のGoogle Penには新しさは感じられない。でも、主なセールスポイントを試すことはできた、と思う。

最初に気づいたのは、スクリーンだ。Googleは、仕事にも娯楽にも使える、と売り込んでいたし、コンテンツのクリエイターを主な顧客にしたいらしい。12.3インチ、203ppiのスクリーンは、それ用にぴったりかもしれない。YouTubeのビデオも、メールの作成画面も、シャープで鮮やかだ。

薄さと軽さも、強調されていた。公式仕様では1.6ポンド(730グラム)で、確かに軽い。持ち運びしやすいだけでなく、スクリーンの傾斜角度を自由に調節できる。ただし実際の使い心地は、Netflixを数時間見るとかしないと、分からないかもしれない。

オプションでキーボードもある。キーのタッチ感はとても良いが、ぼくが感心したのは、Googleのプレゼンターが強調した静かさだ。本誌TechCrunchの熱心な読者は、同僚の過去の記事を通じて、ぼくの打鍵音が超うるさいことをご存知だろう。だからこのキーボードを、ぜひ試したかった。

本当に、静かだ。ぼくの好みとしては、もうちょっと音があってほしいが、すぐ隣で仕事をしている人はぜひこいつをぼくに使わせたいだろう。しかも、音がなくても、打鍵感はとても良い。音は聞こえないが、かりっとした打鍵感を指はしっかりと感じる。

この記事で使った写真はたまたますべて、キーボードをつけたデスクトップ・モードだが、タブレット・モードへ/からの切り替えはスムーズだ。デスクトップ・モードは、その名のとおり、マウスやキーボード指向のインタフェイスだと思うが(二つのアプリケーションを画面分割で同時に使える)、タブレット・モードはタッチ主体だ(画面上のキーボードももちろん使える)。

二つのモードの切り替えは、オプションのキーボードの取り付け/取り外しだけで自動的に行われる。でも両者の違いがはっきりするのは、キーボードの有無よりもむしろ、マウスやトラックパッドを使う/使わないの差だろう。

そのほか、カメラはフロント(前面)とリア(背面)にあり、Google Assistantがあり、指紋読み取りもある。お値段は599ドルからで、キーボードは199ドル、Penは99ドルだ。

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出足の早いiOS 12、すでに最高の採用率を達成…パフォーマンス重視が成功か

市場分析サービスのMixpanelは今、iOS 12のインストールベースを調べている。それによると、iOSの最新バージョンはかなり人気が高くて、すべてのiOSデバイスのほぼ47.6%にすでにインストールされている。45.6%がまだiOS 11、そしてiOSユーザーの6.9%がもっと古いバージョンを使っている。

採用率は、とくにアプリのデベロッパーにとって重要だ。AppleはiOSのメジャーリリースと共に、新しいフレームワークをリリースしている。しかしデベロッパーは、その後もしばらくiOSの旧バージョンをサポートしてからでないと、新しいフレームワークへの全面移行、そして旧バージョンのサポート停止には踏み切れない。

でもおもしろいのは、iOS 10のサポートを停止しても、デベロッパーはそれほど多くの顧客を失っていない。たぶん、iOSをニューバージョンにアップデートしないようなユーザーは、アプリのアップデートにも関心がないのだろう。古いアプリを、そのまま使っているのだ。

iOS 11は、これほど急速に採用率が上がらなかった。昨年Appleは11月6日に、iOS 11が10を上回った、と発表した。もちろんMixpanelとAppleの数字を単純に横並びで比較するのは間違っているが、今年のトレンドの違いは誰もが実感しているだろう。

iOS 12はパフォーマンスにフォーカスしている。今回のメジャーリリースは、iPhone 6のような古い機種にも対応している。iOS 11が動く機種ならiOS 12も動く、アップデートできる。要するに今持ってるiPhoneを速くしたければ、iOS 12にアップデートすべきだ。

多くの人は、それを知らないかもしれない。なぜなら、これまでは、iOSのニューバージョンで古い機種が相当遅くなっていたからだ。でも採用率が示すように、Appleの新しい意図を早くから理解したユーザーも少なくない。

[関連記事: iOS 12であなたのスマホが前より速くなる(未訳)]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Twitter、モバイルアプリに「データセーバー」モードを追加。Twitter Liteに似てきた

Twitterモバイルアプリの最新版には、ユーザーが通信量を制御できる機能が追加された——新興国市場向けに作られた Twitter Liteアプリと同様だ。これで、データ消費量を制限したり、さまざまな設定を手動で設定するために別アプリをダウンロードしなくても、標準アプリの設定で「データセーバー」(データ節約モード)を選べるようになった。

これまでTwitterは、データセーバーをWindows版Twitter、Twitter Liteおよびモバイルウェブサイトで提供していた。一部のユーザーはiOSやAndroidアプリやTwitterのデスクトップサイトでもデータセーバーオプションを見たことがあるかもしれないが、それはTwitterが同機能をテストしていたからだ。

デスクトップWebのテストでは、トレンドを「おすすめユーザー」の下に持ってきたり、「夜間モード」を見やすい位置に動かすなど、部品を移動する機能も追加されていた。

しかし今日からは、iOSとAndroidの全ユーザーがデータセーバー機能を利用できるようになったことを広報担当者が正式に発表した。

データセーバー機能を利用するには、iOS・Androidアプリの「データ利用の設定」に行き、オプションのオン・オフを切り替える。有効になると画像は低画質で読み込まれビデオは自動再生されなくなる。Twitterを見ていて画像を高解像度で見たい時は、メニューから「高画質でロード」を選んでそのコンテンツに限って設定を変えることができる。

アップデートされたバージョンではほかにもグループチャットのメンバー管理、ボイスオーバを使った投票、一部の広告タイプのラベルなどが変更された、とApp Storeの説明文に書いてある。

ただし、本気で節約したい人には今でもTwitter Liteのほうが良い選択だ。データセーバーを有効にすればデータ利用量は減るが、Twitter Liteは端末上に占めるストレージ量も少ない。

新しいTwitterアプリはすでに公開されているが、新機能自体は段階的に展開されている。

@TwitterSupportアカウントが今日中にデータセーバーの公開についてツイートする予定だとTwitterは言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

LGの最新スマートフォン、V40 ThinQはカメラが5台――Cine Shotが面白い

つまりフロント2台、リアに3台だという。韓国のスマートフォンメーカー、LGが今日発表したフラグシップモデルについて同社はこれまでも大いに宣伝に努めてきた。これは理解できることだ。スマートフォン市場ではどこを見てもAppleとSamsungの製品が溢れており、LGのようなメーカーの立場は苦しい。そこでカメラ5台という思い切った手を打ってきたのだろう。

LGは過去にも新しい試みを積極的に取り入れてきた。 今では普通になった機能もLGが採用した当時はイノベーションだったものが多い。もっとも、複数カメラの採用でいえば、3台のカメラを並列に装備したのはLGが最初ではない。HuaweiがP20で数ヶ月前に同じことをしている。

LGはThinQの公式写真を以前から流していたが、実際に作動しているのを見たのは今日が最初だ。これまではそれぞれのカメラの役割も不明だった(少なくとも公式には)。3台のカメラの内訳は標準、超広角、2倍光学ズームだった。

一回クリックするだけで同時に3台のカメラが作動する。ユーザーはプレビューモードで3枚の写真から好みの1枚を選択する。これがいちばんわかりやすい使い方だと思うが、トリプルショット・モードの場合は3枚の写真が切り替わるスライドショーとなる。面白いモードだが、現実にどんな場合に効果的なのかは使ってみないとわかりそうにない。

もっと面白い(実際に使えそうな)のは動画と静止画のハイブリッド・モードだ。 Cine Shotについてはすでに報じているが、静止画と動画が同時に撮影され、ユーザーはプレビューで動かしたい対象を指定する。すると静止画中でその部分がGIFアニメのスタイルで動き、ループする。リアカメラのどれでもCine Mode撮影は可能だ。

われわれのAnthony Haがカラオケで奮闘するところをリアリティーをもって伝えるという長年の野望を満たすには絶好だ。ギミックといえばギミックだが、ともかくこのモードを使いたくなる場面はあるだろう。実際、テクノロジーの進歩は驚くべきものだ。われわれはイカロスのように太陽に近づき過ぎて墜落する運命でなければよいが。

2台のフロントカメラは8メガピクセル(標準)、5メガピクセル(広角)だ。バルセロナで開催されたMWCカンファレンスで発表されたAI撮影機能が搭載されており、撮影シーンを認識して自動的に最適化を図る。

V40は 6.4インチのQuadHDディスプレイ、6GBのRAM、64GBのストレージ、microSDスロットを備える。チップはSnapdragon 845だ。それと、ヘッドホン用ジャックがちゃんとある。

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滑川海彦@Facebook Google+

LINEがテイクアウトサービスを2019年春に開始、事前注文から決済までLINE上で完結

LINEは10月3日、フードテイクアウトの新サービス「LINEテイクアウト」を2019年春に開始すると発表した。2020年内中に掲載店舗3万店を目指す。

同社は2017年7月に、先行するフードデリバリーサービス「LINEデリマ」をスタートした。現在1万4000店のフードをLINEで検索・注文が可能。2018年6月末には会員数650万人を超え、取扱高も昨年対比344%増に達するサービスに成長している。

同社では、6月にLINEデリマの公式アカウントを利用して、大手ファーストフード店でテイクアウトクーポンの訴求を実施したところ、通常のLINEデリマで使用できるクーポン訴求に比べ、コンバージョン率が上昇したという。このことから、LINEがテイクアウト訴求にも有効であるとして、今回の新サービス展開に至ったようだ。

LINEテイクアウトは、ユーザーの位置情報から、近くのレストランを検索・事前注文ができるほか、同社の決済サービス「LINE Pay」やクレジットカード決済を利用して、LINE上で注文から決済まで完結できる。タイムセールなど割引情報の配信もあり、また注文するたびに「LINEポイント」を受け取ることも可能。ポイントは1ポイント=1円としてLINE Payで利用できる。

レストランや惣菜店などの登録店舗にとっては、急な予約キャンセルなどで余剰商品が発生しても、LINEテイクアウトのタイムラインを利用して、タイムリーにディスカウント情報を告知できるという。

LINEでは、デリバリーやテイクアウトサービスを足がかりに、LINEを通じて、あらゆる飲食店への注文が可能となる世界を目指す「LINEオーダー」構想を展開していく構えだ。

動画で見る「AQUOS zero」シャープ初の有機ELスマホ

eng-logo-2015シャープが今冬に発売する、日本製有機ELディスプレイ搭載スマートフォン「AQUOS zero」。発表会場より実機動画をお届けします。

「AQUOS zero」は、三重県と大阪府で生産した自社製有機ELディスプレイを搭載。画面サイズは6.2インチで、解像度は2992 x 1440。また、画面の中央に向かって緩やかに盛り上がる独自の曲面形状を採用し、タッチ操作時の指の動きにフィットするため、タッチ操作がしやすいとアピールします。

6.2インチの大画面ながら146gという小型スマホ並の重量も売り。この軽量化には、液晶に比べてバックライトが不要な有機ELディスプレイの採用が寄与しているほか、側面フレームにアルミニウムではなくマグネシウム合金を採用、さらに背面に軽量・高強度のアラミド繊維を用いたことで実現しています。

発表会場では、AQUOS zeroの実機を風船で浮かせるパフォーマンスも披露されました。

製品の詳細はこちらの記事をご覧ください

シャープ、国産有機ELスマホ「AQUOS zero」発表

Engadget 日本版からの転載。

Opera TouchブラウザーがiPhoneに来た; ホームボタンのない大画面の片手操作に最適

ブラウザーの専門企業であるOperaが、その得意技で戻ってきた。その美しいデザインのブラウザーで、GoogleやAppleなどのありふれたブラウザーからシェアを奪う気だ。今週同社はその‘Opera Touch’ブラウザーをiOSに持ち込み、iPhoneのオーナーたちに標準装備のSafariブラウザーに代わるものを提供しようとしている。

このアプリは最初4月にAndroidに登場し、モバイルの上、とくにホームボタンのない大型画面のためにすでに確立されていたパラダイムの多くを踏襲していた。それらは今日の市場では、高級機の標準になりつつある。

iPhone用のOpera Touch(ここでダウンロードできる)は、片手操作用に最適化されているから、iPhone Xや最新のiPhone XS, iPhone XS Max, (今後の)iPhone XRのオーナーはとくに関心を持てるだろう。ユーザーインタフェイスはAndroidアプリと変らず便利で、タブの開閉や検索への切り替え、画面下のメニューバーからの前進後退などができる。ブックマークのもっと全体的な管理ができるといいのだが。

Opera独自の‘Flow’機能も実装されていて、これによりリンクや画像やメモなどを、“安全かつプライベートな”接続でスマートフォンからコンピューター上のOperaに渡せる。

前と同じくOperaブラウザーは広告ブロック内蔵で、暗号通貨採掘の阻止機能もある。あなたのCPUが誰かによって暗号通貨の採掘に使われてしまうのを、防ぐのだ。

全体としてこのブラウザーは、Appleの最新のホームボタンのないデバイスを持っていて、最初からあるSafariブラウザーに代わるものを探していた人なら、試す価値がある。Safariに代わるものと言えばGoogle Chromeもあるが、こいつは最近10周年でデザインを変えた。そのほかに、Mozilla, UC Web, Dolphin, Braveなどのブラウザーもある。

[関連記事: Operaが新しいモバイルブラウザーをローンチ(未訳)]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Apple Watchがジュエリー業界の売上に食い込む?すでに時計業界の脅威になっているとの観測も

eng-logo-2015第1サプライヤーが工場をフル稼働しても生産が追いつかず、第2サプライヤーが追加されるとの噂があるほど売れ行き好調なApple Watchシリーズ。その影響が腕時計業界だけにとどまらず、宝石などジュエリー業界の売上を脅かすかもしれないとの観測が報じられています。

今年2月には、2017年内のApple Watchの出荷台数が1800万台を突破し、2016年から実に50%以上もの伸びを示しているとの推移データを調査会社Canalysが発表。さらにオンライン調査会社Statistaが、2017年にApple Watchの出荷台数が初めてスイスの時計業界を抜き去ったとの推計グラフを公表しました。

これらは推測に過ぎませんが、今年4月にスイスの高級時計メーカーFrederique ConstantのCEOであるPeter Stas氏が個人ブログにて「スイスの腕時計業界はApple Watchやその他のスマートウォッチが、どれだけクォーツ時計のシェアに食い込んでいるかまだ理解していない」との不安を語っていました

同社はスマートフォンとの連動機能を備えた機械式スマートウォッチを発売したメーカーでもあり、Stas氏もこの方面にはとりわけ敏感と思われます。

さらにApple Watchの脅威が腕時計業界にとどまらず、 今年のホリデーシーズン(11月下旬のサンクスギビンクデーからクリスマスまでの、アメリカの年末商戦)にはジュエリー業界にも及ぶとの見解が各方面から発せられています。

たとえばCitizen’s BankのJaime Ward氏によれば「これらのハイテク必需品がさらに買われることで、他の嗜好品への出費が抑えられてしまう」とのこと。「残念ながら、ジュエリー業界は打撃を受けるだろう」と述べています。

一方、Cascend Securitiesのアナリストは、アップルが今年12月期に1000万台のApple Watchを販売し、2018年には売上高がほぼ90億ドルになると予測。「ホリデーシーズンでのGoogleや他社のスマートウォッチ製品との競合はアップルにとって問題になりません。すでにアップルのエコシステムに参加している顧客は、統合された機能のためにApple Watchを使い続けるからです」と分析しています。

Apple Watchの「時間を知る」以上の実用性が、個人の限られた資金の中で「単なる嗜好品」である宝飾品よりも優先されるのは、十分有り得ることと思われます。

ウォッチフェイスなど盤面は変えられるものの外形のデザインは画一的なApple Watchですが、より普及台数が伸びれば、ケースのバリエーションも増えてファッション性が強化されるのかもしれません。

Engadget 日本版からの転載。

ゲーム専用スマホRazer Phone 2の美麗な写真がリークされた、ロゴが光るぞ!

ご存知のように、スマートフォンとは、バレるものである。昔々企業は、イベントのために何かを隠しておくことができた。しかし今では、ほとんどつねに私たちは、自分たちが得るであろうものを事前に正確に知ってしまう。来月発表されるはずだったRazerのゲーム専用ヘッドセットのv2も、その例外ではない。

この、これから出るスマートフォンは、すでにその詳細の一部が小出しにバラされてしまったが、でも今日(米国時間9/28)現れた最新のリークは、これまででいちばんはっきりした絵だ。美的観点としては、これまで見せられたものからあまり変わってない。前面を見ると、このRazer Phone 2は昨年のモデルとほとんど同じで、箱っぽいデザインを維持している。

背面はすこし変わり、ロゴの位置が移動、色はネオングリーンになり、Razerのそのほかの製品と統一された。ライティングのイフェクトはゲームPC Razer Chromaから借りたらしくて、使用中はロゴがライトアップする。リアカメラも、やや下へ移動した。

スマートフォン本体の仕様などについては、まだ何も分かっていないが、心配ご無用、時間はたっぷりある。発売は10月10日だから、まだ一週間以上もあるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google Mapsにグループプランニング機能が登場、マップの上でわいわい言いながら行き先を決めよう

今年の5月にGoogleは、新装のGoogle Mapsを発表した。それは、発見を前面に打ち出していた。そのとき発表された発見や探究(探検)の機能やツールは、その後ほどんどすべてローンチしたが、ただ一つ欠けていたのがグループプランニングだ。しかしそのグループコラボレーション機能が、今日(米国時間9/25)ついにローンチした。これからはお出かけを、みんなで一緒に計画できる。

Googleがこの機能で解決しようとした問題は、ディナーなどのお出かけ計画を二人以上の人間でやろうとした人なら、誰もが知っている。どこに行くかを決めるだけでも、大量のテキストメッセージのやり取りを要するだろう。

でも今度からは、Google Mapsの中で場所のリストを作って、それを友だちと共有できる。そして良質な民主主義の慣行として、行きたい場所をみんなで投票できる。しかし誰かが場所を消して自分の好みの場所をリストに加えることもできるから、民主主義の難しさはここにも表れている。

とにかく候補の最終リストができたら、モバイルやWebのGoogle Mapsに友だちを連れて来て、それをシェアし、みんなで楽しくプランニングを開始できる。

[Google I/O:マップ・アプリにニュースフィード…個人別に情報や提案を配信するようになる]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google Japan、Pixel 3の国内販売を予告。新ティザーサイトも公開

eng-logo-201510月9日に発表が予定されている、Googleの次期スマートフォンPixel 3 / 3 XL。先日、国内向けと見られるティザーサイトが公開され、日本発売の期待が高まっていました。

関連記事:日本版Google「Pixel 3」を予告か──iPhoneXS/XS MAX/XR発表翌日に謎サイトオープン(世永玲生)

そんな中、Google Japanが国内販売をTwitterで予告しました。先のものとは別のサイトもオープンしており、発売は確実なようです。

実は先のティザーサイトや新しいサイトを含め、Pixel 3の発売を予告しているのは日本だけ。海外ではGoogle Store内にシンプルなティザーページが表示されるのみとなっています。

今回は日本に力を入れているのか、あるいはGoogle Japanが頑張っているだけなのか。海外では、わざわざ予告しなくてももはや出て当たり前、という部分もあるのかもしれませんが。

いずれにしろ、2016年のPixel、2017年のPixel 2と、日本は2年に渡りスルーされていただけに、Pixel 3の日本発売は歓迎したいところです。

Engadget 日本版からの転載。

iOS 12のセキュリティー設定、トップ5――バージョンアップを機に今すぐ確認しておこう

AppleはiPhone and iPad向けOSの最新版、iOS 12を一般公開した。新しいパッケージではセキュリティーとプライバシーが大幅に強化されている。

新しい機能を利用してAppleのモバイル・デバイスをさらに安全にする設定をご紹介しよう。

1. USB制限モードを有効にしてハッキングを困難にする

この機能は見つけにくいかもしれないが重要だ。ロックされた状態で1時間以上たつとUSBであれヘッドフォンであれ、あらゆる外部機器の接続をブロックする。これは警察、ハッカーがロックをバイパスしてデータにアクセスすることを不可能にする。

設定 > Touch IDとパスコードを開き、パスコードを入力する。下にスクロールしてUSB アクセサリ のオプションがオフになっていることを確認する。iPhone Xの場合はFace IDの設定をチェックする。

2. iOSのアップデートは自動モードに

iPhoneやiPadのアップデートにはそのつど多数の新しいセキュリティー機能や脆弱性に対するパッチが含まれている。ハッキングやデータ流出の危険性を大きく低下させることができるのでぜひ適用しておくべきだ。残念ながらOSのアップデートを長く怠っているユーザーが多い。大きなバージョンアップでないかぎり、アップデートしていないなどということはないだろうか? iOS 12からはアップデートがバックグラウンドで行われるようになり、作業の邪魔をしなくなった。自動アップデートはオンにしておこう。

設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート を開いて自動アップデートを有効にする。

3. デバイスのパスコードを強いものにする

iOS 12のパスコード機能は大きく強化された。従来、デフォールトでは4桁の数字だったが新しいOSでは6桁になった。2桁の数字の追加はブルートフォース(総当たり)法でパスコードを破ろうとすることを100倍困難にする。

ただしパスコードの数字の桁数は自由に増やせる。8桁でもいいし、もっと長くてもいい。ロック画面にキーパッドが大きく表示されるので入力は簡単だ。

設定 > Touch IDとパスコード を開き、現在のパスコードを入力する。続いてパスワードを変更オプションから新しい数字コードを選択する。

4. この機会に2ファクタ認証を有効にしよう

2要素認証(2ファクタ認証)は現在一般に利用できる中で最強のセキュリティー対策の一つだ。ハッカーがどうにかしてユーザーのパスワードを手に入れたとしても、同時に携帯電話も盗まなければアカウントにアクセスすることができない。しかし長年、2要素認証は手間がかかることで嫌われていた。iOS 12ではパスコードが自動的に補完される新機能が追加された。パスコードコードはiCloud.comへのログインにも用いられる。iOS 12でパスコードを取得すると他のデバイスに送信が可能になり、要素認証の手順は大幅に簡単になった。ぜひ有効にしておこう。

アップデートを完了する際の設定で2要素認証を有効にすることができる。あるいは設定 を開き、左サイドバー上部の自分の名前をタップしパスワードとセキュリティー オプションを開く。ここで2ファクタ認証をオンにし、信頼できる電話番号を入力する。

5. この機会に使い回しのパスワードを変更しておこう

iOS 12のパスワード・マネージャーにはパスワードの安全性を検査する機能が追加された。ユーザーが異なるサービスに同じパスワードを使い回していることを発見すると変更するように警告する。これによりあるサイトから得たパスワードでユーザーがパスワードを使いまわしている他のアカウントをすべてハックするcredential stuffingと呼ばれる攻撃を防ぐことができる。

設定 > パスワードとアカウント > WebサイトとAppのパスワード を開き、パスコードを入力する。ここでパスワードを保管しているサイトの一覧が表示される。パスワードを使いまわしているとそれぞのアカウントに警告シンボルが表示されるので、サイト名をタップしてWebサイトのパスワードを変更に進む。

〔日本版〕iOS 12へのアップデートは日本でもすでに公開されている。接続状態にもよるが再起動も含めて20分以上かかる可能性がある。なお訳者のiPadではアップデート後も新しいパスコード入力画面は4桁で表示された。ここでパスコードプションを開くとメニューがポップアップし、6桁の数字コードなどを選ぶことができる。USB制限モードの設定はUSBアクセサリのオプションを無効(グレーアウト)にしたときセキュリティーが高い状態となる。

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滑川海彦@Facebook Google+

Appleは、iPhone XRで3D Touchが失敗であることを認めた

3D Touchを覚えているだろうか? iOSのパワーユーザーでなければ、おそらく知らないだろう。あるいは、知らないほうがいいかもしれない。Appleが2015年に次世代のマルチタッチとして発表したこのテクノロジーが、そうではなかったとわかってからしばらく時間がたった。ほとんどのiPhoneユーザーにとって、それは実際やりたいことを邪魔する厄介者である。

Appleが3D Touchで実現したものは、マルチタッチ世界のショートカットキーだった。またの名をマニア専用の秘密兵器

プロのギークたちはその隠された深みを知ることを無限に楽しみ、高度に精緻化された彼らのワークフローから貴重なマイクロ秒を削った。しかし、それ以外の全員は無視した。

いや、少なくとも無視〈しようと〉した——何か重要なことをしようとしてうっかり3D Touchを起動し、自分のiPhoneが何をしようとしているのかわからず混乱、困惑するまでは。

IT界の長老たちは、Blackberry(覚えてますか?!)が10年前に似たようなことを試みて失敗したことを思い出すかもしれない——可愛くない(かつ、可愛がられなかった)クリッカブルスクリーン付きの、一代限りの変わり者、BlackBerry Storm開封の儀はこちら。

Stormには、BlackBerryの象徴である(クリック可能な)物理的キーボードはなかったが、タッチスクリーン上のQWERTYキーはやはりクリック可能だった。要するに、狂気の沙汰だ。

もちろんAppleの場合、そこまでのつまずきではない。しかし、3D Touchの公開から3年が過ぎ、Appleは自らの失敗を告白した——最新のiPhoneラインアップで、トリオの最安値機種iPhone XRから、この圧力感知テクノロジーを全面的に削除したのだ。

3D Touchをなくすことで、XRの製造コストを削り、おそらくわずかに厚さを減らすことができただろう。しかし、これはAppleが多大な技術的努力を注いだものを、ほとんどのユーザーが使わず、使いたくないことを認識した証と見るべきだろう——本誌のBrian Heaterが言うように、iPhone XRが「一般人のためのiPhone」であることを踏まえれば。

しかし、XRは安物の端末ではない。XRにはAppleの次世代バイオメトリック技術、Face IDなどが採用され、トップの切り欠きの裏には高度なセンサー機器が密集している。

これは、Appleが手を抜いているのではないことを示している。むしろ、iPhoneユーザーが求め、必要としているものに機能を絞ろうとしている。つまり、ほとんどのiPhoneユーザーは3D Touchを必要としていない、というのがクパチーノの明白な計算結果だ。

一方で同社幹部は、今週のイベントでFace IDを絶賛し、このテクノロジーがユーザーの間で絶大の人気であると語った。しかし、同時にiPhoneラインの末端で3D Touchが消えたことは、一言の説明もなく葬り去られた。

2つのテクノロジーを比べてみれば理由は明白だ。

Face IDの人気は驚くに当たらない。見つめることでロック解除するより簡単な方法は思いつかない。

厄介な3D Touchはちょっと違う——タップより強くプレスする必要があり、それは押し込むという感じだ。押し方が足りないとタップとみなされて思っていたのと違うことが起きる。しかし、強く押しすぎるとタッチスクリーンは働いてくれることもあれば無駄におわることもある。

そもそも、機能の有効性自体が疑問だ——たとえば、コンテンツのプレビューは恐ろしく遅いので、単にタップしてメールを見るほうがよい。

3D Touchを巡る困惑とイライラは、ユーザーインターフェース界の「三匹のくま」物語のようだ。うまくいくまで続けられる驚異の忍耐力がない限り、フラストレーションは保証されている。パワーユーザー以外に誰が喜ぶだろうか?

「みんなの」iPhone XRのために、Appleは3D Touchを触覚フィードバック(Haptic Touch)へと代えた——おそらくこれは、iPhone機種間の隙間をスムーズに埋めるためだろう。つまり、デベロッパーが3D Touchを活用して、ユーザーが実際に使いたいアプリ内ショートカットを作っていた、というレアなケースのために。

もし、本誌が予想しているように、iPhone XRが大量に出荷されることになれば、3D TouchのないiOSユーザーがたちまち数百数千万人になる。すなわちAppleは、一時はマルチタッチの未来とまで呼んだテクノロジーを、パワーユーザーのためのアドオン機能へと格下げしようとしている。

プロユーザーはiPhoneへの最大の出費をいとわない人々でもある——つまりiPhone XSまたはXS Mac(3D Touchが搭載ささている、少なくとも今のところ)を喜んで買うだろう。

というわけで、3D Touchは一部の超プレミアムiPhoneを最高峰へとシフトする役にはたっているかもしれないが、パラダイムをシフトすることはありそうにない。

その意味では、マルチタッチを余裕のあるスクリーン領域と組み合わせれば十分だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

XS、XR、XS Maxを比較――どのiPhoneが好み?

XSは標準。XRは安い。 XS Maxは大型。Appleから出た新しいiPhoneの各モデルを理解するにはまずそんなあたりからスタートするのがよいようだ。フラグメンテーションがひどいAndroidからすればiPhoneのシリーズ構成は簡明だ。それでもAppleは3モデルにそれぞれ3種類のストレージ容量を用意している。またカラーバリエーションは全9色ある。

XSはiPhone X、MaxはPlusのそれぞれアップデート版で、XRは子供に買い与えるのに好適なiPhone SEの復活版だ。以下それぞれのシリーズの機能、価格、オプション、出荷スケジュールなどを見ていこう。

iPhone XS —標準的、小型、高速

Appleの新フラグシップ機がiPhone XSだ。Appleの最高のテクノロジーを採用していながらポケットに楽に収まるモデルを探しているならこれだ。

このモデルは対角線サイズ5.8インチのOLED、 Super Retinaを採用している。解像度は458PPIのHDRディスプレイだ。 サイズは現行8 Plusの5.5インチよりわずかに縦が長いが横幅は狭い。スクリーンの面積自体は少し減っている。メインカメラは12メガピクセル2台で手ブレ補正と2倍の光学ズームをサポートする。ポートレートモードでは被写界深度調整が可能だ。価格は64GBが999ドル、256GBが1149ドル、512GBが1349ドルとなっている。

カラーバリエーションはシルバー、ゴールド、スペースグレーで、筐体は水深2メートルの防水機能を備えるステンレス製だ。予約は9月14日スタートで21日から出荷される。

iPhone XS Max —スクリーンはビッグ、値段もビッグ

スマートフォンでよく映画や写真を見る、あるいはビデオを撮影するならiPhone XS Maxがいい。

ディスプレイは6.5インチで、OLEDのSuper Retinaだ。 8 PlusをしのぐiPhone史上最大のスクリーン面積であるわりにデバイス全体のサイズXSよりほんのわずかしか大きくない。これはXS Maxのスクリーンの占める割合が大きいからだ。ツインカメラの機能、12メガピクセル、手ブレ補正、2倍光学ズーム、ポートレート・モードの被写界深度調整などはXSと同様。

筐体は水深2m対応の防水ステンレスでカラーバリエーションがシルバー、ゴールド、スペースグレーというのもXSと同じだ。価格は対応するXSモデルに100ドルがプラスとなる。64GBが1,099ドル、256GBが1249ドル、512GBが1449ドルだ。XS同様、14日から予約受け付け、21日から出荷となる。

iPhone XR —カラフル、安い、機能は初歩的

機能最高、ディスプレイ最大といったエッジの効いた製品を狙っていないなら、iPhone XRを買えばいくぶんキャッシュが節約できる。ディスプレイのサイズはXSとXS Maxの中間で対角長6.1インチだが、OLEDではなく通常の液晶を採用している。Liquid Retinaスクリーンの解像度は326PPIだ。

解像度が低く、HDRではないのでXRの画面はXSほどの鮮やかさはない。またXRのメインカメラは12メガピクセルが1台のみとなっている。手ブレ補正、2倍の光学ズームはない。しかしポートレートの被写界深度調整機能はあるので好みに合わせて背景にボケを加えることができる。

XRも防水仕様だが、XS系の水深2メートルに対して1メートル対応となる。また強く押すことでオプションを簡単に呼び出せる3D Touch機能も省かれている。

XRではバッテリー駆動時間が1.5時間長くなっており、クールな6色がえらべる。筐体はアルミ製で、ホワイト、ブラック、ブルー、イェロー、レッドの仕上げが用意される。64GBが749ドル、128GBが799ドル、256GBが899ドルと価格は手頃だ。

これでもまだ高いと思うなら、iPhone 7が449ドルから、iPhone 8が599ドルからにそれぞれ値下げされた。6S、SEは販売終了となるのでヘッドホン端子つきのモデルは存在しなくなる。高いモデルを買わせたいせいなのか、XRの発売はXS、XS Maxより1月遅れる。予約受付は10月19日、出荷は26日からの予定だ。

これだけのバリエーションがあれば誰もが自分の好みと使い方にあった製品を見つけることができるはずだとAppleは考えているようだ。逆に消費者としてはどれを買ったらいいのか悩むところだ。今回はiPhone Xに多数の大きな改良が加えられたが、そこまでの機能は必要ないというのであれば、上で紹介したようにもっと手頃な価格のモデルも多数用意されている。

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〔日本版〕日本で販売されるiPhoneの製品情報はこちら

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滑川海彦@Facebook Google+

Inbox by Gmailがその先進機能を新しいGmailに渡して来春閉鎖へ

新しいGmailのローンチが暗黙裡に予告していたように、今日(米国時間9/13)Googleは、Gmailのための実験的なメールクライアントInbox by Gmailを2019年3月末をもって閉鎖する、と発表した。

GoogleはInbox閉鎖の理由を、“Gmailに集中するため”としている。それは分かるけれども、Inboxが消えていくのは残念だ。それが開拓した新しい機能の多くは、新しいGmailの一部になっているのだから。

Googleは、Inboxによる実験を、今後も続けた方が良かったのではないか。同社がInboxを始めた動機も、そこにあったはずだ。すでに10億のユーザーがいる現用サービスの上でラジカルな実験をするのは難しい。でも今日の発表を見ると、これからは新しいものの試行もGmailでやっていくようだ。たとえばSmart Composeは、新しいGmailでデビューした(そのとき多くの評論家がInboxの消えゆく運命を予感した)。

新しいGmailにInboxの機能の多くがあるが、trip bundleがないのは残念だ。この便利な機能は、フライトやホテル、イベント、車の予約などの旅行日程情報をひとまとめにしてくれる。それは、Inboxの最良の機能のひとつだった。Gmailに来年早々に導入されるという説もあるが、どうかInboxの閉鎖の前にやっていただきたい。

というわけでInbox for Gmailは6か月後に閉鎖されるが、Googleは数年後にまた、メールの実験サービスを復活するかもしれない。それまでは、InboxからGmailへの移行ガイドでも読んでいよう。

[Smart Composeのメール作成機能がG Suiteに](未訳)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

iPhone XS、XS Max、XRの価格はこれだ(旧機種は値下げ)

Appleはついに最新のiPhoneを発表した。iPhone XS と XS Maxの2機種が新しいフラグシップモデルとしてiPhone Xに取って代わる。iPhone XRはiPhone 8とiPhone 8 Plusを置き換え、Face IDとエンジツーエッジ(縁なし)デザインが採用された。

おそらくこの発表イベントを待って新しいスマートフォンを買おうという人もいたことだろう。そこで、この新しい端末にいくら払うことになるか、取り急ぎ調べてみよう。

iPhone XSのストレージは64GB、256GB、512GBの3種類で価格はそれぞれ999ドル、1149ドル、1349ドル(11万2800円、12万9800円、15万2800円)。大画面のiPhone XS Maxを手に入れるためにはあと100ドル(1万2000円)ずつ上乗せする必要がある(1099ドル、1249ドル、1449ドル/12万4800円、14万1800円、16万4800円)。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3種類。

iPhone XRはiPhone 8とiPhone 8 Plusの後継となる。価格は64GBの749ドル(8万4800円)からで、128GBと256GBモデルはそれぞれ799ドル(9万0800円)と899ドル(10万1800円)。カラーのオプションは豊富——ホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、レッドがある。

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旧機種(これまでの価格。現在は値下げされている)と比較すると、iPhone Xは64GBモデルが999ドル(11万2800円)、256GBが1149ドル(12万9800円)だった。iPhone 8は64GBが699ドル(7万8800円)、256GBが849ドル(9万5800円)。そしiPhone 8 Plusはそれより100ドル(1100円)ずつ高かった(799ドル/8万9800円と949ドル/10万6800円)。

わかりやすく言うと、iPhone XRは今年のiPhoneラインアップのエントリーレベル機だ。iPhone XSとXS Maxは画面サイズが異なる以外はまったく同じデバイスだ。これはラインアップの高級モデルで、ディスプレイ、カメラ、材質(ステンレス製)のいずれもよくなっている。
iPhone XSは9月14日金曜日(日本時間16:01)から、出荷は9月21日から。iPhone XRの予約は10月19日金曜日(日本時間16:01)から。

もっと安いものをお探しなら、iPhone 7は32GBモデルが499ドル(5万0800円)、128GBが549ドル(6万1800円)、iPhone 8は64GBが599ドル(6万7800円)256GBが749ドル(8万4800円)だ。

まとめると:

  • iPhone 7: $449(5万0800円)/32GB, $549(6万1800円)/128GB
  • iPhone 7 Plus: $569(6万4800円)/32GB, $669(7万5800円)/128GB
  • iPhone 8: $599(6万7800円)/64GB, $749(8万4800円)/256GB
  • iPhone 8 Plus: $699(7万8800円)/64GB, $849(9万5800円)/256GB
  • iPhone XR: $749(8万4800円)/64GB, $799(9万0800円)/128GB, $899(10万1800円)/256GB
  • iPhone XS: $999(11万2800円)/64GB, $1,149(12万9800円)/256GB, $1,349(15万2800円)/512GB
  • iPhone XS Max: $1,099(12万4800円)/64GB, $1,249(14万1800円)/256GB, $1,449(16万4800円)/512GB

ずいぶんと長いラインアップだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Apple、iPhone XSとiPhone XS Maxを発表

毎年この季節になると新しいiPhoneが登場する。しかし今年はここ数ヶ月リークが続いたため、驚きの要素は影を潜めていた。

しかしともあれ今日(米国時間9/12)、新iPhoneが正式に発表された。iPhoneのフラグシップシリーズはiPhone XSと呼ばれ、カラーバリエーションはゴールド、シルバー、グレーだ。

では、詳しく見ていこう。

デザイン

新しいモデルの外観は現行iPhone Xとそれほど大きく変わっていない。これはモデル名にSが付加される年には普通だ。筐体は医療用グレードのステンレススティール製でガラスも耐久性がアップしているという。カラーバリエーションはゴールド、シルバー、スペースグレーだ。

開発チームは防塵、防水機能もIP68にアップグレードした。これは水深2メートルに30分耐えられるクラスだ。Appleの上級副社長、フィル・シラーは「水だけでなく、オレンジジュース、お茶、ワイン、ビールなどの液体でもテストされている」と付け加えた。

ディスプレイ

iPhone XSにはSuper Retina OLEDディスプレイが採用されている。ダイナミックレンジは60%拡大している。解像度は458PPIで、サイズは5.8インチと6.5インチの2モデルとなる。

大型モデルはiPhone XS Maxと呼ばれる。

どちらのモデルも上部に例の切り欠きがあるが、理由があることなのでいたしかたない。筐体には赤外線対応カメラ、照明、感光センサー、近接探知センサー、スピーカー、マイク、フロントカメラ、ドットプロジェクターが内蔵され、銀色のベゼルで囲まれている。

これらのハードウェアはFaceIDで起動される。Phone XSのFaceIDは新しいアルゴリズムによって速度がアップしている。フィル・シラーのプレゼンによれば、「スマートフォンでもっとセキュリティーが高い顔認証システム」だという。

スペック

iPhone XSになってアップグレードされたスペックでもっとも注目されるのは新しいA12 Bionicチップだろう。業界初の7ナノメートル・ルールによる69億トランジスターの高集積度を誇る。A12は6コアCPUで、A11と比較して2つのハイパフォーマンス・コアは15%速くなり、消費電力は40%低減されている。A12が内蔵する4コアGPUは50%高速化され、グラフィックスはテッセレーションとマルチレイヤー・レンダリングをサポートする。

また8コアの機械学習専用プロセッサーが用意され、ニューラル演算を行う。

ではこうしたスペックが現実にどのような能力となるのかというと、 新しいiPhone XSはA12 Bionicチップ採用のおかげでアプリを開くのが30%速くなっている。

Appleはいつもどおり、新しいiOS 12のAR、絵文字、Siriなどを起動してプロセッサーのアップグレードによる効果の例をいくつもデモした。またBethesda Softworksの人気ゲーム、Elder Scrolls Bladeによるデモも行われた。

iPhone XSのストレージは最大512GBとなる。

カメラ

iPhoneではカメラが重要な役割を果たしてきたが、今回も例外ではない。

XSではメイン・カメラに引き続きデュアル・システムを採用した。広角、望遠とも12メガピクセルだ。新しいカメラは広角がf1.8、望遠がf2.4となっている。TrueToneフラッシュには照明のフリッカーを検出する機能が追加された。

フロントカメラは7メガピクセル、f2.2のカメラで撮像素子の感度がアップしている。

A12 Bionicチップに加えて新しい画像処理プロセッサーを内蔵する。これにより赤目軽減を始めポートレートモードがさらに改良された。

またSmart HDR機能も導入された。われわれのPanzarino編集長が書いているところによれば、「露光条件を変えてハイライト部分とシャドウ部分に適した撮影を行い、ニューラル・エンジンでそれぞれの画像からもっとも良く撮れている部分をHDRに合成する。新モデルではさらに多数のフレームが撮影され、理論的にはダイナミックレンジはされに拡大されるはず」だという。

Appleはカメラの「ボケ」効果にも改善を加えた。ポートレート・モードでは背景をさらに美しくぼかした描写ができる。焦点が合っている手前の被写体から背景への遷移が滑らかで自然になり、背景のボケの形状も改良された。

興味があるのは、写真を撮った後でユーザーがフォーカスを変えられる点だ。ユーザーは写真を見ながらスライダーを動かすことで絞りを変え、焦点深度を深くしたり浅くしたりできる。

ビデオ撮影でいちばん大きいアップグレードはステレオ録音がサポートされたことだろう。

デュアルSIM

AppleはeSIMの採用(中国を除く)により初めてデュアルSIMをサポートした。 これによりユーザーは従来の物理的SIMカードとeSIM(電子的バーチャルSIMカード)の間で選択できるようになった。

中国ではeSIMが許可されないため、iPhone XSには物理的SIMカードのスロットが2つ設けられる。

デュアルSIMにより、簡単にいえば、ユーザーは2つの電話番号を使い分けることができるようになる。国内用番号と国際用番号を使い分けるなどだ。

価格、出荷日

iPhone XS、iPhone XS Maxはどちらも64GB、256GB、512GBの3モデルが用意される。iPhone XSの価格は999ドルから、iPhone XS Maxは1099ドルからスタートする。

予約受付は9月14日(金)から開始される。発送(および店頭販売)開始は9月21日からだ。

〔日本版〕Appleのサイトによれば、iPhone XSは112,800 円(税別)から、iPhone XS Maxは124,800円 (税別)からとなっている。予約受付は14日、出荷開始21日は世界共通。日本でもデュアルSIMがサポートされる(nano-SIMとeSIM)

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滑川海彦@Facebook Google+

Apple PayとGoogle Payが今月からやっと7-11(セブンイレブン)でも使える

7-Eleven(セブンイレブン)が他より進んでいるところといえば、人類の飲み物消費量の限界を拡大する努力ぐらいだろう。しかし今や日本企業がオーナーであるこの巨大コンビニチェーンは、モバイルペイメントの導入が他よりずば抜けて遅いことでも、目立っていた。

同社の今日(米国時間9/10)の発表によれば、ついに同社も、今月からアメリカの“多くの”ストアにApple PayとGoogle Payを導入する。おもしろいことに、シャーベットドリンクSlurpeeの自販機では、Samsungがこの二大強敵を抑えている。まるでAとGの両社は、Glaxyのメーカーの決済システムを助けるべく、協定を結んだかのようだ。

AppleのCEO Tim Cookはこの夏の初めに、もうすぐ7-ElevenとドラッグストアチェーンのCVSにApple Payが入る、と発表した。Apple Payが7-Elevenで使えるようになればそれは、モバイル決済が小売業界の全域に一挙に普及するきっかけになるだろう。7-Elevenの店は17か国に計66000店あり、その約14%がアメリカだ。

でもアメリカではすでに大型リテールの多くがモバイル決済を採用しているから、そこに7-Elevenが加われば、人口の3/4以上がスマホを持っているアメリカでは、それだけですでにきわめて高い普及率になるだろう。

画像クレジット: Mark Schiefelbein / AP

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

PixFoodは食材の写真を撮るとレシピを提案する

AIと食べ物を掛け合わせると何ができるだろう? 腹を空かせたロボット? 驚いたことに、そうではない。 PixFood食材の写真を撮るとそれが何であるかだけでなく、その材料で作れる料理のレシピも教えてくれる。

資金は非公開で調達されている。

ファウンダーのTonnessonは「レシピ・アプリはたくさん出回っている。ただ、それは要するレシピを教えてくれるだけだ。PixFoodはそれと違って、ユーザーが何を作ったらいいかと考えているときに手持ちの材料で作れる料理のレシピを提供することができる。たしかにそういうことができるアプリもあるが、使い方が非常に面倒だ。何をしたいかアプリに知らせるために50の質問に答えていかねばならない」という。

PixFoodが公開されたのは8月だが、 月間アクティブ・ユーザーは3000人おり、ダウンロードも1万回を数えている。チームはさらにアプリの改良に取り組んでいるところだ。Tonnessonはまた次のように述べている。

PixFoodはAIベースで高度な写真解析機能を備えたフードアプリだ。使い方は非常にシンプルで、これから料理に使いたい食材の写真を撮るだけでいい。キッチンにある食材でもスーパーの売り場の棚でもいい。なぜこういうアプリを開発したかというと、高度に個人化可能だからだ。写真を撮るとアプリはユーザーの好みに合わせたレシピを送り返すことができる。最初は誰に対して同様の平均的なレシピ案だが、使っているうちにAIはユーザーの好みを覚えて、それに合わせたレシピを探すようになる。Aiはユーザーの行動パターンを認識し、それを考慮した回答を表示する。

私がざっとテストしたところでは、このAIはそこそこ満足に動くようだ。少なくともチンパンジーを料理するよう勧めてきたりしない。単に「トウモロコシ」とタイプすればいいという考えもあるだろうが、ともあれ機械視覚テクノロジーの興味ある応用だろう。名前の分からない食材でも写真に撮ればレシピを教えてくれるというのは正しい方向への一歩だ。写真であればホッグドッグ(イノシシ猟犬)とホットドッグを間違えるようなことはないだろう。

AIは将来、好みが似た他のユーザーを探したり、トウモロコシ(チンパンジーではなく)を買える店を教えてくれるようになるという。Tonnessonは「ユーザーはアプリがレストラン、生鮮食品スーパー、料理や食材キットの宅配サービスなどと提携していくと期待してよい」と述べている。

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滑川海彦@Facebook Google+

いくつもの人気iPhoneアプリがユーザーの位置情報を売っている

いくつもの人気iPhoneアプリが“何千万台というモバイルデバイス”の位置情報を、データを売って儲けているサードパーティの会社と密かに共有している、とセキュリティ研究者のグループが指摘している。

お天気アプリやフィットネスアプリなどほとんどのアプリがきちんと作動するためにユーザーの位置情報へのアクセスを必要としているが、ダウンロード無料のアプリは収入につなげるために往々にして位置情報を共有している。

多くのケースで、そうしたアプリは正確な位置や他のセンシティブでユーザーの特定につながるようなデータを“絶えずいつでも”送信している。しかも多くの場合、位置情報がサードパーティと共有されるということを“ほとんど知らせていない”、とセキュリティ研究者はGuardianAppプロジェクトで述べている。

「センシティブな情報へのアクセスを許可することが、ユーザーの知らない、そして関わりを持ちたくない誰かに密かに自分のデータが送られる、ということを意味するかもしれない。そんな懸念なしに、人々は自分の携帯で好きなアプリ使うことができるようになるべきだ」と研究者の1人、Will Strafachは語る。

ネットワークトラフィックを監視するツールを使って調べたところ、研究者らはBluetoothビーコンやWi-Fiネットワークという名の下に位置データを収集する24の人気のiPhoneアプリを発見した。ユーザーがどこにいるのか、どこを訪れるのかを知るためだ。こうしたデータ売買で収入を得ている会社は、加速度計やバッテリー充電ステータス、通信ネットワークからもデバイスデータを収集している。


データ提供の見返りとして、こうしたデータ会社はデータを集めたアプリデベロッパーに金を払い、データベースを増強し、そしてユーザーの位置履歴をもとに広告を展開する。

彼らの多くが、個人を特定するようなデータは集めていないと主張するが、Strafachは緯度と経度の組み合わせで個人の自宅や職場を特定できると指摘する。

そうしたデータを収集しているアプリをいくつか挙げる。

ASKfmは10代をターゲットにした、匿名Q&Aアプリで、 Apple App Storeで1400のレートがつき、何千万ものユーザーを抱える。このアプリは”第三者とは共有されない”としてユーザーの位置情報へのアクセスを求める。しかし実際には位置データを2つのデータ会社、AreaMetricsとHuqに送っている。問い合わせたところ、このアプリデベロッパーはアプリが行なっているデータ収集は”業界の基準に適合していて、我々のユーザーにとっては許容範囲内だ”と答えた。

NOAA Weather Radarは26万6000のレビューがあり、何百万回もダウンロードされている。位置情報へのアクセスは”天気情報を提供するために使われている”。しかし3月から展開されたアプリの初期バージョンは3つのデータ会社、Factual、Sense360、Teemoに位置情報を送っていた。それからコードは除外されている。アプリを制作したApalonの広報担当は、今年初めに”いくつかのプロバイダーとかなり限定された簡単なテストを行なった”と話した。

Homes.comは、位置情報に基づいて”周辺の家を見つける”ことができる人気のアプリだ。しかしそのコードはー古いものだと思われるがーいまだに 正確な座標をAreaMetricsへと送っている。アプリメーカーは「昨年”短い間”AreaMetricsを使っていたが、コードはアクティベートされていない」と言っている。

Perfect365は1億人以上のユーザーを抱える美しいARアプリで、”ユーザーの位置情報などに基づいて体験をカスタマイズする”ために位置情報を求める。そして詳細はプライバシーポリシーを参照するようにと案内しているープライバシーポリシーでは位置データが広告に使用されると明記されている。このアプリは、今年BuzzFeedが調査結果を報じた後Appストアから削除されたが、数日後に戻ってきた。このアプリの最新のバージョンには、8つのデータ会社のコードが含まれている。この点について、アプリ開発元はコメントを避けている。

そしてリストはまだ続くーSinclairが所有する100以上のローカルニュースや天気アプリも含まれていて、これらはデータをトラッキングして収入を得ているRevealと位置情報を共有している。Revealが言うには、“ターゲット広告を出す広告主をアレンジする”ことで大メディア企業が売上を維持するのを手伝っている。

人気アプリのデベロッパーと、中には毎日何十億もの位置データを集めているところもあるデータ売買会社にとって、これは手っ取り早く儲かるビジネスだ。

データから収入を得ている会社のほとんどが、何も悪いことはしていないと否定し、ユーザーはいつでもデータへのアクセスを解除することができると言う。また、データを買う多くの会社がアプリデベロッパーに対して、位置情報を集めてサードパーティに渡していることを明言するように求めているとも言っている。

研究では、こうしたプロセスの実行はほとんど確認されていない、としている。

Revealは顧客に対し、位置データの使用をプライバシーポリシーに明記するよう求めているとし、さらにはユーザーはいつでもデータへのアクセスを解除することができると話している。HuqもReveal同様、自社のサービスを説明するという方策を“パートナーアプリが履行しているか確かめるために定期的なチェック”を実行している、と話す。コーヒーショップや小売店といった公共の場所から主にBluetoothビーコンデータを集めるAreaMetricsは、ユーザーから個人情報を受信することには“関心なし”としている。

Sense360は、集めるデータは匿名化されていて、アプリにはユーザーのはっきりとした同意を得るよう求めている、としているが、Strafachは彼が見たアプリのほとんどがそうした保険的な意味合いのある文言を含んではいなかった、と指摘した。しかし、Sense360はなぜ特定のアプリと手を切ったのか、というより具体的な質問に対しては答えなかった。Wireless Registryも、アプリ側にユーザーの同意を得るよう求めていると言っているが、ユーザーのプライバシーを確保するためのセキュリティ手段についてはおそらくコメントしないだろう。inMarketは、広告の基準とガイドラインに従っている、と文面で述べた。

Cuebiqは、データを蓄積して送るために“高度な暗号方法”を使っていると主張しているが、Strafachはデータがスクランブルをかけられているという“証拠はなかった”としている。Cuebigは、“トラッカー”ではない、と言い、そしていくつかのアプリデベロッパーはユーザーのデータを渡して収入を得ているが、ほとんどのアプリデベロッパーは分析のために使っている、とも言う。そしてFactualは広告と分析に位置データを使っているが、ユーザーからアプリ内での同意を得なければならないと話した。

Teemoにも話を聞こうとしたが、質問に答えなかった。SafeGraph、Mobiquity  、Fysicalはコメントのリクエストに応じなかった。

「実行に移さなければならない自己規制のようなものがあるにもかかわらず、ほとんどの会社の主張や行なっていることには法的責任を伴っていない」とStrafachは語る。

またStrafachは、ユーザーができることはそう多くないが、iPhoneのプライバシー設定で広告トラッキングを制限することで、位置情報トラッカーがユーザーを特定するのは難しくなる、と話した。

プライバシーポリシーがないアプリに対するAppleの取り締まりは来月実施される。しかし、ほとんどの人がそもそもプライバシーポリシーを読まないことを考えると、アプリ側がすぐに行いを改めるということはなさそうだ。


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(翻訳:Mizoguchi)