AmazonBasics電子レンジそのものは、小型の700W卓上デバイス(17.3 x 14.1 x 10.1インチ)で、重さは21.9ポンドある。パワーは10段階で、Amazonの最新のwi-fiシンプルセットアップをwi-fiネットワークに接続するー正直、このwi-fiシンプルセットアップが最も感銘を受けた機能だった。AmazonBasics電子レンジの小売価格は59.99ドルだ。
昨年Amazonは、‘企業用のAlexa’、Alexa for Businessを発表した。Amazonの音声アシスタントの技術を、企業がEchoなどのデバイスで利用できるためのシステムだ。そして今日(米国時間10/24)同社は、そのプラットホームを大きくアップグレードして、デバイスのメーカーが独自の企業用Alexaデバイスを作れるようにした。
Amazonによるとそれは、Alexa for Businessをすでに利用している企業からのフィードバックに応えての変化だ。同社によると、今すでに数千もの企業がAmazon Echoをオフィス器具の仲間に加えている。有名企業としては、Express Trucking, Fender, Propel Insuranceなどが挙げられる。
Plantronicsの提携マーケティング担当VP Laura Marxが、同社のAlexa内蔵製品に関する声明の中でこう述べている: “Alexa for Businessはそのローンチの時点から利用しており、既存のビデオ会議デバイスPolycomとEchoデバイスをペアにしている。そういう体験をEchoデバイスを使わずにPolycom Trioなどの製品に組み込めれば、ユーザーにとってとても便利で使いやすい製品になるだろう”。
Plantronicsは今年の初めにAlexa体験を顧客に提供し、iHomeは既存のデバイスiAVS16にAlexaを内蔵させた。しかし両社とも、これまではAlexa for Businessを組み込んだ製品の発表はなかった。
Amazonは2つのDotでは、新たなステレオペアリング機能を試すという目的があったー私はその取り組みを嬉しく思う。おそらくラインナップへの追加としては最も興味深いものだ。Alexaアプリの改良で、セッティングタブの下にCreate a Speaker Setのオプションが加わった。ここから2つのDotをペアにしたステレオにすることができる。セットアップはシンプルだーオフィスのWi-Fiで私が試したときにはトラブルがあったが。正常に機能させるためには、どちらのEchoも同じネットワークにつながっていなければならない。アプリは2つのEchoが同じネットワークにいるかどうか見分けることはできなかった。
たとえばゲームのWould You Rather for Familyでは、有料プレミアムバージョンの7日間の試用権を買うことができる。中世ふうのRPG Yes Sireでは、ゲーム続行に必要なポイントを買える。またInnomoreのHypno Therapistでは、同社の70あまりの療法の中から10種類の催眠療法をまとめて購入できる。さらにもっともっと買って買ってユーザーの健康関連のゴールに到達することもできる。
Amazonによると、近くSony Pictures TelevisionがWho Wants to Be a Millionaireをローンチする。このゲームスキルでは、プレイが行き詰まったときにヒントを購入できる。
“What To Do”(何をしよう)は、ひまな人が、何をやるべきかAlexaに尋ねる。Alexaは映画やテレビ番組をすすめるかもしれないし、夕食の(料理の)アイデアを言うかもしれない。これを子どもたちと一緒に使えば、Alexaを家族の会話の活性剤として利用できるだろう。Alexaは、話のきっかけをくれる、善意の第三者だ。
たとえばBoseだ。高級感の面でAppleに対抗し得るThe Home Speaker 500を市場に投入するのだ。本機種の発表により、オーディオメーカーのBoseが、スマートスピーカー市場に本格参入してくることになる。スマートスピーカーと同時に、やはりAlexaの機能を搭載したサウンドバーもアナウンスしている。
すでに提供している子ども向けスキルは、Disney Stories, Loud House Challenge, No Way That’s True, Funny Fill In, Spongebob Challenge, Weird but True, Name that Animal, This or That, Word world, Ben ten, Classroom thirteen, Batman Adventures, Climb the Beanstalkなどだ。
DefConでハッカーたちが、スマートスピーカーの新たなセキュリティ問題を公表した。このセキュリティカンファレンスでスピーチしたTencentのWu HuiYuとQian WenxiangはBreaking Smart Speakers: We are Listening to You(スマートスピーカーを破る: あなたを盗聴できる)と題するプレゼンを行い、彼らがAmazonのEchoスピーカーをハックして、それにスパイ役をやらせた方法を説明した。
手術をされたEchoをターゲットデバイスと同じWi-Fiネットワークに接続できたら、ハッカーはAmazonのスピーカーのソフトウェアのWhole Home Audio Daemon呼ばれる部位を利用できる。同じネットワーク上のEchoは、この部位を使って互いにコミュニケートする。このデーモンに脆弱性があることをハッカーは発見し、それを、ハックしたEchoから悪用して、ターゲットのスピーカーの完全なコントロールを取得した。たとえばそのEchoに勝手な音を出させたり、もっと困るのは、オーディオを黙って録音したり、遠くのスパイに送ったりできる。