Pebbleの新ポケットコンピューター「Core」にはAlexaの音声認識が入る

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Pebbleは先週新製品を3つも発表して大いに注目を集めているが、発売までの間われわれの興味を引き続けるためには何らかのニュースが欲しいところだ(もっとも、現在Kickstarterで970万ドル集めていることを踏まえると、バズ部門では十分よくやっていると言える)。

今日のニュースは、新製品の中では全くのダークホースだったPebble Coreについて。この小さなランナー向けキーチェーン・コンピューターには、Amazon Alexaが統合される。これによって、Pebbleがすかさず指摘したように、CoreはAmazonの音声機能を正式に塔載した「最初の完全モバイルウェアラブル」になる。

音声関連機能の中には、Amazon Prime MusicとiHeartRadioを利用した音楽再生、ヘッドラインニュースの読み上げ、Pebble Healthのサマリー、天気と交通情報、Aamzonショッピング、およびホーム機器の制御等がある。実際、そうでなければ画面上で行う作業の数々だ。当然ながら、Alexaの機能が増えれば、Coreの利用価値も高まっていく。

Pebbleはこの機会を利用して、デベロッパーにCoreの「無限にハック可能なプラットフォーム」の存在も告知している。こうしたハッキングの機会が、2017年の製品発売までの機能追加につながることをPebbleは期待している。

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AppleのThunderboltディスプレイが在庫僅少。新型の発売間近か

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AppleのThunderboltディスプレイが発売されたのは2011年夏であり、今度のWWDCで新しくなる可能性がある。もし、今の品薄が何かの兆候なら。

地元のAppleストアを探してみてほしい ― 私の近所の十数店舗では「取り寄せ」で、(新製品発売前によくあるように)在庫が足りないか、MacRumorsの情報筋が言うように、倉庫に戻されているのかもしれない。

2560 x 1536 のディスプレイは、値段は高くても、当時はすばらしい選択肢だったが、5年が過ぎ…今は高いだけになってしまった。もちろん、もはや推奨商品ではない ― しかし代わりが出てきそうなのは良いニュースだ。

もちろん、液晶パネルは、高くても、すばらしい5K iMacと同じだろう。Appleが2014年後半に発売した製品だ。より薄く、高解像度で、カラーが改善され、ポートも一新された ― いずれもモニターにとって重要な要素だ。問題は、5K解像度を処理できるデバイスが限られていることだ ― それはMacBook Proの4倍のピクセル数であり、Thunderboltインターフェースを通じて送られる。2本のケーブルを必要とする可能性もあるが、Appleが標準の接続方法としてそれを許すとはとても想像できない。

DiplayPortプロトコルの改訂で可能になるかもしれないが、WWDCには間に合いそうになく、何らかのハードウェアがそこで発表されることも考えにくい。私には有効な方法が思いつかない ― ワイヤレスとケーブル接続でディスプレイを駆動することはあり得るが、可能性は小さい。Appleは、標準を置き去りにすることを恐れないので、新しくて奇抜な何かがやってくるのかもしれない。

WWDCで詳細が語られるものと私は見ている。大きな新型ディスプレーと、場合によって新たな駆動方式は、デベロッパーが早く知りたがるものだからだ。しかし、それまでにAppleが必要なハードウェアを揃えられるかにもかかっている。

いずれにせよ、6月13日には何かがわかる。2週間後に本誌のライブ記事をご覧あれ。

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Google、Nexux Playerを静かに終了

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Nexus Playerは、誰も買わなかった最高のTVメディアプレーヤーもしれない。GoogleとAsusは、去る2014年11月にNexus Playerを発売した。それは初期Android TVデバイスの一つであり、十二分によくできた製品だった。

しかし、Googleの後押しがあったにもかかわらず、主流製品として成功したとは言えなかった ― Chromecastと比べるとなおのこと。

他のNexus製品と同じく、GoogleはこれでOEMにAndroidプラットフォームで何ができるかを見せたかった。それはAndroid TVの代表的製品だった。ライバルは、Apple TV、Amazon Fire TV、および他のAndroid TVデバイス等だ。

私は数ヵ月間使っていたが、Netflixの番組やYouTubeビデオを見るすばらしい方法であり、スマートフォンのYouTubeアプリからビデオを操作したり、コンテンツを送ることができ。その後私は最新のApple TVに乗り換えた。

しかしこれは、Android TVがなくなるという意味ではない。Googleは今もTV OSのアップデートを続けている。そして、Android TV OSを塔載した新デバイスは次々と発売されている。

SonyのスマートTVでは、Android TVが動いている。Nvidia Shieldは、Android TVにできることの限界に挑戦している。フランスのISP、例えばFreeとBouygues Telecomは、顧客にAndroid TVのセットトップボックスを配っている。そしてXiaomiはごく最近、Mi TVを発表した ― この製品は4K Nexus Playerと同等の機能を持つ。

GoogleはNexus Playerをウェブサイトで売るのをやめたが、小売店には商品を引き上げるように言っていないので、あちこちで商品を見かける。Best BuysやTarget等の店にはまだいくつか残っているかもしれないが、それが最後の出荷分だ。

Via: The Verge

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E Ink、多色ePaperを開発。ただし電子書籍リーダー用はまだ

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多くのeリーダーで使用されているePaperのメーカーであるE Inkが、非常に多くのカラーを表示できる全く新しいタイプの反射型ディスプレイを発表した ― ただしこの技術は当面デジタルサイネージ専用だ。

カラー反射型ディスプレイは新しくないが、これまでの技術で満足の行くものはない。個人的に、カラー電書リーダーはいつも色あせて見える ― 鮮やかな雑誌や子供の本と比べると見劣りする。

E Ink’s E InkのAdvanced Color ePaperは3万2000色を表示可能であり、他の電気泳動ディスプレイと異なり、個々のピクセルに全部の色を作るのに必要な顔料が含まれている。これは大きな技術的挑戦だ。顔料は混合色を作るために〈効率よく〉混ざる必要があるが、〈実際〉には混じらない。 「複数の着色顔料の位置を制御するために、数多くの材料や波形を発明する必要があった」とE Inkのプレスリリースに書かれている。

その結果、解像度、コントラスト、および表示品質全体が向上した ― しかし現在E Inkにあるのは、20インチ2500 x 1600ピクセルのパネルだけだ。 SlashGeaの映像で見られるように、発色はやはり弱い。店内のサイネージとしてはすばらしいが、150ピクセル/インチの解像度は、近くで見る用途には耐えられない ― 電書リーダーのように。
とはいえ、初期の電書リーダーは解像度もコントラストも良いとは言えなかったが、以来大きく進歩してきた。これはACePテクノロジーの第一世代であり、初めての、真に有望な電気泳動カラーディスプレイだ。

サンフランシスコで開催されているDisplay Weekには、ACepをはじめとする様々なディスプレイソリューションが展示されている。

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Google、Projcet Soliのレーダーセンサーをスマートウォッチとスピーカーに塔載

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毎年I/Oカンファレンスでは、GoogleのATAP、即ち同社の少しおかしなアイデアを製品化する部門が、独自の短いキーノート講演を披露する。今年もいくつかのプロジェクトの最新情報を報告した。その一つであるProject Soliは、非常に小さなレーダーセンサーを作り、手の動きをデジタル信号に変えて、ウェアラブルに新しいユーザーインターフェースをもたらそうとするものだ。

昨年のI/Oデモ以来、チームはこのプロジェクトをデベロッパーの手に渡すことに集中してきた。昨年最初のデベロッパーキットを約60社に配布した。センサーを使ってみたデベロッパーの反応に勇気づけられているとチームは話した。既に物体認識ツール、楽器等が作られている。

ただし、初期のキットは限定された環境でのみ使用できる。必要な電力が大きすぎるため、センサーは小さくても、動作にはフルパワーのデスクトップまたはノートPCが必要だ。

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もちろんこれでは実用にならないので、チームはこれをスマートウォッチで動かすことに挑戦している。そのために、チップにInfineoinを使い消費電力を22分の1に減らした ― 1.2 Wから0.054 Wへ。大きさも3分の1になった。

レーダーは一般に大量のCPUパワーを必要とするが、この新バージョンは256倍効率が高く、それでも毎秒1万8000フレームで動作する。

こうした努力を経て、チームはSoliをスマートウォッチに組み込むことに成功した(「そして時も知らせる!」)

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これは、触れることなくウォッチを操作できることを意味している ― 基本的なジェスチャーを使って操作できる。デモでは、ATAPチームが手をウォッチに近づけたり離したりするだけで、驚くほど正確にメッセージをスクロールさせて見せた。バーチャル・ダイヤルジェスチャーで、文字盤を操作することもできる ― アナログ時計を使うのと同じように。

ATAPチームによると、これを使うと画面に表示できる情報が増えるという。なぜなら、指が文字盤を隠すことがないからだ。

しかし、Soliはスマートウォッチだけに作られたのではない、とチームは指摘する。HarmanのJBLブランドと協同で、Soliレーダー内蔵スピーカーのプロトタイプを作っている。センサーは最大15メートルまで検知できるので、スピーカーから離れていても操作が可能だ。

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デベロッパーコミュニティーををさらに拡大すべく、ATAPは新しいベータ品質のキットを来年提供する予定だ。

残念ながら、最初のProject Soli製品が登場する時期はわかっていない。しかし、ATAPはLevi’sと協同でProject Jacquardのスマート布地を市場に出そうとしており、Soliでも同じことをする可能性は高い。

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Purism、WiFiとカメラのハードウェアスイッチを塔載したセキュリティー・タブレットを開発

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最初の本当にオープンなノートPCを作ったメーカーの一つである、Purismが、プロ用タブレットの世界に進出しようとしている。彼らの最新製品、Librem 11は、 GNU/Linuxのあらゆるバージョンが動作し(ultra-secure Qubesを推奨)、ノートPCとしても使えるタブレットだ。

この会社は、15インチおよび13インチのノートPCで話題になり、同じレベルのセキュリティーを1299ドルのタブレットでも提供する。少々高価だが、これは、WiFi、カメラ、GPS、および携帯データ通信のハードウェア切断スイッチを含むセキュリティー機能を内蔵するカスタムハードウェアであることを思いだしてほしい。

もちろん、このようなセキュリティー・タブレットは誰もが必要とするものではない。もっと安い端末を手に入れることはできるが、Purismによると、客はプライバシーとコントロールに金を払っているのだという。Indiegogoのページによると、このタブレットは「ユーザーを広告トラッカーやマルウェアや押し売りウィルス、さらには監視資本主義から守るために作られた」そして「アプリを利用したりインストールするために、個人情報は必要ない」。AndroidやiOS端末でそれをすることを考えてみて欲しい。librem11_6-640px_ahgrty

「Purismは、フリーでオープンソースのソフトウェア運動の哲学を、ハードウェア製造プロセスと結びつけるために作られた。Purisimは、あらゆるユーザーのセキュリティーとプライバシーと自由の権利を確実に守る最高品質のハードウェアを作ることに、全身全霊をかけている」とPurism CEO Todd Weaverは書いている。

つまるところ、Libremのようなものはニッチ製品である。ネットワークのハードウェア切断スイッチを欲しがるためには、ある種の偏執狂でなければならないが、今の高まる監視社会の中では、その種の偏執狂はいっそう正当化されやすい。カメラをテープで塞ぎ、Linuxをインストールするのは、悪くないスタートだが、監視のない未来のためにカスタムメイドされたハードウェアを持つことは望ましく、誰かがどこかでそれを作ろうとしているのはすばらしいことだ。

Librem 11は、クラウドファンディングで目標の15万ドルが集まれば、2016年10月に出荷される予定だ。

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3Dプリンター製のオーダーメイド車椅子がロンドンのデザインウィークに登場

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あらゆる移動手段プラットフォームの中でも、車椅子はかなり固定的だ。鉄とアルミニウムのフレームがレザーかビニールのクッションを支え、様々な設定は必ずしも個々のユーザーの条件に合っていない。ロンドンのデザイン会社が2年をかけて解決策を作った。利用者の体型とニーズに正確にフィットする3Dプリント車椅子だ。

その車椅子、GO(別の3Dプリント車椅子プロジェクトであるHU-GOと混同しないように)は、ロンドンのデザイン会社、Layerのディレクター、Benjamin Hubertが考案した。

「これは、殆ど見過ごされてきた家内工業のようなもの」とHubertがTechCrunchのインタビューに答えて言った。「確立しつつある技術や価格の下がった技術を使うことによって、様々な怪我や障害、体型に合わせるための問題を解決する機会が数多く生まれる」。

GOは、単に3Dプリント可能な包活的デザインではない。Layerは、3Dデザイン会社のMaterialiseと組み、一から十までカスタマイズできるプロセスを開発した。ユーザーの体を実際にスキャンし、ニーズを評価する。その情報は仕様に沿って作られる一体型シートへと合成される。

例えば、背中の中位置に脊椎損傷のある人は、追加の支持と高い背もたれが必要で、片足を失くした人には、重心のずれを考慮する必要がある。あつらえのシートは、椅子の上で長い長い時間を過ごす人たちに、より快適な体験をもたらすに違いない。

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「これは非常に繊細なユーザー基盤のニーズに答えるために、非常に微妙な調整が必要になるこのような製品にとって、非常に有効な解決策だ」

シート(大型の装置でプリントされる ― デスクトッププリンターでは作れない)とフットレスト(耐久性のために焼結アルミで作られる)だけがカスタムデザインされる。それ以外は市販のパートを使うことによってコストを下げ修理を容易にしている。

GO-Gloves-2同社は車椅子利用者と会話をして、得られたフィードバックに基づいてデザインしている。GOは、車椅子バスケットボールにはまだ対応できていないが(「あの椅子は戦車のようなもの」とHubertは言う)、それでもプレーヤーには助言を求めている。

ヘビーユーザーから一つ改善点が示唆された。通常車輪のハンドリムは円柱状の金属製だ ― シンプルで耐久性があるが、手で把むのには最適ではなく、エルゴノミクスの悪さからストレス傷害を起こすことがある。Layerは「BMXバイクのグリップ」並みの生地でリムを覆い、これを使うための専用グローブも作った。

製造プロセスは、生体計測が終った後、ユーザーがアプリでオプションパーツやプリントカラーを選ぶことで完了する。Layerは、注文から2週間で車椅子を出荷できると言っている。他のカスタマイズ方式よりはるかに待ち時間が短い。

現在GOはまだプロトタイプ段階で、今月ロンドンで行われるClerkenwellデザイン週間に展示される。Hubertによると、デザインはほぼ完了しているが、現在国民健康サービスと、ヨーロッパのFDA相当機関による監査を受けている。しかし、医療提供者や車椅子メーカー、スポーツ会社等は既にこのデザインに興味を持っている、と彼は付け加えた。

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このマシンは、ナノ粒子をレーザー硬化させて金属構造物を空中に3Dプリントする

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一般的3Dプリンターの限界の一つは、作品の構造が、事実上連続するレイヤーで次々と支えていく必要があることだ。ハーバード大学のWyss Instituteが作った新しい装置は、金属フィラメントで空中に描くことが可能で、支えを必要としない。そして、レーザーを使っている。

この新技術に派手な名前はまだ付けられていないが(”laser-assisted direct ink writing” を別にすれば)要点はこうだ。ノズルを予め決められた経路に沿って動かし、銀ナノ粒子の細い糸を送り出すと同時に、後を追うレーザーが粒子を加熱硬化させ、髪の毛より細い自立するフィラメントにする。

ノズルの中では、ナノ粒子の流れが精密に制御され、金属線を均一の太さに保ち、レーザーも生焼けの粒子が残ったり、熱を加えすぎて押出機の中の粒子を硬化させたりしないよう調整されなければならない。

その結果は、美しく柔軟な一体構造で、ほぼあらゆる形状を作ることが可能だ ― 小さなバネや支え、回路等の構造要素を作るのに有用だ。

「当研究所で生まれた最新の進歩を本当に喜んでいる。この装置は、3Dプリンターと柔軟な金属電極を使って複雑な構造物を「リアルタイム」で作ることができる、と研究者のJennifer Lewisがニュースリリースで語った。「高度なレーザー技術を利用することによって、3Dプリンティングの能力を高め、新しいタイプの製品を想起させるだけでなく、最先端の固体自由形状製作を全く新たな領域へと進めることできる」。

新技術のデモンストレーションでは、美しい3Dワイヤー蝶々が披露されていたが、様々な目的の特殊な構造体に応用できることが想像できる ― 特殊医療機器の配線や、高速プロトタイピング等。

Lewisの研究は、”Proceedings of the National Academy of Sciences” (米国科学アカデミー紀要)で今日(米国時間5/16)発表された。

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イーロン・マスク、火星探査計画「Red Dragon」は早ければ2018年に実現

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どうもElon Muskは退屈しているらしい。それがわかるのは、彼が太陽系を植民地化することについて夢中でツイートし始めるからだ。「早ければ2018年にはDragonを火星に送る」と今日(米国時間4/27)SpaceXが唐突にツイートした。その後、いつものMuskスタイルで詳しい話が続いた。

どこでも? だったら金星も、と誰かが言った。

Muskは、推進力着陸(パラシュートや緩衝材ではなく)と同社独自の高性能遮熱材を用いれば、惑星 ― 火星であれ金星であれ海王星であれ ― 表面に着地するのは容易だと語った。しかし、そこへ到達するのは別の話だ。

言い換えると、最初のSpaceX火星探査は間違いなく無人だ ― しかしそれは伴うリスクを考えれば当然だ。Muskはいずれ詳細を発表するに違いないが、リスクを許容範囲に留めるためには、数多くのテスト飛行と補給任務が必要になる。

Red Dragonのコンセプトは新しいものではない ― 何年も前から語られてきてが、これが初めての公式発表だ。昨年SpaceXは、Red Dragon計画がどんなものになるかのイメージ画像を公開している。

乗組員室も改善が必要だ。SUVサイズの空間に地球上で数時間いるだけでも不快な体験だ。ましてや数ヵ月、数年間も外に真空しかないところでなど。ちなみに、現世代のDragonは、比較的この惑星近くに留まるだろう。少なくとも人間を乗せているときは。

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iOS 10が採用すべき改善項目はこれだ

正直なところ、殆どのコンセプトビデオはゴミだ。最終製品と似ても似つかぬ想像上のデバイスを見せ、物理法則を無視する。しかし、〈ソフトウェア〉のコンセプトビデオの中には、実に要点を突いたものもある。例えばこのMacStoriesのビデオ

Federico ViticciとSam BeckettのふたりがiOS 10コンセプトビデオを作った。それは来たるべき最新iOSへの見事な欲しいものリストだ。Appleは6月13日のWWDCでiOS 10を発表するものと思われるが、Appleに何ができるのかを考えるのは良いことだ。私はiOSがこの方向に進化することを是非とも願っている。

3D Touchショートカット付きのカスタマイズ可能なコントロールセンター、メッセージのリンクプレビュー、スプリットビューのUI改善などの簡単なものもある。しかしViticciは、マルチタスキングとSiriに、iOSらしいUIトリックを加えて強力にする方法も考えている。実装方法の中には意外なものもあり、「すばらしい!」と思わせてくれる。

ともあれビデオをこ覧あれ。MacStoriesに行けば、私が書いていない全機能の説明がある。

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OS Xの次期バージョンは「Mac OS」になるかもしれない

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それは小さなブランド変更だが、その意味は大きい。多くの様々兆候が、Appleが “OS X” の名前をやめて、”MacOS” 、あるいはたぶん、大文字にしない “macOS” に変えることを示唆している。

Appleのワールドワイドマーケティング担当SVP、Phil Schillerが最初にこの変更をほのめかしたのは昨年のWWDCで、John Gruberのインタビューを受けた時だった。次に、構成ファイルにOS Xの代わりにmacOSと書かれていた。そしてついに、Apple自身のウェブサイトのページでも、Appleの環境イニシャティブの説明にOS XではなくMacOSの名前が使われていた。

これはかなり十分な煙だ。そしてTechCrunchは、これが6月のWWDCで発表されるかもしれないという情報も得た。

AppleがMacのオペレーティングシステムを再ブランドするのはこれが初めてではない。Mac OS 9の後継が発表された時、それはMac OS Xと呼ばれた。Appleは2012年に “Mac” 部分を外した。

当時、Appleはハードウェアとソフトウェア要素を区別したがっていた。iPhone OSは2010年6月にiOSとなり、iPhoneとiPadで動作した。

しかし、その後AppleはiOSをベースとする新たなプラットフォームを2種類公開した。現在Apple TVではtvOSが走り、Apple WatchではwatchOSが動いている。トレンドを理解いただけるだろうか?

いまやOS Xは、Appleの他のプラットフォームと比べると時代遅れのブランドに感じられる。同様に、名前に “ten” を持ち続けることは、OS Xのバージョン番号が15年間変わっていないかのような印象を与える。現実は少し異なり、AppleはMacオペレーティングシステムの主要バージョンを毎年提供している。

しかし、OS Xが消えゆくことを私に信じさせている理由はずっと明白だ。Appleは6月のWWDCでiOS 10を発表しようとしている。デベロッパーもジャーナリストもApple自身も、今後何ヵ月にもわたってiOS 10について話すことになる。

iOS 10[ten]とOS X[ten]の名前は似すぎている。特に誰かがこれらのオペレーティングについて〈話す〉のを聞いた時。OS XをMacOSに再ブランドすることで、Appleのオペレーティングシステムの命名法が統一されることになるが、これは新しいOSについて語る時、誰もが同じ認識でいられるという意味で実に歓迎されるべき変更といえるだろう。

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Google、Nexusのカスタムケースをデザインできるサービスを開始

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Googleは今日(米国時間4/14)、同社のスマートフォン、Nexus 5X、6および6Pのカスタムケースを35ドルで作れる新サービスを開始した。

Live Case” は2種類から選べる。一つは好きな写真を選んでケースにプリントできるもの。もう一つは、Googleマップを元にデザイン化したマップをプリントできる。どちらも、いくつかのフィルターやスタイルのオプションを選んでさらにオリジナルなケースにすることができる。

ケースにはちょっとしたテクノロジーも織り込まれている。Googleによると、ケース裏側のプログラマブル・ショートカットボタンを使って、ワンタッチで好きなアプリを立ち上げられる。私が見た限りでは、GoogleはNFCを使ってこの機能を実現しているようだ。

ケースをデザインして注文すると、同じデザインの壁紙もダウンロードできる。

私はずいぶん長い間電話ケースを使っていない ― そして写真付きケースを使う自分を全く想像できない ― が、このマップケースはなかなかいい。フィルターをかけるとさらに良くなる。スマホを取り出すたびにネコの写真を振りかざさずにいられない人には、写真付きケースがいいだろう。

Googleケースの35ドルのいう価格は、競合サービスと比べてほぼ同じか安いくらいだ。ただし、殆どはNexusシリーズに対応しておらず、追加のショートカットボタンもない。

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学生が設計した “Femtosat” は人工衛星の打ち上げコストを1000ドル以下にする

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1000ドル使いたくてたまらないって? 新しいノートPCを買うのもいいが ― この小さな手のひらサイズの人工衛星を宇宙に送り出すこともできる。アリゾナ州立大学の技術者チームはそう願っている。彼らの “Femtosat” は、史上最も低価格な宇宙に向かうプラットフォームだ。

一辺3cm、重さ35グラム(大英帝国単位系の人たちには、約1.2インチと0.077ポンド)のSunCube 1Fは、Femtosatのプロトタイプの一つだ。ソーラーパネルの断片(製品そのままでは大きすぎる)をエネルギー源に、小さな箱の中には推進、画像処理、通信、およびデータ収集の機能か詰まっている。

「デザイン標準はCal Poly CubeSat標準を元に自作したもので、拡張性があり大幅なカスタマイズが可能」と、プロジェクトを卒るアリゾナ州立大Jekan Thanga准教授はTechCrunchへのメールで言った。

femtosat-6大型の3Fバージョンはキューブを3台積み上げたもので、人工衛星は棒状のバターくらいの大きさだ。これには実験機器を塔載する空間があるが、重量と体積は1Fよりずっと大きくなる。

このサイズは痛し痒しだ。打ち上げは安く済むが、3cmの立方体に収まる宇宙対応ハードウェアを探すのは困難だ。現在彼らは昇華粉体を用いて自身を拡大する「膨張」アンテナの開発に取り組んでいるが、Femtosatに収まるXバンド無線チップセットはまだ見つけていない(現在はUHFとSバンドを利用)。

現在の価格で、チームはSunCube 1FをISS(国際宇宙ステーション)に1000ドル以下で送り込めると推定している。そこでは微小重力をはじめとする様々な宇宙実験が行われている。低地球軌道にはこの約3倍の費用がかかる。

それでも、最も基本的なCubeSatsの打ち上げと比べるても破格だ。発射システムや要求にもよるが、100万ドル以上は必要だ(再利用可能ブースターロケットが価格を下げることに期待したい)。

「打ち上げコストが低いため、宇宙品質の部品のテストをCubeSatや専用宇宙船に載せることなく行える」とThangaは書いている。「私はこれが宇宙向けハードウェアの開発や認定の所要時間短縮につながると考えている」。

参入障壁を下げることで、ほぼ間違いなく実験や拡大が促進されるのは、他の多くのテクノロジー分野と変わらない。しかし、量産や商品化等、チームの課題はまだまだ多い。彼らはテストおよび配備の認定を受けるために10~20台のFemtoSatを作る計画だ。最終的には、超小型ラボとして打ち上げるか、事実上の使い捨て汎用軌道船として大型宇宙船に乗せることを願っている。興味のある人は、標準文書がここにあるので一読されたい。

アリゾナ州立大キャンパスの近くにいて、今夜時間のある人は、Marston Exploration Theaterに立ち寄って、ThangaがSunCubeや、彼がSpaceTREx ラボで研究しているその他の技術を紹介するので聞くことができる。6時に始まるので急いだ方がいい。

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FBI:iPhoneをアンロックした方法はiPhone 5s以降には使えない

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ゆっくりだが確実に、FBIはサンバーナーディーノ銃乱射事件に関与したファールック容疑者のiPhone 5cをアンロックした方法について、情報を公開しつつある。司法省が訴訟を棄却した今、FBIは彼らが使用した謎の方法を公表する必要はない。

最初に、FBIはこの代替手段を一部の上院議員に明かした。次にFBIのジェームズ・コミー長官がいくつか手掛かりを与えた。CNNによると、コミー長官は、その方法がiPhone全機種に適用できるわけではないと発言した。

具体的には、iPhone 5s以降の新しい機種には使用できないと彼は言った。つまりFBIは、買ったばかりのツールを使って、今すぐiPhone 6sに侵入することはできない。

iOS 8以降には暗号化機能が追加され、iPhoneの中身へのアクセスがずっと難しくなった。しかし、ファールック容疑者のiPhoneは、iOS 9を塔載したiPhone 5cだった。つまりそのツールは、iOS 9には対応しているが最近のiPhoneではうまくいかないようだ。

iPhone 5cには、指紋センサーやそのためのセキュリティー領域がない。最初に指紋センサーが付いたのはiPhone 5sだ。よって問題は指紋センサーの有無によるのかもしれない。

しかし一つ確かなことがある ― FBIはAppleに伝えていない。FBIが将来の事件でこのセキュリティーホールを利用する可能性を踏まえると、Appleにはすぐに修正してほしくない。

「Appleに言えば、修正するだろう。そうなればまた振り出しに戻る」と彼が言ったとCNNは伝えた。「結局そうなる可能性はあるが、まだ決断はしていない」。

数千万人のiPhoneユーザーのデータを、世界中のハッカーや諜報機関に曝すことは恥ずべき戦略だ。しかも、われわれはFBIの言葉を信じるしかない。なぜなら一人のセキュリティー専門家も彼らの方法を見ていないのだから。そして、今回の件の後にFBIを信じることは難しい…。

Apple vs FBI

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FAA、群衆の上を飛ぶドローンの規制案を正式公開

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Associated Pressは月曜日(米国時間4/4)に、人の集まる場所でのドローン飛行を分類、規制するFAAの報告書を先行入手した。今日、その報告書が正式に公開され、政府専門機関の報告らしい、充実した(かつ退屈な)詳細が明らかになった。

FAAのサイトで公開された(PDF)報告書全文は、月曜日にリークされたものとさほど変わっていない ― 250グラムのマイクロドローンから大きくて危険が大きく飛行プランが必要なものまで4つのカテゴリー等。内容については先日の記事か、報告書のエグゼクティブサマリーを読んでいただきたい。

従来の承認制手続きから大きく変わるのは、各ドローンの威力と身体的危害に関する公式テストが追加されることだ。携帯電話の電波出力が規定範囲に収っているかをFCCがどうやってテストしているか想像してほしい。今度は20kgのドローンをセンサーで埋めつくされた壁に激突させてスローモーションで記録しているところを想像してほしい(YouTubeチャンネルができる!)

委員会報告は、法律でも規則でもなく、FAAから正式に依頼された専門家たちの意見にすぎない。実際の規則は規制担当者によって制定されるが、今回の提案は重く受け止められる。提案される規則について民間の意見を聞く期間も設けられ、あなたも専門委員会の誰でも反対したり改善を提案することができる。

本誌は今後数ヵ月間、公式規則の提案、および現在保留中の、商業利用および混雑地域での自動飛行に関する規則にも注目していくつもりだ。

この新ルールを決めるために、FAAが選んだ業界代表者が誰なのか興味のある人のために、委員会のメンバーを以下に挙げた。

  • 3D Robotics (3DR)
  • Academy of Model Aeronautics (AMA)
  • American Institute of Aeronautics and Astronautics (AIAA)
  • Air Line Pilots Association (ALPA)
  • Aircraft Owners and Pilots Association (AOPA)
  • American Association of Airport Executives (AAAE)
  • Association for Unmanned Vehicle Systems International (AUVSI)
  • Alliance for System Safety of UAS through Research Excellence (ASSURE)
  • ASTM International
  • AT&T
  • Consumer Technology Association (CTA)
  • DJI
  • Experimental Aircraft Association (EAA)
  • General Aviation Manufacturers Association (GAMA)
  • GoogleX
  • GoPro, Inc.
  • Helicopter Association International (HAI)
  • Horizon Hobby
  • ICON Aircraft
  • Intel Corporation
  • National Agricultural Aviation Association(NAAA)
  • National Association of Realtors (NAR)
  • National Association of State Aviation Officials (NASAO)
  • News Media Coalition
  • Professional Aerial Photographers Association, International (PAPA)
  • Small UAV Coalition
  • Toy Industry Association

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研究結果:人はロボットのお尻を触ることに違和感を覚える

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ロボットにお尻に触わるように言われたら、あなたはどう感じるだろうか?ばかばかしい質問かもしれないが(かもしれなくない)、ロボットが急増し、擬人化が進むにつれ、それは考えるべき問題になろうとしている。そこでスタンフォード大学の学者たちは考えた。

近々発表される予定で現在はIEEE Spectrumが事前閲覧中の研究のタイトルは、「機械的人体との接触 ― 人間型ロホットの親密な部分への触知は生理学的興奮を生む」であり、題名がすべてをものがたっている。ただし、ここで言う「興奮」は意識や注意の状態の一般的高まりを示すだけであることを注記しておく。

研究者らは被験者を人間型ロボットがリラックスしてもたれているテーブルの前に座らせる。被験者は体の部位の用語を中心とした語彙の練習であると告げられる(実際にはロボットから)。例えば、利き手で「私の耳にさわってください」と言われ、もう片方の手は身体状態を大まかに監視する伝導性センサーに置いたままにしておく。

「アクセスしやすい」領域 ― 他人の体でも普通に触れられる場所、肩、肘等 ― に触れるよう指示されると、被験者は躊躇も動揺もなく実行した。しかし、「アクセスしにくい」領域 ― ここではロボットの尻等 ― の場合、遅れと興奮が生じた。是非ビデオを見てほしい。

これはロボットが人間をナンパして気まずくさせているのではない。ただこれはインターフェースをデザインする際、心に留めておくべき種類のことだ ― この場合、ロボットそのものやその動作と姿勢に関しつ。

ロボットは人間ではないが、形が似ていて、人間のように行動し、話すように作られているため、向き合った時われわれは、そこに一時的な人間性を植えつける。スマホは人間のように見えないので、尻はなく、仮にあったとしても始終それに触れることを誰も気にとめない(かつてHTCの電話には顎があった)。しかし私は、今後10年のうちに、あなたがロボットにぶつかった時、思わず「失礼」と言ってしまうことを保証する。既に何人かの人は、ルンバを踏みつけた後、謝っているかもしれない。

Jamy Li、Wendy Ju、およびByron Reevesによるこの論文は、6月の国際コミュニケーション学会年次会議で発表される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

SONY、PS4のリモートプレイ機能をMacとPC用に明日公開

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Twitterでのティーザー広告から数ヵ月後、Sonyは明日公開されるPS4 3.50 アップデートで、WindowsおよびOS Xでのリモートプレイ機能を追加する。

これはSonyにとって未知の領域ではなく、PlayStation Vitaや他のSony製スマートフォンにゲームをストリームすることは既に可能だ。PlayStation TVを購入すれば、PS4ゲームを別のテレビにストリームすることもできる。それでもこれは、子供たちがテレビでマンガを見ている時、どうしてもデスクトップパソコンでDestinyをプレイしたい時には、有用な機能だ。

標準のDualShock4コントローラーをUSBケーブルで継ぎ、アプリをパソコンにダウンロードすればよい。そしてもちろん、この機能はPS4とパソコンがイーサーネットケーブルで自宅のLANにつながっていれば、さらに威力を発揮する。

残念ながら、Sonyはこのリモートプレイ機能に高い性能を期待していない。デフォルトの540P、秒間30フレームは、PS4の高度に最適化されたゲーム(1080p/60 fps) の解像度よりもずっと劣る。条件が整っていれば、パソコン上で720p、60fpsでゲームをプレイすることも可能だ。

Xbox Oneを持っている人には、昨年MicrosoftはPC用のリモートプレイを提供した。ただし、Macユーザーには残念ながらWindows 10が必要だ。

今日のニュースは、パソコン用にPS4コントローラー用の改善されたドライバーが出てくることを意味しているのかもしれない。PS4コントローラーは中央にタッチパッドがあるので、このタッチパッドをPCやMacで、少なくともPS4ゲームには使えるようになる。

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FAA委員会、群衆付近を飛行するドローンの公式区分を提案

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FAAの指名を受けた業界代表者による委員会は、ドローンを4段階に区分し、群衆の近くで可能(あるいは不可能)な行動を規定する案を提出した。詳細が書かれた文書をAPが入手した ― FAAは同文書をTechCrunchに提供することを拒んだが、近く公開される見込みである。

同規則制定委員会は2月に発足したものであり、その推奨に法的拘束力はなく、単なる勧告である ― 11月にドローン登録規則を推奨したタスクフォースと手続きは似ている。

APが入手した文書によると、ドローンは4つのカテゴリーに分類される:

250グラム以下のドローンは、衝突による負傷の可能性がわずか(1%以下)であることをメーカーが示せば、群衆の上を飛ぶことが許される。これらの小型機には高度制限がない。

人気のDJI Phantomのような消費者向けドローンも、人々の上空を飛ぶ場合には、負傷の危険が少ないことを示す必要があり、かつ、頭上20フィート(6メートル)以上の高度を維持しなければならない。

第3の区分は、産業用・商用ドローンで、危険を承知している人々の上を飛行できる ― 物件調査を監督する請負業者、空中映像の撮影クルー等。ここでは重傷の可能性最大30%が適用される(よってヘルメット着用のこと)。

最後の区分は、群衆の上を継続的に飛行するためのものだ ― コンサートの撮影、ニュース取材等のための長時間飛行。これらは負傷の危険度は高いが、問題が起きた時に飛行範囲を安全に脱出するための「過密地域計画」を有する必要がある。

具体的な表現と説明は、文書が公開されれば明らかになるはずだ ― 今後FAAおよび、Academy of Model Aeronautics新たに設立されたSmall UAV Coalition等の団体が議論に加わるものと思われる。

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Appleの自閉症を扱った短編映画は、アクセシビリティー機能の重要性を証明する


【日本語版編集部:Appleの日本語ページで日本語字幕付きビデオを見られる】
Appleは週末にかけて2本のビデオを公開した。主役はDillan Barmacheという自閉症で言葉を発しない16歳の少年だ。それは迫力ある映像であり、アクセシビリティー機能や、自閉症の人々のための専用アプリ等の特長に焦点を当てている。

自閉症は,社会的なコミュニケーションや行動に影響を及ぼす。自閉症の人々は世界とのコミュニケーションに苦労している。しかし、それは彼らに言いたいことがない、という意味ではない。

この病気になると、周囲の人と話すのが困難なため殻に閉じこもりがちになり、人々の言っていることを理解していることをわかってもらえず、悪いときには、人々が本人に代わって話し、誤って伝えてしまうこともある。

Dillanの人生はテクノロジーのおかげで大きく変わった。映画にはiPadと3つのアプリが登場する ― Proloquo4TextAssistive Express、およびKeebleだ。彼はiPadでタイプしてまわりの人々と話すことができる。映画はiPadの基本的ユーザーインターフェースや、ノートPCと比べていかに簡単かを詳しく紹介している。

テクノロジーは驚くほど強力であり、われわれのコミュニュケーションや情報共有、あるいは学習の手段に大きな影響を与える。人々と物事とサービスを、従来不可能だった形で結びつける。多くの会社は、主要な消費者サービスを使う数億人の人々に関わる問題に焦点を当てている。しかし、われわれのまわりにいる人々の人生を変える機会のある大きな分野が他にあることを忘れないことも重要だ。

ITエコシステムには責任がある。われわれはコミュニティーとして、現実世界のためのテクノロジーにも注目する必要がある。アクセシビリティー機能によって大きな利益を受ける人たちにとっての、次なる目玉を見つけなければならない。

自閉症受容月間に、Appleがこうして自閉症に光を当てたのはとても良いことだ。この会社は iOSのアクセシビリティー機能に大きく力を入れている他、他の極めて重要な取り組みにもリソースを割り当てている。他の会社も注目してほしい。多くの起業家は、大衆のために小さな問題を解決している。しかし、人生活を変えるような問題を解決することもできるのだ。

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分解レポートでわかったOculus Riftの修理しやすいデザイン

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新しいカテゴリーのガジェットが登場した時、先進的デバイスが必ずしも良いデザインでないことは理解できる。あるいは分解、修理が難しいことも。幸いなことにそれは、Oculus最初のVRヘッドセット製品にはあてはまらないようだ ― iFixitの分解レポートによると、それはエレガントなエンジニアリング作品で、特殊なネジや封印シールでユーザーを困らせることもない。

Oculus Rift CV1(Consumer Version Oneだそうだ)は、私が試したバージョン ― 数年前の初期プロトタイプ(ガムテープで包まれていた)とコード名Crystal Coveのプロトタイプ ― から大きく改善されている。分解レポートはいくつかの形でそれを証明している。

重要なのは、ユーザーが交換したくなる可能性のいちばん高いもの ― ヘッドホンとフェイスパッド ― が簡単に取り外せて、カスタム交換パーツの作成も明らかに可能であることだ。

さらに奥を見ると、Oculusが作成したカスタムディスプレイと光学システムが誇らしげに姿を見せる。非球面フレネルレンズとデュアル456ppi OLEDディスプレイは顔のわずか数センチ前の画像を、限りなく広がる無限の深さのように感じさせる。もちろんそれはアイデアにすぎない ― 仕事を完結させるのはソフトウェアエンジニアと環境デザイナーだ。

hMFPrdHTerWYNFtM様々な頭の大きさに合わせ、不完全な目測に対応し、できるだき多くの人々が快適に使えるために、数多くの小さな工夫がこらされている。工業デザイナーはこの美しく実現されたメカニズムと省スペースの技に感動することだろう。

iFixitのrepairbility(修理しやすさ)スコアが7なのは、あらゆる部分が簡単に交換できるわけではないことを表しているが、壊れたり劣化しやすい部品の殆どは容易に交換できる。エルゴノミクスとアクセスしやすさの両方を備えたデバイスを作ったOculusに拍手。

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