Googleのスマートスピーカーの最高級機Home Maxが発売、音質重視の製品だ

Googleのスマートスピーカーの最高級機は、どうやらホリデーシーズンに間に合ったようだ。そのHome Maxと呼ばれる製品は、Best Buyなどいくつかのネットショップで買える。このGoogle Assistantを内蔵したスマートスピーカーは、お急ぎ便なら明日届くそうだ。

この製品が発表されたのは、10月にサンフランシスコで行われたPixel 2のイベントのときで、ずっと安いHome Miniもそのとき発表された。そのEcho Dot対抗機種は直ちに発売されたが、Home Maxの方は12月発売という、漠然とした日程だった。最近のリーク情報では12月11日説だったが、どうやらその説は当たったようだ。

発表時には、Home MaxはHomePodの対抗製品ともっぱら見られていた。そのとき、そのSiriのスピーカーはまだ発売されていなかった。というかAppleはその後、“2018年早期”と日程を延ばし、“お客様にお届けできるためには、あとすこしお時間をいただきたい”、と言った。

399ドルのHome MaxはAppleの製品よりも50ドル高くて、今のところいちばん高いスマートスピーカー製品だ。SonosのAlexa対応製品とも、競合するだろう。AmazonはEchoの最新バージョンで音質を改良したと言われているが、100ドルの製品に多くは期待できない。むしろHome MaxとHomePodは‘スピーカーファースト’で、AI機能は二の次だ。

HomePodと同じく、Googleのこのスマートスピーカーも、部屋の状況などによって音質を自動的に変える。ウーファーもツイーターもデュアル(2基)で、Google PlayやPandora、そしてSpotifyに接続する。

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MITの新しい3Dプリンター技術はスピードを今の一般消費者製品の10倍にアップ

3Dプリントが一般消費者に普及しない理由は山ほどあり、スピードは主な理由の一つではないが、上位の理由ではある。硬貨よりも大きなものをプリントしようと思ったら、そう、先月亡くなった偉大なる哲学者がかつて言ったように、その仕事のいちばん困難な部分は待つことだ。

ただし、この研究は実用化まであと数年は要するだろうが、でもMITのエンジニアたちは、3Dプリンターを今の消費者製品の最大10倍まで速くできることを示した。彼らによると、これまで1時間かかっていたオブジェクトを、ほんの数分でプリントできるようになる。

プリントの方式は、今のデスクトップ3Dプリンターの多くが採用しているものと同じFDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層法)だ。溶融したプラスチックを層状に沈積して形を作る。MITは、プリントヘッドに工夫を加えることによって、そのスピードを上げた。たとえば、らせん状の機構でフィラメントを高速で供給し、プラスチックを従来のピンチローラー方式よりもしっかりと保持できる。

そのプリントヘッドはまた、レーザーを新たに設計されたプラスチック溶融機構の至近に置いて、相当速く溶けるようにした。またプリントヘッドを動かす移動台座も、プリントヘッドの可能なスピードアップに合わせて速く動く。

いつごろ市場に出回るか、という問題は、MITがこの技術をどこにライセンスするか、などにもよるだろう。

しかし准教授のJohn Hartはこう語る: “市場に出回るようになれば、とても嬉しいけど、そのために今後どんな経過をたどるのか、まだよく分からない。既存の3Dプリンターのメーカーにライセンスするか、自分たちで会社を興すか、どっちかだろうね”。

一般消費者ばかりでなく、今のデスクトップ3Dプリンターをプロトタイピング用に使っている企業も、スピードアップの恩恵は量り知れない。しかしFDMデスクトップ3Dプリンターの、もっと高度な応用技術になると、さらなる研究開発が必要だろう。

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Pixel 2の眠れるVisual CoreチップがAndroidの今度のデベロッパープレビューで可利用になる

残念なことにGoogleの旗艦機Pixel 2はそのローンチ以降、必ずしもすべてのサプライズが良いことではなかった。それでも、同社のカスタムSoC Visual Coreは良い方だと思われるが、でもそれはこれまで、同機の中でほとんど休眠状態だった。

同機が市場に出たとき、それはまだ十分に可利用ではなかったみたいだが、でも今度やっとそのチップは、自分の仕事ができるようになった。

今日(米国時間11/27)リリースされるAndroid 8.1デベロッパープレビューでは、Pixel 2とPixel 2 XLのチップの初期的サポートが提供される。それにより、すでに評価の高いカメラが、さらに性能アップするようだ。まだ、生産の問題は尾を引いているけど。

Googleによると、Pixel Visual Coreには、画像処理ユニット(IPU)コアが8つあり、演算ロジックユニットが512ある。機械学習を利用することにより、これらのハードウェアにより5倍のスピードアップが可能になり、電力消費は1/10になる。Android Camera APIがこのチップにアクセスするようになると、サードパーティの写真アプリもこのシステムの高速なHDR+を利用できるようになる。

すばらしいことではあるけど、またプレビューだから非公開ベータにアクセスできるデベロッパーが利用できるだけだ。まだまだ、バグ退治などが必要だろう。一般公開の日程は発表されていないが、8.1の公開ベータは12月からだ。

今のところPixel 2とPixel 2 XLだけの機能だが、今後の新製品ではすべての機種に当然載るのだろうね。

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問題相次ぐGoogle Pixel 2、電話のノイズの問題は数週間後にソフトウェアのアップデートで解決

Googleのハードウェアチームは今年は休暇を取れない。本誌も含めて全般に好評だった同社のPixel 2ハンドセットは小さなトラブルがいくつかあり、その中には電話をしているときブーというノイズが聞こえる、というのがある。

PixelユーザーのためのGoogleのフォーラムに生じた長いスレッドに投じた短いレスでGoogleは、ソフトウェアのアップデートを数週間後にインターネットから行う、と言っている。

そのノイズの問題はしかし、単独の問題ではない。先月の終わりごろに同社は、色の調整の問題を解決するためのソフトウェアのアップデートを約束した。同社としては、あえて選んだ言い方だったけど、多くのユーザーには不満だった。画面の焼きつきについても、同社は調査を約束した。

これら以外にも、ビデオで音の録音が良くない、とか、タッチスクリーンの反応が不安定、などの苦情もある。さらにHome Miniにはプライバシーの問題まであるので、パッチが必要になった。また第一世代のPixel BudsにはBluetoothの同期の問題がいろいろあり、期待された製品なのに人気は盛り上がらなかった。

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Apple、HomePodの発売を2018年初めに延期

ようやくホリデーラッシュも終わりそうだ。Appleは高級スマートスピーカー HomePodが12月の発売予定日に間に合わないことを本日(米国時間11/19)発表した。同社の短い声明によると、製造プロセスが軌道に乗るために「もう少し時間が必要」らしい。

広報担当者はTechCrunchに、「Appleの画期的ワイヤレススピーカー HomePodを一日でも早く体験してもらいたい気持ちは山々だが、出荷できる体制までにはもう少し時間が必要。2018年の初めに米国、英国、およびオーストラリアで発売する予定だ」と語った。

もちろん、あわてて作るより少し余分な時間をかけて良いものを出すことは常に賢明な判断だだ —— ここ数年に無数のIT企業が学んできた教訓でもある。しかしこの遅れはAppleがホリデー商戦に向けて準備してきた商品にとっては痛手に違いない。350ドルのスピーカーはSiriを内蔵する初の家庭用デバイスで、AmazonのEchoやGoogleのAssistantのハイエンドのライバルになる。

われわれは6月のWWDCでAppleが発表したときに、このスマートスピーカーを直に体験する機会を得た。自由に使えたわけではないが、HomePodのサウンドは宣伝どおりのすばらしい出来映えで、360度オーディオが部屋いっぱいに広がった。この分野の先行商品と異なり、HomePodはスマートスピーカーのスピーカー部分に一番の重点を置いている。

最初の発表以来、ライバルたちが同じような製品を出してきているのはもちろんだ。Amazonは標準型Echoの新バージョンを発表、出荷し、ドルビーサウンドに2.5インチサブウーファーと0.6インチツイーターを搭載した。一方Googleは、もっと直接の競合となる399ドルのHome Maxを発表した。こちらは予定通り来月の出荷予定だ。

ほかにもSonyやJBLなどいくつかのサードパーティーから製品が出ている —— Harman Kardonにいたっては、Invokeで、あの気の毒なMicrosoft Cortanaをホリデー商戦の主役に仕立てようとしている。おそらく突然混雑し始めた土俵をみて、AppleはHomePodの準備にもう少し時間をかけた方がよいと確信したのだろ。

この動きは、昨年同社がワイヤレスイヤホンのAirPodの出荷を遅らせた決断を思い出させる(Googleも考えたことかもしれない)。当初10月に発売予定だったイヤホンが到着したのは12月になってからだった —— あのときはクリスマスにぎりぎり間に合った。

Appleは遅れの原因がハードウェアなのかソフトウェアなのか明らかにしていないが、同社の第一世代製品であることを踏まえるとさほど驚くにはあたらない。これは、Siriの活動場所が携帯端末やデスクトップ以外に移る始めての製品でもある —— 1台350ドルともなれば最初にキッチリさせておくことは重要だ。

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ドイツが子ども用スマートウォッチを禁止、盗聴などハッキングの餌食になることを懸念

ドイツの連邦ネットワーク庁(Federal Network Agency, FNA, Bundesnetzagentur)が今週、子ども用のスマートウォッチを全面的に禁ずる禁令を発布した。さらに、そのようなデバイスをすでに買い与えていた親は、それを破壊しなければならない。この強権的な動きは、未成年をねらったデバイスをめぐるプライバシーの懸念が高まっていることに対する、政府としての対応だ。

“アプリを使って親は、子どもたちに気づかれずに彼らのウォッチを盗聴できるが、それらは無認可の送信システムとみなされる”、同庁の長官Jochen Homannが、BBCが入手した声明文でこう述べている。FNAはさらに、教育者が児童生徒のウォッチを注意してよく見るよう促している。なぜなら、“調査によれば、教室で教師を盗聴するために親のウォッチが使われていることもあるからだ”。

近年、大人だけでなく子どもをターゲットとするウェアラブルが広く普及するに伴い、このような懸念が広まっている。つい先月は、ヨーロッパの監視グループNorwegian Consumer Council, NCCが強い語調の報告書を発表して、GPSを搭載したデバイスの安全性に関する懸念を表明した。その報告書は、親による追跡だけでなく、外部からのハッキングの可能性についても触れている。

“子どもの安全を願う者なら誰もが、この報告書が述べている欠陥が修復されないかぎり、スマートウォッチを買い与えることには二の足を踏むであろう”、とNCCは書いている。

その報告書は、子ども用スマートウォッチのブランドを具体的に挙げている…Gator 2, Tinitell, Viksfjord, そしてXploraだ。一方FNAの禁令は、一般的に子ども用スマートウォッチ全般を禁じている。先週同庁は、人形玩具My Friend Caylaの禁止と破壊を発令した。そのマイクロフォンとBluetooth機能に対する懸念が、高まっていたからだ。

その人形と同じくスマートウォッチも、同庁は違法盗聴デバイスとみなしている。

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Boston Dynamicsの二本足ロボット(ヒューマノイド)Atlasはパルクールの達人

そうか、パルクールだ! 全世界のロボット工学が、究極的に目指すべきものは、パルクールではないか。人類にとって、これを上回るほどの高貴な営みはない。だからもちろんロボットも、このいわゆる‘王者のスポーツ’をマスターすべきだ。実際、それは本当に高貴な人間と高貴なロボットにのみ、ふさわしいスポーツだから。

Boston Dynamicsが最近発表したニューバージョンのSpotMiniは、消費者好みの、丸みのある甲冑を身に着けていて、前ほど怖くはなかった。でも今度は、同社の二本足ロボット、というか同社の作品群の中でいちばんヒューマノイドらしいロボットAtlasが、われわれを釘付けにする。

今度のAtlasは、高さのあるブロックからジャンプし、空中で完全な回れ右をする。ジャンプの高さはかなり高くて、後ろ宙返りもする。そしてそのあとの、誇らしげなしぐさ! そこまでやんなくても、きみの凄さは分かるよ、未来のデストロイヤーくん。

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着せ替え携帯「Moto Z」の最新モジュールはスマホをポラロイドカメラに変える

Moto Zのモジュラー式背面パネル(Modと呼んでいる)は当たり外れがかなりある(大方が外れ、というのが正直な感想)。でもこれはかなり賢い。確かにPolaroidのInsta-ShareプリンターのMoto Modは、 誰かがMotorolaのフラグシップ機種を買いに走るような代物ではないだろうが、アクセサリーをマグネットスナップオン式にする意味のある事例ではある。

このPolaroid Modが最初にお目見えしたのは今年2月のMobile World Congressで、今週出荷が始まったAlexaスピーカーと一緒だった。これはまさしく見ての通りの商品だ。小さなフォトプリンターがスマートフォンの背中に貼りつく。ほかのModと異なり内蔵カメラを拡張することはない —— 代わりに丸い切欠きがあって、そこから頼りになるMotorolaのデュアルカメラが覗き見できるようになっている。

このアドオンプリンターは、ZINKテクノロジーを使ってカメラロールやFacebook、Instagram、Googleフォトなどのサイトの写真を2 x 3インチ(5 x 7.5 cm)サイズでプリントする。これでもうプリンターを持ち歩く必要はない!よさそうな話だと思うだろう?もちろんよくある問題はModにも当てはまる。まず、価格は199ドルでこれは完璧に役に立つスタンドアロン版のPolaroidプリンターより今のネット価格で80ドル高い。

しかも、ここで言う携帯性は相対的だ。実はまだ試していないのだが、ポケットにすんなり入るようには見えないので、毎日持ち歩くものではおそらくない。もっとも、そもそも背面をつけたり外したりするのはMoto Zの本質なのだと私は思う。

興味のある人はMotorolaのサイトで今すぐ予約できる。今月末にはVerizonの店舗に並ぶ予定だ。

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スマートイヤホンのDoppler Labs、5000万ドル調達後に廃業

スマートイヤホンのメーカーで、これまでに5000万ドル以上の資金を調達しているDoppler Labsは、現金が枯渇し万策尽きて廃業した。Universal Music、Live Nation、Chernin Groupらが出資していた。

同社は今日(米国時間11/1)午前、顧客に向けて自社サイトに最後のメッセージを載せた。

もっともよく知られているのは、同社が開発したAppleのAirPods対抗のイヤホン、Here Oneで、ノイズキャンセリング機能のほか、”active listening” と呼ばれる周囲の雑音や交通、ジェットエンジンなどの音だけを消し人の声を聞けるしくみを備えている。

Wiredの長いインタビューで、CEOのNoah Kraftは、「ビッグファイブ」(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)との買収交渉は進展せず、Here Oneの低調な販売(2万5000台を売ったのみ)の結果追加の資金調達に走るほかなかったことを打ち明けた。熾烈なハードウェア世界には向いていなかったようだ。

「いまいましいことにハードウェアビジネスを始めてしまった。ほかに言うことなない。やるんじゃなかった」とKraftはWiredに話した。

この会社は比較的早くワイヤレスイヤホンのアイデアに目をつけ、初期製品のHere Active ListeningでKickstarterプロジェクトを立ち上げた。音楽の再生すらできず同社のアクティブリスニング機能だけを利用した製品だったが、それでも63万5000ドルの資金を集めた。当時Kraftはこのデバイスを、後に出す製品の「概念実証」だと話していた。

後に出たとの製品がHere Oneで、初期のデモは大いに私の興味を引き興奮を呼んだが、結局製造や機能の遅れで出鼻をくじかれた。このデバイスのアキレスの踵は非力なバッテリー寿命で、このため日々のリスニングを向上させるという約束の大部分が果たされなかった。当初同社の幹部はバッテリー寿命はAirPodsと同等と報道陣に伝えていたが、最終的に出荷された山ほどの最先端技術を詰め込んだは小さなパッケージには、1回の充電で2~3時間しか使えない代物だった。

誰の耳の中にもコンピューターのある世界、というDoppler Labsの先見的ビジョンが花開く日は来るのかもしれないが、それは別の会社が挑むべき課題になるだろう。

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GoogleがHangouts Meetによる会議用に専用ハードウェアキットを発売

Googleのビデオ会議サービスHangouts Meetに、Google製の専用ハードウェアが登場した。今日(米国時間10/31)の発表によると、そのHangouts Meetハードウェアキットには、タッチスクリーン方式のコントローラーとスピーカー兼マイクロフォン、4Kカメラ、そしてコントロール機としてASUS製Chromeboxが含まれる。

そのChromebox(機種名: Asus CN62)は、このキットの神経中枢だ。Chromeboxは、Chromebookラップトップの‘Mac Mini’みたいな存在だが、Chromebookに比べるとあまり売れていない。でも、廃版になることなく、今日まで生き延びている…Dell, HP, Acer, Asusなどが作り続けている。 そしてそれらは主に、店内の商品説明用や、企業の受付のデスクなどで使われている。

これまでGoogleは、AcerやASUSのChromebox用に、999ドルから1999ドルという価格で、ミーティング・キットを売ってきた。でもそれは、HangoutsがMeetとChatに分離する前のことだ。ちょっとややこしい話だが、今回の新たなハードウェアキットは、Hangouts Meetと、 G SuiteのEnterpriseエディションの顧客向けなのだ。

コントローラーにタッチスクリーンを採用するのは、今回が初めてだ(が、Hangoutsの会議用にタッチスクリーンが使われるのはこれが初めてではない!)。Googleによるとそのタッチスクリーンは、10インチのMIMO Vue容量性ディストリビューションで、HDMI入力があり、キットとは別に約499ドルで売られる。

Googleによるとスピーカー/マイクロフォンは同社が設計デザインし、大きな部屋などでは5つを連結して声を拾える。そのセットアップ方式には、きっと同社のGoogle Homeにおける経験が役に立ったのだろう。

このキットのカメラは、Huddly GO 4Kセンサーカメラだ。Huddlyはノルウェーのスタートアップで、最近シリーズBで1000万ドルを調達しており、製品および売り方はリモートミーティング市場に特化している。Huddly Goを単独で買うことは今はできないが、Huddlyのサイトで予約はできる。発売時期は未定だが、価格は499ドルだ(Googleが同社を買収してしまえば別の話になるが)。

ハードウェアのアップデートと並行して、ソフトウェアの新たな機能もある。まず、会議を録画してそれを自動的にGoogle Driveに保存できる。会議の参加者は最大50名に増加、12あまりのミーティングからダイヤルインできる。それぞれのローカルアプリが、その場所からの正しいダイヤルイン番号を参加者に自動的に割り当てる。ただしこれらの新機能は、一気に全体ではなく、徐々に展開される。

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Googleの “Fast Pair” がAndroid端末以外でも利用可能に

先月のGoogles Pixel 2イベントでは山ほどのニュースを発信したGoogleだが、Fast Pair機能の扱いは比較的軽かった。それは理解できる ―― あのイベントでは言うべきことが多すぎた。しかも新イヤホンのPixel Budsにとって最大の売り物からは程遠かった(その称号はBabelfish風のリアルタイム翻訳機能に贈られる)。

Fast PairはAppleがW2チップを使って提供しているのと似た機能で、数回タップするだけの簡単手間いらずにBlutoothペアリングができる。もちろんFast Pairには大きな利点がある。互換性だ。当初Googel Pixel専用として公開された同機能が、Google Play 11.7以上の動くAndroid端末全機種向けに公開される(Android 6.0以降が必要)。

AppleバージョンはAppleのAirPods(および後続のBeats機種)の目玉機能だが、Googleの売りはもちろん適用範囲の広さだ。Androidメーカー各社と協力するだけでなく、Fast Pairは様々なメーカー製のBluetoothヘッドホンとも互換性がある。Pixel BudsおよびLibratoneの名機Q Adaptが最初に対応を発表し、Plantronics Voyager 8200ヘッドセットも近く仲間入りする。

GoogleはFast Pair対応のために特定の早期パートナーと共同作業しており、選択の幅はまだかなり限られている。しかし、数多くのヘッドセットに開放するとともに、Googleは同社の公開フォーラムで「Bluetoothアクセサリー」メーカーにも声を掛けている ―― これはGoogleがFast Pairをヘッドホン、ヘッドセット以外のもっと幅広いデバイスで使うことを想定した行動だ。

Pixel Budsは、新しい端末のヘッドホンジャックを廃止するという決定に消費者の支持をとりつけるために社内で開発された。Fast Pairを互換デバイスエコシステムに広く開放することで廃止のショックを和らげられるはずだ ―― そして多くの端末メーカーがジャックを取り除く可能性も広がるだろう。

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iPhone Xの予約販売はeBay上に利食い売りが殺到、1500ドルの即決価格が中心

【抄訳】
iPhone Xの需要は、Appleによると“量り知れない”から、この新製品は数分で売り切れた。それにたぶん、発売日の在庫量少なすぎたんだけどね。複数報道によると、予約受付開始からわずか10分後に、全機種の発売予定日が2〜3週間後から最大5週間に延ばされた。そしてその希少性に目をつけた売り手たちが、自分の予約権をeBayで利食いし始めた。消費者の需要のものすごい強勢に、つけ込む気だ。

eBayからの最新の報告によると、今日(米国時間10/28)の太平洋時間深夜12時に始まった予約販売の開始後45分以内に、1200件あまりが‘出品’された。

今“iPhone X”で検索すると、出品数は4480件あまりある。その多くは、オークションではなくて即決価格のみだ。

eBay上の“iPhone X”の検索回数は、同社によると、深夜から東部時間午後1時までに36555を数えた。

即決価格の平均を今言える段階ではないが、現状はeBayによると1500ドルあたりが中心価格だ。

なおiPhone Xは64GBモデルが999ドル、最大の256GBモデルが1149ドルだ。1500ドル(これはたぶん64GBモデル)は言うまでもなく相当な利食いだ。

いわゆる、当て食いというやつもある。すごい高値をつけて、これでも買うやつがいるはずだ!という売り方だ。下図では、6万ドル、3万ドル、2万ドルという超高値をつけている。


新型iPhoneに6万ドル払うやつが現れるといいね、幸運を祈る!

発売日まで待ちきれない人は、こんな買い方もいいかもしれない。自分の好みのタイプを選べるしね。

【後略】

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GoogleがPixel 2 XLの画面の焼き付き問題を目下精力的に調査中

GoogleのPixel 2 XLは先週発売されたばかりだが、週末にかけて、そのOLED画面に焼き付き(ゴースト)の兆候があるという報告が上がってきた。画面をoffにしてもボタンなどのUI成分がかすかにわかる、というのだ。

Googleのスポークスパーソンは、同社が今その問題を調査中であることを確認した:

Pixel 2 XLのスクリーンは最新のPOLED技術により設計されており、QHD+の解像度および広い色再現域や高いコントラスト比により、自然で美しい発色と描画能力を有している。すべてのプロダクトは製造過程および発売前に徹底的な個別の品質検査を経ている。この報告については、目下集中的に調査中である。

日常的な利用には支障のない問題のように思えるが、焼き付きは、長期的にはだんだん目立ってくることが知られている。だから初期のテスターたちがすでにこの問題を経験していることは、良い兆候ではない。

この問題は今のところ、LG製の大型機Pixel 2 XLだけに見られるようだ。

ぼくも、表示が変わったときに前の画面の下の方のナビゲーターバーのゴーストを経験したが、それは数秒で消えるからいわゆる焼き付きではないと思う。

OLEDディスプレイは一般的にまだ技術としての完成度が低く、いくつかの既知の問題がある。しかし今回の症状は、もっと深刻かもしれない。ぼくの場合はグレーのバックグラウンドをダウンロードしてから、目をこらして画面の下の方を見ると、やっと残像が分かる程度だったから、全ユーザーに影響のある重大な問題ではない、と思っていた。でも今回の報告は、結果を注視する必要がありそうだ。

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スムージーのインターネット(IoS)がやってきた

ふだんは、プレスリリースからの直接の引用は記事中で使わない方針だけど、でもときどき、“NutriBulletはスムージー作りのアートを次のレベルへ上げました”なんてのがあると、えっ!と思って飛びついてしまう。これまで何年も、スムージー作りの未来を待ちわびていた者にとって、その答は明らかだ: スムージーのインターネット(Internet of Smoothies, IoS)だよ。インターネットに接続されたスムージーの夜明けがやってくるとき、あなたはその仲間に加わるか、それとも栄養学的退化に直面するのか。

NutriBulletは、それ自身がコネクテッドではなく、それを操作するアプリがiOS/Androidでインターネットにつながる。そのスマホへの接続は、本体内蔵のBluetoothで行う。そして情報を、ダイレクトにモバイルデバイスに送れる。これは、これまででいちばん馬鹿げたスマートデバイスか? でもない(‘いちばん馬鹿げた’はあまりにもバーが高すぎる)。でも、かなりあほらしいし、完全に不必要なデバイスだ。が、ぼくはなぜか、試してみたくたたまらなかった。

この一人用のブレンダーはセンサーを内蔵していて、食材を検知するから、材料を入れすぎたり、カロリー爆弾を作ってしまうおそれがない。ブレンダーは一般的に、糖類の過食になりやすい機材だ。Jamba Juiceから人類が得た教訓は、グリーンな食材を液状に粉砕したからといって、それが“健康食品”になる保証はない、ということだ。

このNutriBullet Balanceと呼ばれる製品は目下予約受付中で、ホリデイシーズンに定価180ドルで発売される。今Amazonで売ってるさまざまな同社製品の倍以上の価格だから、要注意。しかも、この前ぼくがAmazonで買った30ドルのブレンダーは、毎朝まじめに、ホウレンソウとケールのドリンクを作ってくれる。

その30ドルのブレンダーは、たしかにスマート(電脳)デバイスではないが、安いしよく働く。NutriBulletでは、いろんな情報をスマートフォンに手入力しなければならない。忙しくて野菜をなかなか食べられないわれわれには、それも面倒な作業だ。

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AmazonのAlexaデバイスが声で個人を識別できるようになった…Echoの各人利用が可能

Amazon Echoの最大の盲点のひとつが解決した。ついに、やっと、今日(米国時間10/11)から、声を聞き分ける機能が加わったのだ。家族のいる家庭では、声を認識してEchoの利用を個人化できる。ショッピングリストや音楽の選択などを、個人別にできるのだ。

この機能は、Googleより何年も前に音声アシスタントの提供を始めたAmazonが、Googleに後れていた部分だ。Googleはこの機能を4月に発表し、製品は大家族にとって魅力的になった。

今のところ、この機能が使えるのはFlash Briefings(ニュース速報)、ショッピング、Amazon Musicのファミリープラン、AlexaとAlexaの通話、入呼の名前呼び出しだ。今後もっと増えるようだが、まだ具体的ではない。そして今後は、もっと多くの人の声を識別できるように“お利口になる”そうだ。

この機能は今後数日間で全面的に展開される。始め方は、スマートフォン上のGoogle AssistantやSiriのセットアップと同じだ。モバイルアプリのセッティングで“Your Voice”をセレクトし、一連のデモコマンドで、ソフトウェアにあなたの声をおぼえさせる。詳しい使い方は、AmazonのHelpページにある。

対応デバイスは、Echoのほかに、AmazonのアカウントのあるそのほかのAlexaデバイスだ。

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Amazon、Kindle Oasisを防水に。7インチ画面とAudible再生も

Amazonが先週の大発表イベントで新しいKindleを出さなかったことに、がっかりした人は多い。だが心配はいらない。Amazonはハードウェアのルーツを忘れてはなかった。思えば7月のプライムデーは、アメリカでも世界でもKindleが一番売れた日だった。先日Kindleの発表がなかったのは「イベントをAlexaに特化するため」だった。

AmazonはKindle十周年(11月9日)よりひと月ほど早く、ハイエンド機Kindle Oasis の改訂を発表した。この新しいKindleは初めてIP8クラスの防水機能を備え、海岸や風呂で読書を楽しめる(Koboには数世代前からある機能)。Bluetoothを使ってAudibleを直接再生することもできる。

今回の改訂は最初のOasisが出てから一年半後になる。最高級Kindleリーダーである同機種は、比較的狭い範囲の消費者がターゲットになる。単一機能の高級機に相応の値段を払える人たちだ。新Oasisの価格は249ドルから。

同社で最高解像度(300 PPI)のスクリーンはサイズが7インチ。これはAmazonが何代か前に決めたかにみえたEリーダー標準サイズよりも1インチ大きい。巨大なKindle DXなどの大画面もあったが、Amazonや主要ライバルの本命は常に6インチだった。

もちろん大画面の魅力は明白だ。ページあたり30%多くのテキストが表示されるので、ページをめくる回数が減る。マンガのような画像中心の作品を読むのにも有利だ(私はEリーダーの漫画をまだおすすめしないが)。欠点も同じく明らか:場所を取ることだ。

それでもAmazonは、比較的薄いのでズボンのポケットにも入るように作ったと言っている。それはこの手の製品のベンチマークのようになっている ―― もちろん人によって違うが。

画面が広いということは、バッテリーを収納する場所が増えたことを意味する ―― しかしこの会社はまたも裏面にバッテリーが不格好に飛び出すデザインを選択した。バッテリーが一か所に集中しているということは、重量が均一に配分されていないという意味だが、ほとんどの重さを手のひらで支えるようにデザインされている。

画面の明るさはAmazon史上最高だ。LEDが前機種の10個から12個に増えたため、いっそう均質な照明を得られる。ガラスもAmazon最強で、自社製のゴリラガラス相当品だと会社は言っている。いずれも小さいけれども気の利いた最高級Eリーダーにふさわしい工夫がなされている。

物理的ページめくりボタン ―― 正直なところ初代Oasisで一番うれしかったのがこれだった。これも小さなことだが、Barnes & NobleがNookの製造を中止していらい本当に待ち焦がれていたからだ。加速度計も内蔵しているので持ち方に応じて方向が自動的に切り替わる。左利きの読者に朗報だ。これは横位置でも読めるという意味でもあるがおそらくあまりアピールしないだろう。

内蔵BluetoothのおかげでAudibleの再生が可能になった。AmazonはKindleの旧機種にもアクセシビリティ対応として同機能を追加する予定だが、Oasisが先になった。テキストとオーディオのセットで本を買ったユーザーがこの機能を利用できる。

ソフトウェアにもちょっとした工夫が加わった。フォントサイズの段階が増え、どのフォントもボールドにできるようになった。テキストの行端揃えも可能になった。新OasisはAmazon独自ファイル形式のほかに、TXT、PDF、MOBI、およびPRC。これは、私のようにEPUBファイルを大量に使っている者にとってはがっかりだが、Amazonの囲い込みとストアの重要性を考えれは当然ではある。

もうひとつ、例によって拡張メモリーはないが内蔵メモリーが8 GBに倍増した。32 GBモデルもある。メモリーの拡大はAudibleファイル用のローカルストレージが必要なためだろう。充電ポートはまだmicroUSBだが、高速充電で2時間でフルになる。これ約6週間に相当する ―― 以前のOasisより2週間短いが、それでもかなりの読書時間だ。

新Oasisは今日から予約受付中で、ハロウィンに発送される。価格は249ドルからで、LTE対応の32 GBバージョンは100ドル高くなる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GoogleはPixelのヘッドフォーンジャックをなくしてベゼルのないスマートフォンに接近

ヘッドフォーンジャックの消滅は、まるでドミノ倒しのように各企業に伝染している。今日(米国時間10/4)倒れたGoogleドミノは、同社のスマートフォンからあの、かつてはどこにでもあったポートをなくしたが、それは今となっては勇気や度胸とは無縁の決断だった。ジャックを取り去る動機は、最近のモバイルの動向を見れば明らかだ。そしてPixelも、近いうちに、エッジツーエッジ(ベゼルレス)のディスプレイに移行したいのだ。

GoogleのプロダクトチーフMario Queirozは今日(米国時間10/4)のイベントのあとで本誌にこう語った: “ジャックを消した主な理由は、今後のメカのデザインに備えるためだ。ディスプレイをできるだけエッジに近づけたい。それをやるなら、早い方がいい、というのがチームの意見だ。昨年はまだ早すぎたかもしれないが、今年はすでに、市場にいくつも登場している”。

Queirozによると、今回、AppleのAirPodと競合するPixel Budsを出したのも、もちろん同じ動機からだ。同社はジャックを外して市場への開口部を作り、Assistant〔マイク/スピーカ内蔵〕をもっと身近にするハードウェアにも近づいている。そして一方では、TranslatorがDouglas AdamsのBabelfishの実世界バージョン〔SFではないバージョン〕に変わる。

ベゼルの避けられない死が迫っていることは、同社が大型のPixel XLでP-OLEDを採用したことにも表れている。プロダクトマネージャー相当VP Brian Rakowskiはこう語る: “たしかにまだ新しい技術だけど、スクリーンがサイドまで回りこむ設計にはぜひ挑戦したい。それでいてしかも、手に持ちやすくて、ディスプレイそのものを握る必要はない。ユーザーに接近感を与えるデザインになり、背板がなくなることによって、カーブがもっとまるくなる”。

今回のPixelを見るかぎり、Googleがまだそこまで行ってないことは明らかだが、なぜそれでは、AppleやSamsung、LGなどの後(あと)をすぐに追わないのか? それは、前面スピーカーがスクリーンの側面にある、という設計のせいでもある。

Queirozによると、ユーザーにスマートフォンを持つための場所(どこを持つのか)を与える、という意味合いもある。“ディスプレイを握っている、という感じにはしたくなかった。そのために、かなり苦労した”、と彼は説明する。そしてHTC U11のActive Edge機能〔エッジがタッチインタフェイスになる〕からヒントを得たPixel 2は、人間が手で握る場所を増やすことにも、貢献しているのだ。



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google PlayもAmazonもハリウッドを抑えたAppleに横並びで4Kムービーを20ドルに

今月(2017/9/)初めの新型iPhoneのお披露目のとき、Appleは4KのApple TVをついでに発表し、それ用の4K HDRのタイトルは20ドルから、とした。しかもAppleは、すでに購入している映画を自動的に無料で4Kにアップグレードする、と約束した。

そして今度は、Appleのうしろを走ってるかのようなGoogleが、Play Movieから提供するUHDタイトルは19ドル99セント、と発表した。

Android Policeの記事によると、Spider Man HomecomingBaby Driverなどの新たにリリースされたタイトルは、20ドルだった。

そして昨日(米国時間9/26)は、AmazonもAppleと並んで走りだし、4Kのタイトルを19ドル99セントに値下げした。わずか5ドルのものもある。

8月の終わりごろのWSJの記事は、Appleとハリウッドが、4Kムービーの20ドルというプライスをめぐって真っ向から対立している、と報じた。映画会社側の希望額は25〜30ドルだった、といわれる。

当然、勝ったのpはAppleの20ドルだ。UHDタイトルを安くしようとしているAmazonとGoogleは、Appleの頑張りに感謝すべきだろう。

Android Policeの記事については、今Googleに確認を求めている。得られ次第、この記事をアップデートしよう。

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Google PlayもAmazonもハリウッドを抑えたAppleに横並びで4Kムービーを20ドルに

今月(2017/9/)初めの新型iPhoneのお披露目のとき、Appleは4KのApple TVをついでに発表し、それ用の4K HDRのタイトルは20ドルから、とした。しかもAppleは、すでに購入している映画を自動的に無料で4Kにアップグレードする、と約束した。

そして今度は、Appleのうしろを走ってるかのようなGoogleが、Play Movieから提供するUHDタイトルは19ドル99セント、と発表した。

Android Policeの記事によると、Spider Man HomecomingBaby Driverなどの新たにリリースされたタイトルは、20ドルだった。

そして昨日(米国時間9/26)は、AmazonもAppleと並んで走りだし、4Kのタイトルを19ドル99セントに値下げした。わずか5ドルのものもある。

8月の終わりごろのWSJの記事は、Appleとハリウッドが、4Kムービーの20ドルというプライスをめぐって真っ向から対立している、と報じた。映画会社側の希望額は25〜30ドルだった、といわれる。

当然、勝ったのpはAppleの20ドルだ。UHDタイトルを安くしようとしているAmazonとGoogleは、Appleの頑張りに感謝すべきだろう。

Android Policeの記事については、今Googleに確認を求めている。得られ次第、この記事をアップデートしよう。

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Amazon、130ドルのEcho Spotでスマート目覚まし時計と対決

これまで多くの人たちが、スマートクロックを世に送り出そうとして挑戦と失敗をくりかえしてきたが(Chumbyを覚えてますか?)、この約束を果たすのにAmazonほど良い位置にいるものはない。それは、実質的にちいさなEcho Showだ。Echo Show × Echo Dot = Echo Spot。おわかりだろうか?

Echo Spotは半球形デザインに2.5インチディスプレイを備える。Amazon曰く、Echo Spotは(Echo) Showにできることは何でもこなす ―― ハンズフリー通話やビデオ通話の発信も。しかし、この新しいSpotはこれまでよりずっと求めやすい130ドルという価格だ。Dotと同じく(そしてShowとは異なり)Spotはその手のひらサイズゆえに内蔵オーディオに関しては貧弱だ。小さなEcho Dotと同じく、オーディオ出力とBluetoothを備えているので、外部スピーカーに繋ぐことはできるが、内蔵スピーカーはない。

AmazonはSpotがEcho Dotのような目的で使われることを望んでおり、一部屋に1台設置するようユーザーを説得している ―― ただし、130ドルという価格は50ドルのDotよりはるかに敷居が高い。この値段なら、枕元の目覚まし時計に取って代わることは有望だ。

Amazonが提供してきた防犯カメラとの親和性はここにも生きている。それ自体興味深い利用場面であり、ユーザーは玄関先の様子を一瞥できる。私が思うに、今日のイベントで発表された様々なEchoファミリーの中でも、Spotは特に魅力的だ。Showよりもずっと見栄えのする製品であり、フォームファクターもずっと扱いやすい。

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しかも130ドルと、Showよりもずっと手頃価格だ。上位機種に興味はあるが価格に疑問を持っていた人たちを引き付けることはほぼ間違いない。12月の発売日も偶然ではない。Amazonは来るホリデーシーズンにこれを大量に売るつもりだろう。実際、Spotがシーズンで一番売れたEchoになっても驚きではない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook