Chrisは後付用スマート車内アシスタント

ビデオでは German Auto LabsのCEOのHolger WeissがChrisをデモしているところが見られる。このスマートアシスタントは自動車に後付し、音声とジェスチャーでスマートフォンをコントロールできる。

運転中にメッセージをやり取りするのに大変便利だが、Weisはこのスマートアシスタントにははるかに大きなユースケースがあると確信している。Chrisはオンラインストアですでに販売されている。

ビデオではドライバーがChrisに「ダニエルに10分遅れる。着いたら電話すると伝えてくれ」と音声で命じるところがデモされている。またChrisで用いられるジェスチャーは上下、左右、ハイタッチ(広げた手を近づける)の3種類のみで、覚えやすく安全性も高い。CEOのWeissは「Chrisはメッセージに使えるだけではない.。デジタル版コ・ドライバーだ」と強調している。

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滑川海彦@Facebook Google+

なんとLEGOで実物大シボレー・トラックを製作、新作ムービーも3月公開へ

なんとLEGOブロックでシボレー・シルバラードを作ってしまったチームがあった。出来上がったトラックは実物大で、シボレーと2月に公開される新しいLEGO Movie[日本では3.29公開] のCMのためだという。 素材には子供向け大型おもちゃ用のDuploブロックを使っているようだ。映画ではこのブロックは宇宙から来たことになっている。

ともあれ、LEGOのシルバラード2019は全高180センチ、自重1.5トンという大物だ。組立てられたのはコネティカットのLEGO Master Builders作業場で、使われたLEGOは33万4544ピース。組立には18人で延べ2000時間かかったという。シボレーでは「われわれの車がLEGOで実物大で組立られたのはこれが初めて」だと保証している。

ビデオは30秒程度の短いものだが、18人のモデラーがコンピューター・モデリングを使って一糸乱れず協力して作業しているところは見ものだ。


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滑川海彦@Facebook Google+

GoogleがAndroidウェアラブルの希少定数Fossilのスマートウォッチ技術を$40Mで入手

Google Pixelシリーズのウォッチ製品Pixel Watchの噂はかなり前からあった。GoogleにはAndroid OSのウェアラブル版Wear OSがあるぐらいだから、Googleがウェアラブル製品を出してもおかしくない。というわけで同社はやっと、その気になったようだ。今日(米国時間1/17)、Fossilは、同社のスマートウォッチ関連の知財をGoogleに4000万ドルで売る、と発表した。

これは、Googleにとっても良いスタートではないだろうか。この商談は“現在開発中のスマートウォッチ技術”が対象であり、Fossilの社員数名がGoogleに移籍することも含まれている。

GoogleでWear OSを担当しているVP Stacey Burrが、声明文の中でこう言っている: “健康とシンプルであることと個人化と利便性に配慮したウェアラブルには、ユーザーが求める情報と知見を素早く一目で提供することにより、その人生を良い方向に変える機会がある。Fossil Groupの技術とチームを得たことは、Googleがウェアラブルに本気であることを示すものであり、スマートウォッチのポートフォリオを豊富にすることによって、活動的で楽しいことを求める消費者たちの、絶えず進化しているニーズをサポートする意思を表すものである”。

Pixelスマートフォンに加えGoogleがスマートウォッチも作ることは、究極的に、同社のオープンなオペレーティングシステムの実証基盤をGoogleが持つことになる。ウェアラブルは一般的にこのところ市場で苦戦しており、Wear OSもその例外ではない。ブランド名とデザインを変えても、低迷の蜘蛛の巣は消えなかった。むしろ、Fossilだけは希少定数として市場に生き残り、ソフトウェアに注力しながら、リーズナブルな価格のフィットネス向けスマートウォッチを一貫して開発してきた。

スマートウォッチというカテゴリーは依然としてAppleが支配し、最上位コンペティターのFitbitとSamsungはそれぞれ、Pebble由来のFitbit OSとTizenに向かった。それにより、Androidウェアラブルのブランド差別化の重荷がGoogle一人の肩にかかることになったが、しかし今回縁を得たFossilのチームには、堅実なウォッチハードウェアを作るノウハウがある。良縁、と言えるのではないだろうか。

Fossilが発表声明の中で言うことを忘れなかったのは、同社には200名のR&Dチームが残ることだ。優秀な技術者の一部を失うものの、ウェアラブル技術の追究は今後も十分に続けられる。

FossilのEVP Greg McKelveyが声明で言っている: “Fossil Groupはこれまで、ウェアラブルのビジネスで大きな成功を経験してきた。それは製品のデザインと開発に集中し、また消費者のニーズとスタイルの好みをしっかり理解してきたことの成果である。われわれは先進的な技術を開発してきたため、弊社の既存のスマートウォッチプラットホームは他のプラットホーム〔Google〕の改良にも資するものである。Googleをわれわれのイノベーションパートナーにすることによって、ウェアラブルにおける成長の開錠を今後も無限に繰り返していきたい”。

何か既視感があるな、と思ったらこれは、GoogleとHTCの契約に似ている。あのときGoogleが得たのはスマートフォンの開発製造技術だが、今回はそれよりもやや小規模に、スマートウォッチの優秀なチームを獲得したのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoogleがPixel 3 Liteでヘッドホンジャックを復活か

Pixelファミリーの次期メンバーの噂はクリスマス直後から漏れ始めていた。そして今、噂のPixel 3 Liteが、3分間のYouTubeビデオのおかげで見えてきた。ビデオではGoogleのフラグシップ製品ラインに追加される格安機種と思われるものが紹介されている。

おそらく一番興味深いのは(第3のPixel 3モデルの存在そのものを別にして)ヘッドホンジャックの復活だ。初代Pixelでヘッドホンジャックに関して騒ぎを起こしたあと、Googleは次機種ですばやく方針転換した。

製品ラインへの中級機種の追加は、ヘッドホンジャックを復活させる理想的理由だったのだろう。最近はBluetoothヘッドセットがずいぶん身近になってはきたものの、専用ヘッドホンは、端末代を節約したい人々にとってはいまだに高いハードルだ。

コスト削減の要因は、Snapdragon 670とプラスチックボディーの採用や第二セルフィーカメラの省略などだ。全体的に見て同端末はGoogleのiPhone XR対抗のように感じるが、背面カメラの構成は高価な兄弟機種とほぼ同じように見える。これは、最近の端末では重い画像処理を(ハードウェアではなく)AIが受け持っているからだろう。

元々Pixelの各機種はAppleやSamsungのフラグシップ機よりも低価格だが、Googleにとって新機種の追加は、Androidがローコスト機種でも輝けることを示すよい機会になるかもしれない。

アップデート:ビデオは(驚きではないが)元の投稿者によって削除されたようだが、その後 別の投稿者が再浮上させた

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebook、Amazonに書いたPortalの好意的レビューを削除するよう社員に依頼

Facebook Portalの評判は、よく言って、賛否様々だ。進行中のプライバシー問題とパッとしない反響は、Facebookが初の自社開発ハードウェアに期待した結果ではなかったに違いない。それにも関わらず、PortalPortal PlusはAmazonで4つ星前後の評価を得ている。悪くない。

New York TimesのコラムニストKevin Rooseはこの状況にうさん臭さを感じ取り、「購入済みラベル」付きレビューの多くが、Facebook社員と同じ名前の投稿者によるものであることをTwitterで指摘した。「自社製品をレビューすることはAmazonのルールに間違いなく違反している」と彼は書いた。「そしてこれは、商品の売れ行きを正確に表す指標ではない!」

FacebookのAR/VR担当VP、Andrew Bosworthはすかさずこれに反応して次のようにツイートした。「会社が仕組んだり指示したりしたものではない。発売時に社内投稿で「Facebook社員にはAmazonで販売する当社製品のレビューを〈書いてほしくない〉」旨を伝えてある。投稿者には削除するよう依頼する」

これは発売から間もない同製品にまつわる多くの問題のひとつにすぎない。発売当初Bosworthは、Facebookがこの製品を使って通話を聞いたりデータを集めたりするのではないかという懸念を払拭する必要があると感じていた。そしてこれはFacebookが計算したことではなかっただろうが、同製品への否定的反響にまつわる社内分裂を予感させる結果となった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Alexaのニュースを読み上げる声が、プロの「ニュースキャスター」並に?

Amazonは既に、Alexaに ささやく能力を与えているが、今回はまた別の会話スタイルをアシスタントに与えるようだ。新しくAlexaに与えられるのは「ニュースキャスター」ボイスである。本日(米国時間1月16日)以降、米国内のユーザーがAlexaに向かって”What’s the latest?”(最新ニュースは?)と尋ねると、Alexaはプロのニュースキャスターがニュースを読む際に使う声に近いものを使って反応するようになる。

Amazonの説明によれば、この新しい声は、より真に迫ったニュース配信を行うために、どの単語が強調されるべきかを知っているという。

この新しい声を実現するために、AmazonはニューラルTTS(NTTS:TTSとは「テキスト読み上げ」技術のこと)で最近得られた開発成果を利用している。このテクノロジーはより自然な響きの声を提供し、Alexaの会話スタイルを、要求されたコンテキストに基づいて変えることを可能にする。ニュースキャスターの声に関して言えば、文章の中の適切な単語を強調する、より良いイントネーションを、NTTSが生成するのだとAmazonは説明する。

さらに、Amazonの科学者たちは、音声信号を生成するためにディープラーニングを適用する、直接波形モデリング(direct waveform modeling)と呼ばれるアプローチを採用した。

同社は11月には、この技術の詳細を説明していた。当時の説明では、わずか数時間のトレーニングデータで、同社の最新のTTSシステムが、ニュースキャスタースタイルを使えるように訓練できたと述べられている。また研究者たちは、この開発によって、Alexaや他のサービスが、将来的には他の状況に対して異なる会話スタイルを取り込める可能性が開かれた、と語っている。

AmazonのTTS研究チームのシニアマネージャーであるAndrew Breenは、声明の中で「顧客の要求するコンテキストに基づいて、会話スタイルを変える能力をAlexaに与えることによって、これまでには思いもよらなかった素晴らしい体験を提供できる可能性が生まれました」と述べている。「この新しい方法を使って、皆さまがAlexaからニュースやウィキペディアの情報に耳を傾けるようになることに、興奮しています」。

以下に、以前のテクノロジを用いたオーディオサンプルと、新しいニュースキャスターの声を使ったサンプルを示した。

同社はまた、Alexaがウィキペディアの情報を読み上げる際に、どのようにニューラル音声を利用できるかも示している。

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(翻訳:sako)

本物のチェス盤の上で本物の駒が動いて対戦してくれる一人遊びチェスSquare Off

CESの連中は手強い…週末近くなるととくに。こっちは精神的にも肉体的にも、ばてばてだ。消費者電子製品のすべてをすでに見た気分になっている。するとそのとき、何かがやってきて人のどぎもを抜く。Square Offも、まさにそんな製品だった。本誌の小集会で人びとを感動させ、そして本誌主催ハードウェアピッチオフで優勝をかっさらった。

同社の初めての製品は、ありふれたふつうのチェス盤のように見える。そしてそのことが魅力の要素だ。ボタンを押すと起動し、Stockfishが作ったAIソフトが動き出す。そしてプレーヤーの対戦者の駒を動かす。駒を動かす手は、盤の下に隠れているロットアームだ。駒と盤は電磁石で吸着される。

あまりにも使い古された言葉で恐縮だが、それはまるで魔法のようだ。幽霊とチェスを対戦しているような感じになる。いや、誰もが、ある日ある時、亡きおじいちゃんの幽霊とチェスをしたい、と思ったことがあるだろう。その幽霊棋士には20の難度レベルがあり、そいつとリモートでも対戦できる、ここで

Square Offを作ったInfiVentionのCEO Bhavya Gohilによると、学生時代に視覚障害者のためのチェス盤を作るプロジェクトを立ち上げ、それがのちにSquare Offになった。ローマーで行われたメイカーの祭典Maker Faire Romeで彼らは、その製品が障害のないふつうの人たちでも楽しめることを知った。

最初はKickstarter、その後Indiegogoでもクラウドファンディングを試み、60万ドルあまりを集めた。中国で1年間、製造業の企業経営を学び、その後昨年3月に小売用の製品を発売した。その翌月にはWebサイトを立ち上げた。10月にはAmazonから売るようになりホリデーシーズンには売上が従来の3倍になった。といっても、これまでの総売上は9000台だが、無名のスタートアップで商品がチェス盤で定価369ドル、では、これでも上出来だろう。売上の80%はアメリカで、そのほかはヨーロッパだ。

11月に同社は、110万ドルのシード資金を獲得した。今は、2020年発売予定のバージョン2.0を計画している。ニューバージョンはもっと多芸になり、チェッカーやバックギャモンなど、そのほかの盤上ゲームもできるようになる。いずれAPIを公開するので、デベロッパーたちが自分の発想でいろんな盤上ゲームを実装できるようになる。

CES 2019 coverage - TechCrunch

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Amazon、Fire TV StickのAlexaリモコンをアップグレード

AmazonがFire TV Stickをアップグレードする。本日(米国時間1/15)同社は、Fire TV Stickに、昨秋発売された新バージョンのAlexa Voiceリモコンを付けて販売すると発表した。このリモコンはBluetoothと多方向赤外線の両方に対応し、Fire TV以外のデバイスも制御できる。なおリモコンがアップグレードされてもFire TV Stickの価格は39.99ドルに据え置かれる。

この新型Alexaリモコンは昨年10月に49.99ドルのFire TV Stick 4Kとともにやってきた。テレビ、サウンドバーその他のAV機器の制御だけでなく、入力切替やケーブルTV装置のチャンネル変更などもできる。古いAmazon Fire TVのためにリモコン単体で購入する場合の価格は昨日まで29.99ドルだった。しかし本日、Amazonは価格を50%引きにした。

音声リモコンにはボタンを押してAlexaに話しかける機能もあり、番組や映画を探したりスマートホーム機器の制御、ニュース、天気予報、音楽ストリーミングなども利用できる。

この次世代リモコンの採用によって、Fire TV Stickはテレビ以外のAV機器を制御できるリモコンが付属する40ドル以下で唯一のストリーミングメディアプレーヤーになったとAmazonは言っている。これはFire TV Stickにとって、Rokuのハイエンド音声リモコンがテレビとRokuのワイヤレススピーカーの電源およびボリューム制御中心であることに対するセールスポイントにもなる。

今年のCESでAmazonは、Fire TVプラットフォームがアクティブユーザー3000万人を突破し、Rokuの2700万人をわずかに上回ったことを発表した。中心製品であるFire TV Stickに高度なリモコンを投入することで、Amzaonは2018年のブラックフライデーとホリデーショッピングシーズンのデバイス大幅値下げで奪ったリードを確固たるものにしようとしている。

改定されたFire TV Stickは、Amazonがスタートしたばかりの無料ストリーミングサービスIMDb Freediveを内蔵する最初のデバイスでもある。CESで発表された同サービスは広告付きの無料映画・TV番組を提供する——ライバルのThe Roku Channelへの挑戦だ。その他のFire TVデバイスにはソフトウェアアップデート経由で配信される。

新しいAlexa音声リモコン付きのFire TV Stickは39.99ドル(英国では £39.99 )で今日から予約受付が始まる。Echo Dotとのセット価格は69.98ドル。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Doogeeのスマホは暗視カメラにもなる――タフなモジュラー式でKickstarterに登場

Doogeeは中国のメーカーだが、製品には面白いアイディアが豊富だ。S90はニッチなメインストリームを狙うスマートフォンではないかもしれないが、(もともと控えめだった)ゴールの何倍にもなる金額をKickstarterでプレッジすることに成功している。

モジュラー式というアイディアはMotorolaのMoto Zシリーズがパイオニアだろう。外付けモジュールはピンコネクターで本体の裏側に取り付けることができる。多彩なモジュールが用意されており、機能を大きく拡大する。

モジュールの大半はゲームパッドやバッテリーのように馴染みのある機能だが、たとえばバッテリー・モジュールは5,000mAhと大型だ。しかも屋外使用を前提にした頑丈なモデルだけに、それに特化したモジュールも用意されている。ナイトビジョン・カメラやウォーキートーキーもリストアップされている。セルラー網がカバーしていない地域でもウォーキートーキーを装備したS90同士ではコミュニケーションが可能だ。上のビデオでモジュールの取り付けや操作の様子を見ることができる。

Doogeeでは2月中の出荷を目指している。

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滑川海彦@Facebook Google+

[ビデオ]義歯を3Dプリントで作れたらとても安くなる…Formlabsがそのための素材を紹介


 

光硬化方式の3Dプリンターを作っているFormlabsがCESで、二つの新しい素材を披露した。ひとつは、可撓性(曲げられる)オブジェクトをプリントできるやつ。もうひとつは、義歯をプリントするための素材だ。おかげで、本誌TechCrunchのライターGreg Kumparakがゾンビーにされてしまった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Appleの充電マットAirPowerが生産開始とのうわさ

2017年、Appleはそこに置くだけで複数のデバイスを同時に充電できるQi規格対応のAirPowerマットを発表した。

報道されたところによると電波干渉やオーバーヒートの問題があり、このプロダクトの生産はかなり後ろ倒しになっていて、発売についてほとんど情報がないまま丸々1年が過ぎた。実際、この件についてAppleは完全に黙り込んでしまい、中にはAppleがこのプロダクトをキャンセルしたのではないかと考えている人もいる。

しかしながら今日、AirPowerマットの望みを復活させる新しいうわさが出てきた。

香港のウェブサイトChargerLABが「AirPodsやUSB-Cケーブルの製造を手がけているメーカーLuxshare PrecisionがAirPowerマットの製造を開始した、とサプライチェーンの信用できるソースが言っている」とツイートした。

MacRumorsがツイートをみて、ツイッター内にあるWeChatのスクリーンショットの意味をGoogle翻訳を使って確かめたところ、WeChatの内容はツイートにある情報と一致した。

ChargerLABは、他のメーカーPegatronもLuxshare Precisionと同様に1月21日に生産を開始するだろうとツイートを続けた。6月にあった報道ではPegatronも製造するだとろうとされていて、これらのツイートは少なくとも我々がこれまで耳にしていた情報と合致する。

信頼されているAppleアナリストのMing-Chi Kuoは、AirPowerマットは2019年第一四半期にリリースされるかもしれない、と10月に述べていた。

そうは言っても、これは今のところツイッター上でのうわさにすぎない。

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(翻訳:Mizoguchi)

Amazonのダッシュボタンにドイツの裁判所が消費者保護に違反と判決

【抄訳】
洗剤やトイレットペーパーなど、日用品の補充的購入に便利なAmazonのダッシュボタンに、ドイツの裁判所が消費者保護法に違反との裁定を下(くだ)した。

昨日(米国時間1/11)、バイエルン州高裁は、ダッシュボタンのシステムが、購入に関する十分な情報を消費者に提供していない、と判決した。

原告の消費者団体Verbraucherzentrale NRWは、次のように主張していた:

・Amazonの現在のユーザー規約では、製品が最初よりも高価格になったり、消費者が最初に指定した商品以外の商品を買わされることが、消費者に無断で行われる。

・消費者がボタンを押したとき、そのとき行われる購買行為に関する十分な情報がその時点で提供されない。情報の提供が、購入決定から数か月後になることもある。〔注文のキャンセルは、通常の注文キャンセルと同じ方法で(できる場合は)できる。〕

・ボタン上に、押すと有価購入が行われる、という警告の明記がない。

判決は、裁判所がこれらの主張を認めた結果である。同団体は、裁判所がAmazonの控訴を棄却することを求めている。

Amazonは、本誌TechCrunch宛てのメールで、次のように反論している:

・イノベーションを損ない、消費者の利便性を奪う判決だ。違法性はないと確信しているので、控訴する。

“The decision is not only against innovation, it also prevents customers from making an informed choice for themselves about whether a service like Dash Button is a convenient way for them to shop. We are convinced the Dash Button and the corresponding app are in line with German legislation. Therefore, we’re going to appeal.”

画像クレジット: Amazon

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GoogleがChromecast Audioをお蔵入り

Chromecast Audioは、もうない。“無能な”スピーカーでもGoogleのChromeCast族の一員にできるオーディオドングルの生産を、Googleは停止した。欲しい人はお急ぎを。Googleは今残っている在庫を、定価の35ドルではなく$15ドルで売っている

Googleの声明文は曰く: “弊社のプロダクト群は進化を続けており、ユーザーがオーディオを楽しめるための製品も今や多様化している。したがって当社は、Chromecast Audio製品の生産を停止した。今後も当社はChromecast Audioデバイスのサポートを続けるので、ユーザーは音楽やポッドキャストなどを引き続きエンジョイできる”。

ChromecastそのものはGoogleの大ヒットになったが、Chromecast Audioはつねにニッチにとどまっていた。

明らかにGoogleの今の関心は、人びとがGoogle HomeプロダクトとAssistant、あるいはパートナー製のCast対応スピーカーを買ってくれることにある。Google HomeデバイスはBluetoothスピーカーに接続できるが、今ユーザーの家にあって彼らが気に入っているスピーカーは高い確率でBluetooth非対応だ。Googleは当時、“Bluetoothアダプターは不格好だ”と言っていたが、これからはその逆を言わなければならないだろう。

Chromecast Audioがローンチしたのは2015年で、Chrome Castの第二世代と同時発売だった。その後Chromecast Audioは何度もアップデートされ、マルチルームなどの機能もサポートされた。Googleは今、Chromecast Audioユーザーのサポートは当面続ける、と言っているから、すでに持ってる人も、あと数年は大丈夫だ。

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なつかしい(アナログの)テーブルポンがCES 2019の人気をかっさらう

それはとうてい、‘今週の主なニュース’に載るような話題ではない。それでもいいのだ。Universal Spaceのアナログのテーブルポン(Pong)は、誰も予想しなかった奇襲でわれわれを驚かせてくれる。この卓上マシンは、磁石を使ってポンを実装しているので、レトロ以上のレトロだ。その仕組みは、そのうちわれわれにも分かると思うが。

正方形の“ボール”と、両サイドには二つの矩形のパドルがあり、ホイールを回すとボールは前後へ動く。昔のゲームのように、速く回してボールがコーナーに当たると、ビリヤードのときみたいな短い英語を発する。相手のコーナーにボールが当たると、プレーヤーの得点になる。そういうときは、アーケードふうにオレンジ色のボタンを押すとボールが向こうへ行く。

マシンが対戦相手になる一人遊びモードだと、見ててもっと飽きない。一人遊びでは、マシンを弱い、普通、強いのどれかに設定できる。ちょっと反応が遅いので、慣れるまではゆっくりやった方がいい。

最初はテーブルクロスをかけてふつうのテーブルにしておけば、パーティーのゲストたちに大受けするだろう。お値段は、3000ドルと高い。アーケードモデルは、さらに1500ドル高い。たった一種類のゲームしかできないマシンにしては、大金だ。昔のポンもそうだったが、これを3000ドルぶん(4500ドルぶん)遊ぶだけの忍耐心は、誰にもない。

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Samsungの障害者用外骨格製品を試着して歩いてみた

Samsungの新しい事業であるロボット部門は、その中途半端な姿勢が疑問を喚(よ)んでいるが、でも同時に同社は、そのGEMS(Gait Enhancing and Motivation System, 歩行の強化と動機付けシステム)を嬉々としてデモしてくれた。

デモには、三つの着用型外骨格、A(ankle/足首), H(hip/尻), そしてK(knee/膝)が含まれていた。それぞれ、異なるニーズと筋肉に奉仕するが、歩行アシスタント+介護者の力とバランスのアップ、という機能性は同じだ。

障害者等用の外骨格製品はもちろん、Samsung以前にもいろんな企業が作っている。そのそれぞれが、歩行の補助やリハビリ、あるいは仕事の現場などで難しい作業のアシスタントとして利用されている。RewalkやEkso, SuitXなどの企業が強力な製品を提供しており、また複数の自動車企業がこの分野に投資している。

そんな中で、新人Samsungが何を提供できるのか、まだよく分からないが、確実なのは同社がお金持ちであることだ。ノウハウも、そして優秀な社員も抱えている。ロボットに関しても、本気で取り組めば、きっとすばらしい製品を作れるだろう。

H(hip/尻)システムを試着してみたが、アシストと抗力機能は完成しているようだ。同社の社員は抗力(resistance)機能のことを、水面下を歩くような感覚、と言ったが、もっと良い比喩が欲しいね。アシスト機能は、最初はよく分らなかったが、実際に階段を上がってみると納得できた。

ロボットもそうだが、この外骨格プロダクトも、スマートフォンとテレビとチップの会社と思われている同社の製品群の、どのへんにどうやって収まるのか。次のCESが始まる前に、組織も事業も元気に動き出すことを期待したい。

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この特大サイズのハンドヘルドNintendoは、まるで本物のように動作する

ハンドヘルドのレトロゲーム機は次々に現れては消えていくが、My ArcadeのRetro Champのように、単純にツボを抑えて登場するものはほとんどない。手持ちのNES(Nintendo Entertainment System:米国版ファミリーコンピュータ)のカートリッジを突き刺して、電源ボタンを押せば、ほどなく立ち上がる。これは大きくて親しみやすいスクリーンと、ファミコン互換性も備えたマシンだ。バッテリーは3から5時間ほど持続する。

私はCESの会場で、厳重に管理されていたRetro Champをプレイした。これは最終製品そのものではないが、晩春には発売が予定されている。それは、期待した通りに動作する。そして反応性が良く、使い勝手が良く、笑ってしまうほどの大真面目な下らなさに、私は満足した。とても大きいが、見た目ほどは重くない。

7インチの画面は明るく、発色も良い。反応が良く、デバイスのバランスは良く取られていると感じた。コントロールは欲しい場所についていて、背面には握り易くするための大きな窪みもある。NESカートリッジは一番上に入り(そして写真でわかるように突き出す)、ファミコンカートリッジは底部から入る。

自立させて、ワイヤレスコントローラーを使うためのスタンドもある(ただ標準付属品ではない。価格を低く抑えるためだ)。そしてテレビにHDMIを使って直接接続することもできる、この場合は基本的にNESコンソールの代用品として機能することになる(ディスプレイや出力の解像度などのいくつかの技術的詳細については問い合わせ中だ)。

最後に(そして可笑しなことに)、汚れたカートリッジを清掃するために、何本かの綿棒と小さな溶剤のボトルを格納できるクリーニングキットスペースがある。

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さて、私のような真正レトロゲーム愛好家としての疑問は、当然ながらよくある次のような問題点へとたどり着く:

そう、これは16:9のディスプレイなのだ。そしてもちろんNESのゲームは4:3だった。もちろん、それを切り替えることができる。

そしてこの製品は、単にROMデータをエミュレータにロードするだけではない。エミュレータは一般的なやり方であり、コントロール遅延などの問題は言うまでもなく、不自然な結果や一部のゲームとの非互換性を生み出す。状況は良くなってきているが、間違いなく手抜きではある。

私はクリエイティブディレクターでデバイス開発者の一人であるAmir Davidと話をした。彼は特許出願中である技術的な詳細を語ることはなかったが、実際にNESが行っているやりかたと同じ方法でゲームを実行する、彼ら独自のチップを開発したということは語ってくれた。

したがって、自作ゲームやハッキングゲームなども含み、NESで動作するカートリッジであれば問題なくロードできる。つまり、入手が困難でハッキングされたタイトルのために、EverdriveなどのSDカードローダー付きのカートリッジを利用することもできるということだ。

いくつかの機能、例えば状態の保存などは未定である。それは可能ではあるが、実物そのものではないために、トリッキーな部分もあるのだ。どうなるかは見守りたい。

私はまた伝統的なNESの十字キーの代わりに、4つの丸いボタンがあったことにも注意が向いた。Davidは、どうするのが一番良いかに関するプレイヤーからのフィードバックをまだ待っている最中だと語った。本当のコントローラーを使うならオリジナルの十字キーが良いのかもしれないが、ハンドヘルドスタイルの場合にはそうではないかもしれないのだ。そこで、右側のボタンなども含んで、彼らは幾つかの構成を検討している。リリースまでには何らかの調整が行われるかもしれない。

このデバイスの80ドルという価格は、適正なものに思える。もし家庭用コンソールに絶対的な再現性を求めるならば、5から10倍のお金を支払えば良い。一方世の中には、より安く小さなハンドヘルドデバイス(そのほとんどはエミュレーターを使っている)が存在している。Retro Champは、手持ちのカートリッジを簡単にしかし妥協のないレベルで遊べる仕掛けを、愛好家たちに提供することを目指している。私たちの多くは、箱にしまい込まれたコンソールを所有してはいるが、それをもう一度使うためにセットアップすることは一苦労なのだ。Retro Champは、ゲームに戻るための最も簡単な方法の1つである。出荷は6月の予定だ。

CES 2019の報道 - TechCrunch

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(翻訳:sako)

LedgerのBluetooth通信ハードウェアウォレット

フランスのスタートアップLedgerが、今週のCESで新しいハードウェアウォレットを発表した。デバイスは3月まで出荷されないが、私はデバイスのプロトタイプ版を試用させて貰えた。このLedger Nano Xは、以前のNano Sと似たようなものだが、今回はモバイルでの利用が可能だ。

同社が以前のハードウェアウォレットを発売したのは、暗号通貨ブームが起きる前で、7500万ドルに及ぶ資金調達もまだ行っていなかった頃だ。当時のユーザーエクスペリエンスは、それほど良いものではなかった。

複数の暗号資産の残高にアクセスし管理するためには、それぞれの暗号通貨を管理する複数のChromeアプリをインストールしなければならなかったのだ。しかし、同社がLedger LiveアプリをmacOS、Windows、Linux向けにリリースしたことで、状況はずっと良くなった。

この新しいアプリを使うことで、同じデスクトップアプリから、自分のポートフォリオの残高を確認し複数の暗号化資産を管理することが、ようやくできるようになったのだ。そうなると、論理的な次のステップはモバイル対応である。そのためには、新しいハードウェアウォレットを入手する必要がある。

Ledger Nano Xは以前の製品であるLedger Nano Sとほぼ同じように見えるものの、やや大きめのサイズだ。USBキーのような形をしていて、デバイス上で取引を確認するための小さなディスプレイがある。その中に小さな100 mAhのバッテリー収められている。ウォレットのバッテリは、使用しなければ数ヶ月もつが、アクティブに使用した場合には8時間程度である。microUSBポートはUSB-Cポートに置き換えられた。今回はボタンは、デバイスの側面ではなく、ディスプレイの両側に配置されている。

デバイスを携帯電話とペアリングすれば、iOSまたはAndroid携帯電話からすべてを制御できる。Ledger Nano Xにアプリをインストールして、ウォレットにアクセスし、暗号通貨を送ることができる。iOS上では、パスワードと、オプションでFace IDまたはTouch IDを使用して、アプリをロックすることができる。

Ledger Nano Xの取引を承認する必要があるときには、携帯電話がLedgerデバイスとBluetoothを介してペアリングする。そうすることで、Ledgerデバイス上で取引情報を確認し、デバイス自身の上で取引を承認することができる。

Ledgerが非常に安全である理由は、あなたの秘密鍵がLedgerデバイスから決して離れることがないからだ。取引はデバイス上で直接署名されている。秘密鍵はBluetoothを介して送信されることは決してなく、あなたのスマートフォンがハッキングされても暗号通貨は安全なままだ。

Ledgerデバイスは、ST33セキュアエレメントを使用するようになった。これは、以前のバージョンであるST31よりも少しセキュアである。現在、ディスプレイとボタンに直接接続されているチップは1つだけなので、誰かがディスプレイ上の情報を危険にさらす危険性は少なくなる。

以前のものに比べて画面の高さは2倍になったので。スクロールしなくてもパブリックアドレス全体を表示することができる。最大100種類の暗号通貨アプリをインストールすることが可能だ。デバイスをコンピュータに接続して、デスクトップアプリを使用することも引き続き可能である。デバイスの価格は120ユーロ(138ドル)だ。

情報開示:私は少量の様々な暗号通貨を所有している。

CES 2019の報道 - TechCrunch

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(翻訳:sako)

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猫用の理想的な運動器具がCESに登場

あなたの猫は、運動不足とラザーニャの食べ過ぎで、怠け者のでぶになってないかな? 犬を食卓の近くから追い払ったり、猫をアブダビにメールするのも悪くないが、あなたの毛むくじゃらのお友だちには、全身運動をさせるべきだね。

そこで登場するのが、The Little Catだ。この1800ドルのハムスターホイールは韓国のPet Ding製で、猫が自分の余剰体重を燃焼するのを助ける。もちろん、本物のハムスターは使わない。走路の中央のライトがレーザーポインターみたいに移動するので、猫はそれを追いかける。

そしてAndroidとiOSのアプリで、そのライトが‘走る’速度を調節する。走った距離と燃焼したカロリーも分かる。

今週のCESで見たものの中では、こいつがいちばん馬鹿々々しい、あるいはいちばん賢い製品だ。なにしろ5000社以上が展示出品しているから、疲れ果ててしまった。正しいことを書ける状態ではない、かもしれない。でも確実に言えるのは、猫はこの大きなリングを、人生の空しさの象徴として愛するであろう。毎日が、月曜日のように感じるだろう。

The Little Catはアメリカで3月末に発売される。

Engadget Japanese記事

CES 2019 coverage - TechCrunch

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

世界初の1テラバイトSDXCカード、Lexarから発売

スーパースローモーションの8Kビデオをしょっちゅう撮ってるって? パソコン全体のデータを財布の中にバックアップしたいって? そういう人にはちっぽけな512 GB SDカードは用をなさないだろう。幸運にもLexarが1 テラバイトのカードを作った。たったの500ドル!

テラバイトカードは何年も前から約束されていた——SanDiskは出すと言っていたが、実現していない。Longsys(Lexarブランドを所有している)が先を越していますぐ買えることになった。いや、支払えるというべきか——出荷時期は明らかにされていない。面白いことにLexarブランドは消えかけていたが戻ってきた。このカード復活の理由だったに違いない。

容量以外に特筆すべきことはない。95 MB/sは普通のSDカードと変わらない。厳密にはSDXCだが、みんな単にSDと呼んでいる。

もちろんテラバイトカードはほとんどの人にとって実用的ではない。大方のフォトグラファーにとって、このカードをバックアップする前にいっぱいにすることは困難だし、推奨できない。もしカードが盗まれたり、壊れたり、故障したりしたら大量のデータ失うことになる。

仮に、やりたいとしても、カード全部を読み込むには3時間ほどかかる。これは理想的ではない。当社のビデオチームのメンバーにテラバイトカードを使いたいか聞いてみた。答えは「うーん、ない。絶対ない」。

ただ、カードスロットが2つあるカメラを使っているなら、こういうスーパー大容量カードと、もっと小さなカードを入れて頻繁にバックアップする方法はある。両方に同時書き込みしておけば、カメラ内バックアップになる。ただ、そうであっても1テラバイトはほとんどの人の必要量を超えている。

とはいえ、初めて1ギガバイトのカードが出てきたとき、みんな笑ったものだ——だれが〈そんな〉大容量を使うのか?

8Kビデオが、高解像度のためというより、トリミングや編集のために普及し、さまざまなメディアで高いフレームレートが要求されるようになると、実際テラバイトがすぐに消えてしまう。ときにはワンカットで。だから、あなたもも私もも必要ないとしても、テラバイトカードがニッチ市場を見つける可能性は高い。

ともあれ、まずは発売日を待とう。

CES 2019 coverage - TechCrunch

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

世界初の画面折りたたみ式スマートフォンがいよいよ現実になった

折りたたみ式スマートフォンの噂は何年も前からあったが、ついにそれが実現した。中国のRoyoleという企業がその製品FlexPaiを、今ラスベガスで行われているCESで展示している。ちょっとだけ、いじってみた。

スマートフォンとしても使えるし、小型のタブレットとしても使えるから、どちらかに決めつけることはできない。印象としてはタブレットサイズの方が使いやすそうだが、メーカーはフォーンと呼んでいる。開いたときの画面サイズは7.8インチで、Androidが動いている。

そのAMOLEDディスプレイを折りたたむと、半分サイズになる二つのスクリーンの間に小さなギャップがある。でもそれは、開いたときよりもかなり小さい。でっかいスマートフォンだけど、タブレットに比べればバッグなどにしまいやすい。

アメリカに住んでる人なら、このデバイスのデベロッパーバージョンを1300ドルですでに買える。OSはAndroidだが、ソフトウェアによる独自の機能がたくさんある。たたむと、すべてのコンテンツがスクリーンの片方へ移動する。その動きは、流れるようにとは言いがたいがまあまあだ。

折りたたみスマホ(“画面を折りたためるスマートフォン”)は、SamsungやHuaweiが話題としては先行したが、実物で先頭を切ったRoyoleはエラい! 今後同社は、これを自力で売るのか、それともどこかとパートナーするのか、その両方か? なお、今週の後半にはこの製品のビデオをお見せできるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa