Samsungは来週のイベントで折りたたみ式フォーンを詳しく見せてくれるようだ

Samsungはその最新の小出し情報で、われわれがまだ知らなかったことを何一つ開示していない。でもサンフランシスコまでまた文句を言うために飛ぶよりは、すこしでも良いところをご紹介した方が健康的だ。

Galaxy S10に加えてSamsungは、2月20日に同社のサンフランシスコのイベントで、かなり前から約束していた折りたたみフォーン(フォールダブルフォーン)を、もっと詳しく見せてくれるらしい。“The Future Unfolds”と題するアニメを、その会場で上映するようだ。

思い出せば、同社のデベロッパーカンファレンスではそのプロダクトの“フィーリング”だけを見せてくれたが、製品そのものはミステリーだった。ハードウェアのプロトタイプも、バカでかかった。

来週のイベントでは、未来の製品のもっと詳細を見せてくれるのだろう。名前も、そしてもしかして発売日も。しかしいちばんありうるのは、同社の次の旗艦機がより詳しく紹介されるのだろうな。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

iPhoneの中国における苦難の真相はこうだ

先月Appleが四半期決算報告の修正ガイダンスを発表したとき、同社は不調の原因として中国を特定した。たしかに、iPhoneの売上は前年比で15%落ち込んだが、最近のIDCの調査によると、その下落に中国市場が果たした役割がよく分かる。

その新しい数字によると、同四半期の前年同期比では、中国における出荷がほぼ20%落ち込んでいる。Appleの今後の成長計画にとって重要な市場でこれだけの落ち込みは、相当大きな意味を持つ。市場の12.9%を占めていたデバイスが11.5%に落ち込んだのだ。先月Tim Cookは、この世界最大のスマートフォン市場における落ち込みの理由を、いくつか挙げた。

それらの中で、貿易をめぐる国際的な緊張や、中国経済の総体的な低迷は、Appleだけに影響しているわけではない。しかしスマートフォンの売上は、アップグレードサイクルの遅滞によって全面的に落ち込んでいる。多くのスマートフォンが、現用機で十分に良いから、なかなか買い換えようとしない。さらにまた、今年のXSはこれまでのアップグレードほどドラマチックでなかった。

そんな中でしかし、何かを物語っているのは、ネイティブのスマートフォンメーカーが好調なことだ。たとえばHuaweiは当四半期、23.3%伸びた。上昇気流に乗った企業が、Appleのシェアを食った、とも言える。

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Appleは最新のコマーシャルでアリアナ・グランデなど人気ミュージシャンをミー文字にした

グラミー賞の時期に合わせてApple Musicが、3つの新しいコマーシャルを披露した。それぞれ、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)、Khalid(カリード)、そしてFlorida Georgia Line(フロリダ・ジョージア・ライン)のニューシングルをフィーチャーしている。

各ビデオで、ミュージシャンはミー文字(Memoji)で表現されている(人の形をしたアニ文字(Animoji)の一種で昨年発表された)。そしてその唇が、彼らの最新曲に合わせて動く。ミー文字やアニ文字が大ウケすることはないと思うが、好きな人にとっては楽しいはず。

実はAppleは、昨年のグラミー賞の前にも、アニ文字の唇がChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)やMigos(ミーゴス)に同期する似たようなコマーシャルを作った。

The Vergeの指摘によると、ビデオを最後まで見ると小さな文字で、これらのミー文字は“プロフェッショナルにアニメーションされている”と表示される。だから、唇が歌と同期するアニ文字のビデオの出来があまり良くなくても、がっかりしないように。

画像クレジット: Apple

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密かに画面を録画する有名なiPhoneアプリ

Air Canada、Hollister、Expediaなどの大手企業は、iPhoneのアプリ上のすべてのタップやスワイプ操作を記録している。ほとんどの場合、ユーザーはそれに気付かない。彼らは許可を求める必要もない。

ほとんどのアプリは、ユーザーに関するデータを収集していると考えてもいい。中には、ユーザーが知らないうちに、そのデータから収益を得ている場合もある。しかしTechCrunchは、ホテルや旅行サイト、航空会社、携帯電話のキャリア、銀行、金融会社など、さまざまな人気アプリの中に、ユーザーの了解をまったく得ていなかったり、はっきりと聞かないまま、情報を収集しているものがあることを発見した。それによって、彼らはユーザーがアプリをどのように使っているか、確実に知ることができる。

さらに悪いことに、特定のフィールドについてはマスクしようとしているものの、秘密にすべきデータを誤って曝してしまっているアプリもある。

Abercrombie & Fitch、Hotels.com、Singapore Airlinesなどのアプリも、Glassboxを利用している。これは、顧客の体験を分析する機能を提供する会社だ。同様の機能を提供する会社も何社かあるが、それを使うことで、デベロッパーは「セッションリプレイ」機能をアプリに組み込むことができるようになる。このセッションリプレイを利用すれば、アプリのデベロッパーは画面を録画し、ユーザーがアプリをどのように操作したのか、後から再生して見ることが可能となる。それにより、何がうまく動かなかったか、あるいはエラーが発生していたかどうかを把握することができるのだ。すべてのタップ、ボタンプッシュ、そしてキーボード入力が記録され、実質的にスクリーンショットが取られて、アプリのデベロッパーに送信される。

Glassboxは、最近のツイートで以下のように述べている。「御社のWebサイトやモバイルアプリが、顧客の行動をリアルタイムでありのままに見て、なぜそうしたのかをはっきりと知ることができる、ということを想像してみてください」。

モバイル技術に詳しいThe App Analystは、人気の高いアプリについての分析を同名のブログに書いているが、最近Air CanadaのiPhoneアプリが、セッションリプレイを送信する際に、適切にマスクしていないことを発見した。それによってそれらのセッションを再生する際に、パスポート番号とクレジットカードのデータが露出されてしまう。その数週間前に、Air Canadaは、そのアプリのデータに侵入され、2万人の個人情報が流出したと発表したばかりだった。

「これにより、Air Canadaの従業員、およびスクリーンショットのデータベースにアクセスできる他の人間は、暗号化されていないクレジットカードとパスワードの情報を見ることができるようになった」と、The App AnalystはTechCrunchに明かした。

Air Canadaのアプリの場合、そうしたフィールドはマスクされてはいるものの、そのマスクが必ずしも固着されていない。(画像:The App Analyst提供)

われわれは、The App Analystに依頼して、GlassboxがWebサイトに彼らの顧客として例示しているアプリを、いくつか調べてもらった。通信に介入して、アプリから送信されたデータを傍受できるツール、Charles Proxyを使えば、個々のデバイスからどのようなデータが送り出されるのか調べることができる。

必ずしもすべてのアプリがマスクされたデータをリークしているわけではないが、調べたアプリの中には、ユーザーの画面を録画していると明らかにしているものは1つもなかった。もちろん、それを自分の会社や、直接Glassboxのクラウドに送ったりしている、などと書いてあるものは、まったくない。

もし、Glassboxの顧客の誰かが、データを適切にマスクしていなければ、それは問題になり得ると、The App Analystは電子メールで指摘した。「このデータはGlassboxのサーバーに送信されることが多いので、機密の銀行口座情報とパスワードを収集した事例がすでにあったとしても、大した驚きではありません」。

The App Analystによれば、HollisterとAbercrombie&Fitchは、Glassboxにセッションリプレイを送信しているが、ExpediaやHotels.comをはじめとする他のユーザーは、セッションリプレイのデータを、自社のドメインのサーバーに送信するようにしているとのことだ。また、データは「ほとんど難読化されている」ものの、電子メールアドレスや郵便番号が見えてしまっている場合もあったという。シンガポール航空も、セッションリプレイのデータを収集しているが、その送信先はGlassboxのクラウドだった。

各アプリのデータを分析しなければ、アプリの使い方を調べるためにユーザーの画面を録画していることを知るのは不可能だ。各アプリの、細かい字で書かれたプライバシーポリシーを調べても、そうした記述は見つからなかった。

AppleのApp Storeに提出されるアプリは、必ずプライバシーポリシーを含んでいなければならない。しかし今回調査したどのアプリも、ユーザーの画面を録画していることを、そのポリシーに明記していなかった。Glassboxを利用するには、Appleの特別なパーミッションを取得したり、ユーザーの許可を得たりする必要はない。そのため、ユーザーは知る由もないのだ。

Expediaのポリシーには、画面の録画についての言及はなく、それはHotels.comのポリシーでも同様だ。そしてAir Canadaの場合にも、iOSアプリの利用規約プライバシーポリシーには、iPhoneアプリが画面データを航空会社に送り返していることを示唆する文面は、1行たりとも見つけることはできなかった。さらに、シンガポール航空のプライバシーポリシーにも、まったく言及はない

われわれは、これらのすべての企業に対して、ユーザーが自分の携帯電話で何をしているのかキャプチャすることを、プライバシーポリシーのどの部分に記述しているのか、正確に示してくれるように依頼した。

Abercrombieの返答は、Glassboxは「シームレスなショッピング体験をサポートするのに役立ち、お客様がデジタル体験において遭遇する可能性のある問題を特定して対処することを可能にする」ことを確認したというものだった。その広報担当者は、Abercrombieのプライバシーポリシーと、その姉妹ブランドのHollisterのポリシーに関して、セッションリプレイについては何も答えていない。

この記事が公開されると、Air Canadaの広報担当者は次のように答えた。「Air Canadaは、お客様から提供された情報を、旅行のニーズをサポートし、旅行に影響を与える可能性のある問題を解決できるようにするために使用します。これは、Air Canadaモバイルアプリに入力され、そこで収集されたユーザー情報を含んでいます。ただし、Air Canadaは、Air Canadaアプリの外で携帯電話の画面をキャプチャすることはありませんし、できません」。

その後シンガポール航空は、電子メールで次のように返答した。データの収集は「当社のプライバシーポリシーに準拠したもので、お客様のデータを問題の解決とテストのために使用するというものです。それは、当社のプライバシーポリシーの第3項に規定されています」。われわれは、もう一度調べてみたが、それに類するものは何も見つからなかった。

Hotels.comのオーナーであるExpediaは、返答しなかった。

「ユーザーは、自分のデータがどのように共有されるのかについて、積極的な役割を果たすべきでしょう。そして、その最初のステップは、企業がユーザーのデータをどのように収集し、それを誰と共有しているのかを、明らかにさせることです」と、The App Analystは述べている。

問い合わせに対してGlassboxは、顧客に対して、Glassboxを使っていることをプライバシーポリシー内で言及することを強制していない、と述べた。

「Glassboxには、モバイルアプリケーションのビューを視覚的に再構築する独自の機能があります。これは分析に別の視点を加えます。Glassbox SDKは、顧客のネイティブアプリとのみやりとりすることができ、アプリの境界を超えることは技術的に不可能です。たとえば、システムのキーボードが、ネイティブアプリの画面の一部を覆っているようなときには、Glassboxはその部分にアクセスできません」と、広報担当者は説明する。

Glassboxは、市場に出回っている多くのセッションリプレイ機能を持ったサービスの1つだ。他にも、たとえばAppseeは、デベロッパーが「ユーザーの目で自分のアプリを見ることができる」ようにする「ユーザー録画」技術を積極的に売り出している。また、UXCamは、デベロッパーに「ジェスチャーや操作のトリガーとなるイベントを含む、ユーザーのセッションの録画を見る」ことを可能にするとしている。機密情報をマスクする保護機能の不備により、Mixpanelが誤ってパスワードを収集していたことに対する怒りが巻き起こるまでは、このような機能は水面下で利用されていた。

この業界は、すぐになくなるような類のものではない。多くの企業は、この種のセッションリプレイのデータを利用して、なぜものごとがうまくいかなくなるのかを理解しようとしている。それは高収益を求める際には、大きな損失となり得るからだ。

そうだとしても、アプリのデベロッパーが、それを公表していないという事実は、かなり不気味なものに感じられる。彼らがそれに気づいていたとしてもだ。

Air Canadaとシンガポール航空からのコメントを受けて更新済。

(関連記事:Apple tells app developers to disclose or remove screen recording code

画像クレジット:Getty Images

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

LGの次期旗艦機はフロントカメラを3D化してバイオメトリクスの精度をアップ

LGは、ビッグな見本市を待たずに新製品を発表することが多い。Mobile World Congressはまだ何週間も先だが、それでも同社は近く出る旗艦機G8 ThinQを、人びとにちらっと見せずにはいられない。

ネーミングはごたついているが、でもこのハンドセットは再度、LGの画像技術への注力に目を向けさせる。そのキモは、フロントカメラに組み込まれた飛行時間センサー(上図)だ。LGの説明を読んでみよう:

そのほかの3D技術は複雑なアルゴリズムでカメラのレンズからオブジェクトまでの距離を計算している。しかしToFイメージセンサーチップは、物からの赤外線の反射光を捉えて、より正確な計測を行なう。その結果、ToFは環境光の中でより高速かつより効果的であり、アプリケーションのプロセッサーの負荷を減らす。したがって、電力消費も少ない。

エンドユーザーにとってこのことは、今のAndroidハンドセットが提供しているものよりもずっと有能な顔認識技術が使えることを意味し、奥行き(z軸方向)感知が加わることにより、今のiPhoneに近いような、高度なバイオメトリクス認証が可能になる。この前のリーク写真では大きなノッチがあったが、それもToFで説明がつくだろう。

そのほかの詳細は、MWC用に取っておくつもりだな、たぶん。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

iPhoneの全世界のアクティブインストールベースが今四半期で9億台を突破

iPhoneの全世界のアクティブインストールベース(現用インストール総数)が膨大であることは誰もが知っているが、このほど、その正確な数が発表された。Q1の決算報告で同社CFOのLuca Maestriが、それを初めて明かした。

Maestriは曰く、“iPhoneのグローバルなアクティブインストールベースは今も成長を続けており、12月末にはこれまでで最高を記録した。数字を開示するのは今回が初めてだが、9億台を突破した”。

同社の全製品のアクティブインストールベースは、前にも発表したことがある。今日(米国時間1/29)発表されたその数は、12月末現在で14億台、2018年1月末現在の13億台から増加している。決算報告の中では今回も機種別のインストールベースの数値はないが、でも、今回こんな形でiPhoneの台数が公表されたことは、興味深い。

Maestriによると、Appleは今後も“定期的に”、iPhoneと全製品のインストールベースのアップデートを発表するそうだ。

Appleは、何でもいいから明るいニュースが欲しかったのではないか。同社会計年度2019Q1の決算報告には、すでにしぼんでいたマーケットの予想を裏切るような良いニュースがなかった。iPhoneの売上は15%減少した。

関連記事: Apple posts Q1 revenue decline with iPhone sales down 15 percent…Appleの第一四半期売上はiPhoneが15%ダウンして全体としても減少(未訳)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

モバイル版Gmail、マテリアルデザインをまとって外観一新

モバイル版Gmailがもうすぐ改装される。Googleは今日(米国時間1/29)iOSおよびAndroidのGmailアプリをデザイン変更し、最近同社がGmail、ドライブ、カレンダー、ドキュメント、およびメインサイトに施したマテリアルデザイン・アップデートに合わせると発表した。実際新しいUIは、ウェブでGmailを使ったことのある人なら親しみのあるもので、ウェブ版にある3種類のDensity[表示間隔]も選べる。新しいフォントなどビジュアルにも手が入れられている。機能面でも、モバイル版にいくつか新機能が加わりとウェブ版と同等になっている。

ウェブ版と同じく、モバイルでも表示間隔を「デフォルト」「標準(comfortable)」「最小(compact)」の中から選べるようになる。デフォルトビューではゆったりとした間隔がとられメールプレビューの下に添付ファイルのチップ(アイコン)が表示される。標準ビューではチップがなくなり、最小ビューではメッセージ間の余白が狭くなってたくさんのメールが一覧できる。

私は新バージョンを少し使ってみて、すぐ標準ビューに落ち着いた。日々の利用に添付ファイルのチップはあまり役に立たないと感じたからだ。

Googleのマテリアルデザイン・ガイドラインに沿って、スタイルは比較的控えめだが、開始アニメーションはあまり時間を費やすことなく、Inbox Zero[未読ゼロ]を目指すなかで、今起きていることをビジュアルなヒントで教えてくれる。

Googleは、新しいデザインではアカウント切り替えが少し楽になるとも言っている。私にはよくわからないが(もっと使いやすいInboxにこれが実装されていることはもちろん知っているが、悲しいかな近々消えるアプリだ)、しょっちゅう切り替える人にとっては十分使いやすいだろう。切り替えは検索バーの一部となったが、少々紛らわしくて私は見つけるのにしばらくかかった。

ひとつ嬉しいのは、フィッシングや詐欺を知らせるウェブ版の大きな赤い警告ボックスが、今回モバイル版にも追加されたことだ。

Samsung Galaxy S10は標準、大型、廉価の3モデルになるらしい

Evan Blassがツイートしたリーク画像によると、 Samsungの新しいフラグシップ機は3モデルになるようだ。Samsung Galaxy S10、Samsung、Galaxy S10+、Samsung Galaxy S10Eが準備されているという。

Blassは数週間前にも新Galaxyのリーク写真を発表しているが、今回はさらにバリエーションが加わった。写真で分かるように、S10は各モデルとも画面トップの切り欠きがない。S10ではセルフィーカメラをホール・パンチ(画面の裏側から撮影する)方式に変えたようだ。指紋センサーもこの方式で前面のスクリーンの裏に配置されるかもしれない。

前モデルと同様、S10でもメイン機種に加えて大型スクリーン版がS10+として用意される。リーク写真だとS10+はセルフィー・カメラも2台になるようだ。

S10Eは今回新たに追加されるラインナップで、SamsungではS10の発売を機に廉価版を出すことにした。 上級モデルのメイン・カメラは3台だが、S10Eでは2台に簡略化されている。おそらくS10EのディスプレイはAMOLEDではなく普通の液晶だろう。

SamsungではS10の発表イベントを2月20日にサンフランシスコで開催する。われわれも現場からレポートするのでご期待いただきたい。

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滑川海彦@Facebook Google+

モバイル ファースト インデックスに向けて、構造化データと画像の代替テキストをお忘れなく!

「モバイル ファースト インデックス」の取り組みについて最初にお知らせしてから 2 年が経過しました。これは、ユーザーがウェブにアクセスする際に最も使用しているデバイスを考慮してスマートフォン用 Googlebot でクロールを行う取り組みです。あらゆる種類のデバイスに対応する素晴らしいウェブサイトが作られ、世界中で数多くのウェブサイトがモバイルウェブに対応しました。まだすべきことは多くありますが、ここに、モバイル ファースト インデックスに移行したページがグローバルでの検索結果の半数を超えたことをお知らせします。

モバイル ファースト インデックスの確認

通常、モバイル ファースト インデックスへのサイトの移行は、移行準備が完了したことをテストで確認できたときに行います。サイトを移行させた場合には、Search Console のメッセージを通じて、サイト所有者への通知が行われます。サイトの移行はサーバーログでも確認できます。移行後はスマートフォン用 Googlebot からのリクエストが大半を占めているはずです。また、URL 検査ツールを使用することでより簡単に確認できます。サイト所有者は同ツールでサイトの URL が最後にどのようにクロールおよびインデックスされているかを確認できます(確認はサイトのトップページだけで十分です)。

レスポンシブ デザインの手法がサイトに採用されているのであれば、特に準備は不要です。レスポンシブ ウェブデザインが採用されていないサイトでは、評価時に次の 2 種類の問題が比較的多く見られました。

モバイル版ページの構造化データの欠落

構造化データは、ページのコンテンツを把握しやすくする上で便利なものです。また、検索結果で自身のページをより効果的に強調できるようにもなります。デスクトップ版ページで構造化データを採用しているのであれば、モバイル版ページでも同じ構造化データを使用する必要があります。これは、非常に重要なことです。モバイル ファースト インデックスでは、インデックスの対象となるのはモバイル版ページのみになるため、モバイル版ページで構造化データが使用されていないと、構造化データが見落とされてしまいます。

なお、この問題に関しては、ページのテストの際に気をつける点があります。テストに際しては、構造化データの一般的な検証を行い、次にモバイル版ページの構造化データと比較することをおすすめしています。モバイル版ページに対しては、モバイル端末のシミュレーションを行ってソースコードを確認したり、モバイル フレンドリー テストツールで生成した HTML を使用したりすることをおすすめしています。一点ご留意いただきたいのは、モバイル ファースト インデックスに関して言えば、ページがモバイル フレンドリーである必要ありません、という点です。

モバイル版ページの画像代替テキストの欠落

画像に alt 属性(「代替テキスト」)を指定することで、スクリーン リーダー(モバイルでも使用されます)を使うユーザーや検索エンジンのクローラに対して、画像の内容を説明できるようになります。画像に代替テキストが指定されていない場合、Google 画像検索でページ上の画像のコンテキストを把握することが非常に難しくなります。

ウェブサイトの主要なモバイル版ページで、ソースコードの「img」タグを確認してください。上述のとおり、モバイル版ページのソースコードは、ブラウザでモバイル端末のシミュレーションを行って表示させることも、モバイル フレンドリー テストで、Googlebot が生成するバージョンを確認することもできます。ソースコードの「img」タグを探し、Google 画像検索で表示させたい画像に alt 属性が適切に指定されているか再度確認してください。

たとえば、次のように指定します。

代替テキストが適切に指定されている例:
<img src="cute-puppies.png" alt="ブランケットの上にかわいい子犬がいる写真">

代替テキストが指定されていない例:
<img src="sad-puppies.png">

多くの素晴らしいウェブサイトが、モバイルでも適切に表示されるようになるのは喜ばしいことです。より多くのウェブサイトがモバイル ファースト インデックスでインデックスされ、サイトへのアクセスに最も使用されるスマートフォンでより多くのユーザーがウェブを検索できるようになることを願っています。Google はこの変更を慎重に確認して評価し続けます。ご不明な点がございましたら、ウェブマスター フォーラムまたはイベントでご質問ください。

Googleが通話ログやSMSのメッセージにアクセスする未審査Androidアプリを削除

Googleが今、通話ログやSMSのメッセージにアクセス許可を求めるアプリで、Googleのスタッフが検査していないものを削除している。

Googleによるとこれは、機密性のある通話やテキスティングのデータにアクセスするアプリをGoogle Playからなくす努力の一環だ。

Googleは10月に、デベロッパーには新しくて安全な、プライバシーに配慮したAPIを使ってほしいので、今後Androidアプリがレガシーのパーミッションを使うことを禁止する、と発表した。これまでは多くのアプリが、通話ログやテキスティングのデータへのアクセスをリクエストして、ソーシャルな共有やスマートフォンのダイヤラーをリプレースするために、二要素認証のコードを調べようとしていた。しかしGoogleの認識では、このレベルのアクセスを一部のデベロッパーが悪用し、パーミッションを誤用して機密データを集めたり、単純に間違った扱い方をしたりしている。

GoogleでGoogle Playのプロダクト管理を担当しているPaul Bankheadは次のように語る: “今度の新しいポリシーは、アプリがその主要な用途を実現するために機密データへのアクセスを要し、ユーザーもそのことを理解している場合のみ、これらのパーミッションを許可するようにしていくためだ”。

通話やテキスティングのデータへのパーミッションを求めることを今後も維持したいデベロッパーは、パーミッション宣言に記入しなければならない。

Googleはそのアプリと、アクセス許可を維持したい理由を調べる。なぜこのデベロッパーはアクセスをリクエストするのか、それによるユーザーの利益は何か、逆に、通話やテキスティングのデータにアクセスされることのリスクは何か。

Bankheadによれば、新しいポリシーでデータアクセスが禁じられると、実用性がなくなるアプリもありえる。

Googleによると、すでに数万のデベロッパーがアプリのニューバージョンを提出しており、その中には通話やテキスティングのデータへのアクセスを不要にしたアプリもある。それ以外のアプリは、パーミッション宣言を提出した。

宣言を提出したデベロッパーは3月9日までに、承認またはパーミッションの削除要請を受け取る。どんな用途なら承認される(データアクセスが許される)のかに関してGoogleは、承認される用例のリストを用意している。

これまでの2年間だけでも、Androidアプリやそのほかのサービスによる、通話やテキスティングデータの重大なリーク事件がいくつかあった。2017年の晩くには、人気の高いAndroidのキーボードアプリai.typeが、ユーザー3100万人という大きなデータベースを露出し、3億7400万もの電話番号などが盗まれた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

アメリカがHuaweiを企業秘密窃盗で告訴か

The Wall Street Journalの記事によると、連邦検事たちは、企業秘密を盗んだ廉でHuaweiの刑事訴訟を準備している。その記事が引用している内部筋からの情報は具体的に、T-Mobileのスマートフォン試験ツール“Tappy”をめぐるHuaweiの行為に言及している。しかし記事は、告発が近々に行われるほど十分な捜査段階にはまだ行っていない、と言っている。

Tappyの名前を聞くのはこれが初めてではない。2014年にT-MobileはHuaweiを、シアトル郊外の同社の研究所を外から撮影して、そのスマートフォン試験ロボットの部品などの情報を盗もうとした、として告訴した。2017年5月にT-Mobileは480万ドルで勝訴したが、それは同社が求めた5億ドルという額には遠く及ばない。現在行われている上記連邦レベルの犯罪捜査は、この民事訴訟が契機と言われている。

この中国のスマートフォンメーカーは、最近ますます、アメリカの政府や議会から厳しく詮索されている。同社は中国政府と緊密な間柄なので、その企業や製品にはセキュリティ上の危険性がある、とされている。12月にHuaweiのCFO Meng Wanzhouが、アメリカの要請によりカナダで詐欺容疑で拘束されてからは、緊張が一挙に高まった。彼女は欺瞞的行為により、アメリカのイランに対する制裁をかいくぐろうとした、と言われる。

現在のHuaweiは、Samsungに次いで世界第二位のスマートフォンメーカーで、2018年の後半にはモバイルデバイスの売上がAppleを抜いた

関連記事: 詐欺で訴えられているHuaweiのCFOが$7.5Mで保釈

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

YouTubeのiOSアプリに左右スワイプ追加へ――ナビゲーション強化の努力を振り返る

YouTubeはビデオクリップの選択がさらに簡単にできるようモバイルアプリをアップデートしてきたが、「今週、視聴中のビデオに水平スワイプのジェスチャーを追加する」と発表した。つまり右にスワイプすると次の「おすすめ」ビデオが、左にスワイプすると直前に視聴していたビデオが再生される。

またYouTubeによれば、ビデオは「視聴を中断したところから再開される」という。

これによりユーザーはモバイル・アプリでの再生コントロールが容易になる。モバイルは今やYouTubeのビデオ視聴の70%を占めるまでになっているという。

今回のアップデートはYouTubeがここしばらく取り組んでいるモバイル・アプリの強化の一環だ。昨年、クリエイター向けの短編ビデオ、YouTubeストーリーs再生の一時停止動画を非表示で再生するダークモードモバイル・アプリのホームでの自動再生など新機能を次々に追加してきた。一昨年、2017年にはアプリ内でのビデオの共有とメッセージ送信ができるようにした。 またアプリがサポートするビデオのフォーマットも拡大している。

YouTubeはモバイルでのジェスチャーの有効活用について努力してきた。たとえば2017年には視聴中のビデオをダブルタップして10秒早送り(巻き戻し)できる機能を追加している。スワイプの追加もこの流れに沿ったものだろう。.

水平(左右)スワイプでナビゲーションが容易になれば、YouTubeビデオの視聴時間も増えると期待している。コンテンツを探すための手数が減ればアプリを使う時間は増えるだろうというわけだ。これは広告の表示回数やアプリ内課金のチャンスを増やしマネタイズのために役立つ。われわれが報じたように、YouTubeは有料メンバー制やデジタル通貨によるプロダクト販売などマーケティングを強化中だ。

この新機能は今週中にまずiOS版に導入される。YouTubeはAndroid版のアップデート時期については明らかにしていない。

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滑川海彦@Facebook Google+

AT&Tが5Gのマーケティングで嘘をついている

最近アップデートしたAT&Tのスマートフォンは、一部に5G Eのアイコンがある。このアイコンは、現在4Gで動いていることを示すアイコンをリプレースして(なくして)いる。しかし、問題はそこだ: そのスマートフォンはまだ4Gのネットワーク上にある。AT&Tは、前にも同じことをした。

このナンセンスはAT&Tのマーケティングの策略だ。その5G Eなるものは5G Evolutionと呼ばれ、改良版の4Gネットワークであって本物の5Gではない。5Gが一般消費者の手に届くのは、もっと先の話だ。以前はLTEに関しても、AT&Tは同じ欺瞞を使った。

このマーケティング的嘘があるのは、限られた市場の限られた機種だけだ。でも同社は今年、この愚行をもっと多くの機種と市場で展開する気だろう。

情報開示: 本誌TechCrunchはVerizon Mediaの企業である。

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プログラミングをゲームのように遊べるScratchのv.3.0が出た、タブレットでも使える

使うに値する唯一の子ども向けプログラミング言語Scratchが、Scratch 3.0のローンチを発表した。この強力なオープンソースツールに、おもしろい新しい機能がいくつか加わった。

学齢期の子どものいない読者のために説明すると、Scratchはブロック方式のプログラミング言語で、小さなゲームや、スプライトやアニメのある“漫画”を作れる。そのシステムはけっこう複雑で、子どもたちはこれまで、Minecraftのプラットホームや、楽しいアーケードゲーム*、そしてこんなものまで作ってきた。〔*: アーケードゲーム, arcade games, arcadeは日本語で言えば“ゲーセン”。〕

Scratchのこのニューバージョンには、ハードウェアを制御する機能や、新しいコントロールブロックがある。

Scratch 3.0は次世代のScratchで、Scratchでもっといろんなものを、いろんなところで作れるようになった。数十個もの新しいスプライトがあり、サウンドエディターもすっかり新しくなった。そして新しいプログラミングブロックもたくさんある。Scratch 3.0は、ラップトップやデスクトップコンピューターだけでなく、タブレットでも使えるようになった。

Scratchはプログラミングをゲームのように楽しめるツールで、うちの子は今でも、これで何度も何度も遊んでいる。そんな力を持つプログラミング言語は、ほかにない。とくに小学校入学前ぐらいの子どもに最適の、プログラミング入門だ。今度のアップデートをぜひチェックして、そして作ったアニメはぜひクラスでシェアしよう!

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Samsung Galaxy S10、初のリーク写真から分かること

むむむ、これは一体なんだ? 多産系のスマートフォン情報リーク屋EVLeaksによれば、これはSamsung Galaxy S10だそうだ。もしそうだとしたら、2か月後のMobile World Congressで披露されるはずのそれの、初めてのリーク写真だ。

アイコンがすべてぼかされているし、トリミングもへたで、非常に雑な写真だ。ソースを隠そうとしたのか? でもスマートフォンの前面の撮り方としてはまともだし、1か月も経てばこれの別バージョンが世の中にどっと出てくるだろう。

ここでいちばんおもしろいものは、イコール、いちばん意外でないものだ。前の世代(S9)でノッチを避けたSamsungは今回それを完全に跳び越えて、本誌が2019年に大流行すると予言した‘穴あけ方式’(hole-punch)のデザインをカメラに採用した。とくに目立つのは、Huaweiがすでに昨年、Samsungに先駆けて同社のNova 4にhole-punchを採用したことだ。

EVが上のツイートで言っている“Beyond 1”は、このフラグシップ機の仮称だ。“Beyond 2”がS10 Plus, “Beyond 0”がiPhone XRのような低価格機だろう。

このリーク写真のもうひとつの注目箇所は、どうやらワイヤレス充電に対応し、そしてSamsungのウェアラブルとの互換性がありそうなことだ。これもまた、Huaweiの最新機Mate 20 Proへの追随だろう。

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アメリカの金融大手は今年のiPhoneの落ち込みを予想、中でも最悪はXS Max

スマートフォン全体の需要が落ち込んでいる中で、AppleのiPhoneの減産を予想するアナリストが日に日に増えている。今日(米国時間12/28)は、米金融大手Citi Groupの調査部門Citi Researchがその仲間に加わった。

ロイターによると、Citi ResearchのアナリストWilliam Yangは、今四半期のiPhoneの出荷台数を以前の予想より500万台下げて4500万台としている。もっと人気者のAppleアナリスト、TF International SecuritiesのMing-Chi Kuoも、先月初めに、iPhoneに関しこれと同様の鈍い予想を発表していた。

Yangの予想の中でとくに暗いのが、6.5インチのiPhone XS Maxだ。クライアントに宛てたリサーチノートの中でYangは、2019Q1のiPhone XS Maxを最初の予想より48%減らしている。

Yangは一連の暗い予想の根拠として、Citi自身の次のような見方を挙げている: “2018年にiPhoneは在庫縮小段階に入ったが、それはサプライチェーンにとって凶兆である”。

2週間前にKuoが発表した2019年のiPhone出荷台数では、前年比5-10%下げ、となっていた。そして第一四半期の出荷台数予想は、彼の最初の予想より20%少なかった。

画像クレジット: Apple

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Google、ウェブ検索の半数をモバイル優先に変更済、モバイル非対応サイトには将来悪影響も

Googleは公式ブログで「すでに検索対象ページの半数をMFI(モバイル・ファースト・インデクシング)に切り替え済み」と発表した。Googleは数年前から検索の主力をデスクトップからモバイル優先へとシフトさせてきたが、ここでひとつの大きなマイルストーンを達成したといえる。

Googleがモバイル・ファーストのインデクシングに力を入れ始めたのは2016年だった。このとき同社はモバイル優先インデクシングの内容とその影響を説明し、「ウェブサイトのページのインデクシングを行う際、今後はモバイル版のコンテンツを対象としていく」と述べた。またページのデータ構造がモバイル利用に適切かどうかを考慮し、検索結果をスニペットとして表示することも付け加えている。

このシフトは理由ははっきりしている。Google検索の大半がデスクトップ・パソコンからではなくモバイル・デバイスから行われるようようになったからだ。もちろんGoogleの検索ランキングはデスクトップ時代に構築されたシステムで、当然ながらデスクトップ版のコンテンツをインデクシングしてきた。

これはサイトのデスクトップ向けのコンテンツとモバイル向けコンテンツが適切に同期されていない場合に問題を引き起こす。【略】2017年の12月にGoogleは「一部のサイトでモバイル・ファーストのテストを開始した」ことを発表した。それから1年半後、今年に入ってモバイル・ファースト・インデクシングを公式に採用した。このときGoogleは「モバイル向け・インデクシングのガイドラインをすでに採用し、モバイル・フレンドリーなページを構成しているサイトを優先して新しいポリシーでのインデクシングを行う。この場合、oogleの高速読み込み対応のAMPページよりも、サイト自身のモバイル向けページを優先する」と述べた。

サイトのGoogle検索がモバイル・ファーストに変更された場合、Search Consoleのメッセージで通知される。これに伴い、 Googlebotがモバイル版をクロールする頻度が増える。 サイト運営者はサーバー・ログのGooglebot Smartphoneからの接続要求の回数をチェックして確認できる。

GoogleはまたURL検査ツールを提供しているので、サイト・オーナーは直近のクロール、インデクシングがいつ行われたかチェックできる。

Googleはブログ記事で レスポンシブウェブデザインを採用していないサイトの場合、モバイル・ファースト・インデクシングに移行する上で2つの障害に遭遇することを指摘した。

デスクトップのデータは構造化されていてもモバイルサイトには使われていないサイトがある。Googleにとって構造化データが用いられていることは重要だ。システムはこれによってコンテンツの内容を理解し、要約を作成して検索結果に表示する。またレシピや映画のレビューの星、カルーセルなどのリッチリザルト表示や、ナレッジグラフの利用など各種の拡張機能も利用できるようになる。トップの青文字のリンク以外の検索結果表示にはなんらかのデータの構造化が必要ということだ。

Googleはまた「画像の説明(alt-text)がない場合、システムが画像の意味を把握するのが困難になる」と警告している。

モバイル・ファーストへの一大シフトの開始時点でGoogleは「これは表示ランクに直接影響を与えるものではないが、モバイル向けコンテンツを用意しておくことはモバイル検索におけるパフォーマンスを向上させる」と述べていた。実際、モバイル・フレンドリーは重要な要素だが、検索ランキングを決定する要素は他にも多数ある。

今のところGoogleは適切なモバイル対応を行っていないサイトをどのように処理するか明らかにしていない。しかし、将来ある時点で、非対応サイトの検索ランキングに悪影響が出るようになるのは避けられないだろう。

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滑川海彦@Facebook Google+

AppleのApp Storeではアプリ内購入をギフトにできるようになる

今週見つかったApp Store Review Guidelinesによると、近い将来、iOSのユーザーはアプリだけでなくアプリ内購入をギフトにできるようだ。デベロッパーはこれからのアプリに、ユーザーが仮想グッズや、あるいはサブスクリプションさえもそのアプリから買って、それをほかの人へのギフトにできるツールを作りこむだろう。

ガイドラインの変わった部分を水曜日(米国時間12/19)に最初に発見したのは、MacRumorsだ。そこには、変更前と後の文言が引用されている:

前: “アプリはアプリ内購入のコンテンツや機能、消費されるアイテムなどを直接にも間接にもほかの人たちへギフトできるようにしてはならない。”

後: “アプリはアプリ内購入の対象となるアイテムをほかの人たちへのギフトにできるようにしてもよい。そのようなギフトの返金は最初の購入者に対してのみ行われ、他のアイテムと交換することはできない。”

デベロッパーから見ると、知りたいのはこの変更がどう実装されるのか、だ。デベロッパーがどう対応すべきか、その詳しい情報はいずれAppleがデベロッパーコミュニティと共有するだろう。

アプリの収益化の方法が近年、有料アプリからアプリ内購入や、より最近ではサブスクリプションへ大きくシフトしているから、この方針変更は理にかなっている。

ゲーマーたちは、アプリ内通貨やそのほかの仮想グッズを、ギフトとして受け取りたいだろう。一方サブスクリプションはとても人気があるから、iOSとAndroidの両方で来年は収益に大きく貢献するだろう。両者を合わせると、アプリストア(iOS+Android)における2019年の消費者支出は1220億ドルを超える、とApp Annieは予想している。

しかしながら、一部のアプリはサブスクリプションという仕組みを悪用して、無料アプリがあるのにそれを使いづらくしたり、無料の試用版が数日後には勝手に有料アカウントになってる、などの被害が報告されている。サブスクリプションのアプリ内ギフト化を広めるためには、悪者たちに対するAppleの適切な対応が必要だ。

画像クレジット: TechCrunch

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

eブックの余白に注釈などを書いて友だちとソーシャルに共有できるGloseが$3.4Mを調達

フランスのGloseが、そのiPhone、iPad、Android用の読書アプリのために340万ドルの資金を調達した。同社の基本的な姿勢は、本を読むことをもっとソーシャルにしたい、ということにある。

熱心な読書家はたいてい、片手に鉛筆を持って本を読み、気がついたことを余白にメモする。あるいは、小さな手帳に気に入った文や発言を覚え書きするだろう。でも、eブックではそれができない。

たしかに、Kindleなどのeリーダーではテキストを高輝度表示にできる。でも紙の本と違って読みながら何かをすることができない。Gloseは、今読んでるeブックにスマホを使って何かができるようにする。

今回の投資に参加した投資家は、OneRagTime, Expon Capital, Kima Ventures, そしてBpifrance。さらにエンジェルのSébastien Breteau, Patrick Bertrand, Julien Codorniouらも参加した。

Gloseにはe書店があり、DRMと無縁なeブックを提供している。そのアプリは、速読競争などのゲーム的な要素でユーザーのモチベーションを維持しようとするが、ぼくが気に入ったのはテキストの高輝度表示と、注釈の記入、それらを友だちとシェアする機能などだ。

友だちが半年後に同じ本を読むと、余白にあなたが書いた注釈を見つけるだろう。あるいは、ブックリストをフォローしたり、非公開の読書グループを作ったり、友だちがどこまで読んだか知ったりできる。このアプリはすでに、60万人がダウンロードしている。

次の段階としてGloseは、Glose Educationという別のサービスをリリースする気だ。これは、大学や高校向けのGloseだ。教師が読書グループを作ったり、宿題を課したり、クラス全体のための注釈を書いたりできる。こうやって学校に絞るのも、ソーシャルな読書アプリの自然なユースケースだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Apple、ニュース・雑誌購読サービスを2019年初めにスタート(Bloomberg報道)

今日(米国時間12/12)BloombergはAppleのニュースおよび雑誌定期購読サービスの計画に関する以前の報道を続報した。Bloombergは今年、Appleが今年Apple Newsアプリの一環として今春買収したデジタルニューススタンドサービスTextureを再スタートさせると書いた。このたび同誌は、スタート時期を「早ければ来春」と断定した。さらに、業界の反応も紹介しているが、よくても慎重だ。

AppleはThe Wall Street Journal、The New York Timesをはじめとする有料新聞サービスにTextureへの参加を呼びかけているほか、雑誌コンテンツのデザイン変更も進めていると言われている。現在のように紙の雑誌の外観を真似るのではなく、Appleはコンテンツをオンラインニュース記事風に見せようとしている、とBloombergは言った。

記事は出版社らが恐怖を覚えながら検討していることも指摘している。Appleが低価格な条件——月額9.99ドルでニュースと雑誌コンテンツ読み放題のNetflixに似たモデル——を提示しているため、Appleのサービスが自分たちの売上を食うことを心配している。何しろこの10ドルという価格設定は単独の出版物の購読料——たとえばNYTのデジタル購読——より安いケースさえある。

代わりに出版社が望むのは、独自の有料サービスをAppleアプリの中に作れるプラットフォームだ。

しかしAppleの交渉でのポイントは、購読者数が増えれば出版社独自の定期購読収益の減少を補ってあまりあるという可能性だと記事は伝えている。同社はその可能性をApple Musicと対比しており、 Billboardの最新報告によると現在同サービスのユーザーは6000万人近い。

現在Textureは200誌以上の雑誌を提供しており、Vanity Fair、EW、GQ、Vogue、Forbes、Time、People、Rolling Stone、Cosmopolitan、Sports Illustratedのほか、Bloomberg Businessweekなど多数が名を連ねている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook