Garminより、GoProクローン風アクションカメラ登場

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いまひとつ、Garminらしさに欠けるような気がするのだがどうだろうか。なんの話かといえば、Garminよりリリースされたアクションカメラの話だ。個人用ナビゲーションシステムで大いに成長した同社が送り出す最新アクションカメラは、あまりにもGoProに似ているように思うのだ。

名前をVirb Ultra 30といい、4Kビデオを撮影でき、音声コマンドにも対応している。「オーケー、Garmin」に続いて指示をすれば、録画の開始や停止、あるいはインデックス付けなどを行うことができるのだ。

Garminが送り出した前世代のアクションカメラ同様に、さまざまなセンサーが搭載されていて、録画中にさまざまなデータを同時に記録するようになっている。搭載されているのは気圧、加速度、方位、ジャイロスコープ、そしてGPSなどで、現場での状況を客観的に示すことができるようになっているわけだ。速度、ペース、高度、重力加速度、継続時間、進んだ距離、水平・垂直移動距離などのパフォーマンスデータを表示させることができる。

外見は(繰り返しになるが)GoProそっくりだ。ケースの外見はもちろん、マウントの設計もよく似ている。ちょっと見てみるだけだと、GoProのアクセサリーがそのまま使えそうにも思える。

Virb Ultra 30は販売開始となっていて、価格は500ドルだ。この価格も、2年前に登場したGoPro Hero 4 Blackと同じくらいになっている。

すこし嫌味な書き方になってしまったが、GoProの人気を見れば、同じようなプロダクトを出すというのは、戦略的には正しいことだとも言えるのだろう。Amazonにも模倣品がたくさんあるし、Alibabaにももちろん存在する。GoProクローン風プロダクトは世の中に多数存在する。すなわち需要があるということではあるわけだ。何か面白い追加情報が入ればあらためてご報告しよう。

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(翻訳:Maeda, H

GoProが3Dカメラになる69ドルのアドオンVitrima…安い割にはグッド!

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GoProにできることを、ちょいと増やしてくれるアドオン製品が、またまた出ました。シカゴのスタートアップFantemが作ったVitrimaは、ご覧のように(上図)ヘビーメタルというよりビッグメタルなアドオンだが、あなたのアクションカメラで3Dビデオを撮れる。

このデバイスでGoProのプラスチックケースに大きなレンズと光を分割するためのミラー(鏡)を付け、右目用と左目用の画像を作る。その画像をGoogle CardboardのようなVRヘッドセットで見ると、奥行き感のある立体画像になる。

アクションスポーツのビデオを作っているプロのビデオ作家二人に試してもらったが、その映像はなかなか迫力がある。最高の3Dビデオ作品とは言えないにしても、既存のふつうのカメラ用の安価なアドオンとしては、かなりいけてる部類だ。同社のYouTubeページには、スノーボードやスカイダイビングなど、いくつかの作例がある。ヘッドセットが手元にある人は、ぜひ。

Fantemは今このレンズを、Indiegogoで予約販売している。レンズキットは69ドルで、軽量バージョンは10ドル安い。発売は来月の予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

研究用民間ロケットに搭載されたGoProビデオの青い地球が美しい

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今日(米国時間5/4)、GoProは弾道飛行するロケットに取り付けたカメラで撮影した地球のビデオを公開した。青い地球が驚くほど美しい。到達高度39万6405フィート〔120km〕、最大速度はマッハ5.5だった。現実とは思われないほど鮮明なビデオを下に貼った。

ロケットは2015年11月6日にニューメキシコ州のSpaceport America宇宙基地から発射された。カメラが取り付けられたのはコロラドの民間ロケット打ち上げ企業、UP Aerospaceの 全長20フィート〔6m〕のSpaceLoft-10研究用ロケットだ。

NASAのFlight Opportunitiesプログラムの一環で、UP Aerospaceとして4回目のミッションだった。このプログラムは民間企業による商用打上げ促進のために「公的機関、大学、企業における有望な打上テクノロジーを選定し、打上げ実施に必要な環境を提供する」ことが目的だ。

エンジンのスタートと同時にロケットは急速に自転し始める。これはコマの原理でロケットの安定性を保つためだ。比較的小型のロケットや衛星で姿勢制御のために広く利用されている手法だ。

発射60秒後(ビデオでは1:17)にロケットは先端部のフェアリングを外し、Maraiaという名前の重量11ポンド(5kg)の再突入体を分離することに成功している。

The Maraia capsule as seen from the nose fairing / Image courtesy of UP Aerospace

分離されたフェアリングから撮影されたMaraiaカプセル/UP Aerospace

Maraカプセルを設計・製作したのはNASAのジョンソン宇宙センターで、ビデオの2:38で大気圏に突入し、最終的にパラシュートを開いて無事に着陸した。

この打ち上げにより、NASAはMaraiaカプセルが大気圏再突入、着陸に耐えることを実証した。NASAはプレスリリースで、「将来このカプセルは国際宇宙ステーションに搭載され、科学的、工学的に重要な小型の物体を安価に地球に持ち帰るために利用される」と述べている。

〔日本版〕YouTubeに掲載された説明によると、ビデオはすべてGoPro Hero4で撮影されたとのこと。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoProのビデオ編集が便利になる―モバイル・アプリ2種類を発表

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GoProはモバイルにますます力を入れている。今日(米国時間5/3)、GoProは新しいモバイル・アプリを2種類発表した。一つはGoPro風の動画を自動的に作成する。もうひとつはユーザーがGoProビデオを簡単に編集できるようにする。両方とも無料で、GoProのユーザーにとって非常に便利なアプリだ。これらのアプリはGoProばかりでなくスマートフォンのカメラで撮影したビデオも編集できる

ただしまったく新規に開発されたアプリというわけではない。今年の2月末にGoProはStupeflixとVemoryというビデオ編集アプリ開発のスタートアップを合計1億500万ドルで買収している。GoProはアプリにアップデートを加えて今回再リリースするが、機能は実質的に買収以前とほとんど同じだ。 QuikはAndroidとiOSの両方のバージョンがあるが、SpliceはiOS向けのみとなる。

Quik〔以前のReplay〕はデバイスをスキャンしてビデオ・クリップを自動的に作成し、その過程でビデオや写真を音楽と同期させる。Splice〔以前と同名〕はGoProビデオをきめ細かくコントロールできる。GoProはプレスリリースで「Spliceを使えば、字幕、ワイプなどシーンの切り替え、トリミング、スローモーションなどの特殊効果などを追加し、誰でもほんの数分でプロ級のビデオ・クリップを作れる。Spliceには自由に使える音楽ライブラリーも用意されている」と述べた。

GoProはずっと以前からモバイル向けの本格的なビデオ編集機能を必要としていた。今回リリースされるアプリはこの問題を解決することが狙いだが、いささか立ち遅れ気味かもしれない。GoProは編集アプリの存在をこれからプロモーションしなければならない。もちろんプロモーションが効果を上げれば、抽斗の奥で埃をかぶっていたGoProを取り出し新しいビデオを撮影しようと考えるGoProユーザーも出てくるだろう。

〔日本版〕GoProはSpliceの紹介ビデオを昨日YouTubeで公開した。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Puma、アスリートのトレーニング用ペースメーカーロボットを開発(ボルト並みの速度にも対応可)

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人類とロボット、どちらが強いのかを示す闘いの場がまたひとつ生まれた。もちろん勝つのはどちらか一方のみだ。運命を決する闘いが始まろうとしている…

と、そのように悲壮感があふれる話ではないのだ。人類と「闘う」ロボットも、実はかわいいやつだ。4輪ロボットでラジコンカーと靴箱の交雑種のような雰囲気をもつ。これは陸上選手と競争するトレーニングマシーンのひとつなのだ。持ちタイムよりもちょっと速い速度で走らせて、アスリートの内なる闘争心をかきたてることを目的とする。

ロボットは名前をBeatBotという。広告エージェンシーのJ. Walter ThompsonおよびMITのエンジニアたちがが、Pumaのために開発したものだ。ロボットには9つの赤外線センサーが搭載され、トラックのラインに沿って走るようになっている(コーナーがあっても大丈夫だ)。走るペースを予め設定しておき、目標タイム通りにゴールする。

高速走行の迫力をみたいのなら、ウサイン・ボルトなみの速度で疾走させることもできる。トレーニングに使うのなら、もう少し自分のペースに近い速度に設定するのが良いだろう。速度の設定はモバイルアプリケーションにて行う。ロボット自体は、タイヤの回転速度を検知して自らの速度を制御するようになっている。また前面および背面にGoProカメラを搭載していて、さらにはアスリート側からよく見えるように、リア側にはLEDライトも搭載している。

現在のところ、このロボットはPumaと契約する選手(たとえばウサイン・ボルト)のみに試してもらっているところのようだ。今年後半には、より多くのアスリートに対して提供するようになるかもしれないとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H

波乱のGoPro、アクションカメラと自動車、玩具、アプリとの連携プログラムを発表

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GoProは木曜日に新しい開発プログラムを静かに発表した。 これはGoProのアクションカメラを自動車その他のサードパーティー製品にできるだけ多く結びつけようという計画だ。このプログラムはサンフランシスコで開催されたプライベート・イベントで発表された。イベントではすでに実施されている提携の成果が多数発表された。

今年に入って発表されたPeriscopeとの連携などがGoProが目指す新たな戦略を示す典型だ。後付けアクセサリーとしてはSyncBac Proというビデオ同期のためのタイムコード生成ハードウェア(先月発表された最新アイテム)などが開発されている。

GoProではFisher-Priceの子供用おもちゃへのアクションカメラの組み込み、パラセールやスキーなどのプレイヤー向けの位置情報その他の重要データを記録するシステムなどを開発するという。BMWとトヨタとの提携は自動車関連のハード、ソフトにも力を入れるというサインだろう。

下のビデオではGoProが開発中のさまざまなアイテムが紹介されているが、私がいちばんクールだと思ったのは手袋をしたままGoProが操作できるジェスチャー・コントロールシステムだ。オートバイやエクストリーム・スポーツで必要とされるギアを装着した場合に非常に役立ちつはずだ。

このタイミングの計画の発表は、財務状況の悪化が公表され株価がジェットコースター状態になったことと関連があるだろう。GoProではユーザーと販路を拡大し、売上を増加させてGoProの輝き(と売上)を取り戻したいに違いない。アクションカメラは需要が一巡してしまえば後は買い替え需要しか見込めない。しかしGoProを毎年買い換えるユーザーはまずいない。新しいクールなアクセサリーとソフトウェアが新しいユーザーを呼び込み、さらに既存ユーザーには積極的にカメラを使ってもらい―できれば新機能を搭載した次世代モデルを買ってもらいたいということだろう。イベントではサードパーティーの製品のための“Works with GoPro”〔GoProと連携〕という規格とロゴも発表された。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Appleで長年デザイナーを務めたDanny CosterがGoProの副社長に

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Appleで長年インダストリアルデザイン部門の幹部を務めてきたDanny CosterがGoProに転身する。Coster1990年代の初期からAppleにおり、スティーブ・ジョブズの復帰と共に頭角を現した。今度はその才能をGoProのために役立てることになる。このニュースにGoProの株価は急上昇した。

このニュースはThe Informationで最初報じられ、GoProのファウンダー、CEOのNick Woodmanの社内メールで確認された。

WoodmanはCosterについてのプレスリリースで次のように書いている。「Dannyに初めて会ったのは2001年の12月で、奇妙に聞こえるかもしれないが、場所はメキシコのSayulitaのビーチだった。私はその後5ヶ月メキシコでサーフィン漬けになるつもりだった。私がGoProのプロトタイプを開発し、テストしたのはこのサーフィン旅行の期間中だ。Costerのデザイン能力については経歴がすべてを語っている。われわれはCosterがGoProに加わることで大きく活気づくのを感じた」

GoProの株価は今年に入って波乱含みだった。Danny Costerがデザイン担当副社長に就任するというニュースが広がると株価は1月中旬以來の高値をつけた。この記事の執筆時点で株価は16%の値上がりだ。

CosterはNick Woodman直属となる。正式な就任は4月末が予定されている。〔プレスリリース全文は原文参照〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

DJI、3DR、Parrot、GoProの4社が、新たなドローン擁護団体を設立

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DJI、3DR、Parrot、およびGoProの4社は、独自のドローン擁護団体を作り、「革新と安全を推進し、実用的で責任ある規制の枠組みを作る」ためのロビー活動を行う。

一方で、DJI、3DR、Amazon Prime Air、およびその他ドローンエコシステムに関心のある組織が参加して設立したSmall UAV Coalitionが、ドローン製造メーカーのための主要なロビーグループの一つとして2014年の設立以来活動を続けている。

しかし、現在DJI、3DR、Parrot および GoProのロゴは、Small UAV Coalitionのメンバーページに見当たらない(Google[x]、Amazon Prime Air、AirMap、Intel等の名前は今も載っている)。

「米国でのドローン利用による経済的および社会的利益は膨大であり、業界は政策立案者らと協力して安全な飛行環境の確保に務めなくてはならない」と新アライアンスのメンバーらが今日の声明で語った。「Drone Manufacturers Allianceは、注意深くバランスを保った枠組を作るためには、利害関係者全員の声を聞き、継続した技術革新の価値と必要性を認識する必要があると信じている。革新に焦点を当て、教育を強調することによって、われわれは政策立案者と共に、ドローンが国家の空域と安全に融合し続けることを確実にしていく」。

ドローン市場 ― およびその中の企業の数 ― が成長するにつれ、Small UAV Coalitionは、もはや主要ドローンメーカーを代表するグループとしては適切でないと感じたのだろう。

DJIやParrot等の関心は、ドローンを使ってサービスを提供したり、ドローン配達事業を開始しようと計画しているエコシステム内の他の会社とは、おそらくかなり異っており、現在メーカーにとって最大の市場は消費者市場なので、他のドローン会社が取り組んでいる問題とは異質なのかもしれない。

これが不要な縄張り争いに発展することさえなければ、事実上同じ問題を擁護する団体が2つ存在することは、あながち悪いとは言えない。もし今、Small UAV Coalitionは商用ドローン利用に焦点を当てていて、Drone Manufacturer Coalitionは消費者問題に集中しているのであれば、なおさらだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Microsoftがファイルストレージ技術の特許をGoProにライセンス提供…株価は敏感に反応

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Microsoftが今日(米国時間2/5)、同社のMicrosoft Licensing LLCGoProが、“特定のファイルストレージとそのほかのシステム技術”に関して協働的な特許ライセンス契約を結んだ、と発表した

Microsoft Technology Licensingの社長Nick Psyhogeosが、今日の極端に短い発表声明の中でこう述べている: “GoProとのこの合意は、特許契約によって非常に幅広い技術共有が可能になることを示している。パーソナルなウェアラブルの技術をMicrosoftがライセンスするのは、目の前に大きな需要があるからであり、そのために弊社はあらゆる業界の企業とパートナーして、彼らの世界中の顧客のためのソリューションの、最適化を図っていきたい”。

契約の条件は公表されず、MicrosoftからもGoProからも、この基本的な声明文以上の詳細は共有されていない。たとえば、具体的にどのパテントのことかも、明らかでない。

ただしMicrosoft Licensingはかねてから、exFATファイルシステムを、ライセンス可の技術として明示的に挙げているので、今回の合意の中身はこれかもしれない。このファイルシステムを使うと、32GBから256TBまでのストレージメディア上により大きなファイルを保存できる。GoProの最新機種では、最大128GBまでのSDカードを使える。それより大きなカードのためには、GoProはすでにexFATフォーマットを使っているが、64GB以下の小さなものでは古くからのFATフォーマットを使用している。ただしFAT32のディスクでは最大ファイルサイズが4GBなので、ファイルを分割して保存する。

Microsoftに今回の契約に関する詳細情報を求めたが、同社は礼儀正しく断った。“プレスリリースあるもの以上に共有できるものはございません”、と言って。

詳細情報がないにもかかわらず、株式市場は今日の発表にきわめてポジティブに反応した。GoProは時間外取引で5%以上上げたが、今週発表された決算報告がアナリストの期待を裏切るものだったために下がった10%を、回復するほどではなかった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoPro、Periscopeとの連携を開始

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アクションカメラを作るGoProが、Periscopeと連携するようになった。PeriscopeとはTwitter発のライブストリーミング用アプリケーションだ。GoProのHERO4が、Periscopeを使ってダイレクトにビデオを配信できるようになったのだ。

使い方は簡単で、iPhoneとGoProをペアリングすると自動的にPeriscopeアプリケーションを認識する。すなわちこれだけで記録したビデオをライブ配信できるようになるのだ(もちろん後に再生してみるために保存しておくこともできる)。

サーファーやスキーヤーに大人気のGoProでは、昨年からPeriscopeの競合であるMeerkatでもライブ配信できるようになっている。またGoPro自身も本格的動画配信のためのHEROCastなるプロダクトも提供している。こちらはプロフェッショナル用途を視野にいれたワイヤレストランスミッターだ。

Twitterは今年になって、Periscopeでのビデオ配信を直接にTwitterフィードに流すことができるようにもしている。1000万を数えるPeriscope登録者のうち、どれだけがアクティブなのかはわからない。しかし公式アナウンスによれば、1日で40年間分のビデオがPeriscope上で視聴されているのだそうだ。

主にティーンの間でライブストリーミングは大いに人気を集めつつある。たとえばYouNowなども人気を集めているし、YouTubeやFacebookでもライブストリーミングが可能となっている。ライブストリーミングを可能とすることで、閲覧者が増える傾向があるようだ。

ちなみにTwitterとGoProは双方ともに「分岐点」にある。ライブストリーミングの力により、利用者を拡大したいと双方ともに考えているところだ。Twitter利用者数の成長率は大いに低下している。エグゼクティブが離職することになったとの発表をうけ、月曜日には過去最安値となる17.02ドルの株価を記録した。GoProの方もレイオフをアナウンスしてから株価は低迷している。

新たな試みをアナウンスする中、GoProは来週水曜日に収支報告が予定されており、Twitterの方も2月10日に報告会が予定されている。

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(翻訳:Maeda, H

GoProblem―アクションカメラはタブレットと同じ道をたどるのか?

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アクションカメラはタブレットに似ているのではないか? つまり多くの人々が欲しがるが、ただし1台だけだ。いつも最新モデルにアップデートし続けようというユーザーはごく少ない。

私の見るところ、GoProの深刻な状況も結局ここに行き着く。同社は今週発表したガイドラインで売上の落ち込みを予測し、従業員の7%をレイオフすることとなった。GoProが直面しているのは市場の飽和という問題だ。大勢の人々がGoP+roをすでに買っている。ただし1台だけで十分であり、さらにもう1台買うつもりはない。

大半のGoProはたぶん1年のうち11ヶ月は埃をかぶったままだろう。事実に直面する必要がある。われわれ一般ユーザーはエクストリーム・スポーツのマニアではない。なるほどたまの休みにスキーやサーフィン、ハイキングなどをする。GoProがそのもようを撮影できるなら1台欲しい。だが実のところどんなGoProでもいい。

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解像度が最新、最高のものでなくてもビデオを楽しみ、友達を感心させ、休日を思い出すことができる。バッテリーが1日もたず、いいところでビデオが尻切れになるとしても、カメラのサイズが少しくらい大きくてポケットが膨らむとしてもわれわれはさして気にしない。

アクションカメラの機能はユニークで、他のガジェットでは代替できないことは確かだ。だからといって毎年最新モデルに買い換えるユーザーは少ないだろう。毎日いつもポケットに入っているスマートフォンとは違う。取り出してみせびらかすと効果があるようなステータス・シンボルというわけでもない。

ノートパソコンならわずかの改良でも作業が劇的にはかどり、生活が大いに快適になることもある。ノートパソコンは日常生活の基礎に位置づけられる重要なツールだからだ。ところがGoProの場合は中古品やお安いライバル製品で十分だ。

アクションカメラがタブレットに似ていると言ったのはそこだ。タブレットは映画を見たり本を読んだりゲームを楽しんだりするには好適だが、それには前の世代のiPadでも十分だ。私がそのiPadを買ったときそれは最新モデルだった。以後Appleは製品のアップデートを繰り返しているが、私はiPadを買い換えねばならないと思ったことはない。一方でスマートフォンの画面はモデルチェンジごとに大きくなった。こうした事情からタブレットの市場は頭打ちとなった。私はアクションカメラにも同じことが起こるのではないかと思っている。

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なるほど世の中にはアドレナリンが出っぱなしの冒険フォトグラファーが存在する。こういうユーザーは常に最新、最高のアクションカメラを求めるだろう。GoProはまたドローンへの搭載や仮想現実の制作ツールの分野で優位性を獲得している。こういう市場は今後も大きな成長が見込まれる。

しかし今日(米国時間1/14)、GoProの株価は15%ダウンし、昨年と比べると77%程度に下がっている。株価を以前の水準に戻すためにはGoProには何か本質的に画期的な製品が必要だ。今のままではユーザーは古いGoProで十分満足しており、新しい製品を買う気にはならないだろう。GoProは「引出の奥に1台あることが分かっていればそれで十分」なのだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

業績予測を下方修正してレイオフも示唆したGoPro、株価が23%の大幅下落

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Q4の成績が予想を下回ることをアナウンスしたGoProの株価が23.34%も下落して10.87ドルとなった。株価はここしばらくの間も過去最低の水準で推移していた。取引終了直前に11.20ドルと若干値を戻す展開となり、GoProの時価総額は20億ドルということになっている。

今回の株価低迷は、4Qの売り上げが4億3500万ドルで、2015年トータルで16億ドルになるとアナウンスしたことが直接の要因となっている。これはGoProがアナウンスしていた予測を下回るものとなっているのだ。

GoProの出資者たちはカメラ販売の拡大と、新たな収益プランを産み出すことを求め続けており、いまのところそれに応えられないGoProの株価が低下するという流れが続いてきている。

そのような中、GoProは1500人の従業員中7%(105人ほど)のレイオフを行うことも決定している。この2年間で50%も社員を増やしたことが負担となっている格好だ。リストラ費用として500万ドルないし1000万ドルを見込んでいるそうだ。

GoProが株式を公開したのは2014年のことで、35ドルの株価があっという間に89ドルまで上昇した。しかしそこを天井に徐々に株価は低迷を続け、数週間のうちに資産価値を半分に減らすような状況もあった。最新の機種となるHero 4 Sessionの売り上げが前機種ほどに伸びないことおあり、出資者たちの不満や不安も出てきているところだ。

ちなみにGoProのCEOであるNick Woodmanは2015年アメリカにおける公開企業の中で、5番目に多い報酬(総額7700万ドル)を受け取る人物ともなっている。前年比では4079%というのも驚愕の数字だ。


2015年のDisruptで行った、GoProのCEOであるNick Woodmanとのインタビュービデオを掲載しておく。

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(翻訳:Maeda, H

GoProを砲弾として発射する空気圧大砲を3Dプリントで作ったこの二人は天才か?愚か者か?

3Dプリントで作った大砲で空中に何かをぶっ放すのは、最高にエキサイティングである。したがってこのビデオも、きわめて重要であり、かつ、教育的である。これを作った二人の若者、DavidとRyanは、GoProを空中に撃ち上げるための砲弾、のようなものを作り、それを空高く発射し、そして犬のように地面に呼び戻した。

二人の男が空に何かを発射することの、どこがおもしろいんだい?と問うあなた、あなたはほとんど正しい。実は二人はEclectically Engineeringというチャネルを作り、GoProを砲弾として撃つだけでなく、誰もがGoPro砲弾を作って上空からの撮影ができるために、彼らのプロジェクトの詳細を公開した。ちょいとおもしろいDIYプロジェクトを、このようにきちんとした形で公開したことによって、“愚かな若者のいたずら”は、“誰もが自分でトライできるクールな挑戦”に変わったのだ。

ぼくの住むニューヨークのブルックリンで大砲を撃つのは難しいと思うが、3Dプリンタを持ってて人のいない広い場所が近くにある人は、GoProを砲弾として撃ち上げて空中から撮影する特技を、マスターできるだろう。特撮技術の一種としては、意味があるかもしれない。

出典: 3DPrint

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

GoPro、来年リリース予定の自社製ドローンから撮影した映像を公開

GoProは2016年初頭に、ドローンをリリースする予定にしている。それにむけて、GoProは発売予定のドローンより撮影した映像を公開している。とても滑らかなビデオが撮れているようだ。

ちなみにこのビデオを公開する数時間前に行ったQ3決算報告では、予想を下回る成長となったことを発表していた。決算発表後は株価が18%も下落する事態ともなった。アナリストたちがGoProの今後の成長力にも疑問を持ち、またビデオのマネタイズの可能性にも懐疑的であることを示した結果だ。GoProとしては、ドローンの投入で改めて市場の注目を取り戻したい狙いがある。

ともかく、公開されたビデオではまずその滑らかさに驚いてしまう。撮影後にぶれ補正などの編集は加えていないとのこと。カメラに搭載されたソフトウェアによるものなのか、それともハードウェア的なスタビライザーの機能によるものなのかはわからない。おそらくは双方の相乗効果によるものなのだろう。

先月のTechCrunch DisruptにてGoProのCEOであるNick Woodmanは、「ドローンの投入により、GoProカメラの魅力をいっそう引き出すことができるようになるでしょう」とも語っていた

GoProのカメラは既に他社製のドローンと組み合わせて利用されることが多い。GoProとしては自社製のドローンを用意することで、さらに売り上げを伸ばしていきたい考えであるわけだ。

Canva Disrupt SF 2015 Nick Woodman copy

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(翻訳:Maeda, H

16台のGoProカメラから成る360度3Dの仮想現実撮影用リグOdysseyが15000ドルで発売

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この前のGoogle I/Oで、GoProのカメラのでっかい配列が披露された。そう、そして今日(米国時間9/8)それが製品として発売された。というか、プロのコンテンツ作者がこのOdysseyを注文すると、予定では11月初めに発送される。お値段は、15000ドルだ。

これはGoogleの、3Dで360° の仮想現実プラットホームJumpの一環だ。Odysseyは、GoProのHero4 Blackを16台使用している。GoogleがJump Assemblerと呼んでいるものを使って同期化されたビデオを立体像のVRビデオへ編纂する。それをVRヘッドセットで体験するか、または単純にYouTubeで見る(下のビデオ)。

ビデオのあちこちをクリックすると、誰もが初めて経験するコントロール感で映像が回転する。モバイルならAWSDを使ってビデオを回転させるか、または画面をクリックしてドラッグする。

リリースの発表声明でGoProのTony Bates社長が述べている: “仮想現実は商用とアートの両面で大きな新しいイノベーションの可能性を秘めている。OdysseyとJumpにより、コンテンツのクリエイターたちが新しい技術を開拓することを、GoProは期待する。没入的なコンテンツの、制作、編集、そして共有に新しい形を作り出していただきたい。すでに周知のように、GoProのユーザは世界でもっとも有能なコンテンツクリエイターなので、そういうプロの方々がOdysseyを使って、人生のもっともすばらしい瞬間を、まったく新しい方法で捉えることを、待ちきれない気持で待ちたい”。

Odysseyを注文した人にはGoProとGoogleによる資格審査があるので、購入の申し込みはOdyssey Limited Access Programに対して行う。そのキットには16台のカメラと、マイクロフォン、保証書、そしてサポート契約が含まれる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GoPro用電動スタビライザー、Slickが予約受付中―アクションスポーツ録画に威力

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今日(米国時間8/18)、新しいGoProアクセサリー、SlickIndiegogoでキャンペーンを開始した。GoProをヘルメットなどに直接固定するのではなく、まずSlickに装着し、 このスタビライザーをヘルメットなりドローンなりに取り付ける。Slickは取り付けにGoProの各種マウントが利用できる。価格は179ドルだ。

使用法は次のとおり。まず micro USBケーブルでバッテリーを充電する。次にGoProをスタビライザーにネジで固定する(防水ハウジングも使える)。Slickは3軸方向の動揺を打ち消す。バッテリーは2時間もつ。

Slick使用前と使用後の比較ビデオを下に貼っておく。

もちろんGoProビデオはソフトウェアでスタビライズすることもできるが、これは映像の一部を切り出す処理なので画質は相当に落ちる。

私はSlickのプロトタイプを実際にテストする機会があったが、周囲を見回して広い範囲を撮影するときに特に大きな効果があると感じた。つまり頭の動きにつれて突然画面が荒く動くのではなく、プロがパン撮影しているようにGoProがスムーズに向きを変えるのだ。

ユーザーがどんな動きをしてもGoProは一定の方向を向き続ける。Slickが動揺を巧みに吸収する動きは見ものだ。GoProユーザーの全員が必要とするアクセサリーではないかもしれないが、プロやハイアマのビデオ・クリエーターには魅力的なツールだろう。

Slickは防水で、GoPro Hero 3、Hero 3+、Hero 4、最新のHero 4 Session が利用可能だ。製品の出荷は2016年3月を予定している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoPro HERO4 Sessionは、壊れてしまえば修理できない(それでもとても魅力的!)

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GoProの繰り出したキューブ型防水カメラ(GoPro HERO4 Session)を欲しいと思っている人は多いことだろう。ただ、少し考慮すべき点もある。どこががいったん壊れてしまうと、どうしようもなくなってしまうのだ。修理することなどほとんど不可能に近いようだ。

専門家の手によればなんとかなるのではないかと思う人もいることだろう。しかし普段からエレクトロニクスプロダクトを分解しまくっているiFixitですら、無事に分解することができずにいるのだ。

分解の様子はこちらに掲載されている。修理可能スコアは10段階で1(最も難しい)となっている。

なんとかリペア可能であるのは、カメラレンズを覆うガラス部分のみに限られるようだ。もちろんこれも有益なことだ。究極エクストリームスポーツを行うとき、自分の身体以外で壊れる可能性が最も高いのは、このガラス部分であると思われるからだ。

カメラのレンズ自体やセンサー、あるいは(取替え不可の)バッテリーが壊れてしまったようなときは、これはもう素直に諦めるしかない。バッテリーはボードに固定されており、そのボードもボックス内部にしっかり固定されているのだ。もちろん、こうした強固な作りによってHero4 Sessionは、外部ケースなしに防水や耐衝撃性を実現しているわけだ。

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自分でも、GoProが「完全に」壊れてしまっている場合以外には分解してみようとは思わないだろう。小さなボディに繊細なパーツが大量につめ込まれているのだ。このHero4 Sessionについては、壊れてしまったときには「保証期間内でありますように」と祈ることくらいしかできることはない。

修理できないというのは、ある意味では欠点と言えるだろう。しかしそのおかげでコンパクトなボディに高性能を詰め込むことができたともいえる。TechCrunchのMatt Burnsも「最高のGoPro」であると評価している。デバイス自体にディスプレイはなく、バッテリーの交換もできない。そして調子が悪くなってしまったらほぼ修繕不能なデバイスではある。そうしたことがあっても、いぜんとして魅力的なデバイスだと感じる人も多いのだろう。

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(翻訳:Maeda, H

新しいアクションカメラ、Hero4 Session登場―これまでで最高のGoProだ

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次世代の GoProアクション・カメラが登場した。Hero4 Sessionというこのカメラは、GoProが2007年に最初のHeroが登場して以来、初のまったくの新デザインとなる。しかもデザインだけでなく、その内容もGoProを未来へ一歩進めるものだ。Hero4 Sessionは過酷な使用環境にケースなしで持ち出せる初のGoProだ。

またHero4 Sessionは3.8センチの立方体で、重さは74グラムと過去最も小さく軽いGoProだ。 この重さはiPhone 6の半分にすぎない。筐体は防水で、別売のケースを必要としない。GoProをこのサイズに縮小するために開発チームはたいへんな努力を重ねたことだろう。

ただし、このサイズにするための妥協点もある。最新のGoPro上位モデルにある4k録画機能は省かれた。またバッテリー取外しできない。それでもこの新カメラは素晴らしい。Hero4 Sessionは過去最高のGoProだと思う。

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3年がかりの開発

GoProはHero4 Sessionの開発を3年前から始めたという。 数分触っただけでもこのカメラがGoProの未来だと確信できた。

Hero4にはライバルを大きくしのぐポイントがいくつもある。第一が、前述のとおり、本体が防水、防振仕様になっていて別売ケースを必要としない点だ。これはなんといっても大きい。これまでGoProカメラは水に飛び込んだり宙返りしたりするときにはそれぞれ専用のケースを必要とした。Sessionは10メートルまで防水だ。.

本体を防水仕様とするためにGoProは人間の耳のような構造の新しいマイクを開発した。マイクの内部に鼓膜のような膜が設けられ、水を排出する。水から出てわずか1、2秒でマイク内の水が流れ出るので、すぐに録音が再開される。また裏面にもマイクが設けられ、前面のマイクが強い風切りノイズを拾うと自動的に裏面マイクに切り替わる。

Sessionは上下を認識し、どのようにマウントしても自動的に正しい向きで録画する。

自動車の車体やドローンに吊り下げるような位置でマウントしても自動的に上が画面の上になるように録画される

たとえば自動車の車体やドローンに吊り下げるような位置でマウントしても自動的に上が画面の上になるように録画される。

Sessionはバッテリー交換ができないため、省電力にも注意が払われている。これまでのGoProには電源ボタンと録画ボタンがあり、電源ボタンが押されると待機モードで電力を消費していた、Sessionには両者を兼ねる1つのボタンだけが設けられ、押すと録画開始され、もう一度押すと停止する。

Sessionの上部には液晶スクリーンが備えらているが、筐体のサイズに比例して非常に小さい。カメラのモード、バッテリー充電量、接続状態だけが表示される。しかしトップマウントはこれまでのGoProのようなフロントマウントよりずっと便利だ。ただし、設定などの操作は本体単独ではできず、スマートフォンを接続して専用アプリから行う。

The GoPro Hero4 Session mounted to The Strap, GoPro's latest mount designed to work with the Session and all other GoPro cameras.

トップマウントはこれまでのGoProのようなフロントマウントよりずっと便利だ

1歩後退、2歩前進

Hero4 Sessionの筐体は強化ゴムで覆われ、いかにも頑丈そうだ。登山中に落として転がっても平気だろう。ボタンは一つだけになり操作は非常に簡単になった。以前のGoProは操作を間違いやすかった。私のGoProビデオは意図せずして自画撮りから始まっているものが多い。間違ったボタンを押してしまったせいだが、赤丸ではっきりマークされたボタンが一つだけのSessionならそういうことはない。

ビデオの画質は他のGoProカメラに劣らない。500ドルのHero4 Blackにある4Kやスローモーション録画機能は備えていない。4KはなくてもいいがフルHDのスローモーションがないのは惜しい。Sessionのフレームレートは1080pで毎秒60コマが最高だ。4Kなしでも1440p30コマまたは1080pで60コマは十分な画質を提供する。

液晶画面が縮小され、設定はスマートフォンからとなった

Sessionは小型化の代償として本体での設定はできなくなった。ユーザーはスマートフォンに接続するかGoProのワイヤレス・リモコンを利用することになる。これまでのGoProの液晶画面での設定よりスマートフォンの広い画面から専用アプリで設定するほうがずっと楽だ。

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GoProシリーズ中でSessionは買いだ

当初、GoProにはたった一つの製品しかなかった。Sessionの登場でGoProのカメラのラインナップは5種類になる。シリーズ中では上位モデルで、液晶を備えたHero4 Silverと同価格、4kとハイスピード撮影機能を備えたフラグシップのHero4 Blackより100ドル安いだけだ。

Sessionには2種類のマウント・フレーム、2種類のマウント、改良され小型化されたマウント・バックルが付属する。

GoProシリーズの中でSessionは買いだ。超小型化され画質は十分、しかも非常に重要な点だが、これまでのどのGoProより操作しやすい。400ドルという価格が多少のネックになるが、Hero4 Sessionは間違いなくGoProの未来を開くカメラだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Google、GoPro 16台を使ったJump VRビデオカメラシステムのテスターを世界から募集中

2015-06-23-jumpVR

GoogleはJump仮想現実ビデオカメラ・システムのテスターを募集中だ。こちらにテストへの参加申込みフォームが公開されているので、興味ある向きは必要事項を入力して申し込んでみるとよい。

Googleは「この夏、選ばれたクリエーターにJumpシステムを体験してもらうチャンスを提供したい」としている。Jumpは16台のGoProカメラを円形に並べたシステムで、全周を動画撮影できる。 申込みフォームには簡単な経歴とJumpシステムを使ってどのようなVRプロジェクトを考えているのかを記入する。ここで提案するプロジェクトのアイディアが当落のカギになるようだ。

実際、Googleは「選考にあたってすばらしいアイディアは上位にランクされる」と述べている。アートプロジェクトに補助金を申し込むようなものだと思えばよいだろう。ただし、VRビデオのパイオニアになりたがっているYouTubeアーティストの数は膨大だから競争は激しいものと覚悟しておくほうがよい。

こちらはGoogleが今年のI/OカンファレンスでJump VRシステムを発表したときの記事だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoPro、全周撮影アレイとドローンを開発中

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今日(米国時間5/27)GoProは、GoPro Heroカメラ6台を組み合わせて一度に全周を撮影するアレイを開発中であることを発表した。CEO Nick Woodmanは、FacebookがOculusを買収した時、「挑戦状をたたきつけられ」仮想現実および拡張現実システム向けコンテンツを作成できる全周撮影装置の開発に取りかかった、と言った。

Woodmanによるとソフトウェアは現在社内で「アルファ」段階にあり、ユーザーはGoProカメラをクラウドと同期して映像を見ることができる。まだ「初期段階」ではあるが、理論的にユーザーはSDカードやUSBケーブルに一切触れることなく、動画の再生や編集ができるとWoodmanは言った。

同社はGoProカメラを使って空中撮影のできるクワッドコプター型ドローンも開発している。

「われわれがGoPro主導ビジネスをやっている以上、ドローンが究極のGoProアクセサリーであることは当然だ…GOサインを出すために必要な理由はそれで十分だ。自前で作る意味が十分にあるほど重要だ」とWoodmanは言った。彼は、GoProカメラは今後も他のドローンと互換であることを指摘した。

今やGoProを使ったドローンビデオ撮影は、エクストリームスポーツから結婚式まで、あらゆる場面の必需品だ。だから、GoProが自身でそのビジネスに参入する意味は大いにある。WSJは最近、同社がドローン参入を睨んでいることを報じた。既に多くのGoProユーザーが、様々なサードパーティー製ドローンに自分のカメラを装置している。

Woodmanは価格を明らかにしなかったが、来年後半には提供されると言った。

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VRへの野望

全周アレイは2015年後半に発売される。「これは制作会社およびプロシューマーに非常にアピールするだろう」とWoodmanは言った。さらに彼は、「一般」の人たちも買うことになるだろうが、最初のバージョンはプロ向けであると付け加えた。GoProはこれが、Oculus、HoloLens、CardboardおよびYouTube 360ビデオ等のVRおよびARシステム用ビデオに使われることを想定している。

Woodmanは、この6カメラユニットの価格を「デジタル一眼並み」と説明したので、おそらく1500~2000ドルくらいだろう。サードパーティーでこれを行おうとする試みもある ― 例えばShapewayのあるモデルは6台のカメラを保持できる

GoProは、アクションビデオと同じように、仮想現実分野でもすぐに確固たる地位を築くに違いない。先月同社はKolorの買収を発表した。仮想現実および全周ビデオ処理のためのソフトウェアを開発する会社だ。当時Woodmanは、自社のカメラとKolorのソフトウェアによって、GoProは全周コンテンツの撮影、生成および共有のソリューションを提供できるようになったと語った。

Woodmanは今日カリフォルニアで行われたCodeカンファレンスでインタビューを受けた。

GoProはエキストリームスポーツの発展と密接なつながりを持つようになったが、その堅牢なカメラはスカイダイビングやモトクロス以外にも広く用いられている。多くのデバイスが何よりも薄さと技術的優位性を競うにつれ、彼らもそうした要素を重視し始めた。GoProはその無骨だが頑丈なからだで、ファミリーカメラやスマートフォンを危険に暴したくないがどうしてもビデオを撮りたい場面で必須のツールになった。

Woodmanは2004年にワゴン車後で弾薬ベルトを販売し、両親から23万ドルのエンジェル投資を受けて会社を起こした後、企業価値70億ドル以上にまで成長させた。彼は2.85億ドル相当の株式付与を受け、2014年にCEOの所得第一位になった。

「アクションカメラ」経済に火をつけたGoProは、昨今Xiaomiの’Yiカメラ’のような類似品に周辺を取り囲まれている ― そして最近Appleアクションカメラ特許の出願によって株価が1日で13ドルも下落した(現在は50ドル前後を漂っている)。

Woodmanは最近、10年前に会社を立ち上げた際大学の同級生と交わした口約束を守るために、2.29億ドル相当の株式を手離したことで紙面をにぎわせた。

【編集部注:Matt Burnsが加筆した】

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook