Intelのスマートブレスレット、MICAは495ドルでクリスマス前に発売


Intelは今日(米国時間11/17)、ブレスレット型端末Intel MICA(”My Intelligent Communications Accessory)を発表した。これはOpening Ceremony、CFDAとの協力によって開発された製品で、Barneysが独占販売する。

同社によると、MICAはクリスマスに間に合うように発売され、価格は495ドル。この価格にはAT&T SIMカードが含まれ、データおよびSMSメッセージを2年間使用できる。データおよび通話のプランについては明らかにされていない。

われわれは新デバイスにいち早く触れる機会を得た。これは初めてファッションを最優先してデザインされたウェアラブルだ。たしかに、へビ皮のベルトに半宝石と真殊をあしらったスタイルは見事で、同時にコミュニケーションデバイスとしての機能も、かなり充実しているようだ。

MICAは3G無線およびGPSチップを内蔵し、TomTomとYelpが統合されていて、すべてをブレスレットの中にある1.6インチOLEDディスプレイで見ることができる。

ブレスレットには専用のSIMと電話番号が付いてくるので、ユーザーは、この特別な番号を親友と家族に教えるだけで、MICAに入ってくるものは何でも「フィルター」できる。そうすれば受け手の邪魔をすることなく電話をかけれる。

MICAはパソコン経由で設定変更が可能で、例えばSMSの返信用に定型文を用意できる。端末には「折り返しお電話します」「10分以内に着きます」など、既に多くのメッセージが事前登録されている

MICAは、使用状況によってバッテリーは48時間持つと約束したが、その正否は本格的にテストするまてわからない。

MICAは今後数週間のうちに、495ドルでBarneysから販売される。詳しい情報はこちらへ

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Androidユーザー、SMS受信不可問題でAppleを訴訟


近々Appleは、連邦裁判所でAdrienne Mooreという女性が起こした訴訟に立ち向かうことになる。彼女は、Androidに乗り換えた多くの元iPhoneユーザー同様、iPhoneからAndroidに切り替えた後テキストメッセージを受信できなかったことに怒っている。原告は金額不特定の損害、および集団訴訟への発展を見込んでいる。

iOS 5の公開以来、AppleはiPhoneでiMessageを使っていたユーザーがAndroidに乗り換えた後テキストメッセージを受取れないという問題に直面した 。iMessageは、携帯電話のデータプランを利用するため、理論上ユーザーはテキストメッセージにかかる料金を節約できる。本来iMessageによる送信に失敗した時は、通常のテキストメッセージ送信に戻るしくみだ。

この問題に遭遇したユーザーはMoore以外にも数多く存在する。実際、最近Appleは、iOSからAndroidに切り換えたユーザーを救い、他のユーザーに同じことが起きるのを防ぐためのウェブツールを公開した

訴訟が最初に起こされたのは2014年5月で、以来Appleは訴訟棄却を申し立ててきた。Lucy Koh判事(たまたま彼女は昨年Samsung対Appleの巨大闘争を裁いた裁判官である)はMooreの訴えの一部を却下したものの、Appleが彼女のVerizonから受けている無線サービスを妨害し、カリフォルニア州不正競争法に違反したことを争う権利が彼女にはあると信じているとReutersは報じている

本訴訟の裁判日程は決まっていない。

訴状の原文を読みたい方はこちらへ。(関連リンクは、ここここここにある)

Appleの棄却申し立てについての詳細についてはこちらを参照。

最後にこれが、Lucy Koh判事が下した今日の裁定の全文だ。

Moore et al v. Apple Inc

[via 9to5mac]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


犬のためのAirbnbサービスを手がけるDogVacay、新たに2500万ドルの資金を調達

Fortuneの記事によれば、DogVacayがシリーズB1にて2500万ドルの資金を調達したとのことだ。

DogVacayとは、犬用ホテルの代替となるサービスを提供している。2012年に運営を開始しており、調達額の合計は4700万ドルになる。2013年10月に1500万ドルを調達したシリーズBはFoundation Capitalがリードし、以前から出資していたGSV Capital、Science Inc.、First Round Capital、Benchmark、Foundation Capital、およびDAG Venturesなどが参加して行われていた。

DogVacayサービスの利用スタイルは2通りになる。すなわち、犬を預かる側か、あるいは犬を預ける側だ。旅行に行く時に飼い犬を預けたいと考えたとき、信頼できてかつ良心的な価格で預ける先を見つけることができるようになる。カスタマーサーポートには毎日24時間体制で対応しており、飼い主および飼い犬が最適なケアを受けられるようにするための保険も用意している。従来のペットホテルサービスと比較すれば安価ながら、しかしケージに閉じ込めることなく、十分な愛情をもって面倒をみることを約束している。

このDogVacayだが、昨年1年でかなりの成長を遂げた。犬を預かる側の人は現在、2万名が登録されている。また先月には、犬たちの「宿泊日数」も100万日に到達した旨を発表していた。このうち90%は、この1年半のうちにカウントされた数値なのだそうだ。間違いなく、サービスは成長の波に乗っているようだ。

調達資金はサービスの拡大・拡充のために使っていくのだそうだ。

但し、サービスを拡大していくと、品質維持やカスタマーケアなどの面で難しさも出てくるのではなかろうか。そんな疑問を共同ファウンダーであるAaron Hirschhornにぶつけてみた。

「ビジネス規模が広がっていく際、カスタマーケアこそが最重要課題であると常に意識しています。前業務の半分は、このカスタマーケアに向けられています。評価や感想など、あらゆる話に耳を傾け、適切な判断および運営ができるように心がけています」とのことだった。

DogVacayが目指すのは、もちろん「全員の満足」だ。一度に面倒を見ることのできる頭数は3頭までとし、満点以外のレビューについては必ずフォローアップを行なっているのだとのこと。ちなみに現在のレビュー平均は5点満点で4.96となっている。

さらにDogVacayでは厳格な基準を定め、かつトレーニングなども用意して、品質の高いサービスを維持するための努力を継続的に行なっている。ホストとして仕事をするためには書類審査を経て、教育用ビデオを見て、そしてテストにもクリアする必要がある。電話インタビューも必須であり、またいったんホスト役としての仕事を始めても、継続的に教育を受ける必要がある。

DogVacayは預ける際の料金から15%を取る仕組みとなっている。現在のところ、ホスト役での利用者の20%が収益の80%を生み出しているのだそうだ。一部の人はフルタイムの仕事として犬の預かり業務を行なっていて、年間7万ドルから9万ドルを得ているのだとのこと。ホスト役のうち残りの80%の人は、タイミングを見て預かり業務を行なっているとのこと。この80%が残り20%の利益を生んでいる。この利益がいったいいくらであるのかについては教えてもらえなかった。

Hirschhornは「現段階ではより多くのペットシッターに登録を促したいとは考えていません」と述べている。「実際のところ、ペットシッターになりたいという申し込みは10万件以上もありました。そのうちに登録をお願いしているのは2万件だけです。私たちは量よりも質を求めているのです。有能な方々と一緒に、さらにハイレベルなサービス実現を目指していくことにより、預ける飼い主の方にも、そしてやってくる犬にとっても最善のエクスペリエンスを提供できると考えています」。

DogVacayは現在、アメリカおよびカナダにおける30万の都市で運用中だ。Hirschhornによると、国際展開も視野に入れているのだとのこと。

「私たちの展開するようなサービスを海外にもっていく場合、それぞれの国で全くの0からスタートすることとなり、それがなかなか難しいところです」とHirschhornは言っている。

DogVacayに興味をお持ちの方は、ウェブサイトにいろいろと細かい説明がある。

サービスの仕組みを説明するビデオを下に貼っておこう。

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(翻訳:Maeda, H


Twitpic、Twitterとの合意により(とりあえず)コンテンツは継続へ

いろいろな噂に困惑した人も多かったTwitpic問題だが、最後に多少なりとも明るいニュースで締めくくることとなった。Twitter側との合意により、既存の写真およびリンクは使い続けられることになったようだ。ドメインおよびデータはTwitterの管理下に移る。

もちろん、これはTwitpicが存続するという話ではない。さらにTwitpicに新しく写真などを投稿したりすることはできない。簡単にいえばリードオンリー・モードに移行するわけだ。App StoreおよびGoogle Playに登録されていたアプリケーションは、取り下げられることとなる。これまで利用していた人は、ログインしてコンテンツを削除したり、あるいはアカウント自体を取り消したりすることはできる。また、データをエクスポートすることもできる。

今回のTwitpic騒動が始まったのは9月のことだった。Twitpicのファウンダー兼CEOであったNoah Everettが、Twitterからの商標関連のクレームがきて、TwitterのAPIが利用不能となるためにサービスを停止するとアナウンスしたのだった。

「Twitpicは2008年から稼働しており、商標についても2009年にUSPTO(特許商標局)に対して申請を行なっています。そのような状況の中で受け取った停止要請には大いに驚いています」と述べていた。

しかしその直後、どうやらTwitpicは買収され、サービスも継続されることになりそうだとの噂が流れた。しかしこれも結局Everett自身が買収による存続を断念した旨をアナウンスして決着することとなった。

とても気が重いことですが、サービスの停止をアナウンスしなければならなくなりました。停止日は10月25日です。買収提案がいくつかあったのですが、いずれとも話をまとめることができませんでした。ほぼ話がまとまったように見えたときもありましたが(その旨をツイートしてしまいました)、しかし条件面で合意できなかったのです。

この話にはしかし続きがあり、本日もTwitpicのブログが更新された。内容は以下に掲載している。Everett自身がTwitterからTwitpicの管理を行うといわけではなく、Twitpicの運営からは完全に離れるということのようだ。

「ハッピーエンド」というわけではなかったろう。しかしいずれにせよTwitpicの戦いには、本日、幕が引かれた。

長い間Twitpicを使ってきて頂いて本当にありがとうございます。最後になって、いろいろとお騒がせしたことをお詫びいたします。ご覧の通り、ばたばたな幕引きということになりました。

結局、Twitpicのサービスを続ける道を見出すことはできませんでした。但し、Twitter側との合意により、TwitpicのドメインおよびデータをTwitterが継続管理することとなりました。すなわち投稿して頂いた写真などは、今後も生き残ることとなったわけです。データの継続性という利用者のメリットについて、Twitter側も認めてくれたわけです。多くの人に利用していただいていたサービスであっただけに、今回の合意はもちろんTwitter側にもメリットがあるものであると思っています。

混乱のないようにまとめておきます。

  • Twitpicに、新しく写真などを投稿することはできなくなります(リードオンリー状態になるわけです)。
  • iOSおよびAndroidアプリケーションは、アプリケーションストアから削除されます。また今後のサポートも行われません。
  • 利用者の方はログインしてデータやアカウントを削除することもできます。
  • データをエクスポートしてダウンロードすることもできます。

ともかく、Twitpicはこれで終了です。Twitpicをご利用いただいた方には、繰り返し感謝申し上げます。本当に、長らくのご愛顧、ありがとうございました。

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(翻訳:Maeda, H


エリザベス女王の初ツイートは王室の永遠の謎

自分の最初のツイートを、覚えてる? 私のはデスクトップからだったけど、今はスマートフォンからの人がとても多いでしょうね。

でも、ツイートを送るためには、その前にTwitterのアカウントを取らなければならない。そしてもちろん、メッセージの本文をタイプする。それからやっと、あの小さな青いTweetボタン(ツイートボタン)を押して、あなたのTwitterの旅が始まる。

しかし、女王様のやり方は、ちょっと違う。

彼女は最初のツイートで、Science Museum(科学博物館)で行われる展示会Information Age(情報の時代)の宣伝をして、最後に女王の公式の署名をしている。Elizabeth R.のRはRegina、ラテン語で女王の意味だ。

このツイートはBritish Monarchy(英国君主)の公式アカウントから送られているが、この人には75万あまりのフォロワーがいる。私がこの記事を書いてる時点では、2万回以上リツイートされ、お気に入りもそれぐらいある。

実際に女王ご自身がこのツイートをタイプしたのかについては、諸説がある。下のビデオでは女王が聖書台の上のiPadの方へ歩いて行き、手袋を取り、ボタンを一つ押しているだけだ。でも、その前に撮られた写真では、彼女は実際にiPadでタイプしている。しかしTweetDeckがつかんだ証拠(下図)によれば、ツイートはiPadでなくiPhoneから送られている。

British Monarchyのお役所は、Vergeの取材に対して、その食い違いは画像処理の不手際のせいだ、と言っている。何のことやら。そして、ツイートはあくまでも女王本人が送った、と言い張っている。以下は、女王ではなく、お役所からのツイートだ。

[さきほどのツイートは女王が彼女の公式のTwitterアカウントからご自分で送りました。]

私自身は、女王が誰かに自分のメッセージをタイプさせたとしても、一向にかまわないけどね。どの帝国の指導者でもないAshton Kutcherでさえ、 820万人のフォロワーにはまともに対応できなかったんだから。

[ビデオ提供: The Telegraph]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google Inboxのベータ招待がeBayオークションで高値に

倍率なんと10倍だから、今ごろあなたは、GoogleのInboxアプリのベータを諦めてるかな? それとも、お金を払ってでも試したい?

eBayのユーザbpatel90が、そのオンラインオークションにベータへの招待を出品した。今それは、50ドルぐらいだ。

GoogleのInboxは発表されたばかりのモバイルアプリで、メールの扱い方をこれまでとはがらりと変えてしまう。今は人数を制限した招待制のベータだから、PlayのストアやApp Storeなどからはダウンロードできない。

このアプリを作ったのはかつてGmailを作った連中だが、Gmailとは似ても似つかぬものを志向している。どちらかというと、とてもおせっかいなGoogle Now的、そして部分的にはMailbox的でもある。

Inboxは、レシートとか予約とか、メールを自動的に種類別に分類するから、昔のをさかのぼって探すのが楽だ。また日付や時刻に基づいて重要なメールを見分け、それを高輝度で目立たせてくれる。仕事上の重要なメールを、見逃すおそれが少なくなる。

空港に向かってるときは、目的のフライトに関するお知らせメールなどを高輝度にする。フライトの出発時間が変更になったら、それもリアルタイムで知らせてくれる。またMailbox的に、ある種のメッセージを無視したり、メールからトゥドゥ(to-do)リストを作り、あなたの生産性アップのお手伝いをする。

とにかく機能がすごく豊富だから、ベータの招待をオークションに出せば高く売れる、と考えるやつがいても、おかしくはない。

誰しも、メールは嫌いだ。メールはインターネットの悲しき必要悪だ。だからメールの悩みを解消してくれる新しいアプリ(のベータの招待)は、eBayでどんどん高値が更新されるだろう、かな、果たして?

すでにそのアプリを持ってる人をTwitter上でいじめてもよい。こんなふうに:

昨日発表されたばかりのアプリについて、詳しく知らない人が多いのは当たり前だけど、詳しく知りたい人はGoogleの公式の発表声明を読むか、下のビデオを見るとよいだろう。

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買収したSongzaのプレイリスト機能がやっとGoogle Play Musicに統合

この夏Songza買収したGoogleが今回やっと、Google Play Musicにその技術を取り入れた。これからは、人間エキスパートが作ったプレイリストが提供される。そのリストは、日付、時刻、天候、Googleが選んだそのほかの個人化要因、などに基づいて作成される。

すなわち今日(米国時間10/21)からPlay Musicのユーザは、そのときの気分や、やってること、日付、時間などに合ったプレイリストを選べる。エキスパートが作ったそういうプレイリストは、すでに数千ある。プレイリストをダウンロードしてオフラインで聴くこともできるが、それは元のSongzaになかった機能だ。

そのほか、プレイリスト上の次の曲を見る、プレイリストの内容の加除や並べ替えをする、などの機能もある。Songzaのプレイリストは、作成に人間が介入するから強力だ。

iTunes Radioにやや似ているが、Play Music + Songzaでは曲を自分で選んでステーション(放送局)を作ることもできる。

もちろん、既存のさまざまな局から検索して選ぶこともできる。

また、新たに導入された”Listen Now”のセクションでは、最近自分がプレイした曲や、おすすめの新曲、個人化情報に基づいたおすすめのステーション、などを聴くことができる。

ただしSongzaを統合したPlay Musicアプリが使えるのは、当面、合衆国とカナダだけだ。”Listen Now”は、Play Musicを使える45の国で利用できる。

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冷蔵庫にミルクがあるか(いたんでないか)教えてくれるMilkzUpBottle

私は大人のなりそこないで、これからシリアルを食べるとき冷蔵庫に運良くミルクがあれば、それはたいてい、すでにいたんでいる。

しかし幸運にも、昨日のディスラプトEUのハッカソンで、ミルクの状況が何でもわかる、という作品が登場した。そのMilkzupBottleと名づけた作品は、プラスチックのボトルとUSBのコネクタとLEDライトとふつうのWebカメラでできている。

作者のDavid Turnerによると、大手家電のGE(General Electric)が今、USBやWiFiで接続される電脳冷蔵庫のプロトタイプを作っている。その冷蔵庫にまた別の電脳機器(たとえばQuirkyのEgg Minderみたいなやつか?)を接続してやると、人間ユーザが冷蔵庫の中の物とコミュニケーションできるようになる。

MilkzupBottleは、基本的にはそういう電脳冷蔵庫に接続して、一日に二回、ミルクの状態をチェックする。冷蔵庫の中はドアを締めると(たぶん)暗くなるので、MilkzupBottleにはWebカメラ撮影用のLEDライトがついている。

それのアプリ(上図)では、ミルクの4種類の状態…Milkzup(たっぷりある)、Milkzdown(いたんでる)、Milkzlow(少ない)、Milkzout(ない)…をチェックできる。

Turnerはこのプロジェクトをオープンソースにして、ほかの人がこれをどうするか見たい、と言っている。

詳しくはここで。

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Betaworksが運営するシンプルな天気予報サービスのPonchoが対応エリアを拡大中

1日の始まりにあたって、天気を確認することから始めるという人は多いと思う。天気予報アプリケーションを見る人もいれば、weatehr.comをチェックする人もいることだろう。あるいは湿らせた指を窓から出してみて状況を確認するという人もいるかもしれない。ただ、サービス対象地域の人の間では、Ponchoがなかなかの人気を集めつつあるように思うがどうだろうか。

PonchoはBetaworksの運営する天気情報サービスで、天気予報をメールないしスマートフォンに送ってくれる。一般的な天気予報だけでなく、利用者が外にいる可能性の高い時間についても細かく情報を教えてくれる。ニューヨーク地域を対象に1年前からサービスを提供しているが、ついにシカゴなどでも利用できるようになった。

Ponchoはシンプルさゆえの使いやすさを体現しているサービスだと考えている。

サインアップの際に、Poncho側からいくつか簡単な質問が表示されるようになっている。仕事に出かける時間が何時頃であるかとか、昼休みの時間、あるいは帰宅時間、さらには犬の散歩をするかどうかなどといったものだ。そうした日常行動関連の質問に加え、メッセージをテキストメッセージで受け取るか、それともメールで受け取るか、また更新情報を何時に受け取るのかという設定を行う。

そうした質問に答えて初期登録が完了すると、日々、更新情報が送られてくるようになる(たとえば朝の7時に受け取って、出勤に備えるという具合だ。あるいは前の日の夜に受け取って余裕を持って準備をするという使い方もあるだろう)。各種天気情報に加え、外出している予定になっている時間の気温情報なども伝えてくれるようになっている。

天気の予測に加えられたメッセージもなかなか面白い。はやりの天気予報サービスのように、リアルタイムでの雲の動きを把握することはできない。しかし雨を気にしなくてはならない時間に、いったい雨が降るかどうかの予報を知ることができるわけだ。

収益面についてはPonchoの方針というものもよくわからない。いかにしてマネタイズを行うのかという点につき、サービス側からの公式あアナウンスはない。ただ、ドラッグストアでの割引券配布などを試みているようだ。今後は雨の日の食品デリバリーサービスなどとタイアップするようなこともあるかもしれない。

Ponchoのサービスについて詳細は、こちらのサイトをご覧頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H


飛行中のスマホの利用を認めたFAAを客室乗務員組合が訴訟

1年ほど前にFAAは、離着陸時の機内での携帯電子機器の使用を認めて大歓迎された。これからは誰もが、乗務員に叱られる心配なく、音楽を聞いたり、Two Dotsを再生したり、何もサービスのない機内でもソーシャルアプリをクリックしまくって退屈しのぎができる。

ところが、この国最大の客室乗務員組合は、この変化を喜んでいない。

金曜日(米国時間10/10)にAssociation of Flight Attendantsは法廷で、FAAは離着陸時の携帯電子機器の使用をめぐるガイドラインの変更において、正しい手順に従っていない、と主張した。 AFAによると、携帯電子機器(portable electronic devices, PED)は安全に関するアナウンスの邪魔になり、危険な異物になりえる、というのだ。

これに対してFAAの弁護士Jeffrey Sandbergは判事に、PEDは乗客が長年持ち込んでいた本と同じく、危険ではない、と述べた。

AFAは空飛ぶスマートフォンが安全性の邪魔になるという主張のほかに、FAAがガイダンスを変えたときのやり方が正しくない、と言っている。組合の弁護士Amanda Dureによると、政府省庁が何かを公示する場合にはAdministrative Procedure Actという法に従って、ルールの変更に対して国民等がコメントを提出する期間を設けなければならない。

しかしAPの報道によると、三名の判事は客室乗務員組合の主張に動じなかったようだ。

昨年ガイダンスの変更を発表して以降FAAは、31社の航空会社(市場の大半をカバーしている)に対して、携帯電子機器の使用を承認した。承認の前提には、機が電子的妨害に対する保護機能を装備していることと、会社のPEDポリシーを改定することが、含まれている。

つまり重要なのは、乗客による飛行時の携帯電話の使用を認めるか認めないかは、つねに航空会社自身の専決事項であることだ。FAAがこれらのデバイスの使用を認めたことは、最終決定ではない。

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スマートホームの何でも屋を目指すWithingsの現状をデモビデオに見る

 

ゆっくりと着実に、Withingsはそのプロダクトポートフォリオを構築して、ガジェットとデジタルサービスの本当に総合的なアプローチを展開してきた。最近、このフランス企業は最新の製品群をニューヨークのおしゃれなホテルの部屋に備え付けて、Withingsの完全にインターネットに接続されたホーム(コネクテッドホーム, connected home)がどんなものであるかを、われわれに見せつけた。

その中で同社がいちばん見せたかったのは、発表したばかりのホームモニタリングシステムWithings Homeだ。それは、視野角135度でズームや暗視ができるだけでなく、人やペットがいること、それに赤ちゃんの鳴き声のような特定のノイズも検出する。そのほか、空気の質や室温などを検知する一連のセンサも備えている。

これまた最新の製品であるスマートウォッチActivitéは、見たところふつうのアナログ時計とほとんど変わりないが、ユーザの活動やフィットネスの情報をアプリへたえず送り続ける。

Activitéは心拍計Withings Heart Rateにも接続するので、健康状態をより総合的に把握できる。

Withingsは、フィットネスも総合的にとらえる。たとえば活動時のデータだけでなく、睡眠時の体の状態も重視するのだ。

睡眠をモニタするAuraは、照明コントロールやスピーカー、センサなどを動員してユーザを睡眠へ導き、それからその睡眠を追尾、十分な休養とそれによる元気な目覚めを確保する。今回はAuraを十分に体験できなかったが、数週間後にはもっと深く追究しよう。

とりあえず今回は上のビデオで、Withingsが構想しているコネクテッドホームの姿を見て、楽しむことにしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


少額投資のプラットホームAcornsがiOS人気に乗じてAndroidに上陸

未来のための貯金ができる少額投資のプラットホームAcornsが今日(米国時間10/8)、Androidにローンチした。〔*: acorn==どんぐりは、とても小さなものがとても大きなもの(巨木)になるたとえとして、よく使われる。〕

Acornsはユーザのクレジットカードやデビットカードに接続して、買い物のお釣り(‘セント’の部分は1ドルに丸める)を投資ポートフォリオに投資する。ユーザは強気(aggressive)から慎重(conservative)までの5段階のリスクオプションから選ぶ。

ユーザはいつでも、預金口座を設けてそこから引き出すこともできる(自動引き出し以外)。リスクオプションは途中で変えられる。

こうやってAcornsはユーザの貯金と利殖を助けるが、ユーザは自分のキャッシュへのアクセスを失うことはない。

iOSのローンチが8月だったが、今はアクティブユーザ数6万まで成長し、これならAndroidもいける、と判断した。プレスリリースによると、ユーザの1/3は22歳以下で、1/4は年額25000ドル弱の利益を得ている。

Acornsの収益源は月額1ドルの手数料プラス、投資額の0.25〜0.5%の管理費だ(後者は投資額によって異なる)。

同社はこれまで総額900万ドルの資金を調達している。

AcornsのAndroidバージョンはここでダウンロードできる。

〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕


—ポートフォリオの構成—

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Fly Or Die : Apple iPhone 6 Plus


 
iPhone 6 Plusを巡ってはいろいろな話が聞こえてくる。

Appleが満を持して投入したデバイスであると言えるだろう。薄型でありながら大きく、そしてこれまで以上に美しい画面を持つ。しかしこの大型化が却って害をなすという側面もあるようだ。手の小さな人は、この大きく、かつ滑りやすい感じのするiPhone 6 Plusを片手で操作することができないのだ。さらにはiPhone 6 Plusは「曲がる」という話が出てきたり、あるいは「普通は曲がらないのだ」というアナウンスが出たりと、「混乱」を感じる人もいることだろう。

iPhone 6 Plusは5.5インチ、1080pの画面を備え、画面解像度は401ppiかつ1300:1のコントラスト比を実現している。現在の商品ラインの中で、最も美しい画面を持っているわけだ。プロセッサーはA8で、従来より高速なWi-FiおよびLTE接続性能を持つ。内部ストレージ容量は16GB、64GB、そして128GBのものが用意されている。さらにカメラは光学式手ブレ補正の機能を持つ。暗い場所での撮影やオートフォーカスの性能にも強みを持っている。

iPhone 6 Plusが素晴らしいデバイスであることは間違い無いだろう。大画面化のトレンドに興味を持たなかった人も、少し心を動かされるのではないかと思う。個人的にはベッドサイドやテレビサイドで使うにはとても便利で面白いデバイスだと思う。ゲーム機やビデオ鑑賞にも使えるし、広い画面で作業効率が上がるというアプリケーションはいろいろと存在する。

但し、一部の人にとっては、iPhone 6でも「限界」の大きさなのではないかとも思う。あるいはiPhone 6ですら手の中に収まらず、iPhone 5を懐かしむ人すらいるかもしれない。もちろん6 Plusに乗り換えて、これぞ待ち望んでいたデバイスだと言う人もいるだろう。Appleの製品にしては珍しく、利用者の中でも賛否が分かれるデバイスなのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


Facebook、LGBTコミュニティーに謝罪。実名ポリシーの変更を約束

数週間に渡るFacebookの実名ポリシーに対する反発、具体的には、”drag name”を使ったためにFacebookページを停止されたLGBTコミュニティーによる行動を受け、Facebookはコミュニティーメンバーらと会い、同社が与えたであろう苦痛について謝罪した。

Facebookの製品担当副社長、Chris Coxは今日(米国時間10/1)Facebook上で声明を発表し、苦痛を与えたことを詫びると共に、状況に至った経緯を説明した。声明には、現行の実名ポリシーを改善し、他のユーザーの安全を脅かすことなく、多様な人々が参加できるようにすることを約束する文言もある。

声明の全文(英語)は記事の最後に貼ってあるが、要旨は次の通り。

あるユーザーが、数百ものdrag queen[女装パフォーマンスの一種]のFacebookページを、偽名を使用していると通報した(Businsess Insiderは、Secretの1ユーザーが自身の行為であると認めていると報じた)。Facebookはこれを、プロフィールにdrag nameを使っているdrag queenに対する攻撃パターンであること気付かず、通常の手順に沿って該当プロフィールを一掃した)

しかし、今日(10/1)FacebookはLGBTコミュニティーのグループと会い、システムを改善する方法を話しあった。

そこでは、「Facebookをトラブルメーカーたちに開放することなく、世界中のシスター・ロマたちを認証できるツール」や、「それらのアカウントに印をつけて、他のユーザーが驚かされることなく接することのできるしくみ」等が話題に上った。

Coxの声明の全文を以下に引用した(原文のまま):

I want to apologize to the affected community of drag queens, drag kings, transgender, and extensive community of our friends, neighbors, and members of the LGBT community for the hardship that we’ve put you through in dealing with your Facebook accounts over the past few weeks.
In the two weeks since the real-name policy issues surfaced, we’ve had the chance to hear from many of you in these communities and understand the policy more clearly as you experience it. We’ve also come to understand how painful this has been. We owe you a better service and a better experience using Facebook, and we’re going to fix the way this policy gets handled so everyone affected here can go back to using Facebook as you were.
The way this happened took us off guard. An individual on Facebook decided to report several hundred of these accounts as fake. These reports were among the several hundred thousand fake name reports we process every single week, 99 percent of which are bad actors doing bad things: impersonation, bullying, trolling, domestic violence, scams, hate speech, and more — so we didn’t notice the pattern. The process we follow has been to ask the flagged accounts to verify they are using real names by submitting some form of ID — gym membership, library card, or piece of mail. We’ve had this policy for over 10 years, and until recently it’s done a good job of creating a safe community without inadvertently harming groups like what happened here.
Our policy has never been to require everyone on Facebook to use their legal name. The spirit of our policy is that everyone on Facebook uses the authentic name they use in real life. For Sister Roma, that’s Sister Roma. For Lil Miss Hot Mess, that’s Lil Miss Hot Mess. Part of what’s been so difficult about this conversation is that we support both of these individuals, and so many others affected by this, completely and utterly in how they use Facebook.
We believe this is the right policy for Facebook for two reasons. First, it’s part of what made Facebook special in the first place, by differentiating the service from the rest of the internet where pseudonymity, anonymity, or often random names were the social norm. Second, it’s the primary mechanism we have to protect millions of people every day, all around the world, from real harm. The stories of mass impersonation, trolling, domestic abuse, and higher rates of bullying and intolerance are oftentimes the result of people hiding behind fake names, and it’s both terrifying and sad. Our ability to successfully protect against them with this policy has borne out the reality that this policy, on balance, and when applied carefully, is a very powerful force for good.
All that said, we see through this event that there’s lots of room for improvement in the reporting and enforcement mechanisms, tools for understanding who’s real and who’s not, and the customer service for anyone who’s affected. These have not worked flawlessly and we need to fix that. With this input, we’re already underway building better tools for authenticating the Sister Romas of the world while not opening up Facebook to bad actors. And we’re taking measures to provide much more deliberate customer service to those accounts that get flagged so that we can manage these in a less abrupt and more thoughtful way. To everyone affected by this, thank you for working through this with us and helping us to improve the safety and authenticity of the Facebook experience for everyone.

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


引きこもり睡眠に便利なオストリッチピロー、セキュリティ対応のミニ版も登場

世の中にYoCuddlrなどといった奇妙なモノが登場する以前、それでもやはりへんてこなものは存在した。ご記憶の方も多いことだろう。オストリッチピローなるものがKickstarterに登場したのだった。2013年のことだ。TechCrunchで見かける変わったものの中でも、異彩を放つほどビミョーなものでもあった。

頭からすっぽりとかぶる形のオストリッチピローを装着すれば、目は見えなくなり、そして耳も隠されてしまい、外界から隔絶されることとなる。呼吸のための穴を除き頭を覆い尽くし、そして手までもその中に突っ込んで机の上で昼寝するという用途のために用いるものだった。

たとえば空港で長時間待っているとき、荷物を盗まれる心配がなければ、なかなか便利な休憩道具だと言えるかもしれない。あるいは図書館で調べ物につかれた時、荷物を盗まれる心配がないのであれば、効果的に休息をとることができるだろう。あるいは公演で仕事をさぼっているときなどでも、荷物を盗まれる心配がないのであれば、快適に休憩を楽しむこともできるだろう。

「荷物を盗まれる心配がないのであれば」安心して利用できるオストリッチピローの欠点は、やはり「セキュリティ」だった。外界と完全に隔絶されるため、自分の周りで何が起こっているのかわからなくなるのだ。そこでセキュリティ対策を施した、新版のオストリッチピローが登場してくることとなったのだ。名前は(当然)オストリッチピロー・ミニ。目や耳を覆い隠してしまうことなく、それでも快適な休憩を楽しもうとするためのプロダクトだ。

オストリッチピローと比較すれば、持ち運びも容易になった。オリジナルは飛行機に持ち込んだり、あるいは職場に持ち込んだりするには少々大きめだったのだ。今回リリースされたミニの方は、飛行機に持ち込むネックピローと同程度の大きさだ。

現在、Kickstarterにてキャンペーン展開中だ。コンパクトなサイズであるのに、いろいろな使い方があるようだ。詳細はキャンペーンページをご覧頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H


iPhone 6 Plusは、曲がる

毎年、Appleは新しいiPhoneを発表する。そして毎年、非常によく似たサイクルをたどる。はじめに、噂とリーク、そして工場ラインでの盗撮、そして発表! その後、レビュー、長い行列、予約の数字、一週目の売上げ記録・・・と続き今日に到る。

ようこそ、イベントの「○○ゲート」場面へ。そこでは、いくつかの重大な欠陥が、新しい潜在的欠陥商品を数百万人が買った数日後に暴露される。残念ながら、今年も全く新奇なネタを見つけることはできていない。

iPhone 6、そしてもっと重要なiPhone 6 Plusに関する報告によると、このデバイスをポケットに入れ、長時間座っていると折れ曲るらしい。

いくつかの写真が、MacRumorsのフォーラムに載り、フランスのブログ、MacBidouilleも、折れたiPhoneの写真を紹介し、さらにはドイツのブログ、Stadt Bremerhavenも続いた。

こんな感じだ。

まず、言っておきたい。

iPhone 6と6 Plusは、初めて折れ曲ったApple製品ではない。われわれは折れたiPhone 5、後に同じく5sに関する同じヒステリーを見てきた。実際、iPod touchにも似たような問題がある。

そして、それはAppleだけではない

より薄く、より大きいiPhone 6と6 Plusが、長時間ポケットに入れておくと曲がりやすい傾向にある、という可能性は十分あり得るが、今まで見てきたのはわずかな人たちによる早期のレポートだけである。

本誌はAppleに連絡を取り、何か言うべきことがあるかを質問したので、情報が入り次第続報する。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


iOS 8の自撮り誤送信機能で人生を棒に振らないために

iOS 8のメッセージアプリで、自撮り写真を誤送信した人はいないだろうか?

私はやってしまった。

これがそれだ。

イマイチだ。

私はiOS 8に関しては奥手だった。仲間のITジャーナリストの多くはOSのベータ版を手に入れる術を知っているが、私は怠惰からか、あるいはその手のものには近づかないという偽りの信心からか、AppleのモバイルOSの新バージョンは公開されるまで待つのが普通だ。iOS 8もそうだった。

水曜日、私は多くの人々と共にiPhoneの画面を見ながら新OSの到着を待っていた。私は寝入ってしまったが、ケーブルにもWifiにも確実つながれていた私のiPhoneは、ゆっくりとアップデートされていた。

iOS 8の新しいメッセージアプリは、Appleの大きな目玉だ。同社のメッセージプラットフォームは、徐々にプラットフォーム無依存のチャットアプリになりつつあるが(iMessageや、既読通知など)、iOSは最新のソーシャルアプリやコミュニケーションアプリに対する大きな一歩だ。

例えば、iOS 8のiMessageは、意識して保存しなければ消滅するボイスメモやビデオを送れるようになった。これらの機能は、入力ボックスに組み込まれていて、右側のアイコンは押すと音声を録音するが、左の見慣れたカメラアイコンは少々油断がならない。

このカメラボタンをタップすると、従来通りのオプションが表示される。カメラロールから写真を選ぶか、写真またはビデオを撮るかだ。しかし、ボタンを長押しすると、新たにボタンが2つ現れる。左がカメラボタンで、右が赤い丸の録画ボタンだ。The Vergeが指摘するように、このボタンを押して写真やビデオを送るしくみは、Snapchatを思い起こさせる。

ボタンを押したら,手を放してカメラボタンまたは録画ボタンを押すか、そのままこれらのボタンに指をずらせば、写真またはビデオを撮影できる。

しかし、ここに罠がある。

ビデオでも、ボイスメモでも、iMessageは送る前にプレビューすることかできる。一度再生してみてから、削除するか世界に向けて発信し他の人の視聴と判断を仰ぐかを選ぶことができる。

静止画像では、なぜか、カメラボタンから指を離した瞬間に自動的に送信されてしまう!

寝起きでiOS 8に初めて触り、新しいiMessageを嬉しくいじっていた私は、会話画面を開いてボイスメモを「ドラフト」モードで安全に録音してはバカな音声を聞いていた。そして、左で有効になっていたカメラボタンに指を伸ばした。

そして、気付く間もなくこれが送信されていた。

読者の多くは私より賢いと信じているが、もし誰かが私の失敗を繰り返さないために役立つのであれば、この警告を心に留めておくように。iMessageのカメラショートカットボタンは、
〈ボタンから指を離した瞬間、自動的に送信される〉。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


まだまだある…iPhoneのパロディビデオの傑作集

あなたがAppleファンでもAndroidファンでも、ひとつだけ否定できない真実がある。AppleがiPhoneの新型機をリリースすると、テク系メディアが半狂乱になることだ。しかもそれは、試用ビデオや細部分析やバグ報告や売上データばかりではない。幸いにも世の中には人を笑わせることの好きな人たちがいて、iPhone騒動のアホらしさを、私たちに思い出させてくれるのだ。

ここではそんなパロディビデオの秀作を集めてみた。iPhoneで4インチ画面のビデオを見るのも、これが最後かもしれないから、十分に楽しんでね。

 
 


ConanはiPhoneのコマーシャルの音楽が好き
Conan O’Brienのこのビデオは、最初の肩慣らしに適している。

 
 


iPhone 6を箱から出す
本物のiPhoneではないけど、このビデオはいちばん笑えるiPhoneのパロディだ。かなり前から出回っているが、見れなかった人のためにここに再掲しよう。

 
 


こんにちはiPhone 6
“新しいスマートフォンなんて、いまどき、たくさんあるからね”。(警告: このビデオはちょっと気持ちが悪い。)

 
 


iPhone 6 vs. ぴったりジーンズ
この連中の名言を聞こう。

 
 


If iPhone 6 Were Actually Better
College Humorのこの賛成票は、実に正しい。いろんなすばらしい引用があるので、これを“まとめにしよう。最後がすごいよ。一見の価値あり。

 
 

iOS 8のベスト新機能のすべて

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ブックマーキングサービスの元祖Instapaperがフリーミアムに、iOS版を大改装

Web上に自分専用のブックマークページを作れるInstapaperがiOSバージョンのデザインを大幅に一新し、大量の新しい機能と新しいビジネスモデルを導入した。

1年半ほど前にBetaworksに買収されたInstapaperは、前からずっと有料アプリで、モバイルアプリの価格が3~4ドル、そして月額の会費がほぼ1ドルだった。今日(米国時間9/17)から同社はアプリとサービスを完全に無料とし、さまざまな機能への無制限アクセスを有料ユーザのオプションとした(無料では制限あり)。

今回ローンチしたInstapaper 6では、iOSユーザはどんなページのURLでも一回のタップでセーブできる。それはiOS 8のSystem Share Sheetのおかげだ。それまでは、ユーザはリンクをコピペしてInstapaperに保存しなければならなかった。Instapaperにリンクをメールする、という方法もあった。これからのワンクリック(ワンタップ)セーブは通知機能とも連動して、iOSの通知センター(Notifications center)に最近保存したリンクのリストを作る。

iOSアプリもついに、AndroidアプリやWebサービス版と同様にセーブボタンがなくなった。大きな進歩だ。

またAppleのテキスト読み上げ機能を利用して、ユーザが保存した記事を音声に変換してくれる。忙しくて、記事を耳で聞いていたいときには便利だ。

以上の機能は無料だが、有料ユーザはテキスト読み上げのプレイリスト(連続再生)を作れるし、無料だと毎月5つまでだったハイライトが無制限になる。連続再生は、車を運転して仕事に行くときなんか、必要な記事を全部読み上げてもらえるから便利だ。

またプロフィール機能により、友だちが読んでるものをフォローしたりできる。自分が保存した記事すべてに対する検索もできる。

InstapaperがBetaworksに買収されたのは2013年で、それ以降ゼネラルマネージャのBrian Donohueは、Instapaperのフリーミアム化の機会をうかがっていた。その昔、消費者向けサービスとしてローンチしたときは、競合もなく、一人舞台だった。

Donohueはこう述べる: “Pocketがすてきな無料プロダクトとしてローンチしてからは、有料プロダクトであることを正当化するのが困難になった。出来の良い無料の競争相手が現れたんだからね。でもフリーミアム化によって、無料ユーザには前とほとんど同じ機能を提供し、有料ユーザには特殊な機能や、一般機能への無制限アクセスを提供できる”。

アプリのダウンロードは無料になり、有料ユーザの会費は月額2.99ドル、年会費29.99ドルになる。詳しくはこのWebサイトへ。

〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕


 

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iPadでGIF動画が撮れるPhhhotoにみんながはまった、ヘンな名前のアプリなのに

6月の終わりごろローンチしたPhhhotoは、写真をgifの動画で撮ってSNSなどで共有する、というアプリだ。でも、共有される写真の点数が100万を超えた今では、やや変わり始めている。

作者のOmar ElsayedとChamp BennettとRussell Armandは、デジタルエージェンシーHyperHyper.comの出身で、今でも同社に在籍している(今Playboy.comへのデザイン変更中)。2012年にオフィスで行ったパーティーで、iPadでgifを撮る写真ブース*を三人で作ろうという話になった。遊びで。〔写真ブース、photo booth、証明写真やスピード写真を撮るような小さな‘写真小屋’。屋内ならパーティションで囲ったもの。〕

その写真ブースはパーティーに来た人たちの人気になり、そこで彼らは、照明装置などのある、持ち運びできるブースを作ることにした。彼らはそれをPhhhoto Proと名づけて、パーティーや催事の会場などに貸し出すことにした。料金はイベントの種類によって違うが、数千ドル程度だ。

その、ポータブルなgif撮影ブースは、至るところで好評となり、いろんなイベントで計20万人の人が利用した。でも、大きな不平があった: アプリにしろよ!

そこで彼らは、Phhhotoという、動く写真を撮ってソーシャルネットワークで共有するアプリを作った。それは、4枚の連続写真を撮ってそれをgif画像に変換する、という超簡単なアプリだ。でもInstagramなどのソーシャルメディアと統合したので、Instagramへの写真の投稿が毎日の習慣になってる人たち(==わたしたち)が、自然に使えるアプリになっっている。

クールなPhhhotosをいっぱい見たい人はここへ、アプリをダウンロードしたい人はここへ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))