Google、いよいよ独自衛星保有へ―衛星スタートアップ、Skyboxを5億ドルで買収

今日(米国時間6/10)、Googleは衛星テクノロジーのスタートアップ、Skybox Imagingを買収したことを確認した。われわれは先月、この買収の動きをスクープしている。ただし買収金額はわれわれが予測したよりも低かった。情報源によれば10億ドル近いということだったが、実際の買収額は5億ドルだった。

買収手続が完了すると、Skyboxの社員の役割はかなり変わる。基本的にはアクセスとエネルギー事業部に属すが、衛星画像処理に関しては地理情報事業部と緊密に連携して働くことになる。また長期的にはGoogleのインターネット・アクセス拡大プロジェクトLoonにおいてTitan Aerospaceなどと共に衛星の利用を研究する。

Skyboxは買収を確認する声明の中で、同社が開発、打ち上げた衛星がすでに情報を収集中だと述べている。

われわれは世界最小の高精細度画像衛星を開発、打ち上げている。この衛星は美しく有用な写真とビデオを日々送ってきている。…これまで以上に大きな目標に向かって進むことを助ける力のある大企業に参加することが適切なタイミングだと考えた。

SkyboxとGoogleは情報(特に高精度の位置画像情報)を共有し人々のために役立てるという共通の目標を持っている。そのためにはGoogleは自動走行車を独自に開発しているし、われわれは独自の衛星をゼロから作った。

大企業や官公庁に地図データを提供するGoogleのEarth Enterprise事業部は大規模災害の救援活動も行っている。

Earth Enterpriseのホームページによれば、このサービスはテラバイト級のピクセルおよびベクターの地理データをユーザーに提供する。ユーザーは自社サーバー内でGoogle Maps APIを利用して自由にデータを処理できる。成果物はGoogle Earthデスクトップ、モバイルアプリ、独自アプリなどを通じてユーザーのネットワーク内で安全に利用できる。

GoogleはSkyboxの今後の衛星打ち上げスケジュールについては明かしていないが、おそらくこの夏に最初の打ち上げが行われるものと見られる。そしてGoogleの壮大な野心からすると、その後に数多くの打ち上げが続くことだろう。

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任天堂、NFC内蔵のフィギュア、AmiiboをE3で発表―Wii U内でユーザーのキャラとして活躍

今日(米国時間6/10)、任天堂はE3カンファレンスのイベントで、 スカイランダーズディズニー・インフィニティに似た、ゲームと連携できるフィギュア、Amiiboを発表した。AmiiboにはNFCチップが内蔵されており、Wii Uコントローラーを経由してプレイヤーを代理するキャラクターとしてゲーム中に登場する。

ニンテンドー・アメリカの社長、Reggie Fils-Aimeはプレゼンで「Amiiboの投入でわれわれも『生きてプレイできるおもちゃ』のジャンルに’参入する』と語った。Amiibo以前にスカイランダーズとディズニー・インフィニティの開発チームはWii U向けのNFC機能を提供している。フィギュアに内蔵されたキャラクターのデータはユーザーがプレイするゲーム中にダウンロードされると同時に、ゲームの進行にともなってその履歴がフィギュアに戻されて記録される。

Amiiboを最初にサポートするのは今年のクリスマスに向けて発売されるWii Uゲーム、大乱闘スマッシュブラザーズになるという。それと同時にAmiiboのフィギュアも出荷されることになる。

それぞれのフィギュアには特有の能力があり、複数のゲーム内で使える。大乱闘スマッシュブラザーズとの連携は手始めで、多数のゲームがAmiiboのサポートを準備しているという。この中にはマリオカート8のような既存のゲームも含まれている。任天堂は「Amiiboの機能や利用できるゲームについては近く詳細を発表する」としている。

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Microsoft、E3カンファレンスでXbox Oneに大量の新ゲームを投入

先ほど、Microsoftはロサンゼルスで開幕したE3(Electronic Entertainment Expo)のキーノートで1時間半にわたるプレゼンを行い、「ゲームタイトルが少ない」というXBox Oneのユーザーの最大の不満に答えた。今回のプレゼンでは新ゲームのデモが次から次へと続いた。その分、ハードウェアについての言及は少なく、Xbox OneからアンバンドリングされたKinectについては全く触れられなかった。

今回のキーノートはゲーム業界の人間以外にはいまいち退屈だったかもしれない。しかしXbox Oneのユーザーにとっては大いに刺激的だったはずだ。

「XBoxはメディア・センターとしての役割を重視するあまりゲームへの対応が不十分だ」という批判に対して真っ向から反論する意図が冒頭から明らかだった。まずCall of Dutyの次世代版(Advanced Warfareと名付けられている)の銃弾がうなり爆発で手足が飛び散る派手なシーンが実機でプレイされた。引き続いてForza Horizon 2などのカーレースやHalo 2のマルチプレイヤー版のデモなどがめまぐるしく続いた。

またMicrosoftはインディー・デベロッパーの興味深いゲームを大量に紹介した。これはインディー向けのセルフサービスでゲームを公開するID@Xboxという新しいプログラムの成果だ。Limboのデベロッパーによる横スクロールのパズル、Insideや昔のアニメをフィルム版の質感もそのままに再現したCupheadなどの興味深い作品があった。

Project Sparkはどうやらベータ版を脱したらしい。Xbox 360ゲームの中で私が一番気に入っているCrackdownもオリジナルと同じ監督で再登場。ファンサービスのクラシック・ゲームの再パッケージとしてはHalo Master Chief コレクションが発表された(新作も年末に発表される)。Tomb Raiderの続編もなかなかよさそうだった。

Microsoftは今年のE3でXbox Oneに大量のゲーム・タイトルを投入する必要に迫られていたが、どうやらそれに成功したようだ。 実際にゲームを売るという仕事が残っているが、有力タイトルが今年のクリスマス商戦に間に合うならその点でも大いに期待できるだろう。

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曲面OLEDディスプレイを搭載し、健康情報管理などに利用できるApple製iWatchは10月に登場(日経記事より)

Appleは今年もWorldwide Developers Conferenceにて、いろいろな情報を提供してくれた。ただiWatchに関しての情報は出てこなかったようだ。しかし日本の新聞社である日経からの情報によれば、iWatchは10月リリースにむけて着々と準備を行っている最中なのだそうだ。曲面OLEDディスプレイを搭載して、OSにはiOS 8を採用していると、日経はレポートしている。

これまでにもiWatchに関する情報は流れてきていた。iWatchは着信履歴やメッセージの通知を行うのみならず、睡眠時の心拍数や、また消費カロリー、あるいは血中糖度および血中酸素濃度などを利用者に通知するようになっているとのことだった。さらに、NikeがFuelBand部門のレイオフを行っているとの情報が流れて以来、これはAppleとNikeが協業していることによるものだという噂があった。日経の報道はこの点についても肯定的な情報を流している。

これまでに流れた噂を肯定するだけの記事のようでもあるが、リリース日を予測している点で新たな情報であるということができよう。曰く、新型iPhoneと同時に、10月にリリースされるというのだ。いつか登場するはずだという話は何度も出てきていたが、これまでで最も限定的な期日を予測した記事であるといえるだろう。ちなみに日経は以前にも公式アナウンス以前にリリースデートを正確に言い当てたことがある。

WWDCではHealthおよびHealthKitがアナウンスされた。健康およびフィットネス管理を行うためのプラットフォームとなるものだ。HealthKitを通じて、Healthで収集した各種データを活用するプログラムを作成できるようになっている。健康/フィットネス関連の情報を統一的に扱う仕組みが用意されたのだ。またAppleの提供したアプリケーションだけでも、各種健康関連の情報を入手することができ、また必要なときに医療関係者などに示すための情報を集約することができるようになっている。

そうした情報を一括で管理して活用するために、Apple発のウェアラブルが出てくるという「噂」が、そろそろ現実化しそうだという話なわけだ。

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(翻訳:Maeda, H


Sherlyboxは、デスクに置くおしゃれなクラウド風ストレージ

パーソナルなクラウド風ストレージがこのところ注目を集めている。NSAがわれわれのラブレターも読んでいると言われる中、デスクトップに置くハードディスクにクラウド機能を持たせたることで、Dropbox並みのパフォーマンスを自分自身のハードウェアで実現するのはうまい方法だ。それが、Sherlyboxだ。

Sherlyboxは、ソフトウェアによるソリューション、Sher.lyを作った会社の製品で、小型ハードディスクをユーザーのネットワークに接続して、プライベートクラウドを構成する。ストレージを共有したり、ファイルをアップロード/ダウンロードしたり、招待者した人だけにデータを公開することもできる。1TB 199ドル(ハードディスク無しは149ドル)の同機は、宇宙船のような形状で、概ね一般的なNAS[ネットワーク接続ストレージ]のように働く。

ただし、NAS機能を使うために面倒な手順は必要なく、本体横のボタンを3回押すだけで完了する。ファイル転送には高速プロトコルと標準Raspberry Piを使用している。

同社のKickstarterでの目標金額は6万9000ドルで、現在までに1万6000ドルが集まっている[翻訳時点では2万7000ドル]。出荷予定は来年1月。Sher.lyは、昨年のTechCrunch Disruptハードウェアバトルの参加者で、ステージでも人気の高いプロジェクトだった。

これは興味深いプロジェクトであり、スモールビジネスやホームオフィスのストレージの良い解決策になるかもしれない。もちろん、これをやる方法は他にもある ― BuffaloのCloudstorでもうまくいく ― が、Sherlyboxの方がコンパクトでデザインも美しい。最終製品を見るのが楽しみだ。

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Microsoft Xbox OneのコントローラーがWindowsで使えるようになった

私は最近よくパソコンでゲームをする。最初は慣れない部分があったが、全体としてとても楽しい。今日(米国時間6/5)、Microsoftの Xbox Oneのコントローラーのパソコン用ドライバが入手可能になった。他のハードウェア、ソフトウェアなしでOneのスマートなコントローラーが使える。ただし接続はマイクロUSBによる有線接続のみだ。

リンク先でドライバを公開しているのはMajor Nelsonというゲームのニュースブログで、デベロッパー用の初期バージョンだ。Microsoftから一般向けに公開されるのも近いという。32ビット版と64ビット版が用意されている。

使ったことがない読者のために説明しておくと、Xbox OneのコントローラーにはXbox 360のコントローラーのかさばるバッテリーパックがない。またボタンの感触も改善されている。アナログ・スティックの反応もよくなっていると思う。そのため長時間快適にゲームすることができる。

このドライバをインストールしようとするとWindows SmartScreenは「発行元が不明」という警告を出すのが皮肉だ。

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iPhone制御の電動アシスト自転車 Visiobike でひと走り

ブーン、ブーン! クロアチアの会社が君を新しい自転車に乗せたがっている。電気と人力のハイブリッドで坂道をアシストし、内蔵の自動変速機がバッテリーの使用を最少限に抑える。

その名をVisiobikeというこの5303ドルの自転車は、カーボンファイバー製でiPhone用のドックを備えている。専用アプリが、スピードメーターになり、変速機の制御を行い、その他あなたの走りを手伝う。サドルにはカメラが内蔵されていて、後方の交通をリアルタイムで見ることができ、誰かに追突された時のために録画もできる。

自転車を愛する起業家、Marko Matendaが作ったこの自転車には、ディスクブレーキ、自動安全ライト、事故にあった時何が起きたかを3分間記録する独自のシステムも付いている。何よりもすばらしいことに、もし自転車が急に ― 本当に突然 ― 止まった時には、内蔵アラーム機構があなたのiPhoneを使って当局に連絡する。言うまでもなくこれは、あなたの命を救うかもしれない。

私が数年前ザブレブでMarkoに会った時、動作プロトタイプを作る最終段階だった。そして12月に出荷する準備が整った今、クラウドファンディングを通じて情報を広めることにした。基本的にこれは、電動自転車のブガッティ、即ちかなりクレイジーな代物だ。

念のために言っておくと、これはあきれるど高いので、5000ドルを投じる前にゆっくりとよく考えた方がいい。しかし、電動アシストや電動バイク全般にとって、実に魅力的な前進と言えるだろう。

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Appleの新プログラミング言語、Swiftを使って半日くらいでFlappy Birdのクローンが書けた

AppleがiOS向け新プログラミング言語を公開した翌日、あるデベロッパーはこのSwift言語を利用してわずか4時間で大人気のゲーム、“Flappy Birdのクローンを作ってしまった。もっともRedditTechHiveで報じられているところでは休憩や食事の時間も入れれば開発には全部で9時間近くかかったらしい。

開発者のNate MurrayはHacker Newsに「Swiftでのプログラミング経験はまだわずか4時間なので(デモプログラムに)間違いがあれば教えて欲しい」と書いている。

Murrayは以前はインターネットでの情報収集を自動化するサービス提供しているIFTTTでエンジニアでとして働いていたが、現在はプログラミングのオンライン・スクール、Fullstack.ioの共同ファウンダーだ。MurryはSwiftを利用したゲーム・プログラミング講座を開く準備をしているという。

もっともMurrayはこのプログラムをiTunes App Storeに公開するつもりはないと語った。「Flappy Birdのクローンを書くのは新しいゲーム開発フレームワークの入門として最適だ。このゲームは比較的シンプルでありながらプレイして面白いという点で非常にバランスがいい」とMurrayは説明する。

Swiftで書かれたMurrayのFlappy BirdクローンはKotakuのようなゲーム中心のサイトからMashableのようなメインストリームのテクノロジー・ニュースブログまでネットのあちこちで反響を呼んでいる。優秀なプログラマーが新言語を使いこなすスピードの速さにも驚かせれるが、以前の開発言語、Objective-Cに比べて、Swiftに新たに備えられた高度な機能デベロッパーの生産性を大きく向上させるだろうという予測が実証されたかたちだ。

Murrayは実際に使ってみて「新しくiOSアプリの開発に取り組むプログラマーに対してハードルを下げる「というAppleの目標は達成されたと考えている。Murrayによれば、Swiftの大きなメリットの一つはPlaygroundsと呼ばれる機能だという。ここではコードを編集しながら、それが実際にどう動作するかをリアルタイムで見ることができる。

さてSwiftでFlappy Birdクローンを作るのに本当はどのくらい時間がかかったのだろう?

われわれの取材に対して、Murrayは「4時間よりはかかったが9時間まではかかっていない。ログによると空のフォルダーからデモが作動するようになるまで9時間近くかかっているが、その間に食事もしたし、子供を寝かしつけたりしていたのでね」と語った。

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Amazon、6月19日〔日本時間〕にイベント開催―3D視線トラッキングのスマートフォンの発表か

昨年10月、われわれはAmazonがひとひねりした新スマートフォンを開発中だというニュースをお伝えした。複数のカメラを利用してユーザーの目を追跡し、傾きを検出して適切な表示を行う3Dユーザーインターフェイスが搭載されるということだった。

先ほど、Amazonは6月18日〔日本時間6月19日〕に製品ローンチのプレスイベントを開催するとツイートした。いろいろ総合して考えると、今回のイベントは問題のスマートフォンの発表会のようだ。

Amazon’s tweet:

〔ツイート〕 6月18日にシアトルでファウンダー、ジェフ・ベゾスが登場するローンチ・イベントを開催します。参加希望者はこのリンクへ。

ツイート本文には発表の内容が明かされていないが、YouTubeに行って添付のビデオの説明を読むと、まず「われわれの新しいデバイスの発表に興味があれば」云々と書いてある。

おまけにビデオには人々が何かを手に持って頭をあちこちにかしげて「おや、私の動きについてくる!」などといって驚いている様子が写っている。というわけで3Dトラッキング・スマートフォンの発表と考えて間違いないだろう。

ツイートのリンクをクリックしてイベントへの応募ページを開くと、デベロッパーの場合、「ジャイロ、加速度計、コンパスその他のセンサーを使ってイノベーティブな開発をした経験があるか、新しいタイプのセンサーを使った開発に興味があるか」などを尋ねられる。

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Googleの自動運転自動車にバグがあったら…

先週、Googleは自動運転自動車のプロトタイプを発表した。車のデザインもゼロから行い、小さな昆虫のようにも、タイヤのついたグミキャンディーのようにも見えるものとなった(正面は明らかに顔を意識しているように思える)。センサーをまとったテクノロジーが車を運転するという空想科学小説風の未来を垣間見せてくれるものだ。このプロトタイプに熱狂する人もいるが、一部には懐疑的に受け取る人もいるようだ。

その懐疑派の代表として、コナン・オブライエン(Conan O’Brien)の名を挙げることができるかもしれない。Googleの自動運転車自動車について、かなり皮肉な紹介をしているのだ。

紹介に用いたビデオは、もともとGoogleの用意したものだ。一般の人を招いて、自動運転自動車の乗り心地を試してもらおうとするものだ。このビデオにオブラインたちは編集を加えて、「自動運転自動車にバグがあったら」という内容のビデオを制作したのだ。

注意:ビデオの制作にあたって、動物虐待などの行為は行われていません(訳注:但し不用意に閲覧すると不快に感じることもあるかと思います)。

Googleは現在、自動運転自動車の実現に向けてさまざまなプロトタイプを製作しているところだ。世界中で、法的な認知を受けることを目的としている。

Google自動運転自動車の最高速度は25マイル毎時(時速40km程度)で、車の前部には衝突に備えてフォーム素材を試用しており、フロントグラスもガラスでなくプラスチックを使用している。安全を再優先に、あるいは少なくとも安全の最優先を目的として設計されているのだ。しかし人の車に対する支配権を機械に渡してしまうことについては不安の声もあることは、当然のことだと思う。

さらに。ハンドルのないクルマを運転するときに、いったい何をすれば良いのかと悩む人も多いはずだ。

オブライエン版の紹介ビデオを下に掲載しておこう。

日本語版追記:Googleによるオリジナル版の紹介ビデオも併せてみた方が面白いと思う。

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(翻訳:Maeda, H


Google Glass、デザイナーフレームを纏ってお洒落に再登場

Google Glassがダイアンフォンファステンバーグ(Diane Von Furstenberg)とパートナーシップを結んだ。これにより、Google Glassがお洒落になる。フレームデザインは5種類が追加となり、カラーバリエーションは8色が加わる。これらニュータイプは6月の23日から、Net-A-PorterやGoogle Glassストアで購入することができるようになる。

今回のプロダクトが、デザイナーと組んだマッシュアップの最初のものとなる。イギリスのアイウェア界の巨人であるLuxotticaとパートナー契約を結んでいることで、今後はレイバンやオークリーブランドのフレームが登場してくることだろう。そう、ちかいうちにGoogle Glassアビエイターが登場してくる可能性もあるわけだ。

もちろん、フレームデザインは変わったものの、コンピューティングを担う部分のハードウェアは従来版と同じものだ。新しいフレームに併せてカラリングは行われるものの、中身は変わらない。価格の方は、これまでの1500ドルよりも若干高額となり、1620ドルとなる予定だとのこと。

GoogleとしてはGoogle Glassを「テックおたく」以外の「一般の人」に広めたい考えがある。そのためにも「お洒落」さが必要になってくるわけだ。そのために、新たな外観で広い層の人の注目を集めようとしている。「プロダクト」ではなく「アクセサリー」としての地位を獲得したいと考えているわけで、そのためにお洒落なフレームを身にまとってみたというわけだ。

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(翻訳:Maeda, H


Apple、ついにキーボードをサードパーティーに開放。iOS 8でタイピングを全面改訂

Appleがついに、不遇のiOSキーボードに少々〈本気〉の愛を注ぎはじめた。

今日(米国時間6/2)午前のWWDC 2014イベント壇上で発表された、次期iOS 8アップデートには、次の単語を予測するQuickTypeという機能が追加される。そして ― もっと大きなニュース ― iOS 8は、システムレベルでサードパーティー製キーボードをサポートする。即ち、Swypeをはじめとする代替キーボードが、iPhoneとiPadにやってくる。

QuickType

まず、Appleは独自の機械学習技術であるQuickTypeを導入する。これはiOSユーザーの言語利用状況に応じて、次に入力する単語を予測する機能だ。

予測される単語3つが、iOSキーボードのすぐ上に表示されるので、ユーザーは正しい単語を選ぶだけで、残りの文字をタイプしなくてよい。

候補単語はアプリ単位にもカスタマイズされる。「アプリ毎にユーザーの入力傾向を学習する」とAppelのCraig Federighiは説明した。

予測は、ユーザーが話す相手、使う言語によっても変化する。さらに、「どちらがよいか」という質問に対する回答候補も提示する。例えば、’dinner or a movie’ という質問には、’dinner’、’movie’ および ‘not sure’が候補に出てくる。

単語予測はデバイス内でローカルに処理されている、とFederighiは話した。

次単語予測は、Android端末ではSwiftKey等のサードパーティーキーボードアプリによって、数年前から提供されている必須機能の一つだ。BlackBerryの最新OS、BlackBerry 10にさえ、次単語予測が組み込まれており、ここではAppleが完全に遅れを取っている。

ともあれこれは、iOS端末のタイピングスピードを多少でも早くする、大いに必要とされていた追加だ。AppleがQuickTypeの機械学習技術を他社からライセンスしているのか、自社開発したのかは不明だ。

サードパーティーキーボードがやってくる

そして、Appleはさらに大きなキーボードサプライズを披露した。ユーザーのiOSタイピング体験を全面的にくつがえす可能性を持つ変更だ。iOS 8ではシステムレベルでサードパーティー製キーボードがサポートされる。

これは非常に大きい。

これはiOSユーザーが、入力メカニズムを変更できることを意味している。例えば、Swypeスタイルの入力メソッドを、タイプライター由来のApple標準QWERTYキーボードの代わりに使うことができる。

実際、Appleはステージ上でSwypeを例にデモをしてみせた。

SwiftKeyの共同ファウンダーらも、同社のキーボードをiOS用に開発することを、TechCrunch宛のメールで表明した。「iOS 8にSwiftKeyキーボードを開発するかって?もちろん。もうスタートしている」と彼らは答え、この瞬間を4年以上待ち/望み続けていたことを打ち明けた。

「Appleがサードパーティーキーボードにプラットフォームを開放することの重要性を認め、決断を下したことを喜んでいる … 当社の技術はすでに2億台以上の端末で利用されており、これを増やせることを大いに喜んでいる」と付け加えた。

これは、iOSを所有するキーボードオタクが、長年にわたって切望してきたものでもある。iOSキーボードは、事実上2007年の初代iPhone以降停滞している。そして、Androidエコシステムで進行中のあらゆる魅力的キーボード開発から、置いてきぼりを食ってきた。もうそれも終りだ。やったぁ!

この変更によって、Androidの彼方で働き続けてきたキーボードソフトウェア開発者たちが、ソフトをiOSへと移植する堰が切られる。SwypeやSwiftKeyというAndroidに膨大なユーザーベースを持つビッグネームだけでなく、新しいアイデアを持つ小さなデベロッパーたちも、Appleの塀の外に閉め出されることはない。そしてiOSは、もはやキーボードイノベーションの不毛地帯ではなくなった。それが圧縮Qwertyであれ透明Qwertyであれ。あるいは全く違う何かであれ。どんなものでも、iOSは受け入れることができる。

最後に。これらのキーボード変更は、iOSユーザーにとって最高のニュースだが、カルト的タイポサイト、Damn You Autocorrect!にとっては、おそらくあまり嬉しいニュースではなさそうだ。

iOS 8は、今秋公開予定。それに続くキーボード破壊をお楽しみに ― ようやく。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


iOS 8発表―通知、写真、クラウド同期、キーボード、ヘルス・アプリなど重要な新機能が多数

昨年、AppleはiOS史上最大のアップデートを実施した。今年、進化はさらに新たな段階を迎えた。ジョニー・アイブのチームはユーザーからのフィードバックに耳を傾け、機能を深めていく時間が十分にあったはずだ。ついにiOS 8が登場した。

WWDCでの発表は続いており、われわれは現在も取材中だ。この後もWWDC関連記事をアップするのでお読みいただきたい。

AppleはまずiOS 8の概要を説明した。以下、その要点を報告する。

通知センター: 大きな変更があった。通知が対話的になり、下にスワイプするとメッセージにすぐに返事ができるようになった。この機能はロックスクリーンでも有効だ。OS X Mavericksの対話的通知によく似ている。

ダブルタップで「お気に入り」の相手を表示できる。日頃よく連絡を取り合っている相手がすぐに探せる。

iPadのSafariの場合、右上隅のタブ・ボタンをクリックするとタブ表示に切り替わる。 これは今回同時に発表されたOS X Yosemite搭載版と同じだ。

メールを書いているときに、下スワイプする受信トレイにジャンプできる機能が加わった。メールを書きながら関連のメールをチェックできる。終わったら画面下をタップすると編集中のメールに戻れる。

クイック・タイプ:iOS 8では新しいキーボードが搭載された。このキーボードでは初めてキーワード候補が表示されるようになった。これはコンテキスト感知タイプで、ユーザーが以前に入力した単語を自動的に候補として表示する。

しかもこのキーボードは会話の相手が誰であるかをコンテキストとして考慮に入れる。これによって入力される単語の候補を予測する精度がアップしているという(チャットの相手が上司か恋人かで会話の内容も大きく変わる)。

連続性(Continuity): これはiOS 8からOS X YosemiteまでAppleの全ソフトウェア・エコシステムの新たな核ともなるべき機能だ。iPHone、iPad、Macは常にお互いの存在を意識するようになる。ユーザーはどんな作業をしている場合でも、一つのデバイスから別のデバイスにごく簡単に移動できる。

たとえばMacでメールを書いているとしよう。iPhoneの左下隅に小さなアイコンが現れる。ユーザーが上スワイプすると、さきほどまでコンピュータで書いていたメールの下書きが表示され、編集を継続できる。逆にiPhoneからMacにも同様に移動できる。

iMessage: iPhoneで一番よく使われるアプリの一つだろう。これにも改良が加えられた。

グループ・メッセージの場合、Facebookメッセージのようにスレッドに名前を付けられるようになった。またスレッドに新たな相手を追加したり、既存の相手を削除したり、また個別に相手を指定して一時的にメッセージを受け取らないようにすることもできるようになった。

また音声メッセージ機能が追加された。入力窓の右側にある小さなビーコンを左にスワイプすればよい。また通知センターに表示されたメッセージに音声で返信したい場合はiPhoneを耳に当てるだけでよい。

もうひとつ重要な点は、音声、ビデオのメッセージの場合、一定時間後に自動的に削除されるように設定できることだ。

ヘルス(Health): われわれはAppleがヘルス関連の発表をすることを予期していたが、アプリの名前がシンプルに「ヘルス」となるとは思わなかった。このアプリは、iOSを利用したヘルス・アプリをひとまとめに登録し、バックグラウンドで動作させるためのプラットフォームだ。ユーザーはヘルス関連のアプリの操作やデータの閲覧をすべてここから行える。

ヘルス・アプリにはHealthKitと呼ばれるSDKが用意されており、デベロッパーだけでなく、医療機関などもアプリを開発できる。

ファミリー共有:これもiOS 8の重要な新機能だ。ユーザーは家族が所有するすべてのデバイスを同期できる(ただし単一のクレジットカードに関連付けられている必要がある)。ファミリー共有を設定すると、コンテンツ、カレンダー、リマインダー、連絡相手などが全デバイスで自動的に同期するようになる。また家族所有のデバイスの位置を追跡できる。これはよく忘れ物をする子供を持つ親にはありがたい機能だ。

しかしファミリー共有機能でいちばん重要なのは子供がお金を使うのをチェックできることだ。子供の買い物のせいでとんでもない額の料金支払に青くなる心配はもうない。子供がiTunesとAppStoreでなにかを買おうとすると、両親のデバイスに承認を求める通知が行く。

写真:

これまでAppleの写真ギャラリーには最大1000枚までした保存できず、それ以上の写真を保管したければ、Macに移動するしかなかった。今回AppleはiTunesがユーザーの音楽と映画を保管するように、ユーザーの写真とビデオをクラウドに保管し、どのデバイスからでもアクセスできる機能を提供した。

また写真にアクセスできるだけでなく、ビデオと写真に対して驚くほど高度な編集ができるようになった。もちろん編集結果もすべてのデバイスで同期する。

また写真アプリの検索機能を大幅に強化した。また最近撮った写真、最近見た写真が候補として優先的に表示されるようになった。

また写真アプリの全体的なデザインもかなり変化した。写真の余白スペースが広くなったところなども含めてYosemiteに似た印象だ。.

Siri: こちらも大きなバージョンアップがあった。「ヘイ、Siri」と呼びかけるだけで、デバイスに触れることなく起動できる。私はSiriが登場したときからこの機能がサポートされるのを切望していた。またSiriはShazamと連携するようになり、iTunesで買い物をしたり22カ国語でディクテーションができるようになった。

デベロッパー:

今年はデベロッパー向けの新機能も数多く提供された。TouchIDによる認証はすでにサードパーティーのデベロッパーに公開されているが、今回はキーボード・アプリをAppStoreに登録できるようになった。これでSwypeもiOSデバイスについに登場するかもしれない。カメラのAPIも公開されたのでサードパーティー・アプリによってカメラをマニュアルで細かくコントロールできるようになりそうだ。

今回公開されたHomeKitも大変興味深い。HomeKitはApple版のホームオートメーションのプラットフォームだ。デベロッパーはHomekitを利用してモノのインターネット(IoT)をコントロールし、iOSベースのさまざまなホームオートメーション・アプリを開発できる。 Siriと組み合わせると、たとえば「もう寝る!」とiPhoneに呼びかけるだけでエアコンの温度設定を下げ、家中の電気を消すなど、さまざまな就寝準備が一度に命令できるようなるかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


15万ドルのKickstarterプロジェクトからビッグビジネスに育ったSwivl–思い切った方向転換が成功の鍵


[Swivlはターゲットを教師やプレゼンテーションに変えた]

Brian LambがSwivlを始めたときは、ビデオアーチストやプレゼンターなどが自分のライブの姿を容易に記録に残せるようにしたい、と考えていた。小さな賢いドックがBluetoothでリモコンされてパンする装置Swivlは、Kickstarterで15万7000ドルを集め、2012年に発売された。

最初の盛り上がりがおさまったころから、奇妙な電話がかかってくるようになった。教師たちが、この製品を使って自分の授業や講義を自分で記録したい、というのだ。しかし彼らが自分の携帯で長時間の撮影をするのは、共有や電池寿命の点でも難しい。そこで、教育用の製品に改造してくれ、という電話がますます多くなった。

という次第で、Swivlはピボットした(pivot, 方向転換)。

今同社の主なお客は、講師、教師、プレゼンターなどで、新たに作ったアプリを使うと、誰もがiPhoneを数回クリックするだけで、講義の記録とストリーミングと共有ができる。スケートボーダーたちが自分の絶妙のオーリーを記録するツールではなく、教師たちの必需品になった。

ハードウェアは大幅にアップグレードした。今では学校への営業に力を入れている。今のLambは、教師が気に入るのも当然だな、と思っている。“先進国ではすべての教室にSwivlのような装置があるようになるだろう”、と彼は展望している。

Lambにインタビューして、プロジェクトの現状や、大きな方向転換をしたことへの感想、わずか数年でクラウドファンディングのプロジェクトがビッグビジネスに育ってしまうってどんな感じ?、などなどを聞いてみた。詳しくは、上のビデオを。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


現実化するのに難しいホバーボード、Oculus Riftを使って(仮想)現実化してみた

悲しい事実:種明かしを見過ごした人はまだ信じているかもしれないが、しばらく前に世間を騒がせたホバーボードのビデオは偽物だった。

さらに悲しい事実:物理法則を変化させるための仕組みを思いつかない限り、少なくとも近いうちにホバーボードが現実の世界にやってくることはないようなのだ。

そう、「現実の世界」にはやってこない。しかし、と考えた連中がいる。「現実」にやってこないのなら「仮想現実」ではどうだろう。

完成度としては低いものだ。しかしアムステルダム発のこのプロダクトは、実現不能であるはずのホバーボードを、仮想現実世界にて実現している。

バランスWiiボードを用いて、体重のかけかたを認識し、Kinectでは身体の動き(手を回してバランスを取る、等)を分析する。利用者本人はOculus Riftを装着して、仮想世界に入り込むわけだ。ついに憧れのホバーボードを自らのものとして操ることができるようになる。

まだまだ「完成」には程遠いものではある。現状では、さほど面白くも感じられないかもしれない。しかしアイデアとしては面白い。アーケードゲームとRiftの連携を探る動きはいろいろと出てきている。たとえばTop Skaterに、このホバーボードシステムを統合すれば面白さはきっと何倍にもなるだろう。子供用遊戯施設でのVR体験よりもきっと楽しめるのではなかろうか。

とりあえず、水の上では使えないことには注意しておきたい。

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(翻訳:Maeda, H


Samsung、Android搭載のGalaxy GearでもTizenを利用可能にするアップデートを提供開始

新しいSamsung Gear 2は、前世代のGalaxy Gearにそっくりだ。おまけにUIを見て、異なるOSで動作しているなどと思わない人がほとんどだろう。実のところ、Gear 2がTizenで、GearはAndroidで動作しているのだ。そして新機種をTizenベースとしたSamsungは、旧機種のGearでもTizenを利用できるようにすると言っていた。それは本気の表明だったようで、実際に使えるようになったようだ(via SamMobile)。旧機種に、ダウンロードしたTizenをインストールすることができるようになった。

先に述べたように、ほとんどの人はAndroid版とTizen版の違いに気づかないのではないかと思われる。Samsungは、アイコンや画面パーツなどがほとんど同じに見えるようにデザインしたようだ。但し、バッテリーのもち時間は改善されているのだとのこと。またカメラを操作するボイスコマンドなどに加え、Tizen本体のみで音楽を楽しむことのできる機能も追加されている。

当初、Samsungはスマートフォンの分野でもTizenに軸足を移していくのだろうと思われていた。自らが開発に関わっているOSを利用することで、Googleの動きに左右されずに済むようになるからだ。自らの思い通りに開発を進めることができるようになる。しかし少なくとも今のところ、Samsungはスマートフォン後のモバイルデバイスにて、Tizen活用の道を探っているように思われる。そうした分野での方が、省電力性や軽快さを備えた標準OSとしての魅力が活かせると考えているようだ。

オリジナルGearのオーナーはSamsung Kies経由でアップデーターのダウンロードをすることができる。少なくとも今のところは、Gear単体でのアップロードは行えない。

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(翻訳:Maeda, H


X-Men風、手首マウント型火炎放射器を作ったのはやはりこの(マッドな)男

ぶっ飛んだガレージサイエンティストのColin Furzeは、月末までにX-Men関連プロダクトを3種類送り出すと宣言していた。そして言葉通りにやってのけた。

最初は、自在に伸び縮みするウルヴァリンの爪だった。そして次が天井にぶら下がって歩くためのMagnetoブーツだった。そしておそらく、最も危険なものを最後にとっておいたということになるのだろう。今回製作したのは、リストマウント型の火炎放射器だ。

もちろんこれは、X-Menのパイロ(Pyro)をイメージしたものだ。燃料はバックパックから供給するようになっている。高速でプロパンガスを放出して、自身を焼いてしまわないようにしている。

パイロは火を操ることができるものの、発生させることはできない(着火にはライターを使う)。これを模すためか、Furzeのプロダクトでも両手による操作が必要だ。すなわち片方の腕から燃料を噴出し、もう片方の腕がライターの役割をする。この仕組みにより(論理的には)意図しないときに8フィートの炎を噴出して誰か(あるいは自分の顔など)を燃やしてしまうことを防ぐことにもなっている。この仕組みを使うため、発火時にはドラゴンボールないしモータルコンバット風の姿勢をとることになるわけだが、これもまた「本物らしさ」の演出に役だっている。

言うまでもないことだが、良い子のみんなは絶対に真似をしてはいけない。意図しなくても大変な自体を招いてしまうことというのは、世の中にたくさんあるのだ。こういうことはマッドな連中に任せておくのが良い。

ところで、もともとは3つのプロダクトをリリースするという話になっていたわけだが、他にもさまざまなキャラクターについてのプロダクトを期待する声が寄せられているのだそうだ。「もう少しやってみようかな」と思っているのだそうだ。

制作の様子を描くビデオも掲載しておこう。

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(翻訳:Maeda, H


建設現場の空撮ドローンのSkycatchが1320万ドルを調達―クライアントにはベクテルも

ドローンは遊びにも配達にも軍用にも使える。ではその他に何に使えるだろう? それがChristian Sanzという起業家が数年前に取り組んだ疑問だった。さまざまな可能性を試した後、Sanzはある分野でドローンの需要が間違いなく高いことを発見した。建設現場のデータ収集だ。Sanzのスタートアップ、Skycatchはこのほど新たに1320万ドルの資金調達に成功した。

私の取材に答えてSanzは、「この分野の可能性に気づいたのは、私がドローンのプロトタイプを大勢の聴衆にデモしたとき、ある建設関係者が現場の空撮をしてくれないかと言ったときだ」と語った。

この建設業者はSanzにいろいろな空撮業務を依頼し、料金を支払うと申し出たが、Sanzは開発のために無料で撮影した。建設や土木の工事現場では通例、設計段階での1回の空撮写真しか得られない。運が良ければ数ヶ月ごとに追加の空撮が行われる。

Sanzが提供するサービスでは、ドローンの編隊を駆使して、工事の進捗状況を頻繁に空中から撮影する。なんらかの異常があれば早期に発見でき、莫大なコスト削減につながる。

それにミスを発見するだけではない。工事現場に関してこれまでは得られなかった膨大な情報が蓄積できる。 センサーとカメラを搭載したドローンは工事に関するあらゆる情報を正確に記録できる。

SkycatchはすでにBechtel、Bouygues、Rio Tintoなどの世界的エンジニアリング企業を始めとして数多くのクライアントを獲得している。契約上、社名を明かせないクライアントも多いという。Skycatchのドローンは現場上空から2Dと3Dの写真を撮影するが、この飛行は予めプログラミングされた経路に沿って自律的に操縦され、自動的に発進場所に帰ってくる。風の状態にもよるが、1回、最長30分の飛行が可能で15GBのデータが取得できる。

今回の資金調達でSkycatchは既存ビジネスの強化と同時に、高高度に長期間滞空できる新しい無人機の開発も計画している。こうした長期滞空タイプのドローンはGoogleとFacebookのドローンによるインターネット・アクセス・ポイント提供計画で用いられるものと類似している。私は「この分野には手強いライバルが多いのではないか?」と尋ねたが、Sanzは「まだ現実にはそこまで行っていないし、将来は商業航空機の飛行高度以上からの情報収集ドローンに関しては多くの企業が共通の通信チャンネルを確立するなどして協力していくものと思う。単なる競争関係にはならないはずだ」と答えた。

Skycatchはビッグデータの収集、解析とドローンという2つの未来的な要素を結びつけたところにビジネスを成長させようとしている。 これまでの建設プロジェクトでは、ビルや橋が崩落して始めて重大なミスがあったことに気づいていたが、Skycatchのようなサービスを利用すれば問題の発生と同時に直ちに正確な情報が取得できる。言い古された表現だが、Skycatchの成長の可能性は「青天井」だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


iMacの新モデルがリークか?! 新機種への参照のあったOS X Betaは直ちに公開停止

iMacを購入しようと考えているならば、少々待った方が良いようだ。最新のOS X Mavericksのベータ版に、新しいiMacのモデルを示す記述が発見されたようなのだ。

Appleファンを名乗るPikeによると、リリースされたばかりの開発者向けOS X Mavericksのベータに、新たに3種類のiMacに関する記述がみつかったのだとのこと。

Mac-81E3E92DD6088272.plist / iMac15,1 (IGPU only)
Mac-42FD25EABCABB274.plist / iMac15,n (IGPU/GFX0/Apple display with id 0xAE03)
Mac-FA842E06C61E91C5.plist / iMac15,n (IGPU/GFX0/Apple display with id 0xAE03)

目を引くのは「15.1」および「15.n」の記述だ。これまでのところ、iMacのリストには、14.1、14.2、21.5および27インチモデルのみが記載されていた。こうした「発見」によくわるように、「新モデル」についてのスペックなどはもちろんわからない。

ちなみに、9to5macの記事によると、前掲のリストを含むMavericksのベータ版はすぐに削除されたらしい。リリースと同時に新型iMacの記述が発見されて話題になり、そしてリリース4時間後にはベータ版自体が消されてしまったことになる。

新型iMacの記述が、実際に新たなモデルのリリースを示すものであるのなら、実機は間もなくお披露目されることになるのだろう。AppleはこれまでもWWDCにて新製品の発表を行ってきた。WWDCは5日後に迫っている。

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(翻訳:Maeda, H


CENTR Camは元iPhoneカメラチームが開発した360°パノラマ動画カメラ

スマートフォンは今やコンパクト・デジタルカメラ市場を壊滅させつつある。その一方、GoProが10億ドル企業に成長したことは、ハイキングやスノーボードなどアウトドアの活動を簡単に高画質で記録できるビデオカメラには依然消費者が金を払うということを証拠立てている。

しかし撮像素子の感度が上がり、ビデオの手ブレ防止機能もつくなどスマートフォンのカメラが日々進歩しているので、一般消費者は単体のカメラになかなか200ドル以上を払おうとしない。iPhoneを持って行く気にならないような活動をひんぱんに行っているユーザーでなければGoProを買わないだろう。

CENTR Camは元iPhoneのカメラ・チームが創立したスタートアップで、自分の周囲360°で起きていることを誰でも簡単に動画で撮影できるカメラで消費者市場を開拓しようと狙っている。

CENTRは1080pのカメラ4台の画像を合成することで、インタラクティブに視点を変えられるパノラマ動画が撮影できる。これによって「自分の前方で起きていることしか記録できない」というこれまでのカメラの枠組みに革命を起こそうという考えだ。

このパノラマ動画テクノロジーは次世代ビデオを検討している大手メディアの関心も集めている。FOX Sports、National Geographic、DARPAがCENTRと提携しており、ダイナミックな360°映像をスポーツ中継や軍隊における訓練や戦闘の記録に利用する道を探っている。

またCENTRは3D環境での動画撮影に関してOculus VRと話し合いを始めている。

現在CENTRは一般販売を目指してKickstarterでクラウドファンディングを行っている。目標額は90万ドルで現在56万ドルが集まっている。あと2日で締め切りになるので興味ある読者は急いだ方がいい。〔日本版:本体価格299ドルから。外国送料55ドル。出荷は2015年2月を予定〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+