5G対応の折り畳みスマートフォン「Motorola Razr」が約15万円で登場

昨年のMotorola Razr(モトローラ・レイザー)の復活は失敗だった。象徴的な名前が最先端のフォームファクタに付けられていたのに、何が間違っていたのだろうか?折り畳み式の世界では、計画どおりにいかないことが多い。いくつかの疑わしいデザインの選択により、評価の低いデバイスが生まれ、折り畳み式モデルの先行きの不透明感が続いている。

しかし今週、Razrが再復活を果たした。今回のモデルは洗練されている。「New Razr With 5G」のローンチを発表したブログ記事の中で、Lenovo(レノボ)が所有するブランドであるMotorola(モトローラ)は「我々は、消費者が自分のデバイスに縛られていると感じていて、その瞬間を生きながら常につながっていられる方法を望んでいることを理解している」と記している。広報担当者はTechCrunchに対して、以下のようなもう少し具体的なコメントも残した。

我々は折り畳み式のシステムに自信を持っています。Razrの最初のバージョンからほとんど同じ技術を使っています。Razrのハードウェアデザインを5G対応に進化させる一方で、消費者からの直接的なフィードバックに基づいて、機械的な分野の改良をに焦点を当てました。

つまり新しいRazrは、消費者のフィードバックが作り上げたデバイスなのだ。しかも今回は5Gに対応している。これはサムスンが先日発表したGalaxy Foldの新バージョンにも通じるものがある。業界の大方の予想どおり、折り畳み式デバイスの最初のラウンドは、一般的に第1世代のデバイスに起因する問題の多くに直面するだろう。具体的には、第1世代の評価時に問題点とされた、ヒンジ部分の改良を意味する。

前モデルでのもう1つの問題点でもあったカメラも改良されている。新モデルでは、クワッドピクセルの4800万画素のセンサーを備えており、低照度撮影が改善され、オートフォーカスが高速化されている。クワッドピクセル(Quad Pixel)とは、隣接4画素に同色のカラーフィルターを採用することで高感度と高解像度を両立する技術だ。さらに2000万画素のカメラも搭載する。

バッテリーは前モデルの2510mAhから2800mAhに増えている。同社はバッテリーは「一日中」持つと説明しているが、5G利用時に実際にどうなのかは検証する必要があるだろう。バッテリー容量を最大限に活用するとなると、薄さに対する要求が壁になったのではないかと思う。。

New Razr With 5Gは、Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 765Gプロセッサを搭載する。前モデルはSnapdragon 710で、新モデルも同様にミッドレンジのプロセッサーだが、今回クアルコムは次世代ワイヤレス機能である5Gを搭載して普及を加速させようとしている。

1400ドル(約15万円)という価格は前モデルより100ドル安いが、スマートフォンとしては高価であることに変わりはない。もちろん折り畳み式スクリーンにコストがかかっているのだが、コストを考えるとミドルレンジのプロセッサの採用は当然かもしれない。とはいえこの価格では、すべてが最新かつ最高のものでなければならないだろう。

新しい新しいRazrは秋に発売される。

画像クレジット:Motorola

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(翻訳:TechCrunch Japan)

モトローラが約4.2万円の格安5Gスマホを欧州向けに発表、米国向けには約5.4万円以下の端末を今秋投入

Qualcomm(クアルコム)は2019年に「Snapdragon 765」を発表し、低価格な5Gスマートフォン時代の到来を約束した。そしてMotorola(モトローラ)も、このチップを積極的に採用する。同社は高価な端末(結果はまちまちである)を売りにしているが、低価格のデバイスが当面の収入源になることはほぼ間違いない。

米国時間7月7日、Lenovo(レノボ)傘下のモトローラブランドは、Moto G 5Gのローンチを発表した。8日にはヨーロッパで発売されるが、最も注目すべきはG 5Gが349ユーロ(約4万2000円)からと、市場平均を大きく下回ることだ。5G対応スマートフォンは依然として、競合他社のフラッグシップ機がひしめいている。

G 5Gにはリフレッシュレートが90Hz/アスペクト比21:9の6.7インチディスプレイや背面の4カメラなど、注目に値する機能が搭載されている。カメラシステムには撮影時により多くの光を集める4画素技術を搭載した4800万画素のメインカメラ、超ワイドレンズカメラ、クローズアップ専用のマクロレンズ、深度センサーカメラが含まれる。

マクロレンズはスマートフォンではまだかなり珍しく、複数のモデルにこの技術を搭載しているのはモトローラだけだ。多くの人にとってこれは興味深いものだろうが、必要なケースも確かにある。興味深いことに前面にはデュアルセルフィーカメラがあり、1600万画素のメインカメラと、より多くの人を撮影できる広角レンズを備えている。

正直なところ、低価格端末としてはかなり興味深い製品になりそうだ。5000mAhのバッテリーと5G通信、そして90Hzのディスプレイを搭載している。基本モデルは4GBのRAMと64GBのストレージを搭載し、50ユーロ(約6100円)追加すれば6GBのRAMと128GBのストレージが利用できる。サウジアラビアとアラブ首長国連邦にも「数カ月中」に投入される。

一方、モトローラは北米市場向けに500ドル(約5万4000円)以下の5Gスマートフォンを2020年秋に発売することも約束しており、Zラインの端末が次世代ワイヤレス技術にアクセスするためのMoto 5 G Modも追加される。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

アップルやサムスンが低価格モデルを模索する中、モトローラはプレミアム路線に足を踏み入れる

ここ数年、スマートフォンの売り上げは頭打ちとなり伸び悩む中、多くのメーカーが同じ結論に達した。それは「みんな安いスマホを欲しがってる」というものだ。Apple(アップル)やSamsung(サムスン)もそのメッセージをまともに受け取った。スマートフォン市場の低迷と1000ドル級のプレミアムな機種の定番化とが同期を見せている点が理由であることは明らかだ。

Motorola(モトローラ)は、近年、お買い得なスマートフォンのメーカーとして定着しているが、まったく別の方向に打開策を見いだそうとしている。同社初の1000ドル級スマートフォンとなるEdge+(エッジプラス)の投入によって、同社は本物の高級機種の領域へ足を踏み入れた。これは、OnePlusシリーズに899ドルの8 Proを加えた先日の作戦よりもドラスティックな一手だ。

安価な中間層向け製品をメインに据えるモトローラには、どうしても高級スマートフォンのイメージが浮かばない。Lenovo(レノボ)傘下のこのスマホメーカーが高額なモデルに手を出すときは、ギミックに走る傾向があった。言い換えれば、非常にニッチな製品だ。たとえば、暖かく迎え入れられたMoto Zや、折り畳み式で復活して酷評されたRazrのようにだ。

だがEdge+の場合は、素直な高級路線を歩んでいる。セールスポイントはカメラ、ディスプレイ、5G。今どきの高級スマートフォンの世界では、まったくもって標準的だ。記憶している限りでは初めてモトローラは、世界中で使われているアップルやサムスンの製品と真っ向勝負に出たわけだ。

ではスペックを見てみよう。リフレッシュレート90Hz、縦横比21:9の6.7インチディスプレイが採用されている。左右は縁を巻き込んでいる。サムスンが少し前から採用している形に近い。さらにサムスンと同じく、そのごく狭い表示スペースを、通知、電話の着信通知、アラーム、バッテリーの状態などの情報の表示に使っている。基本的に、本体を手に取らなくても素早く情報が確認できる仕組みだ。

内部には、旗艦レベルのSoCであるSnapdragon 865が搭載され、たっぷり12GBのメモリー容量がある。そうそう、5Gにも対応している。mmWaveにもsub-6GHzにもつながる。モトローラはスピーカーにもこだわった。スピーカーは、スマートフォンではもっとも見落とされがちな部分だ。だが私はまだ実際に試していないし実際に触ってもいない。社会的距離とかあれこれの影響だ。

背面のカメラは3つ。メインは1億800万画素のカメラ。大量の光を採り込むことができる。それに800万画素の望遠と、1600万画素の超広角だ。最近のモトローラのモデルにはあったのだが、これにはマクロは付属していない。だが、1600万画素のカメラは、ある程度の接写ができる。

Edge+の発売は5月14日から。米国内ではVerison(ベライゾン)が独占販売する(以前にも、残念なことに、何度かモトローラはその形で製品を発売している)。カナダでは多くのキャリアから発売される。ヨーロッパでも5月に発売されるが、インドや中南米などの他の地域はその後になる。

プロセッサーとカメラのランクを落として価格を抑えたEdgeも登場する。だがディスプレイは変わらない。ヨーロッパ、中南米、アジア太平洋地区、米国で少し遅れて発売される予定だ。

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(翻訳:金井哲夫)

モトローラが低価格スマホ2機種発表、1機種はスタイラスペン付き

レノボの子会社であるモトローラは、モバイルシーンでずっと地味に活動してきた。例外的にMoto ZやRazrのような派手な製品があるが、ほとんどは低価格の端末だ。おそらくGシリーズがその最もいい例だろう。モトローラのデバイスには華やかさはなく、スペックは1年か2年遅れだったりするが、300ドル(約3万3000円)を切る価格帯なら、それは問題にならない。

しかしモトローラはその堅実な仕事ぶりで、価格を抑えつつ魅力的な機能を盛り込んだスマートフォンを開発した。米国時間2月7日、シカゴで開催されたイベントで同社はGシリーズの新製品として250ドル(約2万7500円)のMoto G Powerと、300ドル(約3万3000円)のMoto G Stylusという2機種を発表した。

この2機種は共通点が多い。例えば2019年に発売されたMotorola One Macroと同じく、マクロレンズが搭載されている。これは他の多くのスマートフォンが採用しているマルチカメラシステムとは異なる、不思議な方向性だ。もちろん、スマートフォンのマクロレンズがどう役に立つのかは別の問題だが、モトローラはユーザーがマクロレンズを高く評価すると考えているようだ。

ユーザーは混乱し、ありがちな人物や風景を撮っていた人が花や食べ物を撮るようになるのかもしれない。

2機種ともバッテリーがパワフルで長時間駆動する点は、モトローラ製デバイスのお約束でありありがたい。Stylusのバッテリーは4000mAh、Powerはさらにそれを上回る5000mAhだ。バッテリー駆動時間はそれぞれ19時間、27時間と発表されている。どちらもプロセッサがSnapdragon 665というのは魅力に欠けるが、価格を抑えるためだろう。

結局、スマートフォンを安価に抑えるためのトレードオフだ。Snapdragon 765を5G対応にするというQualcommの決定が、低価格デバイスメーカーにとって打撃であることは間違いない。しかし、ヘッドフォンジャックが引き続き搭載されるという利点もある。

2機種の最も大きな違いは、名前に表れている。世界は(少なくともその一部は)今もスタイラスを求めているとサムスンが証明してから10年近く経つが、スタイラスは主流にはならなかった。確かに多くの企業が挑戦したが、スタイラスペンは成功しなかった。

モトローラはスタイラスとMoto Noteアプリを標準搭載にして、慎重な一歩を踏み出した(既存の製品とかなり似ているように見えるが、法的なハードルはすべてクリアしたようだ)。おそらく低価格帯ならスタイラスが受け入れられる余地はあるだろう。

さらに注目すべきもうひとつの特徴は、Motorola Oneシリーズから受け継がれているもので、賢いアクションカメラが搭載されており、スマートフォンを縦向きに持ったまま横長の動画を撮影できる点だ。これにより、片手でスマートフォンを持ってアクションシーンを撮影することも可能だ。

2機種とも、2020年の春から出荷される。

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(翻訳:Kaori Koyama)

MotorolaのRazrは10万回折りたためなかった

Galaxy Foldは、この芽生えたばかりの折りたたみ式という新しいカテゴリーの前兆のような存在だっや。その魅力的で前途有望な製品は、記者たちに渡したレビュー機の破損に悩まされ、Samsung(サムスン)は設計図を描き直して丈夫なモデルを作った。しかしそのバージョンにもやはり問題があり、初日からユーザーを悩ませた

言うまでもなく他社はこの機会をとらえて、自分たちのやり方を見直した。その一例としてHuawei(ファーウェイ)は、安全を期すだけのために約束していたMate Xのリリースを遅らせる、と公表した。注意と用心は山のようにあるが、やはり折りたたみ式は魅力的なフォームファクタなのだろう。しかし多くの人たちは、間違いなくRazrは違うだろうと期待した。

関連記事: A false start for foldables in 2019…2019年の折りたたみスマートフォンのスタートはフライングだった(未訳)

Galaxy Foldのストレステストのときと同じような折りたたみ端末であるRazrの登場に、CNETは待ってましたとばかり食らいついた。そのデバイスは10万回を超える折りたたみに耐えたというが、Motorola Razrは今週のテストで激しく失敗した。CNETが配信する動画の最初のタイトル「Motorola Razrはテストで10万回の折りたたみに達しなかった」は、そのデバイスの失敗を正しく伝えていない。現在のタイトルは「MotoのRazrは27000回の折りたたみで壊れた」だが、ヒンジ(蝶番)が27000回の折りたたみをやや超えたあたりで、ぐらぐらしてきている。それは、わずか4時間足らずのことだ。Galaxy Foldの14時間におよぶテストに比べると、あまりにも差は大きい。

しかし、たった1回のテストで評価を下すべきではないが、実際のところすでに発売された製品にも関わらずネットなどでのレビューが少なすぎる。それだけでも用心すべき理由にはなるが、なにしろ新しいフォームファクタの第一世代の製品ならそれも当然だ。この折りたたみ式を買った人がすでにTwitterに登場してヒンジの音が大きいと文句を言っている。たかが音だが、良い評価ではない。

これはRazrをたたむときのヒンジ(蝶番)の音だ。いい音ではない。1500ドル(約16万5000円)のスマートフォンにしてはちゃちくて安っぽいヒンジだ。店員の女の子は、すぐ壊れそうで使うのがこわいと言ってた。

Galazy Foldの場合と同じくMotorolaのRazrも、注意書きの多い取説が付属するだろう。Foldより安いとは言っても、1500ドル(約16万5000円)だ。子供用手袋をして持つべきものに支払うお金としては高額だ。今後数週間でさまざまな評価や反応が出てくると思うが、それは製品の最初の発表で盛り上がった期待を上回るような、Motorolaが喜ぶ報道にはならないだろう。

ところで、300ドル(約3万3000円)のMoto Gはいかがでしょうか?

画像クレジット: Motorola

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

モトローラからGoPro意識の廉価スマホが登場

Motorola(モトローラ)は興味深い試みを続けている。現時点では廉価な「アクションカメラ・スマートフォン」の市場の大きさはわからないが、単調な電子機器の世界では、Lenovo(レノボ)が所有するブランドは面白い立ち位置にいる。

正直、GoPro全盛期の中で自分をアクションデバイスとして位置づけるスマートフォンが増えなかったことに私は驚いている。しかしほとんどの消費者にとってブームは落ち着き、GoPro自身も廉価なコピー品や最近市場に参入したDJIにより、競争は激しくなっている。

Motorola One Actionの「アクション」とは、主に背面の3連カメラ、特にGoProスタイルの117度の画角の超広角カメラを指している。ここで本当に興味深く意味があるのは、センサーの向きを変えるという決定だ。スマートフォンを縦に持つと、ランドスケープ(水平)での動画撮影ができるのだ。つまり、スマートフォンでの動画撮影時には「正しい」「間違った」向きは存在しない。

他の意味では、このスマートフォンは標準的なモトローラの端末だ。米国時間8月16日より、ブラジルやメキシコ、ヨーロッパの一部で発売が開始される。米国とカナダでは10月に発売される予定だ。価格は300ドル(約3万2000円)以下になることが予測される。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

自動運転車の視界に入っていない歩行者を検出できるRF探知技術

イスラエルのViziblezoneは、自動運転車が歩行者をもっと確実に見つけられるようにしたいと考えている。それには、歩行者が車のセンサーの視界にいなくてもという高い目標もある。歩行者検出専門のスタートアップはこれまで聞いたことがないが、どんなことにも最初がある。Viziblezoneは、毎年何百万人もの歩行者が車で負傷しているという大きな問題に、初めて挑戦したスタートアップかもしれない。

近くに歩行者がいることを車に警告するために、OurCrowdのインキュベーターLabs/02で育ったViziblezoneは、スマートフォンと車中の検出装置を利用する。同社の主張によると、そのソリューションは自動運転車が本格的に普及したときに特に役に立つという。

同社のファウンダーでCEOのGabi Ofir氏はこう述べる(彼はMotorolaで20年間、通信プロトコルの仕事をしていた)。「Viziblezoneは、ソフトウェアによる費用効率の良い歩行者検出装置を提供する。それは車内や携帯電話のRF装備を路上の人間用のアイアンドームに換える。今では歩行者もそのほとんどがモバイルデバイスを持っているから、この検出装置はそれらをスマートなビーコンに換えて、車から見えるように、そして避けられるようにする」。

同社のソリューションはもちろん自動運転車を狙っているが、車中のスマートフォンを利用すれば今の車でも使えると同社は言う。視覚的なセンサーを使わないので天候等に左右されず、検知範囲は最大で150メートルぐらいだ。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Motorola Razrが縦に折り畳みで復活か?

MotorolaのRazrは上のスクリーンショットのようなデザインで近くリバイバルするかもしれない。Weibo他のオンラインに新しいRazrのものだとするリーク画像が流れて注目を集めている。ディスプレイはGalaxy Foldとは逆に縦に畳む方式で、オリジナルのRazrにたいへんよく似た外観となっている。

折り畳みテクノロジーのユースケースとしては他のデザインより納得性が高い。Galaxy Foldなどは「広げるとタブレットになるスマートフォン」であるのに対して、Motorolaのデザインは「広げるとスマートフォンになるコンパクトなデバイス」を目指しているようだ。

価格については依然として不明だが、ウォールストリートジャーナルは「市販される場合、1500ドル前後になるだろう」と観測していた。 つまりこのデザインで実際の製品としてリリースされるかどうかはまだ分からない。.

折りたたみディスプレイはサムスンのGalaxy Foldがパイオニアだった。市販に先立ってジャーナリストにテスト機が配られたが、一部はわずか数日で不具合を生じてしまった。Samsungは初期ロットの不良を確認し出荷をキャンセルした。

リーク画像が流れた後もMotorolaはリリースに関する情報を発表していない。サムスンのトラブルを考えると、Motorolaが実機の出荷に関して慎重な姿勢を取っているのは理解できる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

モトローラ、ガジェット分解のiFixitと組んで「公式DIY修理キット」を発売

携帯電話の修理は必要以上に難しい。この10年端末メーカーは機体の薄さと契約期間だけもてばいいデバイスの開発に注力し、修理のしやすさはおよそ気にかけてこなかった。修理が必要だって? eBayで見つかりますように!

そんな中Motorolaは、公式修理キットをiFixitと提携して販売する。

おそらく読者はiFixitのことを、ほとんどの人気新端末を発売数時間後にはバラバラにしている連中だと知っているだろう。彼らの奥深いガジェット分解記事は、中でどうやって時が刻まれ、どうやってシリコンハムスターが車を回しているのかを、あなたの大切な端末を無事動かしたままの状態で覗かせてくれる。

しかし彼らは、道具が動かなくなったときのための道具もいろいろ売っている。古いiPodからゲーム機のコントローラーまで、あらゆる種類のデバイスを修理するための個別パーツを山ほど揃えている。そして今、多くのMotorola端末のために、彼らはMotorolaのお墨付きを得て商売を始めた。

このほど同社が販売開始した修理キットには、Motoralaから直接仕入れた交換部品が入っている。現時点で8種類の携帯電話に対応している(Moto Z、Moto X、Droid Turbo 2、Moto Z Play、Moto G5、Z Force、X Pure、およびG4 Plus)。同社は最もよく使われる2大交換部品——バッテリーとスクリーン——に焦点を合わせており、キットには端末を分解し、部品を交換して元に戻すのに必要なものがすべて入っている。バッテリー交換キットは40ドル前後、スクリーンキットは100~200ドル程度。

他社も追随するかって? それはなんとも言えない。しかし、ぜひそう願いたいものだ。次世代スマートフォンの魅力が益々薄れていく中(「カメラが少しだけよくなった! スクリーンが明るい? 硬い? 速い?  頑丈?)、多くの人が進んで修理するようになるのはすばらしいことだ。

(画像出典:iFixit’s Moto Z repair guide)

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

着せ替え携帯「Moto Z」の最新モジュールはスマホをポラロイドカメラに変える

Moto Zのモジュラー式背面パネル(Modと呼んでいる)は当たり外れがかなりある(大方が外れ、というのが正直な感想)。でもこれはかなり賢い。確かにPolaroidのInsta-ShareプリンターのMoto Modは、 誰かがMotorolaのフラグシップ機種を買いに走るような代物ではないだろうが、アクセサリーをマグネットスナップオン式にする意味のある事例ではある。

このPolaroid Modが最初にお目見えしたのは今年2月のMobile World Congressで、今週出荷が始まったAlexaスピーカーと一緒だった。これはまさしく見ての通りの商品だ。小さなフォトプリンターがスマートフォンの背中に貼りつく。ほかのModと異なり内蔵カメラを拡張することはない —— 代わりに丸い切欠きがあって、そこから頼りになるMotorolaのデュアルカメラが覗き見できるようになっている。

このアドオンプリンターは、ZINKテクノロジーを使ってカメラロールやFacebook、Instagram、Googleフォトなどのサイトの写真を2 x 3インチ(5 x 7.5 cm)サイズでプリントする。これでもうプリンターを持ち歩く必要はない!よさそうな話だと思うだろう?もちろんよくある問題はModにも当てはまる。まず、価格は199ドルでこれは完璧に役に立つスタンドアロン版のPolaroidプリンターより今のネット価格で80ドル高い。

しかも、ここで言う携帯性は相対的だ。実はまだ試していないのだが、ポケットにすんなり入るようには見えないので、毎日持ち歩くものではおそらくない。もっとも、そもそも背面をつけたり外したりするのはMoto Zの本質なのだと私は思う。

興味のある人はMotorolaのサイトで今すぐ予約できる。今月末にはVerizonの店舗に並ぶ予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Motorola Moto Zのサードパーティによるモジュール開発はそこそこ盛ん、最新作を紹介しよう

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‘モジュール構造’が売りのMotorola Moto Zはまだ、スマートフォンの世界を変えていないようだが、モジュールのシステムを一般公開して以来、世の中の関心は高まっているようだ。ハッカソンも重要な宣伝役を発揮し、これまではニューヨーク、サンフランシスコ、ブエノスアイレスで開催してきた。来月は中国を予定している。

12月に発表された3つのモジュール入賞作品は、ゲームパッド、美容デバイス、そしてオーディオコンバーターだった。サンフランシスコとブエノスアイレスの最新回では、血糖値を測定するSimple Syrup、赤ちゃんのベッド周辺の気温などをチェックするBaby Careなど、健康関連のモジュールが入選した。

予定にあるMoto Colorは、目の不自由なユーザーのために色を音や振動で伝える。またModCoholicという不吉な名前のモジュールは、血中アルコール度が高い人のためにタクシーを呼ぶ。Solar-Powered Battery Chargerは名前のとおりソーラー充電器で、いちばん商業性がありそうだ。ただし、太陽に照らす時間は10時間だ。

MotorolaはIndiegogoとのパートナーシップを発表して、サードパーティによるモジュールの開発を一層振興しようとしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

MotorolaがMoto ZのTangoモジュールを出すかもしれない…むしろモジュールが合ってる技術か

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歩みは遅いけどしかし確実に、Moto Zはエコシステムができつつある。その将来性のありそうなハンドセットはしっかりとしたスペックを持ち、アドオンも多く、これまでのモジュール化ハンドセットとしてはいちばん完成度が高かった。でも、もちろん、それだけでは足りない。

Motorolaは足りないものを補うべく、デベロッパーに開放して改造を自由にし、このハンドセットの機能を充実多様化するために、ハッカソンまで開催した。

今週シカゴで行われたイベントで同社の社長Aymar de Lencquesaingは、報道陣を前に、同社のZハンドセットに近くTangoモジュールが提供されるかもしれない、と述べた。はっきりしない言葉だし、完全な発表ではないが、パートナーシップとしてはありえる話だ。

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そもそも、Motorolaの親会社Lenovoは、このGoogleの拡張現実カメラ技術の、初めての実装製品を作って発売した企業だ(上図、Phab 2 Pro)。Tangoの現状は、一般消費者の購入動機になりうるほど完成度の高いものではないが、しかしそれでも、Moto Zのような多機能型スマートフォンのアドオンとしては十分だろう。

特別なハードウェア、それに新たにカメラや電池も必要とする技術だから、モジュールにするのがむしろふさわしいし、その方がインドアの3Dマッピングソフトウェアも本領を発揮しやすい。またそれによってMoto Zの、ハードウェア実験のためのプラットホームという位置づけもより確定し、今一般的な2年というスマートフォンのアップグレードサイクルとは無縁な位置を維持し続けられる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Motorolaがモジュール方式のスマホMoto ZでクラウドファンディングのIndiegogoとパートナー、アイデアのコンテストを行う

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MotorolaのMoto Zは、それ自体は意欲的で感動的なデバイスだったけど、でもその成功は結局のところ、アクセサリーに依存していた。すばらしいゲーム専用機が必ずしも優れたゲームのエコシステムを作らないように、モジュール方式のハンドセットも、それ自身が、売れるモジュールの数々を作り出すわけではない。

Zはローンチ時に、まあまあのモジュールセットを提供した(LG G5よりもずっとまし)。バッテリーパック、スピーカー、そしてHasselbladのTrue Zoomカメラ。そしてその前には、そのモジュールの開発をパートナー以外のデベロッパーにもオープンにする 、と発表した。

今日(米国時間11/31)モトローラはそれをさらに一歩進めて、クラウドファンディングのIndiegogoとのパートナーシップを立ち上げた。そして両者が、モジュールのアイデアのコンテストを行う。それはZTEのクラウドソーシングと似ているが、賞品は、ZTEの‘CESにご招待’よりはましだろう。“業界のリーダーたち”を集めた審査団が10件の入賞作品を決め、それぞれがMoto Mods Development Kit、Moto Z一台、そして、シカゴに行ってMoto Mods(Moto用モジュール)の開発チームに会い、108年ぶりにワールドシリーズを制したCubsの話をする、たぶん。ファイナリストたちも全員、上述のハードウェアをもらう。

コンテストの締め切りは1月末、同時並行的に、ニューヨークを皮切りに国中でハッカソンを行い、同じくモジュールのアイデアを求める。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ハッセルブラッドのTrue Zoomは、モジュラースマホ Moto Zを本格的カメラに変える

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Motorolaのスマートフォン、Moto Zシリーズ用の最新アドオンは、魅力的なモジュラースタイルに本格的カメラの重厚感を付加する。HasselbladのTrue Zoomは、実質的にこのスマホを5.5インチビューファインダー付き薄型コンパクトカメラに変える。

Hasselbladという会社を知る人にとって、このモジュラーオプションが実に美しいハードウェア作品であることに驚きはない。色は高級感のあるマットブラック仕上げで、凹凸のあるグリップは片手での操作を可能にしている(ただし私は普通と同じようにスマホの縁を持っていた)。

上部には電源ボタンとシャッター/ズームのコンボボタンがある。前面には大きなXenonズームレンズが中心に置かれ、1/2.3インチのBSI CMOSセンサーを備える。ズームは光学10倍。これはモバイル機器としてはかなり常軌を逸したズームだ。シャッターボタンを一段押すと自動フォーカス機能が働く。暗いところでもよく働き、マクロではすばらしい仕事をする。

接続はすべてポート経由なのでBluetoothによる同期の心配はいらない。直結ということは、カメラがスマホのバッテリーで動くという意味であり、バッテリーが減りすぎるとカメラは使えなくなる。

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これはMotoエコシステムにとって、バッテリーパックとJBLスピーカーに続く魅力的な新製品だ。 おそらくMotorola期待のモジュラースマホにとって、最大の魅力が加わったと言っていいだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

先月の腕時計販売額が10%も下落したのはスマートウォッチのせい?

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NPDの調査によると、Apple Watchの発売をうけて、アメリカの時計売上が2008年以来最低の水準になっているのだそうだ。7月の腕時計の売上額は3億7500万ドルで、これは昨年比で11%の下落となっているのだとのこと。

この下落幅は、2008年の経済危機の中でのものに匹敵するものなのだそうだ。

ただし、売上額の大幅減少の原因がAppleにあるというのは言い過ぎであるだろう。しかしPebble、Motorola、Fitbit、そしてAppleなどが次々にスマートウォッチを発表していることが、ファッションウォッチ市場に影響を与えていることは間違いないものと思われる。

もともと、夏は腕時計メーカーにとって厳しい季節ではある。卒業記念にロレックスをというシーズンでもない。まとまった祝日もなく、免税商品をかいまくる旅行者もやってこない。いずれにせよ、売上成績が落ち込む時期ではあるのだ。

さらに加えて、メーカー側が消費者の動向に応じた細かなモデルチェンジなどに気乗り薄であるらしいこともある。ローエンド機種ではSwatchのSistem 51が人気を集めたりもしているが、多くの時計メーカーはホリデー販売の依存する低価格なファッションウォッチ市場から撤退しつつもあるのが現状だ。

すなわち、そもそも腕時計業界は停滞期にあるわけだ。今ではFossilとFitbitに悩んだときに、テックに親しんだ若者たちはFitbitを選ぶ時代だ。腕時計にいろんな価値を見出していた年代には受け入れがたいことかもしれないが、腕時計業界は大きく変化しつつあるのだ。

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(翻訳:Maeda, H

Motorola、新しいAndroid、Moto Eを発表―クアドコアで作りもよく、150ドルはお買い得

今朝(米国時間2/25)、Motorolaは新しいAndroidスマートフォン、Moto Eを発表した。われわれは午前中いっぱいテストしてみたが、契約なしで149ドルという低価格にもかかわらず、性能面での妥協は最小に抑えられたモデルだという印象を受けた。Moto Eは価格のわりに高性能で、細部まで注意深くデザインされており、楽しいカスタマイズ機能も用意されている。

クアドコア・プロセッサーのおかげでLollipopのアニメーションは非常にスムーズに表示される。ただしRetinaクラスのディスプレイに慣れたユーザーにはMoto Eの画面解像度には不満が残るかもしれない。5メガピクセルのカメラには今回オートフォーカス機能が追加されて使い勝手が大きく向上したが、室内や夜など暗いシーンの撮影は依然として苦手だ。とはいえ、150ドルの価格を考えれば、よく出来たデバイスではある。

Moto Eの優れた点の一つは機能的なデザインにある。きわめて実用性の高いしっかりしたデザインだ。 フラグシップ機種に比べればやや厚く、重いが、手にしたときにかえって信頼感を与える。ボディーの外周には交換可能なベゼル(バンパー)が附属しており、ボタンやカメラベゼルの作りにもこの価格帯のモデルとしてはプレミアム感がある。

QualcommのクアドコアはLollipopを作動させるのに十分なパワーがある。ソフトウェアに関してMotorolaはこれまでどおり「あまりいじくらない」方針を継続した。つまり、基本的に素のLollipopのままだ。これにMoto Xで好評だったいくつかの実用的な機能が付加されている。これにはボディーを握って強く2回振るとカメラが起動するダブルフリップ機能が含まれる。多少危ない感じもするが、別の作業をしている最中でも即座に片手でカメラを起動できるのは便利だ。またデバイスの付近の動作を感知してスリープから復帰するアンビエント機能もある。

私は好みに合わせてベゼルを交換するのが意外に楽しいことに気づいた。Motorolaはデザインに工夫を凝らしており、ベゼルの取り外しと取り付けは非常に簡単だ。小さなカスタマイズ・オプションだが、もっと高価なデバイスにもない機能ではある。

全体として新しいMoto Eはオリジナルモデルの優秀な後継機であり、この価格は圧倒的なお買い得だ。われわれはさらに時間をかけてテストし、フル・レビューをお届けする予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


2014年に出荷されたAndroid Wearデバイスはわずか72万台。トップはMoto360(Canalys調べ)


昨年の消費者はスマートウォッチを選り好みしなかったが、だからといって買い漁ったわけではなかった。調査会社のCanalysが今日(米国時間2/11)発表したレポートによると、2014年に出荷されたAndroid Wearベース端末はわずか72万台強で、この年の「スマート・ウェアラブル・バンド」総数460万台の16%だった。Moto 360が集団の先頭を走り、Pebbleも豊富なアプリと積極的価格のおかげで好調を保っているとレポートは伝えている。

出荷台数100万を切るこの数字は、Android Wearにとっても参加OEMにとっても、大成功とは言い難い。ただしMotorolaのMoto 360は、供給不足が原因と思われる。LGのG Watch Rは、初代のG Watchより好調のようであり、これはGoogleのウェアラブル用プラットフォームを使用しているOEMが、市場の探究を続けるうちに重要な教訓を学んでいることを意味している。

ただし、Android Wear端末が出回るようになったのは2014年の後半になってからだ。それでもこの数字は、OEM各社がまだ市場を見守っている段階であることを示すものであり、価格へのプレッシャーもすでに高まっている(アクセサリーとして使われるにもかかわらず、中級スマートフォン自身よりも高い)。そしてGoogle製プラットフォームとOEMメーカーの未来の鍵を握っているのは、皮肉なことにApple Watchかもしれない。

Appleのスマートウォッチは4月にやってくる。AndroidとAndroid Wearにとってはライバルである一方、報道や消費者のマインドにApple Watchが出現することによって、Android端末オーナーに、同等品を探す気を起こさせるかもしれない ― スマホごと買い替えることと比べれば。仮に初期の比較(AppleがWatchの販売台数を公表したとして)でクパチーノの腕時計コンピューターが大きくリードしたとしても、長い目で見れば、Android Wearが恩恵に預かる可能性はある。

Android OSは、2008年(HTC Dreamが最初の一般向け端末としてデビューした年)の64万500台から、2009年には10倍増したので、Android Wearも、スマートデバイスを腕につけることの価値を誰かが消費者に示すことができれば、まだまだ伸びるかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Nexux 6は、巨大サイズの怪物なのか?

Googleは新しいNexus 6を準備中だ。9to5Googleによると、Googleの最新Androidリファレンス・スマートフォンは、新たな “Moto X” になりそうだ。

最新記事によると、5.92インチ画面の噂は本当らしい。即ち、これは、スケールアップされた新Moto Xといえる。私にとっては残念だ。なぜなら新しいMoto Xを少し使ってみて唯一感じたのは画面サイズが元のままならよかったのに、ということだったからだ。

対角線5.92インチ(15.04 cm)の怪物ディスプレイは、2560 x 1440の解像度を持ち、これは498 ppiというとてつもない画素密度を意味している。バッテリーは3200 mAhなので、電力の大部分をこの巨大画面の鮮明に見せるために使っても大丈夫だろう。9to5に書かれている仕様によると、13メガピクセルカメラと4Kビデオ録画機能、2メガピクセルの前面カメラ等は、新Moto Xと同じだ。

中身はSnapdragon 805プロセッサーとRAM 3GB、32GB以上のメモリー容量だろう。記事によると発売は11月で、10月に発表されるだろうとのこと。これは前回のNexus端末発表時と同じだ。

Googleはこの端末のアピールポイントを価格に絞ってくると思われる。過去のNexusシリーズも、他のAndroidライバルにそこで勝ってきた。雪のように純粋なAndroidを提供し、タイムリーにアップデートを重ねていけば、物事はうまく回っていく。しかし、この電話機はどう考ても巨大であり、初めての、私が買わないNexus端末になるかもしれない。

通常私は最新のNexusスマートフォンを持ちたいと思っている。個人的楽しみとしても仕事としても。しかし、6インチのスクリーンは、最新タブレットのNexus 7に危険なほど近く。私が大型携帯電話を許容する能力の限界に来ている。新Nexusは、299ドルのOnePlus Oneと直接競合するに違いなく、あちらも巨大な5.5インチ画面を備えているので、デベロッパーの大画面向けデザイン促進のために、Nexusの大型化を喜んでいるかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


初の円形スマートウォッチMoto 360、その最初の手ざわり

来週のAppleのイベントでスマートウォッチの前哨戦はピークを迎える。そのあとの数か月でAppleに屈服してしまいたくない各社は、このところ積極的に製品を発表してきた。いちばん最近レースに参加した選手、MotorolaのMoto 360は、今日、唯一のmade in USAを誇るスマートフォンMotorola Xの新型機とともにローンチした、スチールとレザーの美形だ。

これまでSamsung Gearシリーズには当然のように感心してきたが、それでも360のデザインがよりシックであることはすぐに分かる。その本体は塗膜された円形のスチールと上出来のレザーバンドとGorilla Glass(ゴリラガラス)のクリスタル、おたく族の装備品というよりも、 Misfit Shineの線に近い。

で、機能はどうか? Android Wearの体験や予備知識のなかった人は、まごつくかもしれない。インタフェイスの主役は通知で、それらがさまざまな盤面デザインや、音声で起動する画面に現れ、ユーザはいろんな情報を求めることができる。Googleに方向を尋ねると結果はスマートフォンに来る。メモを書いたりテキストを送ることもできる。検索もできる。しかも、手首を上げると時刻まで分かる〔ジョーク〕。

何か理解できないことがあると、すぐにデフォルトの時計画面に戻る。それが、かなりかったるい。音声認識は一貫して良好だが、ときどき、反応が早すぎることがある。そんなときは、画面に意味不明のテキストが現れる。

来週もっと長いレビューを書こうと思うが、今日は簡単な第一印象だけだ。これから毎日長時間、自分の手首に話しかけることになるのだろうな。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Motorola、9月4日にMoto 360スマートウォッチのお披露目イベント―スマートフォンのX、Gも

MotorolaからMoto 360のお披露目イベントへの 招待状が届いた。招待状のイラストから察するに、この9月4日のイベントではスマートウォッチだけでなく、Moto X、Moto Gのスマートフォンと、どうやらヘッドセットなどのアクセサリも発表されるらしい。招待状は昔ながらの子供向けの紙のおみくじがモチーフになっていて、4つおみくじそれぞれに発表のテーマのイラストが描かれている。

Moto 360はこの6月のGoogle I/OでAndroid Wearと同時にプレビュー版が公開された。その時点では出荷は今年中に行われるということだったが、このイベントが開催されることから考えて、9月前半にも出荷開始となりそうだ。イベントでは長らく噂になっていたMoto X+1のプレビューも見られるだろう(出荷は9月25日らしい)。Moto Gの新モデルも9月10日に出荷されるという噂だ。そういう次第なので、これらすべてが9月4日のイベントで披露されるというのは理にかなっている。

I/Oで手にとったMoto 360は現在のところもっとも期待できるスマートウォッチだ。Android Wear搭載のスマートウォッチはすでにLG G、Samsung Galaxy Liveが出荷されているが、Moto 360は最初の丸型ボディー採用モデルとして注目されている。

9月9日にはAppleのiPhone 6発表という一大イベントが控えているため、Motorolaにはどうしてもその前にイベントを開催せぜるを得ないという事情があった。


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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+