Samsungがデータ節約型モバイルブラウザーOpera Maxを閉鎖の瀬戸際で救う

Opera Maxは、Samsungがこのモバイルブラウザーを買収したため、消滅を免れた。

このブラウザーは、初期のいわゆるデータフレンドリーなモバイルブラウザーのひとつで、のちにプライバシーのための設定が加わった。たとえばそれは、安全でないWi-Fi接続に対する防御やVPNだ。人気は高く、50万以上インストールされたが、しかしそれでも、中国企業のコンソーシアムに買収されたOperaは昨年、その閉鎖を発表した

当時の発表声明はこうだった: “Operaはこのたび、Opera Maxの開発中止を決定した。このプロダクトの価値命題は弊社のブラウザープロダクトと大きく異なり、Operaにとって別のフォーカスを表していた。したがってこれからの弊社は、弊社のブラウザーと、今後のそのほかのサービスに注力していく”。

そこにSamsungが登場し、今日(米国時間2/23)、同社がそのサービスを拾い上げ、名前を“Samsung Max”にする、と発表した。— VentureBeatの特ダネ記事だ。

Samsung Max for Androidのスクリーンショット

Opera Maxのユーザーはアップデートにより、Samsungのバージョンに移行する。そのほかのユーザーはAndroidのアプリを入手したり、Galaxy Appsのストアへ行けばよい。ただし残念なことに、Androidアプリとは言っても前のOpera Maxと違って、Samsungのスマートフォンでしか使えない。

またAmazonは、新興市場向けにはデバイスへのプリロードを計画している。それらは、アルゼンチン、ブラジル、インドネシア、メキシコ、ナイジェリア、南アフリカ、タイ、そしてベトナムの市場だ。

Samsung R&D Institute IndiaのVP Seounghoon Ohは、声明の中でこう述べている: “Samsungで私たちは、すべてのデバイスで、全体的なデータ節約とプライバシー保護にコミットしてきた。そのために今回私たちは、弊社のミッドレンジのデバイスに独自のユニークなサービスとしてSamsung Maxを導入し、スマートフォン市場でSamusungのデバイスを優位に立たせようとしている”。

SamsungがOpera Maxの買収にいくら払ったのかは、明らかでない(買収なのかも)。しかし閉鎖に追い込まれていた製品だから、高い買い物ではなかっただろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Samsungが世界最大のチップメーカーの座をIntelから奪取、モバイルが明暗を分ける

Samsungが今日(米国時間1/30)発表した2017年第四四半期の決算報告に伴う2017会計年度の財務報告により、同社はIntelの、これまでの25年間にわたる、世界最大のチップセットの売り手の地位を終わらせた。

この韓国のテクノロジー巨人のチップセット部門は、長年同社の稼ぎ頭だが、2017年の総売上が690億ドルとなり、Intelが昨年に関して報告した628億ドルを上回った。それはIntelにとっても記録的な年で、前年同期比で6%の成長を記録したが、Samsungにトップの座を奪われることを防ぐことはできなかった。BloombergによるとIntelは1992年以降一貫して、その地位にあった。

昨年、四半期の売上でSamsungがIntelを上回ったことを予兆とすれば、今回は押しも押されぬ年商の勝利だ。

この地位交替は、Samsungのモバイルへの注力の結果だ。とくにスマートフォンが、メモリチップの需要を押し上げた。Intelのチップが世界のコンピューターの90%に載っていても、同社はモバイルのブームを逃(のが)し、その後追いつくこともできなかった。

Samsung全体としては、年商がKRW 239.58兆(2250億ドル)、利益はKRW 53.65兆(507億ドル)である。2017年最終四半期では、売上がKRW 65.98(620億ドル)、営業利益はKRW 15.15兆(140億ドル)となった。

四半期としては前四半期に比べて利益がやや増、売上がやや減となった。モバイル事業の前年同期比は、3.2%の落ち込みとなった。

2018年の展望としてSamsungは、クラウドサービスとAIと自動車関連のチップセットの増産を挙げた。スマートフォンに関しては、消費者の知名度は高いが、同社は折りたたみ式ディスプレイなど“最先端技術”の採用を挙げている。またBixbyアシスタントや今後の5G技術へのフォーカスによる、スマートサービスの開発の継続にも言及している。

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Samsung、「2月のMWCでGalaxy S9を発表」と言明

Samsungのスマートフォンの次世代フラグシップ、Galaxy S9は来月のMobile World Congressで発表される。CES 2018のSmasungのイベントでモバイル事業のプレジデント、 DJ Kohが言明した。

SamsungはMWCをGalaxyスマートフォンの発表の舞台として使ってきた。Samsung S7 Edgeも2016年のMWCで発表されている。バルセロナで開催される世界最大級のモバイル・ショーはMotorola、LG、Xiaomi、Huaweiなどの有力メーカーがフラグシップ機発表の場として使ってきた。

S9についてはこれ以外に公式には何も発表されていないが、Samsung S9はiPhone Xへの反撃をテーマとしているはずだという観測が有力だ。

例年どおり、TechCrunchはMWCを取材するので、現地からS9を始めとするモバイル・デバイスの発表をレポートできるだろう。MWCは2月26日から開催されるが、有力なスマートフォンの発表は通例、MWCの正式開幕前に行われる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

2017年の特許取得数のトップはまたしてもIBMだった、Facebookがベスト50に初めて登場

特許は、一部の企業の利益のための濫用(と誤用)が元となって、謂(いわ)れのない非難を受けるときもあるが、それでもなお、あるテクノロジー企業がどれほどR&Dで先行し、イノベーションを推し進めているかを知るための指標となる。そうした先進性の指標の1つとして、特許分析会社のIFI Claimsが、2017年に最も多くの米国特許を取得した企業のリストを発表した。

リストの最上位に載ったのは、再びIBMである。これは25年連続のことである。同社は2017年に9043件の特許を取得したが、それは2016年に取得した数を1000件上回り、2位に付けているSamsung Electronicsよりもおよそ3300件多い数字である。

上位10社として3位以下に続くのは、Canon、Intel Corp、LG Electronics Inc、Qualcomm Inc、Google、Microsoft、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co (TSMC)、そしてSamsung Displayである。

IFIによれば、生産台数という意味で世界最大手の携帯電話メーカーであり、巨大なテクノロジー会社であるSamsungは、関連会社の特許全てを合わせると、IBMにあと150というところまで肉薄している(トップ1000には3つ入っているが、それはここで見ることができる)。

もちろん、特許はその会社の命運と直接関係している訳ではない。なぜなら特許が取得された、イノベーションの最先端にある技術は、おそらくこれまでに商品の世界では目にしことがないようなものだからだ。

そして実際、世界で最もリッチで最も利益を挙げているテクノロジー企業の1つであるAppleは、トップ10には入っていない。昨年のAppleは11位にとどまり、2229件の特許を獲得した。もう1つのテクノロジーの巨人Amazon――eコマース、ロジスティクス、クラウドサービス、そして近年は音声AIイノベーションでのリーダーシップで主要なブランドとして認知されている――は順位を1つ上げて13位となり、1963件の特許を取得している。

以下にトップ20を示した。

IFI Claimsの報告書はまた、技術という面に関して、広く世界で最も大きな話題(あるいはVC資金調達または販売)を集めたテーマが、必ずしも特許を最も獲得している、あるいは最も成長しているトップ技術と同じであるとは限らないことを強調している。

アナリストによると、特許の伸び率という意味では、2017年のトップテクノロジーは、電子タバコ関連で、45パーセントの伸びを示した。それに続いているのは3Dプリントで(GEがそのほとんどの特許を押さえている)、その次が人工知能に関連した対になったテクノロジーの、機械学習と自動運転車だ。IBMはこれらのそれぞれに最大数の特許を出願した。他の急速に成長している分野としては、飛行ドローンとフードテックが挙げられる。

出願された特許のうち、最も人気のある分野は、「電子デジタルデータ処理」の一般的な領域が最も多く、合計で4万8935件が取得されている。このカテゴリは、ハードウェアとソフトウェアの両方を対象とし、データ転送の様々な方法に関連している。IBMはこのカテゴリーでもリードしている。

トップ5のカテゴリーリストを考えてみることで、世の中のテクノロジーの概観と、現在製品という意味でどんなものに興味が抱かれているかを見て取ることができる。

最も多くの特許が出願された、他の4つのカテゴリーは以下のようなものだ:「電気通信などのデジタル情報伝送」、半導体、無線コミュニケーション、そして映像コミュニケーション(テレビのようなものだが、ビデオや写真アプリなども含まれる)である。

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(翻訳:sako)

Samsung、Q4の利益予測は新記録――アナリストの期待には届かず

Samsung Electronicsは2017年第4四半期の利益予測を発表した。数字は同期の新記録となるもののアナリストの予測はやや下回ることとなった。
昨日(米国時間1/8)、Samsungが発表した決算ガイダンスによると、66兆ウォンの売上に対して15.1兆ウォン(141.3億ドル)の営業利益を予測している。

この利益は昨年同期に比べて 64%のアップだ。昨年の第4四半期は53.33兆ウォンの売上に対して9.22兆ウォンの利益だった。それでもThomson Reuters.による17人のアナリストに対するアンケートの平均、15.9兆ウォンには届かなかった。

Samsungの 第3四半期は好調で、14.53兆ウォンの利益を計上している。好調の原因としては、チップ、 OLED、その他のパーツをAppleを含むデバイスにメーカーに大量に供給していることが大きかった。

2017年の通年決算では、Samsungは239.6兆ウォンの売上に対して53.6兆ウォンの利益を期待している。

Featured Image: Bloomberg/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Samsungの小さなタグConnect Tag一回の充電で1週間子どもやペットの所在がわかる

子どもやペットや、そのほかの愛用品の所在が、知りたいときにすぐ分かるといいな、と常日頃思っている人にSamsungから朗報だ。この韓国の巨大エレクトロニクス企業が今日(米国時間10/16)発表したConnect Tagは、スマートフォンなどよりもずっと小さなデバイスで、インターネットに接続され、1回の充電で1週間、信号を送り続ける。

つまりこれは、Tileが提供している電子タグとよく似たものだ。アメリカのスタートアップTileは5月に2500万ドルを調達し、これまでの資金調達総額は6000万ドル近い。

Tileは大きさや形に自由度があるが、SamsungのConnect Tagは4.21cm x 1.19cmの真っ白な製品だ。それは一週間の電池寿命で、電力とデータの使い方がより控えめなナローバンドのネットワーク技術を利用する。それは、タグ製品としては世界で初めてだそうだ。

同機は、GPSとWi-Fi位置推定法(WPS)、および基地局ID(Cell ID)を利用する三角法によりデバイスの位置を正確に把握する。またそれは、SamsungのSmartThingsエコシステムにも対応していて、家のまわりにジオフェンスをセットアップできる。つまりタグの装着者が家に帰ってきたら、何かの機器がonになる、という使い方ができる。

また同機に付随しているAndroidアプリ、ロケーションファインダーでは、タグの現在位置を知ったり、一定の時間間隔で現在位置を通知させたりできる。職場で仕事に没頭しているときでも、ペットがちゃんと家にいることを確認できる。

価格の発表はまだないが、Samsung Connect Tagは最初韓国で発売され、その数か月後にそのほかの国でも発売される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

アメリカのスマートフォン市場6-8月期でiOSとSamsungがシェア同率で並ぶ

アメリカのスマートフォン市場におけるiOSとSamsungのシェアは、6-8月三ヶ月のiOSの成長によって今や横並びになった、とスマートフォン市場のシェアを売上ベースで追跡しているKantar Wordpanelの新しいデータが告げている。同社の分析によると、iOSは前年比で3.7%伸び、35%のマーケットシェアを達成したが、Samsungの成長はわずか0.8%で、シェアは35.2%になった。

Kantarによると、Verizonからの売上が弱かったことがSamsungに災いしたが、Appleはこのアメリカ最大のキャリアで50%近いシェアに達した。Kantarの指摘によると、Appleのこのシェアは、伝統的にiPhoneのホーム球場とも言えるAT&Tにおけるよりも、今や高い。

アメリカにおけるiPhoneの売上増は、iPhone 8と8 Plusの発売の1か月前に始まっている。新製品発売の直前には落ち込むのが通常であるだけに、これは珍しい現象だ。

[視覚化ページより:]

しかしSamsungとiOSがタイになっても、Android全体のアメリカでのシェアは63.2%で、iPhoneの35%を大きく上回っている(上図)。

とはいえ、iOSはアメリカ以外でも伸びている。

iOSは中国とドイツ、フランス、スペインで成長したが、イギリスでは下がり、ここではSamsungのGalaxy S8とJ3(2016)がよく売れた。ヨーロッパの5大市場全体でiOSのマーケットシェアは、1.2%という低い伸び率で、これはSamsungのイギリスでの好調と、新型iPhone発売直前の鈍化が影響したと思われる。

“SamsungはイギリスにおけるiPhone 8とiPhone X発売の数週間前、というタイミングをうまく利用し、宣伝にも力を入れたので、2017/6-8月期のシェアは最近3年間でもっとも高い38.4% を達成した”、とKantar Worldpanel ComTechのディレクターDominic Sunneboが声明文の中で述べている。

“Galaxy S8を買った人の4人に1人以上が、購買動機としてある特定の宣伝を挙げている。そして半数近くが、価格性能比のお買い得感を第一の動機として挙げている。この二つの理由が、最後の2か月(7-8月)の大きな売上増を支えたと思われる”、と彼は語っている。

しかしヨーロッパの主要市場全体のこの時期の微増には、iPhone SEの堅調な売れ行きが貢献している。

中国の都市部でも、iOSは再び増に転じている。そのマーケットシェアは、iPhone 7と7 Plusのおかげで、昨年の13.4%から17.7%に増加した。機種別分類では、iPhone 7と7 Plusは中国都市市場の人気第一位と第二位なのだ。

ただし中国都市部のメーカー/ブランド別シェアでは、Huaweiの31.1%が依然トップで、前年比でシェアは1.5%伸びている。BBK Electronics(OppoとVivo)が第二位で19.7%のシェア、昨年より6.7%も伸びている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Galaxy Note 8にて、さらに進化したスタイラス(S Pen)

サムスンのGalaxy Note 8には、前バージョンと同様にS Penが付属している。ただ、S Penの形状は同様でありながら、できることがさらに増えている。多くの人の注目を集めるだろうと思われるのがLive Messagesの機能だ。手書きのメモやイラストなどを、アニメーション化して共有することができるのだ。

さらに翻訳機能も興味深い。すなわちS Penを使ってテキストをなぞれば、それを母国語に翻訳してくれるのだ。翻訳機能はいまや一般的なものとなりつつあるが、ペンでなぞって翻訳するのは使い勝手も良さそうだ。充実したメモ機能と相俟って、ビジネス用途で利用するユーザー層へのアピール力が増したように思われる。

翻訳機能と同じ方向性のものではあるが、ペン先でなぞることにより、外国の通貨単位を母国のものに変換することもできるようになっている。たとえばカナダに住んでいれば、頻繁にドルとの変換作業が必要になるものだが、そうした人にもこの機能は便利なものとなるだろう。

また、スリープ状態でメモを記すことのできる「Screen Off Memo」にて、メモすることのできるページ数が100ページに増大した。省電力状態で多くのメモを取ることができるし、また通話中などにメモをするのにも便利になった。

S Penは本体右側に収納する形で持ち運ぶこととなる。スタイラスはGalaxy Noteのウリのひとつであったわけだが、今回の進化にもサムスンがスタイラスにかける思いのようなものが伝わってくるようだ。

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(翻訳:Maeda, H

これがSamsung Galaxy Note 8のリーク画像だ――最大のノートになるもよう

Samsungの次世代機発表イベントが8月23日に迫り、新しいデバイスの画像がインターネットを賑わし始めている。画像はこのイベントの主役となるはずの新しいGalaxy Note 8の外観だ。

画像を入手したのはこれまでもスマートフォン関係で多数のリーク情報を公開してきたEvan Blassだ。彼は今年初め、SamsungがGalaxy S8を正式に発表する以前にスペックを詳しく明らかにしている

BlassはTwitterに新しいGalaxy Note 8の写真を何枚か投稿した。現時点でわれわれは正確なスペックに関する情報を持っていないが、上に掲載した画像からこのデバイスが背面にデュアル・カメラ、デュアル・フラッシュを装備していることが分かる。さらにいくつかの点についても推測が可能だ。Galaxy Note 8はGalaxy S8と同様、背面のカメラの横に指紋スキャナーを備える。ただし指紋スキャナーとしては場所が悪い。 また側面のボタンはS8で導入された人工知能アシスタント、 Bixbyを起動するものだろう。

もうひとつ、Note 8は過去最大のノートになりそうだ。

これは画像からの推測だけが根拠ではない。Samsung自身がイベントへの招待状で「大きいことをしよう!(Do bigger things)」というヒントを出している。またこれまでのリークによれば、サイズは6.3インチ、縦横比は19.5:9だという。これが事実ならたしかに巨大だ。Note8は、昨年のNote 7のリコール騒動 の後だけに、Samsungにとって非常に大きな意味を持つ。Note7はバッテリーに大きな問題があり、一部のケースでは爆発を起こした。

ディスプレイは今年のスマートフォンの上位モデルの新製品の目玉になりそうだ。LGは次世代フラグシップにAMOLEDディスプレイを採用すると見られている。HuawayのCEOは次世代のMate 10モデルはフルスクリーン・ディスプレイとなることを確認した。一方、AppleのiPhoneは誕生以来10週年を迎え、 新モデルは新機能多数を搭載するはずだ。これには赤外線カメラによる顔認識でのアンロックやベゼルを廃止したフルスクリーン・ディスプレイなどが含まれるだろう。

画像:: @evleaks (Twitter)

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Samsungのゲーム用曲面モニタ最高級機はHDR, QLED, AMD FreeSync 2など最新技術を満載

Samsungのゲーム用曲面モニターが、新しい技術を山盛りにしてアップデートされた。サイズは27, 31.5, 49インチと3種類あり、それぞれC27HG70, C32HG70, C49HG90と呼ばれる。最新最良のモニター技術を詰め込んだと言われるそのパッケージの第一印象は、は、なかなか立派だ。

三機種ともHDR(high dynamic range)を実装し、光域(輝度レンジ)を広げている。量子ドットLEDがsRGB色空間の125%、DCI-P3色空間の95%をカバーし、AMDのFreeSync 2技術がスクリーンティアリング(screen tearing, 画面が裂ける現象)を回避する。

これほどのハイスペックでありながら、リフレッシュレートは144Hzを安定的に維持し、視野角度は178度だ。

機種によって異なるのは解像度だけで、49インチの機種は3840×1080と超ワイド、31.5と27インチは2560×1440だ。

個人的には49インチの曲面ディスプレイは要らないし、置く場所もない。でもSamsungは、この超ワイドな画面を必要とするユーザーが必ず存在する、と確信している。

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スクリーンティアリングを避けるためにAMDの技術を採用することには、不利な一面もある。つまりFreeSync2をサポートしているAMDのカードを使えばよいわけだけど、そのほかの、たとえばNVIDIAなんか使うと、その機能はない。

でもあえてAMD派になった人には、熱心なPCゲーマーでも、eスポーツのプロフェッショナルでも、あるいは編集やビデオのプロでも、快適な日々が待っている。どの機種にも高さや角度を調節できるスタンドがあり、オーディオ出力、マイクロフォン入力、HDMI、DisplayPort、そしてUSB 3.0のポートがある。

買える場所は、Amazon, Newegg, Samsung直販など。49インチは1499ドル、32インチは699ドル、27インチは599ドルだ。発売は6月末〜7月初の予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Samsungの新機種Notebook 9 Proは、S Pen内蔵でSurface Bookに対抗

Samsungの人気のペンツール、S Pen ―― ペン先の太さ0.7 mmでWindows Inkに対応し4000段階の圧力を感知する、Galaxy Note 7以来製品には添付されていない ―― が新しい居場所を見つけた。Surface Bookのライバル、Samsung Notebook 9 Proだ。

Surface Bookとまったく同じアプローチというわけではないが、Notebook 9 Proは360度のヒンジを備え、ペンツール、取り外し可能なディスプレイなどあらん限りの機能が盛り込まれている。画面サイズは13.3インチと15インチがある。

13インチ機はRAM 8GB、15インチ機はRAM 16GBとグラフィックカードのAMDRadeon 540を搭載し、SSDはいずれも256 GBと少な目だ。その他の仕様はWindows 10 Helloログイン、USB-Cポート、バックライト付きキーボード、Core i7 7500 U CPU(2.70GHz、3.50GHzにターボアップ可能)など。

Samsungは発売時期と価格について何も発表していないが、すぐにわかるはずだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsungの社内ベンチャーMonitの、おむつセンサーとベビーキャリアが悩める両親たちの負担を減らす

新しい両親たちは多くの難問に直面している。なかでも最も神経を使うものの1つが、眠っている赤ん坊を目覚めさせることなくおむつをチェックする方法だ。韓国の新興企業であるMonitの新しいBluetoothセンサーは、赤ちゃんのおむつが汚れるとすぐに両親に警告し、これまでの心配を過去のものにしようとしている。赤ちゃんが成長した後は、そのセンサーはポータブルの空気品質と温度モニターに転用できるので、その有用性も広がる。

マカロンのように小さくて平たく丸いMonitセンサーは、事故や皮膚の炎症を避けるために、おむつの交換を気にしている両親の役に立つ。創業者のTony Parkが、Monitを始めたきっかけは、彼の2人の娘のうちの1人がアトピー性皮膚炎に苦しみ、常におむつを乾いている状態に保つ必要があったからだ。彼は、Samsung Electronicsの従業員によるプロジェクトのための、インキュベータープログラムであるC-Labにそのアイデアを提出し、Monitのために1年間働くのに十分な資金を獲得できた。その最初のプロダクトである、Bebefitと呼ばれるセンサーとベビーキャリアは、この夏韓国で発売される予定だ。その後、米国や中国や日本といったアジアの主要マーケットでも発売が予定されている。

「なぜ泣いているのか、なぜ叫んでいるのか、なぜ眠らないのかなどの理由が分からず、赤ん坊だった娘たちを理解することにはとても苦労しました。なので私は本当に彼らの振る舞いや状況について分かるようになりたいと思ったのです」とParkは語った。

Monitセンサーのメリットの1つは、おむつの外に装着できることだ。温度、湿度、ガスの組み合わせをモニターすることで、便と尿を検出できる。Parkはこの点が、Monitを他の製品よりも優れているものにしているのだと言う。類似製品は尿だけを検出できたり、おむつの中に一緒に入れる必要があったりするのだ。

センサーは新しいベビーキャリアのお尻の部分に入れておくことができる。これもまたParkの経験からインスパイアされたものだ。新しい親たちなら知っているように、完璧なベビーキャリアを見つけることは難しい。あまり暑すぎず、壊れやすくもなく、かさばることなくしっかりと支え、きちんと人間工学的で、乳児と大人の両方にとって快適なものを探すのは至難の業だ。Parkはいつでも赤ちゃんをあやすために抱えていたが、程なく腰と肩に痛みが出てきた。彼はSamsung医療センターと協力して、Bebefitキャリアのお尻の部分が調整可能になるようにデザインした。それは両親たちが、1日を通して赤ちゃんの重心を移動させるための役に立つものだ。

「私たちのアイデアはとてもシンプルですが強力です。例えばブリーフケースを持ち運ぶときには、まず右手に持って、手が痛くなってきたら反対側に持ち替えることができますよね」とPark。「わたしたちのベビーキャリアも、赤ちゃんの重心を、こちらの腰と肩に対して移動できるようにしているのです」。

Monitは現在、8月までに出荷するという目標の下に、量産のためのプロトタイプの試作を繰り返している最中だ。

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(翻訳:Sako)

Samsung、韓国での自動運転車テストの許可を取得

Samsungは自動運転車の開発に取り組んでいる ―― それはこの会社の歴史と幅広い興味を知っていれば驚くに値しない。何が新しいのか。最近Samsungが、韓国政府から国内の公道で自動運転技術のテストをする許可を受けたことだ。

韓国国土交通部が5月1日にOKを出したことをThe Korea Heraldが報じた。これでSamsungは改造したHyundaiの試験車をテストすることができる。同試験車にはSamsungの自動運転用ソフトウェアを動かすために必要なセンサーとカメラが装備されている。

韓国の路上で自動運転技術のテストを最初に許可されたのはHyundaiで、一年以上前の2016年2月のことだった。当時は規制が緩和された時でもあった。現在各社は人間ドライバー1名で車両をテストすることができるが、当初はテスト中2名以上が乗車している必要があった。

カリフォルニア州も要件を緩和することを検討している。韓国で最近実施された規制変更では、ハンドルもペダルもない車両を許可する下準備も行われており、これはカリフォルニア州の規制補正案にも組み込まれている。ミシガン州では最近同様の法律が通過している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google Play Musicが今後のSamsung全製品のデフォルトのミュージックサービスになる

SamsungとGoogleが今日(米国時間4/1)発表した新たなパートナーシップにより、Galaxy S8とS8+以降のSamusung製スマートフォンとタブレットでは、全機種/全世界的に、Google Play Musicがデフォルトのミュージックプレーヤーおよびミュージックサービスになる。これにはSamsungユーザーへのボーナスもあり、自分の曲を最大10万曲までGoogle Play Musicに無料でアップロードできる。

今ふつうのユーザーの無料アップロードは最大5万曲までだから、10万になれば当然そのための無料ストレージも倍増する。

Samsungの新しいスマートフォンとタブレットにはGoogle Play Musicの3か月試用期間がつき、競合する音楽サービスSpotify, Apple Music, Pandora Premiumなどと変わらぬ機能が提供される。それらは、広告のない音楽、4000万あまりの曲へのオンデマンドアクセス、特選プレイリストなどだ。YouTubeで広告のないビデオを見られるYouTube Redにもアクセスできる。

以上の特典は、今春晩くにローンチするSamsungのパーソナルアシスタントBixbyにも付随する。つまり、音声で、曲や音楽ジャンルをリクエストできるようになる。

このパートナーシップを結ぶ前にはSamsungは昨秋、アメリカ向けのモバイルミュージックサービスMilk Musicを、成績不良で閉鎖している。その後Jay ZのTidalミュージックサービスを買収する噂もあったが、同社はそれを否定した。

Milk Musicの閉鎖を発表したときSamsungは、“今後はパートナーシップへの戦略的投資により、現時点で最良のミュージックサービスをGalaxy系列のデバイスにシームレスに統合していく”、と言っているから、そのパートナーとは実は、Googleだったのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Galaxy S8のカラバリは3種類

なんの写真だかおわかりだろうか。これはVentureBeatのEvan Blassがリークした、Samsung Galaxy S8の写真だ。カラーモデルは2種類になるという噂もあったが、どうやら3種類用意されているようだ。

ツイートをそのまま転載しておこう。

写真だけでは詳細なスペックなどわからないが、ブラック、グレイ、シルバー(マーケティング的にはBlack Sky、Orchid Grey、およびArctic Silverと呼ばれるらしい)の3種類が用意される。ゴールドモデルはなく、いずれもグレーを基調とするカラーモデルとなっている。

Galaxy S8については、さまざまな情報がリークされている。写真でも明らかだが、画面サイズは従来よりも長くなっている。これが2017年のトレンドらしく、Samsungもそれを踏襲しているわけだ。Samsungとしては、スマートフォンとしてよりも、情報端末としての性格を強調したい考えでもあるらしい。

なお、さらに大きなS8+も用意されている。また、詳細は不明ながら、スマートフォンを外部ディスプレイに接続してPCとして活用するためのDeXドックもリリースされるといわれている。発表は3月29日のプレスイベントが予定されている。価格についても情報が流れている。

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(翻訳:Maeda, H

AppleとSamsung、次機種を巡ってファンボーイ戦争再燃か

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最新の噂が本当ならAppleとSamsungは直接対決に突入する。両者の計画通り行けば次のiPhoneとGalaxyは曲面ディスプレイと細いベゼルのそっくりな外見になる。しかし、価格の問題がある。一つの選択肢は高級市場を目指すことだが、もうひとつはおそらくメインストリームを維持することだろう。

昔々SamsungがあからさまにAppleの真似をして、法廷がSamsungに賠償金3.99億ドルの支払いを命じた時には、両者の戦いはまだ続くと思ったものだ。

しかし今回は、Appleが先行するSamsungを追いかける番のようだ。今利用可能な技術を集約すると行き着く結果は明白だ。

さあファンボーイたち、代理戦争の準備はいいかな。

iPhoneのここ数週間のは曲面OLED画面の採用と物理的ホームボタンの廃止だ。この仕様で端末をデザインする方法はいくらもない。ほとんどの道が行き着く先はこのGalaxy S8の流出画像になる。

デザインは完全なコピーにはならないだろう。AppleはiPhoneをiPhoneらしく作るから。私の予想では次期iPhoneは四隅がもう少し角ばっている。Galaxy S8にあると思われる3.5 mmジャックは期待しないこと。Appleはワイヤレスヘッドホンにコミットしていてもう後へは引けない。

次期iPhoneのカメラ配置も新しい曲面ディスプレイに影響されるかもしれない。初代iPhone以来、背面カメラはつねにバックパネルの左上に位置している。これはホームボタンのある下部ベゼルに対応した大きめのベゼルの裏にカメラを収納することで可能になっている面がある。Appleがホームボタンを捨てるなら広いベゼルは不要になり上部のベゼルも小さくできる。そうなるとカメラ部品を収納する場所がなくなり、Appleはカメラの大きなでっぱりを付けるか、背面中央にカメラを移動せざるを得ない。これはほとんどのAndroid機と同じで、AppleがAndroidフォンの後追いだという説に説得力を与えることになる。

噂されている仕様が正しければ、Appleが次期iPhoneを次期Galaxyと大きく違えるために出来ることはほとんどない。

ただし次機種の物理的サイズは異なる可能性がある。各モバイル機器メーカーは画面アスペクト比をいじって、大型スマートフォンを少しでも手の中で使いやすくしようとしている。最近LGはMobile World CongressでG6を披露した。同機の画面の縦横比は18:9(=2:1)だ。高さが幅の2倍になる。これまでと少し違う感覚で、第一印象としてはたしかに持ちやすく感じた。Galaxy S8の流出画素をを見ると似たような形状だ。

曲面ディスプレイを使うことによってSamsungはもちろん、Appleでさえ、従来より画面は大きく、しかし手の中では比較的小さい端末をつくることができる。両社がほんの僅かでも縦横比を変えれば、たとえデザイン特性が似ていてもGalaxy S8とiPhone Xは大きく違って感じられるだろう。

あとは価格だ。昨日のWSJによると、Appleは発売10周年を記念して次期iPhoneのスペシャルエディションを準備している。これが曲面ディスプレイになると噂されているモデルだ。そしてWSJは価格は1000ドルになると予想している。これはiPhone 7より350ドル、Sansung S7 Edgeより200ドル高い。つまりもしSamsungがS8 edgeをS7 edgeと同じ価格体系にすれば、iPhoneはデザインや仕様は似ているが価格は違うということになる。

どちらの会社も正式発表でサプライズを繰り出してくる可能性はある。ストレージ容量とカメラ機能が次のiPhoneとGalaxyを切り分けることになるのかもしれない。画期的なバッテリーか充電機能が出てくることもありうる。あるいは筐体の材料でも。Appleは金属の外観をガラスかセラミックの特徴的なものに変えるかもしれない。SamsungはS8でガラス以外の何かを使う可能性がある。しかしオプション部分はさておき、ファンボーイたちはスペックを無視してデザイン面と雰囲気だけに注目するのが常であり、2つの端末は同じ見た目になるだろう。

Samsungは次期Galaxy機を3月29日にニュヨークのスペシャルイベントで発表する予定だ。Appleは伝統的に新しいiPhoneを9月に発表する。ずっと早く発表されることで、SamsungファンはSamsungのリードを追いかけるAppleを攻撃する材料を山ほど仕込む時間があることは間違いない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

これがSamsung Galaxy S8の最終デザインだ

samsung-galaxy-s8

さあ、ご覧ください。これぞ、予定より1か月も早く見ることのできる、 Samsung Galaxy S8であります。この画像の提供者はプロの情報漏らし屋Evan Blassであるが、彼はとくにモバイルのリークに関して多くの実績がある。

この画像に写っているのは、新しくデザインされたGalaxyだ。前のデザインにあった物理ボタンはなく、Galaxy S7のエッジと同じくスクリーンはラップアラウンドだ。ベゼルは前の機種よりも小さくて、上と下にわずかにある程度だ。

ソフトウェアやケーシングに関する情報は、今回のリークに含まれていない。でもまだ発表まで1か月あるから、それまでに、リークはもっとたくさん出てくるだろう。だから、ご心配ご無用。

Samsungは今、難しい状況を抱えているから、このリークのタイミングがおもしろい。今日(米国時間2/28)はMobile World Congressの最終日だ。Samsungはこの、モバイル製品の世界最大のトレードショウで過去三回、Galaxyを発表してきた。しかし今年のSamsungはタブレットを二つリリースしただけで、S8は3月にニューヨークで行われるイベントに回された。

MWC 2017も悪くはなかったが、毎回Samsungが巻き起こす興奮はなかった。

今回のリークでSamsungは再び、ニュースのトップに躍り出た。そしてMWCで派手な発表を行ったNokiaやBlackBerry、LGなどを黙らせた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Galaxy S7 edgeについてのSamsungの発表は誤解を招く

2017-02-28-samsung-gs7e

Samsungは先ほど、プレスリリースを発表し、「Samsung Galaxy S7 edgeはMWC 2017でベスト・スマートフォンに選ばれた(Samsung Galaxy S7 edge Named Best Smartphone at MWC 2017)」と述べた。しかし事実は以下に説明する通りだ。Samsungのプレスリリースは誤解を招く表現なので撤回すべきだ。

GSMAはMWC〔Mobile World Congress〕を毎年開催している業界団体だ。カンファレンスでは前年に発表された製品や技術的進歩に対して賞を授与し、セレモニーを開催している。今年、Samsung Galaxy S7 edgeは iPhone 7 Plus、Pixel Xl、Huawei P9、Moto Zと共に最終候補に選ばれている。つまりSamsung Galaxy S7 edgeはMWC 2017で2016年のベスト・スマートフォンに選ばれた〔Best Smartphone 2016〕というのであれば正確だ。

しかしSamsungのプレスリリースはこれとは違う。

Samsungは「Galaxy S7 edgeはMWC 2017でベスト・スマートフォンに選ばれた」と表現している。つまり言外に、「今年のMWCでのわれわれはひどい出来だったがそれは忘れてくれ。S7はこのカンファレンスで最良のスマートフォンなのだ」と言っているように聞こえる。

今年のMWCでLG、Motorola、Huawei、BlackBerry、Nokiaとは異なり、Samsungは新しいスマートフォンを発表していない。その代りにSamsungは3月末にニューヨークで大規模なイベントを開催し、Galaxy S8をお披露目するという。MWCではSamsungはタブレットを2機種発表しただけだ。

私は昨日の記事でSamsungはもはやMWCを必要としないだろうと述べた。同社の動向には常に業界が注目しており、新製品を発表するためにトレードショーを必要とする段階を超えている。

われわれはSamsungにコメントを求めている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Galaxy S8の(おそらく本物の)リークビデオ

s8

サムスンはGalaxy S8を3月末に発表する予定であるらしい。しかしそれに先立って、2本のビデオがリークされた。問題のビデオは記事末に掲載している。

ビデオからは、新モデルのデザインをはっきりとみてとることができる。S7に採用された曲面ディスプレイや、3.5mmヘッドフォンジャックはそのままになる様子。前のモデルには存在した物理的なボタンがなくなったことをのぞけば、外観はそっくりといっても良いかもしれない。物理ボタンの代わっては、ソフトウェア的なボタンを配置することとしたようだ。

ビデオは非常に短く、細かい部分は映っていない。しかしリリースが近づくにつれて、他にもリーク映像ないしビデオが出てくるのだろう。

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(翻訳:Maeda, H

韓国、Note 7発火騒動を受けバッテリー安全基準を強化

SAMSUNG CSC

先月末、Samsungは長期にわたるNote 7の謝罪ツアーの中で国際記者会見を開き、数ヵ月に及ぶ社内および第三者による調査結果、ならびに同社の安全基準の強化について詳細を明らかにした。

一連の自己卑下的行動によって、スマートフォン購入層をなだめる多少の効果は見られたようだが、Samsungの母国である韓国は(最近別件でSamsungと争った)、リチウム・イオン電池関連の規制を強化する方針だ。Samsungの長びく問題に駆りたてられたものであることは間違いない。

今日午前、韓国の産業通商資源部は声明を発表し、この普遍的技術の試験を強化する意向を示した。

「業界には、安全を確実にする努力は技術革新を通じて新製品を開発するのと同じくらい重要である、という認識を共有してほしい」と、Jeong Marn-ki 副長官がReutersに提供した声明で述べた。

計画の進め方について当局は詳細を明らかにしていないが、Samsungについては、自社技術の強化を目指している企業として特に監視を強める予定だ。新しい規約では、欠陥機器の報告義務を厳格化するとともに、リコール基準も強構される見込みだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook