2016年人気の高かったハードウェアスタートアップビデオを一気に紹介

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ゴーカート、トイロボット、レーザータグなど、2016年に最も人気の高かったハードウェアスタートアップビデオを以下にまとめた:

1.Zuta LabsのMini Robotic Printer

あなたの手のひらに収まるほど十分小さいこのワイヤレスデバイスは、外出先での文書や写真の印刷を簡単にする。プリンタは紙の上を前後に行き来して、約1分でプリントを完成させる。

2.3Doodler Startの3Dペン

3Doodler Startは新しいエコプラスチック素材を採用し熱い部分を持たせないことで、工作を楽しく安全なものにする子供向け3Dプリントペンだ、

3.Navdyのヘッドアップディスプレイ


Navdyはスマートフォンからの情報を自動車用ヘッドアップディスプレイに表示する。ナビ、SMS、その他の情報を扱う。

4. VirtuixのOmniゲームパッド


Virtuixは、同じ場所に留まりながらユーザーが歩き回る感覚を、ランニングマシンのような仕掛けを使って提供することで、VRの中での移動問題に解を与えたようだ。

5. Ankiの小さなトイロボットCosmo


小さなロボットのおもちゃはまるでWall-Eの現実版だ。ゲームを一緒にプレイすることができる。また個人を識別して、時間とともに人間関係を形成するのに役立つように、顔認識機能を内蔵している。

6. LEGOのドローンキットFlybrix

子供のための自作のドローンキットのFlybrixは軽量で「墜落しても大丈夫」。小売価格は約150ドルだ。

7. Father.ioのMMOレーザータグ


Father.ioは、スマートフォンを武器として使用できるようにする、クロスプラットフォームARシューティングゲームだ(レーザータグとはレーザー光線を使った鬼ごっこのようなもの)。

8. Hoverのセルフィー撮影用ドローンPassport


HoverのPassportは小型軽量のカメラドローンだ、空中に浮かべるとあなたについてくる。

9. Actev Motorsの電気ゴーカート


年長の子供を対象としたこの電動カートは、楽しさに加えて、調整可能な速度、可動範囲の設定、衝突回避などの安全機能を兼ね備えている。

10. Replenishのスムージーマシン


スムージー向けに作られたKeurigだと考えて欲しい(Keurigは米国で有名な商用ドリンクマシン)。事前に用意したスムージーの容器をセットすれば、あとは機械がクリーニングを含めて面倒を見てくれる。

さらに人気のビデオを探している?それなら私たちのトップニュース映像をここで見ることができる。

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(翻訳:Sako)

動物専門のビデオサイトThe Dodoは1か月で10億ビューを稼ぐ、テレビ用コンテンツにも進出

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動物のビデオが好きな人って、すごく多いよね。

動物ビデオ専門のサイトThe Dodoによると、11月の視聴回数は10億回、1月(8000万)に比べると10倍以上の成長だ。

The Dodoは、配信(distribution)メディアに徹している。つまり同サイトのビデオの大半は同社のWebサイトからオリジナルとして送信されるのではなく、Facebookなどのソーシャルメディア上にある。社長のYuJung Kimによると、今月はSnapchatも加えた。だから12月はビュー数がさらに増えるだろう。

Kimはこう語る: “うちのビデオ一本の平均ビュー数は260万だ。だからうちは、平均で10万ぐらいしか行かない動物面白話(ストーリー)やGIFの画像は扱わない。ビュー数2億ぐらいの、ヴァイラルなヒットが数本発生した月は、総ビュー数が軽く10億にはなる。ビデオは、ビュー数を効率的にそして安定的に稼げる”。

“効率的で安定的”とは、どういう意味だろう? Kimはこれまで、ソーシャルメディア上のパブリッシャーの多くが、同じ間違いを犯している、と感じた。たとえば、“冒頭にすごいショットを置いて惹きつける”、とか。でも彼女が言うには、重要なのは人びとの心に共鳴するような動物のお話を見つけることなのだ。

“うちのビデオは最初から、共有されることをねらっている”、とファウンダーのIzzie Lerer〔Buzfeedの会長の娘〕が付け加える。“そのためにはパンチが必要だし、もっと重要なのは、見る人にとっての‘意味’が何かあること。自分が飼った犬によく似た犬のビデオとか、孤児になった象の赤ちゃんとか、人が動物に感情移入できるビデオが重要ね”。

The Dodoはしかし、時流ネタも無視しない。たとえば最近6600万ビューを稼いだビデオは、“Donald Trumpが嫌いなペット”だ。

しかしThe Dodoのビデオはほとんどがよそにあるから、収益化は難しい。Kimは、今は収益化よりも成長を重視、と言うが、でもいずれは、独自の何かうまい方法を装備する必要があるだろう。

今では、Group Nineという大きな組織にも属している。それは、Thrillist, NowThis Media, Discoveryのネットワーク版であるSeeker, The Dodoなどの合併により最近できた企業だ。Group Nine全体で10月のビューが35億だった。The Dodoは今でも独立ブランドだが、この合併の結果、テレビのためのコンテンツも企画するようになっている。

https://www.facebook.com/92ca266a-d79b-4221-ac1d-e57f8f41d2da

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Facebook Messenger、クリスマスを控えて最大6人のグループビデオチャットをサポート

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ティーンエージャーに人気のチャットアプリ、Housepartyに強力なライバルが登場した。Facebook Messengerが画面分割で最大6人が参加できるグループ・ビデオ・チャットをスタートさせた。参加者は分割画面に同時に表示され、Snapchat風のパーティー用セルフィー・マスクが着用できる。なお音声、テキスト、GIF、絵文字、スタンプなどを用いたパーティーなら50人まで参加できる。

この機能はMessengerを「仲間内で集まってリラックスできる場所」にすることを狙ったものだ。単に情報を交換するだけならテキスト、音声、写真などで足りるが、相手の顔を見ながらだべることもできるとなれば、Messengerでの滞留時間ははるかに長くなるだろう。Facebookでは「テキスト情報では不十分な楽しい時間を共有するのに最適」としている。

グループ・ビデオ機能はiOS、Android、ウェブで今日(米国時間12/19)、全世界でサポートが開始される。ただしAndroid版はMSQRDによるセルフィー・マスクがサポートされるまでに少々時間がかかる。デスクトップでは最後までサポートされないかもしれない。WiFi接続環境ではデータ量を気にする必要はないが、携帯網の場合、ビデオチャットのデータ量には注意が必要だろう。

われわれはMessengerが2015年に1対1のビデオ通話をスタートさせたときからグループ・チャットが必要だと考えてきた。Facebookでは約1年後に音声のグループ通話をサポートした。最近のデータでは毎月2億4500万人のユーザーがMessengeでビデオ通話をしているというから、グループ・ビデオ・チャットもあっというまに普及するだろう。

これでMessengerは中国などのサービスを除く西側発の有力チャット・アプリとして初めてリアルタイム・グループ・ビデオ機能を提供することになった。AppleのFaceTime/iMessage、Google Duo、Snapchatなどの上を行こうという狙いだ。チャット・サービスのパイオニア、中国のWeChat(微信)はグループ・ビデオを1年年ほど前に追加している。FacebookグループのWhatsAppは先月ビデオ通話機能を公開した。グループビデオはBooyahを通じて可能 [訂正:WhatsAppはネーティブのグループ ・ビデオ・チャット機能を欠いていた。]  GoogleのHangoutsアプリは2013年にすでにグループ・ビデオ通話機能をサポートした。しかしGoogleはHangoutsを放置しており、リアルタイム・チャット機能のメインの地位を占めることはなかった。Googleのコミュニケーション・サービスは分断がひどく、Hangoutsもテキスト・メッセージ機能を欠いたまま孤立ぎみだ。

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アメリカのティーンエージャーにとってライブ・ビデオ・アプリでいちばん身近なのは身近最近人気が急上昇したアプリ、Housepartyのフォーマットだろう。このアプリはMeerkatの製作者によって開発された。われわれの得た情報だと、Housepartyはすでに一日あたりアクティブ・ユーザーが120万人に上っている。これと同時に“livechill”〔ライブ・ビデ・オアプリにグループが集まってリラックスする〕が流行語になった。Facebook Liveなら大勢の人にライブでビデオを公開できるが、このようなパフォーマンスはテレビ放送的で実行すると非常に疲れる。Housepartyは一時 iOSアプリのトップ5に入るなど人気が急上昇し、Sequoiaがリードするラウンドで5000万ドルの資金を集めている

Messengerのグループ・ビデオはこれとは動作が多少異なるが、デザインは似ている。Housepartyの場合、ユーザーがログインすると自動的に自分のビデオ・ルームに入り、そのことがHousepartyに登録している友達に通知される。Messengerの場合は相手を個別にビデオ・チャットに招待する必要がある(既存のグループ・チャット・スレッドからでも可能)。

Messengerの場合、ログインした人数が4人までの場合、参加者は4分割された画面に同時に表示される(Housepartyの場合は8人)。4人から6人の場合、Messengerの表示はギャラリー・フォーマットに代わり、現在話しているメンバーが大きく表示される。他のメンバーは小さいサムネールで画面下部に表示される。ビデオ・チャットが可能なのは最初の6人までで、以降50人までの参加者は音声とスタンプなど従来のMessengerの方式で参加できる(ビデオ機能は利用できず、ギャラリーにも表示されない)。

グループ・ビデオのサポートでMessengerはますますフル機能のコミュニケーション・ツールとして機能するようになってきた。「オンライン中(Active Now)」などの機能と合わせてMessengerの方が次第にリアルタイム・ソーシャル・ネットワークの役割を果たし、Facebook本体は既存のコンテンツの拡散や消費に特化するようになるのかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

NFL、各チームによるSNS投稿ポリシーを緩和

OAKLAND, CA - NOVEMBER 27:  Derek Carr #4 of the Oakland Raiders celebrates after a touchdown by Latavius Murray #28 against the Carolina Panthers during their NFL game on November 27, 2016 in Oakland, California.  (Photo by Lachlan Cunningham/Getty Images)

2ヵ月ほど前、NFLはチームによるゲーム中のソーシャルメディア投稿を厳しく制限するルールを定めた。当然のことながら、反対意見が相次いだ。チームはもちろんファンも、ソーシャルメディアの有効性を否定するかのような決定に不満をつのらせていた。NFLとしては、視聴率の低迷をなんとかしたいという判断で行ったものだった。

しかしどうやら、NFLは制限を緩和する方向に転換することとしたようだ。Yahoo Financeが入手した各チーム宛のメモには、ファンとの交流にソーシャルメディアを使うことを制限付きで認める旨が記されている。

以下にNFLのソーシャルメディア・ポリシーの変更点を記しておこう。これも先述のYahoo Financeが入手した情報によるものだ。

  • 各チームは試合中にも「non-highlight」ビデオをソーシャルメディアに投稿することができる。これまでは、試合中にはいかなるビデオ投稿も行うことができなかった。「non-highlight」とは、プレイの様子を映したものはNGであるという意味だ。ただ、ハーフタイムショーの様子や、ファンの姿などは投稿できるようになったわけだ。
  • 試合中に投稿できるビデオは、各ソーシャルメディア・プラットフォーム毎に16件ずつとなった。これまでは最大8投稿までとなっていたのが倍増したことになる。
  • 試合中であっても、独自のGIF画像を投稿できるようになった(プレイの様子を映したものは投稿できない)。これまではゲーム中の様子を示すいかなるGIFも投稿することができなかった。どうしてもGIFを投稿したい場合には、特定の試合に関連しないGIFを投稿することになっていた。
  • Snapchatへの投稿は、試合中5件まで認められることとなった。これまでは、ゲーム中の投稿は一切認められていなかったのが緩和されることとなる。これにどのような意味があるのかはまだわからないが、テレビおよびNFLの公式投稿以外では、Snapchatが唯一ゲームの様子を見られるメディアということになる。
  • ルール違反に対する巨額の罰金は継続される。すなわちプレイの様子をライブでソーシャルメディアに投稿するようなケースでは、10万ドルもの罰金を課される可能性がある。

なお、Yahoo Financeが入手したというメモにはGiphyとの「試験運用の同意」についても触れられている。NFLゲームの公式や、過去の名シーンのGIFなどを提供していく予定なのだとのこと。

この件についてはGiphyに詳細を確認しているところだ。NFLが制作したGIFを公開するプラットフォームとなるようで、新たにゲーム中の様子をGIF化して公開/保存するというわけではないようだ。

今回の新しいルールでも、各チームは試合中の様子をGIF化して公開するようなことはできない。ゲームの様子をソーシャルメディアに投稿するには、NFLが制作したものを投稿するしかない。NFLが「公式」コンテンツを投稿するまで各チームは何のアクションも取れないわけで、これは依然としてチームの不満をよぶ要素ではある。

NFLも1試合しかないような場合には、即座にゲームの様子をGIF化する努力を行なってはいる。しかし試合が8つも重なるような場合にはGIF動画をつくるのにも時間がかかる。また、チームが公開したいと思う場面が、NFLの意向と一致しないケースも多い。そのような場合には、NFLに依頼して作ってもらう必要がある。当然ながら時間がかかることとなるわけだ。

とにもかくにも、ルール変更により各チームはこれまでより多くの情報をソーシャルメディアに投稿できるようになった。今後の話し合い次第では、プレイの様子を投稿できるようにもなるのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H

ビデオのTwilioを目指すSynqが高度なビデオAPIを提供、既存のビデオプラットホームに不満なデベロッパーにも

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あなたがこれから作るアプリには、ユーザーがビデオをアップロードしたり、保存したり、再生する機能が必要だ。しかしビデオコンテンツの管理システムを自分で作るのも、既存のシステムのライセンスを買うのも、ちょっとたいへんすぎる。そんなときは、Synqに第三のオプションがある。同社は、“デベロッパーのためのビデオAPI”をクラウドから提供するサービスを、今日(米国時間11/29)立ち上げた。ビデオのための完全なインフラストラクチャを、ワンセットで提供することをねらっている。

特殊なニーズがないかぎり、デベロッパーが自分で作らずに済むための、補助的機能のサービスは、今やいろいろある。電話機能ならTwilioだし、支払い決済はStripeやPayPal、Squareなどを使える。アプリ内のアナリティクスともなると、APIプロバイダーは枚挙に暇(いとま)がない

同社は自分のことを、ビデオのためのTwilioだ、と言う。今ではTwilioにもビデオはあるけど、でもそれは、Synqが考えているようなのとは、違う。

デベロッパーが自分のアプリにビデオを容易に実装できるようにする

SynqのCEOでファウンダーのStian Haugeは、デベロッパーが自分のアプリケーションの中でビデオを使うのが難しすぎる、と嘆き、“ビデオってヘンなやつだからね”、と言う。“だからうちのプラットホームは、デベロッパーが今相手にしている既存のインフラストラクチャが何であっても、その上で高度なビデオ機能を実装できるための、十分な柔軟性を提供する。またそれと同時に彼らが、ARやVR、機械学習などにも取り組めるようにしていく”、とサービスの概要と抱負を語る。

そのプロダクトには複数のコンテンツ・デリバリ・ネットワーク(CDN)が含まれ、Haugeは、ビデオのデリバリのスピードと料金ではAkamaiやCloudFrontなどとも十分競合できる、と言う。

でも、VimeoBrightcoveKalturaのようなプラットホームが今やたくさんあるから、それらを利用する方が簡単では?

“たしかに既存のビデオプラットホームはストレージとトランスコードと配布は面倒見てくれる”、とHaugeも認める。しかしアプリケーションが必要とするビデオ機能が、それだけでは済まない場合も多い。“たとえば彼らには、十分なカスタマイズの機能がない。データ構造にも柔軟性がない。標準的なワークフローと限定的なAPIを提供しているだけだ”。

“Synqは逆に、デベロッパーがやりたいことをあくまでも優先する。だからうちのAPIなら、プログラマブルなクェリやWebhookも実装できる”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ビデオプロダクションの共有化を志向したBemeをCNNが買収してデジタルメディア部門の充実を目指す

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ユーチューバー(YouTuber)のCasey Neistatが創ったソーシャルアプリBemeをCNNが買収した。BemeはCNN傘下の独自のメディアブランドになり、Varietyによれば、その11名チームをNeistatがエクゼキュティブプロデューサーとして率いる。

Bemeのファウンダーたちの同社設立動機は、撮影したビデオをすぐに、“編集して作品にする”前の段階で素早く簡単に共有したい、というものだ。YouTubeのビデオは作品指向、一方ライブのストリーミングにはビデオの共有という概念がない。このギャップを填めることを志向したのが、Bemeだ。NeistatはDisrupt New York 2016でBemeの創立ビジョンや財政状況を語ったが、そのとき彼は、わずかな資金を有効に使うために彼自身は同社からの給与がない、と述べた。

Bemeはソーシャルアプリとして2015年の夏にローンチし、最初のうちは、ダウンロード数50万、アップロードされたビデオ100万本と好調だったが、その後無風状態になり、ローンチから1年後にはNeistatがYouTubeビデオで、不調について説明した。そのあと5月には、アプリはベータを脱し、多くのバグフィクスと機能の調整が行われた。

結局Bemeは今でも、SnapchatやMusical.lyがソーシャルビデオアプリとして享受している成功とは、縁遠いところにいる。しかしCNNは、アプリよりもそのチームが欲しかったものと思われる。Bemeのプロデューサーもデベロッパーもコンテンツクリエイターも全員がCNNに雇用され、今後はミレニアル世代のオーディエンスに焦点を絞った新しいブランドとプロダクトを作っていく、とVarietyは報じている。

CNNがデジタルメディア部門の充実のために買収を行うのは、これが初めてではない。2011年にはFlipboardと競合していたZiteを買収したが、その後2014年には、そのZiteをFlipboard自身が買ってしまった。

Neistatは前に、彼が相当前からやっていた日刊のヴログ(vlog, ビデオによるブログ)をやめる、と発表したことがある。それは、今日のCNNへの参加のことを言っていたのだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Androidスマートフォンでお手軽に360度ビデオ/写真を撮影〜ストリーミングできるInsta360 Air

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360度カメラははまだ物珍しさが先に立つが、お値段も、まともな製品なら300ドル前後とお高い。しかし今日(米国時間11/28)Indiegogoに登場したInsta360 Airは、従来製品よりもコストパフォーマンスが良いのではないか。スマートフォンに簡単に接続でき、ライブストリーミングもできて、予約価格が99ドル、一般市販価格が119ドルだ。

Indiegogoのキャンペーンの中には積極的に推せないものも少なからずあるが、Insta360というブランドとその親会社Shenzhen Arashi Visionはハードウェアに関して実績がある。たとえばスマートフォン用の良質なVRカメラも作っている。今あるiPhone用のInsta360 Nanoとほぼ同じ光学系を使用し、ぼくの個人的な体験から言えば、なかなか画質の良い写真やビデオを撮ってくれる。撮像部は二つの魚眼レンズを使用、そしてその二つの画像を内蔵のソフトウェアにより“縫い合わせて”いる。

Insta360によると、AirはNanoと基本的に同じ光学的品質を持ちつつ、お値段はNanoよりも約100ドル安い。Nanoはバッテリーがあるので、デバイスから電源をもらわなくても使えるが、Airは違う。でもスマホと一緒に使う人がほとんどだろうから、それはあまり問題にならないだろう。しかもスマホだけでなくノートブックなどのコンピューターの上でも使えるし、その場合は長時間のライブ360度ストリーミングができる。

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解像度は、スマートフォンの基本仕様にもよるが、基本的には写真が3K、ビデオが2Kだ。ビデオはソフトウェアが安定化を行うので、手持ちで撮影しストリーミングしても、視聴者が吐き気を催すことはない。接続はmicroUSBまたはType Cだから、ほとんどのデバイスで使えるだろう。

Insta360 Airで捉えたコンテンツは、ソーシャルメディアで共有したり、VRヘッドセットへエキスポートできる。360度コンテンツをちょっとやってみたいが、あまり巨額を投資したくない、という人はこの製品がぴったりだ。製品は、クラウドファンディングの支援者には2017年の3月に発送される、と同社は言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

YouTube、HDRビデオのサポート開始

A picture shows a You Tube logo on December 4, 2012 during LeWeb Paris 2012 in Saint-Denis near Paris. Le Web is Europe's largest tech conference, bringing together the entrepreneurs, leaders and influencers who shape the future of the internet. AFP PHOTO ERIC PIERMONT        (Photo credit should read ERIC PIERMONT/AFP/Getty Images)

今日(米国時間11/7)、YouTubeのビデオ画質がアップグレードされた。 ビデオでHDR〔ハイ・ダイナミック・レンジ〕のサポートが開始され、コントラストの対応範囲が大きく向上した。つまり暗い情景でもコントラストがはっきりし、今までよりも鮮明に色彩を見分けることができる。ただし、現在のところこのテクノロジーは一般に普及する途上にあるので、ビデオをHDRで再生できるのは一部のユーザーとなるかもしれない。

むしろYouTubeがHDRのサポートを開始したのは、将来への対処という面が強い。

しかしユーザーが幸運にもHDRテクノロジーを搭載したテレビを持っているなら、一部のビデオでHDRを楽しむことができる。Googlによれば、HDRをサポートするYouTubeチャンネルにはMysteryGuitarManJacob + Katie SchwarzAbandon Visualsなどが含まれるということだ。機能のリリース当初にHDRで見られるビデオのプレイリストはこちら

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Above: SDR vs HDR comparison, simulated (via YouTube)

ユーザーはHDRビデオをGoogleの最新のChromecast Ultraデバイスを通じてHDRテレビに表示できる。先ごろ発表されたChromecast Ultraのセールスポイントは4KとHDRのサポートだった。

前述のようにHDRはHDRテレビにのみ有効だ。たとえばSamsungの 2016 SUHD、UHDテレビなどだ。HDRは専用のハードウェアを必要とするので既存のディスプレイのソフトをアップグレードすればすむというわけにはいかない。そこで現在のところではHDRビデオを楽しめるのは一部のユーザーに限られることになる。

しかし将来新しいディスプレイが普及すればYouTubeがHDRをサポートすることは大きなセールスポイントになるだろう。

ライバルより一歩先んじたいビデオ・クリエーターの場合、YouTubeが昨日からHDRのアップロードを受け付けるようになったことは重要だ。Blackmagic Designのプロフェッショナル向けカラーコレクション・システムのDaVinci ResolveではHDRのアップロードを通常のダイナミック・レンジのビデオ同様簡単にアップロードできるようになるとしている。またロサンゼルスとニューヨークのYouTube SpacesではHDR録画デバイスが利用可能だ。ハイ・コントラストを可能にする高度なデバイスを必要とするユーザーはチェックしてみるとよいだろう。

画像: ERIC PIERMONT/Getty Images

〔日本版〕Blackmagic Designの日本サイトのページはこちら。YouTube Spacesは東京の六本木にもある。HDR機器が利用できるかどうかはまだ情報がない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoPro用の強力ライトLume Cubeの弟Life Liteは、スマホでライブビデオを撮る人向け

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かつてLume Cubeは、GoProを愛用するエキストリームスポーツの市場をねらった、スマートフォンで制御する80ドルの防水ライトとして、人びとの関心を集めた。今日同社がKickstarterで資金集めを開始したLife Liteは、その後継機で、Luma Cubeよりも33%光量は少ないが、値段とサイズは半分だ。この製品は主に、スマートフォンでビデオ、とくにライブでストリーミングされるビデオを撮る人びとが対象だ。

Lume CubeのファウンダーでCEOのMornee Sherryはこう言った: “前から、売れると思っていた製品なんだ。最初のLume Cubeは、今では45か国以上で売られている”。

The Lume Cube Life Lite can still be used with GoPros, of course, but its slightly thinner form factor means it's better suited to smartphone photographers -- and people who want to be able to throw a small light in their pocket or bag

Lume CubeのLife Liteも、もちろんGoProと併用できる。しかしかなり薄いから、スマートフォンでの撮影に向いている。ポケットやバッグに小さなライトを入れておきたい人たちにも。

同社の最初の製品であるLume Cubeは、世界中のエキストリームスポーツファンが愛用しているが、そのキューブ型のライトは、一部の人たちにとっては大きすぎるし高すぎた。それを知った同社は、その軽量バージョン、Life Liteの開発に取り組んだ。30フィート(10メートル)の耐水性があり、光量は1000ルーメン、Lume Cubeの100フィート1500ルーメンに比べると見劣りするが、小さくて安いからきっとLume Cubeとは別の需要はあるはずだ。

Sherryは言う: “Luma Cubeはとにかく頑丈。試しに、トラックで轢いてみてごらん。GoProは暗いところが苦手だから、Luma Cubeとはぴったりの仲だ。とくにエキストリームスポーツでは、丈夫であることと、すごく明るいことが重要だからね。でも、そこまでの厳しい条件のない需要だってある”。

2014年を境に、写真というものが激変した。スマートフォンが普及して、誰もかれもが写真を撮り、ビデオをストリーミングするようになった。そして小型カメラのレンズの明るさも、昔に比べて大幅に向上した。スマートフォンユーザーには、GoPro愛用者ほどの頑丈なカメラは必要ない。そういう人たち向けの、それほどめちゃめちゃ明るくない、めちゃくちゃ頑丈でもない付属ライトが、Life Liteだ。

Lif LiteのKickstarterキャンペーンは、ここで見つけてください。この記事を書いてる時点では、まだキャンペーンは始まってなかった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ご自分のVinesの死を拒否したい人のためにGiphyがそれらをGIFに変換してくれる

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Vineの死はそれほど予想外でもないが、でもやはり悲しい。しかし幸いにも、GIFの何でも屋Giphyに、その6秒ビデオをアーカイブして永久に保存する方法がある。

Mediumに載った短いポストでGiphyは説明している: 同社は、ループするものなら何でも愛しているので、あなたのVine(s)をダウンロードして永久に保存でき、あるいは、Giphyに置いておけるためのツールを今作っている

Giphyの代表者がぼくに語ったところによると、昨日(きのう)ある技術者が思いついてこのツールを作った。理由は、彼が“ループ ”だから。

Giphyのアカウントのある人なら、個々のVineだけでなく、その人の全VinesをGIFに変換できる。

今、あなたはこう思ってるかもしれない: “でもGIFには音がないじゃん”。当然それは取材のときにも質問した。答は、ビデオはGiphyの高忠実度技術によりGIFで保存され、音は別に保存される、だ。共有化できるのはGIFだけだが、それは今後変わるかもしれない、と。ぜひそう願いたいね。音がないとあまり意味のないビデオも、あるからね。

このツールはまだ公開されていないが、近くここに登場するだろう。そのときは、この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Twitter、短いビデオ共有サービス、Vineを閉鎖へ

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Twitterの買収を考えていた相手が撤退して以降、このソーシャルメディアの将来には不確定な要素が増している。Twiterは最近、社員の9%をレイオフするとしているが、今日(米国時間10/27)、スタンドアロンのビデオ共有アプリ、Vineを閉鎖することを発表した。

公式ブログによれば当面サービスに変化はないという。ウェブサイトもアプリも運営が続けられる。ユーザーはこの間、Vineの閉鎖に先立ってビデオをダウンロードしておくことができる。今回の発表では決定の理由は説明はなされていない。【略】

ただしTwitterではアプリは停止するものの、Vineのウェブサイトは運営を続けるとしている。「これまでにアップロードされた数々の素晴らしいVineビデオが見られるようにしておくのは重要」と考えからだという。しかしウェブサイトがいつまでオープンされているのかは不明だ。

最近Twitterはループする短いビデオを共有するVineよりもライブ・ストリーミングのPeriscopeに力を入れていた。Perisocopeはすでに多数のビデオ・クリエーターを引きつけている。またPerisocpeをTwitter本体と連携させ、フォローしている相手がライブでストリーミングを開始すると、そのことが通知されるようにしていた。またNFLやBloombergなどと提携し、提携してコンテンツをライブ配信することにも大いに力を入れている。

Vineチームは3人の共同ファウンダー全員を含めすでに大部分がTwitterを離れている。Vineチームは現在でもTwitterのVineの扱いに不満を抱いているようだ。

Vineの共同ファウンダーの一人、Rus Yusupovはさきほど「会社を売るな」とツイートしている。

2012年にTwitterに買収された当初、Vineは好調だった。Twitter傘下に入って6ヶ月後にiTunes App Storeで無料アプリの1位となったこともある。ある時点でVine は2億人のアクティブ・ユーザーを数えていた。しかしその好調を維持することができず、最近数ヶ月、人気は下降線だった。

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Instagram、Snapchat、YouTubeという強力なライバルと太刀打ちするのは容易なことではない。App Annieのデータによると、App Storeの無料iOSアプリのランクでVineは 284位に低迷している(今年の初めには100位代の下位だった)。 【略】

最近リングにタオルを投げ入れたソーシャルメディア・アプリはVine以外にも多い。セルフィー・アプリのShotsは最近Shots Studiosに改名した。以前Vineなどに投稿していたソーシャルメディアの有名ビデオ・クリエーターを取り込んでYouTube的ビデオ共有プラットフォームへの変身を図っている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

YouTubeのクリエイターと企業のマーケターたちをスポンサー関係で結びつけるマーケットプレースFameBitをGoogleが買収

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Googleが今日(米国時間10/11)、ビデオの作者と彼/彼女のスポンサーになりたいマーケターを結びつけるマーケットプレースFameBitを買収したことを発表した

このところ収益化が重大な関心事になりつつあるYouTubeにとって、これは重要な一歩だ。収益化はYouTube自身だけでなく、個々のクリエイターにとっても気になる問題だから、YouTubeはこれまでもパートナー事業などで彼らの支援を徐々に手厚くしてきたが、しかし今では、クリエイターが広告の売上やビジネスリソースの形で参加するマルチチャネルネットワーク(MCN)の成長が著しい。

FameBitを買収したことによってYouTubeはそういうMCNたちと競合関係になるのか、と思ったが、でもYouTubeのAriel Bardinは、そうではない、と言っている:

クリエイターは企業との関係を自分で選択できるし、また今では多くの優れた企業がクリエイターへのサービスを提供している。今回の買収によっても、そのことは変わらない。弊社が期待するのは、FameBitの自由で民主的なマーケットプレース上で、大小さまざまなクリエイターたちが直接、企業との関係を築き、MCNのように優れた技術的ソリューションを提供していくこと、そしてまた、エージェンシーが、クリエイターたちと企業パートナーとの有意義なマッチングをみつけることだ。

FameBitは、ロサンゼルスのスタートアップスタジオScience, Inc.が支援していた。FameBitのCEO David Kierzkowskiから昨年聞いた話によると、このマーケットプレースが対象にするのは主に“ロングテイルからミッドテイルにかけてのクリエイターたち”で、MCNたちの関心を集めているYouTubeの大物スターだけを相手にするわけではない、という。

今日の発表声明でKierzkowskiと彼の協同ファウンダーAgnes Kozeraは、彼らのプラットホームがこれまで25000の企業スポンサーつきビデオで利用されたことと、FameBitは買収後も今後当分、独立企業としてやっていく、と述べている。買収の価額等は、公表されていない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Googleがインドなど新興市場向けにデータプランを節約最適化できるYouTubeアプリをローンチ、オフライン機能を充実

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GoogleがYouTubeアプリのニューバージョンを新興市場のユーザー向けにリリースした。

その‘YouTube Go’というアプリは、最初はインドのAndroidだけだ。YouTubeのモバイルアプリにここ数年加えられてきた機能の一部を利用しており、たとえばビデオをオフラインで保存できる。

たぶんYouTube Goでいちばん重要なのは、オフラインオプションだ。この新しいアプリはビデオをスマートフォンやSDカードにダウンロードできるだけでなく、ダウンロードするとき解像度を指定できるから時間の節約ができる。なお、先進国ではYouTubeビデオをいちいちローカルに保存するニーズはないと思うが、2Gやつぎはぎ接続で我慢し、Wi-Fiも使えないところでは、短いプレビューを見てから、全編見るかどうか決める。見ると決めたら、それは、ダウンロードしてからオフラインで見るのだ。

YouTube Goではストリーミングの解像度も設定できるから、高価なデータプランの使い方を最適化できる。またインドのようにWi-Fiも遅い国では、低い解像度で再生速度を上げることができる。

そして、おそらくいちばんおもしろいのが、Bluetoothによる共有だ。インターネットに接続しなくても、友だちなどとビデオを共有できる。これまた、インターネットのスピードが遅い国では便利な機能だ。

YouTubeは、新興市場でも人気の高いインターネットサービスだ。東南アジアの国々では、屋外や外出時にYouTubeを音楽ライブラリとして利用している光景を、何度も見た。でもGoogleが力を入れているのはYouTubeだけではない。今日Googleが発表したのはほかに、Android用Google ChromeとGoogle Playのアップデートだ。どちらもデータプランの節約を、ねらっている。また、公共サービス的なWi-Fiの拡張も行っており、インドではまず、列車内から着手する。その展開は、パートナー企業と一緒に行う。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

SnapchatのカメラグラスSpectaclesはビデオを10秒撮影録画できるカメラ付きメガネ

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かなり前から噂されていたSnapchatのカメラグラス(camera glasses, カメラ付きメガネ)は、本当だった。その“Spectacles”と呼ばれるメガネは、同社の初めてのハードウェア製品で、価格は129ドル99セントだ、とWSJが報じている

サイズは一種類のみだが、色は黒、緑青色、珊瑚色の三色ある。

メガネのつるにあるボタンを押すと、撮影と録画を開始する。Snapchat的に、撮影録画時間は10秒だ。スマートフォンと同期するので、Snapchat上で共有できる。

おもしろいのは、カメラの視野角が115度であることだ。これはスマートフォンやふつうのカメラより広い。ビデオの撮影は循環状だ〔メモリが10秒ぶんしかない〕。ビデオをアプリに表示する方法は、まだよくわからないが、たぶん広い視野角のぶんをトリミングするのだろう。あるいは循環状に次々と表示されるのかもしれない。

発売は今秋だが、SnapchatのCEO Evan Siegalによると、最初は少量を発売、すぐに大きな売上になることは期待していない、ということだ。もしかして、Google Glass的な希少品になるのだろうか。

おっと、それから、Appleが社名から”computer”を消してから早くも10年になるが、今回Snapchatは社名から“chat”を消して、Snap Inc.という社名になる。このことも、前から言われていた。今や、アプリのSnapchatが同社の唯一の製品ではないからね。

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〔上の写真はこの記事より。カメラグラスの由来が書かれている。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Valossaはビデオの登場人物の感情までも検索可能にする


ビデオ分析プラットフォームのValossaは、ビデオ制作者、広告業者、その他のビデオ専門家たちがビデオ内の映像を把握する際の手助けとなるプラットフォームVal.aiを立ち上げた。コンピュータビジョンに対する巧みな検索(「ビーチの男性」「車のインテリア」「びっくりする子猫 」)に加えて、このプラットフォームは感情分析(この人は幸せ/この人は悲しい/この人は混乱している)を行うことができ、HD画像ストリームから心拍数の分析を行うこともできる。

私はTechCrunch Disruptでプラットフォームを試して、同社の技術が単なるビデオフィードから、どれだけ多くのことを探り当てられるかに圧倒された。特に心拍を測定する機能は、ほとんど魔法のようだった。同社の技術はイメージフィードの中に起きる顕微鏡的変化を使って、いつ拍動が起きているかを検知している ‐ もし私のApple Watchの心拍数モニターは正しいとすれば(おそらく違うかもしれないが)、それは驚くほど正確だった。もしそれ絶対的な基準に照らして100%正確ではないということが分かったとしても、ビデオ映像を分析する人々が相対的変化(心拍が上昇した/心拍が下降した)を検知するためには有用だろう。

  1. img_2390

    97%ハッピー
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    76%の悲しさ
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    78%の当惑
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    「Haje、その脱いだズボンを穿いたらどうだ」。意味しているのは93%の驚き。

「私たちのテクノロジーには沢山の用途があります」と説明するのは同社のチーフコマーシャルオフィサーのVille Hulkkoだ。「特に巨大なフィルムプロジェクトに取り組んでいる人たちのためのものです。例えば、あなたが、ビーチ上の犬とビーチボールの映像の、特定の部分を探していると想像してみてください。もしそれがいつ撮影されたかを覚えていない場合には、目的のビデオクリップを探すのにとても長い時間を費やすことになります。当社の技術を使えばそれは簡単です:ただそれを検索するだけです」。

同社の感情分析エンジンの優秀さは気味が悪いほどだ。あなたはそれをWhat is my Movieというサイトで試すことができる(昨年のDisruptでローンチされた) ‐ 例えば「dog gets lost」とか、「hero wears a suit」とか、「money is burned」といった文字列で検索してみて欲しい。素晴らしい。そう思わないか?

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(翻訳:Sako)

DJIからスマートフォンのスタビライザーOsmo Mobile登場―Plusそっくりだがカメラ含まず

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DJIはスマートフォンのユーザーが手ぶれして非常に見にくいビデオにうんざりしていると考えている。DJIのOsmo Mobileは3軸ジンバルにより安定した手持ち撮影ができるスマートフォン用スタビライザーを発表した。

これはDJIのドローンにも用いられているスタビライザーとグリップのセットで、スマートフォンをセットして非常に安定した滑らかな動画が撮影できる。

このプロダクトはTechCrunchが最近紹介したOsmo Plusから専用の4Kカメラを取り除き、ビデオ機能のあるスマートフォンにカメラの役割を果たさせるというものだ。

DJIによればOsmo Mobile、Osmo Plusに用いられているテクノロジーは基本的に同社のPhantom 4ドローンのスタビライザーと同じものだという。DJI独自のソフトウェアのおかげで、スタビライザーは人間の顔にロックさせることができる。ラフティングで急流を下るようなカメラも人間も激しく揺れる状況でのビデオ自画撮りに理想的だ。このソフトを利用すれば三脚を使わずにタイムラプス、パノラマ、長時間露光などの高度なショットが撮れる。

価格は300ドルで、出荷は2週間後になるという。

スマートフォンのスタビライザーというコンセプトは特にユニークなものではない。電子手ブレ補正なら50ドル程度から、メカニカルなジンバルを用いた製品でも100ドルくらいから入手可能だ。しかしDJI Osmoが追随を許さない点はバンドルされているソフトウェアだ。今回発表されたOsmo Mobileでもソフトウェアは安定化メカニズムと協調動作する。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Web上のビデオエディターWeVideoがFlash依存から完全なHTML5化に改装…可能だが技術をぎりぎりまで酷使

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ブラウザー上のビデオエディターWeVideoが、Flashの使用をやめてHTML5に切り替えた。

HTML5 vs. Flashという話題は、タイムマシンで2010年に戻ったような錯覚を与えるが、でもFlashはまだ生きながらえている。たとえばGoogle Chromeは、未だにその脱Flash努力を完了していない

WeVideoの新しいエディターは先週ひそかにローンチしたが、CEOのKrishna Menonによると、高度な、そして応答性の良いビデオエディターをHTML5で実装するのは、かなり大変だった。MenonとUXデザイナーのDiana Madrigalが、その苦労の過程を実際のデモで説明してくれた。そして最終的にはエディット行為と結果の再生がともに、気になる遅れもなく、可能になったのだ。

Menonは曰く、“ユーザーが再生ボタンを押すと、楽屋裏ではHTML5の3つか4つの成分がリアルタイムで混じり合うことによって、30fpsの動画を表示する。HTML5をレンダリングするブラウザーの能力を、限界ぎりぎりまで酷使しているね”。

WeVideoによると、現在のユーザー数は1400万、iOSとAndroidのアプリもあるけれども、どんなデバイスでも、このビデオエディターをいちばん使いやすいのはブラウザーの上だね、ということだ。

この新しいエディターはユーザーインタフェイスも改良され、スタンダードなビデオトラックではタイムラインのデザインが変わった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Spotifyの初オリジナルビデオは期待はずれな音楽史アニメ

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パッとしないオリジナルビデオ制作では、SpotifyがApple MusicやYouTubeに対抗することはできないだろう。ニューメディア企業ATTNとのコラボレーションで制作された3分間のビデオは、ウェブ上に溢れている無料動画となんら変わりないものだった。

「Deconstrucing」と名付けられたSpotify初となるこのビデオシリーズは、古臭い国歌や、LGBTラッパー、魔女のような振る舞いのアーティストなどについての短編アニメで構成されている。ハウスミュージックの誕生に関する最初のエピソードが、本日(米国時間8月11日)SpotifyアプリのVideos & Podcastsタブでプレミア上映され、今後さらにコンテンツが増えていく予定だ。以下がこの度発表されたビデオ。

5月にSpotifyはアプリ内のビデオコンテンツを充実させるため、12種類のオリジナルシリーズを制作予定だと発表した。以下が各シリーズの概要だ。

  • Rush Hour – バンに乗った2人のヒップホップアーティスト(伝説的なアーティストと新人)の話
  • Landmark – 音楽史を変えた出来事についてのドキュメンタリー
  • Drawn & Recorded – 音楽史のマイルストーンに関するアニメ(恐らくこれがDeconstructingになった)
  • Life in Short – 謎に包まれたアーティストの略歴紹介
  • Trading Playlists – 二人のセレブがお互いのSpotifyプレイリストを交換して音楽について教え合う
  • Singles – 様々なアーティストの代表曲をローファイなスタジオ録音音声で紹介
  • Rhymes & Misdemeanors – 音楽史に残る凶悪犯罪の検証
  • Ultimate/Ultimate – EDMアーティスト志望者のモキュメンタリー
  • Generations – 異なる世代のアーティストを組み合わせたパフォーマンス
  • Public Spaces – 歴史的建造物でのパフォーマンス
  • Flash Frame – Spotify版の音楽ビデオ
  • Focus On… – Spotifyのデータをもとに割り出された次世代の大型アーティストを追う

問題点として、オリジナルコンテンツはユニークで視聴者に見なければいけないと感じさせ、さらには話のネタにならない限りウケない。Game Of ThronesやHouse Of Cardsを思い浮かべてみてほしい。視聴者はこのような素晴らしい番組を制作者のプラットフォーム上でしか見ることが出来ないため、HBOやNetflixに利用料を払っているのだ。

しかし、Deconstructingの最初のエピソードは、どちらかというとアニメ化されたインフォグラフィックのようだった。ただの歴史を超越したドラマやストーリーがそこには感じられないのだ。ナレーションもわざとらしく媚をうっているように聞こえ、まるで法外な値段で制作されたスタートアップのローンチビデオと、バイラル化を狙いつつも内容の浅いBuzzFeedビデオの混ぜあわせのようにさえ感じる。

Spotify Deconstructed

実際のところ、元々Spotifyは3つのエピソードを公開する計画で、古い国歌がいかに差別・暴力的かという何ともつまらないエピソードからスタートしようとしていた。しかし昨夜急に計画が変更され、当初公開が予定されていた3つのエピソードには触れず、「How EDM Changed The World(電子音楽がどのように世界を変えたか)」という安っぽいビデオだけが公開されることとなった。どうやらSpotifyもビデオのクオリティに完全には満足していないようだ。

少なくとも来週中にはMetallicaに関するシリーズが公開される予定で、Napsterを廃業に追い込んだバンドという意味ではもっと面白いものを見ることができるかもしれない。さらにはApple Musicのビデオサービスとも対抗できるものになるだろう。なお、Apple Musicは最近権利を購入したCarpool Karaoke(米人気番組The Late Late Show with James Cordenの1コーナー)もビデオサービスの中に組み込む予定だ。

しかし、インターネット上の他のビデオを差し置いて、Spotifyの新しいビデオを見なければならない理由はどこにも見当たらない。つまり、この新たなサービスには、1億人のアクティブユーザーと3000万人の有料登録ユーザーを抱えるSpotifyのコミュニティに新たなユーザーを呼びこむ力がないのだ。Spotifyはビデオに手を出すのではなく、音楽という自らの強みを強化するような製品開発に集中すべきだ。新機能のRelease Raderプレイリストがその好例と言える。

Spotify Original Series

ビデオサービスへのリブランドは、未だビジネスモデルの安定化に取り組んでいるSpotifyにとってはとてつもなく大きな課題だ。ビデオ業界は既にYouTubeやNetflixなどの大手企業に支配されている上、既に忘れた人もいるかもしれないが、成功を左右する時期にVdioというサービスを立ち上げたことで軸がぶれてしまい廃業に追い込まれたRdioの例もある。

もしもSpotifyが音楽を聞いている人に視覚的なサービスを提供したいなら、再生されているアーティストの写真で構成されたスライドショーをループ再生すればいい。さらに、有名なバンドであれば個別にビジュアライザーを作ることもできるだろう。また、Geniusとのコラボで生まれたポップアップビデオ風の歌詞や曲の意味を表示する機能を強化してもいい。少なくともDeconstructingのような家でもつくれるようなアニメではなく、アーティストとのコネクションを利用して、Spotifyが今後他社とは違う映像を生み出していくことに期待したい。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

Facebookが360度動画に自動モードを設定するGuideや視聴者の関心を示すHeatmapなどのツールを発表

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マーク・ザッカーバーグは将来ビデオ・コンテンツがFacebookのベースとなると約束した。これを実現するためにFacebookはビデオ・アナリティクスを公開した。ビデオの作成者は視聴者の人口動態、ライブ放映の場合の視聴者数の時系列変化、各種共有の影響などを簡単に知ることができるようになる。

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しかし標準的なビデオ・アナリティクス・ツールよりさらに興味深いのはFacebookの360度動画の設定を効果的にするツールだ。Facebookにはすでに25万本の360度動画がアップされている。現在のところ視聴者はビデオのどこからスタートしてどこを見るか、すべて自分で決める必要がある。ビデオの作成者はどのアングルから見るのがいちばん面白いかを視聴者に伝えることができなかった。この問題を解決する2つの新しいツールが公開された。

360度動画でストーリーテリング

Guideツールは 360度動画のデフォールト視聴パスを設定できる。つまり視聴者側から何もしなくてもビデオの視聴アングルはクリエーターがあらかじめ指定したラインに沿って動く。360度動画をアップロードするとき、詳細設定コントロールに新しいタブが追加され、「Guideを有効にする(Enable Guide)」をクリックすると画面中に視聴アングルを指定するポイントが表示され、動的なパスを設定できるようになる。Guideを使用して視聴パスが設定された動画をユーザーが再生すると、このパスに沿って360度動画の視聴窓が動くので興味ある箇所を見逃さずにすむ。

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Guideを使えばクリエーターは視聴者が重要なポイントを見逃すことを心配せずに360度動画でストーリーを表現できるようになる。Facebookによれば、Guideでパスを設定すれば「〔水中撮影の場合〕ダイバーが飛び込んでくる瞬間やサメが背後から近づいてくるところ」を視聴者は見逃さずにすむというわけだ。視聴はスワイプ動作でいつでもGuideを中断させ、関心を抱いた場所を見ることができる。またGuideボタンをタップすることでいつでもGuideを再開できる。

360度動画にGuideが実際に使われている例のひとつはNew York Timesのオリンピック記事だ。リオデジャネイロのメインスタジアムでウサイン・ボルトが100m走で世界最速を記録した様子を見ることができる。

Heatmapを利用すると、ビデオのクリエーターは360度動画がどのように視聴されているかを知ることができる。30度以上の窓の移動データが記録され、累積視聴回数に応じて色分けされるため、もっともポピュラーな視聴アングルが簡単に分かる。

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4月下旬以降、ユニーク視聴回数が5万回以上のビデオすべてでHeatmapが利用できるようになる。クリエーターはHeatmapの地図を利用して視聴者の関心を知り、Guideでデフォールト・パスの設定を行う助けにすることができる。

Facebookは今回発表されたツールにより、 ソーシャルメディアの360度ビデオでますます有利な立場を獲得しそうだ。YouTubeも360度ビデオの再生機能があるが、TwitterとSnapchatにはまだ欠けている。ザッカーバーグはこれまでも繰り返し「Facebookはテキストと写真ベースからビデオ、特に360度動画ベースの存在になっていく」と述べている。しかし新しい新しい表現媒体が登場した場合、クリエーターが効果的な使い方を発見するまでには時間がかかる。Facebookのアナリティクス・ツールとビデオ設定ツールは360度ビデオを本格的なアートの段階に推し進めるために役立ちそうだ。

〔日本版〕Facebook日本語版では360 videoを「360度動画」と訳している。再生時にコンパスの上部が点滅している場合はGuideによる自動モードが設定されている。視聴者がコンパスをクリックすると自動モードが開始される。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Netflixがお気に入り作品を共有するためのプレイリストサービスFlixtapeを立ちあげ、昔のミックステープのよう

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ウィークエンドに間に合わせるためにNetflixは今日(米国時間7/5(金))、Flixtapeという新しいサービスを発表した。同社の説明ではこれは、好きなNetflixタイトルの短いプレイリストを作るもので、“いわばNetflix用のmixtapeだ”、という。ジャンルやテーマに基づいてリストを作り、それをテキストメッセージやメール、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワークなどで、友だちや家族と共有できる。

Flixtapeのようなサービスは、いろんな目的に使える。好きなムービーや番組を単純にメモっておくのもよいし、もっと凝ったリコメンデーションを作って友だちに贈るのもよい。

ただし、ひとつのFlixtapeには最大で6つのタイトルしかリストアップできない。最初に3つの推薦タイトルが載っているが、それらは別のに変えられる。昔のmixtapeにはもっとたくさんの曲を並べられたが、長期間キープしておきたいお気に入りリストに6つしか載せられないのは寂しい。

しかしそれでも、Flixtapeは楽しくないことはない。Netflix自身のリコメンデーションシステムはユーザーのソーシャルから上手に情報を取ってこないから、その欠陥を埋め合わせる意味もある。Netflixは、今のトレンドや人気作品は教えてくれるが、これまでは、口コミ的で個人的な共有の方法がなかった。Flixtapeはその欠陥を補う。

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昔のmixtapeのように、Flixtapeはパーソナルでカスタマイズ可能、とNetflixは言っている。その表紙もカスタマイズできて、いろんなメッセージや友だちの名前などを書ける。そんな要素の配置は、ドラッグ&ドロップでできる。

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しかもNetflixは、FlixtapeのWebサイトで見本のリストをいろいろ提供している。「家族会のためのFlixtap」、「親友でない友だちのためのFlixtape」、などなど。ボタンを押すと、ヒントまでくれる。

Flixtapeをもらった人がNetflixの会員なら、もちろんクリック一発でそれらの作品を鑑賞できる。いっそのこと、Flixtapeは今のような別サービスでなく、Netflixアプリの機能になった方が便利かもしれない。

でもNetflixは前にも、プロモーションのためのスタンドアロンのサイトを立ちあげたことがある。たとえば今年の5月には、スピードテストのためのWebサイトFast.comを作った。それはどちらかというと、性能のお粗末なISPを反省させるためだったが、今回のFlixtapeはもっとソーシャルな取り組みだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))