Allen Institute for AI*が作ったSemantic Scholarは、これらのペーパーの全文をスキャンし、そのトピックや図表、キーワード(薬品名、臓器名など)などでそれらの関連付けを行う。〔*: Allen Institute for AI, Microsoftの協同ファウンダーPaul Allenが2013年に立ち上げ。〕
この機能はデスクトップとモバイルの両方で使えるが、今のところ英語のみだ。検索ワードとしては、“jobs near me”(近くの仕事)とか“writing jobs”(書く仕事)などなどと入力し、職探しウィジェットから大量の検索結果を見る。そこからさらに、たとえば“フルタイム(or正規雇用)のみ”などの条件で結果を絞り込む。特定の職に関する情報をクリックに次ぐクリックで掘り下げていくと、GlassdoorやIndeedで企業の格付けを見ることもできる。
Google CEOのSundar Pichaiは、本日行われたGoogleのディベロッパー向けカンファレンスI/O で「Google for Jobs」と呼ばれる同サービスのプレビューを公開した。
「アメリカの雇用主の46%は人材不足を問題視していると共に、空いたポジションを埋めるのに苦労しています」とPichaiは説明する。「求職者は身近な情報を頼りに仕事を探しているかもしれませんが、その他にも埋もれてしまっている求人がたくさん存在します。そこで、私たちは雇用主と求職者をうまく結び付けられるようなサービスを開発しました。それがGoogle for Jobsです」
Googleは将来「重要な瞬間やイベント(big moments and events)」を検索できるショートカットをサポートする予定だと述べている。これは大量の検索が集中する出来事、たとえばオリンピック競技や選挙などについて、タップするだけで検索できるワンオフのショートカットを導入するということのようだ。
今朝はニューヨークで、Google主催による初めてのAMPデベロッパーカンファレンスが行われ、この発表はそのステージ上で行われた。Googleのエンジニアリング担当VP David Besbrisが行ったキーノートによると、上記のパートナーシップによって“AMPページのリーチがものすごく増加”し、一つのファイルがどの配布プラットホーム上でも同じように振る舞うというパブリッシャーへの約束が満たされることになる、という。
それらのソーシャルネットワークはプライベートにコントロールされている。Facebookは現在検索可能だが、マーク・ザッカーバーグはFacebookやInstagramのコンテンツを任意の時点で外部の検索エンジンから利用できないようにすることで、Webの膨大な領域をダークマターに瞬時に変えてしまうことができる。Googleは、YouTubeの結果が自身のエンジンだけから得られるように制限することもできる。Twitterは個々のツイートがSERPs(Search Engine Result Pages:検索結果画面)に現れないようにすることができる。これらのソーシャルプラットフォームのそれぞれが独自のプライベートインターネットになることができる可能性を秘めている。