Sonyは音楽事業で記録的な四半期決算、ゲーム事業は停滞

Sonyは音楽事業が好調なため今週は記録的な四半期決算報告を発表した。音楽業界の、とどまるところのない整理統合ブームの中でSonyは、EMIを23億ドルで買収した。そのことが、決算の数字にも反映している。

このエレクトロニクス大手の今四半期の営業利益は34億6000ドルで、前年同期の32億1000万ドルから増加し、同社の過去最大の四半期利益になった。しかし、ゲーム方面はあまり明るくない。とくにPS4の市場が成熟期に来ているため、ホリデーシーズンを含む四半期でありながらハードウェアの売上は落ち込んだ。

PS4の今四半期売上は810万台で、6歳になったPlayStation最新機に関して、同社自身もこの程度、と予測していたそうだ。待望のMarvelのSpider-Manはヒットしたが、ハードウェアの売上減少を補うほどではなかった。ゲーム部門の利益は、前年同期比で14%減少した。

同じ時期にPS4より若くて安いNintendo Switchは依然活発に売れているが、しかしNintendo自身は今年の売上予測を2000万台から1700万台に下方修正した。Sonyはまた、スマートフォンが全世界的に不調なためモバイルの画像関連の需要低迷の影響も受けている。

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任天堂が日本で初めての直営店を今秋渋谷パルコにオープン

14年前にニューヨークに最初のストアを開いたNintendoがついに、日本に直営店をオープンする。そのお店Nintendo TOKYOの場所はShibuya Parco(渋谷パルコ)、パルコファッションビルチェーンの旗艦店で、そのNintendoのストアなどと共に今秋、新装開店する。

発表声明でNintendoは曰く、“国内における任天堂の情報発信の新たな拠点として、幅広い層のお客様にお楽しみいただける場にするよう、準備をすすめています”。お店ではゲームやゲーム機、アミーボのようなアクセサリ、その他のNintendoブランドの商品などが買えるだけでなく、ゲームをプレーするキオスクもあり、いろんなイベントも開催する。ロックフェラーセンターにあるニューヨーク店のようにやるのなら、ゲームのトーナメントやデモ、新しいゲームの発表会なども行われるのだろう。

Nintendoの第三四半期(2018/10-12)は売上が大きく成長したが、今会計年度におけるSwitchの売上予測は下方修正した。売上は回復するだろうが、そのためには、日本の経済紙Nikkeiが報じたように、もっと小さくて安いバージョンも揃える必要があるのではないか。

日本語記事

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噂ではNintendoは小型低価格のSwitchを作っている

NintendoがSwitchの後続機を作っている、という噂があったよね。そのときNintendoの社長Shuntaro Furukawa(古川俊太郎)は直ちにそれを否定して、後続機の計画はない、と言った。

そこで噂マシーンはギアを一段下げたようだ。完全な新世代機ではなくてNintendoは、オリジナルの別機種として、低価格でよりポータブルなモデルを作っている、というのだ。

その噂は日本の最有力の経済紙Nikkeiが震源だ。翻訳がNintendoEverythingに載った。その翻訳記事によると、Nintendoは“複数のサプライヤーとゲーム開発企業に、発売は早くて2019年内、と告げた”そうだ。

Switchはすでに、ポータブルであるようであり、ないようでもある。そのサイズはほぼ9.4 x 4インチ(24センチ×10センチ)で、その面積のほとんどが、とっても傷がつきやすい、完全に露出したスクリーンだ。かさばるのが嫌だからハードケースに入れずに外出するのは、相当勇気が要る。それ以外に、テレビにつないだり長時間プレーするために必要なドックがある。持ち歩きできないことはないけど、DSのように‘本当に’ポータブルではない。

Nintendoは既存のゲーム機の別モデルを出さない企業ではない。Game BoyはGame Boy Colorに進化し、Game Boy Advanceは折りたたみタイプでバックライトのあるGame Boy Advance SPになった。その2年後にはフラットタイプに戻り、小さくてかわいいGame Boy Microがリリースされた。DSは3D画面の3DSになり、さらに3Dなしの2DSが出た。さらにその後3Dが戻り、大きな3DS XL、その後また3Dが消えて、大きな2DS XLになった。

でも、小型のSwitchってどうなるのか、想像できない。画面が小さくてJoy-Conコントローラーがあると、どうなるのか。コントロールも小さくなって常置タイプになるのか。それで、マルチプレーヤー/モーションセンスでワイヤレスのJoy-Conは可能か? スクリーンカバーはつくのか? キックスタンドはどうなる?

ArsTechnicaが指摘していたように、Switchのドックにも再考の余地ありだろう。小型になったらドックも変わるはず。いっそドックそのものをもっとポータブルにしたら? かなり前から、DIYで超小型ドックを作る連中はいたし、Switch(とドック)専用スーツケースも1年に12回ぐらいは登場しているから、小型のSwitchは要らないと思うけどねぇ。

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任天堂が国内初の直営オフィシャルショップ「Nintendo TOKYO」を渋谷に開設

任天堂は2月1日、国内初の直営オフィシャルショップを渋谷に開設する予定だと発表。

2019年秋に開業を予定している「渋谷PARCO(仮称)」に「Nintendo TOKYO(ニンテンドートウキョウ)」をオープンする。オープンのタイミングは渋谷PARCOの開業にあわせる予定だ。

Nintendo TOKYOではゲーム機本体、ソフト、キャラクターグッズなどの販売、そしてイベントの開催やゲームの体験などが予定されている。

任天堂はNintendo TOKYOを国内における同社の情報発信の新たな拠点として「幅広い層のお客様にお楽しみいただける場」になるよう準備をすすめている、とコメントしている。

なおアメリカ・ニューヨークにはすでに「Nintendo NY」というショップがオープンしており、限定商品の販売やイベントの開催が行われている。

Metroid Prime 4の開発が脱線転落で任天堂はデベロッパーを変えてゼロからやり直す

Metroid Prime 4はE3 2017のあのつまらないトレーラー以降、音沙汰ないなぁ、とお思いのみなさま、 Nintendoが今日(米国時間1/25)やっと、意外なほど率直な声明を出しました。ビデオに登場した上級役員Shinya Takahashi(高橋伸也)の説明では、そのゲームの開発は同社のスタンダードを満たしていないそうだ。

そこで同社はスタジオを変えて、Retroに戻った。そこは初期のPrimeシリーズを開発したところだ。RetroのプロデューサーKensuke Tanabe(田邊賢輔)が、すべてをスクラッチからやり直す。

Takahashiは、カメラを向いて、申し訳無さそうにこう説明する: “この変更は開発を最初からやり直すことを意味する。したがってゲームの完成は最初の計画より遅れる。遅れによって多くのファンをがっかりさせたことは、十分に自覚している。Metroid Prime 4のローンチを、多くのみなさまが心待ちにしておられたことも、十分に承知している。”

開発に時間がかかっていただけに、Nintendoのこの人気作にとっては打撃だ。開発の後期にデベロッパーを変えるなんて、とっても異例だし、それを公(おおやけ)に謝罪するのも異例だ。でもしかし、このごたごたは、Nintendoがゲームのスタンダードに関してとっても厳しいから、起きたことなのだ。今は、そっちに注目したい。

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VLCがダウンロード数30億を突破してAirPlayをサポート、いずれネイティブでVRも

VLCは巨大な人気を誇るメディア再生サービスだが、このほどダウンロード数30億というものすごい到達点を記念して、AirPlayのサポートを加えた。

この新しい機能を発表したのは、同社の主席デベロッパーのひとりJean-Baptiste Kempfだ。彼はCESの会場でVariety誌のインタビューにつかまり、それを口にした。ユーザーはAndroidやiOSデバイスからApple TVにコンテンツを送れるようになる、と彼は言った。VLCの次のバージョン、4.0にそれは載り、この夏のChromecastのサポート以来の大型アップデートになる、という。

しかしVLCの10数名の開発チームは、そればっかりやってるわけではない。

Variety誌によると、目下チームは、VRコンテンツをネイティブでサポートすることに挑戦している。ただし独自のSDKを作るのではなく、既存の人気ハードウェアをリバースエンジニアリングして機能を提供し、2Dのコンテンツを映画のような環境で見れるオプションも含める。対応プラットホームを増やす計画もある。VentureBeatによれば、VLCのチームがねらっているのは、PlayStation 4, Nintendo Switch, Rokuなどのデバイスだ。

VLCを管理しているのは、非営利の母胎的団体VideonLANだ。CESので30億のダウンロードを発表したときは、上図のようなライブのチッカーを使った。10億ダウンロードに達したのが、2012年の5月だった。そもそもの始まりは、1996年の、École Centrale Parisにおける学生プロジェクトだった。その後の成長ぶりは、信じられないほどすごい。

[VLCはわれらのヒーローだ!30億になってもアドウェアやユーザー追跡などのがらくたがないのは偉い!]

(本誌セキュリティライターZack Whittaker)

CES 2019 coverage - TechCrunch

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Nintendo Switch、2019年に販売台数でPS4を上回るとの予測(Strategy Analytics)

NintendoのSwitchは、あらゆる意味で怪物ヒット商品だ。この2ウェイコンソールは、Wii Uの失敗とスマートフォン参入の遅れで数年間苦闘にあえいでいた同社にとって真の成功といえる。

Strategy Analyticsの予測はさらに明るく、Nintendoは来年ゲームコンソールの販売でSonyを超えるという。その差はごく僅かで、NintendoがSwitchを1730万台売り、SonyがPS4/PS4 Proを1710万台売るという予想(Microsoftは大きく離れた3位で1000万台) だが、印象的な出来事であることに違いない。

Nintendoにとってトップに立つのは10年ぶりでWii/PS3/Xbox 360の日々以来だ。同社はこのゲームコンソール最大のタイトル発売を準備している。新作のSuper Smash Bros.[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]は来週発売予定で、2019年にハードウェア改訂の噂もある。Nintendoにとってはごく標準的な流れだ。

こうした販売状況はNintendoをトップに押し上げる力になっているが、ユーザーベース全体では依然としてSonyが大きくリードしており、現在のゲーム機ユーザーの約半数を占めている——その84%がPS4だ。

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Nintendo Switchの好調はまだまだ続く、感謝祭の週は記録更新

Nintendo Switchの爆発的なヒットは、まだ続いている。

今日(米国時間11/28)同社が共有したプレスリリースは、感謝祭の週末における売上を自慢するビクトリーラップを見せつけている。同社の数字によると、その小さなコンソールは4日間で同社の全製品が2億5000万台売れた中でトップだった。

同社によると、アメリカでは発売後20か月でSwitchは820万台売れたが、1週間の売上としては前週が最高だった。

今年の1月に同社はSwitchの売上台数を素材とする大々的なPRを展開し、このデバイスがビデオゲームコンソールの売上最速記録を更新した、と発表した。それから10か月後の今日、クリスマス商戦の本番までまだ数週間あり、大ヒットが期待されるSuper Smash Bros Ultimateのリリースもまだだというのに、Switchの勢いはほとんど衰えていない。

関連記事: 任天堂のSwitchはアメリカでも記録破りの売上、Wiiを上回る

以下は、そのプレスリリースにおけるアメリカのみの数字だ:

  • “3DS系列”は累計で2200万台売れた。
  • SNES Classicはこれまで250万台、NES Classicは200万台売れた。
  • Super Mario Partyの売上は100万を超え、Mario Partyシリーズの中で最速の売上となった。

ほんの数年前には存続すら危ぶまれた企業が、今や超健康体で、過去をあれこれ言われたとしても同社は全然平気なようだ。

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Nintendo SwitchにYouTubeがやってきた、ユーザー層の若返り策か?

NintendoはSwitch日本語)コンソールを2200万台以上売り、今会計年度はさらに2000万台を売るつもりだ。

でもNintendoは今だに、ゲーム以外のアプリを充実する気がないようだ。

今のところ、Swich列車になんとか乗れたのはHuluだけだ。でも今日(米国時間11/8)からはYouTubeが仲間に加わる。SwitchのオーナーはYouTubeアプリをここでダウンロードできる。しかも、Nintendo SwitchのYouTubeアプリは360度ビデオをサポートしている。

NintendoのSwitchゲームはZelda, Super Mario Odyssey, Pokémon, Fortniteなどが目下の主力だから、YouTubeの統合は有意義だ。SwitchとYouTubeの両方がより若い層に浸透するだろう。〔今のSwitchのユーザーは“大人”が多い。〕

ストリーミングアプリの導入がこんなに遅れたのは、Switchに関してはNintendoが、ゲームの品揃えにもっぱら注力していたからだ。

NintendoのCOO Reggie Fils-Aiméが先月のインタビューでこう言っていた: “前にも申し上げたように、そのほかのサービスは適切な時期に導入いたします。今はNintendo Switchのインストールベースの拡大に努力し、また優れたゲームをますます増やしていきたいのです”。

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ポケモンGOにシンオウ地方のモンスターが登場する――アップデートで新機能も多数

このところ新しいポケモンが登場しないのでポケモンGOをお休みしていたという読者も多いかもしれない。それなら再起動の準備だ。2007年のポケットモンスター・ダイヤモンド・パール/プラチナでお目見えしたシンオウ地方のポケモンがポケモンGOに登場する。

単に100種類の新しいポケットモンを追加すればすむ話ではない。テクノロジーの観点からするとこれは簡単ではない事業だったはずだ。新顔は何波かに分けられて徐々にやって来る。いちばんありふれたモンスターは今日にも登場する。もっとクールで珍しい種類は数週間かけてやって来るはずだ。

今回のアップデートは第4世代のポケモンとなるが、そのうちどのモンスターがまず登場するのか(そもそも移植されるのか)はまだ明らかでない。任天堂とNianticはモンスターを少しずつ登場させてプレイヤーの興味をなるべく長く惹きつけておこうと試みるだろう。

ヒトコザル(Chimchar)はなかなかかわいいので近く誰もが肩に乗せるようになるはず。しかしプレイヤーが目指すのはドラゴン・タイプのディアルガだろう。これはジムに多数出てくるだろうと思う。私自身はしんせつポケモンのグレイシア(Glaceon)の進化を狙うことになると思う。

この他、各種の新機能が予告されているのですでに捕獲したポケモンにも新しい価値が生まれるはずだ。

トレーナー諸君、すぐにアプリをアップデートだ。バッテリーの電力消費がまた激しくなりそうだ。なお、この木曜日にロサンゼルスで開催されるTechCrunchのAR/VRセッションNianticのRoss Finmanがやって来る。このエリアにいるなら話を聞くチャンスだ。

〔日本版〕engadgetにも関連記事

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滑川海彦@Facebook Google+

SonyがPS1の縮尺版PlayStation Classicを出す、当時の人気ゲーム盛りだくさんで

もしもあなたが、二杯目のビールを飲み終わったら必ず、ゲームがアートへ成熟していく過程における初代PlayStationの偉大なる功績について20分のスピーチをするタイプの人なら、この記事はあなたにぴったりのニュースだ。

Sonyは今日(米国時間9/18)、その初代PlayStationにあの(うまくいった)Nintendo Classicの待遇を与えるべく、PlayStation Classicと呼ばれる縮尺バージョンのPS1を出す意思を表明した。そのおチビさんのゲーム機は、12月3日に定価99ドル99セントで発売される。

この種の企画の先鞭をつけたNintendoの人気燃え々々のSNESとNES両Classicと同じく、SonyのPlayStation Classicも、キャッシュに往年の人気ゲームが最初から載る。その人気ゲームとはFinal Fantasy VII [編集者注記: おお!いいね!], Jumping Flash, Ridge Racer Type 4(アールフォー リッジレーサータイプフォー), Tekken 3(鉄拳3), Wild Armsなど計20本だ。

このゲーム機を発表するSonyのブログ記事日本語ページ〕は、“25年近く前に初代のPlayStationが生まれた。Sony Computer Entertainmentが開発したそれは、全世界で売上が1億台を超えた史上初めての家庭用ビデオゲーム機になり、3Dのグラフィクスをリアルタイムで描画するゲームを初めて家庭でプレイする機会を消費者に提供した”、とノスタルジアたっぷりに述べている。もちろんそのノスタルジーは、われわれの中にもある。

“昔からのファンは懐かしいゲームを再発見できるので、ノスタルジーを満足させることができるだろう。そしてこのプラットホームを最近知ったばかりのゲーマーは、画期的なPlayStationコンソールのその始まりの姿を体験して楽しめるだろう”。

Sonyによると、その新しいミニPlayStationは本物のPlayStationより45%小さくて、同じく先祖を模倣しているコントローラーもやはり小さい。コントローラーは二つ付くので、対戦ゲームも楽しめる。テレビなどとの接続用に、HDMIとUSBのケーブルもある。カナダとアメリカでは一部の店が予約販売を行なうが、上記以外の15のゲームも含めて詳細も発表されるから見落とさないように。Sony自身が詳細をシェアするのは、来月または再来月だ。すべてのゲームを“オリジナルフォーマットでプレイできる”、と言っているから、何もかも単純だったあの日を、再び体験できるだろう。

このようなノスタルジー商法を大歓迎する人がほとんどだと思うが、でもすごくキュートだから新鮮さもある。ボタンも何もかもすべて円(まる)いから、星のカービィみたいに円いものはキュートに感じるんだ(キノピオもそうだったね)。

1995年の大流行の時期にPS1に深入りした人なら、当時最先端だったあの形の記憶が今でも脳裏にはっきり残っているだろう。ボタンを押したときに感じるその深さ(押し込み感)も、正確に記憶に残っているはずだ。ディスクドライブの蓋が、あくびをするように優雅に、はらはらさせるかのようにゆっくり開(あ)くときの様子も。すべて心に深く刻まれているだろう。

ぼくたちはあれに、わずか5年の寿命しか与えなかったけど、でも、あと数か月与えてはどうだろう?

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Nintendo、Switch用NESコントローラーでレトロゲーマーのノスタルジーと懐を刺激

Nintendoが有料オンラインサービスの一貫としてSwitchにNESゲームを追加するというニュースは賛否両論を呼んだが、同社はこの議論を呼ぶ決断を断固として実行し、それらのゲームをプレイするためのワイヤレスNESコントローラーを発売した。60ドルは少々高いかもしれないが、いいじゃないか。どうせ買うことになるのだから。たぶん来週には。

コントローラーはNintendo Directのビデオニュース最新号で、その他新しいAnimal Crossing[どうぶつの森]や山ほどのFinal Fantasyなどのノスタルジックなゲームと共に発表された。しかし、まずはこの愛しい愛しいコントローラーを詳しく見てみよう。

これはボタンを含めて完全にNESスタイルだ。つまり、今あるSwitchのジョイコンを置き換えるものではない。だったら、なぜこんなに高いのか? それはNintendoだから。少なくともワイレスだし、ジョイコンと同じようにSwitchのサイドに差し込むと充電される。さらに、何らかの理由でショルダーボタンもついてくる。

価格は2台セットで60ドル。予約は9月18日からで、この日はNintendo Switch Onlineの開始日でもある。そう、Nintendoが長年無料で提供してきたオンラインプレイにお金を払うときがきたのだ。

幸いなことに、 以前の発表にあったように料金はかなり安い。年間20ドルでオンラインゲームをプレイできるだけでなく、増え続けるNESのクラシックゲームを利用できる。10タイトルはすでに確認されていたが、今日新たに10タイトルが追加された。

というわけで、開始日にプレイできるゲームは以下の通り:

  • Balloon Fight
  • Dr Mario
  • Mario Bros.
  • Super Mario Bros.
  • Super Mario Bros. 3
  • Donkey Kong
  • Ice Climber
  • The Legend of Zelda
  • Tennis
  • Soccer
  • Baseball
  • Double Dragon
  • Excitebike
  • Ghosts ‘n Goblins
  • Gradius
  • Ice Hockey
  • Pro Wrestling
  • River City Ransom
  • Tecmo Bowl
  • Yoshi

このサービスを使うとクラウドのバックアップとセーブが可能になり、スペシャル特典も提供される予定だ。多くの人々は自分たちのバーチャルコンソールゲームを取り上げられたと怒っているが、これは基本的に必携だろう。少なくとも、NESとSNES Classic Editionsが手に入るのだから。

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NintendoがやっとSwitchのゲーム新作を発表…FFリマスター全集も出る!

Nintendoがついにやっと、Switchの新しいコンテンツを発表した。

Nintendo Directには今、いくつかのゲームとオリジナルコンテンツが載っている。それらの中でNintendo自身の大作は、Switch用に開発されているAnimal Crossing(どうぶつの森)と、Luigi’s Mansion 3(ルイージマンション新作)だ。

Animal Crossingについては、2019年発売ということしか分からないが、Luigi’sの方は冒険の一部を見ることができる。Luigi’s Mansion 3は前作の幽霊退治の続編のようで、不思議なカメラアングルを多用している。これも2019年発売となっているから、来年はNintendo作のタイトルが一度に二本揃うことになる。もしかして、Metroid Prime 4(メトロイドプライム4)も出るかな(?)。

おなじみのゲームとしては、Wii UのNew Super Mario Bros(New スーパーマリオブラザーズ)の移植がある。U Deluxeは1月に出て、Yoshi’s Crafted World(ヨッシークラフトワールド)は2019年の春になる。

[Switch用初代ファミコンワイヤレスコントローラー](未訳)

Nintendo作以外では、Final Fantasy(ファイナルファンタジー)の前作が一挙にSwitchにやってくることが、ビッグなサプライズだ。Final Fantasy VII, IX, X, X-2のHDリマスター版とXIIが、2019年に出る。

リマスター版も含め、ほかにもいろいろある。EA SPORTS FIFA 19, Starlink: Battle for Atlas, Diablo III: Eternal Collection, Mega Man 11, Katamari Damacy REROLLなどなどだ。Directのビデオで確認しよう(下図):

Nintendo Switchはすごいシステムだし、いろんなものを作ってるはずなのに、遊べるゲームが手元にもうない。ファンをじらすのはNintendoらしくないが、Switchに関してはコンテンツのリリースがローンチ以来順調でなかった。サードパーティを上手に活用するなどして、もっと快調な出足にしてもらいたい。

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Nintendo Switchのオンラインサービスは9月18日(日本: 19日)に立ち上げ

Nintendoは、同社のオンラインサービス日本語)について多くを語ってきたが、今日(米国時間9/12)、その最後のピースを共有した。サービスの立ち上げは、9月18日である。

Nintendoが会費制でオンラインサービスを始めるのは、これが初めてだ。年会費は20ドル、1か月なら3ドル99セント、3か月では7ドル99セントだ。

会員は、Mario Kart 8 Deluxe, Splatoon 2, Armsなど、マルチプレーヤーのオンラインゲームをプレイできる。すでにインターネットでプレイしていた人も、これからはお金を払う。

有料会員になると、ゲームをプレイできるだけでなく、セーブしたデータをNintendoのサーバーにシンクできる。Switchを壊したりなくしたりしても、自分のプロフィールを復活できる。ただし、Splatoon 2とDead Cells, Dark Souls Remastered, FIFA 19, NBA 2K19, そしてPokémon Let’s Goではできない。

会員はさらに、NES(初代ファミコン)のゲームを無料でプレイできる。今、約20のゲームがライブラリにある。会員になりたい人は、9月18日までの7日間、無料で試用できる。

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投資アプリRobinhoodからADR経由で外国の上場企業に投資できるようになった

アメリカ国内を対象とする投資と投機のアプリRobinhoodで、米国預託証券(American Depositary Receipt, ADR)を利用して外国で上場されている企業に投資する(株を買う)ことができるようになった。

ADRを利用すると、アメリカの投資家が、ニューヨーク証券取引所ナスダックなどアメリカの証券取引所に上場されていない外国企業に投資できる。そして同社(Robinhood)によると、今では同社からグローバル企業250社に投資できる。

同社が挙げる投資対象には、TencentやNintendo, Adidasなどが含まれている。そして中国や日本、ドイツ、カナダ、イギリスなどの、株式がアメリカで上場されている企業にも投資できるようになるだろう。

対象企業の完全なリストは、Robinhoodアプリまたはデスクトップアプリケーションのページで、“New on Robinhood”で検索すると見られる。

この部屋にもフランス大好き人間が何人かいるけど、LVMHやMichelin, Ubisoft Entertainmentなどフランスの企業も、近くRobinhoodから投資できるようになるそうだ。

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ポケモンGO、年内にはPvPが可能に

大人気のポケモンGOだが、常に欠けている重要な機能がある。自分のポケモンを別のトレーナーと直接戦わせることだ。それがゲームの基本をなすものであることを考えると奇妙ではある。しかし、このモバイルゲームは今年中にようやく待ち焦がれたこの機能を提供するらしい。ポーランドのニュースサイト、Gramに同社が伝えた

記録破りのデビューを飾ったあと、ゲームの底の浅さを感じたプレーヤーたちが大挙して去り長いスランプを過ごしたが、今またポケモンGOは一種のルネサンスを迎えている。改善されたジムやソーシャル機構、信頼性の向上、そしてもちろん、新しいモンスターの数々はプレーヤーたちを呼び戻し、今後も機能追加が続くようだ。

PvP(プレーヤー vs プレーヤー)モードが正確にどんなものなのかは明らかになっていない。おそらく、プレーヤー同士は近くにいる必要があるだろう。トレード機能と同じように。何らかの報酬が与えらえる可能性は高いが、悪用を防ぐために、スターダストやキャンディーなどを使って制限が課せられるだろう。

NianticのAnne BeuttenmüllerはGramのインタビューでも詳細は語らなかった。彼女は近日公開予定のIngress Primeについて話したかったようだ。それはポケモンGOの事実上の原型といえるゲームの再スタートであり、こちらも年内に公開される予定。

待望の位置情報ゲーム、”Harry Potter: Wizards Unite”は、多くの人々の携帯端末を駆り立て、公衆の面前で意味不明な呪文を唱えさせることになるのは間違いないが、彼女の口は堅く閉ざされたままだった。これもまた年内公開予定なので、今年は忙しいホリデーシーズンになりそうだ。

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ニンテンドーラボの乗り物キットは楽しさ満載のバギー+潜水艦+飛行機だ

Nintendo Switchの奇妙なボール紙製アクセサリーNintendo Labo(ニンテンドーラボ)シリーズに、ついに、やっと、これは買うべきと思われるモデルが登場した。それは、見るからに乗り物だから乗り物キット(Vehicle Kit)と呼ばれ、商品形状はフラットパックだから、そこからいろいろと取り出して自分で組み立てる。ステアリングホイールもアクセルも、いろんな“乗り物”用のキーも、ばらばらに入っているが、完成するとクールなゲーム(下のビデオ)を楽しめる。

率直に言ってこれは、とんでもないお買い得品だ。上図でお分かりのように、人間が使用するステアリングやアクセルペダル、シフト、飛行機を操縦するためのジョイスティック、潜水艦をコントロールするヘンなもの、そしてキーは上図にいくつか見えるいろんなセットアップで使用する。これら合わせて、お値段は70ドル。これらのコントローラー一式をJoy-Conと呼んでいる。ペダルは、乱暴に踏んでも大丈夫なようだ。〔日本語ページ

これら段ボール製のコントローラー〜操縦装置一式は、どれもゲームで使用する。ゲームに名前はまだないようだが、おそろしくクールだ(下図)。大きな島があって、その至るところに秘密が隠されている。プレーヤーはバギーや潜水艦や飛行機を操縦しながら、秘密を見つけていく。ほかにも、おかしな乗り物がいろいろあるようだ。

そのほか、レースもできるし、乗り物にスプレー塗料で色を塗れる。岩を爆砕したり、木を切れる。二人プレーでは、乗り物から腕が出てきてファイトできる(これについては、あまり考え過ぎないようにしよう)。

最初に言ったように、すべて自分で組み立てる。子どもが本誌TechCrunchを読むか、それともあなたがキットを買って子どものために組み立てるとよい。でもいちばん楽しいのは、組み立てとプレイの両方を自分でやることだろう。このことは、バグではなくて、すぐれた機能だと思う。

キットは9月14日発売で、70ドル。これも最初に言ったが、超お買い得品だ。発売日の前に入手で来た幸せ者は、ぜひ本誌に連絡してほしい。

〔訳注: ニンテンドーラボは1月に発表、4月に最初の製品が出たが、商品として完成度が高いと思われるのは、今回の、9月14日発売の“乗り物キット”のようだ。〕

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E3 2018で任天堂が発表したプロダクトまとめ(ビデオ)

任天堂は今年のE3カンファレンスに強力な砲列を持ち込んだ。既存の人気シリーズをアップデートすると同時にSwitchに全く新しいゲームを発表した。われわれが紹介した主要なプロダクトは以下のとおり。

  • Super Smash Bros. Ultimate 〔大乱闘スマッシュブラザーズ Special〕
  • Super Mario Party 〔スーパー マリオパーティ〕
  • Fortnite 〔フォートナイト バトルロイヤル〕
  • その他〔ファイアーエムブレム 風花雪月、ドラゴンボール ファイターズ、ゼノブレイド2 黄金の国イーラ〕

〔日本版〕任天堂の日本向けE3 2018サイトはこちら

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

スーパーマリオパーティは複数のSwitchをつないで画面を拡大する

Nintendo Switchにスーパーマリオパーティがやってくる。そしてこの新しいパーティーゲームとともに、Switchハードウェアをマルチプレイで使うための興味深い仕組みが登場するらしい。

2台以上のSwitchをつないでプレイ画面を拡大できるらしい。プレイ中には、画面から画面へとシームレスにアクションを続けられるようだ。端末同士の位置関係はユーザーが指定できる。

マリオパーティは長年Nintendoの代表作としてシステムのからくりを極限まで使ってきた。Switchではたさまざまな種類のパーティーゲームでコントローラーのクールな機能が使われるだろう。

これはSwitchのコントローラーシステムの理想的な利用法と言える。マリオカート8では小さな画面とコントローラーを使ってテーブル上で多くの楽しみを提供したが、今度は複数のSwitch端末をつなぎ、使えるかぎりのコントローラーを使ってプレイヤーの自由を拡大する。

これらの機能が実際どれだけ使われるかは半信半疑だが、新しい仕掛けがゲームプレイにどうマッチするかは10月5日になればわかる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

少年ジャンプ50周年記念ファミコンは、アメリカのNESファンにスペシャルエディションの期待を抱かせる

日本のゲーマーと熱烈なマンガファンとその両方の人たちには、この夏すてきなプレゼントがやってくる。NES Classic Editionに週刊少年ジャンプの作品をテーマにしたゲームが満載されて発売される。人気のマンガ雑誌は50周年を祝って、この純金ファミコンも記念に作られた。

このジャンプをテーマにしたNESがアメリカで発売されるチャンスはゼロに等しい —— 第一に(わずかな例外を除き)ここに出てくるマンガを読んだアメリカ人はいない。第二にそれに関連するファミコンゲームをプレイしたことのある人はさらに少ない。

Familiar… and yet…

しかし私の中では、いつかほかのテーマのNES Classicが出来るのではないかという希望が育まれつつある。もちろんオリジナル機はすばらしいコレクションだが、やりたいゲームはまだ何十もある。

比較的簡単なハックでNESライブラリーにあるゲームの半数は走らせることができるが、Nintendoの公式バージョンはテストされ、おそらく完璧に動くように微調整もされている(ただしNESゲームではエミュレーション問題はあまり起きていない)。

レビュー:NES Classic Editionと全30ゲームを試してみた

もっと重要なこと。そんな仮想的テーマのコンソールには、私が喉から手が出るほど欲しかった新しいアクセサリー、たとえばNES AdvantageやZapper(どう使えるのかわからないが)やNES Maxがついてくるかもしれない。もしかしたらPower Gloveも?

ところで、最初のチャンスに買い損なった人も6月末には買うことができそうだ。

NintendoのNES Classic、6月29日に米国小売店舗で販売へ

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook