今年のCESの目玉は大停電だった

今年のCESの大きなテーマはスマート・アシスタントでも自動運転車でも大画面テレビでもなかった。われわれが皆、白髪になり孫にテクノロジー記事を書いていた時代の思い出を語るようになって一つ話に繰り返されるエピソードは、いやはや、2018年のCESの大停電だろう。

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#CES2018 セントラルホールで停電。全員外に出るよう誘導されている。続報予定。 #TallBoyExperience 

CES開幕日のトップニュースはGoPro CEOがドローン事業を閉鎖すること、Huaweiの新スマートフォンがアメリカのキャリヤから取り扱いを拒絶されたこと、ある有力検索エンジン企業に雨に対する備えがゼロだったことだろうか。しかしこれに加えて、今朝(米国時間1/10)ラスベガス・コンベンション・センターのセントラルホール全体を襲った停電を挙げる必要がある。CES 2018はあたかもディストピア系SF映画に登場する陰鬱な未来よろしく、来場者はスマートアシスタントとBluetoothヘッドフォン以外に友を持たぬまま廃墟に取り残された人類のような具合だ。

主催者のCTA(Consumer Tech Association)はソーシャルメディアに「ラスベガス・コンベンション・センターの一部に偶発的な停電が生じました。われわれは全力で問題解決にあたっています。ご理解に感謝します」と投稿した。なにぶんにもCESのことで、セントラルホールからの避難のもようを記録する人材にはこと欠かなかった。

またCTAは「セントラルホールの状況が回復するまで、参加者はサウスホール、ノースポールをご観覧ください。また屋外に出てラスベガスの陽光の中でセントラルプラザ、サウスプラザをお楽しみください」と愚にもつかない提案をしている。

この停電で被った被害の程度は出展者によって異なる。バッテリー駆動のTeslaのブースは停電によっていっそう目立つことになったようだ。Intelブースでアトラクションに登場した女性ミュージシャンは停電にもかかわらずバイオリンを演奏して大受けだった。

この記事を書いている時点で停電はかれこれ1時間続いている。われわれはCTAにさらにコメントを求めてる。

アップデート:状況は悪化中。停電はコンベンション・センターのノースホールに拡大した。平常どおりなのはサウスホールだけだ。CTAは来場者を屋外の出展者に誘導している。雨にたたられたGoogleだが、こうなってみると屋外にブースを設置したのは賢明だったかもしれない。

(12:45PM PT) NV Energyが復旧作業中。問題は解決され、25分程度でセントラルホールに電力が戻るとのこと。

(1:00PM PT) 電力は徐々に戻りつつあるという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ブラックフライデー向けベストテックギフト案

サンクスギビング(感謝祭:11月第4木曜日、今年は11月23日)は家族と友人に対する感謝に溢れた日だ。一方、その翌日(ブラックフライデー)は、過度の消費至上主義に溢れて押し寄せる買い物客たちの群れに、押し潰されないようにしなければならない。ご存知のように、それがこの季節のならわしとなっている。

生活のためのテクノロジーについて書いているお陰で、ここ数週間はメールの受信ボックスがブラックフライデー向けの宣伝に爆撃を受けている状態だ。シーズンセール品の全てを掘り起こして検討するのは、ショッピング体験としてはやや手に余る作業だ。そこで読者のサンクスギビングの週末を少しでもストレスの少ないものにできるように、ショッピング候補となるベストテックギフトを選んでみた。

1/10:Amazon Echo Dot(30ドル)

いつものように、Amazonは自社の電気製品を大騒ぎしながら売り込んでいる。Fire TV Stick(15ドル引き)やさまざまなKindle製品(30ドル引き)が提供されている。Echoの仲間が、このホリディ(サンクスギビングからクリスマでの期間)シーズンにおける最大のベストセラーになることが予想されるので、それに着目してみよう。新しいEchoとEcho Plusはそれぞれ20ドルと30ドル値引きされているが、Amazon Tapは更に大きく50ドル値下げされている――これは同社がEchoブランドではないデバイスの在庫を一掃しようとしている明確な兆候だろう。一方、Echo Dotは20ドルの割引されて、もっとも手頃なEchoが30ドルで手に入ることになる。

購入:Amazon Echo Dot

2/10:Barnes&Noble Nook GlowLight 3(100ドル)

その通り、Barnes&Nobleはまだ電子機器を製造している。Nookの死の噂は、明らかにやや誇張されたものだ。今月初めに、この会社は、電子リーダーにまだ注意を払っている技術ウォッチャーたちを、Nook GlowLight 3の発表で驚かせたそれは、色温度調整を追加し物理的なボタンを再び搭載した、堅牢で基本的な120ドルの電子リーダーである。ここ数日間の間だけ100ドルで購入できる。

購入:Nook GlowLight 3

3/10 :DJI Spark(499ドル)

小さくて楽しいSparkは、100ドルの割引をつけたとしても、ホリディギフトとしては、まだまだ高価なものだ。とはいえ、それは間違いなくDJIの最も使いやすいドローンの1つだ(たとえそれがテストプロセス中に私たちのビデオ担当者の指をしたたかに打って怪我をさせたとしても)。より本格的なビデオドローンを贈ろうと考えているならDJIの持ち運び対応のMavic Proをチェックするべきだろう。これも期間限定の割引がついて599ドルだ。

購入:DJI Spark

4/10 :Hanson Robotics Professor Einstein (159ドル)

アインシュタインが、かつてこう言ったことは有名である「成功者を目指すな、価値ある人間を目指せ」。期間限定で、この世界で最も有名な理論物理学者の、奇妙な不気味の谷ロボットバージョンが40ドルオフで提供される。この30センチのおもちゃは教育ゲームを提供する。お馴染みの顔に過激なフラットアイロンを当てたような真っ白な髪をしている。

購入:Hanson Robotics Professor Einstein 

5/10 :LG V30 (他のLG製品の購入で400ドルの割引)

LGは近年、有名ではないが数多くの優れた携帯電話を生み出してきた――そしてそれはV30にも確かにあてはまる。このフラッグシップモデルには素晴らしいスクリーンとカメラが搭載されていて、ホリディシーズンに向けて素晴らしいディスカウントが行われる。ただ、これはリストにある他の製品よりもやや複雑な手続きが必要であることを指摘しておこう。基本的に、他のLG製品、例えば洗濯機や、テレビ、あるいは空気清浄機などに加えてこの携帯電話を購入すれば、400ドルの割引が行われるのだ。清浄な空気、そして新しい電話機――見逃すわけにはいかない。

購入:LG V30

6/10:Microsoft Xbox One S(189ドル)

Microsoftは消費至上主義のホリディシーズンに向けて、Surface ProからMixed Realityヘッドセットに至る多数の品揃えを打ち出している。また同時にゲームテクノロジーに対する大幅値引きも行なう。Xbox One Sの価格は今や189ドルからだ――これは明らかに同コンソールの史上最低価格だ。4K/VR対応Xbox One Xの登場が、これにある程度影響していることは間違いないだろう。

購入:Microsoft Xbox One S

7/10 :Roku Streaming Stick+ (50ドル)

今ではRokuだけがストリーミングの代表とは言い難い。なのでちょっとしたことでも彼らの役に立つだろう。同社の70ドルのStreaming Stick+は、同社のサイトや参加小売店を通じて、数日の間20ドル引きで購入できる。またウォルマートに行く買い物客は、同社のExpress+セットトップボックスに対するある程度の割引を受けることができる。

購入:Roku Streaming Stick+

8/10:Roli Lightpad Block(50ドルのキャッシュバックと無料ケース)

英国のスタートアップRoliは、その革新的な楽器ラインに対するまずまずのディスカウントを提供する。その中には高価なSeaboard Riseキーボードへのリベートや、新しいLightpad Blockへの50ドルキャッシュバックなどが含まれている。同社はまた、Lightpad Block向けのケースも無料で提供する。このことでトータルの割引額は90ドルほどになる。

購入:Roli Lightpad Block

9/10:Samsung 850 Pro 1TB SSD(400ドル)

Galaxyデバイスのお得情報を探しているなら、通常は代替チャンネルをいくつかチェックしたいと思うだろう。その一方で、SamsungはモニターやSSDに対するブラックフライデー特売を始めた。一番注目に値するのはおそらく、超高速850 Pro 1TB SSDで、これはブラックフライデー向けに80ドル値引きされる。

購入:Samsung 850 Pro 1TB SSD

10/10:Sphero R2-D2(130ドル、無料のForce Band)

このスマートトイ会社は、ほぼ全製品にブラックフライデー割引を提供する。SpheroのSpider-ManとLightning McQueenはどちらも50ドルだ。同社の楽しい新R2-D2トイも同様だ。これには無料のForce Bandが付属する(他のStar Warsトイにも同様に付属する)。これを使えばユーザーは手のジェスチャーでドロイドをコントロールすることが可能だ。

購入:Sphero R2-D2

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(翻訳:sako)

会費後払いレンタル・パーティーができるアプリTuurnt、資金集めにも利用

パーティーが大好きで、お金がなくてもパーティーをしたい人、そんな人のためのアプリがある。

そのTuurntというアプリは、いわゆる‘レンタル・パーティー’をサポートする。参加者はそのパーティーをいわばレンタルして、レンタル料を月末にホストに払う。やり方は簡単だ: パーティーを企画する、費用を発表して、それをお友だちに払ってもらう。するとあなたは、tuurntしちゃうのだ〔参考1参考2〕。

Fabrice Mishikiが作ったこのアプリは、すでに学生たちに人気だ。Mishikiは、15万ドルを調達して、このアプリのベータにこぎつけた。

Mishikiが開始した草の根的なマーケティング戦略では、学生たちにTuurntをどんどん口コミしてもらう。その学生たちは、だいたい1000ドルぐらいのパーティーをホストできるから、 部活や男子会などにちょうど合ってる。

今では、ワインの試飲会とかディナーパーティーなどにも、Tuurntは利用されている。そして学生たちはTuurntを利用してお金を調達したり、レンタル料を払ったりしている。

“数年前にトロントでカリブ海フェスティバルをやったとき、Tuurntを発想した。友だちと、クラブへ行ったときだ”、とMishikiは話す。“アフターパーティをやりたかったんだけど、当時のFoursquareやEventbriteのようなアプリでは、それはできない、と分かったんだ”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google Dance Tokyo 2017 を開催しました

2017 年 8 月 25 日、Google 東京オフィスにおいて、Google の検索チームとウェブマスターやサイト運営に関わるみなさんを結ぶイベント、Google Dance Tokyo 2017 を開催しました。

Google Dance Tokyo は、米国 Google 本社で開催されている、検索などオンライン マーケティングの担当者を対象としたソーシャル イベントである Google Dance の日本版です。昨年行った第一回が大変好評でしたので、今年も開催する運びとなりました。

昨年同様、イベントには当ブログでのオープンな告知からご応募いただいた方々や、 Advanced Hosting Meetup の参加者、ウェブマスター ヘルプ フォーラムトップ レベル ユーザーや注目ユーザーの皆さんをご招待し、約 100 名の方々にご参加いただきました。

イベントはセッション タイムとソーシャル タイムの二部構成で行いました。セッション タイムでは製品開発本部長の徳生裕人が AI First の観点からアシスタントなどの最新情報をご紹介した後、Ninja Spamologist の長山一石が「Webmastering 101」と題して初心者ウェブマスターが知っておくべき検索エンジンとウェブ、そして SEO に関わる知識をご紹介しました。また、Live Q&A では、金谷武明と小川安奈が司会を務め、Gary Illyes (Webmaster Trends Analyst)、大倉務(Software Engineer)、徳生、長山が参加し、Mobile First Indexing や AI First などに関して活発な質疑応答が行われました。

Q&A で回答しきれなかったご質問は、後日実施したウェブマスター オフィスアワーで回答いたしましたので、ぜひご覧ください。

ソーシャル タイムでは会場を拡大し、Gary の乾杯音頭の後、Google の検索チームと参加者のみなさんとで軽食をつまみながら交流を深めました。同時に開催した参加者によるライトニング トークは大変盛り上がり、特に、「役に立たない検索結果の探し方(バカ毛)」、「私の考えるこれからの SEO (サイバーエージェント 木村 賢)」、「Twitter 廃人による Twitter 活用術(ちょまど)」(すべて敬称略)などのセッションが好評を博し、笑いと関心を誘っていました。

その他、当日の会場の様子に関しては、ハッシュタグ #GoogleDanceTokyo を作成しましたので、ぜひ Twitter をご覧ください。

みなさんから様々なご意見やご質問、コメントを直接いただき、Google の検索チームとしても、非常に有意義なイベントとなりました。頂いたフィードバックはできるだけ検索エンジンの開発に役立てていきたく思います。

お越しいただいた皆さん、ありがとうございました!また、当日お越しいただけなかった方々も、どこかのイベントでお会いできることを楽しみにしております。

今日のAppleイベントをビデオでおさらい――Watch3、iPhone 8/8 Plus/X

今日(米国時間9/12)、Appleは多数のガジェットを発表した。プレゼンのビデオを見損なった皆さんのために下にまとめてみた。

AppleはApple Watch Series 3、4K Apple TV、iPhone 8、iPhone 8 Plusに加えて噂のiPhone X(10周年記念なので「テン」と発音する)を発表した。

Appleのいつも流儀でイベントのプレゼンでは多数のビデオが流れた。いくつかはストレートなCMだが、優れたデザインを強調するものやデバイスが開発された裏のシーンなども含まれている。

こうしたビデオはプレゼンの中でもたいへんよくできた部分になっていた。そういうわけで下のビデオを見ると時間とエネルギーの相当な節約になるかもしれない。

Apple Watch Series 3

上はWatchのユーザーの声を集めたもの。下はストレートなCM


iPhone 8

iPhone X

 

最初と最後はストレートCM。中段のビデオではジョニー・アイブがXの優れた部分を詳しく解説。



新しい4K Apple TVについてはこちら

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple、iPhone 8とiPhone 8 Plusを発表

Appleは先ほど新本社のスティーブ・ジョブズ・シアターで開催されたプレス・イベントでiPhone 8とiPhone 8 Plusをした。外観はiPhone 7、7 Plusによく似ているが、裏側はガラス製だ。背面カメラはiPhone 8はシングル、8 Plusはダブルだ。

カラーバリエーションはシルバー、スペースグレー、ゴールド。このゴールドはややローズ・ゴールドに近い。ボディーは防塵、防水となっている。Appleは同時に全面ディスプレイを採用したプレミアム・モデルのiPhone Xを発表した。 これについては別記事で紹介している。.

iPhone 8/8 Plusは新しいretina HDディスプレイを採用しており、最新のiPad Proと同じく、true toneテクノロジーが採用されている。ディスプレイは周囲の照明条件に対応して変化する。スピーカーの音量は25%アップし、低音も強化された。内部ではA11 Bionicチップが採用された。 64ビット・チップで、2基の高性能コアを備えており、 iPhone 7のA10より25%速い。4基の高効率コアはA10より70%速い(またA10は高効率コアを2基しか備えていない)。GPUも30%速くなっている。

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カメラとプロセッサーは完全に新規のものだ。ノイズリダクション・テクノロジーを採用しており、特に低照度の環境で能力がアップしている。 iPhone 8 Plusは2基の背面カメラを装備しており、ワールドワイド・マーケティング担当上級副社長のフィル・シラーのプレゼンによれば、それぞれf1.8とf2.8だ。iPhone 7 Plusのカメラより明るく、また 新しいカラー・フィルターも搭載しているという。

Appleはまたポートレートモードについて説明した。深度を認識するテクノロジーにより、背景とは独立に人物の顔に合わせて自動的に適切な露出を選択するという。ビデオのフレームレートも改善された。4Kビデオを毎秒60フレームで撮影できる。また1080pのHDの場合、毎秒240フレームのスローモーション撮影も可能だ。これなら相当のスローモーション再生になるだろう。

これらのカメラとA11 BionicチップはAR〔拡張現実〕のサポートのために最適化されている。フィル・シラーはMLB At Batアプリをデモした。野球場でこのカメラをプレイヤーに向けるとそれが誰か教えてくれる。Directive GamesはARKitを利用したゲームだ。ユーザーはテーブルの周囲りを動きまわりながらテーブルを撮影するとARゲームが始まる。なかなかリアルなARだが、ゲームのデベロッパーがARKitを広く利用することになるのかどうかは現時点では不明だ。Wiimoteのようなギミックに終わる可能性もなくはない。

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iPhone 8も、市場に出回っている多くのAndroidスマートフォンと同様、ワイヤレス充電をサポートした。Appleは標準的規格を採用したのでサードパーティー製のワイヤレス・チャージャーも利用できる。

iPhone 8は64GBモデルが699ドルから。iPhone 8 Plusは799ドルからだ。予約受け付けが9月15日開始となる。iPhone 8の出荷は9月22日が予定されている〔日本も同じ〕。.

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〔日本版〕Appleのサイトによれば、日本ではiPhone 8(4.7インチ)64GBは78,800円、iPhone 8 Plus(5.5インチ)64GBは89,800円となっている。

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

新しいiPhoneのプレミアム・モデルの正式名称を発見?

AppleのiPhoneイベントは明日に迫ったが、リーク情報はまだまだインターネットを賑わしている。

最新の噂のテーマは新しいiPhoneの正式名称だ。最高価格のプレミア・モデルは何と呼ばれるのだろうか? またAppleがこれまでのように‘s’モデルを発表し続けるのかどうかにも関心が集まっている。

新iPhoneはディスプレイのサイズを拡大するためホームボタンを廃止し、アンロックには指紋IDと顔認識を用いるという。このモデルはiOS 11のファームウェア内ではD22と呼ばれている。

しかしあるデベロッパーがファームウェアを丹念に調べ上げ、この最高価格モデルの商品名はiPhone Xだと発見した。

一部のジョークのように iPhone Ferrariではなかったのは残念。これ以外の2モデルはそれぞれiPhone 8iPhone 8 Plusと呼ばれるという。この点でAppleはiPhone 7s/7s Plusのリリースとはスタイルを変えてきた。デベロッパーのSteve Troughton-SmithSteveのツイートによれば新しいモデル名は以下のとおりだという。

AppleはiPhoneについて‘s’の命名サイクルを完全に放棄したのだろうか? 実はTechCrunchの編集長、Matthew Panzarinoは、iPhone 6sと6s Plusが発表された2015年に、旧モデルをマイナーアップデートして‘s’として発売するのは止めるべきだという記事を書いている。

新しいプレミアムiPhoneは1000ドル以上になるという噂だ。それほど高価なデバイスを売ろうとするのであればiPhone Xというモデル名もうなずける。価格を納得させるのに名称は重要だ。

画像:TIMOTHY A. CLARY/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

明日のiPhoneイベントでは新Apple TVも発表か――A10Xプロセッサー採用

現行Apple TVは発売以来そろそろ2年になる。そこでAppleが新しいモデルを準備しているはずだという情報がかなり前から流れていた。先週の末に次世代iPhone向けのiOS 11がリークされ、これにより今後発表されるはずのプロダクトに関する情報が多数得られた。実はこの中にApple TVに関するデータも含まれていた。

これより先にリークされたHomePodのファームウェア情報でも新しいApple TVが4Kビデオをサポートすることが示唆されていた。新Apple TVはこれ以外にもDolby Vision、HDR10、Hybrid Log-Gammaなどの各種のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格をサポートする。Appleはすでに4Kビデオを iTunesストアで受付けている。またNetflixアプリも4Kをサポートしている。

さらに、Steve Troughton-Smithは次世代Apple TVに関していくつかの新しい機能を発見した。これによれば、Apple TVは新しいCPUにより処理能力を大幅に向上させており、メモリーも拡張jされたという。

3コアということはA10X Fusionだと思う。訂正!

AppleがA10プロセッサーを最初に搭載したのは昨年発表されたiPhone 7だった。A10XはA10のアップデート版で、最新のiPad Proに最適化されている。これは驚異的に速いチップで、ときにMacBookより速いという。

現行Apple TVはA8を搭載している。これはiPhone 6向けに開発されたたプロセッサーだ。Appleは内製チップの詳細について発表しないこともあって、Appleのプロセッサーの能力に関しては不明な点も多い。しかしGeekbenchによれば、A10XとA8を比較すると、1コアのタスクに関してはA10XはA8より1.7倍速く、マルチコアのタスクでは2.8倍、GPUをフルに利用するタスクでは5.7倍速いという。そうであれば驚異的な能力向上だ。

新Apple TVが4Kストリーミングをサポートするのであればこのアップグレードは大きな違いをもたらすはずだ。早送り、巻き戻しもキビキビ反応するだろう。4Kビデオをネーティブの60フレーム/秒で再生してもバッファー待ちは起きないはずだ(新しいiPhoneは4Kビデオを60fpsで撮影できる)。

プロセッサーだけでなく、RAMも2GBから3GBに強化される。これでバッファー容量が拡大されるのでスムーズなストリーミング再生が期待できる。

Appleは明日開催される恒例のiPhoneイベントでApple TVを発表するはず。非常に能力の高いデバイスに仕上がっているようなので、Appleはこの機会を利用してApple TVで作動する新しい魅力的なゲームをいくつか紹介するかもしれない。

画像:smlp.co.uk/Flickr UNDER A CC BY-SA 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN MODIFIED)

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Microsoftが完全な管理を伴うイベントルーティングサービスAzure Event Gridを立ち上げ

Microsoftが今日(米国時間8/16)、Azure系列の新製品をプレビューとして発表した。それは、イベントベースのアプリケーションを作りやすくするためのツールだ。

そのAzure Event Gridは、画像やビデオがアップロードされた、ボタンがクリックされた、データベースがアップデートされた、などなどのイベントをAzureの正式のオブジェクトとして扱う。Event GridはMicrosoftの既存のサーバーレス製品Azure FunctionsやAzure Logic Apps(の足りない機能)を補完して、完全に管理されたイベントルーティングサービスへのアクセスを与える。この新しいサービスにより、どんなイベントに対しても、それを受け入れて反応する柔軟性が与えられる。それらは、Azure内部で起きるイベントでも、あるいはサードパーティのサービスや既存のアプリケーションで起きるイベントでもよい。

Event Gridを使うと、イベントを特定のエンドポイント(あるいは複数のエンドポイント)へルートしたりフィルタできる。

“サーバーレス”という言葉は、最初から一貫して誤称だ。たしかにアプリケーションはサーバーを呼び出さないけど、イベントに応じて何かをやるのは依然としてサーバー、というかサーバー上のコードだ。サーバーレスプラットホームの基本的なコンセプトは、このモデルではイベント駆動のアプリケーションを、それを支える低レベルのインフラストラクチャ(サーバーなど)をまったく気にせずに作れる、という点にある。

たとえば、MicrosoftのAzure ComputeのディレクターCorey Sandersによると、Event Gridは、マイクロサービスを作るためのMicrosoftのプラットホームService Fabricの上にあるが、デベロッパーはそのサービスについて何も知る必要がなく、プラットホームがすべての面倒を見る。

Event Gridはwebhookのエンドポイントとして、どんなアプリケーションからでも入力を取れるから、Azure FunctionsやLogic Appsなどよりもやや進んでいる。“目標は、顧客が管理でき操作できる正式のオブジェクトとしてのイベントを提供することだ”、と、Sandersは語る。基本仕様としてEvent Gridは、Azure Blog StorageやResource Manager, Application Topics, Event Hubs, Azure Functions, Azure Automation, そしてLogic Appsをサポートしている。またCosmosDBデータベースサービスやIoT Hubなどの新しいサービスも、年内にはサポートされる。IoTアプリケーションはイベント駆動が定石だから、IoT Hubのリリース時点でイベントのサポートがなかったのが、むしろ意外だ。

標準的なサーバーレスアプリケーションとインテグレーションはLogic Appsがあれば十分かもしれないが、Event Gridを使えばオペレーションのワークフローの一部を自動化でき、たとえば新しい仮想マシンやデータベースの立ち上げなどにも、自動的に対応できるようになる。

Event Gridの料金は処理するオペレーションの数による。最初の10万オペレーションは無料、そしてその後、100万オペレーションごとに60セントだ。現在のプレビューの時点では、30セントとなる。ひとつのオペレーションは、入力処理、高度な数値演算、デリバリの試み、管理タスクの呼び出しなどだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google Dance Tokyo 2017 開催のお知らせ

Google Dance Tokyo を今年も開催します。本イベントは Google の検索チームと、ウェブマスターやサイト運営に関わる皆さんを結ぶことを目的にしたもので、昨年、米国以外では初めて東京で開催されました。昨年は約 100 名の方々にご参加いただき検索をテーマに交流を深めることができました。

今年の Google Dance Tokyo では昨年に引き続き Webmaster Relations から Gary Illyes、長山一石、金谷武明が参加し、Google 検索についてのセッションや Q&A の時間を設けるほか、Google 社員と参加者のみなさんの交流タイムなどを予定しています。開催概要は次のとおりです。

開催概要
日時:2017 年 8 月 25 日(金)
         17 時 00 分開場、18 時 00 分開始
         22 時 00 分終了予定
場所:Google 東京オフィス
費用:無料
定員:100 名(招待枠含む)

お申し込みフォームはこちら!

今年は参加者のみなさんからの Lightning Talk タイムも設ける予定です。みなさまのご応募お待ちしております!

※ 応募多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※ 当選者は 8/1 以降メールにてご連絡致します。なお、抽選の場合、当選者のみのご連絡とさせていただきます。

Google I/O: Lensは「たこ焼き」の看板をリアルタイム翻訳―スマートフォンのカメラが賢くなる

今日(米国時間5/17)、Google本社に隣接するショアラインアンフィシアター野外劇場で開幕した Google I/Oデベロッパー・カンファレンスのキーノートで、CEOのスンダー・ピチャイはGoogle Lensという新しいテクノロジーを発表した。

これはGoogleのコンピューター・ビジョンと人工知能を統合し、スマートフォンのカメラからダイレクトに有益な情報を得ることができるシステムだ。Googleの説明によれば、スマートフォンのカメラは単に目に見える情報を撮影するだけでなく、写された対象を理解してユーザーが適切な行動を取るために役立つ情報を提供する。

Googleはユーザーが花を撮影しようとしてカメラを向けるとLensが即座に花の種類を教えてくれるところなどをデモした。

ピチャイはLensは日常のタスクでも役立つ例も挙げた。たとえばスマートフォンでルーターのラベルを撮影するだけで簡単にWiFiに接続できる。 Google LensはルーターのIDとパスワードを読み取り、タップするだけで自動的にそのWiFiに接続するアイコンを表示してくれる。

その次の例では 通りがかりの店舗を撮影すると、Google Lensが店名を読み取り、ウェブを検索して各種のビジネス情報をカード形式で表示する。

このテクノロジーはスマートフォンのカメラを撮影だけでなくモニタに写った対象に関する情報を得ることができるツールに変える。

Pichaiの説明の後、 Scott HuffmanはGoogle Homeのデモ中でGoogle Assistantに組み込まれたLensの能力を示した。Assistantアプリに追加された新しいボタンをタップするとLensを起動し、Assistantを通じてLensと会話し、写真の内容を尋ねることができる。

Scott HuffmanがカメラをStone Foxesのコンサートのポスターに向けるとGoogle Assistantはチケット・セールスを含めてコンサートに関する情報を表示した。Huffmanがオンラインでチケットを購入し「これをカレンダーに追加」と命じるとその通りにスケジュールが設定された。

LensとAssistantの統合は翻訳にも威力

Huffmanがカメラを〔「たこ焼き 6個 130円」という〕日本語の看板に向けて「これは何?」と尋ねるとGoogle Assistantは即座に正しく英語に翻訳した。

 

ピチャイはまたGoogleのアルゴリズムが写真の質を改善することができることも示した。たとえば金網越しに子供の野球試合のシーンを撮影したような場合だ。Googleの人工知能は目障りな金網を自動的に取り除いてくれる。また暗い場所で撮影した場合、Googleはピクセルノイズやブレを補正し、写真を見やすくしてくれる。

GoogleはI/OカンファレンスではLensがいつ一般公開されるか日時は明らかにしなかった。しかし「すぐに」手に入るようになるという。


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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

3/24 開催イベントのお知らせ「オンラインメディアのための Google 検索入門&コンテンツ制作のベストプラクティス」

Google では、インターネットでコンテンツ制作に携わる方々を対象に「オンラインメディアのための Google 検索入門&コンテンツ制作のベストプラクティス」を開催します。第 1 部では、Google 検索の基本的な話とモバイル対応の最新情報についてお話します。そして第 2 部では、Google 社外のコンテンツクリエイター、オンラインメディア運営者の方をお招きし、ユーザーに支持されるコンテンツの作り方について、その秘訣とベストプラクティスをお話しいただきます。


開催概要

日時 : 2017 年 3 月 24 日(金)
   17 時 00 分開場、18 時 00 分開始
   22 時 00 分終了予定
場所 : Google 東京オフィス
費用 : 無料
定員 : 100 名
想定している対象者 : 初級者
スピーカー :
  • 金谷武明(Google シニア サーチ エヴァンジェリスト)
  • ダンカン ライト(Google パートナーシップ マネージャー)
  • 安田英久さん(株式会社インプレス Web担当者Forum編集長・ネットショップ担当者フォーラム編集統括)
  • ヨッピーさん(ライター)
  • 宮脇淳さん(有限会社ノオト 代表)
  • 青木耕平さん(株式会社クラシコム 代表取締役 CEO)


スケジュール

17:00 : 開場、受付開始
18:00 : イベント開始、挨拶(5 分)
18:05 : 「オンラインメディアのための Google 検索入門」金谷武明(30 分)
18:35 : 「優れた顧客体験を作るための最新ウェブ技術」ダンカン ライト(30 分)
19:15 : 「ユーザーに支持されるコンテンツの作り方」ヨッピーさんセッション(45 分)
20:00 : 「ネットでメディアやる人が知っておかなきゃいけないこと」パネルディスカッション(45 分)
    ファシリテーター:安田英久さん
    パネリスト:ヨッピーさん、宮脇淳さん、青木耕平さん
20:45 : 質疑応答(30 分)
21:15 : ネットワーキングタイム
22:00 : イベント終了


ゲストスピーカー紹介

安田英久さん(株式会社インプレス Web担当者Forum編集長・ネットショップ担当者フォーラム編集統括)

情報サイト「Web担当者 Forum」編集長。プログラミング・サーバー・データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現職に。情報サイト「ネットショップ担当者フォーラム」を編集長として創刊し、現在は編集統括としてメディア運営全体をみている。


ヨッピーさん(ライター)

東京都在住のライター。大阪府出身。お笑いポータルサイト「オモコロ」やYahoo!ニュース個人など、様々な WEB メディアで活動中。企業や自治体の広告案件も多数手がける。好きな雲はちぎれ雲。


宮脇淳さん(有限会社ノオト 代表)

1973 年 3 月、和歌山市生まれ。雑誌編集者を経て、25 歳でライター&編集者として独立。5 年半のフリーランス活動を経て、コンテンツメーカー・有限会社ノオトを設立した。主力事業は、オウンドメディアのコンテンツ制作。品川経済新聞編集長、東京・五反田のコワーキングスペース「CONTENTZ」管理人、コワーキングスナック「CONTENTZ分室」店主を兼務している。


青木耕平さん(株式会社クラシコム 代表取締役CEO)

1972 年生まれ。株式会社クラシコム代表取締役。2006 年、実妹と株式会社クラシコム共同創業。07 年、賃貸不動産のためのインターネットオークションサイトをリリースするが、1 年ほどで撤退。07 年秋より北欧雑貨専門のECサイト『北欧、暮らしの道具店』を開業。現在は、オリジナル商品開発、広告、出版(リトルプレス発行)事業なども展開中。


お申し込みフォームはこちら!
みなさまのご応募お待ちしております!


※ 応募多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※ 当選者は 3/13 以降メールにてご連絡を致します。なお、抽選の場合、当選者のみのご連絡とさせていただきます。
※ 取材目的、記事執筆のみを目的としたお申し込みは対象外とさせていただきます。

女子のトレンド発信源にーーC Channelがリアルイベント「SUPER C CHANNEL」を今春開催

morikawa

スマホで情報がすぐ手に入るようになったが、実際に手に触れたり、体験したりすることで楽しめるものも多いだろう。10代や20代女子向けにファッションやメイク情報などを発信するC Channelも、オフラインで「体験」を提供する場を用意するようだ。C Channelは4月1日、2日に東京国際フォーラムで「SUPER C CHANNEL」を開催する。

ご存知の方も多いかと思うが、C ChannelはLINE元代表取締役の森川亮氏が立ち上げた動画ファッションマガジンだ。C Channelの動画はアプリの他に、FacebookやLINE、Instagramなどでも配信する分散型メディアの形を取っている。現在C Channelは、台湾、タイ、インドネシア、韓国、中国にも進出し、月間の動画視聴者数は約2億5000人、月間再生数は5億回に上るという。

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「SUPER C CHANNEL」は、C Channelで流行ったコンテンツをユーザーが実際に体験できるイベントと森川氏は説明する。イベントでは、C Channelで動画を配信している個人ユーザーの「クリッパー」やタレントと直接会えたり、ヘアメイクを体験したり、恋愛講座を受けたり、企業の最新商品などを試したりできる体験型のコンテンツを多数用意している。

イベントに先駆け、C Channelのアプリにはイベントでも使用できるポイント機能を追加する予定と森川氏は話す。ユーザーはブースを訪れたりすることでポイントを集めることができ、そのポイントを他のコンテンツを視聴したり、体験したりするのに利用できる。例えば、ポイントで視聴できるイケメン動画やオリジナルドラマなどを準備しているそうだ。また、C Channelからスターとなる人材を発掘し、応援できるコンテンツも用意し、4月のイベントではそうしたC Channel発のスターが登場するステージなども企画しているという。

またC Channelは、企業にとってもオンラインとオフラインの双方で、10代や20代女子との接点になるプラットフォームを目指すという。これまで多くの企業は、10代や20代女子にリーチするのにテレビや雑誌広告を使用してきたが、C Channelではこのデモグラフィックに向けた的確なターゲティングが可能という。C Channelでは企業に動画広告とコマースの商品を提供しているが、そのどちらも順調に伸びていると森川氏は説明する。C Channelの動画広告は、YouTubeのように見たい動画の前に広告が流れるというのではなく、広告自体をコンテンツとして楽しめるため回遊率が高く、ブランドリフトの効果があるという。すでに50社近くの動画広告を手がけたそうだ。また、昨年末から「ショッピング」の専用カテゴリー内で商品を動画で紹介し、購入から決済までがアプリ内で完結するコマースの仕組みを取り入れた。このコマースも、事業の柱として確立しつつあるという。

イベントでは企業と協力し、ブースやワークショップを用意すると森川氏は話す。企業は出展することで10代、20代女子に商品を訴求したり、テストマーケティングを行って意見を取り入れることができる。「これまではアナログからデジタルに行くという流れでしたが、今は、デジタルで先に知って、そこからアナログな場で、より深く浸透するという流れに変わってきています」と森川氏は話す。イベントはそうしたユーザーがアナログに企業のサービスやプロダクトを「体験」できる場にしたい考えだ。

イベントの様子はC Channelでも配信する。「C Channelの動画を見て、イベントで実際に体験し、それをまたC Channelで配信して楽しむという流れが生まれるよう準備しています」と森川氏は話す。C Channelはオンラインにとどまらず、オフラインでも新たなトレンドやムーブメントの発信源となることを目指すと森川氏は話している。

Google I/O 2017は昨年と同じく円形野外劇場で行うアウトドアイベントになる、5月17日から三日間

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Googleはまだこれを公式には認めていないが、同社のTwitterアカウントFirebaseGoogle Developersが今朝(米国時間1/24)、パズルをいくつかポストし、Hacker Newsのうるさがたたちがすぐに、それがGoogleの今年のデベロッパーカンファレンス2017 I/Oの場所とスケジュールだと解読した。場所は昨年と同じく円形野外劇場Shoreline Amphitheater(とその回りのたくさんの大きなテント)、日にちは同じく三日間で、5月17日から19日までだ。

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Shoreline Amphitheatreにおける昨年のイベントは、Googleとしては初めての、野外でのデベロッパーイベントで、地元(マウンテンビュー)でやるのも初めてだった。確かにいくつかの成長痛はあったがGoogleは、パネルの前や食べ物のところに長蛇の列ができるのを避けるために、この方式を定着させたいようだ。

これにより、昨年同様、I/Oはほとんどアウトドアイベントになる。そしてGoogleは再び、日焼け止めクリームを配り、スタッフは再び、夜はAndroidブランドの温かいセーターを着て、元気よく仕事をすることだろう。

毎年本誌は、このイベントを総力取材するが、でも今年は本誌主催のDisrupt NYと重なるので、力が分散するかもしれない。いずれにしても、5月にはこのイベントを、そのすばらしい細部に至るまで、ご紹介するつもりだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Adobe、MAXカンファレンスで画期的な音声合成システム、VoCoをスニーク・プレビュー

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今日(米国時間11/3)、Adobeはサンディエゴで開催中のMAXカンファレンスで開発中のプロジェクト、VoCoのプレビューを公開した。VoCoは音声をテキストと同様に簡単に編集することができる。それも既存の録音された音声を編集できるだけでなく、十分な音声データさえあれば、このシステムはまったく新しい発言を作り出すこともできる。

作動の仕組みは簡単に言えばこうだ。プロジェクトVoCoはまずそれぞれの話者につき20分程度の音声サンプルを必要とする。システムは音声素材を分析し、個々の音素(フォニーム)を抽出して音声モデルを作成する。VoCoのユーザーはこの音素を用いて新しい文章を発生させることができる。現段階では、耳をすませば、どこが編集された部分なのか、違いを聞き取れる。しかし実際の録音と生成された発言(つまりフェイク)との違いが判別できなくなる日も遠くないかもしれない。

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今日のデモは小人数のプレスが対象だったが、Adobeの説明によればVoCoは従来の音声合成システムとはまったく異なるテクノロジーだという。Adobeはこれをvoice conversionと名付けている(したがってVoCoだ)。 注目すべき点は、ユーザーがマニュアルで音声データを細かく修正する必要がほとんどないところだろう。もちろんテキストから自動生成された音声データをさらに自然に聞こえるようにするために手を加えることはできる。しかしたとえば編集のためにタイムスタンプを改めて設定するなどの必要はまったくない。こうしたことはすべてアルゴリズムが自動的にやってくれる。

このデモを見ると当然さまざまな疑問が湧いてくる。たとえば、近い将来、本人が喋ったとしか思われない録音を聞いてもそれが本物であるかどうか確信がもてない事態が訪れるのだろうか? もちろん純然たるテクノロジー上の見地からすればCoVoは画期的なシステムだ。

CoVoが紹介されたのと同じプレス・イベントでAdobeはさらに2種類の編集プロジェクトをデモした。Project Quick Layoutは―名前どおり―印刷物のレイアウトの編集を簡単にする。Project CloverはVR環境中で対象物を編集できるVRツールだった。

これらすべて「スニーク・プレビュー」で、Adobeは将来一般に利用できる商用プロダクトになることを約束しているわけではない。しかしこれまでの例をみると、こうしたブロジェクトの多くはAdobeのプロダクト中に活かされてきた。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

500 Startupsがデモデーを開催、TechCrunchお気に入りの16社はこれだ

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500 Startupsの18回目となるデモデーがサンフランシスコで開催された。金融テクノロジーから通話カンファレンスの改善まで幅広いジャンルのスタートアップがデモを行った。

500 StartupsはTechstarsやY Combinatorといったアクセラレーターと競合している。彼らが成功するためにはアクセラレータークラスからヒット企業を生み出す必要がある。500 Startupsはこれまでいくつか成功例を上げてきた。クラウドベースのコールセンター・ソフトウェアTalkdeskが最も成功したスタートアップだが、今回もまた多様なスタートアップがローンチしている。

500 Startupsの18番目のバッチからTechCrunchお気に入りのスタートアップをいくつか選んだ。

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SureBids

SureBidsはアフリカのギフトカード市場を伸ばしたい考えだ。SureBidsは食料品を買ったり、モバイル通信費や光熱費の支払いなどに使えるギフトカードを贈るためのサービスだ。

SureBidsはすでにSamsungやJumiaといった数社のパートナーと協力している。SureBidsはJumiaから派生した会社だ。SureBidsは3つの都市でサービスを展開している。大手テクノロジー企業にとってアフリカの経済圏は大きなビジネスチャンスになりつつある。ギフトカードという手法は、ブランドの認知度を高めたり、アフリカ大陸でカスタマーを獲得したりすることにも活用できる。

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Squadle

Squadleはレストランのオーナーがオペレーションを管理するためとコンプライアンスに準拠するための2つのソリューションを提供している。Squadleはワイヤレスな温度計を制作していて、リアルタイムでデータを収集することができる。また、オーナーは昔ながらの紙の書類に記入せずとも、「チェックリスト」端末から毎日のオペレーションの状況をタブレットで確認することができる。Squadleはすでにレストラン大手チェーン50社のうち8社と協力していて、4.5兆ドル市場の問題を解決しようと計画している。

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OnFarm
7名チームのOnFarmは農家がより多くの農作物を生産し、世界的な需要に対応するためのアグテックプラットフォームを提供する。Ocrean SprayやAnheuser Buschといった企業はOnFarmを使ってデータ管理を行っている。OnFarmのソフトウェアは広く普及しているリアルタイムの農業ドローンのデータを素早く取り込むことで、タイムリーな管理ができることが特徴だ。OnFarmはこれまでに月3万ドルの定期的な収益を獲得した。このプラットフォームは、農家が持つ様々なプラットフォームのデータを1つのミニマムなソリューションに統合することを目指す。

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Voxeet
通話カンファレンスは最悪だ。本当に。これを直せる人がいたら、何かおごってあげてもいいくらいだ。

Voxeetはこの分野に挑戦する。Voxeetでは通話相手を「動かす」ことができる。ユーザーアイコンを動かすと、それぞれの通話音声が出る方角や音量を調整することができる。例えば、通話している一人を画面の右側に移動させると、その人の音声はヘッドフォンの右側から聞こえるようになる。

Voxeetの目標は音声カンファレンスで通話を阻害する要素を減らし、カンファレンスの混乱をなくすことだ。また、カンファレンス参加者の中で大音量の人がいても、大声を張り上げずとも音量を小さくすることができるようになる。

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HeavyConnect
HeavyConnectは2016年のアグテックトレンドに乗るサービスで、法規制、コンプライアンス、オンラインの配送管理といったことにデジタル時代の光を当てる。Dole、Drsicoll、Grenn GiantはHeavyConnectを導入し、協力的なワークフローの実現や従業員管理の効率化に用いている。HeavyConnectのファウンダーであるPatrick ZelayaはJohn Deereで9年間セールスを担当していた。彼は農家が机で作業する時間を減らし、農場にいる時間を長く確保できるようにしたいと考えている。

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BeaconsInSpace
BeaconsInSpaceは、ビーコンを使って広告を打たずとも開発者がアプリをマネタイズできるサービスを構築する。ハードウェア所有者がオンラインに登録したビーコンでアプリはBeaconsInSpaceに直接つなぎ、ユーザーが移動したトラフィックデータをマネタイズすることができる。

リターゲティングキャンペーンを行うビジネスなどがこれらのデータを購入する。全てのデータは匿名化している。これはアプリユーザーにとって重要なことだ。この革新的なモデルでBeaconsInSpaceのデータセットは週次90%以上増加しているという。例えば小売店の場合、カスタマーが買い物している特定の通路まで詳細な情報を取得することができる。

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Siren Care

Siren Careは布に糸状のセンサーを組み込むことで、着用者の体調や異変などを検知する。Siren Careは従来の製造方法で、センサーを糸に組み込むことができるという。テキスタイル工場と提携できれば、彼らが成功する可能性は高まるだろう。

今の所、Siren Careは糖尿病患者のために体温検知ができる靴下を手がけている。彼らの目標は、痛みは伴わないが重症化する危険性のある病などを検知してトラックできる製品開発を目指している。

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Outsite
シリコンバレーに住んで、シェアスペースから働くことにはメリットがある。投資家コミュニティーのど真ん中にいるし、大企業もすぐそばにある。人材を探するのにも便利だ。

しかし、シリコンバレーでコワークや住居をシェアしている人たちはそれと同じ価格で、サンタクルーズのビーチ近くに部屋を借りることができる。確かに地理的なメリットはなくなるが、Outsiteは狭苦しいシリコンバレーに似たコミュニティーをそこで構築しようとしている。

また、このサービスには別の可能性もある。社員旅行先としての提案だ。

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Arthur Health
Arthur Healthは、薬局のためのIoTソリューションを提供するだけでなく、将来的には薬局になることを目指している。薬品業界は一般の人の健康や安全性に大きな影響があるにも関わらず、未だに古びたテクノロジーを使っているとArthur Healthは指摘する。Arthur Healthの低価格でスマートな薬を入れるボトルは、錠剤の量をトラックしたり、リマインダーを通知したりことができ、市場での普及を目指している。

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INZMO
家具や高価なデバイスに賃貸者保険をかける場合、大抵は銀行に行く必要があるだろう。INZMOは、スマホユーザーと保険会社の間をつなぎ、手間を軽減するサービスだ。

ユーザーが所有するものが増えても保険をかけることができる。コンピューター、デバイス、バイク、旅行保険まで対応するという。ユーザーは保険パッケージを選択し、保険をかけたい資産の写真を撮影する。カード情報を登録しておくことで、継続的に保険をかけておくことができる。

これを実現するには多くのハードルがある。例えば詐欺を防止する対策が求められるし、サービスを拡大する時に法規制の壁もあるだろう。しかし、アプリで自分の所有物に保険をかけるというのは良いアイデアのように思う。

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Infraspeak

製造業における故障などの問題が起きると、倉庫や工場のオーナーにとって高額なコストとなる。InfraspeakはNFCタップ(ピンチのようなもの)で、工場で働く人が問題を検知することができるツールを構築している。それらの情報は工場のマネジメント層に送られ、インフラの状態を検知し、維持するのに役立てることができる。

InfraspeakはIoT端末を拡大することを考えている。倉庫や工場のインフラをオンラインに持っていくことを計画しているが、セキュリティー対策が重要な課題となるだろう。

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WhereFor
オンラインには数多の旅行代理店が存在するにも関わらず、ホテルの部屋や航空券の予約には未だに多くの手間がかかる。ExpediaやKayakはカスタマーの手間をいくらか楽にはしているが、そのプロセスは透明性に欠け、何十回もクリックしなければ予約できない。会社が指定する旅行ポータルしか使用できないビジネス出張者はさらに最悪な状況だ。

WhereForは法人と従業員を苛立たせていた問題を解決する。WhereForでは、会議の予定を入れるだけで、パーソナルアシスタントが会社の出張ポリシーにも合う出張予定を立てる。既存のTravelportやSabreといったb2bサービスは目的地に到着することに最適化しているが、価格を優先に考慮しているのではない。WhereForはすでに110万ドルを調達している。

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Croissant

WeWorkのようなコワーキング企業や場所はたくさんある。しかし、フリーランサーで作業場所を少しだけ借りたい場合や毎回違う場所で働きたいと考えている人向けのサービスは少ない。

Croissantはその問題を解決しようとしている。Croissantはコワーキングスペースが余った場所を貸し出すことができるマーケットプレイスだ。Croissantはすでに4つの都市の50のコワーキングとパートナーシップを組んでいる。他の会社のサービスに便乗している形だが、これはHotelTonightのように、空いている場所をできる限り貸し出す良い方法になるかもしれない。

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Datatron
DatatronはAIの波に乗り、企業向けの需要予測を提供する。需要予測には最大24時間かかる場合もある。あまりのデータの量にインフラが追いつかないからだ。Datatronは、100倍の速度改善を実現したリアルタイムモデリングで企業の収益を10%以上向上できるという。Datatronは、グローバル展開している複数の企業と話を進めているそうだ。

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Andromium
スマホのOSは、限られた小さな画面スペースの中を動かすことに最適化されているが、Andromiumはさらに私たちが持っている端末の力を解放したいと考えている。信じられないかもしれないが、現在店頭に並んでいるAndroidスマホは、ほんの数年前のほとんどのラップトップより強力なものになっている。

Andromiumのソリューションは、デスクトップユーザーには馴染み深いマルチウィンドウ・アプリケーションをモバイル端末で使用できるようにする。Andromiumは8月からすでに350万ドルを売上げているが、彼らのターゲットはAndroidのスマホユーザーに限られている。

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Melodics

Seratoの前CEOであるSam GribbenはMelodicsで、誰もが楽器演奏を学べるようにしたい考えだ。オンラインの音楽レッスンは新しいアイデアではないが、Gribbenは人の習慣に基づくアプローチを採用し、DJ Jazzy Jeffなどのアーティストが登場することで、ユーザーが楽器を学ぶのを楽しめるようにしている。Melodicsは定常的な収益を2万ドルを得ていて、戦略パートナーの開拓を進めている。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

Appleから招待状―今月27日(日本時間28日)のイベントで新しいMacが発表される

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Appleからついに招待状が来た。

われわれはAppleが10月27日に大きな発表をするという情報はつかんでいた。Appleはついに、とうとう、やっと、Macをバージョンアップするようだ。MacBookを別にすれば、Appleはここ1年以上Macのバージョンアップをしていなかった。

ただし確実に判明しているのはAppleがプレスイベントの招待状を発送したこと、その日時は10月27日だということぐらいだ。

日時場所の他には、例によって、Appleの招待状には具体的な事実がない。というかほとんどない。

ほとんど、というのは招待状には“hello again”とあるからだ。そこで1984年のMacintoshの広告を見直してみると―

お急ぎの読者は0:18までスキップすると(サムネール画像をよく見るだけでもいい)、 “hello”という文字がMacintoshコンピューターのデビューを飾っているのがわかる。ご覧のように、今回の招待状と同じくhelloはすべて小文字で綴られている。

また1998年にiMacを発表したとき、ジョブズは再度、“hello”を使っている。

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こういう観察と、街に流れている噂を総合すると、イェス、27日のイベントでは新しいMacが登場するはずだ。

AppleではイベントをApple.comからライブでストリーミングすると発表している。日時は太平洋時間で27日午前10時からだ〔日本時間28日午前2時〕。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Tesla、10月17日に「驚きの新製品」を発表すると予告

PALO ALTO, CA - NOVEMBER 05:  A sign is posted at a Tesla showroom on November 5, 2013 in Palo Alto, California. Tesla will report third quarter earnings today after the closing bell.  (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

TeslaのCEO、ファウンダーのイーロン・マスクによれば同社は10月17日(日本時間10/18)に何らかの新製品を発表する。 マスクの日曜のツイートによれば、「誰も予期していなかったようなもの」だ。ただし17日に発表されるのはTesla/SolarCity関係のプロダクトではない。そちらの発表は28日だという。

17日にTeslaは新製品 (誰も予期していなかったもの)を発表する。その後、28日にTesla/SolarCityの発表がある。

マスクは電気自動車メーカーのTeslaと太陽光発電事業のSlarCityの共同で開催する10月28日のイベントについてはすでに予告を行っている。この発表には太陽光発電のSolar Roof、電力ストレージのTesla PowerWallの第二世代、Tesla EV充電システムなどが含まれるはずだ。

今回のマスクのツイートで、Teslaは上記のプロダクトの他になんらかの驚きの製品を用意していることが判明した。電気自動車の新モデルかもしれない(Roadster 2.0のお披露目が長らく待たれている)し、自動車運転車の改良かもしれない。Teslaは最近Autopilotを8.0にアップデートしたが、マスクは今年に入って「今年われわれは皆を驚かすようなスピードで自動運転テクノロジーを進歩させる」と示唆している。

今月のイベントについて発表したツイートに続いてマスクは「第4四半期にはTeslaにもSolarCityにも一部で観測されているような新たな資金調達の必要はない。また新しい会社の予定もない」と述べている。マスクが予告しているイベントの目的(の少なくとも一部)は、提案されているTeslaとSolarCityの合併が両社のビジネスにとって好ましい方向であると投資家を納得させることにあるのだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Google、Hardware 2016でスマートフォンのフラグシップ、Pixelを公開

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今朝(米国時間10/4)、GoogleはHardware 2016イベントの目玉としてPixelスマートフォンを公開した。仕様についはすでに多くの情報がリークされているが、Googleではここ数年で最大のハードウェアの発表だとしている。

ベースモデル(Googleページ)を見るとリーク情報の多くが正しかったことがわかる―デザインとしてはあまり特徴がなく、iPhoneに似ていなくもない。ただしディスプレイは大きく、下部に物理的ボタンがない。予想どおり、Pixelには2サイズあった。標準の5インチ(画面解像度441ppi)と 5.5インチのXLモデル(534ppi)で、両方ともガラスはGorilla Glass 4が使われている。市場に出ている他のモデルとの比較からするとXLと名乗るほどのサイズではなく、単にLでもよかったかもしれない。

背面にはガラス部分と金属部分がある。中央には指紋センサー、下部にはアンテナバンドがあり、GoogleのGのロゴが目立つ。またイベントでGoogleが強調したところによると、「背面には不格好なカメラの出っ張りがない」ということだ。

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出っ張りの有無はともかく、Googleはこのスマートフォンのカメラに自信を持っている。 PixelのカメラはDXOMarkのカメラ・テストのベンチマークで89という高得点を得ている。「このカメラはわれわれが作ったカメラの中で最良というだけではない―スマートフォン・カメラの中で最良だ」とGoogleはステージで宣言した。メインのカメラは1230万画素、f/2.0レンズを搭載する(フロントカメラは800万画素)。

GoogleはPixelが暗い場所でも鮮明な写真が撮れることをデモした。これには撮像素子の受光ピクセルのサイズが1.55ミクロンであることも貢献しているという。Smartburstモードでは数枚の写真を高速で連続撮影する。Lens Blurモードを利用すると最新のiPhoneに似たボケ効果が得られる。またこのカメラは毎秒30コマで4K ビデオを撮影できる。

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またPixelには写真に関して無料、無制限のストレージが付随する。 Pixelで撮影された写真とビデオはGoogleフォトにオリジナルの解像度のまま保存される。また今回発表されたQuick Switchアダプターを利用すると、既存のAndroidデバイスやiPhoneの写真も簡単にコンバートできるという。

PixelにはクアドコアのSnapdragon 821CPUと4GBのRAMが搭載される。バッテリーは2770mAhと標準的だが、7時間分をわずか15分で充電できる。大型のXLモデルは当然ながらずっと強力な3,450mAhバッテリーを積む。最大作動時間はそれぞれ13時間、14時間だ。Pixelのデフォルトのストレージは32GBだが、ユーザーは128GBまで選ぶことができる。

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本体下側にUSB-Cポートが設けられている。また上部にはヘッドフォンジャックがある(どんなもんだ!とGoogleはデモビデオ中で咳払いしている)

このイベントは名前のとおり、ハードウェアがメインだったが、そこはGoogleのことで、本当のテーマはやはりソフトウェアだ。Googleはイベント中で何度もGoogle Assistant AIについて触れていた。Pixelは音声認識に優れた使いやすい人工知能を利用したアシスタントを標準装備する初めてのハードウェアだという。Googleによれば「われわれはGoogle Assistantをコアとしてハードウェアを設計している」という。

「Googleマジック」についてはすでに数多くのリークで概要は分かっていたものの、新しい人工知能アシスタントのデモを眼前に見ると強い印象を受けた。このスマートフォンは当然ながらGoogleの新しいメッセージ・アプリDuoとAlloがプレインストールされている。スマートフォンは両モデルとも最新のOS、Android Nougat 7.1搭載だ。7.1搭載のスマートフォンが市場に出るのはこれが初めてだ(LG V20は7.0搭載だがまだ店頭に並んでいない)。

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GoogleはPixelにカスタマーサポートをデフォールト作り込んだ。これはAmazonがKindle FireタブレットにMayDayというオンライでの直接ヘルプ機能を搭載したことにインスピレーションを受けたのだろうか? スクリーン共有ができる点も同じだ。

Pixelのカラーバリエーションは3色、グレイグレイのVery Silver、黒のQuite Black、それに限定版のReally Blueだが、これは実際、鮮やかな青だ(アメリカ国内のみ)。予約注文は今日から受け付ける(アメリカ、カナダ、オーストラリア)。インドでは13日からになる。

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Pixelの最安モデルは649ドル(27ドル/月)だ。VerizonではなくGoogleのサイトから購入した場合はアンロックモデルとなる。ただしアメリカではVerizonが独占キャリヤとなっている。Googleでは各種のアクセサリーの予約も受け付けているので、ガラスとアルミの美しいデザインにキズをつけたくないユーザーはチェックしてみるとよいだろう。

Pixelの予約はこちら

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

リオデジャネイロオリンピック開幕間近。もちろんGoogleも準備完了

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いつの間にやら「まもなく」オリンピックの時期となった。ソファーに座っていろいろな競技についてのニュースをチェックしてきたあなたの努力も、いよいよはれ舞台で活用できる日が近づいているわけだ。Googleも準備万端整えて、さまざまな人の愉しみを支援してくれようとしている。

Google以外もオリンピック関連コンテンツをフィーチャーする昨今だが、Googleはより簡単に、オリンピックを一層楽しむための仕組みを提供しようとしている。検索で得られる結果についても当然ながらオリンピックを意識したものとなっている。個々のアスリート情報、種目別の結果、メダル獲得数や国別の試合スケジュールなども表示されるようになった。モバイル版のGoogleアプリケーションでは、オートアップデートの機能も加えられている。

この動きに(もちろん)YouTubeも加わっている。YouTubeはリオデジャネイロに15名を派遣して現地の様子を伝えようとしている。また60ヵ国のメディアと協力して、ハイライトを提供することにもなっている。たとえばAmerica MovilやNHKなどとも提携していて、Googleの検索結果にもビデオ情報が反映されることとなる。さらにはGoogle Mapを使ったハイライト情報も提供されることとなっている。

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(翻訳:Maeda, H