ストック画像/ビデオサービスのVideoBlocksが360度ビデオをレパートリーに加える、VRにはまだ懐疑的

会員制やふつうのマーケットプレースとして、使用料有料でさまざまな画像やビデオを提供している“ストック画像サービス”のVideoBlocksが今日(米国時間4/18)、その提供品目に360度ビデオを加えた。

VideoBlocksのファウンダーで常勤会長であるJoel Hollandによると、同社はコンテンツを(主に会員制用のライブラリのために)自分で作る場合と、Ovrture, DeepVR, 360labsなどのパートナーからのプロの作品を利用する場合がある。そしてパートナーからの作品に、最近では都市や風景、ビーチなどの360度ビデオがある。また無制限のダウンロードができる会員制のライブラリには、主にニューヨークやロサンゼルスなどの都市の360度映像がある。

そのほかのコンテンツプロバイダたちも、同社とパートナーしてビデオを提供したがっている。VideoBlocksの収益は会員制サービスからなので、マーケットプレースにおける一回かぎりの利用は売上が全額、コンテンツプロバイダへ行く。

Hollandによると、同社の有料会員は今14万名/社を超えている。そして、今年の、コンテンツプロバイダへの支払い額の予想は約600万ドルだ。

Hollandは、自分はVRコンテンツに対しては懐疑的だった、と認める。同社は今でも3Dビデオを完全に無視しているが、まあ賢明な判断だろう。Hollandは語る: “VRには懐疑的だったが、装置のメーカーたちがカメラも作り始めたようだから、そろそろ市場も本物になるかな、と感じている”。顧客からはすでにVRコンテンツの要望はあるが、もうすこし様子を見たい、と彼は言っている。

しかし、360度ビデオには、今からすでに、さまざまな商用利用があるだろう、と同社は見ている。プロモーション用にYouTubeにポストするだけでなく、自社のアプリで使うこともありえる、と。Hollandによると、同社の提供コンテンツを直接利用するのではなく、自分で360度ビデオを作るための参考にする、という使われ方も多い。しかし、360度ビデオの自作は、企業にとってまだまだ、難しいし費用もかかるのだ。

今のところ同社のマーケットプレースには40〜50本、会員制ライブラリには10本あまりの360度ビデオがあるが、今後は急速に増やしたい、という。マーケットプレースでは、単眼ビデオが399ドル、立体映像なら499ドルだ。360度ビデオにはまだ標準フォーマットがないので、同社はいろんなコンテンツプロバイダから各種のフォーマットのビデオを集めている(あらかじめフォーマットを特定・指定しない)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

MicrosoftのAzure Media Servicesにビデオの要約を自動作成、タイムラプス生成、ビデオ画面に対するOCRなど、多くの新機能が加わる

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ビデオ関連のワークフローを支えるツールをクラウドから提供しているMicrosoftのAzure Media Servicesが、相当賢くなるようだ。今日ラスベガスで行われた2016年NAB show〔放送機器のカンファレンス〕でMicrosoftは、同社がビデオ用の機械学習サービスのために開発したツールの一部を、Media Servicesが利用していく、と発表した。

これによりたとえば、Media Servicesはソースのビデオからいちばんおもしろい部分を取り出したり、ビデオ全体の要約を素早く作って見せたりできる。

また、これらのツールには顔認識の技術や、人間の感情を見分ける能力も加わる。感情の判別は同社のCognitive Servicesがすでに、静止画像に対して行っている 。これらの技術や機能により、たとえば、何かのイベントで行われたスピーチに、人びとがどのように反応したかが分かるようになるだろう。あなたのキーノートがあまりにも長かったら、人びとの感情は、楽しい→無関心→うんざり、と変わっていくだろうね。

Microsoftは今、Hyperlapseというものも作っている。それは、いわゆるタイムラプスビデオをAzure Media Servicesの中へ作り込める機能だ。この機能はすでに公開プレビューをやっており、最初、最大1万フレームまで、という制限があったが、今はない。

そのほかの新しい機能としては、動きの検出、音声をテキストに変換するインデクサーが新たに6つの言語(計8言語)に対応、ビデオ中のテキストに対する動き検出とOCR機能、などがある。たとえば、ふつうの、キーワードによる検索の結果に、ビデオも含まれるようになるのだ。

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誰もが自分のビデオストリーミングサイト(&アプリ)を作れるサービスUnreel.me、アナリティクスも提供

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Unreel Entertainmentがこのほど立ち上げる新しいプラットホームUnreel.meは、ユーザーが自分のビデオストリーミングサイトやアプリを作るためのツールを提供する。

ビデオはUnreel.meにアップデートしたビデオだけでなく、ソーシャルネットワークにポストしたコンテンツでもよい。また、それは広告収入を得るための広告や、有料料金制(paywalll)の案内、会員勧誘、商品の売り込みなどでもよい。

この立ち上げと併せて同社は、100万ドルの”Creator Appreciation Fund”(ごほうびファンド)を発表した…Unreel.meで稼いだ最初の100万ドルは、全額がクリエイターの収入になる。そのあとは、Unreelが15%を取る通常のマージン制になる。プラットホームの利用そのものは、完全に無料だ。

クリエイターがYouTubeやソーシャルネットワークを使わずにファンを獲得し収益を得る方法を、いろんなスタートアップが実験している。たとえばVictoriousでは、クリエイターが自分のモバイルアプリを作れる

Unreel.meは、それらとどこが違うのか、協同ファウンダーでCEOのDan Goikhmanは曰く、“Unreel.meではどんなコンテンツオーナーやアグリゲーター(集積者)でも自分のストリーミングサイトや、どんなプラットホーム上のアプリでも持てる。つまり、誰でも今日からすぐ利用できるし、セットアップは1分弱でできる”。

モバイルの広告ネットワークMojivaの協同ファウンダーで営業のトップでもあったGoikhmanによると、Unreel.meを利用するサイトは、同社製のビデオアナリティクス技術を利用してビジュアル検索やコンテンツのリコメンデーション、個人化(パーソナライゼーション)などができる。

Unreelは150万ドルのシード資金をDigital Ignition Entertainmentとエンジェルたちから獲得している。Unreel.meのホームページへ行くと、初期の利用者の一部と彼らのサイトが分かる。

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Facebook LiveがAPIを公開、早速パートナーしたライブビデオカメラMevoのLivestreamに話を聞く

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Facebook Liveは、ライブビデオを一気に大々々大衆化した。そしてこれからは、サードパーティのデベロッパーもその波に乗れる。

FacebookのデベロッパーカンファレンスF8で今日(米国時間4/12)、Facebook Liveを利用したいデベロッパーのためにそのAPIを公開する、と発表された。発表の中で、すでに決まっている最初のパートナーの名前…Livestream(Mevoカメラのメーカー), BuzzFeed, Vidpresso, ドローンメーカーのDJI…も明かされた。

FacebookのChris Cox(上図)によると、その目標は“何百人もの人たちが同じ瞬間を同じタイミングで経験できること”、だ。Coxは、このAPIによってハードウェアメーカーもソフトウェアメーカーも共にFacebook Liveを自己のプロダクトに統合できる、とも言った。

Livestreamから、Facebookとの関係について聞いた。同社のMevoカメラは最初、Moviという名前だったが、まるで複数のカメラで撮ったかのようなイリュージョンを作り出す。iPhoneの上でビデオを現場でエディットできるし、特定の部分だけを取り出す自動編集もできる。

Movi iPhone

Mevoは、ライブのブロードキャストしかできないデバイスではないが、ライブで使うとなったらFacebook Liveが恰好の場所だろう…Livestream自身のWebサイトもあることはあるけど。CEOのJesse Hertzbergによると、Livestreamのねらいは、企業がビデオを簡単に共有できるようになること、しかもLivestreamのサイトに限定されずに。

しかも彼によると、ユーザーからの要望でいちばん多いのが、“あのね、FacebookとかTwitchとか、自分の好きなところへストリーミングしたいんだけど”、だった。Livestreamも、この要望は無視できない。

“カメラはできるだけたくさん売りたいから、Facebook Liveを使えることは、拡販の良い機会だよ”、とHertzbergは語る。

さらにHertzbergによると、アーチストや企業などにとって、Facebookはライブイベントをファンや顧客に通知するための絶好の場所だ。LivestreamはすでにパブリッシャーのTastemadeとパートナーして、初のMevoによるブロードキャストをFacebook Live上に作った。そのビデオはこのページの下にあったけど、ライブだから今はない。上のビデオは、このブロードキャスト機能の使い方の宣伝だ。

Mevoカメラは今は予約販売のみで、値段は299ドルだ。発売は、7月を予定している。

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あなたのiPadを本格的なビデオプロダクションスタジオにするSwitcher Studio、マルチカメラの撮影環境もセットアップ可能

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携帯〜スマートフォンのカメラがどんどん進歩したため、あの不格好で扱いにくい、カメラでしかないカメラは使う人が減りつつある。でも本格的な編集や映像制作となると、今でもデスクトップの仕事だ。とくにビデオの場合は、本格的なミキサー卓(ミキシングコンソール)のあるスタジオを使うことも多い。

そこでSwitcher Studioの登場だ。これがあると、お手元のiXXXXXデバイス(実際にはiPad)を使ってライブビデオのミキシングやプロダクション(制作行為)ができる。

いちばん基本的な使い方としては、iXXXXXデバイスで撮ったビデオをSwitcher Studioを使って編集したり、YouTubeやUstream、Twitchなどに直接ストリーミングしたりする。

でもこのアプリのディレクターモードでは、もっとすごいことができる。ほかに4つのiOSデバイスとワイヤレスで接続して、それぞれのカメラからの映像をSwitcher Studio上で今制作している本作中にミキシングできるのだ。

SwitcherTCHeader

ということは、最初は一台のiPadでしかなかったものが、今や、マルチカメラのプロダクションスタジオになる。ビデオソースとしては、ラップトップを加えてもよい。そうすると、Webの画面やPowerpointのプレゼンなどを、本作中へ混ぜ込める。

という、すごいことができるSwitcher Studioは、ビデオの編集機能も充実しているから、本物のプロが本物のスタジオで作ったようなビデオだって、作れる。トランジション、ピクチャインピクチャ、テレビ的なグラフィクス、オーバレイ、などなどができる。しかもそれらの編集をリアルタイムでできるし、あるいは録画完了後のポストプロダクションとしてもできる。

まだ自己資金だけでやってる同社は、月額25ドルの使用料をユーザーに求める。それでiOSとデスクトップの両方のアプリケーションを使えるし、あるいは同社のクラウドプラットホームにビデオをアップロードして、YouTubeなどからライブでストリーミングすることもできる。

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ビデオを編集してその人が言ってないことを言わせるシステムFace2Face

昔々は、何かが真実であると信ずるためには、その写真があるだけで十分だった。たしかに、たまにはBig Footのようなでっち上げもあるが、でも多くの場合、人が信じて疑わないほどの贋作を作れるほどの、時間と才能の持ち主は(当時は)まれだった。

そして今は、Photoshopの時代だ。画像の編集や贋作が氾濫し、“FAKE!”(これ、ニセモノよ!)がデフォルトになってしまった。疑わしい写真は、ほかの方法で正しく証明されないかぎり、偽物なのだ。

でも、ビデオはまだそこまで行ってない。もちろん贋作ビデオは大量にあるが、偽ビデオを作るためのビデオの編集作業は、写真に比べると相当難しいし、贋作らしくない贋作を作るためには時間と才能が必要だ。ビデオに対する“FAKE!”の叫び声は、まだ比較的静かな方だ。Facebookのフィードがたぶん証明しているように、まあまあの出来栄えの贋作ビデオでも、本物と信じてしまう人は多い。

しかしそれも、長くは続かないだろう。

上のビデオは、Face2Faceと呼ばれるシステム(研究論文がこれ)の、まだ試作段階のデモだ。研究者たちはStanfordやMax Planck Institute、それにUniversity of Erlangen-Nurembergに在籍している。

簡単に説明すると: 誰かが話をしているYouTubeビデオをダウンロードする。ここでは、George W. Bushにしよう。標準のRGB Webカメラを使って、別の人が大げさにYouTubeの本人とは違うことを言ってるビデオを撮る。この二つのビデオをFace2Faceのシステムに投入する。そうすると、本物のGeorge W. Bushの顔と思われるビデオが、第二のビデオとほぼ完全にシンクして、後者がビデオで撮ったスピーチを喋っている。口の動きだけでなく、口の中まで同じだ。

edit

映像は、まだピクセル単位で完全ではない。これらの、比較的低解像度のビデオクリップでさえ、どこか変だ、と思わせる不気味の谷効果がある。しかしそれでも、研究の初期段階にしてはかなり自然な出来栄えだから、すごい。

どこか変だと思わせるのは、そもそもこの種の技術を見るとき人間は、“変なものを見せられる”と構えてしまうからだ。編集のターゲットとしてよく知られている政治家の顔を使ったのも、その点を意識している*。…だから政治的ビデオの贋作は、写真の回覧などよりずっと影響が大きいのだ。〔*: そこらの無名の人がターゲットだったら、かなりおかしいと思ってしまう。よく知ってる政治家の顔だから、その視覚慣性で、つい、本物の本人と見てしまう。〕

でも、大騒ぎすべきではない。贋作は、昔からあらゆるメディアに存在している。この技術はまだ、研究者たちの手を離れて一般に供用されていない。“うーん、よく似てるけどねぇ”の不気味の谷から、すべてのピクセルが完全な状態に達するまでには、とても高いハードルがある。おぼえておくべきは、写真の場合と同じく、ビデオに映ってるからといって、それが本物とはかぎらない、ということ。そして、今後だんだん多くの人が、このことを自覚するようになるだろう。

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LINEでは最大200人の友だちと音声チャットが可能に–ビジネスでも便利に使えそう

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スマートフォンで一度に複数の友だちとチャットしたいことって、あるかな? そんなあなたは、今日(米国時間3/10)から幸せだ。モバイルのメッセージングサービスLINEでこれからは、それできるのだ

LINEで一対一のビデオや音声呼び出しは前からできたが、今度の新しい機能では音声で複数の人を呼び出せる。同時に最大200名まで可能だそうだ。

200人の友だちと同時会話したい人は、あまりいないと思うけど、十分に使い物になるならば、ビジネスの用途はあるだろう。というかLINE自身も、昨年LINEとは別途に、グループ呼び出しアプリをローンチしたときには、一部のエンタープライズ呼び出しシステムをリプレースしたい、という野望を語っていたから、今回やっと、それのLINE本体への統合が実現したのだ。

この機能でLINEは、Facebook MessengerやWhatsAppなどのその他大勢と一線を画すことになるかもしれない。Messengerは、アクティブユーザー数が10億を超えているだけでなく、ビデオと音声を使えるし、WhatsAppは昨年、音声を加えた(噂ではビデオももうすぐ)。しかしどちらも、今現在は多数者同時呼び出しをサポートしていないから、LINEの人気がさらに高くなるかも。

この新しい機能はLINEの四大市場、日本、タイ、台湾、インドネシアを除く世界各国で利用できる。この4つの国は、Lineの月間ユーザー数2億1500万の67%を占めるから、同社にとってすごい負荷だ。そこでこれらの国での新機能の提供は、後回しになったのだ。

日本のLINEは韓国のインターネット企業Naverが創業し、今年は合衆国と日本と両方で同時にIPOする、と噂されている。同社は2014年と2015年には、上場の計画を廃棄している。同社の年商は昨年初めて10億ドルに達したが、ユーザー数の成長は鈍化し、また競合アプリもいろいろ登場しているので、それらが懸念材料となっている。

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ビデオはひたすら受け身で長時間見るものから、個人化された対話的コンテンツへ。その先駆けPlaybuzzのVideo Snaps

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長い々々ビデオだけど本当に見たい箇所は数十秒しかない、という、かったるい経験を誰もがしている。そこで、パブリッシャーのためのツールを作っているPlaybuzzが、Video Snaps(ビデオのスナップ集)というソリューションを作った。

Video Snapsは消費者(視聴者)のためのツールではなくてパブリッシャーのためのツールであり、既存のビデオを複数の部分に分割する。そうすると視聴者は、見たい部分へ直接行ける。たとえばDonald Trumpのスピーチを全部見なくても、The Hillのビデオスナップなら、彼の(たとえば)ヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースに関するコメントだけを見る(聴く)ことができる。その部分を指しているリンクを、友だちと共有することもできる。

YouTubeにも、ビデオの特定の部分に注釈したりリンクを作る機能はあるが、その実装はやや面倒で使いづらい。ぼくみたいに、本誌TechCrunchにビデオ全編を埋め込んで、”1:30へ行ってください”なんて書くやつも、いけないんだろうね。

Video SnapsはYouTubeと違って、パブリッシャーにとってかなり使いやすい(デモを見るとそう思ってしまう)。しかも各スナップがカラフルで目立つフォーマットで提示されるから、視聴者にとっても便利だ。

もちろん、視聴者の関心を掴むためには、そのかんじんの30秒だけをポストする、という手もある。ほかの部分はまったく要らない、まったくどーでもいいのなら。

しかし実際には、見たい箇所が人によって違ったりするし、見たい箇所が複数のこともある。ただしそのために全編を見る気はしない。

Playbuzzのコンテンツ担当VP Shachar Orrenによると、今ではパブリッシャーの方も、対話性のある新しいタイプのビデオとそのフォーマットを作るべく、いろいろ実験をしている。だからOrren説では、究極的には各視聴者が各ビデオの“自分だけの個人化された経験”を持つようになる。

Orrenによると、Video Snapsのフォーマットはモバイルでも見やすい。そのために、かなりの努力をした。CEOのShaul Olmertは、モバイルの視聴体験を述べているメールを見せてくれた。

Olmertは述べる、“モバイルでは人間の方が、電話とかテキストとかアプリとかでマルチタスクをしているから、ビデオは5分でも長すぎる。バス停でバスを待ったり、銀行の列に並んでいるときに、今週のスポーツのハイライトだけを見たいのさ。だから、これまでのビデオのフォーマットは、すべて落第だ。友だちに教えてもらった、たった38秒のハイライトを見るために、無意味なスクロールを、えんえんとやったり、とかね”。

今PlaybuzzがパートナーしてVideo Snapsフォーマットの実験をやってるパブリッシャーは、The HillのほかにRed Bull Germany, Collider, Dream Team(The Sunがオーナー)などだ。ただしもちろん、パブリッシャーでなくてもVideo Snapsによるビデオスナップ集は作れる。

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Videogram、朝日放送グループのABC Dream Venturesのリードで新たな調達ラウンドを完了

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Videogramは、パブリッシャーやクリエーターのオンラインビデオ活用を手助けする日米共同設立の会社だ。今年計画されているシリーズBラウンドに先立ち、つなぎとなる調達ブリッジラウンドを完了した。

この会社は昨年Cinemacraft(製品名はVideogram)から社名変更した。最後の資金調達は2015年2月に完了した390万ドルのシリーズAラウンドだ。今回のブリッジラウンドは金額非公開だが、TechCrunchは契約に近い筋の情報から、約60万ドルと推測している。

ラウンドをリードしたのはABC Dream Ventures、日本のメディア大手、朝日放送のベンチャーキャピタル部門だ。他に、500 Startups、NTT Docomo Ventures、Samsung Ventures、Turner BroadcastingのMedia Cap、およびタイラ・バンクスのFierce Capitalが、設立3年目のVideogramに投資した。

契約の一環として朝日放送は、動的埋め込みや、その他のビデオ表示サービスを含むVideogramの技術を、日本の消費者向けサイトで活用する。

Videogramのファウンダー・CEO、Sandeep CasiはTechCrunchに、新規資金は計画中のシリーズBラウンドに先立ち、アジアの― 主に日本、インド、ベトナム ― および米国の新たな多チャンネルネットワークパートナー獲得のために使うと話した。

本誌が最後にVideogramを取材したとき、同社は様々なツールを公開して、放送局やブランドが、YouTubeのような保存場所に頼るだけでなく、自社のビデオクリップのエンゲージメントを高める新しい方法を提供した。例えば、ビデオクリップから自動生成される滑らかなGIFや、カスタマイズ可能なビデオプレーヤーは、すべてのパワーをYouTubeのアルゴリズムに明け渡すことなく、ビデオが生んだトラフィックを他のページに分散されることができる。プレーヤーはホワイトレーベルで、Videogramの顧客である日本のBitstarは、300以上のYouTubeパーソナリティーを管理する代理店だ。

それ以外に、Videogramには新しいアップデートが2つある ― コードを1行書くだけでよい、ウェブサイト用の自動埋め込みと、YouTubeブロードキャユター向けのチャンネル埋め込みだ(後者はタイラ・バンクス等が使用している)。

そして、iOS版Videogramアプリが、昨年終りに更新され、YouTubeブロードキャスターのための様々な機能が加わった。例えば、GIFアニメの簡易生成や、フレームベースの専用エディター等だ。このアプリやVideogramのパートナー契約は、 同社自身のコンテンツプラットフォームを強化するものでもある。プラットフォームには、タイラ・バンクスの美容アドバイスや、Will It Blend!、Michelle Phan、本誌のTechCrunch TV等、数百のチャンネルがある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebookがライブビデオのブロードキャスト機能をAndroidユーザーにも提供

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Facebookが今日(米国時間2/26)公開したブログ記事によると、ライブビデオの機能をAndroidからも利用できるようにする。来週、まず合衆国から始まるが、“そのほかの国もいずれ”とFacebookは確約している。

ライブビデオはTwitterの類似サービスPeriscopeや、FacebookのAPIを使ってるのにTwitterからブートしていたMeerkatへの対抗策だ(PeriscopeはTwitterがオーナー、Meerkatは独立のスタートアップだ)。ライブストリーミングを開始するボタンはFacebookのモバイルアプリのトップにあり、ユーザーはリアルタイムの自撮りビデオ(やそのほかのリアルタイムビデオ)を友だちなどにブロードキャストできる。

Facebookがこのサービスを始めたのは昨年の夏で、最初はセレブ専用の機能だった。そして今年の1月には、FacebookのiOSアプリの合衆国のユーザー全員に公開された。今日の発表によると、今では30か国以上のiOSユーザーがこの機能を利用しているそうだ。

Facebookの月間アクティブユーザーは15億もいるから、企業、とりわけモバイルビデオのスタートアップは飛びつくだろうが、でも新しい機能やサービスがどれも必ず成功するとはかぎらない。Facebookには、あまりにもいろんなものがあるから、特定の機能を優遇して磨きをかけることは、めったにない。またFacebookは、ニュースやライブビデオのような、即時性が命(いのち)であるイベントのためのメディアとして、必ずしも最適ではない。

そもそもFacebook上でライブであるためには、友だちの方にその用意ができてないといけない。でもそれは、Facebookのユーザーがやり慣れているお誘(さそ)いとは、かなり違う(ライブビデオは即時性・緊急性がある)。

しかしそれでも、Facebookは人気のあるセレブのほぼ全員の関心をつかみ、彼らはこのサービスを利用して何百万ものファンとコネクトし、有名人だけとはいえ、ライブビデオの大きなポテンシャルを見せた。たとえば、Facebook上に400万近いファンがいるコメディアンのRicky Gervaisは、メディアのフィルタや制約なしで、ファンやオーディエンスと直接の対話ができるライブビデオを称賛した。

問題は、Facebookがはたして、セレブの場合と同様の幅広い対話的インタフェイスをふつうの人にも提供できるか、だ。今回のAndroidユーザーへの拡大によって、サービスのユーザーがよりグローバルに増えていくから、この問題への答が出るのもそう遠くない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Facebookがビデオの視聴成績を表す数値項目を増加、ユーザーにより良いビデオを作ってもらうため

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良いビデオは見る人が多いし、Facebookの広告収入も多い。そこでFacebookは今日(米国時間2/18)から、ビデオ作者にビデオの良し悪しを表す数値を提供して、今後もっと良いビデオを作るために、反省すべきは反省していただくことにした。

FacebookのPage Insightを見ると、ユーザーがビデオの視聴に費やした時間や、ビデオを10秒以上見た回数などが分かる。たとえば、長さが10秒以下のビデオは、その97%が見られている。

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投稿ビデオの成績表

これまでFacebookが発表してきた数値は、3秒以上そのビデオを見た人の人数だった。それでは短すぎて何も分からない、という批判が多かった。

そこでFacebookのビデオのPage Insightsは、もっと見やすいデザインに変わり、次の数値が入ることになった:

[New]は新項目

  • 見られた総分数[New]
  • 10秒以上見られた回数[New]
  • 総視聴回数
  • ユニークビューワー数
  • どこまで見たかの平均%
  • オーディエンス滞留率
  • 平均視聴持続時間

ページのアドミンは、これらの数値をSound-On(音あり)とSound-Off(音なし)で比較でき、前からあった、オーガニックと有料の比較もできる。Facebookが最近行ったNielsen調査では、“ビデオキャンペーンの47%はその価値が最初の3秒で表現される”。でも、クリエイターが知りたいのは、どんなビデオならよく見られるのかであり、きれいなビデオはスクロールが遅くなる、なんてことではない。

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数値項目が増える前の古いビデオインサイト

Facebook上のビデオは、毎日の視聴時間が1億時間、視聴回数(ビュー数)は80億と、爆発的だ。誰が何を見ているかに基づいてビデオのリコメンデーションができるだけでなく、意外性に富んだビデオをプッシュできる大きな機会でもある。YouTubeでは人びとが目的意識を持ってビデオを見たり、特定のクリエイターを追ったりするが、Facebookにおけるビデオの視聴は、どっちかというと偶然性のかたまりだ。

しかもその偶然性は、Facebookにとって機会でもある。優れたビデオがたくさん作られているが、個人が知りうる量は少ない。でもその一部がNews Feedに入っていたら、嬉しいだろう。何十億もの人たちが毎日のようにFacebookに病みつきになっているのも、よそでは得られない、友だちからのコンテンツに出会えるからだ。これからは、ビデオの良し悪しがこれらの数値で具体的に分かるから、Facebookはさらに視聴者を稼ぎ、ビデオ作者をより大切にし、YouTubeなどとの競合に勝っていくだろう。

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AdobeがAnimate CCをローンチ、Flash Professionalをついに改名; デザインツールMuse CCもアップデート

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Adobeが今日(米国時間2/8)、Animate CCを公式にローンチした。それは同社のWeb用アニメーションツールの最新バージョンだ。Animate CCは前にはFlash Professionalという名前だったが、しかしFlashの重要性は(ありがたいことに)この数年間で下がったから、同社はその一般的な役割を強調する名前に変えよう、と決意したのだ。

Flash Professional、じゃなかったAnimate CCのニューバージョンと、WebデザインツールMuse CCのアップデートは、Creative Cloudの会員なら誰もが使える。

Animate CCは、名前を変えただけでなく、新しい機能もいろいろ加えた。その多くは、Creative Cloudのそのほかのツールと歩調を揃えるためだ。まず、Animate CCはCreative Cloud Librariesをサポートし、それによってたとえば、そのほかのCCアプリケーションや他のユーザーとコンテンツを共有できるようにする。また、Adobe StockTypekitも最初からサポートされている。アニメーターは、自分のビデオを4Kでエクスポートできる。

Animate CC_Stock and CC Libraries integration

Adobeによると、Flash Professionalで作られたプロダクトの1/3は、実際にはHTML5のコンテンツだった。そのことも、旧名が今や場違いである理由のひとつだ。AdobeのエヴァンジェリストPaul Trani曰く、“HTML5がスタンダードになったし、今度の名前の方がツールの役割を正しく表している。ユーザーは、何をどうしても構わない。Flashを使いたいって? おぉ、それもけっこうですよ!”。

Traniの説明では、ほんの少しの例外を除いては、Animate CCのユーザーがやりたい標準的なユースケースのほとんどを、FlashでなくHTML5で実装できる。

今日同時にリリースされるMuse CCのニューバージョンは、ユーザーがコードを1行も書かずにWebサイトをデザインし構築できるツールだが、やはりこちらも最初から、CCのライブラリや、AdobeのCreative Sync機能、Adobe Stockなどをサポートする。

そしてもっと重要なのは、Muse CCのニューバージョンではデザイナーがレスポンシブなサイトをデザインできることだ。これまでのMuseにこの機能がなかったことが、むしろ奇妙だけどね。

Muse CC_setting breakpoint for responsive layout

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Facebook、ライブビデオ配信でTwitterのPeriscopeに挑戦―当面米国iPhone向け

2016-01-29-facebook-live

iPhoneユーザーはさっそくライブビデオ配信の準備をしよう。Facebook対Twitterのビデオ・ストリーミング対決だ。今回アップデートされたFacebook Liveでは、ビデオはFacebook本体と連携しており、ソーシャル・ネットワークを利用できる上に後からいつでもビデオを再生できる。ライバルのTwitterのPeriscopeは本体と別個の独立したサービスで再生できるのはビデオ公開後24時間に限られている。

5ヶ月もかけてベータ版に徐々にバグ修正や機能追加を加えた後、とうとうFacebookがライブ・ビデオ機能をアメリカのすべてのiPhoneユーザーに公開した。iPhoneユーザーが近況を投稿しようとすると、写真、スタンプ、場所などの投稿ボタンに並んでビデオのライブ配信のボタンが表示される(Android版は現在作業中だ)。

Facebook Live Rollout

Facebookはライブ・ビデオ機能にまず誰でも知っているセレブを動員した。つづいてMomentsアプリにジャーナリストや著名人が本人だと身元を確認されたアイコンを付して登場した。そしてついにすべてのiPhoneユーザーがライブ・ビデオを利用できるようになった。

ここでMeerkatの話題の話題が出ないのをいぶかしむ読者もいるかもしれない。Meerkatは運営中だが、背後にプラットフォームとなる巨大ソーシャル・ネットワークを持たないためストリーミング・サービスの話題からは除外される。

最大の問題は、ビデオ再生について「その場限り」を強制するPeriscopeの仕様がユーザーに安心感を与えるのかどうかという点だ。24時間で消滅することを知っていれば、送信するユーザーが自意識過剰を免れ、見る方には急いで見なければならないと思わせることができるだろうか? FacebookにはTwitterよりはるかに大きなユーザーベースがあり、ビデオ再生が恒久的にできることはセレブ、著名人を惹きつけるだろう。再生可能期間が長くなれば再生回数も増える。有名人がビデオ配信を使う場合、再生回数は重要な要素となる。

facebook-live-periscope-meerkat

左から、Meerkat、Periscope、Facebook Live、

ユーザーへの通知も大きな差異をもたらす。Periscopeでは連絡相手全員の投稿が通知される。Periscopeの連絡相手は、多くの場合Twitterでフォローしている相手全員となる。Facebookの場合はもう少し控え目だ。ビデオ配信が通知されるのは「親しい友達」に登録されている相手、交流のあるセレブ、興味を抱いたページだけとなる。

次にストリーミングを実際に見る方法だ。Twitterの場合、Periscopesはインラインで表示される。つまりユーザーがビデオを見つけるのは簡単だ。ただしライブ配信が長引く場合はURLはニュースフィードからいった消去され、もう一度続きを見るためには再度共有されねばならない。

Facebookの場合、まずフィードが親しい友達などに制限されるので、リアルタイムで現場からニュースをストリーミングするには具合が悪い。しかしビデオ・ストリーミングに受け手側から大きな反応がある場合、Facebookのシステムは自動的に表示ランクをアップさせ、多くの人がビデオを見つけやすくする。大まかに言って、Twitterの場合、どのビデオを見るかはユーザーが決めるのに対してFacebookではシステムが人気あるビデオを選択して見つけやすく表示する。

しかしライブ・ビデオ配信をめぐるこの両者の対決は、こうした個々の機能の優劣よりも、最終的には、どちらのプラットフォームがメインストリーム・ユーザーの心をつかむか、カメラの前に立って顔を見せようという気にさせるかに重要なポイントがありそうだ。

〔日本版:TwitterのPerisocpeは日本からも利用可能。iOS、Android双方のアプリあり。Meerkatのストリーミング公開ページiOSアプリAndroidアプリ。記事では触れられていないがビデオ通話ができる点では、Googleハングアウト、MicrosoftのSkypeがある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ビデオの視聴者データを収集分析してマーケティングや営業活動を助けるVidyardが$35Mを調達

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ビデオを利用するマーケティングや営業活動を改良すると自称するVidyardが、創業5年目を迎える本年年初早々、シリーズCで3500万ドルを調達した。

このラウンドをリードしたのはBattery Venturesで、これにBessemer Venture PartnersとSalesforce Ventures, OMERS Ventures, iNovia Capital, そしてSoftTech VCが参加した。Y Combinatorで孵化した同社は、これまでに計6000万ドルを調達したことになる。

Vidyardは、視聴者のデータを調べるためのいろんなツールを提供し、ユーザはそのデータをマーケティングや営業のツールで利用したり、コンテンツの個人化に利用したりする。顧客は、Honeywell, Lenovo, LinkedIn, MongoDBなどだ。

同社によると今回の資金は、主に新製品開発に投じられる。それは、“企業がビデオを顧客のエンゲージメントのために利用して、ネット上のオーディエンスのデジタルのボディランゲージを理解し、マーケティング等に利用できる”ための、ツールないしサービスだそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

GoPro、Periscopeとの連携を開始

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アクションカメラを作るGoProが、Periscopeと連携するようになった。PeriscopeとはTwitter発のライブストリーミング用アプリケーションだ。GoProのHERO4が、Periscopeを使ってダイレクトにビデオを配信できるようになったのだ。

使い方は簡単で、iPhoneとGoProをペアリングすると自動的にPeriscopeアプリケーションを認識する。すなわちこれだけで記録したビデオをライブ配信できるようになるのだ(もちろん後に再生してみるために保存しておくこともできる)。

サーファーやスキーヤーに大人気のGoProでは、昨年からPeriscopeの競合であるMeerkatでもライブ配信できるようになっている。またGoPro自身も本格的動画配信のためのHEROCastなるプロダクトも提供している。こちらはプロフェッショナル用途を視野にいれたワイヤレストランスミッターだ。

Twitterは今年になって、Periscopeでのビデオ配信を直接にTwitterフィードに流すことができるようにもしている。1000万を数えるPeriscope登録者のうち、どれだけがアクティブなのかはわからない。しかし公式アナウンスによれば、1日で40年間分のビデオがPeriscope上で視聴されているのだそうだ。

主にティーンの間でライブストリーミングは大いに人気を集めつつある。たとえばYouNowなども人気を集めているし、YouTubeやFacebookでもライブストリーミングが可能となっている。ライブストリーミングを可能とすることで、閲覧者が増える傾向があるようだ。

ちなみにTwitterとGoProは双方ともに「分岐点」にある。ライブストリーミングの力により、利用者を拡大したいと双方ともに考えているところだ。Twitter利用者数の成長率は大いに低下している。エグゼクティブが離職することになったとの発表をうけ、月曜日には過去最安値となる17.02ドルの株価を記録した。GoProの方もレイオフをアナウンスしてから株価は低迷している。

新たな試みをアナウンスする中、GoProは来週水曜日に収支報告が予定されており、Twitterの方も2月10日に報告会が予定されている。

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(翻訳:Maeda, H

Vine、3歳の誕生日を記念して昨年中の人気ビデオを発表

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6秒間ループビデオを投稿・シェアするVineも3歳となった。

月々の閲覧者は2億人(モバイルおよびウェブ版を含む)に達しているとのことだ。それほど多くの人が、いったいVineの何に注目しているのだろうか。

誕生日を迎えたことを記念して、Vineはこれまでに最も閲覧された(ループ)ビデオを発表した。

やはり「変なもの」ものは人気だ(訳注:ぜひ音声ありでご覧ください)。

テロの瞬間を映したものもある。

テレビ画面を映したものにも人気のものが多い。

ただ、やはり鉄板な人気といえば子供たちがおかしなことをしたり、あるいは痛い思いをしているものだ。

Vineはもともと短いビデオをシェアするためのアプリケーションとして登場してきたが、いろいろと新しい機能を追加してホットな人気を集め続けている(Vine MusicRemixなど)。

いまやVine発の流行も生まれるまでになっている。Vineは新しいカルチャーの担い手となっており、間もなく人気ビデオを掲載するサイトも公開する予定なのだそうだ。

去年、おおいに人気を集めたVine投稿を以下にリストしておこう。

What Are Those?
Why You Always Lying?
Duck Army
John Cena
Iridocyclitis

人気Vineを元に、下のようなビデオが制作されたりもしている。

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(翻訳:Maeda, H

IBM、Ustreamを買収を確認―エンタープライズ向けクラウド・ビデオ事業部を新設

2016-01-22-ustream

今朝(米国時間1/21)、IBM はビデオ会議サービスのパイオニア、Ustreamを買収したことを確認した。同時に、IBMはすでに買収ずみの他のクラウド・ビデオ企業数社とUstreamとを合わせて、新しいクラウド・ビデオ・サービス事業部を立ち上げたことも発表した。

IBMのUstream買収の第一報はFortuneで、この記事によれば買収価格は1億3000万ドルだった。 IBMはこの価格については確認していない。

新事業部は買収された4社からなる。今回買収されたUstreamに加えて、IBMが12月に買収したビデオ・マネージメントのClearLeap、10月に買収したビデオ・ストレージのCleversafe、 2013末に買収した.大型ファイル転送ツールのAsperaがクラウド・ビデオ事業部を構成する。

新事業部の責任者にはClearLeapの買収を機にIBMに入社したBraxton Jarrattが選ばれた。Jarrattは「クラウド・ビデオ分野のエンタープライズ向けフルサービスを構築する上でIBMに欠けていたパズルの一片をUstreamが埋めることになるだろう」と意欲を見せた。

IBMには計画がある

TechCrunchの取材に対して、Jarratは「IBMがビデオ分野の企業を次々に買収したのは思いつきではなく、ビデオ・サービスにおける将来計画に沿ったものだ」として次のように述べた。

IBMはその場の思いつきで行動するような会社ではない。私が〔昨年秋の買収で〕IBMと関わるようになって、この会社には壮大なマスター・プランがあり、すべての行動はそこから割り出されていることに気づいた。これがIBMに感服した最大のポイントだ。多くの企業はライバルの動向に対する反応として買収を行う。IBMの企業買収はそういうものとは全く異なる。IBMはエンタープライズ向けビデオ事業について確固とした見通しがあり、Ustreamの買収と新ユニットの組織はそのマスター・プランに基づいた行動だ。

最近のIBMの企業買収の例に漏れず、今回もUstreamの買収はそのサービス・コンポネント自体を直接利用するという面と、Ustreamの機能をAPIとしてBluemixに取り込もうとする面がある。BluemixはIBMが力を入れているエンタープライズ向けPaaS(Platform as a Service)だ。「IBMでは新しいビデオ・クラウド事業にサードパーティのデベロッパーが積極的に参加することを期待している」とJarrattは述べた。

今月のCESで明らかになったことの一つだが、ユーザー企業はビデオ配信にあたって高度なアナリティクスの提供を望んでいる。IBMはこれに対し、新事業にWatson人工知能を導入する計画だ。Jarattは「ビデオの視聴者がいつ、どのくらいビデオを視聴ないしビデオ会議に参加していたか、どんな行動を取ったかなどの詳しい情報が「即座に得られるようになる」と語った。【略】

大きな野心

クラウド・ビデオ事業部の新設はIBMが広告、ストレージ、モバイル、コミュニケーションなどで新しい大きな事業分野を開拓し、ライバルとの競争を有利な方向に導くチャンスを与える。IBMはエンタープライズ・ビデオ分野に大きな商機を見出している。報じられている買収価格は、IBMのような巨大企業がゲームに参加するためのコストしてはむしろ安価なのだろう。

「われわれが問題にしているビデオ・ビジネスの市場は2019年には1050億ドル弱になると見込まれている。 2019年といえばそう遠くない将来だ。この分野ではわれわれがもっとも魅力あるサービスの提供者となる能力があることが判明するだろう」とJarrattは語った。

画像homard.net/Flickr UNDER A CC BY 2.0 LICENSE

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

パキスタンが3年間のYouTube禁止を解除

youtube

今日(米国時間1/19)YouTubeがパキスタンで利用できるようになり、Googleのビデオサイトに対する3年の禁止が終わった。

パキスタン政府は2013年に、論議を呼んだビデオInnocence of Muslimsへの対応としてYouTubeをブロックした。このビデオは世界中のオーディエンスを集めたが、預言者モハメッドの描き方のせいで、ムスリムのコミュニティからは非難された。合衆国の裁判所はそのビデオの削除を命じたが、パキスタンにおけるそのほかの複数の削除リクエストには応じなかった。パキスタンでは激しい抗議運動が起こり、最終的に、YouTubeの完全ブロックに至った。

禁止の間にパキスタン政府は、不適切と見なしたコンテンツを当局が独自にブロックできるような、コンテンツフィルタリング制によってYouTubeを復活させることを議論したが、しかしそのようなやり方は、YouTubeのサービスの管理の仕方と相容れなかっただろう。むしろYouTubeは当時本誌に、パキスタンで特殊な措置をとることはない、と確認した。それは、コンテンツはGoogleが削除に同意したときのみ削除されることを意味し、政府のリクエストはGoogleが年二回発行する透明性報告書に記録されるのだ、と。

YouTubeが確認したところによると、結局のところ同社は、すでに世界中のそのほかの市場でやっているように、パキスタンではそのサイトのローカルバージョンをローンチした。すなわち地元言語をサポートし、その国専用のホームページと、パキスタンのオーディエンス向けに調整されたコンテンツが提供される。

YouTubeのスポークスパーソンは声明文で次のように述べている: “YouTubeが今やパキスタンでアクセス可能になり、視聴者がビデオを見たり共有できるようになったこと、それにより、活気に満ち成長を続けている全世界のビデオコミュニティを利用できることは、喜ばしい”。

パキスタンで検閲の憂き目に遭ったのは、YouTubeだけではない。BlackBerryは昨年、そのデータをモニタするという要求に対し同国を出ると応じたが、その要求が取下げられたため、撤退をキャンセルした

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Skypeのグループビデオ通話がモバイルでも可能に…今年が同社の“10周年記念”

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Skypeは創業10周年を記念して今日(米国時間1/12)、モバイルデバイス(Android, iPhone, iPad, Windows 10)上の無料のビデオ通話を発表した。MacとPCのデスクトップでは2年前からあった機能だが、モバイルはまだだった。

Skypeによるとこの機能は、数週間以内に、モバイル上の数億のユーザに提供される。まだ正確な日程は発表されていないが、事前登録フォームに自分のメアドなどを記入して登録すれば、初期バージョンを試用できるようになる。

登録すると、グループ通話機能のセットアップの完了をお知らせするメールがやがて来る。その初期アクセスバージョンがアプリのベータバージョンなのか、インストールしておけば正規公式バージョンに自動的にアップグレードされるのか、そのへんはまだよく分からない。

同社は、10年間の成長の軌跡を数字で挙げている。2006年のローンチ以来、今では7億5000万あまりのモバイルユーザをサポートするまでに成長している(タブレットを含む)。その成長率は2年弱で10倍にも達し、モバイルのコミュニケーションアプリとしての人気が一貫して衰えていないことを示している。

Skypeはここ数年で、いくつかの改良を重ねている。それはデスクトップのビデオ通話だけでなく、ビデオメッセージングや、リアルタイムスピーチ、メッセージングの即時翻訳、同社独自の絵文字、などなどだ。しかも今では、誰でもチャットに参加できる(Skypeを使ってない人でも)。またSkype for Businessは、Microsoftの古いコミュニケーションツールLyncを置換する。

過去10年間でSkypeの無料通話時間は、全世界累計で2兆分近くに達する。モバイル上のグループ通話により、この数字は今後もさらに大きくなるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

YouTubeがNetflixやAmazonに並んでHDRビデオをサポート、対応TVやディスプレイも今後続々

youtube

YouTubeがNetflixやAmazonに続いて、HDR(high dynamic range)ビデオをサポートする、と今週CES 2016で発表した。YouTubeのチーフビジネスオフィサー(CBO) Robert KynclとGoProのCEO Nick Woodman、そしてVRSEのCEO Chris Milkの三名が、360度ビデオについてステージ上で鼎談しているとき、雑談的にHDRの話もちらっと出たのだ。

GoProとYouTubeがパートナーして、YouTube上で360度ビデオにもっと力を入れる、という話の中でKynclが、YouTubeはもうすぐHDRビデオをサポートする、と、たまたま言ったのだ。

HDRはその名のとおり、画像のダイナミックレンジ、すなわちコントラストの幅やカラーパレットの数(色幅)を、人間の目が実際に見るようなリアルで自然な画像で拡大する。暗い部分が黒くつぶれたり、明るい部分が白く飛んだりしないから、HDRはリッチで色彩豊かな画像になる。当然、暗い部分の細部もよく分かる。

HDR画像の実現には、テレビの側の協力も必要なので、すでにCESではLG、Sony、Panasonicなどが、近くHDR TVを出す、と発表している

またディスプレイに関しては、YouTubeがCESで語ったところによると、Samsung、LG、Hisenseの三社とのパートナーシップにより、NASAKarmin提供の4K HDRビデオをCESの会場でデモしている。〔シャープは昨秋、8K HDRディスプレイを発表。日本ビクター(JVCケンウッド)もHDRディスプレイを発表。〕

HDRのサポートに関してはそれ以上詳しい発表はなかったが、どこかの記者がスケジュールについて訊くと、HDRの再生は年内に実現、との答が返ってきた。

パートナーシップに関するそのほかの話の中で、GoProは近く、安価で気軽に使える球面画像獲得カメラ(spherical capture camera)を出すから、YouTube上の360度コンテンツが今後は一挙に増える、という話が出ている。

CES 2016

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。