Garminの新しいアクションカメラは、様々な行動データを画面にオーバーレイ表示する

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今日(米国時間4/13)GarminのアクションカメラVIRBシリーズが一新され、新たにXおよびXEモデルが追加された。様々なセンサーから集めたデータを使ってグラフィックオーバーレイを作り出し、あなたの登山活動がいかに素晴らしかったかを見せてくれる。

どちらのカメラも50メートル防水で保護ケースなしで水中撮影が可能、すばやい設定のための1インチ画面を備え、1080pビデオを60フレーム/秒で撮影した時のバッテリー寿命は最大2時間。しかし、おそらく最も興味深い機能はG-Metrixシステムで、GPS、加速度計、ジャイロスコープ、および対応するワイヤレスセンサーからデータを取得し、撮影したビデオの上にグラフィックオーバーレイすることによって、スキー走行のスタートとフィニッシュの高度を表示したり、どれだけ車のエンジンを激しく回しているかを見せてくれる。

399ドルのVIRB XEは上位モデルで、1440p、30fpsビデオと12メガピクセル静止画の連写が可能。299ドルのXはややレベルが下がり、1020p、30fpsあるいは720p、60fpsのビデオを撮影できる。どちらのカメラも今年の夏に発売予定で、2台以上購入すれば、ワイヤレス通信によって完全に同期したタイムスタンプが作られ、後の編集で利用できる。

Garminの新型カメラによるビデオ映像を下に貼った:

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Android WearがWi-Fiとジェスチャーを導入してApple Watchに対抗

Android Wearは次のアップデートで、AppleのApple Watchがいきなり獲得したウェアラブルにおける大きなアドバンテージ…とくに入力と接続性の方面…に追いつくつもりだ。The Vergeの記事によると、Googleが次のAndroid Wearに導入を予定しているのは、ジェスチャーコントロールとWiFiのサポート、そして、音声コマンドや多段構造のメニューに頼らなくても簡単にアプリが見つかるための、UIの変更だ。

この記事についてGoogleはコメントを拒否し、チームが今、“刻苦勉励している(hard at work)”としか言わなかったが、公式情報は乏しくても、リークのタイミングが月曜日のAppleのイベントを意識したものであることは、誰の目にも自明だ。リークの内容によると、今後のAndroid Wearデバイスは、(Apple Watchと同じく)WiFiに接続できるようになり、(やはりApple Watchと同じく)指が画面の邪魔をすることなくリストや通知を閲覧でき、また、(これまたApple Watchと同じく)ウォッチにインストールされているアプリに簡単にアクセスできるようになる。

実際のアップデートのタイミングは、5月のGoogle I/Oになるのかもしれない。Googleは最初からこのOSのことを、“漸進的な実験”と呼んでいるから、こうやって少しずつ機能が増えていくのも、まさしく‘漸進的’であり、Googleらしいやり方だ。Googleは、全世界を自分の実験室にしている。Android Wearはすでに製品を作っているOEMも多いが、彼らにとってもそれは学習の過程であり、ソフトウェアのカスタマイゼーションやGPSのサポートなども、通常のアップデートの中で段階的に行われている。Appleのように、満を持して完全な製品を一挙にばっと出す、というやり方ではない。徐々に、進むのだ。

とはいえ、Wi-FiはすでにMoto 360やSony SmartWatch 3などが勝手に実装していて、通知やGoogle NowなどがBluetoothなしでも使えるようにしている。Apple WatchのWiFiは、同じWiFi LAN上のiPhoneと通信できる機能であり、Bluetoothの圈域とは関係ない。

Apple WatchのDigital Crownは、人間が指で画面を隠すことなく大量のコンテンツをスクロールできるための仕組みだ〔crown==時計用語で“竜頭”〕。 一方Android Wearはもっぱらタッチインタフェイスで、製品によってはボタンなどの物理的なUIがまったくないものもある。でも次回のアップデートではジェスチャーが加わるそうだから、Apple WatchのDigital Crownに負けない便利なインタフェイスになるかもしれない。実物を使ってみないと、なんとも言えないけど。

Apple Watchが4月24日に発売されたら、ウェアラブルの機能競争や便利競争はますます激しくなるだろう。Android Wearのアップデートが、さらに頻繁、かつ、さらに冒険的な内容になることを期待したいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


位置情報ベースのモバイル広告を展開するAdNearが1900万ドルを調達–国内からはグローバル・ブレインが出資

グローバル・ブレインは10月15日、同社が運営するグローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合を通じて、シンガポールおよびインド・バンガロールに拠点を置くAdNear Pte. Ltd.への出資を実施したと発表した。Adnearはスマートフォンの位置情報をベースとしたモバイル広告配信プラットフォームを提供している。

グローバル・ブレインの投資額は非開示。今回のラウンドでAdNearは、オーストラリア最大の通信事業者であるTelstraのほか、既存株主のSequoia Capital、Canaan Partnersからも資金を調達。その総額は1900万ドルとなっている。日本ではあまり知られていないAdNearだが、同社は2012年にインドでスタート。同年にはSequoia Capital とCanaan Partnersから630万ドルの資金を調達している。

同社が手がけるのは、スマートフォンの位置情報をベースとしたモバイル広告配信プラットフォーム。スマートフォンの位置情報をもとにユーザーの職業や年収、趣味・趣向などを推定し、特定の属性に限定して広告を配信したり、ジオフェンスを用いた広告配信(地図上に仮想的な境界線を設定して、そのエリア内に入ったユーザーに対して広告を配信する)をしたりしている。

Adnearの発表によると、同社では現在5億3000万人のユーザープロファイルを保有しているそうだ。特定の時間毎に位置情報を取得することでユーザーの属性を推定するのが特徴で、すごく大ざっぱに言えば、例えば朝は住宅地にいて、平日昼間は大学のエリアにいる、週末には住宅地や都心部にいるようなユーザーであれば「週末は都心部で遊ぶこともある大学生」だと判断するというような仕組みだそうで、20日もあればかなり精度の高いプロファイルがつくられるのだそうだ。

事業を展開するのはアジア太平洋地域。これまでにP&GやAudi、Unilever、BMW、Vodafoneなどのグローバル企業や、トヨタ自動車、ソニーなどの日本企業がクライアントになっているという。グローバル・ブレインでは今後、AdNearの日本進出支援も進めるとしている。


位置測定精度数センチの正確なGPSチップを低コストで作るSwift Navigationが$2.6Mを調達

今やGPSは至るところにある。携帯電話にも、車にも、そしてますます多くの工業製品にも。でも、これまでのGPSは、あまり正確ではない。従来のGPSモジュールの精度は約15フィートで、ナビなどには十分でも、たとえば無人機の航行制御システムにとっては不満だ。

Swift Navigationは、GPSの精度をセンチメートル級にまで高めて、アプリケーションの幅を広げようとしている。しかも同社が開発したGPSモジュールは、従来の同じ精度の競合製品より相当安いので、農業機械、無人機(ドローン)、建設機械などさまざまな応用機器のコストを目立って高くすることがない。

同社はこのほど、260万ドルを調達して、その低価格GPSモジュールが組み込まれる機器の種類をなお一層広げようとしている。この投資を仕切ったのはFirst Round Capitalで、Fall Line CapitalとFelicis Ventures、Kal Vepuri、Lemnos Labs、Qualcomm Ventures、それにVegasTechFundが参加した。

Swift NavigationのCEO Tim Harrisによると、同社のPiksiモジュールは使用部品が安い一般市販品なので、競合製品よりも相当に安くできた。同製品がとくに優れているのはその内部のソフトウェアで、リアルタイムの運動力学技術(real-time kinematic technology)を利用してGPSの測定精度を上げている。

そのGPSチップのサイズは1.5″ x 1.5″で既存のモジュールと変わらないが、精度は相当に高い。そしてこれまでの高精度GPSチップが1万ドルぐらいしたのに対して、Swift Navigationのチップの売価は約500ドルだ。携帯電話など一般消費者製品に使えるほど安いとは言えないが、農業の自動化やドローンの航行などでは新しいアプリケーションの可能性が一挙に広がる安さだ。

同社はそのチップを昨年Kickstarterの資金募集で公開し、その後、数ロットの生産を行った。初期の支援者の多くがUAV(無人機)のファンたちで、彼らはドローンの航行をより正確にしたい、と望んでいた。

しかし今では、顧客は多岐にわたり、中にはFortune 100企業もいる。Harrisによると、そのチップは、これまでお金がかかりすぎてできないと思われていたさまざまな分野、たとえば自動化農業や鉱業でお役に立てる。

これまで約1000のモジュールが300あまりの顧客に売れ、これからは急激に増えることが想定される。得られた資金は新規の雇用と、製品の種類の拡大に充てられる。たとえば近く、そのチップのヘビーデューティー(高耐久性)バージョンを発売する予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


GPS時刻補正機能付き機械式腕時計のOx One

機械式時計の欠点をひとつあげるならば、おそらく正確性ということになろう。数多くのパーツを必要とし、どのように細かな調整を行っても多少の狂いがでるのは必然ともいえる。もちろん、クオーツ化すれば正確性についての問題は解決する。これにより時計は正確な時刻を刻むようにはなるが、しかしやや面白みのないメカになってしまうことは否めない。しかし正確性と面白さをともに満たす方法は他にもある。それを実現したのがVCXOだ。

産みだされたプロダクトは名前をOx Oneという。機械式のムーブメントをもちながら、「マジックボタン」(実際にそういう名前だ)を押すことで、GPS衛星を利用して時刻調整を行うのだ。内蔵バッテリーは、機械のネジを巻くのに使うオモリを使って発電するようになっている。竜頭は備えておらず、時刻調整は「マジックボタン」で行う。GPSにつながらない場合には、内部クロックによる調整を行うそうだ。

この腕時計を開発したAdrian Pedrozoは、機能の詳細については詳しく教えてくれなかった。機械式ムーブメントにはSwiss Technotime SAのTT-738を用いている。

詳細についてはこちらに写真などが掲載されている。但しビデオはゴジラ風のサウンドトラックを利用しているので再生には注意が必要だ。また価格も、心の準備をしてから確認した方がいい。なんの覚悟もなしに見てしまっては心臓に負担を掛けることになってしまうかもしれない。桁を間違えないようにしてもらいたいが、価格は41,000ドルとなっている。

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(翻訳:Maeda, H


GPS生みの親、Roger Eastonが93歳で亡くなっていた

BusinessWireの記事によると、GPSの生みの親であり、現代のナビゲーションシステムに多大な影響を与えたRoger Lee Easton(Sr.)が、5月8日にニューハンプシャーの自宅にて亡くなっていたのだそうだ。

Middlebury CollegeおよびUniversity of Michiganを卒業した後、Eastonは1943年からワシントンD.C.のアメリカ海軍研究所(U.S. Naval Research Lab)で職についた。以来、37年間をそこで暮らすこととなった。

1955年には国際地球観測年のVanguard Projectに向けて、衛星利用に関するプロポーザルの一部を執筆した。また衛星のデザインチームにも所属していた。この流れから、地球上空の軌道を周回する衛星の記録を担うMinitrackの設計を行った。

このMinitrackの設計の中で、正確なタイミング同期ができていないことによるトラッキングの困難にぶつかった。そこでそれぞれに精確な時計を積みこむことで、タイミングを同期しつつお互いの位置関係をきちんと把握するためのシステムを作り上げていったのだ。

この仕組みは当初Timationと呼ばれていた。Time-Navigationの略だ。ここにアメリカ国防総省(Department of Defense)がさまざまな機能を加え、1970年代初頭にこれをグローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System:GPS)と改名した。

Eastonが獲得している米国特許の数は11にのぼる。American Philosophical Societyのメンバーであり、2004年にはアメリカ国家技術賞(National Medal of Technology)を受賞。そして2010年にはNational Inventor’s Hall of Fameにも選ばれている。

Space Applicaton部門の長を務めていたアメリカ海軍研究所を1980年に辞し、ニューハンプシャーのカナーン(Canaan)に移り住んだ。ここでもGPS技術の発展に寄与し続けていた。尚、ニューハンプシャー議会に2期在籍し、1986年には市長職のための予備選挙にも出馬した(結局は敗退)。

位置情報以外にも、Eastonのおかげといえる現代技術もある。ご冥福をお祈りしたい。もたらしてくれたすべてに感謝をこめて。

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(翻訳:Maeda, H


小企業(お店など)にGPSよりも使いやすい道順案内を提供するPOcode

台北のような都市を探検すると、楽しいことがいっぱいある。その一つが、多くの路地や裏通りが入り組んだ迷路だ。そこには小さなお店や、お線香の煙と匂いに満ちたお寺、木々の葉繁る公園がある。しかし困るのは、こんな謎のようなアドレスが多いことだ: 台北市南港區八德路四段768巷1弄18號B1之1 (B1-1, No. 18, Alley 1, Lane 768, Bade Rd Sec 4, Nangang District, Taipei City)。

位置コード(positioning code)を意味するPOcodeは、どのお店にもある、このような複雑怪奇なアドレスが外国人観光客などの足を遠ざける原因にならないように、あるいは彼らが迷子になるのを防ぐために、新しいサービスを作り出した。

そのWebアプリケーションを利用すると、個々のアドレスに対して8桁から12桁ぐらいの英数字文字列を教えてくれるので、ユーザがそのコードを入力すると、そのお店の地図や、道順、お店の案内などのあるWebページを見られる。そのページには位置の座標がいくつかのフォーマット(数値、DMS、UTM、GPS)とQRコード、そしてMicrosoftのタグで載っている(その例をここで見よう)。

このサービスを作って立ち上げたマレーシアのMark LeeとPhil Fooによると、住所がローマ字アルファベット以外の文字で書かれているときには、GPSのようなナビゲーションツールは使いづらいことが多い。競合相手としてアドレス短縮サービスやGoogle Placesもあるが、お店は自店のWebページを簡単に作れるPOcodeの方を使ってくれるだろう、と言う。文字がローマ字アルファベットではない国、すなわち中国、ロシア、韓国、日本、アラビア語圈、などに売っていくつもりだ。主なユーザは、観光客などの外国人にも来てほしいと思っているレストランやお店、それに、ゲストに迷子になってほしくないと願っているパーティーのホストたちだ。

LeeがPOcodeを思いついたのは、クアラルンプールの郊外にある彼のメディアプロダクション企業への道順を、クライアントに教えようとして苦労したときだ。GPSが教える道順が何人もの人を迷子にしてしまうので、Leeは地図と、彼のビルをいろんな角度から撮った画像、4種類の座標、QRコード、それにMicrosoft Tagのあるサイトを作った。

POcodeがうまく伸びていけば、ビューワーの情報などの分かる分析ダッシュボードや、メッセージングボックス(ページを見た人と店がコミュニケーションする)などもそれぞれの“自店ページ”に加えたい。今後は今の共通フォーマットのページだけでなく、有料のカスタムページを提供し、それを収益源にしたい。位置コードそのものも、中国人のラッキーナンバーである8とか、覚えやすいコードなどは、有料ページ用に使いたい。

今、資金といえばLeeとFooの貯金だけだが、ほかに彼らのオンライン雑誌The Asian Anglerからの売上もある。こちらは、両人が二人共フライフィッシングが好きなところから生まれた、コンテンツだ。

〔訳注: 記事からはいまいち、サービスの動作手順や、ユーザ(外国の観光客)からの使い方が分からない。関心を持たれた読者は、OPcodeのサイトへ直接、問い合わせてください。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


庭で飛ばす手作り無人ヘリに超高精度(誤差1センチ)のGPSを載せたい人はPiksiに出資を

GPSはほとんどの場合、あまり正確なツールではなくて、あなたの現在位置をだいたい数メートルの誤差で当てる。特殊な信号分析方法によって、その誤差を1センチ以内にまで縮小する技術が、Real Time Kinetics(RTK)だが、その実装製品は通常、一般消費者が気軽に手を出せるお値段ではない。Kickstarterに登場したPiksiプロジェクトは、オープンソースのソフトウェアとハードウェアを組み合わせることによって、無人機(UAV)のホビイストなどにこの、1センチ以内という精度を安価に提供しようとしている。

安価とはいっても、最初のお値段が500ドルだから、デパートのバーゲン品感覚ではない。しかもRTKの1センチという精度を得るためにはデバイスが二台必要だから、お値段は900ドルになる。しかしそれでも、これまでのRTK製品に比べると、はるかにお安い。

しかもPiksiの目的は手作りの無人機の編隊を無事故で飛行させることだけではない。ロケット工学のホビイストにとっても便利だし、航空写真に正確な位置タグを付ける、自動芝刈り機ロボットを作る、などなど、さまざまな用途がある。オープンソースのハードウェアはDIYの世界に浸透していくから、Piksiの用途はユーザの想像力に乗って無限に広がる。

RTKの技術的な詳細は相当難解だが、でもPiksiのホームページには一般向けの比較的分かりやすい説明がある。しかし、それをここで孫引きしてもしょうがないだろうから、なにしろそれは、とっても巧妙なサイエンスだ、とだけ言っておこう。

Piksiを作ったSwift Navigationはサンフランシスコのハードウェアスタートアップで、ファウンダのColin BeighleyとFergus Nobleはそれまで、Joby Energyという会社で商用のRTK GPSシステムを作っていた。Nobleはケンブリッジ大学で物理学の理学修士号、Beighleyはカリフォルニア大学サンタクルーズ校で電気工学の理学士号を取得している。二人とも過去数年、GPS関連の仕事をしていたが、2012年に自分たちの会社Swift Navigationを創業した。

Kickstarterの目標額14000ドルはすでに達成しているから、製品が作られることはもはや確実で、しかもデリバリは今年の9月を予定している。もちろん今からでも追加出資者となって、高精度GPSマニアのお仲間に加わることは可能だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


GPS大手のGarminがカーナビ用ヘッドアップディスプレイを発表―iPhone、Android等とBluetoothで接続

Garminは各種のGPS利用デバイスのトップメーカーだが、スマートフォンの普及によってそういう高価な専用デバイスに危機が迫っていた。今日(米国時間7/8)、Garminはカーナビ・エコシステムに留まってハードウェアを販売する新しい方策を発表した

Garmin HUDはその名の通り、自動車のダッシュボードに設置する安価なヘッドアップディスプレイのユニットだ。車のフロントガラスに貼ったフィルムに基本的なカーナビ情報が表示される。こういったヘッドアップディスプレイは今まで極めて高価な高級車にのみ用いられていた。これに対してGarminのデバイスは129.99ドルとリーズナブルだ。

ヘッドアップディスプレイに表示される情報は現在の車速、制限速度、次に曲がる方向とそこまでの距離、曲がり角までの予測時間だ。地図や沿道の施設名などの情報は表示されない。これは運転者の注意を不必要に散らさないために非常に適切だ。さらに渋滞と交通監視カメラの情報も表示される。また夜間には照明が自動的に調節される。Garmin HUDはBluetoothでAndroid、iOS、Windows Phone 8と接続できる。この場合、GarminのStreetPilot and Navigonアプリケーションが必要だ。このデバイスは現在、FCCの審査待ちだが、この夏中には発売される予定だ。

Garmin始めサードパーティーのスマートフォン向けナビゲーション・アプリスのメーカーは厳しい競争にさらされている。AppleとGoogleが無料で強力なターン・バイ・ターンのナビ・アプリを提供しているうえに、Waze(最近Googleが買収)のようなクラウド・ソースで交通状況をリアルタイムで刻々とアップデートするナビアプリも人気を集めているからだ。

専用ハードウェア・メーカーがどうやって生き残りを図るかという課題に対して、スマートフォンに接続して利用するユニークなハードウェア・アクセサリを提供するというのは大いに有効な回答だろう。Garmin HUDはさほど高価でなく、はっきりと目に見える有効な機能を追加してくれる。 ヘッドアップディスプレイはやがてカーナビに欠かせない標準的機能になるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+