公衆衛生
「Infection Control & Public Hygiene ~街をきれいに安心に~」では、消毒液が見える場所に定点カメラを設置し、手指の消毒を組織中何名が行なったかを観測。衛生行動をモニタリングし、行動喚起して、衛生観念を高めてくことを目指す。匿名性に配慮しており、映像の中では人物特定ができないようになっている。ライオン、東日本旅客鉄道、博報堂、エクサウィザーズが参画。
HashpaletteのPaletteは、オープンソースの「Quorum」(GoQuorum。GitHub)を基盤とするコンソーシアム型プライベートチェーン。Quorumは、ブロックチェーン企業Consensys(コンセンシス)が手がけているもので、ブロックチェーンネットワークへのアクセス権限を管理可能なほか、許可を得た特定の企業によって運営できるようになっている。またPaletteは、Quorumで利用できるコンセンサスアルゴリズムのうち「プルーフ・オブ・オーソリティ」(Proof of Authority、PoA)を採用しており、信頼できる複数企業による安定した運⽤を行うとしている。
「IoTテクノロジーの民主化」を目指すソラコムは6月22日、AIカメラ「S+ Camera Basic」(サープラスカメラベーシック)にAI処理機能を持つイメージセンサーを組み込んだ高性能モデル「S+ Camera Basic Smart Edition」(スマートエディション)を発表した。また6月23日には、「S+ Camera Basic」のAIアルゴリズムを開発するパートナー企業としてAI Dynamics Japan(エーアイダイナミクスジャパン)を迎えたことが明らかになった。
2020年7月に発売された「S+ Camera Basic」は、ソラコムのIoTプラットフォーム「SORACOM」を活用するAIカメラとして、商業施設の混雑度の可視化、工場や倉庫などの入退室管理、園芸施設の農作物管理などに利用されてきた。
「個々のVC、CVCの活動規模が小さく、また横のつながりが希薄なために、大胆なリスク投資を行えない」という日本の現状を踏まえて活動を行う日本VCコンソーシアムは、2020年の第1期ではVC・CVCが10社参加し、「デジタル医療」「オリゴ核酸のデリバリー技術」などをテーマに、今後の投資トレンドなどを議論した。2021年は「最前線のBio-Informatics活用」と「New Chemical Spaceを実現してきたBiotech」をテーマに、さらに実践的な議論を行うという。
今回の基本合意は、みんなの銀行によるBaaS(Banking as a Service)事業におけるアライアンス第1弾。ピクシブを利用するクリエイターやファン(pixivユーザー)向けの銀行サービスを提供することで、クリエイターが創作活動を行う上で生じる「お金」に対する漠然とした不安や負担を軽減する。さらに、ファンが楽しく「お金」を使ってより作品を楽しみ、クリエイターを応援できる仕組み作りをサポートし、「金融」の側面からpixivユーザーのコミュニケーション活性化に向けた価値共創への協議を開始する。
米国時間6月21日朝、現代自動車がBoston Dynamicsの買収を完了したという発表に続き、別の自動車会社からもロボティクス関連のニュースが発表された。今回のToyota Research Institute(TRI、トヨタ・リサーチ・インスティテュート)の発表は、そのような大ニュースに比べると衝撃的なものではなく、むしろ同部門が取り組んできたことの進捗状況を確認するものといえる。