新Google Pixel、Chromecastの発表は米国時間9月30日

新ハードウェアのシーズンがやってきた。明日、米国時間9月15日(日本時間9月16日午前2時)はApple(アップル)のビッグイベントがある。Samsung(サムスン)は3回目となるGalaxy Unpackedを米国時間9月23日(日本時間9月24日午前0時)に予定している。このハードウェア発表シーズンにGoogle(グーグル)も加わる。2020年初めのI/Oを皮切りにグーグルはイベントをバーチャル化して開催することを決めているが、2020年9月末に予定されているハードウェアイベントも同様だと確認した。

米国時間9月30日にグーグルはPixel、Chromecastに加えてスマートスピーカーのアップデートも発表する予定だ。同社は2020年夏に手頃な価格の普及機としてPixel 4aを発表しているが、グーグルは5GをサポートするPixel 5と4aの5G対応モデルを2020年中に発表することを認めた、予定されているイベントにこのモデルが登場するのは間違いないだろう。売れ行きがぱっとしないスマートフォン事業に対して裏で改革を行ってきたが、今回のPixel 5がその結果であるかどうかは不明だ。

2020年8月のグーグルのイベントで予定されているもう1つの大きな柱は、テレビにコンテンツをストリーミングするデバイスであるChromecastとスマートスピーカーのアップデートだ。Google Home/ Nest Homeグループのデバイスはもうそろそろアップデートされてもいい頃だ。特にオリジナルのGoogle HomeとHome Maxのスピーカーはそうだ。最近のグーグルのHome Maxに対する態度はやや微妙なものだ。それでも私は依然としてファンなので、バージョンアップに期待している。Nest Hubもリフレッシュされていい時期だろう。

TechCrunchでもバーチャル取材を行い、最新ニュースをお届けする予定だ。

関連記事:Google Pixel 4a 5GとPixel 5はグーグル初の5G対応スマホとして今秋に、日本では6万500円から

カテゴリー:ハードウェア

タグ:Google Google Pixel

画像:Veanna Cao

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Amazon Prime Videoが子どもと家族向けコンテンツを一般ユーザーにも無料で提供

【抄訳】

新型コロナウイルス感染症の蔓延で外出禁止を指示された家族のためにAmazon(アマゾン)は、Prime Videoの子ども向け動画を無料で提供する。コンテンツはAmazonの顧客なら誰でも視聴でき、その中にはAmazonオリジナルの子ども向け家族向けコンテンツや、またパートナーの作品からライセンスされた家族向け映画も含まれる。Amazonによると、コンテンツパートナーは今後もっと増やしていく予定だという。

この無料サービスのアメリカ版では、次のようなAmazonオリジナルの作品が提供される。

  • Click, Clack, Moo: Christmas at the Farm
  • Big Diaries
  • Costume Quest(コスチューム・クエスト)
  • Creative Galaxy(クリエイティブ・ギャラクシー)
  • Danger and Eggs(デンジャー&エッグ)
  • Dangerous Book for Boys(デンジャラス・ブック)
  • Gortimer Gibbons Life on Normal Street(ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~)
  • If You Give a Mouse a Cookie(もしもネズミにクッキーをあげると)
  • Jessy and Nessy(ジェシーとネシーのなんでかな?)
  • Just Add Magic(まほうのレシピ)
  • Just Add Magic: Mystery City(まほうのレシピ ~ミステリー・シティ~)
  • Little Big Awesome(レノンとグルコ ~ふたりはサイコー!~)
  • Lost in Oz(ロスト・イン・オズ)
  • Niko and the Sword of Light(ニコ~光の剣を持つ戦士~)
  • Pete the Cat(ねこのピート)
  • Sigmund and the Sea Monster(シグムンドとシーモンスターたち)
  • The Snowy Day(雪の日)
  • The Stinky and Dirty Snow
  • The Kicks(プリティ・シュート!)
  • Tumble Leaf(タンブルリーフ)
  • Wishenpoof(ウィッシュンプーフ!)

同じく米国でのライセンスされたコンテンツは、以下のとおりとなる。

  • Arthur
  • Bali
  • Caillou
  • Daniel Tiger’s Neighborhood
  • Design Squad
  • Dinosaur Train
  • FETCH! With Ruff Ruffman
  • Kraft’s Creatures
  • Martha Speaks
  • Nature Cat
  • Odd Quad
  • Peep and the Big Wide World
  • Peg + Cat
  • Postcards from Buster
  • Reading Rainbow
  • Ready Jet Go!
  • Wild Kratts
  • WordGirl
  • WorldWorld
  • Zoboomafoo
  • Rugrats All Grown Up
  • Knight Squad

アマゾンによると、Amazonオリジナルの子どもと家族向けシリーズは全世界で無料だが、ライセンスされたコンテンツは国によって異なる。

コンテンツの多くは学齢前から小学校低学年程度の子ども向けで、最近封切られた映画や大人向けの人気作品は含まれない。しかし、仕事を家でしなければならないが子どもがうるさいという親は、テレビをベビーシッター代わりに使えるかもしれない。

これまで主に、Amazonの無料テレビ番組や映画はAmazonプライムのユーザーに限定されていたが、今回の企画はPrime会員ではないAmazonアカウントのユーザーも利用できる。無登録の人は、これを機に一般ユーザーとして登録してもいいかもしれない。

なお、新型コロナウイルスが流行している現在、Sling TV、Huluの無料テレビニュースNBCU、Disney+などがAmazonのように無料やオンデマンドでコンテンツを提供している。

アマゾンによるこの無料サービスは、パソコンのウェブブラウザでPrime Videoにアクセスするだけでなくスマートフォンやスマートテレビ、Amazonの一連のFire製品、Apple TV、ゲーム機、ChromecastなどではPrime Videoアプリをダウンロードして利用できる。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Googleが10月15日にPixel 4発表へ、そのほかのハード新製品も登場か

Googleは10月15日にニューヨークで行われるイベントで次期Pixelを詳しく紹介する。同社は米国時間9月16日、メディア各社に送った招待状でそのことを確認した。GoogleはすでにPixel 4の画像や機能の詳細を公表しているが、招待状には「新しいMade by Googleがたくさん」とあるから、もっといろいろあるのだろう。

Pixel 4についてわかってることは、そのすべてだ。というか、すでに多くのことがわかっている。たとえ、GoogleのクールなSoliレーダーによる、顔認識めのアンロックやモーションコントロール。次々と出てくるリークの中には、単色単一テクスチャの背面、カメラがワイド、標準、ズームと3つあるような背面の盛り上がり、XLのOLEDディスプレイは3040×1440ドット、アニメーションとスクロールを滑らかにする90Hzモードなどがある。

unnamedGoogleが送った2019ハードウェアイベントへのアニメーションによる招待状

上部と下部のベゼルが大きいのは、今どきのスマートフォンにしては珍しい。でもGoogleは、スクリーンの中にノッチがあるよりまし、と判断したのだろう。また顔でアンロック用のSoliの技術とドットプロジェクター用には、上部にスペースが欲ほしいのだ。

そのほかの噂のハードウェアとしては、ChromeOS搭載のPixelbookやGoogle Hhiwaomeスマートスピーカーの新製品がある。11月に立ち上げたクラウドゲームサービスであるStadiaも、何かの発表があるだろう。そして、さらなるサプライズとしては、Chromecastのアップデートとか、新たに認証されたWi-Fi 6スタンダードによるGoogle Wifiがあるかも。

要するに、Pixel 4がネタとして安定しすぎていても、そのほかのサプライズがたくさんあるということだ。10月15日にはTechCrunchも頑張って、それらすべてをお伝えしよう。

関連記事: Google Pixel 4は顔認証とレーダー利用の「モーションセンス」を搭載

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(翻訳:iwatani(a.k.a. )

朗報! YouTubeがFire TVに、AmazonプライムビデオがChromecastとAndroid TVに相互乗り入れ

なんであれ皆が小異を捨て、力を合わせてサービスを改善するのはいいことだ。競争が激しいことで知られるテクノロジー業界にちょうどそういう珍しい現象が起きた。ストリーミングビジネスで冷戦状態が続いていたGoogleとAmazonだが、 YouTubeがFire TV、プライムビデオがChromecastとAndroid TVにやって来ることが発表された。

Amazonnの各種第2世代Fireテレビ、Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cube、Fire TV Stick Basic Editionに加えてサードパーティーのメーカーがFire TV機能を内蔵したスマートテレビが全世界9で正式にYouTubeアプリのサポートを開始する。AmazonはYouTubeをサポートするハードウェアをさらに拡大する計画だ。YouTube TV、YouTube Kidsも近くAmazon Fire TVでサポートされる。

Google側ではGoogle自身のChromecastデバイスに加えてChromecast、Android TV機能を内蔵するサードパーティーのスマートテレビがプライムビデオをサポートする。さらにChromecast Ultraのオーナーは追加料金を支払うことなく、Prime Videoの4000本のビデオを見ることができる。これは今までAmazonプライムのメンバーだけの特典だった。

現在すでに一部のAndroid TVデバイスではプライムビデオを見ることができるが、今後はサポートするデバイスが拡大される。

このストリーミングの相互乗り入れは以前から要望されていた。正確にいえば何年も前からだ。しかし両社の小競り合いは最近まで続いていたが、この5月には消費者の便益を優先していさかいを棚上げすることに合意したという発表が行われた。今回の進展は5月の合意が実行に移された結果だ。

ストリーミングよ、永遠なれ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Google Stadiaのパフォーマンスはインターネット接続のスピードでどう違う?

ゲームプレイを双方向ストリーミングで提供するGoogleのクラウドサービスStadiaは、米国時間6月6日のローンチに際してさまざまな情報や資料が提供された。バイスプレジデントのPhil Harrison氏が提供してくれたのは、ユーザーのインターネット接続のクオリティの違いによる、このサービスのパフォーマンスの違いに関するデータだ。そのトップにあるのは、4Kの解像度+HDRのカラー+60fpsのフレームレート+5.1サラウンドサウンドで、このクォリティを得るためには少なくとも35Mbpsの接続が必要だ。

4KでなくHD1080pでよければ、HDR+60fps+5.1サラウンドのままで20Mbpsもあれば十分だ。そしてGoogleはストリームの円滑性の最適化を60ftpの前提でずっと下のほう、10Mbpsからさらにその下まで行っている。そのレベルではストリームの解像度は720pとなり、サウンドはサラウンドではなくステレオになる。

Harrison氏は「Staidaではゲームを誰でも楽しめるようにしたかった」という。誰でもというのは、インターネットの接続のスピードだけでなく、使えるデバイスのこともある。今回のローンチの時点でStadiaは、テレビ(+Chromecast Ultra)、デスクトップ、ラップトップ、タブレット(+ブラウザー)、スマートフォンで使えるが、最後のスマートフォンは当面、Pixel 3とPixel 3aのみ(+Stadiaアプリ)のみだ。

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VLCがダウンロード数30億を突破してAirPlayをサポート、いずれネイティブでVRも

VLCは巨大な人気を誇るメディア再生サービスだが、このほどダウンロード数30億というものすごい到達点を記念して、AirPlayのサポートを加えた。

この新しい機能を発表したのは、同社の主席デベロッパーのひとりJean-Baptiste Kempfだ。彼はCESの会場でVariety誌のインタビューにつかまり、それを口にした。ユーザーはAndroidやiOSデバイスからApple TVにコンテンツを送れるようになる、と彼は言った。VLCの次のバージョン、4.0にそれは載り、この夏のChromecastのサポート以来の大型アップデートになる、という。

しかしVLCの10数名の開発チームは、そればっかりやってるわけではない。

Variety誌によると、目下チームは、VRコンテンツをネイティブでサポートすることに挑戦している。ただし独自のSDKを作るのではなく、既存の人気ハードウェアをリバースエンジニアリングして機能を提供し、2Dのコンテンツを映画のような環境で見れるオプションも含める。対応プラットホームを増やす計画もある。VentureBeatによれば、VLCのチームがねらっているのは、PlayStation 4, Nintendo Switch, Rokuなどのデバイスだ。

VLCを管理しているのは、非営利の母胎的団体VideonLANだ。CESので30億のダウンロードを発表したときは、上図のようなライブのチッカーを使った。10億ダウンロードに達したのが、2012年の5月だった。そもそもの始まりは、1996年の、École Centrale Parisにおける学生プロジェクトだった。その後の成長ぶりは、信じられないほどすごい。

[VLCはわれらのヒーローだ!30億になってもアドウェアやユーザー追跡などのがらくたがないのは偉い!]

(本誌セキュリティライターZack Whittaker)

CES 2019 coverage - TechCrunch

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GoogleがChromecast Audioをお蔵入り

Chromecast Audioは、もうない。“無能な”スピーカーでもGoogleのChromeCast族の一員にできるオーディオドングルの生産を、Googleは停止した。欲しい人はお急ぎを。Googleは今残っている在庫を、定価の35ドルではなく$15ドルで売っている

Googleの声明文は曰く: “弊社のプロダクト群は進化を続けており、ユーザーがオーディオを楽しめるための製品も今や多様化している。したがって当社は、Chromecast Audio製品の生産を停止した。今後も当社はChromecast Audioデバイスのサポートを続けるので、ユーザーは音楽やポッドキャストなどを引き続きエンジョイできる”。

ChromecastそのものはGoogleの大ヒットになったが、Chromecast Audioはつねにニッチにとどまっていた。

明らかにGoogleの今の関心は、人びとがGoogle HomeプロダクトとAssistant、あるいはパートナー製のCast対応スピーカーを買ってくれることにある。Google HomeデバイスはBluetoothスピーカーに接続できるが、今ユーザーの家にあって彼らが気に入っているスピーカーは高い確率でBluetooth非対応だ。Googleは当時、“Bluetoothアダプターは不格好だ”と言っていたが、これからはその逆を言わなければならないだろう。

Chromecast Audioがローンチしたのは2015年で、Chrome Castの第二世代と同時発売だった。その後Chromecast Audioは何度もアップデートされ、マルチルームなどの機能もサポートされた。Googleは今、Chromecast Audioユーザーのサポートは当面続ける、と言っているから、すでに持ってる人も、あと数年は大丈夫だ。

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Amazonが再びGoogle Chromecastsを売っているが後者はPrime Videoをサポートせず

GoogleとAmazonの長年の抗争が休憩モードに入ったようだ。Amazonは今再び、GoogleのChromecastデバイスを売っている。そのデバイスはAmazonが2015年に同店から閉め出して、Prime Videoをサポートしているデバイスしか売らないという方針を掲げた。1年前に同社は、Chromecastを扱うと言ったがそれは長続きせず、両社は再び喧嘩モードに入った。今回はAmazonのEcho Showの、YouTubeプレーヤーが争点になった。

でも今、事態は再び鎮静モードに入ったようだ。

Android Policeが、ChomecastsがAmazon.comで再び売られていることを見つけた。

その記事は、35ドルの第三世代Chromecastと、69ドルのChromecast Ultraが売られている、と言っている。

Amazonはこの件で何も発表していないが、本誌TechCrunchが確認したところによると、Amazonはこれら二つのデバイスを公式に扱っており、店頭に出たのは偶然でも間違いでもない。

Amazonが昨年Appleと仲直りをしてApple TVを扱うようになったのも、Prime Videoがサポートされたからだから、Chromecastのユーザーが同じくPrime Videoのサポートを期待するのは無理もない。でも少なくとも今日(米国時間12/14)の時点では、それはない。

迷惑するのは消費者だから、AmazonとGoogleが仲良くできないのは、みっともないことである。

これまでAmazonの買い物客が、あの人気の高いストリーマーを見つけられなかっただけでなく、ChromecastにPrime VideoがなければFire TVにGoogleのYouTube TVがない、という不毛なやり合いになっている。これらのストリーミングサービスのどちらにもアクセスできることは、どんなメディアプレーヤーにとっても重要なセールスポイントだ。Rokuのような、どちらか片方だけに与(くみ)しないプラットホームに人気集中するのも、当然だ。

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GoogleのChromecastはニューバージョンで高速Wi-Fiをサポート

GoogleのChromecastデバイスの次世代機が今日(米国時間10/9)ローンチしたが、もはや意外感はない。すでに先月、Best Buyで買った人がいたのだから。この新しいストリーミングドングルは、前のバージョンからの大きなアップデートはなくて、形も前と同じくケーブルの生えた円形、お値段35ドルだが、予想どおり高速なWi-Fi、5GHzの802.11acをサポートする。また、スピーカーのグループへのストリーミングが、新たにサポートされた。

同社は今回のハードウェアイベントではChromecastにフォーカスしないことに決めて、アップデート機をGoogle Storeで発売し、発表をブログ記事で行った。

ニューバージョンであることは、円の中央にGoogleのロゴがあることで分かる。前の2015年モデル(初めての円形モデル)は、Chromeのロゴがあった。ロゴが変わった意味は、Googleによると、Chromecastの内部が変わったことと、テレビに挿入しやすくなったことを表しているのだそうである。

この第三世代のChromecastは、最大解像度1080pとコマ数60fpsをサポートし、前と同じくテレビのHDMIポートに挿入する。micro-USBの電源コネクターも前と同じだ。テレビのリモコンはやはり使えない。コントロールはスマホからする。〔読者コメントで、ポーズボタンと再開ボタンのあるリモコンなら、それらは使える、とある。スマホだけでなく、Androidタブレットでもアプリからコントロールできる。〕

Chromecastの同伴アプリGoogle Homeで、ChromecastとGoogle Homeデバイス、そしてGoogle Assistantのスピーカーをセットアップおよびコントロールできる。これらも今日アップデートが発表され、スマートホームのコントロールが強化された。

Chromecastには、前と同じく、通常バージョンのほかに69ドルの4K対応Chromecast Ultraがある。

しかし今回はそれら以外にも、40ドルで4K対応のRoku Premiere、また50ドルでFire TV Stick 4Kが提供される。Chromecastの今回のアップデートが割と地味なのは、製品にもっと競争力をつけてから、でっかい発表をする、という魂胆かもしれない。

色は、チョークホワイトとチャコールグレーの2種、長さ51.8mm、幅13.8mmだ。サイズは、前の51.9 x 51.9 x 13.49mmとほとんど同じだ。

ハードウェアのスピードは15%アップした、とGoogleは言っている

今日の発表には間に合わなかったが、スピーカーグループに対応するChromecastも年内に出る。

このChromecastも、Googleが今日発表したほかのものと同様、当日まで内緒にはできなかった。先月Best Buyで買った人が(もう一人)いただけでなく、今朝はイギリスのお店が29ポンド99ペンスで売っていた、という。

今日からChromecastをGoogle Storeで買えるのは、オーストラリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、イギリス、日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウエー、シンガポール、スウェーデン、そしてアメリカだ。そのほかの国は、2019年から。

more Google Event 2018 coverage

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Best Buyの店頭にGoogle未発表の第三世代Chromecastが登場、旧型と同価格

Googleのビッグなハードウェアイベントは10月9日に行われて、同社の新しいスマートフォンPixel 3とPixel 3 XLがその主役になると思われる。でも最近分かったのは、Googleが第三世代のChromecastを発表するかもしれないことだ。Best Buyのお客が、店頭の棚の上に、それらしきものを見つけたのだ。

あらまあ。

“GroveStreetHomie”と名乗る人が、Redditに投稿した“I think I bought the 3rd gen Chromecast too early.”(発表前の第三世代Chromecastを買ったみたい)と題する記事で、詳細を述べている。

それによると、彼(彼女?)は新しいテレビのためにChromecastを買おうと思ってBest Buyへ行った。すると、そのパッケージとデザインが前と違うことに気づいた。

レジの人はそのアイテムのバーコードをスキャンできなかった。まだPOSに入っていなかったからだ。リリース日は10月9日になっていて、それはイベントの当日だ。

“でも、それをすでに自分の手に持っていたし、値段は第二世代のChromecastと同じだったから、お店は古いSKUで売ってくれた”、という。

この未発表の新しいChromecastは、第二世代より厚いようだ。ChromeのロゴがGoogleのロゴに変わっている。micro-USBはあるが、HDMIコネクターはなくなってるそうだ。

〔訳注: Redditの記事のコメントには、“うちの近くのBest Buyにもあった”、とある。〕

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Google HomeのWi-Fi関連のバグでルーターのメーカーが対応、Google自身の対応は明日から

Googleの最近のハードウェア製品はバグの嵐に見舞われているが、今度はHomeとChromecastの複数にユーザーが今週、彼らのデバイスのWi-Fi接続をめぐる問題を報告している

Googleはサポートページでその問題を認め、こう述べている: “Android上のCastのソフトウェアのバグによって、大量のネットワークトラフィックが間違って送られてしまい、Wi-Fiネットワークが遅くなるなど一時的な影響が及ぶことがある。影響の具体的な状況は、ルーターにより異なる”。

同社は明日(米国時間1/18)から、Google Playからのアップデートとしてこの問題への修復を提供する。

最初に報告が現れたのはTP-Linkのルーターの人気製品の界隈で、その後TP社はファームウェアのフィックスを発行し、暫定的な処置をユーザーに伝えた: “ルーターをリブートするかまたはあなたのAndroidデバイス上の’Cast’機能を無効にして、デバイス上のこの問題を恒久的に修復するアップデートがリリースされるまでお待ちください”。

しかし問題はさらに大きく広がり、NetgearやLinksysなど、ルーターのそのほかの人気製品にも被害が生じ始めた。

Googleもやはりユーザーにハンドセットのリブートを示唆し、当面はルーターのファームウェアのアップグレードをチェックするよう勧めている。

このバグ自体はささやかなものと思われるが、Googleブランドのハードウェア製品には、これまでにもさまざまな問題が発生している。代表的な製品としては、Pixel 2, Home Mini, そしてPixel Budsが挙げられる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google、Chromecastのミラーリング機能を改善。最新バージョンを試せる

何年も言い続けていることだが、私は本当に〈本当に〉Chromecastが好きだ ― Googleの出している小さなデバイスで、Netflix、Hulu、YouTubeなどを自分の端末からテレビに簡単にストリーミングできる。するべきことをそつなくこなし、それ以上何もしようとしない。

いや…それは完全に正しくはない。〈一つ〉だけ、少々物足りないといつも感じている機能がある。”Cast this tab” (ミラーリング機能)だ。Chromecastを直接サポートしていないサイトのビデオやコンテンツをブラウザーからストリーミングするためのものだが、これがなんとも…ダサい。〈ほぼ〉ちゃんと動いているときでさえ、ビデオのフレームレートはChromecast対応のサイトにはほど遠い。

どうやらGoogleは、この問題を解決しつつあるらしい。

Google Plusの投稿でGoogleのFrancois Beaufortが、Chromeチームはこの問題に取り組み中で、バッテリー効率とビデオ品質の両方を向上させようとしていると書いている。改善されるのはタブ内でフルスクリーン表示されてるビデオだけらしいが、前進には違いない。

しかも、Chromeの内部をのぞき込むのがいやでなければ、改善作業中の機能を今すぐ試すことができる。Chromeを開いてchrome://flags/#media-remotingへ行き、ブルダウンの「既定」を「有効」に変えるだけだ(見えてければChromeが最新版かどうかを確認すること。あと、これは実験的機能なので破壊的なことが起きる可能性がある。その時は同じアドレスに戻って「既定」に戻すこと)。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebookがスマートテレビ向けアプリをローンチへ

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Facebookはユーザーにより多くの動画をアップロードし、消費してもらいたいと願っている。その同社は、動画の表示および配信方法にいくつかの変更を加える。また、本日開催されたCODE MediaでFacebookバイスプレジデントのDan Rose氏は、同社がApple TV、Amazon Fire TV、Samsung Smart TV向けに複数のアプリをローンチすると発表した。

プラットフォームに掲載される動画数を増やしたいFacebookにとって、テレビでの動画ストリーミングサービスは必要なステップだ。Rose氏によれば、ニュースフィードに表示される自動再生のビデオ広告、そしてその後に搭載されたライブ動画やインスタグラムでの動画再生機能などが、これまで同社がたどってきたステップだったという。

本日の発表によれば、同社はFacebookにおける動画表示の方法にいくつかの変更を加えるという:まず第1に、動画の音声出力がデバイスの設定に従うようになった ― つまり、デバイスでマナーモードがオフになっていれば、Facebookの動画も音声付きで再生される。次に、これまでとは違い、Facebook上のバーティカルビデオ(縦長動画)が切り取られることはなくなる。Snapchatで再生される動画と近くなるイメージだ。最後に、ユーザーは動画再生中にその動画をスクリーンの端によせることが可能になる。これにより、動画を見ながらフィードの閲覧を続けることが可能だ。

しかし、今回の発表における一番のビッグニュースはストリーミングアプリのローンチだった。このアプリを利用することによって、ユーザーはFacebook上の動画をテレビで再生することが可能になる。ただ、Facebookにはこれまでにも、Airplayを利用して動画を再生する機能や、Apple TVやChromecast上で再生する機能は備わっていたとRose氏は述べている。

この発表は、今後Facebookはプロフェッショナルによって製作された動画に寄り添ったプラットフォームを作っていくこと表しているといえる。同社は昨年夏、CollegeHumorのRicky Van Veen氏をチームに加えており、彼はクリエイターたちとともに新しいタイプのコンテンツ製作に取り組んでいる最中だ。

この動きは、Facebookがビデオクリエイターのコミュニティを抱えるYoutubeとの直接的な競合となることを意味している。しかし、Facebookはそこに到達する前に、プラットフォームに参加するクリエイターが収益を得られるようにマネタイズツールを用意しなければならない。また、著作権違反に対応するための権利関連ツールも用意しなければならないだろう。

今週はじめ、Facebookが大手レーベルから音楽のライセンスを取得しようとしているとの報道があった。これもFacebookにシェアされる動画数を増やすための試みだ。たとえこれが実現したとしても同社がSpotifyやApple Musicとの直接的な競合となることはなさそうだが、オーディオ・フィンガープリントやコンテンツIDツールを多くもつYoutubeへの対抗策とはなるだろう。

また、音楽レーベル会社にとってはこれが新たな収益源となる可能性がある。Facebookがもつ巨大なユーザーベース(デイリーアクティブユーザーは12億人。しかもそれは増え続けている!)を考えれば、Facebookでの音楽再生はアーティストにとって新しいプロモーション手段となりうるだろう。

モバイルとデスクトップのプラットフォームをもつFacebookが、今回から新たにテレビ配信という武器をもつことによって、Facebook向けに製作される動画の数やプラットフォーム上での動画視聴回数も急上昇することだろう。

[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter

 

これが4KサポートのGoogle Chromecast Ultraらしい

2016-09-27-chromecast-ultra

Chromecastが4Kビデオをサポートするのを待っているなら朗報だ。日を追うごとにその確からしさが増している。

噂が浮上したのは数週間前だ。最初の記事はAndroid Policeで、10月4日に予定されているイベントでGoogleが4KビデオのChromecast Ultraをデビューさせると報じた。今やそのデバイスの写真が出回っている。

ガジェットのリーク情報では定評があるEvan Blass(エブリークスの異名を取っている)がVentureBeatに発表した写真ではChromecast Ultraの外観は…なんというか、いかにもChromecast だ。

一つだけ注目点がある。もしこのリーク写真が実際の製品版なら、Googleはポケボール風のChromeロゴを廃止し、新しいChromecastには目立たない“G”だけを刻印することにしたようだ。

その点を除けばびっくりするようなデザインの変更はない。ホッケーのパックみたいな小さい円盤からHDMI接続ケーブルが伸びているだけだ。

もちろんそれでかまわない! Chromecastの機能はハードにあるのではなく、すべてはソフトウェアの能力にかかっている。Chromecastの便利な機能はすべてソフトウェア・レベルで処理されており、ハードウェアは画期的な外観を備える必要はない。複雑な構成である必要さえないだろう。このデバイスはテレビの陰にひっそり隠れてスマートフォンやタブレットとテレビをつなぐという仕事をきちんと果たすだけでいい。

これまでChromecastに欠けていた唯一の能力が4Kサポートだった。新製品ではその機能が追加される。噂では価格は69ドルだという。従来の非4Kモデルも販売が継続され、こちらは35ドルとなる。

〔日本版〕こちらはGoogleのChromecastサイト。現行モデルは税込み4980円だという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoogleがChromecastのアプリをGoogle Castと改名、デバイスの多様化に対応(今ではスピーカーも)

google-cast

Googleが今朝(米国時間3/22)、Chromecastのアプリを”Google Cast”に改名する、と発表した。それは、デバイスが今や、Chromecastドングルだけでなく、テレビ、ディスプレイ、スピーカーなどへと多様化してきたからだ。同社によると、アップデートされたアプリはiOS、Androidどちらも今週、全ユーザーに展開される。

ご存知のようにChromecastは、Roku, Fire TV, Apple TV, Google自身のAndroid TVなど、高度なストリーミングメディアに対抗する、低価格のコンペティターとしてスタートした。2013年に登場したそのデバイスは、インターネットのコンテンツをスマートテレビでないふつうのテレビにも、簡単に持ち込む。その使いやすさとお値段の安さで、最初のChromecastドングルは2000万台以上売れて、2015年には人気最高のストリーミングデバイスになった

しかし最近のGoogleは、その製品と技術的プラットホームを拡張してきた。昨年の秋にはChromecastの第二のバージョン、Chromecast 2をリリースし、そのデザインはスティック状から小さな円盤状に変わって、テレビに差し込みやすくなった。同時期にChromecast Audioというものも発売して、インターネットの音声コンテンツをAUX入力のあるスピーカーに送り込めるようにした。

また、Sony, LG, B&O Play, Harman Kardon, Onkyo, Philips, Pioneer, Raumfeld, Frontier Silicon, StreamUnlimitedPlusなどのパートナーと組んでChromecastの技術を彼らの製品に組み込んだ。最後に挙げたStreamUnlimitedPlusが作ったのは、Chromecast Audioを利用するソフトウェアとハードウェアだ。Vizio, Sharp, Sonyなどのテレビメーカーは、一部の機種でGoogle Castの技術をサポートしている(ドングルなしで)。

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さらにGoogleが今日(米国時間3/22)発表したVIZIOのSmartCast P系列のディスプレイと、VIZIOのサウンドバーおよびスピーカーも、Google Castの技術をサポートする。つまりスマートフォンやタブレットからNetflixやGoogle Play Musicを取り込んだり、ラップトップ上のChromeブラウザーからWebサイトをテレビの大画面に映したりできる。なお、Googleによれば、SmartCast Pディスプレイは、4KウルトラHDやDolby Vision High Dynamic Rangeの高品質映像にも対応している。

アプリの改名はすでに進行中だが、まだそのアップデートができないプラットホームも一部にはあるようだ。

新しいアプリと並行してGoogleは、Google CastのWebサイトも更新した。そこには、特殊なアクセサリなしでキャスティングをサポートしているスピーカーやテレビのリストがある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Chromecast AudioとAndroid TVの新たなハードウェアパートナーをGoogleが発表

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Android TVのことは、とっくに忘れてしまっていても、誰にも咎められないだろう。でも不運だったGoogle TVの、Androidベースの後継プロジェクトは、発表から一年後の今でも健在だ。Googleは今日(米国時間1/6)、Android TVのさらに新しいハードウェアパートナー複数社を発表し、またChromecastのオーディオのみバージョンChromecast Audioを採用するパートナー(スピーカーのメーカー)も発表した。

これからは、Arcelik, Vestel, RCA, Hisense, TCL, Bang & Olufsenなどのテレビ受像機がAndroid TV対応になる。GoogleはインドネシアのケーブルとブロードバンドプロバイダLinknetと、Android TV対応のためのセットトップボックスの提供で折衝中だ。これまでAndroid TVが見られるのは、SonyとSharpとPhilipsのテレビだけだった。

Chromecast Audioは、SonyとLGが最初に飛びついた。今ではB&O Play, Harman Kardon, Onkyo, Philips, Pioneer, Raumfeldのスピーカーが仲間に加わっている。またFrontier SiliconStreamUnlimitedは、ハードウェアメーカーがChromecast対応機器を簡単に作れるためのソフトウェアとハードウェアを提供している。

これらのChromecast Audio対応スピーカーはいずれ、Chromecast Audioのマルチルームシンクをサポートするだろう。複数の部屋にそれぞれスピーカーがあって、それらを一斉にChromecast Audioに同期させたい(一斉に鳴らしたい)人には、この機能が不可欠だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

クリスマスをねらって家族向けゲームのChromecastバージョンが続々登場、画面にコントローラが表示されるのだ

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クリスマスの休日がまだ遠い先のころから、Googleのお値段35ドルの最近アップデートされたChromecastではゲームをかなり楽しんだ。ゲームが楽しいだけじゃなくて、この“ゲーム機”のお値段が爽快感を与える。

休日が目の前に迫ってきた今日このごろは、テレビの大型画面に向かって家族たちに大声をあげさせるゲームの数も増えてきた。たとえばAngry Birds FriendsとDriver Speedboat Paradiseは、Chromecastバージョンがもうすぐ出る。Riskは前からChromecast対応なので、十分楽しませていただいた。

さらに、Hasbroのゲームも数本がChromecast向けに“リマスター”された。スマホやタブレットをコントローラとして使える。Monopoly Here & NowとYahtzee Blitz、The Game of Life、そしてScrabble Blitz 2.0がある。

うちのおチビさんの家族は、ChromecastでWheel of Fortuneをプレイし、大量の時間を浪費した。小さくて安いデバイスなのに反応が速いので、プレイ感覚は快適だ。この点では、Apple TVに負けていない。ファミリー向けのアプリも十分あり、セットアップも容易だ。

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Chromecast対応アプリの数は、急速に増えている。そのリストがhttp://chromecast.com/appsにある。そして簡単なギフト・アイデアを求めている人には、35ドルのChromecastが最適だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Google、Chromecast Audioにマルチルーム再生を追加、ハイレゾにも対応

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今年の9月、Googleは突然Chromecast Audioを発表した。そのアイデアは、Chromecastのコンセプト(ボタンひとつで、テレビにビデオを送ってスマホから操作する)をオーディオ専用にして、家にあるステレオセットにWiFiを利用したスマート機能を追加する。

ただし、一つ大きな弱点があった。Sonos等と異なり、同時に1台のChromecast Audioでしか再生できない ― たとえ家中にChromecast Audioがあっても、複数の部屋で同時に曲を流して、すてきなフルハウスサウンドを楽しむことはできない。

今日それが変わる。Chromecast Audioはマルチルームに対応した。この機能の設定方法は、グループを簡単にリアルタイムで作ったり消したりすることに焦点を絞っているSonosとは〈少々〉異なる。

Chromecast Audioでは、事前にグループを設定しておく。「家全体」グループ、「キッチンのスピーカー」グループ、「1階」グループ等を作れる。Chromecast Audioでオーディオグループを作るには、今使っているアプリからGoogle純製のChromecast アプリに一旦切り替え、グループを作り、元のアプリに戻ってその新しいグループに音楽を送る。

OK、Google:今度はこれをふつうのChromscastにも載せて、複数台のテレビにケーブル無しで同じ物を完全に同期して再生できるようにして、未来的スペースウィザードの気分にさせてくれ。

Chromecast Audioは、ハイレゾオーディオストリームにも対応した。最高96KHz/24bitロスレスのオーディオを扱えるようになり、これはワイヤレス基準では衝撃的な音質 ― CD以上だ。もちろん、オンボロのスピーカーの音がすばらしくなる魔法ではない ― しかし、今すでに高級なスピーカーセットを持っているなら、Chromecast Audioは遅れを取っていない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Chromecastはどれぐらい成功したのか?売れた台数は2000万台、対応コンテンツサイトどんどん増える

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今日(米国時間9/29)のNexusイベントでGoogleは、Chromecastの二つの新機種を紹介する前に、この、テレビをインターネットテレビにしてしまう小さなデバイスの、近況を報告した。それは2000万台売れたというから、感動的というよりも驚異的な数字だ。

ChromecastはHDMIでテレビに接続し、自宅のWi-Fiからネット上のコンテンツを受け取ってテレビに表示する。本体にコントロール機能はまったくないから、スマートフォン、タブレット、あるいはラップトップコンピュータなどから(専用アプリケーション/アプリをインストールして)コントロール(コンテンツの指定など)する。わずか35ドルのデバイスにしては、よくできている。

テレビでインターネットを楽しめるために、Wi-Fi対応のPCをHDMIスティックにした製品は前からある。しかし完全にテレビの画面らしい表示ができるChromecastは、コンテンツ提供側での対応(Chromecastのサポート)が必要だ。YouTubeをはじめ、有力コンテンツサイトの多くが、すでにChromecast対応になっている。AmazonのFire TVやRokuのStreaming Stickなどは、Chromecastのものまね製品だ。コンペティタはほかにも、もっとあるかもしれない。

今後はさらに、Showtime、Sling TV、NBA、MLBなどもChromecastをサポートする。ただし2000万人が実際にChromecastを使ってるかどうかは不明だ。

今度のChromecastは、従来からのテレビ用のデバイス(デザインを一新)のほかに、テレビではなくスピーカーシステムに接続するChromecast Audioがある。映像を見ずに音楽だけを聴くならこれで十分〔テレビの音声を良質なスピーカーで聴いてもよい〕。今回の新型Chromecastに関する、詳しい本誌記事がここにある。

〔訳注: Chromecast対応アプリ一覧(Spotifyも加わった)。ニコ動などChromecast非対応サイトもChromecastでテレビ表示できるスマホアプリSmartVideoCast for Chromecastがある(iOS/Android)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

新しいChromecastをちょいと触ってみた

今日の(米国時間9/29)Googleのあわただしい発表の中には、二種類のChromecastのデビューもあった。ひとつは本来のChromecast、もうひとつはスピーカーシステムに接続して音だけを聴くバージョンだ。本誌TechCrunchは、この二つに触る機会があったので、上のビデオをご覧いただこう。

下図のように、従来からあるHDMIバージョンは、短いケーブルが付いたのでテレビに接続しやすい。また、新たに出たオーディオバージョンは、下図の右端だ。

Chromecast Family with Audio

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa