Mozllaがモバイル上のFirefoxをより便利に使うためのアプリLockboxとNotesをTest Pilotでローンチ

MozillaのFirefoxブラウザーのためのテストプログラムTest Pilot for Firefoxは長年、ブラウザーの新しい機能の実験的なアイデアを試行する方法だった。今回、そのテストプログラムがモバイルアプリにも拡張され、それによりiOS用のパスワードマネージャーFirefox Lockboxと、Android用のノート取りアプリNotes by Firefoxがローンチされた。

どちらのアプリもFirefoxの名前が付いているけど、でもそれらはFirefoxブラウザーのエクステンションではなく、Firefoxユーザーの利便性を向上するための単独のアプリだ。データのシンク(同期化)等は、デスクトップやモバイル上のFirefoxのデータに対して行われる。

LockboxはFirefoxにセーブしたパスワードにアクセスでき、それらに対応するアプリ(Twitter、Instagram、等々)を使えるようになる。このアプリをアンロックするには、Face IDやユーザーの指紋を使う。

Firefoxのユーザーでない人にはLockboxの利用価値はないかもしれないが、ユーザーにとってはFirefoxのネイティブのパスワードマネージャーとなり、サードパーティのマネージャーアプリを使わずにすむ。iOS上ではブラウザーの大きなマーケットシェアのないMozillaだが、それでもiOSのユーザーをできるだけ、自分のエコシステムに取り込んでおきたいからね。

Notes by Firefoxは、その名のとおりの仕事をする。それはAndroid用のノート取りアプリであり、ノートは暗号化されて保存され、自分のスマートフォンやブラウザーとシンクする。実はブラウザープラグインとしてのNotesが2017年にTest Pilotの実験でローンチしている。それはHTMLのマークダウンなども書ける本格的なノートだったが、今回のNotes by Firefoxはベーシックな機能のみだ。MicrosoftのOnenoteのようなものを、期待してはいけない。

・関連記事: Firefoxの実験プロジェクトに二つのタブを横並びに表示できる機能が登場、テーマエディターも

画像クレジット: Firefox

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Android Pの最終バージョン直前のベータ、Beta 3がリリース

Popsicleか? Peppermintか? まだ公式の名前がないけど、Googleは今日(米国時間7/2)、Android Pの最終バージョンに近いと自称するBeta 3をリリースした。Beta 2の1か月後となるそれは、バグフィックスと安定性対策が主な内容だ。

これは、この夏の終わりごろと予定されている本番リリース直前の、最後の大型ベータだ。というわけなので今回は、大きな目立つ新機軸はない。それは、Beta 2で出尽くしてしまった。

Androidのエンジニアリング担当VP Dave Burkeが、関連のブログ記事で述べている: “デベロッパーのためのAPIはこの前のアップデートで確定した。今回のBeta 3では、Android Pの最終バージョンにきわめて近いものをお見せできる”。

APIが最終アップデート、ということはデベロッパーが自分のアプリを本格的にテストできる、という意味だ。システムツールとしては、マルチカメラや通知機能の強化、ディスプレイのカットアウト(切り抜き、長らくノッチと呼ばれた)、そしてImageDecoderなどがある。

このアップデートは今日から、Pixelを使えるデベロッパーに提供される。Beta 2がすでに動いているなら、アップデートは自動的に行われる。さらに7月19日のRedditのAMAでは、Android Pについて聞きたいことなら何でも答えてくれる。

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YouTubeのピクチャインピクチャモードをアメリカの全Androidユーザーが使える

YouTubeの、これまで有料の機能だったピクチャインピクチャ(picture-in-picture, PIP)モードが、アメリカのYouTubeユーザー向けに、Androidでサポートされた。この機能はAndroid 8.0(Oreo)より上で利用でき、4月から一般ユーザー向けに徐々に展開されていたが、月曜日に(米国時間6/25)に全面展開が完了した。

最初に気づいたXDA Developersは、今週の初めから、ピクチャインピクチャモードがより多くのYouTubeユーザーに可利用になった、と言っていた。漸進的なローンチのようだが、YouTubeは正確なステータスを教えなかった。

ピクチャインピクチャモードは、その名のとおり、YouTubeやそのほかのアプリを見ているときに、小さなウィンドウでビデオを見続けることができる機能だ。

この便利な機能はこれまでずっと、有料のYouTube Premium(以前のYouTube Red)でしか使えなかった。

Webを閲覧しながらでも小窓でビデオを見られるというこの機能は、iOSの場合かなりの改善になる。これまでは画面下の細い紐のようなものの上で、とても小さいサムネイルを見れるだけだった。Androidに次いで、iOS対応がいつになるか、まだ発表されていないが、ホーム画面やほかのアプリの上を浮動型ウィジェットがホバリングするやり方は、Androidだけだろうな。

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iOS上のAmazon Alexaアプリで音声コントロールが可能に

もう2年以上前にも思えるが、AmazonがAlexaのAndroidアプリに音声によるコントロールを持ち込んだのは実はやっと今年の初めだ。これによってサードパーティのモバイルデバイスにも、Amazonが進出していけるか、と思われた。そしてそのときは、同じ機能性を“もうすぐ”iPhoneにも導入する、と発表された。そして、そのもうすぐが今日(米国時間6/26)になった。

iOS上にAmazonのスマートアシスタントをダウンロードした者は今日から、そのアプリに訊いたり頼んだりできるようになる。もちろんそれはネイティブアプリではない(Appleは自分のスマートアシスタントをとても愛しているのだ)。そこで対話は、ボタンをタップしないと始まらない。

そしてそれ以降は、Alexaに質問をしたり、音楽を聴いたり、スキルにアクセスしたり、スマートデバイスをコントロールしたりなど、Alexaの‘芸’を楽しめる。天気予報やスポーツ、カレンダーなどの問い合わせに対しては、ビジュアルな表示も出る。このアップデートは“数日後から”、無料でダウンロードでき、利用できる。

スマートアシスタントの競争でAmazonには不利な一面がある。ビッグスリーの中でAmazonだけは、独自の、そしてメジャーな、モバイルOSを持っていない。MotorolaやHuaweiなどAndroidのハードウェア開発者とパートナーして、なんとか入り込んでいるが、でもGoogleとAppleは彼ら独自のスマートアシスタントのエコシステムを育てる気だ。

今後モバイル市場で何か大きな策を打ち出さないかぎり、Amazonにとってはアプリをできるだけ多くのiOSとAndroidハンドセットに載せていくことが、モバイル進出の最良の手だ。音声コントロールが加わったことによって、モバイル上のAlexaは突然、Echoデバイスをセットアップするだけのアプリではなくなったのだ。

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GoogleはAndroidユーザー向けにWeb上のMessagesを提供

メッセージングに関するGoogleの多様な努力は、最近Alloを“休止”してMessagesに一本化されたようだが、そのMessagesが今日(米国時間6/18)からWebでも使えるようになる、と同社は発表した。全ユーザーへの展開は来週いっぱいかかるようだ。GIF検索やスマートリプライなど、GoogleがiMessageに対抗するために盛り込んだ機能は、すべて揃っている。

同社は今年初めにAlloのチームをAndroid Messageへ移し、そしてそのアプリはメッセージングのスタンダードRCSを使っている。世界中のモバイル企業の多くが採用しているそのスタンダードは、iMessageより機能が多く、開封確認やタイピングインジケーター、高解像度の写真共有、便利なグループチャットなどの機能もある。

今回Messagesは、iMessageにない機能をさらに増やした。それは、Webのサポートだ。

Appleのユーザーは今でも、専用のアプリケーションを使ってMacからiMessageの会話にアクセスできる。GoogleのMessages for Webもそれと似ていて、メッセージへのクロスプラットホームなアクセスを提供する。Androidユーザーは、スマートフォンを使っていなくても、メッセージを見たり、チャットに応答できる。

ただしMessages for Webの実装はWhatsAppのデスクトップと似ていて、スマートフォンと同期するためにはMessageのWebサイトでコードをスキャンしなければならない。

Googleによると、Messages for Webはローンチ時からすでに、ステッカー、絵文字、画像の添付などもサポートする。

来週中にサポートされる機能は、内蔵のGIF検索や、スマートリプライ(英語と絵文字による返事のみ)、会話中のWebリンクのプレビュー、タップしてワンタイムパスワードをコピーする、などだ。

ワンタイムパスワードのコピー機能は、iOS 12のiMessageにもある。ワンタイムパスワードを要求するアプリやサイトにログインするときは、それを入力すべき欄に一回のタップだけでコピーできるようになる。Googleのは一回じゃなく、コピーとペーストで計二回のようだ。それでも、十分便利だけどね。

試してみたい人は、Google PlayからMessagesアプリの最新バージョンを入手すること。

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GoogleのTranslateアプリがインターネット版と同じく機械学習の使用へ(全59言語)

GoogleのTranslateアプリは、iOSでもAndroidでも、現状ではインターネットにアクセスした方がオフラインで使うより結果が断然よろしい。その理由は、オフラインの翻訳は機械翻訳の古いテクニックであるフレーズ(語句)ベースの翻訳であるのに対し、オンラインでは最新の機械学習によるシステムを利用しているからだ。しかしそれが今日(米国時間6/12)から変わり、TranslateアプリではオフラインのNeural Machine Translation(NMT)が59の言語をサポートする。

今日はまだ、少数のユーザーがそのアップデートを体験できるだけだが、数週間以内に全ユーザーに展開される予定だ。

サポートされる言語はとても多くて、自分の好きなのだけ挙げてもしょうがないから、ここではそのすべてをご紹介しよう:

Afrikaans, Albanian, Arabic, Belarusian, Bengali, Bulgarian, Catalan, Chinese, Croatian, Czech, Danish, Dutch, English, Esperanto, Estonian, Filipino, Finnish, French, Galician, Georgian, German, Greek, Gujarati, Haitian, Creole, Hebrew, Hindi, Hungarian, Icelandic, Indonesian, Irish, Italian, Japanese, Kannada, Korean, Latvian, Lithuanian, Macedonian, Malay, Maltese, Marathi, Norwegian, Persian, Polish, Portuguese, Romanian, Russian, Slovak, Slovenian, Spanish, Swahili, Swedish, Tamil, Telugu, Thai, Turkish, Ukrainian, Urdu, Vietnamese and Welsh(アフリカーンス語、アルバニア語、アラビア語、ベラルーシ語、ベンガル語、ブルガリア語、カタルーニャ語、中国語。クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エスペラント語、エストニア語、フィリピン語、フィンランド語、フランス語、ガリシア語、ジョージア語、ドイツ語、ギリシャ語、グジャラート語、ハイチ語、クレオール語、ヘブライ語、ヒンズー語、ハンガリア語、アイスランド語、インドネシア語、アイルランド語 、イタリア語、日本語、カンナダ語、韓国語(朝鮮語)、ラトビア語、リトアニア語、マケドニア語、マレー語、マルタ語、マラーティー語、ノルウェー語、ペルシャ語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スワヒリ語、スウェーデン語、タミール語、テルグ語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ウルドゥー語、ベトナム語、ウェールズ語)。

これまでは、ハードウェアの能力の限界などにより、スマートフォンの上でディープラーニングのモデルを動かすことはできなかった。しかし最近のハードウェアとソフトウェアの進歩により、その問題は克服され、またGoogleやMicrosoftなどはモデルを小さく圧縮して使う方法を見つけた。Googleの場合、それは一言語につき30から40メガバイトになる。

なおMicrosoftも今年の初めに、同社のTranslatorアプリに同種の機能を発表した。ただし当面それは、対象言語が1ダースぐらいだ。

画像クレジット: TechCrunch

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DIYで作るこのスマートミラーは小さくてすごくて機能山盛り

数年前にGoogle XのエンジニアMax Braunが、彼が作ったスマートミラーに関する記事をMediumに載せた。その彼が、さらに小さく、さらにスマートなニューバージョンを手にして戻ってきた。これはぼくも支持できるスマートミラーだけど、でもぼく自身はスマートミラーを重要なデバイスとは思えない。

彼は自分のプロジェクトをMediumに発表し、それを作るために必要な工程と部品について説明している。万人向けのプロジェクトではないが、でもMaxは企業が実際に製品化に取り組めるほどの、十分なインストラクションを提供している。

最近スマートミラーをレビューして記事を書いたことがあるが、ちょっと馬鹿げているけど役に立つ、と感じた。それはMaxのスマートミラーのように、ソフトウェアはパッシブで常時動いている。ユーザーは、ミラーと対話することをいちいち意識しなくてよい。正しい情報が、自動的に表示されるはずだ。しかし鏡とディスプレイの両者を兼ねることは、一種の曲芸のようだ。

現時点では、スマートミラーとはマジックミラーのうしろにAndroidタブレットを置いたものにすぎない。同じ情報がスマートフォンや音声アシスタントから得られるのだから、今の高価な小売価格では買う人がいないだろう。そもそも、天気予報を知るために人は何台のデバイスを必要とするのだろうか。

〔訳注: ユーザーの顔(など)を診断して個人化された美容情報や健康情報を提供するミラーが本当のスマートミラー。提供する情報が天気予報やニュースなどだけなら、ミラーのスマート化(“スマートなミラー”)とは言えない。〕

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DIYで作るこのスマートミラーは小さくてすごくて機能山盛り

数年前にGoogle XのエンジニアMax Braunが、彼が作ったスマートミラーに関する記事をMediumに載せた。その彼が、さらに小さく、さらにスマートなニューバージョンを手にして戻ってきた。これはぼくも支持できるスマートミラーだけど、でもぼく自身はスマートミラーを重要なデバイスとは思えない。

彼は自分のプロジェクトをMediumに発表し、それを作るために必要な工程と部品について説明している。万人向けのプロジェクトではないが、でもMaxは企業が実際に製品化に取り組めるほどの、十分なインストラクションを提供している。

最近スマートミラーをレビューして記事を書いたことがあるが、ちょっと馬鹿げているけど役に立つ、と感じた。それはMaxのスマートミラーのように、ソフトウェアはパッシブで常時動いている。ユーザーは、ミラーと対話することをいちいち意識しなくてよい。正しい情報が、自動的に表示されるはずだ。しかし鏡とディスプレイの両者を兼ねることは、一種の曲芸のようだ。

現時点では、スマートミラーとはマジックミラーのうしろにAndroidタブレットを置いたものにすぎない。同じ情報がスマートフォンや音声アシスタントから得られるのだから、今の高価な小売価格では買う人がいないだろう。そもそも、天気予報を知るために人は何台のデバイスを必要とするのだろうか。

〔訳注: ユーザーの顔(など)を診断して個人化された美容情報や健康情報を提供するミラーが本当のスマートミラー。提供する情報が天気予報やニュースなどだけなら、ミラーのスマート化(“スマートなミラー”)とは言えない。〕

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Android PのBeta 2ではシステムイメージが更新され157の新しい絵文字を提供

Android Pは1か月前のI/Oカンファレンスで最初のベータをリリースし、今度はAppleのデベロッパーカンファレンスの最中の今日(米国時間6/6)、Beta 2を出してきた。このアップデートには、Googleのデベロッパープログラムに登録しているデベロッパーでPixelデバイスが使える人ならアクセスできる。すでにBeta 1をダウンロードしている人は、自動的にバージョンアップされる。

この最新のビルドではシステムイメージが新しくなり、デベロッパーツールもOSのアップデートに合わせて新しくなった。Adaptive Batteryが標準装備となり、システムリソースを濫費するアプリをDeepMindが教えてくれる。App Actionsでデベロッパーは自分のアプリを検索やGoogle AssistantやGoogle Launcherなどで目立たせることができる。そしてSlicesは、アプリの成分/要素をアプリを開かずにチェックできる。

157の新しい絵文字が加わったことも、特記すべきだろう。その中には性別を特定しない絵文字が2つ、ファミリーと、カップルをハートがつなぐ絵文字などがある(上図)。性別を特定しないAdult絵文字は、昨年初登場した。

またRed Hair(赤毛)とSuperhero(スーパーヒーロー)の絵文字(上図左2)は両性が用意され、肌の色が5種ある。クリームチーズをはさんだベーグル、ラマ、ロブスターもある(上図)。楽しそう。

改良された絵文字もある(上図)。それらはベーコン、亀、バッタ、サラダなどだが、サラダからは卵が消えて完全なヴィーガンになった。絵文字は、Android Pの最終リリースまでにさらにアップデートされるそうだ。

このアップデートの、デベロッパーのための詳しい情報はここにある

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Android PのBeta 2ではシステムイメージが更新され157の新しい絵文字を提供

Android Pは1か月前のI/Oカンファレンスで最初のベータをリリースし、今度はAppleのデベロッパーカンファレンスの最中の今日(米国時間6/6)、Beta 2を出してきた。このアップデートには、Googleのデベロッパープログラムに登録しているデベロッパーでPixelデバイスが使える人ならアクセスできる。すでにBeta 1をダウンロードしている人は、自動的にバージョンアップされる。

この最新のビルドではシステムイメージが新しくなり、デベロッパーツールもOSのアップデートに合わせて新しくなった。Adaptive Batteryが標準装備となり、システムリソースを濫費するアプリをDeepMindが教えてくれる。App Actionsでデベロッパーは自分のアプリを検索やGoogle AssistantやGoogle Launcherなどで目立たせることができる。そしてSlicesは、アプリの成分/要素をアプリを開かずにチェックできる。

157の新しい絵文字が加わったことも、特記すべきだろう。その中には性別を特定しない絵文字が2つ、ファミリーと、カップルをハートがつなぐ絵文字などがある(上図)。性別を特定しないAdult絵文字は、昨年初登場した。

またRed Hair(赤毛)とSuperhero(スーパーヒーロー)の絵文字(上図左2)は両性が用意され、肌の色が5種ある。クリームチーズをはさんだベーグル、ラマ、ロブスターもある(上図)。楽しそう。

改良された絵文字もある(上図)。それらはベーコン、亀、バッタ、サラダなどだが、サラダからは卵が消えて完全なヴィーガンになった。絵文字は、Android Pの最終リリースまでにさらにアップデートされるそうだ。

このアップデートの、デベロッパーのための詳しい情報はここにある

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Microsoftのモバイル部門は子を持つ親にフォーカス、子どもの現在位置を知るアプリなどをアップデート

Microsoftが今日(米国時間5/31)、親が子どもの居場所を知るアプリAndroid Launcher(Microsoft Launcher for Android)をアップデートする。今日はほかにも、親子に関連するアプリや機能の発表が行われる。たとえばAndroid用のMicrosoft Edgeでサイトをブロックする機能や、子ども向けニュースサイトMSN Kidsのローンチだ。

これらの新しい機能の中核にあるものは、Microsoftのファミリーグループの設定で、これによりすでにWindows 10やXbox Oneの上では、子どもの活動を知ったり、画面を見る時間を制限したりできる。

今日の発表では、MicrosoftのMobile ExperiencesグループのゼネラルマネージャーShilpa Ranganathanがこう書いている: “私にも若くて好奇心旺盛な娘がいるから、家でも外でもテクノロジーの適切な使い方を支援するツールが必要だと痛感している。しかも私は、モバイルデバイスのユーザー体験を構築するチームのリーダーだから、この問題は人ごとではない。今日発表するこれらの新しいユーザー体験では、透明性をとくに重視したことを、申し上げておきたい”。

子どもの居場所を知る機能は、Microsoft Launcher for Androidの今日のアップデートに含まれ、子どもの最新の位置情報が個人化されたニューズフィードに現れる。

Edge for Androidでサイトのアクセスを制限する機能は、本当に役に立つか疑問だが、でもChromeなど、そのほかのブラウザーを使わせない(ダウンロードもさせない)ことに成功したら、役に立つかもしれない。

MSN Kidsに関しては、Microsoftは、信頼できるソースからの情報に限定している、と言っている。それらは、Time for Kids, Popular Science, Sports Illustrated for Kids, National Geographic, USA TODAYなどだ。スポンサー付きのコンテンツや、広告はない。

画像クレジット: Bloomberg

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Googleがアプリでじわりじわりと中国プレゼンスを拡大、今度はファイル管理のFiles Go

Googleが今度はAndroidデバイスのためのファイル管理サービスFiles Goをローンチして、そのゆっくり着実な中国戦略を継続している。このアプリは昨年グローバルにローンチしたが、今日(米国時間5/30)は4つのサードパーティアプリストアから中国に上陸した。

中国で‘Google 文件极客’と呼ばれるこのアプリは、ユーザーのファイルがストレージの容量内に収まるように、削除するファイルを提案したりする。そのほか、ファイルを見つけたり、インターネットを介さずにファイルをローカルなデバイスと共有する機能などがある。スマホがすいすい使えるためには、良質なインターネット接続とともに、ストレージの十分な空きスペースがあることも重要だから、Files Goはそのあたりをヘルプする。

Files Goは、安価なAndroidフォーンが多く使われているインド向けに最初は作られたが、世界的に関心が広まったので全世界に向けてローンチした。今やアメリカは、このアプリの三つめに大きな市場だ。Googleの‘Next Billion’チームのプロダクトマネージャーJosh Woodwardが、そう語ってくれた。

それだけグローバルな需要のあるアプリを、中国戦略の一環として利用することは、なかなか合理的なやり方だ。しかも今回のローンチでは、Google Play Storeが中国で禁じられているので、サードパーティのアプリストアを使った。今回選んだのはTencentとXiaomi, Huawei, そしてBaiduのアプリストアだが、Googleはこれで、中国市場の感触をつかめるだろう。

Googleのサービスはこの国でまだ禁じられているが、アプリは昨年のGoogle Translateの復帰と、今週のARCoreのローンチに次いで、これで三つめだ。

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GoogleがXiaomiとパートナーしてARCoreの技術を中国に持ち込む、水面下の中国市場拡大努力を継続中

Googleが、中国に戻る努力を強化している。今年初めには、同社の拡張現実/仮想現実技術ARCoreを中国のスマートフォンに実装する計画を発表したが、今週はその最初のパートナーがXiaomiに決まった。

最初その技術はXiaomiのMix 2Sに実装され、アプリはXiaomi App Storeから提供されるが、しかしGoogleは長期的には中国本土のパートナーをもっと増やしたいと考えている〔下図のgoo.gl/f6pyCnリンク〕。Googleの以前の発表によると、その方向ですでに決まっているパートナーはHuaweiとSamsungだ。

Googleのメインのサービスは中国でまだブロックされているが、ARCoreのアプリはデバイス上で完全にローカルで動くから、中国政府の検閲の手は届かない。

問題は、ソフトウェア自身よりもその配布だ。中国でGoogle Play Storeの利用は制限されており、サードパーティのAndroidアプリストアは、メジャーなものだけでも各地に計10以上ある。しかしXiaomiやHuaweiなどとパートナーすれば、彼らのアプリストアが使えるほか、アプリをデバイスにプレロードするやり方もある。そしてGoogleは消費者に到達できる。

ARCoreアプリの画面

ARCoreの中国でのやり方は秘かに潜行するタイプだが、それもまた、中国でのプレゼンスを拡大しようとするGoogleの継続的努力の一環だ。それはメディアが騒ぐようなGoogle Play Storeの蘇生ではなく、ほかの方面での努力の積み上げだ。

最近同社はTencentとパートナーして、中国のスタートアップたちに投資していくことになった。それらは、バイオのXtalPi、ライブストリーミングのChushouなどだ。そのほか、北京におけるAIラボも発表した。さらにGoogleは台湾におけるプレゼンスも大きく、とくに目立つのがHTCの部分的買収だ。そして‘ハードウェアのシリコンバレー’と呼ばれる深圳にもオフィスを開いた。

そして9月に上海では、同社としてはアジア初のデモデーを主催する。参加受付は、先週からやっている。

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警告:安価なAndroid携帯電話の中にはマルウェアがプリインストールされているものがある

Avastは、Googleの認定を受けていない多くの安価なAndroid携帯電話が、マルウェア(悪意あるソフトウェア)で汚染された状態で出荷されていることを発見した。このマルウェアによって利用者は望んでいないアプリをダウンロードさせられてしまう。Cosiloonと呼ばれるこのマルウェアは、アプリの宣伝をしたり、ユーザーを騙してアプリをダウンロードさせたりするために、画面上に広告を表示する。ZTE、Archos、myPhoneから汚染されたデバイスが出荷されている。

このマルウェアはドロッパーとペイロードで構成されている。「ドロッパーは難読化されていない小さなアプリケーションで、汚染されたデバイスの”/system”パーティションに置かれています。このアプリは全く目立たないもので、『設定』の下にあるシステムアプリケーションのリストの中でしかユーザーには見えないようになっています。私たちは、『CrashService』あるいは『ImeMess』という名前の2つの異なるドロッパーを目撃しています」とAvastは書いている。その後ドロッパーはウェブサイトに接続し、ハッカーが電話にインストールしたいペイロードをダウンロードする。「XMLマニフェストには、何をダウンロードするか、どのサービスを開始するかといった情報や、特定の国やデバイスを感染から除外するようにプログラムされたホワイトリストが含まれています。しかし、私たちはホワイトリストが使用された国を見たことはなく、初期のバージョンではほんの数個のデバイスしかホワイトリストに登録されていませんでした。現在は、ホワイトリストに登録されている国やデバイスはありません。CosiloonのURL全体がAPK(Androidのアプリケーションパッケージ形式)内にハードコードされています」。

ドロッパーはシステムのファームウェアの一部であり、簡単に削除することはできない。

要約すると:

ドロッパーは、暗号化されていないHTTP接続を介してダウンロードされたマニフェストの中に定義されたアプリケーションパッケージを、ユーザーの同意なしにインストールすることができます。
ドロッパーは、メーカー、OEM、そしてキャリアをつなぐサプライチェーンのどこかでプレインストールされています。
ドロッパーはデバイスのファームウェアの一部であるシステムアプリケーションであるため、ユーザーが削除することはできません。

Avast Mobile Security(Google Play Storeからダウンロード可能)を使えばペイロードを検出して削除することができるが、このアプリからではドロッパー自身を無効化することはできないため、Avastはユーザーが「設定」の中から、”Crash Service”もしくは”ImeMess”というアプリを探して手動で「無効化」することを推奨している(サイトでの説明はこちら)。ドロッパーは、アンチウイルスソフトを携帯電話上に見つけた場合には、うるさい広告表示は停止するものの、それでもディフォルトブラウザーでブラウジングをしている最中にアプリのダウンロードを勧めてくる。もちろろんそれは、より沢山の(より悪質な)マルウェアたちを招き入れるためのものである。Engadgetの指摘によれば、感染ソフトは、マルウェアを内蔵した何千台ものコンピュータが出荷されたLenovoの “Superfish”脅威に似ているということである。

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(翻訳:sako)

Android Pではスマホの使い方をユーザーがコントロールできる機能を充実

Googleは今日のデベロッパーカンファレンスI/Oで、今度のAndroid Pオペレーティングシステムのための一連の新しいツールを発表した。それらはユーザーが使用時間をよりしっかり管理できるためのツールで、たとえばより強力なDo Not Disturb(邪魔しないで)モードや、アプリの使い方の現状を調べる方法などだ。

最大の変化は、Android Pで初めてダッシュボードが導入されることだ。ユーザーはその上で、自分のAndroidがどんな使われ方/使い方をしているかを一望できる。ちなみにその画面のバナーは“dashboard”ではなく“digital wellbeing”(デジタルの幸福)だ。そこで分かることは、自分のスマートフォンを何回アンロックしたか、通知を何回受け取ったか、どのアプリを何時間使った、などの数値だ。アプリの使われ方に関する情報は、デベロッパーがいろいろ盛り込むことができる。たとえばYouTubeでは、その特定のAndroidデバイスだけでなく、すべてのデバイスでYouTubeを見た合計時間が分かる。

Googleによると、ダッシュボードを導入したのは、デベロッパーたちが“意義あるエンゲージメント”と呼んでいるものを盛り上げるためだ。必ずしも健康的とは言えない、スクリーンのアイドルタイムを減らすこと。これからベッドへ行って寝るためにソファなどから立ち上がったら、お尻の下に自分のスマートフォンがあった、とか。このほか、Android Pでは、こんなことが新しくなる:

  • Do Not Disturbモードで通知を無視できる–スマートフォンを裏返すと自動的にDNDモードになる。このジェスチャをGoogleは“shush.”(シーッ)と呼んでいる。またテキストの通知だけでなく、ビジュアルの通知や電話の呼び出しも減らせる。
  • 寝る前にはスマートフォンを“wind down”モード(うとうとモード)にできるd–画面がグレースケールになり、明るさを徐々に減衰する。スマートフォンをふつうの活性状態のままベッドに持ち込まないための、工夫だ。
  • アプリのタイムリミットを設定できる–設定した時間が近づいたらユーザーに知らせ、実際にタイムリミットになったら画面をグレーにしてそのことを教える。.

これらの機能は以前、The Washington Post紙が報じた。テクノロジーのネガティブな側面への懸念、とくにその依存症的/中毒的な性質を取り上げた記事だ。Googleはすでに、子どものデバイスを管理するFamily Linkというツールを提供している。これはアプリへのアクセスをコントロールしたり、時間制限を設定したり、夜間の使用不能を設定したりできる。AmazonのFireタブレットも強力なペアレンタルコントロールを提供しているし、Appleも今年後半にはiOSのペアレンタルコントロールを強化するようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Androidの新しいジェスチャーはiPhone Xそっくり

Googleは、Android次期バージョンの新機能の一部をデベロッパー会議で披露した。その中にとりわけ馴染みのある機能があった。Android Pにはアプリ間を行き来するナビゲーションに新しいジェスチャーが加わる。その動きはiPhone Xそっくりだ。

Android Pには、われわれが1年以上前から研究してきた新しいナビゲーション方式を導入する」とAndroidのエンジニアリング担当副社長、Dave Burkeが言った。「新デザインによってAndroidのマルチタスキングは、これまでより使いやすく理解しやすくなるだろう」

おそらくGoogleは新しいマルチタスキング画面を1年間検討してきたのだろうが、Appleをコピーしなかったとは信じ難い。iPhone Xは2017年9月に発表された。

Android Pでは、従来のホーム、戻る、およびマルチタスクのボタンがなくなっている。画面下端の中央には薄い横長のボタンが1つだけある。このボタンを上向きにスワイプすると、マルチタスク画面になって最近使ったアプリの一覧が表示される。画面を左右にスワイプすれば目的のアプリを選ぶことができる

もう一度上にスワイプすると、推奨アプリの並んだアプリドロワーが画面上端に表示される。いつでもボタンをタップすればホーム画面に戻れる。これらのジェスチャーはアプリを使っているときにも機能する。アプリの中では左下隅に戻るボタンが追加される。

薄いボタンを左右にスワイプすると隣のアプリに切り換えられる。これはiPhone Xと全く同じだ。複数のアプリをめくっていくこともできる。指を離すと選んだアプリに移動する。

Android Pベータは何種類かのデバイス向きに今日から入手できる。エンドユーザーには今後数カ月のうちにこの新バージョンがやってくる。

iPhone Xのジェスチャーは驚くほどエレガントで効率的なのでGoogleの選択を責めることはできない —— そしてもちろん、あのPalm Preによく似ていることもわかっている。iPhone Xを使ったあと現行バージョンの動くAndroid機を使うと、最近使ったアプリに移動するのに複数回のタップが必要なためずっと遅く感じる。

変化をもたらしたのはAppleであり、どのスマートフォンもiPhone Xのように動作すべきことは明らかだ。それでもGoogleが何か言われるのは仕方のないことだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

IoTのベースOSとなるAndroid Things、ベータを脱して1.0をローンチ、I/O前日に発表

今日(米国時間5/7)Googleは、同社のIoT開発プラットホームAndroid Thingsがベータを終えた、と発表した。8つのリリース候補のうち、最後のは1か月足らず前にローンチし、そして今やAndroid Thingsは完熟のようだ。ベータのときから何社かが実際に製品を作り始め、またGoogleのAndroidスマートディスプレイのローンチパートナーたちも、このプラットホームがベースだ。

Android Thingsはハードウェアとソフトウェアのデベロッパーに、さまざまなIoTデバイスを作るためのSDKを提供する。またGoogleは、Raspberry Piなどハードウェアメーカー数社とパートナーしてデベロッパーキットを提供しており、さらに、デバイスを管理したり、プロトタイプや本番製品をネット経由でアップデートするためのデベロッパーコンソールも提供している。

つまりハードウェアのメーカーにIoT用のオペレーティングシステムを提供するんだけど、その管理はGoogleがやるので、デベロッパーは自分の製品づくりに専念できる。システムやそのメンテナンスを、気にせずにすむ。Googleは安定性向上のためのフィックスとセキュリティパッチを3年間提供するが、その延長契約も可能だ。

Googleによると、プレビューの段階でSDKは10万以上ダウンロードされた。そしてベータの間には、デベロッパーからのフィードバックが1万あまり得られた。

非商用のユーザーは最大100までのデバイスをAndroid Things Consoleで管理し、製品の市場展開ができる。デバイスが100を超えたり、商用製品を展開することになったら、Googleとの正式な契約が必要だ。

今日のローンチの一環としてGoogleは、二つのSystem-on-Modules for Thingsのサポートを発表した。それらのベースは、NXP i.MX8M, Qualcomm SDA212, Qualcomm SDA624, MediaTek MT8516だ。これらよりも前に、Raspberry Pi 3 Model BとNXP i.MX7Dデバイスはすでにサポートされている。ただし、NXP i.MX6ULのサポートは終了した。

GoogleのデベロッパーカンファレンスI/Oが明日から、というその一日前にAndroid Things 1.0の発表をするのは、なんか変だが、今日から行われるMicrosoftのカンファレンスBuildでもIoTが強調されるらしいから、Googleも発表をできるだけ早めたかったのだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google Assistantで映画チケットを買えるようになった

Google Assistantに新しい機能がやってきた。Fandango との提携によって、映画のチケットを簡単に買えるようになる。Google Assistantに映画のチケットが買いたいと言えば、近くで何を上映しているかを教えてくれるので、あとはどの映画館でどの映画をやっているかを見ればよい。

このサービスはStar Wars™ のマーケティング・ホリデーに因んで、May the Fourth™(5/4)にスタートする。そしてSolo: A Star Wars Storyの前売り券はその当日発売になる。

この機能はSiriには前からあったがGoogle AssistantではFandangoアプリをダウンロードしなくても購入できる。Siriで利便性が大きく損なわれていた点を改善した。

現在はAndroid端末のGoogle Assistant専用だが、もしあなたがiOSでGoogle Assistantアプリのヘビーユーザーなら、今年中には映画チケットを買えるようになるはずだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Wear OS(元Android Wear)のGoogle Assistant機能がI/Oを前にして充実

今年のI/O(Googleの開発者大会)はまだ一週間先だが、すでにGoogleは、ちょろちょろとニュースを小出しにしている。それは来週のビッグイベントへの呼び水か、それとも、当日のわずか二つのキーノートには盛りきれないものが多いからか。いずれにしても今日(米国時間5/3)は、Android OSのウェアラブル用バージョンWear OS(旧名Android Wear)のアップデートが発表された。

来週Wear OSがどんな扱いをされるのか、それまはだ未知数だが、今回はそのAssistantアプリが本格的に更新された。スマートウォッチとアシスタントアプリは、まるで当然のような組み合わせだ。SiriはApple Watchの人気を押し上げたし、それに音声アシスタントならウェアラブルの小さな画面が気にならない。

Googleは昨年、独自のAssistantをAndroid Wearに導入し、その後何度も重要なアップデートをしている。中でもとくに良いのは、状況に応じて追加質問をしてくれるスマートサジェッションだ。たとえば天気予報を尋ねると、そのほかの日も知りたいか、と言ってくる。

Assistantの手首用バージョンでは、音声による答をインターネットに接続されたヘッドフォンでも聞ける。来週展開されるこのアップデートでは、ウェアラブル上でActions*が使えるようになり、サードパーティ製の機能を楽しめる。たとえば自分の手首から、LGのスマートオーブンを余熱できたりするだろう。〔*: Actions, Amazon AlexaのスキルやApple Siriのコマンドに相当。〕

ささやかなアップデートだが、GoogleがI/Oの前からWear OSを気にかけている様子は微笑(ほほえ)ましい。ウェアラブルへの関心はApple以外では鎮静しているから、このオペレーティングシステムも伸び悩んでいる。来週Googleが、この分野でも斬新な何かを見せてくれることを、期待したい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Androidの父Andy RubinのスマートフォンEssentialに日本語ネットショップができた

それはスマートフォンメーカー企業の、すなおすぎるような立ち上げだった。Androidの作者Andy Rubinのその新しい事業は、出足があまり良くないと外部からは見られているが、しかし今日(米国時間4/27)同社は、その潤沢な資金を生かして一気に、オンラインストア(ネットショップ)のグローバル展開を図った。

今日の同社はTwitter上で、それら重要拠点のストアを発表した。カナダ、フランス、日本、そしてイギリスだ〔ドイツも買える…後述〕。Engadgetによると、これらの市場の一部では、前から買うことが可能だったが、しかしそれは同社自身のショップからではなく、たとえばカナダではAmazonやTelusからだった。

一部には、特定の国に固有の注意点もある。それらは同社のTerms of Sale(販売規約)に書かれていて、そこには、ドイツでも買える、とある。

このように、同社は市場展開も遅かったが、無理もない。この種のビジネスをスクラッチから立ち上げるのは、容易ではない。手持ち資金が3億ドルあっても、だ。Essentialは最初の1年を国内市場の開拓に費やした。AmazonやBest Buyに卸し、キャリアはSprintと契約した。

今回行った流通チャネルの構築で、今後バージョン2が出るとき、展開がかなり楽になるだろう。

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