My Brick Onlineは、レゴにスマートフォンを載せて新しい楽しみのを生みだす

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レゴ!レゴ!レゴ! レゴが嫌いな人などいるだろか? TechCrunch Disrupt Londonのハッカソンの中でも注目を浴びたこのエントリーは、スマートフォンを利用してあの愛しのレゴブロックをもっと楽しくする。

My Bricks Onlineを使えば、子供が ― 大人も ― スマートフォンを使って作品に音楽やサウンドを加えられる。子供たちにiPadを横に置いて昔ながらのおもちゃで遊ぶ強い理由を与えよう、というアイデアだが、皮肉にもスマートフォンを利用する。

Filip DenkerとPeter Pappから成るチームは、昨年のイベントでSuonoScopeを作り、Fooropaというスタートアップを運営している。今回のデモには車を使っている。サウンドと相性がよく、作るのが簡単で、子供たちの人気者だからだ。ただしこのプロジェクトはどんなタイプのレゴでも使える、とふたりは説明している。

Pappは、メカで遊べるレゴテクニックは高価で、買える場所も限られているので、My Bricks Onlineは普通のスマートフォンを使ってもっと利用しやすくしたと話した。

このしくみを実現するために、ふたりはPubNubのAPIを使い、端末のカメラに映った色に応じてアクションの引き金を引く ― つまりサービスの色によって異なる音を出す ― HTMLページにはチームが作ったレーストラックのラップタイムが表示される。家にスマート電球があれば、IFTTTのアクションを使って点灯させることもできる。

というわけで、これはテクノロジーが古いオモチャに新たな命を吹き込むことの証だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

アマチュアでも正確な切削ができるコンピュータービジョンによるCNCマシンShaper Origin

誰もが副業(副収入源)を持つ時代になりつつあるようだが、ここでご紹介するShaper Originがあれば、誰もが余暇時間にクールなガジェットを作り、売っていくことができる。このハンドヘルドなCNCマシンでFalcon 9ロケットをホームメイドすることは無理でも、Etsyで飛ぶように売れる小物類なら、何でも作れるだろう。

CNCマシンというものは昔からあるが、従来のそれは工場などでプロが使う高価な大型機械だった。しかしShaperのOriginは、複雑なコンピュータービジョン〔視覚のコンピューター化〕の能力があるので、プロでない人でも容易に使える。Originでは、細部に苦労する必要がない。プロの目や手が持つ精度を、機械自身が持っているからだ。

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作業台には、特殊なテープが様々な間隔で貼ってある(上図)。カメラがそれを座標系として捉え、ソフトウェアが、求めるカットのAR表現を作ってスクリーンに映し出す。Originによるカット作業は、ドットをつないでいくゲーム並に易しい。マシンを両手で持ち、描かれたルートに沿って移動させる。動きの不正確さは刃自身が補正し、コーナー(角)もきれい切る。

使える素材は、木、カーボン繊維、ビニルなどだ。デザインをクラウドへドラッグ&ドロップすると、数分後にデバイスは使える状態になる。今なら誰もがこの未来的なデバイスを1500ドル弱で買える。今後の平常時小売価格は、2099ドルになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Disrupt SF 2016「Battlefield」勝者はeスポーツゲーマーのコーチングサービス

サンフランシスコで9月12日から14日にかけて開催された「TechCrunch Disrupt SF 2016」。その目玉企画である、スタートアップのピッチイベント「Battlefield」の勝者が決定した。

今年は世界各国の応募から23社(+来場者投票による2社)が本戦に出場し、14日には決勝に進んだ6社がプレゼンを披露。勝者に与えられるDisrupt Cupと賞金5万ドル(約500万円)を手にしたのは、対戦ゲームのプレイヤーをコーチしてくれるサービス「Mobalytics」だった。

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Mobalyticsは対戦ゲームのプレイヤーに対して、強みと弱みを分析するサービス。ゲーマーのスキルは、機械学習を用いて「戦闘力」「生存力」「チームプレイ力」といった8項目を無料で算出する。各項目をレベルアップする方法については、有償でアドバイスする予定という。

現時点では、世界で最もプレイヤー数が多いPCゲームの1つとして知られる「リーグ・オブ・レジェンズ」で実証実験中。将来的には、オーバーウォッチ、DOTA 2などeスポーツの人気タイトルにも対応する。米国のeスポーツ市場は今年、5億ドル規模に達する見込みとされている。

次点に選ばれたUnifyIDは、パスワードに変わる認証サービス。具体的にはPCやスマートフォン、ウェアラブルデバイスを通して、その人が使うデバイスや行った場所、歩幅や足音、脈拍、タイピングのリズムなどを取得する。サービスの利用者と「その人らしさ」が一致した場合、ログインできるようにする。

現時点ではChrome拡張機能とiOSアプリのベータ版を限定公開中。これらをインストールすればユーザーの行動を学習する。これによって、例えばPCでAmazon.comにアクセスすると、ユーザー名とパスワードを求められるかわりに、Chrom拡張機能のUnifyIDでログインできる。

そのほかのファイナリスト4社は以下の通りだ。

EveryWell

郵送で血液検査キットを取り寄せ、自宅での健康診断を可能にするサービス。2〜3滴の血液を採取して郵送すると提携ラボで分析してもらえる。素人でもわかりやすいグラフィカルな診断結果をオンライン上で確認できる。

食物アレルギーや甲状腺、受胎検査などのプランがある。利用料金は79〜399ドルで、通常の診察よりも価格を大幅に抑えているという。将来的にはSTD(性行為感染症)や母乳の栄養検査、男性の生殖能力検査も提供する予定。

BlazingDB

大量のGPUを使ってデータベースのSQLクエリを高速化するエンジン。処理速度はAmazon Redshiftの5倍、PostgreSQLの80倍、MySQLの140倍という。

大量のタスクを並列処理できるGPUは、画像処理や機械学習のアプリケーションで用いられるが、データベースで活用する例は珍しい。2016年6月に公開したばかりながら、すでに「Fortune 100」に名を連ねる大企業数社も導入している。

Carbon Health

アプリで保険証を読み込んで、個人のさまざまな医療データを一元管理するサービス。これをもとに医師や薬剤師などが患者とコミュニケーションを図れるようにする。具体的にはアプリ上で医師への診断スケジュールや支払いを処理できる。

Sqreen

Webアプリケーションのセキュリティ状況をリアルタイムで分析する開発者向けのツール。ソースコードを変更せず、わずかなコマンドラインで、ダッシュボード上からSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、アカウント乗っ取りといった攻撃を常時監視できる。

利用料金は月額99ドル。5カ月前にサービスを開始したばかりだが、400の企業・開発者が導入し、すでに100万以上の攻撃をブロックしたという。

日本版「Battlefield」のエントリー募集中

TechCrunch Disrupt SF 2016は大盛況で幕を閉じたが、TechCrunch Japanでも11月17日、18日に東京・渋谷で、毎年恒例のイベント「TechCrunch Tokyo 2016」を開催する。そこでは、日本版「Battlefield」と言える「スタートアップバトル」も行うことが決まっていて、参加企業を絶賛募集中だ。

応募締め切りは9月30日までなので、我こそはというスタートアップはぜひ、こちらのページから応募してほしい。

Disrupt SF 2016のStartup Battlefield、優勝はMobalyticsに決定

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初めに、25社のスタートアップありき。そして三日間の激しい競争があり、今、勝者が決まった。

Startup Battlefieldに参加したスタートアップは、全参加社の中から厳しく選別され、その厳しいコンペに臨んだ。彼らは、多くのVCたちや業界のリーダーから成る審査団の前でプレゼンテーションを行い、賞金5万ドルと優勝カップDisrupt Cupを争った。

本誌TechCrunchの編集者たちは審査員たちのノートを数時間かけて慎重に検討し、6社のファイナリスト、BlazingDB, Carbon Health, EverlyWell, Mobalytics, Sqreen, そしてUnifyIDを選んだ。

決勝に出場した6社は、ボスキャラのように手強い最後の審査員たち: Cyan Banister (Founders Fund), Roelof Botha (Sequoia Capital), Padmasree Warrior (NextEv), Susan Wojcicki (YouTube), そしてMatthew Panzarino (TechCrunch)の前で、最後のデモを演じた。

今すでに、Disrupt LondonのStartup Battlefieldの出場社を募集している。Startup Battlefieldの ハブをご覧いただき、Battlefield担当編集者Sam O’Keefe(sam@techcrunch.com)宛に、申し込んでいただきたい。質問も、彼女が受け付ける。

それでは、TechCrunch Disrupt SF 2016 Startup Battlefieldの勝者にお会いしよう。

優勝: Mobalytics

Mobalyticsは競争性のあるゲームのコーチで、プレーヤーの弱点や、もっとうまくなるための調整方法を教えてくれる。eスポーツは今後ますます大きな市場になるから、Mobalyticsには将来のビッグな商機がある。

Mobalyticsを紹介する本誌記事はこれだ

準優勝: UnifyID

UnifyIDは、パスワードが要らない認証方法を提案する。パスワードではなく、個人の特徴(使ってるデバイス、学校、勤務先、などなど)を積み上げたユニークなプロフィールで、その人の本人性を同定する。

同社を紹介する本誌記事はこれだ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

TechCrunch Disrupt SF 2016、Startup Battlefieldのファイナリスト6社が決まりました、明日は決勝を実況ストリーミング

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二日間にわたり、5000名を超える来場者と数十万のネット閲覧者の前で、25社が、Disrupt SF 2016 Startup Battlefieldの勝者を目指して競った。

そして、6社が決勝に残った:

BlazingDB

BlazingDBは、データベースに対するSQLクェリを複数のGPUを使って実行し、その効率を大幅に上げる。

Carbon Health

Carbon Healthは、個人のさまざまな保健医療データを一箇所で見られるようにし、医師たちと対話し、医師や薬剤師、研究所などが患者とコミュニケーションできるようにする。医師等とのアポイントのスケジュールや支払いを処理し、患者に本人の記録を提供する。

EverlyWell

Everlywellでは、顧客が郵便で血液検査をしてもらえる。検査は、専門の検査機関が行う。同社は今後のプロダクトとして、家庭でできるSTD(性行為感染症)テストや、母乳の栄養検査、男性の生殖能力テストなどを計画している。

Mobalytics

Mobalyticsは、人と競争や対戦をするゲームのコーチで、弱点や矯正すべき点、矯正方法を教えてくれる。

Sqreen

SqreenはユーザーのWebアプリケーションをコンスタントにチェックして、セキュリティの危機を見つける。わずかなコマンドラインでインストールでき、アプリケーションのセキュリティを分析しチェックするためのダッシュボードが提供される。

UnifyID

UnifyIDは、パスワードを不要にする方法を見つけた、と主張する。同社の方法はパスワードを使わずに、個人のさまざまな特徴(使っているデバイス、行った場所、などなど)を積み重ねて、それらのプロフィールから本人性を同定する。

さて、誰が勝者になるか? 明日は決勝をライブでストリーミングするから、ぜひご覧いただきたい。おまけに、TwitchのEmmett ShearやCruiseのKyle Vogt、Boston Dynamicsの Marc RaibertとロボットのSpotmini、ILMxLABのDiana Williamsらの、ステージ上のチャットも見られますぞ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

完全自動のドローン集団で、倉庫の在庫を把握する

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映画「インディー・ジョーンズ」第1作のラストで当局が聖櫃を隠そうとしたとき、誇り高き官僚的組織が必ず取る手段を選んだ。巨大な倉庫の中にしまい込んだのだ。

十分整理の行き届いた倉庫でさえ、中を動き回るのは容易でない。在庫紛失の管理はまさに悪夢だ。スタッフ総動員で何かなくなっているものはないかと何日もパレットを数え続ける。しかも実際のところ人間は物を数えるのが得意ではない。その点ロボットは、そのために作られたようなものだ。

「在庫紛失は毎年数十億ドルの損失を企業に与えている」とMarc Gyongyosiは言う。IFM(Intelligent Flying Machines)のCEOは、BMWで人間・ロボットインターフェースについて長年学んだ知識を、大きな損失を生む在庫紛失問題に生かそうと、自ら会社を起こした。

「産業ロボット工学の経験から、現在倉庫で使われているシステムでは、商品の紛失がいつでも起きることがわかっていた。信じられないほどのど物が行方不明になっている。それを探すために、フォークリフトやはしごを駆使しなければならない。時には双眼鏡を持ちだすことまである。

在庫紛失問題に対するIFMの答は、ドローンの小集団だ。高精度の計数システムを塔載したロボットたちが、人間の直接介入なしに倉庫内の上空を巡回する。IFMのドローンは倉庫のシフト交替時に自動的に離陸し、在庫検査を終えると着陸して充電する。

プロセスは倉庫の大きさや配備されるドローンの数によって異なるが、通常20分ほどで終る。検査で集めた情報はアップロードされて会社の在庫管理ソフトウェアと照合される。エラーがあれば通路の端に置かれたタブレットに警告が送られるので、作業者はシフト開始時にそれを見て紛失したものがないかを確認する。

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IFMは既に複数の企業でパイロットテストを実施しており、ある匿名の自動車メーカーは、来年から商業運用を開始する計画だ。Gyongyosiによると、このシステムには当初計画した在庫管理以上の可能性があるという。「屋外にはGoogleマップがある。しかし屋内には相当するものがない。しかも製造現場は全部屋内にある。屋内で集められるデータは山ほどあり、このテクノロジーは自立的にこの情報を集められるシステムを作る最初のステップだ」と付け加えた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

GPUの並列処理でSQLクェリを超高速化するBlazingDB、AWSのGPUインスタンスなどを利用

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顧客データを数ペタバイトも集めるのはクールだけど、でもそれをどうやって有効利用するのか? BlazingDBは、大量のGPUを使ってデータベースに対するSQLクェリを高速化する。同社はTechCrunch Disrupt SFのBattlefieldコンペで、そのソリューションの無料のコミュニティエディションを披露した。

複雑なSQLクェリは、実行時間が長すぎてこっちが眠ってしまいそうになることもある。それは、クェリをCPUが実行していて、必要十分なスケーリングができないからだ。

BlazingDBの協同ファウンダーでCEOのRodrigo Aramburuはこう言う: “サーバーをスケールアップすることはできるが、リニアー(線形)な処理の場合、効果的なサーバーの増設は難しい”。

データベースにGPUを使うのは、なかなかおもしろい。GPUは大量のタスクを並列に動かせるから、一部の限られた種類のタスクにとってはとても有利だ。とくに今では、画像処理や機械学習のアプリケーションでGPUが多用されている。でも、データベースでGPUを使うという話は、今回が初めてだ。

クラウドコンピューティングのおかげで、大量のデータをデータベースに保存することは、とても簡単になった。でも企業のデータベースは今では、アナリティクス(データ分析)のダッシュボードやビジネスインテリジェンスのためのツールなどを構築するためにも使われている。

このような、データベースの高性能な利用が求められる場面が、BlazingDBの出番だ。短時間で、集計をしたり、述語を使ったり、データベースの大量のエントリーを操作しなければならない。同社が顧客を受け入れ始めたのは2016年の6月だが、すでにFortune 100社に挙げられる大企業数社がBlazingDBを使っている。

Aramburu曰く、“彼らがそれまで使っていたツールはSQLの処理に数時間を要していたが、うちのツールなら数分だ。BlazingDBは何千ものコアを使って大規模な並列処理を行う”。

BlazingDBが実際に使うのは、Amazon Web ServicesやIBMのSoftLayer、Microsoft AzureなどのGPUインスタンスだ。だから企業はサーバーを(少なくとも今のところは)自分で管理する必要はないが、大量の機密データを扱うような企業はサーバーの自己管理を選んでもよい。

“うちのインフラストラクチャは、サーバーの種類やタイプを特定しない”、とAramburuは語る。“われわれが構築したコードベースは、そのための問題解決に尽力しているから、けっこう複雑だ”。

顧客は、そのほかのSQLデータベースと同じく、BlazingDBにプログラムでアクセスできる。たとえばPythonでETLのスクリプトを書いて、BlazingDB上のデータにアクセスしてもよい。

今BlazingDBのチームは6名だ。同社は今、大企業の顧客を獲得していくための概念実証の構築を、計画している。一方BlazingDBには無料のコミュニティエディションもあるから、ちょっと遊んでみることもできる。

SQLデータベースの企業というと、あまりセクシーには響かないが、BlazingDBがやってることはおもしろい。今、多くの企業がデータ駆動型になりつつあるが、BlazingDBは大量のデータから意味を見つけ出す作業を助ける。

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Q&A

Q: これまでのどんなツールより速いようだが、切り替えの費用は?
A: コネクタを提供していますから、データが数テラバイトあっても、切り替えはかなり容易です。

Q: 御社のスライドにはDeepMindが登場するけど、AlphaGoもGPUを使っているからか?
A: あれはとても多層的なニューラルネットワークを使っていますが、それはGPUの集合で構成されています。

Q: このソリューションの欠点は何か?
A: トランザクション型のデータベースではないことです。その方面では、そんなに速くありません。また、SQLの規格のすべてを実装してはいません。ウィンドウファンクションやストアプロシージャはありません。

Q: 類似特許は存在していないか?
A: 特許については詳しくないんですけど、既存のSQLツールをGPU利用バージョンに改装しているところは、いろいろあります。われわれは、スクラッチから(ゼロから)スタートしました。

disrupt

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

元NBA選手のコービー・ブライアントが1億ドル規模の投資ファンドを設立

Washington Wizards v/s Los Angeles Lakers December 14, 2010

Kobe Bryant:NBAの殿堂入りを果たし、、ベンチャーキャピタリストになる

バスケットボール選手とベンチャーキャピタリストとの間には共通点は少ない。しかし、それがバスケットボール選手としてのキャリアを終えたBryantが選んだ道だ。

Wall Street Journalが報じたところによれば、Bryantは投資家のJeff Stibelとタッグを組んで1億ドル規模の投資ファンドを設立したようだ。テック企業が主な投資対象となる。BryantとStibelはこれまでにも非公式で共同出資を行うなど親密な仲ではあったが(2013年以降に出資した企業は15社にもなる)、今回「Bryant Stibel」という投資ファンドをロサンゼルスに設立し、公式にVC業界の仲間入りすることになったのだ。

Wall Street Journalの記事によれば、2人の投資ファンドの主要投資対象はテック、メディア、データ企業であり、「今後数年間は」投資活動を続けていく予定だという。また、この投資ファンドはBryantとStibel本人から拠出された資金で運営されており、「外部の投資家をメンバーに加えることは、今のところ考えていない」と報じられている。

ソーシャルメディアを通じてダイレクトにファンと交流する姿が印象的なBryantは、Wall Street Journalとのインタビューの中で、自分には将来有望な起業家を嗅ぎわける才能があると思うと語っている。

ファンドの名前はさておくとして、この投資ファンドはKobe Bryantの名前を冠した「ショー」ではないとStibelは説明する。

「かの有名なKobeの名前をスタートアップの”推薦人”として利用するような投資ビジネスをするつもりはありません。それでは面白くない。重要なのは本物のバリューを企業に加えることなのです」と、過去にはWeb.comなどを設立した経歴をもつStibelは語る。

過去にスポーツ選手が立ち上げたファンドのなかでも、ひときわ注目が集まるのがBryantの投資ファンドだろう。しかし、スポーツ選手が投資ファンドを立ち上げた例はこれが初めてではない。スタートアップへの出資やマネージメントに関わるアスリートには、Shaquille O’Neal、現役で活躍するCarmelo Anthony、Steph Curryなどがいる。

Carmelo AnthonyはNew York Knicksに所属するスター選手としての顔を持つかたわら、Melo7 Tech Partnersという投資ファンドの創立者としての顔も持つ。彼には昨年開催されたTechCrunch Disruptにも参加してもらっている。一方で、Steph Curryはコンテンツ・マネージャーとして画像検索のSlyceに参画しており、来月に開かれるDisrupt San Franciscoでは彼にSlyceでのプロジェクトについて語ってもらう予定だ

[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Twitter /Facebook

電気式給湯装置のISI Technologyが500万ドルを調達

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本日(現地時間7月15日)、ISI TechnologyがWave EquityがリードするシリーズAで500万ドルを調達したことを発表した。ISIはHeatworksという電気式の給湯装置を製造する企業だ。

アメリカの一般家庭では毎朝このような光景が見られる。蛇口をひねって水をだし、Eメールのチェックをする。そして歯を磨くか、もしくはお湯が出てくるまで洗面台の前をふらふらして数分過ごす。その間に無駄にしてしまう水の量は約22~44リットルかそれ以上にもなる。アメリカ中の家庭全体で無駄にされている水の量を考えれば、それは膨大な量だ。

お湯が出てくるまでに時間差がでてしまうのは、水を温めるための現状の方法に問題があるからだ。それは冷水がコンテナの中に注がれた後、その中にある発熱体が水を加熱するという方式だ。この方法では水が温まるまでに時間がかかってしまうだけでなく、正確な温度調節ができないという欠点がある。さらに、水を温める発熱体が度重なる加熱によって故障してしまうこともしばしばだ。

2014年、ISI Technologyはニューヨークで開催されたDisruptでHeatworks Model1を発表した。Model1は現存する給湯装置とは違い、水の電気抵抗を利用して水を温める。そのため、コンテナ本体の温度を上げることなしに水を温めることが可能になり、シャワーや蛇口から瞬時にお湯を出すことができるのだ。

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2014年以降、Model1を商品化したISIは、Kickstarterや同社のウェブサイト、そして彼らにとって最大のリテール・パートナーであるLowe’sを通して数千ユニットを販売した。ISI Technology創業者は、Blue Rhinoの創業者でもあるJerry Callahanだ。彼によれば、同社の製品を買い求める人のほとんどは、家を改修する個人や、省スペースでより効率的な家族向けの住宅の開発を目指す建築業者だという。

今年4月、米国エネルギー省はNational Appliance Energy Conservation Act(NAECA)の一部であるNAECA3を承認した。これは家庭の消費電力について新しい省エネ基準を定義したもので、その基準は厳しく、おもなターゲットは給湯装置だ。その結果、給湯装置の容量がこれまでの80ガロン(約363リットル)から50ガロン(約227リットル)に制限されることとなった。

ISIはそれに対応し、Model1xと呼ばれる新製品を開発した。Model1xは現在のスタンダードとなった50リットルのタンクに接続するようにデザインされており、気温には左右されるものの、これまでの1.5倍から2倍のお湯を給湯できるようになった。

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Model1とModel1xともに、Google傘下のNest Labsが提供するスマートホーム・プラットホームの”Works With Nest”に接続できるようになっている。ISIは今後、流通網の拡大を目指すと同時に、より軽量で安価な給湯装置を製品ラインナップに加えることを目指している。それに加えて、Heatworksを洗濯機や食器洗浄機などの他の家電にも導入するための新しいパートナーシップとライセンスの機会を模索中だ。

[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Twitter /Facebook

TechCrunch Disrupt NY 2016の優勝はゲームの中継に視聴者が対話参加できるBeam、次位は途上国でも使えるお値段の本格浄水器WaterO

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今年は厳しい勝負だったが、やっと勝者が決まった。最初は、22社がニューヨークにやってきた。

本誌主催のスタートアップ大会TechCrunch Disruptの、メインイベントが、その名もStartup Battlefield(戦場!)と呼ばれるコンペだ。テクノロジー業界のリーダーたちが審査員を務める中で出場社はプレゼンとデモを競い、優勝賞金50000ドルと優勝カップDisrupt Cupを争った。

本誌TechCrunchの編集者たちが審査員たちの意見を数時間かけて審議し、まず6社のファイナリストをピックアップした:

  • 子どもの安全をネットから見守るBark
  • Twitchに対話性を加えたようなBeam
  • 途上国のためのブロックチェーンによるクレジットBitPagos
  • 正しいビタミンをDIYするRitual
  • 超安価な水中ドローンSeaDrone
  • 同じく超安価な浄水器WaterO

そして彼らは、決勝の審査員たちの前で、最後のデモをした。その審査員とは:

だ。

サンフランシスコのStartup Battlefieldも、もうすぐ出場受付が始まる。Startup Battlefield Hubをチェックし、質問はBattlefield担当編集者Sam O’Keefeへ(sam@techcrunch.com)。

それでは、今年のニューヨークの優勝者と入賞者を見ていこう。

優勝: Beam

Beamは、人気沸騰中のeスポーツの要素と、遅延の少ないチャットを結びつけてゲームをライブでストリーミングする。またビューワー(視聴者)とゲーマーが、コメントを通じて対話できる。まあTwitch WePlayみたいなものだが、実際に動くところがすごい。

本誌の紹介記事はここにある

準優勝: WaterO

WaterOは、逆浸透を利用する。それは浄水技術の定番で、きれいな水を家族にもたらす。しかしそれはとても高価な技術で、工事もたいへん、しかも80%の水を無駄にする。借家人には無理だ。でも、WaterOなら無駄になる水は約20%、工事も要らない。費用はハードウェアのお値段399ドルだけだ。

本誌の紹介記事はここにある

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

インドア農業にデータ分析と営農アドバイスを提供するAgrilystがシードで$1Mを調達

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Disrupt SF 2015のBattlefieldで優勝したAgrilystが今日(米国時間5/11)、インドア農業に同社が提供する分析サービスの育成のために100万ドルのシード資金を獲得したことを発表した。

ラウンドをリードしたのはBrooklyn Bridge Venturesで、これにMetamorphic Venturesやそのほかのエンジェル投資家とシードファンドが参加した。その中には、同じくBattlefieldでデビューし、のちにFacebookが買収したQuickFireの創業者たちもいる。

Agrilystの協同ファウンダーAllison Kopfによると、この投資ラウンドは投資希望者の数が予定より多すぎた。それだけの関心が集まった原因は、彼女によると、関心はあるけど彼らがよく知らない農業という分野と、従来からあるSaaSのビジネスモデルおよびデータ分析の両者が、組み合わさっているからだ。

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創業からほぼ1年になる同社は、現在の社員数が6名だ。昨年のDisrupt SFでデビューしたときには、やっとプロダクトのベータバージョンが完成した段階だった。

しかし今の同社はサービスの新しいバージョンを立ち上げるまでに成長し、その新サービスはとくに、野菜の生産向けに最適化されている。

またこのサービスには今ではワークフロー管理ツールや、在庫管理、作物の栄養管理と病疫や害虫管理の機能もある。今度のニューバージョンには、農業経営者が新規採用者を教育訓練するための機能もある。

ベータのときも今も、Agrilystはデータを利用してインドア農業の経営者に、営農管理の最適手法を勧奨する。今後は、作物をよりおいしくするための推奨事項も提供していきたい、という。

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Kopfによると、インドア農家の多くがまだセンサーを使っていない。使っている農家でも、そのデータは彼らのデスクトップにローカルにたまっていくだけで、オンラインへ行かない。でもAgrilystに任せれば、スプレッドシートのデータでも十分利用価値があるのだ。

しかし状況は徐々に変わりつつあり、Agrilystは今ではインドア農業でよく使われているセンサーシステムからのデータも利用している(CO2や土壌水分など)。でもまだ、データ入力の多くは手作業で行われている。しかしAgrilyst自身は、ハードウェア企業になるつもりはなく、むしろできるだけ多くのサードパーティ製センサーをサポートしていきたい、という。

Kopfによると、同社がローンチしたときは、マリファナ関連の企業だと思われたくなかったが、しかし蓋を開けてみると、今インドア農業で急速に成長しているのが、マリファナの栽培なのだ。そこで7月以降は、Agrilystはマリファナの栽培農家もサポートしていく。

agrilyst

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

リストを作って共有する「The List App」、「li.st」と改名して、iOS版に続きAndroid版も登場

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テレビドラマの「The Office」のプロデュースや脚本を手がけ、自らもライアン(Ryan)として登場しているB・J・ノヴァク(B.J. Novak)が、Dev Flahertyと組んでリストを作って共有するためのアプリケーションをつくったとき、名前はそのままThe List Appとしていた。しかしそんな単純な名前のわりに、iPhone版がリリースされるや否や15万人の利用者を集め、25万件のリストが作成されたのだった。それからしばらくたち、名前をli.stに変更し、アプリケーションのリニューアルすることとなった。あわせてAndroid版もリリースされた。ウェブ版も間もなくリリースするとのこと。

このli.stについてご存知ないかたのために少々説明しておこう。li.stとはリストを共有する単純な目的のためのプラットフォームだ。リストにするのはなんでもOKで、お気に入りのレストランやバー、旅行のチップス、おすすめエンターテインメント、あるいは何かのまとめ(人生を変えたアルバム、など)や、暇つぶしに楽しめるものをリストにしてもいい(AppStoreでは「買い物リストじゃないリストを作ろう!」というようなコピーも見られる)。

リストは情報をまとめるのに役立つだけでなく、長い文章を読まずに知識を得られるという意味で人気のでそうな形式だといえると思う。完結にまとめるスタイルは、短時間で情報を消費するモバイル時代にふさわしい形式であるともいえる。

アプリケーションが登場してきた際、Lena Dunham、Mindy Kaling、あるいはSnoop Doggなどの著名人が利用していたことも注目を集めるのに役だった。またNYT、Washington Post、Slate、The New Yorker、TED、The Onion、PBS、Voxなども、デビュー当初より本アプリケーションを利用している。

利用者に有名人が多くいたこともあり、本アプリケーションの目的が著名人の情報を集めて、それを一般の人に提供することにあるのだろうと勘違いした人も多かった。あるいは有名人が名声を利用して小遣い稼ぎをしようとしているのだと勘ぐるひとさえいた。ただ、li.stというのは、著名人が片手間に作ったものとは一線を画すものであった。セレブ情報を集めてまとめ情報を提供するというものでもない。

使ってみた人たちはリスト形式にまとめることの有効性に改めて気づくこととなった。Twitterでは短すぎて表現できず、かといってMediumなどのブログで記事にするような内容でもないものを、こぞってリスト化し始めたのだった。

Screen Shot 2016-05-09 at 2.04.46 PMエッセイを書くのに躊躇いを感じても、リストであれば手を出しやすい。メリットをあげるリストでも、お役立ち情報を集めたものでも、リスト形式ならすぐに書くことができ、そして情報が世の中に広まりやすくなる。

リスト形式では文章も短くなりがちだが、それがかえってわかりやすい文章を生み出すことにも繋がった。

Flaherty曰く、このアプリケーションは、文章の構造を意識せずに言いたいことを表現できるのだとのこと。

リスト形式で書くことの容易さを理解して、多くの人が身の回りの情報をリスト化し始めることとなった。たとえばジャズの名盤リストや、おじいさん・おばあさんになる人に向けたTips集、さらには「やせ社会の中でデブでいる意味」などのリストが公開されている。

「アプリケーションを使って、さまざまな内容について書いてくれる人が増えてきました」とFlahertyは言う。「それぞれの人のもつ魅力を、より多くの人に伝えるために役立っているのではないでしょうか」とのこと。この観点から将来的には「パーソナライズ」の機能をいろいろと加えていきたいのだそうだ。

もちろん、当初より有名人やメディアが利用していたのも、利用者層の拡大に役だった。

セレブの方々のネームバリューも、発展に寄与することとなりましたと、Novakも言っている。

「しかし最終的には、アプリケーションの中身により、利用者を集めることができたのだと考えています」。

BJ Novak List Disrupt NY 2016 Canva

FlahertyもNovakの発言を裏付けている。すなわちFlahertyは「The Office」」を知らず、妻にNovakがなぜ有名なのかを尋ねたりもしたそうなのだ。

しかしNovakの方も、Flahertyが自らを「良いアイデアを持つ人物」として、色眼鏡なしに判断してくれたことを喜んでいる様子だ。

「何も知らない素人としてテック業界に入って来ましたが、本当に面白い世界だと感じています」と、すでにli.stを世に出してしばらく立つにもかかわらずNovakは言っている。

「アイデア勝負の業界ですね」と、テック業界についてNovakは言う。「今のところは、ホラー映画で面白い役作りをする人と接するよりも、さまざまなアイデアを実現している業界のスターたちと触れ合うことの方を面白く感じているのです」。

ちなみに昨年アプリケーションをリリースする際、200万ドルのシード資金を獲得しているのだそうだ。

li.stのウェブ版も4週間ないし6週間のうちに登場する予定であるとのこと。スマートフォンの小さな画面をタップするのではなく、キーボードを使ってリストの作成ができるようになるわけだ。

このたびリリースされたAndroid版はこちらから利用できる。

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(翻訳:Maeda, H

養殖業などのための海の中の検査点検作業を無人で行う水中ドローンSeaDrone

ドローンはこのところ、あっという間にメジャーな存在になってきて、人気の製品はますます安くなり、コントロールしやすくなっている。でも、ドローンは空中だけに限定されるべきものか? 今日(米国時間5/10)のDisrupt NYのステージでデモをしたSeaDroneは、複数回転翼の航空ドローンの単純さが持つ利点を、水中で生かそうとする。

O-Robotixの協同ファウンダーEduardo Morenoはこう語る、“水中用のクァッドコプター(4翼ヘリ)だから、ミサイルに似ていないし、そのほかの水中ドローンにも似ていない。自己安定化能力がある。われわれが取り組んだイノベーションは、人間がコントロールしないロボットが水中で長時間、非常に安定した映像を撮れることだ”。

彼の水中ドローンは今の空中ドローンに似たスタイルだが、タービンは同社の特製だ。それは一般市販品よりも小型軽量でシンプルで、しかも耐久性がある。あらゆる部分でコスト削減に努め、操縦性を改良した結果だ。

ケースに収めると、車のシートの収まる大きさだ(下図)。これも重要な特徴のひとつ。

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SeaDroneはタブレットのアプリでコントロールし、製品自体もカスタム化したLinuxを搭載して、リモコンの水中機によくある“きわめてアナログな”コントロール方式を避けようとしている。機自身がOSを動かしているため、プログラマブルな動きができる。たとえば漁業用や養殖海域のネットの自動点検とか、360度の水中撮影などだ。

一見、ホビイスト用にも見えるが、実際には仕事用をねらっている。とくに、養殖業や海中農業がターゲットだ。

“養殖業はこれまで、人間が頻繁に水中に潜って点検する必要があった”、とMorenoは述べる。そのほか、船やドックや網、パイプラインの点検なども、これまでは高価な遠隔操作機や専門のダイバーを必要とした。SeaDroneなら、それらの数分の一〜数十分の一の費用で点検でき、専門家でなくても操作できる。

今後O-Robotixは、水中ドローンを売るだけでなく、それらが集めてくるデータを保存し、組織化し、分析するプラットホームも作る予定だ。とくに養殖場や孵化場などは、大量のデータ収集と分析を要する。お役所に提出すべき文書も、少なくない…それらの作成もたいへんな作業だ。

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“人間が自分で文書を作ったり、写真やビデオを自分で撮らなくても、この水中ドローンが必要な情報収集をやってくれる”、とMorenoは語る。SeaDroneユーザーのためのデータプラットホームは、同社のもうひとつの重要な収益源になるだろう。

同社は今のところ外部資金を導入していないが、本番の製造は開始している。もちろんそのために当然、資金が必要になるはずだ。ハードウェア企業は軌道に乗るまでがたいへんだが、でもO-Robotixは、競合相手の少ない、まだ混み合っていない市場で、有利にやっていけそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

CTやレントゲン画像からの症状検出を人間医師/技術者より正確に行う機械学習ソフトウェアBehold.ai

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Jeet Rautのお母さんは、乳がんの完治を告げられた。でも、それは誤診で、再び治療が必要になった。

今では良くなっているけど、その誤診で彼女の命が奪われたこともありえる。そこでRaut は、体の中の、医療を要する異状を見つけるための、もっと良い方法を作ろう、と思い立った。

彼と、協同ファウンダーのPeter Wakahiu Njengaが作ったBehold.aiは、がんの早期発見を助け、診断における人的エラーを最小化する。

“Behold.aiの基本的なねらいは、効率を高めること”、とRautは、TechCrunch Disrupt NY 2016のStartup Battlefieldで述べた。

イギリスのオンライン医学誌BMJ(British Medical Journal)によると、合衆国では人間の死因の第三位が医療過誤だ。しかもX線による体のスキャンは、年々より多く行われるようになっている。その回数は2012年以降三倍に増え、 患者1000人あたり149回のCTスキャンが行われている。画像の中の、小さな異状が見過ごされる危険性も、当然増えている。

“今の医師は多くのデータを利用できるようになっているが、そのためにレントゲン技師が読むべき画像の量も膨大だ”、とRautは問題を指摘する。

そこでRautとNjengaは高度な機械学習の技術を利用して、同じことをプログラムがもっと上手に速くできるようにした。

二人ともコロンビア大学卒だが、Njengaはその後UC Berkeleyで学び、Facebookで機械学習のソフトウェアエンジニアとして働いた。Rautはイリノイ大、スタンフォード大と進み、後者のComputers and Cognition Labで長寿について研究した。

Behold.aiを支えているのは、二人のこれまでの研究歴だ。たとえば数百人もの健康な肺と健康でない肺のレントゲン写真を、機械学習のソフトウェアに読ませる。そうやって問題を見つけられるよう訓練し、さらに時間をかけて改良していく。

Behold.ai

それは、人間の医師やレントゲン技師に比べて、どれぐらい優秀か? Rautは、彼らのアルゴリズムが100%正確ではない、と認める。感触としては、精度は85%ぐらいだそうだ。

“最初は現状の精度を維持しながら医師の効率をアップすることをねらっていたが、でも徐々に、医師の診断の精度をアップする方が重要、と思うようになった”、と彼は語る。

信頼、という問題もある。病院には官僚主義の塊のようなところがあり、なかなか新しい技術を採用してくれない。しかし今Rautは、いくつかの大きな病院に、今後のパートナーシップを働きかけている。

Behold.aiにとっては、IBMのWatsonやそのほかの、医療への進出をねらっているAIプロダクトがコンペティターだ。またもちろん、FDAの認可を得ることも課題だ(IBMは議会にもWatsonの医療利用とその認可を働きかけている)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

BotifyはGoogleの検索クローラーGooglebotがあなたのページを訪れるようにしてくれる新種のSEOサービス

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Google検索のランクが、企業の浮沈を決める。検索結果の上の方に出ないと、あなたのサイトは訪れる人も途絶え、閑古鳥が鳴く。

では、Googleはどうやって、検索結果の登場順位を決めているのだろう? それを決めているのは、インターネット上のあらゆるサイトを這いまわって、検索結果の元となるインデックスを作っている、GooglebotというGoogle独自の自動運転ソフト、というかスクリプトだ。このスクリプトは仕様等が公開されていないので、Webサイトの作者が検索エンジンのクローラー(crawler, 這いまわり屋)の特性に合わせたSEOをやるのは、ほぼ不可能だ。

そこで、クラウドサービスとして提供されるBotifyは、あなたのWebサイトを調べて詳細なSEO分析を行い、何をすべきかを指南する。今日のDisrupt NYでデビューしたこのフランスの企業は、すでに720万ドルを調達しており、顧客の中にはeBay, BlaBlaCar, Expediaなどの大物の名も見える。

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Botifyは、いくつかの点でこれまでのSEO屋さんとは違っている。

第一に、あなたのサイトのどのページをGoogleがクロールしたかを検出できる。GoogleがWebサイトをクロールすると、そのサイトのサーバーのログに痕跡が残る。Botifyがそのログを見ることができれば、Googleのクローラーがどのページを訪れたかが分かる。

ユーザーはBotifyをクローラーとして利用することもできるが、そのクローラーの能力、一つのWebサイトから訪れる他のWebサイトの数1億5000万は、同社に言わせると世界記録だそうだ。なおユーザーは、自分のサイトのサーバーの能力に合わせって、このクローラーの速度(毎秒10〜200サイト)を指定できる。

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CEOのAdrien Menardによると、“Googleがクロールしないページは検索からのトラフィックが生じないので、サイトの売上に貢献しない。Googleのクローラーがそのページを訪れるようにすることが、そのWebサイトの必須の経営課題だ”。

そのためにBotifyが勧める策は、多くのSEOコンサルタントが言うように、そのページのコンテンツを増やすことではなく、“サイト全体の構成を改善して、効率を高める”ことだ。

たとえばそれは、内部的リンクの構造を、Googleのクローラが各ページを訪れやすいように組み替えること。また、各ページをロード時間の短い軽いページにすることも、重要だ。

こういう、密度の濃いSEOは、大きなWebサイトに合っているだろう。Botifyの料金体系もそのことを示唆していて、最低料金が対象URL数500万、月額500ドルだ。エンタープライズプランでは月額1万ドル以上になる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

顔認識技術で猫の食べっぷりをチェックするCatFiはボール紙製の猫用食堂を使う

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ぼくがDisruptを好きなのは、Startup Alleyに今年は何が登場するか、事前に予測できないことだ。台湾コーナーを通りかかったとき、CatFiというスタートアップを見つけた。同社のCatFi Boxと呼ばれるプロダクトは、3Dの顔認識技術を使って猫の食べっぷりをチェックする。とくに猫を複数飼っている人が、便利に使えるだろう。

たとえばあなたが猫を5匹飼っていて、うち1匹がいつも食べ過ぎだけど、それをやめさせることができない(ぼくなんか家にいないことが多いから猫の管理なんかできない)。CatFiを使うと、でぶ猫が食べようとするとその顔を認識してフードを食べられないようにする。食べ盛りの子猫なら、同じく顔を認識して‘食堂’(下図)をオープンする。すごいのは、これらすべてをアプリでやることだ。ラジカルやのー。

Googleは仮想現実ヘッドセットにボール紙を利用したが、CatFiでは猫の食堂がボール紙製だ。そこにセットする監視カメラとしては、余っている(or超安い)Androidフォーンを使う。そして自分が日常使っているスマホで、猫の食餌行動をチェックする。

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天才やのー。

アプリは猫達の食べっぷりに関するグラフを作り、通知も行うから、お猫様の食生活管理はこれで完璧だ。

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猫の給餌だって、ディスラプトの対象になりえる。すごいのー。CatFi Boxのボール紙製食堂とアプリを欲しい人はここで登録を。ボール紙製でない、やや本格的な、プロバージョンもある。でも、そっちは、あまり楽しくないかも…。

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Zapは、タクシーの屋根にLED広告を掲示するサービス

Zoom、Pow、Zing、Schwongoozaらのスタートアップとは異なり、トルコのスタートアップ、Zapは、タクシー車上広告市場を破壊しようとしている。通常のタクシー車両の屋根の上に明るいLED掲示を置くことによって、デッドスペースを運転手やタクシー会社にとって実入りの良い広告スポットへの変える。

Yigit Kipman、Ahmet Bati、Emrecan Batiの3人が設立した会社は、10万ドルの助成金を得て2015年中にはヨーロッパ全土への拡大を目指している。広告は電波を通じてLED表示器に送信され、顧客は広告収入の一部を受取る。広告は一日中表示され、時間帯によって料金が異なる。

「われわれはトルコの地方選挙期間中にテストを完了し、初めて収益を上げた」とBatiは語った。「今月中にアンカラでタクシー10台を使ってサービスを開始する予定。Turk Telekomが最初の企業ユーザーになる」

「われわれのビジネスモデルは非常に効率的で、掲示時間当たりの料金体系によって、広告予算を100%有効に使える。われわれのテクノロジーは高度なLED表示装置を使用しており、遠隔制御も可能だ」

チームは、ハードウェア、ソフトウェア共に5年の経験があり、最近トルコのPILOTTというアクセラレータープログラムに参加した。今年中にトルコ国内のタクシー100台に設置し、シリーズA資金調達を終えた2015年にはさらに拡大できることを願っている。

「ここ数年屋外広告は、あまりにもありふれ魅力がなくなってきた」とBatiは語る。「屋外広告市場の本当のニーズは、限られた予算でターゲット視聴者にリーチすることだ。だからわれわれは、位置情報や時刻に応じた広告をタクシーの上に掲示する、破壊的な屋外広告チャンネルを開拓した」、


Zapは今日(米国時間10/20)、ロンドンのTechCrunch Disruptで飛び立った。Bazooooonga!

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Disrupt Europe 2014ハッカソン:優勝はInfected Flight、次点はAppilepsyとSeeusoon

これほどエキサイティングなことはない。昨日(米国時間10/19)ロンドンのオールドビリングスゲートで行われたDisrupt Europeハッカソンには、数百名のハッカーが集まった。彼らは過去24時間ダンジョンのような会場で休みなく働き、気の利いた楽しくスマートなハックを作り上げた。89チームが1分間の短いデモを壇上で披露し、他のハッカーや審査員たちを魅了した。

しかし、グランドプライズを持ち帰れるのは1チームだけだ。説明はこのくらいにしてDisrupt Europe 2014 ハッカソンの勝者を紹介しよう。

最優秀賞:Infected Flight — Disease Mapper

Infected Flightは、病気の蔓延をモデル化するクロスプラットフォームのウェブアプリだ。チームメンバーで現在博士課程にいる一人が作った微分方程式に基づいている。このハックは人口を4つのグループに分ける:susceptible[高感受性]、exposed[接触]、infected[感染]、recovered[回復]。

舞台裏でInfected Flightは、実際の飛行経路データ(出発都市、出発空港、飛行時間、到着空港、到着都市)を分析して、利用者の国が病気の強い影響を受けているかどうかを調べる。

パラメータを入力したり、感染状態を時間を追ってシミュレーションしたりできる。医療専門家向けのユースケースだったのかもしれないが、ステージでのデモは実に洗練されていた。

次点その1:Appilepsy

Appilepsyは、加速度計データを高度なアルゴリズムを用いてリアルタイムに分析して、痙攣性てんかん発作の発症を検出するモバイルアプリだ。発作が起きるとテキストメッセージでユーザーの緊急連絡先に通知を送る。これは、クールでかつ実用的なハックだ。

次点その2:Seeusoon

Seeusoonは、長距離恋愛カップルの出会いを支援する。フライトを監視して、同じ都市でロマンチックな週末を楽しめるよう通知する。ユーザー体験は実に滑らかで、Seeusoonの中から直接航空券を買うこともできる。

最後に、われらが審査員団はiComicの説得力あるハックに特別賞を授与した。彼らはトップ3に入ることはできなかったが、壇上で紹介する価値があった。

勝者は賞金3000ポンドを受け取り、上位3チームは火曜日に再びステージに上ってここロンドンのDisruptメインステージでプロジェクトのデモを行う。しかし、それだけではない ― 他のハックもわれわれのAPIスポンサーから豪華な賞品を持ち帰った。ハッカソンの主なスポンサーは、ChallengePost、CrunchBase、Esri、Evernote、Intel Mashery、Matrix、英国司法省、Nexmo、Paymill、Twilio、Yammer、およびZalando。それぞれのAPIやサービスをいちばんうまく利用したユースケースを選んで賞品を授与した。そしてもちろん、スコアを3点以上獲得したチームは、メインのDisruptカンファレンスの参加チケットを2枚手に入れる。

今回の審査員は、政府デジタルサービスエンジニア、Camille Baldock、Startupbootcampのパートナー・プログラムスペシャリスト、Eric Brotto、Virgin Managementの投資家、Claudia De Antoni、Techstarsのディレクター、Tak Lo、およびFutureLearnのデベロッパー、Melinda Seckingtonの面々だった。

以上! 今回のハッカソン参加者全員におめでとう。一から最後まで何かをデザイン、開発していくほど興奮させられるものはない ― 苦労の連続だっただろうがみんなは成し遂げた。Disrupt Eurpopeカンファレンスは明日ロンドンで開かれる。

Disruptのチケットはまだ残っている。ここで購入可能だ。

アップデート:Infected Flightチームの受賞後インタビューはこちら。


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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


今年のTechCrunch Disrupt NYの勝者は・・・・・・Vurb

それは長く苦しい道だったが、ついにDisruptバトルフィールド勝者の栄冠に輝く時が来た。今年の一団は本当にすごかった。27のスタートアップが壇上でプレゼンを行った。ファイナリストの6組は、Boomerang CommerceISI TechnologyMimiMinkShowKit、そしてVurbだった。複数のハードウェアスタートアップに革新的ビジネスモデルや優れたエンジニアリングを含む驚くべき人々だ。しかし、Disruptカップを持ち帰れるのは1組だけ。

スタートアップ各社が、その前でデモを演じてみせたファイナル審査パネリストは、 John Borthwick (Betaworks)、Roelof Botha (Sequoia Capital)、Chris Dixon (Andreessen Horowitz)、Marissa Mayer (Yahoo)、Brian Pokorny (SV Angel)、そしてFred Wilson (Union Square Ventures)の面々だ。

そして、TechCrunch Disrupt NY 2014バトルフィールドの勝者をここに発表する。

最優秀賞:Vurb

Vurbは、ウェブおよびモバイル用のコンテキスト型検索エンジンだ。検索クエリを入力すると、必要な物すべてが検索エンジンを離れることなく手に入る。現在の検索対象は、場所、映画、およびメディア。近く、人、スタートアップ、その他の検索も加える予定だ。例えば、映画を検索すると、予告編、上映時間、レビュー、Netflixでその映画を見るためのリンク、IMDbスコア等が表示される。

Fred Wilsonが少々厳しいコメントを壇上で送った。「これは実に厄介な問題で、誰も解決できないし、いずれ君たちを潰すだろう」と彼は言った。しかし、どうやら他の審査員を説得することには成功したようだ。

Vurbの詳しい記事はここで読める。

情報開示:Vurbのシード出資者の一つはCrunchFundであり、この初期段階VCファンドを共同設立したMichael Arringtonは、TechCrunchのファウンダーでもある。

次点:ISI Technology

ISIテクノロジーは、賢い温水器、Model 1を作っている。見映えはよくないが、実用的だ。このデバイスは、一定温度を保ったお湯を即座に永久に提供する。WiFi接続機能を持ちスマートフォンアプリもある。

これは、温水器のNestと呼べるものだ ― ISI Techonologyは巨大な市場に挑戦している。さらに、今持っている温水器を拡張あるいは強化することもできる。Model 1の価格は399ドル。

本誌の詳しい記事はこちら

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


開発者のためのGoogle Docsを自称するCodeanywhere、Disrupt NYでも大人気

プログラマーのためのGoogle Docsを自称するCodeanywhereがなかなかの人気だ。どこからでも、いつもと同じ開発環境を利用できるようにしようとするサービスだ。Disrupt NYのStartup Alleyで、観客の投票によるベストカンパニーに選ばれ、共同ファウンダーのIvan BurazinおよびVedran Jukicが、先ほどプレゼンテーションを行った。

このアイデアを思いついたのは、自分のPCがなくても、いつもと同じ環境でプログラム開発が行えないものかと考えたからだった。また開発と言わないまでも、問題点の修正を行うだけであっても、自分の環境一式を持ち歩かないといけないことに疑問を感じたこともあった。そのアイデアを推し進め、出先のPCからウェブ経由で利用できるようにしたのみならず、iOSおよびAndroid版のアプリケーションも提供している。

運営にあたっているのは2名の共同ファウンダーに5名のエンジニアだ。これまでに63万5000ドルの資金を調達しているそうだ。Burazinによれば、日々新たに400名が登録していて、利用者数は20万を超えており、先週のログイン者数は5万人程度になるのだそうだ。

料金はフリーミアムモデルを採用していて、有料版は月額5ドル(年間登録では50ドル)となっている。これによりFTP、FTPS、ないしSFTPサーバーを好きなだけ利用することができる。来月中にはオフラインモードで利用できるようにする予定で、Githubなどとの連携も深めて行きたいとのことだ。

訳注:Codeanywhereの「Features」ページでは以下の機能について説明が掲載されています。

  • ブラウザ内から利用できるコードエディタ
  • ファイルエクスプローラー
  • Dropbox、Github、Driveなどとの連携
  • SSHターミナル
  • リビジョン管理

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(翻訳:Maeda, H