十数億という桁はずれのFacebookのユーザーベースを考えればMomentsアプリもストアでのランキングを急速に上げてきたことは驚きではない。Momentsアプリは今月初めにはトップ100位に入る程度だった。しかしFacebookがプロモーションを始めると12月11日(先週の金曜)にはiTunes App Storeで3位となっていた。その後やや順位を下げたが、昨日も依然トップ15に入っていた。 Google PlayでもpMomentsアプリは10位以内だ。
しかし、23歳のOculusファウンダでRiftを発明したPalmer Luckeyが発表したのは、 HarmonixとのパートナーシップによるVRゲームRock Band VRだ。そのときの彼の短いステージには、まさにロックバンドDragonForceがいたんだけど。なお、ゲームの発売は2016年の早め、だそうだ(ということはRiftも?)。
ステージ上でLuckeyは、両社のチームはかなり前から協働している、Riftのローンチ(いつのことやら)では、ほかのゲームも発表される、と言った。今のところは、Rock Band VR はVRゲームとして完成度がとても高そうだから、ぼくも絶対に買いたい。ギターをプレイしているぼくが、だせぇアホに見えても、かまわないよ。
Facebookには残念ながら使いやすく高度な検索機能がない。 これにしびれを切らしたデベロッパーが “Search Is Back”〔検索が戻ってきた〕と名付けた独自のFacebook向けツールを開発した。ユーザーは馴染みのあるドロップダウン・メニューを開いてユーザーの住む都市名、交際ステータス、出身校、ファーストネーム、その他の情報を検索できる。加えて写真、イベント、投稿などの文字情報も検索できるようなにった。
このツールのいいところは、ユーザーがFacebookの複雑きわまりないグラフ検索の仕組みを知らなくても望みの検索ができるところだ。たとえば「友達の友達」でファーストネームが「Sarah」、「スタンフォード大学出身」などという条件による検索が簡単にできる。Search Is Backのごくシンプルなメニューからいくつか選び、適切な内容を入力して実行するとサイトはFacebookを検索する。Facebookが検索を実行し、結果は公式サイに表示されるが、ユーザーがそれを見るのに改めてログインする必要はない。
良きハッキングの伝統に従って、Morgensternは「モバイル・アプリができなくてもウェブを通じればできること」を試しているにすぎない。それでもFacebookはSearch Is Backをシャットダウンに追い込む方法を見つけるかもしれない。しかし作動している間、このサイトはプライバシー漏えいの懸念なしに安全にさまざまな情報を検索できる興味ある検索ボックスとなっている。
これはZuckerbergの慈善活動の一例にすぎない。昨日彼は、ビル・ゲイツと共に他のIT幹部らに呼びかけ、Breakthrough Energy Coalitionを設立し、世界中の炭素排出ゼロ・エネルギー技術に投資することを発表した。創立メンバーにはヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長、日本のソフトバンクの孫正義会長、Amazonのジェフ・ベゾスCEOらも名を連ねている。
こうしたビデオは通常のモニター上でもタップしてドラグすることで周囲360度を見回すことができるが、Samsung Gear VRのような立体視できるVRデバイスを使えば本当の臨場感を得られる。一方でFacebookはニュースフィードに360度ビデオのコンテンツを増やすため、日本のリコー(Theta)を始めGiropticや IC Real Techなどのカメラメーカーに呼びかけて、カメラアプリに「Facebookで共有」ボタンを設置させようとしている。このボタンが普及すれば、ユーザーは録画した360度ビデオをニュースフィードにアップロードできるようローカルで面倒な処理をする必要がなくなる。
Music Storiesはアーティストやバンドにとっても曲をプロモーションする有力なツールとなるだろう。すでにFacebookにアーティストのプロフィールや曲のページが掲載されている場合、相乗効果は大きなものとなる。SoundCloudやこの夏、Apple自身がMusicの一部としてスタートさせたConnectなどのように、音楽分野のソーシャル化も今後は急速に進展し、Facebookとの競争も激しくなるだろう。その際にMusic StoriesはFacebookに大きな優位性をもたらすかもしれない。