GoogleのPixel 3の発売イベントは10月9日にニューヨークで

これまでの数週間リークリークを重ねてきたGoogleのPixel 3とPixel 3 XLは、今や秘密でも何でもなくなってしまったが、それでもまだ、公式の発表は何もない。

でも同社はこのほど、“Made By Google”というイベントの招待状を送ってきたから、イベントの名前からして、Google作のスマートフォンがテーマだろう。

招待状には、ニューヨークで10月9日の午前11時から、とあるだけで、説明等はない。でも“3”を使ってハートを作り、“I ❤ NY”(I love NY)と言っているから、Pixel 3を暗示しているのだろう。

一方、噂の内容は今や相当詳しい。それによると、Pixel 3はSnapdragon 845プロセッサーを使用、RAMは4GB、5.5インチのディスプレイの背後に12.2mpのカメラがある。大型のPixel 3 XLは、ディスプレイが6.71インチ、RAM 6GBだそうだ。いつも議論を呼ぶカメラのノッチ(スクリーンの切れ込み)もある。

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Armは進化したモバイルチップのラップトップ適性を確信、向こう二年間が勝負と

世界中のほとんどすべてのスマートフォンやIoTデバイスで使われているチップを設計しているArmが今日(米国時間8/17)、今後二年間のロードマップを発表した。Armがそんなことをするのはこれが初めてだが、その理由はたぶん、同社のチップをラップトップにも持ち込みたいという意欲を、強調するためだろう。

今のところ、Armベースのラップトップといえば、遠く途(みち)半ばだが、でも最近Microsoftは、常時接続のWindowsラップトップという構想でArm方向へ大きく舵を切ろうとしている。それは理論的にはすごいかもしれないが、その一回の充電で一日中動くラップトップは、パフォーマンスでx86チップにかなわないだろう。でもArmは、そのギャップは急速に閉じつつある、パフォーマンスと電池寿命のもっと良いバランスを提供できる、と言っている。

それどころか、ArmのマーケティングプログラムのシニアディレクターIan Smytheは、同社の次世代アーキテクチャをIntelの中級機Core i5と、堂々と比較している(下図)。

Smytheは今日の記者発表の席でこう述べた: “画面の大きなデバイスに映像を満足に表示できるのも、コンピューターの性能アップのおかげだ。そして弊社のビジョンは、これまでのモバイルのイノベーションの力を借りてラップトップのパフォーマンスを上げることだ。そのためにはファウンドリと協力して、今日と明日の最先端のチッププロセスでそのパフォーマンスを実現しなければならない”。

Armが発表したロードマップはそれほど詳細ではないが、でも今年同社はCortex-A76アーキテクチャを製品化するだろうし、そのためにパートナーのファウンドリは10nmと7nmの両方のプロセスを使うだろう。そして来年同社は、Deimos CPUsをローンチするが、こちらはすべて7nmのプロセスだろう。2020年になれば、Herculesプロセッサーを7nmと5nmのプロセスでローンチする(下図)。

それらの裸の計算性能では、A76はIntel i5と競合し、Armは5WのTDPを約束している。単純に物理的な計算性能だけでコンピューターの実用性能が決まるわけではないが、あえてそれを持ち出すのは、Armとそのパートナーたちのラップトップ市場に賭ける意欲を表している。そして同時にまた、スマートフォンもより強力になるのだ。

しかし、Armのプロセッサーが本当にラップトップ市場に食い込むことができるのか? Smytheは、それを確信している: “各回のイノベーションがもたらす破壊的進化により、その都度、新たな機会が作られる。そのときわれわれが有利性を示すことができれば、ラップトップ市場にわれわれの足場が作られて、それが大きくなる。今度のArmデバイス上のWindowsという初の試みも、そんな機会の一つであり、今後のCortex A76ベースのデバイスとその先には、それらがもたらす能力と破壊的進化により、今あるものを超えた機会が開けるだろう”。

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Palmブランドのスマートフォンが今年戻ってくる、ただしPalm OSではない

Palmのスマートフォンの復帰は、2018年の今も生きているようだ。昨年、中国の家電企業TCLの役員は、あの惜しまれつつ亡くなったモバイルブランドが、同社のスマートフォンコングロマリットのポートフォリオの一部として復帰することを確認し、その年もあと5か月足らずというタイミングで、“PVG100”がFCCとWi-Fi Allianceに登録された。

そのハンドセットを見つけたのはAndroid Policeだったがそれでも、名前と二つのWi-Fiバンドぐらいしか情報はない。でもその記事によると、5GHzのサポートがないから、大々的なニュースになりそうな旗艦機ではない、という。Androidは8.1だが、でも今のところAndroid PieはGoogleのPixelなど一部の機種だけだから、しょうがないだろう。

TCLに問い合わせてみたが、そのスマートフォンの正式発売までは何も言うことはないようだ。でもこれは、最近の同社の、BlackBerryブランドの復活に似た状況になるのだろうか。それなら、TreoやPreのような過去機種の化粧直しによる、ノスタルジーに訴える製品になるのだろう。

でもそのBlackBerryのKeyOneと同じく、過去の著名ブランドの名声への依存は、それほど強力なマーケティング戦略にはならない。しかもPalm OSのないPalm機を、Palmと呼べるのか? 悲しくも後者は、LGのテレビや冷蔵庫の中で生きている。でもそのおしゃれなAndroid機が、もしかして、昔のPalmの栄光を思い出させるかもしれない。

TCLはPalmの商標を2014年に取得し、BlackBerryのブランド復活がある程度成功したことにより、Palmで二匹目のどじょうを狙うのだろう。

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LightがSoftBankのリードで$121Mを調達、ユニークなカメラ技術をまずスマートフォンで実証へ

レンズが16あるカメラで独自の撮像技術に固執するLightが、SoftBankの大型ファンドVision FundからシリーズDで1億2100万ドルの巨額を調達することになった。

このラウンドをリードしたのがVision Fundで、およそ1億ドルをSoftBankが確保した。ほかに、カメラの名門Leica Camera AGが参加した。今日(米国時間7/18)の発表によると、Lightのこれまでの調達総額はほぼ1億8600万ドルになる。

Lightはその初めての製品L16を予価1950ドルで発表し、それを2017年に発売した。そのカメラは16個のレンズを使って52メガピクセルの画像を撮り、感動的な結果を作り出した。しかも、たぶんいちばんの注目は、L16がとても小さくてスマホなどの携帯端末やそのほかの携帯型の機器装置にぴったり便利であることだ。

サイズが小さいことと、スマートフォンの写真ブーム、両者が合わさるとこうなっても不思議ではない。製品の詳細は不明だが、Lightによると、同社のモバイル技術はOEMからのライセンスで、そこはLightのカメラを搭載したスマートフォンを9月に出す予定だ。

同社の声明は、こう言っている: “今の時代には、ポケットタイプの、インターネットに接続されたカメラが、世界を三次元の超人的な詳細さで再構築し、車はまわりの物をセンサー不要で感知でき、そしてロボットは針の小さな穴に自力で糸を通せる”。

今の、裏面に最大7つのカメラを載せられる同社のスマートフォンは、それが発売されたら“モバイル写真の概念を根底から揺るがす”そうだ。

そしてLeicaとのパートナーシップは、Lightの技術を利用した消費者向けカメラを共同開発するためだ。ただしこれについては、スマートフォンのカメラ以上に現状は漠然としている。

今度の新しい資金は、モバイルへ向かうものだろう。同社によると、最初は消費者製品に向けられた同社の技術は、今後セキュリティやロボット、自動車、航空機、工業画像技術などの分野に利用されていくだろう。

このような拡張意欲は、SoftBankのVision Fundのビジョンによく符合する。それは、世界のトップクラスのテクノロジー企業を糾合して、それらのシナジーを促進する、というビジョンだ。すでにチップメーカーのARMNvidiaもこのファンドに支援されているから、Lightもそういう集合体の仲間として多くの機会を望めるだろう。

下のビデオは、LightnのCEO Dave Grannanのインタビューだ。彼はCES 2016でL16を披露した。

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AndroidユーザーはiOSユーザーよりブランド・ロイヤリティが高い(調査結果)

Samsungの最新機種Galaxy S9は、Samsung流のFace ID風システムや奇妙なAR絵文字に関してはiPhone Xに勝っているとは言い難い。しかし、Samsung端末のオーナーにとってそんなことは問題ではないようだ —— これはS9が総合的に優れたスマートフォンであるというだけでない。今やAndroidユーザーはiPhoneに乗り換えなくなった。事実、Androidユーザーの忠誠度はiOSユーザーより高いと、調査会社のConsumer Intelligence Research Partners (CIRP)が今日(米国時間3/8)公開した最新レポートが伝えている

レポートによるとAndroidのブランド・ロイヤリティは2016年始めから安定して高く、今も過去最高水準を保っている。

現在Androidの忠誠度は91%でiOSの86%を上回っている。この数字は、2017年中に端末をアップグレードした米国ユーザーのうち、OSを変えなかった人の割合だ。

2016年1月から2017年12月までの2年間、Androidへの忠誠度は89%から91%(最新が91%)だったのに対してiOSは85~88%と数パーセント低かった。

「モバイルOSが2種類しかない現在、ユーザーは1つを選び、学習し、アプリとストレージに投資して、そこを離れない。今後AppleとGoogleは、この忠誠心の高い顧客ベースに製品とサービスを売っていく方法を見いだす必要がある」とCIRPのパートナー・共同ファウンダーのMike Levinは言う。

これは両社とも益々サービスに力を入れている理由でもある。それぞれの顧客基盤から高い収益を上げようとしている。Appleは財務的に見て成功している —— 11月にサービス売上の新記録を達成し、Apple Music、Apple Pay、iCloud、AppleCare、およびApp Storeなどが伸びていることを示唆している。

Androidユーザーのブランド・ロイヤリティの高さは、Androidを離れることなく様々な新機種に買い換えられることが理由の一つだろう。アプリへの投資や学習に要した時間を無駄にすることなく新しい体験を試せる自由がある。

しかしAndroidは忠誠度に関して常にトップだったわけではない。CIRPは数年にわたってデータを追跡しているが、かつては今と反対だった。

たとえば2013年、iPhoneオーナーの方がAndroidユーザーよりも忠誠度が高かった。しかし翌年から変化し始めAndroidはそれ以来上昇を続けている。

ただし、乗り換え率と、乗り換えた人数とは異なるとレポートは指摘する。そしてその面から数字を見ると違うものが見えてくる。

「知っての通りAndroidのユーザー基盤はiOSよりずっと大きい。このため、AndroidからiOSに乗り換えるユーザーの数は、iOSからAndroidに乗り換えるユーザーの絶対数と変わらないかむしろ多い」とLevinは言う。「ユーザーの絶対数で見た場合、iOSが旧Androidユーザーを獲得する方がその逆よりも多いという説を支持する傾向にある」

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Galaxy S9のディスプレイがカメラと並んで最高の評価、iPhone Xを上回る

今月の初め、SamsungのGalaxy S9のカメラはDxOMarkから、これまででもっとも高い得点を獲得した。そして今度はそのスクリーンが、DisplayMateとディスプレイマニアRay Soneiraからこれまでの全機種の中で最高と評価された。しかし勝者と敗者の差は、世代を重ねるたびに小さくなっている。

S9は、その競合機に勝った。正直に言うなら、その中にはiPhone Xも含まれる。色の精度や設定の自由度など、すべての評価項目でS9が上位だった。それらの測度の多くは、Soneiraのラボで新記録を達成した。色再現域、コントラスト比、画面反射、許容視野角、などなどの項目だ。いずれも、S9がトップだった。

iPhone Xが明るさで上回る場合もあるが、しかし色再現域の高度な設定ができる場合は明るさよりも実際の色の方が重要だ。白色点の調節など、そのほかの項目もS9の高評価に貢献している。また、その優れたカメラ画像も、このスクリーンの上なら見栄えが良いだろう。

S9のカメラや画面以外の評価は、本誌の今後のレビュー記事をお待ちいただきたい。前世代機から大きく変わったところはないと思うが、しかし少なくとも、同じことでも前より良くなっているだろう。

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iPhone Xはホリデーシーズンに一番売れたスマートフォンだった(アナリスト調べ)

AppleはiPhone Xの数字について必ずしもオープンではない。それはこの新機種のちょっとした特殊性のせいでもある。まず、999ドルのスマートフォンであること。さらには、もう一つの高級iPhoneモデルと競合する位置づけだという事情もある。

ともあれ、Canaysの最新レポートによると、この高価な新スマートフォンは順調な売上をみせており、2017年第4四半期に2900万台を出荷した。これは、アナリストらの数字によると「ホリデーシーズンで世界一売れたスマートフォン」ということになる。

悪くない実績だ。発売当初Appleの説明に多くの疑問が投げかけられたその価格設定を踏まえるとなおさらだ。11月始めに一部で見られた供給問題の後、生産量が増加したことも後押ししている。実際、一時的な品薄状態が年末にかけての売上を加速させる要素となったとしても驚くにあたらない。

それでも、アナリストの当初予測には届いていない。年初には2017年4Qの販売台数を3000~3500万台としていた予測もあり、2018年Q1の予測を修正することになった。つまるところ、スマートフォンの成功というのは、すべてが相対的だということだ。

最低限言えるのは、消費者はたとえ代わりとなる低価格の機種が同時期に市場に出回っていても、最新の華やかなモデルに高額を支払う意志があるということだ。もちろん、これらはアナリストの予測にすぎず、眉につばをつけてかかる必要がある。とはいえ、特定期間については公式の数字に近いと考えられる。

調査結果から見られるニュースの断片。出荷されたiPhone Xのうちおよそ700万台が中国向けだった。この地ではAppleの市場シェアが乱高下している。かつて同社は5cなどの低価格モデルを中国市場に投入してさまざまな低価格国内ブランドに対抗しようとした。

どうやらiPhone Xでは反対のことが起きているようで、都市部での売れ行きが好調だ。購入者はHuaweiやXiaomiといった国内トップブランドから乗り換えているという。

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Essential Phoneが360度ライブビデオを簡単にFacebookへストリーミングできるようになった

Essential Phoneとその360度カメラのオーナーは、カメラソフトのアップデートにより、今撮っている360度ビデオを、ライブでブロードキャストできることになった。そのほかのソフトウェアは不要で、なにしろEssential Phone本体に360度カメラを取り付けるだけで、撮影中の動画を送信できるようになる。

前と同じく、カメラを取り付けるとカメラアプリが360度モードで起動し、”Liv”ボタンをタップするとユーザーのFacebookアカウントにログインして、動画はそのアカウントへポストされる。そして二度目からは、画面を左へスワイプするだけで、360度ライブ動画のFacebookアカウントへの投稿が始まる。

さらに、Facebookの共有オプション“Only me, Friends, Friends of Friend, Public”(自分だけ、友だち、友だちの友だち、一般公開)のどれかを指定して、ブロードキャストの範囲を選べる。最初に、これから送る動画の説明文を送信することもできる。今後の動画送信には、Facebookの認証過程は要らない。

Essentialは、360度カメラの将来性にすごく自信を持っているようだ。本体への独特な接続方式をはじめ、360度カメラが最初から標準アクセサリになっていることについてチームに聞いたら、360度カメラの大衆化で先行することによって、今後のスマートフォン市場で優位に立ちたい、ということだ。今回のソフトウェアのアップデートで、360度ビデオを撮るだけでなく、それをライブでストリーミングすることも容易になった。はたして、消費者の反応はどうだろうか。

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GoogleがAndroid 8.1にNeural Networks APIを導入、今日からデベロッパーベータを提供

今日Googleは、Android Oreo(v8.1)のデベロッパー向けベータの配布を開始した。

今回の大きな目玉はNeural Networks APIで、これによりスマートフォン上でハードウェアアクセラレーション〔後述〕によるNNの推論を行い、訓練済みの機械学習モデルを高速に実行する。この種の計算をエッジに持ち込むことによって、ネットワークのレイテンシーと負荷が減り、機密データがデバイス上に留まることによって、エンドユーザーに多大な便宜をもたらす。

このNN APIにより、スマートフォン上で画像分類をしたり、ユーザーの行動パターンから次にやることを予見する、といったアプリが可能になる。Googleによると、このNeural Networks APIはTensorFlow LiteやCaffe2などのフレームワーク使いこなすための“基礎としての層”として設計した、という。

このAPIはデバイス上にAI専用チップがあればそれを利用できるが、なければふつうにCPUを使う。GoogleのスマートフォンPixel 2には専用チップPixel Visual Coreが載っており、Googleは前にも、8.1のプレビューが使えるようになったらそれが実際に動く、と言っていた(つまり今日だ)。

Neural Networks APIはユーザーのデバイスを酷使するが、Googleは8.1でAndroid Go用の最適化を導入し、デベロッパーがもっとベーシックなスマートフォン用にはその軽量バージョンのAndroidを使えるようにした。それは、今年の5月にI/Oカンファレンスで発表された簡易版Androidだ。

Goは、接続性の良くないところで使う低スペックのスマートフォン用だ。今回のアップデートではRAMが1GBに満たないデバイス向けのメモリの最適化が行われ、またそれらが8.1以降で動いている場合には、配布するアップデートを対象デバイスのシステムメモリに応じて選択できる。

そのほか、8.1デベロッパープレビューではAutofillがアップデートされて、パスワードマネージャーがこのフレームワークを使いやすくなった。また、そのほかのバグパッチやセキュリティパッチも、いろいろ行われているはずだ。

Android 8.1が消費者の手に渡るのは12月の予定だが、デベロッパーは今すでに、このベータにアクセスできる。

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Google Homeにタッチスクリーン方式のデバイスが登場か、検索のコードにその気配

Google Home用のタッチスクリーン型デバイスをGoogleがテストしている、という証拠がまた一つ。AndroidPoliceが指摘するGoogle検索アプリケーションの最新バージョンのコードには、新しいオンスクリーンインタフェイスを持つデバイスを参照している箇所がある。そのv7.14.15のコードには、オンスクリーンメニューとファンクションの長いリストがあり、それをコードネームQuartzというデバイスが利用している。メニュー中のYouTubeの再生は、Amazon Echo Showが最近取り下げたファンクションだ。

本誌TechCrunchの9月の記事でも、GoogleがタッチスクリーンインタフェイスのあるGoogle Homeデバイスを作っている、と報じた。二つの情報筋が、その社内コードネームは“Manhattan”だと確認し、画面サイズはEcho Showと同じ7インチだ、と言っていた。情報筋の一人は、Googleの社員から直接情報を得ていた。二人とも曰く、そのデバイスはYouTube, Google Assistant, Google Photos, そしてビデオ通話をサポートする、と。また、Nestなどのスマートホームデバイスをコントロールするスマートハブとしても機能する、と。

AndroidPoliceの今回の記事は、これらの詳細の多くを確認しているようだ。そのコードレビューAPK Teardownが開示しているのは、複数のオンディスプレイ機能、対話的タイマー、32種のアイコンを用いる天気予報などだ。YouTubeビデオの再生と、最低限のWebブラウザー、それにフォトギャラリーやお店のリスト付きGoogle Mapsなどもある。

現時点でGoogleは、そんなデバイスがあることを確認していないが、少なくともそのアイデアがあるとか、内部的にテストしていると考えても、無理ではない。家庭の中心的な情報ハブは、各社が目指してきた製品であり、その最新例がAmazon Echo Showだ。Amazon Echoに一歩々々追いつく努力をしているGoogleが、次にEcho Showのクローンをめざしても、おかしくはない。

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BlackBerry、最新機種でキーボードを見捨てる

昨日(米国時間10/8)ドバイのGITEX Technology Weekで、BlackBerryは巨大バッテリー搭載の全画面スマートフォン、Motionを発表した。TCLがBlackBerry Mobileブランドで製造するMotionは、5.5インチのスクリーンを備えSnapdragon 625 SoCプラットフォームを採用している。

同端末は当初中東市場で販売され、価格は460米ドル前後。北米地域での販売については何も発表されていない。

画面は大きく、バッテリーはいっそう大きい。5.5インチ画面の下には4000 mAhのバッテリーが潜んでいる。ちなみにSamsung Galaxy S8+のバッテリーは3500 mAhだ。

これは、近代BlackBerryとして2番目の端末だ。同社今年発売したスマートフォンのKEYoneには、画面の下にキーボードが搭載されていた。しかし本日発表されたのは純粋なタッチスクリーン・スマートフォンで、すでに同社はハードウェア事業からほほ撤退していることから、BlackBerryのコアなユーザーが対象であることは間違いない。

BlackBerryはかつてResearch in Motion(RIM)の名前で知られていた会社で、携帯端末のブランドをTCLに売却し、このスマートフォンを作ったのがそのTCLだ。BlackBerry自身はセキュリティーに特化したソフトウェアベンダーとして復活しつつあり、最新の四半期決算を見ると、ピボットは大成功を収めたようで、ウォール街の期待を上回っている。売上総利益率は76%で、前四半期の67%、前年同期の62%を超える新記録だった。

BlackBerryブランドは復活したものの、ほとんどゼロのブランド市場シェアを救うには至っていない。

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GoogleがLG Displayに$875Mを投資してPixelスマートフォン用の曲面ディスプレイを作らせる?

あくまでも噂だけど、なかなかおもしろい。韓国のニュースサイトが、Googleが同社のPixelスマートフォンの画面を曲面にするために、LG Displayに1兆KRW(8億7500万ドル)を投資する、と報じている。LG Displayは、スマートフォンやタブレット用のディスプレイの世界的な大メーカーのひとつだ。

そのニュースサイトYonhap News Agencyの記事は、業界筋の話としてそれは、単なる部品の発注金額ではなくて、戦略的投資だ、と言っている。Googleは今後のPixelスマートフォン用のOLEDパネルの、開発の全体に関心を持っているからだ、という。そしてそれによって、Samsung Displayなどほかのサプライヤーへの依存度を下げる。Samsungの姉妹会社Samsung Displayは、AppleのiPhoneなど用の仕事もしているが、これからはGoogleがほぼ独力でPixel用の曲面ディスプレイを開発生産していける。

この記事に関して、Googleはノーコメント、LG Displayはコメントのリクエストに対して無言だ。

昨年10月にローンチしたPixelは、大好評だった。本誌TechCrunchのレギュラー・ライターBrian Heaterにいたっては、“Androidの最良の代表機種”、と激賞した。

でも、曲面ディスプレイはSamsungが元祖だ。それは、2013年だった…Samsung Galaxy Roundをおぼえておられるかな?! そして今ではフラグシップ機のGalaxy S8にも、不運だったNote 7にもある。

そしてiPhone 8をめぐる最新のうわさ話によれば、あのAppleも曲面スクリーンを検討している、という。

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スーパーマリオラン、Android版登場は3月23日

Android版スーパーマリオランのリリース日が決定した。Android版を出すというは以前からあったが、それがようやく具体化したわけだ。その日にちは3月23日とのことだ。算数が苦手だったり、手元にカレンダーがなくて困っている人のために言っておくと、もう今週の話ということになる。結局、iOS版は3ヵ月先行したことになるわけだ。

ところで、あっという間に流行が盛衰するモバイル界の話であるので、スーパーマリオランについて少しだけ説明しておこう。これは任天堂が自社の知的財産をモバイル界に展開したものだ。操作はとてもシンプルだ。ゲームの世界を走り抜けるマリオのタイミングをみて画面をタップして、それによって得られる得点を競うというものだ。

無料版は試用版的なものとなっている。1度支払いをすることで、ゲームの全レベルをプレイすることができるようになっている。マリオのマッシュルームワールドを楽しみながら、ともだちと得点を競ったり、また新しいレベルにチャレンジしたりすることができるようになる。

スーパーマリオランは、iOS版がリリースされて多くの人がダウンロードした。モバイルゲームの中では、有料版に移行する人も多かった様子。ただしAndroid利用者の方が財布の紐が硬いともいわれている。その中で、どの程度の売り上げをあげることができるのか、注目したいところだ。

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(翻訳:Maeda, H

一挙に5000万ダウンロードに達した大人気のアートフィルターアプリPrismaにオフラインモードが登場

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アートフィルターアプリで一大センセーションを巻き起こしたPrismaは、この夏の2か月でそのiOSAndroidアプリのダウンロードが、無から驚異の5500万あまりへと急拡大した。そしてこのたびPrismaに、オフラインモードが誕生し、サーバーに接続しなくてもほんの数秒で、あなたのスナップ写真をムンクの絵みたいに変えてしまえることになった。

本誌TechCrunchがPrismaのローンチを記事にした6月に、CEOで協同ファウンダーのAlexey Moiseenkovは、ニューラルネットワークを使ってスマートフォンの写真を美術的フィルタを通した画像に変えている、と説明した。その多種類のフィルタを備えたニューラルネットワークは、サーバーの上で動いている。

しかし今回は、一定数のフィルターを選ぶことによって、そのたいへんな処理をユーザーのスマートフォンでできることになった。数百万のユーザーへとスケールするための方法としては、これもありだろう。

Moiseenkovによると、今デバイス上にあるのは16のフィルタだ。もちろんそれは、ユーザーのiPhoneの上でニューラルネットワークが動かしているのだ。

あなたの予想通り、数百万のユーザーで混みあうクラウド上よりも、オフラインの方が速い可能性がある。もちろんスピードは、スマートフォンのハードウェアの性能にもよる(私のはiPhone 6sだ)。

Moiseenkovによれば、まあまあなのはiPhone 5s以上、それより遅い機種ならサーバーにアクセスした方が速い。ここらが、このオフラインモードの限界だ。

彼が美術的な処理のアルゴリズムをモバイル上で提供したいと考えたとき、そのアルゴリズムはネット上では非常に遅かった。そして処理を最適化した結果、インターネットに接続したスマートフォンの上で、Instagram世代の連中に、インスタントに満足感を与えられるまでになった。

スマートフォン向けの最適化は今でも続けられていて、近いうちに、iPhone 5s以上の機種ならすべての処理をデバイス上でできるようになる、と彼は語る。

オフライン機能がAndroid機に来るのは、たぶん2週間後、だそうだ。

そのほかにPrismaのチームは、ビデオのフィルタリングに取り組んでいる。Moiseenkovによると、それは今月内の立ち上げもありえ、という。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Sonyの500ドルのインダッシュレシーバーはAndroid AutoとCarPlayをサポートして値頃感あり

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Sonyの、ダッシュボード埋込み型(in-dash, インダッシュ)カーステレオXAV-AX100は、あなたの車にAndroid AutoやCarPlayを安上がりに導入するためのベストの方法かもしれない。11月末に、499ドル99セントで発売される同機は、6.4インチ800 x 480のタッチスクリーンを搭載、NFCとBluetoothとaux入力をサポートし、また音声入力を起動する専用ボタンがある。

このXAV-AX100は、仕様を見るかぎり、競合機に比べて明白なアドバンテージがいくつかある。Pioneerの、仕様的にいちばん近い競合機はAppRadio 4かと思われるが、こちらは6.2インチのスクリーンで物理ボタンがなく、CarPlayしかサポートしていない。お値段は600ドルだ。Alpineにも、これぐらいから上の価格の製品がある。

デバイスを特定せず、値段が手頃な、タッチスクリーンをぜいたくに奮発したインダッシュレシーバーを出す、というSonyの決定は賢明だ。カーステレオに代表されるような各種二次製品はメーカー数も多く、とくに初期は競争が激しかったが、このところ、それほど飛び抜けた強力な製品はない。Sonyは、そこに目をつけたようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

GoogleがAndroid、Nougatを正式公開―画面分割、通知、履歴ボタンでアプリ呼び出しなど改良点多数

Various types of nougat strawberry and pistachio,Typical dessert of Italian cuisine, handmade and for sale in the days of celebration (Christmas, New Year, Carnival, Easter, etc.) in markets and shops of all cities. Here is Venice

GoogleがAndroid 7.0の公開ベータ版今年3月に公開したのは驚きだった。Androidは毎年アップデートを行っていたが、このベータ版(Nougat〔ヌガー〕と命名)の公開は時期が非常に早かったし、無線を利用した over-the-airのアップデートが可能だった。

さて半年後の今日(米国時間8/22)、Nougatからベータ版が外れ、 Googleの独自のNexusデバイス(Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6P、Nexus 9、Nexus Player)、Pixel Cタブレット、General Mobile 4Gで正式に利用できるようになった。

もし上記デバイスのいずれかを持っているなら(Nougatベータ版をすでにインストールしている場合でも)、アップデートのプロンプトが近々表示されるはずだ。Android Nougatをプレインストールした最初のスマートフォンはLG V2にはるはずで、9月上旬にも発表される。

ただし今回のNougatのアップデートにはある程度の時間が必要らしい。Googleの広報担当者に取材したところでは上記のサポートされたデバイスのすべてにアップデートが行き渡るのに数週間かかるだろうということだった。

私はここ数ヶ月Nexus 6PとPixel Cの両方でNougatのベータ版を使ってきた。Googleによれば新OSのメジャー・アップデートは250箇所に及ぶということだが、デバイスをアップデートしたときにユーザーが気づくのはそのうち数カ所だろうと思う。

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いちばん目立つのは通知システムの変更だ。見た目としてGoogleのマテリアル・デザインのガイドラインに忠実なものになっているし、さらに重要な点として機能が大幅にアップデートされている。ユーザーはメールを通知内からアーカイブしたり、メッセージに直接返信したりできる。Nougatは同一デバイスの通知のバンドル機能も利用できる。

またクイック設定(Quick Settings) パネルの動作も大幅に変わった。デベロッパーモードを使わずにアイテムの表示順を変えることができる。画面の上部からスワイプでパネルを少し引き下ろすと5個の機能が利用できるクイック設定が表示される。さらにいっぱいに引き下ろすとすべてのオプションが表示される。

もうひとつの非常に便利な(ただしユーザーが予備知識なしに発見するのは難しい)アップデートは最後に使った2つのアプリを切り替えられる機能だ。画面下部右側に表示される四角いボタン(現在は過去に使用したアプリが一覧表示される)をダブルタップすればよい。これまでのところ四角いボタンをダブルタップして直前のアプリを呼び出すという操作は私が一番頻繁に使うNougatの新機能だ。

Nougatでは画面を分割して2つのアプリを並べて表示することができる。Samsungその他のメーカーはすでに画面分割機能を取り入れているが、今回はメーカーのスキンではなく、Android OSそのものの機能となった。

正直なところ、スマートフォンの狭い画面ではこれはさほど有効な機能には思えない。しかしPixel Cタブレットでは別世界になる。 高精細度の画面と使いやすいキーボードを備えたタブレットでは画面分割機能はGoogleドキュメントやMicrosoft Officeのようなツールの生産性を飛躍的にアップする。画面分割のサポートがないとPixel Cは単に大きなスマートフォンで、Androidが常に作業の足を引っ張っていると感じられた。しかしNougatでこの問題は解決されている。Pixel Cでの作業は楽しいというのに近くなった。なにより良いのはほとんどあらゆるアプリが手を加えることなく画面分割に対応することだ。デベロッパーがアプリを書き換える必要はまったくない。

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Android Nougatには多数の改良点があるが、多くはユーザーが普段は直接操作しないような部分にだ。しかしユーザー体験を全体としてアップするのに役立っている。

Nougatでは消費電力についても改良が行われている。Marshmallowではスリープ中の電力消費を押さえるDozeモードが実装された。Nougatでは外出時にデバイスをしばらく使わないでいるとユーザーが何も設定しなくてもDozeモードがオンになる。私自身はNexus 6Pでは画期的なバッテリー駆動時間の延長は感じていないが、これはいつもスマートフォンを使っているせいかもしれない。

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データ契約などの関係で通信量に注意を払っているユーザーには朗報だ。Nougatのデータセーバー(Data Saver)モードはバックグラウンドでのアプリのデータ通信を抑制する。通知領域へのプッシュ表示は可能だが、バックグラウンドで大きなファイルをダウンロードすることは禁止される(ユーザーはホワイトリストにアプリを登録してこの制限を外すことが可能)。

Googleはブートや暗号化の速度も改良されたとしている。またOSのアップデートも速くなる。従来はアップデート・ファイルをダウンロード、インストールしてから個々のアプリを新しいOSに適合するよう最適化していた。これにはだいたい15分前後かかる。Android Nougatではインストールをバックグラウンドで実行してしまうので、ユーザーは都合のよいタイミングでデバイスを再起動するだけでよい。再起動されたときにはOS、アプリともアップデート後の状態となっている。

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ゲーマーであれば、Googleが新しいVulkan規格を採用したことにより、新しいゲームの体験が改善されたことに気づくかもしれない。

NougatはまたDaydreamと呼ばれる拡張現実〔VR〕モードをサポートしている。この機能はVRアプリの表示をスムースにするということだが、Daydream対応のスマートフォンやヘッドセットが登場するのは年末近くになるようだ。

いつものことだが、Nexusのスマートフォン、タブレット、General Mobile 4Gを持っていない場合、手持ちのデバイスがNougatにアップデートされるのはかなり先になる可能性が高い。現在Android 6.0 MarshmallowがインストールされているのはAndroidの15%に過ぎない。いちばんシェアが大きいのはAndroid 4.4 KitKatで、30%弱の普及率だが、すでに3世代前のOSだ。Nougatが発表されてもAndroidのフラグメント化が一掃されるわけではないが、手に入るなら大いに価値のあるアップデートだ。

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画像: PaoloBis/Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

GoogleのNow on Tapがより賢く進化した

BlogSpot_gif_v1_garciarobert (1)Googleが昨年、Android Marshmallowについてアナウンスした際、もっとも注目を集めたのはNow on Tapの機能だったのではなかろうか。操作時点でスマートフォンないしタブレット画面に表示されている内容に関連するコンテンツを検索してくれる機能だ。

そのNow on Tapに、3つの新機能が加わってさらに便利になった。Now on Tapが「賢くなった」と言っても良いだろう。

実装された新機能のまずひとつ目は、どのアプリケーションを使っているときでも翻訳を可能にしたものだ。Chrome利用時には表示コンテンツを翻訳する機能がすでに搭載されていたが、他のネイティブアプリケーションでは使うことはできなかった。それが、Now on Tapにより「すべてのアプリケーション」に、翻訳機能を実装することとなったわけだ。翻訳したいコンテンツを表示している最中にNow on Tapを起動して、新たに表示されるようになった「translate this screen」を選べば良い。表示されている文章が、スマートフォンで利用している標準言語に翻訳されるのだ。Now on Tapの翻訳機能は、現在のところ英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、およびロシア語への翻訳に対応しているとのことだ。

BlogSpot_v2_garciarobert (1)さらに新機能のその2として、「Discover」というセクションが登場した。ここでは関連する話題やビデオなどを見ることができる。ちょっと使ってみたところでは、なかなか役立つ情報が表示されているように思う。

最後にに3つ目として、カメラを使いながらNow on Tapを利用できるようになった。バーコードないしQRコードをカメラでとらえながらNow on Tapを起動すると、バーコードを認識して関連情報を表示してくれるのだ。たとえば書籍のバーコードで試してみると、ただちに出版社および書籍の情報を表示してくれた。さらにチョコレートについているバーコードをうつしながらNow on Tapを起動してみると、商品名が表示された。残念ながら、ただちに当該プロダクトをオーダーするようなインタフェースは提供されていないようだ。ただし商品名がわかったのなら、そこからGoogle検索を行なってAmazonやメーカーのサイトにジャンプすれば事足りる話ではあるかもしれない。Googleによれば書籍やDVDなどなど、さまざまな製品で利用できる機能だとのことだ。

ところで今回のアップデートでも、Now on Tapが抱える最大の問題は放置され続けることとなった。すなわち「知らない人は気づかない」問題だ。Now on Tapの機能を知らない人は、ホームボタンの長押しなどしないかもしれない。Now on Tapに気づいてもらうのに、おおいに「偶然」に頼っている感じなのだ。Now on Tapが非常に便利であるだけに、知らない人にも気づいてもらえる仕組みを考えるべきだと思うのだがどうだろうか。

(訳注:訳者の所有する端末では、まだNow on Tapのアップデートは確認できていません)

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(翻訳:Maeda, H

GoogleがAndroid NのDeveloper Preview 4をリリース、とくに目立つ新機能はなし

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Googleが今日(米国時間6/15)、Android Nの四度目のプレビューリリースした。同社のモバイルオペレーティングシステムの次のバージョンは、未だに正式名が決まっていないのだ

発表された範囲では、今回のプレビューには新しい大型機能はない。むしろ今回は、デベロッパーがAndroid Nの新しい機能を使うためのAPIの拡張に焦点が置かれた。これらのAPI(およびAndroid N SDK)は今回がファイナルとなり、この状態で夏の最終消費者バージョンへ行く。

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Googleは、Android Nの現状をベータ級、日常利用可、と見なしている。先日のGoogle I/Oではそう述べられた。たしかにAndroid Nは、かなり初期から安定していた。Googleがテスト用に最新のNexusデバイスを提供し、面倒なインストール作業などを省いたことも、これまでのプレビューにおけるバグ発見などの過程を円滑にしただろう。

Androidデベロッパーは、今のプレビューの上で、マルチウィンドウや通知のダイレクトリプライなど、新しい機能をテストできる。最近改良されたGoogle Playのベータテスト機能により、デベロッパーはユーザーからのフィードバックを早期から得やすくなったので、Googleによると、その機能がこのデベロッパープレビューでも利用されている。

今、最終消費者のための新しい大型機能をこのプレビューに探しているのだが、見つかったらこの記事を更新しよう。でも今のところの感触としては、今回の主な目的はもっぱらバグフィックスにあるようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

iOS 10のApple Mapsでは、自動車を停めた場所やそこまでの所要時間を示してくれる

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Appleは未だApple Carの噂について、きちんと言及せずにいる。独自の車を開発するということについて、どれほどの意図を持っているのかはわからない。ただ、iOS 10によってApple Mapsに導入される新機能によって、ドライバーに快適さを提供しようという気持ちはあるようだ。

AppleInsiderが報じているが、新しいApple Mapsでは、車を自宅以外の場所に停めたときに、その場所を自動的に地図上に表示するようになる。

Apple Maps上に停車した車のアイコンが表示され、車のある方向を示したり、その場所まで行くのにかかる時間を表示してくれたりもする。詳細な場所を示すために、停車場所を編集するための機能もついている。

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言うまでもないかもしれないが、停車場所を示すためのアプリケーションは、サードパーティーからいろいろと出てきているものではある。新機能を実装する際に、そうしたサードパーティーの機能を奪うようなことは、しばしば起こることではある。

WWDCのキーノートにおいて、AppleはiOS 10においてApple Mapsに加えられる変更点についてアナウンスしていた。Mapsとのインタフェースをサードパーティーに提供し、たとえば地図をつかって近くのレストランを予約したり、Uberなどのサービスを呼ぶことができるようになる。

Map上から展開するサービスではApple Payも利用できるようになり、自分のいる場所の近辺に存在するサービスを、手間いらずで利用(購入)することができるようになる。またMapsは、利用者のカレンダー情報から次のミーティング場所近辺の食事場所を提案したり、もちろんその場所へのルートを示すといったインテリジェンスも持つようになる。今回明らかになった停車場所通知の機能なども、Mapsへの追加機能のひとつというわけなのだろう。

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(翻訳:Maeda, H

スマホのイヤフォンで聴く音楽をゴージャスな3Dサラウンドサウンドに変えてしまうBoom

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Boom for iOSは音楽を変える。たぶん、良い方へ。このアプリは一種のイコライザーで、通常のMP3の音に低音と奥行きを加える。ベースがよく鳴る3Dサウンド的な音になるから、超安物のイヤーバッドでも音楽を楽しめる。スピーカーからの音には、臨場感‘らしさ’が加わる。

しかし、万人向き、ではないかもしれない。Peter Schickeleの後期のアルバムを昔のVictrolaで聴きたい、という純粋派には、たぶんだめだ。

そのほかの人は、このアプリを自分の音楽系アプリの一員に加えるとよいだろう。使い方はとても簡単で、このアプリを通して音楽を聴き、さまざまなエフェクトを選ぶ。3Dのサラウンドもどきもあれば、いろんなブースターもある。5日間無料で試用して気に入ったらお金を払う。DRMで保護されていたり、ストリーミングの音楽には使えない。

いろんな曲で試してみたが、音の分離が良くなるし、相当極端なリバーブもかけられる。

OS X上には5年前からあるアプリケーションで、これを作っているGlobal Delight社によると、月間アクティブユーザーは250万人以上いる。同社は、Camera PlusやVizmatoも作っている。

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ソフトウェアアーキテクトのSandhya Prabhuは、こう説明する: “市場における重要な差別化要因は、独自のオーディオ処理ロジックを使っていることだ。それによりこのアプリは、ヘッドフォンから聴こえるふつうのステレオ音に、リアルなサラウンドの空間感覚を加える。高価なハードウェアがなくても、いつでもどこでも、サラウンドサウンドを楽しめる”。

同社はこの技術を、ストリーミングサービスや各種メーカー企業にライセンスしている。だからそのうち、SchickeleのP.D.Q. Bachを昔のJVCのヘッドフォンで聴いても、すごい音になるだろう。18世紀のフリューゲルホーン奏者たちも、本当はそんな音を出したかった、…のではないだろうか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))