ゲーム対戦実況のTwitchもFlashからHTML5へ移行、プレーヤーのベータを開始

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毎年同じことを言ってきたようだけど、Flashの命運は、いよいよ尽きようとしている。Flashに依存してきた大規模なビデオストリーミングサイトTwitchもこのたび、ついに運命のボタンを押してHTML5に切り替えようとしている。まず、ベータから。

TwitchがHTML5プレーヤーのベータを出す、という話は6月からあったが、今日(米国時間7/14)やっと、同サイトの”Turbo”会員に提供されることになった。さらに、この夏の終わりにはランダムに選ばれたユーザーに、Flashを切るというオプションが提供される。

遅い展開は、必要だった。Twitchは6月に言っていたことを今日も繰り返しているが、ベータは名ばかりのベータではない。HTML5プレーヤーは、まだ完成していない。バグがあり、広告の問題があり、ほかにもいろいろある。

でも、待つだけの価値はある。ロードが速くなり、CPUの負荷が軽減、コマ落ちも減る。

会員としてTwitchを頻繁に使う人は、そのうち、HTML5が有効になりました、とお知らせが来るかもしれない。そのときは、プレーヤーの使い心地などを教えていただきたい。

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怪我の心配のないパーソナルドローンHover Cameraは空飛ぶ自撮り棒としても最適だ

自撮り棒にあきて、ナルシストのためのもっとすばらしいツールを探している人には、Hover Cameraできまりだ。この“パーソナル”ドローンは、空から見たあなたの映像を撮影してくれる。

Hover Cameraは小さな折りたたみ式のドローンで、スマートフォンのアプリでコントロールしながらあなたの回りを飛ばせると、13メガピクセルのカメラで4Kのビデオを撮る。本格的なポータブル機で、カーボンファイバー製だから丈夫だ。子どもやペットのいる人には嬉しいことに、回転翼がケースに収められているから怪我の心配がない。これはたぶん、世界でいちばん安全なドローンだろう。

アメリカと中国の企業Zero Zero Roboticsが二年がかりで開発した同機は、数か月後に発売予定だ。まだお値段の正式発表はないが、CEOでファウンダーのMengqiu Wangは、600ドル弱、と言っている。中国とアメリカで最初に発売し、ヨーロッパなどはそのあと、ということだ。

スタンフォードを卒業してTwitterなどにもいたことのあるWangは、本誌主催のTechCrunch Shanghai 2016でこの製品を披露した。使い方は超簡単で、空中に放り投げて始動し、ドローンをたたんで止める。

ドローンの共通の問題として、電池寿命は短い。現状では、約8分しか飛ばせない。発売までにはもうちょっと長くする、とWangは言っているが、電池は取り外せるから、交換用電池をたくさん持って出かける、という‘対策’もありえる。

Wangは、彼の会社がドローン大衆化の口火を切る、と信じている。そんな大衆の一人になりたいあなたなら、早速Hover CameraのWebサイトへ行って予約をしよう。

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YouTubeがクリエイターサポートを拡大、リソースアクセスを一元化、誰もが質問にメールで答をもらえる

A picture shows a You Tube logo on December 4, 2012 during LeWeb Paris 2012 in Saint-Denis near Paris. Le Web is Europe's largest tech conference, bringing together the entrepreneurs, leaders and influencers who shape the future of the internet. AFP PHOTO ERIC PIERMONT        (Photo credit should read ERIC PIERMONT/AFP/Getty Images)

モバイルのアプリにライブのストリーミングを導入するというニュースに続き今週のYouTubeは、クリエイターコミュニティのための一連の新しい機能を発表したCreator Hubとサポートの改善、福利事業などを含むそれらの詳細は、オンラインビデオとデジタル文化のイベントVidConで、木曜日(米国時間6/23)に披露された。

YouTubeのCEO Susan Wojcickiはキーノートで、360度ビデオのような新しい技術への投資について触れるとともに、有料サービスYouTube Redに導入される企画、YouTube Original(オリジナル作品)についても述べた。

またクリエイターコミュニティに参加している人たちには、カスタマサポートの改善や、Creator Hubのデザイン改良、福利事業などが約束された。

クリエイターサポートを100倍にする、と言っているが、その意味は、Partner Programに加わっているクリエイターなら誰もが、就業日一日以内に質問への答をメールでもらえることだ。

これはサポートの質量としてはこれまでに比べて相当なアップだ。たとえばメールによる個別サポートは、これまではせいぜい数千人だったが、これからは数百万が対象になる。

Creator Hubは、今度の改良によって、教材やヘルプセンターなどさまざまなリソースへのアクセスが一元化される。これまでは、いろんなサイトをあっちへ行ったりこっちへ行ったりしなければならなかった。しかしこれからは、新しいCreator Hubページから何にでもアクセスできる。言語も、今や23の言語に対応している。

YouTube for Creatorsと呼ばれる新設の福利事業は、クリエイターが自分のチャネルの会員を増加させるためのさまざまなリソースにアクセスさせる。それには、学習プログラム”Creator Academy”や、YouTubeのスタジオアプリなどがある。

会員の数が数千数万ととても多くなったクリエイターは、”Creator Days”や、YouTube Spacesにおける会合やワークショップに招待される。またYouTube Spacesでビデオを撮ったり、自分のチャネルに関するコンサルテーションを受けたり、YouTube NextUpコンテストのアンバサダーになって露出量を増やす、などができる。大型のチャネルになると、YouTubeからのパートナーマネージャーという人的サポートが付く。

YouTube for Creatorsに前からあるリソースの改良や一元化、プロセスの公式化に加えて、新しいツールも提供される。

たとえば最近新たにローンチしたコメントコントロールでは、クリエイターがコメントのモデレーションを信頼できる人に託せる。ペナルティー(“strikes”)の扱い方を変えて、新人のクリエイターにルールを理解するための時間を与える。Content IDシステムを改良して、Content IDが係争中のビデオでも課金ができる。この最後の件は、課金をしているユーザー全員に今後数か月以内に適用される。

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GoProが3Dカメラになる69ドルのアドオンVitrima…安い割にはグッド!

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GoProにできることを、ちょいと増やしてくれるアドオン製品が、またまた出ました。シカゴのスタートアップFantemが作ったVitrimaは、ご覧のように(上図)ヘビーメタルというよりビッグメタルなアドオンだが、あなたのアクションカメラで3Dビデオを撮れる。

このデバイスでGoProのプラスチックケースに大きなレンズと光を分割するためのミラー(鏡)を付け、右目用と左目用の画像を作る。その画像をGoogle CardboardのようなVRヘッドセットで見ると、奥行き感のある立体画像になる。

アクションスポーツのビデオを作っているプロのビデオ作家二人に試してもらったが、その映像はなかなか迫力がある。最高の3Dビデオ作品とは言えないにしても、既存のふつうのカメラ用の安価なアドオンとしては、かなりいけてる部類だ。同社のYouTubeページには、スノーボードやスカイダイビングなど、いくつかの作例がある。ヘッドセットが手元にある人は、ぜひ。

Fantemは今このレンズを、Indiegogoで予約販売している。レンズキットは69ドルで、軽量バージョンは10ドル安い。発売は来月の予定だ。

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Videolanがネットワーキングビデオ再生プレーヤーVLC 2.0 for Androidをリリース、機能を充実しパーミッションを削減

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古くから、そして今でも、広く使われているマルチプラットホームのビデオプレーヤーVLCがAndroidバージョンの大型アップデートを行い、要望の多かった機能をいくつか加えるとともに、必要なパーミッションの数を減らすことに成功した。まだまだこの老舗(しにせ)には、しっかりとしたデベロッパーがいるようだ。

そのバージョン2.0では、互換性がAndroid 2.2(”Froyo”ですよ、忘れたかな?)からNまでに広がった。そのNは、nougatになるのか、nilla waferか、それとも、もっとひどい名前になるのか?。

VLCの最初からの傑出した機能のひとつは(知る人ぞ知る、もう10年以上前からの話だけど)、つねにネットワークからの再生ができることだった。そしてVideoLANのブログ記事によると、その機能が“ほぼ完成した:)”。

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今では、DLNA/UPnP, Windowsネットワーク共有, FTP, SFTP, NFSプロトコルがサポートされている。ネットワークからでも字幕を見つけることができ、それらはOpenSubtitlesからのものでもよい。右から左へ読むやつや、複雑なレイアウトの字幕も可だ。

パッケージがスマートフォン、タブレット、Android TV対応の統一パッケージになったので、インタフェイスの入れ替えも自由にできる。ビデオプレイリスト、マルチウィンドウ、再生履歴なども今度のアップデートでサポートされた(履歴は消したければ消せるのでご安心を!)。

ぼくみたいに、昔だけでなく今でもVLCを使っている者には、嬉しいアップデートだ。とくにAndroid TVでの再生機能が充実したのが良いね。あの頼もしい古顔が、ますます健在であることを知ったのも、嬉しい。もちろん、それは今でも無料だ

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macOS上のSafariがFlashにとどめを刺す…インストールされていてもデフォルトで無効

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Adobe Flashは死ぬ必要がある。そしてどうやら2016年は、Flashの最後の年のようだ。macOS Sierra以降Appleは、ユーザーがたまたまインストールしていた場合でも、Flashプラグインをデフォルトでは無効にする。それには多くのアドバンテージがある。

まず、Flashには数えきれないほど多くの悪用の履歴がある。つい昨日(きのう)も、誰かがまた悪用を見つけ、Adobeは大慌てでそれに対応した。

第二に、Flashは電池を殺す。どうやらそのプラグインは、今日のコンピューター向けに最適化されていないのではないか。Flashを動かすたびに、電池寿命が失われる。

第三に、Flashはもう誰も要らない。多くのWebサイトがビデオをHTML5や現代的な技術で再生する。YouTubeは? HTML5だ。Soundcloudは? HTML5だ。本誌TechCrunchのビデオは? HTML5だ。

目立つ例外もある。たとえば、FacebookのライブストリームとPeriscopeのビデオはまだFlashを必要とする。でも、彼らがFlashを捨てるのは時間の問題だろうな。

そして最後に、今ではみんながFlashを嫌いだ。SafariはmacOS SierraでFlashを無効にする。どうしてもFlash(やQuicktime, Silverlightなど陳腐化しているプラグイン)が必要なWebサイトをあなたが開いたら、Safariは、このプラグインを本当に動かしてよいのか、確認する。ChromeもQ4 2016に同じことをする。Microsoft Edgeは、重要でないFlashコンテンツをポーズする。Adobe自身も、たぶんFlashを捨てたがっている。

もう、定めの日が壁に貼りだされている。人より一歩進んでいるあなたは、とっくにFlashをアンインストールしただろう。ChromeにFlashがあるのは、悪用対策を素早く展開するためだ。メインのブラウザーとしてSafariやOperaを使い、Flashが必要なときだけChromeを使う手もある。

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Facebookがプラットフォームの「オール・ビデオ化」を望んでいることについて

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Facebookはプラットフォームの中心となるコンテンツを文字からビデオに置き換えようと引き続き全力を挙げていることは覚えておく必要がある。

Quartzによれば、Facebook EMEA〔ヨーロッパ・中東・アフリカ〕副社長、Nicola Mendelsohnは昨日(米国時間6/15)、ロンドンで開催されたカンファレンスで「5年後にFacebookは「たぶんすっかりビデオ化しているだろう」と述べた。

Mendelsohnはまた360度パノラマビデオは「ごく普通になっている」とし、VRハードウェアの成長も予言した(もちろんFacebookはVRヘッドセットのRiftのメーカーであるOculusを傘下に持つのだから当然の主張ではある)。

Mendelsohnは「これほど大量の情報が氾濫する世界でストーリーを効果的に語る方法はビデオだ。短時間に大量の情報を伝達することができる。ビデオに向かうトレンドは私たちが情報を消化する速度を速めるために役立つだろう。ここ数年、テキストの役割は低下を続けている。…私が賭けるとしたらビデオだ。ビデオ、ビデオ、ビデオ、と言いたい」」と述べた。

しかしもちろん、ハンガー・ゲームの戦闘アリーナと同じで、Facebookは「壁に囲まれて」おり、Faceookの完全なコントロール下にある。

つまりMendelsohnはFacebookのユーザーが自発的に選ぶであろう未来を推測しているのではなく、Facebookという企業の至上命題がプラットフォームのビデオ化であることを再確認したにすぎない。Mendelsohnはビデオを他のあらゆるメディア・コンテンツの上位に置いたが、ビデオがコマーシャルを表示する媒体としてきわめて有効であることも見逃せない(そういえばSnapchatという例もある…)。

インスタント記事(Instant Articles)のフォーマットを利用している広告主は、 Facebookのプラットフォームは書かれた文字に対してほとんど敬意を払っていないことに留意すべきだろう)。

最近、Facebookはメインのアプリからメッセージ機能をほぼ完全に追放した。Facebookで特定の友達に情報を文字で送信したい場合は別アプリのFacebook Messengerを利用する必要がある(一部の地域ではFacebook本体のモバイル・アプリからテキスト・メッセージを共有できるが、少なくともアメリカでは不可能だ)。

またビデオの情報量は巨大であり、モバイル・ビデオは世界中どこでもアメリカでのようにありふれたものとはなっていない。Facebookの「オール・ビデオ化」という戦略は途上国の多数のユーザーに対してドアを閉ざすものとなるだろう。Facebookはこうしたユーザーの獲得にあれほど熱心だったにもかかわらず、ビデオ化は逆の効果を生む可能性がある。

つまり現実的には、Facebookアプリのオール・ビデオ化は アメリカその他の先進国に限られ、途上国のモバイル・アプリはもっと混合的な性格とならざるをえない。【略】

なるほど〔テキストだけの〕SMSの役割は減少傾向だ。ユーザーはビデオや写真を添付できるもっと進歩したチャット・アプリにシフトしている。しかし文字の役割が低下している? そんなことがあるわけがない。テキスト・メッセージのやり取りは過去に例を見ない水準に高まっている。

結論は、「文字の役割は低下していない」だ。文字の役割が低下しているのはFacebookのメインのアプリ内だけで、その理由はFacebookというビジネスはユーザーにもっとビデオを利用させる必要があるからだ。

ユーザーをビデオに慣れさせビデオの利用に誘導しようとする目的で、Facebookはビデオ・コンテンツを優遇する新しい表示アルゴリズムを開発し、テキスト・ベースの表示を格下げすることでユーザーがメイン・アプリでテキスト・メッセージを共有することを妨げようと試みている。

人間にとって文字の役割が減少するということはない。文字の役割が減少しているのはFacebookであり、ビデオ消費を増大させるスペースを生み出すために文字を削ろうとしている。われわれは友達と常にテキストで情報を交換しあっている一方、Facebookはビデオというリッチメディアの闘技場に変わる(Snapchat風になるのか?)ことを目指している。

「オール・ビデオ化」というのはFacebookがプラットフォームとして目指す方向ではあっても、人間のコミュニケーションの現実はまた別だ。これは一つのキーワードで括れるような簡単なものではない。会話体験のフォーマットは多層的であり、いわば〔神話の怪物のように〕多数の頭を持った存在だ。Facebookがどんな未来を望もうと、この現実は変わらないだろう。

画像: Twin Design/Shutterstock

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple TVのさらなるSiri統合とシングルサインイン

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AppleのシニアバイスプレジデントのEddy Cue氏は、同社の開発者会議WWDCで、Apple TVを支えるOSにマイナーアップデートを行うことを発表した。

折に触れてAppleは「テレビの未来はアプリにある」としているが、今回のアップデートもその方向性を強めるものだ。より多くのアプリが登場し、Apple TVで簡単に使えるようになる。

Apple TVは、お気に入りのビデオチャンネルにアクセスするために、初めてストリーミングメディアプレイヤーをセットアップすることでより大きな課題を解決しようとしている。また、「シングルサインオン」という機能を導入し、所有者が1度ログインすれば、すべてのネットワークにアクセスできるようになる。この機能は、iOSにも導入されるという。

さらに、Apple TVとSiriの統合レベルも高くなる。SiriでYouTubeを検索できるようになるので、ユーザーは 「YouTubeでSteph Curryの3ポイントシュートを検索」あるいは「YouTubeでLeBron JamesがDraymond Greenをまたいだところを検索」などと言えるようになる。これまで、Siriの検索対象はApple TVアプリの同社製品に限られていた。

今朝方のCue氏の発表によると、Apple TVにはこれから数週間のうちにSling、Fox Sports Go、さらには100局以上のテレビ局を擁するフランスのMolotovなどの新しいアプリが利用できるようになるという。

本日行われたtvOSデモの開発者向けプレビューは、秋に消費者向けに公開予定だ。

Tim Cook氏は、tvOSが本日アップデートが行われたwatchOS、iOS、OS Xなどと並ぶAppleの主要なプラットフォームの1つであると強調した。

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(翻訳:Nakabayashi)

Netflix、インドで初のオリジナル連続ドラマを制作

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Netflixは、今年1月に100か国を超える新しい国々でサービスを開始して以来、新しい世界戦略を強調している。そのアプローチとは、単に世界中で利用可能にするだけではなく、国際的な視聴者のためにローカライズされた番組も含まれる。その流れで、初のオリジナル連続ドラマをインドで制作する計画が発表された

Netflixは、190か国に8100万人の有料会員を抱え、インドでは1月に利用可能になった。インドのユーザー数は明らかにされていない。Netflixの料金は同国内の競合サービスと比べて高価だが、人口が10億人を超えるインドに大きな商機があるのは明らかであるほか、世界中に1600万人いるとされる海外移民の存在も見過ごせない。

インドでの制作第一弾となるのが、Vikram Chandraがインドの犯罪地下組織を描いてベストセラーとなった2006年の小説「Sacred Games」の映像化だ。Netflixは、インド企業のPhantom Filmsと提携して現地で撮影を進めるとしている。配信日については未発表だが、米国の配信大手であるNetflixは、リリース後は世界中のNetflixユーザーが視聴可能であることを明らかにした。

「ここ数年、私はNetflixが革新的でジャンルの垣根を超えた番組によってテレビの世界を変えていくのを大きな驚きと喜びをもって見守ってきました」と、Chandra氏は言う。「私がこれまで思い描いてきた世界の色彩や活気や音楽が、Netflixが提供する広大なキャンバスの上に余さず描き出されることを確信しています」

Netflixの国際オリジナルシリーズ担当副社長のErik Barmackも「気鋭の制作会社Phantom Filmsと提携して、考えうる最高のインドおよび世界の映画制作陣とVikram Chandraの大ヒット小説を映像化できることをうれしく思っています」とコメントしている。


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(翻訳:Nakabayashi)

Facebookでは投稿にビデオでコメントできるようになった

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今日(米国時間6/9)、Facebookは360 Photosと並んでビデオによるコメント機能をスタートさせた。これはオンライン・ビデオの生成、投稿が驚くべきスピードで成長し、さらに拡大中であることへの対応だ。

2020年までにインターネットのビデオは全トラフィックの 82%を占めるようになるとCisco Visual Networking Indexは予測している。

ソーシャルメディアのプラットフォームとしては、ビデオ・コメントの導入によってFacebookはSnapchatに追いつこうとしているといえる(Snapchatは1日当たりビデオ視聴時間でFacebookの先を行っていた)。2016年のインターネットのトレンドについてのメアリー・ミーカーの詳細なレポートにもあるとおり、2016年第1四半期におけるソーシャルメディアのビデオ利用ではSnapchatはFacebookよりも成長が著しかった。

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Facebookのブログによれば、ビデオ・コメント機能はFacebookの第50回ハッカソンで開発されたという。

ビデオ・コメントとなる機能を開発したプログラマーのチームは、 Bob BaldwinとHermes Piqueをリーダーとし、、Sameer MadanがiOS、Muhammed Ibrahimがウェブ版 、Billy NgがAndroid版を担当したという。

Baldwinは以前、FacebookハッカソンでユーザーがFacebookのコメントに写真やスタンプを含める機能を開発したチームのリーダーだった。

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ALS治療の資金集めに大勢が氷水を浴びる写真をアップして反響を呼んだアイスバケツ・チャレンジだが、もしコメントにビデオを投稿することが可能だったら。、おそらくは世界でもっとも長いコメント・スレッドになっていたことだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ユーザー主導の音楽ビデオサービスMusical.lyがライブストリーミングのlive.lyをローンチ

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Musical.lyが音楽ビデオの枠を超えて、ユーザーがビデオをライブストリーミングできるプラットホームlive.lyをローンチした。ユーザーはlive.lyアプリを使ってブロードキャストができ、友だちなどはそれを、musical.lyで見る(視る)ことができる。

昨年ローンチしたmusical.lyは急成長が続いていて、今ではこの地球上の約8000万人のティーンが利用している。このアプリを使うと音楽ビデオを簡単に作れるし、またRihannaやMeghan Trainorといった人気アーチストの曲に自分の声をダビングすることもできる。

そして、live.lyが加わったことによって、“録画した(された)ビデオ”だけがコンテンツではなくなった。ライブのストリーミングはFacebookがFacebook Liveをローンチし、またTwitterのPeriscopeの絶えざる進化により、人気が爆発している。Musical.lyもこのトレンドに乗って、ライブビデオのビジネスでも強力なプレーヤーになりたいのだ。

musical.lyは最初、‘口パク’サービスとしてティーンたちの人気アプリになった。でも副CEOのAlex Zhuによると、やがて人びとは“自分たちが予想もしなかったやり方でmusical.lyを利用するようになった”。コメディや動物のビデオなど、音楽以外の利用が増えたためlive.lyは、そういう多様なビデオを軸に、ユーザーが互いにリアルタイムで対話する手段になるだろう、と彼は期待している。

live.lyはすでに一部のユーザーに提供されているが、数週間後には全ユーザーが利用できるようになる。

Musical.lyは、数年前にSnapchatが大人気になって以来初めての、急成長のソーシャルネットワークの一つだ。

本誌TechCrunchは、この上海生まれの企業の巨額の資金調達について報じたが、そのときの評価額は約5億ドルで、投資にはGGV CapitalやGreylockなどが参加した。

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

YouTubeがDaydreamプラットホーム用の専用VRアプリYouTube VRを披露、Cardboardコンテンツは過去のものに

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Googleは昨年から徐々に、YouTubeに仮想現実(virtual reality, VR)を目指した機能を導入してきた。360度のビデオフォーマット、立体ビデオ、3Dオーディオ、それにGoogle Cardboardの広範なサポート、などなど。

今日(米国時間5/19)はそのYouTubeが、“VRビデオの世界最大のコレクション”と名乗りを上げ、今後のDaydream対応スマートフォン向けの、完全にVRを主役とするデザインを披露した。

また同社のブログ記事では、NBA, BuzzFeed, Tastemadeなどとのパートナーシップが発表され、彼らと共同で“仮想環境における新しいストーリー提示方法を探求し、クリエイターと視聴者がVRビデオで対話していくための、有意義な教訓を提供していきたい”、とぶちあげた。

YouTubeの発表ではさらに同社は、そのJump VRカメラの事業をロサンゼルスとニューヨークのYouTube Spacesに持ち込み、さらに世界各地でもその事業を展開して、多くのコンテンツクリエイターたちがVRの制作を始められるようにする。

Google Cardboardの場合はどちらかというとVRよりもモバイル優先で、このヘッドセットの先端にスマートフォンを挿入して、その画面上でCardboardアプリからコンテンツを見るのだった。しかしDaydreamはいわばVR専用機だから、それに対応するYouTubeもまったく新しい設計/デザインになる。

そのYouTube VRアプリはまだ詳細が不明だが、とにかくそれは完全なVRで、ユーザーにはプレイリストや音声による検索/発見機能が提供されるようだ。

VRでどうやってユーザーがテキストを入力するのか、それとも検索はYouTubeだけでなく、Daydreamの全体的なインタフェイスとして音声のみにするのか、どっちだろう。I/OカンファレンスでGoogleが見せた参考設計のコントローラーでは、画面上のアイテムをレーザーポインターのようなものでセレクトする。テキストも、文字をそうやってセレクトしながら入力するのだろうが、分かりやすい反面、面倒だね。

YouTubeが今回、寛大にも見せてくれた唯一のスクリーンショットでは、ビデオ再生中のポーズ画面が、ナビゲーションをコントロールするインタフェイスになるようだ。Daydreamのユーザー体験は、Gear VRなどそのほかのモバイルVRヘッドセットのナビゲーション方式とは、かなり違うものになりそうだ。

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YouTubeでビデオを友だち等と共有するときチャット〜メッセージングができるようになった

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YouTubeがメッセージングアプリになったの? でも、いいじゃない! 今やどんなアプリでもやってるわ。YouTubeからの今週の発表では、今モバイルアプリの一部のユーザーを対象に、家族や友だちとビデオを容易に共有できる機能をテスト中である。このビデオ共有機能では、アプリにチャットを開始できるタブがある、と同社は言っている。

今すでにYouTubeユーザーの多くがSMSやiMessageなどのメッセージングサービスを使ってビデオを共有しているから、それがYouTube本体から簡単にできるのは良いことだ。YouTubeとしても、それによってアプリのユーザー数を増やし、またモバイル上でのYouTubeへの滞留時間を増やしたいだろう。

YouTubeがモバイルで苦戦している、という意味ではない。それどころかモバイルからのYouTubeの利用は年々増えており、モバイルの平均視聴時間は40分に延びている。18歳から49歳という中心的な年齢層の視聴者数は、合衆国最大のケーブルテレビネットワークよりも多い、と同社は豪語している

このメッセンジャー機能はまだベータテスト中で、全ユーザーが使えるわけではない。しかしテストはiOSとAndroidの両方で行われていて、しかも、テスターからビデオの共有とチャットをもらったユーザーも、その共有/チャット機能を使えるようになる。

だからチャット的なインタビューでビデオの共有をもらった友だちは、自分のビデオを送ったり、あるいは絵文字を使って返信できる。

今YouTubeはサービスの本質を、単純にユーザー生成コンテンツを置く場所から、オリジナル連続番組やムービーオフラインでも聴ける音楽eスポーツ子ども向けビデオなどなどへと多様化しつつある。

そして今回のメッセンジャー機能は、これまでもけっこうSNS的であったYouTubeを、さらにSN化しようとしている。同社は最近の重要なトレンド、すなわちソーシャル的振る舞いの多くがソーシャルメディアよりもメッセージングで行われていることに、気づいているのだ。一方Amazonは最近、YouTube的なサービスAmazon Video Directを立ち上げたから、YouTubeとしてはそれにも対抗しなければならない。

メッセージング機能の一般供用の日程を、YouTubeはまだ発表していない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Amazon、AMD(Amazon Video Direct)でユーザー投稿ビデオ市場を立ち上げ―大手メディア企業多数が参加

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Amazonがユーザー生成ビデオ市場でも独自のサービスをスタートさせたことが明らかになった。今朝(米国時間5/10)のAmazonが突如発表したAmazon Video Directgは、クリエーターがビデオをAmazonのプライム・ビデオにアップロードし、ストリーミング時間に応じたロイヤルティーを受け取れるというものだ。

クリエーターの収益化にはいつくつかのオプションが用意されており、買い切り、レンタル、広告入り、無料などが選べる。また一連のビデオをパッケージしてプライムビデオに付加される有料チャンネルとすることもできる。このアドオン・サブスクリプションのシステムを利用するためにはストリーミング・パートナー・プログラムに参加することが必要で、Amazonでは大手のビデオ製作企業を念頭に置いている。

クリエーターにとってはAmazonプライムの巨大なユーザーベースが魅力的だろう。、手続き上の面倒が少ないセルフ・サービスで「何千万ものプライム・ビデオ会員にリーチできる」とAmazonは指摘している。

Amazonのプライム会員の大部分はすでにプライム・ビデオを利用している。なんといってもプライム会員になるだけでNetflixに匹敵するビデオが無料で見られるというのは有利だ。コンテンツにはキー局のテレビ番組に加えてハリウッド映画のヒット作、Amazon製作のオリジナル作品も含まれている。

Amazonによれば、クリエーターは登録した作品が視聴可能な地域もコントロールもできるようになるという。現在プライム・ビデオが利用可能な地域はアメリカ、ドイツ、オーストリア、イギリス、それに日本だ。

アップロードされたビデオはAmazonのビデオが利用できる地域ならいつでも繰り返し再生できる。これにはAmazonのFire TVに加えてiOS、Android、デスクトップ、ゲーム専用機、インタネット接続テレビなどのデバイスが含まれる。

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他のビデオ・サービスと同様、クリエーターは視聴統計を入手してパフォーマンスをチェックすることができる。ローンチの時点ではタイトルが視聴された延べ時間、推定される売上、ロイヤルティーの支払履歴、サブスクリプション登録者数などだ。この統計にもとづいてクリエーターは効果をアップさせるための各種調整が行えるとAmazonは述べている。

エンタテインメント業界誌の大手、Varietyによると、ビデオのロイヤルティーについては、売り切り、レンタル、サブスクリプションともにAmazonが売上の50%を得るという。プライム・ビデオでストリーミングされた場合、アメリカでは1時間ごとに15セント、アメリカ以外の地域では1時間6セントがクリエーターに支払われるようだ。ただし年額7万5000ドルが上限となる。

新しいビデオ・サービスは頭文字を取ってAVDと略称される。Amazonでは新プラットフォームのプロモーションのためにAVD Starsというユニークはシステムをスタートさせる。AVD Starsプログラムには毎月100万ドルの賞金が投じられ、視聴時間に応じてクリエーターに与えられる。Amazonは賞金をAVDタイトルのトップ100本に配分するようだ。AVDプロモーション・プログラムは今日すでにスタートしている。登録したクリエーターに対する最初の賞金配分は6月1日から30日までの実績に応じるものされる。

Amazonは新プログラムへの大手企業の参加者として、 Conde Nast Entertainment、HowStuffWorks、Samuel Goldwyn Films、The Guardian、Mashable、Mattel、StyleHaul、Kin Community、Jash、Business Insider、Machinima、TYT Network、Baby Einstein、CJ Entertainment America、Xive TV、Synergetic Distribution、Kino Nation,Journeyman Pictures、Pro Guitar Lessonsの各社を挙げている。

こうしたパートナー企業の顔ぶれを見てわかることは、YouTubeが多数の一般ユーザーの日常的なビデオのアップロードをメインとしているのに対して、AMDはメディア系大企業やMCN(マルチチャンネル・ネットワーク)などの本格的なビデオ・クリエーターを主な対象としているということだ。AMDのライバルはYouTubeよりむしろVimeoのようなサービスかもしれない。

なおAmazonでは最近、プライム会員のメンバーシップとは別に、月額8.99ドルの会費でプライム・ビデオだけを独立のサービスとして申し込めるようにしている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

リアルタイムビデオでソーシャルネットワーキングできるPeriscopeがドローンからの映像送信も可能に

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[筆者: Stefan Etienne]
一年余り前にTwitterが買収した、(主に個人が使う)ライブビデオストリーミングサービスPeriscopeが、最新のアップデートでドローンへの対応と、検索機能と、ライブのストリームを保存する機能を加えた。友だちと一瞬を共有し*、ライブのストリーム上のコメントで対話する、という単純素朴なソーシャルネットワークが、今大きく進化しようとしているようだ。〔*: リアルタイムの自撮りビデオが多い。〕

保存機能は、単純明快だ。ストリームを開始するとき”#save”とタイプすれば、ストリーミングしたビデオが保存されて、あとで利用できる。

ドローンやGoProのカメラとの統合は、アプリでカメラと接続するだけだ。ブロードキャストしながら、スマホの前/後カメラ、GoProカメラ、ドローンと、‘放送’を切り替える芸当もできる。

ビデオにナレーションやスケッチを加えることもできるから、あの動物ドキュメンタリーの名手David Attenboroughのような人が、今後はPeriscope上に何人も登場するだろう。

PeriscopeのCEOで協同ファウンダーのKayvon Beykpourが、今回のアップデートについてこう言っている:

“Periscopeを立ち上げた同時は、個人がライブビデオをやる風習がまだなかった。われわれはその体験を、送信者にとってできるかぎり楽しくて安全なものにしようと努力した。そのための方法の一つが、コンテンツを短命にすることだった。でもそんな時代はすぐに去り、コミュニティはビデオの保存を求めるようになった。われわれはそれを、Periscopeらしいやり方で実現した。つまり、すべてのコントロールを送信者の手中に委(ゆだ)ねた”。

これは、本物のライブのソーシャルネットワークへ向かう大進化だ。地上のスマートフォンからでも、空中のドローンからでも‘実況’できるし、オーディエンスと共有して対話もできるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

アニメGIFをさらにおもしろくするgifs.comのビデオ変換ツールがバージョンアップ

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あのgifyoutube.comのチームが帰ってきた。しばらくはgifs.comの一部だったが、彼らの新しいツールはいろんなビデオフォーマットをGIFに換えるだけでなく、ぼかし、ステッカー、色調を変えるなど、いろんな機能が加わっている。

数年前に最初のバージョンを本誌が取り上げたときは、特殊なURLを使ってYouTubeのビデオを変換していた。今のバージョンの方が、断然使いやすい。

ニュースというよりも“おもしろ情報”の部類だけど、このツールはハーバードをドロップアウトした二人(O’Reilly兄弟)の作品にしては悪くない。と、まあ、ぼくは思うけどね。

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[出典: ProductHunt]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

GoProのビデオ編集が便利になる―モバイル・アプリ2種類を発表

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GoProはモバイルにますます力を入れている。今日(米国時間5/3)、GoProは新しいモバイル・アプリを2種類発表した。一つはGoPro風の動画を自動的に作成する。もうひとつはユーザーがGoProビデオを簡単に編集できるようにする。両方とも無料で、GoProのユーザーにとって非常に便利なアプリだ。これらのアプリはGoProばかりでなくスマートフォンのカメラで撮影したビデオも編集できる

ただしまったく新規に開発されたアプリというわけではない。今年の2月末にGoProはStupeflixとVemoryというビデオ編集アプリ開発のスタートアップを合計1億500万ドルで買収している。GoProはアプリにアップデートを加えて今回再リリースするが、機能は実質的に買収以前とほとんど同じだ。 QuikはAndroidとiOSの両方のバージョンがあるが、SpliceはiOS向けのみとなる。

Quik〔以前のReplay〕はデバイスをスキャンしてビデオ・クリップを自動的に作成し、その過程でビデオや写真を音楽と同期させる。Splice〔以前と同名〕はGoProビデオをきめ細かくコントロールできる。GoProはプレスリリースで「Spliceを使えば、字幕、ワイプなどシーンの切り替え、トリミング、スローモーションなどの特殊効果などを追加し、誰でもほんの数分でプロ級のビデオ・クリップを作れる。Spliceには自由に使える音楽ライブラリーも用意されている」と述べた。

GoProはずっと以前からモバイル向けの本格的なビデオ編集機能を必要としていた。今回リリースされるアプリはこの問題を解決することが狙いだが、いささか立ち遅れ気味かもしれない。GoProは編集アプリの存在をこれからプロモーションしなければならない。もちろんプロモーションが効果を上げれば、抽斗の奥で埃をかぶっていたGoProを取り出し新しいビデオを撮影しようと考えるGoProユーザーも出てくるだろう。

〔日本版〕GoProはSpliceの紹介ビデオを昨日YouTubeで公開した。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

YouTubeが長さ6秒のバンパー広告を導入、ビデオ広告の俳句だとさ

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YouTubeが今日(米国時間4/26)発表した広告形式は、とにかく短いことが特徴だ。

ブログ記事でプロダクトマネージャーのZach Lupeiが、YouTubeはスマートフォンでビデオを見る場合に適した広告形式を探していた、と述べている。そして作られたのが、バンパー広告(Bumper ads)、長さが6秒しかないビデオ広告だ。

とても短い広告(コマーシャル)は、前からある。短いバンパービデオをどなたもテレビで見たことがあると思うが、それをヒントにしている。今は、オンラインビデオの多くがとても短くなっているから、広告もそれに合わせるべきだ。30秒のプリロールでコマーシャルが1分もあるのは、困りものだね。

ただしYouTubeの考え方では、この形式が既存の広告形式をリプレースするのではなく、新しく加わるのだ。アドバタイザーは前と同じく、長いビデオを主に使う広告キャンペーンを展開するが、そこに短いバンパー広告を加えて、到達視聴者数を増やす。とても短い広告だから、スキップもできない。

たとえばAtlantic Recordsはバンパーを使ってRudimentalのセカンドアルバムをプロモートしているが、各バンパーがゲストミュージシャンを一人々々紹介している。一方Audi Germanyは、長いビデオ短く切った小片を使っている

“バンパー広告はビデオ広告の‘俳句’だと考えたい。クリエイティブの人たちから、どんな名作が生まれるか、今から楽しみだ”、とLupeiは書いている。アドバタイザーたちが一般的に利用できるのは、5月からだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

安定した自撮りができるミニ・ドローン・カメラのHover、2500万ドルを調達して開発を加速

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通常のドローン・カメラで自分や友達のアップを撮ろうとした経験があれば、それはほとんど不可能だとわかったことと思う。

この問題を解決するために中国に本拠を置く Zero Zero Roboticsは2500万ドルの資金を調達して超小型の自動飛行ドローン・カメラ、Hoverの開発に取り組んでいる。IDGがシリーズAラウンドで2300万ドルを投資し、金額としては大部分を占めた。この他に中国のGSR VenturesZhenFund、ZUIGが加わっている。

今回のラウンドは同社として初の公開資金調達だったが、Zero Zeroは2014年から約70人のチームで自動飛行ミニ・ドローンの開発をスタートさせている。Hoverは最初の製品だが、Zero Zeroでは同じテクノロジーを用いた各種のドローンを開発する計画だ。

Hoverは1300万画素で4Kビデオ対応のカメラと多機能のソフトウェアを搭載しており、ほとんどユーザーの介入なしでさまざまなビデオが撮影できるという。

このドローンには他のもっと大型のドローン・カメラに見られるジンバル機構を備えていない。しかしZero Zeroでは独自の手ブレ防止ソフトによってビデオ画像は十分に安定化されるとしている。

振動キャンセルソフトの他にもHoverには多くのカスタム・ソフトが搭載されており、これまでにドローンを使ったことのない初心者でも容易に飛行させることができる。ソフトには空中の1点でホバリングする機能に加えて顔認識、顔追随、360度パノラマ撮影などの能力がある。

Hoverはきわめて軽量で折り畳むことができる。畳んだ状態の外観はホビー用のルーターにそっくりだ。

実際、重量はわずか240gなのでFAAに登録する必要がない。このことはFAAにドローンを登録した経験があるホビイストにはあまり関係ないが、ドローンにもFAAへの登録手続きにも不慣れな一般ユーザーには大きな魅力となるかもしれない。

Hoverはこの夏出荷の予定で、われわれはデモ機が入手でき次第テスト・レポートをお届けする予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

YouTube、iOSとAndroidのアプリで「あなたへのおすすめ」を全面アップデート

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次にiOSAndroidスマートフォンでYouTubeアプリを開くと、ホームページが改良されているのに気づくだろう。

これまでYouTubeは「あなたへおすすめ」動画を多数のサムネールのリスト形式で表示してきた。 その後にさらにユーザーが最近再生したビデオと興味を持つテーマに沿った短いリストが続く。

新しいモバイル・アプリではすべての「おすすめ」ビデオが単一のフィードに統合され、その分サムネールは大きくなっている(大きすぎてスクロールしなければサムネールは2つぐらいしか表示されないかもしれない)。この変更により、「あなたへのおすすめ」は「急上昇」のタブとほぼ同一のデザインとなった。

YouTubeのプロダクト・マネジメント担当副社長、Johanna Wrightは私の取材に対して、「YouTubeはこれまで単一のリスト形式をテストしてきた。これは推薦アルゴリズムの改良をベースとしている。数週間にわたって一部のユーザーを対象に実験した結果、視聴したビデオの本数、滞在時間が増える傾向が確認できた」と語った。

Wrghtによれば、「数多くの改良を加えた結果〔推薦の精度が〕大きく改良されたので従来のようなグループ分けを廃止し、単一フィードに切り替えた。テストによれば、ユーザーは新しいデザインを好んでいる。YouTubeはきわめてデータ志向が強いチームであり、ユーザー体験の改良はすべてA/Bテストにもとづいている」という。

これに加えてWrightは、 Googleの新しい推薦アルゴリズムは、深層ニューラルネットワーク学習を基礎としており、1時間以内にアップロードされた最新のビデオも推薦の対象とすることができるなどリアルタイム性に優れているという。

「YouTubeが好みをよく理解しているということをユーザーに伝えたい」とWrightは言う。つまり新しいUIになって表示される「おすすめ」ビデオの数は多少減ったかもしれないが、いっそうユーザーの関心により正確に合致するようになっているはずだとYouTubeは期待している。新システムの「おすすめ」にはすでに登録しているチャンネルに最近アップロードされたビデオも表示される。これがYouTubeのクリエーターに影響があるかどうかも注目だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+